JP2014010959A - 車両用前照灯 - Google Patents

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良裕 杉江
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【課題】従来の車両用前照灯では、リフレクタの上面視の外形形状が凹凸形状となり、見栄え上好ましくない。
【解決手段】この発明は、半導体型光源2と、リフレクタ3と、を備える。リフレクタ3は、縁から反射面30の光反射方向に延設される立壁31を無くした構造である。左側のリフレクタ3Lの正面視の外形形状と右側のリフレクタ3Rの正面視の外形形状とは、左右対称である。リフレクタ3(3L、3R)の上面視の外形形状が連続するように、リフレクタ3(3L、3R)の縁には、鉛直端面34、36が鉛直方向に設けられている。この結果、この発明は、リフレクタ3(3L、3R)の上面視の外形形状が連続形状となり、見栄えが向上される。
【選択図】 図3

Description

この発明は、半導体型光源とリフレクタとを備える車両用前照灯に関するものである。
この種の車両用前照灯は、従来からある(たとえば、特許文献1)。以下、従来の車両用前照灯について説明する。従来の車両用前照灯は、発光モジュールと、反射面を有するリフレクタと、を備えるものである。発光モジュールからの光は、反射面で反射されて、所定の配光パターンで車両の前方に照射される。
特開2011−238511号公報
かかる車両用前照灯においては、リフレクタの縁に立壁を反射面の光反射方向に延設するものがある。立壁の内面は、反射面と同じアルミ蒸着などの面処理が反射面の面処理工程と同時に施されているので、発光モジュールからの光を反射させる。しかしながら、立壁の内面は、反射面のように所定の配光パターンを形成する光学設計がなされていない。このために、発光モジュールからの光が立壁の内面に入射すると、立壁の内面から光学設計されていない反射光が車両の前方に反射される。そこで、従来の車両用前照灯は、リフレクタの構造(形状)を、縁の立壁を無くした構造(形状)とするものである。
ところが、従来の車両用前照灯においては、リフレクタの縁の立壁をただ単に無くすと、リフレクタの上面視の外形形状(外形線、輪郭)が凹凸形状となり、見栄え上好ましくない。
この発明が解決しようとする課題は、従来の車両用前照灯では、リフレクタの縁の立壁をただ単に無くすと、リフレクタの上面視の外形形状が凹凸形状となり、見栄え上好ましくないという点にある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、半導体型光源と、リフレクタと、を備え、リフレクタには、半導体型光源からの光を所定の配光パターンで車両の前方に反射させる反射面が設けられていて、リフレクタが、縁から反射面の光反射方向に延設される立壁を無くした構造であり、車両の前部の左側に搭載される左側のリフレクタの正面視の外形形状と、車両の前部の右側に搭載される右側のリフレクタの正面視の外形形状とが、左右対称であり、リフレクタの上面視の外形形状が連続するように、リフレクタの縁には、鉛直端面が鉛直方向に設けられている、ことを特徴とする。
この発明(請求項2にかかる発明)は、鉛直端面が、左側のリフレクタの上面視の外形形状と右側のリフレクタの上面視の外形形状とが左右対称である自由曲線に沿って、設けられている、ことを特徴とする。
この発明(請求項3にかかる発明)は、鉛直端面が、左側のリフレクタの上面視の外形形状と右側のリフレクタの上面視の外形形状とが左右非対称である自由曲線に沿って、設けられている、ことを特徴とする。
この発明の車両用前照灯は、リフレクタの縁に設けた鉛直端面により、リフレクタの構造が縁の立壁を無くした構造であっても、リフレクタの上面視の外形形状を連続形状とすることができるので、見栄えを向上させることができる。
図1は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態1を示し、車両の前部の左右両側に搭載されている状態の平面図である。 図2は、半導体型光源およびリフレクタを示す縦断面図(垂直断面図)である。 図3は、図2におけるIII部の拡大断面図である。 図4は、左右対称である左右のリフレクタの正面視を示す正面図である。 図5は、縁に凹凸が形成されている左右のリフレクタの上面視を示す平面図である。 図6は、縁を左右対称にカットした左右のリフレクタの上面視を示す平面図である。 図7は、縁を左右対称にカットした左右のリフレクタの正面視を示す正面図である。 図8は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態2を示し、縁を左右非対称にカットした左右のリフレクタの上面視を示す平面図である。 図9は、縁を左右非対称にカットした左右のリフレクタの正面視を示す正面図である。
以下、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態(実施例)の2例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。この明細書において、前、後、上、下、左、右は、この発明にかかる車両用前照灯を車両に装備した際の前、後、上、下、左、右である。
(実施形態1の構成の説明)
図1〜図7は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態1を示す。以下、この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rの構成について説明する。この実施形態1の車両用前照灯1L、1Rは、たとえば、ロービーム用配光パターンを車両Cの前方に照射するヘッドランプである。
(車両用前照灯1L、1Rの説明)
前記車両用前照灯1L、1Rは、図1、図2に示すように、前記車両Cの前部の左右両側に搭載されている。前記車両用前照灯1L、1Rは、ランプハウジング(図示せず)と、ランプレンズ(図示せず)と、半導体型光源2と、リフレクタ3と、ヒートシンク部材4と、を備えるものである。
前記半導体型光源2、前記リフレクタ3、前記ヒートシンク部材4は、ランプユニットを構成する。前記ランプハウジングおよび前記ランプレンズは、灯室(図示せず)を区画する。前記ランプユニット2、3、4は、前記灯室内に配置されていて、かつ、上下方向用光軸調整機構(図示せず)および左右方向用光軸調整機構(図示せず)を介して前記ランプハウジングに取り付けられている。前記灯室内には、前記ランプユニット2、3、4以外のランプユニット、たとえば、ハイビーム用ランプ、フォグランプ、ターンシグナルランプ、クリアランスランプ、デイタイムランニングランプ、コーナリングランプなどが配置されている場合がある。
(半導体型光源2の説明)
前記半導体型光源2は、図2に示すように、この例では、たとえば、LED、EL(有機EL)などの自発光半導体型光源である。前記半導体型光源2は、発光部20と、基板21と、から構成されている。前記発光部20は、前記基板21の下面のほぼ中央に実装されている。前記基板21は、前記ヒートシンク部材4の水平板部40にスクリューなど(図示せず)により固定されている。
前記発光部20は、発光チップ(LEDチップ)を封止樹脂部材で封止したパッケージ(LEDパッケージ)からなる。前記発光部20の発光チップは、平面矩形形状(平面長方形状)をなす。すなわち、複数個たとえば4個の正方形の発光チップを配列してなるものである。なお、1個の長方形の発光チップ、あるいは、1個の正方形の発光チップ、を使用しても良い。また、発光チップを1列にもしくは複数列配列配置してなるものを使用しても良い。前記発光部20の発光チップの下側の面(下面)は、発光面をなす。前記発光部20の発光面は、下側に向いている。
(リフレクタ3(3L、3R)の説明)
前記リフレクタ3(3L、3R)は、図2〜図7に示すように、回転放物線(回転放物面)の一部の形状、すなわち、上部と前部とを除いた下部と後部と左右両側部とからなる形状をなす。前記リフレクタ3(3L、3R)は、前記半導体型光源2もしくは前記ヒートシンク部材4にスクリューなど(図示せず)により固定されている。
前記リフレクタ3(3L、3R)の内面には、反射面30が設けられている。前記反射面30は、下側に向いている前記発光部20の発光面と対向する。前記反射面30は、パラボラ系の自由曲面からなる反射面である。この結果、前記反射面30は、基準焦点Fおよび基準光軸(図示せず)を有する。前記反射面30の前記基準焦点Fは、前記半導体型光源2の発光面の中心Oにもしくはその近傍に位置する。前記反射面30の前記基準光軸は、前記半導体型光源2の発光面の中心Oをもしくはその近傍を通る。
前記反射面30は、前記半導体型光源2からの光を、図2中の実線矢印に示すように、斜めカットオフラインと水平カットオフラインとエルボー点(斜めカットオフラインと水平カットオフラインとの交点もしくはその近傍の点)とを有するロービーム用配光パターン(図示せず)として、前記車両Cの前方に反射させる自由曲面の反射面である。
前記車両Cの左側に搭載される左側の前記車両用前照灯1Lの前記リフレクタ3Lの前記反射面30と、前記車両Cの右側に搭載される右側の前記車両用前照灯1Rの前記リフレクタ3Rの前記反射面30とは、それぞれ、複数のセグメントに分割されている。この例では、左右に12個に分割されていて、かつ、中央の2個のセグメントの左右両側のセグメントが上下に2個に分割されている。各セグメントは、前記ロービーム用配光パターンの一部の配光パターンを形成するように光学設計されている。
前記ロービーム用配光パターンにおいて、走行車線側(左側走行の場合は左側、右側走行の場合は右側)の水平カットオフラインの高さが対向車線側(左側走行の場合は右側、右側走行の場合は左側)の水平カットオフラインの高さより若干高い。また、走行車線側の水平カットオフラインと対向車線側の水平カットオフラインとの間には、斜めカットオフラインが位置する。
このために、左側の前記リフレクタ3Lの前記反射面30のセグメントの光学設計と、右側の前記リフレクタ3Rの前記反射面30のセグメントの光学設計とは、ただ単に左右に反転されているものではない。この結果、左側の前記リフレクタ3Lの前記反射面30のセグメントのパラボラ形状(放物線形)と、右側の前記リフレクタ3Rの前記反射面30のセグメントのパラボラ形状(放物線形)とは、異なる。
前記リフレクタ3(3L、3R)は、縁から前記反射面30の光反射方向(図2中の実線矢印方向)に延設される立壁31(図3(A)中の二点鎖線参照)を無くした構造(形状)をなす。図4(L)に示す左側の前記リフレクタ3Lの正面視(前面視)の外形形状(外形線、輪郭)32と、図4(R)に示す右側の前記リフレクタ3Rの正面視(前面視)の外形形状(外形線、輪郭)32とは、左右対称である。すなわち、前記立壁31は、左側の前記リフレクタ3Lの正面視の外形形状32と右側の前記リフレクタ3Rの正面視の外形形状32とが左右対称となるように、前記リフレクタ3(3L、3R)の縁から取り除かれている。
左側の前記リフレクタ3Lの正面視の外形形状32と右側の前記リフレクタ3Rの正面視の外形形状32とが左右対称となるように、前記立壁31を縁から取り除いた前記リフレクタ3(3L、3R)を上面視(平面視)すると、図5(L)、(R)に示すものとなる。すなわち、左側の前記リフレクタ3Lの上面視の下端縁の外形形状(外形線、輪郭)33と右側の前記リフレクタ3Rの上面視の下端縁の外形形状(外形線、輪郭)33とが、凹凸形状となる。これは、左側の前記リフレクタ3Lの前記反射面30のセグメントのパラボラ形状と、右側の前記リフレクタ3Rの前記反射面30のセグメントのパラボラ形状とが異なるためである。前記リフレクタ3L、3Rの上面視の下端縁の外形形状33が凹凸形状であると、見栄え上好ましくない。
前記リフレクタ3(3L、3R)の上面視の下端縁の外形形状33が連続するように、前記リフレクタ3(3L、3R)の縁には、鉛直端面34が鉛直方向に設けられている。すなわち、図3(B)に示すように、前記リフレクタ3(3L、3R)の縁の先端部分35を、鉛直方向の前記鉛直端面34において、カットする。すると、図5(L)、(R)に示す前記リフレクタ3(3L、3R)の上面視の下端縁の凹凸形状の外形形状33が、図6(L)、(R)に示す前記リフレクタ3(3L、3R)の上面視の下端縁の連続形状の外形形状(図3(B)に示す前記鉛直端面34の鉛直面)となる。前記鉛直端面34は、図6(L)、(R)に示すように、左側の前記リフレクタ3Lの上面視の外形形状34と右側の前記リフレクタ3Rの上面視の外形形状34とが左右対称である自由曲線5L、5R(太い実線を参照)に沿って、設けられている。前記鉛直端面34を設ける鉛直方向とは、前記車両用前照灯1L、1Rを前記車両Cの前部の左右両側に搭載した際の、上下方向(垂直方向)であって、この例では、前記反射面30の光反射方向に対しての鉛直方向でもある。
前記リフレクタ3(3L、3R)の上面視の下端縁の外形形状が連続するように、前記リフレクタ3(3L、3R)の縁に前記鉛直端面34を鉛直方向に設けた前記リフレクタ3(3L、3R)を正面視すると、図7(L)、(R)に示すものとなる。すなわち、左側の前記リフレクタ3Lの正面視の外形形状32と右側の前記リフレクタ3Rの正面視の外形形状32とは、左右対称である。
(ヒートシンク部材4の説明)
前記ヒートシンク部材4は、水平板部40と、複数のフィン形状の垂直板部41と、から構成されている。前記ヒートシンク部材4は、前記半導体型光源2において発生した熱を外部に放射させるものである。前記ヒートシンク部材4には、前記半導体型光源2や前記リフレクタ3(3L、3R)が固定されている。
(実施形態1の作用の説明)
この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
半導体型光源2の発光部20を点灯発光させる。すると、発光部20から放射される光は、図2中の実線矢印に示すように、リフレクタ3(3L、3R)の反射面30で反射される。反射面30で反射された反射光は、所定の配光パターン、すなわち、ロービーム用配光パターンとして、車両Cの前方に照射される。このとき、リフレクタ3(3L、3R)の縁には、立壁31が無いので、光学設計されていない立壁31の内面から反射光が反射されることが無い。
(実施形態1の効果の説明)
この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、リフレクタ3(3L、3R)の縁に設けた鉛直端面34により、リフレクタ3(3L、3R)の構造が縁の立壁31を無くした構造であっても、図6(L)、(R)に示すように、リフレクタ3(3L、3R)の上面視の外形形状を連続形状とすることができるので、見栄えを向上させることができる。
しかも、この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、図7(L)、(R)に示すように、左側のリフレクタ3Lの正面視の外形形状32と右側のリフレクタ3Rの正面視の外形形状32とが左右対称であるから、さらに、見栄えを向上させることができる。
(実施形態2の説明)
図3(C)、図8、図9は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態2を示す。以下、この実施形態2における車両用前照灯について説明する。図中、図1〜図7と同符号は、同一のものを示す。
この実施形態2における車両用前照灯は、前記の実施形態1における車両用前照灯1L、1Rと同様に、リフレクタ3(3L、3R)の上面視の下端縁の外形形状33が連続するように、リフレクタ3(3L、3R)の縁には、鉛直端面36が鉛直方向に設けられている。すなわち、図3(C)に示すように、リフレクタ3(3L、3R)の縁の先端部分38を、鉛直方向の鉛直端面36において、カットする。すると、図5(L)、(R)に示すリフレクタ3(3L、3R)の上面視の下端縁の凹凸形状の外形形状33が、図8(L)、(R)に示すリフレクタ3(3L、3R)の上面視の下端縁の連続形状の外形形状(図3(C)に示す鉛直端面36の鉛直面)となる。鉛直端面36は、図8(L)、(R)に示すように、左側のリフレクタ3Lの上面視の外形形状36と右側のリフレクタ3Rの上面視の外形形状36とが左右非対称である自由曲線6L、6R(太い実線を参照)に沿って、設けられている。
リフレクタ3(3L、3R)の上面視の下端縁の外形形状が連続するように、リフレクタ3(3L、3R)の縁に鉛直端面36を鉛直方向に設けたリフレクタ3(3L、3R)を正面視すると、図9(L)、(R)に示すものとなる。すなわち、左側のリフレクタ3Lの正面視の外形形状32と右側のリフレクタ3Rの正面視の外形形状32とは、左右対称である。
この実施形態2における車両用前照灯は、以上のごとき構成からなるので、前記の実施形態1における車両用前照灯1L、1Rと同様の作用効果を達成することができる。
特に、この実施形態2における車両用前照灯は、鉛直端面36を、左側のリフレクタ3Lの上面視の外形形状36と右側のリフレクタ3Rの上面視の外形形状36とが左右非対称である自由曲線6L、6Rに沿って、設けるものである。このために、リフレクタ3(3L、3R)の縁の先端部分38を鉛直端面36においてカットする量(図3(C)参照)が、前記の実施形態1における車両用前照灯1L、1Rのリフレクタ3(3L、3R)の縁の先端部分35を鉛直端面34においてカットする量(図3(B)参照)と比較して、少ない。
すなわち、前記の実施形態1における車両用前照灯1L、1Rにおいては、鉛直端面34を、左側のリフレクタ3Lの上面視の外形形状34と右側のリフレクタ3Rの上面視の外形形状34とが左右対称である自由曲線5L、5Rに沿って、設けるので、リフレクタ3(3L、3R)の縁の先端部分35を鉛直端面34においてカットする量が必要以上に多くなる。これに対して、この実施形態2における車両用前照灯は、鉛直端面36を、左側のリフレクタ3Lの上面視の外形形状36と右側のリフレクタ3Rの上面視の外形形状36とが左右非対称である自由曲線6L、6Rに沿って、設けるものであるから、リフレクタ3(3L、3R)の縁の先端部分38を鉛直端面36においてカットする量を最小限に抑えることができる。
このように、この実施形態2における車両用前照灯は、リフレクタ3(3L、3R)の縁の先端部分38をカットする量を、前記の実施形態1における車両用前照灯1L、1Rのリフレクタ3(3L、3R)の縁の先端部分35をカットする量と比較して、図3(C)中のリフレクタ3(3L、3R)の縁の先端部分37の分少なくすることができる。この結果、リフレクタ3(3L、3R)の反射面30の面積を、図3(A)に示す反射面30の面積とほぼ近似の面積に維持することができるので、配光性能を維持することができる。
(実施形態1、2以外の例の説明)
なお、前記の実施形態1、2においては、ロービーム用配光パターンを照射する例について説明するものである。ところが、この発明においては、ロービーム用配光パターン以外の配光パターン、たとえば、ハイビーム用配光パターンやフォグランプ用配光パターンなどを照射するものであっても良い。
また、前記の実施形態1、2においては、半導体型光源2の発光部20の発光面が下側に向いているものである。ところが、この発明においては、半導体型光源2の発光部20の発光面が上側、あるいは、左側、あるいは、右側などに向いているものであっても良い。この場合において、リフレクタ3(3L、3R)の反射面30を、上側、あるいは、左側、あるいは、右側などに向いている半導体型光源2の発光部20の発光面に、対向させる。
1L、1R 車両用前照灯
2 半導体型光源
20 発光部
21 基板
3(3L、3R) リフレクタ
30 反射面
31 立壁
32 正面視の外形形状
33 上面視の外形形状
34、36 鉛直端面
35、38 カットされる先端部分
37 残される先端部分
4 ヒートシンク部材
40 水平板部
41 垂直板部
5L、5R 左右対称の自由曲線
6L、6R 左右非対称の自由曲線
C 車両
F 基準焦点
O 中心

Claims (3)

  1. 車両の前部の左右に搭載される車両用前照灯において、
    半導体型光源と、リフレクタと、を備え、
    前記リフレクタには、前記半導体型光源からの光を所定の配光パターンで車両の前方に反射させる反射面が設けられていて、
    前記リフレクタは、縁から前記反射面の光反射方向に延設される立壁を無くした構造であり、
    前記車両の前部の左側に搭載される左側の前記リフレクタの正面視の外形形状と、前記車両の前部の右側に搭載される右側の前記リフレクタの正面視の外形形状とは、左右対称であり、
    前記リフレクタの上面視の外形形状が連続するように、前記リフレクタの縁には、鉛直端面が鉛直方向に設けられている、
    ことを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記鉛直端面は、左側の前記リフレクタの上面視の外形形状と右側の前記リフレクタの上面視の外形形状とが左右対称である自由曲線に沿って、設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
  3. 前記鉛直端面は、左側の前記リフレクタの上面視の外形形状と右側の前記リフレクタの上面視の外形形状とが左右非対称である自由曲線に沿って、設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019125546A (ja) * 2018-01-19 2019-07-25 トヨタ自動車株式会社 照明装置

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