JP2014011616A - 電子機器システム、およびその電子機器システムを用いる電子機器 - Google Patents

電子機器システム、およびその電子機器システムを用いる電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成でデザイン性と音響機能の向上を両立する電子機器システム、およびその電子機器システムを用いる電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器システム1は、携帯電子機器100と、携帯電子機器100を保持する保持部200と、を備え、携帯電子機器100は、正面110aと、スピーカ120の音波放射用の孔112が設けられた背面110bを有する筐体110を有し、保持部200は、携帯電子機器100の筐体110を載置する凹部210を有し、保持部200の凹部210に携帯電子機器100の筐体110の背面110bを対向させて載置したとき、筐体110の背面110bと保持部200の凹部210により、孔112から出力される音波180が伝播する空気空間212を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器システム、およびその電子機器システムを用いる電子機器に関する。
近年、スマートホンなど音楽再生、ハンズフリーなどの音響機能を商品価値とした薄型スタイリッシュ携帯の開発が活発化している。この中、電気音響変換器に対しては、小型、薄型で、かつ高音質への要求が高い。
このような音響機能を有する電子機器が載置されるクレードル装置の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1のクレードル装置および電子機器は、電子機器から入力された音響信号を出力するスピーカを備え、電子機器がクレードルに載置されたとき、クレードルのスピーカを電子機器の筐体が塞いだ場合に、スピーカに出力される音響信号を変更し、スピーカからの音響の音質、音圧、周波数特性などを変更する。
特開2007−124332号公報
上述したクレードル装置および電子機器においては、電子機器の音響信号をクレードル装置に設けた外部スピーカから出力するものであり、クレードル装置に電子機器を載置したとき、電子機器の背面に設けられた内部スピーカの放音孔はクレードル装置によって塞がれるため、電子機器の内部スピーカを使用して音響出力を行うという発想はなかった。
また、スマートホンなどが普及されるに伴い、情報端末として機能が強化され、ユーザビリティ向上の観点から、画面サイズの拡大が要求されている。実装制約が厳しい中、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)などの画面サイズが拡大する場合、スピーカは画面に対して、背面でかつより小型化が要求され、ユーザの利用位置で大音量を実現させるのがより困難となっている。このため、スピーカ実装条件を変更せず、大音量を実現させる画期的な技術が要求されてきている。
本発明の目的は、デザイン性と音響機能の向上を両立する電子機器システム、およびその電子機器システムを用いる電子機器を提供することにある。
本発明の電子機器システムは、
携帯電子機器と、
前記携帯電子機器を保持する保持部と、を備え、
前記携帯電子機器は、正面と、スピーカの音波放射用の孔が設けられた背面を有する筐体を有し、
前記保持部は、
前記携帯電子機器の前記筐体を載置する凹部を有し、
前記保持部の前記凹部に前記携帯電子機器の前記筐体の前記背面を対向させて載置したとき、前記筐体の前記背面と前記保持部の前記凹部により、前記孔から出力される音波が伝播する空気空間を形成する。
本発明の電子機器は、上記電子機器システムを用いる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
本発明によれば、簡単な構成でデザイン性と音響機能の向上を両立する電子機器システム、およびその電子機器システムを用いる電子機器が提供される。
本発明の実施の形態に係る電子機器システムの外観を示す正面図である。 図1の電子機器システムの線A−Aにおける断面図である。 本発明の実施の形態に係る電子機器システムの要部構成を示すブロック図である。 図1の電子機器システムの線B−Bにおける部分断面上面図である。 本発明の実施の形態に係る電子機器システムの音波周波数特性を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電子機器システム1の外観を示す正面図である。図2は、図1に示した電子機器システム1の線A−Aにおける断面図である。
本実施形態の電子機器システム1は、携帯電子機器100と、携帯電子機器100を保持する保持部200と、を備える。
携帯電子機器100は、正面110aと、スピーカ120の音波放射用の孔112が設けられた背面110bを有する筐体110を有する。保持部200は、携帯電子機器100の筐体110を載置する凹部210を有する。保持部200の凹部210に携帯電子機器100の筐体110の背面110bを対向させて載置したとき、筐体110の背面110bと保持部200の凹部210により、孔112から出力される音波180が伝播する空気空間212を形成する。
本発明において、携帯電子機器100は、音楽再生などの音響機能を有するハンズフリーの携帯型電子機器であり、たとえば、携帯電話機、スマートホン、タブレット端末、ポータブルオーディオプレーヤ、ポータブルビデオプレーヤ、ポータブルワンセグテレビ受像機、またはポータブルゲーム機などである。
なお、以下の各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、図示されていない。
本実施形態において、携帯電子機器100は、保持部200に載置して用いることができる。
携帯電子機器100は、筐体110の正面110aにLCD152を備えるとともに、筐体110の背面110bにスピーカ120を備える。筐体110の背面110bには、スピーカ120の音波放射用の孔112が設けられている。このような構成を有する背景としては、上述したように、LCD152の画面サイズが拡大する中で、スピーカ120は画面に対して、背面でより小型化が要求されていることがある。
このように、スピーカ120が携帯電子機器100のLCD152の画面に対して裏面側に配置されているため、通常、卓上ホルダなどに携帯電子機器100を載置すると、スピーカ120の音孔が塞がれたり、ユーザの利用位置、すなわち、携帯電子機器100のLCD152側で、大音量を実現させるのが難しい。
そこで、本実施形態では、保持部200に、スピーカ120の音波放射用の孔112が対向する位置に凹部210を設ける。すなわち、携帯電子機器100が保持部200に載置されたとき、スピーカ120の音波放射用の孔112が、保持部200の凹部210に対向する。
保持部200の凹部210は、携帯電子機器100が保持部200に載置されたとき、スピーカ120の音波放射用の孔112から放射した音波180を反射させて伝播させることができるように、携帯電子機器100の背面110bと保持部200の間に、空気空間212を形成するような形状であれば、特に限定されない。空気空間212は、少なくとも一部が開放されているのが望ましい。
本実施形態では、凹部210は、携帯電子機器100の背面110bと対向する平面210aを有する。さらに、凹部210には、携帯電子機器100の背面110bと平面210aを所定の距離で離隔して対向させるためのスペーサ210bが、たとえば、平面210aの上部と下部にそれぞれ設けられる。スペーサ210bの配置は特に限定されず、上下ではなく、左右に設けられてもよい。
本実施形態において、携帯電子機器100の背面110bと、凹部210によって形成される空気空間212は、図1の正面図における携帯電子機器100の少なくとも一方の側面側で開放され、スピーカ120の音波放射用の孔112から放射した音波180が凹部210の平面210aに反射して、携帯電子機器100の正面110a側に放射させることができる。
この構成により、スピーカ120の音波放射用の孔112に対向して設けられた保持部200の凹部210に、スピーカ120から放射した音波180を反射させることができるので、音波を携帯電子機器100のLCD152の画面正面に放射させることができる。
さらに、本実施形態の電子機器システム1は、携帯電子機器100の音響出力の電気信号が接続され、電気信号を振動に変換する振動子230を保持部200の内部に備える。
また、図3に示すように、保持部200は、携帯電子機器100が載置されたとき、携帯電子機器100の充電端子170に電気的に接続される端子250を備える。
端子250を介して振動子230に携帯電子機器100の音響出力の電気信号が入力される。
図2に示すように、保持部200は、載置された携帯電子機器100の筐体110の正面110a側と同じ向きになるように、振動子230が振動により発振した音波260を放射する音響放射面が正面200aに設けられる。
電子機器システム1は、振動子230が保持部200の音響放射面から音波260を放射するのに同期して、携帯電子機器100のスピーカ120の孔112から音波180を放射するように音響出力の電気信号を制御する制御部160(図3)をさらに備える。
図3に示すように、携帯電子機器100は、制御部160と、信号生成部162と、を備える。
また、携帯電子機器100は、たとえば、充電式の電池154(図2)を内蔵し、クレードルと呼ばれるような卓上ホルダなどの保持部200(以下、「卓上ホルダ200」とも呼ぶ)に載置した状態で、充電することができる。保持部200に携帯電子機器100を載置したとき、携帯電子機器100の充電端子170と、保持部200に設けられた端子250とが電気的に接合するように互いに構成される。保持部200と携帯電子機器100の接合部の構造は、特に限定されるものではなく、また、本発明の本質に関わらないので詳細な説明は省略する。
この充電端子170と端子250は、充電用端子に加え、さらに、音響出力の電気信号を伝達する信号ライン用の端子をさらに含む。充電端子170を介して、携帯電子機器100から音響出力の電気信号が保持部200の端子250に伝達される。
制御部160は、振動子230が保持部200の音響放射面から音波260を放射するのに同期して、携帯電子機器100のスピーカ120の孔112から音波180を放射するように音響出力の電気信号を制御する。これは、信号生成部162からスピーカ120までと、振動子230までの信号経路の違いに起因する、携帯電子機器100のスピーカ120への音響出力と、振動子230への音響出力の間に生じる時間的なズレを補正するものである。
信号生成部162は、制御部160の制御に従い、スピーカ120に出力する音響出力の電気信号、および保持部200に出力する音響出力の電気信号を生成し、スピーカ120および保持部200にそれぞれ出力する。
図3において、携帯電子機器100の各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを備える任意のコンピュータ(不図示)のハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。図3は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
なお、上述した携帯電子機器100のCPUやメモリなどは基板150(図2)に搭載される。LCD152やスピーカ120も基板150に電気的に接続され、CPUにより制御される。
本実施の形態の携帯電子機器100は、コンピュータプログラムに対応する各種の処理動作をCPUが実行することにより、図3のような各種ユニットが各種機能として実現される。
本実施形態の携帯電子機器100を実現するコンピュータプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。記録媒体は特に限定されず、様々な形態のものが考えられる。また、プログラムは、記録媒体からコンピュータのメモリにロードされてもよいし、ネットワークを通じてコンピュータにダウンロードされ、メモリにロードされてもよい。
また、本発明の方法およびコンピュータプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の方法およびコンピュータプログラムを実施するときには、その複数の手順の順番は内容的に支障のない範囲で変更することができる。
さらに、本発明の方法およびコンピュータプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
本実施形態において、振動子230は、圧電振動子とすることができる。
本実施形態では、卓上ホルダ200に圧電アクチュエータとして振動子230を搭載する。すなわち、振動子230を用いて、卓上ホルダ200を振動させ、音波を放射させるものである。
図4は、図1の電子機器システム1の線B−Bにおける部分断面上面図である。
図4に示すように、本実施形態の振動子230は、二枚の圧電セラミック素子からなる圧電素子234が金属板などからなる弾性部材232により拘束される構造を有するバイモルフ構造を利用することができる。弾性部材232は、カーボン系材料を用いるのが好ましい。
また、圧電素子は圧電セラミックスと電極層からなり、圧電素子に電界を印加することで圧電素子が伸縮運動を行うものである。
本実施形態では、振動子230は、横長の矩形形状の平面を有する板状形状を有し、中心部において支持部240のホルダにより固定される。支持部240が弾性部材242を介して卓上ホルダ200の正面200aに設けられる音響放射面の内側に接合される。このとき、振動子230の平面が、卓上ホルダ200の音響放射面に対して平行になるように配置される。
振動子230の平面と卓上ホルダ200の音響放射面との距離は、振動子230が発振する音波により、卓上ホルダ200の音響放射面を振動させることができる程度に近接させるのが望ましい。
卓上ホルダ200の正面200a部分は、振動子230が発振する音波により音響放射面を振動させることができ、かつ、卓上ホルダ200の強度を保てる程度の素材、および厚さを有することが望ましい。たとえば、卓上ホルダ200は、少なくとも正面200a部分において、樹脂を厚さ0.5mm程度に成形したものとすることができる。
このように構成された本実施形態の電子機器システム1の作用および効果について説明する。
本実施形態の電子機器システム1によれば、保持部200は、スピーカ120の音波放射用の孔112が対向する位置に凹部210を設けているので、スピーカ120の音波放射用の孔112に対向して設けられた保持部200の凹部210に、スピーカ120から放射した音波180を反射させることができるので、音波180を携帯電子機器100のLCD152の画面正面に放射させることができる。
すなわち、本実施形態の電子機器システム1によれば、簡単な構成で音量の増大を実現でき、音響機能を向上できる。そして、本実施形態の電子機器システム1によれば、携帯電子機器100の構成を変更する必要はなく、そのデザイン性と音響機能の向上を両立させることができる。
さらに、本実施形態の電子機器システム1によれば、制御部160が、振動子230を加振源として、卓上ホルダ200から音波260を放射させるのに同期して、携帯電子機器100のスピーカ120から音波180を放射させる。上述したように、図2では、スピーカ120は画面に対して背面に配置されているが、スピーカ120の正面にある卓上ホルダ200の凹部210により、音波180を反射させることで、音波180を画面正面に放射させることができる。
そして、このようにして卓上ホルダ200の凹部210から放射された音波260に、さらに卓上ホルダ200から放射される音波180を干渉させることで、音波を増幅させ、利用者側(携帯電子機器100の正面110a側)で大音量を実現させることができる。
このように、本実施形態の電子機器システム1によれば、卓上ホルダ200を用いて、携帯電子機器100のスピーカ120の音量を増幅させることができるため、携帯電子機器100自体の音響機能とデザイン性を両立させることができ、その工業価値は大きく向上する。
さらに、本実施形態の電子機器システム1によれば、振動子230は、圧電振動子を用いるので、磁気回路を用いる動電型スピーカにおいて、そこから発する音圧レベルは、体積排除量に依存するため、小型化電気音響変換器においては、その原理上、音圧レベルに限界があるという問題点を解決することができる。
一方、振動子230の圧電素子は脆性材料であるため、落下時の衝撃安定性に課題があった。また、圧電素子は、機械Qが高いため、共振周波数近傍では高い振動量が得られるが、それ以外の帯域では振動量が減衰するため、これを加振源とした音響再生器では、その音圧周波数特性の平坦性に課題があった。
本実施形態の電子機器システム1では、圧電素子の弾性部材232の弾性材料に望ましくはカーボン系材料を用いるため、減衰効果が大きいという効果がある。
さらに、本実施形態の電子機器システム1によれば、振動子230は、弾性部材242を介して卓上ホルダ200に接合させることで、落下時の振動を吸収すると同時に、振動子230の機械Qを低減させることができる。
また、本実施形態の電子機器システム1によれば、振動子230は、バイモルフ構造を採用することで、圧電素子234が1枚のモノモルフ構造のものに比較して、音響出力の音量および音圧を大きくすることができる。
図5に、本実施形態の電子機器システム1を使用したときの音圧レベルの周波数特性を示すグラフを実線で示す。破線は、本実施形態の電子機器システム1を使用しない場合のグラフである。図5からも分かるように、本実施形態の電子機器システム1によれば、音響出力の品質を向上させることができる。
また、本発明の実施形態に係る携帯電子機器100は、本実施形態の卓上ホルダ200を使用することで、上述した効果を奏する。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、上記実施形態において、振動子230は、図1に示すように、横長の矩形のものを卓上ホルダ200の正面200aの中央部に設けた構成としたが、これに限定されるものではない。たとえば、振動子230の形状は、矩形以外にも円形でも、その他の形状でもよい。卓上ホルダ200の正面200aに対面する面の形状が、振動子230の支持部240を中心として、中心から同一線上の外側方向に向かって均等に延在する形状であることが望ましい。振動子230の中心を支持することで、中心から延在する両端方向に向かって振動幅が増大するためである。
また、振動子230は、卓上ホルダ200の中央に一つ設ける構成以外にも、複数設けてもよい。複数の振動子230は、卓上ホルダ200の正面200aに対して、左右対象に設けられるのが好ましい。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1 電子機器システム
100 携帯電子機器
110 筐体
110a 正面
110b 背面
112 孔
120 スピーカ
150 基板
154 電池
160 制御部
162 信号生成部
170 充電端子
180 音波
200 保持部、卓上ホルダ
200a 正面
210 凹部
210a 平面
210b スペーサ
212 空気空間
230 振動子
232 弾性部材
234 圧電素子
240 支持部
242 弾性部材
250 端子
260 音波

Claims (6)

  1. 携帯電子機器と、
    前記携帯電子機器を保持する保持部と、を備え、
    前記携帯電子機器は、正面と、スピーカの音波放射用の孔が設けられた背面を有する筐体を有し、
    前記保持部は、
    前記携帯電子機器の前記筐体を載置する凹部を有し、
    前記保持部の前記凹部に前記携帯電子機器の前記筐体の前記背面を対向させて載置したとき、前記筐体の前記背面と前記保持部の前記凹部により、前記孔から出力される音波が伝播する空気空間を形成する電子機器システム。
  2. 請求項1に記載の電子機器システムにおいて、
    前記携帯電子機器の音響出力の電気信号が接続され、前記電気信号を振動に変換する振動子を前記保持部の内部に備え、
    前記保持部は、前記携帯電子機器が載置されたとき、前記携帯電子機器の充電端子に電気的に接続される端子を備え、
    前記端子を介して前記振動子に前記携帯電子機器の音響出力の前記電気信号が入力され、
    前記保持部は、載置された前記携帯電子機器の前記筐体の前記正面側と同じ向きになるように、前記振動子が振動により発振した音波を放射する音響放射面が正面に設けられ、
    前記振動子が前記保持部の前記音響放射面から前記音波を放射するのに同期して、前記携帯電子機器の前記スピーカの前記孔から音波を放射するように前記音響出力の電気信号を制御する制御部をさらに備える電子機器システム。
  3. 請求項2に記載の電子機器システムにおいて、
    前記振動子をその中心部で支持する支持部材と、
    前記支持部材と前記保持部の間に介在し、前記支持部材を前記保持部に接合する弾性部材と、を備える電子機器システム。
  4. 請求項2または3に記載の電子機器システムにおいて、
    前記振動子は、圧電振動子である電子機器システム。
  5. 請求項4に記載の電子機器システムにおいて、
    前記圧電振動子は、弾性部材と、前記弾性部材の両面に設けられた圧電素子を備えるバイモルフ構造を有する電子機器システム。
  6. 請求項1乃至5いずれかに記載の電子機器システムを用いる電子機器。
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