JP2014007712A - 遠隔制御システム、遠隔制御装置、遠隔制御方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】狭帯域通信により接続される被制御機器に対してコマンドの転送遅延を抑えながら遠隔制御を行う。
【解決手段】通常時、機器管理装置12は、被制御装置53の機種型番などの属性に応じた記述形式のコマンドを、インターネット網8を経由して送信する。インターネット網8が使用できない時、機器管理装置12は、被制御装置53の属性に応じた記述形式のコマンドを出力し、IP−TE13は、出力されたコマンドを属性に依存しない記述形式であり、かつ、属性に応じた記述形式のコマンドよりもデータ量を圧縮した圧縮コマンドに変換する。狭帯域無線端末55は、狭帯域無線通信網9を経由して受信した圧縮コマンドをTE54に出力し、TE54は、圧縮コマンドを被制御装置53の属性に応じた記述形式のコマンドに変換し、被制御装置53宛に出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠隔制御システム、遠隔制御装置、遠隔制御方法、およびプログラムに関する。
狭帯域通信によりTCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)パケットをそのまま転送すると、データ量が大きいことからスループットの低下および遅延の増大が発生する。これを解消する方法として、遅延や揺らぎを吸収するために、狭帯域通信網の両側にバッファを置くことなどが考えられる。これにより、バッファに接続される終端の端末装置は、パケットを正常に受信することができる。
一方、制御装置からの制御コマンドに対し、被制御機器からの応答が遅い場合でも、制御装置側でタイムアウトと判断させない遠隔制御システムがある(例えば、特許文献1参照。)
特開2008−210089号公報
例えば、制御装置が狭帯域通信により接続される被制御機器へ制御コマンドを送信して遠隔制御を行なう場合、例えバッファを使用したとしても、狭帯域通信網において発生する制御コマンドの転送遅延自体は解消しない。そのため、制御装置において制御コマンドに対する応答タイムアウトが発生し得る。しかし、特許文献1の技術では、ネットワーク側に大きな遅延がある場合、このような問題を解決することはできない。
本発明は上述のような事情に鑑みてなされたもので、狭帯域通信により接続される被制御機器に対してコマンドの転送遅延を抑えながら遠隔制御を行う遠隔制御システム、遠隔制御装置、遠隔制御方法、およびプログラムを提供する。
上述した課題を解決するために、本発明は、遠隔制御装置と、被制御装置に接続される変換装置とを有する遠隔制御システムであって、前記遠隔制御装置は、前記被制御装置の属性に応じた記述形式のコマンドを出力するコマンド出力部と、前記コマンド出力部により出力された前記コマンドを、前記属性に依存しない記述形式であり、かつ、前記コマンドよりもデータ量を圧縮した圧縮コマンドに変換する制御側変換部と、前記制御側変換部が変換して得た前記圧縮コマンドを前記変換装置宛に送信する制御側通信部とを備え、前記変換装置は、前記遠隔制御装置から送信された前記圧縮コマンドを受信する第1通信部と、前記第1通信部が受信した前記圧縮コマンドを前記属性に応じた記述形式の前記コマンドに変換する被制御側変換部と、前記被制御側変換部が変換して得た前記コマンドを前記被制御装置に出力する第2通信部とを備える、ことを特徴とする遠隔制御システムである。
また本発明は、上述した遠隔制御システムであって、前記変換装置及び前記遠隔制御装置と接続される管理装置をさらに備え、前記遠隔制御装置は、属性毎に前記被制御装置が使用し得るコマンド、ならびに、当該コマンドと前記圧縮コマンドの間の変換ルールを示すコマンドセットデータを記憶する記憶部と、前記管理装置から前記被制御装置の属性を受信し、受信した前記属性に対応して前記記憶部から読み出した前記コマンドセットデータを返送するコマンドセット送信部をさらに備え、前記管理装置は、前記被制御装置の属性を前記遠隔制御装置に通知する通知部と、前記通知部が通知した前記属性に対応したコマンドセットデータを前記遠隔制御装置から受信し、前記変換装置へ出力するコマンドセット受信部とを備え、前記制御側変換部は、前記コマンドセットデータが示す前記変換ルールに基づいて前記コマンドを前記圧縮コマンドに変換し、前記被制御側変換部は、前記コマンドセットデータが示す前記変換ルールに基づいて前記圧縮コマンドを前記コマンドに変換する、ことを特徴とする。
また本発明は、上述した遠隔制御システムであって、前記通知部は、前記変換装置の識別情報を前記遠隔制御装置にさらに通知し、前記制御側通信部は、前記圧縮コマンドを前記管理装置から通知された前記識別情報により特定される前記変換装置宛に送信する、ことを特徴とする。
また本発明は、上述した遠隔制御システムであって、前記コマンド出力部は、前記コマンドをレイヤ3以上のプロトコルのペイロードに設定して出力し、前記制御側通信部は、前記制御側変換部が変換して得た前記圧縮コマンドを前記ネットワークが使用するレイヤ2のプロトコルのペイロードに設定して前記変換装置宛に送信し、前記第2通信部は、前記被制御側変換部が変換して得た前記コマンドを前記レイヤ3以上のプロトコルのペイロードに設定して前記被制御装置に出力する、ことを特徴とする。
また本発明は、上述した遠隔制御システムであって、前記第2通信部は、前記被制御装置から前記属性に応じた記述形式のコマンドを受信し、前記被制御側変換部は、前記第2通信部が受信した前記コマンドを対応する圧縮コマンドに変換し、前記第1通信部は、前記被制御側変換部が変換して得た前記圧縮コマンドを前記遠隔制御装置に送信し、前記制御側通信部は、前記変換装置から送信された前記圧縮コマンドを受信し、前記制御側変換部は、前記制御側通信部が受信した前記圧縮コマンドを前記属性に応じた記述形式の前記コマンドに変換する、ことを特徴とする。
また本発明は、遠隔制御装置と、被制御装置に接続される変換装置とを有する遠隔制御システムにおける前記遠隔制御装置であって、前記被制御装置の属性に応じた記述形式のコマンドを出力するコマンド出力部と、前記コマンド出力部により出力された前記コマンドを、前記属性に依存しない記述形式であり、かつ、前記コマンドよりもデータ量を圧縮した圧縮コマンドに変換する制御側変換部と、前記制御側変換部が変換して得た前記圧縮コマンドを前記変換装置宛に送信する制御側通信部と、を備えることを特徴とする遠隔制御装置である。
また本発明は、遠隔制御装置と、被制御装置に接続される変換装置とを有する遠隔制御システムが実行する遠隔制御方法であって、前記遠隔制御装置において、コマンド出力部が、前記被制御装置の属性に応じた記述形式のコマンドを出力するコマンド出力ステップと、制御側変換部が、前記コマンド出力ステップにより出力された前記コマンドを、前記属性に依存しない記述形式であり、かつ、前記コマンドよりもデータ量を圧縮した圧縮コマンドに変換する制御側変換ステップと、制御側通信部が、前記制御側変換ステップにより変換して得た前記圧縮コマンドを前記変換装置宛に送信する圧縮コマンド送信ステップと、前記変換装置において、第1通信部が、前記遠隔制御装置から送信された前記圧縮コマンドを受信する圧縮コマンド受信ステップと、被制御側変換部が、前記圧縮コマンド受信ステップにより受信した前記圧縮コマンドを前記属性に応じた記述形式の前記コマンドに変換する被制御側変換ステップと、第2通信部が、前記被制御側変換ステップにより変換して得た前記コマンドを前記被制御装置に出力する変換コマンド出力ステップと、を有することを特徴とする遠隔制御方法である。
また本発明は、遠隔制御装置と、被制御装置に接続される変換装置とを有する遠隔制御システムにおける前記遠隔制御装置として用いられるコンピュータを、前記被制御装置の属性に応じた記述形式のコマンドを出力するコマンド出力部、前記コマンド出力部により出力された前記コマンドを、前記属性に依存しない記述形式であり、かつ、前記コマンドよりもデータ量を圧縮した圧縮コマンドに変換する制御側変換部、前記制御側変換部が変換して得た前記圧縮コマンドを前記変換装置宛に送信する制御側通信部、として機能させるプログラムである。
本発明によれば、狭帯域通信により接続される被制御機器に対してコマンドの転送遅延を抑えながら遠隔制御を行うことができる。
本発明の一実施形態による遠隔制御システムの構成を示すブロック図である。 同実施形態による機器管理装置の構成を示すブロック図である。 同実施形態によるIP−TEの構成を示すブロック図である。 同実施形態によるホームネットワーク管理装置の構成を示すブロック図である。 同実施形態によるTEの構成を示すブロック図である。 同実施形態による圧縮コマンドのフォーマットの例を示す図である。 同実施形態によるコマンドセットデータの例を示す図である。 同実施形態による遠隔制御システムにおけるレイヤ構成図である。 同実施形態によるTEへのコマンドインストール手順を示すシーケンス図である。 同実施形態による狭帯域通信を用いた遠隔制御手順を示すシーケンス図である。 同実施形態によるコマンド変換の処理例を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態による遠隔制御システムの構成を示すブロック図である。同図に示すように、遠隔制御システムは、遠隔制御装置1、オペレータ端末3、及びホーム内システム5を有する。
遠隔制御装置1は、データベース装置11(記憶部)、機器管理装置12、IP(Internet Protocol)端末機器13、及び狭帯域無線アクセスポイント14(制御側通信部)を備えて構成される。ホーム内システム5は、回線終端装置51、ホームネットワーク管理装置52、被制御装置53、端末機器54(変換装置)、及び狭帯域無線端末55を備えて構成される。以下、IP端末機器13を、「IP−TE13」(IP−TE:Internet Protocol-Terminal Equipment)と記載し、端末機器54を「TE54」(TE:Terminal Equipment)と記載する。
遠隔制御装置1が備えるデータベース装置11、機器管理装置12、IP−TE13、及び狭帯域無線アクセスポイント14は、IP/イーサネット(登録商標)を用いたLAN(Local Area Network)などのネットワークにより接続される。また、ホーム内システム5が備える回線終端装置51、ホームネットワーク管理装置52、被制御装置53、及びTE54は、IP/イーサネット(登録商標)を用いたLANなどのホームネットワーク7により接続される。TE54と狭帯域無線端末55は、シリアルインタフェースやUSB(Universal Serial Bus)など、IP/イーサネット(登録商標)以外のインタフェースにより接続される。さらに、遠隔制御装置1の機器管理装置12とホーム内システム5の回線終端装置51とはインターネット網8を介して接続され、遠隔制御装置1の狭帯域無線アクセスポイント14とホーム内システム5の狭帯域無線端末55とは狭帯域無線通信網9を介して接続される。
同図に示す遠隔制御システムは、例えばセンサネットワークに適用される。平常時、遠隔制御装置1は、光回線などのブロードバンドネットワークであるインターネット網8を経由してコマンドを送信し、ホーム内システム5内のIP機器である被制御装置53に対して制御や情報収集を行う。また、ホーム内システム5内に設置され、広域ユビキタスネットワークのような狭帯域通信に対応した狭帯域無線端末55は、TE54が収集した情報を狭帯域無線通信網9に接続された情報収集サーバ(図示せず)に通知している。
遠隔制御装置1は、災害などの理由でインターネット網8の回線が切断された場合や、ONU(Optical Network Unit:光回線終端装置)である回線終端装置51の故障、ホームネットワーク管理装置52のWAN(Wide Area Network)側ケーブル抜けなどによって、被制御装置53との間でインターネット網8を経由した通信ができないことがある。このような場合、遠隔制御装置1は、狭帯域無線通信網9を経由して制御や情報収集のコマンドを送信し、被制御装置53に対して制御や情報収集を行う。なお、遠隔制御装置1から送信したコマンドに対する被制御装置53の応答もコマンドという。
例えば、ターミナルソフトを用いてtelnet/TCP/IPによりエンド・ツー・エンドで通信を行う場合、コマンドは1文字ずつ送信される。そのため、telnetのコマンドが数十文字になると、狭帯域無線通信網9を経由してコマンドを送信した場合、コマンド送信にかかる時間が増大してしまう。そこで、遠隔制御装置1のIP−TE13とホーム内システム5のTE54は、既存のコマンドを変換して圧縮し、狭帯域無線通信網9を経由して送受信する。これにより、狭帯域無線通信を用いた場合においても、エンド・ツー・エンドで仮想的にコマンドのIP通信を行う。
このとき、例えば、制御対象のIP機器の機種やメーカ等に応じてコマンドごとに圧縮方法を変えてしまうと、IP−TE13及びTE54は、その数だけ圧縮方法を実装しなければならなくなる。また、例えば、被制御装置53の種別が無線アクセスポイントであれば、コマンドに設定する項目(パラメータ)は機種やメーカが異なってもほぼ共通である。そこで、IP−TE13及びTE54は、コマンドが設定されたパケット自体を圧縮するのではなく、コマンドの「機能」を共通化し、圧縮して送信する。
データベース装置11は、例えばデータベースサーバなどのコンピュータ装置で実現することができ、コマンドセットデータと、被制御装置属性データを記憶する。
コマンドセットデータは、被制御対象のIP機器である被制御装置53の属性と、この属性の被制御装置53が実行しうる個別コマンドのリストと、各個別コマンドから圧縮コマンドへの変換ルールを示すコマンドセットデータを記憶する。属性は、例えば、被制御装置53のメーカ、IP機器の種別、機種、型番などで示される。個別コマンドは、被制御装置53の属性に応じた記述形式のコマンドである。圧縮コマンドは、個別コマンドの機能を被制御装置53の属性によらずに共通化、あるいは、IP機器の種別ごとに共通化した記述形式であり、個別コマンドよりもデータ量を圧縮したコマンドである。
被制御装置属性データは、被制御装置53の識別情報及び属性と、被制御装置53に接続されているTE54の識別情報とを対応付けた情報を示す。本実施形態では、被制御装置53の識別情報、TE54の識別情報には、物理アドレス(MACアドレス)を使用する。
機器管理装置12は、インターネット網8を経由してホームネットワーク管理装置52から通知された被制御装置53の被制御装置属性データを受信し、データベース装置11に書き込む。なお、被制御装置属性データは、複数回に分けて受信し得る。機器管理装置12は、受信した被制御装置属性データに含まれる属性に応じたコマンドセットデータをデータベース装置11から読み出し、インターネット網8を経由してホームネットワーク管理装置52に送信する。また、機器管理装置12は、被制御装置53へ実行させる機能の情報が設定されたコマンド実行命令をオペレータ端末3から受信し、個別コマンドに変換する。機器管理装置12は、個別コマンドを、平常時はインターネット網8を経由して送信し、インターネット網8の切断時はIP−TE13に出力する。
IP−TE13は、被制御装置53の属性に対応したコマンドセットデータが示す変換ルールに従って、機器管理装置12から受信した個別コマンドを圧縮コマンドに変換して狭帯域無線アクセスポイント14に出力する。また、IP−TE13は、狭帯域無線通信網9を経由して送信された圧縮コマンドを狭帯域無線アクセスポイント14から受信し、変換ルールに従って個別コマンドに変換して機器管理装置12に出力する。
狭帯域無線アクセスポイント14は、IP−TE13からTCP/IPのパケットにより受信した圧縮コマンドを狭帯域無線通信用のパケットに設定して無線信号により出力し、狭帯域無線通信網9を経由してTE54宛に送信する。また、狭帯域無線アクセスポイント14は、TE54により変換された圧縮コマンドが設定された無線信号を狭帯域無線通信網9を経由して受信する。狭帯域無線アクセスポイント14は、受信した無線信号から狭帯域無線通信用のパケットに設定された圧縮コマンドを取得し、TCP/IPのパケットに設定してIP−TE13に出力する。
オペレータ端末3は、例えば、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置であり、被制御装置53へ実行させるべき機能を設定したコマンド実行命令を機器管理装置12に出力する。
回線終端装置51は、機器管理装置12が送信した個別コマンドをインターネット網8を経由して受信して被制御装置53に出力し、被制御装置53が出力した個別コマンドをインターネット網8を経由して機器管理装置12に送信する。また、回線終端装置51は、ホームネットワーク管理装置52が出力した被制御装置53の被制御装置属性データをインターネット網8を経由して機器管理装置12に送信する。加えて、回線終端装置51は、送信した被制御装置属性データに対応して機器管理装置12から送信されたコマンドセットデータをインターネット網8を経由して受信し、ホームネットワーク管理装置52に出力する。
ホームネットワーク管理装置52は、機器管理装置12宛に送信する被制御装置53の被制御装置属性データを回線終端装置51に出力する。さらにホームネットワーク管理装置52は、送信した被制御装置属性データに対応して機器管理装置12からインターネット網8を経由して送信されたコマンドセットデータを回線終端装置51から受信し、TE54に出力する。
被制御装置53は、遠隔制御装置1による制御対象のIP機器である。以下では、被制御装置53は、市販の無線アクセスポイント(AP)である場合を例にして説明する。
TE54は、ホームネットワーク管理装置52から受信したコマンドセットデータを記憶する。さらに、TE54は、狭帯域無線アクセスポイント14が狭帯域無線通信網9を経由して送信した圧縮コマンドを狭帯域無線端末55から受信し、コマンドセットデータが示す変換ルールに従って、受信した圧縮コマンドを個別コマンドに変換する。TE54は、個別コマンドをTCP/IPのパケットに設定して被制御装置53に出力する。また、TE54は、TCP/IPのパケットにより被制御装置53から受信した個別コマンドを変換ルールに従って圧縮コマンドに変換し、狭帯域無線端末55に出力する。
狭帯域無線端末55は、狭帯域無線アクセスポイント14が狭帯域無線通信網9を経由して送信した無線信号を受信し、受信した無線信号から狭帯域無線通信用のパケットに設定された圧縮コマンドを取得してTE54に出力する。また、狭帯域無線端末55は、TE54が出力した圧縮コマンドを狭帯域無線通信用のパケットに設定して無線信号により出力し、狭帯域無線通信網9を経由して送信する。
図2は、機器管理装置12の構成を示すブロック図であり、本実施形態と関係する機能ブロックのみを抽出して示してある。同図に示すように、機器管理装置12は、インタフェース部121、制御部122、記憶部123、及び処理部124を備えて構成される。
インタフェース部121は、IP等により他の装置とデータを送受信する。制御部122は、各部の制御や、データの一時的な格納や、データの転送等を行う。記憶部123は、各種データを記憶する。
処理部124は、コマンドセット送信部125、被制御装置リスト読出部126、出力指示部127、及びコマンド出力部128を備える。
コマンドセット送信部125は、ホームネットワーク管理装置52から通知された被制御装置属性データに含まれる属性に応じたコマンドセットデータをデータベース装置11から読み出し、ホームネットワーク管理装置52宛に送信する。また、コマンドセット送信部125は、通知された被制御装置属性データをデータベース装置11に書き込む。
被制御装置リスト読出部126は、データベース装置11から被制御装置属性データを読み出し、被制御装置属性データにMACアドレスが設定されているTE54が通信可能かを確認するための確認信号を送信する。被制御装置リスト読出部126は、確認信号に対して応答が返送されたTE54に接続されている被制御装置53の属性を被制御装置属性データから読み出し、読み出した属性に対応したコマンドセットデータをデータベース装置11から読み出して記憶部123に書き込む。
出力指示部127は、オペレータ端末3にコマンドの実行に関する情報を出力し、表示させる。コマンド出力部128は、記憶部123に記憶されているコマンドセットデータの個別コマンドのフォーマットを参照し、オペレータ端末3から受信したコマンド実行命令を被制御装置53の属性に対応した個別コマンドに変換する。コマンド出力部128は、平常時は個別コマンドをインターネット網8を経由して送信し、インターネット網8の切断時は個別コマンドと被制御装置53の属性及び被制御装置53に接続されているTE54のMACアドレスとをIP−TE13に出力する。
図3は、IP−TE13の構成を示すブロック図であり、本実施形態と関係する機能ブロックのみを抽出して示してある。同図に示すように、IP−TE13は、インタフェース部131、制御部132、記憶部133、及び処理部134を備えて構成される。
インタフェース部131は、IP等により他の装置とデータを送受信する。制御部132は、各部の制御や、データの一時的な格納や、データの転送等を行う。記憶部133は、TE54が接続されている被制御装置53の属性に対応したコマンドセットセットデータを記憶する。
処理部134は、変換部135(制御側変換部)を備える。変換部135は、機器管理装置12から受信した被制御装置53の属性に対応したコマンドセットデータをデータベース装置11から読み出して記憶部133に書き込む。変換部135は、記憶部133に記憶されているコマンドセットデータが示す変換ルールに基づいて、機器管理装置12から受信した個別コマンドを圧縮コマンドに変換し、TE54のMACアドレスとともに狭帯域無線アクセスポイント14に出力する。また、変換部135は、被制御装置53が狭帯域無線通信網9を経由して送信した圧縮コマンドを狭帯域無線アクセスポイント14から受信し、変換ルールに基づいて個別コマンドに変換し、機器管理装置12に出力する。
図4は、ホームネットワーク管理装置52の構成を示す機能ブロック図であり、本実施形態と関係する機能ブロックのみを抽出して示してある。同図に示すように、ホームネットワーク管理装置52は、インタフェース部521、制御部522、記憶部523、及び処理部524を備えて構成される。
インタフェース部521は、IP等によりホームネットワーク7を介して他の装置とデータを送受信する。制御部522は、各部の制御や、データの一時的な格納や、データの転送等を行う。記憶部523は、コマンドセットデータを記憶する。
処理部524は、通知部525及びコマンドセット設定部526を備える。通知部525は、被制御装置53の被制御装置属性データを機器管理装置12宛てに送信する。コマンドセット設定部526は、通知部525が送信した被制御装置属性データに対応して機器管理装置12がインターネット網8を経由して送信したコマンドセットデータを回線終端装置51から受信する。コマンドセット設定部526は、コマンドセットデータを記憶部523に書き込むとともに、被制御装置53のIPアドレスと併せてTE54に出力する。通知部525は、TE54が何らかの原因でコマンドセットデータを消去してしまった場合など、必要に応じて記憶部523からコマンドセットデータを読み出してTE54に出力する。
図5は、TE54の構成を示す機能ブロック図であり、本実施形態と関係する機能ブロックのみを抽出して示してある。同図に示すように、TE54は、インタフェース部541、制御部542、記憶部543、及び処理部544を備えて構成される。
インタフェース部541は、第1通信部5411と第2通信部5412を有する。第1通信部5411は、ホームネットワーク7を介してホームネットワーク管理装置52や被制御装置53とデータを送受信する。第2通信部5412は、シリアルインタフェースやUSBなどにより狭帯域無線端末55とデータを送受信する。制御部542は、各部の制御や、データの一時的な格納や、データの転送等を行う。記憶部543は、コマンドセットデータと被制御装置53のIPアドレスを記憶する。
処理部544は、コマンドセット受信部545、確認応答部546、及び変換部547(被制御側変換部)を備える。コマンドセット受信部545は、機器管理装置12がインターネット網8を経由して送信したコマンドセットデータをホームネットワーク管理装置52から受信し、記憶部543に書き込む。確認応答部546は、機器管理装置12が狭帯域無線通信網9を経由して送信した確認信号に対する応答を返送する。変換部547は、遠隔制御装置1が狭帯域無線通信網9を経由して送信した圧縮コマンドを狭帯域無線端末55から受信し、記憶部543に記憶されているコマンドセットデータが示す変換ルールに従って、個別コマンドに変換する。変換部547は、個別コマンドを記憶部543から読み出した被制御装置53のIPアドレスを宛先としてホームネットワーク7を経由して出力する。また、変換部547は、被制御装置53がホームネットワーク7を経由して送信した個別コマンドを受信し、変換ルールに従って圧縮コマンドに変換して遠隔制御装置1宛てに送信する。
図6は、圧縮コマンドのフォーマットの例を示す図である。同図では、コマンドの機能ごとに、機能を一意に特定するコマンド番号と、圧縮コマンドに設定しうるパラメータと、各パラメータの設定値とを示している。
例えば、無線アクセスポイントに実行させる機能が「チャネル設定」の圧縮コマンドは、8ビット(2バイト)長のコマンド番号と、各4ビット(1バイト)長の設定先無線デバイス、param1、param2、及びparam3のパラメータとからなる。設定先無線デバイスパラメータは、無線アクセスポイントが具備する無線チップを特定する番号を示す。また、param1は設定周波数、param2は設定チャネル番号、param3は設定帯域を示す。
図7は、コマンドセットデータの例を示す図である。同図に示すように、コマンドセットデータは、被制御装置53の属性と、この属性の被制御装置53が実行可能なコマンドの機能と、各機能に対応した個別コマンドの記述形式と、個別コマンドと圧縮コマンドの変換ルールとを示す。個別コマンドの記述形式には、パラメータ値の設定位置と、設定しうるパラメータ値が含まれうる。例えば、同図に示すように、機能「set txpower」に対応した個別コマンドのフォーマットは、「airset」、「txpower」それぞれに続いてパラメータ値が設定される。「airset」に続いて設定するパラメータ値は「11a」、「11g」のいずれかであり({11a|11g})、「txpower」に続いて設定するパラメータ値は0から100の間の値([0-100])である。また、変換ルールは、個別コマンドの各パラメータの設定値と圧縮コマンドの各パラメータの設定値との対応付けを示している。
図8は、遠隔制御システムにおけるレイヤ構成図であり、国際標準化機構(ISO)のOSI(Open Systems Interconnection)参照モデルに基づいている。ここでは、平常時、個別コマンドはtelnetやHTTP(Hypertext Transfer Protocol)を利用して送信される場合について示している。
機器管理装置12とIP−TE13間、及び、TE54と被制御装置53間では、レイヤ1、レイヤ2として、イーサネット(登録商標)の物理層(PHY)、及びMAC(Medium Access Control)層が用いられる。そして、レイヤ3以上のプロトコルとして、ネットワーク層であるIP、トランスポート層であるTCP、アプリケーション層であるtelnetやHTTPが用いられる。このtelnetやHTTPは、TCP/IPのペイロードであり、このペイロードに個別コマンドが設定される。
一方、狭帯域無線アクセスポイント14と狭帯域無線端末55間では、レイヤ1、レイヤ2として、狭帯域無線通信で使用するワイヤレス物理層(WPHY)、WMAC(ワイヤレスMAC)層が用いられる。そして、個別コマンドを変換して得られた圧縮コマンドはWMACのペイロードに設定される。このペイロードは、レイヤ3以上が圧縮されたペイロードである。
具体的には、機器管理装置12は、個別コマンドをTCP/IPのペイロードに設定したパケットによりIP−TE13に送信する。このとき、個別コマンドは、複数のパケットに分割して送信されうる。IP−TE13は、受信したパケットのTCP/IPのペイロードに設定されている個別コマンドを取得する。IP−TE13は、個別コマンド全体を受信すると、個別コマンドを圧縮コマンドに変換し、圧縮コマンドをTCP/IPのペイロードに設定したパケットを狭帯域無線アクセスポイント14に出力する。狭帯域無線アクセスポイント14は、受信したパケットのTCP/IPのペイロードから圧縮コマンドを取得すると、WMACのペイロードに設定し、送信する。
狭帯域無線端末55は、レイヤ2のWMACの上の圧縮されたペイロードをTE54に出力し、TE54は、圧縮されたペイロードに設定されている圧縮コマンドを個別コマンドに変換する。TE54は、TCP/IPのパケットを生成すると、変換した個別コマンドをTCP/IPのペイロードに設定し、被制御装置53宛に送信する。
被制御装置53から遠隔制御装置1宛の圧縮コマンドが送信された際には、上記と逆の操作が行われる。
つまり、被制御装置53は、個別コマンドをTCP/IPのペイロードに設定したパケットを送信する。TE54は、受信したパケットのTCP/IPのペイロードに設定されている個別コマンドを取得し、圧縮コマンドに変換して圧縮されたペイロードを生成する。TE54は、圧縮されたペイロードを狭帯域無線端末55に出力する。狭帯域無線端末55は、WMACのペイロードに、TE54から受信した圧縮コマンドを設定し、送信する。
狭帯域無線アクセスポイント14は、WMACの上の圧縮されたペイロードを取得する。狭帯域無線アクセスポイント14は、TCP/IPのパケットを生成すると、圧縮されたペイロード、すなわち、圧縮コマンドをTCP/IPのペイロードに設定してIP−TE13に出力する。IP−TE13は、受信したパケットのTCP/IPのペイロードから圧縮コマンドを取得して個別コマンドに変換し、TCP/IPのペイロードに設定して機器管理装置12に出力する。
上述したように、本実施形態は、VoIP(Voice over IP)アダプタが、非IP系機器(電話)のデータ(音声)をIPパケットにカプセル化して送信するような方法とは異なり、レイヤ3以上のデータを圧縮して送信する。よって、個別コマンドを送信する場合と比較し、狭帯域無線アクセスポイント14と狭帯域無線端末55間で狭帯域無線通信網9を経由してコマンドを送信する際のデータ量を大きく低減することができる。
なお、上記においては、個別コマンドがTCP/IPを利用したプロトコルにより送信される例を示しているが、他のレイヤ3以上のプロトコルを利用する場合にも適用可能できる。例えば、家電などの制御プロトコルであるECHONET LiteやZigBee(登録商標)などが利用できる。
続いて、遠隔制御システムの動作を説明する。
なお、機器管理装置12の処理部124、IP−TE13の処理部134、ホームネットワーク管理装置52の処理部524、TE54の処理部544はそれぞれ、インタフェース部121、インタフェース部131、インタフェース部521、インタフェース部541を介して他の装置とのデータを送受信するが、以下では省略して記載する。
図9は、TE54へのコマンドインストール手順を示すシーケンス図である。
被制御装置53の電源が投入されると(ステップS105)、被制御装置53は、UPnP(Universal Plug and Play)のプロトコルにより、ホームネットワーク7に接続されたことを通知するSSDP NOTIFYを送信する(ステップS110)。ホームネットワーク管理装置52の通知部525は、機能を問い合わせるためのM−SERACHを送信し(ステップS115)、M−SERACHを受信した被制御装置53は、問い合わせに応答するために200OKを返送する(ステップS120)。ホームネットワーク管理装置52の通知部525は、200OKを受信すると、機能の詳細を読み出すためのHTTP GETを200OKの送信元である被制御装置53に送信する(ステップS125)。被制御装置53は、自装置の機能や属性の情報を含んだDevice Descriptionを返送する(ステップS130)。
ホームネットワーク管理装置52の通知部525は、Device Descriptionから読み出した被制御装置53の属性及びMACアドレスを機種型番通知に設定し、機器管理装置12宛に送信する(ステップS135)。機器管理装置12のコマンドセット送信部125は、回線終端装置51からインターネット網8を経由して機種型番通知を受信する(ステップS140)。コマンドセット送信部125は、機種型番通知に設定されている属性を示す機種型番情報をデータベース装置11に送信し、コマンドセットデータの読み出しを要求する(ステップS145)。コマンドセット送信部125は、データベース装置11から機種型番情報が示す属性に対応したコマンドセットデータを受信すると(ステップS150)、機種型番通知送信元のホームネットワーク管理装置52宛に送信する(ステップS155)。
ホームネットワーク管理装置52のコマンドセット設定部526は、機器管理装置12からインターネット網8を経由して送信されたコマンドセットデータを回線終端装置51から受信する(ステップS160)。コマンドセット設定部526は、受信したコマンドセットデータを、被制御装置53のIPアドレスと対応付けて記憶部523に書き込む(ステップS165)。さらに、コマンドセット設定部526は、コマンドセットデータと、被制御装置53のIPアドレスをTE54に送信する(ステップS170)。TE54のコマンドセット受信部545は、ホームネットワーク管理装置52から受信したこれらの情報を対応付けて記憶部543に書き込む(ステップS175)。
TE54のコマンドセット受信部545は、書き込みが正常に終了すると、確認応答をホームネットワーク管理装置52に返送する(ステップS180)。ホームネットワーク管理装置52のコマンドセット設定部526は、確認応答に設定されているTE54のMACアドレスを取得し、取得したMACアドレスをTE54の識別情報として確認応答に設定し、機器管理装置12宛に返送する(ステップS185)。機器管理装置12のコマンドセット送信部125は、回線終端装置51からインターネット網8を経由して確認応答を受信する(ステップS190)。コマンドセット送信部125は、ホームネットワーク管理装置52から受信した被制御装置53の属性、及び識別情報と、TE54のMACアドレスとを対応付けた被制御装置属性データをデータベース装置11に書き込む(ステップS195)。
図10は、狭帯域通信を用いた遠隔制御手順を示すシーケンス図であり、図10の処理の後に実行される。
災害等により回線終端装置51に接続されているWAN回線がダウンするなどしてインターネット網8が使用できない状態になると(ステップS305)、ユーザは被制御装置リストの読み出し指示をオペレータ端末3に入力する。機器管理装置12の被制御装置リスト読出部126は、オペレータ端末3から被制御装置リストの読み出し指示を受信すると、データベース装置11に記憶されている被制御装置属性データを読み出す(ステップS310)。出力指示部127は、読み出された被制御装置属性データに登録されている被制御装置53の一覧をオペレータ端末3に送信し、表示させる。オペレータ端末3は、表示されている中からユーザが制御対象として指定した被制御装置53を特定する情報を機器管理装置12に送信する。
機器管理装置12のコマンド出力部128は、オペレータ端末3から受信した情報により特定される被制御装置53に対応したTE54のMACアドレスを被制御装置属性データから読み出す。コマンド出力部128は、読み出したTE54のMACアドレスを宛先に設定したTE確認をIP−TE13に出力する(ステップS315)。IP−TE13は、受信したTE確認を狭帯域無線アクセスポイント14に出力し(ステップS320)、狭帯域無線アクセスポイント14は受信したTE確認を無線により送信する(ステップS325)。
狭帯域無線端末55は、狭帯域無線アクセスポイント14から狭帯域無線通信網9を経由して送信されたTE確認を受信し、TE54に出力する(ステップS330)。TE54の確認応答部546は、狭帯域無線端末55からTE確認を受信すると(ステップS330)、TE確認応答を返送する(ステップS335)。狭帯域無線端末55は、TE確認応答を無線により送信し(ステップS340)、狭帯域無線アクセスポイント14は、狭帯域無線通信網9を経由して受信したTE確認応答をIP−TE13に出力する(ステップS345)。機器管理装置12のコマンド出力部128は、IP−TE13からTE確認応答を受信すると(ステップS350)、TE確認応答に送信元して設定されているTE54のMACアドレスにより特定される被制御装置属性データから、制御対象の被制御装置53の属性を取得する。コマンド出力部128は、取得した属性を設定したコマンドセット取得要求をデータベース装置11に出力する(ステップS355)。データベース装置11は、コマンドセット取得要求に設定されている属性に対応したコマンドセットデータを機器管理装置12に返送する(ステップS360)。
機器管理装置12のコマンド出力部128は、コマンドセットデータを記憶部123に書き込む。出力指示部127は、コマンドセットデータに記述されている機能の一覧をオペレータ端末3に送信し、表示させる。ユーザは、表示されている中から制御対象の被制御装置53に実行させる機能を選択し、さらに選択した機能に対応したパラメータの値をオペレータ端末3に入力する。オペレータ端末3は、ユーザにより選択された機能と、入力されたパラメータの値とを設定したコマンド実行命令を機器管理装置12に出力する。
機器管理装置12のコマンド出力部128は、オペレータ端末3から受信したコマンド実行命令から機能とパラメータの値を取得する。コマンド出力部128は、記憶部123に記憶されているコマンドセットデータから、取得した機能に対応した個別コマンドの記述フォーマットを読み出す。コマンド出力部128は、読み出した記述フォーマット内のパラメータ値の記述位置に、コマンド実行命令から取得したパラメータの値に対応した設定値を記述して個別コマンドを生成する(ステップS365)。ここでは、機器ヘルスチェックの個別コマンドが生成されたとする。コマンド出力部128は、生成した機器ヘルスチェックの個別コマンドと、被制御装置53の属性と、TE54のMACアドレスをIP−TE13に出力する(ステップS370)。
IP−TE13の変換部135は、機器管理装置12から受信した属性に対応したコマンドセットデータをデータベース装置11から読み出し、記憶部133に書き込む。変換部135は、コマンドセットデータが示す個別コマンドのフォーマットと変換ルールに基づいて、圧縮コマンドのフォーマット内のパラメータ値の記述位置に、個別コマンドから取得したパラメータの値に対応した設定値を記述し、機器ヘルスチェックを個別コマンドから圧縮コマンドに変換する(ステップS375)。変換部135は、変換により得た圧縮コマンドと、TE54のMACアドレスを狭帯域無線アクセスポイント14に出力する(ステップS380)。狭帯域無線アクセスポイント14は、IP−TE13から受信した機器ヘルスチェックの圧縮コマンドを、TE54のMACアドレスを宛先として無線により送信する(ステップS385)。
狭帯域無線端末55は、狭帯域無線アクセスポイント14から狭帯域無線通信網9を経由して送信された機器ヘルスチェックの圧縮コマンドを受信し、TE54に出力する(ステップS390)。TE54の変換部547は、コマンドセットデータが示す変換ルールと個別コマンドのフォーマットに従って、個別コマンドのフォーマット内のパラメータ値の記述位置に、圧縮コマンドから取得したパラメータの値に対応した設定値を記述し、機器ヘルスチェックを圧縮コマンドから個別コマンドに変換する(ステップS395)。変換部547は、TCP/IPのパケットのペイロードに、変換により得た機器ヘルスチェックの個別コマンドを設定し、宛先のIPアドレスに記憶部543から読み出した被制御装置53のIPアドレスを設定する。さらに、変換部547は、送信元のIPアドレスに、TE54のIPアドレスを設定して被制御装置53に送信する(ステップS400)。
被制御装置53は、個別コマンドの機器ヘルスチェックを受信すると、コマンド実行結果として機器確認応答を、個別コマンドの送信元であるTE54に出力する(ステップS405)。TE54の変換部547は、コマンドセットデータが示す個別コマンドのフォーマットと変換ルールに基づいて、圧縮コマンドのパラメータ値の記述位置に、個別コマンドから取得したパラメータの値に対応した設定値を記述し、機器確認応答を個別コマンドから圧縮コマンドに変換する(ステップS410)。変換部547は、圧縮コマンドに変換された機器確認応答を狭帯域無線端末55に出力する(ステップS415)。
狭帯域無線端末55は、圧縮コマンドの機器確認応答を無線により送信し(ステップS420)、狭帯域無線アクセスポイント14は、狭帯域無線通信網9を経由して受信したこの機器確認応答をIP−TE13に出力する(ステップS425)。機器管理装置12のコマンド出力部128は、コマンドセットデータが示す変換ルールと個別コマンドのフォーマットに従って、個別コマンドのフォーマットが示すパラメータ値の記述位置に、圧縮コマンドから取得したパラメータの値に対応した設定値を記述し、機器確認応答を圧縮コマンドから個別コマンドに変換する(ステップS430)。コマンド出力部128は、個別コマンドに変換された機器確認応答を機器管理装置12に出力する(ステップS435)。機器管理装置12の出力指示部127は、被制御装置53から機器確認応答を受信した旨の情報をオペレータ端末3に出力し、表示させる。
さらに、ユーザがコマンドセットデータに記述されている機能の一覧の中から選択した機能と、選択した機能に対応したパラメータの値をオペレータ端末3が機器管理装置12に送信すると、ステップS365以降の処理が実行される。これにより、狭帯域無線通信網9上は圧縮コマンドを利用し、機器管理装置12から被制御装置53へ各種設定を行ったり、情報を収集したりすることが可能となる(ステップS440)。
図11は、コマンド変換の処理例を説明する図である。
ユーザがオペレータ端末3に、制御対象の被制御装置53を特定する情報と、この被制御装置53に実行させる機能を入力すると、オペレータ端末3は、その機能に対応するパラメータを入力するためのGUI(グラフィック・ユーザ・インタフェース)を表示する。ユーザが、各パラメータの値を入力し、機能実行指示を入力すると、オペレータ端末3は、被制御装置53を特定する情報と、実行させる機能、及び選択されたパラメータとを設定した実行指示を機器管理装置12に送信する。
ここでは、機能「チャネル設定」のコマンドが選択され、GUIにより、パラメータとして周波数「2.4GHz」、チャネル番号「4」、帯域「40MHz」が入力されたとする。
機器管理装置12のコマンド出力部128は、オペレータ端末3から受信したコマンド実行命令に設定されている機能「チャネル設定」に対応した個別コマンドの記述フォーマットを読み出す。例えば、コマンド出力部128は、読み出した記述フォーマットが示すパラメータ値の記述位置に、実行指示に設定されているパラメータの値である周波数「2.4GHz」、チャネル番号「4」、帯域「40MHz」に対応した値を設定し、個別コマンドを生成する。これにより、例えば、被制御装置53がA社の無線アクセスポイントである場合、個別コマンドC1が生成され、B社の無線アクセスポイントである場合、個別コマンドC2が生成される。
IP−TE13の変換部135は、機器管理装置12から個別コマンドC1またはC2を受信すると、個別コマンドC1またはC2の記述から機能が「チャネル設定」であると判断する。
IP−TE13の変換部135は、図7に示す機能「チャネル設定」の記述に従って個別コマンドを記述する。「チャネル設定」の個別コマンドは、コマンド番号(2バイト)と、設定先無線デバイス(1バイト)、pram1(1バイト)、param2(1バイト)、param3(1バイト)の4つのパラメータからなる。コマンド番号には機能に対応した「02」が設定される。設定先無線デバイス、param1にはそれぞれ、個別コマンドC1に示す「airset」のパラメータ値「11g」、あるいは、個別コマンドC2の「interface」のパラメータ値「dot11radio 0」に対応した「2」、「1」が設定される。param2には、個別コマンドC1に示す「channel」のパラメータ値「4+8」、あるいは、個別コマンドC2の「channel」のパラメータ値「4」に対応した「4」が設定される。param3には、個別コマンドC1に示す「bandwidth」のパラメータ値「40m」、あるいは、個別コマンドC2の「width」のパラメータ値「40-above」に対応した「2」が設定される。これにより、変換部135は、個別コマンドC1、C2を、圧縮コマンドC3「0x022142」に変換する。
IP−TE13の変換部135により変換された圧縮コマンドC3を受信したTE54の変換部547は、コマンド番号から機能「チャネル設定」を特定する。変換部135は、特定した機能に対応した個別コマンドのフォーマット及び変換ルールを記憶部543に記憶されているコマンドセットデータから読み出す。変換部547は、変換ルールに基づいて圧縮コマンドC3の各パラメータ値に対応した個別コマンドの設定値を取得する。
例えば、A社の無線アクセスポイントのコマンドセットデータを用いた場合、設定先無線デバイスパラメータ「2」、pram1「1」は、「airset」に続くパラメータ「11g」に対応する。param2「4」は、「channel」に続くパラメータ値「4+8」に対応する。param3「2」は、「bandwidth」に続く「40M」に対応する。変換部547は、個別コマンドのフォーマットで示される各パラメータ値の記述位置に、圧縮コマンドに設定されているパラメータの値に対応した設定値を記述して個別コマンドC1を生成する。
一方、B社の無線アクセスポイントのコマンドセットデータを用いた場合、設定先無線デバイスパラメータ「2」、pram1「1」は、「interface」に続くパラメータ「dot11radio 0」に対応する。param2「4」は、「channel」に続くパラメータ値「4」に対応する。param3「2」は、「bandwidth」に続く「40-above」に対応する。変換部547は、個別コマンドのフォーマットで示される各パラメータ値の記述位置に、圧縮コマンドに設定されているパラメータの値に対応した設定値を記述して個別コマンドC2を生成する。
上記のように、IP−TE13において個別コマンドを圧縮コマンドに変換して狭帯域無線通信網9を経由して送信し、TE54は、個別コマンドを圧縮コマンドに変換して被制御装置53に出力する。
なお、ホームネットワーク管理装置52は、TE54と一体の装置であってもよい。また、機器管理装置12が、IP−TE13の変換部135の機能を備えてもよい。IP−TE13は、機器管理装置12が備える変換部135が変換により得た圧縮コマンドをそのまま狭帯域無線アクセスポイント14にトンネリングして転送する。なお、この場合、コマンドセットデータにコマンド実行命令と圧縮コマンドの変換ルールをさらに記述しておき、機器管理装置12が備える変換部135は、オペレータ端末3から受信したコマンド実行命令を、この変換ルールに従って直接圧縮コマンドに変換し、IP−TE13に出力してもよい。機器管理装置12は、コマンドセットデータからコマンド実行命令と圧縮コマンドの変換ルールの部分を除いてホームネットワーク管理装置52に送信する。
また、コマンドセットデータは、予めTE54の記憶部543に記憶されていてもよい。
上述した本実施形態によれば、遠隔制御システムは、被制御対象であるIP機器の機種や型番等の属性によって異なる個別コマンドを、IP機器の属性に依存せず、機能を共通化した圧縮コマンドに変換し、狭帯域無線通信網9を経由して送受信しながら仮想的にIP通信を行う。よって、狭帯域通信により接続される被制御対象のIP機器に対してコマンドの転送遅延を抑えながら遠隔制御を行うことが可能となる。
上述したデータベース装置11、機器管理装置12、IP−TE13、狭帯域無線アクセスポイント14、回線終端装置51、ホームネットワーク管理装置52、被制御装置53、TE54、及び狭帯域無線端末55は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、本実施形態のデータベース装置11、機器管理装置12、IP−TE13、狭帯域無線アクセスポイント14、回線終端装置51、ホームネットワーク管理装置52、被制御装置53、TE54、及び狭帯域無線端末55の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、CPU及び各種メモリやOSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1 遠隔制御装置
3 オペレータ端末
7 ホームネットワーク
8 インターネット網
9 狭帯域無線通信網
11 データベース装置(記憶部)
12 機器管理装置
13 IP−TE
14 狭帯域無線アクセスポイント(通信部)
51 回線終端装置
52 ホームネットワーク管理装置
53 被制御装置
54 TE(変換装置)
55 狭帯域無線端末
121、131、521、541 インタフェース部
122、132、522、542 制御部
123、133、523、543 記憶部
124、134、524、544 処理部
125 コマンドセット送信部
126 被制御装置リスト読出部
127 出力指示部
128 コマンド出力部
135 変換部(制御側変換部)
525 通知部
526 コマンドセット設定部
545 コマンドセット受信部
546 確認応答部
547 変換部(被制御側変換部)
5411 第1通信部
5412 第2通信部

Claims (8)

  1. 遠隔制御装置と、被制御装置に接続される変換装置とを有する遠隔制御システムであって、
    前記遠隔制御装置は、
    前記被制御装置の属性に応じた記述形式のコマンドを出力するコマンド出力部と、
    前記コマンド出力部により出力された前記コマンドを、前記属性に依存しない記述形式であり、かつ、前記コマンドよりもデータ量を圧縮した圧縮コマンドに変換する制御側変換部と、
    前記制御側変換部が変換して得た前記圧縮コマンドを前記変換装置宛に送信する制御側通信部とを備え、
    前記変換装置は、
    前記遠隔制御装置から送信された前記圧縮コマンドを受信する第1通信部と、
    前記第1通信部が受信した前記圧縮コマンドを前記属性に応じた記述形式の前記コマンドに変換する被制御側変換部と、
    前記被制御側変換部が変換して得た前記コマンドを前記被制御装置に出力する第2通信部とを備える、
    ことを特徴とする遠隔制御システム。
  2. 前記変換装置及び前記遠隔制御装置と接続される管理装置をさらに備え、
    前記遠隔制御装置は、
    属性毎に前記被制御装置が使用し得るコマンド、ならびに、当該コマンドと前記圧縮コマンドの間の変換ルールを示すコマンドセットデータを記憶する記憶部と、
    前記管理装置から前記被制御装置の属性を受信し、受信した前記属性に対応して前記記憶部から読み出した前記コマンドセットデータを返送するコマンドセット送信部をさらに備え、
    前記管理装置は、
    前記被制御装置の属性を前記遠隔制御装置に通知する通知部と、
    前記通知部が通知した前記属性に対応したコマンドセットデータを前記遠隔制御装置から受信し、前記変換装置へ出力するコマンドセット受信部とを備え、
    前記制御側変換部は、前記コマンドセットデータが示す前記変換ルールに基づいて前記コマンドを前記圧縮コマンドに変換し、
    前記被制御側変換部は、前記コマンドセットデータが示す前記変換ルールに基づいて前記圧縮コマンドを前記コマンドに変換する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御システム。
  3. 前記通知部は、前記変換装置の識別情報を前記遠隔制御装置にさらに通知し、
    前記制御側通信部は、前記圧縮コマンドを前記管理装置から通知された前記識別情報により特定される前記変換装置宛に送信する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の遠隔制御システム。
  4. 前記コマンド出力部は、前記コマンドをレイヤ3以上のプロトコルのペイロードに設定して出力し、
    前記制御側通信部は、前記制御側変換部が変換して得た前記圧縮コマンドを前記ネットワークが使用するレイヤ2のプロトコルのペイロードに設定して前記変換装置宛に送信し、
    前記第2通信部は、前記被制御側変換部が変換して得た前記コマンドを前記レイヤ3以上のプロトコルのペイロードに設定して前記被制御装置に出力する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の遠隔制御システム。
  5. 前記第2通信部は、前記被制御装置から前記属性に応じた記述形式のコマンドを受信し、
    前記被制御側変換部は、前記第2通信部が受信した前記コマンドを対応する圧縮コマンドに変換し、
    前記第1通信部は、前記被制御側変換部が変換して得た前記圧縮コマンドを前記遠隔制御装置に送信し、
    前記制御側通信部は、前記変換装置から送信された前記圧縮コマンドを受信し、
    前記制御側変換部は、前記制御側通信部が受信した前記圧縮コマンドを前記属性に応じた記述形式の前記コマンドに変換する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の遠隔制御システム。
  6. 遠隔制御装置と、被制御装置に接続される変換装置とを有する遠隔制御システムにおける前記遠隔制御装置であって、
    前記被制御装置の属性に応じた記述形式のコマンドを出力するコマンド出力部と、
    前記コマンド出力部により出力された前記コマンドを、前記属性に依存しない記述形式であり、かつ、前記コマンドよりもデータ量を圧縮した圧縮コマンドに変換する制御側変換部と、
    前記制御側変換部が変換して得た前記圧縮コマンドを前記変換装置宛に送信する制御側通信部と、
    を備えることを特徴とする遠隔制御装置。
  7. 遠隔制御装置と、被制御装置に接続される変換装置とを有する遠隔制御システムが実行する遠隔制御方法であって、
    前記遠隔制御装置において、
    コマンド出力部が、前記被制御装置の属性に応じた記述形式のコマンドを出力するコマンド出力ステップと、
    制御側変換部が、前記コマンド出力ステップにより出力された前記コマンドを、前記属性に依存しない記述形式であり、かつ、前記コマンドよりもデータ量を圧縮した圧縮コマンドに変換する制御側変換ステップと、
    制御側通信部が、前記制御側変換ステップにより変換して得た前記圧縮コマンドを前記変換装置宛に送信する圧縮コマンド送信ステップと、
    前記変換装置において、
    第1通信部が、前記遠隔制御装置から送信された前記圧縮コマンドを受信する圧縮コマンド受信ステップと、
    被制御側変換部が、前記圧縮コマンド受信ステップにより受信した前記圧縮コマンドを前記属性に応じた記述形式の前記コマンドに変換する被制御側変換ステップと、
    第2通信部が、前記被制御側変換ステップにより変換して得た前記コマンドを前記被制御装置に出力する変換コマンド出力ステップと、
    を有することを特徴とする遠隔制御方法。
  8. 遠隔制御装置と、被制御装置に接続される変換装置とを有する遠隔制御システムにおける前記遠隔制御装置として用いられるコンピュータを、
    前記被制御装置の属性に応じた記述形式のコマンドを出力するコマンド出力部、
    前記コマンド出力部により出力された前記コマンドを、前記属性に依存しない記述形式であり、かつ、前記コマンドよりもデータ量を圧縮した圧縮コマンドに変換する制御側変換部、
    前記制御側変換部が変換して得た前記圧縮コマンドを前記変換装置宛に送信する制御側通信部、
    として機能させるプログラム。
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