JP2014018347A - 人体工学的に好ましい圧力分散枕 - Google Patents

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Abstract

【課題】頭部を位置決めし、体型に応じて好ましい支持効果を得る人体工学的に好ましい圧力分散枕を提供する。
【解決手段】人体工学的に好ましい圧力分散枕は、枕面10、振動吸収・圧力分散パッド20、枕体30、補助パッド50及び被覆層40を備える。枕面10は柔軟性緩衝材料からなるシート状部材である。振動吸収・圧力分散パッド20はシート状部材である。枕体30は、柔軟性緩衝材料からなり、少なくとも1つのキャビティーが設けられ、キャビティーは、頭部の重量がかかる箇所に形成されて後頭部を支え、振動吸収・圧力分散パッド20によりキャビティー上が覆われ、枕面10、振動吸収・圧力分散パッド20及び枕体30間は、接続手段を介して互いに接続される。補助パッド50は、柔軟性緩衝材料からなるシート状部材であり、枕体30の底面に結合される。被覆層40は、枕面10、振動吸収・圧力分散パッド20、枕体30及び補助パッド50を覆う。
【選択図】図8

Description

本発明は、枕に関し、特に、頭部を位置決めし、体型に応じて好ましい支持効果を得る人体工学的に好ましい圧力分散枕の構造に関する。
人生の約3分の1は睡眠時間であり、多くの研究者が指摘しているように、睡眠の質は健康に影響を与える。例えば、睡眠は体力の回復にとって最も大切である上、青少年の成長にとって十分な睡眠は非常に重要であり、大脳は、睡眠時に体の各部位を修復して正常な機能を回復するように指示を与えたり、昼間学習した情報及び知識を記憶したり整理したりする。要するに、睡眠は、私たちの生活及び健康と密接な関係があり、健康を保つために良好な睡眠は必要不可欠である。
睡眠の質に影響を与える要素は非常に多く、枕の品質の良し悪しも重要な要素の1つである。「心配なく枕を高くして眠る」という言い方があるが、実は人々が眠る際、高い枕を使用することは体にとってあまり良くない。
身体を自然な姿勢に維持するとき、脊椎は、正面から見た場合、直線状であるが、側面から見た場合、頸部の7つの頸椎が僅かに曲がって前方へ突出した弧状を呈する。そのため、寝るときの枕の高さがこの曲がった弧度にちょうど合わない場合、脊椎の形状を自然な状態に保つことができない。
そのため枕が高すぎたり低すぎたりする場合、自然な姿勢で脊椎を好ましい弧度に保つことは困難であり、多くの人は一晩寝ると頸部が硬くなったり痛くなったり、或いは、いわゆる寝違えを起こしたりすることがあるが、これは枕の品質及びその機能が好ましくないことが原因である。
仰向けになるときの枕の高さは5〜8cmであるのが最適であると専門家は指摘している。また、大部分の人は、睡眠時に同じ姿勢を常に保つことはなく、通常、仰向けの姿勢と横向きの姿勢とを交互にとるのが一般的である。
また各人の体型及び肩幅が異なり、男性と女性でも好ましい枕の高さが異なり、成人と子供でも好ましい枕の高さが異なるため、枕を選択する際、その高さは8〜10cmであることが好ましい。
また、枕を使用する際、圧力を分散させて脊椎又は背中が浮いた状態とならないように十分に支え、枕の下縁と肩の位置が近くなることが好ましい。
従来の枕の各部位の形状は平坦かつ対称的であり、頭部(例えば、後頭部)を支える枕面が平坦であり、大部分の従来の枕は、人体工学的に好ましくなかった。
人体の各部位の曲線を考慮して形状が適宜設計されておらず、仰向けに適した高さを有する枕面は、横向きの姿勢をとった場合低すぎて、反対に枕面が高い枕は横向きの姿勢に適するかもしれないが、仰向けの姿勢をとったときに後頭部の高さが高すぎることがある。
形状記憶発泡体からなる形状記憶枕は、表面の中央部が平坦であり、縁部が曲がって隆起し、中央部より僅かに高くなっているため、隆起した縁部により頸部の後ろを支えることができるが、このような構造は、仰向けで寝るときにしか適用せず、横向きの姿勢にすると、隆起した縁部が中央位置の平坦な枕面より高くなり、反対に頭部の側面(特に耳)が下向きに傾いて姿勢が理想的でなくなる虞がある。
本発明の目的は、従来の枕の問題に鑑み、健康及び快適性の必要に応じ、頭部を位置決めし、頭部及び脊椎を適宜な位置へ位置決めして寝違えを防ぎ、圧力を均一に分散させ、快適かつ良好な睡眠品質を得ることができる人体工学的に好ましい圧力分散枕を提供することにある。
上記課題を解決するために、振動吸収・圧力分散パッド、枕体及び被覆層を備えた人体工学的に好ましい圧力分散枕であって、
前記振動吸収・圧力分散パッドは、シート状部材であり、
前記枕体は、柔軟性緩衝材料からなり、少なくとも1つのキャビティーが設けられ、前記キャビティーは、頭部の重量がかかる箇所に形成されて後頭部を支え、前記振動吸収・圧力分散パッドにより前記キャビティー上を覆い、前記振動吸収・圧力分散パッドは、接続手段を介して前記枕体に接着され、
前記被覆層は、前記振動吸収・圧力分散パッド及び前記枕体を覆うことを特徴とする人体工学的に好ましい圧力分散枕を提供する。
また、前記枕体の縁部には、ユーザの首後部が接触可能なように弧状の切欠きが形成されていることが好ましい。
また、前記振動吸収・圧力分散パッドは、ジェル又はラテックスからなることが好ましい。
また、前記枕体上に設けられた前記キャビティーは、第1のキャビティーと、前記第1のキャビティーの両側へそれぞれ設けられた左キャビティー及び右キャビティーと、を含む。
前記第1のキャビティーは、前記枕体の頭部の重量を支える箇所に設けられて後頭部を支え、前記左キャビティー及び前記右キャビティーの深さは、前記第1のキャビティーより浅く、前記振動吸収・圧力分散パッドにより前記第1のキャビティー、前記左キャビティー及び前記右キャビティー上を覆い、枕面は、接続手段を介して前記枕体に接着されることが好ましい。
また、前記枕体は、2つの柔軟性緩衝材料からなり、互いに積層された上層材料及び下層材料を含み、前記上層材料及び前記下層材料は、接着方式により前記枕体と一体化され、前記下層材料において頭部の重量を支える箇所に第1の中央貫通孔が穿設さる。
前記上層材料において頭部の重量を支える箇所に、前記上層材料を貫通する第2の中央貫通孔と、前記第2の中央貫通孔の両側には、前記上層材料を貫通する左キャビティー及び右キャビティーと、が形成され、前記第2の中央貫通孔は、前記第1の中央貫通孔上に形成されて前記第1の中央貫通孔と連通し、前記第1の中央貫通孔及び前記第2の中央貫通孔により第1のキャビティーが構成されることが好ましい。
上記課題を解決するために、枕面、振動吸収・圧力分散パッド、枕体及び被覆層を備えた人体工学的に好ましい圧力分散枕であって、前記枕面は、柔軟性緩衝材料からなるシート状部材であり、前記振動吸収・圧力分散パッドは、シート状部材であり、前記枕体は、柔軟性緩衝材料からなり、少なくとも1つのキャビティーが設けられ、前記キャビティーは、頭部の重量がかかる箇所に形成されて後頭部を支え、前記振動吸収・圧力分散パッドにより前記キャビティー上が覆われ、前記枕面、前記振動吸収・圧力分散パッド及び前記枕体間は、接続手段を介して接着され、前記被覆層は、前記振動吸収・圧力分散パッド及び前記枕体を覆うことを特徴とする人体工学的に好ましい圧力分散枕が提供される。
上記課題を解決するために、枕面、振動吸収・圧力分散パッド、枕体、補助パッド及び被覆層を備えた人体工学的に好ましい圧力分散枕であって、前記枕面は、柔軟性緩衝材料からなるシート状部材であり、前記振動吸収・圧力分散パッドは、シート状部材であり、前記枕体は、柔軟性緩衝材料からなり、少なくとも1つのキャビティーが設けられ、前記キャビティーは、頭部の重量がかかる箇所に形成されて後頭部を支え、前記振動吸収・圧力分散パッドにより前記キャビティー上が覆われ、前記枕面、前記振動吸収・圧力分散パッド及び前記枕体間は、接続手段を介して互いに接続され、前記補助パッドは、柔軟性緩衝材料からなるシート状部材であり、前記枕体の底面に結合され、前記被覆層は、前記枕面、前記振動吸収・圧力分散パッド、前記枕体及び前記補助パッドを覆うことを特徴とする人体工学的に好ましい圧力分散枕が提供される。
本発明の人体工学的に好ましい圧力分散枕は、頭部の重量を支える箇所に少なくとも1つのキャビティーが設けられ、人体の頭部がキャビティー上の枕面に位置すると、枕面と、キャビティー上を覆う振動吸収・圧力分散パッドとが頭部の重量によりキャビティーへ向かって下方へ落ち込み、この沈み込んだ枕面により頭部を位置決めすることにより、頭部及び脊椎を適宜な箇所へ位置決めし、ユーザの肩を枕の下縁へ接触させて寝違えが起きることを防ぐ。
さらに本発明の他の実施形態の構造では、深さが異なるキャビティー構造を利用し、体型に応じて好ましい支持効果を得て、枕面下に設けられた振動吸収・圧力分散パッドにより圧力を均一に分散させることができる。
本発明の一実施形態に係る人体工学的に好ましい圧力分散枕を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係る被覆層を有する人体工学的に好ましい圧力分散枕を示す断面図である。 図2の枕体の構造を示す分解斜視図(1)である。 図2の枕体の構造を示す分解斜視図(2)である。 本発明の他の実施形態に係る人体工学的に好ましい圧力分散枕を示す断面図(1)である。 本発明の他の実施形態に係る人体工学的に好ましい圧力分散枕を示す断面図(2)である。 図6の枕体の構造を示す分解斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る人体工学的に好ましい圧力分散枕を示す断面図である。 図8の枕体の構造を示す分解斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る人体工学的に好ましい圧力分散枕の枕体の縁部に弧状の切欠きが設けられた状態を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る人体工学的に好ましい圧力分散枕を用いてユーザが仰向けに寝て、頭部がキャビティーに落ち込んだときの状態を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る人体工学的に好ましい圧力分散枕を用いてユーザが横向きに寝て、頭部が左キャビティーに落ち込んだときの状態を示す模式図である。
(第1実施形態)
図1を参照する。図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る人体工学的に好ましい圧力分散枕は、少なくとも枕面10、振動吸収・圧力分散パッド20及び枕体30から構成される。
枕面10は、柔軟性緩衝材料からなるシート状部材である。
振動吸収・圧力分散パッド20は、振動吸収・圧力分散材料からなるシート状部材であり、ジェル(gel)又はシリコン(silicon)である振動吸収・圧力分散材料からなってもよい。
枕体30は、柔軟性緩衝材料からなり、少なくとも1つのキャビティー31が設けられている。このキャビティー31は、頭部の重量がかかる箇所に形成されて後頭部を支える。
キャビティー31上は、振動吸収・圧力分散パッド20により覆われ、振動吸収・圧力分散パッド20上は、枕面10により覆われる。枕面10は、接着を含む接続手段を介し、振動吸収・圧力分散パッド20と枕体30とを接着させ、頭部がキャビティー31上の枕面10に位置すると、枕面10と、キャビティー31上を覆う振動吸収・圧力分散パッド20とが、頭部の重量によりキャビティー31に向かって下向きに落ち込む(図11参照)。
ジェルは、圧力伝達性及び衝撃力吸収性に優れた高分子化合物又は高分子共重合体からなり、熱可塑性を有してその硬度を必要に応じて調整し、低反発弾性を備えるため、柔軟性が高い圧力分散材料に適用することができる。本実施形態の構造では、振動吸収・圧力分散パッド20の表面に格子状の突起(図3参照)が設けられたり、球状のような表面形状に形成されたりしてもよく、マッサージ効果を兼ね備えたり、振動吸収・圧力分散パッドを平坦な中実体に製作したりしてもよい。
本実施形態の枕体30を構成する柔軟性緩衝材料は、発泡体、高密度発泡体又はラテックスでもよい。
本実施形態において、枕面10及び枕体30の外表面には、被覆層40が形成されている(図2参照)。この被覆層40は、人工皮革(例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)又はポリウレタン(PU)人工皮革)、人工繊維布又は天然繊維布でもよい。
実際には、図2の枕体30の製造は、図3に示すように、加工技術(例えば、カット方式)により枕体30に貫通されたキャビティー31を形成してもよい。このキャビティー31は、頭部が枕体30に対して圧力を加える方向に沿って枕体30に穿設されている。キャビティー31上は、振動吸収・圧力分散パッド20により覆われ、振動吸収・圧力分散パッド20上は、枕面10により覆われる。
図4は、本発明の一実施形態に係る人体工学的に好ましい圧力分散枕を示し、枕体30の底部には、補助パッド50が配置され、この補助パッド50により本実施形態の人体工学的に好ましい圧力分散枕の高さを高くする。この補助パッド50は、柔軟性緩衝材料からなるシート状部材であり、接着剤を含む接続手段により枕体30の底面に接着されてもよい。
(第2実施形態)
図5を参照する。図5に示すように、本発明の第2実施形態に係る人体工学的に好ましい圧力分散枕は、少なくとも振動吸収・圧力分散パッド20、枕体30及び被覆層40から構成される。
振動吸収・圧力分散パッド20は、振動吸収・圧力分散材料からなるシート状部材であり、ジェル(gel)又はシリコン(silicon)である振動吸収・圧力分散材料からなってもよい。
枕体30は、柔軟性緩衝材料からなり、少なくとも1つのキャビティー31が設けられている。このキャビティー31は、頭部の重量がかかる箇所に形成されて後頭部を支える。キャビティー31上は、振動吸収・圧力分散パッド20により覆われる。
被覆層40は、枕体30及び振動吸収・圧力分散パッド20の外表面を覆う。
本実施形態の被覆層40及び振動吸収・圧力分散パッド20には、多数の通気穴が設けられているため、本実施形態の人体工学的に好ましい圧力分散枕は、高い通風機能を有する。
(第3実施形態)
図6を参照する。図6に示すように、本発明の第3実施形態に係る人体工学的に好ましい圧力分散枕は、少なくとも枕面10、振動吸収・圧力分散パッド20及び枕体30から構成される。
枕面10は、振動吸収・圧力分散材料からなるシート状部材である。
振動吸収・圧力分散パッド20は、振動吸収・圧力分散材料からなるシート状部材であり、ジェル(gel)又はシリコン(silicon)である振動吸収・圧力分散材料からなってもよい。
枕体30は、柔軟性緩衝材料からなり、第1のキャビティー31aと、第1のキャビティー31aの両側にそれぞれ形成された左キャビティー31b及び右キャビティー31cと、を有する。
第1のキャビティー31aは、頭部の重量を支える箇所に設けられて後頭部を支え、左キャビティー31b及び右キャビティー31cの深さは、第1のキャビティー31aより浅く、横向きの姿勢で寝る際、頭部の側面を支え(図12参照)、振動吸収・圧力分散パッド20により第1のキャビティー31a、左キャビティー31b及び右キャビティー31c上を覆い、枕面10により振動吸収・圧力分散パッド20上を覆い、枕面10は、接着を含む接続手段により枕体30に接着される。
ユーザが仰向けになった場合、後頭部が第1のキャビティー31a上の枕面10に位置し、枕面10と、第1のキャビティー31a上を覆う振動吸収・圧力分散パッド20とが、頭部の重量により第1のキャビティー31aに向かって下向きに落ち込む。
ユーザが左側又は右側へ横向きの姿勢をとると、左キャビティー31b及び右キャビティー31cにより頭部の側面を支え、横向きの姿勢をとったときの肩幅により、ベッド面から脊椎までの距離が、仰向けの姿勢をとったときのベッド面から脊椎までの距離より大きいが、左キャビティー31b及び右キャビティー31cの深さが第1のキャビティー31aより小さいため、ユーザの体型に応じて好ましい支持効果を依然として得ることができる。
図6を参照する。図6に示すように、本実施形態の枕体30は、図7に示すように、2つの柔軟性緩衝材料により構成され、互いに積層された上層材料A1及び下層材料A2を含んでもよい。
上層材料A1と下層材料A2とは、接着を含む接続手段により接着され、加工技術(例えば、カット方式)を利用して下層材料A2において頭部の重量を支える箇所に、下層材料A2の第1の中央貫通孔32aを穿設させる。上層材料A1は、頭部の重量を支える箇所に加工技術(例えば、カット方式)を利用し、上層材料A1を貫通する第2の中央貫通孔32bと、第2の中央貫通孔32bの両側に左キャビティー31b及び右キャビティー31cと、がそれぞれ形成されている。
左キャビティー31b及び右キャビティー31cは、上層材料A1に穿設され、第2の中央貫通孔32bは、第1の中央貫通孔32a上に形成されて第1の中央貫通孔32aと連通し、第1の中央貫通孔32a及び第2の中央貫通孔32bにより第1のキャビティー31aが構成され、振動吸収・圧力分散パッド20により第1のキャビティー31a、左キャビティー31b及び右キャビティー31c上を覆い、枕面10により振動吸収・圧力分散パッド20上を覆う。上述の構成により、第1のキャビティー31a、左キャビティー31b及び右キャビティー31cの深さは異なる。
図6の枕体30は、図8及び図9に示すように、底部に補助パッド50が配置されてもよい。この補助パッド50は、本実施形態の人体工学的に好ましい圧力分散枕の高さを増やし、柔軟性緩衝材料からなるシート状部材であり、接着を含む接続手段により枕体30の底面に接着してもよい。
図10は、本実施形態の人体工学的に好ましい圧力分散枕の他の態様を示し、枕体30の縁部には、弧状の切欠き33が設けられている。この切欠き33は、ユーザの首部近くに密着され、人体工学的に好ましい圧力分散枕の下縁をユーザの肩へ密着させて脊椎及び背中を適宜支えることができる。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本発明の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明を限定するものではない。本発明の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本発明の特許請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
10 枕面
20 振動吸収・圧力分散パッド
30 枕体
31 キャビティー
31a 第1のキャビティー
31b 左キャビティー
31c 右キャビティー
32a 第1の中央貫通孔
32b 第2の中央貫通孔
33 切欠き
40 被覆層
50 補助パッド
A1 上層材料
A2 下層材料

Claims (7)

  1. 振動吸収・圧力分散パッド、枕体及び被覆層を備えた人体工学的に好ましい圧力分散枕であって、
    前記振動吸収・圧力分散パッドは、シート状部材であり、
    前記枕体は、柔軟性緩衝材料からなり、少なくとも1つのキャビティーが設けられ、前記キャビティーは、頭部の重量がかかる箇所に形成されて後頭部を支え、前記振動吸収・圧力分散パッドにより前記キャビティー上を覆い、前記振動吸収・圧力分散パッドは、接続手段を介して前記枕体に接着され、
    前記被覆層は、前記振動吸収・圧力分散パッド及び前記枕体を覆うことを特徴とする人体工学的に好ましい圧力分散枕。
  2. 前記枕体の縁部には、ユーザの首後部が接触可能なように弧状の切欠きが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の人体工学的に好ましい圧力分散枕。
  3. 前記振動吸収・圧力分散パッドは、ジェル又はラテックスからなることを特徴とする請求項1に記載の人体工学的に好ましい圧力分散枕。
  4. 前記枕体上に設けられた前記キャビティーは、第1のキャビティーと、前記第1のキャビティーの両側へそれぞれ設けられた左キャビティー及び右キャビティーと、を含み、
    前記第1のキャビティーは、前記枕体の頭部の重量を支える箇所に設けられ後頭部を支え、前記左キャビティー及び前記右キャビティーの深さは、前記第1のキャビティーより浅く、前記振動吸収・圧力分散パッドにより前記第1のキャビティー、前記左キャビティー及び前記右キャビティー上を覆い、枕面は、接続手段を介して前記枕体に接着されることを特徴とする請求項1に記載の人体工学的に好ましい圧力分散枕。
  5. 前記枕体は、2つの柔軟性緩衝材料からなり、互いに積層された上層材料及び下層材料を含み、前記上層材料及び前記下層材料は、接着方式により前記枕体と一体化され、前記下層材料において頭部の重量を支える箇所に第1の中央貫通孔が穿設され、前記上層材料において頭部の重量を支える箇所に、前記上層材料を貫通する第2の中央貫通孔と、前記第2の中央貫通孔の両側には、前記上層材料を貫通する左キャビティー及び右キャビティーと、が形成され、前記第2の中央貫通孔は、前記第1の中央貫通孔上に形成されて前記第1の中央貫通孔と連通し、前記第1の中央貫通孔及び前記第2の中央貫通孔により第1のキャビティーが構成されることを特徴とする請求項1に記載の人体工学的に好ましい圧力分散枕。
  6. 枕面、振動吸収・圧力分散パッド、枕体及び被覆層を備えた人体工学的に好ましい圧力分散枕であって、
    前記枕面は、柔軟性緩衝材料からなるシート状部材であり、
    前記振動吸収・圧力分散パッドは、シート状部材であり、
    前記枕体は、柔軟性緩衝材料からなり、少なくとも1つのキャビティーが設けられ、前記キャビティーは、頭部の重量がかかる箇所に形成されて後頭部を支え、前記振動吸収・圧力分散パッドにより前記キャビティー上が覆われ、前記枕面、前記振動吸収・圧力分散パッド及び前記枕体間は、接続手段を介して接着され、
    前記被覆層は、前記振動吸収・圧力分散パッド及び前記枕体を覆うことを特徴とする人体工学的に好ましい圧力分散枕。
  7. 枕面、振動吸収・圧力分散パッド、枕体、補助パッド及び被覆層を備えた人体工学的に好ましい圧力分散枕であって、
    前記枕面は、柔軟性緩衝材料からなるシート状部材であり、
    前記振動吸収・圧力分散パッドは、シート状部材であり、
    前記枕体は、柔軟性緩衝材料からなり、少なくとも1つのキャビティーが設けられ、前記キャビティーは、頭部の重量がかかる箇所に形成されて後頭部を支え、前記振動吸収・圧力分散パッドにより前記キャビティー上が覆われ、前記枕面、前記振動吸収・圧力分散パッド及び前記枕体間は、接続手段を介して互いに接続され、
    前記補助パッドは、柔軟性緩衝材料からなるシート状部材であり、前記枕体の底面に結合され、
    前記被覆層は、前記枕面、前記振動吸収・圧力分散パッド、前記枕体及び前記補助パッドを覆うことを特徴とする人体工学的に好ましい圧力分散枕。
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