JP2014005972A - ガスコンロ - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な点火性能を得ることができるだけでなく、コンロバーナへの急激な着火を防止すると共に燃料ガスの無駄な消費を抑えることができるガスコンロを提供する。
【解決手段】コンロバーナ用ガス供給管15を開閉するコンロバーナ用電磁弁24と、パイロットバーナ用ガス供給管18を開閉するパイロットバーナ用電磁弁26と、パイロット炎及びコンロバーナ2への着火を検出する検出する熱電対22と、パイロットバーナ用電磁弁26を開弁させてパイロットバーナ3への点火動作を行うと共に、熱電対22によりパイロット炎が検出されたとき、コンロバーナ用電磁弁24を開弁させ、更に、熱電対22によりコンロバーナ2への着火が検出されたとき、パイロットバーナ用電磁弁26を閉弁させる点火制御手段27とを設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガスコンロに関する。
一般に外周に多数の炎孔が形成されたコンロバーナを備えるガスコンロにおいては、コンロバーナの外側近傍に点火プラグを設けて火花放電による点火が行われている。しかし、コンロバーナの外側近傍に点火プラグを設けた場合には、調理の際の煮こぼれ汁が点火プラグに付着して点火性能が低下するおそれがある。
また、コンロバーナに点火するためのパイロット炎を形成するパイロットバーナがコンロバーナの下方に配設されているガスコンロが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。このガスコンロにおいては、パイロットバーナによるパイロット炎が、コンロバーナの下方から上方に向って伸長形成される。そして、パイロット炎がコンロバーナの炎孔に届き、コンロバーナに点火される。
これによれば、パイロットバーナとその点火プラグとを天板に覆われたコンロ本体内部に収容することができ、点火プラグへの煮こぼれ汁等の付着が防止できるので、点火性能の低下を防止することができる。
特開昭60−233426号公報
ところで、コンロバーナへの点火時に燃料ガスの供給が開始されると、燃料ガスはパイロットバーナとコンロバーナとに殆ど同時に到達する。しかし、コンロバーナの炎孔からは即座に燃料ガスの噴出が開始されるのに対し、パイロットバーナ側では、点火プラグによる点火動作やパイロット炎が安定して伸長形成するための時間が必要がであるため、パイロット炎によるコンロバーナへの点火に遅れが生じる。そして、コンロバーナの炎孔からは、点火されるまでの間に未燃焼の燃料ガスが流出する。このため、コンロバーナへの点火時に流出した未燃焼の燃料ガスに急激に着火して使用者に不快感を与えるだけでなく、燃料ガスの無駄が生じる。
上記の点に鑑み、本発明は、良好な点火性能を得ることができるだけでなく、コンロバーナへの急激な着火を防止すると共に燃料ガスの無駄な消費を抑えることができるガスコンロを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、外周に多数の炎孔が形成されたコンロバーナと、該コンロバーナに燃料ガスを供給するコンロバーナ用ガス供給管と、前記コンロバーナの下方に配設され、該コンロバーナに点火するためのパイロット炎を上方に向かって伸長形成させる火炎形成口を先端に有するパイロットバーナと、該パイロットバーナに燃料ガスを供給するパイロットバーナ用ガス供給管と、前記パイロットバーナに点火する点火プラグと、前記パイロット炎を前記コンロバーナの一部の炎孔への火移り可能位置に案内するパイロット炎案内部とを備えるガスコンロにおいて、前記コンロバーナ用ガス供給管を開閉するコンロバーナ用電磁弁と、前記パイロットバーナ用ガス供給管を開閉するパイロットバーナ用電磁弁と、前記パイロット炎を検出するパイロット炎検出手段と、前記コンロバーナへの着火を検出するコンロバーナ着火検出手段と、前記パイロットバーナ用電磁弁を開弁させて前記点火プラグによる前記パイロットバーナへの点火動作を行うと共に、該パイロットバーナへの点火後に前記パイロット炎検出手段によりパイロット炎が検出されたとき、前記コンロバーナ用電磁弁を開弁させ、更に、前記コンロバーナ着火検出手段によりコンロバーナへの着火が検出されたとき、前記パイロットバーナ用電磁弁を閉弁させる点火制御手段とを設けたことを特徴とする。
上記構成により、本発明のガスコンロは、パイロットバーナとその点火プラグが、例えば、天板に覆われたコンロ本体内部に収容される。これにより、点火プラグへの煮こぼれ汁等の付着が防止され、良好な点火性能を得ることができる。
そして、本発明のガスコンロは、前記点火制御手段を備えることにより、パイロットバーナにおいてパイロット炎が形成されるまで、コンロバーナへの燃料ガスの供給が開始されない。これにより、点火前にコンロバーナから未燃焼の燃料ガスが流出することがなく、コンロバーナへの急激な着火を防止すると共に燃料ガスの無駄な消費を抑えることができる。
更に、本発明のガスコンロは、前記点火制御手段を備えることにより、コンロバーナが確実に着火されたときにパイロットバーナが消火される。これにより、パイロットバーナにおける燃料ガスの無駄な消費を防止することができる。
このように、本発明によれば、良好な点火性能を得ることができるだけでなく、コンロバーナへの急激な着火を防止すると共に燃料ガスの無駄な消費を抑えて経済的なガスコンロを提供することができる。
また、本発明においては、前記パイロット炎案内部に、前記コンロバーナの一部の炎孔の下側に隣接する位置から前記パイロット炎を導出するパイロット炎導出口を設け、該パイロット炎導出口のパイロット炎と、該パイロット炎導出口に隣接する前記炎孔の炎とに接触可能な位置に熱電対を設け、前記点火制御手段に、前記熱電対から得られる起電力の値に基づいて前記パイロット炎の有無を判定する第1判定部と、前記熱電対から得られる起電力の値に基づいて前記コンロバーナへの着火の有無を判定する第2判定部とを設け、前記パイロット炎検出手段を、前記熱電対と前記第1判定部とで構成し、前記コンロバーナ着火検出手段を、前記熱電対と前記第2判定部とで構成したことを特徴とする。
パイロット炎検出手段及びコンロバーナ着火検出手段を上記のように構成することにより、点火制御手段は、次のようにして点火動作を行う。即ち、先ず、点火制御手段は、前記パイロットバーナ用電磁弁を開弁させて前記点火プラグによる前記パイロットバーナへの点火動作を行う。次いで、点火制御手段は、第1判定部により前記熱電対から得られる起電力の値に基づき、パイロット炎の有無を判定する。このとき、第1判定部によりパイロット炎の存在が判定されると、点火制御手段は、コンロバーナ用電磁弁を開弁させる。
これにより、点火前のコンロバーナからは未燃焼の燃料ガスが流出することがなく、コンロバーナに燃料ガスが供給された時点で点火されるので、コンロバーナへの急激な着火を防止すると共に燃料ガスの無駄な消費を抑えることができる。
続いて、点火制御手段は、第2判定部により前記熱電対から得られる起電力の値に基づき、コンロバーナへの着火の有無を判定する。このとき、第2判定部によりコンロバーナが着火有りと判定されると、点火制御手段は、パイロットバーナ用電磁弁を閉弁させる。これにより、コンロバーナが確実に着火されたときにパイロットバーナが消火されるので、パイロットバーナにおける燃料ガスの無駄な消費を防止することができる。
更に、点火制御手段が第1判定部及び第2判定部を備えることにより、単一の熱電対をパイロット炎導出口に隣接する前記炎孔の炎とに接触可能な位置に設けておけばよく、ガスコンロの部品点数の増加とそれに伴うコストの増加とを抑えることができる。
また、本発明において、前記パイロット炎検出手段は、前記パイロットバーナの前記火炎形成口を臨む位置に設けた第1炎検出器を備え、前記コンロバーナ着火検出手段は、前記コンロバーナの炎孔の外側に対向して設けた第2炎検出器を備えることを特徴とする。
第1炎検出器として具体的には熱電対やサーミスタ等の温度検出素子を挙げることができる。第2炎検出器として具体的には熱電対を挙げることができる。
そして、パイロット炎検出手段である第1炎検出器をパイロットバーナの前記火炎形成口を臨む位置に設けることにより、パイロットバーナにおけるパイロット炎の形成を迅速且つ確実に検出することができる。
そして、パイロット炎検出手段及びコンロバーナ着火検出手段を上記のように構成することにより、点火制御手段は、次のようにして点火動作を行う。即ち、先ず、点火制御手段は、前記パイロットバーナ用電磁弁を開弁させて前記点火プラグによる前記パイロットバーナへの点火動作を行う。次いで、点火制御手段は、第1炎検出器によりパイロット炎が検出されると、コンロバーナ用電磁弁を開弁させる。
これにより、点火前のコンロバーナからは未燃焼の燃料ガスが流出することがなく、コンロバーナに燃料ガスが供給された時点で点火されるので、コンロバーナへの急激な着火を防止すると共に燃料ガスの無駄な消費を抑えることができる。
続いて、点火制御手段は、第2炎検出器によりコンロバーナの炎孔からの炎が検出されると、コンロバーナが着火されたとして、パイロットバーナ用電磁弁を閉弁させる。これにより、コンロバーナが確実に着火されたときにパイロットバーナが消火されるので、パイロットバーナにおける燃料ガスの無駄な消費を防止することができる。
更に、前記パイロット炎案内部に、前記コンロバーナの一部の炎孔の下側に隣接する位置から前記パイロット炎を導出するパイロット炎導出口を設け、前記パイロット炎検出手段は、前記パイロット炎導出口の外側に対向して設けられて該パイロット炎導出口から導出されたパイロット炎を検出する第3炎検出器を備えてもよい。
これによれば、パイロットバーナにおけるパイロット炎の形成を第1炎検出器と第3炎検出器とで確認することができ、コンロバーナの炎孔の直近まで届いたパイロット炎を確実に検出してコンロバーナへの燃料ガスの供給を精度良いタイミングで行うことができる。
しかも、第1炎検出器、第2炎検出器、及び第3炎検出器によりパイロットバーナとコンロバーナとが形成する炎を夫々異なる位置で検出することができるので、各位置における夫々の炎の状態を正確に把握でき、パイロット炎やコンロバーナの着火が不十分である場合にも正確に検出することができる。
本発明の第1の実施形態のガスコンロの要部を一部破断して示す説明図。 本発明の第1の実施形態のガスコンロの一部の構成を模式的に示す説明図。 本発明の第1の実施形態における点火制御手段の作動を示すフローチャート。 熱電対の起電力の変化を示すグラフ。 本発明の第2の実施形態のガスコンロの要部を一部破断して示す説明図。 本発明の第2の実施形態のガスコンロの一部の構成を模式的に示す説明図。 本発明の第2の実施形態における点火制御手段の作動を示すフローチャート。 本発明の第3の実施形態のガスコンロの要部を一部破断して示す説明図。 本発明の第3の実施形態のガスコンロの一部の構成を模式的に示す説明図。 本発明の第3の実施形態における点火制御手段の作動を示すフローチャート。
本発明の第1の実施形態について説明する。第1の実施形態のガスコンロは、図1に示すように、天板1と、天板1から一部が突出するコンロバーナ2と、天板1の下方に配設されたパイロットバーナ3とを備えている。天板1は、図示しないコンロ本体の上部を覆っている。
コンロバーナ2は、混合管部4を備えるバーナボディ5と、バーナボディ5の上部に設けられて天板1のバーナ用開口6を貫通して天板1上に露出するバーナヘッド7と、バーナヘッド7の上部に載置されたバーナキャップ8と、バーナキャップ8の上部に空隙を存して取り付けられた二次空気案内板9と、二次空気案内板9を貫通して上方に突出する鍋底温度センサ10とを備えている。更に、バーナヘッド7の外周には、バーナ用開口6との間に形成される空隙を閉塞する閉塞板11が設けられている。
バーナキャップ8には周方向に所定間隔を存して多数の溝が設けられており、バーナヘッド7上に載置したとき、これらの溝により多数の炎孔12が形成される。
混合管部4の上流端に形成されている開口13にはノズル14が臨んでいる。ノズル14は、コンロバーナ2に燃料ガスを供給するコンロバーナ用ガス供給管15の下流端に設けられている。コンロバーナ用ガス供給管15からノズル14を介して混合管部4の内部に噴出された燃料ガスは、開口13からノズル14の周囲を経て吸引された一次空気と混合され、この混合ガスが炎孔12から噴出して燃焼する。
バーナボディ5の側方には、パイロットバーナ3が設けられており、パイロットバーナ3に対向するバーナヘッド7の周壁の一部と、その上方を覆う閉塞板11の内側の一部とにより、パイロット炎案内部16が形成されている。パイロット炎案内部16は、パイロットバーナ3により形成されたパイロット炎を案内し、コンロバーナ2の炎孔12の下側に隣接して開口するパイロット炎導出口17からパイロット炎を導出させる。
パイロットバーナ3は、中空筒状に形成されており、パイロットバーナ用ガス供給管18に接続されている。パイロットバーナ用ガス供給管18からは燃料ガスが供給され、先端に形成されている火炎形成口19から噴出する燃料ガスが燃焼することによりパイロット炎を形成する。パイロットバーナ3は、連結部材20を介して一体的に連結された点火プラグ21により点火される。パイロットバーナ3は、火炎形成口19を斜め上方に向けた姿勢で設けられており、火炎形成口19で形成されるパイロット炎は、斜め上方に向かって伸長してパイロット炎案内部16に入り、パイロット炎導出口17から導出される。
パイロット炎導出口17がコンロバーナ2の炎孔12に隣接していることにより、パイロット炎導出口17から導出されたパイロット炎が炎孔12に火移りしてコンロバーナ2が点火される。
また、パイロット炎導出口17に対峙する位置には、熱電対22が設けられている。熱電対22は、閉塞板11を貫通して設けられて、パイロット炎導出口17から導出されるパイロット炎とその上側に隣接する炎孔12で形成される炎とが接触する位置に配置されている。
図2に示すように、コンロバーナ用ガス供給管15には上流側から順に、元電磁弁23、コンロバーナ用電磁弁24、及びニードル25が設けられている。元電磁弁23の上流側には図示しないガスホース等の配管を介して燃料ガス供給源に接続される。
コンロバーナ用ガス供給管15における元電磁弁23とコンロバーナ用電磁弁24との間には、パイロットバーナ用ガス供給管18が接続されている。パイロットバーナ用ガス供給管18には、パイロットバーナ用電磁弁26が設けられている。
元電磁弁23、コンロバーナ用電磁弁24、及びパイロットバーナ用電磁弁26は、ガスコンロのコントローラに接続されて開閉が制御される。コントローラは、点火制御手段27をその機能として備えている。
点火制御手段27は、ガスコンロの操作パネル(図示しない)に設けられた点火スイッチ28を電気的に接続して備えており、使用者が点火スイッチ28を操作することにより点火動作を開始する。
点火制御手段27は、点火スイッチ28の操作に応じてイグナイタ29を作動させる点火駆動部30と、熱電対22が加熱されることによって生じる起電力の値を所定のタイミングで複数回採取する起電力採取部31と、起電力採取部31によって採取された起電力の値に基づいてパイロット炎の有無及びコンロバーナへの着火の有無を判定する判定部32と、判定部32の判定結果に応じて元電磁弁23、コンロバーナ用電磁弁24、及びパイロットバーナ用電磁弁26を開閉動作させる電磁弁制御部33とを機能として備えている。
なお、判定部32において、パイロット炎の有無を判定する機能が本発明の第1判定部に相当し、コンロバーナへの着火の有無を判定する機能が本発明の第2判定部に相当している。そして、熱電対22と判定部32による第1判定部の機能とで本発明のパイロット炎検出手段を構成しており、同じ熱電対22と判定部32による第2判定部の機能とで本発明のコンロバーナ着火検出手段を構成している。
更に、点火制御手段27は、ガスコンロの操作パネル(図示しない)に設けられた報知手段34を電気的に接続して備えており、判定部32の判定結果に基づくエラー報知が行えるようになっている。報知手段34として具体的には、表示器(7セグメントLED等)又は音声発生装置(ブザーやスピーカ等)が採用される。
次に、第1の実施形態における点火制御手段27の作動を説明する。図2及び図3を参照して、点火スイッチ28が点火操作されると、点火制御手段27はSTEP1−1で点火動作を開始し、STEP1−2で点火駆動部30によりイグナイタ29を駆動する。これにより、点火プラグ21とパイロットバーナ3の火炎形成口19近傍との間に火花放電が生じる。
更に、点火制御手段27は、STEP1−3へ進んで電磁弁制御部33により元電磁弁23を開弁させ、STEP1−4へ進んで電磁弁制御部33によりパイロットバーナ用電磁弁26を開弁させる。これにより、パイロットバーナ用ガス供給管18からパイロットバーナ3への燃料ガスの供給が開始され、パイロットバーナ3が点火されてパイロット炎が形成される。そして、このときのパイロットバーナ3から上方に延びたパイロット炎は、パイロット炎案内部16に案内され、パイロット炎導出口17から導出されて熱電対22に接触する。
次いで、点火制御手段27は、STEP1−5へ進んで起電力採取部31により熱電対22の起電力を採取する。このとき、図4において実線で示すように、熱電対22の起電力が上昇する。図3のSTEP1−5における起電力の採取は、図4における採取Aのタイミングで行われる。
続いて、点火制御手段27は、STEP1−6へ進んで起電力採取部31により採取した熱電対22の起電力と予め設定された第1の判定値とを比較する。STEP1−6の処理は、点火制御手段27の判定部32(第1判定部の機能)によって行われる。このとき、図4に示すように、採取Aのタイミングで採取した起電力が第1の判定値以上であれば、点火制御手段27は図3のSTEP1−7へ進む。
なお、本実施形態における判定部32は、具体的な一例として、第1の判定値を2mVに設定している。そして、図4に示すように、採取Aのタイミングで採取した熱電対22の起電力が約2.3mVである場合、第1の判定値以上であることによりパイロットバーナ3からは正常にパイロット炎が形成されていると判断する。
図3を参照して、STEP1−6の処理によりパイロットバーナ3から正常にパイロット炎が生じていると判断されたとき、点火制御手段27は、STEP1−7へ進んで電磁弁制御部33によりコンロバーナ用電磁弁24を開弁させる。これにより、コンロバーナ用ガス供給管15からコンロバーナ2への燃料ガスの供給が開始され、コンロバーナ2の炎孔12から燃料ガスが噴出する。そして、パイロット炎導出口17から導出されたパイロット炎によりコンロバーナ2が点火される。
このように、パイロットバーナ3のパイロット炎が確実に形成された後に、コンロバーナ2への燃料ガスの供給が行われるので、点火前にコンロバーナ2から未燃焼の燃料ガスが流出することはなく、燃料ガスの無駄な消費を防止することができる。
続いて、点火制御手段27は、STEP1−8へ進み、起電力採取部31により熱電対22の起電力を採取してSTEP1−9へ進む。STEP1−8における起電力の採取は、図4における採取Bのタイミングで行われる。
そして、図3に示すように、点火制御手段27は、STEP1−9で、起電力採取部31により採取した熱電対22の起電力と予め設定された第2の判定値とを比較する。STEP1−9の処理は、点火制御手段27の判定部32(第2判定部の機能)によって行われる。
点火後のコンロバーナ2が正常に着火すると、熱電対22には、パイロット炎導出口17から導出されたパイロット炎と着火された炎孔12の炎とが共に接触し、図4において実線で示すように、熱電対22の起電力が更に上昇する。本実施形態における判定部32は、具体的な一例として、第2の判定値を3mVに設定している。そして、採取Bのタイミングで採取した熱電対22の起電力が約3.5mVである場合、コンロバーナ2は正常に着火されたと判断する。
図3に示すように、点火制御手段27は、STEP1−9においてコンロバーナ2が正常に着火されたと判断されると、STEP1−10へ進んで電磁弁制御部33によりパイロットバーナ用電磁弁26を閉弁させる。これにより、パイロットバーナ3への燃料ガスの供給が停止され、パイロットバーナ3が消火する。
このように、コンロバーナ2の着火が確認された後に、パイロットバーナ3を消火させるので、パイロットバーナ3における燃料ガスの無駄な消費を防止することができる。
続いて、点火制御手段27は、STEP1−11へ進み、起電力採取部31により熱電対22の起電力を採取してSTEP1−12へ進む。STEP1−11における起電力の採取は、図4における採取Cのタイミングで行われる。
そして、図3に示すように、点火制御手段27は、STEP1−12で、起電力採取部31により採取した熱電対22の起電力と予め設定された第3の判定値とを比較する。STEP1−12の処理は、点火制御手段27の判定部32によって行われる。
STEP1−10を経たことにより、パイロットバーナ3が正常に消火すると、熱電対22に接触する炎は、着火されたコンロバーナ2の炎孔12からの炎のみとなり、パイロットバーナ3の消火が正常に行われずにパイロット炎が残ると、コンロバーナ2の炎孔12の炎と熱電対22との間にパイロット炎が介在した状態となる。
コンロバーナ2の炎孔12の炎は、調理等に供される十分な熱量を有するものであるため、炎孔12の炎が熱電対22に直接(パイロット炎が介在せずに)接触すると、図4において実線で示すように、熱電対22の起電力は更に上昇する。
一方、パイロットバーナ3の消火が正常に行われなかった場合は、コンロバーナ2の炎孔12の炎と熱電対22との間にパイロット炎が介在し、熱電対22に対するコンロバーナ2の炎孔12の炎の接触が妨げられる。このため、図4において一点鎖線で示すように、熱電対22の起電力は殆ど上昇しない。よって、点火時において、熱電対22の起電力の上昇が生じなければ、パイロットバーナ3の消火が正常に行われていないと判断できる。
そこで、本実施形態における点火制御手段27は、第3の判定値を4mVに設定し、採取Cのタイミングで採取した熱電対22の起電力が4mVより大であれば、判定部32がパイロットバーナ3の消火が正常に行われたと判定して図3のSTEP1−13へ進み、点火動作を終了させる。
また、点火制御手段27は、図3に示すように、STEP1−14〜STEP1−23において点火動作に係るエラー処理を備えている。点火制御手段27の判定部32は、STEP1−6において図4に示す採取Aのタイミングで採取した熱電対22の起電力が第1の判定値(2mV)より小であるとき、パイロットバーナ3が点火されないと判断する。そして、点火制御手段27は、図3のSTEP1−14及びSTEP1−15へ進んで電磁弁制御部33によりパイロットバーナ用電磁弁26と元電磁弁23とを閉弁させ、STEP1−16へ進んで、報知手段34によりパイロットバーナに点火エラーが生じたことを使用者に報知する。
STEP1−9においては、点火制御手段27の判定部32は、図4に示す採取Bのタイミングで採取した熱電対22の起電力が第2の判定値(3mV)より小であるとき、コンロバーナ2が着火されないと判断する。この場合、点火制御手段27は、図3のSTEP1−17〜STEP1−19へ順次進んで電磁弁制御部33によりコンロバーナ用電磁弁24、パイロットバーナ用電磁弁26及び元電磁弁23を閉弁させた後、STEP1−20へ進んでコンロバーナ2に着火不良が生じたことを報知手段34を介して使用者に報知する。
そして、STEP1−12において、点火制御手段27の判定部32が第3の判定値(4mV)より小であって、パイロットバーナ3の消火が正常に行われていないと判断した場合に、点火制御手段27は、STEP1−21及びSTEP1−22へ進んで電磁弁制御部33によりコンロバーナ用電磁弁24と元電磁弁23とを閉弁させた後、STEP1−23へ進んでパイロットバーナ3が消火されずに異常が生じていることを報知手段34を介して使用者に報知する。
以上のように、第1の実施形態においては、単一の熱電対22を用いて、パイロットバーナ3の点消火状態及びコンロバーナ2の着火状態を的確に把握することができる。従って、燃料ガスの無駄な消費を防止して経済的であるだけでなく、低コストなガスコンロを提供することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態のガスコンロは、図5及び図6に示すように、パイロットバーナ3の火炎形成口19を臨む位置に設けた第1熱電対35(第1炎検出器)と、コンロバーナ2のパイロット炎導出口17と反対側に位置する炎孔12の外側に対向して設けた第2熱電対36(第2炎検出器)とを備えている。
なお、第1の実施形態のガスコンロが備えているパイロット炎導出口17に対向する熱電対22(図1参照)は、第2の実施形態のガスコンロには設けられていない。即ち、第2の実施形態のガスコンロが第1の実施形態のガスコンロと異なる点は、第1の実施形態のガスコンロが備えているパイロット炎導出口17に対向する熱電対22(図1参照)に替えて、第1熱電対35及び第2熱電対36を備える点であり、それ以外の構成は、第1の実施形態のガスコンロと同一である。よって、第2の実施形態において、第1の実施形態のガスコンロと同一の構成であるところは、図中同一符号を付して説明を省略する。
次に、第2の実施形態における点火制御手段27の作動を、図6及び図7に基づいて説明する。点火スイッチ28が点火操作されると、図7に示すように、点火制御手段27はSTEP2−1において点火動作を開始する。次いで、点火制御手段27はSTEP2−2へ進み、点火駆動部30によりイグナイタ29を駆動する。これにより、点火プラグ21とパイロットバーナ3の火炎形成口19近傍との間に火花放電が生じる。
更に、点火制御手段27は、STEP2−3へ進んで電磁弁制御部33により元電磁弁23を開弁させ、STEP2−4へ進んで電磁弁制御部33によりパイロットバーナ用電磁弁26を開弁させる。これにより、パイロットバーナ用ガス供給管18からパイロットバーナ3への燃料ガスの供給が開始され、パイロットバーナ3が点火されてパイロット炎が形成される。そして、このときのパイロットバーナ3から上方に延びたパイロット炎は、第1熱電対35に接触した後、パイロット炎案内部16に案内され、パイロット炎導出口17から導出される。
次いで、点火制御手段27は、STEP2−5へ進んで起電力採取部31により第1熱電対35の起電力を採取し、STEP2−6へ進む。
点火制御手段27は、STEP2−6へ進むと、起電力採取部31により採取した第1熱電対35の起電力と第1の判定値とを、判定部32により比較する。このときの第1の判定値は、正常に発生するパイロット炎が第1熱電対35に接触して得られる起電力(電圧)に基づいて予め設定されたものである。そして、判定部32は、第1熱電対35の起電力が第1の判定値以上であるとき、パイロットバーナ3からは正常にパイロット炎が形成されていると判定する。
STEP2−6の処理によりパイロットバーナ3から正常にパイロット炎が生じていると判定部32において判定されたとき、点火制御手段27は、STEP2−7へ進んで電磁弁制御部33によりコンロバーナ用電磁弁24を開弁させる。これにより、コンロバーナ用ガス供給管15からコンロバーナ2への燃料ガスの供給が開始され、コンロバーナ2の炎孔12から燃料ガスが噴出する。そして、パイロット炎導出口17から導出されたパイロット炎によりコンロバーナ2が点火される。
このように、パイロットバーナ3のパイロット炎が確実に形成された後に、コンロバーナ2への燃料ガスの供給が行われるので、点火前にコンロバーナ2から未燃焼の燃料ガスが流出することはなく、コンロバーナへの急激な着火を防止すると共に燃料ガスの無駄な消費を抑えることができる。
続いて、点火制御手段27は、STEP2−8へ進み、起電力採取部31により第2熱電対36の起電力を採取してSTEP2−9へ進む。点火制御手段27は、STEP2−9に進むと、起電力採取部31により採取した第2熱電対36の起電力と第2の判定値とを、判定部32により比較する。このときの第2の判定値は、コンロバーナ2の炎孔12から発生する炎が第2熱電対36に接触して得られる起電力(電圧)に基づいて予め設定されたものである。そして、判定部32は、第2熱電対36の起電力が第2の判定値以上であるとき、コンロバーナ2が正常に着火されたと判定する。
次いで、点火制御手段27は、STEP2−10へ進んで電磁弁制御部33によりパイロットバーナ用電磁弁26を閉弁させる。これにより、パイロットバーナ3への燃料ガスの供給が停止され、パイロットバーナ3が消火する。
このように、コンロバーナ2の着火が確認された後に、パイロットバーナ3を消火させるので、パイロットバーナ3における燃料ガスの無駄な消費を防止することができる。
続いて、点火制御手段27は、STEP2−11へ進み、起電力採取部31により再び第1熱電対35の起電力を採取してSTEP2−12へ進む。そして、点火制御手段27は、STEP2−12で、起電力採取部31により採取した2回目の第1熱電対35の起電力と第1の判定値とを、判定部32により比較する。
STEP2−10を経たことにより、パイロットバーナ3が正常に消火すると、第1熱電対35に接触するパイロット炎は消失する。よって、第1熱電対35の起電力は低下する。そこで、点火制御手段27は、STEP2−12において第1熱電対35の起電力が第1の判定値より小であれば、判定部32がパイロットバーナ3の消火が正常に行われたと判定してSTEP2−13へ進み、点火動作を終了させる。
なお、点火制御手段27は、STEP2−14〜STEP2−23において点火動作に係るエラー処理を備えている。このエラー処理については、第1の実施形態において説明した図3におけるSTEP1−14〜STEP1−23の処理と同一であるため、その説明は省略する。
以上のように、第2の実施形態においては、第1熱電対35及び第2熱電対36を用いて、パイロットバーナ3の点消火状態及びコンロバーナ2の着火状態を的確に把握することができる。従って、燃料ガスの無駄な消費を防止して経済的なガスコンロを提供することができる。しかも、第1熱電対35は、パイロットバーナ3の火炎形成口19の近傍で確実にパイロット炎を検出するので、点火制御手段27による点火動作を迅速に且つ精度良く行うことができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態のガスコンロは、図8及び図9に示すように、パイロットバーナ3の火炎形成口19を臨む位置に設けた第1熱電対35(第1炎検出器)と、コンロバーナ2のパイロット炎導出口17と反対側に位置する炎孔12の外側に対向する第2熱電対36(第2炎検出器)とを備え、更に、パイロット炎導出口17に対向する第3熱電対37を備えている。
即ち、第3の実施形態のガスコンロは、第2の実施形態のガスコンロに第3熱電対37(第3炎検出器)を追加した構成とされている。それ以外の構成は、第1の実施形態のガスコンロと同一であるため、図中同一符号を付して説明を省略する。
また、第3の実施形態における点火制御手段27の作動については、第2の実施形態におけるSTEP2−6とSTEP2−7と(図7参照)の間に、図10に示すように、STEP3−1〜STEP3−5を追加したものとなっている。
よって、第3の実施形態における点火制御手段27の作動として、図10におけるSTEP3−1〜STEP3−5について説明する。
図10に示すように、点火制御手段27は、STEP2−6で判定部32によって、パイロットバーナ3から正常にパイロット炎が生じていると判定されると、STEP3−1へ進む。
点火制御手段27は、STEP3−1へ進むと、起電力採取部31により第3熱電対37の起電力を採取する。次いで、点火制御手段27は、STEP3−2へ進み、起電力採取部31により採取した第3熱電対37の起電力と第1の判定値とを、判定部32により比較する。
第3熱電対37の起電力は、パイロット炎導出口17から導出されたパイロット炎が第3熱電対37に接触することにより発生する。第1の判定値は、正常に発生するパイロット炎が第1熱電対35に接触して得られる起電力(電圧)に基づいて予め設定されたものであるが、第3熱電対37は、第1熱電対35と同一特性のものを用いることで、STEP2−6と同じ第1の判定値を用いることができる。
判定部32は、第3熱電対37の起電力が第1の判定値以上であれば、パイロットバーナ3のパイロット炎がパイロット炎導出口17に到達していると判定する。そして、点火制御手段27は、STEP2−7へ進んで電磁弁制御部33によりコンロバーナ用電磁弁24を開弁させる。これにより、コンロバーナ2への燃料ガスの供給が開始され、パイロット炎導出口17から導出されたパイロット炎によりコンロバーナ2が点火される。
一方、判定部32は、第3熱電対37の起電力が第1の判定値より小であるとき、パイロットバーナ3のパイロット炎がパイロット炎導出口17に到達せず、コンロバーナ2の点火には不十分であると判定する。この状態は、例えば、パイロットバーナ3の火炎形成口19に異物が付着して目詰まりが生じていてパイロット炎が小さくなっていることが考えられる。
このとき、点火制御手段27は、STEP3−3及びSTEP3−4へ進んで電磁弁制御部33によりパイロットバーナ用電磁弁26と元電磁弁23とを閉弁させ、STEP3−5へ進んで、コンロバーナ2に点火させるだけのパイロット炎が得られないことを報知手段により使用者に報知する。
このように、第3の実施形態によれば、第1熱電対35、第2熱電対36及び第3熱電対37を備えることにより、極めて高精度な炎の検出が行え、点火制御手段27による点火制御を確実に行うことができる。
なお、第2の実施形態及び第3の実施形態においては、熱電対(第1熱電対35)を本発明の第1炎検出器として採用した例を示したが、熱電対に替えてサーミスタを第1炎検出器として採用することができる。この場合、判定部32で用いる第1の判定値は抵抗値となり、パイロット炎に接触したときのサーミスタの抵抗値の低下により、パイロット炎の有無を判定すればよい。
2…コンロバーナ、3…パイロットバーナ、12…炎孔、15…コンロバーナ用ガス供給管、16…パイロット炎案内部、17…パイロット炎導出口、18…パイロットバーナ用ガス供給管、19…火炎形成口、21…点火プラグ、22…熱電対、24…コンロバーナ用電磁弁、26…パイロットバーナ用電磁弁、27…点火制御手段、32…判定部(第1判定部,第2判定部)、35…第1熱電対(第1炎検出器)、36…第2熱電対(第2炎検出器)、37…第3熱電対(第3炎検出器)。

Claims (4)

  1. 外周に多数の炎孔が形成されたコンロバーナと、該コンロバーナに燃料ガスを供給するコンロバーナ用ガス供給管と、前記コンロバーナの下方に配設され、該コンロバーナに点火するためのパイロット炎を上方に向かって伸長形成させる火炎形成口を先端に有するパイロットバーナと、該パイロットバーナに燃料ガスを供給するパイロットバーナ用ガス供給管と、前記パイロットバーナに点火する点火プラグと、前記パイロット炎を前記コンロバーナの一部の炎孔への火移り可能位置に案内するパイロット炎案内部とを備えるガスコンロにおいて、
    前記コンロバーナ用ガス供給管を開閉するコンロバーナ用電磁弁と、
    前記パイロットバーナ用ガス供給管を開閉するパイロットバーナ用電磁弁と、
    前記パイロット炎を検出するパイロット炎検出手段と、
    前記コンロバーナへの着火を検出するコンロバーナ着火検出手段と、
    前記パイロットバーナ用電磁弁を開弁させて前記点火プラグによる前記パイロットバーナへの点火動作を行うと共に、該パイロットバーナへの点火後に前記パイロット炎検出手段によりパイロット炎が検出されたとき、前記コンロバーナ用電磁弁を開弁させ、更に、前記コンロバーナ着火検出手段によりコンロバーナへの着火が検出されたとき、前記パイロットバーナ用電磁弁を閉弁させる点火制御手段とを設けたことを特徴とするガスコンロ。
  2. 請求項1記載のガスコンロにおいて、
    前記パイロット炎案内部に、前記コンロバーナの一部の炎孔の下側に隣接する位置から前記パイロット炎を導出するパイロット炎導出口を設け、
    該パイロット炎導出口のパイロット炎と、該パイロット炎導出口に隣接する前記炎孔の炎とに接触可能な位置に熱電対を設け、
    前記点火制御手段に、前記熱電対から得られる起電力の値に基づいて前記パイロット炎の有無を判定する第1判定部と、前記熱電対から得られる起電力の値に基づいて前記コンロバーナへの着火の有無を判定する第2判定部とを設け、
    前記パイロット炎検出手段を、前記熱電対と前記第1判定部とで構成し、
    前記コンロバーナ着火検出手段を、前記熱電対と前記第2判定部とで構成したことを特徴とするガスコンロ。
  3. 請求項1記載のガスコンロにおいて、
    前記パイロット炎検出手段は、前記パイロットバーナの前記火炎形成口を臨む位置に設けた第1炎検出器を備え、
    前記コンロバーナ着火検出手段は、前記コンロバーナの炎孔の外側に対向して設けた第2炎検出器を備えることを特徴とするガスコンロ。
  4. 請求項3記載のガスコンロにおいて、
    前記パイロット炎案内部に、前記コンロバーナの一部の炎孔の下側に隣接する位置から前記パイロット炎を導出するパイロット炎導出口を設け、
    前記パイロット炎検出手段は、前記パイロット炎導出口の外側に対向して設けられて該パイロット炎導出口から導出されたパイロット炎を検出する第3炎検出器を備えることを特徴とするガスコンロ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104006418A (zh) * 2014-06-23 2014-08-27 佛山市禅城区星火燃气具电子有限公司 旋塞阀式燃气灶用的固定定时防干烧点火控制器
CN106969390A (zh) * 2017-06-05 2017-07-21 林州市绿能燃气设备材料有限公司 一种燃气灶回火控制装置及其制造的燃气灶
FR3109622A1 (fr) * 2020-04-28 2021-10-29 Nanjing Enwell Technology Service Co., Ltd. Cuisinière à gaz anti-fuite

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