JP2014018366A - トロッカーカテーテル、これに用いられる外套カテーテル、及び内針 - Google Patents

トロッカーカテーテル、これに用いられる外套カテーテル、及び内針 Download PDF

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Abstract

【課題】排液・排気性に優れたトロッカーカテーテル、外套カテーテル、及び内針を提供する。
【解決手段】外套カテーテルと、外套カテーテル内に挿通される内針と、外套カテーテルの排液部4と、先端側に連結される集液部8を備える。集液部8は、隔壁によって仕切られた複数の流路12a、12bを有し、主流路12a及び副流路12bで構成されるとともに排液部4の内部空間と連通し、主流路12aの軸方向の端部は、集液部8の先端に形成された先端開口部71を介して外部に開口し、副流路12bの軸方向の端部は、集液部8の内部において終端するとともに、副流路12bは、集液部8の外周面に形成された周面開口13bを介して径方向へ外部に開口しており、内針は、集液部8の先端開口71から突出するように収容される主内針と、副流路に挿入される副内針と、を備え、少なくとも先端側が互いに離間可能に束ねられた状態で保持されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、トロッカーカテーテル、これに用いられる外套カテーテル、及び内針に関する。
医療分野においてドレナージとは排液のことであり、血液・膿・滲出液・消火液・空気等を患者の体外に排出させるものである。ドレナージのために挿入する医療用チューブをドレーンカテーテルといい、診療科によって、種々のドレーンカテーテルが利用されている。特に、内針と外套カテーテルとを組合せたドレーンカテーテルは、通称トロッカーカテーテルと呼ばれ、先端部に側孔を有する外套カテーテルに内針を組合せたものが一般的に使用されている。このトロッカーカテーテルは体内に穿刺した後、内針を抜去して外套カテーテルのみを体内に留置し、連続的に体液等を排出させるために使用される。
特開2002−272755号公報 特公平2−17185号公報 特開2009−247766号公報
しかしながら、従来のトロッカーカテーテルでは、側孔及び先端孔によって吸引がなされるため、軟部組織である臓器等を吸引してしまい、これが側孔等に密着することがあった。これにより、排液、排気等ができなくなり、カテーテルの抜去、再挿入等をしなければならない等の問題があった。その結果、患者への侵襲ならびに術者への負担が生じるおそれがあった。(例えば、特許文献1参照)
また、創部用のドレーンカテーテルにおいては上記密着による排液トラブルを解消するために、基端側部分が円筒状に形成され、患者の創部に留置される集液部が中心軸を挟んで区分けされた複数の流路に形成されたものが提案されている。この創部用のドレーンカテーテルの集液部には、各流路を形成する壁部のうちの外周部分をそれぞれ切り欠くことによってスリットが形成されている。このようなスリットを設けると、創部用ドレーンカテーテルの開口部が大きくなるため、効率的に排液を吸引することができる(例えば、特許文献2、3参照)
しかしながら、上記の創部用ドレーンカテーテルの形状は構造的に従来からトロッカーカテーテルに利用されている単純な内針と組合せることができず、トロッカーカテーテルとしては利用できないという問題があった。本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、排液・排気性に優れたトロッカーカテーテル、これに用いられる外套カテーテル、及び内針を提供することを目的とする。
本発明に係るトロッカーカテーテルは、外套カテーテルと、前記外套カテーテル内に挿通される内針と、を備え、前記外套カテーテルは、筒状の排液部と、前記排液部の先端側に連結される筒状の集液部と、を備え、前記集液部は、断面において隔壁によって仕切られた複数の流路を有し、前記複数の流路は、少なくとも一つの主流路及び少なくとも一つの副流路で構成されるとともに、当該主流路及び副流路はともに前記排液部の内部空間と連通し、前記各主流路の軸方向の端部は、前記集液部の先端に形成された先端開口部を介して外部に開口し、前記各副流路の軸方向の端部は、前記集液部の内部において終端するとともに、当該副流路の少なくとも一つは、前記集液部の外周面に形成された周面開口を介して径方向へ外部に開口しており、前記内針は、前記各主流路に挿入され、前記集液部の先端開口から突出するように収容される少なくとも一つの主内針と、前記各副流路に挿入される少なくとも一つの副内針と、を備え、前記主内針及び副内針は、少なくとも先端側が互いに離間可能に束ねられた状態で保持されている。
この構成によれば、外套カテーテルの集液部に複数の流路を形成するとともに、内針には各流路に挿入される主内針及び副内針を設けている。そのため、従来の創部用ドレーンカテーテルと内針とを組み合わせたトロッカーカテーテルを提供することができる。特に、主内針及び副内針は、少なくとも先端側が互いに離間可能に束ねられた状態で保持されているため、これらを外套カテーテルの複数の流路に個別に挿入することができる。また、内針を上記のように複数の針で構成することで、内針全体の強度を向上することができる。そのため、内針が挿入された外套カテーテルの強度を向上することができ、外套カテーテルを体内に挿入する際に、折れ曲がりなどによって挿入が困難になる事態を防止することができる。
上記周面開口は、種々の形状にすることができるが、例えば、集液部の軸方向に沿って延びるスリット状に形成することができる。これにより、吸引面積を拡大することができる。
上記いずれかのトロッカーカテーテルにおいて、副流路の先端は、周面開口よりも先端側に配置することができる。このように構成したとき、副内針を副流路の先端まで挿入すれば、副内針の先端は、周面開口から露出しない。そのため、カテーテルの貯留中に、副内針が周面開口から外部に突出するのを防止することができる。
上記いずれかのトロッカーカテーテルにおいて、主流路,副流路、主内針、及び副内針の数は特には限定されないが、例えば、主流路及び主内針を1個ずつ設けるとともに、副流路及び副内針を2〜4個ずつ設け、各副流路を周面開口を介して外部に開口することができる。
上記いずれかのトロッカーカテーテルにおいて、外套カテーテルの排液部の内壁面は、断面において、内針の外形に対応するように形成することができる。これにより、外套カテーテル内に内針を挿入する際に、外套カテーテルに対して内針が軸周り方向に回転することを防止できる。そのため、内針を挿入するときに、主内針及び副内針を、それぞれ対応する流路に確実に挿入することができる。
上記いずれかのトロッカーカテーテルにおいては、外套カテーテルの外周面あるいは内周面に、主流路または副流路に沿って軸方向に延びる線状の目印を設けることができる。これより、外套カテーテルに内針を挿入する際に、上記目印を基準として、主内針または副内針を外套カテーテルの対応する流路に正確に挿入することができる。
また、上記いずれかのトロッカーカテーテルにおいては、外套カテーテルの基端部と、内針の基端部とを着脱自在に連結する連結機構をさらに設けることができる。これにより、内針と外套カテーテルが脱着可能に一体化するため、内針が外套カテーテルに対して長手方向にずれるのを防止することができる。
本発明に係る外套カテーテルは、少なくとも一つの主内針と少なくとも一つの副内針とを有し少なくとも先端側が互いに離間可能に束ねられた状態で保持されている内針が、挿入される外套カテーテルであって、筒状の排液部と、前記排液部の先端側に連結される筒状の集液部と、を備え、前記集液部は、断面において隔壁によって仕切られた複数の流路を有し、前記複数の流路は、少なくとも一つの主流路及び少なくとも一つの副流路で構成されるとともに、当該主流路及び副流路はともに前記排液部の内部空間と連通し、前記各主流路の軸方向の端部は、前記集液部の先端に形成された先端開口部を介して外部に開口し、前記各副流路の軸方向の端部は、前記集液部の内部において終端するとともに、当該副流路の少なくとも一つは、前記集液部の外周面に形成された周面開口を介して径方向へ外部に開口しており、前記各主内針が、前記各主流路に挿入され、前記集液部の先端開口から突出するように収容されるとともに、前記各副内針が、前記各副流路に挿入されるように構成されている。
本発明に係る内針は、筒状の排液部と前記排液部の先端側に連結される筒状の集液部と、を備え、前記集液部は、断面において隔壁によって仕切られた複数の流路を有し、前記複数の流路は、少なくとも一つの主流路及び少なくとも一つの第2流路で構成されるとともに、当該主流路及び副流路はともに前記排液部の内部空間と連通し、前記各主流路の軸方向の端部は、前記集液部の先端に形成された先端開口部を介して外部に開口し、前記各副流路の軸方向の端部は、前記集液部の内部において終端するとともに、当該副流路の少なくとも一つは、前記集液部の外周面に形成された周面開口を介して径方向へ外部に開口するように、構成された外套カテーテルに、挿入される内針であって、前記各主流路に挿入され、前記集液部の先端開口から突出するように収容される少なくとも一つの主内針と、前記各副流路に挿入される少なくとも一つの副内針と、を備え、記主内針及び副内針は、少なくとも先端側が互いに離間可能に束ねられた状態で保持されている。
本発明によれば、排液・排気性を向上することができる。
本発明のトロッカーカテーテルの一実施形態を示す斜視図である。 本発明に用いられる外套カテーテルの一例の全体図を示す概略図である。 図2におけるA−A線断面図である。 図2におけるB−B線断面図である。 図2におけるC−D線断面図である。 本発明に用いられる内針の一例の全体図を示す概略図である。 図6におけるD−D線断面図である。 図2に対応する外套カテーテルと内針との位置関係を示す断面図である。 図4に対応する外套カテーテルと内針との位置関係を示す断面図である。 本発明のトロッカーカテーテルに係る他の例を示す断面図である。
以下、本発明に係るトロッカーカテーテルの一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は本実施形態に係るトロッカーカテーテルの斜視図、図2はこのトロッカーカテーテルの一部を構成する外套カテーテルの側面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は図2のB−B線断面図、図5は図2のC−C線断面図である。なお、以下の説明では、図2における左側を先端側または前側、右側を基端側または後側と称し、これを基準に他の図面の説明も行うこととする。また、外套カテーテルの断面の中心を通る線を軸心Xとする。
図1に示すように、このトロッカーカテーテル1は、筒状に形成された外套カテーテル2と、この外套カテーテル2の内部に収容される内針13とを備えている。まず、外套カテーテル2から説明する。図2〜図5に示すように、外套カテーテル2は、外周部分が略円周状に形成された、長尺状に延びる成形体から構成されている。具体的には、図2に示すように、基端側から先端側へ向かって連結されたハブ3、排液部4、移行部5、スリット部6、及び先端部7によって構成されている。これらの部材の接合は接着、熱融着などにより行われる。また、先端部7とスリット部6とを合わせて集液部8と称することがある。以下、各部位について説明する。
ハブ3は、外套カテーテル2の最後尾に設けられており、硬質の樹脂材料によって円筒状に形成されている。そして、ハブ3の基端部側は、後述する内針13の基端部と着脱可能に連結されるようになっている。具体的には、ハブ3の後端部の周縁部には、軸心Xを挟んで径方向外方に突出する一対の突起3aが形成されている。そして、この突起3aが、後述するように、内針13の基端部に形成された雌ねじにねじ込まれるようになっている。
ハブ3の先端側には筒状の排液部4が取り付けられている。排液部4は、透明の可撓性のある樹脂材料で形成され、外套カテーテル2の大部分の長さを占めている。図3に示すように、排液部4の内部空間10の断面形状は円形となっている。そして、この排液部4の先端側の端部には、移行部5を介して集液部8が連結されている。集液部8は、スリット部6と、その先端に連結された先端部7とで構成されており、透明又は白などに着色された可撓性のある樹脂材料で形成されている。スリット部6は筒状に形成され、図4に示すように、その外周面11aには、内部と連通する2つのスリット13a,13bが形成されている。各スリット13a,13bは、軸方向に延びるとともに、周方向に所定の間隔をおいて形成されている。なお、スリットの数は特に限定されるものではないが、スリットの数が多くなると分岐する流路の数が増加し、その結果として同径の場合、流路が狭くなる。そのため、後述するように、組合せる主内針、副内針が細くなり内針の強度が低下し体内へ挿入し難くなる。したがって、スリットの数は、2〜6が好ましく、2〜4であることがさらに好ましく、2とすることが特に好ましい。
なお、移行部5は、排液部4とスリット部6との間に配置されて両者を連結するためものであり、排液部4とスリット部6とは同種または異なる樹脂材料等の部材で構成されている。例えば、排液部4の内部空間10と対応する内腔、及びスリット部6の各流路12a〜12cに対応する内腔のうち、少なくとも一方を有するように構成することができる。但し、排液部4とスリット部6を直接連結できる場合には、移行部5は特には不要である。本実施形態に係る移行部の長さは0mm〜20mmがよく、好ましくは0mm〜10mmよく、さらに好ましくは0mm〜5mmがよい(0mmとは、移行部を設けない場合を意味する)。
図4に示すように、スリット部6は、排液部4とほぼ同じ外径の外周面11aを有しており、その内部は、図5に示すように、3つの隔壁11b,11c,11dによって仕切られ、軸方向に延びる3つの流路を有している。より詳細には、3つの隔壁、つまり第1,第2及び第3隔壁11b,11c,11dは、スリット部6の軸心Xから径方向外方に延び、スリット部6の内壁面に連結されている。各隔壁11b,11c,11dは約120度の角度をなして連結されており、これによって、スリット部6の内部には、ほぼ同等の大きさの断面扇形の3つの流路が形成されている。以下、これらを第1,第2及び第3流路12a,12b,12cと称することとする。また、これら3つの流路12a,12b,12cは、排液部4の内部空間10と連通している。そして、これら3つの流路12a,12b,12cのうち、第1及び第2流路12a,12bに対応するスリット部6の外周面11aに、上述したスリット13a,13bがそれぞれ形成されている。
そして、スリット部6の先端側には、テーパーが形成された筒状の先端部7が一体的に形成されている。スリット部6に形成されたスリット13a,13bは、スリット部6の先端側付近で終端しているが、図2及び図5に示すように、3つの流路12a,12b,12cは先端部7の内部まで延びている。そして、3つの流路のうち、第1流路12aは、先端部7の先端に形成された先端口71に連通し、外部に開放されている。一方、第2及び第3流路12b,12cは、先端部7の内部で終端しており、外部には開放していない。そして、これら第2及び第3流路12b,12cの先端には、後述する内針13の副内針15の先端が係止するようになっている。なお、図2に示すように、第2及び第3流路12b,12cの先端は、スリット13a,13bの先端よりも前方にあるため、後述する副内針15の先端は、スリット13a,13bから露出しない。すなわち、第2及び第3の流路12b,12cの先端は、ポケット状に形成されている。そして、先端部7において、第2及び第3流路12b,12cの先端よりも前側にテーパーが形成され、先端に行く何したがって細くなっている。こうして細くなった先端部7の端部に、上述した第1流路12aが開放する先端開口71が形成されている。なお、体内への挿入性を向上させるために、この先端部7の先端に排液部4やスリット部6の材質よりも硬い先端ハードチップを接合してもよい(図示省略)。
また、図2及び図3に示すように、外套カテーテル2の排液部4から集液部8の外周面あるいは内壁面には、X線を通さない不透過性材料からなる線状の目印9が設けられている。この目印9は、軸方向に沿って延びており、集液部4の第1流路12aの位置を認識するために利用されるほか、外套カテーテル2を患者の体内に留置したときにX線照射により所定の確認操作を行う際に造影用の目印としても利用される。なお、この目印9は排液部4から先端部7の範囲あるいは排液部4に設けることで集液部8の流路を認識することができる。目印9を外套カテーテル2の内壁面に設ける場合には、外部から視認できるようにするため、その部分を透明の材料で形成しておく必要がある。
上述した外套カテーテル2の排液部4、移行部5及び集液部6の材質は、体内、特に血管内に留置して安全な弾性のある材料であればよい。そのような材料としては、例えば、ポリウレタン、シリコーン、ポリ塩化ビニル、ポリブタジエン、ポリアミド、エチレン-酢酸ビニル共重合体等を挙げることができるが、体外では硬度を保ち体内で柔軟性をもつ性質をもつポリウレタンを用いることが好ましい。
また、外套カテーテル2は、留置中に血液と接触して血栓が形成されるのを防ぐために、抗血栓処理が施されていてもよい。抗血栓処理はウロキナーゼ等のプラスミノーゲンアクチベーターを化学結合法により基材のカテーテル表面に固定化する方法(詳細は、特許第1406830号公報参照)、ヘパリン等の抗凝固因子をカテーテル表面に固定化する方法等様々な方法が開発されているが、特定の方法に限定されるものではない。また、抗血栓処理の範囲は生体内と接触する部分であれば、外套カテーテル2の内面、外面またはその両方であってもよい。
さらに、上記外套カテーテル2は、皮下組織または血管への挿入を容易にするために基材表面を親水性高分子化合物でコーティングするなどの潤滑性処理が施されているもの(例えば、特開平10−248919号公報参照)であってもよい。潤滑性処理する方法は多くの方法が開発されているが、特にどの方法を選択しても良い。また、潤滑性処理の範囲は人体に接触する部分、またはカテーテルを留置する用具等に接触する部分であれば特にどの部分であってもよい。
この外套カテーテルは種々の長さにすることができるが、例えば、全長約50〜500mm、好ましくは100〜300mmで外径が約1〜10mm、より好ましくは2〜6mm、更に好ましくは2〜4mmに設定することができる。また、先端側約20〜300mm、好ましくは25〜200、より好ましくは30〜100mm部である集液部8を除き、内径が外径の90%〜30%、好ましくは70%〜50%に設定された単管状の排液部4で構成されている。そして、その内部に図3に示したように、断面形状が円形の排液部側内腔10が形成されている。
続いて、内針13について、図6〜図8を参照しつつ説明する。図6は内針の斜視図、図7は図6の側面図、図8は図7のD−D線断面図である。図6〜図8に示すように、この内針13は、ステンレス鋼などで形成された主内針14と一対の副内針15とを備えている。また、主内針14と副内針15の基端部には、筒状の針基16が取り付けられており、主内針14と副内針15は針基16によって一体的に保持されている。具体的には、図8に示すように、主内針14と一対の副内針15とは、外周面同士が密着するように束ねられ、軸方向に延びている。このとき、一対の副内針15が接するように配置され、さらに両副内針15が主内針14に接するように配置されている。また、主内針14の内部には、軸方向に延びる流路が形成されているが、副内針15には内部空間がなく中実に形成されている。
針基16の外径は、主内針14と副内針15よりも大きく形成されており、この針基16の先端側には、円筒状のロックリング17が軸心周りに回転自在に取り付けられている。ロックリング17は、針基16の外周面を覆い、さらに主内針14と副内針15を覆うように配置されている。また、ロックリング17の内壁面には、雌ねじが形成されており、上述した外套カテーテル2のハブ3の突起3aが、ロックリング17の雌ねじに螺合するようになっている。なお、ロックリング17は、このように、内針13と外套カテーテル2とを脱着可能に固定するために利用するが、ロックリング17が装着されていない場合もある。
この内針13において、主内針14は副内針15よりも長く、先端が斜めに切り取られた鋭利な形状を有している。すなわち、主内針14は、先端側において、副内針15よりも延びており、例えば、約3〜20mm程度、好ましくは5〜15mm、更に好ましくは8〜12mmだけ、主内針14が副内針15よりも延びた形態にすることができる。但し、この長さは、特に限定されるものではなく、後述するように、副内針15の先端が収納される第2及び第3流路12b,12cとの位置関係で、適宜最適な長さを設定することができる。
副内針15の先端は、鋭利ではなく,平坦状または丸められた形状をなしている。また、図7に示すように、主内針14及び副内針15の先端部分においては、副内針15同士、及び両副内針15と主内針14とは固定されておらず、互いに離間できるように構成されている(非固定領域)。但し、この部分よりも基端部側においては、主内針14、副内針15は互いに離間しないように固定されている(非固定領域)。例えば、主内針14の先端から約60mmの位置から基部側において主内針14と副内針15は固定されるようにすることができる。この固定範囲はより長い方が弾性率が向上し挿入性が向上するため、できるだけ長いことが好ましいが、主内針及び副内針がそれぞれ流路に収容できるようにするため、非固定領域を排液部8の先端から基端側へ所定長さ、つまり排液部8の長さ+αだけ進んだ位置まで形成されることが好ましい。例えば、αの範囲は10〜100mmが好ましく、10〜50mmであることがさらに好ましく、10〜30mmであることが特に好ましい。
主内針14と副内針15はパイプあるいは棒状材を接着、溶接などして密着させるか、切削、レーザー加工などにより先端部のみ分岐しているような形状でもよい。また、内針13を構成する材料としてはステンレス鋼などの金属のほか、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等のプラスチックを用いることもできる。
次に、上記のように構成されたトロッカーカテーテルの使用方法について説明する。まず、外套カテーテル2に内針13を挿入する。このとき、内針13の主内針14が第1流路12aに収容され、主内針14の先端が外套カテーテル2の先端口71から突出するようにする。また、副内針15がそれぞれ第2及び第3流路12b,12cに収容されるようにする。このとき、外套カテーテル2と内針13との位置関係は図8及び図9のようになる。図8は図3に対応し、図9は図5に対応する。この状態で、外套カテーテル2のロックリング17を回転し、ハブ3の突起3aがロックリング17の雌ねじにねじ込む。こうして、図1に示すように、外套カテーテル2と内針13とを固定し,トロッカーカテーテル1とする。
次に、刺入部位に局所麻酔を行い皮膚に小切開を加えて、上記トロッカーカテーテル1を目的の深さまで挿入する。続いて、ロックリング17を回転させて、突起3aとの固定状態を解除する。この状態で、内針13を抜去し、ハブ3に吸引器具(図示せず)を接続する。そして、吸引器具を操作することにより、患者の胸腔内に生じる排液や気体を除去する。この場合、排液は第1流路12aやスリット13a、13bから吸引され、外套カテーテル2内を通過して吸引器具の貯留容器に吸い込まれる。
また、本実施形態では、外套カテーテル2の外周部11aにおける先端側流路12a,12bに対応する部分にそれぞれスリット13a,13bからも排液や気体を吸引することが出来る。これによって、外套カテーテルによる効果的な排液や気体の排出が可能になる。そして、スリットのない先端側流路12cを内針の主針が通る穴として利用でき、それ以外の流路12a,12bは内針の副針を通るルートとして利用できる。
以上のように、本実施形態によれば、外套カテーテル2の集液部8に複数の流路12a〜12cを形成するとともに、内針13には各流路12a〜12cに挿入される主内針14及び副内針15を設けている。そのため、従来の創部用ドレーンカテーテルと内針とを組み合わせたトロッカーカテーテルを提供することができる。特に、主内針14及び副内針15は、少なくとも先端側が互いに離間可能に束ねられた状態で保持されているため、これらを外套カテーテル2の複数の流路12a〜12cに個別に挿入することができる。また、内針13を上記のように複数の針で構成することで、主内針14のみで内針13を構成する場合に比べ、内針13全体の強度を向上することができる。そのため、内針13が挿入された外套カテーテル2の強度を向上することができ、外套カテーテル2を体内に挿入する際に、折れ曲がりなどによって挿入が困難になる事態を防止することができる。
また、本実施形態に係る外套カテーテルは、3つの流路を有しているため、例えば、1つの流路が軟部組織を吸引して塞がれたとしても、他の流路からの吸引が可能であるため、排液不良及び排気不良を防止することができる。また、3つの流路を構成する隔壁11b〜11dにより、スリット部6の外形が支持されるため、カテーテルが折り曲げられたときのキンクを防止することができる。さらに、主内針14及び副内針15が挿入される流路がそれぞれ決まっているため、内針13を外套カテーテル2に対して位置決めすることができるとともに、内針13が外套カテーテル2内で、軸心X周りに回転するのを防止することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変形が可能である。例えば、外套カテーテル2は、長手方向に沿った各部分をそれぞれ成形したのちに接合することにより形成してもよいし、一体成形により形成してもよい。
上記実施形態では、図3に示すように、排液部4の内部空間の断面を円形状にしているが、例えば、図10に示すように、排液部の内部空間の内壁面を内針の外径に沿うように形成することができる。この例では、内部空間の内壁面に、断面視で、内針13の主内針14及び一対の副内針15に対応する3つの凹部41を形成し、これら凹部41が軸方向に延びるように形成している。このようにすると、主針14を目的とする第1流路12aに挿入しやすくなる。さらには、処置中には、目的の深さまで挿入できているか確認するために内針13を手元側に少しずらして吸引可能か確認する場合があるが、挿入が不完全の場合には、内針13を再び元の位置にもどして推し進める場合がある。このような場合に、上記のような凹部41を設けておくと、内針13の主内針14が流路12aに再挿入しやすくなる。
上記実施形態では、主内針14と副内針15は先端側を除いて固定しているが、これに限定されるものではなく、針基16を除いて、離間可能にして、固定しないようにすることもできる。
また、上記実施形態では、主内針14は内腔を有するパイプ状に形成しているため、主内針14の先端部から排液等を吸引し目的の部位に届いているか確認することができるが、これに限定されるものではない。すなわち、主内針14を内腔のない棒状材で形成することもできる。また、副内針15は内腔を有するパイプ形状あるいは内腔を有しない棒状材いずれでもよい。
さらに、流路の数、主内針の数、副内針の数は、特には限定されず、また、主内針と副内針の固定位置も特には限定されない。つまり、副内針同士が接しないようにしてもよい。また、すべての副流路にスリットを設けなくてもよい。副流路の開口は、スリット状でなくてもよく、例えば、複数の小孔を軸方向に並べたり、あるいは、円形、矩形状などの1つの開口で形成することもできる。さらに、外套カテーテル2の外周面において、主内針14が挿入される第1流路12aと対応する位置に開口を形成することもできる。つまり、第2,第3流路12b,12cに形成されているようなスリット13a,13bやその他の形状(円形、矩形状、楕円状など)の開口を少なくとも一つ形成することもできる。また、本発明の副流路の数と副内針の数は必ずしも一致しなくてもよく、副流路の数が多くてもよい。
1 トロッカーカテーテル
12a 第1流路(主流路)
12b 第2流路(副流路)
12c 第3流路(副流路)
13a,13b スリット(周面開口)
13 内針
14 主内針
15 副内針
17 ロックリング(連結機構)
2 外套カテーテル
3 ハブ(連結機構)
4 排液部
6 スリット部
71 先端開口
8 集液部
9 目印

Claims (9)

  1. 外套カテーテルと、
    前記外套カテーテル内に挿通される内針と、
    を備え、
    前記外套カテーテルは、
    筒状の排液部と、
    前記排液部の先端側に連結される筒状の集液部と、を備え、
    前記集液部は、断面において隔壁によって仕切られた複数の流路を有し、
    前記複数の流路は、少なくとも一つの主流路及び少なくとも一つの副流路で構成されるとともに、当該主流路及び副流路はともに前記排液部の内部空間と連通し、
    前記主流路の軸方向の端部は、前記集液部の先端に形成された先端開口部を介して外部に開口し、
    前記副流路の軸方向の端部は、前記集液部の内部において終端するとともに、当該副流路の少なくとも一つは、前記集液部の外周面に形成された周面開口を介して径方向へ外部に開口しており、
    前記内針は、
    前記各主流路に挿入され、前記集液部の先端開口から突出するように収容される少なくとも一つの主内針と、
    前記各副流路に挿入される少なくとも一つの副内針と、を備え、
    前記主内針及び副内針は、少なくとも先端側が互いに離間可能に束ねられた状態で保持されている、トロッカーカテーテル。
  2. 前記周面開口は、前記集液部の軸方向に沿って延びるスリット状に形成されている、請求項1に記載のトロッカーカテーテル。
  3. 前記副流路の先端は、前記周面開口よりも先端側に配置されている、請求項1または2に記載のトロッカーカテーテル。
  4. 前記主流路及び前記主内針が1個ずつ設けられ、
    前記副流路及び前記副内針が、それぞれ2〜4個ずつ設けられており、
    前記各副流路は、前記周面開口を介して外部に開口している、請求項1または2に記載のトロッカーカテーテル。
  5. 前記外套カテーテルの排液部の内壁面は、断面において、前記内針の外形に対応するように形成されている、請求項1から3のいずれかに記載のトロッカーカテーテル。
  6. 前記外套カテーテルの外周面あるいは内周面には、前記主流路または副流路に沿って軸方向に延びる線状の目印が設けられている、請求項1から5のいずれかに記載のトロッカーカテーテル。
  7. 前記外套カテーテルの基端部と、前記内針の基端部とを着脱自在に連結する連結機構をさらに備えている、請求項1から6のいずれかに記載のトロッカーカテーテル。
  8. 少なくとも一つの主内針と少なくとも一つの副内針とを有し少なくとも先端側が互いに離間可能に束ねられた状態で保持されている内針が、挿入される外套カテーテルであって、
    筒状の排液部と、
    前記排液部の先端側に連結される筒状の集液部と、を備え、
    前記集液部は、断面において隔壁によって仕切られた複数の流路を有し、
    前記複数の流路は、少なくとも一つの主流路及び少なくとも一つの副流路で構成されるとともに、当該主流路及び副流路はともに前記排液部の内部空間と連通し、
    前記主流路の軸方向の端部は、前記集液部の先端に形成された先端開口部を介して外部に開口し、
    前記各副流路の軸方向の端部は、前記集液部の内部において終端するとともに、当該副流路の少なくとも一つは、前記集液部の外周面に形成された周面開口を介して径方向へ外部に開口しており、
    前記各主内針が、前記各主流路に挿入され、前記集液部の先端開口から突出するように収容されるとともに、前記各副内針が、前記各副流路に挿入されるように構成されている、外套カテーテル。
  9. 筒状の排液部と前記排液部の先端側に連結される筒状の集液部と、を備え、前記集液部は、断面において隔壁によって仕切られた複数の流路を有し、前記複数の流路は、少なくとも一つの主流路及び少なくとも一つの第2流路で構成されるとともに、当該主流路及び副流路はともに前記排液部の内部空間と連通し、前記各主流路の軸方向の端部は、前記集液部の先端に形成された先端開口部を介して外部に開口し、前記各副流路の軸方向の端部は、前記集液部の内部において終端するとともに、当該副流路の少なくとも一つは、前記集液部の外周面に形成された周面開口を介して径方向へ外部に開口するように、構成された外套カテーテルに、挿入される内針であって、
    前記各主流路に挿入され、前記集液部の先端開口から突出するように収容される少なくとも一つの主内針と、
    前記各副流路に挿入される少なくとも一つの副内針と、を備え、
    前記主内針及び副内針は、少なくとも先端側が互いに離間可能に束ねられた状態で保持されている、内針。
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