JP2013539834A - 外側プレートと内側プレートとの間に絶縁スペースを有する構造の建材パネル - Google Patents

外側プレートと内側プレートとの間に絶縁スペースを有する構造の建材パネル Download PDF

Info

Publication number
JP2013539834A
JP2013539834A JP2013533822A JP2013533822A JP2013539834A JP 2013539834 A JP2013539834 A JP 2013539834A JP 2013533822 A JP2013533822 A JP 2013533822A JP 2013533822 A JP2013533822 A JP 2013533822A JP 2013539834 A JP2013539834 A JP 2013539834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building material
polymer
profile
material panel
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2013533822A
Other languages
English (en)
Inventor
クラル,アレス
ズニダーシク,マティアシ
ハリロヴィク,ミロスラヴ
ヴルフ,マルコ
ストク,ボリス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CBS Institut Celovite Gradbene Resitve Doo
Original Assignee
CBS Institut Celovite Gradbene Resitve Doo
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CBS Institut Celovite Gradbene Resitve Doo filed Critical CBS Institut Celovite Gradbene Resitve Doo
Publication of JP2013539834A publication Critical patent/JP2013539834A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04CSTRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
    • E04C2/00Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels
    • E04C2/30Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the shape or structure
    • E04C2/38Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the shape or structure with attached ribs, flanges, or the like, e.g. framed panels
    • E04C2/384Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the shape or structure with attached ribs, flanges, or the like, e.g. framed panels with a metal frame
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/62Insulation or other protection; Elements or use of specified material therefor
    • E04B1/74Heat, sound or noise insulation, absorption, or reflection; Other building methods affording favourable thermal or acoustical conditions, e.g. accumulating of heat within walls
    • E04B1/88Insulating elements for both heat and sound
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04CSTRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
    • E04C2/00Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels
    • E04C2/30Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the shape or structure
    • E04C2/38Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the shape or structure with attached ribs, flanges, or the like, e.g. framed panels
    • E04C2/388Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the shape or structure with attached ribs, flanges, or the like, e.g. framed panels with a frame of other materials, e.g. fibres, plastics
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/24Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
    • Y10T428/24149Honeycomb-like
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/24Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
    • Y10T428/24744Longitudinal or transverse tubular cavity or cell
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/24Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
    • Y10T428/24802Discontinuous or differential coating, impregnation or bond [e.g., artwork, printing, retouched photograph, etc.]
    • Y10T428/24851Intermediate layer is discontinuous or differential

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Building Environments (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Abstract

外側プレート(11)と内側プレート(12)を具備し、両プレート(11,12)の中間に絶縁性のスペースが形成されている建材パネルである。この絶縁スペースには、断熱性及び/または防音性の絶縁体が有ってもよいが、その絶縁体は両プレート(11,12)との関係において固定構造となっていないことが好ましい。外側プレート(11)と内側プレート(12)は連結部(1)により連結されている。連結部(1)はパネル枠の少なくとも長尺方向の枠に沿って設けられる。連結体(1)は、ポリマー質プロファイル(2)またはスペーサー(7)の連結体よりなる。

Description

本発明は、土木分野で用いられる断熱性若しくは防音性の組み立てパネルに関する。更に詳しくは、ポリマー製または鋼材製シートのサイドフレーム(side frame)を備えたプレハブ式の複合建材パネルであって、組み立て、吊り下げ式ファサード(facades)のごとき、ビル外装に適したパネルに関する。
提案特許分類:E04C2/38E, E04C2/38C
技術的課題
最も手軽に利用可能なエネルギー源である液体化石燃料が枯渇しつつある現実に直面し、我々の文明社会は、残された資源を有効に利用するための新たな方策を必要としている。建物の冷暖房や建設に要するエネルギーの削減もまたその一つの方策である。建物を断熱することは、エネルギーを節約する上で重要である。効果的な断熱のニーズは、熱伝導の少ない断熱システムをもたらした。そのようなシステムは、真空パネル、ナノフォーム、エアロジェル、ガス充填コンポジットを断熱コアとする複合構造パネルに基づいている。しかし、これらの断熱コアを用いる建材パネルにおいては、それらの断熱コアの機械的強度が低いため、建材パネルの耐荷重性や剛性の付与手段としてこれらの断熱コアを利用することは通常出来ない。
本発明は、サイドフレームを活用することにより、パネルの内側と外側とで高剛性の箱型構造をなす複合構造の建材パネルを提供することを目的とするものである。また当該建材パネルは、必要に応じ、断熱コアを備えることもできる。上記フレームは、内側及び外側のプレートとの機械的結合と、それ自身が高剛性であることにより、当該パネルに高い剛性を付与する。可能であれば、上記フレームは、熱伝導を有効に遮断し、温度差(特に外側の)に追随して伸びる性質をも備えることが可能である。
本発明のパネルに関連する先行技術は三つのグループに分類される。第一のグループは、複合建材パネルであって、その枠をポリマーで強化した種々のパネルである:欧州特許出願公開第1333129号明細書、英国特許出願公開第2344834号明細書、英国特許出願公開第2451275号明細書、国際公開第2005/070803号パンフレット。またこのグループの中で特に重要なサブグループをなす特許として、パネルの枠をポリマーで強化し、さらにその枠の内部を鋼材で強化したものを挙げることが出来る:仏国特許出願公開第2813624号明細書、米国特許出願公開第2004/0231275号明細書、米国特許第4993204号明細書。第二のグループは、鋼製補強材やスペーサーを基礎とするパネルに関するものである:欧州特許出願公開第1312725号明細書、国際公開第98/45545号パンフレット。第三のグループの特許は、上記の第一のグループの発明と第二のグループの発明における各構成要素の結合に最適な接着剤について論ずるものである:国際公開第2004/073973号パンフレット。
仏国特許出願公開第2813624号明細書には、パネル用プロファイルであって、過度の熱伝達を抑制するためポリマーで強化し、更に鋼材と組み合わせることにより、適度の強度を保ったパネル用プロファイルについて記載されている。該パネルはさらに耐荷重性断熱コアが追加されており、荷重を支える。技術的課題にて先に述べた、従来技術にて必要とする非耐荷重性の断熱コアを採用する場合、上記仏国特許出願公開第2813624号明細書に記載の熱可塑性樹脂(例えばポリ塩化ビニル)押出成形品のみでは、パネルの剛性が不足してしまう上に、線膨張係数が合わなくなる。ポリ塩化ビニルを使用する場合において、その強度を補う目的で多量の内部補強用鋼材を使用すると、パネルの断熱性という本パネル補強の最も重要な機能を損なう結果となってしまう。他方、欧州特許出願公開第1333129号明細書は、耐荷重性コアを有するパネルにおいて、内部補強鋼材を用いずに、ガラス繊維強化引き抜き成形プロファイルを使用できることを示唆している。しかしながら、かかる解決手法は、耐荷重性コアを備えないパネルに適用することはできない。
国際公開第2004/073973号パンフレットは、サイドフレームの装着に適した接着剤は、ポリウレタン系、エポキシ系またはメタクリル樹脂系の接着剤であって、その引っ張り強度及び/又はせん断強度が少なくとも2MPa以上の接着剤であるとしている。しかし本発明者らは独自の実験により、接着剤として、その強度が2MPa以上という特定のみでは建材パネル用としては不十分であることを確認した。すなわち、本発明者らが、2MPaを大きく上回る強度と1000MPa超の弾性率を有するポリウレタン接着剤を用いてパネルを作成し、当該パネルを夏季に屋外建物に据え付けて耐久試験を実施したところ、およそ2ヶ月経過後に外側プレートが剥がれ落ちた。すなわち、高弾性率の硬い接着剤を用いると、日中気温が10℃から75℃以上の範囲で変化する環境下に置かれた場合には、接着機能が失われることが判明したのである。このように複合パネルからプレートの剥がれる現象は、弾性率が高々1.5MPaで硬さがショアA硬度20乃至35の軟質シリコーン接着剤にて外側ガラスが装着された、耐荷重性断熱コアを備えない断熱ガラスの外装では、かなり以前から知られていた。もっとも、断熱ガラス技術においては、ガラス自体の剛性はガラスパネルの剛性には寄与しておらず、剛性は建物の内部全体に据えられている大規模構造金属部材が荷重を負担している。
欧州特許出願公開第1333129号明細書 英国特許出願公開第2344834号明細書 英国特許出願公開第2451275号明細書 国際公開第2005/070803号パンフレット 仏国特許出願公開第2813624号明細書 米国特許出願公開第2004/0231275号明細書 米国特許第4993204号明細書 欧州特許出願公開第1312725号明細書 国際公開第98/45545号パンフレット 国際公開第2004/073973号パンフレット
先に述べた技術的課題は外側及び内側のプレートと、中間の絶縁スペースを備える建材パネルにより解決する。本発明に従い、外側プレート(11)と内側プレート(12)とを、固定構造の連結部(1)にて連結することにより、建材パネルが抱えていた課題が解決される。本発明において、上記構造の連結部(1)は、適度の厚みと硬さを有する接着剤により上記プレートに固着される。本発明の建材パネルは、外側プレート(11)と内側プレート(12)を備え、プレート(11,12)の間に絶縁スペースが介在する構造となっている。当該絶縁スペースは、種類を問わず、断熱性かつ/または防音性の絶縁体を含んでいても良いが、その絶縁体は、外側プレート(11)と内側プレート(12)とは固定構造とならないことが好ましい。連結部(1)は、プレート(11,12)を連結する役目を果たしており、パネルの枠のうち、少なくとも長尺方向の枠に沿って設けられる。更に、連結部(1)は、ポリマーを主体とする(以後、「ポリマー質」と記す。)プロファイル(2)、または少なくとも一つ以上のスペーサー(7)の連結体よりなる。
本発明の第一の態様の建材パネルの構成を示す概略図である。 本発明の第二の態様の建材パネルの構成を示す概略図である。
以下、発明をよく理解できるよう、二つの態様を示す。
第一の態様の建材パネルは、外側プレート(11)と内側プレート(12)の構造になる建材パネルである。上記外側プレートとして例えばガラスプレート、内側プレートとして石膏ボードを挙げることができる。プレート(11)とプレート(12)との中間には絶縁スペースが形成されている。この絶縁スペースは、必要に応じ、断熱性及び/または防音性の絶縁体を備えることができるが、プレート(11,12)とは固定構造となっていないことが好ましい。そのような絶縁スペースの例としては、真空パネル、ガス充填パネル、メラミンフォーム、ナノフォーム、またはエアロジェルを挙げることが出来る。
連結部(1)は、プレート(11)とプレート(12)とを連結する。連結部(1)は上記パネルの枠の少なくとも長尺方向に沿って据えられる。さらに、連結部(1)は、ポリマー質プロファイル(2)を備え、またそのプロファイルの内側の突起(6)を利用して、もう一つのプロファイル(3)を追加的に挿入する構造とすることもできる。断熱性を高めるために、ポリマー質プロファイル(2)を構成するポリマーに低熱伝導性の添加剤を加えるか、またはプロファイルのポリマー部分を発泡ポリマーとすることもできる。そのような添加剤としては0.2W/mK以下の熱伝導率を有するものが好ましい。低熱伝率の添加剤としては、例えば中空鉱物質(ガラス質、セラミック質)粒子、中空ポリマー粒子を挙げることが出来る。
プレート(11,12)の中間に位置するポリマー質プロファイル(2)中には少なくとも断熱性を有するポケット4が存在する。
ポリマー質プロファイル(2)とプレート(11,12)の間にはゴム弾性ポリマーを主成分とする接着剤(5)が据えられ、当該接着剤はその硬さがショアA硬度35乃至70のものである。当該接着剤の硬さは、好ましくはショアA硬度40乃至50である。ショアA硬度の下限値を35とする理由は、ガラスファサッド構造体用として既知であってガラスパネルに剛性を付与しない接着剤との違いを明確にするためである。本発明において、上記プレート(11)とプレート(12)とが離間して据えられていることが建材パネルに剛性を付与することとなる。したがって、上記接着剤は、出来るだけ高い剛性を有することが好ましい。しかし、接着剤のショアA硬度が70を超えてしまうと、建材向けのパネルサイズでは、パネル構成部材同士の熱膨張差に起因する機械的ストレスを吸収することが出来なくなる。我々の独自の研究によれば、ショアA硬度が40から50の接着剤を用いることにより、高剛性と弾性伸びのバランスが最も優れる結果が得られる。
ポリマー質プロファイル(2)としては、25重量%から50重量%、好ましくは40重量%のガラス繊維で強化された熱可塑性樹脂複合材の押出成形品より作成されるものが好ましい。上記ポリマー質プロファイル(2)は建材パネルに屈曲強度を付与する。土木分野にて好適に使用される熱可塑性樹脂はその弾性率が2000から3000 MPaと相対的に低いレベルである。したがって、非充填の熱可塑性樹脂製プロファイルでは、そのポリマー質プロファイルの建材パネル全体への剛性(剛直性)への寄与率は少なく、典型的には10%程度であると推定される。ポリマー質プロファイルは、建材パネルの剛性に寄与するものが経済的である。短繊維長または中繊維長ガラス繊維を55重量%近くまで含む熱可塑性樹脂コンポジットは公知技術に属する。ガラス繊維で充填することにより、基体樹脂のおよそ5倍近くの高弾性率となる。我々の独自の研究によれば、少なくとも25重量%の短繊維長ガラス繊維を加えた、ポリアミド、ポリブチレンテレフタレート、またはポリエチレンテレフタレートが最も良い。ガラス繊維を55重量%以上含む熱可塑性樹脂にて、80mm以上のプロファイルに押出加工するのは、現在の押出技術では困難である。サイズがおよそ100mm、厚さが2mmのプロファイルの場合、押出加工性と製品物性の観点からは、熱可塑性樹脂に充填するガラス繊維の量は、約40%とするのが最適である。この場合、弾性率の値は約7000MPaとなる。我々の検討によれば、ガラス繊維の充填率が25%に満たない熱可塑性樹脂コンポジットを用いると、接着剤(5)と共に用いられるポリマー質プロファイル(2)の長さ方向の熱膨張が大き過ぎてしまう。このような熱可塑性樹脂コンポジットの場合、当該プロファイルの建材パネルの剛性への寄与率は25から30%である。
ポリマー質プロファイル(2)は、引き抜き成形によっても製造することができる。この場合、フェノールホルムアルデヒド樹脂、ポリエステル(好ましくは不飽和ポリエステル)、ビニルエステル樹脂またはエポキシ樹脂を主成分とする樹脂を、好ましくはガラス繊維若しくはバサルト繊維とともに引き抜き成形することにより得られる。繊維の形態としては織物若しくは不織布形態のものを使用することが出来る。また上記種類の繊維に加えて、他の繊維も用いることが出来る。繊維の含量が50%を大きく下回ると、引き抜き成形が技術的に不可能となる。他方、繊維含量が高過ぎてもまた引き抜き成形を困難にし、その上限は約75%である。引き抜き成形により得られるプロファイルの弾性率は非常に高く、通常15,000から25,000MPaの範囲である。引き抜き成形には高度な技術が要求されるが、この技術を採用すると、ポリマー質プロファイル(2)は高弾性率となるので、先に述べたプロファイル(3)を備えなくとも、所望の剛性を得ることができる。
ポリマー質プロファイル(2)は、その内部に空気または断熱材を満たした一以上の断熱ポケット(4)を備えることも出来る。ポリマー質プロファイル(2)が上記押出成形により製造されるものである場合は、引き抜き成形により製造されるプロファイルよりも多くのポケットを設けることが出来るが、その大きさは概して小さい。空気の対流や放射伝熱を考慮すれば、通常これらの断熱ポケットにさらに断熱材を充填することは不要である。引き抜き成形によるポリマー質プロファイル(2)であって、特にその基材ポリマーが熱硬化性樹脂である場合には、複数の断熱ポケットを備えることは困難である。この場合には、十分に大きな断熱ポケットを一つ設けることが出来る。しかし、この場合は当該断熱ポケットをポリウレタンフォームのような断熱材で充填することが好ましい。
連結部(1)は、更に、ポリウレタン、シリコーン、シラン、そして好ましくはポリサルファイドを主成分とするゴム弾性ポリマー組成物よりなる接着剤(5)を備える。当該組成物の接着剤(5)は、物性向上の目的で、通常の充填材やカルサイトその他の特定の充填材を含むものであっても良い。パネルの耐熱膨張性を高め、製品の寸法誤差を吸収するため、接着剤(5)の厚さは少なくとも1mm以上であることが好ましい。その厚さが5mmを超えるとパネルの剛性が大きく下げる。よって2から3.5mmの範囲の厚さの場合に最も良い結果が得られる。
追加のプロファイル(3)は、金属製、好ましくは鋼材製の、建築用パイプであっても良い。しかしながら、熱伝導を抑えるためには、鉱物質材料であっても良く、(例えば)合わせガラス製梁(glued glass beams)を使用することも可能である。
第二の態様の建材パネルは、外側プレート(11)と内側プレート(12)と、両プレート間に断熱性のスペースを有する建材パネルである。外側プレート(11)と内側プレート(12)の中間の連結部(1)は、パネル枠の少なくとも長尺方向の枠に沿って据えられる。ここで連結部(1)は、少なくとも二以上のスペーサー(7)が一体となったスペーサー連結体よりなる。当該スペーサー連結体は互いに、少なくとも一層以上の、ポリマー系接着剤(8)の層によって結合され、かつ当該接着剤はその硬さが、ショアA硬度が45から95、好ましくはショアA硬度が60から85のものである。
スペーサー(7)は矩形の金属チューブであっても良い。また、当該金属チューブはリブを備えるものであっても備えないものであっても良い。さらには熱伝導率が16W/mK以下の、薄厚のステンレスより作成されるものが好ましい。また断熱ガラス分野にて公知の鋼材スペーサーを用いることも出来る。さらにスペーサーは、金属(ステンレス)部分と略矩形断面のポリマー部分よりなる、ハイブリッド構造スペーサーを用いることも出来る。ハイブリッド構造スペーサーの例として、断熱ガラス分野では良く知られた「ウオームウェッジ型」(”warm edge”)ハイブリッドスペーサーをあげることができる。スペーサー(7)は、ゴム弾性ポリマー発泡体であっても良く、鉱物若しくは金属であってそれらの発泡体若しくはハニカム体であっても良い。
最良の耐熱効果は、ハイブリッド構造スペーサーであって、そのスチール部分の厚みが0.05から0.2mmの範囲のものを採用することにより得られる。上記金属部分の厚みが0.05mmに満たない場合にはスペーサーの機械的強度が低くなり、他方0.2mmを超えると熱伝導が大きくなり過ぎる。我々の研究によれば、上記厚みとしてはおよそ0.1mmが最適である。本発明が提示するシステムの特異性のため、ハイブリッド構造スペーサーのおよそ1mm厚さのポリマー部分を形成するポリマー種としては、通常の断熱ガラス分野で使用されるポリマーよりも、安価で、より低熱伝導性のものを用いることが出来る。そのような好適なポリマーとしてポリ塩化ビニル(PVC)やポリスチレン(PS)を例示することが出来る。断熱ガラス分野では通常ポリカーボネート(PC)やポリプロピレン(PP)が使用される。
第二の態様においても、連結部(1)は、スペーサーに加えメタクリレート系またはハイブリッドポリウレタン系の接着剤(4)を備える。第一の態様同様に、当該接着剤の硬度と厚みが重要となる。二以上のスペーサーの連結体に十分な剛性を付与するため、接着剤の硬さは、少なくともショアA硬度45以上であることが必要である。但し、ショアA硬度が95を超えると、建造物のコーナー部に外力(例えば風)が加わると、そのコーナー部のプレート(11,12)の間に位置する連結部の接着部分が早期にせん断破壊してしまう。接着剤の硬度の最適範囲は最終ショアA硬度60から85であり、接着剤の最適厚さは0.1mmから1mmの範囲である。各スペーサー間には、少なくとも一層以上(例えば二層)の接着剤層を介在させることも出来る。接着剤の総厚みが0.2mmを下回ると、建材パネルが風にさらされた場合に連結部(1)に必要な柔軟性が足りなくなる恐れがある。また厚みが1mmを超えると連結部(1)に必要な剛性が失われる。よって接着剤の厚みは0.2mmから0.5mmの範囲であることが最適である。
[試験例1]
試験例1では、建材パネル向けの接着剤の満たすべき基準として国際公開第2004/073973号パンフレットが提示の、引っ張り強度又は/及びせん断強度が2MPa超とする基準が、本発明と同様の構造体についても当てはまるかどうかを検証するべく、下記の試験を実施した。長さ1.4m、幅1mのパネル作成のため、外側プレート(11)として地元メーカーであるリフレックス(Reflex)社製の厚さ8mmの灰色着色エナメル光沢フロートガラスを用いた。内側プレート(12)としてリジップ(Rigips)社製の15mm厚のリジデュアH(Rigidur H)プレートを用いた。次いで、図1に示すように、パネルの長尺方向の枠に沿って、二つのポリマー質プロファイル(2)を装着した。ポリマー質プロファイル(2)の寸法は、幅100mm、厚み43mmであり、その材質は40%ガラス繊維充填ポリアミド6,6である。上記ポリマー質プロファイル(2)の内部に、寸法50×30×2.5mmの矩形標準鋼材プロファイル(3)を追加的に挿入した。ポリマー質プロファイル(2)とプレートの間の接着剤はイソシアネート1部とポリオール4部よりなるポリウレタンであった。イソシアネートはハンツマン(Huntsman)社製イソシアネート(商品名:スプラセック(Suprasec) 5025)、ポリオールは地元メーカーであるミトール(Mitol)社製のミトピュール(Mitopur)A1/5である。当該接着剤の弾性率は約2500MPaであり、引っ張り強度は2MPaをはるかに超える値であった。パネルの断熱コアとして100mm厚のスタイロフォーム(Styrofoam)を用いた。接着剤との密着性を高めるため、ポリマー質プロファイル(2)は前処理した。処理パネルを実験用建屋として組み立てた。緯度が約45度の地理的条件で、夏季のおよそ60日間経過後に、外側プレート(11)が剥がれ落ちた。この実験結果は接着剤の強度がおよそ2MPaあれば良いという上記基準は、本発明の建材パネルの構造に用いる接着剤の適否を決定づける基準としてふさわしくないということを証明するものである。
[試験例2]
試験例2では、本発明の第二の態様のみを採用するパネルを使用した。長さ1m、幅0.5mのパネル作成のため、外側プレート(11)として地元メーカーであるリフレックス(Reflex)社製の厚さ8mmの灰色着色エナメル光沢フロートガラスを用いた。内側プレート(12)としてリジップ(Rigips)社製の15mm厚のリジデュアH(Rigidur H)プレートを用いた。スペーサー(7)としてロルテック(Rolltech)社製の名目高さ20mmの改良型スペーサー:クロマテックウルトラ(Chromatech Ultra)を用いた。このスペーサーのポリマー部分はポリスチレンである。この矩形形状のスペーサー5個を積層したものをパネルの周縁部の全周に沿って装着した。なおパネル内をガス充填するため、各スペーサーの継ぎ目部分にはアルミホイルを当てた。スペーサーの間、及びスペーサーとパネルの間を埋める接着剤として、サイカ(Sika)社製建材用接着剤:サイカファスト(SikaFast)3131を0.3mm厚にて用いた。当該接着剤はショアA硬度80の硬さを有していた。かくして得られた建材パネルは、建物の一階分の高さ相当の3mの長さを支えるのに十分な剛性を備えるものであった。
[試験例3]
試験例3では、本発明の第一の態様と第二の態様を併用した。長さ2.6m、幅1mのパネル10枚の作成のため、外側プレート(11)として地元メーカーであるリフレックス社(Reflex)社製の厚さ8mmの透明強化フロートガラスを用いた。内側プレート(12)としてリジップ(Rigips)社製の15mm厚のリジデュアH(Rigidur H)プレートを用いた。スペーサー(7)としてロルテック(Rolltech)社製の名目高さ20mmの改良型スペーサー:クロマテックウルトラ(Chromatech Ultra)を用いた。このスペーサーのポリマー部分はポリスチレンである。この矩形形状のスペーサー5個を連結したものをパネルの周縁部の全周に沿って装着した。なおパネル内をガス充填するため、各スペーサーの継ぎ目部分にはアルミホイルを当てた。スペーサーとスペーサーとを連結し、スペーサーとパネルを接着する接着剤として、サイカ(Sika)社製建材用接着剤:サイカファスト(SikaFast)3131を0.3mm厚にて用いた。パネルには、図1のようにパネルの長尺方法の両側に沿って、二つのポリマー質プロファイル(2)を据え付けた。ポリマー質プロファイル(2)の寸法は、幅100mm、厚み43mmであり、40%ガラス繊維充填ポリアミド6,6から製造されたものである。上記ポリマー質プロファイル(2)の内部には、50×30×2.5mm寸法の矩形鋼材プロファイル(3)が追加的に挿入された。ポリマー質プロファイル(2)と、プレート(11,12)の間の接着剤としては、ショアA硬度38のコメリングケミッシェファブリック(Komerling chemische fabrik)社製ポリサルファイド接着剤:GDI 16を、厚さを3mmにして用いた。密着性を高めるために、接着の前にポリマー質プロファイル(2)をプラズマ処理した。かくして得られたパネルは剛性と強度の両観点からくまなく試験をした。強度面では、本パネルは35kNの荷重にも耐えうるものであった。剛性面からは、本パネルは、12kNの荷重、すなわち風圧による4.6kPaの応力にも耐え、その際の内側プレート(12)に生じた名目たわみは13mm(L/200)であった。これは、秒速85mすなわち時速306kmの風により引き起こされる全圧力に耐えうることを示す。本パネルはその後の1000回にもわたる上記と同様の風圧試験に耐え、さらに実際の建屋に組み込んで、実気温でのストレス試験にも耐えた。
1.連結部
2.ポリマー質プロファイル
3.追加のプロファイル
4.断熱ポケット
5.接着剤
6.突起部
7.スペーサー
8.接着剤
11.外側プレート
12.内側プレート

Claims (14)

  1. 外側プレート(11)と、内側プレート(12)と、中間の絶縁スペースとよりなる構造の建材パネルであって、外側プレート(11)と内側プレート(12)との連結部(1)は、当該パネル枠の少なくとも長尺方向に沿って設けられており、
    前記連結部(1)は、少なくとも、
    a) プレート(11)とプレート(12)との間に位置し、少なくとも一つの断熱ポケット(4)を有するポリマー質プロファイル(2)と、
    b) ポリマー質プロファイル(2)とプレート(11,12)との間に位置する接着剤であって、好ましくはゴム弾性ポリマーを主成分とし、その公称硬さがショアA硬度35から70の範囲、好ましくはショアA硬度40から50の範囲である接着剤(5)と、
    c)サイドフレームとともに、建材パネルの剛直な箱型構造を形成するプレート(11,12)であって、当該建材パネルは必要に応じ断熱コアを備えているプレートと、
    を有することを特徴とする建材パネル。
  2. ポリマー質プロファイル(2)は、押出成形により製造される、熱可塑性樹脂複合材製のプロファイルであって、当該熱可塑性樹脂複合材は、25重量%から55重量%、好ましくは約40重量%のガラス繊維で強化された熱可塑性樹脂複合材であることを特徴とする請求項1に記載の建材パネル。
  3. ポリマー質プロファイル(2)は、ポリアミド、ポリブチレンテレフタレート又はポリエチレンテレフタレート、又はそれらのブレンドより作成されるものであることを特徴とする請求項2に記載の建材パネル。
  4. ポリマー質プロファイル(2)は、引き抜き成形により製造される50乃至75%繊維強化熱硬化樹脂複合材であって、当該繊維は、ガラス繊維若しくはバサルト繊維、または適当な織布若しくは不織布、またはそれらの複合織布であることを特徴とする請求項1に記載の建材パネル。
  5. 前記ポリマー質プロファイル(2)は、適当なフィラーで充填された、フェノール-ホルムアルデヒド樹脂、ポリエステル、ビニルエステル樹脂、又はエポキシ樹脂より作成されるものであることを特徴とする請求項4に記載の建材パネル。
  6. ポリマー質プロファイル(2)は、それを構成するポリマーに熱伝導率が0.2W/mK未満の添加剤が加えられているか、またはポリマー質プロファイル(2)のポリマー部分が発泡ポリマーよりなっていることを特徴とする請求項1に記載の建材パネル。
  7. 接着剤(5)は組成物であって、ポリウレタン、シリコン、シラン又は好ましくはポリサルファイドを主成分とするものよりなり、接着剤(5)の厚さは1mmから5mm、好ましくは2mmから3.5mmであることを特徴とする請求項1に記載の建材パネル。
  8. 追加のプロファイル(3)であって好ましくは金属質または鉱物質のものが、前記ポリマー質プロファイル(2)に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の建材パネル。
  9. 外側プレート(11)と、内側プレート(12)と、その中間の絶縁スペースとよりなる構造の建材パネルであって、
    プレート(11)と、プレート(12)との連結部(1)が、当該パネル枠の少なくとも長尺方向に沿って形成されており、
    前記連結部(1)は、ショアA硬度45から95、好ましくはショアA硬度60から85のポリマー系接着剤(8)の少なくとも一層により、互いに一体化している少なくとも二以上のスペーサー(7)の連結体よりなり、かつ、
    外側プレート(11)と内側プレート(12)とは、サイドフレームとともに、剛直な箱型構造を形成している建材パネル。
  10. 前記スペーサー(7)は、
    金属チューブであって好ましくは矩形のもの、
    金属質部分とポリマー質部分よりなるチューブであって好ましくは矩形のもの、または
    ポリマー、鉱物質若しく金属質の、矩形断面のプロファイルであって、発泡体構造、ハニカム構造若しくはこれらの複合構造のプロファイル
    のいずれかであることを特徴とする請求項10に記載の建材パネル。
  11. 前記スペーサー(7)は、金属質部分とポリマー質部分よりなるチューブであって、
    前記金属質部分は、厚さが0.05mmから0.20mm、好ましくは約0.10mmの、ステンレスシートより作成されるものである
    ことを特徴とする請求項11に記載の建材パネル。
  12. 前記スペーサー(7)は、金属質部分とポリマー質部分よりなるチューブであって、
    前記ポリマー質部分は、厚さが約1mmの、ポリ塩化ビニルまたはポリスチレンを主体とする熱可塑性樹脂よりなっているものである
    ことを特徴とする請求項11に記載の建材パネル。
  13. 前記ポリマー系接着剤(8)は、メタクリレート系又は/及びハイブリッドポリウレタン系の接着剤であることを特徴とする請求項10に記載の建材パネル。
  14. 前記ポリマー系接着剤(8)の各層は、そのおよその平均厚さが0.2mmから1mm、好ましくは0.3mmから0.5mmであることを特徴とする請求項10に記載の建材パネル。
JP2013533822A 2010-10-15 2011-02-19 外側プレートと内側プレートとの間に絶縁スペースを有する構造の建材パネル Withdrawn JP2013539834A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SIP-201000320 2010-10-15
SI201000320A SI23514A (sl) 2010-10-15 2010-10-15 Gradbeni panel kot struktura zunanje in notranje plošče, z vmesnim izolacijskim prostorom
PCT/SI2011/000009 WO2012050535A1 (en) 2010-10-15 2011-02-19 Building panel as structure of external and inner plate with intermediate insulation space

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013539834A true JP2013539834A (ja) 2013-10-28

Family

ID=44140751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013533822A Withdrawn JP2013539834A (ja) 2010-10-15 2011-02-19 外側プレートと内側プレートとの間に絶縁スペースを有する構造の建材パネル

Country Status (11)

Country Link
US (1) US20130202845A1 (ja)
EP (1) EP2464799B1 (ja)
JP (1) JP2013539834A (ja)
CN (1) CN103348068A (ja)
AU (1) AU2011314394A1 (ja)
BR (1) BR112013009103A2 (ja)
CA (1) CA2813405A1 (ja)
EA (1) EA201390518A1 (ja)
IL (1) IL225541A0 (ja)
SI (1) SI23514A (ja)
WO (1) WO2012050535A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106639143A (zh) * 2014-12-30 2017-05-10 潘茜茜 板材
WO2018050357A1 (de) * 2016-09-14 2018-03-22 Saint-Gobain Glass France Abstandshalter für isolierverglasungen, verfahren zur herstellung des abstandshalters und mehrfachisolierverglasung
CN106703284B (zh) * 2016-12-27 2019-02-01 深圳市鹏润达市政工程有限公司 一种多功效的轻钢结构抗震板材及制作方法
AU2019226990B2 (en) * 2018-02-28 2022-05-26 Golden Homes Holdings Limited Improvements in and relating to cladding
GB2590505B (en) * 2019-12-20 2022-04-06 Agr Living Ltd Structural insulated panel (SIP) for a modular building

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1253088B (de) * 1963-12-17 1967-10-26 Eltro G M B H & Co Ges Fuer St Verfahren zur Herstellung von Schiffskoerpern aus Schiffbauplatten
FR2115690A5 (ja) * 1970-11-30 1972-07-07 Irba Gp
NL7115856A (ja) * 1970-12-17 1972-06-20
DE2102674A1 (de) * 1971-01-21 1972-08-03 Moderne Bau Kunststoffe Kehren & Co, 5657 Haan Kombination aus Hohlprofilen
US3994105A (en) * 1972-03-20 1976-11-30 Hughes Aircraft Company Shelter construction
US4765105A (en) * 1986-06-19 1988-08-23 Seven S Structures Inc. Wall panel with foam insulation
GB8927849D0 (en) * 1989-12-08 1990-02-14 Gavle Limited A connector
US4993204A (en) 1990-03-15 1991-02-19 Robert T. Feury Composite metal and plastic frame structure for windows and doors
US5142835A (en) * 1990-10-12 1992-09-01 Taylor Building Products Company Reaction injection molded door assembly
FI108306B (fi) 1997-04-10 2001-12-31 Rautaruukki Oyj Termoseinä
GB2344834A (en) 1998-12-18 2000-06-21 Isowall Composite panel
CN2445026Y (zh) * 2000-08-11 2001-08-29 胡明生 轻体隔墙板
FR2813624B1 (fr) 2000-09-04 2002-12-27 Isosta Panneaux Sandwich Profile de raccord et d'etancheite, dispositif de raccord, panneau a structure sandwich, et ensemble de facade, de cloison ou de couverture
FI114495B (fi) 2001-11-19 2004-10-29 Rautaruukki Oyj Ulkoseinäpaneeli sekä vastaava seinärakenne
EP1333129A1 (en) 2002-02-01 2003-08-06 Corus UK Limited Prefabricated building panel
DE10306892A1 (de) 2003-02-18 2004-08-26 Basf Ag Verbundelemente
US20040231275A1 (en) 2003-05-23 2004-11-25 Mauk Mitchell P. Panel system for building studs
US20070160801A1 (en) 2004-01-23 2007-07-12 First Green Park Pty Ltd. Panel constructions and assemblies made therefrom
FR2881767B1 (fr) * 2005-02-07 2008-10-17 Cooperative Ouvriere De Menuis Panneau de construction avec poutre de renfort
US7600319B2 (en) * 2007-06-28 2009-10-13 Aar Corp. Method of making an electromagnetic interference shielded panel
GB2451275A (en) 2007-07-25 2009-01-28 William Ronald Arrowsmith A building structural insulated panel assembly
ITRM20080135A1 (it) * 2008-03-12 2009-09-13 Tec Inn S R L Pannello protettivo
US20100223870A1 (en) * 2009-03-04 2010-09-09 Cincinnati Thermal Spray Inc. Structural Member and Method of Manufacturing Same

Also Published As

Publication number Publication date
CN103348068A (zh) 2013-10-09
IL225541A0 (en) 2013-09-30
EP2464799A1 (en) 2012-06-20
US20130202845A1 (en) 2013-08-08
BR112013009103A2 (pt) 2017-10-31
AU2011314394A1 (en) 2013-05-02
SI23514A (sl) 2012-04-30
CA2813405A1 (en) 2012-04-19
EA201390518A1 (ru) 2013-11-29
EP2464799B1 (en) 2020-05-06
WO2012050535A1 (en) 2012-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190153726A1 (en) Continuous wall assemblies and methods
JP2013539834A (ja) 外側プレートと内側プレートとの間に絶縁スペースを有する構造の建材パネル
WO2008129281A2 (en) Insulating panel
KR102193235B1 (ko) 나노기술에 기반한 고기능성 모르타르를 이용한 공동주택의 층간소음 저감 보강공법
KR102139181B1 (ko) Poss 나노복합체를 포함하는 고기능성 모르타르를 이용한 공동주택의 층간소음 저감 보강공법
KR101142111B1 (ko) 조립식 패널을 이용한 벽체구조
KR20070029137A (ko) 형틀 겸용 단열 패널 및 외단열 구조
KR20110082484A (ko) 구조적 신뢰성을 제공하는 단열재 및 이로부터 제조된 건축부재 및 복합체
KR20190065054A (ko) 건축용 단열재의 표면재 및 이를 포함하는 건축용 복합 단열재
JPH10219866A (ja) 断熱パネル及び断熱パネルの製造方法
JP5189326B2 (ja) 外断熱用複合パネルおよびこれを用いた目地構造
CN105275115A (zh) 一种多功能建筑工程用板墙
KR20150002707U (ko) 열차단성능이 우수한 외장마감재 결합용 연결부재 및 이를 이용한 외장마감재 결합구조
WO2010067334A2 (en) Building components and method of manufacturing the same
CN214195086U (zh) 一种齐柱一侧式“t”字型连接组件
KR101029833B1 (ko) 차음 및 단열패널 유닛 및 이를 이용한 벽체와 바닥구조
KR102139187B1 (ko) Poss 나노복합체를 포함하는 고기능성 모르타르를 이용한 공동주택의 층간소음 저감 보강구조물
CN111980187B (zh) 一种具有功能组件的砂塑板
CN102758484A (zh) 自保温自隔音现浇混凝土结构
CN211447299U (zh) 防潮防裂的复合发泡水泥板
CN205577130U (zh) 装配式夹芯保温密肋复合外墙板分隔缝装置
KR101979912B1 (ko) 난연 수지 및 보강 섬유 기반의 수지 함침 섬유 보강 패널을 이용한 구조물 보강공법
CN217420223U (zh) 一种结构保温装饰一体化外墙板
CN220580235U (zh) 一种建筑外墙保温结构
US20140260053A1 (en) Columnar structural component and method of forming

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130404

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130513

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140513