JP2013543581A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 個体が細菌性髄膜炎を有するか否かを同定する方法であって、前記個体から得られた脳脊髄液（ＣＳＦ）サンプルにおいてＨＢＰを測定し、それによって前記個体が細菌性髄膜炎を有するか否かを決定することを含む上記方法。
2. 前記個体が細菌性髄膜炎を有するか否かを決定することが、前記サンプル中のＨＢＰの濃度が１５ｎｇ／ｍｌ超であるか否かを決定することを含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記個体が細菌性髄膜炎を有するか否かを決定することが、前記サンプル中のＨＢＰの濃度が２５ｎｇ／ｍｌ超であるか否かを決定することを含む、請求項１に記載の方法。
4. 前記個体が細菌性髄膜炎を有するか否かを決定することが、前記サンプル中のＨＢＰの濃度が３５ｎｇ／ｍｌ超であるか否かを決定することを含む、請求項１に記載の方法。
5. 前記個体が細菌性髄膜炎を有するか否かを決定することが、前記サンプル中のＨＢＰの濃度が５０ｎｇ／ｍｌ超であるか否かを決定することを含む、請求項１に記載の方法。
6. 前記サンプル中のＨＢＰのレベル又は濃度が、ＨＢＰのベースラインレベル又は濃度を基準として、少なくとも３倍増加している、請求項１に記載の方法。
7. 前記サンプル中のＨＢＰのレベル又は濃度が、ＨＢＰのベースラインレベル又は濃度を基準として、少なくとも４倍増加している、請求項１に記載の方法。
8. 前記個体が髄膜炎を有することが疑われる、請求項１から７までのいずれか１項に記載の方法。
9. 前記個体が、最近、脳神経外科手術を受けた、請求項８に記載の方法。
10. 前記個体が、頭蓋骨外傷及び／又は頭蓋骨、頸部若しくは腰仙部領域に影響を与える解剖学的異常の病歴を有する、請求項８に記載の方法。
11. 前記個体が、免疫力が低下している；蝸牛インプラントを有する患者；頭蓋若しくは脳神経外科インプラントを有する患者、又はその任意の組み合わせである、請求項８から１０までのいずれか１項に記載の方法。
12. 前記個体が、細菌性髄膜炎の治療をすでに受けている、請求項８から１０までのいずれか１項に記載の方法。
13. 前記個体が哺乳類である、請求項１から１２までのいずれか１項に記載の方法。
14. 前記哺乳類がヒトである、請求項１３に記載の方法。
15. 個体が細菌性髄膜炎を有するか否かを決定するための、ＨＢＰ特異的抗体又はそのＨＢＰ結合断片を、活性成分として含む診断薬。
16. 個体が細菌性髄膜炎を有するか否かを決定する方法における使用のための試験キットであって、個体から得られた脳脊髄液（ＣＳＦ）サンプルにおけるＨＢＰの検出用の試薬を含む上記試験キット。