JP2014001696A - 内燃機関の点火状態判定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内燃機関の点火装置1は、二次コイル28に流れる電流を検出する2次検流部30と、2次検流部30が検出した電流の波形の山又は谷を検出したときに点火回数判定用信号を生成するインピーダンス変換部31と、インピーダンス変換部31が生成した点火回数判定用信号の数を計数し、その計数値を基に、点火コイル26の正常及び異常を判定するエンジン制御装置10とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明の目的は、二次電流に異常があっても、点火コイルの点火状態を判定できるようにすることである。
さらに、(1)の態様の発明によれば、多重点火の正常及び異常を判定できる。
本実施形態では、内燃機関の点火装置を挙げている。
図1は、本実施形態に係る内燃機関の点火装置1の構成例を示す図である。この内燃機関の点火装置1は、点火コイル26の二次コイル28に接続された点火プラグ40を多重点火させることができるように構成されている。
トランジスタ25は、具体的には、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)である。このトランジスタ25には、エミッタ端子とアースとの間に1次検流部29が接続されている。また、トランジスタ25のゲート端子には、信号処理部32が接続されている。
二次コイル28は、逆方向放電を阻止するダイオード33、点火プラグ40、及び2次検流部30とで閉回路を構成している。このような構成によって、点火プラグ40の放電時に、ダイオード33、二次コイル28、及び2次検流部30の順序で放電電流が流れる。
インピーダンス変換部31は、このような多重点火の動作中に2次検流部30から出力される二次電流を、点火回数信号IGMに変換しつつエンジン制御装置10に出力する。
図3は、エンジンの点火状態を判定可能にするエンジン制御装置10の構成例を示すブロック図である。
点火回数カウンタ11は、点火制御装置20(具体的にはインピーダンス変換部31)からの信号(すなわち、点火回数信号IGM)の入力回数をカウントする。
正常判定結果カウンタ12は、点火コイル劣化判定部14が点火回数が正常であると判定した回数をカウントする。一方、異常判定結果カウンタ13は、点火コイル劣化判定部14が点火回数が異常であると判定した回数をカウントする。
図4に示すように、先ず、ステップS1では、点火コイル劣化判定部14は、点火制御装置20からの信号(すなわち、点火回数信号IGM)の入力回数を読み込む。すなわち、点火コイル劣化判定部14は、点火回数カウンタ11のカウント値(以下、点火回数カウント値という。)を読み込む。
以上、エンジン制御装置10及び点火制御装置20の構成を説明した。
次に、内燃機関の点火装置1における動作、作用等を説明する。
エンジン制御装置10からの点火制御信号IGTが点火制御装置20に入力されると、点火制御装置20内の信号処理部32は、点火制御信号IGTを構成する第1及び第2点火パルスSG1,SG2を基にトランジスタ25をON及びOFF動作させる。これによって、多重点火が実行される。このとき、点火制御装置20内では、2次検流部30が二次コイル28の電流を検出し、インピーダンス変換部31が、2次検流部30が出力した二次コイル28の電流値から点火回数信号IGMを生成する。そして、インピーダンス変換部31は、生成した点火回数信号IGMをエンジン制御装置10に出力する。このとき、点火回数信号IGMは、多重点火における点火回数に応じた山の数又は谷の数を有する。
本実施形態では、前述のような構成によって処理されることに限定されるものではない。
例えば、本実施形態では、点火制御装置20において2次検流部30からの電流値を点火回数信号IGMに変換することに限定されるものではない。すなわち例えば、本実施形態では、エンジン制御装置10において2次検流部30からの電流値を点火回数信号IGMに変換することができる。
Claims (4)
- 内燃機関のシリンダヘッドに配置され火花放電を行う点火プラグと、一次コイルと前記点火プラグに接続されている二次コイルとが電磁結合された点火コイルと、前記一次コイルの通電及び前記通電の遮断を行って前記一次コイルに流れる電流によって前記二次コイルに高電圧を発生させて前記点火プラグを火花放電させる制御部とを有し、内燃機関の一回の燃焼行程の間に前記制御部が前記二次コイルに高電圧を複数回発生させて前記点火プラグを多重点火させる点火装置における前記内燃機関の点火状態を判定する内燃機関の点火状態判定装置において、
前記二次コイルに流れる電流を検出する電流検出部と、
前記電流検出部が検出した電流の波形の山又は谷を検出したときに点火回数判定用信号を生成する信号生成部と、
前記信号生成部が生成した点火回数判定用信号の数を計数する信号数計数部と、
前記信号数計数部の計数値を基に、前記点火コイルの正常及び異常を判定する判定部と、
を有することを特徴とする内燃機関の点火状態判定装置。 - 前記判定部は、前記計数値が予め設定された値の範囲内であるとき前記点火コイルが正常であるとの判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の点火状態判定装置。
- 前記計数値が予め設定された値の範囲内であることで前記判定部が前記点火コイルが正常であると判定した回数を計数する正常判定回数計数部と、
前記計数値が予め設定された値の範囲外であることで前記判定部が前記点火コイルが異常であると判定した回数を計数する異常判定回数計数部と、
前記正常判定回数計数部の計数値が予め設定された第1設定計数値以上であると判定すると前記正常判定回数計数部及び前記異常判定回数計数部それぞれの計数値を初期化する初期化部と、
前記異常判定回数計数部の計数値が予め設定された第2設定計数値以上であると判定すると前記点火コイルが異常であると決定する異常決定部と、
を有することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の点火状態判定装置。 - 前記内燃機関は、多気筒の内燃機関であり、各気筒は、前記点火プラグ及び前記点火コイルをそれぞれ有し、
前記各気筒毎に対応させて前記電流検出部、前記信号生成部、前記信号計数部、及び前記判定部を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の内燃機関の点火状態判定装置。
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JP2017145753A (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | 株式会社Subaru | 制御装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5728871A (en) * | 1980-07-30 | 1982-02-16 | Nippon Denso Co Ltd | Ignition device for internal combustion engine |
JP2003314353A (ja) * | 2002-04-25 | 2003-11-06 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 失火検出装置 |
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