JP2013545679A - 流体ディスペンサヘッド及び当該流体ディスペンサヘッドを含むディスペンサ - Google Patents

流体ディスペンサヘッド及び当該流体ディスペンサヘッドを含むディスペンサ Download PDF

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Abstract

可動壁(P)を有する容量可変の流体貯蔵器(R)に取り付けられる流体ディスペンサヘッドであって、ディスペンサ開口部(12)と、前記ディスペンサ開口部(12)を閉じる密封閉鎖部材(22)と、ピン(22)を前記ディスペンサ開口部(12)に対して付勢する弾性手段(21,27,35,4)と、前記流体貯蔵器(R)と連通する流体入口(32)と、を有し、更に、反対方向の押圧力を受ける底面(Si)と上面(Ss)とを備えた可撓性差動膜(21)を有し、前記底面領域(Si)は前記上面領域(Ss)よりも実質的に小さく、前記密封は前記可撓性膜によって実現される、という流体ディスペンサヘッド。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体、好ましくは粘着性の流体またはペーストの吐出のために、可動壁を有する容量可変の流体貯蔵器に据え付けられる、又はこれに組み合わされるディスペンサヘッドに関する。
一例として、貯蔵器は可撓性の壁を有するチューブで構成することができ、ユーザは、チューブを絞る形で当該壁に力を加える。この種の貯蔵器を本発明のディスペンサヘッドと組み合わせれば流体ディスペンサが構成されるが、当該流体ディスペンサも本発明の対象となる。こうしたディスペンサヘッド又は流体ディスペンサの効果的な用途は、化粧品、医薬、さらには食品の分野に見出される。ディスペンサヘッドの目的は、密封状態で流体貯蔵器を閉じて、貯蔵器に格納された流体が外気や貯蔵器外部の汚染要素と接触しないようにすることである。
一般に、ディスペンサヘッドはディスペンサ開口部を有し、ユーザはディスペンサ開口部から吐出対象の流体を取り出すことができる。また、ディスペンサヘッドは密封閉鎖部材を有する。密封閉鎖部材は、例えばピン形状をしており、ディスペンサヘッド内に存在する流体の圧力が所定の閾値よりも低い間はディスペンサ開口部を閉じており、ディスペンサヘッド内に存在する流体の圧力が所定の閾値よりも高くなるとディスペンサ開口部を開く。つまり、流体は、ディスペンサヘッド内において、流体貯蔵器の可動壁の駆動によって圧力を受け、閉鎖ピンは、流体から加わる圧力によって直接的に制御される。完全な密封状態での閉鎖を確実に実現するために、ディスペンサヘッドは更に、ディスペンサ開口部に対して閉鎖ピンを付勢する弾性手段を有する。ディスペンサ開口部に密封状態で接している閉鎖ピンに対する弾性手段の付勢が強いほど、密封度も向上する。加えて、ディスペンサヘッドは、貯蔵器に連通した流体入口を有する。
従って、流体貯蔵器の可動壁が絞られても、ディスペンサヘッド内部の流体の圧力が弾性手段から加わる力を上回らなければ、ディスペンサ開口部から閉鎖ピンが外れることはない。閉鎖ピンを外すために必要最小限の圧力は、上記の所定の閾値に相当する。貯蔵器とディスペンサヘッドとの内部において、流体によって加わる圧力は等しいが、ユーザが貯蔵器の可動壁に加える力に応じて変化する。これに対して、ディスペンサヘッドの内壁に加わる押圧力は、押圧力が加わる面の面積に正比例するために、押圧力が加わる面の面積に応じて変化する。
絞り可能な壁を有する貯蔵器に取り付けられる型のディスペンサヘッドについてよく知られた問題は、ディスペンサ開口部から閉鎖ピンを外すためには貯蔵器をきつく絞る必要がある、というものである。その結果として、流体は非常に急速に、そして、しばしば制御不能な形で吐出される。非常にゆっくりと貯蔵器を絞ったにもかかわらずディスペンサ開口部は突然開いてしまう。そのような場合、放出される流体は噴出、あるいは、細かく飛び散る傾向がある。クリームやペーストを吐出させる場合には、こうした結果は望ましくない。反対に、流体にとっては小滴又は粒の形で吐出させることが必要である。
突然かつ急速な放出という問題を解決するための解決策としては、当然のことながら、ディスペンサ開口部に閉鎖ピンを付勢する弾性手段の剛性を低下させることが考えられる。これによれば、求められる結果により近い形での放出、すなわち滴又は粒の形での吐出、を実現することができる。しかしながら、弾性手段の剛性を低下させることは、当然、閉鎖ピンをディスペンサ開口部に押し当てて密封状態で閉じるための力も低下することを意味する。その結果、ディスペンサ開口部を完全な密封状態で閉じることができず、ディスペンサヘッド内部の成分は、外気又は貯蔵器外部の何らかの汚染要素の攻撃を受ける。特に耐性の低い流体及び/又は防腐剤を全く含まない流体など、流体の種類によっては、これは容認できない問題となる。
このように、良好で適当な放出を、完全な密封状態でディスペンサ開口部を閉じることと両立させることは困難であると分かる。弾性手段から加わる力は、密封状態での閉鎖の実現に貢献する一方で、適切な形での流体の放出を妨げる。それにもかかわらず、特に耐性の低い流体及び/又は防腐剤を全く含まない流体を投与する場合については、これらの2つの条件の両立を求める要望が高まっている。
独国特許発明第43 29 808第号明細書 米国特許第2 270 794号明細書
本発明の目的は、可能な限り、これらの明らかに相反する2つの条件を両立させることである。本発明のディスペンサヘッドは必ず、完全な密封状態でディスペンサ開口部を閉じること、そして、流体が良好かつ制御された形で吐出されること、という条件を両方とも確実に達成する。
上記目的の達成のために、本発明のディスペンサヘッドは、前記流体入口に対向する底面と前記ディスペンサ開口部に対向する上面とを備えた可撓性差動膜と、当該可撓性差動膜の前記底面及び上面を連結する1以上の通路と、を更に有し、前記底面及び上面のそれぞれには底面領域及び上面領域が形成されており、当該底面領域及び上面領域は、圧力を受けた流体により前記可撓性差動膜の前記底面及び上面に加わる反対方向の押圧力を同時に受け、前記底面領域は前記上面領域よりも実質的に小さく、前記ピン又は密封閉鎖部材は前記可撓性膜に形成されている。
可撓性膜は「差動膜」である。それは、当該可撓性膜の両面が同時に流体の圧力を受けるからである。よって、ディスペンサヘッド内部での可撓性膜の移動量は、圧力が膜の両面で等しいという前提で、膜の各々の面のうち流体の圧力が作用する部分の面積に直接的に依存する。圧力を受ける面の面積の差によって、差動効果又は増幅効果(multiplying effect)を生じさせることができる。本実施の形態では、当該効果が、弾性手段から加わる力を上回るために効果的に利用される。このために、底面側の面積に対する上面側の面積の比を3よりも大きくする。より効果的には、4よりも大きくする。つまり、上面側に加わる力は、底面側に加わる力よりも3倍又は4倍大きい。これにより、ユーザは、軽い力又は中程度の力で貯蔵器を絞れば流体を吐出させることができる、という印象を受ける。その一方で、この構成では、閉鎖ピンをディスペンサ開口部に付勢して完全な密封を保証する、強力な弾性手段を実装することができる。上面側に加わる押圧力に、これを3倍又は4倍に増幅する効果が加わることで、弾性手段からの力を容易に上回ることができる。このように、可撓性膜は純粋に力を増幅させる機能を果たし、それによって、強力な弾性手段と簡単かつ制御された形での投与との両方を可能にする。
実際的な実施の形態におけるディスペンサヘッドでは、可撓性膜の両側に流体チャンバが形成されている。すなわち、流体入口と可撓性膜との間に形成された入口チャンバと、可撓性膜とディスペンサ開口部との間に形成された出口チャンバとである。これら2つのチャンバは、1又は複数の貫通孔によって互いに連通しており、そのため、両チャンバは同時に等しい圧力を受けることになる。しかし、可撓性膜の両側において圧力が作用する部分の面積は同一ではないため、前記可撓性膜は、ディスペンサヘッド内で、ディスペンサ開口部を開く方向に移動する。
本発明の別の実際的な様態では、前記流体入口が形成された基部と、前記ディスペンサ開口部が形成されたカバーと、前記可撓性膜が形成された可撓性部品とを有し、前記可撓性部品は、前記基部と前記カバーとの間に配置されて密封状態を実現する。また、前記基部及び前記カバーは硬質であること、とするのが効果的である。また、本発明の別の効果的な特徴として、前記基部には、前記密封封鎖部材を前記ディスペンサ開口部に付勢するための弾性手段が可撓性傾斜タブの形で形成されている、とすることもできる。また、変形あるいは追加の形で、前記可撓性部品には、前記ディスペンサ開口部に前記密封封鎖部材を付勢する弾性手段が形成されており、当該弾性手段は前記可撓性膜を前記基部に接続していること、とすることもできる。更に、変形あるいは追加の形で、ディスペンサヘッドが、前記基部と前記可撓性膜との間で作用して、前記密封封鎖部材を前記ディスペンサ開口部に付勢するバネを更に有すること、としてもよい。このように、弾性手段は、様々な部位、すなわち、可撓性部品、基部、更には、別個のスプリングに由来するものとすることができる。当然のことながら、可撓性膜は、その可逆変形性から生じる弾性手段としての性質を本質的に備えている。
また、実際的な実施の形態では、前記可撓性部品には、ピン(前記密封封鎖部材)を囲む位置に複数の貫通孔を備えた前記可撓性膜と、前記可撓性膜を囲み、前記カバーと密封状態で係合する密封締結リングと、前記可撓性膜を前記基部に接続するスリーブと、が形成されており、前記スリーブは、前記可撓性膜が前記基部に対して移動するように、軸方向に変形可能であり、前記スリーブには、前記基部と密封状態で係合する密封アンカースタブが形成されており、前記スリーブは前記流体入口を囲んで延びていること、という構成にすることもできる。
本発明の更に別の効果的な様態では、前記入口チャンバは前記基部と前記可撓性部品との間に形成されており、前記出口チャンバは前記可撓性膜と前記カバーとの間に形成されていること、とする。また、前記基部は、スナップ留めされて前記カバー内に収容されていること、とするのが効果的である。こうした構成では、可撓性部品は密封状態で基部とカバーとの間に詰め込まれる。
また、本発明は、可動壁を有する容量可変の流体貯蔵器を有し、当該流体貯蔵器に、上述した流体ディスペンサヘッドが取り付けられることで構成された流体ディスペンサを定義する。
本発明の原理は、ディスペンサヘッド内部で可撓性の差動膜を用いることであり、当該差動膜は流体貯蔵器の密封シャッター部材として働く。このように可撓性膜の差動特性を用いることで、力を増幅させる効果が生じるが、それによって、良好で、かつ制御された形での駆動を実現しつつ、強力な弾性手段からの力を上回ることも可能となる。
以下、本発明について、非限定的な例としての本発明の2つの実施の形態を示す添付図面を参照しながら、より詳細な説明を行う。
本発明の第1の実施の形態におけるディスペンサヘッドを含む流体ディスペンサを示す分解縦断面図である。 図1のディスペンサヘッドを組み立てられた状態で示す縦断面図である。 (a)、(b)とも、図2の一部を非常に大きく拡大して示した拡大図である。 本発明の第2の実施の形態におけるディスペンサヘッドを示す分解縦断面図である。 図4のディスペンサヘッドが組み立てられた状態で示す図である。
先ず、図1、2を参照して、本発明のディスペンサヘッドを含む流体ディスペンサの構造を詳述する。当該ディスペンサヘッドは、容量可変の流体貯蔵器Rと組み合わされるか、その上に据え付けられる。このために、貯蔵器Rは、ユーザが押圧力を加えて操作する可動壁Pを有する。可動壁Pは、硬質でもよく、逆に可撓性でもよいが、いずれにせよ、可動壁Pを移動させることで貯蔵器Rの作業容積は小さくなる。極めて単純な実施の形態では、貯蔵器は、ネック部Nを備えた可撓性チューブである。ユーザは、チューブを掴んで、これを絞るように可撓性の可動壁Pを押圧すればよい。化粧品の分野では、この種の貯蔵器は「スクイーズボトル」という語で表されることが多い。この種の貯蔵器の代わりに、内部にスクレーパピストンが摺動可能に設置されたシリンダから成る貯蔵器を用いることも可能である。その場合、ユーザはシリンダを押さえて、スクレーパピストンをシリンダ内部で移動させる。
図1、2のディスペンサヘッドは、3つの基本的な構成要素から成る。すなわち、カバー1、可撓性部品2、基部3である。これらの構成要素は、適当なプラスチック材の射出成形によって製造される。これらは全て、軸Xに関して、ほぼ完全な回転対称性を示している。変形例として、カバー1、あるいは基部3については、金属、陶器、複合材料などから製造することもできる。可撓性部品2は定義上は当然弾性変形可能であるが、カバー1及び基部3は実質的に硬質である。別の実施の形態として、可撓性部品2を二重射出で製造するのが好適であろう。カバー1とこれに組み合わされる基部3とは、互いに係合して一種のケースを形成し、当該ケース内には、後述するように、可撓性部品2が収容される。また、後述するように、可撓性部品2は、カバー1及び基部3との間で密封状態を作り出す。ここに示す特定の実施の形態では、カバー1は実質的に平らな頂上壁11を有する蓋の形態となっており、ディスク状に形成されている。本実施の形態では、当該ディスクの中央に、軸X上に配置されたディスペンサ開口部12が形成されている。当然のことながら、頂上壁11については、平ら以外の形、あるいは、ディスク状ではない形状も考えられる。また、軸Xから離れた位置にディスペンサ開口部12を配置することも考えられる。頂上壁11の底面には、軸方向下向きに突き出した環状の形のリップ部14が設けられている。また、頂上壁11の外周縁部からは、ほぼ円筒形のスカート13が延びており、当該スカートの下端近傍には内側環状ハウジング16が形成されている。当該内側環状ハウジング16の機能については後述する。加えて、カバー1のスカート13とリップ部14との間には、環状ハウジング15が形成されている。当該環状ハウジング15の機能については後述する。本実施の形態では、環状のカバー1を断面で示してあるが、カバー1の断面形状については、他の形状を考えることもできる。
可撓性部品2は、ディスペンサヘッドの動的部分を形成することから、ディスペンサヘッドにとっての一種の原動部を構成している。可撓性部品2はまず、ディスク形状に形成された可撓性膜21によって規定される。可撓性膜21は上面2sと底面2iとを備える。また、可撓性膜21の2つの面2s、2iを連通させる通路が形成されている。当該通路は複数の貫通孔23の形態とされる。本実施の形態における当該貫通孔23は、可撓性膜を貫通しており、軸Xを中心とする円内に配置されている。軸X上の可撓性膜21の中心には、上向きに突き出した密封閉鎖ピン22の形で、閉鎖部材が形成されている。密封閉鎖ピン22は、上面2s上に位置している。貫通孔23は、上面2sから底面2iまで直接連通するように形成されている。留意すべき点は、上面2sが、貫通孔23及び閉鎖ピン22を除いて、ほぼ又は完全に平らである、ということである。本実施の形態では、底面2iには段差が設けられており、それによって外周縁部に薄い部分が形成されている。貫通孔23及び閉鎖ピン22は厚い部分に形成されている。よって、可撓性膜21は外側部分の方が変形しやすい。厚い内側部分も変形可能ではあるが、変形の範囲は狭い。従って、薄い外周縁部分は弾性手段の役割を果たし、可撓性膜を休止状態に戻すことを可能にする。可撓性部品2には更に、底面2iから下向きに延びたスリーブ26が形成されている。スリーブは軸Xの周囲に延びている。スリーブ26には蛇腹部分27が形成されており、スリーブ26を軸方向に収縮させることができる。また、スリーブ26の下端には、後述するような、密封アンカースタブ(sealing anchor stub)28が形成されている。可撓性膜21は、その外周縁部において、密封締結リング25に接続しており、当該密封締結リング25には軸方向の環状溝24が形成されている。密封締結リングは厚みを増した壁に作られており、それによって、ある程度の強度が与えられる。別の実施の形態として、可撓性部品2は、好ましくは、リップ部14においてカバー1にヒートシールされる。それによって外部からの確実な密封が保証される。
基部3は、貯蔵器Rのネック部Nと係合する締結シリンダ31を有する。図に示す実施の形態では、シリンダ31の内面にネジが切られており、貯蔵器のネジ付きネック部Nにネジ留めすることができる。変形例として、基部3を貯蔵器にスナップ留めしても、同等に良好な形で固定できる。シリンダ31には、ディスペンサヘッドの流体入口32が形成されている。シリンダ31の周囲には、可撓性部品2のスリーブ26のアンカースタブ28が収容される密封収容溝33が基部3に形成されている。基部3には更に、径方向外向きに延びた環状ディスク34が形成されており、当該環状ディスク34は、例えば、貯蔵器Rに接触させるためのものである。ディスク34は、傾斜した弾性タブ35を複数備えており、当該弾性タブ35は環状ディスク34から軸Xに向かって傾斜した形で延びている。弾性タブ35の成形を可能にするために、環状ディスク34には、成形用のコアを通すことができるウインドウ36の形で孔が開けられている。弾性タブ35の上側の自由端は、可撓性膜21の底面2iと接する。最後に、基部3の外周縁部にはブッシング37が形成されており、当該ブッシング37は径方向外向きに突き出たスナップ留め押圧部(bead)38を備えている。
以下、特に図2を参照して、各種構成要素1、2、3がどのように組み立てられるか、そして、どのように相互作用するかを説明する。図に見られる通り、リップ部14が可撓性部品2のリング25に形成された環状溝24に進入した形で、可撓性部品2はカバー1と係合している。つまり、リング25はハウジング15内に係合している。これにより、環状の隙間がカバー1の頂上壁11と可撓性膜21の上面2sとの間に形成されている。当該隙間は流体用の上側チャンバCsを構成しているが、これについては後述する。上側チャンバCsは上面2s全体によって形成されているのではなく、上面の一部によって形成されている。この一部を、以下、上面領域Ssと呼ぶ。上面領域Ssは、可撓性膜21の上面2sから、貫通孔23の部分の領域と閉鎖ピン22の部分の領域とを合わせた領域を除いた領域と定義される。上側チャンバCsは、軸方向には非常に小さな厚さになっているが、径方向には相当な範囲に拡がっている。上面領域Ssは実際的には上面2sと等しい。貫通孔23および閉鎖ピン22を合わせた部分の領域はわずかだからである。上側チャンバCsは、貫通孔23によって下側チャンバCiと連通している。下側チャンバCiは、可撓性膜21の底面2iと、スリーブ26と、基部3のシリンダ31との間に形成されている。本実施の形態では、下側チャンバCiは、全体的に、カップを逆さまにした形状となっている。流体入口32が下側チャンバCiを介して貫通穴23に直に連通していることが理解される。
また、図2からは、スリーブ26の密封アンカースタブ28が基部3の密封収容溝33に、密封状態で継続的に係合していることが理解される。加えて、傾斜した可撓性タブ35の上側自由端が可撓性膜21の底面2iに接した状態となっている。ブッシング37はスカート13内において係合している。より厳密に言えば、ブッシング37のスナップ留め押圧部38が、スカート13のスナップ留め溝16内に継続的な形で収容されている。ブッシング37の上端は、締結リング25をリップ部14に押し付け、ハウジング15に押し込む。こうして、第1に締結リング25とカバー1との間、そして、第2にアンカースタブ28と基部3との間の2箇所で密封が実現され、それによって、上側チャンバCsと下側チャンバCiとは、流体入口32において外部から隔絶される。変形例として、スリーブ26のアンカースタブ28を基部3の密封収容溝33内にヒートシールして、外部から確実に密閉することとしてもよい。
圧力を受けて貯蔵器Rから来た流体がディスペンサヘッドに到達すると、貫通孔23を介して相互に円滑に連通する下側チャンバCiと上側チャンバCsとは流体で満たされる。下側チャンバCiでは、可撓性膜21の底面2iの一部に圧力が加わる。なお、当該部分を、以下、底面領域Siと呼ぶ。可撓性膜21の反対側では、圧力が可撓性膜21の上面2sの一部に加わる。なお、当該部分を、以下、上面領域Ssと呼ぶ。底面領域Siは上面領域Ssよりもはるかに狭いことが、容易に理解される。これら領域の比:Ss/Siは、図で示す実施の形態の場合、3又は4である。この比を更に大きくすることも考えられる。その手段としては、上面領域Ssをリップ部14に達する位置まで拡げ、そして、スリーブ26の径を、可能であればシリンダ31の径と共に小さくすることで、底面領域Siを小さくする。いかなる状況でも、上面領域Ssは底面領域Siよりも広く、その結果として、流体の押圧力によって上面領域Ssに加わる力は、流体の押圧力によって底面領域Siに加わる力に比べてはるかに大きい。圧力に応じて、可撓性膜22は、閉鎖ピン22がディスペンサ開口部12から外れるように、カバー1及び基部3に対して移動する。言い換えると、可撓性膜22は頂上壁11から遠ざかり、シリンダ31に向かって移動する。可撓性膜22の移動は流体の圧力によってのみ生じ、そのため、2つの面に同時に加わる押圧力の差に反応することから、当該可撓性膜は差動膜と呼ばれる。圧力が高まるにつれて、下側チャンバCiの容積が小さくなる一方で、上側チャンバCsの容積は大きくなる。しかしながら、可撓性膜21は、弾性手段によって、カバー1の頂上壁11に弾性的に付勢されていることから、弾性手段の力を上回るためには、これらチャンバの内部圧力が予め決められた圧力閾値に達する必要がある。弾性手段は、複数の個別の手段、すなわち、可撓性膜21固有の弾性と、スリーブ26の蛇腹部分27によって得られる弾性と、そして、基部1の傾斜した可撓性タブ35の弾性とを組み合わせて得られたものである。当然のことながら、可撓性膜21に作用する各種弾性手段については、変更が可能である。例えば、可撓性タブ35を省くことが考えられる。また、可撓性タブ35の数を多くすることで弾性手段を増やすことも考えられる。蛇腹部分27の可撓性を高めること、又は、その反対に剛性を高めることも考えられる。また、可撓性膜21の厚みを局所的に変えることも可能である。これら全ての要因を組み合わせて、弾性手段の強度を高くしたり低くしたりすることで、弾性手段は、閉鎖ピン22をディスペンサ開口部12に付勢して密封状態でディスペンサ開口部12を閉じることになる。
図3(a)に示すように、休止状態では、開口部12の環状エッジは、閉鎖ピン22に形成された円錐台形の壁と密封状態で接する。これにより、上側チャンバCsは、完全な密封状態で外部から隔絶される。これに対して、投与段階では、図3(b)に示すように、閉鎖ピン22の円錐台形の壁は上昇して開口部12の縁部から離れる。それによって、上側チャンバCsが外部に連通して流体用の出口流路が開かれる。
本発明の可撓性差動膜21を用いれば強力な弾性手段が実現されるが、貯蔵器Rの可撓性の壁Pを特に強く絞る必要はない。圧力面の面積差によって生じる増幅効果の結果、手で加える力がそれほど強くなくても、充分に可撓性膜21を移動させることができる。上述した通り、増幅率は約3又は4であり、そのため、貯蔵器に中程度の圧力を加えれば、充分に、相当の剛性を備えた弾性手段の力をも上回ることができる。その結果、休止状態における完全な密封閉鎖と、投与時の良好かつ制御された形での取扱いとの両方が、両立した形で実現される。本発明のディスペンサヘッドは、これらの明らかに相反する2つの目的を賢明なやり方で両立する。
以下、第2の実施の形態を示す図4、5を参照する。当該第2の実施の形態は、実際には、図1〜3のディスペンサヘッドの変形例である。この第2の実施の形態でも、カバー1及び可撓性部品2については、第1の実施の形態におけるものと同一又は類似のものとすればよい。基部3については、傾斜した弾性タブ35が存在しない点のみ、第1の実施の形態と異なる。傾斜した弾性タブの代わりに、基部3と可撓性部品2との間で作用する従来型の巻きバネ4が用いられている。巻きバネ4は、密封収容溝33及びスリーブ26を囲む位置に置かれ、可撓性膜21の底面2iに接している。
本発明では、力を増幅する可撓性差動膜の特性を用いることで、非常に効果的な形でディスペンサ開口部を閉じることのできる強力な弾性手段の剛性を上回ることができ、流体貯蔵器を過度に強く絞らなくともよいという効果が得られる。

Claims (12)

  1. 可動壁(P)を有する容量可変の流体貯蔵器(R)に取り付けられる流体ディスペンサヘッドであって、
    投与対象の流体をユーザが取り出すことができるディスペンサ開口部(12)と、
    前記流体ディスペンサヘッド内に存在する前記流体の圧力が予め決められた閾値よりも低い時には前記ディスペンサ開口部(12)を閉じ、前記流体ディスペンサヘッド内に存在する前記流体の圧力が前記予め決められた閾値よりも高い時には前記ディスペンサ開口部(12)を開く密封閉鎖部材(22)と、
    前記ピン(22)を前記ディスペンサ開口部(12)に対して付勢する弾性手段(21,27,35,4)と、
    前記流体貯蔵器(R)と連通する流体入口(32)と、を有し、
    前記流体入口(32)に対向する底面(2i)と前記ディスペンサ開口部(12)に対向する上面(2s)とを備えた可撓性差動膜(21)と、当該可撓性差動膜(21)の前記底面及び上面(2s,2i)を連結する1以上の通路(23)と、を更に有し、
    前記底面及び上面(2i,2s)のそれぞれには底面領域及び上面領域(Si,Ss)が形成されており、当該底面領域及び上面領域(Si,Ss)は、圧力を受けた流体により前記可撓性差動膜の前記底面及び上面(2s,2i)に加わる反対方向の押圧力を同時に受け、前記底面領域(Si)は前記上面領域(Ss)よりも実質的に小さく、前記密封閉鎖部材(22)は前記可撓性膜に形成されていること、
    を特徴とする流体ディスペンサヘッド。
  2. 前記底面領域(Si)に対する前記上面領域(Ss)の比は3よりも大きく、好ましくは4よりも大きいこと、
    を特徴とする請求項1に記載の流体ディスペンサヘッド。
  3. 前記可撓性膜(21)の両側に流体チャンバが形成されており、当該流体チャンバとは、前記流体入口(32)と前記可撓性膜(21)との間に形成された入口チャンバ(Ci)と、前記可撓性膜(21)と前記ディスペンサ開口部(12)との間に形成された出口チャンバ(Cs)とであって、当該2つの流体チャンバ(Ci,Cs)は少なくとも1つの貫通孔(23)を介して連通しており、その結果として前記2つの流体チャンバは同時に等しい圧力を受けること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の流体ディスペンサヘッド。
  4. 前記流体入口(32)が形成された基部(3)と、前記ディスペンサ開口部(12)が形成されたカバー(1)と、前記可撓性膜(21)が形成された可撓性部品(2)とを有し、前記可撓性部品(2)は、前記基部(3)と前記カバー(1)との間に配置されて密封状態を実現すること、
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の流体ディスペンサヘッド。
  5. 前記基部(3)及び前記カバー(1)は硬質であること、
    を特徴とする請求項4に記載の流体ディスペンサヘッド。
  6. 前記基部(3)には、前記密封封鎖部材(22)を前記ディスペンサ開口部(12)に付勢するための弾性手段(35)が可撓性傾斜タブの形で形成されていること、
    を特徴とする請求項4又は5に記載の流体ディスペンサヘッド。
  7. 前記可撓性部品(2)には、前記ディスペンサ開口部(12)に前記密封封鎖部材(22)を付勢する弾性手段(27)が形成されており、当該弾性手段(27)は前記可撓性膜(21)を前記基部(3)に接続していること、
    を特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の流体ディスペンサヘッド。
  8. 前記基部(3)と前記可撓性膜(21)との間で作用して、前記密封封鎖部材(22)を前記ディスペンサ開口部(12)に付勢するバネ(4)を更に有すること、
    を特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の流体ディスペンサヘッド。
  9. 前記可撓性部品(2)には、
    前記密封封鎖部材(22)を囲む位置に複数の貫通孔(23)を備えた前記可撓性膜(21)と、
    前記可撓性膜(21)を囲み、前記カバー(1)と密封状態で係合する密封締結リング(25)と、
    前記可撓性膜(21)を前記基部(3)に接続するスリーブ(26)と、が形成されており、
    前記スリーブ(26)は、前記可撓性膜(21)が前記基部(3)に対して移動するように、軸方向に変形可能であり、前記スリーブ(26)には、前記基部(3)と密封状態で係合する密封アンカースタブ(28)が形成されており、前記スリーブ(26)は前記流体入口(32)を囲んで延びていること、
    を特徴とする請求項4乃至8のいずれか一項に記載の流体ディスペンサヘッド。
  10. 前記入口チャンバ(Ci)は前記基部(3)と前記可撓性部品(2)との間に形成されており、前記出口チャンバ(Cs)は前記可撓性膜(21)と前記カバー(1)との間に形成されていること、
    を特徴とする請求項3及び4に記載の流体ディスペンサヘッド。
  11. 前記基部(3)は、スナップ留めされて前記カバー(1)内に収容されていること、
    を特徴とする請求項4乃至10のいずれか一項に記載の流体ディスペンサヘッド。
  12. 可動壁(P)を有する容量可変の流体貯蔵器(R)を有し、当該流体貯蔵器(R)に、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の流体ディスペンサヘッドが取り付けられていること、を特徴とする流体ディスペンサ。
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