JP2013537840A5 - - Google Patents
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別の実施形態は、織構造の中へ引張部材基部を通り抜けさせられてもよい、縫合部材に連結されたときに、組織構造の一部分に係合するように構成される組織界面を有する、引張部材基部と、縫合糸が、少なくとも部分的に締め付け部材によって画定される空間を通して前後に引張力を加えられてもよい、第1のモードから、縫合糸が、縫合糸締め付け部材に対して1つの方向のみに引張力を加えられてもよい、第2のモードへ、切り替えられるように構成される、縫合糸締め付け部材と、縫合糸締め付け部材に可動式に連結され、第1のモードから第2のモードへ縫合糸締め付け部材を切り替えるように動作可能であるように構成される、モード切替部材とを備える、組織構造の一部分を横断する縫合部材に引張力を加えるためのシステムを対象とする。縫合糸締め付け部材は、引張部材基部に可動式に連結されてもよい。縫合糸締め付け部材は、引張部材基部に可動式に連結されてもよい。縫合糸締め付け部材は、締め付け部材および引張部材の両方に連結される縫合部材によって、引張部材基部に連結されてもよい。縫合糸締め付け部材は、近位端と、遠位端とを備えてもよく、近位端は、引張部材基部に回転可能に連結される。遠位端は、近位端と引張部材基部との間の連結時にヒンジ点の周囲で揺動するように構成されてもよい。遠位端は、引張部材基部に対する開放位置から揺れ動かされてもよく、縫合糸の長さは、閉鎖位置まで、締め付け部材の遠位端と引張部材基部との間で画定される開口部を通過させられてもよく、縫合糸の長さは、締め付け部材の遠位端と引張部材基部との間で挟んで固定される。締め付け部材および引張部材基部は、開放位置に締め付け部材の遠位端を位置付けることによって、第1のモードに、および閉鎖位置に締め付け部材の遠位端を位置付けることによって、第2のモードに構成可能であってもよい。システムはさらに、締め付け部材と引張部材基部との間で相互連結され、締め付け部材の遠位端を閉鎖位置に付勢するように構成される、バネ部材を備えてもよい。引張部材基部は、縫合部材の手動荷重で比較的容易に克服され得る、いずれか一方の方向に引っ張られる際に、摩擦荷重が縫合部材に付与されるように、それを通過する縫合部材長さのための一連の開口を備えてもよい。システムはさらに、約1つのループから約2つのループまでの間の、いくつかの完全ループを備えるパターンで、一連の開口を通り抜けさせられる、縫合部材長さを備えてもよい。引張モード切替部材は、近位および遠位端を有する、細長ロッドを備えてもよく、細長ロッドの遠位端は、細長ロッドの遠位端がクランプ部材から制御可能に分断されるまで、クランプ部材の遠位端が引張部材基部に対する開放位置で担持される方式で、クランプ部材に取り外し可能に連結され、それにより、クランプ部材の遠位端が、引張部材基部に対する閉鎖位置をとることを可能にする。ロッド遠位端は、締め付け部材に形成されたネジ山付き開口と回転可能に噛合するように構成される、ネジ山付き界面を備えてもよい。細長ロッドの近位端は、細長ロッドの回転を促進して、細長ロッドおよび締め付け部材の分断を誘発するように、手動ねじり界面を備えてもよい。縫合糸締め付け部材は、開放位置で、縫合部材が両方の方向へ間隙を通して自由に移動させられてもよく、間隙が閉鎖される閉鎖位置で、縫合部材が閉鎖された間隙によって締め付け部材に対して挟んで固定されるように、縫合糸が通過させられてもよい、制御可能に閉鎖可能な間隙を画定してもよい。締め付け部材は、閉鎖位置をとるように付勢されてもよいが、モード切替部材によって開放位置で担持されてもよい。モード切替部材は、近位および遠位端を有する、細長ロッドを備えてもよく、細長ロッドの遠位端は、締め付け部材の間隙が開放位置で維持される構成で、締め付け部材に取り外し可能に連結され、締め付け部材からの細長ロッドの遠位端の制御された分断は、締め付け部材の間隙が前記閉鎖位置をとることを可能にする。締め付け部材の少なくとも一部分は、引張部材基部に直接連結されてもよい。システムはさらに、縫合部材が通り抜けさせられ、施術者によって到達可能な近位位置から引張力を加えられてもよい、それを通る管腔を画定する、細長管状部材であって、引張部材基部と近位位置との間に間置され、近位位置において引張力で縫合部材を、圧縮で細長管状部材を荷重することによって、組織構造と近位位置との間で引張部材基部の圧縮を可能にするように構成される、細長管状部材を備えてもよい。システムはさらに、近位位置に隣接する縫合部材の近位部分に連結可能であり、細長管状部材の管腔を通り抜けさせられる、縫合部材クランプより遠位の縫合部材の一部分の上で引張力を保持するように構成される、一時的縫合部材クランプをさらに備えてもよい。一時的縫合部材クランプは、解放可能な機械的ピンチクランプを備えてもよい。一時的縫合部材クランプは、筐体に回転可能に連結されるリールを備えてもよく、筐体は、施術者によって手動で担持されるように構成される。リールおよび筐体は、第1のモードでは、リールが、筐体に対して双方向に自由に回転してもよく、第2のモードでは、リールが、筐体に対して一方向のみに回転させられてもよいように、2つの選択可能なモードで回転可能に連結されてもよい。システムはさらに、第1および第2のモードの間で、リールおよび筐体の回転連結モードを前後に切り替えるように、施術者によって手動で操作されてもよい、モード選択部材を備えてもよい。システムはさらに、少なくとも引張部材基部の組織界面を実質的に封入し、引張部材基部および組織構造の隣接部分の生体統合を促すように構成される、織物綿撒糸ソックを備えてもよい。織物綿撒糸ソックは、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフロオロエチレン、発泡ポリテトラフロオロエチレン、ポリ(エチレン−co−酢酸ビニル)、ポリ(メタクリル酸ブチル)、およびそれらの共重合体から成る群より選択される、耐久性ポリマーを含んでもよい。織物綿撒糸ソックは、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリ乳酸−co−グリコール酸、ポリ乳酸−co−カプロラクトン、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−ラクチド−co−グリコリド)、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−プロピレンオキシド−ブロック−エチレンオキシド)、ポリビニルピロリドン、ポリオルトエステル、ポリ無水物、ポリヒドロキシ吉草酸塩、ポリヒドロキシ酪酸塩、およびそれらの共重合体から成る群より選択される、生体再吸収性ポリマーを含んでもよい。織物綿撒糸ソックは、ブタコラーゲン基質、ヒトコラーゲン基質、ウマコラーゲンフリース、ゼラチン、ポリヒアルロン酸、ヘパリン、ポリ(グルコース)、ポリ(アルギン酸)、キチン、キトサン、セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリリシン、ポリグルタミン酸、アルブミン、ヒドロキシアパタイト、皮質骨、海綿骨、骨梁、バイオセラミック、靱帯組織、腱組織、硬膜組織、筋膜組織、心膜組織、トロンビン、およびフィブリンから成る群より選択される、生体再吸収性材料を含んでもよい。
本明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
組織構造の壁を横断して外科的アクセスを提供するためのシステムであって、
該システムは、
a.近位端および遠位端を有する送達部材と、
b.近位端および遠位端ならびにらせん形状を有する第1のらせん部材であって、該近位端は、該送達部材遠位端に連結され、該遠位端は、該送達部材遠位端の遠位に延在する、第1のらせん部材と、
c.該らせん部材遠位端に取り外し可能に連結されるアンカー部材と、
d.該アンカー部材の一部分に遠位で連結される縫合部材であって、該縫合部材は、該縫合部材の少なくとも一部分が施術者によって自由に操作され得る位置まで近位に延在する、縫合部材と
を備え、第1の方向への該送達部材の回転時に、該第1のらせん部材および連結されるアンカー部材は、該組織構造の壁の少なくとも一部分を横断して前進させられるとともに、該アンカー部材に連結されたままの配備縫合パターンで該縫合部材の遠位部分に沿って引っ張り、該配備縫合パターンは、それが実質的にらせん状であり、いくつかのらせんループを表すことを特徴とし、該いくつかのらせんループは、約1つのらせんループよりも大きく、約3つのらせんループよりも小さい該組織構造の壁によって封入されている、システム。
(項目2)
前記第1の方向とは反対の第2の方向への前記送達部材の回転時に、該第2の方向へのさらなる回転が、前記第1のらせん部材および送達部材の除去を引き起こす一方で、前記アンカー部材および縫合部材の遠位部分が、前記組織構造の壁の前記一部分を横断して位置付けられたままであるように、逆荷重が該送達部材および連結された第1のらせん部材に印加されて、該アンカー部材を該第1のらせん部材から分断させる、項目1に記載のシステム。
(項目3)
前記アンカー部材は、少なくとも1つの形状特徴を有し、該少なくとも1つの形状特徴は、前記第1の方向への前記第1のらせん部材の回転と関連付けられる内向き挿入載荷中に、隣接組織構造を摺動して通過するように構成され、前記第2の方向への該第1のらせん部材の回転と関連付けられる外向き摘出荷重の印加中に、該隣接組織構造に対する移動に抵抗するように構成される、項目1に記載のシステム。
(項目4)
前記アンカー部材の少なくとも一部分は、前記縫合部材への引張荷重の印加時に、前記組織構造の壁に対して回転するように構成される、項目1に記載のシステム。
(項目5)
前記第1のらせん部材および連結されるアンカー部材は、実質的にらせん状の経路の中を前進させられる、項目1に記載のシステム。
(項目6)
前記縫合部材の前記近位端は、前記配備縫合パターンを越えて、付加的な長さの縫合糸を含有する、前記送達部材に連結される局所縫合糸長蓄積貯留部の中へ近位に延在し、該貯留部は、前記第1の方向への該送達部材の回転時に、前記アンカー部材が該縫合部材の前記遠位部分に沿って引っ張り、該付加的な長さの縫合糸の少なくとも一部分を、該局所縫合糸長蓄積貯留部から外へ延在させるように構成される、項目1に記載のシステム。
(項目7)
前記局所縫合糸長蓄積貯留部は、前記第1のらせん部材の前進が、該貯留部を前記組織構造の壁に対して実質的に前進させない構成で、前記送達部材に連結される、項目6に記載のシステム。
(項目8)
前記送達部材が、スリーブ部材によって画定される管腔を通り抜けさせられるように、該送達部材に可動式に連結されるスリーブ部材をさらに備え、該スリーブ部材は、前記局所縫合糸長蓄積貯留部に連結される、項目7に記載のシステム。
(項目9)
前記第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に一定であるらせん内径を画定する、項目1に記載のシステム。
(項目10)
前記第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって変動するらせん内径を画定する、項目1に記載のシステム。
(項目11)
前記らせん内径は、約5mmから約60mmの間にある、項目9に記載のシステム。
(項目12)
前記らせん内径は、約10mmから約20mmの間にある、項目11に記載のシステム。
(項目13)
前記第1のらせん部材は、前記らせん形状に形成された細長部材から構成され、該細長部材は、外径を有する、項目1に記載のシステム。
(項目14)
前記細長部材は、円形断面、楕円形断面、正方形断面、および長方形断面から成る群より選択される断面形状を有する、項目13に記載のシステム。
(項目15)
前記外径は、約0.5mmから約3mmの間にある、項目13に記載のシステム。
(項目16)
前記らせん形状は、いくつかのらせん巻きを備え、該いくつかのらせん巻きは、約1つから約3つの間にある組織の中へ前進可能である、項目13に記載のシステム。
(項目17)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って、実質的に一定のらせんピッチを有する、項目9に記載のシステム。
(項目18)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って、実質的に可変のらせんピッチを有する、項目9に記載のシステム。
(項目19)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って、実質的に一定のらせんピッチを有する、項目10に記載のシステム。
(項目20)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って、実質的に可変のらせんピッチを有する、項目10に記載のシステム。
(項目21)
前記らせんピッチは、約5mmから約20mmの間にある、項目17に記載のシステム。
(項目22)
前記らせんピッチは、約7mmから約13mmの間にある、項目21に記載のシステム。
(項目23)
前記第1のらせん部材の前記遠位端は、尖った先端を備え、該尖った先端は、前記組織構造の壁の複数部分の中へ、およびそれらを横断して容易に潜り込むように構成される、項目1に記載のシステム。
(項目24)
前記第1のらせん部材の前記遠位端は、アンカー連結部分を備え、前記細長部材の前記外径は、前記アンカー部材の摺動可能な連結に適応するように減少させられる、項目13に記載のシステム。
(項目25)
前記アンカー部材の外径は、前記アンカー連結部分より近位の前記細長部材の複数部分の外径と実質的に同様である、項目24に記載のシステム。
(項目26)
前記らせん形状は、らせんピッチによって画定され、該らせんピッチは、前記配備縫合パターンをもたらす、前記組織構造の壁を通した横断の標的深度に基づいて選択される、項目1に記載のシステム。
(項目27)
前記横断の標的深度は、前記組織構造の壁を完全に横断して、該壁の反対側に前記アンカー部材を残すように構成される、項目26に記載のシステム。
(項目28)
前記横断の標的深度は、前記組織構造の壁を部分的にだけ横断して、該壁内の中間実質部場所に前記アンカー部材を残すように構成される、項目26に記載のシステム。
(項目29)
前記細長部材は、中実断面構造を備える、項目13に記載のシステム。
(項目30)
前記細長部材は、内径および外径を有する管状構造を備える、項目13に記載のシステム。
(項目31)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目29に記載のシステム。
(項目32)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目30に記載のシステム。
(項目33)
前記アンカー部材は、中実または管状構造を備える本体部分を備える、項目3に記載のシステム。
(項目34)
内向き挿入載荷中に、隣接組織構造を摺動して通過するように構成される前記形状特徴は、テーパ状遠位先端を備える、項目33に記載のシステム。
(項目35)
外向き摘出荷重の印加中に前記隣接組織構造に対する移動に抵抗するように構成される前記形状特徴は、突出部分を備え、該突出部分は、引張力が相互連結された縫合部材に印加されたときに、前記アンカー部材の他の部分の外径を越えて突出位置まで延在するように構成される、項目33に記載のシステム。
(項目36)
前記突出部分は、前記アンカー部材の一部分を備え、該アンカー部材の一部分は、前記突出位置へと変形されている、項目35に記載のシステム。
(項目37)
前記突出部分は、一片の材料を備え、該一片の材料は、前記アンカー部材に連結されて、前記突出位置を構成する、項目35に記載のシステム。
(項目38)
2つ以上の突出部分をさらに備える、項目35に記載のシステム。
(項目39)
前記突出部分は、超弾性合金を含み、該超弾性合金は、前記突出位置に形状設定され、合金の超弾性熱範囲内の弾性圧縮された形態で送達可能であるように構成される、項目35に記載のシステム。
(項目40)
前記縫合部材は、前記アンカー部材に連結される小穴に連結される、項目1に記載のシステム。
(項目41)
前記小穴は、前記縫合部材が前記アンカー部材に対する引張状態で引っ張られたときに、該縫合部材への引張力が、前記アンカーを前記組織構造の壁の周囲部分に対する回転移動に促すように位置付けられる、項目40に記載のシステム。
(項目42)
アンカーは、長手軸を有し、前記小穴は、該長手軸から離間した位置に配置される、項目41に記載のシステム。
(項目43)
前記小穴は、リング部材に連結され、該リング部材は、リング開口を画定し、該リング開口を通して前記アンカーの少なくとも一部分が位置付けられる、項目40に記載のシステム。
(項目44)
前記リング部材は、接着連結、圧入連結、および仮付け溶接連結から成る群より選択される連結を使用して、前記アンカーに連結される、項目43に記載のシステム。
(項目45)
前記アンカーは、チタン、ニッケル、ステンレス鋼、コバルトクロム、およびそれらの合金から成る群より選択される金属を含む、項目1に記載のシステム。
(項目46)
前記アンカーは、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフロオロエチレン、発泡ポリテトラフロオロエチレン、ポリ(エチレン−co−酢酸ビニル)、ポリ(メタクリル酸ブチル)、およびそれらの共重合体から成る群より選択される耐久性ポリマーを含む、項目1に記載のシステム。
(項目47)
前記アンカーは、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリ乳酸−co−グリコール酸、ポリ乳酸−co−カプロラクトン、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−ラクチド−co−グリコリド)、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−プロピレンオキシド−ブロック−エチレンオキシド)、ポリビニルピロリドン、ポリオルトエステル、ポリ無水物、ポリヒドロキシ吉草酸塩、ポリヒドロキシ酪酸塩、およびそれらの共重合体から成る群より選択される生体再吸収性ポリマーを含む、項目1に記載のシステム。
(項目48)
前記アンカーは、生物学的移植材料を含む、項目1に記載のシステム。
(項目49)
前記生物学的移植材料は、別のヒト、特定のヒト、ヒト以外の動物から成る群より選択される起源を有する、項目48に記載のシステム。
(項目50)
前記アンカーは、ブタコラーゲン基質、ヒトコラーゲン基質、ウマコラーゲンフリース、ゼラチン、ポリヒアルロン酸、ヘパリン、ポリ(グルコース)、ポリ(アルギン酸)、キチン、キトサン、セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリリシン、ポリグルタミン酸、アルブミン、ヒドロキシアパタイト、皮質骨、海綿骨、骨梁、バイオセラミック、靱帯組織、腱組織、硬膜組織、筋膜組織、心膜組織、トロンビン、およびフィブリンから成る群より選択される生体再吸収性材料を含む、項目1に記載のシステム。
(項目51)
前記局所縫合糸長蓄積貯留部は、縫合部材長さの1つ以上のループを蓄積するためのエンクロージャを備える、項目6に記載のシステム。
(項目52)
前記付加的な長さの縫合糸は、約20ミリメートルから約500ミリメートルの間にある、項目6に記載のシステム。
(項目53)
前記エンクロージャは、膜を備え、該膜は、前記縫合部材長さの1つ以上のループを部分的に封入し、前記アンカーおよびらせん部材からの引張荷重を受けたときに、該1つ以上のループが該エンクロージャから引き出されることを可能にするように構成される、項目51に記載のシステム。
(項目54)
縫合糸引張部材をさらに備え、該縫合糸引張部材は、前記縫合部材の近位端と該縫合部材の遠位端との間で該縫合部材に連結され、該縫合糸引張部材の遠位端が前記組織構造の壁の露出近位側面に対して配置され、該縫合部材が該縫合糸引張部材の近位に引張力を受けたときに、該組織構造の壁の該露出近位側面に圧縮荷重を印加するように構成される、項目1に記載のシステム。
(項目55)
前記縫合糸引張部材は、細長管状部材を備え、該細長管状部材は、自身を通る管腔を画定し、前記縫合部材は、該管腔を通り抜けさせられる、項目54に記載のシステム。
(項目56)
一時的縫合部材クランプをさらに備え、該一時的縫合部材クランプは、前記縫合部材の近位部分に連結可能であり、縫合部材クランプより遠位の該縫合部材の一部分の上に引張力を保持するように構成され、該縫合部材クランプは、前記細長管状部材の前記管腔を通り抜けさせられる、項目55に記載のシステム。
(項目57)
前記縫合糸引張部材は、2つの動作モードを有し、第1のモードにおいて、該縫合糸引張部材は前記縫合部材に対して双方向に移動させられてもよく、第2のモードにおいて、該縫合糸引張部材は該縫合部材に対して一方向のみに移動させられてもよく、該縫合糸引張部材は、手動操作型モード切替部材を備え、該手動操作型モード切替部材は、該縫合糸引張部材を該第1のモードから該第2のモードまで制御可能に切り替えるように構成される、項目1に記載のシステム。
(項目58)
組織界面インデンター部材をさらに備え、該組織界面インデンター部材は、前記送達部材に連結され、前記第1のらせん部材に動作可能に連結され、該組織界面インデンター部材は、遠位突出形状特徴を備え、該遠位突出形状特徴は、該らせん部材の前記遠位端に隣接する前記組織構造の1つ以上の部分に接触し、該第1のらせん部材の遠位先端が該組織構造に挿入される際に、そのような部分と該第1のらせん部材の該遠位先端との間の利用可能な貫通角を変化させるように構成される、項目1に記載のシステム。
(項目59)
前記遠位突出形状特徴は、前記組織構造上に界面応力を集中させるように構成されることにより、該遠位突出形状特徴が前記隣接組織構造部分と接触するよう前進させられる際に、前記第1のらせん部材の前記遠位端に隣接する該組織構造の複数部分が、該遠位突出形状特徴の周囲で局所的に緊張させられ、該隣接組織構造部分と該遠位突出形状特徴との間の接触は、該第1のらせん部材と該隣接組織構造部分の表面との間に画定される前記利用可能な貫通角を局所的に増加させる、項目58に記載のシステム。
(項目60)
前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、球面の一部分、直線的斜面、弓形斜面、多段斜面、および単段斜面から成る群より選択される表面構成を備える、項目59に記載のシステム。
(項目61)
前記表面構成は、前記第1のらせん部材の長手軸の周りにらせん状に巻き付けられる、項目60に記載のシステム。
(項目62)
前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、実質的に垂直な先頭表面を備える、項目59に記載のシステム。
(項目63)
前記遠位突出形状特徴は、長方形、正方形、半円、三角形、多角形、丸みを帯びた長方形、丸みを帯びた正方形、および多弓形形状から成るリストから選択される断面形状を備える断面外形を有する、項目59に記載のシステム。
(項目64)
前記遠位突出形状特徴と前記細長針部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分を通して可動式に連結されるよう動作可能に連結される、項目58に記載のシステム。
(項目65)
前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記一部分を実質的に二等分する、項目64に記載のシステム。
(項目66)
前記遠位突出形状特徴と前記細長針部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分に隣接して可動式に連結されるように動作可能に連結される、項目58に記載のシステム。
(項目67)
前記細長針部材の前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記表面構成と実質的に平行な経路を辿るように構成される、項目60に記載のシステム。
(項目68)
前記遠位突出形状特徴は、1つ以上の組織牽引特徴を備え、該1つ以上の組織牽引特徴は、該遠位突出形状特徴と、それが直接界面接触され得る前記組織構造の複数部分との間での相対運動を防止するように構成される、項目59に記載のシステム。
(項目69)
前記1つ以上の組織牽引特徴のうちの少なくとも1つは、鉤を備える、項目68に記載のシステム。
(項目70)
らせん部材誘導部材をさらに備え、該らせん部材誘導部材は、近位端および遠位端を有し、前記第1のらせん部材に連結され、該らせん部材誘導部材の該遠位端は、実質的に真っ直ぐであり、該第1のらせん部材を通して画定される長手軸と実質的に一致している長手軸を画定する、項目1に記載のシステム。
(項目71)
前記らせん部材誘導部材は、前記らせん部材に連結される前記送達部材に連結される、項目70に記載のシステム。
(項目72)
前記らせん部材誘導部材は、前記らせん部材に直接連結される、項目70に記載のシステム。
(項目73)
前記らせん部材誘導部材の前記遠位端は、開口を備え、該開口は、該らせん部材誘導部材を通して画定される管腔に流体的に連結され、施術者が該開口に存在し得る流体を視覚的に検出し得る検出位置まで近位に通じる、項目70に記載のシステム。
(項目74)
前記開口は、前記らせん部材誘導部材の前記長手軸に沿って位置付けられ、該らせん部材誘導部材は、構造部分の遠位突出位置を印付けるように適合され、該構造部分の遠位突出位置は、該らせん部材の前記遠位端、前記アンカー部材の前記遠位端、および該アンカー部材の前記近位端から成る群より選択される、項目73に記載のシステム。
(項目75)
第2の開口をさらに備え、該第2の開口は、前記らせん部材誘導部材を通して画定される第2の管腔に流体的に連結され、施術者が該第2の開口に存在し得る流体を視覚的に検出し得る検出位置まで近位に通じる、項目70に記載のシステム。
(項目76)
前記らせん部材誘導部材は、OCTセンサ、超音波センサ、RFインピーダンスセンサ、酸素分圧センサ、および圧力センサから成る群より選択されるセンサを備える、項目70に記載のシステム。
(項目77)
近位端および遠位端を有する第2のらせん部材をさらに備え、該近位端は、前記送達部材遠位端に連結され、該遠位端は、該送達部材遠位端の遠位に延在する、項目1に記載のシステム。
(項目78)
前記第2のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に一定であるらせん内径を画定する、項目77に記載のシステム。
(項目79)
前記第2のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって変動するらせん内径を画定する、項目77に記載のシステム。
(項目80)
前記第1および第2のらせん部材の前記らせん内径は、実質的に等しい、項目77に記載のシステム。
(項目81)
前記第1および第2のらせん部材の前記らせん内径は、実質的に等しくない、項目77に記載のシステム。
(項目82)
前記第1のらせん部材と第2のらせん部材とは、実質的に同軸である長手軸を画定する、項目77に記載のシステム。
(項目83)
第2のアンカー部材をさらに備え、該第2のアンカー部材は、前記第2のらせん部材の前記遠位端に取り外し可能に連結される、項目77に記載のシステム。
(項目84)
第2の縫合部材をさらに備え、該第2の縫合部材は、前記第2のらせん部材に連結される、項目83に記載のシステム。
(項目85)
組織構造の壁を横断して外科的アクセスを提供するためのシステムであって、
該システムは、
a.近位端および遠位端を有する送達部材と、
b.近位端および遠位端ならびにらせん形状を有する第1のらせん部材であって、該近位端は、該送達部材遠位端に連結され、該遠位端は、該送達部材遠位端の遠位に延在する、第1のらせん部材と、
c.該らせん部材遠位端に取り外し可能に連結されるアンカー部材と、
d.該アンカー部材の一部分に遠位で連結される縫合部材であって、該縫合部材は、該縫合部材の少なくとも一部分が施術者によって自由に操作され得る位置まで近位に延在する、縫合部材と、
を備え、該縫合部材の該近位端は、配備縫合パターンを越えて該送達部材に連結された局所縫合糸長蓄積貯留部の中へ近位に延在し、該貯留部は、付加的な長さの縫合糸を含有し、第1の方向への該送達部材の回転時に、該アンカー部材が該縫合部材の遠位部分に沿って引っ張り、該付加的な長さの縫合糸の少なくとも一部分を該局所縫合糸長蓄積貯留部から外へ延在させ、該縫合部材の遠位部分に、該アンカー部材に連結されたままの配備縫合パターンを形成させるように構成される、システム。
(項目86)
前記第1の方向とは反対の第2の方向への前記送達部材の回転時に、該第2の方向へのさらなる回転が、前記第1のらせん部材および送達部材の除去を引き起こす一方で、前記アンカー部材および縫合部材の遠位部分が、前記組織構造の壁の前記一部分を横断して位置付けられたままであるように、逆荷重が該送達部材および連結された第1のらせん部材に印加されて、該アンカー部材を該第1のらせん部材から分断させる、項目85に記載のシステム。
(項目87)
前記配備縫合パターンは、該配備縫合パターンが、実質的にらせん状であり、前記組織構造の壁によって封入されるいくつかのらせんループを表すことを特徴とし、該組織構造の壁は、約1つのらせんループよりも大きく、約3つのらせんループよりも小さい、項目85に記載のシステム。
(項目88)
前記アンカー部材は、少なくとも1つの形状特徴を有し、該少なくとも1つの形状特徴は、前記第1の方向への前記第1のらせん部材の回転と関連付けられる内向き挿入載荷中に、隣接組織構造を摺動して通過するように構成され、前記第2の方向への該第1のらせん部材の回転と関連付けられる外向き摘出荷重の印加中に、該隣接組織構造に対する移動に抵抗するように構成される、項目85に記載のシステム。
(項目89)
前記アンカー部材の少なくとも一部分は、前記縫合部材への引張荷重の印加時に、前記組織構造の壁に対して回転するように構成される、項目85に記載のシステム。
(項目90)
前記第1のらせん部材および連結されるアンカー部材は、実質的にらせん状の経路の中を前進させられる、項目85に記載のシステム。
(項目91)
前記局所縫合糸長蓄積貯留部は、前記第1のらせん部材の前進が前記組織構造の壁に対して該貯留部を実質的に前進させない構成で、前記送達部材に連結される、項目85に記載のシステム。
(項目92)
スリーブ部材をさらに備え、該スリーブ部材は、前記送達部材が該スリーブ部材によって画定される管腔を通り抜けさせられるように、該送達部材に可動式に連結され、該スリーブ部材は、前記局所縫合糸長蓄積貯留部に連結される、項目91に記載のシステム。
(項目93)
前記第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に一定であるらせん内径を画定する、項目85に記載のシステム。
(項目94)
前記第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって変動するらせん内径を画定する、項目85に記載のシステム。
(項目95)
前記らせん内径は、約5mmから約60mmの間にある、項目93に記載のシステム。
(項目96)
前記らせん内径は、約10mmから約20mmの間にある、項目95に記載のシステム。
(項目97)
前記第1のらせん部材は、らせん形状に形成された細長部材から構成され、前記細長部材は、外径を有する、項目85に記載のシステム。
(項目98)
前記細長部材は、円形断面、楕円形断面、正方形断面、および長方形断面から成る群より選択される断面形状を有する、項目97に記載のシステム。
(項目99)
前記外径は、約0.5mmから約3mmの間にある、項目97に記載のシステム。
(項目100)
前記らせん形状は、組織の中へ前進可能であるいくつかのらせん巻きを備え、該いくつかのらせん巻きは、約1つから約3つの間にある、項目97に記載のシステム。
(項目101)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って実質的に一定のらせんピッチを有する、項目93に記載のシステム。
(項目102)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って実質的に可変のらせんピッチを有する、項目93に記載のシステム。
(項目103)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って実質的に一定のらせんピッチを有する、項目94に記載のシステム。
(項目104)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って実質的に可変のらせんピッチを有する、項目94に記載のシステム。
(項目105)
前記らせんピッチは、約5mmから約20mmの間にある、項目101に記載のシステム。
(項目106)
前記らせんピッチは、約7mmから約13mmの間にある、項目105に記載のシステム。
(項目107)
前記第1のらせん部材の前記遠位端は、尖った先端を備え、該尖った先端は、前記組織構造の壁の複数部分の中へ、およびそれらを横断して容易に潜り込むように構成される、項目85に記載のシステム。
(項目108)
前記第1のらせん部材の前記遠位端は、アンカー連結部分を備え、前記細長部材の前記外径は、前記アンカー部材の摺動可能な連結に適応するように減少させられる、項目97に記載のシステム。
(項目109)
アンカー部材の外径は、前記アンカー連結部分より近位の前記細長部材の複数部分の外径と実質的に同様である、項目108に記載のシステム。
(項目110)
前記らせん形状は、らせんピッチによって画定され、該らせんピッチは、前記配備縫合パターンをもたらす、前記組織構造の壁を通る横断の標的深度に基づいて選択される、項目87に記載のシステム。
(項目111)
前記横断の標的深度は、前記組織構造の壁を完全に横断して、該壁の反対側に前記アンカー部材を残すように構成される、項目110に記載のシステム。
(項目112)
前記横断の標的深度は、前記組織構造の壁を部分的にだけ横断して、該壁内の中間実質部場所に前記アンカー部材を残すように構成される、項目110に記載のシステム。
(項目113)
前記細長部材は、中実断面構造を備える、項目97に記載のシステム。
(項目114)
前記細長部材は、内径および外径を有する管状構造を備える、項目97に記載のシステム。
(項目115)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目113に記載のシステム。
(項目116)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目114に記載のシステム。
(項目117)
前記アンカー部材は、中実または管状構造を備える本体部分を備える、項目88に記載のシステム。
(項目118)
内向き挿入載荷中に隣接組織構造を摺動して通過するように構成される前記形状特徴は、テーパ状遠位先端を備える、項目117に記載のシステム。
(項目119)
外向き摘出荷重の印加中に前記隣接組織構造に対する移動に抵抗するように構成される前記形状特徴は、突出部分を備え、該突出部分は、引張力が相互連結された縫合部材に印加されたときに、前記アンカー部材の他の部分の外径を越えて突出位置まで延在するように構成される、項目117に記載のシステム。
(項目120)
前記突出部分は、前記アンカー部材の一部分を備え、該アンカー部材の一部分は、前記突出位置へと変形されている、項目119に記載のシステム。
(項目121)
前記突出部分は、一片の材料を備え、該一片の材料は、前記アンカー部材に連結されて、前記突出位置を構成する、項目119に記載のシステム。
(項目122)
2つ以上の突出部分をさらに備える、項目119に記載のシステム。
(項目123)
前記突出部分は、超弾性合金を含み、該超弾性合金は、前記突出位置に形状設定され、合金の超弾性熱範囲内の弾性圧縮された形態で送達可能であるように構成される、項目119に記載のシステム。
(項目124)
前記縫合部材は、前記アンカー部材に連結される小穴に連結される、項目85に記載のシステム。
(項目125)
前記小穴は、前記縫合部材が前記アンカー部材に対して引張状態で引っ張られたときに、該縫合部材への引張力が前記アンカーを前記組織構造の壁の周囲部分に対する回転移動へと促すように、位置付けられる、項目124に記載のシステム。
(項目126)
アンカーは、長手軸を有し、前記小穴は、該長手軸から離間した位置に配置される、項目125に記載のシステム。
(項目127)
前記小穴は、リング開口を画定するリング部材に連結され、前記アンカーの少なくとも一部分は、該リング開口を通して位置付けられる、項目124に記載のシステム。
(項目128)
前記リング部材は、接着連結、圧入連結、および仮付け溶接連結から成る群より選択される連結を使用して、前記アンカーに連結される、項目127に記載のシステム。
(項目129)
前記アンカーは、チタン、ニッケル、ステンレス鋼、コバルトクロム、およびそれらの合金から成る群より選択される金属を含む、項目85に記載のシステム。
(項目130)
前記アンカーは、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフロオロエチレン、発泡ポリテトラフロオロエチレン、ポリ(エチレン−co−酢酸ビニル)、ポリ(メタクリル酸ブチル)、およびそれらの共重合体から成る群より選択される耐久性ポリマーを含む、項目85に記載のシステム。
(項目131)
前記アンカーは、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリ乳酸−co−グリコール酸、ポリ乳酸−co−カプロラクトン、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−ラクチド−co−グリコリド)、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−プロピレンオキシド−ブロック−エチレンオキシド)、ポリビニルピロリドン、ポリオルトエステル、ポリ無水物、ポリヒドロキシ吉草酸塩、ポリヒドロキシ酪酸塩、およびそれらの共重合体から成る群より選択される生体再吸収性ポリマーを含む、項目85に記載のシステム。
(項目132)
前記アンカーは、生物学的移植材料を含む、項目85に記載のシステム。
(項目133)
前記生物学的移植材料は、別のヒト、特定のヒト、ヒト以外の動物から成る群より選択される起源を有する、項目132に記載のシステム。
(項目134)
前記アンカーは、ブタコラーゲン基質、ヒトコラーゲン基質、ウマコラーゲンフリース、ゼラチン、ポリヒアルロン酸、ヘパリン、ポリ(グルコース)、ポリ(アルギン酸)、キチン、キトサン、セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリリシン、ポリグルタミン酸、アルブミン、ヒドロキシアパタイト、皮質骨、海綿骨、骨梁、バイオセラミック、靱帯組織、腱組織、硬膜組織、筋膜組織、心膜組織、トロンビン、およびフィブリンから成る群より選択される生体再吸収性材料を含む、項目85に記載のシステム。
(項目135)
前記局所縫合糸長蓄積貯留部は、縫合部材長さの1つ以上のループを蓄積するためのエンクロージャを備える、項目85に記載のシステム。
(項目136)
前記付加的な長さの縫合糸は、約50ミリメートルから約200ミリメートルの間にある、項目85に記載のシステム。
(項目137)
前記エンクロージャは、膜を備え、該膜は、前記縫合部材長さの1つ以上のループを部分的に封入するように構成され、および前記アンカーおよびらせん部材からの引張載荷を受けたときに、該1つ以上のループが該エンクロージャから引き出されることを可能にするように構成される、項目135に記載のシステム。
(項目138)
縫合糸引張部材をさらに備え、該縫合糸引張部材は、前記縫合部材の近位端と該縫合部材の遠位端との間で該縫合部材に連結され、該縫合糸引張部材は、該縫合糸引張部材の遠位端が前記組織構造の壁の露出近位側面に対して配置され、該縫合部材が該縫合糸引張部材の近位に引張力を受けたときに、該組織構造の壁の該露出近位側面に圧縮荷重を印加するように構成される、項目85に記載のシステム。
(項目139)
前記縫合糸引張部材は、細長管状部材を備え、該細長管状部材は、自身を通る管腔を画定し、前記縫合部材は、該管腔を通り抜けさせられる、項目138に記載のシステム。
(項目140)
一時的縫合部材クランプをさらに備え、該縫合部材クランプは、前記縫合部材の近位部分に連結可能であり、引張力を該縫合部材クランプより遠位の該縫合部材の一部分の上に保持するように構成され、該縫合部材クランプは、前記細長管状部材の前記管腔を通り抜けさせられる、項目138に記載のシステム。
(項目141)
前記縫合糸引張部材は、2つの動作モードを有し、第1のモードにおいて、該縫合糸引張部材は、前記縫合部材に対して双方向に移動させられ得、第2のモードにおいて、該縫合糸引張部材は、該縫合部材に対して一方向にのみ移動させられ得、該縫合糸引張部材は、手動操作型モード切替部材を備え、該手動操作型モード切替部材は、該縫合糸引張部材を該第1のモードから該第2のモードまで制御可能に切り替えるように構成される、項目85に記載のシステム。
(項目142)
組織界面インデンター部材をさらに備え、該組織界面インデンター部材は、前記送達部材に連結され、前記第1のらせん部材に動作可能に連結され、該組織界面インデンター部材は、遠位突出形状特徴を備え、該遠位突出形状特徴は、該らせん部材の前記遠位端に隣接する前記組織構造の1つ以上の部分に接触し、該第1のらせん部材の遠位先端が該組織構造に挿入される際に、そのような部分と該第1のらせん部材の該遠位先端との間の利用可能な貫通角を変化させるように構成される、項目85に記載のシステム。
(項目143)
前記遠位突出形状特徴は、前記組織構造上に界面応力を集中させるように構成されることにより、該遠位突出形状特徴が前記隣接組織構造部分と接触するよう前進させられる際に、前記第1のらせん部材の前記遠位端に隣接する該組織構造の複数部分が、該遠位突出形状特徴の周囲で局所的に歪まされ、該隣接組織構造部分と該遠位突出形状特徴との間の接触は、該第1のらせん部材と該隣接組織構造部分の表面との間に画定される利用可能な貫通角を局所的に増加させる、項目142に記載のシステム。
(項目144)
前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、球面の一部分、直線的斜面、弓形斜面、多段斜面、および単段斜面から成る群より選択される表面構成を備える、項目143に記載のシステム。
(項目145)
前記表面構成は、前記第1のらせん部材の長手軸の周りにらせん状に巻き付けられる、項目144に記載のシステム。
(項目146)
前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、実質的に垂直な先頭表面を備える、項目143に記載のシステム。
(項目147)
前記遠位突出形状特徴は、長方形、正方形、半円、三角形、多角形、丸みを帯びた長方形、丸みを帯びた正方形、および多弓形形状から成るリストから選択される断面形状を備える断面外形を有する、項目143に記載のシステム。
(項目148)
前記遠位突出形状特徴と前記らせん部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分を通して可動式に連結されるように、動作可能に連結される、項目142に記載のシステム。
(項目149)
前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記一部分を実質的に二等分する、項目148に記載のシステム。
(項目150)
前記遠位突出形状特徴と前記らせん部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分に隣接して可動式に連結されるように、動作可能に連結される、項目142に記載のシステム。
(項目151)
前記らせん部材の前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記表面構成と実質的に平行な経路を辿るように構成される、項目144に記載のシステム。
(項目152)
前記遠位突出形状特徴は、1つ以上の組織牽引特徴を備え、該1つ以上の組織牽引特徴は、該遠位突出形状特徴と、該遠位突出形状特徴が直接界面接触され得る前記組織構造の複数部分との間の相対運動を防止するように構成される、項目143に記載のシステム。
(項目153)
前記1つ以上の組織牽引特徴のうちの少なくとも1つは、鉤を備える、項目152に記載のシステム。
(項目154)
らせん部材誘導部材をさらに備え、該らせん部材誘導部材は、近位端および遠位端を有し、前記第1のらせん部材に連結され、該らせん部材誘導部材の該遠位端は、実質的に真っ直ぐであり、該第1のらせん部材を通して画定される長手軸と実質的に一致している長手軸を画定する、項目85に記載のシステム。
(項目155)
前記らせん部材誘導部材は、前記らせん部材に連結される前記送達部材に連結される、項目154に記載のシステム。
(項目156)
前記らせん部材誘導部材は、前記らせん部材に直接連結される、項目154に記載のシステム。
(項目157)
前記らせん部材誘導部材の前記遠位端は、開口を備え、該開口は、該らせん部材誘導部材を通して画定される管腔に流体的に連結され、施術者が該開口に存在し得る流体を視覚的に検出し得る検出位置まで近位に通じる、項目154に記載のシステム。
(項目158)
前記開口は、前記らせん部材誘導部材の前記長手軸に沿って位置付けられ、該らせん部材誘導部材の該長手軸は、構造部分の遠位突出位置を印付けるように適合され、該構造部分の遠位突出位置は、前記らせん部材の前記遠位端、前記アンカー部材の前記遠位端、および該アンカー部材の前記近位端から成る群より選択される、項目155に記載のシステム。
(項目159)
第2の開口をさらに備え、該第2の開口は、前記らせん部材誘導部材を通して画定される第2の管腔に流体的に連結され、施術者が該第2の開口に存在し得る流体を視覚的に検出し得る第2の検出位置まで近位に通じる、項目154に記載のシステム。
(項目160)
前記らせん部材誘導部材は、OCTセンサ、超音波センサ、RFインピーダンスセンサ、酸素分圧センサ、および圧力センサから成る群より選択されるセンサを備える、項目154に記載のシステム。
(項目161)
近位端および遠位端を有する第2のらせん部材をさらに備え、該近位端は、前記送達部材遠位端に連結され、該遠位端は、該送達部材遠位端の遠位に延在する、項目85に記載のシステム。
(項目162)
前記第2のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に一定であるらせん内径を画定する、項目161に記載のシステム。
(項目163)
前記第2のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって変動するらせん内径を画定する、項目161に記載のシステム。
(項目164)
前記第1のらせん部材の前記らせん内径と第2のらせん部材の該らせん内径とは、実質的に等しい、項目161に記載のシステム。
(項目165)
前記第1のらせん部材の前記らせん内径と第2のらせん部材の該らせん内径とは、実質的に等しい、項目161に記載のシステム。
(項目166)
前記第1のらせん部材と第2のらせん部材とは、実質的に同軸である長手軸を画定する、項目161に記載のシステム。
(項目167)
第2のアンカー部材をさらに備え、該第2のアンカー部材は、前記第2のらせん部材の前記遠位端に取り外し可能に連結される、項目161に記載のシステム。
(項目168)
第2の縫合部材をさらに備え、該第2の縫合部材は、前記第2のらせん部材に連結される、項目167に記載のシステム。
(項目169)
組織構造の壁を横断して外科的アクセスを提供するためのシステムであって、
該システムは、
a.近位端および遠位端を有する送達部材と、
b.近位端および遠位端ならびにらせん形状を有する第1のらせん部材であって、該近位端は、該送達部材遠位端に連結され、該遠位端は、該送達部材遠位端の遠位に延在する、第1のらせん部材と、
c.該らせん部材遠位端に取り外し可能に連結されるアンカー部材と、
d.該アンカー部材の一部分に遠位で連結される縫合部材であって、該縫合部材は、該縫合部材の少なくとも一部分が施術者によって自由に操作され得る位置まで近位に延在する、縫合部材と、
e.該送達部材に連結され、該第1のらせん部材に動作可能に連結される組織界面インデンター部材であって、該組織界面インデンター部材は、遠位突出形状特徴を備え、該遠位突出形状特徴は、該らせん部材の該遠位端に隣接する該組織構造の1つ以上の部分に接触するように構成され、該第1のらせん部材の遠位先端が該組織構造に挿入される際に、そのような部分と該遠位先端との間の利用可能な貫通角を変化させるように構成される、組織界面インデンター部材と
を備え、第1の方向への該送達部材の回転時に、該インデンター部材は、該組織構造に対して押し進められ、該第1のらせん部材および連結されるアンカー部材は、該組織構造の壁の少なくとも一部分を横断して前進させられるとともに、該アンカー部材に連結されたままの配備縫合パターンで該縫合部材の遠位部分に沿って引っ張る、システム。
(項目170)
前記第1の方向とは反対の第2の方向への前記送達部材の回転時に、該第2の方向へのさらなる回転が、前記第1のらせん部材および送達部材の除去を引き起こす一方で、前記アンカー部材および縫合部材の遠位部分が、前記組織構造の壁の前記一部分を横断して位置付けられたままであるように、逆荷重が該送達部材および連結された第1のらせん部材に印加されて、該アンカー部材を該第1のらせん部材から分断させる、項目169に記載のシステム。
(項目171)
前記配備縫合パターンは、該配備縫合パターンが、実質的にらせん状であり、前記組織構造の壁によって封入されるいくつかのらせんループを表すことを特徴とし、該組織構造の壁は、約1つのらせんループよりも大きく、約3つのらせんループよりも小さい、項目169に記載のシステム。
(項目172)
前記アンカー部材は、少なくとも1つの形状特徴を有し、該少なくとも1つの形状特徴は、前記第1の方向への前記第1のらせん部材の回転と関連付けられる内向き挿入載荷中に、隣接組織構造を摺動して通過するように構成され、前記第2の方向への該第1のらせん部材の回転と関連付けられる外向き摘出荷重の印加中に、該隣接組織構造に対する移動に抵抗するように構成される、項目169に記載のシステム。
(項目173)
前記アンカー部材の少なくとも一部分は、前記縫合部材への引張負荷の印加時に、前記組織構造の壁に対して回転するように構成される、項目169に記載のシステム。
(項目174)
前記第1のらせん部材および連結されるアンカー部材は、実質的にらせん状の経路の中を前進させられる、項目169に記載のシステム。
(項目175)
前記縫合部材の前記近位端は、前記配備縫合パターンを越えて、局所縫合糸長蓄積貯留部の中へ近位に延在し、該局所縫合糸長蓄積貯留部は、付加的な長さの縫合糸を含有する前記送達部材に連結され、該貯留部は、前記第1の方向への該送達部材の回転時に、前記アンカー部材が該縫合部材の前記遠位部分に沿って引っ張り、該付加的な長さの縫合糸の少なくとも一部分を該局所縫合糸長蓄積貯留部から外へ延在させるように構成される、項目169に記載のシステム。
(項目176)
前記局所縫合糸長蓄積貯留部は、前記第1のらせん部材の前進が前記組織構造の壁に対して該貯留部を実質的に前進させない構成で、前記送達部材に連結される、項目175に記載のシステム。
(項目177)
スリーブ部材をさらに備え、該スリーブ部材は、前記送達部材が該スリーブ部材によって画定される管腔を通り抜けさせられるように、該送達部材に可動式に連結され、該スリーブ部材は、前記局所縫合糸長蓄積貯留部に連結される、項目176に記載のシステム。
(項目178)
前記第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に一定であるらせん内径を画定する、項目169に記載のシステム。
(項目179)
前記第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって変動するらせん内径を画定する、項目169に記載のシステム。
(項目180)
前記らせん内径は、約5mmから約60mmの間にある、項目178に記載のシステム。
(項目181)
前記らせん内径は、約10mmから約20mmの間にある、項目180に記載のシステム。
(項目182)
前記第1のらせん部材は、該らせん形状に形成された細長部材から構成され、該細長部材は、外径を有する、項目169に記載のシステム。
(項目183)
前記細長部材は、円形断面、楕円形断面、正方形断面、および長方形断面から成る群より選択される断面形状を有する、項目182に記載のシステム。
(項目184)
前記外径は、約0.5mmから約3mmの間にある、項目182に記載のシステム。
(項目185)
前記らせん形状は、組織の中へ前進可能であるいくつかのらせん巻きを備え、該いくつかのらせん巻きは、約1つから約3つの間にある、項目182に記載のシステム。
(項目186)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って実質的に一定のらせんピッチを有する、項目178に記載のシステム。
(項目187)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って実質的に可変のらせんピッチを有する、項目178に記載のシステム。
(項目188)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って実質的に一定のらせんピッチを有する、項目179に記載のシステム。
(項目189)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って実質的に可変のらせんピッチを有する、項目179に記載のシステム。
(項目190)
前記らせんピッチは、約5mmから約20mmの間にある、項目186に記載のシステム。
(項目191)
前記らせんピッチは、約7mmから約13mmの間にある、項目190に記載のシステム。
(項目192)
前記第1のらせん部材の前記遠位端は、尖った先端を備え、該尖った先端は、前記組織構造の壁の複数部分の中へ、およびそれらを横断して容易に潜り込むように構成される、項目169に記載のシステム。
(項目193)
前記第1のらせん部材の前記遠位端は、アンカー連結部分を備え、前記細長部材の前記外径は、前記アンカー部材の摺動可能な連結に適応するように減少させられる、項目182に記載のシステム。
(項目194)
アンカー部材の外径は、前記アンカー連結部分より近位の前記細長部材の複数部分の外径と実質的に同様である、項目193に記載のシステム。
(項目195)
前記らせん形状は、らせんピッチによって画定され、該らせんピッチは、前記配備縫合パターンをもたらす、前記組織構造の前記壁を通した横断の標的深度に基づいて選択される、項目171に記載のシステム。
(項目196)
前記横断の標的深度は、前記組織構造の壁を完全に横断して、該壁の反対側に前記アンカー部材を残すように構成される、項目195に記載のシステム。
(項目197)
前記横断の標的深度は、前記組織構造の壁を部分的にだけ横断して、該壁内の中間実質部場所に前記アンカー部材を残すように構成される、項目195に記載のシステム。
(項目198)
前記細長部材は、中実断面構造を備える、項目182に記載のシステム。
(項目199)
前記細長部材は、内径および外径を有する管状構造を備える、項目182に記載のシステム。
(項目200)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目198に記載のシステム。
(項目201)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目199に記載のシステム。
(項目202)
前記アンカー部材は、中実または管状構造を備える本体部分を備える、項目172に記載のシステム。
(項目203)
内向き挿入載荷中に隣接組織構造を摺動して通過するように構成される前記形状特徴は、テーパ状遠位先端を備える、項目202に記載のシステム。
(項目204)
外向き摘出荷重の印加中に前記隣接組織構造に対する移動に抵抗するように構成される前記形状特徴は、突出部分を備え、該突出部分は、引張力が相互連結された縫合部材に印加されたときに、前記アンカー部材の他の部分の外径を越えて突出位置まで延在するように構成される、項目202に記載のシステム。
(項目205)
前記突出部分は、前記アンカー部材の一部分を備え、該アンカー部材の一部分は、前記突出位置へと変形されている、項目204に記載のシステム。
(項目206)
前記突出部分は、一片の材料を備え、該一片の材料は、前記アンカー部材に連結されて、前記突出位置を構成する、項目204に記載のシステム。
(項目207)
2つ以上の突出部分をさらに備える、項目204に記載のシステム。
(項目208)
前記突出部分は、超弾性合金を含み、該超弾性合金は、前記突出位置に形状設定され、合金の超弾性熱範囲内の弾性圧縮された形態で送達可能であるように構成される、項目204に記載のシステム。
(項目209)
前記縫合部材は、前記アンカー部材に連結される小穴に連結される、項目169に記載のシステム。
(項目210)
前記小穴は、前記縫合部材が前記アンカー部材に対して引張状態で引っ張られたときに、該縫合部材への引張力が該アンカーを前記組織構造の壁の周囲部分に対する回転移動へと促すように、位置付けられる、項目209に記載のシステム。
(項目211)
アンカーは、長手軸を有し、前記小穴は、該長手軸から離間した位置に配置される、項目210に記載のシステム。
(項目212)
前記小穴は、リング開口を画定するリング部材に連結され、前記アンカーの少なくとも一部分は、該リング開口を通して位置付けられる、項目209に記載のシステム。
(項目213)
前記リング部材は、接着連結、圧入連結、および仮付け溶接連結から成る群より選択される連結を使用して、前記アンカーに連結される、項目212に記載のシステム。
(項目214)
前記アンカーは、チタン、ニッケル、ステンレス鋼、コバルトクロム、およびそれらの合金から成る群より選択される金属を含む、項目169に記載のシステム。
(項目215)
前記アンカーは、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフロオロエチレン、発泡ポリテトラフロオロエチレン、ポリ(エチレン−co−酢酸ビニル)、ポリ(メタクリル酸ブチル)、およびそれらの共重合体から成る群より選択される耐久性ポリマーを含む、項目169に記載のシステム。
(項目216)
前記アンカーは、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリ乳酸−co−グリコール酸、ポリ乳酸−co−カプロラクトン、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−ラクチド−co−グリコリド)、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−プロピレンオキシド−ブロック−エチレンオキシド)、ポリビニルピロリドン、ポリオルトエステル、ポリ無水物、ポリヒドロキシ吉草酸塩、ポリヒドロキシ酪酸塩、およびそれらの共重合体から成る群より選択される生体再吸収性ポリマーを含む、項目169に記載のシステム。
(項目217)
前記アンカーは、生物学的移植材料を含む、項目169に記載のシステム。
(項目218)
前記生物学的移植材料は、別のヒト、特定のヒト、ヒト以外の動物から成る群より選択される起源を有する、項目217に記載のシステム。
(項目219)
前記アンカーは、ブタコラーゲン基質、ヒトコラーゲン基質、ウマコラーゲンフリース、ゼラチン、ポリヒアルロン酸、ヘパリン、ポリ(グルコース)、ポリ(アルギン酸)、キチン、キトサン、セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリリシン、ポリグルタミン酸、アルブミン、ヒドロキシアパタイト、皮質骨、海綿骨、骨梁、バイオセラミック、靱帯組織、腱組織、硬膜組織、筋膜組織、心膜組織、トロンビン、およびフィブリンから成る群より選択される生体再吸収性材料を含む、項目169に記載のシステム。
(項目220)
前記局所縫合糸長蓄積貯留部は、縫合部材長さの1つ以上のループを蓄積するためのエンクロージャを備える、項目175に記載のシステム。
(項目221)
前記付加的な長さの縫合糸は、約20ミリメートルから約500ミリメートルの間にある、項目175に記載のシステム。
(項目222)
前記エンクロージャは、膜を備え、該膜は、前記縫合部材長さの1つ以上のループを部分的に封入するように構成され、および前記アンカーおよびらせん部材からの引張載荷を受けたときに、該1つ以上のループが該エンクロージャから引き出されることを可能にするように構成される、項目220に記載のシステム。
(項目223)
縫合糸引張部材をさらに備え、該縫合糸引張部材は、前記縫合部材の近位端と該縫合部材の遠位端との間で該縫合部材に連結され、該縫合糸引張部材は、該縫合糸引張部材の遠位端が前記組織構造の壁の露出近位側面に対して配置され、該縫合部材が該縫合糸引張部材の近位に引張力を受けたときに、該組織構造の壁の該露出近位側面に圧縮荷重を印加するように構成される、項目169に記載のシステム。
(項目224)
前記縫合糸引張部材は、細長管状部材を備え、該細長管状部材は、自身を通る管腔を画定し、前記縫合部材は、該管腔を通り抜けさせられる、項目223に記載のシステム。
(項目225)
一時的縫合部材クランプをさらに備え、該一時的縫合部材クランプは、前記縫合部材の近位部分に連結可能であり、縫合部材クランプより遠位の該縫合部材の一部分の上に引張力を保持するように構成され、該縫合部材クランプは、前記長い管状部材の前記管腔を通り抜けさせられる、項目224に記載のシステム。
(項目226)
前記縫合糸引張部材は、2つの動作モードを有し、第1のモードにおいて、該縫合糸引張部材は、前記縫合部材に対して双方向に移動させられ得、第2のモードにおいて、該縫合糸引張部材は、該縫合部材に対して一方向にのみ移動させられ得、該縫合糸引張部材は、手動操作型モード切替部材を備え、該手動操作型モード切替部材は、該第1のモードから該第2のモードまで該縫合糸引張部材を制御可能に切り替えるように構成される、項目169に記載のシステム。
(項目227)
前記遠位突出形状特徴は、前記組織構造上に界面応力を集中させるように構成されることにより、該遠位突出形状特徴が前記隣接組織構造部分と接触するよう前進させられる際に、前記第1のらせん部材の前記遠位端に隣接する該組織構造の複数部分が、該遠位突出形状特徴の周囲で局所的に歪まされ、該隣接組織構造部分と該遠位突出形状特徴との間の接触は、該第1のらせん部材と該隣接組織構造部分の表面との間に画定される利用可能な貫通角を局所的に増加させる、項目169に記載のシステム。
(項目228)
前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、球面の一部分、直線的斜面、弓形斜面、多段斜面、および単段斜面から成る群より選択される表面構成を備える、項目227に記載のシステム。
(項目229)
前記表面構成は、前記第1のらせん部材の長手軸の周りにらせん状に巻き付けられる、項目228に記載のシステム。
(項目230)
前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、実質的に垂直な先頭表面を備える、項目227に記載のシステム。
(項目231)
前記遠位突出形状特徴は、長方形、正方形、半円、三角形、多角形、丸みを帯びた長方形、丸みを帯びた正方形、および多弓形形状から成るリストから選択される断面形状を備える断面外形を有する、項目227に記載のシステム。
(項目232)
前記遠位突出形状特徴と前記らせん部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分を通して可動式に連結されるように、動作可能に連結される、項目227に記載のシステム。
(項目233)
前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記一部分を実質的に二等分する、項目232に記載のシステム。
(項目234)
前記遠位突出形状特徴と前記らせん部材の遠位先端は、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分に隣接して可動式に連結されるように、動作可能に連結される、項目227に記載のシステム。
(項目235)
前記らせん部材の前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記表面構成と実質的に平行な経路を辿るように構成される、項目228に記載のシステム。
(項目236)
前記遠位突出形状特徴は、1つ以上の組織牽引特徴を備え、該1つ以上の組織牽引特徴は、該遠位突出形状特徴と、該遠位突出形状特徴が直接界面接触され得る前記組織構造の複数部分との間の相対運動を防止するように構成される、項目227に記載のシステム。
(項目237)
前記1つ以上の組織牽引特徴のうちの少なくとも1つは、鉤を備える、項目236に記載のシステム。
(項目238)
近位端および遠位端を有するらせん部材誘導部材をさらに備え、該らせん部材誘導部材は、前記第1のらせん部材に連結され、該らせん部材誘導部材の該遠位端は、実質的に真っ直ぐであり、該第1のらせん部材を通して画定される長手軸と実質的に一致している長手軸を画定する、項目169に記載のシステム。
(項目239)
前記らせん部材誘導部材は、前記らせん部材に連結される前記送達部材に連結される、項目238に記載のシステム。
(項目240)
前記らせん部材誘導部材は、前記らせん部材に直接連結される、項目238に記載のシステム。
(項目241)
前記らせん部材誘導部材の前記遠位端は、開口を備え、該開口は、該らせん部材誘導部材を通して画定される管腔に流体的に連結され、施術者が該開口に存在し得る流体を視覚的に検出し得る検出位置まで近位に通じる、項目238に記載のシステム。
(項目242)
前記開口は、前記らせん部材誘導部材の前記長手軸に沿って位置付けられ、該らせん部材誘導部材の該長手軸は、構造部分の遠位突出位置を印付けるように適合され、該構造部分の遠位突出位置は、前記らせん部材の前記遠位端、前記アンカー部材の前記遠位端、および該アンカー部材の前記近位端から成る群より選択される、項目241に記載のシステム。
(項目243)
第2の開口をさらに備え、該第2の開口は、前記らせん部材誘導部材を通して画定される第2の管腔に流体的に連結され、施術者が該第2の開口に存在し得る流体を視覚的に検出し得る第2の検出位置まで近位に通じる、項目238に記載のシステム。
(項目244)
前記らせん部材誘導部材は、OCTセンサ、超音波センサ、RFインピーダンスセンサ、酸素分圧センサ、および圧力センサから成る群より選択されるセンサを備える、項目238に記載のシステム。
(項目245)
近位端および遠位端を有する第2のらせん部材をさらに備え、該近位端は、前記送達部材遠位端に連結され、該遠位端は、該送達部材遠位端の遠位に延在する、項目169に記載のシステム。
(項目246)
前記第2のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に一定であるらせん内径を画定する、項目245に記載のシステム。
(項目247)
前記第2のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって変動するらせん内径を画定する、項目245に記載のシステム。
(項目248)
前記第1のらせん部材の前記らせん内径と第2のらせん部材の該らせん内径とは、実質的に等しい、項目245に記載のシステム。
(項目249)
前記第1および第2のらせん部材の前記らせん内径は、実質的に同等ではない、項目245に記載のシステム。
(項目250)
前記第1および第2のらせん部材は、実質的に同軸である長手軸を画定する、項目245に記載のシステム。
(項目251)
第2のアンカー部材をさらに備え、該第2のアンカー部材は、前記第2のらせん部材の前記遠位端に取り外し可能に連結される、項目245に記載のシステム。
(項目252)
前記第2のらせん部材に連結される第2の縫合部材をさらに備える、項目245に記載のシステム。
(項目253)
組織構造の壁を横断して外科的アクセスを提供するためのシステムであって、
該システムは、
a.近位端および遠位端を有する送達部材と、
b.複数のらせん部材であって、各複数のらせん部材は、近位端および遠位端ならびにらせん形状を有し、各近位端は、該送達部材遠位端に連結され、各遠位端は、該送達部材遠位端の遠位に延在する、複数のらせん部材と、
c.該らせん部材遠位端に取り外し可能に連結される複数のアンカー部材と、
d.複数の縫合部材であって、該複数の縫合部材は、該アンカー部材のうちの1つの一部分に遠位で連結され、各々の少なくとも一部分が施術者によって自由に操作され得る位置まで近位に延在する、複数の縫合部材と
を備え、第1の方向への該送達部材の回転時に、該らせん部材および連結されるアンカー部材は、該組織構造の壁の少なくとも一部分を横断して前進させられるとともに、該アンカー部材に連結されたままの配備縫合パターンで該縫合部材の遠位部分に沿って引っ張る、システム。
(項目254)
前記第1の方向とは反対の第2の方向への前記送達部材の回転時に、該第2の方向へのさらなる回転が、前記らせん部材および送達部材の除去を引き起こす一方で、前記アンカー部材および縫合部材の遠位部分が、前記組織構造の壁の前記一部分を横断して位置付けられたままであるように、逆荷重が該送達部材および連結されたらせん部材に印加されて、該アンカー部材を該らせん部材から分断させる、項目253に記載のシステム。
(項目255)
前記配備縫合パターンは、集合体において、前記組織構造の壁によって封入されるいくつかのらせんループを表すことを特徴とし、該いくつかのらせんループは、約1つのらせんループよりも大きく、約3つのらせんループよりも小さい、項目253に記載のシステム。
(項目256)
前記配備縫合パターンは、前記縫合部材のうちの少なくとも1つが、前記組織構造の壁の中に実質的にらせん状の経路を画定し、該組織構造の壁によって封入されるいくつかのらせんループを表すことを特徴とし、該いくつかのらせんループは、約1つのらせんループよりも大きく、約3つのらせんループよりも小さい、項目253に記載のシステム。
(項目257)
前記複数のらせん部材は、2つを備え、前記複数のアンカー部材は、2つを備え、前記複数の縫合部材は、2つを備える、項目253に記載のシステム。
(項目258)
前記複数のらせん部材は、3つを備え、前記複数のアンカー部材は、3つを備え、前記複数の縫合部材は、3つを備える、項目253に記載のシステム。
(項目259)
前記アンカー部材のうちの少なくとも1つは、少なくとも1つの形状特徴を有し、該少なくとも1つの形状特徴は、前記第1の方向への前記第1のらせん部材の回転と関連付けられる内向き挿入載荷中に、隣接組織構造を摺動して通過するように構成され、および前記第2の方向への該第1のらせん部材の回転と関連付けられる外向き摘出荷重の印加中に、該隣接組織構造に対する移動に抵抗するように構成される、項目253に記載のシステム。
(項目260)
前記アンカー部材の少なくとも一部分は、前記関連縫合部材への引張荷重の印加時に、前記組織構造の壁に対して回転するように構成される、項目253に記載のシステム。
(項目261)
前記らせん部材および連結されるアンカー部材は、複数の実質的にらせん状の経路の中を前進させられる、項目253に記載のシステム。
(項目262)
前記縫合部材のうちの少なくとも1つの前記近位端は、前記配備縫合パターンを越えて、前記送達部材に連結される局所縫合糸長蓄積貯留部の中へ近位に延在し、該貯留部は、付加的な長さの縫合糸を含有し、該貯留部は、前記第1の方向への該送達部材の回転時に、該縫合部材に連結された前記アンカー部材が該縫合部材の前記遠位部分に沿って引っ張り、該付加的な長さの縫合糸の少なくとも一部分を該局所縫合糸長蓄積貯留部から外へ延在させるように構成される、項目253に記載のシステム。
(項目263)
前記局所縫合糸長蓄積貯留部は、前記らせん部材のうちのいずれの前進も、前記組織構造の壁に対して該貯留部を実質的に前進させない構成で前記送達部材に連結される、項目262に記載のシステム。
(項目264)
スリーブ部材をさらに備え、該スリーブ部材は、前記送達部材が該スリーブ部材によって画定される管腔を通り抜けさせられるように該送達部材に可動式に連結され、該スリーブ部材は、前記局所縫合糸長蓄積貯留部に連結される、項目263に記載のシステム。
(項目265)
前記第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に一定であるらせん内径を画定する、項目253に記載のシステム。
(項目266)
前記第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって変動するらせん内径を画定する、項目253に記載のシステム。
(項目267)
前記らせん内径は、約5mmから約60mmの間にある、項目265に記載のシステム。
(項目268)
前記らせん内径は、約10mmから約20mmの間にある、項目267に記載のシステム。
(項目269)
第1のらせん部材は、前記らせん形状に形成された細長部材から構成され、該細長部材は、外径を有する、項目253に記載のシステム。
(項目270)
前記細長部材は、円形断面、楕円形断面、正方形断面、および長方形断面から成る群より選択される断面形状を有する、項目269に記載のシステム。
(項目271)
前記外径は、約0.5mmから約3mmの間にある、項目269に記載のシステム。
(項目272)
前記らせん形状は、前記組織構造の壁の中へ前進可能であるいくつかのらせん巻きを備え、いくつかのらせん巻きは、約1つから約3つの間にある、項目269に記載のシステム。
(項目273)
前記らせん形状は、前記らせん形状の長さに沿って実質的に一定のらせんピッチを有する、項目265に記載のシステム。
(項目274)
前記らせん形状は、前記らせん形状の長さに沿って実質的に可変のらせんピッチを有する、項目265に記載のシステム。
(項目275)
前記らせん形状は、前記らせん形状の長さに沿って実質的に一定のらせんピッチを有する、項目266に記載のシステム。
(項目276)
前記らせん形状は、前記らせん形状の長さに沿って実質的に可変のらせんピッチを有する、項目266に記載のシステム。
(項目277)
前記らせんピッチは、約5mmから約20mmの間にある、項目273に記載のシステム。
(項目278)
前記らせんピッチは、約7mmから約13mmの間にある、項目277に記載のシステム。
(項目279)
前記第1のらせん部材の前記遠位端は、尖った先端を備え、該尖った先端は、前記組織構造の壁の複数部分の中へ、およびそれらを横断して容易に潜り込むように構成される、項目253に記載のシステム。
(項目280)
前記第1のらせん部材の前記遠位端は、アンカー連結部分を備え、前記細長部材の前記外径は、前記アンカー部材のうちの1つの摺動可能な連結に適応するように減少させられる、項目269に記載のシステム。
(項目281)
前記アンカー部材の外径は、前記アンカー連結部分より近位の前記細長部材の複数部分の外径と実質的に同様である、項目280に記載のシステム。
(項目282)
前記らせん形状は、らせんピッチによって画定され、該らせんピッチは、前記配備縫合パターンをもたらす、前記組織構造の壁を通る横断の標的深度に基づいて選択される、項目255に記載のシステム。
(項目283)
前記縫合部材のうちの前記少なくとも1つと関連付けられる前記らせん形状は、らせんピッチによって画定され、該らせんピッチは、前記配備縫合パターンをもたらす、前記組織構造の壁を通る横断の標的深度に基づいて選択される、項目256に記載のシステム。
(項目284)
前記横断の標的深度のうちの少なくとも1つは、前記組織構造の壁を完全に横断して、該壁の反対側に前記アンカー部材を残すように構成される、項目282に記載のシステム。
(項目285)
前記横断の標的深度のうちの少なくとも1つは、前記組織構造の壁を部分的にだけ横断して、該壁内の中間実質部場所に前記アンカー部材を残すように構成される、項目282に記載のシステム。
(項目286)
前記細長部材は、中実断面構造を備える、項目269に記載のシステム。
(項目287)
前記細長部材は、内径および外径を有する管状構造を備える、項目269に記載のシステム。
(項目288)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目286に記載のシステム。
(項目289)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目287に記載のシステム。
(項目290)
少なくとも1つのアンカー部材は、中実または管状構造を備える本体部分を備える、項目259に記載のシステム。
(項目291)
内向き挿入載荷中に隣接組織構造を摺動して通過するように構成される前記形状特徴は、テーパ状遠位先端を備える、項目290に記載のシステム。
(項目292)
外向き摘出荷重の印加中に前記隣接組織構造に対する移動に抵抗するように構成される前記形状特徴は、突出部分を備え、該突出部分は、引張力が相互連結された縫合部材に印加されたときに、前記アンカー部材の他の部分の外径を越えて突出位置まで延在するように構成される、項目290に記載のシステム。
(項目293)
前記突出部分は、前記アンカー部材の一部分を備え、該アンカー部材の一部分は、前記突出位置へと変形されている、項目292に記載のシステム。
(項目294)
前記突出部分は、一片の材料を備え、該一片の材料は、前記アンカー部材に連結されて、前記突出位置を構成する、項目292に記載のシステム。
(項目295)
2つ以上の突出部分をさらに備える、項目292に記載のシステム。
(項目296)
前記突出部分は、超弾性合金を含め、該超弾性合金は、前記突出位置に形状設定され、合金の超弾性熱範囲内の弾性圧縮された形態で送達可能であるように構成される、項目292に記載のシステム。
(項目297)
前記縫合部材のうちの少なくとも1つは、前記アンカー部材に連結される小穴に連結される、項目253に記載のシステム。
(項目298)
前記小穴は、前記縫合部材が前記アンカー部材に対して引張状態で引っ張られたときに、前記連結された縫合部材への引張力が、前記アンカーを前記組織構造の壁の周囲部分に対する回転移動へと促すように、位置付けられる、項目297に記載のシステム。
(項目299)
アンカーは、長手軸を有し、前記小穴は、該長手軸から離間した位置に配置される、項目46298に記載のシステム。
(項目300)
前記小穴は、リング開口を画定するリング部材に連結され、前記アンカーの少なくとも一部分は、該リング開口を通して位置付けられる、項目297に記載のシステム。
(項目301)
前記リング部材は、接着連結、圧入連結、および仮付け溶接連結から成る群より選択される連結を使用して、前記アンカーに連結される、項目300に記載のシステム。
(項目302)
前記アンカーは、チタン、ニッケル、ステンレス鋼、コバルトクロム、およびそれらの合金から成る群より選択される金属を含む、項目253に記載のシステム。
(項目303)
前記アンカーは、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフロオロエチレン、発泡ポリテトラフロオロエチレン、ポリ(エチレン−co−酢酸ビニル)、ポリ(メタクリル酸ブチル)、およびそれらの共重合体から成る群より選択される耐久性ポリマーを含む、項目253に記載のシステム。
(項目304)
前記アンカーは、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリ乳酸−co−グリコール酸、ポリ乳酸−co−カプロラクトン、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−ラクチド−co−グリコリド)、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−プロピレンオキシド−ブロック−エチレンオキシド)、ポリビニルピロリドン、ポリオルトエステル、ポリ無水物、ポリヒドロキシ吉草酸塩、ポリヒドロキシ酪酸塩、およびそれらの共重合体から成る群より選択される生体再吸収性ポリマーを含む、項目253に記載のシステム。
(項目305)
前記アンカーは、生物学的移植材料を含む、項目253に記載のシステム。
(項目306)
前記生物学的移植材料は、別のヒト、特定のヒト、ヒト以外の動物から成る群より選択される起源を有する、項目305に記載のシステム。
(項目307)
前記アンカーは、ブタコラーゲン基質、ヒトコラーゲン基質、ウマコラーゲンフリース、ゼラチン、ポリヒアルロン酸、ヘパリン、ポリ(グルコース)、ポリ(アルギン酸)、キチン、キトサン、セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリリシン、ポリグルタミン酸、アルブミン、ヒドロキシアパタイト、皮質骨、海綿骨、骨梁、バイオセラミック、靱帯組織、腱組織、硬膜組織、筋膜組織、心膜組織、トロンビン、およびフィブリンから成る群より選択される生体再吸収性材料を含む、項目253に記載のシステム。
(項目308)
前記局所縫合糸長蓄積貯留部は、縫合部材長さの1つ以上のループを蓄積するためのエンクロージャを備える、項目262に記載のシステム。
(項目309)
前記付加的な長さの縫合糸は、約20ミリメートルから約500ミリメートルの間にある、項目262に記載のシステム。
(項目310)
前記エンクロージャは、膜を備え、該膜は、前記縫合部材長さの1つ以上のループを部分的に封入し、前記アンカーおよびらせん部材から引張載荷を受けたときに、前記1つ以上のループが前記エンクロージャから引き出されることを可能にするように構成される、項目308に記載のシステム。
(項目311)
縫合糸引張部材をさらに備え、該縫合糸引張部材は、前記縫合部材の近位端と該縫合部材の遠位端との間で該縫合部材のうちの少なくとも1つに連結され、該関連縫合糸引張部材の遠位端が前記組織構造の壁の露出近位側面に対して配置され、該縫合部材が該縫合糸引張部材の近位に引張力を受けたときに、該組織構造の壁の該露出近位側面に圧縮荷重を印加するように構成される、項目253に記載のシステム。
(項目312)
前記縫合糸引張部材は、細長管状部材を備え、該細長管状部材は、自身を通る管腔を画定し、前記縫合部材は、該管腔を通り抜けさせられる、項目311に記載のシステム。
(項目313)
一時的縫合部材クランプをさらに備え、該一時的縫合部材クランプは、前記縫合部材の近位部分に連結可能であり、縫合部材クランプより遠位の該縫合部材の一部分の上に引張力を保持するように構成され、該縫合部材クランプは、前記細長管状部材の前記管腔を通り抜けさせられる、項目312に記載のシステム。
(項目314)
前記縫合糸引張部材は、2つの動作モードを有し、第1のモードにおいて、該縫合糸引張部材は、前記縫合部材に対して双方向に移動させられ得、第2のモードにおいて、該縫合糸引張部材が、該縫合部材に対して一方向にのみ移動させられ得、該縫合糸引張部材は、手動操作型モード切替部材を備え、該手動操作型モード切替部材は、該縫合糸引張部材を該第1のモードから該第2のモードまで制御可能に切り替えるように構成される、項目253に記載のシステム。
(項目315)
組織界面インデンター部材をさらに備え、該組織界面インデンター部材は、前記送達部材に連結され、前記らせん部材のうちの1つ以上に動作可能に連結され、該組織界面インデンター部材は、複数の遠位突出形状特徴を備え、該複数の遠位突出形状特徴は、該らせん部材の遠位端の各々に隣接する前記組織構造の1つ以上の部分に接触し、該らせん部材の遠位先端が該組織構造に挿入される際に、そのような部分と該らせん部材の該遠位先端との間の利用可能な貫通角を変化させるように構成される、項目253に記載のシステム。
(項目316)
前記遠位突出形状特徴は、前記組織構造上に界面応力を集中させるように構成されることにより、該遠位突出形状特徴が前記隣接組織構造部分と接触するよう前進させられる際に、前記らせん部材の前記遠位端に隣接する該組織構造の複数部分が、該遠位突出形状特徴の周囲で局所的に歪まされ、該隣接組織構造部分と該遠位突出形状特徴との間の接触は、該らせん部材の各々と該隣接組織構造部分の表面との間に画定される前記利用可能な貫通角を局所的に増加させる、項目315に記載のシステム。
(項目317)
前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、球面の一部分、直線的斜面、弓形斜面、多段斜面、および単段斜面から成る群より選択される表面構成を備える、項目316に記載のシステム。
(項目318)
前記表面構成は、前記らせん部材のうちの1つの長手軸の周りにらせん状に巻き付けられる、項目317に記載のシステム。
(項目319)
前記遠位突出形状特徴のうちの1つの少なくとも1つの表面は、実質的に垂直な先頭表面を備える、項目316に記載のシステム。
(項目320)
前記遠位突出形状特徴のうちの少なくとも1つは、長方形、正方形、半円、三角形、多角形、丸みを帯びた長方形、丸みを帯びた正方形、および多弓形形状から成るリストから選択される断面形状を備える断面外形を有する、項目316に記載のシステム。
(項目321)
前記遠位突出形状特徴のうちの少なくとも1つと前記関連らせん部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分を通して可動式に連結されるように、動作可能に連結される、項目315に記載のシステム。
(項目322)
前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記一部分を実質的に二等分する、項目321に記載のシステム。
(項目323)
前記遠位突出形状特徴と前記らせん部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の複数部分に隣接して可動式に連結されるように、動作可能に連結される、項目315に記載のシステム。
(項目324)
前記らせん部材の前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記表面構成と実質的に平行な経路を辿るように構成される、項目317に記載のシステム。
(項目325)
前記遠位突出形状特徴は、1つ以上の組織牽引特徴を備え、該1つ以上の組織牽引特徴は、該遠位突出形状特徴と、該遠位突出形状特徴が直接界面接触され得る前記組織構造の複数部分との間の相対運動を防止するように構成される、項目316に記載のシステム。
(項目326)
前記1つ以上の組織牽引特徴のうちの少なくとも1つは、鉤を備える、項目325に記載のシステム。
(項目327)
らせん部材誘導部材をさらに備え、該らせん部材誘導部材は、近位端および遠位端を有し、前記らせん部材のうちの1つ以上に連結され、該らせん部材誘導部材の該遠位端は、実質的に真っ直ぐであり、該らせん部材を通して画定される長手軸と実質的に一致している長手軸を画定する、項目253に記載のシステム。
(項目328)
前記らせん部材誘導部材は、前記1つ以上のらせん部材に連結される前記送達部材に連結される、項目327に記載のシステム。
(項目329)
前記らせん部材誘導部材は、前記1つ以上のらせん部材に直接連結される、項目327に記載のシステム。
(項目330)
前記らせん部材誘導部材の前記遠位端は、開口を備え、該開口は、該らせん部材誘導部材を通して画定される管腔に流体的に連結され、施術者が該開口に存在し得る流体を視覚的に検出し得る検出位置まで近位に通じる、項目327に記載のシステム。
(項目331)
前記開口は、前記らせん部材誘導部材の前記長手軸に沿って位置付けられ、該らせん部材誘導部材の該長手軸は、構造部分の遠位突出位置を印付けるように適合され、該構造部材の遠位突出位置は、前記らせん部材のうちの1つの前記遠位端、前記アンカー部材のうちの1つの前記遠位端、および該アンカー部材のうちの1つの前記近位端から成る群より選択される、項目330に記載のシステム。
(項目332)
第2の開口をさらに備え、該第2の開口は、前記らせん部材誘導部材を通して画定される第2の管腔に流体的に連結され、施術者が該第2の開口に存在し得る流体を視覚的に検出し得る第2の検出位置まで近位に通じる、項目327に記載のシステム。
(項目333)
前記らせん部材誘導部材は、OCTセンサ、超音波センサ、RFインピーダンスセンサ、酸素分圧センサ、および圧力センサから成る群より選択されるセンサを備える、項目327に記載のシステム。
(項目334)
組織構造の中へ針を前進させるためのシステムであって、
該システムは、
a.テーパ状遠位先端を有する細長針部材と、
b.近位端および遠位端を有する挿入部材であって、該遠位端は、該細長針部材に連結され、該近位端は、施術者によって操作されるように構成される、挿入部材と、
c.該挿入部材に連結され、該細長針部材に動作可能に連結される組織界面インデンター部材であって、該組織界面インデンター部材は、遠位突出形状特徴を備え、該遠位突出形状特徴は、該細長針部材の該遠位端に隣接する該組織構造の1つ以上の部分に接触し、該細長針部材の遠位先端が該組織構造に挿入される際に、そのような部分と該細長針部材の該遠位先端との間の利用可能な貫通角を変化させるように構成される、組織界面インデンター部材と
を備える、システム。
(項目335)
前記細長針部材は、実質的に真っ直ぐな形状、弓形形状、およびらせん形状から成る群より選択される形状を備える、項目334に記載のシステム。
(項目336)
前記細長針部材は、第1のらせん部材を備え、該第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に一定であるらせん内径を画定する、項目335に記載のシステム。
(項目337)
前記細長針部材は、第1のらせん部材を備え、該第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に変動するらせん内径を画定する、項目335に記載のシステム。
(項目338)
前記らせん内径は、約5mmから約60mmの間にある、項目336に記載のシステム。
(項目339)
前記らせん内径は、約10mmから約20mmの間にある、項目338に記載のシステム。
(項目340)
前記細長針部材は、前記らせん形状に形成された細長部材から構成される第1のらせん部材を備え、該細長部材は、外径を有する、項目335に記載のシステム。
(項目341)
前記細長部材は、円形断面、楕円形断面、正方形断面、および長方形断面から成る群より選択される断面形状を有する、項目340に記載のシステム。
(項目342)
前記外径は、約0.5mmから約3mmの間にある、項目340に記載のシステム。
(項目343)
前記らせん形状は、組織の中へ前進可能であるいくつかのらせん巻きを備え、該いくつかのらせん巻きは、約1つから約3つの間にある、項目340に記載のシステム。
(項目344)
前記らせん形状は、前記らせん形状の長さに沿って実質的に一定のらせんピッチを有する、項目336に記載のシステム。
(項目345)
前記らせん形状は、前記らせん形状の長さに沿って実質的に可変のらせんピッチを有する、項目336に記載のシステム。
(項目346)
前記らせん形状は、前記らせん形状の長さに沿って実質的に一定のらせんピッチを有する、項目337に記載のシステム。
(項目347)
前記らせん形状は、前記らせん形状の長さに沿って実質的に可変のらせんピッチを有する、項目337に記載のシステム。
(項目348)
前記らせんピッチは、約5mmから約20mmの間にある、項目344に記載のシステム。
(項目349)
前記らせんピッチは、約7mmから約13mmの間にある、項目348に記載のシステム。
(項目350)
前記第1のらせん部材の前記遠位端は、尖った先端を備え、該尖った先端は、前記組織構造の複数部分の中へ、およびそれらを横断して容易に潜り込むように構成される、項目334に記載のシステム。
(項目351)
前記細長部材は、中実断面構造を備える、項目340に記載のシステム。
(項目352)
前記細長部材は、内径および外径を有する管状構造を備える、項目340に記載のシステム。
(項目353)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目351に記載のシステム。
(項目354)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目352に記載のシステム。
(項目355)
前記挿入部材は、実質的に剛性の構造を備える、項目334に記載のシステム。
(項目356)
前記挿入部材は、可撓性の構造を備える、項目334に記載のシステム。
(項目357)
前記遠位突出形状特徴は、前記組織構造上に界面応力を集中させるように構成されることにより、該遠位突出形状特徴が前記隣接組織構造部分と接触するよう前進させられる際に、前記細長針部材の前記遠位端に隣接する該組織構造の複数部分が、該遠位突出形状特徴の周囲で局所的に歪まされ、該隣接組織構造部分と該遠位突出形状特徴との間の接触は、前記針と該隣接組織構造部分の表面との間に画定される前記利用可能な貫通角を局所的に増加させる、項目334に記載のシステム。
(項目358)
前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、球面の一部分、直線的斜面、弓形斜面、多段斜面、および単段斜面から成る群より選択される表面構成を備える、項目357に記載のシステム。
(項目359)
前記表面構成は、前記らせん部材の長手軸の周りにらせん状に巻き付けられる、項目358に記載のシステム。
(項目360)
前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、実質的に垂直な先頭表面を備える、項目357に記載のシステム。
(項目361)
前記遠位突出形状特徴は、長方形、正方形、半円、三角形、多角形、丸みを帯びた長方形、丸みを帯びた正方形、および多弓形形状から成るリストから選択される断面形状を備える断面外形を有する、項目357に記載のシステム。
(項目362)
前記遠位突出形状特徴と前記細長針部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分を通して可動式に連結されるように、動作可能に連結される、項目334に記載のシステム。
(項目363)
前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記一部分を実質的に二等分する、項目362に記載のシステム。
(項目364)
前記遠位突出形状特徴と前記細長針部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分に隣接して可動式に連結されるように、動作可能に連結される、項目334に記載のシステム。
(項目365)
前記細長針部材の前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記表面構成と実質的に平行な経路を辿るように構成される、項目358に記載のシステム。
(項目366)
前記遠位突出形状特徴は、1つ以上の組織牽引特徴を備え、該1つ以上の組織牽引特徴は、該遠位突出形状特徴と、該遠位突出形状特徴が直接界面接触され得る前記組織構造の複数部分との間の相対運動を防止するように構成される、項目357に記載のシステム。
(項目367)
前記1つ以上の組織牽引特徴のうちの少なくとも1つは、鉤を備える、項目366に記載のシステム。
(項目368)
組織構造の一部分を横断する縫合部材に引張力を加えるためのシステムであって、
該システムは、
a.組織界面を有する引張部材基部であって、該組織界面は、該組織界面が該組織構造の中へと該引張部材基部を通り抜けさせられ得る縫合部材に連結されると、該組織構造の一部分に係合するように構成される、引張部材基部と、
b.第1のモードから第2のモードまで切り替えられるように構成される縫合糸締め付け部材であって、該第1のモードにおいて、縫合糸が該締め付け部材によって少なくとも部分的に画定される空間を通して前後に引張力を加えられ得、第2のモードにおいて、縫合糸が該縫合糸締め付け部材に対して1つの方向にのみ引張力を加えられ得る、縫合糸締め付け部材と、
c.モード切替部材であって、該モード切替部材は、該縫合糸締め付け部材に可動式に連結され、該縫合糸締め付け部材を該第1のモードから該第2のモードまで切り替えるように動作可能であるように構成される、モード切替部材と
を備える、システム。
(項目369)
前記縫合糸締め付け部材は、前記引張部材基部に可動式に連結される、項目368に記載のシステム。
(項目370)
前記縫合糸締め付け部材は、該締め付け部材および引張部材の両方に連結される縫合部材によって、前記引張部材基部に連結され得る、項目368に記載のシステム。
(項目371)
前記縫合糸締め付け部材は、近位端と遠位端とを備え、該近位端は、前記引張部材基部に回転可能に連結される、項目369に記載のシステム。
(項目372)
前記遠位端は、前記近位端と前記引張部材基部との間の連結時に、ヒンジ点の周りに揺動するように構成される、項目371に記載のシステム。
(項目373)
前記遠位端は、前記引張部材基部に対する開放位置から揺動させられ得、縫合糸の長さが、前記締め付け部材の前記遠位端と前記引張部材基部との間に画定される開口部を通って閉鎖位置まで通過させられ得、縫合糸の長さが、該締め付け部材の該遠位端と該引張部材基部との間に挟んで固定される、項目372に記載のシステム。
(項目374)
前記締め付け部材および引張部材基部は、前記開放位置に該締め付け部材の前記遠位端を位置付けることによって前記第1のモードに、および前記閉鎖位置に該締め付け部材の該遠位端を位置付けることによって前記第2のモードに構成可能である、項目373に記載のシステム。
(項目375)
バネ部材をさらに備え、該バネ部材は、前記締め付け部材と前記引張部材基部との間で相互連結され、該締め付け部材の前記遠位端を前記閉鎖位置に付勢するように構成される、項目373に記載のシステム。
(項目376)
前記引張部材基部は、一連の開口を備え、該一連の開口は、縫合部材の長さを通過させることにより、該縫合部材の長さがいずれか一方の方向に引っ張られる際に、摩擦荷重が該縫合部材に付与され、該摩擦荷重は、該縫合部材の手動載荷によって比較的容易に克服され得る、項目368に記載のシステム。
(項目377)
あるパターンの前記一連の開口を通り抜けさせられた縫合部材の長さをさらに備え、該パターンは、約1つのループから約2つのループまでの間のいくつかの完全ループを備える、項目376に記載のシステム。
(項目378)
前記引張モード切替部材は、近位端および遠位端を有する細長ロッドを備え、該細長ロッド遠位端は、該細長ロッド遠位端がクランプ部材から制御可能に分断されるまで、該クランプ部材の遠位端が前記引張部材基部に対する前記開放位置に担持される方式で、該クランプ部材に取り外し可能に連結され、それにより、該クランプ部材の該遠位端が、該引張部材基部に対する閉鎖位置をとることを可能にする、項目375に記載のシステム。
(項目379)
前記ロッド遠位端は、ネジ山付き界面を備え、該ネジ山付き界面は、前記締め付け部材に形成されたネジ山付き開口と回転可能に噛合するように構成される、項目378に記載のシステム。
(項目380)
前記細長ロッドの前記近位端は、該細長ロッドの回転を促進して、該細長ロッドと締め付け部材との分断を誘発するための手動ねじり界面を備える、項目379に記載のシステム。
(項目381)
前記縫合糸締め付け部材は、前記縫合糸が通過させられ得る、制御可能に閉鎖可能な間隙を画定し、その結果、開放位置において、該縫合部材が両方の方向へ間隙を通して自由に移動させられ得、該間隙が閉鎖される閉鎖位置において、該縫合部材が該閉鎖された間隙によって該締め付け部材に対して挟んで固定される、項目370に記載のシステム。
(項目382)
前記締め付け部材は、前記閉鎖位置をとるように付勢されるが、前記モード切替部材によって前記開放位置に担持され得る、項目381に記載のシステム。
(項目383)
前記モード切替部材は、近位端および遠位端を有する細長ロッドを備え、該細長ロッド遠位端は、前記締め付け部材の前記間隙が前記開放位置に維持される構成で、該締め付け部材に取り外し可能に連結され、該締め付け部材からの該細長ロッド遠位端の制御された分断は、該締め付け部材の該間隙が前記閉鎖位置をとることを可能にする、項目382に記載のシステム。
(項目384)
前記締め付け部材の少なくとも一部分は、前記引張部材基部に直接連結される、項目381に記載のシステム。
(項目385)
細長管状部材をさらに備え、該細長管状部材は、自身を通る管腔を画定し、縫合部材は、該管腔を通り抜けさせられ、および施術者によって到達可能な近位位置から引張力が加えられ得、該細長管状部材は、前記引張部材基部と前記近位位置との間に間置され、該近位位置において引張状態に前記縫合部材を、圧縮状態に該細長管状部材を載荷することによって、前記組織構造と該近位位置との間での該引張部材基部の圧縮を可能にするように構成される、項目368に記載のシステム。
(項目386)
一時的縫合部材クランプをさらに備え、該一時的縫合部材クランプは、前記近位位置に隣接する縫合部材の近位部分に連結可能であり、該縫合部材クランプより遠位の縫合部材の一部分の上に引張力を保持するように構成され、該縫合部材クランプは、前記細長管状部材の前記管腔を通り抜けさせられる、項目385に記載のシステム。
(項目387)
前記一時的縫合部材クランプは、解放可能な機械的ピンチクランプを備える、項目386に記載のシステム。
(項目388)
前記一時的縫合部材クランプは、筐体に回転可能に連結されるリールを備え、該筐体は、施術者によって手動で担持されるように構成される、項目386に記載のシステム。
(項目389)
前記リールと筐体とは、2つの選択可能なモードで回転可能に連結され、それにより、第1のモードにおいて、該リールは、該筐体に対して双方向に自由に回転し得、第2のモードにおいて、該リールは、該筐体に対して一方向にのみ回転させられ得る、項目388に記載のシステム。
(項目390)
モード選択部材をさらに備え、該モード選択部材は、施術者によって手動で操作されることにより、前記第1のモードと第2のモードとの間で、前記リールと筐体との回転連結モードを前後に切り替える、項目389に記載のシステム。
(項目391)
織物綿撒糸ソックをさらに備え、該織物綿撒糸ソックは、少なくとも前記引張部材基部の前記組織界面を実質的に封入し、該引張部材基部と前記組織構造の隣接部分との生体統合を促すように構成される、項目368に記載のシステム。
(項目392)
前記織物綿撒糸ソックは、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフロオロエチレン、発泡ポリテトラフロオロエチレン、ポリ(エチレン−co−酢酸ビニル)、ポリ(メタクリル酸ブチル)、およびそれらの共重合体から成る群より選択される耐久性ポリマーを含む、項目391に記載のシステム。
(項目393)
前記織物綿撒糸ソックは、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリ乳酸−co−グリコール酸、ポリ乳酸−co−カプロラクトン、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−ラクチド−co−グリコリド)、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−プロピレンオキシド−ブロック−エチレンオキシド)、ポリビニルピロリドン、ポリオルトエステル、ポリ無水物、ポリヒドロキシ吉草酸塩、ポリヒドロキシ酪酸塩、およびそれらの共重合体から成る群より選択される生体再吸収性ポリマーを含む、項目391に記載のシステム。
(項目394)
前記織物綿撒糸ソックは、ブタコラーゲン基質、ヒトコラーゲン基質、ウマコラーゲンフリース、ゼラチン、ポリヒアルロン酸、ヘパリン、ポリ(グルコース)、ポリ(アルギン酸)、キチン、キトサン、セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリリシン、ポリグルタミン酸、アルブミン、ヒドロキシアパタイト、皮質骨、海綿骨、骨梁、バイオセラミック、靱帯組織、腱組織、硬膜組織、筋膜組織、心膜組織、トロンビン、およびフィブリンから成る群より選択される生体再吸収性材料を含む、項目391に記載のシステム。
本明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
組織構造の壁を横断して外科的アクセスを提供するためのシステムであって、
該システムは、
a.近位端および遠位端を有する送達部材と、
b.近位端および遠位端ならびにらせん形状を有する第1のらせん部材であって、該近位端は、該送達部材遠位端に連結され、該遠位端は、該送達部材遠位端の遠位に延在する、第1のらせん部材と、
c.該らせん部材遠位端に取り外し可能に連結されるアンカー部材と、
d.該アンカー部材の一部分に遠位で連結される縫合部材であって、該縫合部材は、該縫合部材の少なくとも一部分が施術者によって自由に操作され得る位置まで近位に延在する、縫合部材と
を備え、第1の方向への該送達部材の回転時に、該第1のらせん部材および連結されるアンカー部材は、該組織構造の壁の少なくとも一部分を横断して前進させられるとともに、該アンカー部材に連結されたままの配備縫合パターンで該縫合部材の遠位部分に沿って引っ張り、該配備縫合パターンは、それが実質的にらせん状であり、いくつかのらせんループを表すことを特徴とし、該いくつかのらせんループは、約1つのらせんループよりも大きく、約3つのらせんループよりも小さい該組織構造の壁によって封入されている、システム。
(項目2)
前記第1の方向とは反対の第2の方向への前記送達部材の回転時に、該第2の方向へのさらなる回転が、前記第1のらせん部材および送達部材の除去を引き起こす一方で、前記アンカー部材および縫合部材の遠位部分が、前記組織構造の壁の前記一部分を横断して位置付けられたままであるように、逆荷重が該送達部材および連結された第1のらせん部材に印加されて、該アンカー部材を該第1のらせん部材から分断させる、項目1に記載のシステム。
(項目3)
前記アンカー部材は、少なくとも1つの形状特徴を有し、該少なくとも1つの形状特徴は、前記第1の方向への前記第1のらせん部材の回転と関連付けられる内向き挿入載荷中に、隣接組織構造を摺動して通過するように構成され、前記第2の方向への該第1のらせん部材の回転と関連付けられる外向き摘出荷重の印加中に、該隣接組織構造に対する移動に抵抗するように構成される、項目1に記載のシステム。
(項目4)
前記アンカー部材の少なくとも一部分は、前記縫合部材への引張荷重の印加時に、前記組織構造の壁に対して回転するように構成される、項目1に記載のシステム。
(項目5)
前記第1のらせん部材および連結されるアンカー部材は、実質的にらせん状の経路の中を前進させられる、項目1に記載のシステム。
(項目6)
前記縫合部材の前記近位端は、前記配備縫合パターンを越えて、付加的な長さの縫合糸を含有する、前記送達部材に連結される局所縫合糸長蓄積貯留部の中へ近位に延在し、該貯留部は、前記第1の方向への該送達部材の回転時に、前記アンカー部材が該縫合部材の前記遠位部分に沿って引っ張り、該付加的な長さの縫合糸の少なくとも一部分を、該局所縫合糸長蓄積貯留部から外へ延在させるように構成される、項目1に記載のシステム。
(項目7)
前記局所縫合糸長蓄積貯留部は、前記第1のらせん部材の前進が、該貯留部を前記組織構造の壁に対して実質的に前進させない構成で、前記送達部材に連結される、項目6に記載のシステム。
(項目8)
前記送達部材が、スリーブ部材によって画定される管腔を通り抜けさせられるように、該送達部材に可動式に連結されるスリーブ部材をさらに備え、該スリーブ部材は、前記局所縫合糸長蓄積貯留部に連結される、項目7に記載のシステム。
(項目9)
前記第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に一定であるらせん内径を画定する、項目1に記載のシステム。
(項目10)
前記第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって変動するらせん内径を画定する、項目1に記載のシステム。
(項目11)
前記らせん内径は、約5mmから約60mmの間にある、項目9に記載のシステム。
(項目12)
前記らせん内径は、約10mmから約20mmの間にある、項目11に記載のシステム。
(項目13)
前記第1のらせん部材は、前記らせん形状に形成された細長部材から構成され、該細長部材は、外径を有する、項目1に記載のシステム。
(項目14)
前記細長部材は、円形断面、楕円形断面、正方形断面、および長方形断面から成る群より選択される断面形状を有する、項目13に記載のシステム。
(項目15)
前記外径は、約0.5mmから約3mmの間にある、項目13に記載のシステム。
(項目16)
前記らせん形状は、いくつかのらせん巻きを備え、該いくつかのらせん巻きは、約1つから約3つの間にある組織の中へ前進可能である、項目13に記載のシステム。
(項目17)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って、実質的に一定のらせんピッチを有する、項目9に記載のシステム。
(項目18)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って、実質的に可変のらせんピッチを有する、項目9に記載のシステム。
(項目19)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って、実質的に一定のらせんピッチを有する、項目10に記載のシステム。
(項目20)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って、実質的に可変のらせんピッチを有する、項目10に記載のシステム。
(項目21)
前記らせんピッチは、約5mmから約20mmの間にある、項目17に記載のシステム。
(項目22)
前記らせんピッチは、約7mmから約13mmの間にある、項目21に記載のシステム。
(項目23)
前記第1のらせん部材の前記遠位端は、尖った先端を備え、該尖った先端は、前記組織構造の壁の複数部分の中へ、およびそれらを横断して容易に潜り込むように構成される、項目1に記載のシステム。
(項目24)
前記第1のらせん部材の前記遠位端は、アンカー連結部分を備え、前記細長部材の前記外径は、前記アンカー部材の摺動可能な連結に適応するように減少させられる、項目13に記載のシステム。
(項目25)
前記アンカー部材の外径は、前記アンカー連結部分より近位の前記細長部材の複数部分の外径と実質的に同様である、項目24に記載のシステム。
(項目26)
前記らせん形状は、らせんピッチによって画定され、該らせんピッチは、前記配備縫合パターンをもたらす、前記組織構造の壁を通した横断の標的深度に基づいて選択される、項目1に記載のシステム。
(項目27)
前記横断の標的深度は、前記組織構造の壁を完全に横断して、該壁の反対側に前記アンカー部材を残すように構成される、項目26に記載のシステム。
(項目28)
前記横断の標的深度は、前記組織構造の壁を部分的にだけ横断して、該壁内の中間実質部場所に前記アンカー部材を残すように構成される、項目26に記載のシステム。
(項目29)
前記細長部材は、中実断面構造を備える、項目13に記載のシステム。
(項目30)
前記細長部材は、内径および外径を有する管状構造を備える、項目13に記載のシステム。
(項目31)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目29に記載のシステム。
(項目32)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目30に記載のシステム。
(項目33)
前記アンカー部材は、中実または管状構造を備える本体部分を備える、項目3に記載のシステム。
(項目34)
内向き挿入載荷中に、隣接組織構造を摺動して通過するように構成される前記形状特徴は、テーパ状遠位先端を備える、項目33に記載のシステム。
(項目35)
外向き摘出荷重の印加中に前記隣接組織構造に対する移動に抵抗するように構成される前記形状特徴は、突出部分を備え、該突出部分は、引張力が相互連結された縫合部材に印加されたときに、前記アンカー部材の他の部分の外径を越えて突出位置まで延在するように構成される、項目33に記載のシステム。
(項目36)
前記突出部分は、前記アンカー部材の一部分を備え、該アンカー部材の一部分は、前記突出位置へと変形されている、項目35に記載のシステム。
(項目37)
前記突出部分は、一片の材料を備え、該一片の材料は、前記アンカー部材に連結されて、前記突出位置を構成する、項目35に記載のシステム。
(項目38)
2つ以上の突出部分をさらに備える、項目35に記載のシステム。
(項目39)
前記突出部分は、超弾性合金を含み、該超弾性合金は、前記突出位置に形状設定され、合金の超弾性熱範囲内の弾性圧縮された形態で送達可能であるように構成される、項目35に記載のシステム。
(項目40)
前記縫合部材は、前記アンカー部材に連結される小穴に連結される、項目1に記載のシステム。
(項目41)
前記小穴は、前記縫合部材が前記アンカー部材に対する引張状態で引っ張られたときに、該縫合部材への引張力が、前記アンカーを前記組織構造の壁の周囲部分に対する回転移動に促すように位置付けられる、項目40に記載のシステム。
(項目42)
アンカーは、長手軸を有し、前記小穴は、該長手軸から離間した位置に配置される、項目41に記載のシステム。
(項目43)
前記小穴は、リング部材に連結され、該リング部材は、リング開口を画定し、該リング開口を通して前記アンカーの少なくとも一部分が位置付けられる、項目40に記載のシステム。
(項目44)
前記リング部材は、接着連結、圧入連結、および仮付け溶接連結から成る群より選択される連結を使用して、前記アンカーに連結される、項目43に記載のシステム。
(項目45)
前記アンカーは、チタン、ニッケル、ステンレス鋼、コバルトクロム、およびそれらの合金から成る群より選択される金属を含む、項目1に記載のシステム。
(項目46)
前記アンカーは、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフロオロエチレン、発泡ポリテトラフロオロエチレン、ポリ(エチレン−co−酢酸ビニル)、ポリ(メタクリル酸ブチル)、およびそれらの共重合体から成る群より選択される耐久性ポリマーを含む、項目1に記載のシステム。
(項目47)
前記アンカーは、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリ乳酸−co−グリコール酸、ポリ乳酸−co−カプロラクトン、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−ラクチド−co−グリコリド)、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−プロピレンオキシド−ブロック−エチレンオキシド)、ポリビニルピロリドン、ポリオルトエステル、ポリ無水物、ポリヒドロキシ吉草酸塩、ポリヒドロキシ酪酸塩、およびそれらの共重合体から成る群より選択される生体再吸収性ポリマーを含む、項目1に記載のシステム。
(項目48)
前記アンカーは、生物学的移植材料を含む、項目1に記載のシステム。
(項目49)
前記生物学的移植材料は、別のヒト、特定のヒト、ヒト以外の動物から成る群より選択される起源を有する、項目48に記載のシステム。
(項目50)
前記アンカーは、ブタコラーゲン基質、ヒトコラーゲン基質、ウマコラーゲンフリース、ゼラチン、ポリヒアルロン酸、ヘパリン、ポリ(グルコース)、ポリ(アルギン酸)、キチン、キトサン、セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリリシン、ポリグルタミン酸、アルブミン、ヒドロキシアパタイト、皮質骨、海綿骨、骨梁、バイオセラミック、靱帯組織、腱組織、硬膜組織、筋膜組織、心膜組織、トロンビン、およびフィブリンから成る群より選択される生体再吸収性材料を含む、項目1に記載のシステム。
(項目51)
前記局所縫合糸長蓄積貯留部は、縫合部材長さの1つ以上のループを蓄積するためのエンクロージャを備える、項目6に記載のシステム。
(項目52)
前記付加的な長さの縫合糸は、約20ミリメートルから約500ミリメートルの間にある、項目6に記載のシステム。
(項目53)
前記エンクロージャは、膜を備え、該膜は、前記縫合部材長さの1つ以上のループを部分的に封入し、前記アンカーおよびらせん部材からの引張荷重を受けたときに、該1つ以上のループが該エンクロージャから引き出されることを可能にするように構成される、項目51に記載のシステム。
(項目54)
縫合糸引張部材をさらに備え、該縫合糸引張部材は、前記縫合部材の近位端と該縫合部材の遠位端との間で該縫合部材に連結され、該縫合糸引張部材の遠位端が前記組織構造の壁の露出近位側面に対して配置され、該縫合部材が該縫合糸引張部材の近位に引張力を受けたときに、該組織構造の壁の該露出近位側面に圧縮荷重を印加するように構成される、項目1に記載のシステム。
(項目55)
前記縫合糸引張部材は、細長管状部材を備え、該細長管状部材は、自身を通る管腔を画定し、前記縫合部材は、該管腔を通り抜けさせられる、項目54に記載のシステム。
(項目56)
一時的縫合部材クランプをさらに備え、該一時的縫合部材クランプは、前記縫合部材の近位部分に連結可能であり、縫合部材クランプより遠位の該縫合部材の一部分の上に引張力を保持するように構成され、該縫合部材クランプは、前記細長管状部材の前記管腔を通り抜けさせられる、項目55に記載のシステム。
(項目57)
前記縫合糸引張部材は、2つの動作モードを有し、第1のモードにおいて、該縫合糸引張部材は前記縫合部材に対して双方向に移動させられてもよく、第2のモードにおいて、該縫合糸引張部材は該縫合部材に対して一方向のみに移動させられてもよく、該縫合糸引張部材は、手動操作型モード切替部材を備え、該手動操作型モード切替部材は、該縫合糸引張部材を該第1のモードから該第2のモードまで制御可能に切り替えるように構成される、項目1に記載のシステム。
(項目58)
組織界面インデンター部材をさらに備え、該組織界面インデンター部材は、前記送達部材に連結され、前記第1のらせん部材に動作可能に連結され、該組織界面インデンター部材は、遠位突出形状特徴を備え、該遠位突出形状特徴は、該らせん部材の前記遠位端に隣接する前記組織構造の1つ以上の部分に接触し、該第1のらせん部材の遠位先端が該組織構造に挿入される際に、そのような部分と該第1のらせん部材の該遠位先端との間の利用可能な貫通角を変化させるように構成される、項目1に記載のシステム。
(項目59)
前記遠位突出形状特徴は、前記組織構造上に界面応力を集中させるように構成されることにより、該遠位突出形状特徴が前記隣接組織構造部分と接触するよう前進させられる際に、前記第1のらせん部材の前記遠位端に隣接する該組織構造の複数部分が、該遠位突出形状特徴の周囲で局所的に緊張させられ、該隣接組織構造部分と該遠位突出形状特徴との間の接触は、該第1のらせん部材と該隣接組織構造部分の表面との間に画定される前記利用可能な貫通角を局所的に増加させる、項目58に記載のシステム。
(項目60)
前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、球面の一部分、直線的斜面、弓形斜面、多段斜面、および単段斜面から成る群より選択される表面構成を備える、項目59に記載のシステム。
(項目61)
前記表面構成は、前記第1のらせん部材の長手軸の周りにらせん状に巻き付けられる、項目60に記載のシステム。
(項目62)
前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、実質的に垂直な先頭表面を備える、項目59に記載のシステム。
(項目63)
前記遠位突出形状特徴は、長方形、正方形、半円、三角形、多角形、丸みを帯びた長方形、丸みを帯びた正方形、および多弓形形状から成るリストから選択される断面形状を備える断面外形を有する、項目59に記載のシステム。
(項目64)
前記遠位突出形状特徴と前記細長針部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分を通して可動式に連結されるよう動作可能に連結される、項目58に記載のシステム。
(項目65)
前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記一部分を実質的に二等分する、項目64に記載のシステム。
(項目66)
前記遠位突出形状特徴と前記細長針部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分に隣接して可動式に連結されるように動作可能に連結される、項目58に記載のシステム。
(項目67)
前記細長針部材の前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記表面構成と実質的に平行な経路を辿るように構成される、項目60に記載のシステム。
(項目68)
前記遠位突出形状特徴は、1つ以上の組織牽引特徴を備え、該1つ以上の組織牽引特徴は、該遠位突出形状特徴と、それが直接界面接触され得る前記組織構造の複数部分との間での相対運動を防止するように構成される、項目59に記載のシステム。
(項目69)
前記1つ以上の組織牽引特徴のうちの少なくとも1つは、鉤を備える、項目68に記載のシステム。
(項目70)
らせん部材誘導部材をさらに備え、該らせん部材誘導部材は、近位端および遠位端を有し、前記第1のらせん部材に連結され、該らせん部材誘導部材の該遠位端は、実質的に真っ直ぐであり、該第1のらせん部材を通して画定される長手軸と実質的に一致している長手軸を画定する、項目1に記載のシステム。
(項目71)
前記らせん部材誘導部材は、前記らせん部材に連結される前記送達部材に連結される、項目70に記載のシステム。
(項目72)
前記らせん部材誘導部材は、前記らせん部材に直接連結される、項目70に記載のシステム。
(項目73)
前記らせん部材誘導部材の前記遠位端は、開口を備え、該開口は、該らせん部材誘導部材を通して画定される管腔に流体的に連結され、施術者が該開口に存在し得る流体を視覚的に検出し得る検出位置まで近位に通じる、項目70に記載のシステム。
(項目74)
前記開口は、前記らせん部材誘導部材の前記長手軸に沿って位置付けられ、該らせん部材誘導部材は、構造部分の遠位突出位置を印付けるように適合され、該構造部分の遠位突出位置は、該らせん部材の前記遠位端、前記アンカー部材の前記遠位端、および該アンカー部材の前記近位端から成る群より選択される、項目73に記載のシステム。
(項目75)
第2の開口をさらに備え、該第2の開口は、前記らせん部材誘導部材を通して画定される第2の管腔に流体的に連結され、施術者が該第2の開口に存在し得る流体を視覚的に検出し得る検出位置まで近位に通じる、項目70に記載のシステム。
(項目76)
前記らせん部材誘導部材は、OCTセンサ、超音波センサ、RFインピーダンスセンサ、酸素分圧センサ、および圧力センサから成る群より選択されるセンサを備える、項目70に記載のシステム。
(項目77)
近位端および遠位端を有する第2のらせん部材をさらに備え、該近位端は、前記送達部材遠位端に連結され、該遠位端は、該送達部材遠位端の遠位に延在する、項目1に記載のシステム。
(項目78)
前記第2のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に一定であるらせん内径を画定する、項目77に記載のシステム。
(項目79)
前記第2のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって変動するらせん内径を画定する、項目77に記載のシステム。
(項目80)
前記第1および第2のらせん部材の前記らせん内径は、実質的に等しい、項目77に記載のシステム。
(項目81)
前記第1および第2のらせん部材の前記らせん内径は、実質的に等しくない、項目77に記載のシステム。
(項目82)
前記第1のらせん部材と第2のらせん部材とは、実質的に同軸である長手軸を画定する、項目77に記載のシステム。
(項目83)
第2のアンカー部材をさらに備え、該第2のアンカー部材は、前記第2のらせん部材の前記遠位端に取り外し可能に連結される、項目77に記載のシステム。
(項目84)
第2の縫合部材をさらに備え、該第2の縫合部材は、前記第2のらせん部材に連結される、項目83に記載のシステム。
(項目85)
組織構造の壁を横断して外科的アクセスを提供するためのシステムであって、
該システムは、
a.近位端および遠位端を有する送達部材と、
b.近位端および遠位端ならびにらせん形状を有する第1のらせん部材であって、該近位端は、該送達部材遠位端に連結され、該遠位端は、該送達部材遠位端の遠位に延在する、第1のらせん部材と、
c.該らせん部材遠位端に取り外し可能に連結されるアンカー部材と、
d.該アンカー部材の一部分に遠位で連結される縫合部材であって、該縫合部材は、該縫合部材の少なくとも一部分が施術者によって自由に操作され得る位置まで近位に延在する、縫合部材と、
を備え、該縫合部材の該近位端は、配備縫合パターンを越えて該送達部材に連結された局所縫合糸長蓄積貯留部の中へ近位に延在し、該貯留部は、付加的な長さの縫合糸を含有し、第1の方向への該送達部材の回転時に、該アンカー部材が該縫合部材の遠位部分に沿って引っ張り、該付加的な長さの縫合糸の少なくとも一部分を該局所縫合糸長蓄積貯留部から外へ延在させ、該縫合部材の遠位部分に、該アンカー部材に連結されたままの配備縫合パターンを形成させるように構成される、システム。
(項目86)
前記第1の方向とは反対の第2の方向への前記送達部材の回転時に、該第2の方向へのさらなる回転が、前記第1のらせん部材および送達部材の除去を引き起こす一方で、前記アンカー部材および縫合部材の遠位部分が、前記組織構造の壁の前記一部分を横断して位置付けられたままであるように、逆荷重が該送達部材および連結された第1のらせん部材に印加されて、該アンカー部材を該第1のらせん部材から分断させる、項目85に記載のシステム。
(項目87)
前記配備縫合パターンは、該配備縫合パターンが、実質的にらせん状であり、前記組織構造の壁によって封入されるいくつかのらせんループを表すことを特徴とし、該組織構造の壁は、約1つのらせんループよりも大きく、約3つのらせんループよりも小さい、項目85に記載のシステム。
(項目88)
前記アンカー部材は、少なくとも1つの形状特徴を有し、該少なくとも1つの形状特徴は、前記第1の方向への前記第1のらせん部材の回転と関連付けられる内向き挿入載荷中に、隣接組織構造を摺動して通過するように構成され、前記第2の方向への該第1のらせん部材の回転と関連付けられる外向き摘出荷重の印加中に、該隣接組織構造に対する移動に抵抗するように構成される、項目85に記載のシステム。
(項目89)
前記アンカー部材の少なくとも一部分は、前記縫合部材への引張荷重の印加時に、前記組織構造の壁に対して回転するように構成される、項目85に記載のシステム。
(項目90)
前記第1のらせん部材および連結されるアンカー部材は、実質的にらせん状の経路の中を前進させられる、項目85に記載のシステム。
(項目91)
前記局所縫合糸長蓄積貯留部は、前記第1のらせん部材の前進が前記組織構造の壁に対して該貯留部を実質的に前進させない構成で、前記送達部材に連結される、項目85に記載のシステム。
(項目92)
スリーブ部材をさらに備え、該スリーブ部材は、前記送達部材が該スリーブ部材によって画定される管腔を通り抜けさせられるように、該送達部材に可動式に連結され、該スリーブ部材は、前記局所縫合糸長蓄積貯留部に連結される、項目91に記載のシステム。
(項目93)
前記第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に一定であるらせん内径を画定する、項目85に記載のシステム。
(項目94)
前記第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって変動するらせん内径を画定する、項目85に記載のシステム。
(項目95)
前記らせん内径は、約5mmから約60mmの間にある、項目93に記載のシステム。
(項目96)
前記らせん内径は、約10mmから約20mmの間にある、項目95に記載のシステム。
(項目97)
前記第1のらせん部材は、らせん形状に形成された細長部材から構成され、前記細長部材は、外径を有する、項目85に記載のシステム。
(項目98)
前記細長部材は、円形断面、楕円形断面、正方形断面、および長方形断面から成る群より選択される断面形状を有する、項目97に記載のシステム。
(項目99)
前記外径は、約0.5mmから約3mmの間にある、項目97に記載のシステム。
(項目100)
前記らせん形状は、組織の中へ前進可能であるいくつかのらせん巻きを備え、該いくつかのらせん巻きは、約1つから約3つの間にある、項目97に記載のシステム。
(項目101)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って実質的に一定のらせんピッチを有する、項目93に記載のシステム。
(項目102)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って実質的に可変のらせんピッチを有する、項目93に記載のシステム。
(項目103)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って実質的に一定のらせんピッチを有する、項目94に記載のシステム。
(項目104)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って実質的に可変のらせんピッチを有する、項目94に記載のシステム。
(項目105)
前記らせんピッチは、約5mmから約20mmの間にある、項目101に記載のシステム。
(項目106)
前記らせんピッチは、約7mmから約13mmの間にある、項目105に記載のシステム。
(項目107)
前記第1のらせん部材の前記遠位端は、尖った先端を備え、該尖った先端は、前記組織構造の壁の複数部分の中へ、およびそれらを横断して容易に潜り込むように構成される、項目85に記載のシステム。
(項目108)
前記第1のらせん部材の前記遠位端は、アンカー連結部分を備え、前記細長部材の前記外径は、前記アンカー部材の摺動可能な連結に適応するように減少させられる、項目97に記載のシステム。
(項目109)
アンカー部材の外径は、前記アンカー連結部分より近位の前記細長部材の複数部分の外径と実質的に同様である、項目108に記載のシステム。
(項目110)
前記らせん形状は、らせんピッチによって画定され、該らせんピッチは、前記配備縫合パターンをもたらす、前記組織構造の壁を通る横断の標的深度に基づいて選択される、項目87に記載のシステム。
(項目111)
前記横断の標的深度は、前記組織構造の壁を完全に横断して、該壁の反対側に前記アンカー部材を残すように構成される、項目110に記載のシステム。
(項目112)
前記横断の標的深度は、前記組織構造の壁を部分的にだけ横断して、該壁内の中間実質部場所に前記アンカー部材を残すように構成される、項目110に記載のシステム。
(項目113)
前記細長部材は、中実断面構造を備える、項目97に記載のシステム。
(項目114)
前記細長部材は、内径および外径を有する管状構造を備える、項目97に記載のシステム。
(項目115)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目113に記載のシステム。
(項目116)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目114に記載のシステム。
(項目117)
前記アンカー部材は、中実または管状構造を備える本体部分を備える、項目88に記載のシステム。
(項目118)
内向き挿入載荷中に隣接組織構造を摺動して通過するように構成される前記形状特徴は、テーパ状遠位先端を備える、項目117に記載のシステム。
(項目119)
外向き摘出荷重の印加中に前記隣接組織構造に対する移動に抵抗するように構成される前記形状特徴は、突出部分を備え、該突出部分は、引張力が相互連結された縫合部材に印加されたときに、前記アンカー部材の他の部分の外径を越えて突出位置まで延在するように構成される、項目117に記載のシステム。
(項目120)
前記突出部分は、前記アンカー部材の一部分を備え、該アンカー部材の一部分は、前記突出位置へと変形されている、項目119に記載のシステム。
(項目121)
前記突出部分は、一片の材料を備え、該一片の材料は、前記アンカー部材に連結されて、前記突出位置を構成する、項目119に記載のシステム。
(項目122)
2つ以上の突出部分をさらに備える、項目119に記載のシステム。
(項目123)
前記突出部分は、超弾性合金を含み、該超弾性合金は、前記突出位置に形状設定され、合金の超弾性熱範囲内の弾性圧縮された形態で送達可能であるように構成される、項目119に記載のシステム。
(項目124)
前記縫合部材は、前記アンカー部材に連結される小穴に連結される、項目85に記載のシステム。
(項目125)
前記小穴は、前記縫合部材が前記アンカー部材に対して引張状態で引っ張られたときに、該縫合部材への引張力が前記アンカーを前記組織構造の壁の周囲部分に対する回転移動へと促すように、位置付けられる、項目124に記載のシステム。
(項目126)
アンカーは、長手軸を有し、前記小穴は、該長手軸から離間した位置に配置される、項目125に記載のシステム。
(項目127)
前記小穴は、リング開口を画定するリング部材に連結され、前記アンカーの少なくとも一部分は、該リング開口を通して位置付けられる、項目124に記載のシステム。
(項目128)
前記リング部材は、接着連結、圧入連結、および仮付け溶接連結から成る群より選択される連結を使用して、前記アンカーに連結される、項目127に記載のシステム。
(項目129)
前記アンカーは、チタン、ニッケル、ステンレス鋼、コバルトクロム、およびそれらの合金から成る群より選択される金属を含む、項目85に記載のシステム。
(項目130)
前記アンカーは、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフロオロエチレン、発泡ポリテトラフロオロエチレン、ポリ(エチレン−co−酢酸ビニル)、ポリ(メタクリル酸ブチル)、およびそれらの共重合体から成る群より選択される耐久性ポリマーを含む、項目85に記載のシステム。
(項目131)
前記アンカーは、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリ乳酸−co−グリコール酸、ポリ乳酸−co−カプロラクトン、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−ラクチド−co−グリコリド)、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−プロピレンオキシド−ブロック−エチレンオキシド)、ポリビニルピロリドン、ポリオルトエステル、ポリ無水物、ポリヒドロキシ吉草酸塩、ポリヒドロキシ酪酸塩、およびそれらの共重合体から成る群より選択される生体再吸収性ポリマーを含む、項目85に記載のシステム。
(項目132)
前記アンカーは、生物学的移植材料を含む、項目85に記載のシステム。
(項目133)
前記生物学的移植材料は、別のヒト、特定のヒト、ヒト以外の動物から成る群より選択される起源を有する、項目132に記載のシステム。
(項目134)
前記アンカーは、ブタコラーゲン基質、ヒトコラーゲン基質、ウマコラーゲンフリース、ゼラチン、ポリヒアルロン酸、ヘパリン、ポリ(グルコース)、ポリ(アルギン酸)、キチン、キトサン、セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリリシン、ポリグルタミン酸、アルブミン、ヒドロキシアパタイト、皮質骨、海綿骨、骨梁、バイオセラミック、靱帯組織、腱組織、硬膜組織、筋膜組織、心膜組織、トロンビン、およびフィブリンから成る群より選択される生体再吸収性材料を含む、項目85に記載のシステム。
(項目135)
前記局所縫合糸長蓄積貯留部は、縫合部材長さの1つ以上のループを蓄積するためのエンクロージャを備える、項目85に記載のシステム。
(項目136)
前記付加的な長さの縫合糸は、約50ミリメートルから約200ミリメートルの間にある、項目85に記載のシステム。
(項目137)
前記エンクロージャは、膜を備え、該膜は、前記縫合部材長さの1つ以上のループを部分的に封入するように構成され、および前記アンカーおよびらせん部材からの引張載荷を受けたときに、該1つ以上のループが該エンクロージャから引き出されることを可能にするように構成される、項目135に記載のシステム。
(項目138)
縫合糸引張部材をさらに備え、該縫合糸引張部材は、前記縫合部材の近位端と該縫合部材の遠位端との間で該縫合部材に連結され、該縫合糸引張部材は、該縫合糸引張部材の遠位端が前記組織構造の壁の露出近位側面に対して配置され、該縫合部材が該縫合糸引張部材の近位に引張力を受けたときに、該組織構造の壁の該露出近位側面に圧縮荷重を印加するように構成される、項目85に記載のシステム。
(項目139)
前記縫合糸引張部材は、細長管状部材を備え、該細長管状部材は、自身を通る管腔を画定し、前記縫合部材は、該管腔を通り抜けさせられる、項目138に記載のシステム。
(項目140)
一時的縫合部材クランプをさらに備え、該縫合部材クランプは、前記縫合部材の近位部分に連結可能であり、引張力を該縫合部材クランプより遠位の該縫合部材の一部分の上に保持するように構成され、該縫合部材クランプは、前記細長管状部材の前記管腔を通り抜けさせられる、項目138に記載のシステム。
(項目141)
前記縫合糸引張部材は、2つの動作モードを有し、第1のモードにおいて、該縫合糸引張部材は、前記縫合部材に対して双方向に移動させられ得、第2のモードにおいて、該縫合糸引張部材は、該縫合部材に対して一方向にのみ移動させられ得、該縫合糸引張部材は、手動操作型モード切替部材を備え、該手動操作型モード切替部材は、該縫合糸引張部材を該第1のモードから該第2のモードまで制御可能に切り替えるように構成される、項目85に記載のシステム。
(項目142)
組織界面インデンター部材をさらに備え、該組織界面インデンター部材は、前記送達部材に連結され、前記第1のらせん部材に動作可能に連結され、該組織界面インデンター部材は、遠位突出形状特徴を備え、該遠位突出形状特徴は、該らせん部材の前記遠位端に隣接する前記組織構造の1つ以上の部分に接触し、該第1のらせん部材の遠位先端が該組織構造に挿入される際に、そのような部分と該第1のらせん部材の該遠位先端との間の利用可能な貫通角を変化させるように構成される、項目85に記載のシステム。
(項目143)
前記遠位突出形状特徴は、前記組織構造上に界面応力を集中させるように構成されることにより、該遠位突出形状特徴が前記隣接組織構造部分と接触するよう前進させられる際に、前記第1のらせん部材の前記遠位端に隣接する該組織構造の複数部分が、該遠位突出形状特徴の周囲で局所的に歪まされ、該隣接組織構造部分と該遠位突出形状特徴との間の接触は、該第1のらせん部材と該隣接組織構造部分の表面との間に画定される利用可能な貫通角を局所的に増加させる、項目142に記載のシステム。
(項目144)
前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、球面の一部分、直線的斜面、弓形斜面、多段斜面、および単段斜面から成る群より選択される表面構成を備える、項目143に記載のシステム。
(項目145)
前記表面構成は、前記第1のらせん部材の長手軸の周りにらせん状に巻き付けられる、項目144に記載のシステム。
(項目146)
前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、実質的に垂直な先頭表面を備える、項目143に記載のシステム。
(項目147)
前記遠位突出形状特徴は、長方形、正方形、半円、三角形、多角形、丸みを帯びた長方形、丸みを帯びた正方形、および多弓形形状から成るリストから選択される断面形状を備える断面外形を有する、項目143に記載のシステム。
(項目148)
前記遠位突出形状特徴と前記らせん部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分を通して可動式に連結されるように、動作可能に連結される、項目142に記載のシステム。
(項目149)
前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記一部分を実質的に二等分する、項目148に記載のシステム。
(項目150)
前記遠位突出形状特徴と前記らせん部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分に隣接して可動式に連結されるように、動作可能に連結される、項目142に記載のシステム。
(項目151)
前記らせん部材の前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記表面構成と実質的に平行な経路を辿るように構成される、項目144に記載のシステム。
(項目152)
前記遠位突出形状特徴は、1つ以上の組織牽引特徴を備え、該1つ以上の組織牽引特徴は、該遠位突出形状特徴と、該遠位突出形状特徴が直接界面接触され得る前記組織構造の複数部分との間の相対運動を防止するように構成される、項目143に記載のシステム。
(項目153)
前記1つ以上の組織牽引特徴のうちの少なくとも1つは、鉤を備える、項目152に記載のシステム。
(項目154)
らせん部材誘導部材をさらに備え、該らせん部材誘導部材は、近位端および遠位端を有し、前記第1のらせん部材に連結され、該らせん部材誘導部材の該遠位端は、実質的に真っ直ぐであり、該第1のらせん部材を通して画定される長手軸と実質的に一致している長手軸を画定する、項目85に記載のシステム。
(項目155)
前記らせん部材誘導部材は、前記らせん部材に連結される前記送達部材に連結される、項目154に記載のシステム。
(項目156)
前記らせん部材誘導部材は、前記らせん部材に直接連結される、項目154に記載のシステム。
(項目157)
前記らせん部材誘導部材の前記遠位端は、開口を備え、該開口は、該らせん部材誘導部材を通して画定される管腔に流体的に連結され、施術者が該開口に存在し得る流体を視覚的に検出し得る検出位置まで近位に通じる、項目154に記載のシステム。
(項目158)
前記開口は、前記らせん部材誘導部材の前記長手軸に沿って位置付けられ、該らせん部材誘導部材の該長手軸は、構造部分の遠位突出位置を印付けるように適合され、該構造部分の遠位突出位置は、前記らせん部材の前記遠位端、前記アンカー部材の前記遠位端、および該アンカー部材の前記近位端から成る群より選択される、項目155に記載のシステム。
(項目159)
第2の開口をさらに備え、該第2の開口は、前記らせん部材誘導部材を通して画定される第2の管腔に流体的に連結され、施術者が該第2の開口に存在し得る流体を視覚的に検出し得る第2の検出位置まで近位に通じる、項目154に記載のシステム。
(項目160)
前記らせん部材誘導部材は、OCTセンサ、超音波センサ、RFインピーダンスセンサ、酸素分圧センサ、および圧力センサから成る群より選択されるセンサを備える、項目154に記載のシステム。
(項目161)
近位端および遠位端を有する第2のらせん部材をさらに備え、該近位端は、前記送達部材遠位端に連結され、該遠位端は、該送達部材遠位端の遠位に延在する、項目85に記載のシステム。
(項目162)
前記第2のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に一定であるらせん内径を画定する、項目161に記載のシステム。
(項目163)
前記第2のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって変動するらせん内径を画定する、項目161に記載のシステム。
(項目164)
前記第1のらせん部材の前記らせん内径と第2のらせん部材の該らせん内径とは、実質的に等しい、項目161に記載のシステム。
(項目165)
前記第1のらせん部材の前記らせん内径と第2のらせん部材の該らせん内径とは、実質的に等しい、項目161に記載のシステム。
(項目166)
前記第1のらせん部材と第2のらせん部材とは、実質的に同軸である長手軸を画定する、項目161に記載のシステム。
(項目167)
第2のアンカー部材をさらに備え、該第2のアンカー部材は、前記第2のらせん部材の前記遠位端に取り外し可能に連結される、項目161に記載のシステム。
(項目168)
第2の縫合部材をさらに備え、該第2の縫合部材は、前記第2のらせん部材に連結される、項目167に記載のシステム。
(項目169)
組織構造の壁を横断して外科的アクセスを提供するためのシステムであって、
該システムは、
a.近位端および遠位端を有する送達部材と、
b.近位端および遠位端ならびにらせん形状を有する第1のらせん部材であって、該近位端は、該送達部材遠位端に連結され、該遠位端は、該送達部材遠位端の遠位に延在する、第1のらせん部材と、
c.該らせん部材遠位端に取り外し可能に連結されるアンカー部材と、
d.該アンカー部材の一部分に遠位で連結される縫合部材であって、該縫合部材は、該縫合部材の少なくとも一部分が施術者によって自由に操作され得る位置まで近位に延在する、縫合部材と、
e.該送達部材に連結され、該第1のらせん部材に動作可能に連結される組織界面インデンター部材であって、該組織界面インデンター部材は、遠位突出形状特徴を備え、該遠位突出形状特徴は、該らせん部材の該遠位端に隣接する該組織構造の1つ以上の部分に接触するように構成され、該第1のらせん部材の遠位先端が該組織構造に挿入される際に、そのような部分と該遠位先端との間の利用可能な貫通角を変化させるように構成される、組織界面インデンター部材と
を備え、第1の方向への該送達部材の回転時に、該インデンター部材は、該組織構造に対して押し進められ、該第1のらせん部材および連結されるアンカー部材は、該組織構造の壁の少なくとも一部分を横断して前進させられるとともに、該アンカー部材に連結されたままの配備縫合パターンで該縫合部材の遠位部分に沿って引っ張る、システム。
(項目170)
前記第1の方向とは反対の第2の方向への前記送達部材の回転時に、該第2の方向へのさらなる回転が、前記第1のらせん部材および送達部材の除去を引き起こす一方で、前記アンカー部材および縫合部材の遠位部分が、前記組織構造の壁の前記一部分を横断して位置付けられたままであるように、逆荷重が該送達部材および連結された第1のらせん部材に印加されて、該アンカー部材を該第1のらせん部材から分断させる、項目169に記載のシステム。
(項目171)
前記配備縫合パターンは、該配備縫合パターンが、実質的にらせん状であり、前記組織構造の壁によって封入されるいくつかのらせんループを表すことを特徴とし、該組織構造の壁は、約1つのらせんループよりも大きく、約3つのらせんループよりも小さい、項目169に記載のシステム。
(項目172)
前記アンカー部材は、少なくとも1つの形状特徴を有し、該少なくとも1つの形状特徴は、前記第1の方向への前記第1のらせん部材の回転と関連付けられる内向き挿入載荷中に、隣接組織構造を摺動して通過するように構成され、前記第2の方向への該第1のらせん部材の回転と関連付けられる外向き摘出荷重の印加中に、該隣接組織構造に対する移動に抵抗するように構成される、項目169に記載のシステム。
(項目173)
前記アンカー部材の少なくとも一部分は、前記縫合部材への引張負荷の印加時に、前記組織構造の壁に対して回転するように構成される、項目169に記載のシステム。
(項目174)
前記第1のらせん部材および連結されるアンカー部材は、実質的にらせん状の経路の中を前進させられる、項目169に記載のシステム。
(項目175)
前記縫合部材の前記近位端は、前記配備縫合パターンを越えて、局所縫合糸長蓄積貯留部の中へ近位に延在し、該局所縫合糸長蓄積貯留部は、付加的な長さの縫合糸を含有する前記送達部材に連結され、該貯留部は、前記第1の方向への該送達部材の回転時に、前記アンカー部材が該縫合部材の前記遠位部分に沿って引っ張り、該付加的な長さの縫合糸の少なくとも一部分を該局所縫合糸長蓄積貯留部から外へ延在させるように構成される、項目169に記載のシステム。
(項目176)
前記局所縫合糸長蓄積貯留部は、前記第1のらせん部材の前進が前記組織構造の壁に対して該貯留部を実質的に前進させない構成で、前記送達部材に連結される、項目175に記載のシステム。
(項目177)
スリーブ部材をさらに備え、該スリーブ部材は、前記送達部材が該スリーブ部材によって画定される管腔を通り抜けさせられるように、該送達部材に可動式に連結され、該スリーブ部材は、前記局所縫合糸長蓄積貯留部に連結される、項目176に記載のシステム。
(項目178)
前記第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に一定であるらせん内径を画定する、項目169に記載のシステム。
(項目179)
前記第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって変動するらせん内径を画定する、項目169に記載のシステム。
(項目180)
前記らせん内径は、約5mmから約60mmの間にある、項目178に記載のシステム。
(項目181)
前記らせん内径は、約10mmから約20mmの間にある、項目180に記載のシステム。
(項目182)
前記第1のらせん部材は、該らせん形状に形成された細長部材から構成され、該細長部材は、外径を有する、項目169に記載のシステム。
(項目183)
前記細長部材は、円形断面、楕円形断面、正方形断面、および長方形断面から成る群より選択される断面形状を有する、項目182に記載のシステム。
(項目184)
前記外径は、約0.5mmから約3mmの間にある、項目182に記載のシステム。
(項目185)
前記らせん形状は、組織の中へ前進可能であるいくつかのらせん巻きを備え、該いくつかのらせん巻きは、約1つから約3つの間にある、項目182に記載のシステム。
(項目186)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って実質的に一定のらせんピッチを有する、項目178に記載のシステム。
(項目187)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って実質的に可変のらせんピッチを有する、項目178に記載のシステム。
(項目188)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って実質的に一定のらせんピッチを有する、項目179に記載のシステム。
(項目189)
前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って実質的に可変のらせんピッチを有する、項目179に記載のシステム。
(項目190)
前記らせんピッチは、約5mmから約20mmの間にある、項目186に記載のシステム。
(項目191)
前記らせんピッチは、約7mmから約13mmの間にある、項目190に記載のシステム。
(項目192)
前記第1のらせん部材の前記遠位端は、尖った先端を備え、該尖った先端は、前記組織構造の壁の複数部分の中へ、およびそれらを横断して容易に潜り込むように構成される、項目169に記載のシステム。
(項目193)
前記第1のらせん部材の前記遠位端は、アンカー連結部分を備え、前記細長部材の前記外径は、前記アンカー部材の摺動可能な連結に適応するように減少させられる、項目182に記載のシステム。
(項目194)
アンカー部材の外径は、前記アンカー連結部分より近位の前記細長部材の複数部分の外径と実質的に同様である、項目193に記載のシステム。
(項目195)
前記らせん形状は、らせんピッチによって画定され、該らせんピッチは、前記配備縫合パターンをもたらす、前記組織構造の前記壁を通した横断の標的深度に基づいて選択される、項目171に記載のシステム。
(項目196)
前記横断の標的深度は、前記組織構造の壁を完全に横断して、該壁の反対側に前記アンカー部材を残すように構成される、項目195に記載のシステム。
(項目197)
前記横断の標的深度は、前記組織構造の壁を部分的にだけ横断して、該壁内の中間実質部場所に前記アンカー部材を残すように構成される、項目195に記載のシステム。
(項目198)
前記細長部材は、中実断面構造を備える、項目182に記載のシステム。
(項目199)
前記細長部材は、内径および外径を有する管状構造を備える、項目182に記載のシステム。
(項目200)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目198に記載のシステム。
(項目201)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目199に記載のシステム。
(項目202)
前記アンカー部材は、中実または管状構造を備える本体部分を備える、項目172に記載のシステム。
(項目203)
内向き挿入載荷中に隣接組織構造を摺動して通過するように構成される前記形状特徴は、テーパ状遠位先端を備える、項目202に記載のシステム。
(項目204)
外向き摘出荷重の印加中に前記隣接組織構造に対する移動に抵抗するように構成される前記形状特徴は、突出部分を備え、該突出部分は、引張力が相互連結された縫合部材に印加されたときに、前記アンカー部材の他の部分の外径を越えて突出位置まで延在するように構成される、項目202に記載のシステム。
(項目205)
前記突出部分は、前記アンカー部材の一部分を備え、該アンカー部材の一部分は、前記突出位置へと変形されている、項目204に記載のシステム。
(項目206)
前記突出部分は、一片の材料を備え、該一片の材料は、前記アンカー部材に連結されて、前記突出位置を構成する、項目204に記載のシステム。
(項目207)
2つ以上の突出部分をさらに備える、項目204に記載のシステム。
(項目208)
前記突出部分は、超弾性合金を含み、該超弾性合金は、前記突出位置に形状設定され、合金の超弾性熱範囲内の弾性圧縮された形態で送達可能であるように構成される、項目204に記載のシステム。
(項目209)
前記縫合部材は、前記アンカー部材に連結される小穴に連結される、項目169に記載のシステム。
(項目210)
前記小穴は、前記縫合部材が前記アンカー部材に対して引張状態で引っ張られたときに、該縫合部材への引張力が該アンカーを前記組織構造の壁の周囲部分に対する回転移動へと促すように、位置付けられる、項目209に記載のシステム。
(項目211)
アンカーは、長手軸を有し、前記小穴は、該長手軸から離間した位置に配置される、項目210に記載のシステム。
(項目212)
前記小穴は、リング開口を画定するリング部材に連結され、前記アンカーの少なくとも一部分は、該リング開口を通して位置付けられる、項目209に記載のシステム。
(項目213)
前記リング部材は、接着連結、圧入連結、および仮付け溶接連結から成る群より選択される連結を使用して、前記アンカーに連結される、項目212に記載のシステム。
(項目214)
前記アンカーは、チタン、ニッケル、ステンレス鋼、コバルトクロム、およびそれらの合金から成る群より選択される金属を含む、項目169に記載のシステム。
(項目215)
前記アンカーは、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフロオロエチレン、発泡ポリテトラフロオロエチレン、ポリ(エチレン−co−酢酸ビニル)、ポリ(メタクリル酸ブチル)、およびそれらの共重合体から成る群より選択される耐久性ポリマーを含む、項目169に記載のシステム。
(項目216)
前記アンカーは、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリ乳酸−co−グリコール酸、ポリ乳酸−co−カプロラクトン、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−ラクチド−co−グリコリド)、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−プロピレンオキシド−ブロック−エチレンオキシド)、ポリビニルピロリドン、ポリオルトエステル、ポリ無水物、ポリヒドロキシ吉草酸塩、ポリヒドロキシ酪酸塩、およびそれらの共重合体から成る群より選択される生体再吸収性ポリマーを含む、項目169に記載のシステム。
(項目217)
前記アンカーは、生物学的移植材料を含む、項目169に記載のシステム。
(項目218)
前記生物学的移植材料は、別のヒト、特定のヒト、ヒト以外の動物から成る群より選択される起源を有する、項目217に記載のシステム。
(項目219)
前記アンカーは、ブタコラーゲン基質、ヒトコラーゲン基質、ウマコラーゲンフリース、ゼラチン、ポリヒアルロン酸、ヘパリン、ポリ(グルコース)、ポリ(アルギン酸)、キチン、キトサン、セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリリシン、ポリグルタミン酸、アルブミン、ヒドロキシアパタイト、皮質骨、海綿骨、骨梁、バイオセラミック、靱帯組織、腱組織、硬膜組織、筋膜組織、心膜組織、トロンビン、およびフィブリンから成る群より選択される生体再吸収性材料を含む、項目169に記載のシステム。
(項目220)
前記局所縫合糸長蓄積貯留部は、縫合部材長さの1つ以上のループを蓄積するためのエンクロージャを備える、項目175に記載のシステム。
(項目221)
前記付加的な長さの縫合糸は、約20ミリメートルから約500ミリメートルの間にある、項目175に記載のシステム。
(項目222)
前記エンクロージャは、膜を備え、該膜は、前記縫合部材長さの1つ以上のループを部分的に封入するように構成され、および前記アンカーおよびらせん部材からの引張載荷を受けたときに、該1つ以上のループが該エンクロージャから引き出されることを可能にするように構成される、項目220に記載のシステム。
(項目223)
縫合糸引張部材をさらに備え、該縫合糸引張部材は、前記縫合部材の近位端と該縫合部材の遠位端との間で該縫合部材に連結され、該縫合糸引張部材は、該縫合糸引張部材の遠位端が前記組織構造の壁の露出近位側面に対して配置され、該縫合部材が該縫合糸引張部材の近位に引張力を受けたときに、該組織構造の壁の該露出近位側面に圧縮荷重を印加するように構成される、項目169に記載のシステム。
(項目224)
前記縫合糸引張部材は、細長管状部材を備え、該細長管状部材は、自身を通る管腔を画定し、前記縫合部材は、該管腔を通り抜けさせられる、項目223に記載のシステム。
(項目225)
一時的縫合部材クランプをさらに備え、該一時的縫合部材クランプは、前記縫合部材の近位部分に連結可能であり、縫合部材クランプより遠位の該縫合部材の一部分の上に引張力を保持するように構成され、該縫合部材クランプは、前記長い管状部材の前記管腔を通り抜けさせられる、項目224に記載のシステム。
(項目226)
前記縫合糸引張部材は、2つの動作モードを有し、第1のモードにおいて、該縫合糸引張部材は、前記縫合部材に対して双方向に移動させられ得、第2のモードにおいて、該縫合糸引張部材は、該縫合部材に対して一方向にのみ移動させられ得、該縫合糸引張部材は、手動操作型モード切替部材を備え、該手動操作型モード切替部材は、該第1のモードから該第2のモードまで該縫合糸引張部材を制御可能に切り替えるように構成される、項目169に記載のシステム。
(項目227)
前記遠位突出形状特徴は、前記組織構造上に界面応力を集中させるように構成されることにより、該遠位突出形状特徴が前記隣接組織構造部分と接触するよう前進させられる際に、前記第1のらせん部材の前記遠位端に隣接する該組織構造の複数部分が、該遠位突出形状特徴の周囲で局所的に歪まされ、該隣接組織構造部分と該遠位突出形状特徴との間の接触は、該第1のらせん部材と該隣接組織構造部分の表面との間に画定される利用可能な貫通角を局所的に増加させる、項目169に記載のシステム。
(項目228)
前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、球面の一部分、直線的斜面、弓形斜面、多段斜面、および単段斜面から成る群より選択される表面構成を備える、項目227に記載のシステム。
(項目229)
前記表面構成は、前記第1のらせん部材の長手軸の周りにらせん状に巻き付けられる、項目228に記載のシステム。
(項目230)
前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、実質的に垂直な先頭表面を備える、項目227に記載のシステム。
(項目231)
前記遠位突出形状特徴は、長方形、正方形、半円、三角形、多角形、丸みを帯びた長方形、丸みを帯びた正方形、および多弓形形状から成るリストから選択される断面形状を備える断面外形を有する、項目227に記載のシステム。
(項目232)
前記遠位突出形状特徴と前記らせん部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分を通して可動式に連結されるように、動作可能に連結される、項目227に記載のシステム。
(項目233)
前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記一部分を実質的に二等分する、項目232に記載のシステム。
(項目234)
前記遠位突出形状特徴と前記らせん部材の遠位先端は、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分に隣接して可動式に連結されるように、動作可能に連結される、項目227に記載のシステム。
(項目235)
前記らせん部材の前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記表面構成と実質的に平行な経路を辿るように構成される、項目228に記載のシステム。
(項目236)
前記遠位突出形状特徴は、1つ以上の組織牽引特徴を備え、該1つ以上の組織牽引特徴は、該遠位突出形状特徴と、該遠位突出形状特徴が直接界面接触され得る前記組織構造の複数部分との間の相対運動を防止するように構成される、項目227に記載のシステム。
(項目237)
前記1つ以上の組織牽引特徴のうちの少なくとも1つは、鉤を備える、項目236に記載のシステム。
(項目238)
近位端および遠位端を有するらせん部材誘導部材をさらに備え、該らせん部材誘導部材は、前記第1のらせん部材に連結され、該らせん部材誘導部材の該遠位端は、実質的に真っ直ぐであり、該第1のらせん部材を通して画定される長手軸と実質的に一致している長手軸を画定する、項目169に記載のシステム。
(項目239)
前記らせん部材誘導部材は、前記らせん部材に連結される前記送達部材に連結される、項目238に記載のシステム。
(項目240)
前記らせん部材誘導部材は、前記らせん部材に直接連結される、項目238に記載のシステム。
(項目241)
前記らせん部材誘導部材の前記遠位端は、開口を備え、該開口は、該らせん部材誘導部材を通して画定される管腔に流体的に連結され、施術者が該開口に存在し得る流体を視覚的に検出し得る検出位置まで近位に通じる、項目238に記載のシステム。
(項目242)
前記開口は、前記らせん部材誘導部材の前記長手軸に沿って位置付けられ、該らせん部材誘導部材の該長手軸は、構造部分の遠位突出位置を印付けるように適合され、該構造部分の遠位突出位置は、前記らせん部材の前記遠位端、前記アンカー部材の前記遠位端、および該アンカー部材の前記近位端から成る群より選択される、項目241に記載のシステム。
(項目243)
第2の開口をさらに備え、該第2の開口は、前記らせん部材誘導部材を通して画定される第2の管腔に流体的に連結され、施術者が該第2の開口に存在し得る流体を視覚的に検出し得る第2の検出位置まで近位に通じる、項目238に記載のシステム。
(項目244)
前記らせん部材誘導部材は、OCTセンサ、超音波センサ、RFインピーダンスセンサ、酸素分圧センサ、および圧力センサから成る群より選択されるセンサを備える、項目238に記載のシステム。
(項目245)
近位端および遠位端を有する第2のらせん部材をさらに備え、該近位端は、前記送達部材遠位端に連結され、該遠位端は、該送達部材遠位端の遠位に延在する、項目169に記載のシステム。
(項目246)
前記第2のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に一定であるらせん内径を画定する、項目245に記載のシステム。
(項目247)
前記第2のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって変動するらせん内径を画定する、項目245に記載のシステム。
(項目248)
前記第1のらせん部材の前記らせん内径と第2のらせん部材の該らせん内径とは、実質的に等しい、項目245に記載のシステム。
(項目249)
前記第1および第2のらせん部材の前記らせん内径は、実質的に同等ではない、項目245に記載のシステム。
(項目250)
前記第1および第2のらせん部材は、実質的に同軸である長手軸を画定する、項目245に記載のシステム。
(項目251)
第2のアンカー部材をさらに備え、該第2のアンカー部材は、前記第2のらせん部材の前記遠位端に取り外し可能に連結される、項目245に記載のシステム。
(項目252)
前記第2のらせん部材に連結される第2の縫合部材をさらに備える、項目245に記載のシステム。
(項目253)
組織構造の壁を横断して外科的アクセスを提供するためのシステムであって、
該システムは、
a.近位端および遠位端を有する送達部材と、
b.複数のらせん部材であって、各複数のらせん部材は、近位端および遠位端ならびにらせん形状を有し、各近位端は、該送達部材遠位端に連結され、各遠位端は、該送達部材遠位端の遠位に延在する、複数のらせん部材と、
c.該らせん部材遠位端に取り外し可能に連結される複数のアンカー部材と、
d.複数の縫合部材であって、該複数の縫合部材は、該アンカー部材のうちの1つの一部分に遠位で連結され、各々の少なくとも一部分が施術者によって自由に操作され得る位置まで近位に延在する、複数の縫合部材と
を備え、第1の方向への該送達部材の回転時に、該らせん部材および連結されるアンカー部材は、該組織構造の壁の少なくとも一部分を横断して前進させられるとともに、該アンカー部材に連結されたままの配備縫合パターンで該縫合部材の遠位部分に沿って引っ張る、システム。
(項目254)
前記第1の方向とは反対の第2の方向への前記送達部材の回転時に、該第2の方向へのさらなる回転が、前記らせん部材および送達部材の除去を引き起こす一方で、前記アンカー部材および縫合部材の遠位部分が、前記組織構造の壁の前記一部分を横断して位置付けられたままであるように、逆荷重が該送達部材および連結されたらせん部材に印加されて、該アンカー部材を該らせん部材から分断させる、項目253に記載のシステム。
(項目255)
前記配備縫合パターンは、集合体において、前記組織構造の壁によって封入されるいくつかのらせんループを表すことを特徴とし、該いくつかのらせんループは、約1つのらせんループよりも大きく、約3つのらせんループよりも小さい、項目253に記載のシステム。
(項目256)
前記配備縫合パターンは、前記縫合部材のうちの少なくとも1つが、前記組織構造の壁の中に実質的にらせん状の経路を画定し、該組織構造の壁によって封入されるいくつかのらせんループを表すことを特徴とし、該いくつかのらせんループは、約1つのらせんループよりも大きく、約3つのらせんループよりも小さい、項目253に記載のシステム。
(項目257)
前記複数のらせん部材は、2つを備え、前記複数のアンカー部材は、2つを備え、前記複数の縫合部材は、2つを備える、項目253に記載のシステム。
(項目258)
前記複数のらせん部材は、3つを備え、前記複数のアンカー部材は、3つを備え、前記複数の縫合部材は、3つを備える、項目253に記載のシステム。
(項目259)
前記アンカー部材のうちの少なくとも1つは、少なくとも1つの形状特徴を有し、該少なくとも1つの形状特徴は、前記第1の方向への前記第1のらせん部材の回転と関連付けられる内向き挿入載荷中に、隣接組織構造を摺動して通過するように構成され、および前記第2の方向への該第1のらせん部材の回転と関連付けられる外向き摘出荷重の印加中に、該隣接組織構造に対する移動に抵抗するように構成される、項目253に記載のシステム。
(項目260)
前記アンカー部材の少なくとも一部分は、前記関連縫合部材への引張荷重の印加時に、前記組織構造の壁に対して回転するように構成される、項目253に記載のシステム。
(項目261)
前記らせん部材および連結されるアンカー部材は、複数の実質的にらせん状の経路の中を前進させられる、項目253に記載のシステム。
(項目262)
前記縫合部材のうちの少なくとも1つの前記近位端は、前記配備縫合パターンを越えて、前記送達部材に連結される局所縫合糸長蓄積貯留部の中へ近位に延在し、該貯留部は、付加的な長さの縫合糸を含有し、該貯留部は、前記第1の方向への該送達部材の回転時に、該縫合部材に連結された前記アンカー部材が該縫合部材の前記遠位部分に沿って引っ張り、該付加的な長さの縫合糸の少なくとも一部分を該局所縫合糸長蓄積貯留部から外へ延在させるように構成される、項目253に記載のシステム。
(項目263)
前記局所縫合糸長蓄積貯留部は、前記らせん部材のうちのいずれの前進も、前記組織構造の壁に対して該貯留部を実質的に前進させない構成で前記送達部材に連結される、項目262に記載のシステム。
(項目264)
スリーブ部材をさらに備え、該スリーブ部材は、前記送達部材が該スリーブ部材によって画定される管腔を通り抜けさせられるように該送達部材に可動式に連結され、該スリーブ部材は、前記局所縫合糸長蓄積貯留部に連結される、項目263に記載のシステム。
(項目265)
前記第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に一定であるらせん内径を画定する、項目253に記載のシステム。
(項目266)
前記第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって変動するらせん内径を画定する、項目253に記載のシステム。
(項目267)
前記らせん内径は、約5mmから約60mmの間にある、項目265に記載のシステム。
(項目268)
前記らせん内径は、約10mmから約20mmの間にある、項目267に記載のシステム。
(項目269)
第1のらせん部材は、前記らせん形状に形成された細長部材から構成され、該細長部材は、外径を有する、項目253に記載のシステム。
(項目270)
前記細長部材は、円形断面、楕円形断面、正方形断面、および長方形断面から成る群より選択される断面形状を有する、項目269に記載のシステム。
(項目271)
前記外径は、約0.5mmから約3mmの間にある、項目269に記載のシステム。
(項目272)
前記らせん形状は、前記組織構造の壁の中へ前進可能であるいくつかのらせん巻きを備え、いくつかのらせん巻きは、約1つから約3つの間にある、項目269に記載のシステム。
(項目273)
前記らせん形状は、前記らせん形状の長さに沿って実質的に一定のらせんピッチを有する、項目265に記載のシステム。
(項目274)
前記らせん形状は、前記らせん形状の長さに沿って実質的に可変のらせんピッチを有する、項目265に記載のシステム。
(項目275)
前記らせん形状は、前記らせん形状の長さに沿って実質的に一定のらせんピッチを有する、項目266に記載のシステム。
(項目276)
前記らせん形状は、前記らせん形状の長さに沿って実質的に可変のらせんピッチを有する、項目266に記載のシステム。
(項目277)
前記らせんピッチは、約5mmから約20mmの間にある、項目273に記載のシステム。
(項目278)
前記らせんピッチは、約7mmから約13mmの間にある、項目277に記載のシステム。
(項目279)
前記第1のらせん部材の前記遠位端は、尖った先端を備え、該尖った先端は、前記組織構造の壁の複数部分の中へ、およびそれらを横断して容易に潜り込むように構成される、項目253に記載のシステム。
(項目280)
前記第1のらせん部材の前記遠位端は、アンカー連結部分を備え、前記細長部材の前記外径は、前記アンカー部材のうちの1つの摺動可能な連結に適応するように減少させられる、項目269に記載のシステム。
(項目281)
前記アンカー部材の外径は、前記アンカー連結部分より近位の前記細長部材の複数部分の外径と実質的に同様である、項目280に記載のシステム。
(項目282)
前記らせん形状は、らせんピッチによって画定され、該らせんピッチは、前記配備縫合パターンをもたらす、前記組織構造の壁を通る横断の標的深度に基づいて選択される、項目255に記載のシステム。
(項目283)
前記縫合部材のうちの前記少なくとも1つと関連付けられる前記らせん形状は、らせんピッチによって画定され、該らせんピッチは、前記配備縫合パターンをもたらす、前記組織構造の壁を通る横断の標的深度に基づいて選択される、項目256に記載のシステム。
(項目284)
前記横断の標的深度のうちの少なくとも1つは、前記組織構造の壁を完全に横断して、該壁の反対側に前記アンカー部材を残すように構成される、項目282に記載のシステム。
(項目285)
前記横断の標的深度のうちの少なくとも1つは、前記組織構造の壁を部分的にだけ横断して、該壁内の中間実質部場所に前記アンカー部材を残すように構成される、項目282に記載のシステム。
(項目286)
前記細長部材は、中実断面構造を備える、項目269に記載のシステム。
(項目287)
前記細長部材は、内径および外径を有する管状構造を備える、項目269に記載のシステム。
(項目288)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目286に記載のシステム。
(項目289)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目287に記載のシステム。
(項目290)
少なくとも1つのアンカー部材は、中実または管状構造を備える本体部分を備える、項目259に記載のシステム。
(項目291)
内向き挿入載荷中に隣接組織構造を摺動して通過するように構成される前記形状特徴は、テーパ状遠位先端を備える、項目290に記載のシステム。
(項目292)
外向き摘出荷重の印加中に前記隣接組織構造に対する移動に抵抗するように構成される前記形状特徴は、突出部分を備え、該突出部分は、引張力が相互連結された縫合部材に印加されたときに、前記アンカー部材の他の部分の外径を越えて突出位置まで延在するように構成される、項目290に記載のシステム。
(項目293)
前記突出部分は、前記アンカー部材の一部分を備え、該アンカー部材の一部分は、前記突出位置へと変形されている、項目292に記載のシステム。
(項目294)
前記突出部分は、一片の材料を備え、該一片の材料は、前記アンカー部材に連結されて、前記突出位置を構成する、項目292に記載のシステム。
(項目295)
2つ以上の突出部分をさらに備える、項目292に記載のシステム。
(項目296)
前記突出部分は、超弾性合金を含め、該超弾性合金は、前記突出位置に形状設定され、合金の超弾性熱範囲内の弾性圧縮された形態で送達可能であるように構成される、項目292に記載のシステム。
(項目297)
前記縫合部材のうちの少なくとも1つは、前記アンカー部材に連結される小穴に連結される、項目253に記載のシステム。
(項目298)
前記小穴は、前記縫合部材が前記アンカー部材に対して引張状態で引っ張られたときに、前記連結された縫合部材への引張力が、前記アンカーを前記組織構造の壁の周囲部分に対する回転移動へと促すように、位置付けられる、項目297に記載のシステム。
(項目299)
アンカーは、長手軸を有し、前記小穴は、該長手軸から離間した位置に配置される、項目46298に記載のシステム。
(項目300)
前記小穴は、リング開口を画定するリング部材に連結され、前記アンカーの少なくとも一部分は、該リング開口を通して位置付けられる、項目297に記載のシステム。
(項目301)
前記リング部材は、接着連結、圧入連結、および仮付け溶接連結から成る群より選択される連結を使用して、前記アンカーに連結される、項目300に記載のシステム。
(項目302)
前記アンカーは、チタン、ニッケル、ステンレス鋼、コバルトクロム、およびそれらの合金から成る群より選択される金属を含む、項目253に記載のシステム。
(項目303)
前記アンカーは、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフロオロエチレン、発泡ポリテトラフロオロエチレン、ポリ(エチレン−co−酢酸ビニル)、ポリ(メタクリル酸ブチル)、およびそれらの共重合体から成る群より選択される耐久性ポリマーを含む、項目253に記載のシステム。
(項目304)
前記アンカーは、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリ乳酸−co−グリコール酸、ポリ乳酸−co−カプロラクトン、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−ラクチド−co−グリコリド)、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−プロピレンオキシド−ブロック−エチレンオキシド)、ポリビニルピロリドン、ポリオルトエステル、ポリ無水物、ポリヒドロキシ吉草酸塩、ポリヒドロキシ酪酸塩、およびそれらの共重合体から成る群より選択される生体再吸収性ポリマーを含む、項目253に記載のシステム。
(項目305)
前記アンカーは、生物学的移植材料を含む、項目253に記載のシステム。
(項目306)
前記生物学的移植材料は、別のヒト、特定のヒト、ヒト以外の動物から成る群より選択される起源を有する、項目305に記載のシステム。
(項目307)
前記アンカーは、ブタコラーゲン基質、ヒトコラーゲン基質、ウマコラーゲンフリース、ゼラチン、ポリヒアルロン酸、ヘパリン、ポリ(グルコース)、ポリ(アルギン酸)、キチン、キトサン、セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリリシン、ポリグルタミン酸、アルブミン、ヒドロキシアパタイト、皮質骨、海綿骨、骨梁、バイオセラミック、靱帯組織、腱組織、硬膜組織、筋膜組織、心膜組織、トロンビン、およびフィブリンから成る群より選択される生体再吸収性材料を含む、項目253に記載のシステム。
(項目308)
前記局所縫合糸長蓄積貯留部は、縫合部材長さの1つ以上のループを蓄積するためのエンクロージャを備える、項目262に記載のシステム。
(項目309)
前記付加的な長さの縫合糸は、約20ミリメートルから約500ミリメートルの間にある、項目262に記載のシステム。
(項目310)
前記エンクロージャは、膜を備え、該膜は、前記縫合部材長さの1つ以上のループを部分的に封入し、前記アンカーおよびらせん部材から引張載荷を受けたときに、前記1つ以上のループが前記エンクロージャから引き出されることを可能にするように構成される、項目308に記載のシステム。
(項目311)
縫合糸引張部材をさらに備え、該縫合糸引張部材は、前記縫合部材の近位端と該縫合部材の遠位端との間で該縫合部材のうちの少なくとも1つに連結され、該関連縫合糸引張部材の遠位端が前記組織構造の壁の露出近位側面に対して配置され、該縫合部材が該縫合糸引張部材の近位に引張力を受けたときに、該組織構造の壁の該露出近位側面に圧縮荷重を印加するように構成される、項目253に記載のシステム。
(項目312)
前記縫合糸引張部材は、細長管状部材を備え、該細長管状部材は、自身を通る管腔を画定し、前記縫合部材は、該管腔を通り抜けさせられる、項目311に記載のシステム。
(項目313)
一時的縫合部材クランプをさらに備え、該一時的縫合部材クランプは、前記縫合部材の近位部分に連結可能であり、縫合部材クランプより遠位の該縫合部材の一部分の上に引張力を保持するように構成され、該縫合部材クランプは、前記細長管状部材の前記管腔を通り抜けさせられる、項目312に記載のシステム。
(項目314)
前記縫合糸引張部材は、2つの動作モードを有し、第1のモードにおいて、該縫合糸引張部材は、前記縫合部材に対して双方向に移動させられ得、第2のモードにおいて、該縫合糸引張部材が、該縫合部材に対して一方向にのみ移動させられ得、該縫合糸引張部材は、手動操作型モード切替部材を備え、該手動操作型モード切替部材は、該縫合糸引張部材を該第1のモードから該第2のモードまで制御可能に切り替えるように構成される、項目253に記載のシステム。
(項目315)
組織界面インデンター部材をさらに備え、該組織界面インデンター部材は、前記送達部材に連結され、前記らせん部材のうちの1つ以上に動作可能に連結され、該組織界面インデンター部材は、複数の遠位突出形状特徴を備え、該複数の遠位突出形状特徴は、該らせん部材の遠位端の各々に隣接する前記組織構造の1つ以上の部分に接触し、該らせん部材の遠位先端が該組織構造に挿入される際に、そのような部分と該らせん部材の該遠位先端との間の利用可能な貫通角を変化させるように構成される、項目253に記載のシステム。
(項目316)
前記遠位突出形状特徴は、前記組織構造上に界面応力を集中させるように構成されることにより、該遠位突出形状特徴が前記隣接組織構造部分と接触するよう前進させられる際に、前記らせん部材の前記遠位端に隣接する該組織構造の複数部分が、該遠位突出形状特徴の周囲で局所的に歪まされ、該隣接組織構造部分と該遠位突出形状特徴との間の接触は、該らせん部材の各々と該隣接組織構造部分の表面との間に画定される前記利用可能な貫通角を局所的に増加させる、項目315に記載のシステム。
(項目317)
前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、球面の一部分、直線的斜面、弓形斜面、多段斜面、および単段斜面から成る群より選択される表面構成を備える、項目316に記載のシステム。
(項目318)
前記表面構成は、前記らせん部材のうちの1つの長手軸の周りにらせん状に巻き付けられる、項目317に記載のシステム。
(項目319)
前記遠位突出形状特徴のうちの1つの少なくとも1つの表面は、実質的に垂直な先頭表面を備える、項目316に記載のシステム。
(項目320)
前記遠位突出形状特徴のうちの少なくとも1つは、長方形、正方形、半円、三角形、多角形、丸みを帯びた長方形、丸みを帯びた正方形、および多弓形形状から成るリストから選択される断面形状を備える断面外形を有する、項目316に記載のシステム。
(項目321)
前記遠位突出形状特徴のうちの少なくとも1つと前記関連らせん部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分を通して可動式に連結されるように、動作可能に連結される、項目315に記載のシステム。
(項目322)
前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記一部分を実質的に二等分する、項目321に記載のシステム。
(項目323)
前記遠位突出形状特徴と前記らせん部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の複数部分に隣接して可動式に連結されるように、動作可能に連結される、項目315に記載のシステム。
(項目324)
前記らせん部材の前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記表面構成と実質的に平行な経路を辿るように構成される、項目317に記載のシステム。
(項目325)
前記遠位突出形状特徴は、1つ以上の組織牽引特徴を備え、該1つ以上の組織牽引特徴は、該遠位突出形状特徴と、該遠位突出形状特徴が直接界面接触され得る前記組織構造の複数部分との間の相対運動を防止するように構成される、項目316に記載のシステム。
(項目326)
前記1つ以上の組織牽引特徴のうちの少なくとも1つは、鉤を備える、項目325に記載のシステム。
(項目327)
らせん部材誘導部材をさらに備え、該らせん部材誘導部材は、近位端および遠位端を有し、前記らせん部材のうちの1つ以上に連結され、該らせん部材誘導部材の該遠位端は、実質的に真っ直ぐであり、該らせん部材を通して画定される長手軸と実質的に一致している長手軸を画定する、項目253に記載のシステム。
(項目328)
前記らせん部材誘導部材は、前記1つ以上のらせん部材に連結される前記送達部材に連結される、項目327に記載のシステム。
(項目329)
前記らせん部材誘導部材は、前記1つ以上のらせん部材に直接連結される、項目327に記載のシステム。
(項目330)
前記らせん部材誘導部材の前記遠位端は、開口を備え、該開口は、該らせん部材誘導部材を通して画定される管腔に流体的に連結され、施術者が該開口に存在し得る流体を視覚的に検出し得る検出位置まで近位に通じる、項目327に記載のシステム。
(項目331)
前記開口は、前記らせん部材誘導部材の前記長手軸に沿って位置付けられ、該らせん部材誘導部材の該長手軸は、構造部分の遠位突出位置を印付けるように適合され、該構造部材の遠位突出位置は、前記らせん部材のうちの1つの前記遠位端、前記アンカー部材のうちの1つの前記遠位端、および該アンカー部材のうちの1つの前記近位端から成る群より選択される、項目330に記載のシステム。
(項目332)
第2の開口をさらに備え、該第2の開口は、前記らせん部材誘導部材を通して画定される第2の管腔に流体的に連結され、施術者が該第2の開口に存在し得る流体を視覚的に検出し得る第2の検出位置まで近位に通じる、項目327に記載のシステム。
(項目333)
前記らせん部材誘導部材は、OCTセンサ、超音波センサ、RFインピーダンスセンサ、酸素分圧センサ、および圧力センサから成る群より選択されるセンサを備える、項目327に記載のシステム。
(項目334)
組織構造の中へ針を前進させるためのシステムであって、
該システムは、
a.テーパ状遠位先端を有する細長針部材と、
b.近位端および遠位端を有する挿入部材であって、該遠位端は、該細長針部材に連結され、該近位端は、施術者によって操作されるように構成される、挿入部材と、
c.該挿入部材に連結され、該細長針部材に動作可能に連結される組織界面インデンター部材であって、該組織界面インデンター部材は、遠位突出形状特徴を備え、該遠位突出形状特徴は、該細長針部材の該遠位端に隣接する該組織構造の1つ以上の部分に接触し、該細長針部材の遠位先端が該組織構造に挿入される際に、そのような部分と該細長針部材の該遠位先端との間の利用可能な貫通角を変化させるように構成される、組織界面インデンター部材と
を備える、システム。
(項目335)
前記細長針部材は、実質的に真っ直ぐな形状、弓形形状、およびらせん形状から成る群より選択される形状を備える、項目334に記載のシステム。
(項目336)
前記細長針部材は、第1のらせん部材を備え、該第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に一定であるらせん内径を画定する、項目335に記載のシステム。
(項目337)
前記細長針部材は、第1のらせん部材を備え、該第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に変動するらせん内径を画定する、項目335に記載のシステム。
(項目338)
前記らせん内径は、約5mmから約60mmの間にある、項目336に記載のシステム。
(項目339)
前記らせん内径は、約10mmから約20mmの間にある、項目338に記載のシステム。
(項目340)
前記細長針部材は、前記らせん形状に形成された細長部材から構成される第1のらせん部材を備え、該細長部材は、外径を有する、項目335に記載のシステム。
(項目341)
前記細長部材は、円形断面、楕円形断面、正方形断面、および長方形断面から成る群より選択される断面形状を有する、項目340に記載のシステム。
(項目342)
前記外径は、約0.5mmから約3mmの間にある、項目340に記載のシステム。
(項目343)
前記らせん形状は、組織の中へ前進可能であるいくつかのらせん巻きを備え、該いくつかのらせん巻きは、約1つから約3つの間にある、項目340に記載のシステム。
(項目344)
前記らせん形状は、前記らせん形状の長さに沿って実質的に一定のらせんピッチを有する、項目336に記載のシステム。
(項目345)
前記らせん形状は、前記らせん形状の長さに沿って実質的に可変のらせんピッチを有する、項目336に記載のシステム。
(項目346)
前記らせん形状は、前記らせん形状の長さに沿って実質的に一定のらせんピッチを有する、項目337に記載のシステム。
(項目347)
前記らせん形状は、前記らせん形状の長さに沿って実質的に可変のらせんピッチを有する、項目337に記載のシステム。
(項目348)
前記らせんピッチは、約5mmから約20mmの間にある、項目344に記載のシステム。
(項目349)
前記らせんピッチは、約7mmから約13mmの間にある、項目348に記載のシステム。
(項目350)
前記第1のらせん部材の前記遠位端は、尖った先端を備え、該尖った先端は、前記組織構造の複数部分の中へ、およびそれらを横断して容易に潜り込むように構成される、項目334に記載のシステム。
(項目351)
前記細長部材は、中実断面構造を備える、項目340に記載のシステム。
(項目352)
前記細長部材は、内径および外径を有する管状構造を備える、項目340に記載のシステム。
(項目353)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目351に記載のシステム。
(項目354)
前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、項目352に記載のシステム。
(項目355)
前記挿入部材は、実質的に剛性の構造を備える、項目334に記載のシステム。
(項目356)
前記挿入部材は、可撓性の構造を備える、項目334に記載のシステム。
(項目357)
前記遠位突出形状特徴は、前記組織構造上に界面応力を集中させるように構成されることにより、該遠位突出形状特徴が前記隣接組織構造部分と接触するよう前進させられる際に、前記細長針部材の前記遠位端に隣接する該組織構造の複数部分が、該遠位突出形状特徴の周囲で局所的に歪まされ、該隣接組織構造部分と該遠位突出形状特徴との間の接触は、前記針と該隣接組織構造部分の表面との間に画定される前記利用可能な貫通角を局所的に増加させる、項目334に記載のシステム。
(項目358)
前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、球面の一部分、直線的斜面、弓形斜面、多段斜面、および単段斜面から成る群より選択される表面構成を備える、項目357に記載のシステム。
(項目359)
前記表面構成は、前記らせん部材の長手軸の周りにらせん状に巻き付けられる、項目358に記載のシステム。
(項目360)
前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、実質的に垂直な先頭表面を備える、項目357に記載のシステム。
(項目361)
前記遠位突出形状特徴は、長方形、正方形、半円、三角形、多角形、丸みを帯びた長方形、丸みを帯びた正方形、および多弓形形状から成るリストから選択される断面形状を備える断面外形を有する、項目357に記載のシステム。
(項目362)
前記遠位突出形状特徴と前記細長針部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分を通して可動式に連結されるように、動作可能に連結される、項目334に記載のシステム。
(項目363)
前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記一部分を実質的に二等分する、項目362に記載のシステム。
(項目364)
前記遠位突出形状特徴と前記細長針部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分に隣接して可動式に連結されるように、動作可能に連結される、項目334に記載のシステム。
(項目365)
前記細長針部材の前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記表面構成と実質的に平行な経路を辿るように構成される、項目358に記載のシステム。
(項目366)
前記遠位突出形状特徴は、1つ以上の組織牽引特徴を備え、該1つ以上の組織牽引特徴は、該遠位突出形状特徴と、該遠位突出形状特徴が直接界面接触され得る前記組織構造の複数部分との間の相対運動を防止するように構成される、項目357に記載のシステム。
(項目367)
前記1つ以上の組織牽引特徴のうちの少なくとも1つは、鉤を備える、項目366に記載のシステム。
(項目368)
組織構造の一部分を横断する縫合部材に引張力を加えるためのシステムであって、
該システムは、
a.組織界面を有する引張部材基部であって、該組織界面は、該組織界面が該組織構造の中へと該引張部材基部を通り抜けさせられ得る縫合部材に連結されると、該組織構造の一部分に係合するように構成される、引張部材基部と、
b.第1のモードから第2のモードまで切り替えられるように構成される縫合糸締め付け部材であって、該第1のモードにおいて、縫合糸が該締め付け部材によって少なくとも部分的に画定される空間を通して前後に引張力を加えられ得、第2のモードにおいて、縫合糸が該縫合糸締め付け部材に対して1つの方向にのみ引張力を加えられ得る、縫合糸締め付け部材と、
c.モード切替部材であって、該モード切替部材は、該縫合糸締め付け部材に可動式に連結され、該縫合糸締め付け部材を該第1のモードから該第2のモードまで切り替えるように動作可能であるように構成される、モード切替部材と
を備える、システム。
(項目369)
前記縫合糸締め付け部材は、前記引張部材基部に可動式に連結される、項目368に記載のシステム。
(項目370)
前記縫合糸締め付け部材は、該締め付け部材および引張部材の両方に連結される縫合部材によって、前記引張部材基部に連結され得る、項目368に記載のシステム。
(項目371)
前記縫合糸締め付け部材は、近位端と遠位端とを備え、該近位端は、前記引張部材基部に回転可能に連結される、項目369に記載のシステム。
(項目372)
前記遠位端は、前記近位端と前記引張部材基部との間の連結時に、ヒンジ点の周りに揺動するように構成される、項目371に記載のシステム。
(項目373)
前記遠位端は、前記引張部材基部に対する開放位置から揺動させられ得、縫合糸の長さが、前記締め付け部材の前記遠位端と前記引張部材基部との間に画定される開口部を通って閉鎖位置まで通過させられ得、縫合糸の長さが、該締め付け部材の該遠位端と該引張部材基部との間に挟んで固定される、項目372に記載のシステム。
(項目374)
前記締め付け部材および引張部材基部は、前記開放位置に該締め付け部材の前記遠位端を位置付けることによって前記第1のモードに、および前記閉鎖位置に該締め付け部材の該遠位端を位置付けることによって前記第2のモードに構成可能である、項目373に記載のシステム。
(項目375)
バネ部材をさらに備え、該バネ部材は、前記締め付け部材と前記引張部材基部との間で相互連結され、該締め付け部材の前記遠位端を前記閉鎖位置に付勢するように構成される、項目373に記載のシステム。
(項目376)
前記引張部材基部は、一連の開口を備え、該一連の開口は、縫合部材の長さを通過させることにより、該縫合部材の長さがいずれか一方の方向に引っ張られる際に、摩擦荷重が該縫合部材に付与され、該摩擦荷重は、該縫合部材の手動載荷によって比較的容易に克服され得る、項目368に記載のシステム。
(項目377)
あるパターンの前記一連の開口を通り抜けさせられた縫合部材の長さをさらに備え、該パターンは、約1つのループから約2つのループまでの間のいくつかの完全ループを備える、項目376に記載のシステム。
(項目378)
前記引張モード切替部材は、近位端および遠位端を有する細長ロッドを備え、該細長ロッド遠位端は、該細長ロッド遠位端がクランプ部材から制御可能に分断されるまで、該クランプ部材の遠位端が前記引張部材基部に対する前記開放位置に担持される方式で、該クランプ部材に取り外し可能に連結され、それにより、該クランプ部材の該遠位端が、該引張部材基部に対する閉鎖位置をとることを可能にする、項目375に記載のシステム。
(項目379)
前記ロッド遠位端は、ネジ山付き界面を備え、該ネジ山付き界面は、前記締め付け部材に形成されたネジ山付き開口と回転可能に噛合するように構成される、項目378に記載のシステム。
(項目380)
前記細長ロッドの前記近位端は、該細長ロッドの回転を促進して、該細長ロッドと締め付け部材との分断を誘発するための手動ねじり界面を備える、項目379に記載のシステム。
(項目381)
前記縫合糸締め付け部材は、前記縫合糸が通過させられ得る、制御可能に閉鎖可能な間隙を画定し、その結果、開放位置において、該縫合部材が両方の方向へ間隙を通して自由に移動させられ得、該間隙が閉鎖される閉鎖位置において、該縫合部材が該閉鎖された間隙によって該締め付け部材に対して挟んで固定される、項目370に記載のシステム。
(項目382)
前記締め付け部材は、前記閉鎖位置をとるように付勢されるが、前記モード切替部材によって前記開放位置に担持され得る、項目381に記載のシステム。
(項目383)
前記モード切替部材は、近位端および遠位端を有する細長ロッドを備え、該細長ロッド遠位端は、前記締め付け部材の前記間隙が前記開放位置に維持される構成で、該締め付け部材に取り外し可能に連結され、該締め付け部材からの該細長ロッド遠位端の制御された分断は、該締め付け部材の該間隙が前記閉鎖位置をとることを可能にする、項目382に記載のシステム。
(項目384)
前記締め付け部材の少なくとも一部分は、前記引張部材基部に直接連結される、項目381に記載のシステム。
(項目385)
細長管状部材をさらに備え、該細長管状部材は、自身を通る管腔を画定し、縫合部材は、該管腔を通り抜けさせられ、および施術者によって到達可能な近位位置から引張力が加えられ得、該細長管状部材は、前記引張部材基部と前記近位位置との間に間置され、該近位位置において引張状態に前記縫合部材を、圧縮状態に該細長管状部材を載荷することによって、前記組織構造と該近位位置との間での該引張部材基部の圧縮を可能にするように構成される、項目368に記載のシステム。
(項目386)
一時的縫合部材クランプをさらに備え、該一時的縫合部材クランプは、前記近位位置に隣接する縫合部材の近位部分に連結可能であり、該縫合部材クランプより遠位の縫合部材の一部分の上に引張力を保持するように構成され、該縫合部材クランプは、前記細長管状部材の前記管腔を通り抜けさせられる、項目385に記載のシステム。
(項目387)
前記一時的縫合部材クランプは、解放可能な機械的ピンチクランプを備える、項目386に記載のシステム。
(項目388)
前記一時的縫合部材クランプは、筐体に回転可能に連結されるリールを備え、該筐体は、施術者によって手動で担持されるように構成される、項目386に記載のシステム。
(項目389)
前記リールと筐体とは、2つの選択可能なモードで回転可能に連結され、それにより、第1のモードにおいて、該リールは、該筐体に対して双方向に自由に回転し得、第2のモードにおいて、該リールは、該筐体に対して一方向にのみ回転させられ得る、項目388に記載のシステム。
(項目390)
モード選択部材をさらに備え、該モード選択部材は、施術者によって手動で操作されることにより、前記第1のモードと第2のモードとの間で、前記リールと筐体との回転連結モードを前後に切り替える、項目389に記載のシステム。
(項目391)
織物綿撒糸ソックをさらに備え、該織物綿撒糸ソックは、少なくとも前記引張部材基部の前記組織界面を実質的に封入し、該引張部材基部と前記組織構造の隣接部分との生体統合を促すように構成される、項目368に記載のシステム。
(項目392)
前記織物綿撒糸ソックは、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフロオロエチレン、発泡ポリテトラフロオロエチレン、ポリ(エチレン−co−酢酸ビニル)、ポリ(メタクリル酸ブチル)、およびそれらの共重合体から成る群より選択される耐久性ポリマーを含む、項目391に記載のシステム。
(項目393)
前記織物綿撒糸ソックは、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリ乳酸−co−グリコール酸、ポリ乳酸−co−カプロラクトン、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−ラクチド−co−グリコリド)、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−プロピレンオキシド−ブロック−エチレンオキシド)、ポリビニルピロリドン、ポリオルトエステル、ポリ無水物、ポリヒドロキシ吉草酸塩、ポリヒドロキシ酪酸塩、およびそれらの共重合体から成る群より選択される生体再吸収性ポリマーを含む、項目391に記載のシステム。
(項目394)
前記織物綿撒糸ソックは、ブタコラーゲン基質、ヒトコラーゲン基質、ウマコラーゲンフリース、ゼラチン、ポリヒアルロン酸、ヘパリン、ポリ(グルコース)、ポリ(アルギン酸)、キチン、キトサン、セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリリシン、ポリグルタミン酸、アルブミン、ヒドロキシアパタイト、皮質骨、海綿骨、骨梁、バイオセラミック、靱帯組織、腱組織、硬膜組織、筋膜組織、心膜組織、トロンビン、およびフィブリンから成る群より選択される生体再吸収性材料を含む、項目391に記載のシステム。
Claims (84)
- 組織構造の壁を横断して外科的アクセスを提供するためのシステムであって、
該システムは、
a.近位端および遠位端を有する送達部材と、
b.近位端および遠位端ならびにらせん形状を有する第1のらせん部材であって、該近位端は、該送達部材遠位端に連結され、該遠位端は、該送達部材遠位端の遠位に延在する、第1のらせん部材と、
c.該らせん部材遠位端に取り外し可能に連結されるアンカー部材と、
d.該アンカー部材の一部分に遠位で連結される縫合部材であって、該縫合部材は、該縫合部材の少なくとも一部分が施術者によって自由に操作され得る位置まで近位に延在する、縫合部材と
を備え、第1の方向への該送達部材の回転時に、該第1のらせん部材および連結されるアンカー部材は、該組織構造の壁の少なくとも一部分を横断して前進させられるとともに、該アンカー部材に連結されたままの配備縫合パターンで該縫合部材の遠位部分に沿って引っ張り、該配備縫合パターンは、それが実質的にらせん状であり、いくつかのらせんループを表すことを特徴とし、該いくつかのらせんループは、約1つのらせんループよりも大きく、約3つのらせんループよりも小さい該組織構造の壁によって封入されている、システム。 - 前記第1の方向とは反対の第2の方向への前記送達部材の回転時に、該第2の方向へのさらなる回転が、前記第1のらせん部材および送達部材の除去を引き起こす一方で、前記アンカー部材および縫合部材の遠位部分が、前記組織構造の壁の前記一部分を横断して位置付けられたままであるように、逆荷重が該送達部材および連結された第1のらせん部材に印加されて、該アンカー部材を該第1のらせん部材から分断させる、請求項1に記載のシステム。
- 前記アンカー部材は、少なくとも1つの形状特徴を有し、該少なくとも1つの形状特徴は、前記第1の方向への前記第1のらせん部材の回転と関連付けられる内向き挿入載荷中に、隣接組織構造を摺動して通過するように構成され、前記第2の方向への該第1のらせん部材の回転と関連付けられる外向き摘出荷重の印加中に、該隣接組織構造に対する移動に抵抗するように構成される、請求項1に記載のシステム。
- 前記アンカー部材の少なくとも一部分は、前記縫合部材への引張荷重の印加時に、前記組織構造の壁に対して回転するように構成される、請求項1に記載のシステム。
- 前記第1のらせん部材および連結されるアンカー部材は、実質的にらせん状の経路の中を前進させられる、請求項1に記載のシステム。
- 前記縫合部材の前記近位端は、前記配備縫合パターンを越えて、付加的な長さの縫合糸を含有する、前記送達部材に連結される局所縫合糸長蓄積貯留部の中へ近位に延在し、該貯留部は、前記第1の方向への該送達部材の回転時に、前記アンカー部材が該縫合部材の前記遠位部分に沿って引っ張り、該付加的な長さの縫合糸の少なくとも一部分を、該局所縫合糸長蓄積貯留部から外へ延在させるように構成される、請求項1に記載のシステム。
- 前記局所縫合糸長蓄積貯留部は、前記第1のらせん部材の前進が、該貯留部を前記組織構造の壁に対して実質的に前進させない構成で、前記送達部材に連結される、請求項6に記載のシステム。
- 前記送達部材が、スリーブ部材によって画定される管腔を通り抜けさせられるように、該送達部材に可動式に連結されるスリーブ部材をさらに備え、該スリーブ部材は、前記局所縫合糸長蓄積貯留部に連結される、請求項7に記載のシステム。
- 前記第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に一定であるらせん内径を画定する、請求項1に記載のシステム。
- 前記第1のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって変動するらせん内径を画定する、請求項1に記載のシステム。
- 前記らせん内径は、約5mmから約60mmの間にある、請求項9に記載のシステム。
- 前記らせん内径は、約10mmから約20mmの間にある、請求項11に記載のシステム。
- 前記第1のらせん部材は、前記らせん形状に形成された細長部材から構成され、該細長部材は、外径を有する、請求項1に記載のシステム。
- 前記細長部材は、円形断面、楕円形断面、正方形断面、および長方形断面から成る群より選択される断面形状を有する、請求項13に記載のシステム。
- 前記外径は、約0.5mmから約3mmの間にある、請求項13に記載のシステム。
- 前記らせん形状は、いくつかのらせん巻きを備え、該いくつかのらせん巻きは、約1つから約3つの間にある組織の中へ前進可能である、請求項13に記載のシステム。
- 前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って、実質的に一定のらせんピッチを有する、請求項9に記載のシステム。
- 前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って、実質的に可変のらせんピッチを有する、請求項9に記載のシステム。
- 前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って、実質的に一定のらせんピッチを有する、請求項10に記載のシステム。
- 前記らせん形状は、該らせん形状の長さに沿って、実質的に可変のらせんピッチを有する、請求項10に記載のシステム。
- 前記らせんピッチは、約5mmから約20mmの間にある、請求項17に記載のシステム。
- 前記らせんピッチは、約7mmから約13mmの間にある、請求項21に記載のシステム。
- 前記第1のらせん部材の前記遠位端は、尖った先端を備え、該尖った先端は、前記組織構造の壁の複数部分の中へ、およびそれらを横断して容易に潜り込むように構成される、請求項1に記載のシステム。
- 前記第1のらせん部材の前記遠位端は、アンカー連結部分を備え、前記細長部材の前記外径は、前記アンカー部材の摺動可能な連結に適応するように減少させられる、請求項13に記載のシステム。
- 前記アンカー部材の外径は、前記アンカー連結部分より近位の前記細長部材の複数部分の外径と実質的に同様である、請求項24に記載のシステム。
- 前記らせん形状は、らせんピッチによって画定され、該らせんピッチは、前記配備縫合パターンをもたらす、前記組織構造の壁を通した横断の標的深度に基づいて選択される、請求項1に記載のシステム。
- 前記横断の標的深度は、前記組織構造の壁を完全に横断して、該壁の反対側に前記アンカー部材を残すように構成される、請求項26に記載のシステム。
- 前記横断の標的深度は、前記組織構造の壁を部分的にだけ横断して、該壁内の中間実質部場所に前記アンカー部材を残すように構成される、請求項26に記載のシステム。
- 前記細長部材は、中実断面構造を備える、請求項13に記載のシステム。
- 前記細長部材は、内径および外径を有する管状構造を備える、請求項13に記載のシステム。
- 前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、請求項29に記載のシステム。
- 前記細長部材は、ステンレス鋼、ニチノール合金、チタン、コバルトクロム、およびポリマー複合材料から成る群より選択される材料を含む、請求項30に記載のシステム。
- 前記アンカー部材は、中実または管状構造を備える本体部分を備える、請求項3に記載のシステム。
- 内向き挿入載荷中に、隣接組織構造を摺動して通過するように構成される前記形状特徴は、テーパ状遠位先端を備える、請求項33に記載のシステム。
- 外向き摘出荷重の印加中に前記隣接組織構造に対する移動に抵抗するように構成される前記形状特徴は、突出部分を備え、該突出部分は、引張力が相互連結された縫合部材に印加されたときに、前記アンカー部材の他の部分の外径を越えて突出位置まで延在するように構成される、請求項33に記載のシステム。
- 前記突出部分は、前記アンカー部材の一部分を備え、該アンカー部材の一部分は、前記突出位置へと変形されている、請求項35に記載のシステム。
- 前記突出部分は、一片の材料を備え、該一片の材料は、前記アンカー部材に連結されて、前記突出位置を構成する、請求項35に記載のシステム。
- 2つ以上の突出部分をさらに備える、請求項35に記載のシステム。
- 前記突出部分は、超弾性合金を含み、該超弾性合金は、前記突出位置に形状設定され、合金の超弾性熱範囲内の弾性圧縮された形態で送達可能であるように構成される、請求項35に記載のシステム。
- 前記縫合部材は、前記アンカー部材に連結される小穴に連結される、請求項1に記載のシステム。
- 前記小穴は、前記縫合部材が前記アンカー部材に対する引張状態で引っ張られたときに、該縫合部材への引張力が、前記アンカーを前記組織構造の壁の周囲部分に対する回転移動に促すように位置付けられる、請求項40に記載のシステム。
- アンカーは、長手軸を有し、前記小穴は、該長手軸から離間した位置に配置される、請求項41に記載のシステム。
- 前記小穴は、リング部材に連結され、該リング部材は、リング開口を画定し、該リング開口を通して前記アンカーの少なくとも一部分が位置付けられる、請求項40に記載のシステム。
- 前記リング部材は、接着連結、圧入連結、および仮付け溶接連結から成る群より選択される連結を使用して、前記アンカーに連結される、請求項43に記載のシステム。
- 前記アンカーは、チタン、ニッケル、ステンレス鋼、コバルトクロム、およびそれらの合金から成る群より選択される金属を含む、請求項1に記載のシステム。
- 前記アンカーは、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフロオロエチレン、発泡ポリテトラフロオロエチレン、ポリ(エチレン−co−酢酸ビニル)、ポリ(メタクリル酸ブチル)、およびそれらの共重合体から成る群より選択される耐久性ポリマーを含む、請求項1に記載のシステム。
- 前記アンカーは、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリ乳酸−co−グリコール酸、ポリ乳酸−co−カプロラクトン、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−ラクチド−co−グリコリド)、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリ(ブロック−エチレンオキシド−ブロック−プロピレンオキシド−ブロック−エチレンオキシド)、ポリビニルピロリドン、ポリオルトエステル、ポリ無水物、ポリヒドロキシ吉草酸塩、ポリヒドロキシ酪酸塩、およびそれらの共重合体から成る群より選択される生体再吸収性ポリマーを含む、請求項1に記載のシステム。
- 前記アンカーは、生物学的移植材料を含む、請求項1に記載のシステム。
- 前記生物学的移植材料は、別のヒト、特定のヒト、ヒト以外の動物から成る群より選択される起源を有する、請求項48に記載のシステム。
- 前記アンカーは、ブタコラーゲン基質、ヒトコラーゲン基質、ウマコラーゲンフリース、ゼラチン、ポリヒアルロン酸、ヘパリン、ポリ(グルコース)、ポリ(アルギン酸)、キチン、キトサン、セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリリシン、ポリグルタミン酸、アルブミン、ヒドロキシアパタイト、皮質骨、海綿骨、骨梁、バイオセラミック、靱帯組織、腱組織、硬膜組織、筋膜組織、心膜組織、トロンビン、およびフィブリンから成る群より選択される生体再吸収性材料を含む、請求項1に記載のシステム。
- 前記局所縫合糸長蓄積貯留部は、縫合部材長さの1つ以上のループを蓄積するためのエンクロージャを備える、請求項6に記載のシステム。
- 前記付加的な長さの縫合糸は、約20ミリメートルから約500ミリメートルの間にある、請求項6に記載のシステム。
- 前記エンクロージャは、膜を備え、該膜は、前記縫合部材長さの1つ以上のループを部分的に封入し、前記アンカーおよびらせん部材からの引張荷重を受けたときに、該1つ以上のループが該エンクロージャから引き出されることを可能にするように構成される、請求項51に記載のシステム。
- 縫合糸引張部材をさらに備え、該縫合糸引張部材は、前記縫合部材の近位端と該縫合部材の遠位端との間で該縫合部材に連結され、該縫合糸引張部材の遠位端が前記組織構造の壁の露出近位側面に対して配置され、該縫合部材が該縫合糸引張部材の近位に引張力を受けたときに、該組織構造の壁の該露出近位側面に圧縮荷重を印加するように構成される、請求項1に記載のシステム。
- 前記縫合糸引張部材は、細長管状部材を備え、該細長管状部材は、自身を通る管腔を画定し、前記縫合部材は、該管腔を通り抜けさせられる、請求項54に記載のシステム。
- 一時的縫合部材クランプをさらに備え、該一時的縫合部材クランプは、前記縫合部材の近位部分に連結可能であり、縫合部材クランプより遠位の該縫合部材の一部分の上に引張力を保持するように構成され、該縫合部材クランプは、前記細長管状部材の前記管腔を通り抜けさせられる、請求項55に記載のシステム。
- 前記縫合糸引張部材は、2つの動作モードを有し、第1のモードにおいて、該縫合糸引張部材は前記縫合部材に対して双方向に移動させられてもよく、第2のモードにおいて、該縫合糸引張部材は該縫合部材に対して一方向のみに移動させられてもよく、該縫合糸引張部材は、手動操作型モード切替部材を備え、該手動操作型モード切替部材は、該縫合糸引張部材を該第1のモードから該第2のモードまで制御可能に切り替えるように構成される、請求項1に記載のシステム。
- 組織界面インデンター部材をさらに備え、該組織界面インデンター部材は、前記送達部材に連結され、前記第1のらせん部材に動作可能に連結され、該組織界面インデンター部材は、遠位突出形状特徴を備え、該遠位突出形状特徴は、該らせん部材の前記遠位端に隣接する前記組織構造の1つ以上の部分に接触し、該第1のらせん部材の遠位先端が該組織構造に挿入される際に、そのような部分と該第1のらせん部材の該遠位先端との間の利用可能な貫通角を変化させるように構成される、請求項1に記載のシステム。
- 前記遠位突出形状特徴は、前記組織構造上に界面応力を集中させるように構成されることにより、該遠位突出形状特徴が前記隣接組織構造部分と接触するよう前進させられる際に、前記第1のらせん部材の前記遠位端に隣接する該組織構造の複数部分が、該遠位突出形状特徴の周囲で局所的に緊張させられ、該隣接組織構造部分と該遠位突出形状特徴との間の接触は、該第1のらせん部材と該隣接組織構造部分の表面との間に画定される前記利用可能な貫通角を局所的に増加させる、請求項58に記載のシステム。
- 前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、球面の一部分、直線的斜面、弓形斜面、多段斜面、および単段斜面から成る群より選択される表面構成を備える、請求項59に記載のシステム。
- 前記表面構成は、前記第1のらせん部材の長手軸の周りにらせん状に巻き付けられる、請求項60に記載のシステム。
- 前記遠位突出形状特徴の少なくとも1つの表面は、実質的に垂直な先頭表面を備える、請求項59に記載のシステム。
- 前記遠位突出形状特徴は、長方形、正方形、半円、三角形、多角形、丸みを帯びた長方形、丸みを帯びた正方形、および多弓形形状から成るリストから選択される断面形状を備える断面外形を有する、請求項59に記載のシステム。
- 前記遠位突出形状特徴と前記細長針部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分を通して可動式に連結されるよう動作可能に連結される、請求項58に記載のシステム。
- 前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記一部分を実質的に二等分する、請求項64に記載のシステム。
- 前記遠位突出形状特徴と前記細長針部材の遠位先端とは、該遠位先端が該遠位突出形状特徴の一部分に隣接して可動式に連結されるように動作可能に連結される、請求項58に記載のシステム。
- 前記細長針部材の前記遠位先端は、前記遠位突出形状特徴の前記表面構成と実質的に平行な経路を辿るように構成される、請求項60に記載のシステム。
- 前記遠位突出形状特徴は、1つ以上の組織牽引特徴を備え、該1つ以上の組織牽引特徴は、該遠位突出形状特徴と、それが直接界面接触され得る前記組織構造の複数部分との間での相対運動を防止するように構成される、請求項59に記載のシステム。
- 前記1つ以上の組織牽引特徴のうちの少なくとも1つは、鉤を備える、請求項68に記載のシステム。
- らせん部材誘導部材をさらに備え、該らせん部材誘導部材は、近位端および遠位端を有し、前記第1のらせん部材に連結され、該らせん部材誘導部材の該遠位端は、実質的に真っ直ぐであり、該第1のらせん部材を通して画定される長手軸と実質的に一致している長手軸を画定する、請求項1に記載のシステム。
- 前記らせん部材誘導部材は、前記らせん部材に連結される前記送達部材に連結される、請求項70に記載のシステム。
- 前記らせん部材誘導部材は、前記らせん部材に直接連結される、請求項70に記載のシステム。
- 前記らせん部材誘導部材の前記遠位端は、開口を備え、該開口は、該らせん部材誘導部材を通して画定される管腔に流体的に連結され、施術者が該開口に存在し得る流体を視覚的に検出し得る検出位置まで近位に通じる、請求項70に記載のシステム。
- 前記開口は、前記らせん部材誘導部材の前記長手軸に沿って位置付けられ、該らせん部材誘導部材は、構造部分の遠位突出位置を印付けるように適合され、該構造部分の遠位突出位置は、該らせん部材の前記遠位端、前記アンカー部材の前記遠位端、および該アンカー部材の前記近位端から成る群より選択される、請求項73に記載のシステム。
- 第2の開口をさらに備え、該第2の開口は、前記らせん部材誘導部材を通して画定される第2の管腔に流体的に連結され、施術者が該第2の開口に存在し得る流体を視覚的に検出し得る検出位置まで近位に通じる、請求項70に記載のシステム。
- 前記らせん部材誘導部材は、OCTセンサ、超音波センサ、RFインピーダンスセンサ、酸素分圧センサ、および圧力センサから成る群より選択されるセンサを備える、請求項70に記載のシステム。
- 近位端および遠位端を有する第2のらせん部材をさらに備え、該近位端は、前記送達部材遠位端に連結され、該遠位端は、該送達部材遠位端の遠位に延在する、請求項1に記載のシステム。
- 前記第2のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって実質的に一定であるらせん内径を画定する、請求項77に記載のシステム。
- 前記第2のらせん部材は、該らせん部材の長さにわたって変動するらせん内径を画定する、請求項77に記載のシステム。
- 前記第1および第2のらせん部材の前記らせん内径は、実質的に等しい、請求項77に記載のシステム。
- 前記第1および第2のらせん部材の前記らせん内径は、実質的に等しくない、請求項77に記載のシステム。
- 前記第1のらせん部材と第2のらせん部材とは、実質的に同軸である長手軸を画定する、請求項77に記載のシステム。
- 第2のアンカー部材をさらに備え、該第2のアンカー部材は、前記第2のらせん部材の前記遠位端に取り外し可能に連結される、請求項77に記載のシステム。
- 第2の縫合部材をさらに備え、該第2の縫合部材は、前記第2のらせん部材に連結される、請求項83に記載のシステム。
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