JP2013532240A - 真空窓ガラスパネルのためのスペーサー、対応する真空窓ガラスパネル及び製造方法 - Google Patents

真空窓ガラスパネルのためのスペーサー、対応する真空窓ガラスパネル及び製造方法 Download PDF

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Abstract

真空窓ガラスパネルの第一と第二ガラス板(5)間に挟まれることを意図され、かつこれらのガラス板間に第一中空部(4)を形成する第一空間を維持するためのスペーサー(8)であって、第一中空部内に1mbar未満の真空度が存在し、さらにガラス板の周囲に配置されたシール(1)が第一中空部を閉鎖するものにおいて、前記スペーサー(8)が、歪み硬化されたオーステナイト系ステンレス鋼から構成されていることを特徴とするスペーサー。
【選択図】 図1

Description

本発明の分野は、多重断熱窓ガラスシステム、より詳細には真空窓ガラスシステムに属する。本発明は、特に真空窓ガラスパネルのためのスペーサーに関する。
真空窓ガラスパネルは典型的には、空間により分離された少なくとも二枚のガラス板から構成され、この空間内に真空が作られている。かかる窓ガラスはその高い断熱性のために従来から使用されている。真空下の空間の厚さは典型的には80μmから800μmである。高い断熱性能を達成するために、窓ガラスの内部の圧力は10−3mbarのオーダーでなければならない。窓ガラスの内部にかかる圧力を得るために、シールが二枚のガラス板の周囲に配置され、真空がポンプにより窓ガラスの内部に作られる。(窓ガラスの内部と外部の間の圧力差の結果として)窓ガラスが大気圧下でつぶれるのを防ぐために、二枚のガラスパネル間に規則的な間隔で(例えばマトリックスの形で)スペーサーが置かれる。
支柱と呼ばれるスペーサーは、一般的に円筒状または球状の形である。今日、これらのスペーサーは一般的に金属であり、従って窓ガラスパネル内に熱損失を作る。0.6W/mK未満の熱貫流係数Uを維持するために、ガラスと接触するスペーサーの全表面積は、真空窓ガラスパネルの表面積の1%未満を示さなければならない。
さらに、スペーサーは、断熱窓ガラスパネルが真空下に置かれるときにそれらが変形されないように、従って二枚のガラス板間の空間及びスペーサーとガラス板の間の接触領域が一定に保たれるように適切な圧縮強度を持たなければならない。必要な圧縮強度は、スペーサーにより占められるガラスの表面積の割合に依存する(例えば、圧縮強度は、スペーサーが窓ガラスの表面積の1%を覆う場合には少なくとも11MPaに等しくなければならない)。金属の圧縮強度は規格ASTM E9−09に規定される(「室温での金属性材料の圧縮試験の標準試験法」)。
特許EP831073B1は、少なくとも491MPaの圧縮強度を持つステンレス鋼材料から作られかつ約0.5mmの直径と約0.2mm(+/−0.01mm)の高さの円筒状柱の形のスペーサーの範囲を記載する。これらのスペーサーは、窓ガラスの縁の近くでは約25mmから40mmの間隔で、その他の場所では約20mmの間隔である。
真空窓ガラスの製造工程時に、スペーサーは、窓ガラスが圧縮状態になるまで(真空が窓ガラス内に作られたとき)垂直位置に置かれかつ保持されなければならない。スペーサー板は、大気圧により作られる圧縮力のために単独で良好な位置に保持される。
しかし、球状または円筒状スペーサーは、真空窓ガラスパネルの製造時に、特に真空下に置かれるときに変位する傾向を持つ。
従って、より良好な安定性を持ちかつ窓ガラスパネルの製造時にあまり変位する傾向を持たないNi20CR80から作られたC形状のスペーサーを利用することが提案されている。この材料は約700MPaの圧縮強度を持つ。この強度は、上述のような真空窓ガラスを使用可能にする。
しかし、高い圧縮強度を持つ材料の選択は、小さなスペーサーを造形することをより困難にする。特に、200μm未満の直径を持つワイヤーの製造は一般的に、より低い強度の鋼の場合より困難であるだろう。
さらに、インコネル718またはNi80CR20のような高い圧縮強度を持つ材料は、鉄基を持つ鋼より費用が高い(これは、本質的にそれらの高ニッケル含有量のために事実である)。
本発明の目的は、特に従来技術のこれらの欠点を矯正することである。
特に、本発明の目的は、その実施態様の少なくとも一つにおいて、従来のスペーサーより高い圧縮強度を持つ真空窓ガラスパネルのためのスペーサーを提供することである。
本発明の別の目的は、その実施態様の少なくとも一つにおいて、熱貫流係数に関して及び美感に関して良好な性能を持つ真空窓ガラスパネルが得られることを可能にするようなスペーサーを提供することである。
本発明の別の目的は、その実施態様の少なくとも一つにおいて、真空窓ガラスの製造をより容易にするようなスペーサーを提供することである。
本発明の別の目的は、その実施態様の少なくとも一つにおいて、より良好な安定性を持ちかつ真空窓ガラスパネルの製造時にあまり変位する傾向を持たないようなスペーサーを提供することである。
本発明の別の目的は、その実施態様の少なくとも一つにおいて、造形するのが簡単であるようなスペーサーを提供することである。
本発明の別の目的は、その実施態様の少なくとも一つにおいて、あまり費用のかからないようなスペーサーを提供することである。
特別な実施態様によれば、本発明は、真空窓ガラスパネルの第一と第二ガラス板間に挟まれることを意図され、かつこれらのガラス板間に第一中空部を形成する第一空間を維持するためのスペーサーであって、中空部内に1mbar未満の真空度が存在し、さらにガラス板の周囲に配置されたシールが第一中空部を閉鎖するものに関する。
本発明によれば、かかるスペーサーは、歪み硬化されたオーステナイト系ステンレス鋼からなる。以下において、「歪み硬化」は、初期圧縮強度の50%より大きい、スペーサーの製造時に前記鋼の圧縮強度の増加をもたらす前記鋼の歪み硬化工程の結果を意味するものとして理解される。
オーステナイト系ステンレス鋼は、50重量%より大きい鉄、11重量%より大きいクロム(例えば16〜19重量%)、及び20重量%未満のニッケル(例えば6〜9.5重量%)を含むFe−Cr−Ni合金である。
本発明の一般的な原理は、真空窓ガラスパネルスペーサーを形成するためにオーステナイト系鋼を利用することに基づく。実際、残留オーステナイトを含むオーステナイト系ステンレス鋼の初期微細構造は、それらに好都合な変形性を与える。従って、かかるスペーサーは、それが歪み硬化されていない限りは比較的可鍛性であり、これは、このスペーサーの造形を容易にし、次いで、いったん歪み硬化されると、それは圧縮に対して非常に抵抗性になる。
実際、オーステナイト系ステンレス鋼を歪み硬化する目的を持つ処理の適用で、このオーステナイト系ステンレス鋼は高度に歪み硬化され、従って非常に高い圧縮強度を達成することができる。このオーステナイト系ステンレス鋼の強度は、不安定なオーステナイトを処理の影響下でより硬いマルテンサイトへ変態するためにさらに強化されることが好ましい。この変態の重要性及びそれが起こす硬化の重要性は、オーステナイト相の安定性、従って組成に依存している。オーステナイト相が安定でないほど、この硬化の効果の傾向は顕著になる。ニッケルはこのオーステナイト相を安定化する傾向を持つので、この性質は、低いニッケル含有量(20重量%未満のNi)を持つ化合物に対しより顕著になる。(歪み硬化及びおそらく相変態による)材料の強度の増加は、所定の形状の真空窓ガラスに対して要求される圧縮強度をスペーサーに与えるためにスペーサーの製造時に(製造工程のタイプ、温度、変形率‐‐‐)制御されることができる。
オーステナイト系ステンレス鋼の強度は、歪み硬化に導く処理の結果として容易に二倍にすることができる。例えば、円筒状の断面のスペーサーを得るために、例えば絞り成形による造形の場合に(鋼の歪み硬化に導く造形:従って造形時に歪み硬化が起こる)、ワイヤーの断面の80%減少は、AISI 301(アメリカ鉄鋼協会301)ステンレス鋼の強度の1400MPaを越えるまでの増加(その初期強度は620MPaである)を起こす。
従って、従来のスペーサーより高い圧縮強度を持つスペーサーは、かかるオーステナイト系ステンレス鋼により得られる。従って、真空窓ガラスパネル内の同じ圧力値に対して、二つの真空窓ガラスパネルと接触するスペーサーの表面積を有意に減らし、従ってスペーサーの寸法を減らし、かくしてガラスと接触するそれらの表面積を減らすか、または窓ガラスパネル中のそれらの密度を従来のスペーサーに対して減少することができる。従って、熱貫流係数に関して及び美感に関して、従来のスペーサーより良好な性能が得られる。
さらに、歪み硬化されていないとき、オーステナイト系ステンレス鋼は、(それらの高い圧縮強度性質のために)スペーサーのために従来選ばれた材料に比べて比較的可鍛性であるので、本発明によるスペーサーの造形はより容易な態様で実行され、それは真空窓ガラス全体の製造をより簡単でかつより安価なものとする。
さらに、本質的に鉄に基づくオーステナイト系ステンレス鋼は、インコネル718またはNi80Cr20(それらは本質的にそれらの高ニッケル含有量のために高価である)のような高い圧縮強度を持つ鋼より安価である。
有利には、前記オーステナイト系鋼は以下のステンレス鋼の一つである:
・ AISI 301(アメリカ鉄鋼協会301);
・ AISI 302(アメリカ鉄鋼協会302)。
スペーサーは、前記オーステナイト系鋼を絞り成形することにより得られた円筒状断面を持つワイヤーの一部分を含むことが好ましい。
従って、本発明の使用のこの方式では、スペーサーのオーステナイト系鋼の(高い圧縮強度を得るために必要な)歪み硬化は、スペーサーの製造時に、特にスペーサーを造形する工程時に、起こる。造形は、冷たいまたは生ぬるい温度での造形であることが好ましい(合金の完全な再結晶を起こさない製造温度、反対の場合には、それは冷間造形時に得られるその性質を失うだろう)。従って、この温度は、製造工程の各タイプ及び合金の各タイプに対して調整されることができる。例えば、AISI 301及び302鋼の場合には、標準規格EN10270 3は、合金の完全な再結晶化を避けるために使用する最大温度が250℃であると述べている。
ワイヤーは、50μm〜300μm、好ましくは100μm〜300μmの間の範囲の直径を持つことが好ましい。
有利には、ワイヤーの前記一部分の長さは0.5mm〜5mmの範囲である。
ワイヤーの前記一部分は、0.1mmと1mmの範囲の最大曲率半径を持つループ部を形成するためにその断面の少なくとも一つで曲げられることが好ましい。
従って、かかるスペーサーは、良好な安定性を持ちかつ円筒状または球状スペーサーより真空窓ガラスパネルの製造時に変位する傾向が少ない。従って、真空窓ガラスパネル内のスペーサーの取り扱い及び配置は容易にされる。
ワイヤーの一部分は、0.1mm〜1mmの範囲の曲率半径を持つ円の一部であることが好ましい。
本発明はまた、1mbar未満の真空度が存在する第一中空部を形成する第一空間により分離された少なくとも第一及び第二のガラス板を含む真空窓ガラスパネルに関し、ガラス板の周囲に配置されたシールは第一中空部を閉鎖し、パネルはさらに上述のように複数のスペーサーを含み、スペーサーは、前記第一空間を維持するために第一と第二のガラス板間に挟まれる。
有利には、スペーサーは、マトリックスを形成するために第一と第二のガラス板間に配置され、そこではその間隔は20〜80mmの範囲、好ましくは30〜60mmの範囲である。
真空窓ガラスパネルはさらに、ガラス板の少なくとも一つの内側表面上に配置された断熱層を含むことが好ましい。
真空窓ガラスパネルはさらに、第二中空部を形成する第二空間により第一及び第二のガラス板の一つから分離された第三のガラス板、及び第二空間を維持するために第三のガラス板及び第一及び第二のガラス板の一つの周囲に配置された第二シールを含み、前記第二中空部は少なくとも一種のガスにより満たされている。
当然、本発明によれば、第二中空部はまた、真空下にあることができる。
本発明はまた、真空窓ガラスパネルの第一と第二のガラス板間に挟まれることを意図され、これらのガラス板間に第一中空部を形成する第一空間を維持するためのスペーサーを製造するための方法に関し、第一中空部内に1mbar未満の真空度が存在し、ガラス板の周囲に配置されたシールが第一中空部を閉鎖するものにおいて、
さらにこの方法が次の工程を含む:
・ オーステナイト系ステンレス鋼を得る;
・ 前記スペーサーを形成するためにオーステナイト系ステンレス鋼を造形する;
・ 前記オーステナイト系鋼を歪み硬化する。
前記オーステナイト系ステンレス鋼を造形する工程は好ましくは次の工程:
・ 前記オーステナイト系ステンレス鋼を絞り成形することにより円筒状断面のワイヤーを得ること;
・ 前記スペーサーを形成するためにワイヤーの少なくとも一部分を切断すること;
を含み、
かつ前記歪み硬化工程が造形工程と組み合わされる。
従って、本発明によるスペーサーの製造のための方法は、容易でかつ経済的である。なぜなら造形操作とは別個に歪み硬化操作を実施する必要がないからである。
当然、本発明によれば、オーステナイト系ステンレス鋼の歪み硬化は、特別な処理により、例えば鋼に有意な圧力を付与することによりいかなる造形操作の外側でも達成されることができる。この場合、スペーサーの製造のための方法は、造形工程を含まないようにすることができる。しかし、もし造形操作があるなら、これは、歪み硬化処理の前または後に行なうことができる。
有利には、前記オーステナイト系ステンレス鋼の造形工程はさらに、0.1mm〜1mmの範囲の最大曲率半径を持つループ断面を形成するためにその断面の少なくとも一つのワイヤーの一部分を曲げる工程を含む。
本発明の他の特徴及び利点は、簡単な非限定的例示例として与えられた好適な実施態様の以下の説明及び添付図面を読むと、より明らかとなるだろう。
図1は、本発明の一実施態様による真空窓ガラスパネルの図を示す。
図2は、本発明の一実施態様による真空窓ガラスパネルの図を示す。
図3は、本発明の一実施態様によるスペーサーの製造のための方法を示す。
本発明は、特定の実施態様に関してかつ幾つかの図面に関して説明されるだろう。しかし、本発明は、これにより限定されず、請求項によってのみ限定される。図面において、幾つかの要素の寸法及び相対的寸法は誇張されているかもしれず、また説明理由のために一定の縮尺で描かれていないかもしれない。
さらに、明細書及び請求項での第一、第二、第三等の用語は、同様な要素間を区別するために使用され、時間、空間または分類または他の目的のために何らかの順序を必ずしも記載するためではない。このようにして使用された用語は、適切な環境で交換可能であること、及びここに述べられた本発明の実施態様は、ここに述べられたまたは例示されたもの以外の順序で実施されることができることは理解されるべきである。
さらに、明細書及び請求項での高い、低い、上、下等の用語は、記述的理由のために使用され、必ずしも相対的な位置を記載しない。このようにして使用された用語は、適切な環境で交換可能であること、及びここに述べられた本発明の実施態様は、ここに述べられたまたは例示されたもの以外の方向で実施されることができることは理解されるべきである。
請求項で使用された用語「含む」は、その後に掲げられた手段に限定されるものとして解釈されるべきでないことは注意されるべきである。それは他の要素または工程を排除しない。従って、特定された要素、参照されたユニット、工程または構成要素の存在を特定するものとして解釈されるべきであるが、要素、ユニット、工程または構成要素、またはそれらの群の存在または追加を排除しない。従って、表現「手段AとBを含む装置」の範囲は、ただ単に構成要素AとBからなる装置に限定されてはならない。これは、本発明に関して装置の重要な構成要素がAとBであることのみを意味する。
ここで使用された「シール」は、特記しない限り、断熱を改善するための二重窓ガラスユニットで使用されることができるあらゆるガス(例えばアルゴン)に対してのシール、または大気に存在する空気またはいずれかの他のガス(真空窓ガラスの場合)に対してのシールを意味するものとして理解される。
ここで使用された「断熱層」は、特記しない限り、0.2より小さい、好ましくは0.1より小さい、より好ましくは0.05より小さい輻射率を持つ金属酸化物層を意味するものとして理解される。断熱層は、例えば次の層の一つであることができる:AGCにより供給されるPlanibel G,Planibel top N及びPop N+。
ここに使用された用語「スペーサー」は、特記しない限り、二つの隣接ガラスパネル間に比較的一定の距離を保証する一つ以上の要素に関する。
本発明の一実施態様による真空窓ガラスパネルが図1及び2を参照して説明される。
真空窓ガラスパネルは、第一中空部4を形成する第一空間により分離された第一と第二のガラス板5(例えば透明なソーダ石灰石英ガラスの6mm厚シート)を含み、第一中空部4には1mbar未満の真空度(例えば10−3mbar(真空ポンプにより中空部内をポンプで吸い出すことにより得られる)に等しい)が存在する。
いかなる他のタイプのガラス及びガラスの厚さも使用されることができることは理解される。
二枚のガラス板5は、第一中空部4を閉じるガラス板5の周囲に配置されたシールによって(真空を保証する)気密態様で組み立てられる。
例えば、シールは以下のものを含む:
・ 第一と第二のガラス板5のそれぞれの周囲領域を覆う接着層3、
・ (例えば錫はんだ接合により形成された)溶接2により接着層3に溶接された金属ストリップ1。
例えば、接着層3を形成する接着材料は、銅及びその合金(例えばチタン及び/またはクロムとの合金)、アルミニウムとその合金、鉄とその合金(Fe−Niオーステナイト系鋼:例えば合金48のような鉄(50〜55重量%、例えば52重量%)、ニッケル(45〜50重量%、例えば48重量%)、鉄(53〜55重量%、例えば53.5重量%)、ニッケル(28〜30重量%、例えば29重量%)及びコバルト(16〜18重量%、例えば17重量%)及びKovar(登録商標)を含む鉄合金、白金とその合金、ニッケルとその合金、金とその合金、銀とその合金、ヒ化ガリウム及び錫とその合金からなる群から選ばれることができる。このリストは網羅的ではない。
シールはいかなる他の方式でも、例えばガラス板に溶接されかつ互いに溶接された二つの金属ストリップによってまたはさらにはガラス溶接によって作られることができることが理解される。
真空窓ガラスパネルはまた、本発明による複数のスペーサー8を含み、そこではスペーサーは、ガラス板5間に第一空間を維持するために第一と第二のガラス板5間に挟まれる。
例えば、スペーサーは、マトリックスを形成するために第一と第二のガラス板間に配置され、その間隔は20〜80mm、好ましくは30〜60mmの範囲にある。
断熱に関する性能をさらに改善するために、断熱層がガラス板5の少なくとも一つの内側表面上に配置されることができる。
示されていない上述の実施態様の変形例によれば、窓ガラスパネルはさらに、第二中空部を形成するために第二空間によって第一と第二のガラス板のいずれか一つから(例えば第二のガラス板から)分離された第三のガラス板を含むことができることが理解される。
第一変形例によれば、第二空間(例えば16mmの厚さを持つ)を維持するために第二シールがさらに第三及び第二のガラス板の周囲に配置され、さらに前記第二中空部は少なくとも一種のガスで満たされる。ガスは、例えば空気、アルゴン、窒素、クリプトン、キセノン、SF6、COまたはいずれかの他の断熱ガスであることができる。
第二変形例によれば、第三及び第二のガラス板は、第二中空部を閉じるガラス板の周囲に配置されたシールによって(真空を保証する)気密であるように組み立てられ、本発明による複数のスペーサーは、第三と第二のガラス板間に第二空間を維持するためにこれらのガラス板間に挟まれる。真空三重窓ガラスがこのようにして得られる。
特にガラス板を、積層されたガラスパネルまたはいずれかの他の付加または修正で置き換える他の変形例も、もちろん考えられることができる。
本発明の一実施態様によるスペーサーの製造のための方法が図3を参照して説明される。
その製造方法は次の工程を含む:
・ オーステナイト系ステンレス鋼を得る工程301;
・ 前記スペーサーを形成するためにオーステナイト系ステンレス鋼を造形する工程302;
・ 前記オーステナイト系ステンレス鋼を歪み硬化する工程303。
スペーサーは、円筒状、球状のような異なる形状のもの、砂時計形状、十字形形状などのワイヤーのものであることができる。
以下は、本発明による一例の枠内にあり、そこではスペーサーはAISI 301鋼から作られかつC−形状である。
オーステナイト系鋼を造形する工程302はまず絞り成形により円筒状断面のワイヤーを得る工程を含む。当然、ワイヤーを得る工程はまた、前記AISI 301鋼の熱間押出しにより、次いでワイヤーの最終直径を得るためにそれを絞り成形することにより実行されることができる。
例えば、5mmの直径を持つワイヤーで出発して、それに絞り成形操作が実行され、1mmの直径を持つ微細ワイヤーが得られる(これはワイヤーの断面の80%減少を示す)。
オーステナイト系鋼を造形する工程302は、次いで前記スペーサーを形成するために(例えば切断ニッパーによって)ワイヤーの少なくとも一部分を切断する工程を含む。ワイヤーの前記一部分の長さは例えば4mmである。
有利な実施態様によれば、オーステナイト系鋼に造形する工程302は、次いで0.5mmの最大曲率半径を持つループ断面を形成するためにその断面の少なくとも一つでワイヤーの前記一部分を曲げる工程を含む。
曲げ工程は、もちろん切断工程の前に実行されることができる。
ワイヤーのこの一部分は、好ましくは0.5mmの曲率半径を持つ円の部分である。
従って、この第二例の枠内で、歪み硬化の工程303が絞り成形工程と組み合わされる。
従って、絞り成形操作時のワイヤーの断面の80%減少は、AISI 301ステンレス鋼の620MPaから1400MPaへの強度の増加を起こす。
例えば、もし歪み硬化されていないAISI 301のスペーサー(すなわち620MPaの圧縮強度を持つもの)が使用され、それが半径250μmを持つ円盤に等しい一定表面積及びそれらの間に30mmの間隔を持つなら、0.8W/(mK)に等しい係数Uを持つ真空窓ガラスパネルが得られる。
対照的に、1400MPaの圧縮強度を持つ(C形状の歪み硬化されたAISI 301の)本発明による上述のスペーサーを使用することによって、それらを50mm離して動かすことによりスペーサーの数を減らすことができ、U値を約0.5W/(mK)に改善する。
真空窓ガラスシステムのU値は、低輻射率タイプの層を含む上述の窓ガラスに基づいて評価される。熱貫流(U値)はシドニー大学の刊行物:真空窓ガラスの全熱貫流係数(U値)の決定、T.M.Simko,AH.Elmahdy及びR.E.Collins,Ashrae Transactions,105,pt2,pp1−9,1999に記載された方法を用いて評価された。
本発明は上述の実施態様に限定されないことが理解される。

Claims (14)

  1. 真空窓ガラスパネルの第一と第二ガラス板(5)間に挟まれることを意図され、かつこれらのガラス板間に第一中空部(4)を形成する第一空間を維持するためのスペーサー(8)であって、第一中空部内に1mbar未満の真空度が存在し、さらにガラス板の周囲に配置されたシール(1)が第一中空部を閉鎖するものにおいて、前記スペーサー(8)が、歪み硬化されたオーステナイト系ステンレス鋼から構成されていることを特徴とするスペーサー。
  2. 前記オーステナイト系鋼が以下のオーステナイト系ステンレス鋼の一つであることを特徴とする請求項1に記載のスペーサー:
    ・ AISI 301;
    ・ AISI 302。
  3. スペーサーが、前記オーステナイト系ステンレス鋼を絞り成形することにより得られた円筒状断面のワイヤーの一部分を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のスペーサー。
  4. ワイヤーが、50μm〜300μmの範囲、好ましくは100μm〜200μmの範囲の直径を持つことを特徴とする請求項3に記載のスペーサー。
  5. ワイヤーの前記一部分の長さが0.5mm〜5mmの範囲にあることを特徴とする請求項3または4に記載のスペーサー。
  6. ワイヤーの前記一部分が、0.1mm〜1mmの範囲の最大曲率半径を持つループ断面を形成するためにその断面の少なくとも一つで曲げられることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載のスペーサー。
  7. ワイヤーの前記一部分が、0.1mm〜1mmの範囲の曲率半径を持つ円の一部であることを特徴とする請求項6に記載のスペーサー。
  8. 1mbar未満の真空度が存在する第一中空部(4)を形成する第一空間により分離された少なくとも第一及び第二ガラス板(5)を含む真空窓ガラスパネルであって、ガラス板の周囲に配置されたシール(1)が、第一中空部を閉鎖するものにおいて、請求項1〜7のいずれか一つに記載の複数のスペーサー(8)をさらに含み、スペーサーが、前記第一空間を維持するために第一と第二ガラス板間に挟まれていることを特徴とする真空窓ガラスパネル。
  9. スペーサーが、マトリックスを形成するために第一と第二ガラス板間に配置されており、マトリックスの間隔が20mm〜80mmの範囲、好ましくは30mm〜60mmの範囲にあることを特徴とする請求項8に記載の真空窓ガラスパネル。
  10. ガラス板の少なくとも一つの内側表面上に配置された断熱層をさらに含むことを特徴とする請求項8または9に記載の真空窓ガラスパネル。
  11. 第二中空部を形成する第二空間により第一及び第二ガラス板の一つから分離された第三ガラス板、及び第二空間を維持するために第三ガラス板及び第一及び第二ガラス板の一つの周囲に配置された第二シールをさらに含み、前記第二中空部が少なくとも一種のガスで満たされていることを特徴とする請求項8〜10のいずれか一つに記載の窓ガラスパネル。
  12. 真空窓ガラスパネルの第一と第二ガラス板(5)間に挟まれることを意図され、これらのガラス板間に第一中空部(4)を形成する第一空間を維持するためのスペーサー(8)を製造するための方法であって、第一中空部内に1mbar未満の真空度が存在し、ガラス板の周囲に配置されたシール(1)が第一中空部を閉鎖するものにおいて、次の工程を含むことを特徴とする製造方法:
    ・ オーステナイト系ステンレス鋼を得る;
    ・ 前記スペーサーを形成するためにオーステナイト系ステンレス鋼を造形する;
    ・ 前記オーステナイト系ステンレス鋼を歪み硬化する。
  13. 前記オーステナイト系ステンレス鋼を造形する工程が:
    ・ 前記オーステナイト系鋼を絞り成形することにより円筒状断面のワイヤーを得ること;
    ・ 前記スペーサーを形成するためにワイヤーの少なくとも一部分を切断すること;
    を含むこと、
    及び前記歪み硬化工程が熱間押出し工程と組み合わされることを特徴とする請求項12に記載の製造方法。
  14. 前記オーステナイト系ステンレス鋼を造形する工程が、0.1mm〜1mmの範囲の最大曲率半径を持つループ断面を形成するためにその断面の少なくとも一つでワイヤーの一部分を曲げる工程をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の製造方法。
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