JP2014007156A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 一対の電極と、
   前記一対の電極間に挟まれたＥＬ層を有する発光素子であって、
   前記ＥＬ層は、ｎ（ｎは２以上の整数）層の発光層と、（ｎ−１）層の電荷発生層とを有し、
   ｍ（ｍは１以上ｎ−１以下の整数）層目の前記電荷発生層は、ｍ層目の前記発光層と（ｍ＋１）層目の前記発光層との間に位置し、
   前記発光層には各々２種類のりん光発光物質が含まれ、前記２種類のりん光発光物質のうち、
   一方は４００ｎｍ以上５００ｎｍ以下の波長範囲に発光の最大値を有するりん光発光物質であり、
   他方は５００ｎｍ以上７００ｎｍ以下の波長範囲に発光の最大値を有するりん光発光物質であり、
   前記５００ｎｍ以上７００ｎｍ以下の波長範囲に発光の最大値を有するりん光発光物質は前記ｎ層の発光層における発光層毎に異なる物質である発光装置。
2. 請求項１において、
   前記４００ｎｍから５００ｎｍ以下の波長範囲に発光の最大値を有するりん光発光物質が前記ｎ層の発光層全てで同一の物質である発光素子。
3. 請求項１又は請求項２において、
   前記ｎ層の発光層各々から発する発光における、４００ｎｍ以上５００ｎｍ以下の波長範囲に存在するピークの値は、５００ｎｍ以上７００ｎｍ以下の波長範囲に存在するピークの値よりも、その値が小さい発光素子。
4. 請求項１乃至請求項３のいずれか一項において、
   前記発光層は、前記一方のりん光性化合物が含まれる第１の層と、前記他方のりん光性化合物が含まれる第２の層とを各々有する発光素子。
5. 一対の電極と、
   前記一対の電極間に挟まれたＥＬ層を有する発光素子であって、
   前記ＥＬ層は、第１の発光層と、第２の発光層と、前記第１の発光層と前記第２の発光層との間に電荷発生層と、を有し、
   前記第１の発光層は、第１のりん光発光物質と、第２のりん光発光物質と、を有し、
   前記第２の発光層は、第３のりん光発光物質と、第４のりん光発光物質と、を有し、
   前記第１のりん光発光物質と、前記第３のりん光発光物質とは、それぞれ、４００ｎｍ以上５００ｎｍ以下の波長範囲に発光の最大値を有するりん光発光物質であり、
   前記第２のりん光発光物質と、第４のりん光発光物質とは、それぞれ、５００ｎｍ以上７００ｎｍ以下の波長範囲に発光の最大値を有するりん光発光物質であり、
   前記第２のりん光発光物質は、前記第４のりん光発光物質と異なる物質である発光装置。
6. 請求項１乃至請求項５のいずれか一項において、
   前記発光素子が発する発光のスペクトルにおける前記４００ｎｍから５００ｎｍ以下の波長範囲に存在する極大且つ最大値が、前記スペクトルにおけるその他の極大値のうち最大の値の３０％以上２００％未満である発光素子。
7. 請求項１乃至請求項６のいずれか一項において、
   前記発光素子が白色発光を呈することを特徴とする発光素子。
8. 請求項１乃至請求項７のいずれか一項において、
   前記発光素子が発する発光のスペクトルは、４００ｎｍから５００ｎｍ、５００ｎｍから５７０ｎｍ及び５７０ｎｍから７００ｎｍにそれぞれ一つの極大が存在する発光素子。
9. 請求項１乃至請求項８のいずれか一項において、前記ｎが２又は３である発光素子。
10. 請求項１乃至請求項９のいずれか一に記載の発光素子を有する照明装置。
11. 請求項１乃至請求項９のいずれか一に記載の発光素子と、前記発光素子を制御する手段を備えた発光装置。
12. 請求項１乃至請求項９のいずれか一に記載の発光素子を表示部に有し、前記発光素子を制御する手段を備えた表示装置。
13. 請求項１乃至請求項９のいずれか一に記載の発光素子を有する電子機器。