JP2014001893A - 空調給湯複合システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
空調給湯複合システムにおいて、給湯サイクルの運転状態に関わらず空調サイクルの排熱を回収し給湯に利用できるようにする。
【解決手段】
空調給湯複合システム100は、第1貯湯槽5及び第2貯湯槽6と、空調サイクル1及び給湯サイクル2と、空調サイクル内を流通する冷媒と第1貯湯槽内の水とが熱交換する第1水−冷媒熱交換器7と、給湯サイクル内を流通する冷媒と第2貯湯槽内の水と熱交換する第2水−冷媒熱交換器22と、空調サイクル内の冷媒と給湯サイクル内の冷媒とが熱交換する冷媒−冷媒熱交換器8とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空調サイクルと給湯サイクルとを備える空調給湯複合システムに関する。
従来の空調給湯複合システムの例が、特許文献1に記載されている。この公報に記載の空調給湯複合システムでは、空調と給湯を同時に安定的に提供するために、空調用冷凍サイクルと給湯用冷凍サイクルを備えている。そして、空調用冷凍サイクルは、熱源機と、室内機と、冷媒−冷媒熱交換器および給湯熱源用手段を有する給湯熱源用回路と、室内機と給湯熱源用回路へ流通する冷媒を分配する分岐ユニットを備えている。さらに、室内機と給湯熱源用回路を並列に接続し、分岐ユニットを介して熱源機と少なくとも2本の接続配管で接続している。
一方、給湯用冷凍サイクルでは、給湯用圧縮機と、熱媒体−冷媒熱交換器と、給湯用絞り手段及び冷媒−冷媒熱交換器とを直列に接続している。空調用冷凍サイクルと給湯用冷凍サイクルとは、冷媒−冷媒熱交換器で、空調用冷媒と給湯用冷媒との間で熱交換している。
特開2010−236817号公報
上記特許文献1に記載の空調給湯複合システムは、空調用冷凍サイクルと給湯用冷凍サイクルを冷媒−冷媒熱交換器で接続することにより、従来大気に放出していた空調用冷凍サイクルの排熱を給湯用冷凍サイクルに取り込んで利用している。しかしながら、この特許文献1に記載の空調給湯複合システムでは、空調用冷凍サイクルと給湯用冷凍サイクルを同時に運転している場合にしか排熱を利用できない。そのため例えば、給湯需要が少ない場合には、給湯用冷凍サイクルが停止してしまい排熱を利用できない。
また、空調用冷凍サイクルと給湯用冷凍サイクルを同時に運転している場合においても、空調用冷凍サイクルの排熱量が給湯用冷凍サイクルの吸熱量に対して極端に小さい場合には、空調用冷凍サイクルの排熱が不十分となり、サイクル効率が低下する。その逆に、給湯用冷凍サイクルの吸熱量が空調用冷凍サイクルの排熱量に対して極端に小さい場合には、給湯用冷凍サイクルの吸熱が不十分となり、この場合もサイクル効率が低下する。
本発明は、上記従来の技術の不具合に鑑みなされたものであり、その目的は、空調給湯複合システムにおいて、給湯サイクルの運転状態に関わらず空調サイクルの排熱を回収し給湯に利用できるようにし、更に、空調サイクルと給湯サイクルの間で熱交換する場合に、空調サイクルと給湯サイクルの状態に関わらずサイクル効率の低下を防止することにある。
上記目的を達成する本発明の特徴は、空調給湯複合システムが、空調サイクルと、給湯サイクルと、空調サイクル内を流通する冷媒と熱交換する第1水−冷媒熱交換器と、第1冷媒熱交換器で熱交換して温度上昇した水を貯湯する第1貯湯槽と、給湯サイクル内を流通する冷媒と熱交換する第2水−冷媒熱交換器と、第2水−冷媒熱交換器で熱交換して温度上昇した水を貯湯する第2貯湯槽と、空調サイクル内の冷媒と給湯サイクル内の冷媒とが熱交換する冷媒−冷媒熱交換器とを備えたことにある。
本発明によれば、空調サイクルと給湯サイクル間で熱交換可能な空調給湯複合システムにおいて、空調サイクルに排熱回収用水−冷媒熱交換器を付設するとともに、空調サイクルと給湯サイクルに別個に貯湯槽を配設し、これら個別の貯湯槽の上部同士および空調用貯湯槽の上部と給湯用貯湯槽の底部とを選択的に連通したので、給湯サイクルの運転状態に関わらず、空調サイクルの排熱を回収し給湯に利用できる。更に、空調サイクルと給湯サイクル間の熱交換時おいて、空調サイクルと給湯サイクルの状態に関わらず、サイクル効率の低下を防止できる。
本発明に係る空調給湯複合システムの一実施例のシステム図である。 図1に示した空調給湯複合システムにおける冷房運転モ−ドの冷媒と水の流れを説明する図である。 図1に示した空調給湯複合システムにおける冷房運転モ−ドの冷媒と水の流れを説明する図である。 図1に示した空調給湯複合システムにおける暖房運転モ−ドの冷媒と水の流れを説明する図である。 図1に示した空調給湯複合システムにおける暖房運転モ−ドの冷媒と水の流れを説明する図である。 図1に示した空調給湯複合システムにおける貯湯運転モ−ドの冷媒と水の流れを説明する図である。 図1に示した空調給湯複合システムにおける貯湯運転モ−ドの冷媒と水の流れを説明する図である。 図1に示した空調給湯複合システムにおける貯湯運転モ−ドの冷媒と水の流れを説明する図である。 図1に示した空調給湯複合システムにおける貯湯運転モ−ドの冷媒と水の流れを説明する図である。 図1に示した空調給湯複合システムにおける貯湯運転モ−ドの冷媒と水の流れを説明する図である。 図1に示した空調給湯複合システムにおける貯湯運転モ−ドの冷媒と水の流れを説明する図である。 図1に示した空調給湯複合システムにおける貯湯運転モ−ドの冷媒と水の流れを説明する図である。 図1に示した空調給湯複合システムにおける給湯運転モ−ドの水の流れを説明する図である。 図1に示した空調給湯複合システムにおける給湯運転モ−ドの水の流れを説明する図である。 図1に示した空調給湯複合システムにおける給湯運転モ−ドの水の流れを説明する図である。
以下、本発明に係る空調給湯複合システム100の一実施例を、図面を用いて説明する。なお、以下の説明において、特に弁の開閉を図面に明記する場合には、黒塗りを開としている。三方弁等で一部黒塗りがある場合には白い部分は閉を示し、特に明細書中の記載がない場合の白い部分は、開閉いずれの場合もありうる。
初めに、図1ないし図5を用いて、本システムの概要と冷暖房運転について、説明する。なお、本実施例に示す空調給湯複合システム100は、ヒートポンプ式の空調サイクル1とヒートポンプ式の給湯サイクル2とを組み合わせたシステムで、給湯サイクル2の運転状態に関わらず空調サイクル1の排熱を回収して、給湯に利用できるシステムである。
(システムの概要)
図1は、空調給湯複合システム100のシステム図である。空調給湯複合システム100は、それぞれ独立に運転可能な空調サイクル1および給湯サイクル2と、空調排熱回収用水循環経路3と、給湯用水循環経路4と、第1、第2貯湯槽5、6と、第1水−冷媒熱交換器7と、冷媒−冷媒熱交換器8とを、主たる構成機器としている。第1貯湯槽5と第2貯湯槽6は、2つの水経路9、10により接続されている。
空調サイクル1は、R410A冷媒が循環するヒートポンプサイクルであり、圧縮機11および四方弁12、三方弁13、14、膨張弁15、16、室内熱交換器17、室外熱交換器18を備えている。四方弁12を切替えれば、冷房運転と暖房運転とが切替わる。冷房運転時には、圧縮機11の吐出側に設けた四方弁12を三方弁13への接続側に切替える。一方、暖房運転時には、四方弁12を三方弁14への接続側に切替える。
四方弁12に配管接続された三方弁13には、第1水−冷媒熱交換器7に接続する経路と室外熱交換器18に接続する経路が接続されている。第1水−冷媒熱交換器7の一端側には三方弁17が、他端側には冷媒−冷媒熱交換器8が配管接続され、冷媒−冷媒熱交換器8の他端側には膨張弁16が配管接続されている。室外熱交換器18の一端側は三方弁13に、他端側は膨張弁15に配管接続されている。2つの膨張弁15、16の他端側はまとめられ、室内熱交換器17に配管接続される。室内熱交換器17は、四方弁12に配管接続された三方弁14に配管接続されている。三方弁14の残りのポ−トは、第1水−冷媒熱交換器7に配管接続されている。
なお、本実施例では空調サイクル1内を循環する冷媒として非共沸冷媒であるR410Aを用いた場合について説明するが、冷媒はR410Aに限らず、R407C、R404A、R507A、R134a等、空調サイクル1に利用できるものであればよい。また、空調サイクル1の構成は図1に示したものに限らず、ヒートポンプサイクルを用いた空調機能を有するものであって、第1水−冷媒熱交換器7に排熱を放出し、冷媒−冷媒熱交換器8を介して給湯サイクルと熱交換できるものであればよい。
給湯サイクル2は、CO冷媒が循環するヒートポンプサイクルであり、圧縮機19および膨張弁20、室外熱交換器21を主構成機器として備えている。圧縮機19の吐出側は第2水−冷媒熱交換器22に配管接続されており、膨張弁20、三方弁23の順に配管接続されている。膨張弁20に配管接続された三方弁23には、室外熱交換器21に接続する経路と冷媒−冷媒熱交換器8に接続する経路が接続されている。室外熱交換器21と冷媒−冷媒熱交換器8の他端側はまとめられ、圧縮機19の吸込側に配管接続されている。
なお、給湯サイクル2を循環する冷媒はCOに限らず、R410A、R407C、R404A、R507A、R134a等の給湯サイクルに利用できるものであればよい。ただし、高温を発生するためにはCO冷媒が好ましい。また給湯サイクル2の構成は、図1に示したものに限らず、第2水−冷媒熱交換器8に流入した水を加熱し、冷媒−冷媒熱交換器8を介して空調サイクル1と熱交換できるものであればよい。
空調排熱回収用水循環経路3は、水循環ポンプ24を備えている。空調排熱回収用水循環経路3では、水循環ポンプ24の吐出側および第1水−冷媒熱交換器7、第1貯湯槽5の上部、三方弁25が順に配管接続されている。水循環ポンプ24の吸込み側と第1貯湯槽5の底部とが、配管接続されている。
給湯用水循環経路4は、水循環ポンプ26を備えており、水循環ポンプ26の吐出側および第2水−冷媒熱交換器22、第2貯湯槽6の上部、三方弁25が順に配管接続されている。水循環ポンプ26の吸込側には、第2貯湯槽6の底部と三方弁27とを配管接続する第2の水経路9が接続されている。水経路9では、第1貯湯槽5の上部と三方弁27とが配管接続される。
第1貯湯槽5の上部と第2貯湯槽6の上部は、三方弁25に配管接続されており、三方弁25の残る一方のポートは下流側に配置した三方弁28に配管接続されている。三方弁28は、三方弁25に配管接続される他に、給水口と給湯口に配管接続されている。給水口および給湯口には、図示しないが、開閉弁が取り付けられている。
本実施例に示した空調給湯複合システム100では、空調サイクル1と給湯サイクル2を制御するため、および水と冷媒の循環・流通を制御するために、各部に温度センサが取り付けられている。また、室外熱交換器18には、室外熱交換器18の周辺の外気温を計測する温度センサ30が設けられている。第1貯湯槽5の底部と上部には、温度センサ29、31がそれぞれ取り付けられており、第1貯湯槽5の底部と上部の水温を計測する。第2貯湯槽6の底部と上部には、温度センサ33、32がそれぞれ取り付けられており、第2貯湯槽6の底部と上部の水温を計測する。
なお図1に示した例では、第1貯湯槽5と第2貯湯槽6を独立した別々の容器として示しているが、一つの容器の中に仕切りを設け、一方を第1貯湯槽5、他方を第2貯湯槽6としてもよい。
このように構成した空調給湯複合システム100における、各運転モードでの動作を、以下に運転モードごとに説明する。
(冷房運転モ−ド)
図1に示した空調給湯複合システム100を、冷房運転した時の冷媒と水の流れを図2、図3に示す。圧縮機11が起動され、図2、図3中の矢印で示した方向に冷媒が流れるように、三方弁13、14および四方弁12が設定される。
図2は、パターンAの場合の水及び冷媒流れを示す図である。パターンAは、第1貯湯槽5の底部に設けた温度センサ29が計測した水温T29が予め定めた温度T以下のときに、圧縮機11で圧縮された冷媒を第1水−冷媒熱交換器7に分配するパターンである。
図3は、パターンBの場合の水及び冷媒流れを示す図である。パターンBは、温度センサ29が計測した水温T29が予め定めた温度T以上の場合に、圧縮機11で圧縮された冷媒を室外熱交換器18に導くパターンである。
ここで予め定めた温度Tとしては、例えば、第1水−冷媒熱交換器7に冷媒を分配したパターンAに示す状態の空調サイクル1の効率と、室外熱交換器18に冷媒を導いたパターンBに示す状態の空調サイクル1の効率が一致する温度を用いる。温度Tを算出するには、例えば、各水温T29におけるパターンAに示す空調サイクル1のサイクル効率COP1と、外気温T30ごとにパターンBに示す空調サイクル1のサイクル効率COP2を、それぞれシミュレ−ション等で予め求めてテ−ブル化しておく。そして、外気温T30とサイクル効率COP2のテ−ブルから、室外熱交換器18の近傍に設けた温度センサ30が検出した温度T30に基づいてパターンBに示した空調サイクル1のサイクル効率COP2を算出する。算出されたサイクル効率COP2と一致するサイクル効率COP1になるパターンAに示した空調サイクル1の水温T31を求め、これをTとする。
パターンAに示した空調サイクル1では、三方弁13から分配された高温高圧の冷媒は第1水−冷媒熱交換器7に流入し、この第1水−冷媒熱交換器7内を流通する水に熱を放出して凝縮する。凝縮した冷媒は、冷媒−冷媒熱交換器8を通過し膨張弁16により断熱膨張され低温低圧となって室内熱交換器17に流入する。そして、空調空間内の熱を吸収して蒸発する。蒸発した冷媒は、四方弁12を経て圧縮機11の吸込側に流入する。
パターンBに示す空調サイクル1では、三方弁13を経た高温高圧の冷媒は室外熱交換器18に流入し、外気に熱を放出して凝縮する。凝縮した冷媒は膨張弁15で断熱膨張し低温低圧となって室内熱交換器17に流入し、空調空間内の熱を吸収して蒸発する。蒸発した冷媒は、四方弁12を経て圧縮機11の吸込側に流入する。
三方弁13から第1水−冷媒熱交換器7に冷媒が分配されている場合には、水循環ポンプ24を起動する。第1貯湯槽5の底部の水が水循環ポンプ24に吸い込まれ、第1水−冷媒熱交換器7に流入して空調サイクル1から放出された熱を吸収する。空調サイクル1の熱を吸収した水は、第1貯湯槽5の上部に還流し貯留される。
(暖房運転モ−ド)
暖房運転モ−ドにおける冷媒と水の流れを、図4、図5に示す。圧縮機11が起動され、三方弁13、14、四方弁12は図に示す矢印の方向に冷媒が流れるように設定される。
図4は、パターンAの場合の水及び冷媒流れを示す図である。ここで、パターンAは、室内空調制御において、室内熱交換器17から室内へ熱を供給するように節制されたときに、圧縮機11で圧縮された冷媒を室内熱交換器17及び第1水−冷媒熱交換器7に分配するパターンである。
図5は、パターンBの場合の水及び冷媒流れを示す図である。パターンBは、室内への熱供給を停止するように設定された場合に、圧縮機11で圧縮された冷媒を第1水−冷媒熱交換器7に導くパターンである。
パターンAに示した空調サイクル1では、圧縮機11から吐出された高温高圧の冷媒は、四方弁12を経て三方弁14に流入する。三方弁14は、室内熱交換器17と第1水−冷媒熱交換器7に冷媒を分配する。三方弁14における冷媒の分配比率は、例えば、圧縮機11の回転数に応じて決定する。
ここで三方弁14における冷媒の分配比率の決定例を、以下に説明する。一般に圧縮機の効率は回転数に依存し、効率が最適な回転数が存在する。そこで、圧縮機の効率を極力低下させないように、三方弁14における冷媒の分配比率を決定する。具体的には、暖房負荷が小さく、圧縮機11の回転数が最適回転数より低く設定される場合、三方弁14から第1水−冷媒熱交換器7への冷媒分配量を増やして、圧縮機11の回転数を最適回転数に設定する。一方、暖房負荷が大きく圧縮機11の回転数が最適回転数より高く設定される場合は、三方弁14から第1水−冷媒熱交換器7への冷媒分配量をゼロにする。
三方弁14から室内熱交換器17に分配された高温高圧の冷媒は、空調空間内に熱を放出して凝縮する。凝縮した冷媒は、膨張弁15で断熱膨張し低温低圧となって室外熱交換器18に流入し、室外の熱を吸収して蒸発する。蒸発した冷媒は、三方弁13、次いで四方弁12を経て圧縮機11の吸込側に流入する。
三方弁14から第1水−冷媒熱交換器7に分配された高温高圧の冷媒は、第1水−冷媒熱交換器7内を流通する水に熱を放出して凝縮する。凝縮した冷媒は、冷媒−冷媒熱交換器8、膨張弁16を通過して、室内熱交換器17から流出した冷媒と合流する。ここで、膨張弁16は全開に設定されている。
パターンBに示す空調サイクル1では、三方弁14を経た高温高圧の冷媒は、第1水−冷媒熱交換器7内を流通する水に熱を放出して凝縮する。凝縮した冷媒は、冷媒−冷媒熱交換器8、膨張弁16を通過して膨張弁15に流入する。ここで、膨張弁16は全開に設定されている。凝縮した冷媒は、膨張弁15で断熱膨張し低温低圧となって室外熱交換器18に流入し、室外の熱を吸収して蒸発する。蒸発した冷媒は、三方弁13、次いで四方弁12を経て圧縮機11の吸込側に流入する。
ここで、パターンA、パターンBそれぞれの場合において、三方弁14から第1水−冷媒熱交換器7に冷媒が分配されているときは、水循環ポンプ24を起動する。第1貯湯槽5の底部の水は水循環ポンプ24に吸い込まれ、第1水−冷媒熱交換器7に流入して空調サイクル1から放出された熱を吸収する。空調サイクル1から熱を吸収した水は、第1貯湯槽5の上部に還流し貯留される。
(貯湯運転モード)
貯湯運転モードにおける冷媒と水の流れを、図6〜図12に示す。圧縮機19と水循環ポンプ26が起動され、三方弁23は図に示す矢印の方向に冷媒が流れるように設定される。
ここで、空調サイクル1が停止しているときには、膨張弁20で膨張された冷媒を全て室外熱交換器21に導くパターンAとする。空調サイクル1が起動し冷房運転している場合は、膨張弁20で膨張された冷媒を冷媒−冷媒熱交換器8に分配し冷房排熱を吸熱するパターンBとする。空調サイクル1が起動し暖房運転している場合は、膨張弁20で膨張された冷媒を冷媒−冷媒熱交換器8に分配し空調サイクル1で生成された熱を吸熱するパターンCとする。パターンB、Cは、本発明の特徴的な運転パターンである。
図6は、パターンAの場合の水及び冷媒流れを示す図である。このパターンAに示した給湯サイクル2では、圧縮機19から吐出された高温高圧の冷媒は第2水−冷媒熱交換器22に流入し、第2水−冷媒熱交換器22を流通する水に熱を放出して凝縮する。凝縮した冷媒は、膨張弁20で断熱膨張し低温低圧となって三方弁23に流入する。三方弁23に流入した冷媒は室外熱交換器21に導かれ、室外の熱を吸収して蒸発する。蒸発した冷媒は、圧縮機19の吸込側に還流する。
一方、第2貯湯槽6の底部の水が水循環ポンプ26に吸い込まれ、第2水−冷媒熱交換器8に流入して給湯サイクル2から放出された熱を吸収する。給湯サイクル2の熱を吸収した水は、第2貯湯槽6の上部に還流し貯留される。
パターンBにおいては、給湯サイクル2の吸熱量と冷房排熱量に基づいて、更に3つのパターンに分けられる。
図7は、パターンB1の場合の水及び冷媒流れを示す図である。パターンB1は、給湯サイクル2の吸熱量と冷房排熱量が同程度である場合、給湯サイクル2、空調サイクル1共に冷媒−冷媒熱交換器8のみで吸排熱するパターンである。
図8は、パターンB2の場合の水及び冷媒流れを示す図である。パターンB2は、給湯サイクル2の吸熱量が冷房排熱量より少なく、冷房排熱が不十分になって空調サイクル1の効率が悪化したら、パターンB1の設定に加えて水循環ポンプ24を起動し、第1水−冷媒熱交換器7から冷房排熱を補助的に吸熱するパターンである。
図9は、パターンB3の場合の水及び冷媒流れを示す図である。パターンB3は、給湯サイクルの吸熱量が冷房排熱量より多く、給湯サイクル2の吸熱が不十分になって給湯サイクル2の効率が悪化したら、パターンB1の設定に加えて三方弁23を室外熱交換器21にも冷媒を分配できるようにして、室外熱交換器21から外気の熱を補助的に吸熱するパターンである。
パターンB1に示した給湯サイクル2では、圧縮機19から吐出された高温高圧の冷媒は第2水−冷媒熱交換器22に流入し、第2水−冷媒熱交換器22を流通する水に熱を放出して凝縮する。凝縮した冷媒は、膨張弁20で断熱膨張し、低温低圧となって三方弁23に流入する。三方弁23に流入した冷媒は、冷媒−冷媒熱交換器8に導かれ、空調サイクル1から排出された熱を吸収して蒸発する。蒸発した冷媒は、圧縮機19の吸込側に還流する。
一方、空調サイクル1では、三方弁13、14と四方弁12の設定、及び冷媒の流れる経路は、図2に示す冷房運転パターンAと同じである。圧縮機11から吐出された高温高圧の冷媒は、第1水−冷媒熱交換器7を通過し、冷媒−冷媒熱交換器8に流入する。冷媒−冷媒熱交換器8に流入した冷媒は、冷媒−冷媒熱交換器8内を流通する給湯サイクル2の冷媒に熱を放出して凝縮する。凝縮した冷媒は、膨張弁16により断熱膨張され低温低圧となって室内熱交換器17に流入する。そして、空調空間内の熱を吸収して蒸発する。蒸発した冷媒は、四方弁12を経て圧縮機11の吸込側に流入する。
パターンB2では、空調サイクル1と給湯サイクル2中の各弁の設定、及び冷媒の流れはパターンB1と同じである。ただし、水循環ポンプ24を起動することが、パターンB1と相違する。第1貯湯槽5の底部の水が水循環ポンプ24に吸い込まれ、第1水−冷媒熱交換器7に流入して空調サイクル1から熱を吸収し、第1貯湯槽5の上部に還流し貯留される。空調サイクル1では、冷媒−冷媒熱交換器8と第1水−冷媒熱交換器7において熱を放出する。
パターンB3では、空調サイクル1中の各弁の設定、及び冷媒の流れはパターンB1と同じである。パターンB1と異なるのは、膨張弁20で断熱膨張された低温低圧の冷媒が、給湯サイクル2中の三方弁23から、冷媒−冷媒熱交換器8に加えて室外熱交換器21にも分配されることである。室外熱交換器21に分配された冷媒は、室外の熱を吸収して蒸発し、冷媒−冷媒熱交換器8を出た冷媒と合流して圧縮機19の吸込側に還流する。
パターンCは、給湯サイクル2の吸熱量と、空調サイクル1の三方弁14から第1水−冷媒熱交換器7の経路へ分配された冷媒の放熱量(以下、暖房放熱量と呼ぶ)とに基づいて、更に3つのパターンに分けられる。
図10は、パターンC1の場合の水及び冷媒流れを示す図である。パターンC1は、給湯サイクル2の吸熱量と暖房放熱量が同程度のときに、給湯サイクル2および空調サイクル1の双方において、冷媒−冷媒熱交換器8のみで吸放熱するパターンである。
図11は、パターンC2の場合の水及び冷媒流れを示す図である。パターンC2は、給湯サイクル2の吸熱量が暖房放熱量より少なく、暖房放熱が不十分になって空調サイクル1の効率が悪化するときに、パターンC1の設定に加えて水循環ポンプ24を起動し、第1水−冷媒熱交換器7から暖房放熱を補助的に吸熱するパターンである。
図12は、パターンC3の場合の水及び冷媒流れを示す図である。パターンC3は、給湯サイクル2の吸熱量が暖房放熱量より多く、給湯サイクル2の吸熱が不十分になって給湯サイクル1の効率が悪化するときに、パターンC1の設定に加えて三方弁23を切換えるパターンである。三方弁23を、室外熱交換器21にも冷媒を分配できるように切換え、室外熱交換器21から外気の熱を補助的に吸熱する。
パターンC1では、給湯サイクル2中の各弁の設定、及び冷媒の流れはパターンB1と同じである。一方、空調サイクル1中の三方弁13、14と四方弁12の設定、及び冷媒の流れる経路を、図4に示す暖房運転パターンAと同じにする。圧縮機11から吐出された高温高圧の冷媒は、第1水−冷媒熱交換器7を通過し、冷媒−冷媒熱交換器8に流入する。冷媒−冷媒熱交換器8に流入した冷媒は、冷媒−冷媒熱交換器8内を流通する給湯サイクル2の冷媒に熱を放出して凝縮する。凝縮した冷媒は、全開状態に設定された膨張弁16を通過して室内熱交換器17を出た冷媒と合流し、膨張弁15により断熱膨張され低温低圧となって圧縮機11の吸込側に流入する。
パターンC2では、空調サイクル1と給湯サイクル2中の各弁の設定、及び冷媒の流れはパターンC1と同じである。パターンC1と異なるのは、水循環ポンプ24を起動することである。第1貯湯槽5の底部の水が水循環ポンプ24に吸い込まれ、第1水−冷媒熱交換器7に流入して空調サイクル1から熱を吸収し、第1貯湯槽5の上部に還流し貯留される。空調サイクル1では、冷媒−冷媒熱交換器8と第1水−冷媒熱交換器7が熱を放出する。
パターンC3では、空調サイクル1中の各弁の設定、及び冷媒の流れはパターンC1と同じである。パターンC1と異なるのは、膨張弁20で断熱膨張された低温低圧の冷媒が、給湯サイクル2中の三方弁23から、冷媒−冷媒熱交換器8に加えて室外熱交換器21にも分配されることである。室外熱交換器21に分配された冷媒は、室外の熱を吸収して蒸発し、冷媒−冷媒熱交換器8を出た冷媒と合流して圧縮機19の吸込側に還流する。
(給湯運転モ−ド)
給湯運転モ−ドにおける水の流れを、図13〜図15に示す。水の流れは、温度センサ31が計測した第1貯湯槽5の上部温度T31、温度センサ32が計測した第2貯湯槽6の上部温度T32、温度センサ33が計測した第2貯湯槽6の下部温度T33、温度センサ34が計測した給水温度T34に基づいて、大きく3つのパターンに分けられる。
図13は、パターンDの場合の水の流れを示す図である。第1貯湯槽5の上部温度T31が給湯需要の要求温度Treqより高く、かつ、第2貯湯槽6の上部温度T32が給湯需要の要求温度Treqより高い場合である。三方弁25は、第2貯湯槽6の上部に接続されたポ−トを閉じる。第1貯湯槽5の底部の給水口から給水し、給水された水と同量の水が、第1貯湯槽5の上部から水経路10、三方弁25を介して三方弁28へ流入する。三方弁28は、第1貯湯槽5から流出した水と、給水口から給水された水を混合し、要求温度Treqと一致するように混合比率を調整する。混合された水は給湯口へ流出する。
図14は、パターンEの場合の水の流れを示す図である。第1貯湯槽5の上部温度T31と第2貯湯槽6の上部温度T32の何れか一方が給湯需要の要求温度Treqより高く、他方が給湯需要の要求温度Treqより低く、且つ、第1貯湯槽5の上部温度T31が第2貯湯槽6の下部温度T33より低い場合である。三方弁28は、給水口に接続されたポートを閉じる。三方弁27は、第1貯湯槽5の上部に接続されたポートと第2貯湯槽6の底部に接続されたポートを接続する。第1貯湯槽5の底部の給水口から給水し、給水された水と同量の水が第1貯湯槽5の上部から水経路9および水経路10へ流出する。
水経路9へ流出した水は、三方弁27を経て第2貯湯槽6の底部に流入する。流入した水と同量の水が第2貯湯槽6の上部から流出し、三方弁25へ流入する。一方、水経路10へ流出した水は、三方弁25へ流入する。三方弁25は、第1貯湯槽5から流出した水と、第2貯湯槽6から流出した水を混合し、要求温度Treqと一致するように混合比率を調整する。混合された水は,三方弁28を経て給湯口へ流出する。
図15は、パターンFの場合の水の流れを示す図である。パターンFは、第1貯湯槽5の上部温度T31と第2貯湯槽6の上部温度T32の何れか一方が給湯需要の要求温度Treqより高く、他方が給湯需要の要求温度Treqより低く、且つ、第1貯湯槽5の上部温度T31が第2貯湯槽6の下部温度T33より高い場合である。三方弁28は、給水口に接続されたポ−トを閉じる。第1貯湯槽5の底部の給水口から給水し、給水された水と同量の水が第1貯湯槽5の上部から水経路10へ流出する。一方、第2貯湯槽6底部の給水口からも給水し、給水された水と同量の水が第2貯湯槽6の上部から三方弁25へ流出する。
水経路9へ流出した水と第2貯湯槽6の上部から流出した水は、三方弁25で混合され、要求温度Treqと一致するように混合比率を調整される。混合された水は,三方弁28を経て給湯口へ流出する。
以上説明した本実施例によれば、給湯サイクル2の運転状態に関わらず、空調サイクル1の排熱を第1貯湯槽5に蓄熱し、給湯に利用することができる。更に、空調サイクル1と給湯サイクル2との間での熱交換時において、空調サイクル1と給湯サイクル2の状態に関わらずサイクル効率を維持することができる。
なお本実施例では、第1貯湯槽5および第2貯湯槽6内には、水または湯が充満されているように運転される。したがって、第1、第2貯湯槽5、6の上部および底部に取り付けた各温度センサは、貯湯槽各部の水または湯の温度を正確に検出できる。また、上記図13〜図15に示した給湯運転モ−ドでは、三方弁28により給湯温度を制御しているが、制御装置を別個に設けて三方弁の開度や給水量を制御するようにしてもよいことは言うまでもない。
さらに、上記実施例では第1、第2貯湯槽5、6の2個の貯湯槽を備えている。この理由は、第1貯湯槽5は主として空調サイクル1で発生する排熱を回収するためであり、第2貯湯槽6は主として給湯サイクル2で発生する排熱を回収するためである。
空調サイクル1は、給湯サイクル2に比べて季節により回収できる排熱量が変動するとともに、排熱回収用の水−冷媒熱交換器に流入する冷媒の温度レベルが通常低い。そのため第1貯湯槽5には、第2貯湯槽6よりも比較的低温の湯が貯湯される。これは、空調サイクル1が非共沸冷媒を使用し、給湯サイクル2がCO冷媒を使用することが主因である。ただし、空調サイクル1では給湯サイクル2よりも湯量を豊富に確保できるので、第1貯湯槽5を第2貯湯槽6よりも大容量にするのが好ましい。
なお、家庭用の空調給湯システム等に使用する場合には、設置面積の要求から第1貯湯槽5の容量を大きくできない場合が多い。そこで、第1貯湯槽5の湯を第2貯湯槽6の湯よりも優先的に使用して、排熱回収効率を向上させる。すなわち、上記各運転パターンでは、できるだけ第1貯湯槽5の湯を使用して、給湯サイクル6の運転を低減している。
本発明によれば、貯湯サイクルが備える室外熱交換器の他に、空調サイクルと貯湯サイクルが熱交換する冷媒-冷媒熱交換器を備えている。したがって、室外熱交換器の周囲空気温度よりも空調サイクルの冷媒−冷媒熱交換の冷媒温度の方が高い場合に、空調サイクルを流通する冷媒から給湯サイクルの冷媒がより高温で吸熱でき、給湯サイクルのCOPを向上させることが可能になる。つまり、空調サイクルで生じた熱を効果的に給湯サイクルに移すことができる。さらに、冷媒−冷媒間の熱交換なので、外気温が低くても除霜運転が不要である。
また、空調サイクル及び貯湯サイクルともヒートポンプサイクルであるから、COPを大きくすることが可能である。さらに、三方弁で吸水と混合する系統を備えているので、需要元の要求温度にきめ細かく対応できる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態や実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
1…空調サイクル、2…給湯サイクル、3…空調排熱回収用水循環経路、4…給湯用水循環経路、5…第1貯湯槽、6…第2貯湯槽、7…第1水−冷媒熱交換器、8…冷媒−冷媒熱交換器、11…圧縮機、18…(第1)室外熱交換器、19…圧縮機、21…(第2)室外熱交換器、22…第2水−冷媒熱交換器、25…三方弁、27、28…三方弁、29〜34…温度センサ、100…空調給湯複合システム。

Claims (7)

  1. 空調サイクルと、給湯サイクルと、前記空調サイクル内を流通する冷媒と熱交換する第1水−冷媒熱交換器と、この第1冷媒熱交換器で熱交換して温度上昇した水を貯湯する第1貯湯槽と、前記給湯サイクル内を流通する冷媒と熱交換する第2水−冷媒熱交換器と、この第2水−冷媒熱交換器で熱交換して温度上昇した水を貯湯する第2貯湯槽と、前記空調サイクル内の冷媒と前記給湯サイクル内の冷媒とが熱交換する冷媒−冷媒熱交換器とを備えたことを特徴とする空調給湯複合システム。
  2. 前記空調サイクルは第1の圧縮機および第1の室外熱交換器、四方弁を有するヒートポンプサイクルであり、前記給湯サイクルは、第2の圧縮機および第2の室外熱交換器を有するヒートポンプサイクルであり、前記冷媒−冷媒熱交換器は、前記空調サイクルで発生する排熱を前記給湯サイクルで吸熱し、前記第1水−冷媒熱交換器は、前記空調サイクルで発生する排熱を回収することを特徴とする請求項1に記載の空調給湯複合システム。
  3. 前記第1貯湯槽の上部と前記第2貯湯槽の上部を、第1の三方弁を介して選択的に連通する第1の接続路を設け、前記冷媒−冷媒熱交換器と前記第1水−冷媒熱交換器を配管接続し、前記冷媒−冷媒熱交換器と前記第2室外熱交換器とを配管接続し、前記第1貯湯槽の水と前記第2貯湯槽の水を混合可能にしたことを特徴とする請求項2に記載の空調給湯複合システム。
  4. 前記第1貯湯槽の上部と前記第2の貯湯槽の下部を、第2の三方弁を介して選択的に連通する第2の接続路を設けたことを特徴とする請求項3に記載の空調給湯複合システム。
  5. 前記第1貯湯槽の底部に給水口を配管接続し、前記第1の接続路に介在させた前記第1の三方弁の給湯口側のポートに前記給水口に配管接続可能な第3の三方弁を設け、前記第1貯湯槽の上部に第1の温度センサを、前記第2貯湯槽の上部に第2の温度センサをそれぞれ設け、前記第1および第2の温度センサが検出した温度の双方が予め定めた給湯温度より高いときには、前記第1貯湯槽に貯湯した湯だけを前記第3の三方弁を介して給湯口から給湯し、前記第3の三方弁は予め定めた給湯温度になるよう給水口からこの第3の三方弁に供給される水を混合することを特徴とする請求項4に記載の空調給湯複合システム。
  6. 前記第1貯湯槽の底部に給水口を配管接続し、前記第1貯湯槽の上部に第1の温度センサを、前記第2貯湯槽の上部に第2の温度センサを、前記第2貯湯槽の下部に第3の温度センサをそれぞれ設け、前記第1および第2の温度センサが検出した温度のいずれかが予め定めた給湯温度より高く他方の温度が予め定めた給湯温度より低く、且つ、前記第1の温度センサが検出した温度が前記第3の温度センサが検出した温度より低いときは、前記第1の三方弁を切換えて前記第貯湯槽の上部と前記第2貯湯槽の上部とを連通するとともに前記第2の三方弁を切換えて前記第1貯湯槽の上部と前記第2貯湯槽の下部とを連通し、前記第1貯湯槽および第2貯湯槽の双方の水を前記第1の三方弁で混合して予め定めた給湯温度にすることを特徴とする請求項4に記載の空調給湯複合システム。
  7. 前記第1貯湯槽の底部に給水口を配管接続し、前記第2貯湯槽の底部に給水口を配管接続し、前記第1貯湯槽の上部に第1の温度センサを、前記第2貯湯槽の上部に第2の温度センサを、前記第2貯湯槽の下部に第3の温度センサをそれぞれ設け、前記第1および第2の温度センサが検出した温度の一方が予め定めた給湯温度より高く他方が予め定めた給湯温度より低く、且つ、前記第1の温度センサが検出した温度が前記第3の温度センサが検出した温度より高いときは、第1の三方弁を切換えて前記第1貯湯槽の上部と前記第2貯湯槽の上部とを連通し、前記第1貯湯槽および第2貯湯槽の双方の水を前記第1の三方弁で混合して予め定めた給湯温度にすることを特徴とする請求項4に記載の空調給湯複合システム。
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