JP2014009858A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP2014009858A
JP2014009858A JP2012145765A JP2012145765A JP2014009858A JP 2014009858 A JP2014009858 A JP 2014009858A JP 2012145765 A JP2012145765 A JP 2012145765A JP 2012145765 A JP2012145765 A JP 2012145765A JP 2014009858 A JP2014009858 A JP 2014009858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
held
held portion
sandwiching
dew
cooking device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012145765A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5982197B2 (ja
Inventor
Masahiro Nishijima
正浩 西島
Akiro Tamura
彰朗 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2012145765A priority Critical patent/JP5982197B2/ja
Publication of JP2014009858A publication Critical patent/JP2014009858A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5982197B2 publication Critical patent/JP5982197B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

【課題】満水状態の露受容器を、水がこぼれないように取り外すことができる加熱調理器を提供する。
【解決手段】取手部94は、右側、左側係止ピン98と略同じ高さに、位置する。これにより、取手部94を持って露受容器9を本体ケーシング1から取り外すとき、露受容器9を、保持部材に保持された右側、左側係止ピン98を中心として回転させずに、水平に取り外すことができる。
【選択図】図7

Description

この発明は、加熱室内に結露が生じる加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、実開平5−42904号公報(特許文献1)に開示されたものがある。この加熱調理器は、本体ケーシング内に蒸気発生装置および加熱室を設け、加熱室の開口部を扉で開閉している。この扉の下端部には、露受容器の上端部が着脱可能に取り付けられている。
そして、加熱調理の際に、加熱室および扉の内面に付着していた結露水を、この露受容器で受けて、水滴が床に落下するのを防止するようにしている。
実開平5−42904号公報
しかしながら、上記従来の加熱調理器では、上記露受容器内が満水になった場合、露受容器の下端部や左右側端部を持って、本体ケーシングから引き抜く際に、露受容器の上端部は、扉の下端部に保持されているため、露受容器が、この上端部を中心として、前後に傾いて、露受容器内の水がこぼれるという問題があった。
そこで、この発明の課題は、露受容器が、前後に傾くことがなくて、露受容器を、水がこぼれないように取り外すことができる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の加熱調理器は、
本体ケーシングと、
上記本体ケーシング内に配置されると共に、蒸気を発生する蒸気発生装置と、
上記本体ケーシング内に配置されると共に、上記蒸気発生装置から供給される蒸気によって被加熱物を加熱するための加熱室と、
上記本体ケーシングの前方に配置されると共に、上記加熱室の開口部を開閉する扉と、
上記加熱室の上記開口部の縁の下方に配置されると共に、上記加熱室で発生する結露水を受け、かつ、一以上の被保持部を有する露受容器と、
上記本体ケーシングの下側に設けられると共に、上記露受容器の上記被保持部を着脱可能に保持する保持部材と
を備え、
上記露受容器は、上記被保持部を上記保持部材に着脱するときに把持される取手部を有し、この取手部は、上記被保持部と略同じ高さに、位置することを特徴としている。
この発明の加熱調理器によれば、上記取手部は、上記被保持部と略同じ高さに、位置するので、取手部を持って露受容器を本体ケーシングから取り外すとき、露受容器を、保持部材に保持された被保持部を中心として回転させずに、水平に取り外すことができる。
これにより、上記露受容器内に溜まった水を捨てるために、露受容器を本体ケーシングから引き抜く際に、露受容器が、前後に傾くことがなく、露受容器内が満水になっていても、水がこぼれないように露受容器を取り外すことができる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記一以上の被保持部のうちの少なくとも一つの被保持部は、幅方向の両側に、第1側面および第2側面を有し、
上記保持部材は、上記少なくとも一つの被保持部の上記第1側面および上記第2側面を挟み込む少なくとも一つの挟み部を有し、
上記少なくとも一つの被保持部の上記第1側面および上記第2側面のうちの少なくとも一方は、上記第1側面と上記第2側面との間の間隔が、上記被保持部を上記挟み部に挿入する方向へ、次第に狭くなるように、テーパ状に形成されている。
この実施形態の加熱調理器によれば、上記少なくとも一つの被保持部の上記第1側面および上記第2側面の少なくとも一方は、第1側面と第2側面との間の間隔が、その被保持部の挟み部への挿入方向へ、次第に狭くなるように、テーパ状に形成されている。
そのため、上記少なくとも一つの被保持部を上記挟み部から取り外す際に、挟み部は、次第に間隔が狭くなる第1側面および第2側面に摺動しながら、縮小する。これにより、上記少なくとも一つの被保持部が挟み部から外れる瞬間の反動が、低減される。また、上記少なくとも一つの被保持部を挟み部に挿入する際に、スムーズに挿入できる。
したがって、上記露受容器を上記保持部材から取り外す瞬間の反動を低減して、この反動による水のこぼれを防止できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記少なくとも一つの被保持部は、一つまたは複数の片側平行保持部を含み、
上記各片側平行保持部の上記第1側面は、テーパ状に形成される一方、上記各片側平行保持部の上記第2側面は、その片側平行保持部の上記挟み部への挿入方向に対して、平行となるように形成されている。
この実施形態の加熱調理器によれば、各片側平行保持部の被保持部の第2側面は、被保持部の挟み部への挿入方向に対して、平行となるように形成されている。
これによって、上記露受容器を上記保持部材から取り外す際に、挟み部は、第2側面に摺動する。したがって、露受容器を保持部材から取り外す際に、露受容器が左右に振れることがなく真っ直ぐ引き抜かれて、露受容器からの水のこぼれを防止できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記露受容器は、前方から見て、
右側に配置された第1の上記被保持部と、
左側に配置された第2の上記被保持部と
を有し、
上記保持部材は、
上記第1の被保持部を挟み込む第1の上記挟み部と、
上記第2の被保持部を挟み込む第2の上記挟み部と
を有し、
上記第1の挟み部の上記第1の被保持部に対する挟持力と、上記第2の挟み部の上記第2の被保持部に対する挟持力とは、互いに異なる。
ここで、「左右」とは、加熱調理器を扉側から見た正面視の左右をいう。
この実施形態の加熱調理器によれば、上記第1の挟み部の上記第1の被保持部に対する挟持力と、上記第2の挟み部の上記第2の被保持部に対する挟持力とは、互いに異なる。
これによって、上記露受容器を上記保持部材から取り外す際に、露受容器を一気に引き抜いても、第1の被保持部と第2の被保持部とが同時に外れることを防止できる。したがって、一気に引き抜いた際に生じる反動を低減して、この反動による水のこぼれを防止できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、上記第1の挟み部の上記第1の被保持部に対する挟持力は、上記第2の挟み部の上記第2の被保持部に対する挟持力よりも、大きい。
この実施形態の加熱調理器によれば、上記第1の挟み部の上記第1の被保持部に対する挟持力は、上記第2の挟み部の上記第2の被保持部に対する挟持力よりも、大きいので、右側の挟持力が左側の挟持力よりも大きくなる。そのため、右の力が強く、かつ、数が多い右利きのユーザの場合、露受容器を前後方向に平行に、スムーズに取り外すことができる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記露受容器は、前方から見て、
右側に配置された第1の上記被保持部と、
左側に配置された第2の上記被保持部と
を有し、
上記保持部材は、
上記第1の被保持部を挟み込む第1の上記挟み部と、
上記第2の被保持部を挟み込む第2の上記挟み部と
を有し、
上記第1の挟み部と上記第2の挟み部とは、前後方向、同一位置にあり、
上記第1の被保持部と上記第2の被保持部とは、前後方向、異なる位置にある。
ここで、「左右」とは、加熱調理器を扉側から見た正面視の左右をいう。
この実施形態の加熱調理器によれば、上記第1の挟み部と上記第2の挟み部とは、前後方向、同一位置にあり、上記第1の被保持部と上記第2の被保持部とは、前後方向、異なる位置にある。
これによって、上記露受容器を上記保持部材から取り外す際に、露受容器を一気に引き抜いても、第1の被保持部と第2の被保持部とが同時に外れることを防止できる。したがって、一気に引き抜いた際に生じる反動を低減して、この反動による水のこぼれを防止できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、上記第1の被保持部は、上記第2の被保持部よりも、前方に位置する。
この実施形態の加熱調理器によれば、上記第1の被保持部は、上記第2の被保持部よりも、前方に位置するので、右側の第1の被保持部を左側の第2の被保持部よりも先に外すことができる。そのため、右の力が強く、かつ、数が多い右利きのユーザの場合、右側の第1の被保持部から確実に引き抜くことができて、露受容器を一気に引き抜くことを防止できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記露受容器は、左右の両側に、結露水を溜める貯留部を有し、
左右の一方の上記貯留部は、結露水を排水するための排水口に面し、
上記第1の被保持部および上記第2の被保持部のうちの上記排水口に面する上記貯留部側の一方は、上記第1の被保持部および上記第2の被保持部のうちの他方よりも、後方に位置する。
この実施形態の加熱調理器によれば、上記第1の被保持部および上記第2の被保持部のうちの上記排水口に面する上記貯留部側の一方は、上記第1の被保持部および上記第2の被保持部のうちの他方よりも、後方に位置する。これによって、一方の被保持部を他方の被保持部よりも後に外すことができ、排水口に面するより多くの結露水が溜まった貯留部側を後に取り外すことができて、露受容器からの水のこぼれを防止できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記露受容器は、左右の両側に貯留部を有し、
この左右両側の貯留部の間に、仕切板を設けている。
この実施形態の加熱調理器によれば、上記露受容器は、左右両側の貯留部の間に、仕切板を設けているので、露受容器が傾いた際、この仕切板により、左右両側の貯留部の間を流れる水の勢いを抑制できる。
この発明の加熱調理器によれば、上記取手部は、上記被保持部と略同じ高さに、位置するので、満水状態の露受容器を、被保持部を中心として回転させずに、水平に取り外すことができ、露受容器の前後の傾きを防止できて、露受容器内からの水のこぼれを防止することができる。
本発明の第1実施形態の加熱調理器を示す斜視図である。 加熱調理器の断面図である。 加熱調理器の側面図である。 露受容器の正面図である。 露受容器の上方からみた斜視図である。 露受容器の下方からみた斜視図である。 右側係止ピンの拡大図である。 右側係止ピンおよび右側挟み部の拡大図である。 露受容器の右側面図である。 本発明の第2実施形態の加熱調理器を示す底面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1実施形態の加熱調理器を示す斜視図である。図1に示すように、この加熱調理器は、直方体形状の本体ケーシング1と、この本体ケーシング1の前面に取り付けられた扉2とを有する。
この明細書では、「前」とは、加熱調理器の扉側をいい、「後」とは、本体ケーシングの奥側をいう。「右」とは、加熱調理器を扉側から見た正面視の右側をいい、「左」とは、加熱調理器を扉側から見た正面視の左側をいう。
上記扉2は、この下側の辺を略中心にして、回動する。扉2の上部には、ハンドル3が取り付けられ、扉2の略中央には、耐熱ガラス4が取り付けられている。扉2の右側の部分には、操作パネル5が設けられている。この操作パネル5は、表示部の一例としてのカラー液晶表示部6とボタン群7を有している。
上記本体ケーシング1の上側かつ右側後方には、排気ダクト8が設けられている。本体ケーシング1の扉2の下方には、露受容器9が着脱自在に取り付けられている。
図2に示すように、上記本体ケーシング1内には、加熱室13と蒸気発生装置12が配置されている。この蒸気発生装置12は、水タンク11から供給された水を加熱して飽和水蒸気を生成する。蒸気発生装置12で生成された飽和水蒸気は、(図示しない)蒸気供給通路を介して、加熱室13の右側面に取り付けられた循環ユニット14の蒸気吸込口15の加熱室13側に供給される。
上記蒸気供給通路には、蒸気供給管34が接続され、この蒸気供給管34は、加熱室13の右側面と平行になるように、循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍に取り付けられている。循環ユニット14内には、蒸気吸込口15に対向するように循環ファン18を配置している。循環ファン18は、ファンモータ19によって回転駆動される。
上記本体ケーシング1内には、蒸気ダクト50が取り付けられている。この蒸気ダクト50は、上記加熱室13の上面および左側面を覆うように、L字状に屈曲している。蒸気ダクト50は、加熱室13の上面側に固定された第1ダクト部51と、第1ダクト部51の左側方から下側に屈曲する屈曲部52と、加熱室13の左側面側に固定され、屈曲部52を介して第1ダクト部51に連なる第2ダクト部53とを有している。
上記第1ダクト部51に、過熱蒸気生成ヒータ20が収納されている。第1ダクト部51と過熱蒸気生成ヒータ20とは、過熱蒸気生成装置21を構成している。なお、過熱蒸気生成装置は、蒸気ダクトとは別に設けられてもよい。
上記第1ダクト部51の右側は、循環ユニット14の上部に設けられた蒸気供給口22に連通している。加熱室13の天面には、複数の第1蒸気吹出口24が設けられており、第1ダクト部51は、第1蒸気吹出口24を介して、加熱室13内に連通している。第2ダクト部53は、加熱室13の左側面に設けられた複数の第2蒸気吹出口25を介して、加熱室13内に連通している。
上記加熱室13と上記蒸気ダクト50との隙間は、耐熱樹脂などによりシールされている。加熱室13と蒸気ダクト50は、加熱室13の前面開口を除いて、断熱材により覆われている。
上記循環ユニット14と上記過熱蒸気生成装置21と上記加熱室13とそれらを接続する接続部材とは、蒸気の循環経路を構成する。この循環経路における循環ユニット14の加熱室13との境界部に、蒸気発生装置12で生成された飽和水蒸気が供給される。
上記加熱室13の下部には、(図示しない)マグネトロンが配置されている。このマグネトロンで発生したマイクロ波は、(図示しない)導波管によって、加熱室13の下部中央に導かれる。そして、このマイクロ波は、モータ37によって駆動される回転アンテナ38によって攪拌されながら加熱室13内の上方に向かって放射されて、被加熱物27を加熱する。この場合、被加熱物27は、トレイ30や網40を使わずに加熱室13内の下側または底面近傍に配置する。
上記本体ケーシング1内の下側には、(図示しない)冷却ファン部と、電装部品17とを配置している。電装部品17は、加熱調理器の各部を駆動する駆動回路やこの駆動回路を制御する制御回路等を有している。
上記電装部品17は、過熱蒸気によって加熱調理を行う場合、上記過熱蒸気生成ヒータ20をオンすると共に、循環ファン18を回転駆動する。そうすると、蒸気発生装置12から循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍上流側に供給された飽和水蒸気は、循環ファン18の回転によって負圧になっている循環ユニット14内に蒸気吸込口15を介して吸い込まれて、蒸気供給口22から過熱蒸気生成装置21内に吹き出される。そして、この吹き出された飽和水蒸気は、過熱蒸気生成ヒータ20によって加熱されて過熱蒸気となる。この過熱蒸気の一部は、下側の加熱室13の天面に設けられた複数の第1蒸気吹出口24から、加熱室13内に下方に向かって吹き出す。また、過熱蒸気の他の一部は、蒸気ダクト50を介して加熱室13の第2蒸気吹出口25から加熱室13内に吹き出す。
そして、加熱室13内に供給された過熱蒸気は、トレイ30上の網40に搭載された被加熱物27を加熱した後、加熱室13の右壁面に循環ユニット14の蒸気吸込口15に対向して形成された吸込口28から循環ユニット14内に吸い込まれる。そうして、再び循環経路を通って加熱室13内に戻るという循環を繰り返す。
一方、上記電装部品17は、非過熱蒸気によって被加熱物27を蒸すかまたは暖める運転を行う場合、過熱蒸気生成ヒータ20をオフすると共に、循環ファン18を停止する。そうすると、循環ファン18が停止しているため、循環経路内に循環気流が発生することがなく、蒸気発生装置12から循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍上流側に供給された飽和水蒸気は、循環ユニット14内に強制的に吸い込まれない。これにより、蒸気圧によって自然に加熱室13内に流れ込む飽和水蒸気により、被加熱物27を蒸すかまたは暖める。
図3に示すように、上記露受容器9は、上記加熱室13の上記開口部の縁の下方に配置される。上記本体ケーシング1の下側には、保持部材10が設けられ、この保持部材10は、露受容器9を着脱可能に保持する。つまり、露受容器9を前方に引き抜くことで、露受容器9を保持部材10から取り外すことができ、一方、露受容器9を後方に押し込むことで、露受容器9を保持部材10に取り付けることができる。
上記露受容器9は、加熱室13で発生する結露水を受ける。具体的に述べると、加熱室13で発生した結露水が、加熱室13内面や扉2の内面を伝って、落下するが、露受容器9は、この落下する結露水を、受ける。また、加熱室13の底面には凹部13aが設けられ、この凹部13aは、加熱料理の際に発生した蒸気が加熱室13内で結露した水滴を、溜める。そして、露受容器9は、この凹部13aから溢れた結露水を、受ける。また、露受容器9は、その他の構成部材で発生した結露水を、受ける。
図4Aと図4Bと図4Cに示すように、上記露受容器9は、本体ケーシング1および扉2の左右幅とほぼ同一の長さを有する。露受容器9は、本体部90と、本体部90の右端の底面に設けられた右脚91と、本体部90の左端の底面に設けられた左脚92と、右脚91と左脚92との間の本体部90の底面に設けられた中間脚93とを有する。
上記本体部90の上方は、開口し、本体部90内に、凹部が設けられている。各脚91,92,93の上方は、開口し、各脚91,92,93内に、凹部が設けられている。本体部90の凹部と、各脚91,92,93の凹部とは、連通して、結露水を溜める貯留部を構成している。
右脚91に位置する右側貯留部95と、左脚92に位置する左側貯留部96との間には、複数の仕切板97が設けられている。この仕切板97は、前後方向に延在している。この仕切板97により、露受容器9が傾いた際、右側貯留部95と左側貯留部96との間を流れる水の勢いを抑制できる。
上記右脚91と上記中間脚93との間の上記本体部90の底面には、(第1の被保持部としての)右側係止ピン98が設けられ、上記左脚92と上記中間脚93との間の上記本体部90の底面には、(第2の被保持部としての)左側係止ピン99が設けられている。
上記本体部90の左右両端のそれぞれには、ユーザの指が引っ掛かる取手部94を有する。この取手部94は、凹部によって、構成される。
図5に示すように、上記右側係止ピン98は、(第1側面としての)内側側面981と、(第2側面としての)外側側面982とを有する。図5の上側が、加熱調理器の「前側」を示し、図5の右側が、加熱調理器の「右側」を示す。
上記内側側面981と上記外側側面982とは、幅方向の両側に位置している。内側側面981は、内側側面981と外側側面982との間の間隔が、後方向(図5の下方向)へ次第に狭くなるように、テーパ状に形成されている。外側側面982は、前後方向(図5の上下方向)に対して、平行となるように形成されている。
なお、図示しないが、上記左側係止ピン99も、上記右側係止ピン98と同様の構成であり、内側側面がテーパ状に形成され、外側側面が前後方向に平行となるように形成されている。上記右側係止ピン98および左側係止ピン99は、片側平行保持部となっている。
図6に示すように、上記保持部材10は、本体部100と、この本体部100から前方に突出する(第1の挟み部としての)右側挟み部101とを有する。図6の上側が、加熱調理器の「前側」を示し、図6の右側が、加熱調理器の「右側」を示す。
上記右側挟み部101は、一対のアーム部101a,101bを有する。一対のアーム部101a,101bは、弾性変形可能であり、互いに接近または離隔可能である。右側挟み部101は、上記右側係止ピン98の上記内側、外側側面981,982を挟み込む。一方のアーム部101aは、内側側面981に対向し、他方のアーム部101bは、外側側面982に対向する。
そのため、上記右側係止ピン98を上記右側挟み部101から取り外す場合、露受容器9を前方向(図6の上方向)へ引き抜いていく。すると、右側挟み部101は、次第に間隔が狭くなる内側側面981および外側側面982に摺動しながら、縮小する。つまり、一対のアーム部101a,101bは、互いの距離を近づける。これにより、右側係止ピン98が右側挟み部101から外れる瞬間の反動が、低減される。また、右側係止ピン98を右側挟み部101に挿入する際に、スムーズに挿入できる。
したがって、露受容器9を保持部材10から取り外す瞬間の反動を低減して、この反動による水のこぼれを防止できる。
また、このとき、右側挟み部101の他方のアーム部101bは、前後方向に平行な外側側面982に摺動する。したがって、露受容器9を保持部材10から取り外す際に、露受容器9が左右に振れることがなく真っ直ぐ引き抜かれて、露受容器9からの水のこぼれを防止できる。
一方、上記露受容器9を上記保持部材10に取り付ける際、右側係止ピン98ンを、後方向(図6の下方向)へ移動して、右側挟み部101に挿入していく。つまり、係止ピンの挿入方向は、後方向に一致する。
なお、図示しないが、上記保持部材10は、上記左側係止ピン99を挟み込む(第2の挟み部としての)左側挟み部を有する。左側挟み部は、上記右側挟み部101と同様の構成である。
上記右側挟み部101と上記左側挟み部とは、前後方向、同一位置にある。上記右側係止ピン98と上記左側係止ピン99とは、前後方向、同一位置にある。
そして、上記右側挟み部101の上記右側係止ピン98に対する挟持力と、上記左側挟み部の上記左側係止ピン99に対する挟持力とを、互いに異なるようにしてもよい。
これによって、上記露受容器9を上記保持部材10から取り外す際に、露受容器9を一気に引き抜いても、右側係止ピン98と左側係止ピン99とが同時に外れることを防止できる。したがって、一気に引き抜いた際に生じる反動を低減して、この反動による水のこぼれを防止できる。
また、上記右側挟み部101の上記右側係止ピン98に対する挟持力を、上記左側挟み部の上記左側係止ピン99に対する挟持力よりも、大きくしてもよい。これにより、右側の挟持力が、左側の挟持力より大きくなる。そのため、右の力が強く、かつ、数が多い右利きのユーザの場合、露受容器を前後に傾けないで平行に、スムーズに取り外すことができる。
図7に示すように、上記左右両側の取手部94は、右側、左側係止ピン98,99を保持部材10の右側、左側挟み部101,102に着脱するときに、把持される。この取手部94は、本体部90の後方、左右側方および下方から切り欠かれた凹部である。この取手部94は、右側、左側係止ピン98,99と略同じ高さに、位置する。図7では、露受容器9の右側面図を示しているが、露受容器9の左側面図は、図7と対称な図となる。
これにより、上記左右の取手部94を持って露受容器9を本体ケーシング1から取り外すとき、露受容器9を、右側、左側挟み部101,102に保持された右側、左側係止ピン98,99を中心として回転させずに、水平に取り外すことができる。
したがって、上記露受容器9内に溜まった水を捨てるために、露受容器9を本体ケーシング1から引き抜く際に、露受容器9が、前後に傾くことがなく、露受容器9内が満水になっていても、水がこぼれないように露受容器9を取り外すことができる。
(第2の実施形態)
図8は、この発明の第2実施形態の加熱調理器の係止ピンおよび挟み部を示す底面図である。この第2の実施形態は、上記第1の実施形態とは、係止ピンの位置のみが相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、この第2の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の符号は、上記第1の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図8に示すように、右側係止ピン98と左側係止ピン99とは、前後方向、異なる位置にある。右側係止ピン98は、左側係止ピン99よりも、前方に位置する。図8の上側が、加熱調理器の「前側」を示し、図8の右側が、加熱調理器の「右側」を示す。
右側挟み部101と左側挟み部102とは、前後方向、同一位置にある。左側挟み部102において、一方のアーム部101aは、左側係止ピン99のテーパ状の内側側面991に対向し、他方のアーム部101bは、左側係止ピン99の直線状の外側側面992に対向する。
そして、上記露受容器9を上記保持部材10から取り外す際に、露受容器9を一気に引き抜いても、右側係止ピン98と左側係止ピン99とは、前後方向にずれているため、右側係止ピン98と左側係止ピン99とが同時に外れることを防止できる。したがって、一気に引き抜いた際に生じる反動を低減して、この反動による水のこぼれを防止できる。
また、上記右側係止ピン98は、上記左側係止ピン99よりも、前方に位置するので、右側係止ピン98を左側係止ピン99よりも先に外すことができる。そのため、右の力が強く、かつ、数が多い右利きのユーザの場合、右側係止ピン98から確実に引き抜くことができて、露受容器9を一気に引き抜くことを防止できる。
なお、右側貯留部95(図4B参照)が、加熱室13で発生する結露水を排水するための排水口110(図2参照)に面するものとする。この排水口110は、凹部13a(図3参照)などに溜まった結露水を排水するものとする。そして、このとき、右側係止ピン98を、左側係止ピン99よりも、後方に配置してもよい。
これによって、右側貯留部95側の右側係止ピン98を左側係止ピン99よりも後に外すことができ、排水口110に面するより多くの結露水が溜まった右側貯留部95側を後に取り外すことができて、露受容器9からの水のこぼれを防止できる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記第1、上記第2の実施形態のそれぞれの特徴点を様々に組み合わせてもよい。また、係止ピンや挟み部の数量の増減は、自由である。
また、上記実施形態では、右側係止ピン98において、内側側面981のみをテーパ状にしたが、外側側面982のみをテーパ状にしてもよく、または、内側側面981および外側側面982の両方をテーパ状にしてもよい。左側係止ピン99においても同様である。
また、上記実施形態では、露受容器9の被保持部として係止ピンを設け、保持部材10に挟み部を設けたが、露受容器9の被保持部として挟み部を設け、保持部材10に係止ピンを設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、取手部94を凹部としたが、取手部を突起部としてもよく、指が引っ掛かればどのような構成であってもよい。
また、上記実施形態では、被保持部が二つ存在していた。しかしながら、この発明では、被保持部は、一または三以上存在しても良い。また、この発明では、一以上の被保持部が存在し、その一以上の被保持部には、第1側面および第2側面の両方が、テーパ形状である一または複数の被保持部が含まれていても良い。また、この発明では、一以上の被保持部が存在し、その一以上の被保持部には、第1側面のみが、テーパ形状である一または複数の被保持部(片側平行保持部)が含まれていても良い。すなわち、この発明では、一以上の被保持部が存在し、そのうちの少なくとも一つの被保持器の少なくとも一方の側面が、テーパ形状であっても良い。また、この発明では、一以上の被保持部が存在し、その一以上の被保持部の全てが、テーパ形状の側面を有していなくても良い。
また、この発明の加熱調理器としては、例えば、過熱水蒸気を使用するオーブンレンジのみならず、過熱水蒸気を使用するオーブン、過熱水蒸気を使用しないオーブンレンジ、過熱水蒸気を使用しないオーブンなどがある。
1 本体ケーシング
2 扉
9 露受容器
10 保持部材
101 右側挟み部(第1の挟み部)
102 左側挟み部(第2の挟み部)
12 蒸気発生装置
13 加熱室
13a 凹部
94 取手部
95 右側貯留部
96 左側貯留部
97 仕切板
98 右側係止ピン(第1の被保持部)
981 内側側面(第1側面)
982 外側側面(第2側面)
99 左側係止ピン(第2の被保持部)
991 内側側面(第1側面)
992 外側側面(第2側面)

Claims (9)

  1. 本体ケーシングと、
    上記本体ケーシング内に配置されると共に、蒸気を発生する蒸気発生装置と、
    上記本体ケーシング内に配置されると共に、上記蒸気発生装置から供給される蒸気によって被加熱物を加熱するための加熱室と、
    上記本体ケーシングの前方に配置されると共に、上記加熱室の開口部を開閉する扉と、
    上記加熱室の上記開口部の縁の下方に配置されると共に、上記加熱室で発生する結露水を受け、かつ、一以上の被保持部を有する露受容器と、
    上記本体ケーシングの下側に設けられると共に、上記露受容器の上記被保持部を着脱可能に保持する保持部材と
    を備え、
    上記露受容器は、上記被保持部を上記保持部材に着脱するときに把持される取手部を有し、この取手部は、上記被保持部と略同じ高さに、位置することを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記一以上の被保持部のうちの少なくとも一つの被保持部は、幅方向の両側に、第1側面および第2側面を有し、
    上記保持部材は、上記少なくとも一つの被保持部の上記第1側面および上記第2側面を挟み込む少なくとも一つの挟み部を有し、
    上記少なくとも一つの被保持部の上記第1側面および上記第2側面のうちの少なくとも一方は、上記第1側面と上記第2側面との間の間隔が、上記被保持部を上記挟み部に挿入する方向へ、次第に狭くなるように、テーパ状に形成されていることを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項2に記載の加熱調理器において、
    上記少なくとも一つの被保持部は、一つまたは複数の片側平行保持部を含み、
    上記各片側平行保持部の上記第1側面は、テーパ状に形成される一方、上記各片側平行保持部の上記第2側面は、その片側平行保持部の上記挟み部への挿入方向に対して、平行となるように形成されていることを特徴とする加熱調理器。
  4. 請求項2または3に記載の加熱調理器において、
    上記露受容器は、前方から見て、
    右側に配置された第1の上記被保持部と、
    左側に配置された第2の上記被保持部と
    を有し、
    上記保持部材は、
    上記第1の被保持部を挟み込む第1の上記挟み部と、
    上記第2の被保持部を挟み込む第2の上記挟み部と
    を有し、
    上記第1の挟み部の上記第1の被保持部に対する挟持力と、上記第2の挟み部の上記第2の被保持部に対する挟持力とは、互いに異なることを特徴とする加熱調理器。
  5. 請求項4に記載の加熱調理器において、
    上記第1の挟み部の上記第1の被保持部に対する挟持力は、上記第2の挟み部の上記第2の被保持部に対する挟持力よりも、大きいことを特徴とする加熱調理器。
  6. 請求項2または3に記載の加熱調理器において、
    上記露受容器は、前方から見て、
    右側に配置された第1の上記被保持部と、
    左側に配置された第2の上記被保持部と
    を有し、
    上記保持部材は、
    上記第1の被保持部を挟み込む第1の上記挟み部と、
    上記第2の被保持部を挟み込む第2の上記挟み部と
    を有し、
    上記第1の挟み部と上記第2の挟み部とは、前後方向、同一位置にあり、
    上記第1の被保持部と上記第2の被保持部とは、前後方向、異なる位置にあることを特徴とする加熱調理器。
  7. 請求項6に記載の加熱調理器において、
    上記第1の被保持部は、上記第2の被保持部よりも、前方に位置することを特徴とする加熱調理器。
  8. 請求項6に記載の加熱調理器において、
    上記露受容器は、左右の両側に、結露水を溜める貯留部を有し、
    左右の一方の上記貯留部は、結露水を排水するための排水口に面し、
    上記第1の被保持部および上記第2の被保持部のうちの上記排水口に面する上記貯留部側の一方は、上記第1の被保持部および上記第2の被保持部のうちの他方よりも、後方に位置することを特徴とする加熱調理器。
  9. 請求項1から8の何れか一つに記載の加熱調理器において、
    上記露受容器は、左右の両側に、結露水を溜める貯留部を有し、
    この左右両側の貯留部の間に、仕切板を設けていることを特徴とする加熱調理器。
JP2012145765A 2012-06-28 2012-06-28 加熱調理器 Expired - Fee Related JP5982197B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012145765A JP5982197B2 (ja) 2012-06-28 2012-06-28 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012145765A JP5982197B2 (ja) 2012-06-28 2012-06-28 加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014009858A true JP2014009858A (ja) 2014-01-20
JP5982197B2 JP5982197B2 (ja) 2016-08-31

Family

ID=50106722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012145765A Expired - Fee Related JP5982197B2 (ja) 2012-06-28 2012-06-28 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5982197B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4184062A1 (de) * 2021-11-23 2023-05-24 BSH Hausgeräte GmbH Auffangwanne sowie backofen mit auffangwanne

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102022122201A1 (de) * 2022-09-01 2024-03-07 Miele & Cie. Kg Gargerät mit einer Auffangrinne

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62134423A (ja) * 1985-12-05 1987-06-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気蒸し器
JPH0464005U (ja) * 1990-10-12 1992-06-01
JPWO2010113865A1 (ja) * 2009-03-30 2012-10-11 シャープ株式会社 加熱調理器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62134423A (ja) * 1985-12-05 1987-06-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気蒸し器
JPH0464005U (ja) * 1990-10-12 1992-06-01
JPWO2010113865A1 (ja) * 2009-03-30 2012-10-11 シャープ株式会社 加熱調理器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4184062A1 (de) * 2021-11-23 2023-05-24 BSH Hausgeräte GmbH Auffangwanne sowie backofen mit auffangwanne

Also Published As

Publication number Publication date
JP5982197B2 (ja) 2016-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9115903B2 (en) Oven door
JP5525948B2 (ja) Ihビルトインクッキングヒータ
JP6484801B2 (ja) 加熱調理器
JP5744496B2 (ja) 加熱調理器
JP4903889B2 (ja) 加熱調理器
ITRN20070028A1 (it) Forno di cottura.
JP4108105B2 (ja) 蒸気調理器
JP5982197B2 (ja) 加熱調理器
JP5358677B2 (ja) 加熱調理器
JP5947951B2 (ja) 加熱調理器
WO2014192241A1 (ja) 加熱調理器
JP6431716B2 (ja) 加熱調理器
JP4555805B2 (ja) 加熱調理器
JP6874002B2 (ja) 加熱調理器
JP2014009856A (ja) 加熱調理器
RU2335098C2 (ru) Микроволновая печь с кофеваркой
JP6427343B2 (ja) 加熱調理器
JP2017161152A (ja) オーブントースター
CN214760678U (zh) 烹饪器具
JP2014001901A (ja) 加熱調理器
JP4990725B2 (ja) 蒸気調理器
JP6917560B2 (ja) 加熱調理器
CN114869128A (zh) 烹饪器具
JP2022056123A (ja) 加熱調理器
JP6341787B2 (ja) 受け皿及びこの受け皿を備えた加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160801

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5982197

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees