JP2013541974A - 飲料製造装置からカプセルを回収するためのデバイス及び方法 - Google Patents

飲料製造装置からカプセルを回収するためのデバイス及び方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、飲料製造装置の受け器からカプセルを効率的に回収するためのデバイス及び方法を提供することを目的とする。特に、このデバイスにより、安全な条件において、及び待機時間を伴わずに、使用済みのカプセルを回収することが可能となる。飲料製造装置は、飲料材料を収容したカプセル2を受けるための、カバー3を有する受け器1を備える。デバイスは、受け器のカバー3の各側方側上に配置された部材6’、6’’を有するクランプ6から構成される、カプセル抜取り手段及びカプセル案内手段を備える。カプセル2は、カプセルが受け器1の中に挿入された場合に上方に向けられる上方エッジの周囲にリム8を備える。受け器のカバーの開放時には、クランプ6は、カプセルの底部のばね4により上昇されたカプセルのリム8の下方にクランプ6の部材を位置決めするように、作動される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、飲料製造装置の淹出ユニットから飲料材料を収容したカプセルを回収するためのデバイス及び方法に関する。
飲料材料を収容したカプセルにより飲料を調製することが知られている。一般的には、このカプセルは、コーヒーマシンなどの飲料製造デバイス内に挿入され、液体が、カプセル内に送出され、飲料が、圧力下において又は重力によりカプセルから抽出される。
遠心力作用を利用することにより飲料を調製することが知られている。この原理は、カプセルたる受け器内に飲料材料を用意し、この受け器内に液体を送出し、この受け器を高速で回転させて、受け器内において液体に或る勾配の圧力を生じさせつつ、粉末と液体との相互作用を確実に生じさせることに主に存する。かかる圧力は、受け器の中央部から外周部の方向へと漸次増したものとなる。液体がコーヒーベッドを縦断するにつれて、コーヒー混合物の抽出が行われ、液体抽出物が得られ、これが受け器の外周部にて流出する。
「カプセル」という用語は、飲料材料を収容する任意の可撓性、剛性、又は半剛性の容器を指す。カプセルの他の同義語は、「ポッド」、「パッド」、「カートリッジ」、又は「サッシュ」である。カプセルは、使い捨て式であることが可能である。また、容器は、使用直前にユーザにより材料を充填されることによってカプセルを形成することが可能である。
「材料」という用語は、挽粒コーヒー、可溶性コーヒー、リーフティー、可溶性紅茶、ハーバルティー、粉ミルク、料理用粉末、離乳食、及びそれらの組合せなどの任意の適切な飲料物質を意味する。
飲料の調製後に、一般的には、使用済みのカプセルは、飲料製造の際に受け器を閉鎖するカバーを開いた後に、手作業により装置の受け器から取り出される。この作業は、カプセルが淹出後に高温状態に留まる熱い飲料の調製の場合には、危険となる場合がある。この安全上の問題を解決するために、カバーは、カプセルが冷却されるまで閉じられた状態に留まる。この非常に長い冷却期間は、複数の飲料を短期間に製造しなければならない場合には、欠点となる。
国際公開第2005/004683号パンフレットに記載されているように、カプセルが、開放された淹出ユニット内への挿入の際に実質的に垂直なスライダに沿って案内され、固定された又は引戻り可能な又は枢動的な要素などの側方保持手段により中間位置に保持される、飲料装置が存在する。淹出ユニットが閉鎖されると、カプセルは、中間位置から抜取り位置へと強制的に移動される。淹出ユニットが再び開かれると、カプセルが、保持要素により既に保持されておらず、重力により落下することにより、カプセルの排出が得られる。しかし、かかるシステムは、実質的に水平に、又は水平方向に対して低い角度からカプセルを保持する受け器には適さない。
いくつかの他の装置の構成においては、受け器は、飲料製造が終焉し、受け器のカバーが開放された際に、使用済みのカプセルが容器内に直接的に落下するように規定された角度にしたがって傾斜する。
例えば、国際特許公開第2009/113035号パンフレットは、抽出ヘッドに対してカプセル保持器を開閉するための開閉機構を備える飲料調製装置に関する。この装置は、抽出ヘッドが開放されて上方位置に置かれた場合に、カプセルフランジと係合することによりカプセルに対してこの作用を及ぼすように構成されたプッシャを備えるカプセル排出機構を備える。
しかし、カプセルの正確な排出を行うために、このシステムは、特定の設計の制約を満たさなければならない。特に、このシステムは、デバイスが、十分に傾斜され、プッシャが、カプセル保持器からカプセルを移動させるために十分な長さを有し、湾曲状であることを必要とする。
国際公開第2009/113035号パンフレットのもう1つの代替的な解決策においては、カプセル受容器が、排出のためにカプセルを湾曲状の固定されたレールアセンブリの上に回転及び配置することが可能となるようにヒンジ様に連結(以下「ヒンジ連結」と称する)される。しかし、カプセルを適切に排出するために、受容器の加速が、回転時に必要となる。したがって、正常な排出は、デバイスの開放速度に大きく左右される。さらに、かかる構成は、非常に複雑である。
英国特許第2449420号の文献は、飲料製造装置のヘッド内に組み込まれたクランプ機構に基づくカプセル排出システムを開示している。排出時に、使用済みのカプセルは、クランプにより把持され、かようにカプセルを支持したヘッドは、水平方向に後方へと排出位置まで移動し、そこでカプセルは、クランプから放され、ヘッドの背後の空間内へと重力により落下する。
カプセルを把持し、淹出位置から排出位置へとカプセルを搬送するための前記システムは、非常に複雑かつ故障しやすい機構を伴い、この機構の構成、製造、及びメンテナンスは、費用対効果上の問題をもたらし得る。
欧州特許1669011は、下部支持要素に対して枢支された上部支持要素を備えるエスプレッソコーヒーマシン用の送達ヘッドについて言及している。下部支持要素に対して適用される枢動ピンに枢支されたカプセル排出フォークと、リムを適切に備えるカプセルの上部を包囲するように設計された環状部分とを備える、排出手段が提供される。上部支持要素が引き上げられると、フォーク要素上に形成され、リニアカムとして作動する上部支持要素の各傾斜平面又は傾斜表面と協働する、歯要素が設けられることにより、フォーク要素もまた引き上げられる。フォーク要素は、カプセルを引き上げ、カプセルは、設定された傾斜を達成すると、フォーク要素上を摺動し、収集容器内に落下する。次いで、既述の傾斜を超過すると、フォークの歯要素は、上部支持要素の傾斜表面から係合解除される。したがって、フォーク要素は、下部支持要素に当接する開始位置へと戻る。所与の傾斜におけるかような係合解除作動を実現するためにフォークに歯要素が必要となると、摩耗及び/又はブロッキングの問題を被りやすい。
本発明の目的は、飲料製造装置の受け器からカプセルを回収するための単純かつ効率的なデバイスを提供することである。特に、1つの利点は、ユーザの介入を減らすと共に簡便な態様で使用済みのカプセルを回収することを可能にする点である。もう1つの利点は、高温が原因で装置のユーザに負傷を負わせることなく、及び受け器の解放前にカプセルの冷却を待機することなく、カプセルのより安全な回収条件を提供することである。もう1つの目的は、遠心力作用に対してとりわけ良く適合するデバイスを提供することであるが、このデバイスは、他の淹出原理を利用する淹出デバイスに使用することも可能である。
これらの目的は、ハウジングと、カバーと、飲料材料を収容したカプセルを受けるための受け器とを備える飲料製造装置内の前記カプセルを回収するためのデバイスであって、カバー及び/又は受け器が、受け器の閉位置と受け器の開位置との間で移動可能である、デバイスにおいて、
カプセルが受け器内に挿入された場合にカプセルを抜き取り把持するための少なくとも1つの抜取り手段であり、前記受け器の開放時に作動されるように構成された、少なくとも1つの抜取り手段と、
抜取り手段に結合され、カプセルの抜取り後に作動され、傾斜部上での滑動においてカプセルを案内するように構成された、少なくとも1つの案内手段であり、前記傾斜部が、水平面に対するカバーのある角度位置により規定される、少なくとも1つの案内手段と
を備えることを特徴とする、デバイスによって、達成される。
本デバイスは、例えば国際公開第2010/026053号パンフレットに記載されるような飲料製造システム内などに、実質的に水平に位置決めされた受け器に対して適用される。実際に、受け器が、淹出作動の際にカプセルを回転させるように構成されることにより、使用済みのカプセルを抜き取るために傾けることは容易に可能とはならない。したがって、受け器のカバーに結合され、抜取りを行い収集空間の方向に抜き取られたカプセルを滑動させるように構成された、機構が、手動による抜取り方法の有利かつより安全な代替となる。
同様の機構は、遠心力作用を用いない、及び/又は受け器が必ずしも水平方向に位置決めされない飲料製造装置に対しても適用し得る点に、留意されたい。
また、本発明は、可動カバー及び固定受け器、又は固定カバー及び可動受け器、又は共に可動のカバー及び可動受け器も範囲に含む点に留意されたい。これら3つの全ての代替案が、可能であり、部品(カバー/受け器)に関する「関連する(relative)」という用語は、最も広義の意味においてこれら代替案の全てに対応することを目的として使用される。
好ましくは、カバーは、案内手段により規定される傾斜部が水平面とは異なる角度Aを形成するように、開位置において受け器に対して移動可能である。最も好ましくは、角度Aは、デバイスからのカプセルの円滑な抜取りを確保するために、垂直面とも異なる。好ましくは、水平方向に対する角度Aは、5〜90度の間、最も好ましくは10〜75度の間である。
好ましくは、カプセルは、箱又は同様のものなどのカプセル収集空間の方向へと傾斜部上を案内される。空間節減の理由により、カプセル収集空間は、飲料製造装置の外部の空間であった方がよい。
好ましい一構成においては、カバーは、受け器が閉位置から開位置へと移動する場合に、受け器に対して傾斜するように、装置ハウジングの一部にヒンジ連結される。代替案においては、カバーは、固定され、受け器は、受け器が閉位置から開位置へと移動する場合に、固定されたカバーに対して傾斜するように、装置ハウジングの一部にヒンジ連結され得る。
可能な一解決策においては、カバーは、ヒンジに連結するカバーの延在アームに対して垂直な軸に沿ってヒンジ連結される。一代替案においては、カバーは、ヒンジに連結するカバーの延在アームに対して長手方向となる軸に沿ってヒンジ連結される。さらに別の代替案においては、カバーは、延在アームに対する垂直軸及び長手方向軸の両方に沿って関節式の態様でヒンジ連結される。全てのこれらの解決策において、カバーは、受け器から比較的離れる方向に移動され、受け器に対するカバーの位置により規定される傾斜部に沿ったカプセルの滑動を可能にする角度位置をとる。
好ましい一構成によれば、抜取り手段及び案内手段は、カプセルの上方エッジの周囲に配置されたリムの下方に係合することによりカプセルを把持するように構成されたクランプを備える。
好ましくは、案内手段は、傾斜部に沿ってカプセルを案内するためのクランプにより形成される。
クランプは、カバーの各側方側に好ましくは対称的に配置された互いに対向し合う部材を有する。
好ましくは、互いに対向し合うこれらの部材は、ばねの力の下において移動又は広がることが可能となるように、カバーに対して接合される。
好ましい一構成によれば、抜取り手段及び案内手段は、カバーの各側方側の上に対称的に配置された互いに対向し合う部材を有するクランプを備える。カプセルは、カプセルが受け器内に挿入された場合に上方に向けられる上方エッジの周囲にリムを備える。受け器のカバーの開放時には、クランプは、カプセルの底部のばねにより上昇されるカプセルのリムの下方にそれらの部材を位置決めするように作動される。カプセルの各側部に配置されたクランプの2つの互いに対向し合う部材は、受け器に対するある角度にしたがって傾斜される受け器のカバーと共に移動する。クランプ部材は、実質的に線形方向又は曲線方向へのカプセルの滑動を支援するための、線形案内部分又は曲線案内部分を備える。この角度は、重力によりクランプの部材に沿ってカプセルを滑動させ、最終的にカプセルが受け器の近傍に位置する容器内に落下するように、規定される。
また、本発明は、ハウジングと、カバーと、飲料材料を収容したカプセルを受けるための受け器とを備える飲料製造装置内の前記カプセルを回収するためのデバイスであって、カバー及び/又は受け器が、受け器の閉位置と受け器の開位置との間で移動可能である、デバイスにおいて、
カプセルが受け器内に挿入された場合にカプセルを抜き取り把持するための少なくとも1つの抜取り手段であり、前記受け器の開放時に作動されるように構成された、少なくとも1つの抜取り手段と、
抜取り手段に結合され、カプセルの抜取り後に作動され、傾斜部上での滑動においてカプセルを案内するように構成された、少なくとも1つの案内手段であり、前記傾斜部が、水平面に対するカバーのある角度位置により規定される、少なくとも1つの案内手段と
を備え、
抜取り手段が、カプセルを把持するように構成されたクランプを備え、また、かかるクランプが、前記案内手段を形成し、前記クランプが、カプセルを把持するように構成され、カプセルが滑動する傾斜部を形成する、少なくとも2つの部材を備え、また好ましくは、前記部材が、ばねの力の下において受け器の開位置から受け器の閉位置へと互いに対向し合う部材を移動させる又は広げることが可能となるように構成される
ことを特徴とするデバイスに関する。
特に、前記クランプの部材は、ハウジング及び/又は受け器の表面上にこれら2つの部材が係合することにより、前記一方の位置から他方の位置へと移動されるか又は広げられる。
先述のように、好ましくは、クランプの部材は、カバーの各側部の上に対称的に配置された互いに対向し合う部材である。これらの部材は、1対の支承部材(bearing)の上に共に接合され得る。各支承部材は、カバーの上に配置され、少なくとも1つのばねと連接(link)される。
さらに、本発明は、上述のデバイスにより飲料製造装置内のカプセルを回収するための方法であって、
カバー又は受け器を移動させることにより受け器を開放するステップと、
カプセルのリムが受け器から係合解除されるようにカプセルを引き上げ、カプセルをクランプ固定することにより、抜取り手段を作動させるステップと、
傾斜部に沿った滑動において抜き取られたカプセルを案内することにより案内手段を作動させるステップであり、前記傾斜部が、水平面に対するカバーの角度位置により規定される、ステップと
を含む、方法に関する。
さらにとりわけ、本発明は、飲料材料を収容したカプセルを受けるための受け器に対して移動可能なカバーを備える飲料製造装置内の前記カプセルを回収するための方法であって、カバーが、受け器の閉位置と受け器の開位置との間のある角度にしたがってカバーを傾斜させるように、装置ハウジングの一部に対してヒンジ連結される、方法であり、
受け器のカバーを開放するステップと、
カバーの上に配置された部材と、受け器の底部とカプセルの底部との間に配置されたばねとを有する、クランプを作動させるステップと、
ばねによりカプセルを上昇させて、カプセルのリムを受け器から係合解除するステップと、
カプセルのリムの下方に係合することにより引き上げられたカプセルの各側部にそれぞれが当接しつつ移動するクランプの部材によって、受け器からカプセルを把持し抜き取るステップと、
カプセル収集空間の方向に傾斜部を形成するクランプの部材により抜き取られたカプセルを滑動させるステップであり、前記傾斜部が、開位置における受け器に対するカバーの角度位置により決定される角度で規定される、ステップと
を含む、方法に関する。
この目的は、独立請求項の特徴により実現される。従属請求項は、本発明の中心的な案をさらに展開したものである。
非限定的な例として提示される同封される図面を参照とする以下の詳細な説明により、本発明がより良好に理解されよう。
受け器、カプセル、及び受け器のカバーと相互に連携する構成要素を有するデバイスの概略図である。 カプセル回収デバイスのクランプの部材が脇に引かれ、カプセルが受け器のカバーにより下方に押された状態における、閉鎖されロックされた位置においてカプセルを収容する受け器の側面図及び正面図である。 受け器のカバーが開放された際に、クランプの部材がカプセルのリムの下方に移動する、抜取り相におけるカプセルを収容した受け器の側面図及び正面図である。 カプセルが、受け器から抜き取られ、クランプの部材により捕獲され、クランプの部材上において収集容器の方向に滑動する、投棄相におけるカプセルを収容した受け器の側面図及び正面図である。 クランプの部材がカプセルの上方へと脇に移動され、このカプセルは、受け器のカバーがロックされるまで、クランプにより下方に押される、閉鎖相におけるカプセルを収容した受け器の側面図及び正面図である。 受け器のカバーが、アーム片により飲料製造装置のハウジングの一部に連接され、アーム片の軸に対して垂直な軸に沿ってヒンジ連結される、受け器の概略図である。 受け器のカバーが、アーム片により飲料製造装置のハウジングの一部に連接され、アーム片の長手方向軸に沿ってヒンジ連結される、受け器の概略図である。 受け器が固定カバーに対して移動して、クランプの部材により形成された傾斜部上においてカプセルを滑動させる、一実施形態の概略図である。 受け器が、カプセルが受け器内に挿入された閉位置にある、図8の実施形態の概略図である。
図1の分解図は、本発明のカプセル回収デバイスと連携する飲料製造装置の種々の要素を示す。カプセル2を受けるための受け器1は、その開口が上方に向けられるように、装置のハウジング20内に水平に配置される。
カバー3は、装置の作動中には、ハウジング20との機械的係合により受け器1を閉鎖し、飲料製造の終了時には、受け器1を開放する。カバー3が開放されると、受け器1からのカプセル2の抜取り及び回収が行われて、空になった受け器1の中に新規のカプセルを挿入することが可能となる。カバー3の開放は、飲料製造後の装置の停止時に、手作業により又は自動的に作動されるラッチなどの、公知のロック解除機構によって実施されてもよい。
好ましくは、カプセルは、挽粒コービーなどの飲料材料を収容した本体を備える。この本体は、膜(図1においては除去されている)などの上方壁部により閉鎖されてもよい。カプセルは、カバー3の方向に外方に向いた上方エッジ上に構成されたリム8を備える。このリムは、カプセルの本体の組立により及び上方壁部を封止する接合により形成されるか、又は本体のみにより形成される。
カプセル回収デバイスの抜取り手段は、以下のものを備える。
カバー3の上にそれぞれ配置された1対の支承部材(9’、10’)及び(9’’、10’’)の上に共に接合されるようにそれぞれ取り付けられた、好ましくは2つの側方部材6’及び6’’を備えるクランプ6。
これらの部材は、カバー3が開放された際に、部材6’及び6’’と共に移動することによりクランプを閉鎖するように構成された少なくとも1つのばね7により連接される。
カプセルを上方に上昇させるように構成され、好ましくは受け器とカプセルの底部との間に位置する、少なくとも1つのばね4。
好ましくは受け器1の底部の中央に配置されるこのばね4は、カプセル2が受け器1内に挿入され、カバー3が開放された場合に、カプセル2を上方に押すように構成される。ばね4は、例えば図1に図示するような渦巻ばね、又はレッグばね(leg spring)若しくは板ばね、又は受け器1の上方エッジの上に装着された少なくとも2つの引きばねなど、様々な形状を有してもよい。
任意であるが、底部のばね4の上に、受け器内に配置されたカプセルを受けるための、受容体(recipient)の形態のカプセルリフトイジェクタ5。
この受容体5は、オプションとすることができる。また、カプセルリフトイジェクタ5は、受け器内のカプセルに対してオフセット位置に位置決めされるが、受け器1からカプセルを少なくとも若干係合解除させるように、カプセルのリムの1つ又は複数の別個の部分に対して作用する、プッシャ(受容体の代わりに)であることも可能である。
カプセル回収デバイスの案内手段は、以下のものを備える。
カバー3が所定の角度にしたがって開放された場合に傾斜部を形成する2つの側方レールを形成するように構成された、クランプ6の部材6’及び6’’。
これらの部材6’及び6’’は、カバーの上に配置され、ある角度においてカプセルのリム8との間に適切な滑動係合を確保するように、寸法設定され、相互に離間される。
好ましくはワイヤ形状である各部材6’及び6’’は、傾斜部のレールを構成する直線状部分(12’、12’’)を有する。直線状部分(12’、12’’)は、カプセル2を滑動させるように構成された場合に、相互に対して平行となるか又は若干傾斜され得る。直線状部分(12’、12’’)のそれぞれの端部は、前方屈曲部分(14’、14’’)及び後方屈曲部分(13’、13’’)をそれぞれ備える。これらの前方屈曲部分(14’、14’’)及び後方屈曲部分(13’、13’’)は、カバー3の前方側及び後方側のそれぞれに配置された対応する前方支承部材(9’、9’’)及び後方支承部材(10’、10’’)に対して直線状部分(12’、12’’)を連接する。したがって、直線状部分(12’、12’’)は、カバー3のそれぞれの側方側に配置される。傾斜部の角度は、前方屈曲部分(14’、14’’)及び後方屈曲部分(13’、13’’)の長さの差により規定される。この例においては、前方屈曲部分(14’、14’’)は、後方屈曲部分(13’、13’’)よりも長い。
各部材(6’、6’’)の後方屈曲部分(13’、13’’)は、直線状部分(12’、12’’)により形成される傾斜部の端部に設けられた凹形状部11’及び11’’を備える。これらの凹形状部(11’、11’’)は、カプセル2が傾斜部を去る際に、カプセル2のリム8を通過させ得るように、形状設定及び寸法設定される。
前方支承部材(9’、9’’)の軸b9’(b9’’)は、以下の図2の説明において分かるように、カバー3が受け器1を閉鎖した場合に、直線状部分(12’、12’’)が十分に脇へと広げられ得るように、後方支承部材(10’、10’’)の軸b10’(b10’’)に対して垂直距離V及び水平距離Hの位置に位置決めされる。
淹出作動中にカプセル2を回転させるように構成された装置の場合には、受け器1は、不動のハウジング20内において回転を可能にする回転車軸a1を備える。好ましくは受け器1の下方においてハウジング20内に組み込まれ、車軸a1に結合される、モータにより、カプセル2の回転が確保される。
カバー3は、外方部分3’と、固定位置にある外方部分3’に対して回転するように構成された車軸a3上に取り付けられた内方部分3’’とを備える。カバー3が、受け器1を閉鎖すると、内方部分3’’の車軸a3は、受け器1の車軸a1と位置合わせされて、共に回転することが可能となり、固定されたハウジング20の内部においては、受け器1は、カバー3の内方部分3’’により閉鎖される。回転方向Rは、特に重要ではなく、或いはは、装置及び/又はカプセルの設計に応じて規定される。
要言すれば、これらの回転部分は、ばね4及びカプセルリフトイジェクタ5から構成されるカプセル上昇手段を備える受け器1、カプセル2、並びにカバー3の内方部分3’’である。ハウジング20、支承部材(9’、9’’)(10’、10’’)を有するクランプ6を備えるカバー3の外方部分3’、及びばね7などの残りの部分は、非回転移動位置又は静止位置に置かれる。
図2の断面側面図及び断面正面図は、閉位置においてカプセル2を収容する受け器1を図示する。また、一般的には、カバー3は、装置の作動中には、ばねからの圧迫の下において受け器内にカプセルを留めるために、ハウジング20に対してロックされて、流体制限手段(カプセルとカバーとの間の接続部に位置する弁システムなど)によりカプセルからの遠心力作用を受けた飲料の放出を制御すると共に、コーヒー又は液体の内部淹出圧力に抵抗する。この位置においては、クランプ6の部材6’、6’’は、脇に引かれて、受け器1を保持及び包囲するハウジング20の外部部分に当接して静止することによって受け器1のそれぞれの側部のある区域に位置し、それによりカプセル2のリム8から完全に係合解除される。特に遠心力作用を用いる装置においては、部材6’、6’’がこのように幅広く離間された位置をとることにより、回転中のカプセル2への、及び遠心力の下でカプセルを出る際の飲料へのいかなる干渉が防止される。実際に、遠心力作用により、飲料は、カプセルの上部に位置する膜を通過し、カバーの内方面上に配置された弁を通過してリムの上方に進み、受け器1の外壁部と受け器1を保持するハウジング20の内壁部との間の空間を通り流れて、最終的には受け器1の下方の受容体(図示せず)内に収集される。
また、受け器の底部に位置するばね4は、カバーの最下位置において受け器に対してカバーが閉鎖される際にカプセル2により圧縮されて、受け器1の上方エッジにリム8を当接静置させる。
任意には、カプセルは、受け器1の底部のばね4に当接して静止することにより前記受け器1内に配置された受容体によって形成されるリフトイジェクタ5の中に挿入される。受容体の寸法は、ばね4の力の下において受け器1内において摺動するように、受け器の寸法に適合化される。受容体は、カプセル2の上方部分の周囲のリム8が、デバイスの閉鎖時に受容体の上方エッジの外方に突出するような態様で、カプセル2を受けるように構成される。
この受容体は、種々の深さのカプセルが受け器1内に挿入される場合に、受容体の底部とカプセル2の底部との間の距離の如何にかかわらず、ばね4のある程度の圧縮が確実に得られるようにするために使用されてもよい。リフトイジェクタ5は、深さが同一であり、受け器1の深さに実質的に一致する、カプセル2が使用される場合には、除去されてもよい。
この特定の例においては、クランプ6の部材(6’、6’’)は、装置のハウジング20の前方から後方へと配向され、受け器1の左右のそれぞれの側に位置決めされる。
図6により概略的に図示されるような第1の実施形態においては、カバー3は、装置のハウジングに装着されたヒンジ22を中心として回転するアーム片21の形態の装置のハウジングの一部に連接される。ヒンジ22の軸a22は、アーム片21の長手方向軸a21に対して垂直であり、カバー3が受け器1の閉位置と受け器1の開位置との間の角度Cにしたがって傾斜するように構成される。アーム片21の長さは、装置の設計により、及び使用済みのカプセルを収集するために必要な空間により決定される。
図7に概略的に図示されるような第2の実施形態においては、ヒンジ22は、自体の長手方向軸a21を中心として回転するアーム片21と一直線に並んでおり、受け器1の閉位置と受け器1の開位置との間の角度Cにしたがってカバー3を傾斜させる。第1の実施形態と同様に、アーム片21の長さは、やはり装置の設計により決定され、さらに、ヒンジが受け器1に非常に近接して位置決めされる場合には、最小長さへと短縮されてもよい。
上記の両実施形態においては、閉位置と開位置との間におけるカバーの角運動は、受け器の線形運動(矢印L1)か、又はヒンジの軸の線形運動(矢印L2)により、収集空間の方向に滑動するカプセルを通過させるための十分な空間をカバーと受け器との間に空けることによって終了となってもよい。例えば、受け器1は、カバーが開放時に角度Cに達した際に、下方に移動してもよい。装置の別の構成においては、ヒンジ22は、カバー3が角度Cにしたがって開放された際に、アーム片21及びカバー3と共に上方に移動してもよく、その一方で受け器1は、自体の位置に留まる。また、受け器1及びカバー3のこれらの2つの線形運動L1及びL2は、装置の他の構成においては組み合わされてもよい。
図2〜図5の例においては、カバー3は、第1の実施形態にしたがって、クランプ6の部材(6’、6’’)に対して垂直に受け器1の背後に配置されたヒンジを中心として前方から開放することにより移動する。
図3は、カバー3が開き始めた際の、カプセル回収デバイスの作動を示す。ばね4は、解放され、カプセル2及びカプセル2を収容したカプセルリフトイジェクタ5を各々上方に押して、受け器1のエッジからリム8を係合解除させる。これと同時に、クランプ6の部材(6’、6’’)が、上昇したカプセル2に当接して上方及び内方に移動し、最終的にはカプセル2の各側部においてリム8の下方の最終位置に到達する。この運動は、カバー3が閉鎖された際の延伸状態からカバー3が開放された際の解放状態へと変化するばね7により作動される。クランプ6及びばね7は、後にクランプ6の部材(6’、6’’)に沿って、又はより正確には部材(6’、6’’)の直線状部分(12’、12’’)に沿って滑動しなければならないカプセル2を把持することなく、リム8によりカプセル2を保持するように、寸法設定され、当接部(図示せず)を備える。当然ながら、ばね7は、側方部材6’、6’’に対する弾性付勢機能が実現される限りにおいては、多様な形態をとり得る。例えば、ばねは、部材6’、6’’の一体部分であってもよい。
したがって、カプセル2は、クランプの部材(6’、6’’)により把持され、カバーが部材(6’、6’’)の直線状部分(12’、12’’)の既定の角度位置、すなわち図4により図示されるような角度Aまで開放された際に、受け器から及びリフトイジェクタ5から各々抜き取られる。
クランプ6は、カバー3に結合されるため、部材(6’、6’’)の直線状部分(12’、12’’)は、カバー3の開放角度Cに近い角度Aにしたがって傾斜される。部材(6’、6’’)の直線状部分(12’、12’’)は、受け器1に対して平行な水平面に対して角度Aを有する傾斜部に沿ってカプセル2を滑動させ得る、2つの実質的に平行なレールを形成する。傾斜部により、カプセル2は、受け器1の背後に配置された箱(図示せず)から好ましくは構成されるカプセル収集空間内に重力Gによって落下するように仕向けられる。部材6’及び6’’上の凹形状部11’、11’’は、カプセル2が受け器の開位置において傾斜部を去り収集空間内に落下する際に、カバー3に装着された部材6’、6’’の後方屈曲部分(13’、13’’)にリム8が衝突するのを防止する。
水平方向に対する角度Aの値は、カプセルリフトイジェクタ5を用いて又は用いずに受け器1の中に適切に挿入され得る任意の深さ及び重量のカプセルを滑動させるように決定される。角度Aは、水平方向に対して5〜90度の間、より好ましくは水平方向に対して10〜75度の間であってもよい。最小角度値は、受け器1からカプセル2を外方に引き上げるのに十分な値となるように規定され、最大角度値は、クランプの部材6’、6’’の上でカプセル2を滑動させるのに十分な値となるように規定される。
図5は、新規のカプセルが受け器1内に挿入された後の、カバー3の閉鎖相を図示する。以前のカプセルの回収により下方に折り曲げられたクランプ6の部材(6’、6’’)が、新規のカプセルを受け器1の内部へと下方に押し、それと同時に、初めはカプセルの上部との接触により、及び次いで受け器1のハウジングとの接触により、カプセル2上において次第に脇に押される。部材(6’、6’’)を連接するばね(又は複数のばね)7が延伸することにより、部材(6’、6’’)は、閉鎖された受け器を図示する図2のように、受け器の各側部において同じ最終位置をとることが可能となる。
受け器の底部のばね4は、クランプ6の部材(6’、6’’)が脇に押されるのと同時に圧縮される。カプセル2のリム8は、受け器1の上方エッジ上に当接して静止する。好ましくは、最終的に、カバー3は、ハウジング20に対してロックされる。
図8及び図9は、カバー3が固定された傾斜位置にあり、受け器1がカバー3に対して下方に移動する、他の可能な一実施形態を図示する。この実施形態は、カプセル2を回転させるように構成された装置に対しても適用し得る。
カバー3は、角度Cにしたがった水平面に対する角度位置においては、装置(図示せず)のハウジングと一体化された支持部30などのハウジングの一部に対してアーム片31により装着される。図8に図示するように、受け器1は、アーム片32が支持部30に対してヒンジ連結されることにより、水平面に対する角度Bにしたがって下方に搖動することによって開く。特定の機械的構成の一例においては、受け器開位置は、アーム片32及び支持部30のそれぞれに対応するスロット35及び36内において摺動するロッド38の各端部の車軸34及び36にヒンジ連結されたロッド38により形成される当接部によって決定される。支持部30に対して装着され、モータに結合された、アーム片32のヒンジ端部の車軸33により、アーム片32の他方の端部に取り付けられた受け器1の開閉運動が確保される。
受け器1の開放時に、クランプ6の部材(6’、6’’)は、受け器1の底部のばね4により上昇されたカプセル2を抜き取り、先述の実施形態のようにリム8によりカプセル2を把持する。次いで、カプセル2は、部材(6’、6’’)のジオメトリにより規定される角度A及びカバー3の角度Cを有する傾斜部を形成する部材(6’、6’’)の上を滑動するように位置決めされる。角度Aの値は、先述の実施形態の1つと同一の範囲内の値となる。水平面と開位置において受け器1を支持するアーム片32との間の角度Bは、カプセルの把持と、カプセルが部材(6’、6’’)上を収集空間の方向へと自由に(矢印G)滑動するために必要とされる空間とによって決定される。さらに、受け器の開角度位置もまた、受け器1の上部とクランプ6の部材(6’、6’’)との間の十分な離間により受け器1内へのカプセルの挿入がより容易になるように規定される。
図9により図示されるような閉位置においては、カプセル2を収容する受け器1は、固定されたカバー3に当接して静止する。クランプ6の部材6’、6’’は、脇に引かれて、受け器1の各側部に位置決めされ、受け器の底部のばね4は、カプセル2により圧縮される。また、先述の実施形態のように、カプセル2は、前記受け器1の底部のばね4の上に当接して静止することにより受け器1内に配置されるリフトイジェクタ内に挿入されてもよい。
遠心力作用装置の場合には、カバー3は、受け器1の軸a1と整列される軸a3を有する回転内方片を備える。したがって、受け器1は、好ましくは受け器1の下方のアーム片32内に収容されたモータに結合された車軸を中心として回転する。
他の一実施形態においては、カバー3及び受け器1は共に、受け器の閉位置から受け器の開位置へと、すなわち図2〜図7及び図8〜図9による移動の組合せにおいて移動され得る。受け器が開放されると、カプセル2は、クランプ6の部材6’、6’’に沿って滑動し、最終的に収集空間内へと落下する。

Claims (18)

  1. ハウジング(20)と、カバー(3)と、飲料材料を収容したカプセル(2)を受けるための受け器(1)とを備える、飲料製造装置内の前記カプセル(2)を回収するためのデバイスであって、
    前記カバー(3)及び/又は前記受け器(1)が、前記受け器の閉位置と前記受け器の開位置との間で移動可能である、デバイスにおいて、
    前記カプセル(2)が前記受け器(1)内に挿入された場合に前記カプセル(2)を抜き取って把持するための少なくとも1つの抜取り手段であり、前記受け器(1)の開放時に作動されるように構成された、少なくとも1つの抜取り手段と、
    前記抜取り手段に結合され、前記カプセル(2)の抜取り後に作動され、傾斜部上での滑動において前記カプセル(2)を案内するように構成された、少なくとも1つの案内手段であり、前記傾斜部が、水平面に対する前記カバー(3)のある角度位置により規定される、少なくとも1つの案内手段と
    を備えることを特徴とする、デバイス。
  2. 前記カバー(3)が、前記案内手段により規定される前記傾斜部が水平面に対して角度(A)を成すように、前記開位置において前記受け器(1)に対して移動可能であることを特徴とする、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記カバー(3)が、前記受け器(1)が前記閉位置から前記開位置へと移動する場合に、前記受け器(1)に対して傾斜するように、前記装置ハウジングの一部にヒンジ連結されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のデバイス。
  4. 前記受け器(1)が、前記開位置において前記カバー(3)に対して移動可能であり、前記カバー(3)が、前記案内手段により規定される前記傾斜部が水平面に対して角度(A)を成すように、固定傾斜位置におかれることを特徴とする、請求項1に記載のデバイス。
  5. 前記受け器(1)が、前記閉位置から前記開位置への移動時に前記カバー(3)に対して傾斜するように、アーム片(32)の一方の端部上に取り付けられ、前記アーム片(32)の他方の端部が、前記ハウジングの一部にヒンジ連結されることを特徴とする、請求項4に記載のデバイス。
  6. 前記抜取り手段が、前記受け器(1)の底部と前記カプセル(2)の底部との間に配置された少なくとも1つのばね(4)を備え、前記ばね(4)が、前記カバー(3)の開放時には解放され、前記カプセル(2)を上方に上昇させるように構成されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のデバイス。
  7. 前記抜取り手段が、前記カプセル(2)の上方エッジの周囲に配置されたリム(8)の下方に係合することにより前記カプセル(2)を把持するように構成されたクランプ(6)をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のデバイス。
  8. 前記案内手段が、前記傾斜部に沿って前記カプセル(2)を案内するための前記クランプ(6)により形成されることを特徴とする、請求項7に記載のデバイス。
  9. 前記案内手段が、前記クランプ(6)の2つの互いに対向し合う部材(6’、6’’)により形成されることを特徴とする、請求項8に記載のデバイス。
  10. 前記部材(6’、6’’)が、前記カバー(3)の各側に対称的に配置されることを特徴とする、請求項9に記載のデバイス。
  11. 前記クランプ(6)の前記2つの部材(6’、6’’)がそれぞれ、前記カバー(3)の上にそれぞれが配置された1対の支承部材(9’、10’)、(9’’、10’’)の上において共に接合され、前記カバー(3)の開放時に前記カプセル(2)の両側部に当接するように前記部材(6’、6’’)を移動させるように構成された少なくとも1つのばね(7)に連接されることを特徴とする、請求項9又は10に記載のデバイス。
  12. 前記クランプ(6)の前記部材(6’、6’’)が、前記受け器(1)の開位置において前記カプセル(2)を滑動させ得る2つの平行なレールを形成し、前記角度(A)にしたがって傾斜される前記レールにより、前記カプセル(2)が、箱によって形成されるカプセル収集空間内に重力(G)によって落下するように仕向けられることを特徴とする、請求項10又は11に記載のデバイス。
  13. 前記受け器の閉位置において、前記クランプ(6)の前記2つの部材(6’、6’’)が、脇に引かれて、前記ハウジング(20)の外部部分に当接して静止することによって前記受け器(1)の各側部のある区域に位置し、前記部材(6’、6’’)が、前記カプセル(2)の前記リム(8)から完全に係合解除されることを特徴とする、請求項9又は10に記載のデバイス。
  14. 前記抜取り手段が、受容体又はプッシャにより形成されるカプセルリフトイジェクタ(5)をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載のデバイス。
  15. 前記カプセルリフトイジェクタ(5)が受容体であり、前記受容体が、前記カプセル(2)の上方部分の周囲の前記リム(8)が前記受容体の上方エッジの外方に突出するような態様で、前記カプセル(2)を受けるように構成され、前記受容体が、前記受け器(1)の前記底部の前記ばね(4)の上に当接して静止することにより前記受け器(1)の中に配置されることを特徴とする、請求項14に記載のデバイス。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項に記載のデバイスにより飲料製造装置内のカプセル(2)を回収するための方法であって、
    前記カバー(3)又は前記受け器(1)を移動させることにより前記受け器(1)を開放するステップと、
    前記カプセル(2)の前記リム(8)が前記受け器(1)から係合解除されるように前記カプセル(2)を引き上げ、前記カプセル(2)を把持する、好ましくはクランプ固定することにより、抜取り手段を作動させるステップと、
    傾斜部に沿った滑動において前記抜き取られたカプセル(2)を案内することにより案内手段を作動させるステップであり、前記傾斜部が、水平面に対する前記カバー(3)の前記角度位置により規定される、ステップと
    を含む、方法。
  17. 請求項1〜15のいずれか一項に記載のデバイスを備える飲料製造装置。
  18. 請求項1〜15のいずれか一項に記載のデバイスと、使用時に飲料材料を収容するカプセル(2)との組合せであって、前記カプセル(2)が、前記カプセル(2)が前記抜取り手段により抜き取られ、好ましくは前記リム(8)の下方をクランプ固定することにより把持され、前記傾斜部に沿った滑動時に案内されるのを可能にする、適切に寸法設定されたリム(8)を備える、組合せ。
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