JP2014002546A - 電子情報端末および電子情報端末の表示方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】傾斜角が小さいときは、ユーザが情報端末10を水平に近い状態で利用している場合であり、僅かな手の支えの変化で表示領域11の傾斜が変わりやすい。長辺を上にして操作していたつもりが、僅かに傾いて短辺の方が上に来てしまうことは頻繁に起こる。このようなときにすぐさま表示方向を切り替えられるのは煩わしいので、このときにはすぐに表示方向を切り替えるよりも、ユーザに対して情報端末10の傾きを戻すための猶予時間を与えた方が良い。これは傾斜角が小さいときほど顕著になる傾向があるから、傾斜角が小さいときには残り時間を長く設定する。すなわち、前記傾斜角が小さいときに前記残り時間を長く設定し、前記傾斜角が大きいときに前記残り時間を短く設定している。
【選択図】図1
Description
しかし、基本的には自動的に切り替えることを望むものの、ある使い方をすることで頻繁に自動的に切り替わってしまうことがあった。より具体的には、電子情報端末を回転させる意図無く、操作の都合上や利用環境の都合上から、電子情報端末を回転させてしまった場合には、回転させる意図が無いのであるから、表示を切り替えて欲しくない。
本発明は、使用者の意図を反映させて、希望されない表示の方向の切り替えを行わせないようにする電子情報端末および電子情報端末の表示方法を提供する。
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる電子情報端末をブロック図により示している。
同図において、電子情報端末としての情報端末10は、表示装置である表示パネル11と、水平面に対する表示パネル11の縦軸および横軸の角度を測定する加速度センサー12と、揮発性メモリー13と、中央処理装置14と、表示パネル11に重ねて装着されるタッチパネル15とを備えている。
なお、揮発性メモリー13は中央処理装置14の演算結果を一時的に記憶したり、加速度センサー12の出力データを一時的に記憶する用途などに使用される。
同図に示すように、表示パネルを横長として情報端末10を正面からみたとき、表示パネル11の縦方向を縦軸[S10]とし、表示パネル11の横方向を横軸[S11]とする。また、表示パネル11の上側の辺[S20]、下側の辺[S21]、左側の辺[S22]、右側の辺[S23]は、情報端末10を図2に示す横長にした場合における正面から見たときの状態に基づいて定義される。
本発明において、情報端末10の縦軸の角度[S30]の定義を同図に示す。
表示パネル11の縦軸の角度[S30]とは、表示パネル11の左側の辺[S22]または右側の辺[S23]が水平面と交差するとき角度であり、言い換えると上述した縦軸[S10]が水平面との間になす角度である。なお、縦軸の角度[S30]が0°〜180°の間で変化する間は、水平面を基準に考えたとき上側の辺[S20]が下側の辺[S21]よりも上側に位置する状態になっている。また、180゜〜360゜の間で変化する間は、水平面を基準に考えたとき下側の辺[S21]が上側の辺[S20]よりも上側に位置する状態になっている。
本発明において、情報端末10の横軸の角度[S31]の定義を同図に示す。
表示パネル11の横軸の角度[S31]とは、表示パネル11の上側の辺[S20]または下側の辺[S21]が水平面と交差するときの角度であり、言い換えると上述した横軸[S11]が水平面との間になす角度である。そして、、横軸の角度[S31]が0°〜180°の間で変化する間は、水平面を基準に考えたとき左側の辺[S22]が右側の辺[S23]よりも上側に位置する状態になっている。また、180゜〜360゜の間で変化する間は、水平面を基準に考えたとき右側の辺[S23]が左側の辺[S22]よりも上側に位置する状態になっている。
本実施例では、上述したように縦軸の角度[S30]と横軸の角度[S31]を定義しているが、これらは、表示パネル11における矩形の表示領域の回転角度情報を求めるためである。そして、実質的に回転角度情報に関連するのであれば、直接的であっても間接的であってもその手法に限定されるものではない。
中央処理装置14は、加速度センサー12の検出結果を入力し、所定の演算を経て縦軸の角度[S30]と横軸の角度[S31]とを求める。この処理は、フローチャート上では省略しており、縦軸の角度[S30]と横軸の角度[S31]は別処理で求められているものとして説明する。
かかる処理は、縦軸の角度と横軸の角度から、縦軸の角度と横軸の角度とを比較し、角度が大きい方の軸に直交する2辺のうち、水平面に対して高い側に位置する辺を画面上側と判断していることになり、以下においても同様である。
なお、本実施例では、表示パネル11が矩形であるので、表示方向としては90度単位が相応である。しかし、パネルの表示領域が矩形であっても筺体が特殊な形状をしているときには、他の角度を採用して表示方向の切り替えを行うようにしても良い。
以上の処理で言えるのは、縦軸の角度[S30]と横軸の角度[S31]のみから、画面上側となる方向を決定しているということである。このような方法だと、ユーザが情報端末10を水平に近い状態で保持している場合、ユーザが何気なく情報端末10の傾きを僅かに変えただけで、画面上側となる向きが変化して画面表示方向が切り替わってしまう。
本発明では、表示パネル11の表示方向の決定にあたり、縦軸の角度[S30]と横軸の角度[S31]だけでなく、ステップS20に示すように、所定時間当たりの同角度[S30]の変化量[S44]と、所定時間当たりの同角度[S31]の変化量[S46](図示せず)も使用する。なお、所定時間当たりの角度の変化量は、言い換えると回転角速度である。
所定時間当たりの角度の変化量は、現在の時刻[S40]のときの角度[S41]と、現在から所定時間だけ過去の時刻[S42]のときの角度[S43]との差を計算し、その絶対値を所定時間当たりの縦軸の角度[S30]の変化量[S44]とする。また、同様にして横軸の角度[S31]の変化量[S46]とする。現在時刻は刻々と変化していくので、常にこのような差の絶対値を計算することで、所定時間当たりの角度の変化量とする。
このようにすると、角度センサーからの検出結果を利用するときに、複数回の検出結果に基づいて計算するので、ノイズ要素を除去することができる。その演算手法は特に限定されるものではないが、もっとも容易なものとして角度センサーからの複数回の検出結果の平均化処理を経たものを利用することが考えられる。
ユーザが情報端末10を素早く動かしたとき、縦軸の角度[S30]や横軸角度[S31]は実線グラフ[S50]のように急峻に変化する。一方、ユーザが情報端末10をゆっくり動かしたとき、縦軸の角度[S30]や横軸の角度[S31]は破線グラフ[S51]のように緩慢に変化する。
中央処理装置14は、ステップS20において、次の判定を行う。すなわち、
前記縦軸の角度[S30]の変化量[S44]が所定の値[S56]未満、かつ …条件1
前記横軸の角度[S31]の変化量[S46]が所定の値[S56]未満、かつ …条件2
前記縦軸の角度[S30]と前記横軸の角度[S31]が共に所定の値未満 …条件3
であるか判定する。
水平面に対する傾斜角が小さいというのは、ユーザが意図的に概ね水平で使用したいと考えている状態である。そして、このようなときにこそ、意図しない表示方向の切り替えが起きやすかった。このため、ユーザが意図的に概ね水平で使用しているときには、意図しない表示方向の切り替えを起こさないように、ゆっくりの時は切り替えず、素早く動かしたときだけ、切り替えるようにしている。
上述した実施例では、ステップS20にて回転角速度に基づく判断を行った後、ステップS30〜S36にて表示方向を具体的に決定している。しかし、ステップS30〜S36の処理を独立したモジュールで判定するようにしても良い。そして、画面表示処理S37を実行するときに同モジュールによる判定結果を利用する。このようにした場合、同モジュールは、表示方向を決定する決定部に相当する。そして、ステップS20による判定の結果、表示方向の切り替えを行わないときには、前記決定部の決定を採用しない制御を行えばよい。
水平状態に近いか否かの判断として、条件3で、情報端末10の水平面に対する傾斜角が小さいか判断している。しかし、これ以外にも水平面に対する傾斜角を判断することは可能である。
すなわち、縦軸の角度[S30]または横軸の角度[S31]のどちらかの角度が大きい場合、言い換えると縦軸の角度[S30]と横軸の角度[S31]の差の絶対値が大きい場合は、情報端末10の水平面に対する傾斜角が大きい、あるいは情報端末10が立っていると言える。この場合は、上述したように、縦軸の角度[S30]または横軸の角度[S31]の変化量を使用しなくても、ユーザの意図しない向きに情報端末10の画面が誤って表示されることは少ない。
<実施例4>
上述した実施例では、ステップS20で、変化量[S44][S46]としきい値[S56]とを比較する際の同しきい値[S56]は一定のものであった。これは、縦軸と横軸とでしきい値を異ならせる場合であっても、一定のものであることには変わりない。
このため、本実施例では、ユーザの意図をより的確に反映させるべく、実行しているアプリケーションに対応したしきい値を利用する。
アプリケーション名を利用する場合、個別のアプリケーション毎に最適なしきい値を対応させ、この対応関係を不揮発性メモリーの記憶領域に対応テーブルとして記憶させておく。不揮発性メモリーとしてROMでも良いが、書換可能で不揮発性の各種メモリーを利用すればよい。例えば、情報端末10の外付けメモリーなどを利用可能である。
1:実行中のアプリケーション名を取得する。
2:前記不揮発性メモリーの対応テーブルの中から取得したアプリケーション名を探す。
3:同アプリケーション名に対応するしきい値を読み出す。
4:同しきい値をステップS20で比較対照する際のしきい値とする。
このようにすれば、アプリケーション名毎に対応するしきい値を利用できる。
<対応テーブル例1>
電子書籍リーダー1,Th1
ブラウザー1,Th2
ゲーム1,Th3
ここにおいて、Th1>Th2>Th3という関係がある。言い換えると、電子書籍リーダーでは、回転角速度のしきい値として最も大きいものを設定されるから、比較的早めに回転させたとしても表示方向は切り替わらない。これに対してゲーム1の場合は、回転角速度のしきい値として最も小さいものを設定されるから、かなりゆっくり回転させた場合にのみ表示方向を切り替えないように処理される。
以上は、個別のアプリケーションごとに対応するしきい値を利用する例である。
1:実行中のアプリケーションの種類を取得する。
2:前記不揮発性メモリーの対応テーブルの中から取得したアプリケーションの種類を探す。
3:同種類に対応するしきい値を読み出す。
4:同しきい値をステップS20で比較対照する際のしきい値とする。
このようにすれば、アプリケーションの種類毎に対応するしきい値を利用できる。
<対応テーブル例2>
リーダー系,Th1
ブラウザー系,Th2
音楽系,Th3
この場合も、Th1>Th2>Th3という関係としてあり、これはリーダーでは、回転角速度のしきい値として最も大きいものを設定されるから、比較的早めに回転させたとしても表示方向は切り替わらない。これに対して音楽系の場合は、回転角速度のしきい値として最も小さいものを設定されるから、かなりゆっくり回転させた場合にのみ表示方向を切り替えないように処理される。
一方で、アプリケーションのある一部の操作状態の時には表示方向が頻繁に切り替わって欲しくないという状況も考えられる。例えば、アプリケーションの中でも設定画面ではたまたま姿勢の変化で情報端末10が傾いただけであるということも多い。このようなことを考慮して、アプリケーションの実行モジュールとしきい値とを対応させて対応テーブルに記憶しておく。
1:実行中のアプリケーションの実行モジュール名を取得する。
2:前記不揮発性メモリーの対応テーブルの中から取得した実行モジュール名を探す。
3:同実行モジュール名に対応するしきい値を読み出す。
4:同しきい値をステップS20で比較対照する際のしきい値とする。
このようにすれば、実行モジュール名に対応するしきい値を利用できる。
<対応テーブル例3>
設定画面表示モジュール1,Th1
設定画面表示モジュール2,Th2
なお、この場合は見つからなかったときのデフォルト値としてTh3を設定することとする。この場合も、Th1>Th2>Th3という関係としてあり、設定画面表示モジュール1や設定画面表示モジュール2が実行中で、設定画面でのユーザの設定を待機している状態であれば、比較的大きめのしきい値が設定されることになる。この結果、設定画面では、比較的早めに回転させたとしても表示方向は切り替わらない。これに対して、デフォルト値が設定されるその他の画面では、しきい値として小さいものを設定されるから、かなりゆっくり回転させた場合にのみ表示方向を切り替えないように処理される。
以上が、アプリケーションの実行時のモジュールに対応するしきい値を利用する場合である。
上述した実施例では、しきい値は、固定の値であった。これは、アプリケーション毎に変更されるものであっても、変更される値自体が予め設定されていた固定の値であることに変わりない。
しかし、ユーザに応じて、ゆっくりの感覚は相違する。特に、年齢の差でもその感覚は大いに異なる。一般的には高齢の人の方が操作速度は緩慢となりがちである。このことを考慮し、本実施例では、年齢の相違を含めた意味でユーザ毎にしきい値を変更可能としている。
しきい値の変更は、上述した実施例で示したステップS20〜S37の処理を経た後、ステップS40以下で実施している。
ステップS40では、ステップS20での条件1と条件2と同様であるがしきい値は以下に説明する値[S57]である。従って、
前記縦軸の角度[S30]の変化量[S44]が所定の値[S57]未満、かつ …条件4
前記横軸の角度[S31]の変化量[S46]が所定の値[S57]未満、かつ …条件5
である。なお、条件3を合わせて判断しても構わない。条件4と条件5は、ユーザが情報端末10を動かす速さの程度に関するものである。ただし、本実施例では、ステップS20〜S37の処理も含めて、しきい値は上述した実施例と異なり値[S57]である。なお、ステップS40では、変化量[S44][S46]の大きい方の値をαとして記憶しておく。
上述した実施例では、表示変更を変更する条件が成立した時点で、その表示方向に合わせた画面表示処理を行なっている。しかし、本実施例では、表示変更を変更する条件が成立した時点で、すぐにその表示方向に合わせた画面表示処理を行なうのではなく、所定時間だけ待機する。以下、図10のフローチャートを参照しつつ詳細に説明する。
すなわち、情報端末10の傾斜角を表すものとして、縦軸の角度と横軸の角度のいずれか大きい方を設定することになる。
すなわち、前記傾斜角が小さいときに前記残り時間を長く設定し、前記傾斜角が大きいときに前記残り時間を短く設定している。
すなわち、前記残り時間をアナログ的に表示するものであり、円グラフでの表示は、円と当該円内で中心を回転軸心とする回転針で前記残り時間を表示していることになる。むろん、残り時間の表示方法はこれに限られない。
なお、いずれの場合も、最初に設定される残り時間自体に長短があるので、変化の速度は最初に設定される残り時間の長さに依存することはいうまでもない。
ステップS62で画面方向変更通知を更新したあと、ステップS63〜S65では、ユーザの反応に対応するための処理を行う。ユーザは残り時間が表示されたときに、その残り時間が経過したときには画面の表示方向が切り替わることを理解する。このとき、意図的に情報端末10の向きを変えていたのであれば、表示方向が切り替わるのを待てばよい。しかし、意図的に向きを変えたのでない場合も多く、この場合、残り時間はユーザのために傾斜を戻すための待機時間となる。そして、残り時間の間にユーザが情報端末10の傾斜を元に戻したのであれば、表示方向を切り替えることなく、ステップS66にて処理を終了させる。これにより、ユーザは、自分の何気ない持ち方の変化によって表示変更が切り替わってしまう煩わしさから解放されることになる。
言い換えると、ステップS65で、「表示方向が戻ったかを判断」した結果、戻っていないという判断は、「縦表示と横表示の切り替えの条件」が成立しているという判断に相当し、戻っているという判断は、「縦表示と横表示の切り替えの解除の条件」が成立しているという判断に相当する。
そして、ステップS61に戻れば、「センサーの検出結果に基づいて縦表示と横表示とを切り替える条件が成立してから表示切り替えを実行するまでの残り時間を示す表示を行」なうのであり、ステップS66に進めば、表示方向を変更せずに処理を終了するという。表示の切り替えの実行を中止する処理に相当する。
このように、ステップS65で「表示方向が戻ったかを判断する」と判断している処理は、「切り替えの解除の条件」を検出することに他ならない。従って、ステップS65の実施させるソフトウェアおよびハードウェアが一体的となって、縦表示と横表示の切り替えの条件と切り替えの解除の条件とを検出するセンサーを構成しているといえる。また、この判断を利用し、戻っていれば、表示方向を切り替えることなくステップS66にて処理を終了させる処理は、「残り時間の間に表示の切り替えを解除する条件が成立すれば、表示の切り替えの実行を中止する」という表示制御部の処理を実現していることになる。
なお、残り時間中は表示方向が戻っていない場合はステップS61に戻るものの、残り時間を経過した時点でユーザが情報端末10の傾斜を戻していなければ、ステップS67に進み、ステップS52,S53,S55,S56で決定した辺が画面上側となるように表示方向を変更して終了する処理は、表示制御部における、本来の機能としての、表示パネルにおける縦表示と横表示に対応した表示の切り替えを制御する機能に相当している。
・前記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって前記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が前記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
Claims (9)
- 矩形の表示領域を有する表示パネルと、
前記表示パネルにおける縦表示と横表示に対応した表示の切り替えを制御する表示制御部と、
前記縦表示と横表示の切り替えの条件と切り替えの解除の条件とを検出するセンサーとを備え、
前記表示制御部は、前記センサーの検出結果に基づいて縦表示と横表示とを切り替える条件が成立してから表示切り替えを実行するまでの残り時間を示す表示を行い、当該残り時間の間に表示の切り替えを解除する条件が成立すれば、表示の切り替えの実行を中止することを特徴とする電子情報端末。 - 前記センサーは、前記表示領域の回転角度情報と、前記表示領域における平面の水平面に対する傾斜角とを検出する角度センサーであり、
前記表示制御部は、前記角度センサーが検出した前記回転角度に基づいて縦表示と横表示とを切り替える条件を判定するとともに、前記傾斜角に基づいて前記残り時間を設定することを特徴とする請求項1に記載の電子情報端末。 - 前記表示制御部は、前記傾斜角が小さいときに前記残り時間を長く設定し、前記傾斜角が大きいときに前記残り時間を短く設定することを特徴とする請求項2に記載の電子情報端末。
- 前記角度センサーは、
水平面に対する前記表示パネルの縦軸の角度を測定する手段と、
水平面に対する前記表示パネルの横軸の角度を測定する手段と、
前記縦軸の角度のデータと、前記横軸の角度のデータを一時的に記憶する手段とを備え、
前記表示制御部は、
前記縦軸の角度と、前記横軸の角度から、前記表示パネルの画面表示方向を決定する決定部を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電子情報端末。 - 前記傾斜角は、前記縦軸の角度と前記横軸の角度のいずれか大きい方であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の電子情報端末。
- 前記表示制御部は、前記残り時間をアナログ的に表示することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の電子情報端末。
- 前記表示制御部は、円と当該円内で中心を回転軸心とする回転針で前記残り時間を表示することを特徴とする請求項6に記載の電子情報端末。
- 前記表示制御部は、前記残り時間を一定方向に伸張するバーで表示することを特徴とする請求項6に記載の電子情報端末。
- 矩形の表示領域を有する表示パネルと、前記表示パネルにおける縦表示と横表示に対応した表示の切り替えを制御する表示制御部と、前記縦表示と横表示の切り替えの条件と切り替えの解除の条件とを検出するセンサーとを備える電子情報端末の表示方法であって、
前記表示制御部による制御のもとで、前記センサーの検出結果に基づいて縦表示と横表示とを切り替える条件が成立してから表示切り替えを実行するまでの残り時間を示す表示を行い、当該残り時間の間に表示の切り替えを解除する条件が成立すれば、表示の切り替えの実行を中止することを特徴とする電子情報端末の表示方法。
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