JP3212325U - 枕の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が睡眠(もしくは休息)状態の時、その頭部はやや仰ぐ方向で、気道をスムーズな状態にする枕の構造を提供する。【解決手段】枕の本体に凸起部20、凹陷部30を設置する。更に少なくとも一外縁部40を設置してもよい。凸起部は頸部支持に用い、凹陷部は頭部後方を支持し、外縁部は枕全体の構造を安定もしくはその他支持等を強化する。凸起部と凹陷部の高さの比率を2:1〜5:1として落差を大きくする。更に凹陷部の両外側に外縁部の凸起を形成し、横向きに寝る時の頭、頸部を快適にする。【選択図】図1

Description

本考案は、枕の構造に関するもので、特に睡眠時に気道が通りやすい姿勢にする枕の構造に係る。
我々は一日の三分の一の時間を寝る(もしくは休む)ことに使う。休息を正しく取り、体力を回復させることは人生の中で最も重要なことの一つである。
睡眠もしくは休息時、ベッド、布団の他に、枕も非常に重要なアイテムである。良い枕は我々に最良の睡眠(もしくは休息)の姿勢を形成し、十分な休息効果を達成する。
現在の枕は、その大部分が(例として特許文献1、2、3、4を参照)枕の弾性、柔らかさを追求したものであり、枕の形状は殆どが中間部位が前側よりもやや低くなっている。
台湾 実用新案登録第M525695号 台湾 実用新案登録第M437137号 台湾 実用新案登録第M405233号 台湾 実用新案登録第M399675号
解決しようとする問題点は、人が睡眠(もしくは休息する)時、この種の状態であるため(基本的に下顎を下げた状態)、気道が前に折れ曲がり、いびき等をかきやすくなる。使用者は無自覚に頭部を下げ、顎の部位の筋肉が一定の緊張状態になる。その原因を追求し、気道をスムーズにする快適な睡眠の姿勢を考案者は追求した。
本考案は、枕の本体に凸起部、凹陷部を設置し、更に少なくとも一外縁部を設置してもよい。該凸起部は頸部支持に用い、該凹陷部は頭部後方を支持し、外縁部は枕全体の構造を安定もしくはその他支持等を強化する。凸起部と凹陷部の間の落差が大きいことを特徴とする。更に凹陷部の両側は外縁部の凸起状態を形成し、横向きに寝る時の頭、頸部を快適にすることを最も主要な特徴とする。
本考案の枕の構造は、使用者が睡眠(もしくは休息)状態の時、その頭部はやや仰ぐ方向で、気道をスムーズな状態にするという利点がある。
本考案の実施例の立体指示図である。 本考案の実施例の別の指示図である。 本考案の実施例の更に別の指示図である。 本考案の実施例の更に別の指示図である。 本考案の使用状態の指示図である。
睡眠(もしくは休息)時、気道をスムーズな姿勢にする枕の構造を提供することを本考案の主な目的とする。
本考案が提供する枕の構造において、その本体は主に凸起部と凹陷部を含む。
そのうち、該凸起部は、本体の一側にあり、頸部を支持する位置に突起する。
該凹陷部は、凸起部の後側にあり、頭部を支持する位置に設置する。
その特徴として、凸起部と凹陷部の高さの比率が2:1〜5:1である。
そのうち、該凹陷部の外側には外縁部を設置する。
そのうち、該外縁部は、凹陷部の両側に設置する。
本考案の凸起部の高さと凹陷部の高さの比率は、およそ2:1〜5:1であり、且つ凸起部(底部から最上部まで)の高さは、約10〜15センチメートル(人に拠って異なるため、制限しない)であり、凹陷部(底部から最上部まで)の高さは、約3〜6センチメートル(人に拠って異なるため、制限しない)である。この特徴によって、使用者の頭部は下に押されず、やや仰ぐ方向になり、気道がスムーズに通る。
上述凸起部と凹陷部の高低差は、異なる体形、頭形及び使用する材質及びその回復力の差異に合わせ、使用する人の違いを考慮する。
更に、凹陷部両側には外縁部を設置する。その高さは横向き寝の高さに合わせ、横向き寝の時の頬と肩、頸部の姿勢が正確になる。
上述の凸起部、凹陷部及び外縁部は、すべて回復力を備えた柔軟材質によって製造される(公知技術)。圧力を受けた時には下に凹むが回復力を備える。
図1から図3に示すとおり、本考案は本体10であり、本体10は主に凸起部20、凹陷部30から構成され、更に外縁部40を設置してもよい。
該本体10は、本考案の全体であり、それは柔軟材質で構成され(公知技術)、例として形状記憶スポンジ、ラテックスもしくは纖維材質、熱可塑性ポリウレタン樹脂等もしくはその混合組合せである。更に本体10の形状は制限されない。(一般に市販されている長方形を主とする)。
該凸起部20は、本体10上の突起エリアであり、本体10の前側に位置し、主に頸部を支持する位置である。それは柔らかく、且つ回復力を備えた材質で構成され、理想の高さは約10〜15センチメートル(成人を例とする)とする。凸起部20は頸部下側を支える。上方は円弧形であるが、形状は制限されず、且つその横向高度は起伏しているので、寝姿に対応する設計になっている。
上述凸起部20外形の形状は円弧形状であり、使用時、凸起部20は頸部等の重さを受けて下へ押されて変形する。その回復力が僅かに重量を支持し、頸部と頭部、肩部すべてを快適にする。
該凹陷部30は、凸起部20の後側に位置し、主に頭部(特に頭部後方を指す)の支える位置を提供し、理想の高さは約3〜6センチメートル(成人を例とする)とする。本考案の特徴は、凸起部10と凹陷部30間の落差が公知より大きく、その比率は約2:1〜5:1である。図5に示すとおり、本考案は主に使用者の頭部が仰ぐ状態になり、過去の下顎が下がる状態を改善する。このようにすることで気道がスムーズな状態になる。
設置する外縁部40は、凹陷部30の外側に設置し、主に本体10全体の構造を高め、外力に拠って本体10が変形しないようにする。
更に、外縁部40はその他設計上の要求に対応する。
図2に示すとおり、凹陷部30両側の外縁部40’の高さは凸起部20よりやや低く、横向きに寝る時に頬を当てるのに用いる。
図4に示すのは、外縁部40を設置しない実施例である。凸起部20、凹陷部30の高低差を設置して眠った時、頭部はやや仰ぐ状態になる。
図5は本考案の使用状態実施例であり、使用者は呼吸がスムーズになることに拠って、頚椎及び頸部の筋肉が明らかにリラックスし、頭部後方の下向きの圧力を軽減する。
本考案実施例は、本考案の実施を例にして本考案の技術特徴を示したに過ぎず、本考案の請求範囲を制限するものではない。当領域に習熟する者が、本考案が主張する範囲に基づいた簡易な変更及び修飾はすべて本考案の請求範囲に含むものとする。
10 本体
20 凸起部
30 凹陷部
40 外縁部
40’ 外縁部

Claims (3)

  1. 本体であり、それは主に凸起部、凹陷部から構成された枕の構造において、そのうち、
    本体的一側にあり、頸部支持する位置に突出する凸起部と、
    凸起部の後側にあり、頭部を支持する位置に設置する凹陷部を含み、凸起部と凹陷部の高さの比率を2:1〜5:1として使用者の頭部が睡眠もしくは休息時にやや仰ぐ状態にすることを特徴とする枕の構造。
  2. 前記凹陷部の外側には外縁部を設置することを特徴とする請求項1記載の枕の構造。
  3. 前記外縁部は凹陷部の両側に設置することを特徴とする請求項2記載の枕の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019119171A (ja) * 2018-01-10 2019-07-22 ブラザー工業株式会社 液滴吐出装置

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