JP2014012954A - 引戸閉鎖装置 - Google Patents

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琢生 木下
Keiji Iwata
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Abstract

【課題】固定手段を短くすることができると共に閉鎖装置本体のコンパクト化を図る。
【解決手段】固定手段2Aは、引戸1の開放側部位に設けられかつ導入傾斜面21bが形成された落し23を有する第1案内部21及び第1案内部より引戸の閉鎖側部位に設けられた第2案内部22とで構成され、閉鎖装置本体9Aは、固定軸12に軸支されて一端部に第1滑動部分13Aを有すると共に他端部に被係合部18を有する回転体14A、第1滑動部分が落しに落ち込むように回転体を落し方向へ常時付勢する付勢手段11A、一端部に回転体の被係合部に係合する係合部28を有すると共に他端部に第2滑動部分16Aを有する回転体用位置保持手段15A、とから構成され、引戸の完全閉鎖時の直前までに第2案内部に制御される回転体用位置保持手段が回転体の係合を解き、その後、第1滑動部分が落しの導入傾斜面を押圧しながら落しに係入する。
【選択図】図3

Description

本発明は引戸閉鎖装置に関する。本発明は単独で実施することもできるが、例えば緩衝装置(ダンパー装置)と組み合わせて用いもこともできる引戸閉鎖装置に関する。なお、緩衝装置と本発明の引戸閉鎖装置を組み合わせた実施形態は、「ソフトクローズ装置」と称され得る。
特許文献1は出願人が提案した引戸閉鎖装置の一例である。ここで、特許文献1の主要部を、図9及び図10を参照にして説明する。
図9及び図10に於いて、1は引戸で、この引戸の上端部には、ケース状に形成された固定部材2が水平方向に設けられている。この固定部材2は、向う側の長尺状第1固定プレート2aと、該第1固定プレート2aと対向する手前側の長尺状第2固定プレート2bとから構成されており、図面に表れている手前側の長尺状第2固定プレート2bの中途部には段差部分3が形成されている(構成が複雑なので、便宜上、手前側の長尺状第2固定プレート2bを仮想線で描く)。
しかして、この固定部材2の内部には、水平案内部分4aと、該水平案内部分4aの後端部に連設する左下がりの傾斜部分4bとから成る全体形状が「へ」の字のカムレバー4が、先端部側の横軸5で軸支されている。
また、カムレバー4の直ぐ下方には、長杆状進退動トリガー6aと、この進退動トリガー6aの後端部にリンク係合した縦方向ロックレバー6bとから成るカムレバー用ロック手段6が配設されている。そして、前記長杆状トリガー6aの先端部は、常時、図示しないバネ部材で、その先端部が引戸の開閉端部1aから突出するように付勢されている。
一方、戸枠7には、基板8を介して、上記固定手段2及びカムプレート4に第1及び第2の滑動部分13、16がそれぞれ当接する閉鎖装置本体9が設けられている。しかして、前記閉鎖装置本体9は、横方向に伸縮する付勢手段11と、固定軸12に軸支され、その一端部が前記付勢手段11の先端部に連結されていると共に、他端部に第1滑動部分に相当する押圧固定部13を有するブーメラン形状のパワーレバー14が設けられている。
さらに、前記基板8には、パワーレバー14を所要の回転位置姿勢状態に保持するための位置保持手段15が配設され、該位置保持手段15は、前記パワーレバー14と係脱可能な係止レバー15aと、該係止レバー15aと共働するように連結されかつ下端部に第2滑動部分に相当する滑動ローラ16を備えた可動リンク15bとから成る。
したがって、特許文献1の引戸閉鎖装置Xは、引戸1の上端部に設けられた固定手段2と、この固定手段2に回転可能に設けられたカムレバー4と、該カムレバー4用のロック手段6と、一方、前記固定手段2及びカムレバー4をそれぞれ滑動する複数の滑動部分13、16を有するパワーレバー14を備え、かつ戸枠に設けられた閉鎖装置本体9とから成り、前記閉鎖装置本体9は、一端部に前記第1滑動部分に相当する押圧固定部13を有すると共に、他端部が付勢手段11に連結されかつ固定軸12に軸支された前記パワーレバー14と、このパワーレバー14を所要の回転位置姿勢状態に保持するための位置保持手段15とから成る。そして、前記位置保持手段15は、パワーレバー14の被係合部18に係脱するように基板8に支軸19を介して軸支された係止レバー15aと、該係止レバー15aに一体的に設けられていると共に、下端部に第2滑動部分に相当する滑動ローラ16を有する可動リンク15bとから成る。
上記構成に於いて、引戸を閉鎖する際、図10で示すように、位置保持手段15は、固定部材2の長尺状第2固定プレート2bを走行する滑動ローラ16を有する可動リンク15b及び係止レバー15aを介してパワーレバー14に対する係合を解き、また位置保持手段15から係合を解かれた前記パワーレバー14の押圧固定部13は、カムレバー4の水平案内部分4aから傾斜部分4bへと滑動可能と成る。
そして、前記押圧固定部13が前記傾斜部分4bを滑動する直前には、トリガー6aの先端部が戸枠7側に衝突し、その結果、該トリガー6aが後退することにより、カムレバー用ロック手段6がカムレバー4に対する係止状態を解くので、付勢手段11の付勢力がパワーレバー14の傾斜部分4bに作用して引戸1が閉鎖方向Aに移動する。
したがって、特許文献1の引戸閉鎖装置Xは、引戸を完全に閉鎖するための閉鎖アシスト装置であることから、本願発明に対して先行する公知文献となるものである。
しかしながら、特許文献1の引戸閉鎖装置Xは、閉鎖装置本体の複数の滑動部分に関して、パワーレバー14の第1滑動部分に相当する押圧固定部13は揺動可能なカムレバー4の水平案内部分4aを滑動するのに対して、その第2滑動部分の滑動ローラ16は固定部材2の長尺状第2固定プレート2bを走行するので、カムレバー4用のロック手段6が必要である、該ロック手段6を固定手段2に正確に配設しなければならない、固定手段2が非常に長い、正確に各部材を配設しなければならない等の問題点があった。
特開2012−82666号公報
引戸を完全閉鎖する際、引戸を閉める力が閉鎖直前で弱くなった場合や、或いは装置を構成するバネ部材の付勢力、或いは又ダンパー装置の作動抵抗によって引戸が途中で止まってしまい、その結果、完全に閉鎖できないことがある。また引戸が比較的大型の場合には、引戸を一時停止させるための緩衝装置の有無に関わらず、完全に引戸を閉めるための補助装置を備えた引戸閉鎖装置が望まれる。さらに、発明の目的が、少なくとも「指詰め防止」である場合には、引戸又は戸枠のいずれかに緩衝装置(ダンパー装置)が設けられ、引戸が閉まりきる直前の状態で一時停止するが、このような引戸一時停止型の実施形態の場合には、さらに引戸を完全閉鎖するために補助的作用を有する引戸閉鎖装置が望まれる。加えて、引戸の完全閉鎖時に、引戸が戸枠の縦枠に密着することが望まれる。
本願発明は、上記の要望を満足するために出現したものであり、発明の所期の目的は、特に、引戸又は戸枠のいずれかに設けられた固定手段の引戸の開閉方向の長さを短くすること及び固定手段に複数の滑動部分がそれぞれ当接するように戸枠又は引戸のいずれかに設けられた閉鎖装置本体をコンパクト化することである。
また発明の第2の目的は、「一つの固定手段(複数の固定プレートが一体的に係合した場合も含む)」に複数の制御機能を持たせることにより、閉鎖装置全体の構成部材の点数を少なくすることである。
その他の目的は、構成部材を精度良く製作をする必要がない、容易に引戸及び戸枠に装置を取付けることができること、安価に製作をすることができること等である。なお、本願発明は、特に図示しないが、引戸を一時停止させるための緩衝装置(ダンパー装置)と組み合わせて用いるのが望ましい(これは「ソフトクローズ装置」)と称される。
本発明の引戸閉鎖装置は、引戸又は戸枠のいずれかに設けられた固定手段と、この固定手段に第1・第2の滑動部分がそれぞれ当接するように戸枠又は引戸のいずれかに設けられた閉鎖装置本体とから成る引戸閉鎖装置であって、前記固定手段は、前記引戸の開放側部位に設けられかつ導入傾斜面が形成された落しを有する第1案内部及びこの第1案内部より引戸の閉鎖側部位に設けられた第2案内部とで構成され、一方、前記閉鎖装置本体は、固定軸に軸支されて、一端部に前記第1滑動部分に相当する押圧固定部を有すると共に、他端部に被係合部を有する回転体、前記押圧固定部が前記落しに落ち込むように該回転体を落し方向へ常時付勢する付勢手段、一端部に前記回転体の前記被係合部に係合する係合部を有すると共に、他端部に前記第2滑動部分を有する前記回転体用の位置保持手段とから構成され、前記引戸の完全閉鎖時に、前記回転体の1滑動部分は前記固定手段の第1案内部に制御されると共に、前記回転体用の位置保持手段は前記固定手段の第2案内部に制御され、前記完全閉鎖時の直前までに回転体用の位置保持手段からの係合を解かれた回転体は、その後前記1滑動部分が前記落しの導入傾斜面を押圧しながら該落しに係入することを特徴とする。
(a)一つの固定手段に閉鎖装置本体の第1・第2の滑動部分がそれぞれ制御されるように構成したので、固定手段を短くすることができると共に、閉鎖装置本体のコンパクト化を図ることができる。
(b)構成部材を精度良く製作をする必要がない、容易に引戸及び戸枠に装置を取付けることができる、安価に製作をすることができる等の利点がある。
(c)引戸を一時停止させるための緩衝装置(ダンパー装置)と組み合わせて用いることもできる。
図1乃至図7は、本発明の第1実施形態の各説明図。図8は本発明の第2実施形態の各説明図。図9及び図10は、従来の実施形態を示す各説明図。
引戸に固定部材を設け、一方戸枠に閉鎖装置本体を設けた正面視からの説明図。 正面視からの説明図。 斜視からの説明図。 完全閉鎖時の直前までに、回転体が位置保持手段からの係合を解かれた状態の説明図。 固定手段の第1案内部に回転体の1滑動部分が案内される説明図。 完全閉鎖時(一つの固定手段に閉鎖装置本体の第1・第2の滑動部分が制御された状態)の説明図。 引戸閉鎖時における全体の流れを示す説明図。 戸枠に閉鎖装置本体を設け、一方引戸に固定部材を設けた正面視からの説明図。 従来の実施形態であって、引戸に固定部材を設け、一方、戸枠に閉鎖装置本体を設けた正面視からの説明図。 完全閉鎖時に至る説明図。
本発明は特許文献1を改良したものであるから、特許文献1と同一の部分には同一又は同様の符号を付す。したがって、引戸、戸枠等の環境部材の詳細説明は割愛する。なお、固定部材及び閉鎖装置本体の取付け箇所は特許文献1と同じである。
(1)新規事項の1…新規事項の1は、「引戸閉鎖装置X1が、引戸1又は戸枠7のいずれかに設けられた固定手段2Aと、この固定手段2Aに第1・第2の滑動部分13A、16Aがそれぞれ当接するように戸枠1又は引戸7のいずれかに設けられた閉鎖装置本体9Aとから成る点」である。
図1乃至図7は、引戸1に固定部材2Aを設け、一方、戸枠7に閉鎖装置本体9Aを設けた第1実施形態である。これに対して、特許文献1の引戸閉鎖装置Xは、引戸1及び戸枠7に対する取付け態様は第1実施形態と同様であるが、閉鎖装置本体9に設けた第1・第2の滑動部分13、16は、一つの固定手段2Aに案内されるものではない。例えば図10で示すように、閉鎖装置本体9の第1の滑動部分13は可動片としてのパワーレバー14の傾斜部分4bに乗っている。これに対して、位置保持手段15の第2滑動部分に相当する滑動ローラ16は、固定部材2としての第2固定プレート2bに乗っている。
このように、特許文献1の閉鎖装置本体9に設けた第1・第2の滑動部分13、16は、固定側の部材と可動側の部材にそれぞれ案内されることから、引戸1の閉鎖時、固定側の部材2と可動側の部材4が閉戸方向Aへ相当移動しない限り制御されない構造であった。であるから、特許文献1の固定手段としての固定部材2は、そのストロークを長くする必要があった。
(2)新規事項の2…新規事項の2は固定手段2Aである。すなわち、固定手段2Aは、引戸1の開放側B部位に設けられ、かつ水平状或いはやや傾斜状の案内面21aに続く導入傾斜面21bが形成された落し23を有する第1案内部21、及びこの第1案内部より引戸1の閉鎖側A部位に設けられた第2案内部22とで構成されている。
固定手段2Aは、少なくも前記第1案内部21を有する第1固定プレートPと、この第1固定プレートの引戸の閉鎖側A端部に一体的に固定された第2案内部22を有する第2固定プレートP1とから成る引戸側の一つの案内部材である。
実施形態では、図2で示すように、合計3枚の固定プレートP、P1、P3を溶接、固着等により一体的に構成し、第1固定プレートPには、やや傾斜状の案内面21aと、この案内面21aに続く急斜面状の導入傾斜面21bと、該導入傾斜面21bを有する落し23をそれぞれ形成し、また第2固定プレートP1の第2案内部22には、30度〜45度程度の導入傾斜面22aと、これに続く水平状支持面22bをそれぞれ形成し、さらに、前記第1固定プレートPと第2固定プレートP1との間に固定的に挟まれ、かつ前記落し23と横方向に連通する第1滑動部分用支持凹所24を有する第3固定プレートP3とから構成されている。
加えて、第2固定プレートP1の水平状支持面22bは、第2の滑動部分16Aが滑動することを考慮して第1固定プレートPの案内面21aよりも一段高く設定されている。なお、前記落し23は、第1案内部21の後端部に形成された落し溝であっても良い。このように、本実施形態の固定手段2Aは、単数又は複数の固定プレートで構成された「一つの固定手段」であり、後述の閉鎖装置本体9Aの第1・第2の滑動部分13A、16Aをそれぞれ制御する。
(3)新規事項の3…閉鎖装置本体9Aである。
閉鎖装置本体9Aは、固定軸12に軸支されて、一端部に第1滑動部分13Aに相当する押圧固定部(実施形態では滑動ローラ) 13Aを有すると共に、他端部に被係合部18を有する短板状の回転体14A、前記押圧固定部13Aが導入傾斜面21bを案内された落し23に落ち込むように該短板状回転体14Aを落し方向へ常時付勢する付勢手段11A、一端部に前記短板状回転体14Aの前記被係合部18に係合する係合部を有すると共に、他端部に第2滑動部分16Aを有する前記回転体用位置保持手段15Aとから構成されている。
しかして、上記構成の閉鎖装置本体9Aは、例えば図3及び図4で示すように、引戸1の完全閉鎖時に、短板状回転体14Aの第1滑動部分13Aは、引戸側の固定手段2Aの第1案内部21に制御されると共に、回転体用位置保持手段15Aは前記固定手段2Aの第2案内部22に制御され、完全閉鎖時の直前までに回転体用位置保持手段15Aからの係合を解かれる。
付言すると、図3及び図4は、引戸1の上辺部前框付近に複数の案内部を有する固定手段2Aが配設され、一方、閉鎖装置本体9Aは、横長状の収納ケース8Aに組み込まれ、かつ、引戸閉鎖時に前記引戸1の上辺部前框付近に対向するように戸枠7の上枠に配設され、該閉鎖装置本体9Aを構成する短板状回転体14Aは、第1滑動部分13Aの第1案内部21の落し23に落ちることが可能であり、また、略同時に又はそれ以前に前記固定手段2Aの第2案内部22に既に案内されている第2滑動部分16Aを介して回転体用位置保持手段15Aからの係合状態を解かれたことを示す。
上記のように回転体用位置保持手段15Aから自由になった短板状回転体14Aは、図6で示すように、その後、前記1滑動部分13Aが前記落し23の導入傾斜面21bを押圧しながら該落し23に係入し、その結果、引戸1の開閉端部1aは戸枠7の縦枠に密着する。
(4)その他の事項…収納ケース体8A、付勢手段11A、回転体用位置保持手段15Aについて補足説明をする。閉鎖装置本体9Aは、下端開口の長箱状の収納ケース体8Aに組み込まれ、その短板状回転体14Aは、前記収納ケース体8Aに横設軸架された固定軸12に軸支されている。また、閉鎖装置本体9Aの付勢手段11Aの中央部は固定前記軸12に巻装されており、一端部は収納ケース体8A内のバネ端支持ピン26に支持され、その他端部は短板状回転体14Aに形成されたバネ支持部分14aに圧接している。
さらに、回転体用位置保持手段15Aは、その支軸19に中央部が巻装されたバネ部材27で係合解除の方向に常時付勢されており、一端部は不番のバネ支持部分に圧接し、他端部は収納ケース体8Aの一側壁の内壁面に圧接している。そして、引戸1の完全閉鎖時、その第2滑動部分16Aが第2案内部22の導入傾斜面22aを滑動して行くと、前記バネ部材27のバネ力に抗して鉤状の係合部28が短板状回転体14Aの被係合部18から離れ行く。
図8は本発明の第2実施形態の各説明図である。この図8と図1を対比すると明らかなように、第2実施形態は、固定手段2Aと閉鎖装置本体9Aの取付け態様を逆にしたものである。すなわち、戸枠7の上枠に固定部材(固定手段)2Aを設け、一方、引戸1の上辺部前框付近に閉鎖装置本体9Aを設けた。この第2実施形態の場合は、固定手段2Aの落し23、支持凹所24は、当然、逆様の状態と成る。なお、閉鎖装置本体9Aの収納ケース8Aの側壁下端部には、適宜、不番の切欠が形成されている。
本発明は建具の分野で利用される。
X、X1…引戸閉鎖装置、1…引戸、2A…固定手段、P…第1固定プレート、P1…第2固定プレート、P3…第3固定プレート、7…戸枠、8A…収納ケース、9A…閉鎖装置本体、11A…付勢手段、12…固定軸、13A…第1滑動部分、14A…回転体、15A…回転体用位置保持手段、16A…第2滑動部分、18…被係合部、19…支軸、21…第1案内部、21a…案内面、21b…導入傾斜面、22…第2案内部、22a…導入傾斜面、22b…水平状支持面、23…落し(落し溝、凹所)、27…バネ部材、28…鉤状係合部、A…閉戸側、B…開放側。

Claims (5)

  1. 引戸又は戸枠のいずれかに配設された固定手段と、この固定手段に対して引戸又は戸枠のいずれかに配設され、前記固定手段に第1・第2の滑動部分がそれぞれ当接する閉鎖装置本体とから成る引戸閉鎖装置であって、固定手段は、引戸の開放側部位に設けられかつ導入傾斜面が形成された落しを有する第1案内部及びこの第1案内部より引戸の閉鎖側部位に設けられた第2案内部とで構成され、一方、閉鎖装置本体は、固定軸に軸支されて、一端部に第1滑動部分を有すると共に、他端部に被係合部を有する回転体、第1滑動部分が落しに落ち込むように該回転体を落し方向へ常時付勢する付勢手段、一端部に回転体の被係合部に係合する係合部を有すると共に、他端部に前記第2滑動部分を有する回転体用位置保持手段とから構成され、引戸の完全閉鎖時に、回転体の第1滑動部分は固定手段の第1案内部に制御されると共に、回転体用位置保持手段は固定手段の第2案内部に制御され、完全閉鎖時の直前までに回転体用位置保持手段からの係合を解かれた回転体は、その後、第1滑動部分が落しの導入傾斜面を押圧しながら該落しに係入する引戸閉鎖装置。
  2. 請求項1に於いて、固定手段は、少なくとも第1案内部を有する第1固定プレートと、この第1固定プレートの引戸の閉鎖側端部に一体的に固定された第2案内部を有する第2固定プレートとから成る引戸側の一つの案内部材であることを特徴とする引戸閉鎖装置。
  3. 請求項1に於いて、閉鎖装置本体は、下端開口の長箱状の収納ケース体に組み込まれ、その回転体は、前記収納ケース体に横設軸架された固定軸に軸支されていることを特徴とする引戸閉鎖装置。
  4. 請求項1に於いて、付勢手段の中央部は固定軸に巻装されていることを特徴とする引戸閉鎖装置。
  5. 請求項1に於いて、回転体用の位置保持手段は、その支軸に中央部が巻装されたバネ部材で係合解除の方向に常時付勢されており、引戸の完全閉鎖時、その第2滑動部分が第2案内部の傾斜面を滑動して行くと、前記バネ部材のバネ力に抗して係合部が回転体の被係合部から離れ行くことを特徴とする引戸閉鎖装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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