JP6640734B2 - 特に、カプセルから飲料を調製するためのマシン用の飲料淹出ユニット - Google Patents

特に、カプセルから飲料を調製するためのマシン用の飲料淹出ユニット Download PDF

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Description

本発明は、飲料原材料を収容する、特に、カプセルから飲料を調製するためのマシン用の飲料淹出ユニットに関する。本発明は、更に、こうした淹出ユニットを備える飲料調製マシンに関する。
飲料原材料を収容するカプセルによる飲料の調製は知られている。一般に、カプセルはコーヒーマシンなどの飲料生成デバイス内に挿入され、カプセル内に液体が供給され、飲料がカプセルから圧力下で又は重力によって抽出される。
遠心処理を用いることによる飲料の調製は知られている。この原理は、主として、カプセルの受器内に飲料原材料を用意し、受器内に液体を供給し、受器を高速で回転させて、受器内に液体の圧力勾配(このような圧力は受器の中央から周縁部に向かって徐々に増加する)を形成する一方で液体と粉末との相互作用を確実にすることにある。液体がコーヒー層を通過するにつれて、コーヒー混合物の抽出が起こり、受器の周縁部にて流出する液体抽出が得られる。
用語「カプセル」とは、飲料原材料を収容する剛性又は半剛性の容器を意味する。カプセルの他の同意語は、「ポッド」、「パッド」、「カートリッジ」又は「袋」である。カプセルは単回使用とされ得る。また、使用者が使用直前に原材料を容器に充填し、カプセルを形成することができる。
用語「原材料」は、粉末コーヒー、ソリュブルコーヒー、リーフティー、ソリュブルティー、ハーブティー、乳製品粉末、料理用粉末、ベビーフード及びこれらの組み合わせなどの任意の適切な飲料物質を意味する。
国際公開第20080148601号は、遠心力を用いて物質に水を通すことにより、カプセル内に収容された食品物質から飲料を調製するためのシステムに関する。このために、システムは、装置を備える。装置は、装置内においてカプセルを位置決め及び参照するためのカプセルホルダと、カプセル内に水を導入するための水供給手段と、カプセルホルダ、ゆえにカプセルも回転駆動するための駆動手段と、を備えて設計されている。カプセルは、通常、使用者によってカプセルホルダ内に直接挿入される。しかしながら、カプセルを挿入及び取り出すための装置の垂直構成にはいくつかの欠点がある。この構成では、使用者がカプセルをカプセルホルダ内に入れ、カプセルをその使用後に手で取り出す必要がある。淹出後カプセルが熱いままとなるホット飲料の調製の場合、取り出し動作に危険を伴う場合がある。この安全の問題を解決するために、カプセルが冷却されるまでカバーが閉じたままとする場合がある。いくつかの飲料を短時間で生成する必要がある場合、この非常に長い冷却期間は欠点となる。
国際公開第2012/041605号は、国際公開第2008/148601号の装置を、ヒンジ式カバーと、一対の摺動クランプを用いる特別に設計されたカプセル回収システムとにより改良したものである。カバーは開く際に受器に対して動き、摺動クランプが傾斜したスロープを通り、捕捉されたカプセルが装置の後側にて排出されることを可能にする。装置は複雑な運動部(cinematic)を有する。この複雑な運動部は、閉鎖時における回転部品(カプセルホルダ及び淹出インターフェイス部材)の位置合わせを確実とし、また、各淹出サイクル後、カバーの枢動を連係させてカプセルの取り出しを可能にするために、精密かつ頑丈に設計されなければならない。このシステムは、依然として、カプセルホルダ内部においてカプセルを手で位置決めすることを必要とする。別の欠点は、回収部及び飲料出口からの飲料の回収及び取り出しに、複雑な形状の表面(例えば、国際公開第2013/020940号に記載されるようなランプ形状の回収部)を必要とする場合があることである。
したがって、飲料カプセルの遠心処理抽出のためのより複雑でない装置、特に、装置にカプセルを挿入するための、及び装置からカプセルを取り出すためのより便利で信頼性の高い手法を提供する装置の提案に対する需要があろう。
本発明によれば、これらの目的及び他の目的は独立請求項に広く記載され、従属請求項において更に詳述される飲料淹出ユニットにより達成される。
特に、本発明は、特に、カプセルから遠心処理によって飲料を調製するためのマシン用の飲料淹出ユニットに関する。
淹出ユニットは、
ケーシングと、
ケーシングに接続された第1の収容部と、第2の収容部と、を備えるカプセル収容アセンブリであって、2つの収容部の間に形成された通路の分だけ2つの収容部が互いに離れているカプセル挿入位置と、カプセルが第1の収容部と第2の収容部との間に収容されているカプセル収容位置との間において、第2の収容部は、好ましくは並進運動で、長手方向に沿って第1の収容部に対し動くことができる、カプセル収容アセンブリと、を備え、
第1の収容部及び第2の収容部は、カプセルを受け入れるため及び飲料の抽出のためにカプセルを回転させるために構成された遠心処理回転チャンバアセンブリをともに形成し、
淹出ユニットが、好ましくは通路の各側方側に配置された、通路への挿入時にカプセルのフランジを案内するための摺動面と、好ましくは摺動面と交差する向きの、通路内に挿入されたときにカプセルのフランジを保持するための支持面と、を備えるカプセル挿入アセンブリを備える。
好ましくは、遠心処理回転チャンバアセンブリは、上記長手方向の軸線に実質的に一致するか又は平行である回転軸線を中心としてともに回転するように構成されたカプセルホルダ及び淹出インターフェイス部材を備える。このため、運動部アセンブリ(cinematic assembly)は複雑さが低下し、回転部品の位置合わせはより単純になりかつ安全に対する信頼性がより高くなる。「実質的に一致した」とは、軸線が互いに数度を超えて傾いておらず、傾きが、特に、5度未満、より好ましくは2度未満、最も好ましくは1度未満であることを意味する。
淹出ユニットは、遠心処理回転チャンバアセンブリを回転駆動するためのモータを更に備える。
好ましくは、飲料回収部が、淹出インターフェイス部材を中心として広がる環状チャンバとして構成されている。このため、飲料回収部は単純な構成のチャンバを形成する。これにより、飲料の排出が容易になる。
好適なモードにおいては、淹出インターフェイス部材及び飲料回収部は第1の収容部に形成されることが好ましい。第2の収容部は、カプセルの本体を受け入れるためのキャビティを備えることが好ましい。しかしながら、好適なモードを機械的に反転させたものにおいて、淹出インターフェイス部材(brewing interface member)及び飲料回収部は、また、第2の収容部に形成されてもよい。
一態様においては、カプセル挿入アセンブリは、摺動面及び支持面を備える一対の可動顎を備える。可動顎によるハンドリングにより、通路内のカプセル挿入位置におけるカプセルの正確な位置決めが行われる。更に、デバイスへのカプセルの挿入時、挿入時におけるカプセルの荷重はチャンバアセンブリのいずれの回転部品にも直に作用しない。
好ましくは、一対の顎は、カプセルを中間挿入位置に向かって案内し、カプセルを中間挿入位置に保持するために構成され、上記顎は、カプセルを重力に反して保持するための一対の上記支持面を備えており、一対の顎は、支持面がカプセルのフランジを上記位置に保持するのに十分な距離で互いに接近するカプセル保持位置と、一対の顎の支持面がカプセルのフランジをもはや保持しない十分な距離で引き離されるカプセル解放位置との間において動くことができる。
好ましくは、顎は、収容部同士の相対運動の方向である長手方向の軸線の方向に実質的に平行なピボット軸線に沿って、ケーシング又は第1の収容部に枢動可能に取り付けられている。これらのピボット手段により、カプセル保持位置とカプセル解放位置との間において顎を動かすことが可能になる。
一対の顎は、作動手段によって、カプセル解放位置からカプセル保持位置へと動かされ、カプセル保持位置からカプセル解放位置へと動かされる。好適な態様においては、作動手段は第1及び第2の作動手段を備えており、第1及び第2の作動手段は、第2の収容部の一部を形成する、又は最も好ましくは、第2の収容部とカプセル挿入アセンブリとの間で共用される。好ましくは、第1及び第2の作動手段は、第2の収容部の非伸縮式突出カム部を備える。
好ましくは、第1及び第2の収容部がカプセル挿入位置にあるとき、第1の作動手段が顎をカプセル保持位置においてブロックするように構成され、これにより、カプセルが重力によって通路内に挿入されたときにカプセルの荷重によって顎が引き離されることを阻止する。したがって、比較的重いカプセル、大きなサイズのカプセル、あるいは比較的重量の大きい飲料原材料を収容し得るカプセルに確実に対処することが可能である。
一態様においては、第2の収容部は、カプセルのフランジを押し付けるための押込端を備え、上記押込端が、カプセルの本体の少なくとも一部を中に受け入れるためのキャビティを取り囲む。こうした場合においては、第1の作動手段は、押込端を越えて長手方向に第1の収容部の方向に延びる一対の第1のカム部を備えることが好ましい。第1の作動手段は、一対の第1のカム部と係合するための、顎又は顎の(上部)伸長部に設けられた一対の相補形カム部を更に備えてもよい。
第2の作動手段は、また、押込端に対し後方にオフセットし、好ましくは、第2の収容部の側部に沿って、外側に突出して延在する一対の第2のカム部を備えることが好ましい。第2の作動手段は、顎又は顎の(下部)伸長部の表面など、カプセル挿入アセンブリに設けられた一対の相補形カム部を更に備えてもよい。
特に、第1及び第2の作動手段が、それぞれ、顎のピボット軸の上方及び下方における相対的な空間的距離にてケーシング又は第1の収容部に配置されている。
好ましくは、顎は、2つの安定位置、すなわち、カプセル保持位置及び解放位置をとることができるように、力保持手段によって各位置に保持されている。
特に、力保持手段は、各顎のための弾性付勢部材(例えばばね)を備え、弾性付勢部材は、2つの位置のうちの一方に顎を押しやるように、顎のピボット軸の各側において、それぞれ顎及びケーシング若しくは第1の収容部に接続されており、それにより、弾性付勢部材の接続箇所を結ぶ線に対するピボット軸のオフセット位置に応じた安定位置を形成する。
好ましくは、力保持手段は、各顎のための磁気装置を備えており、磁気装置が、2つの位置のうちのいずれか一方に顎が配置されたときに、顎と、ケーシング又は第1の収容部の一部との間に磁気吸引力を与える。
第1の収容部は、また、弾性押込手段、好ましくは少なくとも1つのばねブレードを有する淹出インターフェイス部材(brewing interface member)を備えており、弾性押込手段は、カプセル、好ましくはカプセルの蓋に作用し、カプセルを上記部材から引き離すことが好ましい。
第2の収容部は、また、カプセル、好ましくはカプセルの本体に係合し、キャビティからのカプセルの取り出しを容易にするカプセル排出手段を備えることが好ましい。
本発明は、また、上述の淹出ユニットを備える飲料生成デバイスに関する。淹出ユニットは、第1の収容部及び第2の収容部を備えるカプセル収容アセンブリが実質的に長手方向の水平軸線に対して動くことができるように構成されている。実際、淹出ユニットは、重力の作用による、通路へのカプセルの垂直挿入及び通路からのカプセルの垂直(下方への)排出を可能にするという利点をもたらす。このため、これら2つの段階時における使用者の介入が最小限になる。
「水平」とは、完全に水平な軸線、又は水平から、15度超、より好ましくは10度超、最も好ましくは5度超ずれていない軸線を意味する。
本発明の飲料淹出ユニットの斜視図を示す。 ユニットが開いているときの、面方向A−Aの切断面に沿って切った、図1の飲料淹出ユニットの断面図を示す。 ケーシングの上部及び第1の収容部が取り外された、図1の飲料淹出ユニットの斜視図を示す。 ケーシングの下部及び第1の収容部が取り外された、図1又は図2の飲料淹出ユニットの斜視図を示す。 カプセル保持位置にある(通路内にカプセルが挿入されていない)カプセル挿入アセンブリ(1つの顎のみ)の面方向B−Bに沿って切った部分図である。 カプセル解放位置にある(通路内にカプセルが挿入されていない)カプセル挿入アセンブリ(1つの顎のみ)の面方向B−Bに沿って切った部分図である。 カプセル挿入位置にある、カプセルがカプセル挿入アセンブリ内に挿入され、カプセル挿入アセンブリによって中間挿入位置に保持されている、方向A−Aの切断面に沿った、図1の飲料淹出ユニットの断面図である。 図7の飲料淹出ユニットの面方向C−Cにおける図である。 図7の飲料淹出ユニットの部分斜視図である。 依然としてカプセル保持位置にあるカプセル挿入アセンブリ内にカプセルが保持されている、淹出ユニットの閉鎖時の、方向A−Aの切断面に沿った、図1の飲料淹出ユニットの断面図である。 図10の飲料淹出ユニットの面方向C−Cにおける図である。 図10の飲料淹出ユニットの部分斜視図である。 カプセルがカプセル挿入アセンブリによって解放されている、淹出ユニットの閉鎖時の、方向A−Aの切断面に沿って切った、図1の飲料淹出ユニットの断面図である。 図13の飲料淹出ユニットの面方向C−Cにおける図である。 図13の飲料淹出ユニットの部分斜視図である。 カプセルが第1及び第2の収容部によって収容される淹出ユニットの閉鎖時における、方向A−Aの切断面に沿った、図1の飲料淹出ユニットの断面図である。 図16の飲料淹出ユニットの面方向C−Cにおける図である。 図16の飲料淹出ユニットの部分斜視図である。 第2の収容部のキャビティからカプセルを排出するために飲料淹出ユニットを再度開く際の、方向A−Aの切断面に沿って切った、図1の飲料淹出ユニットの断面図である。 図19の飲料淹出ユニットの面方向C−Cにおける図である。 図19の飲料淹出ユニットの部分斜視図である。
本発明を実施するための形態は、多くの変形及び組み合わせがなお可能な非限定的な(好ましい)モードとして記載される。特に、「好ましくは」、「任意選択的に」、「概して」、「であってもよい」、「例えば」、「非限定的な」(等)のような用語を使用することで、可能な最も広い発明に関連づけることはもとより、一般的発明が多くの可能な選択肢の形態をとることを可能とすることを意図した適切な用語範囲を提供する。特に、この段落に記載される必須の又は必須でない技術的特徴は、組み合わせが当業者にとって技術的に実行不可能であると思われない限りは、本発明の「発明の概要」及び「特許請求の範囲」に記載されているより一般的な特徴と個々に組み合わせることができる。
図1〜図4を参照すると、本発明は、コーヒーマシンの淹出ユニットなどの飲料淹出ユニット1に関する。本発明のユニットは、まず、第1の収容部2及び第2の収容部3を備えるカプセル収容アセンブリを備える。
淹出ユニットは、カプセル内に水を供給することによって飲料を調製し、カプセルから飲料を抽出し、概して、ユニットの前部に位置する飲料出口5を通じて飲料を注出するために、概して、カプセル4を受け入れかつ収容するように考案されている。ユニットは、更に、重力を利用してカプセルを排出するように考案されており、カプセルは、概して、通路を通り、カプセル回収箱(図示しない)内へと落下する。
カプセル4は、概して、外側に延びるリム又はフランジ7と、シーリング膜及び/又はフィルタ壁などの蓋とを備えるカップ形の本体6を有する。カプセルは、概して、コーヒー抽出物を調製するための焙煎粉末コーヒー、ソリュブルコーヒー、茶抽出物等を調製するための葉又はソリュブルティーなどの一回量の飲料原材料を収容する。
図示される例では、第1の収容部2は、淹出ユニットの外部ケーシング8に対して静止している。外部ケーシングは2つ以上の部品で形成することができる。第2の収容部3は、2つの収容部間に通路9が形成される開位置から、通路9が排除され、カプセルが収容されて2つの収容部間に係合し、飲料の調製を可能にする閉位置及び、第1の収容部及び外部ケーシング8に対して可動である。
通路9は、2つの部品が淹出ユニットの完全に開位置又はカプセル挿入位置にて離間しているとき、2つの収容部2、3の間に、好ましくは、垂直に向けられて配置された貫通開口部を形成する。通路の上方に、重力によりカプセル4を挿入するのに十分な大きさの挿入穴10が設けられることが好ましい。挿入穴には、カプセル並びに/又はカプセルをケーシング内に挿入する際にその導入及び案内を容易にするために、案内スライダの形状に相補的な形状が与えられてもよい。通路の下には、また、カプセルを通路9から排出するのに十分な大きさの排出開口部が設けられることが好ましい。
第2の収容部3は、実際に、第1の収容部2に対し、軸線Iに沿って規定される開/閉運動の主要長手方向に沿って、開位置から閉位置へと、かつ往復動的に、可動である又は動かすことが可能である。このため、第2の収容部3はその開/閉運動において、ケーシング9内又はケーシング9に沿って案内される。ケーシングは飲料出口5によって前方に延出してもよい。しかしながら、これは必須ではなく、飲料出口は、また、第1の収容部2に直接対応付けることができ、かつ第1の収容部2とともに可動とすることができる。
図示される例では、第2の収容部3は、ガイドピン又はロッド11、12の対(2対が好ましい)(図3)により、ケーシング8の内部側壁に設けられた、軸線Iに沿って又は軸線Iに平行に長手方向に延在する対向ガイドレール13、14の対(2対が好ましい)に沿って案内される。
軸線Iの動きの長手方向は水平又はほぼ(slightly)水平であることが好ましく、通路9は垂直に又はほぼ垂直に延びることが好ましいことに留意されたい。ここでは、「ほぼ」とは、それぞれ、約15〜20°以下の厳密な水平方向又は垂直方向に対する変化量を意味する。
第2の収容部3は、カプセル4の本体又は本体の少なくとも一部を受け入れるような寸法にされたキャビティ15を備える。第2の収容部3は、概して、閉位置にてカプセルのフランジ7に閉鎖力を印加する押込端16を更に備える。こうしたフランジは、ユニットの閉位置にて、押込端16と、第1の収容部2の相補形の押込部又は端17との間で締め付けられる(図16を参照のこと)。
淹出ユニットは、カプセル内に供給される液体に遠心力を印加することにより飲料を調製するための遠心処理淹出ユニットである。このため、第1の収容部及び第2の収容部は、カプセルを受け入れるため及び飲料の抽出のために、カプセルを回転させるために構成された遠心処理回転チャンバアセンブリをともに形成する。
第1の収容部2は、カプセル、特に、その蓋及び/又はフランジを係合するための淹出インターフェイス部材19を備えることが好ましい。淹出インターフェイス部材19は、(ボール)ベアリング(単数及び複数)20などにより第1の収容部のベース部材21に対して回転可能に取り付けられている。回収部18は、好ましくは、第1の収容部2に形成され、淹出インターフェイス部材19の遠心処理の効果によりカプセルを出る飲料を回収する。特に、回収部18は淹出インターフェイス部材の周りに延在する延在する(extending extending)環状チャンバとして設けられる。
第2の収容部3は、また、(ボール)ベアリング(単数及び複数)23などにより第2の収容部のベース部材24に回転可能に取り付けられたカプセルホルダ22を備えることが好ましい。カプセルホルダ22は、更に、回転アクスル26により回転モータ25に接続されている。
図16に示される淹出ユニットの閉位置においては、第2の収容部のカプセルホルダ22及びキャビティ内に挿入されたカプセルは中心長手方向の軸線O1の周りを回転(遠心処理)駆動される。このため、淹出インターフェイス部材19もまた同じ軸線O1の周りを回転駆動される。
本場合においては、図2に示すように、第1の収容部1は、収容部の閉位置(図12)において、抽出時に液体、概して、湯をカプセル内に供給するための液体注入手段27を備える。しかしながら、可能な変形形態においては、液体注入手段は、キャビティの真後ろなど、第2の収容部3に配置することもできる。液体注入手段27は液体導管28を備える。液体導管28は、長手方向の回転軸線O1及び注入ランス又は針29と一致することが好ましい。ランス又は針は、淹出インターフェイス部材19の係合面から突出し、カプセルに穿孔する又はカプセル内に入ることを可能とする。ランス又は針29は、更に、液体をカプセル内で1つ以上の特定の方向に分配するための液体入口(単数及び複数)を備えることが好ましい。
淹出インターフェイス部材19は、任意選択的に、また、出口を通して排出する前の回収部内の飲料(例えば、遠心力を作用させた液体コーヒー抽出物)を適切な供給温度に維持するための飲料加熱手段31を備えてもよい。飲料加熱手段は、回収部18と一体に形成することも、回収部18に接続された別個の要素とすることもできる。
概して、淹出ユニットは、実質的に水平又はわずかに傾斜した動きの長手方向Iにて配置されるように意図されることが好ましいことに留意されたい。また、長手方向の回転軸線O1は動きの長手方向Iと全般的に実質的に一致する。しかしながら、収容部の起こり得る不一致を補償するための、遊びの補償手段を要する可能性がある。
淹出インターフェイス部材19は、任意選択的に、また、カプセルからの飲料排出を補助するための飲料の抽出手段を備えてもよい。例えば、飲料の抽出手段は、カプセルの蓋に開口部を作製するための一連の穿孔部材30を備える。穿孔部材は、小さなスパイク、ブレード、針等とすることができる。可能となる反転した構成又は単に異なる構成においては、これら抽出手段は、キャビティ15内に配置することも、それぞれ第1及び第2の収容部材の表面に分配することもできることに留意されたい。
第1の収容部が淹出ユニットの開/閉運動の長手方向(軸線I)に沿って可動し、第2の収容部3がケーシング8に対して静止しているという構成もまた可能であることに留意されたい。第1及び第2の収容部2、3の両方を、ケーシング8に対し、長手方向Iに、開位置から閉位置へと、かつ往復動的に可動させることもまた可能である。
可能な変形形態においては、第1及び/又は第2の収容部(単数及び複数)2、3は、淹出ユニットの閉鎖経路の最後の部分又はわずかな部分のみ、長手方向の軸線Iに沿って動かすことができることに留意されたい。したがって、第1及び/又は第2の収容部(単数及び複数)の動きは、閉鎖経路の最初の部分などの、閉鎖経路の最終部分前における淹出ユニットの閉鎖時、軸線Aに対し湾曲した、傾斜した及び/又は平行な方向を有する動きを含み得る。
本発明の中心的な態様によれば、淹出ユニットは、カプセル挿入アセンブリ32を備える。カプセル挿入アセンブリ32は、カプセルが挿入穴10を通じて通路内に挿入されるとカプセルを案内するために、及びカプセルを所定の位置に保持するために配置された、一対の対称に配置された顎33、34を備える。顎は、概して、通路の各側に配置される。顎は、カプセル保持位置とカプセル解放位置との間において動くことができる。各顎は、概して、カプセルのフランジ7を保持し、カプセルが重力によって落下することを防止するための支持面35を備える。面35は、概して、カプセルの挿入方向又は通路の伸長方向に対して(又は顎の案内面に対して)横断的に延び、カプセルのフランジを停止させる。顎は、ユニットの静止部分、好ましくは、ケーシングに枢動可能に対応付けられる。特に、顎はケーシングのU字形の一部63に接続させてもよい。顎は、また、同等の手法で第1の収容部2に接続させることができることに留意されたい。
図5及び図6は、カプセル挿入アセンブリ32の好適な例を示す。一対の顎によって形成されたカプセル挿入アセンブリは、軸線Iを通る垂直長手方向面に対して(このため、概して、好ましくは、淹出ユニットにも)ほぼ対称である。各顎33は、支持面35の上方に、カプセルのフランジ7を受け入れるための案内摺動面36を備えることが好ましい。案内摺動面36は内向きのU字形であってもよい。このため、カプセルがユニット内に挿入されると、カプセルのフランジはこの面に沿って適切に案内され、最終的に、カプセル保持位置を示す図5の位置においては、摺動面36に対し実質的に横断的に延びる支持面35によって停止する。このため、カプセルのフランジ7の直径は、通常、顎がカプセル保持位置にあるときの支持面35間の横断距離よりも大きい。各顎はピボット軸37に沿ってケーシング上に枢動可能に取り付けられる。ピボット軸は、収容部の軸線Iの相対運動の方向に平行であることが好ましい。したがって、顎は、ピボット軸37に沿って回転させることによって2つの位置、すなわち、カプセル保持位置(図5)及びカプセル解放位置(図6)をとることができる。
顎33、34は、力保持手段によって各位置に保持されていることが好ましい。好適な例においては、力保持手段は、各顎のための引張つる巻きばね(又は同等の手段)などの弾性部材38を備える。弾性部材38は、それぞれ第1端部又は接続箇所39において、それぞれピボット軸37よりも下に配置された顎の下部に接続され、第2端部又は接続箇所40において、ピボット軸37の上方に配置されたケーシングに接続されている。力保持手段は、このため、弾性部材の接続箇所39、40を結ぶ伸長線41に対するピボット軸37のオフセット位置に応じて2つの安定位置のみを顎がとることができるように配置されている。特に、図5は、ピボット軸37が弾性部材の伸長線41に対して外側にオフセットしている、カプセル保持位置にある顎を示す。このため、弾性部材(引張ばね)はこうした位置に顎を保持するのに十分な引張力を作用する。図6では、顎は、2つの顎の支持面35が引き離されている(すなわち、カプセルのフランジの直径を超える距離がある)そのカプセル解放位置に移動している。この位置においては、ピボット軸37は接続箇所39、40に対して内側にオフセットした状態で配置される。この場合も、弾性部材38はこうした位置に顎を保持するのに十分な引張力を作用する。
好ましくは、力保持手段は、磁気装置42を更に(又は代替的に)備える。磁気装置42は、顎が2つの安定位置に配置されると、各顎とケーシングの一部43(又はその代わりに、第1の収容部の一部であってもよい)との間に磁気吸引力を与える。特に、顎の下部は、強磁性要素又は磁石44を備え、ケーシングの一部43は2つの別個の強磁性要素又は磁石45、46を備える。各強磁性要素又は磁石45、46は、顎を2つの安定位置にしっかりと固定するために短い距離で配置される。特に、2つの強磁性体又は磁石45、46は、互いに短い横断距離で配置される。したがって、図5のカプセル保持位置においては、顎は顎の要素44とケーシングの要素46との間に生じる引力によって所定位置にしっかりと固定される。その一方では、図6のカプセル解放位置において、顎は顎の要素44とケーシングの要素45との間に生じる引力によって所定位置にしっかりと固定される。用語「強磁性要素」又は「磁石」は、本明細書では、磁場がかけられる又は磁場が生じると互いに磁気吸引を示す要素を意味するものとして用いられることに留意されたい。
力保持手段は、単に、磁気装置(弾性部材を有しない)に限定することができることに留意されたい。
本発明の一態様によれば、顎は第1の作動手段によってカプセル解放位置(図6)からカプセル保持位置(図5)へと動かされ、第2の作動手段によってカプセル保持位置からカプセル解放位置へと動かされる。これについて、ここで更に詳細に説明する。
特に、第1の作動手段47は非伸縮式であり、少なくとも部分的に、第2の収容部3の上に設けられる。作動手段47は、また、通路9の各側の、顎の上方に対称に延在する。第1の作動手段47は、第2の収容部の押込端16を越えて第1の収容部の方向に長手方向に延びる一対の第1のカム部48を備える。各カム部48は剛性の長尺状伸長部材49に設けられる。剛性の長尺状伸長部材49は、収容部3の外部表面に固定的に接続され、第1の収容部2の方向へと前方に延出する。長尺状の部材はその自由端にて、外側に向けられたカム部48によって終端する。カム部は、顎に設けられた相補形カム部50に係合するように配置される。すなわち、第1の作動手段47の相補形部分を形成する。より具体的には、顎は伸長部材51を備え、伸長部材51は第2の収容部材3の方向に後方に延出し、相補形の内側に突出するカム部50を備える。長尺状伸長部材49及び伸長部材51は、顎と第2の収容部3の押込端16との間に特定の距離を設けることに留意されたい。この距離により、比較的深い本体を有するカプセルを通路内に挿入することが可能になる(図7〜図9)。部材49、51の長さは淹出ユニット内に受け入れられるカプセルの深さに応じて設計により調整することができる。
伸長部材49、51の剛性によっても決定されるカム部48、50の比較的しっかりとした互いの係合によって、顎は、カプセルが支持面上に受け入れられているとき、カプセル保持位置においてブロックされ、引き離されることが妨げられる。この剛性は、挿入時におけるカプセルの落下時及び摺動面に沿ったカプセルの案内後、カプセルの荷重により作用される力で顎をブロックした状態に維持するのに十分なものである。
カプセル挿入アセンブリは、顎をカプセル保持位置(図5)からカプセル解放位置(図6)へと動かすための第2の作動手段52を更に備える。第2の作動手段52は第2の収容部材3の一部である。第2の収容部が第1の収容部に十分に接近すると第2の作動手段52が顎に作用するように、第2の作動手段52は第1の作動手段47から特定の距離に配置されている。
特に、第2の作動手段52は、収容部の各側部に設けられた、非伸縮式外側突出カム部53を備える。各突出カム部53は押込端16に対し後方にオフセットして配置されることが好ましい。突出カム部53は顎の相補形カム部54に係合するように配置されており、すなわち、ユニットの閉鎖の接近段階において第2の係合部が第1の係合部に対して動くと第2の作動手段52の相補形部分を形成する(図10)。顎を、図5の保持位置から図6の解放位置へと強制的に枢動させるように、作動手段52は顎のピボット軸37の軸方向線よりも下に配置されている。2つのカム部53、54のこうした係合によって顎が強制的に引き離されることによりカプセルのフランジが解放される。カム部の配置構成はカプセルのフランジ7が第2の収容部の押込端16に十分に近いときにこうした解放が起こるようなものであり、これにより、それぞれ、キャビティ内におけるカプセルの精密な位置決め、センタリング(図10及び図12)を確実にする。
図19に示されるように、第2の収容部3のキャビティ15からのカプセルの取り出しを容易にするために、第2の収容部はカプセル排出手段55を備えてもよい。排出手段はカプセルの本体6と係合するように構成されることが好ましい。排出手段は、また、ばね付勢式押込端を有することなどによりカプセルのフランジ7に係合するように構成することができることに留意されたい。図示されるモードにおいては、排出手段は、カプセルホルダ22のハウジング内に、コイルばねなどの弾性付勢手段(図示しない)に対して摺動可能に取り付けられた少なくとも1つのプッシャを備える。当然、本形態の排出手段と同等の多くの変形形態が想定され得る。
また、図13に示されるように、例えば、淹出ユニットが再度開かれたとき、第1の収容部2の係合面から、特に、その穴開け手段、すなわち針からカプセルを引き離すことが必要な場合がある。その弾性押込手段のため、淹出インターフェイス部材の表面上などに、第1の収容部の方向に軸力を作用するようにカプセルに対し作用する1つ以上のばねブレード56が設けられ得ることが好ましい。
第1の収容部2に対する第2の収容部3の動きは、機械的に又は国際公開第2012/025258号に記載されているような電動式アセンブリによって駆動され得る。
本例においては、第2の収容部3はレバー型作動アセンブリを備える。レバー型作動アセンブリは、第2の収容部3を、ケーシングのガイドレール又はスロット13、14による案内において軸線Iの長手方向に沿って動かすことを可能にする。特に、図1に示すように、レバー型作動アセンブリは、手動ハンドル57の回転運動を、収容部の、ケーシングに沿った並進運動に変換するためのカム手段を備える。特に、ハンドルは横断アクスル58によりケーシングに枢動可能に取り付けられている。収容部3の各側部において、アクスル58は、収容部の移動時、長手方向の溝付き路59に沿って長手方向に摺動することができる。こうしたアクスル58は、また、レバー60に接続されている。レバー60は、その自由端に、上向きの溝付き路62に係合するカム板61を備える。このため、垂直配置(図1)から実質的に水平配置(図18)へとハンドルが操作されると、レバー60を介してハンドルに強固に接続されたカム板61が横断溝付き路59における案内で下方に移動し、第2の収容部を強制的に前方へと第1の収容部の方向に動かす。開位置から閉位置への及び閉位置から開位置への収容部の完全な動きをハンドルの90度の回転運動によって容易に得ることができる。このため、システムは比較的単純でありかつ信頼性が高い。
本発明は、更に、本発明の淹出ユニットを備える飲料生成デバイスに関する。カプセルが重力によって挿入穴10に挿入され、顎によって受け入れられることを可能にするために、淹出ユニットはデバイス内に水平に配置されることが好ましい。より具体的には、第1の収容部2及び第2の収容部3を備えるカプセル収容アセンブリは実質的に長手方向の水平軸線Iに対して動くことができる。飲料生成デバイス(図示しない)は、本質的に周知のように、水貯蔵部と、ウォーターポンプと、液体導管28に湯を供給するための温水器と、飲料の調製、特に、ウォーターポンプの流量及び遠心処理チャンバアセンブリの回転を駆動するモータの回転を制御するための制御ユニットと、を備えてもよい。
ここで、図7〜図21に関し、特に、カプセルの挿入、収容及び排出に関連する本発明の淹出ユニットの機能について説明する。
図7〜図9のカプセル挿入位置においては、通路9を十分に長手方向に長いままとするために収容部を互いに引き離し、カプセルが、ケーシングの挿入穴10に挿入された後、顎の摺動面36に沿って案内され、同顎の支持面35上に保持されることを可能にする。この位置において、顎はカプセル保持位置にあり、第1の作動手段47が係合することにより顎を保持位置にてブロックする。特に、作動手段47のカム部48は顎の相補形カム部50と係合する。このため、カプセルは挿入中間位置に着座する。挿入中間位置では、カプセルの中心線Oが中心軸線Iと実質的に一致する(又はカプセルのフランジと顎の摺動面との間の遊びによりわずかに傾斜する)。本文脈においては、カプセルは、遠心処理/回転淹出ユニット内でカプセルの中心軸線に沿って高速で回転することになる回転対称な要素として設計されている。遠心処理/回転淹出ユニット内では、キャビティ内においてカプセルの精密な位置を維持し、カプセルの破損及び/又は振動の発生を回避することが重要である。しかしながら、本発明は、非対称なカプセル、及び/又は淹出ユニットが遠心処理/回転式でないシステムに適用してもよい。しかしながら、収容部に対するカプセルの適切な収容及び/又は締め付け具合(tightness)を維持するために、収容部、例えば、キャビティとカプセルの正確なアライメントは依然として重要である。
図10〜図12に示されるように、ハンドル57が下げられると、第2の収容部3は第1の収容部2へと強制的に近づけられる。この中間閉鎖段階において、カプセル保持位置における顎の安定性により、カプセル挿入アセンブリはカプセル保持位置に留まる。このため、カプセルは顎間に係合したその中間基準位置に維持され得る。
第2の収容部3が第1の収容部2に十分に接近する(図13〜図15)につれて、第2の作動手段52が係合することにより顎はカプセル解放位置にて強制的に引き離される。カプセルはもはや顎によって保持されておらず、キャビティ15の縁端に十分に接近しており、第2の収容部のキャビティによって保持されている。この収容部が第1の収容部に対し動き続けるため、カプセルがキャビティ内に収容される。第1の収容部をカプセルに十分に接近させて、収容部がカプセルの周りで閉じる際に穴開け手段、すなわち針29によってカプセルを適切に中央に位置決めし、カプセルを保持することもまた可能である。
第2の収容部3が第1の収容部2に向かって更に動くにつれて、カプセルのフランジは第2の収容部の押込端16によって押され、その後、第1の収容部の押込端17によって押される。淹出ユニットの閉位置において、カプセルの本体はキャビティ15内に収容されており、そのフランジは2つの押込端の間で締め付けられている。カプセル挿入アセンブリ32は第2の収容部から離れて十分に引き込まれている。この位置は飲料淹出位置に相当する。概して、抽出遠心処理は、液体注入手段27によりカプセル内に水を供給することによって実施され得る。カプセルはカプセルホルダ22を回転モータにより回転駆動することによって回転させることができる。遠心力を作用させた飲料は回収部18に回収することができ、飲料出口5を通じて排出することができる。
飲料調製後、ユニットは、図19〜図21に示されるように、ハンドルにより第2の収容部3を駆動し、第2の収容部3を第1の収容部から長手方向Iに沿って離すことによって再度開かれる。カプセル挿入アセンブリに安定位置(カプセル解放位置)が与えられていることから、顎が開いたままとなることにより、カプセルをカプセル排出手段55によってキャビティから排出し、その後、大きく開いた通路内に落下させることが可能になる。
次の段階において、第2の収容部が更に離れると、カプセル挿入アセンブリは第1の作動手段によって係合され、通路への新たなカプセルの挿入が妨げられる(図7〜図9の状況に戻る)。

Claims (14)

  1. 料淹出ユニット(1)であって、
    ケーシングと、
    前記ケーシングに接続された第1の収容部(2)と、第2の収容部(3)と、を備えるカプセル収容アセンブリであって、前記2つの収容部の間に形成された通路(9)の分だけ前記2つの収容部が互いに離れるカプセル挿入位置と、カプセルが前記第1の収容部(2)と前記第2の収容部(3)との間に収容されるカプセル収容位置との間において、前記第2の収容部(3)は、長手方向の軸線(I)に沿って前記第1の収容部に対し動くことができる、カプセル収容アセンブリと、を備え、
    前記第1の収容部(2)及び前記第2の収容部(3)は、前記カプセルを受け入れるため及び前記飲料の抽出のために前記カプセルを回転させるために構成された遠心処理回転チャンバアセンブリをともに形成する、飲料淹出ユニット(1)において、
    前記淹出ユニットは、前記通路(9)への挿入中に前記カプセルのフランジ(7)を案内するための摺動面(36)と、前記通路(9)内に挿入するときに前記カプセルの前記フランジを保持するための支持面(35)と、を備えるカプセル挿入アセンブリ(32)を備えることを特徴とする、飲料淹出ユニット(1)。
  2. カプセルから遠心処理によって飲料を調製するためのデバイスのための、請求項1に記載の飲料淹出ユニット(1)。
  3. 前記遠心処理回転チャンバアセンブリは、前記長手方向の軸線(I)に実質的に一致するか又は平行である回転軸線(O1)を中心としてともに回転するように構成されたカプセルホルダ(22)及び淹出インターフェイス部材(19)を備える、請求項1又は2に記載の飲料淹出ユニット(1)。
  4. 飲料回収部(18)が、前記淹出インターフェイス部材(19)を中心として広がる環状チャンバとして配置されている、請求項に記載の飲料淹出ユニット(1)。
  5. 前記カプセル挿入アセンブリ(32)は、前記摺動面(36)及び前記支持面(35)を備える一対の可動顎(33、34)を備える、請求項1〜のいずれか一項に記載の飲料淹出ユニット(1)。
  6. 前記一対の顎(33、34)は、前記カプセル(4)を中間挿入位置に向かって案内し、前記カプセル(4)を前記中間挿入位置に保持するように構成されており、前記一対の顎は、前記カプセルを重力に反して保持するための一対の前記支持面(35)を備えており、前記一対の顎(33、34)は、前記支持面(35)が前記カプセルの前記フランジ(7)をカプセル保持位置に保持するのに十分な距離で互いに接近する前記カプセル保持位置と、前記顎の前記支持面(35)が前記カプセルの前記フランジをもはや保持しないほど十分な距離で離れるカプセル解放位置との間において動くことができる、請求項に記載の飲料淹出ユニット(1)。
  7. 前記一対の顎(33、34)は、作動手段(47、48、49、50;52、53、54)によって、前記カプセル解放位置から前記カプセル保持位置へと動かされ、前記カプセル保持位置から前記カプセル解放位置へと動かされる、請求項に記載の飲料淹出ユニット(1)。
  8. 前記一対の顎(33、34)は、前記収容部同士の相対運動の方向である長手方向の軸線(I)の方向に実質的に平行なピボット軸(37)に沿って、前記ケーシング(8)又は前記第1の収容部(2)に枢動可能に取り付けられている、請求項5〜7のいずれか一項に記載の飲料淹出ユニット。
  9. 前記一対の顎(33、34)は、力保持手段によって各位置に保持されている、請求項に記載の飲料淹出ユニット。
  10. 前記力保持手段は、各顎のための弾性付勢部材(38)(例えば、つる巻きばね)を備えており、前記弾性付勢部材(38)は、前記2つの位置のうちの一方に前記顎を押しやるように、前記顎の前記ピボット軸(37)の各側において、それぞれ前記顎及び前記ケーシング若しくは前記第1の収容部に接続されており、それにより、前記弾性付勢部材の接続箇所(39、40)を結ぶ線(41)に対する前記ピボット軸(37)のオフセット位置に応じた安定位置を形成する、請求項に記載の飲料淹出ユニット。
  11. 前記力保持手段は、各顎のための磁気装置(42)を備えており、前記磁気装置(42)は、前記2つの位置のうちのいずれか一方に前記顎が配置されたときに、前記顎と、前記ケーシング又は前記第1の収容部(2)の一部(43)との間に磁気吸引力を与える、請求項又は10に記載の飲料淹出ユニット。
  12. 前記第1の収容部(2)は、弾性押込手段を有する淹出インターフェイス部材(19)を備えており、前記弾性押込手段は、前記カプセル(4)に作用し、前記カプセル(4)を前記部材から引き離す、請求項1〜11のいずれか一項に記載の飲料淹出ユニット。
  13. 前記第2の収容部(3)は、前記カプセルに係合し、キャビティ(15)からの前記カプセルの取り出しを容易にするカプセル排出手段(55)を備える、請求項1〜12のいずれか一項に記載の飲料淹出ユニット。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の淹出ユニットを備える飲料生成デバイスであって、前記第1の収容部(2)及び前記第2の収容部(3)を備える前記カプセル収容アセンブリが実質的に長手方向の水平軸線(I)に対して動くことができるように、前記淹出ユニットが構成されている、飲料生成デバイス。
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