JP2014015686A

JP2014015686A - 腕カバー

Info

Publication number: JP2014015686A
Application number: JP2012152487A
Authority: JP
Inventors: Masako Yoshikawa; 政子吉川
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2012-07-06
Filing date: 2012-07-06
Publication date: 2014-01-30

Abstract

【課題】本発明は腕の肩部から指先まで、陽の当たる上面部と側面部を被覆する腕カバーで、腕の側面から片手で簡単に着脱できることを特徴とし、内部の通風が良く快適使用できる腕カバーである。
【解決手段】腕カバーに装着部となる馬蹄形の弾性体を設けた。手首辺、肘辺、二の腕辺へ、一方向に隔置し馬蹄形の開部を除いたところの外周に沿って腕の長さのある平布を被覆、付着して腕カバーとした。馬蹄形の開部を身体挿入部として腕の側面から片手で簡単に着脱できる構造にした。装着部である弾性体に厚みを持たせ、装着の安定を図るとともにカバーとなる布と肌の間に空間ができるようにし、通風を良くし、快適使用できることを可能にした。
【選択図】図１

Description

本発明は、腕の肩部から指先まで、陽の当たる上面部と側面部を被覆できる腕カバーで、腕の側面から片手で簡単に着脱できることを特徴としたものである。

従来からある筒型の腕カバーは肌に密着して通気性が悪く、蒸し暑く、ウォーキングや草取りで汗などをかくとべたついて、外すときはカバーが滑りにくくなり、腕上部からカバー部を下ろし辛く、開口部を経て、手を出し入れする着脱は面倒だった。
車の移動や自転車の移動で銀行や郵便局、スーパーに行っても従来の腕カバーでは、開口部からの手の出し入れが面倒なためカバーを腕最上部、あるいは最下部に団子のように寄せたりして、見苦しいままにしていていることが多かった。

外出時、杖や、車椅子などを使用される方はそれらを外した時、座るか、あるいは立ったまま、手で壁や、柱につかまって体を支えなくてはならず常に手はふさがっている状態であることが多い、そうした時、筒型の腕カバーでは開口部のみからの手の出し入れは瞬間でも手を壁等からはずさなくてはならず着脱は体の安定を損ねることになりやすい。

筒型腕カバーの腕への装着安定はカバー上下端部および中間部に組み込まれたゴム等を使用したものやストレッチ素材で肌に密着させて安定させるものであった。そうした時、二の腕上部の肩部まで覆うことは困難で、袖のない服を着用していた場合日差しを遮蔽することが出来ない部分があった。

手を日除けするため筒型カバーの先端に親指穴を設けているものがあったが指先の日除けまではできていなかった。

特開２００８−１９００４特開２００２−２２７０１２特開２００１−２１４３１２ｖ特開２０１０−１８９８２６実用新案第３１３８５３６

使い易さ。筒型の開口部からいちいち手を出し入れしなくてはならない面倒さから解放されたい。杖を使っている方や車いすを使用される方は、腰かけるか、壁や柱等につかまって常に、体を手で支えなくてはならず、従来の筒型腕カバーの場合、開口部からの手の出し入れは大変だった。又、車のハンドルを握っていたり、バッグを持っていたり等、手がふさがっている時は、開口部からの手の出し入れが億劫であった。快適さに於いて、涼感素材を使用したり、フィット感を売りにしたストレッチ素材を使用したりしているものは日焼けを防ぐことはできるが、肌に密着して蒸し暑く不快であった。又、日除け可能部分に於いて、カバーがずり落ちないようにカバー端部にゴムや、シリコンラバーで装着を安定させていたため、腕装着部上部、肩部あたりの遮光、および腕装着部下部手に於いては手の甲までは遮光できるが指先までは遮光できていなかった。

腕カバーに馬蹄形の弾性素材の装着部を設けた。前記を数個、同一方向に隔置し馬蹄形の外周に沿って腕の長さのある平布を被覆し、縫合、接着等で付着し腕カバーとした。馬蹄形の開部を身体挿入部として腕の側面から片手でも簡単に装着できるようにした。弾性体は伸縮自在なため腕の太さに関係なく使用でき、装着後は記憶形態により開口が閉じる方向に収縮する為装着位置の安定が確保できる。又、外すときは被覆布を軽く引っ張り上げるのみでよく、面倒さがかなり軽減できる。装着部である弾性体に厚みを持たせ、装着の安定を図るとともにカバーとなる布と肌の間に空間ができるようにし、通風を良くして汗をかいてもべた付かないようにした。装着部最上部および平布上部に相当する部分に肩部迄覆うことのできる布を設けた。装着部最下部および平布下部に相当する部分に手の指先まで覆うことのできる布を設けた。

腕カバーが片手で簡単に着脱できるようになった。
馬蹄形の弾性体で作られた装着部があることにより被覆布と肌の間に空間を作り熱がカバーの内部に溜まることを防ぐため蒸し暑さから解放され、快適に使用できるようになった。又、被覆布の上下端部に肩部迄覆うことのできる布と指先まで覆うことのできる布を設けたことにより肩部以下、腕全体を日差しから守ることが可能になった。

腕カバー装着図馬蹄形装着部図腕カバー全体図装着部配置イメージ図変形装着部

腕カバーの装着部となる馬蹄形の弾性体を手首辺、肘辺、二の腕辺へ、同一方向に隔置し馬蹄形の開部を除いたところの外周に沿って腕の長さのある平布を被覆、付着して腕カバーとした。馬蹄形の開部を身体挿入部として腕の側面から着脱できる構造にした。装着部である弾性体に厚みを持たせ、装着の安定を図るとともにカバーとなる布と肌の間に空間ができるようにし、通風を良くした。装着部最上部および平布上部に相当する部分に肩部迄覆うことのできる布を設けた。装着部最下部および平布下部に相当する部分に手の指先まで覆うことのできる布を設けた。

身体装着部となる馬蹄形の素材はウレタン、スポンジ等柔軟性に富み、形状記憶のあるものならば何でもよい

１腕カバー布
２a 装着部（最上部）
２ｂ装着部（中間部）
２ｃ装着部（最下部）
２d 装着部・開部
３腕カバー最上部布
４腕カバー最下部布
５装飾布

Claims

馬蹄形の弾性体数個を装着部とした腕カバーで、日の当たる上面部及び側面部が被服出来ることを特徴とする。身体装着部となる馬蹄形の弾性体を腕の手首辺2c、肘辺2b、二の腕辺2aへ、同一方向に隔置し馬蹄形の開部2dを除いたところの外周に沿って腕の長さのある平布1を被覆、縫合あるいは接着等で付着して腕カバーとする。馬蹄形の開部2dを身体挿入部として腕の側面から着脱できる構造にした腕カバー。装着部である弾性体に厚みを持たせ、装着の安定を図るとともにカバーとなる布と肌の間に空間ができるようにし、カバー内部の通風を良くした快適使用のできる腕カバー。装着部最上部および平布上部に相当する部分に肩部迄覆うことのできる布を設けた。装着部最下部および平布下部に相当する部分に手の指先まで覆うことのできる布を設けた。これは腕全体の遮蔽を克服できる腕カバーである。又、分割でなく一体の布であってもよく、例えば二の腕辺装着部上部から肩部まで覆える布があること、手首辺装着部から指先まで覆える布がある場合も本発明の類となる。
又、馬蹄形の装着部に於いて外周は弧形の他、角形もある。