JP2014012540A - 包装充填装置 - Google Patents

包装充填装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014012540A
JP2014012540A JP2012150133A JP2012150133A JP2014012540A JP 2014012540 A JP2014012540 A JP 2014012540A JP 2012150133 A JP2012150133 A JP 2012150133A JP 2012150133 A JP2012150133 A JP 2012150133A JP 2014012540 A JP2014012540 A JP 2014012540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot air
packaging
air injection
pipe
filling apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012150133A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6066597B2 (ja
Inventor
Hisami Mitsuishi
久実 三石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Tetra Pak KK
Original Assignee
Nihon Tetra Pak KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Tetra Pak KK filed Critical Nihon Tetra Pak KK
Priority to JP2012150133A priority Critical patent/JP6066597B2/ja
Publication of JP2014012540A publication Critical patent/JP2014012540A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6066597B2 publication Critical patent/JP6066597B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Package Closures (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)

Abstract

【課題】最終形状成形装置のホットエアー噴射ノズルに、包装積層材料のポリエチレンが堆積せず、ポリエチレン固形/軟化堆積物の異物が無く、良好な運転を長期に可能にし、容器の外観を汚すこともなく、シール面の接着性を維持することができる包装充填装置を提供する。
【解決手段】包装充填装置の最終形状成形装置20が、カートンステーション21と、コンベア23と、駆動装置22と、フラップを容器パネルにヒートシールする加熱装置24とを備え、加熱装置24が、ボトムパネルに折畳まれるフィン及びフラップをヒートシールする第1ホットエアー噴射ノズル25と、サイドパネルに折畳まれるフィン及びフラップをヒートシールする第2ホットエアー噴射ノズル26とを有し、ホットエアー噴射ノズル25、26のホットエアー噴射面が、実質的に均一な高温である。
【選択図】図6

Description

本発明は、ウェブ状包装材料をチューブ状に成形して液体食品を充填し、フィン及びフラップを折畳んで紙容器を製造する包装充填装置に関する。
柔軟性に富んだ紙製包装材料は多年にわたって液体食品を包装するために用いられてきた。牛乳、果汁ジュース、野菜ジュース、豆乳、ワイン、清酒、焼酎、ミネラルウォーター、スープ及びその他飲料のための図3に示すような包装容器は、例えば、繊維質基材(例えば、紙など)/プラスチック積層体に折目線が付けられたウェブ状包装材料を、その長手方向の縦線シールによりチューブ状に成形し、チューブ状に成形された包装材料内に液体食品を充填し、チューブ状包装材料を横断方向に横シールすると共に、枕状の包装体(一次形状容器)に予備成形する。
枕状の包装体を横シール帯域で容器1個分ごとに切断し、最終成形工程で、折目線に沿って山折り若しくは谷折に、フィン2及びフラップ3を、ボトムフラップ(図3に図示せず)、トップパネル4及びサイドパネル5に折畳んで、図3に示すフロントパネル6を有するレンガ状の容器1が成形される。
図4に示される包装充填装置例では、ウェブ状の包装積層材料10は、リール状で包装充填装置に収容される。包装材料10は、少なくとも、紙基材、及び紙基材の両面にポリエチレンが積層された可撓性の積層体から成り、必要に応じて、紙基材とポリエチレンとの間にアルミニウム箔などの導電バリア層が形成され、包装容器の表面に相当する部分に模様や文字が印刷される。
包装材料10は、搬送手段によって連続的に搬送される。包装材料10は、ストリップ接合手段によって包装材料10の一方の縁部に沿ってストリップが接合される。
包装材料10は、殺菌ステーションに送られ、殺菌される。殺菌された包装材料10が無菌室に送られる。包装材料10は、成形ローラ11によって徐々に変形されてチューブ状の形状に成形される。
チューブ状に成形された包装材料10の両縁部が重ねられ、縦シール装置12によってストリップと共に押し当てて縦シールされる。充填パイプを介して供給された液体食品がチューブ状包装材料10内に充填される。
チューブ状包装材料は、下方に案内されて、横シール装置(図示せず)によって、図2に示すように、折目線に沿って枕状の包装体13に予備成形され、横方向に横シールされる。横シールされた包装体13は、横シール帯域15でナイフなどで切断されて個々の枕状包装体14に分離される。
枕状包装体14は、最終形状成形装置で、図2に示すように、上側のフィン2及びフラップ3(容器の底側に相当)がボトムパネル7に折畳まれ、下側のフィン2及びフラップ3(容器の上側に相当)がサイドパネル5に折畳まれ、その後にヒートシールされて、図3に示すフロントパネル6を有するレンガ状の容器1が成形される最終の形状に成形され、流動性食品を収容する包装容器1(図1に示す)が得られる。(例えば、特許文献1参照)
図4に示す装置例では、例えば、図6に示す最終形状成形装置20が用いることができる。
最終形状成形装置20は、倒立した枕状包装体14を挟持するカートンステーション21と、等間隔に配置されたカートンステーション21を無端に上下に並進させるコンベア23と、コンベアを運動させる駆動装置22と、フラップ3をパネルにヒートシールする加熱装置24とを備える。
加熱装置24は、上側のフィン2及びフラップ3(容器の底側に相当)をボトムパネル7に折畳み、ヒートシールするホットエアー噴射ノズル25と、下側のフィン2及びフラップ3(容器の上側に相当)をサイドパネル5に折畳み、ヒートシールするホットエアー噴射ノズル26とを有する。
最終形状成形装置20では、上流カートンステーション27が、倒立した枕状包装体14を受け入れ、コンベア23上のカートンステーション21が搬送し、加熱装置24のホットエアー噴射ノズル25が、上側のフィン2及びフラップ3(容器の底側に相当)の裏面のポリエチレン及びボトムパネル7対応面のポリエチレンを加熱し、押当ててヒートシールし、加熱装置24のホットエアー噴射ノズル26が、下側のフィン2及びフラップ3(容器の上側に相当)の裏面のポリエチレンとサイドパネル5の対応面のポリエチレンを加熱し、押当ててヒートシールし、整形した後に、下流カートンステーション28が、正立した最終容器1(図3)を搬出する。
特開2010ー42831号公報
上述の最終形状成形装置の運転中に、ホットエアー噴射ノズルの一部分に、包装積層材料のポリエチレン(熱可塑性材料最外層)固形物若しくは軟化物が堆積し、また、ある程度の大きさになると容器表面に接着することがある。
ポリエチレン固形/軟化堆積物は、装置内で異物として存在し、良好な運転を阻害する恐れがあり、また、最終容器の表面に付着して外観を汚し、シール面に付着して接着性を劣化するおそれがある。
この発明は、最終形状成形装置のホットエアー噴射ノズルに、包装積層材料のポリエチレンが堆積せず、ポリエチレン固形/軟化堆積物の異物が無く、良好な運転を長期に可能にし、容器の外観を汚すこともなく、シール面の接着性を維持することができる包装充填装置を提供することである。
この発明の包装充填装置は、紙基材及び両面に熱可塑性樹脂が積層されたウェブ状包装材料が成形ローラによって変形されてチューブ状に成形され、縦シールされ、充填パイプを介して液体食品がチューブ状包装材料内に充填され、チューブ状包装材料が、下方に案内されて、横シール装置によって、折目線に沿って枕状包装体に予備成形され、横方向に横シールされ、横シール帯域で切断されて個々の枕状包装体に分離され、枕状包装体が、最終形状成形装置で折畳まれて最終の形状に成形され、流動性食品を収容する包装容器が得られる包装充填装置であって、
最終形状成形装置が、倒立した枕状包装体を挟持するカートンステーションと、等間隔に配置されたカートンステーションを並進させるコンベアと、コンベアを駆動させる駆動装置と、折畳みにより形成されたフラップを容器パネルにヒートシールする加熱装置とを備え、
加熱装置が、ボトムパネルに折畳まれる上側のフィン及びフラップをヒートシールする第1ホットエアー噴射ノズルと、サイドパネルに折畳まれる下側のフィン及びフラップをヒートシールする第2ホットエアー噴射ノズルとを有し、
少なくとも第1ホットエアー噴射ノズルのホットエアー噴射面が、実質的に均一な高温であることを特徴とする。
この発明の好ましい態様において、第1及び第2のホットエアー噴射ノズルのホットエアー噴射面が、実質的に均一な高温である。
この発明の好ましい態様において、ホットエアー噴射ノズルが、筒状噴射面を持ち、加熱する表面に対応面に多数個の噴出孔を有し、ホットエアー噴射ノズルが、両端口から高温のホットエアーが流入し噴射面の噴出孔から噴出する管からなる。
この発明の好ましい態様において、ホットエアー噴射ノズルが、噴射面を有する実質的に直線の第1管と、第1管の端と連通し両端口に接続する第2管とからなり、第1管と第2管との連通部分が流体力学的に滑らかである。
この発明の好ましい態様において、第1管と第2管との連通部分に噴出孔を設ける。
この発明の好ましい態様において、筒状噴射面に穿孔された噴出孔の分布密度に勾配を設ける。
この発明の好ましい態様において、ホットエアーの流入気圧に応じて、噴出孔の分布密度の勾配を設定する。
上記構成の本発明によれば、以下の作用機能を発揮し、有利な効果が得られる。
この包装充填装置で使用されるウェブ状包装材料は、紙基材及び両面に熱可塑性樹脂が積層された積層体である。
柔軟性、可撓性に富んだ材料であって、外力によって、破断や損傷することなく、変形し、容易に処理される。
このウェブ状包装材料は、成形ローラによって変形されてチューブ状に成形される。チューブが縦シールされ、充填パイプを介して液体食品がチューブ状包装材料内に充填される。
この包装充填装置では、チューブ状包装材料が、下方に案内されて、横シール装置によって、折目線に沿って枕状包装体に予備成形され、横方向に横シールされ、横シール帯域で切断されて個々の枕状包装体に分離され、枕状包装体が、最終形状成形装置で最終の形状に成形され、流動性食品を収容する包装容器が得られる。
この発明において、上記最終形状成形装置に、この発明の特徴がある。
この発明の最終形状成形装置が、倒立した枕状包装体を挟持するカートンステーションと、等間隔に配置されたカートンステーションを並進させるコンベアと、コンベアを駆動させる駆動装置と、折畳みにより形成されたフラップを容器パネルにヒートシールする加熱装置とを備える。
加熱装置が、ボトムパネルに折畳まれる上側のフィン及びフラップをヒートシールする第1ホットエアー噴射ノズルと、サイドパネルに折畳まれる下側のフィン及びフラップをヒートシールする第2ホットエアー噴射ノズルとを有する。
最終形状成形装置では、上流からの倒立した枕状包装体を受け入れ、コンベア上のカートンステーションが搬送し、加熱装置の第1のホットエアー噴射ノズルが、容器の底側に相当する上側のフィン及びフラップの熱可塑性樹脂及び、ボトムパネル対応面の熱可塑性樹脂を加熱してヒートシールし、第2のホットエアー噴射ノズルが、容器の上側に相当する下側のフィン及びフラップの熱可塑性樹脂とサイドパネルの対応面の熱可塑性樹脂を加熱してヒートシールし、必要に応じて整形した後に、下流側に、正立した最終容器を搬出する。
この発明の特徴において、少なくとも第1ホットエアー噴射ノズルのホットエアー噴射面が、実質的に均一な高温である。
この発明の好ましい態様においては、第1及び第2のホットエアー噴射ノズルのホットエアー噴射面が、実質的に均一な高温である。
ホットエアー噴射面が高温であるので、フィン、フラップ及び容器パネルの最外面の熱可塑性樹脂が、噴射面に接触したとしても熱可塑性樹脂が噴射面に固形物として若しくは軟化物として付着することが無く、絶えず溶融流動物として付着し、噴射面に堆積することが無い。
熱可塑性樹脂(例えば、ポリエチレン)の固形/軟化堆積物の異物が無く、良好な運転を長期に可能にし、容器の外観を汚すこともなく、シール面の接着性を維持することができる。
この発明の好ましい態様において、ホットエアー噴射ノズルが、筒状噴射面を持ち、加熱する表面に対応面に多数個の噴出孔を有する。
筒の曲面から噴射されるので、フィン、フラップ及び容器パネルで形成される鋭角空間を均一に加熱することができ、噴出孔の多数から噴射されるホットエアーが十分に加熱することができる。
この発明の好ましい態様において、ホットエアー噴射ノズルが、両端口から高温のホットエアーが流入し噴射面の噴出孔から噴出する管からなる。
管の一端からホットエアーが流入し他端で滞留して温度低下する流れと異なり、温度低下や温度差の発生を防ぐことができ、全体的に管を均一に高温に維持することができる。
この発明の好ましい態様において、ホットエアー噴射ノズルが、噴射面を有する実質的に直線の第1管と、第1管の端と連通し両端口に接続する第2管とからなり、第1管と第2管との連通部分が流体力学的に滑らかである。
噴射面を有する第1管が実質的に直線であるので、ホットエアーをスムーズに流すことができ、また、フラップ及び容器パネルで形成される鋭角空間の間隙に、嵌めることができる。更に、第1管と第2管との連通部分が流体力学的に滑らかであるので、この連通部分でホットエアーの滞留が無く、温度低下や温度差の発生を防ぐことができる。
この発明の好ましい態様において、第1管と第2管との連通部分に噴出孔を設ける。
第1管と第2管との連通部分の噴出孔によって、この連通部分でホットエアーの滞留が無く、温度低下や温度差の発生を防ぐことができる。
この発明の好ましい態様において、筒状噴射面に穿孔された噴出孔の分布密度に勾配を設ける。
この勾配によって、強度に加熱する必要がある箇所を、対応噴射面の噴出孔の密度を高めることによって、適切に加熱することができる。
この発明の好ましい態様において、ホットエアーの流入気圧に応じて、噴出孔の分布密度の勾配を設定する。
この勾配によって、噴出孔から出るホットエアーの流量や流速を適正に制御することができる。
上述のように、最終形状成形装置のホットエアー噴射ノズルに、包装積層材料のポリエチレンが堆積せず、ポリエチレン固形/軟化堆積物の異物が無く、良好な運転を長期に可能にし、容器の外観を汚すこともなく、シール面の接着性を維持することができる。
最終形状成形装置の加熱装置のヒートシール例を示す正面図である。 連結した枕状包装体と切断された枕状包装体との斜視図である。 この発明で使用することができるレンガ状包装容器を示す斜視図である。 この発明で使用することができる包装充填装置の概略図である。 この発明の加熱装置の第1ホットエアー噴射ノズルの実施例を示す斜視図である。 この発明で使用することができる最終形状成形装置例を示す斜視図である。 この発明の加熱装置の第1ホットエアー噴射ノズルの実施例でヒートシールする態様を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図4に示される包装充填装置例によって、この形態を説明する。この装置例では、ウェブ状の包装材料10は、リール状で包装充填装置に収容される。包装材料10は、紙基材、及び紙基材の両面にポリエチレン樹脂が積層された可撓性の積層体から成り、紙基材とポリエチレンとの間にアルミニウム箔などの導電層が形成され、包装容器の表面に相当する部分にあらかじめ外装用の印刷が施される。
繰り出された包装材料10は、搬送手段によって連続的に搬送され、包装充填に供される。
包装材料10は、ストリップ接合手段(図示せず)に送られ、ストリップ接合手段によって包装材料10の一方の縁部に沿ってストリップが接合される。
包装材料10は、殺菌ステーションに送られ、殺菌ステーションにおいて殺菌される。包装材料10は、数段の成形ローラ群11によって徐々に変形されてチューブ状の形状に成形される。
チューブ状に成形された包装材料の両縁部が重ねられ、縦シール装置12によってストリップと共に押し当てて縦シールされる。更に、充填パイプを介して供給された液体食品がチューブ状包装材料10内に充填される。
チューブ状包装材料は、図2に示すように、下方に案内されて、横シール装置(図4に図示せず)によって、枕状包装体13に予備成形され、横方向に横シールされる。横シールされた包装材料は、横シール帯域15でナイフなどで切断されて個々の枕状包装体14に分離される。
枕状包装体14は、図6に示す最終形状成形装置で最終の形状に成形され、流動性食品を収容する包装容器1(図3に示す)が得られる。
枕状包装体14は、最終形状成形装置20で、図2に示す上側のフィン2及びフラップ3(容器の底側に相当)がボトムパネル7に折畳まれ、下側のフィン2及びフラップ3(容器の上側に相当)がサイドパネル5に折畳まれ、その後にヒートシールされて、図3に示すフロントパネル6を有するレンガ状の容器1が成形される最終の形状に成形され、流動性食品を収容する包装容器1(図1に示す)が得られる。
この実施態様の最終形状成形装置は、図6に示すように、倒立した枕状包装体(図示せず)を挟持するカートンステーション21と、等間隔に配置されたカートンステーションを並進させるベルト状コンベア23と、コンベア23を駆動させる駆動装置22と、折畳みにより形成されたフラップを容器パネルにヒートシールする加熱装置24とを備える。
この実施態様の最終形状成形装置の加熱装置24は、図1に示すように、ボトムパネル7に折畳まれる上側のフィン2及びフラップ3をヒートシールする第1ホットエアー噴射ノズル25と、サイドパネル5に折畳まれる下側のフィン2及びフラップ3をヒートシールする第2ホットエアー噴射ノズル26とを有する。
最終形状成形装置20は、図6に示すように、上流27からの倒立した枕状包装体(図示せず)を受け入れ、コンベア23上のカートンステーション21を包装体と共に搬送し、加熱装置24の第1のホットエアー噴射ノズル25が、容器の底側に相当する上側のフィン2及びフラップ3のポリエチレン及び、ボトムパネル7対応面のポリエチレンを加熱してヒートシールし、第2のホットエアー噴射ノズル26が、容器の上側に相当する下側のフィン2及びフラップ3のポリエチレンとサイドパネル5の対応面のポリエチレンを加熱してヒートシールし、整形した後に、下流28側に、正立した最終容器1(図示せず)を搬出する。
この実施態様において、図5に示すように、第1及び第2のホットエアー噴射ノズル25、26のホットエアー噴射面30が、実質的に均一な高温である。
この態様においては、第1及び第2のホットエアー噴射ノズル25、26のホットエアー噴射面30が、実質的に均一な高温である。
この態様において、ホットエアー噴射面30が高温であり、フィン2、フラップ3及び容器パネル7、5の最外面のポリエチレンが、噴射面30に接触したとしてもポリエチレンが噴射面30に、固形/軟化物として付着することが無く、絶えず溶融して付着し、噴射面に堆積しない。
良好な運転を長期に可能にし、容器の外観を汚すこともなく、シール面の接着性を維持する。
この態様において、ホットエアー噴射ノズル25、26が、図5に示すように、筒状噴射面30を持ち、加熱する表面に対応面に多数個の噴出孔31を有する。
筒の曲面から噴射されるので、図7に示すように、フィン2、フラップ3及びボトムパネル7で形成される鋭角空間40を均一に加熱し、ホットエアー噴射ノズル25の噴出孔多数から噴射されるホットエアーが十分に加熱する。
この態様において、図5に示すように、ホットエアー噴射ノズル25が、両端口32、32から高温のホットエアーが流入し噴射面の噴出孔から噴出する管からなる。
両端口32、32から高温ホットエアーが管の内部に流入し、管の中空を流れて、噴射面の噴出孔から噴出するまで、内部から管の温度低下や温度差の発生を防ぎ、全体的に管を均一に高温に維持する。
図5に示す態様において、ホットエアー噴射ノズル25が、噴射面30を有する実質的に直線の第1管33と、第1管33の端と連通し両端口に接続する第2管34とからなり、第1管33と第2管34との連通部分35が流体力学的に滑らかである。
噴射面を有する第1管が実質的に直線であるので、ホットエアーをスムーズに流すことができ、また、フラップ及び容器パネルで形成される鋭角空間の間隙に、嵌めることができる。更に、第1管と第2管との連通部分が流体力学的に滑らかであるので、この連通部分でホットエアーの滞留が無く、温度低下や温度差の発生を防ぐことができる。
図5に示す態様において、第1管33と第2管34との連通部分35に噴出孔を設ける。
第1管33と第2管34との連通部分35の噴出孔によって、この連通部分35でホットエアーの滞留が無く、温度低下や温度差の発生を防ぐ。
好ましい変形態様において、筒状噴射面30に穿孔された噴出孔31の分布密度に勾配を設ける。
この勾配によって、強度に加熱する必要がある箇所を、対応噴射面の噴出孔の密度を高めることによって、適切に加熱する。
別の態様において、ホットエアーの流入気圧に応じて、噴出孔の分布密度の勾配を設定する。
この勾配によって、噴出孔から出るホットエアーの流量や流速を適正に制御する。
上記の実施態様が示すように、最終形状成形装置のホットエアー噴射ノズルに、包装積層材料のポリエチレンが堆積せず、ポリエチレン固形/軟化堆積物の異物が無く、良好な運転を長期に可能にし、容器の外観を汚すこともなく、シール面の接着性を維持する。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
この発明は、液体食品の包装充填の製造に適用することができる。
2 フィン
3 フラップ
5 サイドパネル
7 ボトムパネル
10 ウェブ状包装材料
21 カートンステーション
22 駆動装置
23 コンベア
24 加熱装置
25 第1ホットエアー噴射ノズル
26 第2ホットエアー噴射ノズル

Claims (7)

  1. 紙基材及び両面に熱可塑性樹脂が積層されたウェブ状包装材料が成形ローラによって変形されてチューブ状に成形され、縦シールされ、充填パイプを介して液体食品が該チューブ状包装材料内に充填され、該チューブ状包装材料が、下方に案内されて、横シール装置によって、折目線に沿って枕状包装体に予備成形され、横方向に横シールされ、横シール帯域で切断されて個々の該枕状包装体に分離され、該枕状包装体が、最終形状成形装置で折畳まれて最終の形状に成形され、流動性食品を収容する包装容器が得られる包装充填装置であって、
    該最終形状成形装置が、倒立した該枕状包装体を挟持するカートンステーションと、等間隔に配置された該カートンステーションを並進させるコンベアと、該コンベアを駆動させる駆動装置と、折畳みにより形成されたフラップを容器パネルにヒートシールする加熱装置とを備え、
    該加熱装置が、ボトムパネルに折畳まれる上側のフィン及びフラップをヒートシールする第1ホットエアー噴射ノズルと、サイドパネルに折畳まれる下側のフィン及びフラップをヒートシールする第2ホットエアー噴射ノズルとを有し、
    少なくとも該第1ホットエアー噴射ノズルのホットエアー噴射面が、実質的に均一な高温である、
    ことを特徴とする包装充填装置。
  2. 該第1及び第2のホットエアー噴射ノズルのホットエアー噴射面が、実質的に均一な高温である、請求項1記載の包装充填装置。
  3. 該ホットエアー噴射ノズルが、筒状噴射面を持ち、加熱する表面に対応面に多数個の噴出孔を有し、ホットエアー噴射ノズルが、両端口から高温のホットエアーが流入し噴射面の噴出孔から噴出する管からなる、請求項1記載の包装充填装置。
  4. 該ホットエアー噴射ノズルが、噴射面を有する実質的に直線の第1管と、第1管の端と連通し両端口に接続する第2管とからなり、第1管と第2管との連通部分が流体力学的に滑らかである、請求項1記載の包装充填装置。
  5. 該第1管と該第2管との連通部分に噴出孔を設ける、請求項4記載の包装充填装置。
  6. 該筒状噴射面に穿孔された該噴出孔の分布密度に勾配を設ける、請求項1記載の包装充填装置。
  7. ホットエアーの流入気圧に応じて、該噴出孔の分布密度の勾配を設定する、請求項6記載の包装充填装置。
JP2012150133A 2012-07-04 2012-07-04 包装充填装置 Active JP6066597B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012150133A JP6066597B2 (ja) 2012-07-04 2012-07-04 包装充填装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012150133A JP6066597B2 (ja) 2012-07-04 2012-07-04 包装充填装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014012540A true JP2014012540A (ja) 2014-01-23
JP6066597B2 JP6066597B2 (ja) 2017-01-25

Family

ID=50108545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012150133A Active JP6066597B2 (ja) 2012-07-04 2012-07-04 包装充填装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6066597B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02269607A (ja) * 1989-03-31 1990-11-05 Shibuya Kogyo Co Ltd 容器成形装置のフラップ折曲げ装置
JPH08152269A (ja) * 1994-11-29 1996-06-11 Inoue Kinzoku Kogyo Kk 熱風噴出用のノズル箱
JPH1159632A (ja) * 1997-08-13 1999-03-02 Nippon Tetrapack Kk 包材処理装置
JP2005313985A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Takazono Sangyo Co Ltd ヒートシール装置
JP2006008227A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Nihon Tetra Pak Kk 容器成形装置
JP2006198581A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 Daiko Kennetsu Kk エアーノズル

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02269607A (ja) * 1989-03-31 1990-11-05 Shibuya Kogyo Co Ltd 容器成形装置のフラップ折曲げ装置
JPH08152269A (ja) * 1994-11-29 1996-06-11 Inoue Kinzoku Kogyo Kk 熱風噴出用のノズル箱
JPH1159632A (ja) * 1997-08-13 1999-03-02 Nippon Tetrapack Kk 包材処理装置
JP2005313985A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Takazono Sangyo Co Ltd ヒートシール装置
JP2006008227A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Nihon Tetra Pak Kk 容器成形装置
JP2006198581A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 Daiko Kennetsu Kk エアーノズル

Also Published As

Publication number Publication date
JP6066597B2 (ja) 2017-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6137584B2 (ja) 充填包装機
US11208249B2 (en) Pouch with integrated spout and reclosable feature for dispensing and associated methods
US20050022476A1 (en) Method and apparatus for making a continuous series of filled pouches
MX2010012520A (es) Maquina de envasado y llenado.
US8387348B2 (en) Aseptic packaging system, packaging process and package with internal fitment
WO2016039214A1 (ja) 包装用フィルムへの易剥離部形成方法、易剥離部を有する包装袋および充填包装機
CN107921711A (zh) 用于密封折叠式柔性包装的方法
JP6685931B2 (ja) 流動食品の密封パックを供給するための供給ユニット
JP6066597B2 (ja) 包装充填装置
US8375686B2 (en) Aseptic packaging system, packaging process and package with external fitment
JP5918520B2 (ja) 無菌充填包装機および無菌充填包装方法
CN102303426A (zh) 一种用多层包装材料制造包装容器的方法
WO2022013402A1 (en) Device and method for forming a soft container by heat-sealing
JP6004771B2 (ja) 包装充填装置
JP6947398B2 (ja) 縦型自動充填包装機
CN102249020B (zh) 用层压包装材料制造包装容器的方法
JP6723183B2 (ja) 異厚部を有する包装用フィルムの横シール方法および該方法を利用した充填包装機
EP4166330A1 (en) Method of manufacturing a laminated packaging material and device for the method
WO2015152392A1 (ja) 包装物品連結体及びその製造方法
JP2004292029A (ja) 包装充填機
JP5088820B2 (ja) 包装充填装置及び包装充填方法
JP5135721B2 (ja) 紙容器頂部加熱装置
JP2007168872A (ja) 包装容器及びその製造方法
JP7182351B2 (ja) スタンディングパウチ及びその製造方法
CN106184925A (zh) 一种用层压包装材料制造的包装容器

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140807

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160324

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161109

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20161117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6066597

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250