JP2014014897A - 制振制御ロボットシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のロボットを使用した制振制御ロボットシステムを構築する場合、それぞれのロボット制御装置にメモリ等を追加すると、コストアップの要因となっていた。
【解決手段】ロボットを駆動するサーボモータに動作指令値を送信し、サーボモータのパルスエンコーダの出力値を受信し、動作指令値及びパルスエンコーダの出力値をロボット制振制御装置に送信する制御装置側通信部を備えたロボット制御装置と、ロボットの加速度センサのデータを受信する加速度センサインタフェース、パルスエンコーダの出力値及び加速度センサのデータに基づいて、動作指令値を、ロボットの振動を抑制するように補正した補正動作指令値を算出する補正動作指令値算出部、及び補正動作指令値をロボット制御装置に送信する制振制御装置側通信部を備えたロボット制振制御装置と、を備え、ロボット制振制御装置は、ロボット制御装置とは独立して設けられている点を特徴する。
【選択図】図2

Description

本発明は制振制御ロボットシステムに関し、特にロボット制振制御装置がロボット制御装置とは独立して設けられている制振制御ロボットシステムに関する。
ロボットアームの振動抑制方法の一つとして加速度センサをアーム先端に取り付け、振動によって発生する加速度信号といくつかのロボットパラメータを用いて補償信号を生成して、各軸モータのトルク指令に得られる補償信号をフィードバックして振動を抑制する制振制御方法が知られている(例えば、特許文献1)。
従来の制振制御方法を利用した振動抑制制御装置のブロック図を図1に示す。ロボットは、関節部を介して互いに連結された複数のアームリンク部を有するアーム110を備え、アーム110の先端近傍には加速度センサ105が設けられている。またアーム110の運動を制御する制御装置108はアーム110の各関節部を速度指令値に基づいて駆動するサーボドライバ114を有している。加速度センサ105により検出された加速度量は演算部112に入力される。演算部112はこの加速度量に基づいてアーム110の先端に生じた振動を抑制するようにサーボドライバ114への各関節部ごとの速度指令値を補償する各関節部ごとの補償成分を算出し、算出された各関節部ごとの補償成分にゲインを乗じた値を対応する速度指令値から減算する。
この制振制御を行う場合は、アーム先端に取り付けた加速度センサと、この加速度センサからの信号を受信する加速度センサインタフェースと、加速度センサインタフェースにより受信した信号から各軸モータのトルク指令に得られる補償信号をフィードバックして振動を抑制する制御を行うための制振制御用ソフトウエアが必要であった。
特開平10−100085号公報
複数のロボットを使用した工場の製造ラインにおいて、制振制御ロボットシステムを構築したい場合、それぞれのロボット制御装置にメモリを追加したり、加速度センサインタフェース用のボードが必要になったり、制振制御用ソフトを購入したりする必要があり、既存のロボット制御装置に後付けすることが困難であり、コストアップの要因ともなっていた。
本発明の制振制御ロボットシステムは、ロボットを駆動するサーボモータに動作指令値を送信し、該動作指令値に基づいて動作するサーボモータのパルスエンコーダの出力値を受信し、動作指令値及びパルスエンコーダの出力値をロボット制振制御装置に送信する制御装置側通信部を備えたロボット制御装置と、ロボットの制御対象部位に備えられた加速度センサのデータを受信する加速度センサインタフェース、パルスエンコーダの出力値及び加速度センサのデータに基づいて、動作指令値を、ロボットの振動を抑制するように補正した補正動作指令値を算出する補正動作指令値算出部、及び補正動作指令値をロボット制御装置に送信する制振制御装置側通信部を備えたロボット制振制御装置と、を備え、ロボット制振制御装置は、ロボット制御装置とは独立して設けられている、ことを特徴とする。
ロボット制振制御装置をロボット制御装置とは独立して設けることにより、複数台のロボットを1台のロボット制振制御装置を利用して制振制御を行うことができるため、ロボット制御装置毎に加速度センサインタフェースを設けたり、制振制御用ソフトウエアをインストールしたりする必要がない。したがって、複数のロボットシステムをコストアップすることなく制振制御を行うことができるロボットシステムに構築することができる。
また、ロボット制御装置とロボット制振制御装置との間の通信、またはロボット制振制御装置とロボットの加速度センサと間の通信を無線により行うことにより、1台のロボット制振制御装置と、複数台のロボット及びロボットの加速度センサとの間のデータの送受信を容易に行うことができる。
従来のロボット制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る制振制御ロボットシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る制振制御ロボットシステムの動作手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る制振制御ロボットシステムにおけるロボットの動作プログラムである。 本発明の実施例1に係る制振制御ロボットシステムにおける補正動作指令値算出部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る制振制御ロボットシステムにおける補正動作指令値算出部の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの制振制御を個別に行う場合の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの制振制御を同時に行う場合の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの補正動作指令値を算出する場合の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る制振制御ロボットシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの制振制御を個別に行う場合の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの制振制御を同時に行う場合の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの補正動作指令値を算出する場合の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例3に係る制振制御ロボットシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例3に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの制振制御を個別に行う場合の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例3に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの制振制御を同時に行う場合の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例3に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの補正動作指令値を算出する場合の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例4に係る制振制御ロボットシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例4に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの制振制御を個別に行う場合の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例4に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの制振制御を同時に行う場合の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例4に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの補正動作指令値を算出する場合の手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明に係る制振制御ロボットシステムについて説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態には限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
まず、本発明の実施例1に係る制振制御ロボットシステムについて図面を用いて説明する。図2に本発明の実施例1に係る制振制御ロボットシステムのブロック図を示す。実施例1に係る制振制御ロボットシステム100は、ロボット10−iを制御するロボット制御装置101−iと、ロボット制振制御装置11と、を備え、ロボット制振制御装置11は、ロボット制御装置101−iとは独立して設けられている点を特徴とする。
本発明の実施例1に係るロボット制振制御装置11は、後述するように1台で複数台(例えば、n台)のロボット制御装置101−1〜101−n及びロボット10−1〜10−nに対して制振制御を行うことができる。従って、上記の添え字「i」は任意の1からnまでの整数を表す。
ロボット10−iは、ロボット制御装置101−iからの動作指令値に基づいてサーボモータ(図示せず)を駆動することによりアーム40−iを動作させ、制御対象部位であるアーム先端部50−iを所望の位置に移動させることによりスポット動作等の所定の作業を行う。また、ロボット10−iには、アーム先端部50−iの加速度を検出するための加速度センサ20−iが備えられている。加速度センサ50−iによって検出された加速度データを用いることによりアーム先端部の位置や振動を算出することができる。
ロボット制御装置101−iは、ロボット10−iを駆動するためのサーボモータ(図示せず)に動作指令値を送信し、該動作指令値に基づいて動作するサーボモータ(図示せず)のパルスエンコーダ30−iの出力値を受信し、動作指令値及びパルスエンコーダの出力値をロボット制振制御装置11に送信する制御装置側通信部である制御装置側無線通信部5−iを備えている。
さらに、ロボット制御装置101−iは、ロボット10−iを動作させるための動作プログラム4−iを格納したメモリ2−iと、動作プログラム4−iに従ってロボット10−iを動作させる制御部3−iと、を備えている。制御部3−iは、ロボット10−iを動作させるための動作指令値をロボット10−iのサーボモータ(図示せず)に送信し、動作指令値に従って動作したロボット10−iのサーボモータに設置されたパルスエンコーダ30−iからパルスエンコーダの出力値を取得する。制御装置側無線通信部5−iは、メモリ2−iからロボット10−iを動作せるための動作指令値を取得するとともに、制御部3−iからパルスエンコーダの出力値を取得し、取得した動作指令値及びパルスエンコーダの出力値をロボット制振制御装置11に送信する。
ロボット制振制御装置11は、ロボット10−iの制御対象部位に備えられた加速度センサ20−iのデータを受信する加速度センサインタフェース15と、パルスエンコーダ30−iの出力値及び加速度センサ20−iのデータに基づいて、動作指令値を、ロボット10−iの振動を抑制するように補正した補正動作指令値を算出する補正動作指令値算出部13と、補正動作指令値をロボット制御装置101−iに送信する制振制御装置側通信部である制振制御装置側無線通信部12と、を備えている。補正動作指令値算出部13は、外部からインストールされた制振制御ソフトウエア14を用いて、補正動作指令値を算出する。
ここで、実施例1に係るロボット制振制御装置11は、ロボット制御装置101−iとは独立して設けられており、制御装置側無線通信部5−iと制振制御装置側無線通信部12との間の通信は無線で行われる。ロボット制振制御装置11は、ロボット制御装置101−iとは独立して設けられているため、ロボット制振制御装置11は、ロボット制御装置101−iとは異なる他のロボット制御装置101−k(i≠k)(図示せず)と無線で通信を行うことより、ロボット10−k(図示せず)の制振制御を行うことができる。
従って、図2にはロボット制御装置及びロボットを各1台ずつのみ示しているが、ロボット制御装置及びロボットは、それぞれ複数台設けてもよい。即ち、n組(n>1)のロボット制御装置101−1〜101−nと、ロボット10−1〜10−nに対して、ロボットの制振制御を行うために設置するロボット制振制御装置11を1台のみとすることができる。図2には、n台のロボット10−1〜10−nとこれをそれぞれ制御するn台のロボット制御装置101−1〜101−nのうちのi番目のロボット10−i及びロボット制御装置101−iのみを代表して示している。
実施例1のような構成とすることにより、複数台のロボットの制振制御を行うために必要な補正動作指令値算出部13、制振制御ソフトウエア14、及び加速度センサインタフェース15をそれぞれ1つずつのみとすることができ、複数台のロボットの制振制御を行うために、ロボット制御装置に複数の補正動作指令値算出部、制振制御ソフトウエア、及び加速度センサインタフェースを設けた従来の制振制御ロボットシステムに比べてコストを削減することができる。
次に、本発明の実施例1に係る制振制御ロボットシステムの動作方法について説明する。図3に、実施例1に係る制振制御ロボットシステムの動作手順を説明するためのフローチャートを示す。
まず、ステップS101において、ロボット10−iを駆動するための動作プログラムをロボット制御装置101−iのメモリ3−iから読み出して、動作プログラム内でロボット10−iに学習させたい動作部分に、学習開始点文及び終了点文を追加する。
具体的に説明するために動作プログラムの一例を図4に示す。図4に示した動作プログラムは、ロボット10−iの制御対象部位であるアーム先端部50−iを所望のA地点からB地点へ動作させるものである。この動作プログラム内で、学習させたい動作部分に、学習開始点を指定するための文「LVC START」と終了点を指定するための文「LVC END」を追加する。
次に、ステップS102において、ロボット制御装置101−iは、動作指令値を無線でロボット制振装置11に送信する。具体的には、ロボット制御装置101−iのメモリ2−iから制御装置側無線通信部5−iに動作指令値が送信され、制御装置側無線通信部5−iからロボット制振制御装置11の制振制御装置側無線通信部12に動作指令値が無線で送信される。
次に、ステップS103において、ロボット制御装置101−iが動作プログラムを実行する。
このような動作プログラムを実行することにより、ロボット制御装置101−iの制御部3−iによってロボット10−iの学習動作が行われ、学習動作中にロボット10−iのアーム先端部位50−iに設けられた加速度センサ20−iによって検出された加速度データに基づいてアーム先端部位50−iの振動が所定の値以下となるまで学習が繰り返される。なお、本実施例では、アーム先端部位50−iの振動を所定の値以下に抑えるために動作指令値を補正する制振制御はロボット制振制御装置11によって行われる。
次にステップS104において、ロボット制御装置101−iは、ロボット10−iのサーボモータ(図示せず)のパルスエンコーダ30−iの出力値を受信するとともに記憶し、ロボット制振制御装置11へ無線で送信する。具体的には、ロボット制御装置101−iの制御部3−iがパルスエンコーダ30−iの出力値を受信した後に制御装置側無線通信部5−iに送信し、制御装置側無線通信部5−iからロボット制振制御装置11の制振制御装置側無線通信部12にパルスエンコーダ30−iの出力値が無線で送信される。
次にステップS105において、ロボット制振制御装置11がパルスエンコーダ30−iの出力値、加速度センサ20−iの検出結果である加速度データ、及び動作指令値から、アーム先端部50−iの振動を抑えるように動作指令値を補正する補正動作指令値を算出し、ロボット制御装置101−iへ無線で送信する。
補正動作指令値の算出はロボット制振制御装置11内の補正動作指令値算出部13において行われる。補正動作指令値算出部13による補正動作指令値の算出について図面を用いて説明する。図5は実施例1に係るロボット制振制御装置11内の補正動作指令値算出部13の構成を示すブロック図である。補正動作指令値算出部13は、位置偏差算出部131と、位置誤差メモリ132と、学習ゲイン乗算部133と、加算器134と、ゼロ位相ローパスフィルタ135と、学習補正量メモリ136と、を備えている。
次に、補正動作指令値の算出方法について図面を用いて説明する。図6は、補正動作指令値算出部13における補正動作指令値の算出手順を示したフローチャートである。補正動作指令値算出部13における補正動作指令値の算出は、ロボット制振制御装置11の外部からインストールされた制振制御ソフトウエア14を実行することにより行われる。
まず、ステップS201において、位置偏差算出部131がパルスエンコーダ30−iの出力値及び加速度センサ20−iの出力値である加速度データから位置偏差を計算し位置誤差メモリ132に格納する。具体的には、加速度データを位置変換器(図示せず)により位置データに変換し、この変換した位置データとパルスエンコーダの出力値から位置偏差Ezero(1)〜Ezero(N)を算出する。ここで、Nは学習動作をNステップで実行した場合のステップ数である。
次に、ステップS202において、学習ゲイン乗算部133が位置偏差に学習ゲインを掛けて、修正した位置偏差を求める。具体的には、以下の式を用いてk番目の位置偏差Ezero(k)に対して修正した位置偏差Qinを算出する。
Qin=L1×Ezero(k+m−1)
+L2×Ezero(k+m)
+L3×Ezero(k+m+1)
ここで、mは所定の整数、L1,L2,L3は学習ゲインであって定数である。
次にステップS203において、1試行前の学習補正量であるUzero(k)を学習補正量メモリ136から出力し、加算器134を用いて修正した位置偏差Qinと加算する。
次にステップS204において、ゼロ位相ローパスフィルタ135を用いて補正動作指令値を算出する。
次にステップS205において、補正された動作指令値Uzero(k)を補正前の動作指令値Uzero(k)と置き換えて学習補正量メモリ136に格納する。
以上のステップS201〜S205をk=1〜Nに対して行うことにより学習補正量が算出され、動作指令値と学習補正量から補正動作指令値が算出される。算出された補正動作指令値は補正動作指令値算出部13から制振制御装置側無線通信部12に送信され、制振制御装置側無線通信部12から制御装置側無線通信部5−iに送信される。
次に、図3に示すように、ステップS106において、ロボット制御装置101−iは動作指令値をロボット制振制御装置11から送られてきた補正動作指令値に置き替えて、再度動作プログラムを実行する。
次に、ステップS107において、ロボット制振制御装置11は、加速度センサ20−iから取得した加速度データに基づいて振動の大きさを算出し、所定の閾値との大小関係を調べる。
振動が所定の閾値以下となっている場合にはロボット制振制御装置11は制振制御を終了し、ロボット制御装置101−iは最後に算出した補正動作指令値に基づいてロボット10−iを駆動する。一方、振動が所定の閾値より大きい場合は、ステップS103に戻って、ロボット制御装置101−iがロボット10−iを再度駆動させ、ステップS104〜S106を繰り返して補正動作指令値を算出し、振動が所定の閾値以下となるまで繰り返す。
以上のようにして、本発明の実施例1に係る制振制御ロボットシステムによれば、ロボット制振制御装置をロボット制御装置とは独立して設けているため、複数台のロボット制御装置の各々には制振制御ソフトウエアをインストールする必要がない。また、加速度センサを備えたロボットの補正動作指令値を算出する制振制御をロボット制振制御装置によって行い、補正動作指令値を無線装置を利用してロボット制御装置へ転送することにより、容易にロボット制振制御システムが構築できる。
特に複数台のロボットを使用する工場において、全てのロボットに制振制御をさせたい場合、従来は全てのロボット制御装置のそれぞれに制振制御装置の設置が必要であり、工場全体としてのコストが高くなっていたが、本発明によればロボット制振制御装置が1台あればその工場にある全てのロボットの制振制御が可能であるためコストを抑制することができる。
次に、本発明の実施例1に係るロボット制振制御装置を用いて複数台のロボットに対して制振制御を行う場合の態様について説明する。本発明のロボット制振制御装置はロボット制御装置とは独立して設置することが可能であるため、1台のロボット制振制御装置を用いて、複数台のロボットを個別に制振制御することもでき、あるいは複数台のロボットを同時に制振制御することもできる。以下、これら2通りの制御方法について説明する。
まず、1台のロボット制振制御装置を用いて、複数台(n台)のロボット10−1〜10−nを個別に制振制御する場合について説明する。図7は本発明の実施例1に係る制振制御ロボットシステムを用いて個別にロボットの制振制御を行う場合の構成を示すブロック図である。まず、図7(a)に示すように、1台目のロボット制御装置101−1及びロボット10−1に、ロボット制振制御装置11を接続して、制振制御を行う。ここで、ロボット制振制御装置11とロボット制御装置101−1とは無線で接続され、ロボット制振制御装置11とロボット10−1の加速度センサ20−1とは有線で接続される。制振制御の方法は上述した通りである。
次に、図7(b)に示すように、他のロボット10−i(i=2〜n−1)の制振制御を行うために、ロボット制振制御装置11をロボット制御装置101−iと無線で接続し、ロボット制振制御装置11をロボット10−iの加速度センサ20−iと有線で接続した後、ロボット10−iの制振制御を行う。
最後に、図7(c)に示すように、最後のロボット10−nの制振制御を行うために、ロボット制振制御装置11をロボット制御装置101−nと無線で接続し、ロボット制振制御装置11をロボット10−nの加速度センサ20−nと有線で接続した後、ロボット10−nの制振制御を行う。
以上のような構成とすることにより、1台のロボット制振制御装置を用いて複数台のロボットの制振制御を個別に行うことができる。
次に、1台のロボット制振制御装置を用いて、複数台(n台)のロボット10−1〜10−nを同時に制振制御する場合について説明する。図8は本発明の実施例1に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの制振制御を同時に行う場合の構成を示すブロック図である。
図8に示すように、複数台のロボット制御装置101−1〜101−nがロボット制振制御装置11と無線で接続されている。ロボット制振制御装置11には、ロボット制御装置101−1〜101−nのうちの特定の1台と通信を行うために、制御装置切替スイッチ17が設けられている。また、複数台のロボット10−1〜10−nの加速度センサ20−1〜20−nがロボット制振制御装置11と有線で接続されている。ロボット制振制御装置11には、加速度センサ20−1〜20−nのうちの特定の1台と通信を行うために、加速度センサ切替スイッチ18が設けられている。
次に、本発明の実施例1に係るロボット制振制御装置を用いて複数台のロボットの制振制御を同時に行う場合の手順について説明する。図9は本発明の実施例1に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの補正動作指令値を算出する場合の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS301において、ロボットを特定するための番号iの初期値を0とする。次に、ステップS302において、iを1つインクリメントする。
次に、ステップS303において、ロボット制振制御装置11をi番目のロボット制御装置101−iと無線で接続されるように制御装置切替スイッチ17を切り替える。例えばi=1であれば、ロボット制振制御装置11とロボット制御装置101−1との間で通信が行えるようにする。
次に、ステップS304において、ロボット制振制御装置11をi番目のロボットの加速度センサと有線で接続されるように加速度センサ切替スイッチ18を切り替える。例えばi=1であれば、ロボット制振制御装置11とロボット10−1の加速度センサ20−1との間で通信が行えるようにする。
次に、ステップS305において、i番目のロボットの補正動作指令値を算出する。補正動作指令値を算出する手順は上述したとおりである。
補正動作指令値を算出し、制振制御が完了したら、ステップS306において、i=nか否かを判断することにより制振制御の対象としたn台のロボットの全ての制振制御が完了したか否かを判断する。i=nであれば、全てのロボットの制振制御が完了したと判断して、制振制御の動作を終了する。一方、1<nであればステップS302に戻ってiを1つインクリメントして、次の制振制御の対象であるロボットの制振制御を実行する。
以上のような構成とすることにより、1台のロボット制振制御装置を用いて複数台のロボットの制振制御を同時に行うことができる。
本発明の実施例1に係る制振制御ロボットシステムによれば、ロボット制御装置とロボット制振制御装置との間を無線で接続しているため、データの送受信を容易に行うことができる。また、ロボット制振制御装置とロボットの加速度センサとの間を有線で接続しているため、アーム先端部に無線通信のための送信機を設置することが困難な場合や、雑音等により無線でのデータの送信が困難な場合にも対処することができる。
次に、本発明の実施例2に係る制振制御ロボットシステムについて図面を用いて説明する。図10に本発明の実施例2に係る制振制御ロボットシステムのブロック図を示す。実施例2に係る制振制御ロボットシステム200は、ロボット10−iを制御するロボット制御装置201−iと、ロボット制振制御装置21と、を備え、ロボット制振制御装置21は、ロボット制御装置201−iとは独立して設けられおり、ロボット制振制御装置21の制御装置側通信部である制御装置側有線通信部6−iと制振制御装置側通信部である制振制御装置側有線通信部19との間の通信が有線で行われる点を特徴とする。
実施例2に係る制振制御ロボットシステム200が実施例1に係る制振制御ロボットシステム100と異なる点は、ロボット制振制御装置21の制御装置側通信部である制御装置側有線通信部6−iと制振制御装置側通信部である制振制御装置側有線通信部19との間の通信が有線で行われる点である。補正動作指令値を算出することによりロボット10−iの制振制御を行う手順は実施例1と同様であるので詳細な説明は省略する。
次に、本発明の実施例2に係るロボット制振制御装置を用いて複数台のロボットに対して制振制御を行う場合の態様について説明する。本発明のロボット制振制御装置はロボット制御装置とは独立して設置することが可能であるため、1台のロボット制振制御装置を用いて、複数台のロボットを個別に制振制御することもでき、あるいは複数台のロボットを同時に制振制御することもできる。以下、これら2通りの制御方法について説明する。
まず、1台のロボット制振制御装置を用いて、複数台(n台)のロボット10−1〜10−nを個別に制振制御する場合について説明する。図11は本発明の実施例2に係る制振制御ロボットシステムを用いて個別にロボットの制振制御を行う場合の構成を示すブロック図である。まず、図11(a)に示すように、1台目のロボット制御装置201−1及びロボット10−1に、ロボット制振制御装置21を接続して、制振制御を行う。ここで、ロボット制振制御装置21とロボット制御装置201−1とは有線で接続され、ロボット制振制御装置21とロボット10−1の加速度センサ20−1とは有線で接続される。制振制御の方法は上述した通りである。
次に、図11(b)に示すように、他のロボット10−i(i=2〜n−1)の制振制御を行うために、ロボット制振制御装置21をロボット制御装置201−iと有線で接続し、ロボット制振制御装置21をロボット10−iの加速度センサ20−iと有線で接続した後、ロボット10−iの制振制御を行う。
最後に、図11(c)に示すように、最後のロボット10−nの制振制御を行うために、ロボット制振制御装置21をロボット制御装置201−nと有線で接続し、ロボット制振制御装置21をロボット10−nの加速度センサ20−nと有線で接続した後、ロボット10−nの制振制御を行う。
以上のような構成とすることにより、1台のロボット制振制御装置を用いて複数台のロボットの制振制御を個別に行うことができる。
次に、1台のロボット制振制御装置を用いて、複数台(n台)のロボット10−1〜10−nを同時に制振制御する場合について説明する。図12は本発明の実施例2に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの制振制御を同時に行う場合の構成を示すブロック図である。
図12に示すように、複数台のロボット制御装置201−1〜201−nがロボット制振制御装置21と有線で接続されている。ロボット制振制御装置21には、ロボット制御装置201−1〜201−nのうちの特定の1台と通信を行うために、制御装置切替スイッチ17が設けられている。また、複数台のロボット10−1〜10−nの加速度センサ20−1〜20−nがロボット制振制御装置21と有線で接続されている。ロボット制振制御装置21には、加速度センサ20−1〜20−nのうちの特定の1台と通信を行うために、加速度センサ切替スイッチ18が設けられている。
次に、本発明の実施例2に係るロボット制振制御装置を用いて複数台のロボットの制振制御を同時に行う場合の手順について説明する。図13は本発明の実施例2に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの補正動作指令値を算出する場合の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS401において、ロボットを特定するための番号iの初期値を0とする。次に、ステップS402において、iを1つインクリメントする。
次に、ステップS403において、ロボット制振制御装置21をi番目のロボット制御装置201−iと有線で接続されるように制御装置切替スイッチ17を切り替える。例えばi=1であれば、ロボット制振制御装置21とロボット制御装置201−1との間で通信が行えるようにする。
次に、ステップS404において、ロボット制振制御装置21をi番目のロボットの加速度センサと有線で接続されるように加速度センサ切替スイッチ18を切り替える。例えばi=1であれば、ロボット制振制御装置21とロボット10−1の加速度センサ20−1との間で通信が行えるようにする。
次に、ステップS405において、i番目のロボットの補正動作指令値を算出する。補正動作指令値を算出する手順は上述したとおりである。
補正動作指令値を算出し、制振制御が完了したら、ステップS406において、i=nか否かを判断することにより制振制御の対象としたn台のロボットの全ての制振制御が完了したか否かを判断する。i=nであれば、全てのロボットの制振制御が完了したと判断して、制振制御の動作を終了する。一方、1<nであればステップS402に戻ってiを1つインクリメントして、次の制振制御の対象であるロボットの制振制御を実行する。
以上のような構成とすることにより、1台のロボット制振制御装置を用いて複数台のロボットの制振制御を同時に行うことができる。
本発明の実施例2に係る制振制御ロボットシステムによれば、ロボット制御装置とロボット制振制御装置との間を有線で接続しているため、雑音等により無線によるデータの送受信が困難な場合にも対応することができる。
次に、本発明の実施例3に係る制振制御ロボットシステムについて図面を用いて説明する。図14に本発明の実施例3に係る制振制御ロボットシステムのブロック図を示す。実施例3に係る制振制御ロボットシステム300は、ロボット10−iを制御するロボット制御装置301−iと、ロボット制振制御装置31と、を備え、ロボット制振制御装置31は、ロボット制御装置301−iとは独立して設けられおり、ロボット10−iの加速度センサ20−iとロボット制振制御装置31の加速度センサインタフェース15との間の通信が加速度センサ用無線通信部22を介して無線で行われる点を特徴とする。
実施例3に係る制振制御ロボットシステム300が実施例1に係る制振制御ロボットシステム300と異なる点は、ロボット10−iの加速度センサ20−iとロボット制振制御装置31の加速度センサインタフェース15との間の通信が加速度センサ用無線通信部22を介して無線で行われる点である。ロボット10−iの加速度センサ20−iには、加速度センサ20−iが検出した加速度データをロボット制振制御装置31の加速度センサ用無線通信部22にデータを発信するための加速度センサ送信部60−iが設けられている。補正動作指令値を算出することによりロボット10−iの制振制御を行う手順は実施例1と同様であるので詳細な説明は省略する。
次に、本発明の実施例3に係るロボット制振制御装置を用いて複数台のロボットに対して制振制御を行う場合の態様について説明する。本発明のロボット制振制御装置はロボット制御装置とは独立して設置することが可能であるため、1台のロボット制振制御装置を用いて、複数台のロボットを個別に制振制御することもでき、あるいは複数台のロボットを同時に制振制御することもできる。以下、これら2通りの制御方法について説明する。
まず、1台のロボット制振制御装置を用いて、複数台(n台)のロボット10−1〜10−nを個別に制振制御する場合について説明する。図15は本発明の実施例3に係る制振制御ロボットシステムを用いて個別にロボットの制振制御を行う場合の構成を示すブロック図である。まず、図15(a)に示すように、1台目のロボット制御装置301−1及びロボット10−1に、ロボット制振制御装置31を接続して、制振制御を行う。ここで、ロボット制振制御装置31とロボット制御装置301−1とは無線で接続され、ロボット制振制御装置31とロボット10−1の加速度センサ20−1とは無線で接続される。制振制御の方法は上述した通りである。
次に、図15(b)に示すように、他のロボット10−i(i=2〜n−1)の制振制御を行うために、ロボット制振制御装置31をロボット制御装置301−iと無線で接続し、ロボット制振制御装置31をロボット10−iの加速度センサ20−iと無線で接続した後、ロボット10−iの制振制御を行う。
最後に、図15(c)に示すように、最後のロボット10−nの制振制御を行うために、ロボット制振制御装置31をロボット制御装置301−nと無線で接続し、ロボット制振制御装置31をロボット10−nの加速度センサ20−nと無線で接続した後、ロボット10−nの制振制御を行う。
以上のような構成とすることにより、1台のロボット制振制御装置を用いて複数台のロボットの制振制御を個別に行うことができる。
次に、1台のロボット制振制御装置を用いて、複数台(n台)のロボット10−1〜10−nを同時に制振制御する場合について説明する。図16は本発明の実施例3に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの制振制御を同時に行う場合の構成を示すブロック図である。
図16に示すように、複数台のロボット制御装置301−1〜301−nがロボット制振制御装置31と無線で接続されている。ロボット制振制御装置31には、ロボット制御装置301−1〜301−nのうちの特定の1台と通信を行うために、制御装置切替スイッチ17が設けられている。また、複数台のロボット10−1〜10−nの加速度センサ20−1〜20−nがロボット制振制御装置31と無線で接続されている。ロボット制振制御装置31には、加速度センサ20−1〜20−nのうちの特定の1台と通信を行うために、加速度センサ切替スイッチ18が設けられている。
次に、本発明の実施例3に係るロボット制振制御装置を用いて複数台のロボットの制振制御を同時に行う場合の手順について説明する。図17は本発明の実施例3に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの補正動作指令値を算出する場合の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS501において、ロボットを特定するための番号iの初期値を0とする。次に、ステップS502において、iを1つインクリメントする。
次に、ステップS503において、ロボット制振制御装置31をi番目のロボット制御装置301−iと無線で接続されるように制御装置切替スイッチ17を切り替える。例えばi=1であれば、ロボット制振制御装置31とロボット制御装置301−1との間で通信が行えるようにする。
次に、ステップS504において、ロボット制振制御装置31をi番目のロボットの加速度センサと無線で接続されるように加速度センサ切替スイッチ18を切り替える。例えばi=1であれば、ロボット制振制御装置31とロボット10−1の加速度センサ20−1との間で通信が行えるようにする。
次に、ステップS505において、i番目のロボットの補正動作指令値を算出する。補正動作指令値を算出する手順は上述したとおりである。
補正動作指令値を算出し、制振制御が完了したら、ステップS506において、i=nか否かを判断することにより制振制御の対象としたn台のロボットの全ての制振制御が完了したか否かを判断する。i=nであれば、全てのロボットの制振制御が完了したと判断して、制振制御の動作を終了する。一方、1<nであればステップS502に戻ってiを1つインクリメントして、次の制振制御の対象であるロボットの制振制御を実行する。
以上のような構成とすることにより、1台のロボット制振制御装置を用いて複数台のロボットの制振制御を同時に行うことができる。
本発明の実施例3に係る制振制御ロボットシステムによれば、ロボットの加速度センサとロボット制振制御装置の加速度センサインタフェースとの間の通信が無線で行われるため、ロボット制振制御装置とロボットの加速度センサとの間のデータの送受信を容易に行うことができる。
次に、本発明の実施例4に係る制振制御ロボットシステムについて図面を用いて説明する。図18に本発明の実施例4に係る制振制御ロボットシステムのブロック図を示す。実施例4に係る制振制御ロボットシステム400は、ロボット10−iを制御するロボット制御装置401−iと、ロボット制振制御装置41と、を備え、ロボット制振制御装置41は、ロボット制御装置401−iとは独立して設けられおり、ロボット制振制御装置41の制御装置側通信部である制御装置側有線通信部6−iと制振制御装置側通信部である制振制御装置側有線通信部19との間の通信が有線で行われ、かつ、ロボット10−iの加速度センサ20−iとロボット制振制御装置41の加速度センサインタフェース15との間の通信が加速度センサ用無線通信部22を介して無線で行われる点を特徴とする。
実施例4に係る制振制御ロボットシステム400が実施例2に係る制振制御ロボットシステム200と異なる点は、ロボット10−iの加速度センサ20−iとロボット制振制御装置41の加速度センサインタフェース15との間の通信が加速度センサ用無線通信部22を介して無線で行われる点である。ロボット10−iの加速度センサ20−iには、加速度センサ20−iが検出した加速度データをロボット制振制御装置41の加速度センサ用無線通信部22にデータを発信するための加速度センサ送信部60−iが設けられている。補正動作指令値を算出することによりロボット10−iの制振制御を行う手順は実施例1と同様であるので詳細な説明は省略する。
次に、本発明の実施例4に係るロボット制振制御装置を用いて複数台のロボットに対して制振制御を行う場合の態様について説明する。本発明のロボット制振制御装置はロボット制御装置とは独立して設置することが可能であるため、1台のロボット制振制御装置を用いて、複数台のロボットを個別に制振制御することもでき、あるいは複数台のロボットを同時に制振制御することもできる。以下、これら2通りの制御方法について説明する。
まず、1台のロボット制振制御装置を用いて、複数台(n台)のロボット10−1〜10−nを個別に制振制御する場合について説明する。図19は本発明の実施例4に係る制振制御ロボットシステムを用いて個別にロボットの制振制御を行う場合の構成を示すブロック図である。まず、図19(a)に示すように、1台目のロボット制御装置401−1及びロボット10−1に、ロボット制振制御装置41を接続して、制振制御を行う。ここで、ロボット制振制御装置41とロボット制御装置401−1とは有線で接続され、ロボット制振制御装置41とロボット10−1の加速度センサ20−1とは無線で接続される。制振制御の方法は上述した通りである。
次に、図19(b)に示すように、他のロボット10−i(i=2〜n−1)の制振制御を行うために、ロボット制振制御装置41をロボット制御装置401−iと有線で接続し、ロボット制振制御装置41をロボット10−iの加速度センサ20−iと無線で接続した後、ロボット10−iの制振制御を行う。
最後に、図19(c)に示すように、最後のロボット10−nの制振制御を行うために、ロボット制振制御装置41をロボット制御装置401−nと有線で接続し、ロボット制振制御装置41をロボット10−nの加速度センサ20−nと無線で接続した後、ロボット10−nの制振制御を行う。
以上のような構成とすることにより、1台のロボット制振制御装置を用いて複数台のロボットの制振制御を個別に行うことができる。
次に、1台のロボット制振制御装置を用いて、複数台(n台)のロボット10−1〜10−nを同時に制振制御する場合について説明する。図20は本発明の実施例4に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの制振制御を同時に行う場合の構成を示すブロック図である。
図20に示すように、複数台のロボット制御装置401−1〜401−nがロボット制振制御装置41と有線で接続されている。ロボット制振制御装置41には、ロボット制御装置401−1〜401−nのうちの特定の1台と通信を行うために、制御装置切替スイッチ17が設けられている。また、複数台のロボット10−1〜10−nの加速度センサ20−1〜20−nがロボット制振制御装置41と無線で接続されている。ロボット制振制御装置41には、加速度センサ20−1〜20−nのうちの特定の1台と通信を行うために、加速度センサ切替スイッチ18が設けられている。
次に、本発明の実施例4に係るロボット制振制御装置を用いて複数台のロボットの制振制御を同時に行う場合の手順について説明する。図21は本発明の実施例4に係る制振制御ロボットシステムを用いて複数台のロボットの補正動作指令値を算出する場合の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS601において、ロボットを特定するための番号iの初期値を0とする。次に、ステップS602において、iを1つインクリメントする。
次に、ステップS603において、ロボット制振制御装置41をi番目のロボット制御装置401−iと有線で接続されるように制御装置切替スイッチ17を切り替える。例えばi=1であれば、ロボット制振制御装置41とロボット制御装置401−1との間で通信が行えるようにする。
次に、ステップS604において、ロボット制振制御装置41をi番目のロボットの加速度センサと無線で接続されるように加速度センサ切替スイッチ18を切り替える。例えばi=1であれば、ロボット制振制御装置41とロボット10−1の加速度センサ20−1との間で通信が行えるようにする。
次に、ステップS605において、i番目のロボットの補正動作指令値を算出する。補正動作指令値を算出する手順は上述したとおりである。
補正動作指令値を算出し、制振制御が完了したら、ステップS606において、i=nか否かを判断することにより制振制御の対象としたn台のロボットの全ての制振制御が完了したか否かを判断する。i=nであれば、全てのロボットの制振制御が完了したと判断して、制振制御の動作を終了する。一方、1<nであればステップS602に戻ってiを1つインクリメントして、次の制振制御の対象であるロボットの制振制御を実行する。
以上のような構成とすることにより、1台のロボット制振制御装置を用いて複数台のロボットの制振制御を同時に行うことができる。
本発明の実施例4に係る制振制御ロボットシステムによれば、ロボットの加速度センサとロボット制振制御装置の加速度センサインタフェースとの間の通信が無線で行われるため、ロボット制振制御装置とロボットの加速度センサとの間のデータの送受信を容易に行うことができる。
以上説明した実施例の制振制御ロボットシステムを構成するロボット制振制御装置は可動式、または可搬式とすることができる。このようにすることで、離れた場所に存在する複数台のロボットに対しても機動的にロボットの制振制御を行うことができる。
上記の実施例においては、加速度センサが検出した加速度データをロボット制振制御装置が受信するような構成としたがこれには限られず、加速度センサが検出した加速度データをロボット制御装置が受信し、受信した加速度データをロボット制御装置からロボット制振制御装置に送信するようにしてもよい。
本実施例のロボット制御装置及びロボット制振制御装置は無線通信部または有線通信部を有する構成を示したが、無線通信部と有線通信部の両者を備えて、これらを接続態様に合わせて切り換えるようにしてもよい。例えば、あるロボット制御装置はロボット制振制御装置と無線でデータの送受信を行い、他のロボット制御装置はロボット制振制御装置と有線でデータを送受信するようにしてもよい。このようにロボット制振制御装置が無線または有線のデータの送受信に対応可能とすることで、ロボット制御装置の通信部が無線または有線のいずれの方式を採用していても、1台のロボット制振制御装置を用いてデータの送受信を行うことができる。
100、200、300、400 制振制御ロボットシステム
11、21、31、41 ロボット制振制御装置
12 制振制御装置側無線通信部
13 補正動作指令値算出部
14 制振制御ソフトウエア
15 加速度センサインタフェース
16 加速度センサ用有線通信部
17 制御装置切替スイッチ
18 加速度センサ切替スイッチ
19 制振制御装置側有線通信部
22 加速度センサ用無線通信部
101−i ロボット制御装置
2−i メモリ
3−i 制御部
4−i 動作プログラム
5−i 制御装置側無線通信部
6−i 制御装置側有線通信部
10−i ロボット
20−i 加速度センサ
30−i パルスエンコーダ
40−i アーム
50−i アーム先端部
60−i 加速度センサ送信部

Claims (6)

  1. ロボットを駆動するサーボモータに動作指令値を送信し、該動作指令値に基づいて動作するサーボモータのパルスエンコーダの出力値を受信し、前記動作指令値及び前記パルスエンコーダの出力値をロボット制振制御装置に送信する制御装置側通信部を備えたロボット制御装置と、
    ロボットの制御対象部位に備えられた加速度センサのデータを受信する加速度センサインタフェース、前記パルスエンコーダの出力値及び前記加速度センサのデータに基づいて、前記動作指令値を、ロボットの振動を抑制するように補正した補正動作指令値を算出する補正動作指令値算出部、及び前記補正動作指令値を前記ロボット制御装置に送信する制振制御装置側通信部を備えたロボット制振制御装置と、を備え、
    前記ロボット制振制御装置は、前記ロボット制御装置とは独立して設けられている、
    ことを特徴とする制振制御ロボットシステム。
  2. 前記制御装置側通信部と前記制振制御装置側通信部との間の通信が無線で行われる、請求項1に記載の制振制御ロボットシステム。
  3. 前記制御装置側通信部と前記制振制御装置側通信部との間の通信が有線で行われる、請求項1に記載の制振制御ロボットシステム。
  4. ロボットの加速度センサと前記加速度センサインタフェースとの間の通信が無線で行われる、請求項1に記載の制振制御ロボットシステム。
  5. ロボットの加速度センサと前記加速度センサインタフェースとの間の通信が有線で行われる、請求項1に記載の制振制御ロボットシステム。
  6. 前記ロボット制振制御装置を1台使用して、複数のロボット制御装置によって制御される複数のロボットを同時に制振制御する、請求項1に記載の制振制御ロボットシステム。
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