JP2013545584A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. 脊椎固定術のための、生体適合性マトリックスと血小板由来増殖因子（ＰＤＧＦ）を含む溶液とを含む組成物であって、該溶液が該生体適合性マトリックスに組み込まれ、該生体適合性マトリックスが骨スキャフォールディング材料を含み、該骨スキャフォールディング材料が多孔性リン酸カルシウムまたは同種移植片を含み、該脊椎固定術が該生体適合性マトリックスおよび該溶液を所望の脊椎固定部位に投与することを含む組成物。
2. 前記骨スキャフォールディング材料が多孔性リン酸カルシウムを含む、請求項１に記載の組成物。
3. 前記骨スキャフォールディング材料がβ‐リン酸三カルシウム、同種移植片、またはそれらの組み合わせを含む、請求項１に記載の組成物。
4. 前記ＰＤＧＦが、前記溶液中に０．０１ｍｇ／ｍＬ〜１０．０ｍｇ／ｍＬの濃度で存在する、請求項１から３のいずれか一項に記載の組成物。
5. 前記ＰＤＧＦが、前記溶液中に０．３ｍｇ／ｍＬの濃度で存在する、請求項１から４のいずれか一項に記載の組成物。
6. 前記ＰＤＧＦが、ＰＤＧＦ‐ＡＡ、ＰＤＧＦ‐ＢＢ、ＰＤＧＦ‐ＡＢ、ＰＤＧＦ‐ＣＣ、ＰＤＧＦ‐ＤＤ、またはその混合物もしくは誘導体を含む、請求項１から５のいずれか一項に記載の組成物。
7. 前記ＰＤＧＦがＰＤＧＦ‐ＢＢを含む、請求項１から６のいずれか一項に記載の組成物。
8. 前記ＰＤＧＦ‐ＢＢが、少なくとも６５％の完全なＰＤＧＦ‐ＢＢを含む、請求項６または７に記載の組成物。
9. 前記ＰＤＧＦ‐ＢＢが、組換えヒト（ｒｈ）ＰＤＧＦ‐ＢＢである、請求項６から８のいずれか一項に記載の組成物。
10. 前記骨スキャフォールディング材料が、５０ミクロン〜５０００ミクロンの範囲の大きさの粒子を含む、請求項１から９のいずれか一項に記載の組成物。
11. 前記骨スキャフォールディング材料が、２５％を超える多孔率を有する、請求項１から１０のいずれか一項に記載の組成物。
12. 前記骨スキャフォールディング材料が、マクロ多孔性を有する及び／又は前記マトリックスへの細胞遊走を促す多孔性を有する、請求項１から１１のいずれか一項に記載の組成物。
13. 前記骨スキャフォールディング材料が相互に連結した細孔を含む、請求項１から１２のいずれか一項に記載の組成物。
14. 前記骨スキャフォールディング材料が再吸収可能である、請求項１から１３のいずれか一項に記載の組成物。
15. 少なくとも８０％の前記骨スキャフォールディング材料が移植した１年以内に再吸収されるように、前記骨スキャフォールディング材料が再吸収可能（ｒｅｓｏｅｒｂａｂｌｅ）である、請求項１から１４のいずれか一項に記載の組成物。
16. 前記骨スキャフォールディング材料が、前記骨スキャフォールディングの自重の少なくとも２５％に等しい前記溶液の量を吸収することができる、請求項１から１５のいずれか一項に記載の組成物。
17. 前記生体適合性マトリックスが、生体適合性結合剤をさらに含む、請求項１から１６のいずれか一項に記載の組成物。
18. 前記生体適合性結合剤がコラーゲンを含む、請求項１７に記載の組成物。
19. 骨スキャフォールディング材料およびコラーゲンが、８０：２０の比率で存在する、請求項１８に記載の組成物。
20. 前記脊椎固定術が椎体間固定術又は腰椎固定術である、請求項１から１９のいずれか一項の組成物。