JP2014001548A - 建設機械の旋回装置 - Google Patents

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信一郎 萩原
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Abstract

【課題】電動モータを回転源とする旋回装置の減速機に、油圧モータを回転源とする旋回装置の減速機を利用する。
【解決手段】減速機12の上側に取付けられた電動式回転源23のモータケーシング24内に、電動モータ31、ブレーキ装置39、第1の動力伝達手段50、第2の動力伝達手段56を設ける。これにより、電動モータを回転源とする旋回装置の減速機に、油圧モータを回転源とする旋回装置の減速機を利用することができる。一方、電動モータ31のモータ軸35を水平方向に配置し、ブレーキ装置39のブレーキ軸42をモータ軸35と平行して水平方向に配置することにより、ブレーキ装置39を構成する非回転側ブレーキ板45と回転側ブレーキ板46との過度な摩擦係合によるロストルクを抑制することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば油圧ショベル、油圧クレーン等の建設機械に用いられ、下部走行体上で上部旋回体を旋回させる建設機械の旋回装置に関する。
一般に、建設機械の代表例としての油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回輪を介して旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前部側に設けられた作業装置とにより大略構成されている。そして、下部走行体と上部旋回体との間には旋回装置が設けられ、この旋回装置を作動させることにより下部走行体上で上部旋回体が旋回する構成となっている。
この場合、油圧ショベルの旋回装置は、通常、上部旋回体に取付けられた減速機と、該減速機の上側に設けられ減速機にモータ軸の回転を入力する旋回モータと、減速機によって減速されたモータ軸の回転を旋回輪に出力する出力軸とを備えて構成されている。
ここで、旋回モータには、一般的に油圧モータが使用され、減速機には、遊星歯車減速機が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
また、旋回モータとして電動モータを用いた電動式の旋回装置が提案されており、この電動式の旋回装置は、電動モータの回転を減速機によって減速して出力軸に伝達することにより、下部走行体上で上部旋回体を旋回させている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−247804号公報 特開2008−232270号公報
ここで、上述の電動式の旋回装置では、油圧モータと同程度の出力トルクを生じさせるために高速回転型の電動モータを用いている。そして、電動モータの回転数を油圧モータと同程度に減速させるため、三段の遊星歯車減速機構を備えた減速機を用いている。
このように、駆動源として高回転数の電動モータを適用した場合には、油圧モータを適用していたときの減速機に比べて減速機を増加する必要があり、油圧モータ式旋回装置の減速機をそのまま使用することができないという問題がある。
また、特許文献2の従来技術のように、減速機と、該減速機の上端側に取付けられた電動モータとの間にブレーキ装置を直列(縦置き)に配置した場合には、電動モータは高速回転しているので、ブレーキ装置のブレーキ板の自重による影響が大きく、ロストルクや発熱を生じるという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、電動式回転源を用いた旋回装置に油圧モータを回転源とする旋回装置の減速機をそのまま用いることができ、かつロストルクや発熱を抑えることができる建設機械の旋回装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明は、下部走行体上に旋回輪を介して搭載された上部旋回体に上,下方向に延びるように取付けられた減速機と、該減速機の上側に取付けられ電力が供給されることにより回転し前記減速機に回転を伝達する電動式回転源と、前記減速機によって減速された回転を前記旋回輪に出力する出力軸とを備えてなる建設機械の旋回装置に適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記電動式回転源は、下端側が前記減速機に取付けられたモータケーシングと、該モータケーシング内に設けられモータ軸が水平方向に配置された電動モータと、該電動モータと前記減速機との間に位置して前記モータケーシング内に設けられ前記モータ軸と平行して水平方向に配置されたブレーキ軸を有し前記電動モータの回転に制動力を与えるブレーキ装置と、前記モータ軸の回転を前記ブレーキ軸に伝達する第1の動力伝達手段と、前記ブレーキ軸の回転を前記減速機に伝達する第2の動力伝達手段とにより構成したことにある。
請求項2の発明は、前記第1の動力伝達手段は、前記モータ軸に取付けられたヘリカルピニオンと、該ヘリカルピニオンと噛合し前記ブレーキ軸に取付けられたヘリカルギヤとにより構成したことにある。
請求項3の発明は、前記第2の動力伝達手段は、前記ブレーキ軸に取付けられたハイポイドピニオンと、該ハイポイドピニオンと噛合したハイポイドギヤと、該ハイポイドギヤに設けられ該ハイポイドギヤの回転を前記減速機に伝達する伝達軸とにより構成したことにある。
請求項4の発明は、前記モータ軸は、前記出力軸の軸中心線から水平面上でずらした位置に配置し、前記ブレーキ軸は、前記出力軸の軸中心線から水平面上でずらした位置に配置すると共に前記モータ軸と水平面で異なる位置に配置する構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、モータケーシング内に電動モータ、ブレーキ装置、第1の動力伝達手段、第2の動力伝達手段を設け、このモータケーシングを減速機の上端側に取付けることにより、油圧モータを回転源とする旋回装置で用いられる減速機をそのまま利用して旋回装置を構成することができるので、コストを低減することができる。しかも、ブレーキ軸をモータ軸と平行して水平方向に配置することにより、ブレーキ装置を横置きに配置することができるので、ブレーキ装置を構成する各ブレーキ板が自重によって互いに接触することで発生するロストルクや発熱を抑制することができる。
請求項2の発明によれば、第1の動力伝達手段により、高速回転しているモータ軸を減速してブレーキ軸に伝達し、この減速されたブレーキ軸の回転を第2の動力伝達手段を介して減速機に伝達することができる。この場合、ブレーキ軸は、モータ軸の回転よりも減速されているので、ブレーキ装置を作動させたときのブレーキ板同士の摩擦熱を抑制することができ、ブレーキ装置の耐久性、信頼性を向上することができる。さらに、ヘリカルピニオンとヘリカルギヤとを噛合させてモータ軸の回転をブレーキ軸に伝達しているので、各ギヤの噛合いによる騒音を低減することができる。
請求項3の発明によれば、第1の動力伝達手段によって減速されたブレーキ軸の回転を第2の動力伝達手段によってさらに減速した状態で減速機に伝達することができる。これにより、電動式回転源は、第1,第2の動力伝達手段によって電動モータの回転を減速した後に、この減速された回転を減速機に伝達するので、油圧モータを回転源とする旋回装置に用いた減速機をそのまま流用した場合でも、出力軸に大きなトルクを伝達することができる。
請求項4の発明によれば、モータ軸とブレーキ軸とを出力軸の軸中心線と同心上に配置した縦置き型の旋回装置に比較して、旋回装置全体の上,下方向の寸法(高さ寸法)を抑えることができるので、上部旋回体にコンパクトに取付けることができる。
本発明による旋回装置を備えた油圧ショベルを示す正面図である。 図1中の矢示II−II方向からみた旋回装置の拡大図である。 図2中の矢示III−III方向からみた旋回装置の断面図である。 図3中のモータケーシング、電動モータ、ブレーキ装置、第1の動力伝達手段、第2の動力伝達手段を拡大して示す拡大断面図である。
以下、本発明に係る建設機械の旋回装置の実施の形態を、油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、図1ないし図4を参照しつつ詳細に説明する。
まず、1は建設機械の代表例である油圧ショベルを示し、該油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3とにより大略構成されている。上部旋回体3の前部側には作業装置4が俯仰動可能に設けられ、この作業装置4を用いて掘削作業等を行うものである。また、下部走行体2と上部旋回体3との間には後述の旋回輪5が設けられ、上部旋回体3は旋回輪5を介して下部走行体2上に旋回可能に搭載されている。
5は下部走行体2と上部旋回体3との間に設けられた旋回輪を示し、該旋回輪5は、図1に示す下部走行体2の支持筒体2A上に固定された内輪5Aと、上部旋回体3のベースとなる旋回フレーム3Aの下面側に固定された外輪5Bと、内輪5Aと外輪5Bとの間に設けられた多数の鋼球5C(1個のみ図示)とにより構成されている。また、内輪5Aの内周側には、全周に亘って内歯5Dが形成されている。そして、後述の旋回装置11が作動して旋回フレーム3Aに固定された外輪5Bが内輪5Aの周囲を回転することにより、上部旋回体3が下部走行体2上で旋回動作を行う構成となっている。
次に、本実施の形態による旋回装置11について説明する。この旋回装置11は、旋回輪5を介して下部走行体2上に支持された上部旋回体3を旋回させるもので、後述の減速機12、電動式回転源23、出力軸18等により構成された電動式の旋回装置である。
12は上部旋回体3の旋回フレーム3A上に上,下方向に延びるように取付けられた減速機で、該減速機12は、後述する電動式回転源23から入力される入力回転を減速して出力軸18に出力するものである。ここで、減速機12は、後述の減速機ケーシング13と、1段目の遊星歯車減速機構16と、2段目の遊星歯車減速機構17とにより大略構成されている。
13は減速機12の外殻をなす減速機ケーシングで、該減速機ケーシング13は、旋回フレーム3Aの上面側に取付けられた円筒状の下段ケーシング14と、該下段ケーシング14の上端側に取付けられた円筒状の上段ケーシング15とからなり、旋回フレーム3Aの上面から上,下方向に延びている。
下段ケーシング14の下端側には、大径な環状の下フランジ部14Aが設けられ、該下フランジ部14Aは、ボルト14Bを用いて旋回フレーム3Aに締結されている。また、下段ケーシング14の上端側には、下フランジ部14Aよりも小径な環状の上フランジ部14Cが設けられている。
上段ケーシング15の下端側には、環状の下フランジ部15Aが設けられ、該下フランジ部15Aは、ボルト15Bを用いて下段ケーシング14の上フランジ部14Cに締結されている。また、上段ケーシング15の上端側には上フランジ部15Cが設けられ、該上フランジ部15Cには、後述のモータケーシング24の下面板24Bが締結される構成となっている。一方、上段ケーシング15の内周側には、上,下方向に離間して2つの内歯車15D,15Eが、それぞれ全周に亘って形成されている。
16は減速機ケーシング13の上段ケーシング15内に配設された1段目(上段)の遊星歯車減速機構で、該遊星歯車減速機構16は、後述する電動式回転源23の伝達軸59にスプライン結合された太陽歯車16Aと、該太陽歯車16Aと上段ケーシング15の内歯車15Dとに噛合し、太陽歯車16Aの周囲を自転しつつ公転する複数の遊星歯車16B(1個のみ図示)と、該各遊星歯車16Bを回転可能に支持するキャリア16Cとにより構成されている。
17は遊星歯車減速機構16の下側に配設された2段目(下段)の遊星歯車減速機構で、該遊星歯車減速機構17は、1段目の遊星歯車減速機構16のキャリア16Cにスプライン結合された太陽歯車17Aと、該太陽歯車17Aと上段ケーシング15の内歯車15Eとに噛合し、太陽歯車17Aの周囲を自転しつつ公転する複数の遊星歯車17Bと、該各遊星歯車17Bを回転可能に支持するキャリア17Cとにより構成されている。そして、遊星歯車減速機構17のキャリア17Cは、後述する出力軸18の上端側にスプライン結合される構成となっている。
18は、減速機ケーシング13内に回転可能に設けられた出力軸で、該出力軸18は、下段ケーシング14内に上,下の軸受19,20を介して回転可能に支持され、減速機ケーシング13内を上,下方向に延びている。ここで、出力軸18の上端側には雄スプライン部18Aが形成され、該雄スプライン部18Aは、2段目の遊星歯車減速機構17のキャリア17Cにスプライン結合されている。
一方、出力軸18の下端側にはピニオン18Bが一体に設けられ、該ピニオン18Bは、下段ケーシング14の下端部から下方に突出し、旋回輪5の内輪5Aに設けられた内歯5Dに噛合している。これにより、減速機12によって減速された回転を旋回輪5に出力することができる構成としている。
また、出力軸18の下端側には、ピニオン18Bと軸受20との間に位置して円板状のスリーブ21が挿嵌され、該スリーブ21は出力軸18と一体に回転する。そして、スリーブ21の外周面には、下段ケーシング14の下端部に設けられたオイルシール22の内周面が液密に摺接している。
このように、減速機ケーシング13の下端側をオイルシール22によってシールすることにより、減速機ケーシング13内には貯油空間が形成され、該貯油空間内に貯溜された潤滑油により、減速機12を構成する各段の遊星歯車減速機構16,17を潤滑する構成となっている。
次に、減速機12の上側に取付けられた電動式回転源23について説明する。
23は減速機12の上側に取付けられた電動式回転源を示し、該電動式回転源23は、電力が供給されることにより回転し、減速機12に回転を伝達するものである。ここで、電動式回転源23は、後述するモータケーシング24と、電動モータ31と、ブレーキ装置39と、第1の動力伝達手段50と、第2の動力伝達手段56とにより大略構成されている。
24は電動式回転源23の外殻をなすモータケーシングを示し、該モータケーシング24は、上面板24A、下面板24B、前面板24C、後面板24D、左側面板24E,右側面板24Fを備えた箱状体として形成され、後述する電動モータ31の蓋部32B、ブレーキ装置39のブレーキ筒体40を含んで構成されている。
ここで、下面板24Bの中央部には、モータケーシング24内に向けて上,下方向に延びる下側円筒部25が設けられ、該下側円筒部25の内周側は、後述する伝達軸59が挿通される軸挿通孔25Aとなっている。
一方、後面板24Dの上側には、モータケーシング24内に向けて前,後方向に延びる後側円筒部26が設けられ、該後側円筒部26の内周側は、前,後方向に貫通する貫通孔26Aとなっている。そして、後側円筒部26は、後述する歯車軸51の他端部を支持するもので、貫通孔26Aは蓋体27によって閉塞されている。また、後面板24Dの下側には、モータケーシング24内に向けて前,後方向に延びる有底円筒状の軸支持部28が設けられ、該軸支持部28の内周側は、後述するブレーキ軸42の他端部を支持する有底穴28Aとなっている。
さらに、モータケーシング24の内部には、後面板24Dに設けられた後側円筒部26と間隔をもって前,後方向で対向する段付き円筒状の内側円筒部29が固定されている。この内側円筒部29の内周側には、後側円筒部26の貫通孔26Aと同心上に配置された大径孔部29Aと小径孔部29Bとが形成されている。この内側円筒部29は、後述する歯車軸51の一端側を支持するものである。
そして、モータケーシング24の下面板24Bを、減速機12の上段ケーシング15に設けられた上フランジ部15Cにボルト30を用いて締結することにより、減速機12の上端側にモータケーシング24が取付けられている。
次に、モータケーシング24内に配置された電動モータ31について説明する。
31はモータケーシング24の上側に配置された電動モータを示し、該電動モータ31は、電力が供給されることにより旋回装置11を駆動するものである。ここで、電動モータ31は、後述のモータ筒体32と、固定子33と、回転子34と、モータ軸35とにより大略構成されている。
32は電動モータ31の外殻をなすモータ筒体を示し、該モータ筒体32は、有底円筒状をなす円筒部32Aと、円板状の蓋部32Bとにより構成されている。ここで、円筒部32Aは、前端側が開口端32Cとなると共に後端側が底部32Dとなり、開口端32Cは、蓋部32Bによって施蓋されている。また、円筒部32Aは、内側円筒部29と前,後方向で間隔をもってモータケーシング24の上面板24Aに取付けられている。この場合、図2に示すように、蓋部32Bは、円筒部32Aの開口端32Cを施蓋した状態で、モータケーシング24の前面板24Cの一部を構成するものである。
モータ筒体32の底部32Dには、前,後方向に貫通する大径孔部32Eと小径孔部32Fとが形成され、これら大径孔部32Eおよび小径孔部32Fは、モータケーシング24内に設けられた内側円筒部29の大径孔部29Aおよび小径孔部29Bと同心上に配置されている。そして、底部32Dの大径孔部32Eおよび小径孔部32Fは、後述するモータ軸35の他端側を支持するものである。一方、モータ筒体32の蓋部32Bの中心部には、有底穴からなる軸支持穴32Gが形成され、該軸支持穴32Gは、モータ軸35の一端部を支持するものである。
そして、モータ筒体32を構成する円筒部32Aの内周側には、固定子33が固定して設けられ、該固定子33の内周側には、後述するモータ軸35の外周側に取付けられた回転子34が僅かな隙間をもって配置されている。
35は電動モータのモータ軸を示し、該モータ軸35は、出力軸18と直交して前,後方向(水平方向)に延びている。該モータ軸35の一端部は、モータ筒体32の蓋部32Bに設けられた軸支持穴32Gに軸受36を介して回転可能に支持され、モータ軸35の他端側は、モータ筒体32の底部32Dに設けられた大径孔部32E,小径孔部32Fに、軸受37,38を介して回転可能に支持されている。モータ軸35の他端部は、モータ筒体32から内側円筒部29に向けて突出し、後述する歯車軸51の一端部にスプライン結合されている。また、モータ軸35の中間部には上述の回転子34が取付けられている。ここで、図2に示すように、モータ軸35は、出力軸18の軸中心線A−Aに対し水平面上でずらした位置に配置されている。
次に、電動モータ31の回転に制動力を与えるブレーキ装置39について説明する。
39は電動モータ31の下側に配置されたブレーキ装置を示している。該ブレーキ装置39は、電動モータ31と減速機12との間に位置し、電動モータ31の回転に制動力を与えるネガティブ型の湿式ブレーキ装置として構成されている。ここで、ブレーキ装置39は、後述のブレーキ筒体40、ブレーキ軸42、非回転側ブレーキ板45、回転側ブレーキ板46、ブレーキピストン47等により構成されている。
40はモータケーシング24の前面板24Cから外部に突出して設けられたブレーキ筒体を示している。ここで、ブレーキ筒体40は、有底円筒状をなす円筒部40Aと、段付き円板状の蓋部40Bとにより構成されている。ここで、円筒部40Aは、前端側が開口端40Cとなると共に後端側が底部40Dとなり、開口端40Cは、蓋部40Bによって施蓋されている。
円筒部40Aの後端側には円板状のフランジ部40Eが設けられ、該フランジ部40Eは、モータケーシング24の前面板24Cおよびモータ筒体32の蓋部32Bに、複数のボルト41を用いて取付けられている。これにより、ブレーキ筒体40は、図2に示すように、モータ筒体32の蓋部32Bと共にモータケーシング24の前面板24Cの一部を構成している。
また、円筒部40Aの内周側は、大径孔部40Fと小径孔部40Gとからなる段付き形状を有し、これら大径孔部40Fおよび小径孔部40Gの内周側には、後述のブレーキピストン47が挿嵌されている。一方、蓋部40Bの中心部には有底穴40Hが形成され、該有底穴40Hは、モータケーシング24の後面板24Dに設けられた軸支持部28の有底穴28Aと同心上に配置されている。
42はモータ軸35の下側に配置されたブレーキ軸を示し、該ブレーキ軸42は、出力軸18と直交して前,後方向(水平方向)に延びている。ブレーキ軸42の一端部は、ブレーキ筒体40の蓋部40Bに設けられた有底穴40Hに軸受43を介して回転可能に支持され、ブレーキ軸42の他端部は、モータケーシング24の後面板24Dに設けられた軸支持部28の有底穴28Aに軸受44を介して回転可能に支持されている。また、ブレーキ筒体40内に位置するブレーキ軸42の一端側には、後述する複数の回転側ブレーキ板46が取付けられ、モータケーシング24内に位置するブレーキ軸42の他端側には、後述するヘリカルギヤ55とハイポイドピニオン57とが取付けられている。
ここで、図2に示すように、ブレーキ軸42は、出力軸18の軸中心線A−Aを挟んでモータ軸35とは反対側に配置されている。即ち、ブレーキ軸42は、モータ軸35と水平面で異なる位置に配置され、当該モータ軸35に平行して前,後方向に延びている。
45はブレーキ筒体40を構成する円筒部40Aの内周側に配置された複数枚の非回転側ブレーキ板を示している。各非回転側ブレーキ板45は、円環状の板体として形成され、円筒部40Aの軸方向(前,後方向)には移動可能となり、円筒部40Aの周方向には非回転となった状態で、円筒部40Aの内周面に係合している。
46はブレーキ軸42の一端側の外周に配置された複数枚の回転側ブレーキ板を示している。各回転側ブレーキ板46は、円環状の板体として形成され、非回転側ブレーキ板45と交互に重り合う状態で配置されている。そして、各回転側ブレーキ板46は、ブレーキ軸42の軸方向(前,後方向)に対して移動可能な状態で、当該ブレーキ軸42と一体に回転する構成となっている。
47はブレーキ筒体40の円筒部40A内に水平方向(前,後方向)に摺動可能に挿嵌されたブレーキピストンを示している。ブレーキピストン47は、円筒部40Aの大径孔部40F内に挿嵌される大径円筒部47Aと、円筒部40Aの小径孔部40G内に挿嵌される小径円筒部47Bとにより、段付き円筒状に形成されている。そして、ブレーキピストン47は、非回転側ブレーキ板45と回転側ブレーキ板46とを押圧して摩擦係合させることにより、モータ軸35の回転が伝達されるブレーキ軸42に制動力を与えるものである。
ここで、ブレーキピストン47の大径円筒部47Aとブレーキ筒体40の蓋部40Bとの間には、複数のばね部材48が縮装されている。従って、ブレーキピストン47は、ばね部材48によりブレーキ筒体40の底部40Dに向けて常時付勢され、各非回転側ブレーキ板45と各回転側ブレーキ板46とを押圧して両者を摩擦係合させることにより、ブレーキ軸42の回転を規制する構成となっている。
一方、ブレーキピストン47の大径円筒部47Aと小径円筒部47Bとが交わる角隅部と、ブレーキ筒体40を構成する円筒部40Aの大径孔部40Fと小径孔部40Gとが交わる角隅部との間には環状なブレーキ解除用の油室49が形成されている。従って、油室49内にブレーキ解除圧が供給されることにより、ブレーキピストン47は、ばね部材48の付勢力に抗してブレーキ筒体40の蓋部40B側に移動し、各非回転側ブレーキ板45と各回転側ブレーキ板46との摩擦係合が解除されることにより、ブレーキ軸42に対する制動が解除される構成となっている。
次に、モータ軸35の回転を減速機12に伝達するためモータケーシング24内に設けられた第1,第2の動力伝達手段について説明する。
50は第1の動力伝達手段を示し、第1の動力伝達手段50は、モータ軸35の回転をブレーキ軸42に伝達するものである。この第1の動力伝達手段50は、後述する歯車軸51と、ヘリカルピニオン54と、ヘリカルギヤ55とにより構成されている。
51は歯車軸を示し、該歯車軸51は、ヘリカルピニオン54が固定されるものである。歯車軸51の一端側は、モータケーシング24の内部に設けられた内側円筒部29の大径孔部29Aに軸受52を介して回転可能に支持され、歯車軸51の他端側は、モータケーシング24の後面板24Dに設けられた後側円筒部26の貫通孔26Aに軸受53を介して回転可能に支持されている。ここで、歯車軸51の一端部は、内側円筒部29の小径孔部29Bを通じて電動モータ31側に突出し、モータ軸35の他端部にスプライン結合されている。従って、モータ軸35と歯車軸51とは常に一体に回転する。
54は歯車軸51に固定されたヘリカルピニオン(はすば小歯車)を示し、該ヘリカルピニオン54は、後側円筒部26と内側円筒部29との間に位置して歯車軸51に一体的に取付けられ、該歯車軸51と一体に回転するものである。
55はブレーキ軸42の他端側に固定されたヘリカルギヤ(はすば大歯車)を示し、該ヘリカルギヤ55は、ヘリカルピニオン54に常時噛合し、ブレーキ軸42と一体に回転するものである。ここで、ヘリカルギヤ55は、ヘリカルピニオン54よりも大径な歯車として形成され、ヘリカルピニオン54と常時噛合することにより、モータ軸35の回転を減速してブレーキ軸42に伝達する構成となっている。
56は第2の動力伝達手段を示し、該第2の動力伝達手段56は、ブレーキ軸42の回転を減速機12に伝達するものである。この第2の動力伝達手段56は、後述するハイポイドピニオン57と、ハイポイドギヤ58と、伝達軸59とにより構成されている。
57はブレーキ軸42の他端側に固定されたハイポイドピニオン(小歯車)を示し、該ハイポイドピニオン57は、円錐台状に形成されている。このハイポイドピニオン57は、ヘリカルギヤ55に隣接してブレーキ軸42の他端側に固定され、該ブレーキ軸42と一体に回転するものである。
58は後述する伝達軸59の上端側に固定されたハイポイドギヤ(大歯車)を示し、該ハイポイドギヤ58は、その回転中心がハイポイドピニオン57と直交した円錐台状に形成されている。ハイポイドギヤ58は、ハイポイドピニオン57よりも大径な歯車として形成され、ハイポイドピニオン57と常時噛合することにより、ブレーキ軸42の回転を減速して伝達軸59に伝達する構成となっている。
59はハイポイドギヤ58が取付けられた伝達軸を示し、該伝達軸59は、ハイポイドギヤ58の回転を減速機12に伝達するものである。ここで、伝達軸59は出力軸18の軸中心線A−Aと同心上に配置され、伝達軸59の軸方向の中間部は、モータケーシング24の下面板24Bに突設された下側円筒部25の軸挿通孔25Aに軸受60,61を介して回転可能に支持されている。
伝達軸59の上端側は、下側円筒部25からモータケーシング24内に向けて上方に突出し、ハイポイドギヤ58に固定されている。
一方、伝達軸59の下端側は、下側円筒部25から減速機ケーシング13内に向けて下方に突出し、伝達軸59の下端部は、1段目の遊星歯車減速機構16の太陽歯車16Aにスプライン結合されている。
本実施の形態による旋回装置11は上述の如き構成を有するもので、油圧ショベル1の停止時においては、図示しないブレーキ制御弁により、ブレーキ装置39の油室49内へのブレーキ解除圧の供給が停止されている。これにより、ブレーキピストン47がばね部材48の付勢力によって各非回転側ブレーキ板45と各回転側ブレーキ板46とを押圧して両者を摩擦係合させる。この結果、ブレーキ軸42に対して制動力が付与され、電動モータ31のモータ軸35が停止するため、上部旋回体3は下部走行体2上で静止した状態を保つ。
次に、油圧ショベル1を作動させると、ブレーキ制御弁(図示せず)により、ブレーキ解除圧が、ブレーキ装置39の油室49内に供給される。これにより、ブレーキピストン47が、ばね部材48に抗して非回転側ブレーキ板45等から離間し、各非回転側ブレーキ板45と各回転側ブレーキ板46との摩擦係合が解除されることにより、ブレーキ軸42に対する制動が解除される。
この状態で、電動モータ31に電力が供給されてモータ軸35が回転すると、このモータ軸35の回転が歯車軸51に伝わり、歯車軸51に固定されたヘリカルピニオン54が一体に回転する。
これにより、ヘリカルピニオン54に噛合するヘリカルギヤ55が回転し、モータ軸35の回転を、第1の動力伝達手段50を介してブレーキ軸42に伝達することができる。このとき、ヘリカルピニオン54とヘリカルギヤ55とのギヤ比が、例えば1.5に設定されている場合には、モータ軸35の回転は、2/3に減速されてブレーキ軸42に伝達されることになる。
一方、ブレーキ軸42の回転は、ハイポイドピニオン57とハイポイドギヤ58とが常時噛合することにより伝達軸59に伝達される。そして、伝達軸59の回転は、減速機12の1段目の遊星歯車減速機構16を構成する太陽歯車16Aに伝達される。このようにして、ブレーキ軸42の回転を、第2の動力伝達手段56を介して減速機12に伝達することができる。このとき、ハイポイドピニオン57とハイポイドギヤ58とのギヤ比が、例えば3に設定されている場合には、ブレーキ軸42の回転は、1/3に減速されて減速機12に伝達されることになる。
従って、モータ軸35の回転が、第1,第2の動力伝達手段50,56を介して減速機12に伝わるときの減速比Aは、下記数1のように表わされる。
Figure 2014001548
即ち、モータ軸35の回転を、第1の動力伝達手段50、第2の動力伝達手段56により、2/9に減速して減速機12に伝達することができる。
このようにして、減速機12に伝達された伝達軸59の回転は、減速機12の各遊星歯車減速機構16,17によって2段減速されて出力軸18に伝わる。これにより、ピニオン18Bは大きな回転力(トルク)をもって回転する。この結果、ピニオン18Bが、旋回輪5の内輪5Aに設けた内歯5Dに噛合しつつ内輪5Aに沿って公転し、このピニオン18Bの公転力が減速機ケーシング13を介して旋回フレーム3Aに伝わることにより、上部旋回体3が下部走行体2上で旋回動作を行う。
一方、上部旋回体3の旋回動作を停止するため、電動モータ31への電力の供給を停止したときには、上部旋回体3の旋回動作によって電動モータ31が慣性回転して回生エネルギを発生することにより、上部旋回体3に対して制動力が作用する。
なお、旋回装置11のモータケーシング24内には、少なくとも電動モータ31のモータ軸35の軸中心まで潤滑油が満たされている。これにより、第1の動力伝達手段50を構成するヘリカルピニオン54、ヘリカルギヤ55、第2の動力伝達手段56を構成するハイポイドピニオン57、ハイポイドギヤ58、及びブレーキ装置39の潤滑を行うことができると共に電動モータ31の冷却も行うことができる。
かくして、本実施の形態によれば、モータケーシング24内に電動モータ31、ブレーキ装置39、第1の動力伝達手段50、第2の動力伝達手段56を設け、このモータケーシング24を減速機12の上端側に取付けることにより、油圧モータを回転源とする旋回装置で用いられる減速機をそのまま利用して電動モータ31を備えた旋回装置11を構成することができるので、コストを低減することができる。
しかも、ブレーキ軸42をモータ軸35と平行して水平方向に配置することにより、ブレーキ装置39を横置きに配置することができるので、ブレーキ装置39を構成する各非回転側ブレーキ板45と各回転側ブレーキ板46とを、上,下方向で交互に重ねることなく、前,後方向で交互に重ねて配置することができる。この結果、各ブレーキ板45,46の自重による過度な摩擦係合を防止することができ、ロストルクや発熱を抑制することができる。
また、第1の動力伝達手段50を構成するヘリカルピニオン54とヘリカルギヤ55との噛合いにより、高速回転するモータ軸35を減速してブレーキ軸42に伝達することができる。これにより、ブレーキ装置39を作動させたときに非回転側ブレーキ板45と回転側ブレーキ板46との間に生じる摩擦熱を抑制することができ、ブレーキ装置39の耐久性、信頼性を向上することができる。さらに、第1の動力伝達手段50として、ヘリカルピニオン54とヘリカルギヤ55とを用いることにより、これらヘリカルピニオン54とヘリカルギヤ55との噛合いによる騒音を低減することができる。
一方、第2の動力伝達手段56を構成するハイポイドピニオン57とハイポイドギヤ58との噛合いにより、ブレーキ軸42の回転をさらに減速して減速機12に伝達することができる。この結果、第1の動力伝達手段50と第2の動力伝達手段56とにより、高速回転する電動モータ31のモータ軸35の回転を、油圧モータの回転と同等の回転にまで減速することができる。しかも、第2の動力伝達手段56により、水平方向(前,後方向)に配置されたブレーキ軸42の回転を鉛直方向(上,下方向)に配置された減速機12に伝達することができる。これにより、油圧モータを回転源とする旋回装置で用いられる減速機12をそのまま利用することができるので、コストの低減を図ることができる。
さらに、本実施の形態では、モータ軸35を、出力軸18の軸中心線A−Aから水平面上でずらした位置に配置し、ブレーキ軸42を、出力軸18の軸中心線A−Aから水平面上でずらした位置に配置すると共にモータ軸35と水平面で異なる位置に配置している。これにより、第1の動力伝達手段50の歯車列と第2の動力伝達手段56の歯車列とが、出力軸18の軸中心線A−A上で一直線状(直列)に並ぶのを避けることができる。この結果、モータ軸とブレーキ軸とを出力軸の軸中心線A−A上に並べて配置した縦置き型の旋回装置に比較して、旋回装置11全体の高さ寸法を抑えることができ、上部旋回体3にコンパクトに取付けることができる。
なお、上述した実施の形態では、モータ軸35とブレーキ軸42とを出力軸18の軸中心線A−Aに対して水平面上でずらし、かつモータ軸35とブレーキ軸42とを水平面でずらして上,下方向に配置する構成とした場合を例示して説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば、モータ軸35とブレーキ軸42とを出力軸18の軸中心線A−Aからずらし、モータ軸35とブレーキ軸42とを横方向(左,右方向)に並列に配置する構成としてもよい。このように配置することにより、旋回装置11の高さ寸法をさらに低くすることができる。
また、上述した実施の形態では、油圧ショベル1の旋回装置11を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば油圧クレーン等の他の建設機械の旋回装置にも広く適用することができるものである。
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体
3 上部旋回体
5 旋回輪
11 旋回装置
12 減速機
13 減速機ケーシング
18 出力軸
23 電動式回転源
24 モータケーシング
31 電動モータ
35 モータ軸
39 ブレーキ装置
42 ブレーキ軸
50 第1の動力伝達手段
54 ヘリカルピニオン
55 ヘリカルギヤ
56 第2の動力伝達手段
57 ハイポイドピニオン
58 ハイポイドギヤ
59 伝達軸
A−A 出力軸の軸中心線

Claims (4)

  1. 下部走行体上に旋回輪を介して搭載された上部旋回体に上,下方向に延びるように取付けられた減速機と、該減速機の上側に取付けられ電力が供給されることにより回転し前記減速機に回転を伝達する電動式回転源と、前記減速機によって減速された回転を前記旋回輪に出力する出力軸とを備えてなる建設機械の旋回装置において、
    前記電動式回転源は、下端側が前記減速機に取付けられたモータケーシングと、該モータケーシング内に設けられモータ軸が水平方向に配置された電動モータと、該電動モータと前記減速機との間に位置して前記モータケーシング内に設けられ前記モータ軸と平行して水平方向に配置されたブレーキ軸を有し前記電動モータの回転に制動力を与えるブレーキ装置と、前記モータ軸の回転を前記ブレーキ軸に伝達する第1の動力伝達手段と、前記ブレーキ軸の回転を前記減速機に伝達する第2の動力伝達手段とにより構成したことを特徴とする建設機械の旋回装置。
  2. 前記第1の動力伝達手段は、前記モータ軸に取付けられたヘリカルピニオンと、該ヘリカルピニオンと噛合し前記ブレーキ軸に取付けられたヘリカルギヤとにより構成してなる請求項1に記載の建設機械の旋回装置。
  3. 前記第2の動力伝達手段は、前記ブレーキ軸に取付けられたハイポイドピニオンと、該ハイポイドピニオンと噛合したハイポイドギヤと、該ハイポイドギヤに設けられ該ハイポイドギヤの回転を前記減速機に伝達する伝達軸とにより構成してなる請求項1または2に記載の建設機械の旋回装置。
  4. 前記モータ軸は、前記出力軸の軸中心線から水平面上でずらした位置に配置し、前記ブレーキ軸は、前記出力軸の軸中心線から水平面上でずらした位置に配置すると共に前記モータ軸と水平面で異なる位置に配置する構成としてなる請求項1,2または3に記載の建設機械の旋回装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018063029A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 株式会社日立ニコトランスミッション 変速装置、ポンプ装置、排水機場
WO2018199596A3 (ko) * 2017-04-26 2018-12-20 이강찬 작업 기계용 회전링크
CN110562866A (zh) * 2019-09-18 2019-12-13 河南省铁山起重设备有限公司 一种轮胎式起重机的转向机构

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