JP7048155B2 - パス診断装置、ストレージ装置、パス診断方法及びプログラム - Google Patents
パス診断装置、ストレージ装置、パス診断方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7048155B2 JP7048155B2 JP2019234789A JP2019234789A JP7048155B2 JP 7048155 B2 JP7048155 B2 JP 7048155B2 JP 2019234789 A JP2019234789 A JP 2019234789A JP 2019234789 A JP2019234789 A JP 2019234789A JP 7048155 B2 JP7048155 B2 JP 7048155B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- path
- diagnosis
- rdr
- normal operation
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
- Bus Control (AREA)
Description
前記通常運用時パス診断では、前記診断コマンドとして、ペイロードデータ無しの前記診断コマンドと、前記非通常運用時パス診断で使用するペイロードデータよりも圧縮率が高いペイロードデータ付きの前記診断コマンドと、を所定の比率で混在させて送信する通常運用時パス診断を実行する。
以下、本発明の一実施形態に係るRDRのパス診断方法について図面を参照して説明する。以下の説明に用いる図面において本発明に関係ない部分の構成については、記載を省略し、図示しない場合がある。
図1は、本発明の一実施形態に係るRDRシステムの概略図である。
図1に示すように、RDRシステム100は、ストレージ装置1と、FCIP変換装置2と、WAN回線3と、FCIP変換装置4と、ストレージ装置5と、を有している。
図示するように診断用のペイロードデータ121は、複数のペイロードデータ、つまり、“ペイロード無し”、“圧縮容易データ1”、“圧縮容易データ2”、“圧縮困難データ”の各ペイロードデータを備える。
圧縮/復元部22は、WAN回線3と送受信を行うデータを、LZ法やdeflateなどの圧縮アルゴリズムを用いて圧縮または復元する。
FC-IP変換部41は、FCのフレームとIPのパケットの変換を行う。
圧縮/復元部42は、WAN回線3と送受信を行うデータを、所定の圧縮アルゴリズムを用いて圧縮または復元する。
次にRDRパス診断の動作の大まかな流れについて説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係るRDRパス診断の概要を説明する図である。
図の矢印は、ストレージ装置1からストレージ装置5へRDRパス診断コマンドを送信したときのデータの流れを示している。図示するようにストレージ装置1からストレージ装置5へRDRパス診断コマンドを送信すると、ストレージ装置5から応答が返信される。
また、データレプリケーションが開始されると、RDRデータ送受信部11が、複製対象のデータを含んだRDRデータを送信する。RDRデータは、FCIP変換装置2のFC-IP変換部21でIPパケットへ変換され、圧縮/復元部22で圧縮される。圧縮されたRDRデータは、WAN回線3を通ってFCIP変換装置4へ到達する。FCIP変換装置4ではFC-IP変換部41でIPパケットからFCフレームへ変換され、圧縮/復元部42で復元される。復元後のRDRデータは、ストレージ装置5へと送られ、複製対象のデータがストレージ装置5に記録される。
まず、通常運用時のRDRパス診断の動作について説明する。通常運用時とは、RDRパスを使用中で、且つ、正常状態のことをいう。
図4は、本発明の一実施形態に係るRDRパス診断処理の一例を示す第1のフローチャートである。
まず、RDRパス正常性診断部12は、RDR診断コマンド差込み部122を用いて、通常運用時のペイロードデータを用いたRDR診断コマンドの差し込みを行う(ステップS1)。RDRパス正常性診断部12は、例えば、2秒に1回程度の頻度で、RDRデータ送受信部11が次々と送信する複製対象データを含んだRDRデータの間にRDR診断コマンドを差し込む。ここで、図5を参照する。
通常運用時には、RDR診断用コマンドに付加するペイロードデータには“ペイロード無し”、“圧縮容易データ1”、“圧縮容易データ2”の何れかを用いる。図5に示すように、例えば、RDR診断コマンドの送信数全体の90%については“ペイロード無し”を付加し、5%については“圧縮容易データ1”を付加し、5%については“圧縮容易データ2”を付加する。また、RDR診断コマンドが通信全体に占める割合は、例えば、20%程度、残りはRDRデータ(複製対象データ)である。
また、ストレージ装置5もストレージ装置1と同様の処理を行って、所定の時間間隔でRDR診断コマンドを送信する(ステップS4)。
次に非通常運用時のRDRパス診断の動作について説明する。非通常運用時とは、RDRパスを使用していない状態からRDRパスを通常状態で使用し始めるまでを指す。例えば、非通常運用時とは、RDRパスの初回の使用開始時や、異常状態から復旧時のことである。
図4で説明した処理だけでは、WAN回線3への負荷が小さく、RDRパスとしての使用を開始する前のWAN回線3の使用帯域の診断が適切に行えない。そこで、非通常運用時のパス診断では、圧縮率が低い圧縮困難なペイロードデータを付加したRDR診断コマンドを高頻度で送受信することで、RDRパスに負荷をかけ、RDRパスの異常検出に加え、WAN回線3等の使用帯域についても診断を行う。
また、ストレージ装置5もストレージ装置1と同様の処理を行って、高頻度に圧縮困難なペイロードデータを付加したRDR診断コマンドを送信する(ステップS15)。
また、RDRパス正常性診断部12をストレージ装置1と一体的に設ける構成としたが、RDRパス正常性診断部12をストレージ装置1とは独立した装置として構成してもよい。
パス診断装置30は、少なくとも、第1のストレージ装置と第2のストレージ装置の間で診断コマンドを送受信して、前記診断コマンドの到達状況に基づいて、第1のストレージ装置と第2のストレージ装置の間のパスの診断を行う診断部31を備える。
診断部31は、前記パスが使用中で、且つ、正常状態である通常運用時において、前記診断コマンドとして、ペイロードデータ無しの前記診断コマンドと、ペイロードデータ付きの前記診断コマンドと、を所定の割合で混在させて送信する。
これにより、RDRパスを使用中で、かつ、正常状態の動作時に、RDR診断コマンドによるWAN回線の帯域の消費を抑えることができる。
コンピュータ900は、CPU(Central Processing Unit)901、主記憶装置902、補助記憶装置903、入出力インタフェース904、通信インタフェース905を備える。なお、ストレージ装置1,5は図示しないコントローラを備えており、このコントローラは、コンピュータ900に実装される。そして、上述したRDRデータ送受信部11,51およびRDRパス正常性診断部12,52の各機能は、プログラムの形式で補助記憶装置903に記憶されている。CPU901は、プログラムを補助記憶装置903から読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU901は、プログラムに従って、記憶領域を主記憶装置902に確保する。また、CPU901は、プログラムに従って、処理中のデータを記憶する記憶領域を補助記憶装置903に確保する。
1、5・・・ストレージ装置
11、51・・・RDRデータ送受信部
12、52・・・RDRパス正常性診断部
121、521・・・ペイロードデータ
122、522・・・RDR診断コマンド差込み部
2、4・・・FCIP変換装置
21、41・・・FC-IP変換部
22、42・・・圧縮/復元部
3・・・WAN回線
900・・・コンピュータ
901・・・CPU
902・・・主記憶装置
903・・・補助記憶装置
904・・・入出力インタフェース
905・・・通信インタフェース
Claims (4)
- 第1のストレージ装置と第2のストレージ装置でデータレプリケーションを行うときに複製対象のデータが伝送されるパスに対して診断コマンドを送受信して、前記診断コマンドの到達状況に基づいて、前記パスの診断を行う診断手段、を備え、
前記診断手段は、前記パスで前記複製対象のデータの伝送が行われていない状態から前記データの伝送が開始されると前記パスの帯域に負荷をかけながら前記パスの異常検出を行う非通常運用時パス診断を実行し、
前記伝送の開始から所定時間が経過し、それまでに前記非通常運用時パス診断にて異常が検出されない場合、前記非通常運用時パス診断に代えて前記パスの帯域に負荷をかけないように前記パスの異常検出を行う通常運用時パス診断を実行し、
前記非通常運用時パス診断では、前記通常運用時パス診断で使用するペイロードデータよりも圧縮率が低いペイロードデータ付きの前記診断コマンドを前記通常運用時パス診断よりも高頻度で送信し、
前記通常運用時パス診断では、前記診断コマンドとして、ペイロードデータ無しの前記診断コマンドと、前記非通常運用時パス診断で使用するペイロードデータよりも圧縮率が高いペイロードデータ付きの前記診断コマンドと、を所定の比率で混在させて送信する、
パス診断装置。 - RDR(Remote Data Replication)機能を有し、
請求項1に記載のパス診断装置と、
を備えるストレージ装置。 - 第1のストレージ装置と第2のストレージ装置でデータレプリケーションを行うときに複製対象のデータが伝送されるパスに対して診断コマンドを送受信して、前記診断コマンドの到達状況に基づいて、前記パスの診断を行うステップ、を有し、
前記診断を行うステップでは、前記パスで前記複製対象のデータの伝送が行われていない状態から前記データの伝送が開始されると前記パスの帯域に負荷をかけながら前記パスの異常検出を行う非通常運用時パス診断を実行し、
前記伝送の開始から所定時間が経過し、それまでに前記非通常運用時パス診断にて異常が検出されない場合、前記非通常運用時パス診断に代えて前記パスの帯域に負荷をかけないように前記パスの異常検出を行う通常運用時パス診断を実行し、
前記非通常運用時パス診断では、前記通常運用時パス診断で使用するペイロードデータよりも圧縮率が低いペイロードデータ付きの前記診断コマンドを前記通常運用時パス診断よりも高頻度で送信し、
前記通常運用時パス診断では、前記診断コマンドとして、ペイロードデータ無しの前記診断コマンドと、前記非通常運用時パス診断で使用するペイロードデータよりも圧縮率が高いペイロードデータ付きの前記診断コマンドと、を所定の比率で混在させて送信する、
パス診断方法。 - コンピュータに、
第1のストレージ装置と第2のストレージ装置でデータレプリケーションを行うときに複製対象のデータが伝送されるパスに対して診断コマンドを送受信して、前記診断コマンドの到達状況に基づいて、前記パスの診断を行うにあたり、
前記パスで前記複製対象のデータの伝送が行われていない状態から前記データの伝送が開始されると前記パスの帯域に負荷をかけながら前記パスの異常検出を行う非通常運用時パス診断を実行し、
前記伝送の開始から所定時間が経過し、それまでに前記非通常運用時パス診断にて異常が検出されない場合、前記非通常運用時パス診断に代えて前記パスの帯域に負荷をかけないように前記パスの異常検出を行う通常運用時パス診断を実行し、
前記非通常運用時パス診断では、前記通常運用時パス診断で使用するペイロードデータよりも圧縮率が低いペイロードデータ付きの前記診断コマンドを前記通常運用時パス診断よりも高頻度で送信し、
前記通常運用時パス診断では、前記診断コマンドとして、ペイロードデータ無しの前記診断コマンドと、前記非通常運用時パス診断で使用するペイロードデータよりも圧縮率が高いペイロードデータ付きの前記診断コマンドと、を所定の比率で混在させて送信する処理、
を実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019234789A JP7048155B2 (ja) | 2019-12-25 | 2019-12-25 | パス診断装置、ストレージ装置、パス診断方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019234789A JP7048155B2 (ja) | 2019-12-25 | 2019-12-25 | パス診断装置、ストレージ装置、パス診断方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021103460A JP2021103460A (ja) | 2021-07-15 |
JP7048155B2 true JP7048155B2 (ja) | 2022-04-05 |
Family
ID=76755294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019234789A Active JP7048155B2 (ja) | 2019-12-25 | 2019-12-25 | パス診断装置、ストレージ装置、パス診断方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7048155B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011028578A (ja) | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Hitachi Ltd | 縮退業務支援システム、縮退業務支援方法、およびバックアップサーバ |
WO2011096082A1 (ja) | 2010-02-08 | 2011-08-11 | 富士通株式会社 | ネットワーク中継装置および診断方法 |
JP2014007712A (ja) | 2012-06-27 | 2014-01-16 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 遠隔制御システム、遠隔制御装置、遠隔制御方法、およびプログラム |
-
2019
- 2019-12-25 JP JP2019234789A patent/JP7048155B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011028578A (ja) | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Hitachi Ltd | 縮退業務支援システム、縮退業務支援方法、およびバックアップサーバ |
WO2011096082A1 (ja) | 2010-02-08 | 2011-08-11 | 富士通株式会社 | ネットワーク中継装置および診断方法 |
JP2014007712A (ja) | 2012-06-27 | 2014-01-16 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 遠隔制御システム、遠隔制御装置、遠隔制御方法、およびプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021103460A (ja) | 2021-07-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5052168B2 (ja) | 障害部分を分離するストレージ・システム、障害を分離するプログラム、及びその方法 | |
JP5509637B2 (ja) | フォールトトレラントシステム | |
JP4166939B2 (ja) | 能動的故障検出 | |
CN105760247A (zh) | 一种硬盘故障处理系统和方法 | |
JP4155088B2 (ja) | 情報処理装置 | |
JP7048155B2 (ja) | パス診断装置、ストレージ装置、パス診断方法及びプログラム | |
US8880957B2 (en) | Facilitating processing in a communications environment using stop signaling | |
JP4413806B2 (ja) | 障害切り分け方法、障害切り分け機能を有する通信装置及びプログラム | |
US8331270B2 (en) | In-band communication of network statistics over a FICON network | |
JP6134720B2 (ja) | 接続方法 | |
JP5548160B2 (ja) | 障害監視用ノード装置および障害検知回復方法 | |
JP2016052074A (ja) | 通信装置 | |
JPH07183891A (ja) | 計算機システム | |
JP4756203B2 (ja) | プロトコル変換装置とこれを用いた二重化データ伝送システム | |
JP5556226B2 (ja) | インタフェース試験装置及びインタフェース試験方法 | |
JP2011101113A (ja) | Mac回路 | |
JP2001086146A (ja) | Fc_alシステムの制御方法 | |
JPH08202515A (ja) | プリントサーバ装置 | |
JPH0784899A (ja) | Scsi機器の選択リセット方式 | |
JPH0435251A (ja) | リングネットワークの障害監視方式 | |
JPH10260907A (ja) | バスインタフェース方式およびバスインタフェース診断方式 | |
JP2005159483A (ja) | 二重化通信装置 | |
JP3603956B2 (ja) | 通信制御装置のバッファ管理方式 | |
JPH03292024A (ja) | 伝送装置の自己診断方式 | |
JPH07135510A (ja) | ローカルエリヤネットワーク接続装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210309 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210428 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210928 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211214 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20211214 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20211223 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20220104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220317 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7048155 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |