JP2014010906A

JP2014010906A - 照明装置

Info

Publication number: JP2014010906A
Application number: JP2012144484A
Authority: JP
Inventors: Hideo Kataoka; 英雄片岡; Hiroyuki Nakaoka; 裕之中岡
Original assignee: Panasonic Corp; Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Current assignee: Pentax Corp; Panasonic Corp
Priority date: 2012-06-27
Filing date: 2012-06-27
Publication date: 2014-01-20

Abstract

【課題】簡易な構成で下方から見た外観を向上させることができる照明装置を提供する。
【解決手段】照明器具１０を複数個ライン状に配置する際に、隣接する灯具本体３０の照射面側に取り付けられルーバー４０の連結部２に、ルーバー板４１を配置したので、簡易な構成で下方から見たときのルーバー４０の外観が向上する。また、隣接するルーバー４０のうち一方のルーバーの端部４３にはルーバー板４１を設け、他方のルーバーの端部４４にはルーバー板４１を設けないので、容易にルーバー板４１を連結部２に配置することができる。
【選択図】図４

Description

本発明は、複数個の照明器具をライン状に連結した照明装置に関するものである。

従来より、灯具本体にルーバーが取り付けられた照明器具を、ライン状に連結して用いる照明装置が知られている（例えば、特許文献１参照）。
一般に、灯具本体にルーバーが取り付けられた照明器具を、ライン状に連結した照明装置では、隣接するルーバーのエンドプレートを突き合わせたり、端部にエンドプレートの代わりにルーバー板と同様の形状をした部材を取り付けることが行われていた。

この場合、隣接する照明器具同士の連結部に対応する位置には、ルーバー板が配置されないため、下方からの外観が問題となった。
このため、特許文献１に記載の照明装置では、隣接する照明器具同士の連結部に、ルーバー板と同様の形状を有する部材（反射板エンド）を設けた。

実開昭６０−６４５０８号公報

前述した特許文献１に記載の照明装置においては、ルーバー板が反射板に直接取り付けられるものであり、隣接する照明器具同士の連結部にルーバー板と同様の形状を有する部材（反射板エンド）を取り付ける。
しかしながら、部材（反射板エンド）を反射板に取り付けるために、反射板に切欠きを設けたり、部材に段差や凸部を設ける必要がある。
このため、連結部におけるルーバーの構造が複雑になり、工程が増えるという問題があった。

本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、簡易な構成で下方から見た外観を向上させることができる照明装置を提供することを目的とする。

本発明の照明装置は、器具本体と、前記器具本体に取り付けられる灯具本体と、前記灯具本体の照射面側に取り付けられ複数枚のルーバー板を有するルーバーと、を備えた照明器具を有し、前記照明器具を複数個ライン状に配置するとともに、隣り合う前記照明器具の連結部に前記ルーバー板を配置したものである。

また、本発明の照明装置は、隣接する前記ルーバーのうち一方のルーバーの端部には前記ルーバー板を設け、隣接する前記ルーバーのうち他方のルーバーの端部には前記ルーバー板を設けないものである。

本発明は、照明器具を複数個ライン状に配置する際に、隣接する灯具本体の照射面側に取り付けられるルーバーの連結部に、ルーバー板を配置したので、簡易な構成で下方から見たときのルーバーの外観が向上するという効果を有する照明装置を提供できる。

本発明に係る実施形態の照明装置を天井の取付穴に取り付けた状態の断面図本発明に係る実施形態の照明装置を構成する照明器具の分解斜視図（Ａ）はルーバーの斜視図であり、（Ｂ）は（Ａ）中Ｂ−Ｂ位置の断面図であり、（Ｃ）は（Ａ）中Ｃ−Ｃ位置の断面図３個の照明器具を連結する場合のルーバーを示す側面図図４中Ｖ部分における連結後の詳細な構造を示す断面図

以下、本発明に係る実施形態の照明装置について、図面を用いて説明する。
図１に示すように、本発明に係る実施形態の照明装置１は、長手方向に複数個の照明器具１０を連結したものであり、天井１１に設けられている取付穴１２に取り付けて、下方を照明するのに用いることができる。
従って、取付穴１２は、複数個の照明器具１０の長さに対応して設けられている。

図１および図２に示すように、照明器具１０は、下方に開口する矩形箱状の器具本体２０と、器具本体２０に取り付けられる灯具本体３０を有する。
器具本体２０の天板２１には長手方向の両端部に吊金具２２が設けられており、天井１１の取付穴１２に設けられている取付ボルト１３に吊金具２２を取り付けることにより、器具本体２０を天井１１の取付穴１２に取り付ける。
器具本体２０の天板２１の上面には、電源装置２３が取り付けられており、ブロックカバー２７で覆われている。

電源装置２３は、長手方向の一端部（図２において右端部）に電源用端子台２３１を有しており、商用電源（図示省略）に接続され取付穴１２に配線されている電源線１４に接続される。
また、電源装置２３は、長手方向他端部（図２において左端部）に調光信号用端子台２３２を有しており、取付穴１２に配線されている調光信号線１５に接続される。
電源装置２３には、点灯電力供給用の電線２８の一端（図２において上端）が接続されており、他端（図２において下端）には器具側コネクタ２４が取り付けられている。

また、器具本体２０内部の長手方向両端部には落下防止ワイヤ２５が設けられており、落下防止ワイヤ２５の先端（下端）は灯具本体３０に取り付けられる。
これにより、作業中に灯具本体３０を器具本体２０から取り外した際に、灯具本体３０が落下するのを防止している。

灯具本体３０は、内部に光源であるＬＥＤ（図示省略）を備えたＬＥＤユニット３２を有し、ＬＥＤユニット３２の前方（下方）には複数枚のルーバー板４１を有するルーバー４０が取り付けられる。
ＬＥＤユニット３２には灯具側コネクタ３１が取り付けられており、電線２８に取り付けられている器具側コネクタ２４に接続して、点灯電力の供給を受ける。

図３（Ａ）に示すように、ルーバー４０は、対向する一対の側板４２、４２の下端間に、複数枚のルーバー板４１を、ルーバー４０の長手方向に沿って一定間隔で取り付けて構成される。
図４に示すように、例えば、３個の照明器具１０を直線状に連結する場合には、隣接する器具本体２０、２０同士を、連結板１６（図５参照）で連結する。

これにより、各照明器具１０の灯具本体３０に取り付けられるルーバー４０も直線状に３個配置される。
このとき、図５に示すように、照明器具１０の連結部２に対応する位置に、ルーバー板４１１（４１）が配置されるようにする。さらに、連結部２においてもルーバー板４１の間隔Ｐを他の部分と同じにする。

このため、図４に示すように、隣接するルーバー４０、４０のうち一方のルーバー４０の端部にはルーバー板４１を設け、他方のルーバー４０の端部にはルーバー板４１を設けないようにした。

具体的には、図４において左側のルーバー４０Ａと中央のルーバー４０Ｂとの連結部２では、一方のルーバー４０である左側のルーバー４０Ａの端部（一方のルーバーの端部、右端）４３にルーバー板４１１を設ける（図３（Ｃ）参照）。
また、他方のルーバー４０である中央のルーバー４０Ｂの端部（他方のルーバーの端部、左端）４４には、ルーバー板４１を設けない（図３（Ｂ）参照）。
これにより、図５に示すように、ルーバー４０Ａとルーバー４０Ｂを連結した際に、連結部２にルーバー板４１１が配置され、かつ、他のルーバー板４１の間隔Ｐと同じ間隔で配置される。

同様に、図４に示すように、中央のルーバー４０Ｂと右側のルーバー４０Ｃとの連結部２においても、一方のルーバー４０である中央のルーバー４０Ｂの端部（一方のルーバーの端部、右端）４３にルーバー板４１１を設ける。
また、他方のルーバー４０である右側のルーバー４０Ｃの端部（他方のルーバーの端部、左端）４４には、ルーバー板４１を設けない。

なお、左側のルーバー４０Ａの端部（左端）４５にはルーバー板４１が設けられないので、中央のルーバー４０Ｂと同じものを共用することができる。
一方、右側のルーバー４０Ｃにおいては、左側の端部４４のみならず右側の端部４６にもルーバー板４１を設けないので、左側のルーバー４０Ａおよび中央のルーバー４０Ｂとは、異なるものとなる。

以上、説明した本発明に係る実施形態の照明装置１によれば、照明器具１０を複数個ライン状に配置する。
この際に、隣接する照明器具１０において灯具本体３０の照射面側に取り付けられるルーバー４０の連結部２に、ルーバー板４１１（４１）を配置した。
このため、連結部２においても他の部分と同様のピッチでルーバー板４１が配置されるので、簡易な構成で下方から見たときのルーバー４０、４０Ａ、４０Ｂ、４０Ｃの外観が向上し、照明装置１の外観が向上する。

また、隣接するルーバー４０Ａ、４０Ｂのうち一方のルーバーである左側のルーバー４０Ａの端部４３にはルーバー板４１１（４１）を設け、他方のルーバーである右側の４０Ｂの端部４４にはルーバー板４１を設けない。
このため、容易にルーバー板４１１（４１）を連結部２に配置することができる。
また、ルーバー４０のうち、ルーバー４０Ａとルーバー４０Ｂを共用することができる。

なお、本発明の照明装置は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形、改良等が可能である。
例えば、前述した実施形態においては、３個の照明器具１０をライン状に配置した照明装置１を例示したが、照明器具１０の個数は、３個以上でも適用できる。
また、前述した実施形態においては、光源としてＬＥＤユニット３２を用いた場合を例示したが、その他、蛍光灯等を用いる場合にも適用できる。

１照明装置
２連結部
１０照明器具
２０器具本体
３０灯具本体
４０ルーバー
４１、４１１ルーバー板
４３一方のルーバーの端部
４４他方のルーバーの端部

Claims

器具本体と、
前記器具本体に取り付けられる灯具本体と、
前記灯具本体の照射面側に取り付けられ複数枚のルーバー板を有するルーバーと、を備えた照明器具を有し、
前記照明器具を複数個ライン状に配置するとともに、
隣り合う前記照明器具の連結部に前記ルーバー板を配置した照明装置。
請求項１に記載の照明装置において、
隣接する前記ルーバーのうち一方のルーバーの端部には前記ルーバー板を設け、
隣接する前記ルーバーのうち他方のルーバーの端部には前記ルーバー板を設けない照明装置。