JP2013529412A - マルチキャリア動作のためのharqのack/nack送信 - Google Patents

マルチキャリア動作のためのharqのack/nack送信 Download PDF

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Abstract

マルチキャリアワイヤレス通信ネットワークにおいてACK/NACK情報を送るための技術が、開示される。一態様において、複数のACK/NACK送信技術が、送るACK/NACK情報のビット数を削減し、および/またはACK/NACK情報を送るために利用可能なペイロードビット数を増やすために、マルチキャリアユーザ機器(UE)によって選択的に使われ得る。ACK/NACK送信技術は、直交系列削減技術、チャネル選択技術、空間バンドリング技術、キャリアバンドリング技術、および/またはサブフレームバンドリング技術を含み得る。ACK/NACK送信技術は、データ送信が受信されるキャリアの数、ACK/NACK情報を搬送するために利用可能なペイロードサイズ、および/またはその他の要因に基づいて優先順位を決められ得る。マルチキャリアUEは、そのUEの構成されたキャリアの異なるサブセットに関連して異なるACK/NACK送信技術を利用することができる。

Description

優先権の主張
本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に組み込まれる、2010年4月5日に出願された「HARQ ACK/NACK TRANSMISSION ON PUCCH FOR LTE−A MULTI−CARRIER OPERATION」と題された米国仮出願第61/321,067号に優先権を主張する。
本開示は、一般的には、通信に関し、より具体的には、ワイヤレス通信ネットワークにおけるデータ送信に係る、肯定応答/否定応答(ACK/NACK)のフィードバックを送るための技術に関する。
ワイヤレス通信ネットワークが、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、放送などのさまざまな通信コンテンツを提供するために広く設けられている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることができる多元接続ネットワークであってよい。そのような多元接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE)に関する通信をサポートすることができるいくつかの基地局を含み得る。UEは、ダウンリンクとアップリンクとを介して基地局と通信することができる。ダウンリンク(または順方向リンク)は基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)はUEから基地局への通信リンクを指す。
ワイヤレス通信ネットワークは、複数のキャリア上の動作をサポートし得る。キャリアは、通信のために使用される周波数の範囲をいうこともあり、ある特性に関連付けられ得る。例えば、キャリアは、該キャリア上の動作を記述するシステム情報に関連付けられ得る。また、キャリアは、コンポーネントキャリア(CC)、周波数チャネル、セルなどとも呼ばれ得る。基地局は、ダウンリンクの複数のキャリア上で、データ送信を、UEに送ることができる。UEは、データ送信を受信し、復号し、各データ送信が正しく復号されるか、または誤って復号されるかを判定し、ダウンリンクで受信されたデータ送信に関してアップリンクでACK/NACK情報を送ることができる。
マルチキャリアワイヤレス通信ネットワークにおいてACK/NACK情報を送るための技術が、開示される。一態様において、複数のACK/NACK送信技術が、送るべきACK/NACK情報のビット数をさまざまに削減し、および/または、ACK/NACK情報を送るために利用可能なペイロードビット数を増やすために、マルチキャリアUEによって利用され得る。ACK/NACK送信技術は、直交系列削減(orthogonal sequence reduction)技術、チャネル選択技術、空間バンドリング(spatial bundling)技術、キャリアバンドリング(carrier bundling)技術、サブフレームバンドリング(subframe bundling)技術などを含み得る。ACK/NACK送信技術は、データ送信が受信されるキャリアの数と、ACK/NACK情報を搬送するために利用可能なペイロードサイズと、その他の要因とに基づいて優先順位を決められ得る。マルチキャリアUEは、そのUEの構成されたキャリアの異なるサブセットに関連して、異なるACK/NACK送信技術を利用することができる。
1つの設計例において、UEは、そのUEが一組のキャリア上でのマルチキャリア動作のために構成されていることを決定し得る。UEは、一組のキャリアの中の複数のキャリア上のデータ送信を受信することができる。UEは、複数のキャリア上のデータ送信に関するACK/NACKビットを決定することができる。UEは、ACK/NACK情報を送るために使用する、少なくとも1つのACK/NACK送信技術を決定し得る。この少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、複数のサポートされるACK/NACK送信技術の中から選択され得る。UEは、少なくとも1つのACK/NACK送信技術に基づいて複数のキャリア上のデータ送信に関するACK/NACKビットを送ることができる。
使用するために選択される少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、以下、すなわち、(i)通常の長さ(nominal length)よりも短い長さの直交系列を用いてACK/NACKビットを送るための直交系列削減技術、
(ii)複数のリソースのうちの1つを用いてACK/NACK情報を送るためのチャネル選択技術、
(iii)空間多重化を用いてキャリア上で同時に送られたパケットぼためのACK/NACKビットをバンドルするための。空間バンドリング技術、
(iv)サブフレームにおいて複数のキャリア上で送られたパケットのためのACK/NACKビットをバンドルするためのキャリアバンドリング技術、
(v)複数のサブフレームにおいてキャリア上で送られるパケットのためのACK/NACKビットをバンドルするためのサブフレームバンドリング技術、および/または
(vi)その他のACK/NACK送信技術、
のうちの1つまたはそれより多くを含み得る。
少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、以下を含み得る1またはそれより多くの基準:
(i)データ送信が受信されるキャリアの数、
(ii)複数のキャリア上のデータ送信のためのACK/NACKビットの総数、
(iii)複数のキャリアのそれぞれのためのデータ送信フォーマット(例えば、空間多重化、もしくは空間多重化なし)、
(iv)アップリンクサブフレームに対するダウンリンクサブフレームの比、
(v)複数のサポートされるACK/NACK送信技術の優先順位、および/または
(vi)その他の基準、
に基づいて選択され得る。
別の態様において、キャリアバンドリングが、データ送信を送るために使用されるすべてのダウンリンクキャリアのサブセットに対して実行され得る。1つの設計例において、UEは、そのUEが一組のキャリア上のマルチキャリア動作のために構成されていることを決定することができる。UEは、一組のキャリアの中のそれより多くのキャリア上でデータ送信を受信することができる。UEは、複数のキャリア上でデータ送信に係るACK/NACKビットを決定することができる。UEは、それらのためにACK/NACKビットをバンドルするために、少なくとも2つのキャリアを決定することもできる。少なくとも2つのキャリアは、複数のキャリアのサブセットであり得る。UEは、少なくとも2つのキャリア上でのデータ送信のために、キャリアにまたがって、ACK/NACKビットをバンドルしてもよい。UEは、少なくとも2つのキャリア上でのデータ送信のための少なくとも1つのバンドルされたACK/NACKビットを備えるACK/NACK情報を送ることができる。
本開示のさまざまな態様と特徴とが、以下でさらに詳細に説明される。
図1は、ワイヤレス通信ネットワークを示す。 図2および図3は、周波数分割多重(FDD)と時分割多重(TDD)における複数のダウンリンクキャリア上のデータの送信を示す。 図2および図3は、周波数分割多重(FDD)と時分割多重(TDD)における複数のダウンリンクキャリア上のデータの送信を示す。 図4は、アップリンクのための例示的な送信構造を示す。 図5は、ACK/NACK情報の例示的な送信を示す。 図6および図7は、キャリアのサブセット所でのキャリアバンドリングを用いてACK/NACK情報を、それぞれ、送り、受信するためのプロセスを示す。 図6および図7は、キャリアのサブセット所でのキャリアバンドリングを用いてACK/NACK情報を、それぞれ、送り、受信するためのプロセスを示す。 図8および図9は、異なるACK/NACK送信技術を用いて、ACK/NACK情報を、それぞれ、送り、受信するプロセスを示す。 図8および図9は、異なるACK/NACK送信技術を用いて、ACK/NACK情報を、それぞれ、送り、受信するプロセスを示す。 図10および図11は、いくつかのACK/NACK送信モードのうちの1つを用いて、ACK/NACK情報を、それぞれ、送り、受信するためのプロセスを示す。 図10および図11は、いくつかのACK/NACK送信モードのうちの1つを用いて、ACK/NACK情報を、それぞれ、送り、受信するためのプロセスを示す。 図12は、基地局とUEとのブロック図を示す。 図13は、基地局とUEとの他のブロック図を示す。
詳細な説明
この中に記載される技術は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、およびその他のネットワークなどのさまざまなワイヤレス通信ネットワークに対して使用され得る。用語「ネットワーク」と「システム」とは、交換可能なように使用されることが多い。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、cdma2000などの無線テクノロジーを実装することができる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA)と、CDMAのその他の変化形とを含む。cdma2000は、IS−2000規格と、IS−95規格と、IS−856規格とをカバーする。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)などの無線テクノロジーを実装することができる。OFDMAネットワークは、進化型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線テクノロジーを実装することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTE−アドバンスト(LTE−A)は、ダウンリンクにOFDMAを使用し、アップリンクにSC−FDMAを採用するE−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRAと、E−UTRAと、UMTSと、LTEと、LTE−Aとは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と名付けられた組織からの文書に記載されている。cdma2000とUMBとは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と名付けられた組織からの文書に記載されている。本明細書に記載の技術は、上述のワイヤレスネットワークと無線テクノロジーと、ならびにその他のワイヤレスネットワークと無線テクノロジーとに対して使用され得る。明確にするために、これらの技術の特定の態様がLTEに関して以下で説明され、LTEの用語が以下の説明の多くの部分において使用される。
図1は、LTEネットワークまたは何らかのその他のワイヤレスネットワークである得るワイヤレス通信ネットワーク100を示す。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかの進化型NodeB(eNB:evolved Node B)110とその他のネットワークエンティティとを含み得る。eNBは、UEと通信するエンティティであってよく、基地局、NodeB、アクセスポイントなどとも呼ばれ得る。各eNB110は、特定の地理的領域に通信カバー範囲を提供することができ、カバー領域内に位置するUEのための通信をサポートすることができる。ネットワーク容量を改善するために、eNBのカバー領域全体は、それより多くの(例えば、3つの)より小さな領域に分割され得る。それぞれのより小さな領域は、それぞれのeNBのサブシステムによってサービスを提供され得る。3GPPにおいては、用語「セル」は、eNBのカバー領域、および/またはこのカバー領域にサービスを提供するeNBのサブシステムを指すことができる。一般化すると、eNBは、1つまたはそれより多くの(例えば、3つの)セルをサポートすることができる。用語「セル」は、eNBが動作するキャリアを指すこともある。
UEはワイヤレスネットワーク全体に分散される可能性があり、各UEは固定的であるか、または移動可能であり得る。UEは、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局などとも呼ばれ得る。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局(wireless local loop (WLL) station)、スマートフォン、ネットブック、スマートブック、タブレットなどであってよい。
ワイヤレスネットワーク100は、ダウンリンク複数のキャリアを用い、アップリンクに1つまたはそれより多くのキャリアを用いるマルチキャリア動作をサポートすることができる。ダウンリンクのために使用されるキャリアは、ダウンリンク(DL)キャリアと呼ばれ、アップリンクのために使用されるキャリアは、アップリンク(UL)キャリアと呼ばれ得る。eNBは、1つまたはそれより多くのダウンリンクキャリア上でUEにデータを送信することができる。UEは、1つまたはそれより多くのアップリンクキャリア上でeNTにフィードバック情報を送ることができる。
ワイヤレスネットワーク100は、周波数分割多重(FDD)または時分割多重(TDD)を利用することができる。FDDに関して、ダウンリンクとアップリンクとは、別のキャリア(または周波数チャネル)に割り当てられ得る。ダウンリンク送信は、1つまたはそれより多くのダウンリンクキャリア上で送られることができ、アップリンク送信は、1つまたはそれより多くのアップリンクキャリア上で送られることができる。TDDに関して、ダウンリンクおよびアップリンクは、同じ1つまたはそれより多くのキャリアを共有することができ、各キャリアが、ダウンリンクとアップリンクの両方のために使用され得る。ダウンリンク送信とアップリンク送信とは、TDDにおいては、異なる時間の間に同じキャリア上で送られ得る。
ワイヤレスネットワーク100は、信頼性を向上するためにハイブリッド自動再送(HARQ)を用いたデータの送信をサポートすることができる。HARQに関して、送信器は、データのパケットの最初の送信を送ることができ、パケットが受信器によって正しく復号されるか、またはパケットの送信の最大回数が行われるか、または何らかのその他の終了条件が満たされるまで、必要に応じて、パケットの1またはそれより多くの回数の追加的な送信を送ることができる。パケットの各送信の後、受信器は、パケットのすべての受信された送信を復号して、パケットを復元するように試み得る。受信器は、パケットが正しく復号される場合のACK、またはパケットが誤って復号される場合のNACKを送り得る。送信器は、NACKが受信される場合、該パケットの別の送信を送ることができ、ACKが受信される場合、該パケットの送信を終了することができる。送信器は、パケットの目標の回数の送信の後にパケットが高い確率で正しく復号されることができるように選択され得る、変調と符号の形式(modulation and coding scheme (MCS))に基づいてパケットを処理(例えば、符号化、変調)し得る。この送信の目標回数は、終了目標(target termination)と呼ばれる。また、パケットは、トランスポートブロック、コードワード(codeword)、データブロックなどと呼ばれてもよい。データ送信は、1つまたはそれより多くのパケットの送信を指してもよい。
図2は、HARQを用いてFDDで複数のダウンリンクキャリア上でデータを送信するための方式を示す。ダウンリンクとアップリンクのそれぞれに関する送信のタイムラインが、サブフレームの単位に分割され得る。各サブフレームは、所定の継続時間、例えば、1ミリ秒(ms)を有し得る。
UEは、eNBに係る異なるダウンリンクキャリアのダウンリンクチャネル品質を、都度、推定することができ、チャネル品質インジケータ(CQI)情報をeNB(図2には示されない)に送ることができる。eNBは、CQI情報および/またはその他の情報を用いて、ダウンリンク上のデータの送信のためのUEを選択し、1つまたはそれより多くの選択されたダウンリンクキャリアにUEをスケジューリングし、選択されたダウンリンクキャリアの各々について、UEのための1つまたはそれより多くのMCSを選択し得る。eNBは、該ダウンリンクキャリアについて選択された1つまたはそれより多くのMCSに基づいて、選択されたダウンリンクキャリアの各々のための1つまたはそれより多くのパケットを処理(例えば、符号化、変調)し得る。次いで、eNBは、それぞれの選択されたダウンリンクキャリア上で1つまたはそれより多くのパケットのデータ送信を送ることができる。
UEは、それぞれの選択されたダウンリンクキャリア上の1つまたはそれより多くのパケットのデータ送信を受信し、復号することができる。UEは、それぞれの選択されたダウンリンクキャリア上の各パケットが正しく復号されるか、または誤って復号されるかを決定し得る。UEは、各パケットについてのACK/NACKビットを得ることができ、ACK/NACKビットは、
(i)パケットが正しく復号される場合のACKを示すための第1の値(例えば、「1」)に、または
(ii)パケットが誤って復号される場合のNACKを示すための第2の値(例えば、「0」)に、設定され得る。UEは、すべてのパケットについてのACK/NACKビットを備えるACK/NACK情報を送ることができる。ACK/NACK情報は、ACK/NACKフィードバック、HARQフィードバックなどと呼ばれてもよい。eNBは、UEからのACK/NACK情報を受信し、ACKが受信される各パケットの送信を終了し、NACKが受信される各パケットについて、別のデータ送信を送ることができる。
図2に示されるように、UEは、各サブフレームにおいて、任意の数のダウンリンクキャリア上でデータ送信を受けることができる。さらに、UEは、使用するために選択されたそれぞれのダウンリンクキャリア上で、1つまたはそれより多くのパケットのデータ送信を受信し得る。1つの設計例において、UEは、図2に示されるように、1つのアップリンクキャリア上の1つのACK/NACK送信において、所与のサブフレームで、すべてのダウンリンクキャリア上で受信されたすべてのパケットに係るACK/NACK情報を送ってもよい。
図3は、HARQを用いてTDDで複数のダウンリンクキャリア上でデータを送信するための方式を示す。TDDに関して、各無線フレーム内のサブフレームの一部が、ダウンリンクのために使用されることができ、ダウンリンクサブフレームと呼ばれ得る。各無線フレーム内の残りのサブフレームは、アップリンクのために使用されることができ、アップリンクサブフレームと呼ばれる。簡単にするために、図3は、後にQ個の連続するアップリンクサブフレームが続くP個の連続するダウンリンクサブフレームを示し、ここで、LTEのTDDに関しては、P≧1、Q≧1、およびP+Q=10である。一般化すると、ダウンリンクサブフレームは、連続的であっても、連続的でなくてもよく、アップリンクサブフレームと混在しても、しなくてもよい。
UEは、eNBに関する異なるダウンリンクキャリアのダウンリンクチャネル品質を周期的に推定することができ、CQI情報をeNB(図3には示されない)に送ることができる。eNBは、CQI情報および/またはその他の情報を用いて、ダウンリンク上でのデータの送信のためのUEを選択し、1つまたはそれより多くの選択されたダウンリンクキャリア上および選択された各ダウンリンクキャリア上の1またはそれより多くのダウンリンクサブフレームの中に、該UEをスケジューリングし、それぞれの選択されたダウンリンクキャリアについて、UEのための1つまたはそれより多くのMCSを選択する。UEがスケジューリングされる各ダウンリンクサブフレームにおいて、eNBは、ダウンリンクキャリアに対して選択された1つまたはそれより多くのMCSに基づいて、それぞれの選択されたダウンリンクキャリアのための1つまたはそれより多くのパケットを処理(例えば、符号化、変調)し得る。次いで、eNBは、それぞれの選択されたダウンリンクキャリア上で、UEに、1つまたはそれより多くのパケットのデータ送信を送る。
UEは、UEがスケジューリングされるそれぞれのダウンリンクサブフレームにおいて、選択されたダウンリンクキャリア各々の上で、1つまたはそれより多くのパケットのデータ送信を受信し、復号することができる。UEは、それぞれの選択されたダウンリンクキャリア上の各パケットが正しく復号されるか、または誤って復号されるかを決定し、各パケットに関するACK/NACKビットを得る。UEは、すべてのダウンリンクサブフレームにおけるすべてのダウンリンクキャリア上で受信されたすべてのパケットについてのACK/NACKビットを備えるACK/NACK情報を送ってもよい。eNBは、UEからACK/NACK情報を受信することができ、NACKが受信される各パケットについて他のデータ送信を送ることができる。
図3に示されるように、UEは、各ダウンリンクサブフレームにおける任意の数のダウンリンクキャリア上のデータ送信を受信することができる。さらに、UEは、UEがスケジューリングされる各ダウンリンクサブフレームにおけるそ各ダウンリンクキャリア上で1つまたはそれより多くのパケットのデータ送信を受信することができる。1つの設計例において、UEは、図3に示されるように、特定の時間間隔(例えば、無線フレーム)ですべてのダウンリンクサブフレームにおけるすべてのダウンリンクキャリア上で受信されたすべてのパケットについてのACK/NACK情報を、1つのアップリンクサブフレームにおける1つのアップリンクキャリア上の1つのACK/NACK送信において送ることができる。
LTEネットワークは、ダウンリンクに直交周波数分割多重化(OFDM)を利用し、アップリンクにシングルキャリア周波数分割多重化(SC−FDM)を利用する。OFDMとSC−FDMとは、キャリアに関する周波数範囲を複数の(NFFT個の)直交するサブキャリアに分割し、それらのサブキャリアは、通常、トーン、ビンなどとも呼ばれる。各サブキャリアは、データを用いて変調されることができる。一般化すると、変調シンボルは、OFDMの場合は周波数領域において、SC−FDMの場合は時間領域において送られる。隣接するサブキャリア間の間隔は、固定であってもよく、サブキャリアの総数(NFFT)は、キャリア帯域幅に依存する。例えば、NFFTは、それぞれ、1.25、2.5、5、10、または20MHzのキャリア帯域幅に対して、128、256、512、1024、または2048に等しい。
各サブフレームは、2つのスロットに分割され得る。各スロットは、拡張された巡回プレフィックス(extended cyclic prefix)に対して6シンボル期間、または通常の巡回プレフィックス(normal cyclic prefix)に対して7シンボル期間を含み得る。各キャリアについて利用可能な時間−周波数リソースは、リソースブロックに分割され得る。各リソースブロックは、1スロットにいて、12サブキャリアをカバーし得る。各スロットにおけるリソースブロックの数は、キャリア帯域幅に依存し、6から110の範囲であり得る。
図4は、LTEにおけるアップリンクに関する例示的な送信構造を示す。アップリンク上で、1つのアップリンクキャリアに関する利用可能なリソースブロックが、データセクションと制御セクションとに分割され得る。制御セクションは、(図4に示されるように)キャリア帯域幅の両端において形成され得、構成可能なサイズを有する。データセクションは、制御セクションに含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。UEは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)で制御情報を送るために、1つのサブフレームの2つのスロットにおける制御領域の2つのリソースブロック410aと410bと(または場合によっては3つ以上のリソースブロック)を割り当てられ得る。2つのリソースブロックは、図4に示されるように、周波数ホッピングが可動とであるとき、サブキャリアの異なる組を占め得る。UEは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上で、データのみ、またはデータと制御情報の両方を送るために、1つのサブフレームの2つのスロットにおけるデータ領域において2つのリソースブロック420aと420bと(または場合によっては3つ以上のリソースブロック)を割り当てられ得る。
図5は、各スロットが7つのシンボル期間を含む場合に関する、LTEリリース8におけるPUCCH上でACK/NACK情報を送るための方式を示す。PUCCHは、1つのサブフレームの2つのスロットにおける2つのリソースブロック510aと510bとで送られ得る。各リソースブロック510は、ACK/NACK情報に関する4つのシンボル期間と基準信号に関する3つのシンボル期間とを含む。左スロットにおいて、ACK/NACK情報は、シンボル期間0と、1と、5と、6とで送られることができ、基準信号は、シンボル期間2と、3と、4とで送られることができる。右スロットにおいて、ACK/NACK情報は、シンボル期間7と、8と、12と、13とで送られることができ、基準信号は、シンボル期間9と、10と、11とで送られることができる。ACK/NACK情報と基準信号とは、また、一対のリソースブロック上で、他の方法で送られ得る。
UEは、以下のようにACK/NACK情報を処理し得る。UEは、ACK/NACK情報の1または2ビットを、BPSKまたはQPSKに基づく変調シンボルd(0)にマッピングし得る。次いで、UEは、以下のようにして、基準信号系列を変調シンボルを用いて変調し、拡散し得る。
Figure 2013529412
ここで、
r(k)は、基準信号系列であり、
w(n)は、ACK/NACK情報を拡散するために使用される直交系列であり、
n(k)は、ACK/NACK情報のためのn番目のデータ系列であり、
Kは、1つのリソースブロックにおけるサブキャリアの数であり、
Nは、直交系列の長さである。
式(1)に示されるように、基準信号系列r(k)は、変調された系列d(0)・r(k)を得るために変調シンボルd(0)を用いて変調され得る。次いで、変調された系列が、N個のデータ系列を得るために直交系列w(n)を用いて拡散されることができ、ここで、図5においてはN=4である。N個のデータ系列が、例えば、図5に示されるように、2つのリソースブロック510aと510bとのそれぞれのNシンボル期間で送られ得る。
いくつかの基準信号系列が、基本系列の異なる巡回シフトに基づいて定義され得る。基本系列は、Zadoff−Chu系列、コンピュータで生成される系列などであってよい。最大K個の異なる基準信号系列が、長さKの基本系列の最大K回の異なる巡回シフトによって得られる。
通常の巡回プレフィックスに関して、図5に示されるように、各スロットは、7シンボル期間を含み、各スロットの4シンボル期間が、ACK/NACK情報を送るために使用され得る。この場合、長さ4の直交系列が、時間領域におけるシンボル期間にまたがってACK/NACK情報を拡散するために使用され得る。拡張された巡回プレフィックスに関して、各スロットは、6シンボル期間を含み、各スロットの3シンボル期間が、ACK/NACK情報を送るために使用され得る。この場合、長さ3の直交系列が、時間をまたがって拡散するために使用され得る。
図5に示される方式は、ACK/NACK情報の制限された数のビット(例えば、最大2ビット)を送るために使用され得る。したがって、図5に示される方式は、2つのパケットが1つのダウンリンクキャリア上で送られるシングルキャリア動作のために使用され得る。
一般化すると、UEは、マルチキャリア動作のために、任意の数のダウンリンクキャリアと任意の数のアップリンクキャリアを用いて構成され得る。1つの設計例において、ダウンリンクとアップリンクとのそれぞれに関して、1つのキャリアが、主キャリアとして指定されることができ、残りのキャリア(もしあれば)が、副キャリアとして指定されることができる。各リンクに関する主キャリアは、上位レイヤ(例えば、レイヤ3)シグナリングによって、ほぼ変化しない(semi-statically)ように構成されるか、またはその他の方法で決定されることができる。各リンクに関する主キャリアは、そのリンクに関する特定の制御情報/シグナリングを送るために使用され得る。例えば、UEは、アップリンクのための主キャリア(または主アップリンクキャリア)上のPUCCHでACK/NACK情報を送ることができる。UEは、主アップリンクキャリア上のPUCCHでCQI情報、スケジューリング要求、および/またはその他の要求を送ることもできる。
マルチキャリア動作を用いると、UEは、2ビットのACK/NACK情報よりも多くを送る必要があり得る。一例として、FDDのマルチキャリア動作を用いると、複数のダウンリンクキャリアが、単一のアップリンクキャリアにマッピングされる得、1つまたは複数のパケットが、各ダウンリンクキャリア上で送信され、複数のダウンリンクキャリア上で送信されたすべてのパケットのためのACK/NACK情報が、1つのアップリンクキャリア(例えば、主アップリンクキャリア)上のPUCCH上で送られ得る。1つのシナリオでは、最大5つのダウンリンクキャリアが、単一のアップリンクキャリアにマッピングされ、最大2つのパケットが、各ダウンリンクキャリア上で送信され得る。この場合、最大10個のACK/NACKビットが、最大10個のパケットのために得られ、1つのアップリンクキャリア上のPUCCH上で送られる必要があり得る。
TDDのマルチキャリア動作に関しては、複数のダウンリンクキャリアが、単一のアップリンクキャリアにマッピングされ得、複数のダウンリンクサブフレームが、単一のアップリンクサブフレームに関連付けられ、最大2つのパケットが、各ダウンリンクサブフレームにおける各ダウンリンクキャリア上で送信され、複数のダウンリンクサブフレームにおける複数のダウンリンクキャリア上で送信されたすべてのパケットのためのACK/NACK情報が、1つのアップリンクサブフレームにおける1つのアップリンクキャリア上のPUCCH上で送られる。1つのシナリオでは、最大5つのダウンリンクキャリアが、単一のアップリンクキャリアにマッピングされ得、最大9つのダウンリンクサブフレームが、単一のアップリンクサブフレームに関連付けられ、最大2つのパケットが、各ダウンリンクサブフレームにおける各ダウンリンクキャリア上で送信され得る。この場合、最大90個のACK/NACKビットが、最大90個のパケットのために得られ、1つにアップリンクサブフレームにおいて1つのアップリンクキャリア上のPUCCH上で送られる必要がある。
本開示の一態様によれば、いくつかのACK/NACK送信技術がサポートされることができ、マルチキャリアUEは、1つまたはそれより多くのACK/NACK送信技術を利用してACK/NACK情報を送り得る。1つの設計例において、マルチキャリアUEは、送るべきACK/NACK情報のビット数を減らすために、および/またはACK/NACK情報を送るために使用され得るペイロードビット数を増やすために、以下のACK/NACK送信技術のうちの1つまたはそれより多くを選択することができる。
・直交系列削減−通常(nominal)の長さよりも短い長さの直交系列を用いてACK/NACK情報を送る、
・チャネル選択−複数のリソースのうちの1つを用いてACK/NACK情報を送る、
・空間バンドリング−1つのダウンリンクサブフレームにおける1つのダウンリンクサブキャリア上で、空間多重化を用いて送られる複数のパケットのためのACK/NACKビットをバンドル(一纏めに)する、
・キャリアバンドリング−1つのダウンリンクサブフレームにおける複数のダウンリンクキャリア上で送られるパケットのためのACK/NACKビットをバンドル(一纏めに)する、および
・サブフレームバンドリング−複数のダウンリンクサブフレームにおける1つのダウンリンクキャリア上で送られるパケットのためのACK/NACKビットをバンドル(一纏めに)する。
直交系列削減技術は、PUCCH上のペイロードビット数を増やす、すなわち、PUCCHペイロードサイズを増やすために使用され得る。通常の巡回プレフィックスに関して、2ビットまでのACK/NACK情報が、(通常の巡回プレフィックスの通常の長さである)長さ4の直交系列を用いて送ら、4ビットまでが長さ2の直交系列を用いて送られ、8ビットまでが長さ1の直交系列を用いて(直交拡散しないことに対応する)送られ得る。拡張された巡回プレフィックスに関して、2ビットまでのACK/NACK情報は(拡張された巡回プレフィックスの通常の長さである)長さ3の直交系列を用いて送られ、6ビットまでが長さ1の直交系列を用いて(すなわち、直交拡散せずに)送られ得る。
また、チャネル選択技術は、PUCCH上のペイロードビット数を増やすために使用され得る。UEは、ACK/NACK情報を送るために複数のACK/NACKリソースを割り当てられ得る。各ACK/NACKリソースは、チャネルに対応し、特定の基準信号系列(例えば、基本系列の特定の巡回シフト)と、特定の直交系列と、リソースブロックの特定の対とを備え得る。UEは、UEに割り当てられた複数のACK/NACKリソースのうちの1つを用いて、ACK/NACK情報を送ることができる。追加的なビットが、どのACK/NACKリソースが使用のために選択されるかに基づいて送られ得る。例えば、UEは、4つのACK/NACKリソースを割り当てられ、使用のために4つのACK/NACKリソースのうちの1つを選択し得る。ACK/NACK情報の2つの追加的なビットは、4つのACK/NACKリソースのうちのどの1つがUEによって選択されるかによって運ばれ得る。一般化すると、ACK/NACK情報のB個の追加的なビットが、UEに2B個のACK/NACKリソースを割り当てることによって送られ得る。ここで、Bは2または何らかのその他の値に等しい。
空間バンドリング技術は、送るべきACK/NACK情報のビット数を減らすために使用され得る。UEは、1つのダウンリンクサブフレームにおいて1つのダウンリンクキャリア上の空間多重化を用いて複数のパケットのデータ送信を受信し得る。UEは、各パケットが正しく復号されるか、または誤って復号されるかを決定することができ、各パケットに関するACK/NACKビットを得る。次いで、UEは、1つのバンドルされたACK/NACKビットを得るために、すべてのパケットのためのACK/NACKビットをバンドルし得る。例えば、バンドルされたACK/NACKビットは、
(i)すべてのパケットに対してACKが得られる場合、バンドルされたACKを伝えるための第1の値(例えば、「1」)に、または
(ii)いずれかのパケットに対してNACKが得られる場合、バンドルされたNACKを伝えるための第2の値(例えば、「0」)に、
設定されることができる。UEは、すべてのパケットに関する1つのバンドルされたACK/NACKビットを送ることができる。eNBは、UEから、バンドルされたACK/NACKビットを受信することができる。バンドルされたACK/NACKビットがバンドルされたACKを示す場合、eNBは、UEによってすべてのパケットに対してACKが得られたことを知ることができ、すべてのパケットの送信を終了することができる。逆に、バンドルされたACK/NACKがバンドルされたNACKを示す場合、eNBは、UEによってすべてのパケットに対してNACKが得られていると仮定することができ、複数のパケットの追加的な送信を送り得る。
キャリアバンドリング技術(クロスキャリアバンドリング(また、cross-carrier bundling:キャリアをまたがって一纏めにする)技術と呼ばれることがある)も、送るべきACK/NACK情報のビット数を削減するために使用され得る。UEは、1つのダウンリンクサブフレームにおいて、複数のダウンリンクキャリア上で複数のパケットに係る複数のデータ送信を受信し得る。UEは、各パケットが正しく復号されるか、または誤って復号されるかを決定することができ、各パケットについてのACK/NACKビットを得る。次に、UEは、複数のダウンリンクキャリア上で受信された複数のパケットのためのACK/NACKビットをバンドル(一纏めに)して、1つのバンドルされたACK/NACKビットを得ることができる。例えば、バンドルされたACK/NACKビットは、
(i)複数のダウンリンクキャリア上で受信されたすべてのパケットに対してACKが得られる場合のバンドルされたACK、または
(ii)いずれかのダウンリンクキャリア上で受信されたいずれかのパケットに対してNACKが得られる場合のバンドルされたNACK、
を搬送することができる。次いで、UEは、複数のダウンリンクキャリア上で受信された複数のパケットに係るバンドルされたACK/NACKビットを送ることができる。eNBは、UEからバンドルされたACK/NACKビットを受信することができ、
(i)バンドルされたACKが受信される場合に複数の送信を終了するか、または
(ii)バンドルされたNACKが受信される場合に、複数のダウンリンクキャリア上で該複数のパケットの追加的な送信を送ることができる。
サブフレームバンドリング技術も、送るべきACK/NACK情報のビット数を削減するために使用され得る。UEは、複数のダウンリンクサブフレームにおける1つのダウンリンクキャリア上の複数のパケットに係る複数のデータ送信を受信し得る。UEは、それぞれのパケットが正しく復号されるか、または誤って復号されるかを決定することができ、各パケットのためのACK/NACKビットを得ることができる。次に、UEは、複数のダウンリンクサブフレームにおいて受信された複数のパケットに関するACK/NACKビットをバンドル(一纏めに)して、1つのバンドルされたACK/NACKビットを得る。例えば、バンドルされたACK/NACKビットは、
(i)複数のダウンリンクサブフレームにおいて受信されたすべてのパケットについてACKが得られる場合のバンドルされたACK、または
(ii)いずれかのダウンリンクサブフレームにおいて受信されたいずれかのパケットについてNACKが得られる場合のバンドルされたNACK、
を搬送することができる。次いで、UEは、複数のダウンリンクサブフレームにおいて受信された複数のパケットについて1つのバンドルされたACK/NACKビットを送り得る。eNBは、UEから、バンドルされたACK/NACKビットを受信することができ、
(i)バンドルされたACKが受信される場合に、複数のパケットの送信を終了するか、または
(ii)バンドルされたNACKが受信される場合に、複数のダウンリンクサブフレームにおける1つのダウンリンクキャリア上で複数のパケットの追加的な送信を送ることができる。
1つまたはそれより多くのACK/NACK送信技術が、UEがマルチキャリアモードで動作しているときに、ACK/NACK情報を送るため、使用のために選択され得る。UEは、さまざまな方法で、ACK/NACK送信技術を選択することができる。1つの設計例において、UEは、サポートされるACK/NACK送信技術の優先順位を決めることができ、それらの技術の優先順位に基づいて決められた順序でそれらの技術を選択することができる。例えば、UEは、1番目に直交系列削減技術を選択し、2番目に空間バンドリング技術を選択し、3番目にチャネル選択技術を選択し、(TDDが使用される場合)4番目にサブフレームバンドリング技術を選択し、最後にキャリアバンドリング技術を選択することができる。ACK/NACK送信技術は、異なる順序で選択されることもできる。ACK/NACK送信技術の順序は、事前に決定され(例えば、規格で指定され)、UEとeNBの両方に事前に知られているか、もしくはeNBによってUEにシグナリングされるか、またはその他の方法で決定されてもよい。順序は、静的(変化しない)であっても、または経時的に変わってもよい。
UEは、1つまたはそれより多くの基準に基づいて1つまたはそれより多くのACK/NACK送信技術を選択することができる。これらの基準は、例えば、HARQフィードバックのために送るべきACK/NACKビット数、データを送るために使用され、1つのアップリンクキャリアに関連付けられるダウンリンクキャリアの数、1つのアップリンクサブフレームに関連付けられるダウンリンクサブフレームの数(例えば、TDDにおけるアップリンクサブフレームに対するダウンリンクサブフレームの比)、各ダウンリンクサブフレームにおいて各ダウンリンクキャリア上で送られるパケットの数などを含み得る。例えば、直交系列削減技術は、選択基準(例えば、送るべきACK/NACKビット数、またはデータを送るために使用されるダウンリンクキャリアの数)が第1の閾値T1を超える場合に選択され; 空間バンドリング技術は、また、選択基準が第2の閾値T2を超える場合に選択され; チャネル選択技術は、また、選択基準が第3の閾値T3を超える場合に選択され; サブフレームバンドリング技術は、また、選択基準が第4の閾値T4を超える場合に選択され; キャリアバンドリング技術は、また、選択基準が第5の閾値T5を超える場合にやはり選択される、ことができ、ここで、T5>T4>T3>T2>T1である。一組の規則が、複数の選択基準と複数の閾値とに基づいて1つまたはそれより多くのACK/NACK送信技術を選択するために使用され得る。これらの規則は、表または何らかのその他のフォーマットで与えられ得、UEとeNBの両方に知られ得る。明確にするために、ACK/NACK送信技術の異なる組合せを用いてACK/NACK情報を送るいくつかの例示的な設計例が、以下で説明される。
第1の例示的なACK/NACK送信の設計例において、UEは、直交系列削減と空間バンドリングとの組合せを利用してACK/NACK情報を送ることができる。例示的な設計例において、直交系列削減は、送るべきACK/NACKビット数がB1の閾値を超える場合に使用するために選択され、ここで、B1は2に等しくてよい。空間バンドリングは、送るべきACK/NACKビット数がB2の閾値を超える場合に使用するために選択され得る。1つの設計例において、B2は、通常の巡回プレフィックスの場合に8に等しく、拡張された巡回プレフィックスの場合に6に等しくてよい。他の設計例において、B2は、通常の巡回プレフィックスと拡張された巡回プレフィックスの両方のために6に等しくてよい。送るべきACK/NACKビット数がB1とB2の間であるとき、UEは、好適な長さの直交系列を選択することができる。送るべきACK/NACKビット数がB2を超えるとき、例えば、PUCCHのための利用可能なペイロードサイズに合うようにACK/NACK情報のビット数を削減するために、空間バンドリングが、一部のまたはすべてのダウンリンクキャリアについて実行され得る。
UEは、さまざまな方法で、一部またはすべてのダウンリンクキャリアのために空間バンドリングを実行することができる。1つの設計例において、空間バンドリングは、副ダウンリンクキャリアに対して最初に実行され、次いで、必要に応じて主ダウンリンクキャリアに対して実行され得る。空間バンドリングを実行すべき特定の副ダウンリンクキャリアは、あらかじめ決められた順序で選択され得る。例えば、ダウンリンクキャリアは、1からMのインデックスを割り当てられることができ、副ダウンリンクキャリアは、(例えば、主ダウンリンクキャリアから始まる)それらのインデックスに基いた順序で、空間バンドリングのために選択され得る。例えば、B2が8に等しく、5つのダウンリンクキャリア1から5が、データを送るために使用され、2つのパケットが、空間多重を用いて各ダウンリンクキャリア上で送られ得る。ダウンリンクキャリア3が主ダウンリンクキャリアである場合、空間バンドリングは、ダウンリンクキャリア4と5とのそれぞれのために1つのバンドルされたACK/NACKビットを得るために、これらのダウンリンクキャリアの各々に対して実行され得る。空間バンドリングは、ダウンリンクキャリア1と2と3とに対しては実行されなくてよく、これらのダウンリンクキャリアのそれぞれについて、2つのACK/NACKビットが得られる。ACK/NACK情報の合計8ビットが、長さ1の直交系列を用いて(または時間拡散なしに)送られることができる。
他の設計例において、UEは、ダウンリンクキャリアの数がC2の閾値を超える場合に、空間バンドリングを選択することができ、ここで、C2は、3または何らかのその他の値に等しくてよい。C2個またはそれより少ないダウンリンクキャリアがデータを送るために使用される場合、好適な長さの直交系列が、使用のために選択され得る。他に、C2個を超えるダウンリンクキャリアがデータを送るために使用される場合、空間バンドリングが、複数のパケットが空間多重化を用いて送られる各ダウンリンクキャリアについて実行され得る。例えば、B2が6に等しく、C2が3に等しく、5つのダウンリンクキャリア1から5が、データ送信を送るために使用され得る。3つまたはそれより少ないダウンリンクキャリアがデータ送信を送るために使用される場合、好適な長さの直交系列が使用もために選択され得る。他には、3つより多くのダウンリンクキャリアがデータ送信を送るために使用される場合、空間バンドリングは、5つのバンドルされたACK/NACKビットを得るために、最初に実行され得る。次いで、好適な長さの直交系列が、5つのバンドルされたACK/NACKビットを送るために使用するために選択され得る。一般的にいって、空間バンドリングは、複数のパケットが例えば空間多重を用いて送られる1つまたはそれより多くのダウンリンクキャリア上で実行され得る。
表1は、データが受信されるダウンリンクキャリアの数に基づいて直交系列削減と空間バンドリングとを用いてACK/NACK情報を送る例示的な設計を示す。表1は、
(i)UEが、空間多重を用いて、各ダウンリンクキャリア上で2つまでのパケットを送ることができること、
(ii)2ビットのACK/NACK情報が、式(1)に示されるように処理され得る、1つのQPSK変調シンボルにマッピングされ得ること、を仮定する。表1の第2列は、1つのPUCCH上でACK/NACK情報を送るための処理を示す。表1の第3列は、2つのPUCCH上でACK/NACK情報を送るための処理を示す。表1において、「OCの長さ」は、直交系列の長さ(または直交カバー長(orthogonal cover length))を指す。
Figure 2013529412
シングルキャリア波は、表1の第2列に示されるように、1つのPUCCHを送ることによって得られ。他方、表1の第3列に示されるように2つのPUCCHを送ることは、シングルキャリア波には反する。シングルキャリア波は、所望の、より低いピーク対平均電力比(PAPR)を有し得る。2つのPUCCHは、異なるリソースブロック上で、および/または、異なる基準信号系列、および/または、異なる直交系列を用いて送られ得る。
表2は、マルチキャリア動作で直交系列削減と空間バンドリングとを用いてACK/NACK情報を送る別の例示的な設計を示す。表2は、
(i)UEが、空間多重を用いて(「MIMO」と表記される)、1つのダウンリンクキャリア上で2つのパケットを送ることができること、
(ii)UEが、空間多重を用いずに(「SIMO」と表記される)、1つのダウンリンクキャリア上で1つのパケットを送ること、
(iii)2ビットのACK/NACK情報が、1つのQPSK変調シンボルにマッピングされ得ること、
と仮定する。表2の設計例は、
(i)可能な限り削減された、直交系列の長さを利用し、
(ii)可能な限り、空間バンドリングを最小限にする、
ことを企図するものである。
Figure 2013529412
第2の例示的なACK/NACK送信の設計において、UEは、直交系列削減と、空間バンドリングと、キャリアバンドリングとの組合せを利用して、複数のキャリアに係るACK/NACK情報を送ることができる。表3は、直交系列削減と、空間バンドリングと、キャリアバンドリングとを用いてACK/NACK情報を送る例示的な設計を示す。表3は、
(i)UEが、空間多重を用いて1つのダウンリンクキャリア上で2つのパケットを送ること、
(ii)長さ2のより短い直交系列(OCの長さ=2)のみがサポートされること、
(iii)2ビットのACK/NACK情報が、1つのQPSK変調シンボルにマッピングされ得ること、
を想定する。表3に示される設計例において、UEは、空間バンドリングを用いずに1つのPDCCH上で1つまたは2つのダウンリンクキャリアのためのACK/NACK情報を送ることができる。UEは、空間バンドリングを用いて、1つのPDCCH上の3つまたはそれより多くのダウンリンクキャリアのためのACK/NACK情報を送ることができる。
Figure 2013529412
表4は、直交系列削減と、空間バンドリングと、キャリアバンドリングとを用いて、複数のキャリアについてのACK/NACK情報を送る別の例示的な設計を示す。表4は、
(i)UEが、空間多重化を用いて1つのダウンリンクキャリア上で2つのパケットを送ることができること、
(ii)UEが、空間多重を用いずに1つのダウンリンクキャリア上で1つのパケットを送ることができること、
(iii)2ビットのACK/NACK情報が、1つのQPSK変調シンボルにマッピングされ得ること、
を想定する。表4の設計例は、
(i)可能な限り削減された直交系列の長さを利用する、
(ii)可能な限り空間バンドリングとキャリアバンドリングとを最小限にする、
ことを企図するものである。
Figure 2013529412
表2と3とに示されるように、UEは、最初に直交系列削減が利用され、次に必要に応じて空間バンドリングが利用され、次いで必要に応じて最後にキャリアバンドリングが利用されるように、ACK/NACK送信技術の優先順位を決めることができる。また、空間バンドリングとキャリアバンドリングとが、PDCCHペイロードサイズに基づいて実行され得る。空間バンドリングまたはキャリアバンドリングを実行すべき特定のダウンリンクキャリアは、上述のように、さまざまな方法で選択され得る。
第3の例示的なACK/NACK送信の設計において、UEは、ACK/NACK情報を送るために。直交系列削減と、チャネル選択と、空間バンドリングとを含むACK/NACK送信技術の順序を利用し得る。UEは、複数のACK/NACKリソースを用いて、ACK/NACK情報を送るように構成され得る。1つの設計例において、複数のACK/NACKリソースが、上位レイヤのシグナリングによってほぼ変化しないように(semi-statically)割り当てられ得る。他の設計例においては、複数のACK/NACKリソースが、動的に割り当てられ得る。例えば、1つのダウンリンクサブフレームにおける1つのダウンリンクキャリア上の1つまたはそれより多くのパケットの各送信は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で送られるダウンリンク許可(downlink grant)に関連付けられ得る。(FDDとTDDの両方における)異なるダウンリンクキャリア上で、および場合によっては(TDDにおける)異なるダウンリンクサブフレーム上で送られるパケットの複数の送信のための複数のダウンリンク許可が、複数のPDCCHで送られ得る。各PDCCHは、特定のACK/NACKリソースにマッピングされ得る異なるPDCCHリソース上で送られることができる。そのとき、UEに割り当てられるACK/NACKリソースは、UEにダウンリンク許可を送るために使用されるPDCCHリソースによって暗黙的に運ばれ得る。ACK/NACKリソースは、その他の方法でUEに割り当てられてもよい。
表5は、直交系列削減と、チャネル選択と、空間バンドリングとを用いて複数のキャリアに関するACK/NACK情報を送る例示的な設計を示す。表5の設計例は、
(i)長さ2のより短い直交系列(OCの長さ=2)のみがサポートされること、
(ii)ACK/NACK情報の2つの追加的なビットは、4つの割り当てられたACK/NACKリソースを使用するチャネル選択を用いて搬送され得ること、
(iii)UEが、1つのダウンリンクサブフレームにおける1つのダウンリンクキャリア上で最大2つのパケットを送ることができること、
(iv)2ビットのACK/NACK情報が、1つのQPSK変調シンボルにマッピングされ得ること、
を想定する。この設計例において、UEは、チャネル選択を用いずに、1つのPDCCH上の1つまたは2つのダウンリンクキャリアのためのACK/NACK情報を送ることができる。UEは、チャネル選択を用いて、1つのPDCCH上で3つまたはそれより多くのダウンリンクキャリアのためのACK/NACK情報を送ることができる。
Figure 2013529412
表6は、直交系列削減と、チャネル選択と、空間バンドリングとを利用してマルチキャリア動作においてACK/NACK情報を送る他の例示的な設計を示す。表6の設計例は、
(i)ACK/NACK情報の2つの追加的なビットが、4つの割り当てられたACK/NACKリソースを使用するチャネル選択を用いて搬送され得ること、
(ii)UEが、1つのダウンリンクサブフレームにおける1つのダウンリンクキャリア上で最大2つのパケットを送ることができること、
(iii)2ビットのACK/NACK情報が、1つのQPSK変調シンボルにマッピングされ得ること、
を想定する。この設計例において、UEは、チャネル選択を用いずに、1つのPDCCH上の1つまたは2つのダウンリンクキャリアのためのACK/NACK情報を送ることができる。UEは、チャネル選択を用いて、1つのPDCCH上の3つまたはそれより多くのダウンリンクキャリアのためのACK/NACK情報を送ることができる。
Figure 2013529412
FDDに関して、最大2*M個のACK/NACKビットが、1つのダウンリンクサブフレームにおいてM個のダウンリンクキャリア上で送られる最大2*M個のパケットのために得られる。これらの最大2*M個のACK/NACKビットは、
(i)表5または6の第2列に示されるように、バンドリングを用いずに1つのPDCCH上で、または
(ii)表5または6の第3列に示されるように、チャネル選択を用いずに2つのPDCCHで、
送られ得る。
TDDに関して、最大2*M*P個のACK/NACKビットが、P個のダウンリンクサブフレームにおいてM個のダウンリンクキャリア上で送られる最大2*M*P個のパケットに対して得られる。サブフレームバンドリングは、最大2*M個のバンドルされたACK/NACKビットを得るために、P個のダウンリンクサブフレームにわたって、各ダウンリンクキャリアに対して実行され得る。これらの最大2*M個のバンドルされたACK/NACKビットは、表5または6に示されるように、1つまたは2つのPUCCH上で送られることができる。
表5に示された設計例において、2*MビットのACK/NACK情報は、2つのパケットが空間多重を用いて各ダウンリンクキャリア上で送られるときに得られる。2*M個よりも少ないビットのACK/NACK情報は、データが空間多重を用いずに1つまたはそれより多くのダウンリンクキャリア上で送られるときに得られる。この場合、ACK/NACK情報は、表5に示された設計例とは異なるように送られ得る。例えば、4つのACK/NACKビットが、空間多重を用いない4つのダウンリンクキャリアの各々の上に1パケットある、4つのパケットに対して得られる。これらの4つのACK/NACKビットは、チャネル選択を用いずに、長さ2のより短い直交系列(OCの長さ=2)を用いて送られ得る。
複数のキャリアのためのACK/NACK情報を送る6つの設計例が、表1ないし6に示される。ACK/NACK情報は、その他の方法で、直交系列削減、バンドリング、および/またはチャネル選択を用いて送られ得る。上述の設計例は、また、2つまたはそれより多くのPUCCHへと拡張され得る。しかし、2つのPUCCHは、PAPRとPUCCHペイロードサイズの間の良好なトレードオフを与え得る。
図5に示された設計例において、UEは、2つのリソースブロックにおいて、繰り返してACK/NACK情報を送ることができる。特に、1または2ビットのACK/NACK情報は、N個のデータ系列を得るために、式(1)に示されるように処理され得る1つの変調シンボルd(0)にマッピングされ得る。次いで、N個のデータ系列が、図5に示されるように、2つのリソースブロックのそれぞれのNシンボル期間において送られ得る。
他の設計例において、UEは、2つのリソースブロックにおいて、符号化を用いてACK/NACK情報を送ることができる。例えば、ACK/NACK情報が、符号ビットを得るために(例えば、ブロック符号を用いて)符号化され、次いで、それらの符号ビットが、複数の変調シンボルにマッピングされ得る。1つまたはそれより多くの変調シンボルは、N個のデータ系列の第1の組を得るために処理される。1つまたはそれより多くの残りの変調シンボルは、N個のデータ系列の第2の組を得るために処理され得る。N個のデータ系列の第1の組は一方のリソースブロック上で送られ、N個のデータ系列の第2の組はもう一方のリソースブロック上で送られることができる。
ACK/NACK情報に対して使用される符号化方式は、送るべきACK/NACK情報のビット数、直交系列の長さ(例えば、4、3、2、または1)、通常の巡回プレフィックスが利用されるか、または拡張された巡回プレフィックスが利用されるか、などのさまざまな要因に基づいて選択され得る。例えば、OCの長さ=1が使用されるとき、PUCCHでの送信のためにCQI情報を符号化するために、LTEリリース8で使用される符号化方式は、ACK/NACK情報を符号化するために再び使用され得る。
ACK/NACK情報は、符号化とバンドリングとを用いて送られることもできる。より少ないACK/NACKビットが、所与のPDCCHペイロードサイズのための符号化を用いて送られることができる。バンドリングは、PUCCH上で送るべきACK/NACK情報のビット数を削減するために実行され得る。例えば、ACK/NACK情報のより多くのビットが、より短い直交系列の長さを用いて送られることができるが、これらのACK/NACK情報ビットは、より少ないシンボル期間でのそれらの送信が原因で誤って受信される可能性がより高くなり得る。符号化は、誤り確率を減らすために使用され得るが、PUCCH上で送られることができるACK/NACK情報のより少ないビットに帰結する。そして、空間バンドリングおよび/またはその他の種類のバンドリングが、送るべきACK/NACK情報のビット数を削減するために実行され得る。一般的に言えば、より多くのバンドリングは、所与のPUCCHペイロードサイズに対してより高い符号化率の使用を可能にするために実行され得る。
他の態様において、UEは、データを送るために使用されるすべてのダウンリンクキャリアのサブセットに対して、キャリアバンドリングを実行し得る。(すべてのキャリアに代えて)一部のキャリアのみに対するキャリアバンドリングが、
(i)利用可能なペイロードサイズに合うに十分な量だけ、ACK/NACK情報のビット数を削減する、および/または
(ii)同様の特性を有するキャリアのみをバンドリングすることによって良好な性能を提供する、
ために使用され得る。一部のキャリアのみに対するキャリアバンドリングのいくつかの例が、
(i)1つのPUCCHを用いる、5つのダウンリンクキャリアの場合について表3に、および
(ii)5つのダウンリンクキャリアとOCの長さ=2とを用いる場合について表4に、
示されている。
キャリアバンドリングを実行すべきダウンリンクキャリアのサブセットは、さまざまな方法で決定され得る。1つの設計例において、サブセットは、同じ周波数帯域のダウンリンクキャリアを含み得る。これらのダウンリンクキャリアは、同様の長期的なチャネル状態を観察でき、したがって、同様の性能を有し得る。
他の設計例において、サブセットは、同様の干渉状態を観察するダウンリンクキャリアを含み得る。例えば、異種ネットワークにおいて、1つまたはそれより多くのダウンリンクキャリアがマクロeNBに割り当てられ得、1つまたはそれより多くのその他のダウンリンクキャリアがホームeNB(HeNB)に割り当てられ得る。異なる種類のeNBに割り当てられたダウンリンクキャリアは、異なる干渉状態を観察し得る。したがって、サブセットは、特定の種類のeNBに割り当てられたダウンリンクキャリアを含み得る。
さらに他の設計例において、サブセットは、同様の長期的なチャネルの状態を有すると決定されたダウンリンクキャリアを含み得る。例えば、UEは、異なるダウンリンクキャリアのチャネル品質を推定することができる。そして、サブセットは、同様の長期的なチャネル品質を有するダウンリンクキャリアを含むことができる。
ダウンリンクキャリアのサブセットは、その他の方法で決定されることもできる。1つの設計例において、ダウンリンクキャリアのサブセットは、UEに関するネットワークエンティティ(例えば、サービスを提供しているeNBまたはネットワークコントローラ)によって決定されることができ、(例えば、上位レイヤのシグナリングによって)UEにシグナリングされ得る。他の設計例において、ダウンリンクキャリアのサブセットは、UEによって決定され、そのUEのサービスを提供しているeNBに明示的にまたは暗黙的にシグナリングされ得る。ダウンリンクキャリアのサブセットは、その他の方法で決定され、伝えられる可能性もある。
サブセット中のダウンリンクキャリアは、同様のチャネルおよび/または干渉状態を観察し得る。したがって、同じまたは同様のMCSは、これらのダウンリンクキャリアに対して使用されることができ、同じまたは同様の終了目標が、これらのダウンリンクキャリアに対して選択されることができる。これらのダウンリンクキャリア上で送られるパケットは、正しく復号される同程度の見込みを有し得る。したがって、これらのパケットに対して、すべてがACK、またはすべてがNACKということが得られるより高い可能性があり、その場合、これらのACKまたはNACKをバンドルすることは、性能の低下がより少ない結果を生じ得る。
図6は、キャリアのサブセットに対するキャリアバンドリングを用いてACK/NACK情報を送るためのプロセス600の設計例を示す。プロセス600は、(以下で説明されるように)UEによって、または何らかのその他のエンティティによって実行され得る。UEは、そのUEが一組のキャリア上でのマルチキャリア動作のために構成されていることを決定することができる(ブロック612)。UEは、一組のキャリアの中の複数のキャリア上でのデータ送信を受信することができる(ブロック614)。複数のキャリアは、UEのために構成された一組のキャリアの中のキャリアのすべてまたは一部を含み得る。UEは、複数のキャリア上のデータ送信に対するACK/NACKビットを決定することができる(ブロック616)。各データ送信は、1つまたはそれより多くのパケットの送信に対応し、ACK/NACKビットは、各パケットに対して決定され得る。UEは、また、ACK/NACKビットをバンドルすべき、データ送信が受信される複数のキャリアのサブセットである少なくとも2つのキャリアを決定し得る(ブロック618)。UEは、少なくとも2つのキャリア上でのデータ送信のためのACK/NACKビットを、キャリアにまたがってバンドルすることができる(ブロック620)。UEは、少なくとも2つのキャリア上でのデータ送信のための少なくとも1つのバンドルされたACK/NACKビットを備えるACK/NACK情報を送り得る(ブロック622)。ACK/NACK情報は、複数のキャリアの中の少なくとも1つの残りのキャリア上での少なくとも1つのデータ送信に対して、少なくとも1つのACK/NACKビットをさらに備えることができ、該少なくとも1つのACK/NACKビットは、キャリアにまたがったバンドリングはない。UEは、ACK/NACK情報を、ダウンリンクのための複数のキャリアに関連付けられた単一のアップリンクキャリア上で送ることができる。
ACK/NACKビットをバンドルすべき特定のキャリアは、さまざまな方法で決定され得る。1つの設計例において、ACK/NACKビットをバンドルすべき少なくとも2つのキャリアは、同じ周波数帯域から選択され得る。いくつかのその他の設計例において、ACK/NACKビットをバンドルすべき少なくとも2つのキャリアは、
(i)データ送信が受信されるキャリアの数、
(ii)複数のキャリア上のデータ送信に対するACK/NACKビットの総数、
(iii)ACK/NACK情報を送るために利用可能なペイロードビット数、
(iv)複数のキャリアのそれぞれに関するデータ送信モード、
(v)複数のキャリアのそれぞれに係る終了目標、
(vi)UEのために構成される一組のキャリアの中の各キャリアに関連付けられる干渉特性(例えば、同様の干渉特性を有するキャリアがバンドリングのために選択され得る)、および/または
その他の基準に基づいて決定され得る。キャリアバンドリングも、1つまたはそれより多くの閾値に基づいて実行され得る。例えば、キャリアバンドリングは、ACK/NACKビットの総数がACK/NACKビットの閾値の数を超えるとき、またはデータ送信が受信されるキャリアの数がキャリアの閾値の数を超えるときに実行され得る。他の設計例において、UEは、キャリアにまたがってACK/NACKビットをバンドルすべきキャリアのグループを示す構成メッセージを受信することができる。そのとき、UEは、少なくとも2つのキャリアを、キャリアの該グループに基づいて決定することができる。
UEは、キャリアバンドリングを空間バンドリングおよび/またはサブフレームバンドリングと組み合わせて実行し得る。1つの設計例において、UEは、複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリア上でのデータ送信に対するACK/NACKビットの空間バンドリングを実行することができる。他の設計例において、UEは、複数のサブフレームにおける少なくとも1つのキャリア上でのデータ送信のためのACK/NACKビットのサブフレームバンドリングを実行することができる。さらに他の設計例において、UEは、空間バンドリングとサブフレームバンドリングの両方を実行することができる。UEは、キャリアバンドリング、空間バンドリング、および/またはサブフレームバンドリングを、表、例えば、表1から6のうちのいずれか、において与えられ得る一組の規則に基づいて実行することができる。
図7は、キャリアのサブセットに対するキャリアバンドリングを用いて送られたACK/NACK情報を受信するためのプロセス700の設計例を示す。プロセス700は、(以下で説明されるように)基地局/eNBによって、または何らかのその他のエンティティによって実行され得る。基地局は、UEによる使用のために構成された複数のキャリア上でUEにデータ送信を送ることができる(ブロック712)。その後、基地局は、複数のキャリアの中の少なくとも2つのキャリア上でのデータ送信に対する少なくとも1つのバンドルされたACK/NACKビットを備えるACK/NACK情報をUEから受信することができる(ブロック714)。少なくとも2つのキャリアは、複数のキャリアのサブセットである得る。少なくとも1つのバンドルされたACK/NACKビットは、少なくとも2つのキャリア上でのデータ送信に対するACK/NACKビットをキャリアにまたがってバンドルすることによって得られる。基地局は、少なくとも1つのバンドルされたACK/NACKビットに基づいて、少なくとも2つのキャリア上のデータ送信に対するACK/NACKビットを得ることができる(ブロック716)。基地局は、ACK/NACKビットに基づいて少なくとも2つのキャリア上のデータ送信のそれぞれを終了するか、または継続するかを決定することができる(ブロック718)。
図8は、異なるACK/NACK送信技術を用いてACK/NACK情報を送るためのプロセス800の設計例を示す。プロセス800は、(以下で説明されるように)UEによって、または何らかのその他のエンティティによって実行され得る。UEは、そのUEが一組のキャリア上でのマルチキャリア動作のために構成されていることを決定することができる(ブロック812)。UEは、一組のキャリアの中の複数のキャリア上でのデータ送信を受信することができる(ブロック814)。UEは、複数のキャリア上でのデータ送信に対するACK/NACKビットを決定することができる(ブロック816)。UEは、ACK/NACK情報を送るために使用する少なくとも1つのACK/NACK送信技術を決定することができる(ブロック818)。少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、複数のサポートされるACK/NACK送信技術の中から選択され得る。UEは、少なくとも1つのACK/NACK送信技術に基づいて、複数のキャリア上でのデータ送信に対するACK/NACKビットを送ることができる(ブロック820)。
少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、以下、
(i)通常の長さよりも短い長さの直交系列を用いてACK/NACKビットを送るための直交系列削減技術、
(ii)複数のリソースのうちの1つを用いてACK/NACK情報を送るためのチャネル選択技術、
(iii)空間多重を用いてキャリア上で同時に送られる複数のパケットのためのACK/NACKビットをバンドルするための空間バンドリング技術、
(iv)サブフレームにおいて複数のキャリア上で送られる複数のパケットのためのACK/NACKビットをバンドルするためのキャリアバンドリング技術、
(v)複数のサブフレームにおけるキャリア上で送られる複数のパケットのためのACK/NACKビットをバンドルするためのサブフレームバンドリング技術、
(vi)その他のACK/NACK送信技術、
のうちの1つまたはそれより多くを含み得る。
少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、
(i)データ送信が受信されるキャリアの数、
(ii)複数のキャリア上のデータ送信に関するACK/NACKビットの総数、
(iii)複数のキャリアのそれぞれに関するデータ送信フォーマット、
(iv)TDDにおけるアップリンクサブフレームに対するダウンリンクサブフレームの比、
(v)複数のサポートされるACK/NACK送信技術の優先順位、および/または
(vi)その他の基準、
を含み得る1つまたはそれより多くの基準に基づいて選択され得る。各キャリアに関するデータ送信フォーマットは、そのキャリア上で同時に送るパケットの数を示すことができ、例えば、空間多重することまたは空間多重しないことを示し得る。
1つの設計例において、特定のACK/NACK送信技術(例えば、直交系列削減技術、空間バンドリング技術、またはチャネル選択技術)が、選択基準が閾値を超える場合に選択され得る。例えば、特定のACK/NACK送信技術が、ACK/NACKビットの総数が所定の値よりも多い場合に、またはデータ送信が受信されるキャリアの数が所定の閾値よりも多い場合に選択され得る。異なる所定の値または異なる所定の閾値が、異なるACK/NACK送信技術を選択するために使用され得る。他の設計例において、サポートされるACK/NACK送信技術は、表、例えば、表1から6のうちのいずれか、で与えられ得る一組の規則に基づいて選択され得る。
図9は、異なるACK/NACK送信技術を用いて送られるACK/NACK情報を受信するためのプロセス900の設計例を示す。プロセス900は、(以下で説明されるように)基地局によって、または何らかのその他のエンティティによって実行され得る。基地局は、UEが一組のキャリア上でのマルチキャリア動作のために構成されていることを決定すし得る(ブロック912)。基地局は、一組のキャリアの中のそれより多くのキャリア上でUEにデータ送信を送ることができる(ブロック914)。基地局は、複数のキャリア上でのデータ送信に対するACK/NACK情報をUEから受信することができる(ブロック916)。基地局は、ACK/NACK情報を送るためにUEによって使用された少なくとも1つのACK/NACK送信技術を決定することができる(ブロック918)。少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、複数のサポートされるACK/NACK送信技術の中から選択され得る。ACK/NACK情報は、その少なくとも1つのACK/NACK送信技術に基づいてUEによって送られることができる。基地局は、受信されたACK/NACK情報と少なくとも1つのACK/NACK送信技術とに基づいて、複数のキャリア上でのデータ送信に対するACK/NACKビットを復元することができる(ブロック920)。例えば、ACK/NACK情報は、1つまたはそれより多くのバンドルされたACK/NACKビットを備える可能性があり、基地局は、ACK/NACK送信モードに基づいてそれぞれのバンドルされたACK/NACKビットのバンドル解除を実行することができる。
さらに他の態様において、いくつかのACK/NACK送信モードがサポートされ得、1つのACK/NACK送信モードが、いつでも、使用するために選択され得る。ACK/NACK送信モードは、ACK/NACK情報を送る特定の方法を指定することができ、1つまたはそれより多くのACK/NACK送信技術を利用することができる。例えば、第1のACK/NACK送信モードは直交系列削減を利用でき、第2のACK/NACK送信モードは直交系列削減と空間バンドリングとを利用でき、第3のACK/NACK送信モードは直交系列削減とチャネル選択とを利用するでき、第4のACK/NACK送信モードは直交系列削減と、チャネル選択と、空間バンドリングとを利用し得る、等々。
図10は、いくつかのACK/NACK送信モードのうちの1つを用いてACK/NACK情報を送るためのプロセス1000の設計例を示す。プロセス1000は、(以下で説明されるように)UEによって、または何らかのその他のエンティティによって実行され得る。UEは、そのUEが一組のキャリア上でのマルチキャリア動作のために構成されていることを決定することができる(ブロック1012)。UEは、一組のキャリアの中の複数のキャリア上でのデータ送信を受信することができる(ブロック1014)。UEは、複数のキャリア上でのデータ送信に対するACK/NACKビットを決定することができる(ブロック1016)。UEは、ACK/NACK情報を送るために使用するACK/NACK送信モードを決定することができる(ブロック1018)。ACK/NACK送信モードは、複数のACK/NACK送信モードの中から選択され得る。UEは、ACK/NACK送信モードに基づいて複数のキャリア上でのデータ送信に対するACK/NACKビットを送ることができる(ブロック1020)。
ACK/NACK送信モードは、
(i)データ送信が受信されるキャリアの数、
(ii)複数のキャリア上でのデータ送信に対するACK/NACKビットの総数、
(iii)複数のキャリアのそれぞれに関するデータ送信フォーマット、
(iv)TDDにおけるアップリンクサブフレームに対するダウンリンクサブフレームの比、および/または
(v)その他の基準、
を含み得る1つまたはそれより多くの基準に基づいて選択され得る。
1つの設計例において、複数のACK/NACK送信モードは、異なる長さの直交系列を用いる少なくとも2つのACK/NACK送信モードを含み得る。他の設計例において、複数のACK/NACK送信モードは、ACK/NACKビットをバンドルする少なくとも1つのACK/NACK送信モードと、ACK/NACKビットをバンドルしない少なくとも1つのその他のACK/NACK送信モードとを含み得る。さらに他の設計例において、複数のACK/NACK送信モードは、ACK/NACK情報を送るためにチャネル選択を使用する少なくとも1つのACK/NACK送信モードと、ACK/NACK情報を送るためにチャネル選択を使用しない少なくとも1つのその他のACK/NACK送信モードとを含み得る。複数のACK/NACK送信モードは、ACK/NACK送信技術のその他の組合せを含むことができる。
図11は、いくつかのACK/NACK送信モードのうちの1つを用いて送られるACK/NACK情報を受信するためのプロセス1100の設計例を示す。プロセス1100は、(以下で説明されるように)基地局によって、または何らかのその他のエンティティによって実行され得る。基地局は、UEが一組のキャリア上でのマルチキャリア動作のために構成されていることを決定することができる(ブロック1112)。基地局は、一組のキャリアの中の複数のキャリア上でUEにデータ送信を送ることができる(ブロック1114)。基地局は、ACK/NACK情報を送るためにUEによって使用されるACK/NACK送信モードを決定することができる(ブロック1116)。ACK/NACK送信モードは、上述の1つまたはそれより多くの基準に基づいて複数のACK/NACK送信モードの中から選択され得る。基地局は、複数のキャリア上でのデータ送信に対するACK/NACK情報を受信することができる(ブロック1118)。ACK/NACK情報は、ACK/NACK送信モードにしたがってUEによって送られる。基地局は、受信されたACK/NACK情報とACK/NACK送信モードとに基づいて、複数のキャリア上でのデータ送信に対するACK/NACKビットを復元することができる(ブロック1120)。
図12は、図1の基地局/eNBのうちの1つとUEのうちの1つとである得る基地局/eNB110xとUE120xとの設計例の構成図を示す。UE120x内で、受信器1210は、基地局と場合によってはその他の局とによって送られたデータ送信を備えるダウンリンク信号を受信し、処理することができる。モジュール1212は、受信されたデータ送信を処理する(例えば、復調し、復号する)ことができる。モジュール1214は、受信されたデータ送信に対するACK/NACKビットを決定することができる。モジュール1216は、適用可能な場合に、ACK/NACKビットの空間バンドリング、キャリアバンドリング、および/またはサブフレームバンドリングを実行することができる。モジュール1216は、1つもしくはそれより多くのバンドルされたACK/NACKビットおよび/または1つもしくはそれより多くのバンドルされていないACK/NACKビットを備える得るACK/NACK情報を生成することができる。モジュール1222は、ACK/NACK情報を送るために使用する1つもしくはそれより多くのACK/NACK送信技術および/またはACK/NACK送信モードを決定することができる。モジュール1218は、選択された(1つもしくはそれより多くの)ACK/NACK送信技術および/またはACK/NACK送信モードにしたがってACK/NACK情報を送ることができる。送信器1220は、ACK/NACK情報、その他の情報、および/またはデータを備えるアップリンク信号を送信することができる。モジュール1224は、UE120xに関するマルチキャリア構成を決定することができる。例えば、モジュール1224は、UE120xのために構成される一組のキャリア、どのキャリアにキャリアバンドリングを適用すべきかなどを決定することができる。UE120x内のさまざまなモジュールは、上述のように動作することができる。コントローラ/プロセッサ1226は、UE120x内のさまざまなモジュールの動作を指示することができる。メモリ1228は、UE120xのためのデータとプログラムコードとを記憶することができる。
基地局110x内で、モジュール1252は、UE120xおよび/またはその他のUEに関するデータ送信を生成することができる。送信器1254は、データ送信を備えるダウンリンク信号を生成することができる。受信器1254は、UE120xとその他のUEとによって送信されたアップリンク信号を受信し、処理することができる。モジュール1262は、ACK/NACK情報を送るためにUEによって使用される1つもしくはそれより多くのACK/NACK送信技術および/またはACK/NACK送信モードを決定することができる。モジュール1256は、決定された(1つもしくはそれより多くの)ACK/NACK送信技術および/またはACK/NACK送信モードにしたがって受信された信号を処理して、UE120xによって送られたACK/NACK情報を復元することができる。モジュール1258は、それぞれのバンドルされたACK/NACKビットをバンドル解除することができる。モジュール1264は、UE120xに関するマルチキャリア構成を決定することができ、UE120xのために構成される一組のキャリア、どのキャリアにキャリアバンドリングを適用すべきかなどを決定することができる。基地局110x内のさまざまなモジュールは、上述のように動作することができる。コントローラ/プロセッサ1266は、基地局110x内のさまざまなモジュールの動作を指示することができる。メモリ1268は、基地局110xのためのデータとプログラムコードとを記憶することができる。スケジューラ1270は、データ送信のためにUEをスケジューリングすることができる。
図12のモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子コンポーネント、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、またはこれらの任意の組合せを備え得る。
図13は、図1の基地局/eNBのうちの1つとUEのうちの1つとである得る基地局/eNB110yとUE120yとの設計例の構成図を示す。基地局110yは、T個のアンテナ1334aから1334tを装備している可能性があり、UE120yは、R個のアンテナ1352aから1352rを装備している可能性があり、概して、T≧1およびR≧1である。
基地局110yにおいて、送信プロセッサ1320は、1つまたはそれより多くのUEに関するデータソース1312からデータを受信し、そのUEのために選択された1つまたはそれより多くの変調符号化方式に基づいて各UEに関するデータを処理し(例えば、符号化し、変調する)、すべてのUEにデータシンボルを提供することができる。送信プロセッサ1320は、(例えば、ダウンリンク許可、構成メッセージなどに関する)制御情報を処理し、制御シンボルを提供することもできる。プロセッサ1320は、基準信号に関する基準シンボルを生成することもできる。送信(TX)それより多く入力それより多く出力(MIMO)プロセッサ1330は、(適用可能な場合)データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルをプリコーディングすることができ、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)1332aから1332tに与えることができる。各変調器1332は、(例えば、OFDMなどのために)その出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを得ることができる。各変調器1332は、その出力サンプルストリームをさらに調整して(例えば、アナログに変換し、増幅し、フィルタリングし、アップコンバートする)、ダウンリンク信号を得ることができる。変調器1332aから1332tからのT個のダウンリンク信号が、それぞれ、T個のアンテナ1334aから1334tを介して送信され得る。
UE120yにおいて、アンテナ1352aから1352tは、基地局110yおよび/またはその他の基地局からのダウンリンク信号を受信することができ、受信された信号を復調器(DEMOD)1354aから1354rにそれぞれ提供することができる。各復調器1354は、その受信された信号を調整して(例えば、フィルタリングし、増幅し、ダウンコンバートし、デジタル化する)、入力サンプルを得ることができる。各復調器1354は、(例えば、OFDMなどのために)入力サンプルをさらに処理して、受信されたシンボルを得ることができる。MIMO検波器1356は、R個すべての復調器1354aから1354rからの受信されたシンボルを取得し、受信されたシンボルに対してMIMO検波を実行し、検波されたシンボルを提供することができる。受信プロセッサ1358は、検波されたシンボルを処理し(例えば、復調し、復号する)、UE120yに関する復号されたデータをデータシンク1360に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ1380に与えることができる。
アップリンクで、UE120yにおいて、送信プロセッサ1364は、データソース1362からのデータとコントローラ/プロセッサ1380からの制御情報(例えば、ACK/NACK情報)とを受信し、処理することができる。プロセッサ1364は、1つまたはそれより多くの基準信号に関する基準シンボルを生成することもできる。送信プロセッサ1364からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ1366によってプリコーディングされ、(例えば、SC−FDMなどのために)変調器1354aから1354rによってさらに処理され、基地局110yに送信されることができる。基地局110yにおいて、UE120yとその他のUEとからのアップリンク信号は、アンテナ1334によって受信され、復調器1332によって処理され、適用可能な場合はMIMO検波器1336によって検波され、UE120yとその他のUEとによって送られた復号されたデータと制御情報とを得るために受信プロセッサ1338によってさらに処理されることができる。プロセッサ1338は、復号されたデータをデータシンク1339に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ1340に与えることができる。
コントローラ/プロセッサ1340と1380とは、それぞれ基地局110yとUE120yとにおける動作を指示することができる。基地局110yのプロセッサ1340および/またはその他のプロセッサとモジュールとは、図7のプロセス700、図9のプロセス900、図11のプロセス1100、および/または本明細書に記載の技術に関するその他のプロセスを実行するか、または指示することができる。UE120yのプロセッサ1380および/またはその他のプロセッサとモジュールとは、図6のプロセス600、図8のプロセス800、図10のプロセス1000、および/または本明細書に記載の技術に関するその他のプロセスを実行するか、または指示することができる。メモリ1342および1382は、それぞれ基地局110yとUE120yとのためのデータとプログラムコードとを記憶することができる。スケジューラ1344は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでのデータ送信のためにUEをスケジューリングすることができる。
本技術における技量をもつ者は、情報と信号とが、さまざまな異なるテクノロジーと技術とのうちのいずれかを使用して表され得ることを理解するであろう。例えば、上の説明中に記載される得るデータと、命令と、コマンドと、情報と、信号と、ビットと、シンボルと、チップとは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは磁気的粒子、光場もしくは光学的粒子、またはこれらの任意の組合せで表され得る。
さらに、当業者は、本明細書の開示に関連して説明されたさまざまな例示的な論理ブロックと、モジュールと、回路と、アルゴリズムのステップとが、電子的なハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはこれら両方の組合せとして実装され得ることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとのこの互換性を明確に示すために、さまざまな例示的なコンポーネントと、ブロックと、モジュールと、回路と、ステップとが、概してそれらの機能の観点で、上に説明されている。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、システム全体に課された特定の用途と設計例の制約とによって決まる。当業者は、説明された機能をそれぞれの特定の用途のためにさまざまな方法で実装することができるが、そのような実装の判断は本開示の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されてはならない。
本明細書の開示に関連して説明されたさまざまな例示的な論理ブロックと、モジュールと、回路とは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくはその他のプログラマブルロジックデバイス、離散的なゲートもしくはトランジスタ論理、離散的なハードウェアコンポーネント、または本明細書において説明された機能を実行するように設計例されたこれらの任意の組合せを用いて実装または実行されることができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよいが、別法として、プロセッサは、任意の通常のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であってよい。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組合せ、それより多くのマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくはそれより多くのマイクロプロセッサ、または任意のその他のそのような構成としても実装され得る。
本明細書の開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはこれら2つの組合せで具現化されることができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意のその他の形態のストレージ媒体に存在し得る。例示的なストレージ媒体は、プロセッサが当該ストレージ媒体から情報を読むことができ、当該ストレージ媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。別法として、ストレージ媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよびストレージ媒体は、ASIC内に存在し得る。ASICは、ユーザ端末内に存在し得る。別法として、プロセッサおよびストレージ媒体は、ユーザ端末内の別個のコンポーネントとして存在し得る。
1つまたはそれより多くの例示的な設計例において、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたはそれより多くの命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体上で送信され得る。コンピュータ可読媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの移送を容易にする任意の媒体を含むコンピュータストレージ媒体と通信媒体の両方を含む。ストレージ媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体であってよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくはその他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくはその他の磁気ストレージデバイス、または命令もしくはデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を搬送もしくは記憶するために使用されることができ、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る任意のその他の媒体を備え得る。また、当然、任意の接続がコンピュータ可読媒体と呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペアケーブル、またはデジタル加入者線(DSL)を用いてウェブサイト、サーバ、またはその他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペアケーブル、またはDSLは、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるとき、ディスク(disk)とディスク(disc)とは、コンパクトディスク(compact disc)(CD)、レーザディスク(laser disc)、光ディスク(optical disc)、デジタルバーサタイルディスク(digital versatile disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(floppy(登録商標) disk)、およびブルーレイ(登録商標)ディスク(blu−ray disc)を含み、ディスク(disk)が、通常、磁気的にデータを再生する一方、ディスク(disc)は、レーザを用いて光学的にデータを再生する。上記の媒体の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲に含まれるべきである。
本開示の上記の説明は、当業者が本開示を作製するまたは使用することを可能にするために提供される。本開示に対するさまざまな修正が当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義された包括的な原理は、本開示の精神または範囲を逸脱することなくその他の変更形態に適用されることができる。したがって、本開示は、本明細書において説明された例と設計例とに限定されるように意図されておらず、本明細書において開示された原理と新規性のある特徴とに合致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (50)

  1. ユーザ機器(UE)による使用のために構成される複数のキャリア上でのデータ送信を受信することと、
    前記UEにおいて、前記データ送信に対する肯定応答/否定応答(ACK/NACK)ビットを決定することと、
    ACK/NACKビットをバンドルすべき少なくとも2つのキャリアを決定すること、前記少なくとも2つのキャリアは前記複数のキャリアのサブセットである、と、
    前記少なくとも2つのキャリア上での前記データ送信に対して、キャリアにまたがって、前記ACK/NACKビットをバンドルすることと、
    前記少なくとも2つのキャリア上での前記データ送信に対する少なくとも1つのバンドルされたACK/NACKビットを備えるACK/NACK情報を送ることと、
    を備える、ワイヤレス通信のための方法。
  2. ACK/NACKビットをバンドルすべき前記少なくとも2つのキャリアを決定することは、同じ周波数帯域から前記少なくとも2つのキャリアを選択することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. ACK/NACKビットをバンドルすべき前記少なくとも2つのキャリアを決定することは、前記データ送信が受信されるキャリアの数に基づく、請求項1に記載の方法。
  4. ACK/NACKビットをバンドルすべき前記少なくとも2つのキャリアを決定することは、前記複数のキャリア上の前記データ送信に対する前記ACK/NACKビットの総数に基づく、請求項1に記載の方法。
  5. 前記少なくとも2つのキャリアにまたがってバンドルすることは、ACK/NACKビットの前記総数がACK/NACKビットの閾値の数を超えるときに実行される、請求項4に記載の方法。
  6. ACK/NACKビットをバンドルすべき前記少なくとも2つのキャリアを決定することは、前記ACK/NACK情報を送るために利用可能なペイロードビット数に基づく、請求項1に記載の方法。
  7. ACK/NACKビットをバンドルすべき前記少なくとも2つのキャリアを決定することは、前記複数のキャリアのそれぞれに係るデータ送信モードに基づいて、前記少なくとも2つのキャリアを選択することを備える、請求項1に記載の方法。
  8. ACK/NACKビットをバンドルすべき前記少なくとも2つのキャリアを決定することは、
    キャリアにまたがってACK/NACKビットをバンドルすべきキャリアのグループを示す構成メッセージを受信することと、
    キャリアの前記グループにしたがって前記少なくとも2つのキャリアを決定することと、
    を備える、請求項1に記載の方法。
  9. ACK/NACKビットをバンドルすべき前記少なくとも2つのキャリアを決定することは、前記複数のキャリアのそれぞれに係る終了目標に基づいて、前記少なくとも2つのキャリアを選択することを備える、請求項1に記載の方法。
  10. ACK/NACKビットをバンドルすべき前記少なくとも2つのキャリアを決定することは、
    前記複数のキャリアの中の各キャリアに関連付けられる干渉特性を決定することと、
    干渉特性の類似性に基づいて、前記少なくとも2つのキャリアを選択することと、
    を備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記ACK/NACK情報は、さらに、前記複数のキャリアの中の少なくとも1つの残りのキャリア上での少なくとも1つのデータ送信に対する少なくとも1つのACK/NACKビットを、キャリアをまたがった前記少なくとも1つのACK/NACKビットのバンドリングなしで備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記ACK/NACK情報を送ることは、前記複数のキャリアに関連付けられる単一のアップリンクキャリア上で前記ACK/NACK情報を送ることを備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリア上でのデータ送信に対するACK/NACKビットの空間バンドリングを実行することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  14. 複数のサブフレームにおける少なくとも1つのキャリア上でのデータ送信に対するACK/NACKビットのサブフレームバンドリングを実行すること、前記少なくとも1つのキャリアは前記複数のキャリア内にある、を備える、請求項1に記載の方法。
  15. ユーザ機器(UE)による使用のために構成される複数のキャリア上でのデータ送信を受信するための手段と、
    前記UEにおいて、前記複数のキャリア上での前記データ送信に対する肯定応答/否定応答(ACK/NACK)ビットを決定するための手段と、
    ACK/NACKビットをバンドルすべき少なくとも2つのキャリアを決定するための手段、前記少なくとも2つのキャリアは前記複数のキャリアのサブセットである、と、
    前記少なくとも2つのキャリア上での前記データ送信に対する前記ACK/NACKビットを、キャリアにまたがってバンドルするための手段と、
    前記少なくとも2つのキャリア上での前記データ送信に対する少なくとも1つのバンドルされたACK/NACKビットを備えるACK/NACK情報を送るための手段と、
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  16. ACK/NACKビットをバンドルすべき前記少なくとも2つのキャリアを決定するための前記手段は、データ送信が受信されるキャリアの数、前記複数のキャリア上での前記データ送信に対するACK/NACKビットの総数、前記ACK/NACK情報を送るために利用可能なペイロードビット数、前記複数のキャリアのそれぞれの周波数帯域、前記複数のキャリアのそれぞれに係るデータ送信モード、前記複数のキャリアのそれぞれに係る終了目標、前記複数のキャリアのそれぞれに関連付けられる干渉特性、前記UEのための構成メッセージ、または、これらの組合せに基づいて、ACK/NACKビットをバンドルすべき前記少なくとも2つのキャリアを決定するための手段を備える、請求項15に記載の装置。
  17. 前記ACK/NACK情報は、さらに、前記複数のキャリアの中の少なくとも1つの残りのキャリア上での少なくとも1つのデータ送信に対する少なくとも1つのACK/NACKビットを、キャリアにまたがった前記少なくとも1つのACK/NACKビットのバンドリングなしでえる、請求項15に記載の装置。
  18. ユーザ機器(UE)による使用のために構成される複数のキャリア上でのデータ送信を受信することと、
    前記UEにおいて、前記複数のキャリア上での前記データ送信に対する肯定応答/否定応答(ACK/NACK)ビットを決定することと、
    ACK/NACKビットをバンドルすべき少なくとも2つのキャリアを決定すること、前記少なくとも2つのキャリアは前記複数のキャリアのサブセットである、と、
    前記少なくとも2つのキャリア上での前記データ送信に対する前記ACK/NACKビットを、キャリアにまたがってバンドルすることと、
    前記少なくとも2つのキャリア上での前記データ送信に対する少なくとも1つのバンドルされたACK/NACKビットを備えるACK/NACK情報を送ることと、
    のために構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されるメモリと、
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  19. 前記少なくとも1つのプロセッサは、データ送信が受信されるキャリアの数、前記複数のキャリア上での前記データ送信に対するACK/NACKビットの総数、前記ACK/NACK情報を送るために利用可能なペイロードビット数、前記複数のキャリアのそれぞれの周波数帯域、前記複数のキャリアのそれぞれに係るデータ送信モード、前記複数のキャリアのそれぞれに係る終了目標、前記複数のキャリアのそれぞれに関連付けられる干渉特性、前記UEのための構成メッセージ、または、これらの組合せに基づいて、ACK/NACKビットをバンドルすべき前記少なくとも2つのキャリアを決定するように構成される、請求項18に記載の装置。
  20. 前記ACK/NACK情報は、さらに、前記複数のキャリアの中の少なくとも1つの残りのキャリア上での少なくとも1つのデータ送信に対する少なくとも1つのACK/NACKビットを、キャリアにまたがった前記少なくとも1つのACK/NACKビットのバンドリングなしに備える、請求項18に記載の装置。
  21. 少なくとも1つのコンピュータに、ユーザ機器(UE)による使用のために構成される複数のキャリア上でのデータ送信を受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記UEにおいて、前記複数のキャリア上で前記データ送信に対する肯定応答/否定応答(ACK/NACK)ビットを決定させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、ACK/NACKビットをバンドルすべき少なくとも2つのキャリアを決定させるためのコード、前記少なくとも2つのキャリアは前記複数のキャリアのサブセットである、と、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記少なくとも2つのキャリア上での前記データ送信に対する前記ACK/NACKビットを、キャリアにまたがってバンドルさせるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記少なくとも2つのキャリア上での前記データ送信に対する少なくとも1つのバンドルされたACK/NACKビットを備えるACK/NACK情報を送らせるためのコードと、
    を備える非一時的コンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。
  22. ユーザ機器(UE)に、前記UEによる使用のために構成される複数のキャリア上でデータ送信を送ることと、
    前記複数のキャリアの中の少なくとも2つのキャリア上でのデータ送信に関連する少なくとも1つのバンドルされた肯定応答/否定応答(ACK/NACK)ビットを備えるACK/NACK情報を、前記UEから受信することと、
    前記少なくとも1つのバンドルされたACK/NACKビットに基づいて、前記少なくとも2つのキャリア上での前記データ送信に対するACK/NACKビットを得ることと、
    を備える、ワイヤレス通信のための方法。
  23. 前記ACK/NACKビットに基づいて、前記少なくとも2つのキャリア上での前記データ送信のそれぞれを終了するか、または継続するかを決定することをさらに備える、請求項22に記載の方法。
  24. ユーザ機器(UE)に、前記UEよる使用のために構成される複数のキャリア上でデータ送信を送るための手段と、
    前記複数のキャリアの中の少なくとも2つのキャリア上でのデータ送信に関連する少なくとも1つのバンドルされた肯定応答/否定応答(ACK/NACK)ビットを備えるACK/NACK情報を、前記UEから受信するための手段と、
    前記少なくとも1つのバンドルされたACK/NACKビットに基づいて、前記少なくとも2つのキャリア上での前記データ送信に対するACK/NACKビットを得るための手段と、
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  25. 前記ACK/NACKビットに基づいて、前記少なくとも2つのキャリア上での前記データ送信のそれぞれを終了するか、または継続するかを決定するための手段をさらに備える、請求項24に記載の装置。
  26. ユーザ機器(UE)による使用のために構成される複数のキャリア上でのデータ送信を受信することと、
    前記UEにおいて、前記複数のキャリア上での前記データ送信に対する肯定応答/否定応答(ACK/NACK)ビットを決定することと、
    前記複数のキャリアのためのACK/NACK情報を送るために、少なくとも1つのACK/NACK送信技術を決定すること、前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、マルチキャリア動作において前記UEが利用可能な複数のACK/NACK送信技術から選択される、と、
    前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術に基づいて、前記データ送信に対する前記ACK/NACKビットを送ることと、
    を備える、ワイヤレス通信のための方法。
  27. 前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術を決定することは、
    前記複数のキャリア上での前記データ送信に対するACK/NACKビットの総数が所定の値よりも多い場合、または、データ送信が受信されるキャリアの数が所定の閾値よりも多いとき場合に、直交系列削減技術を選択すること、
    を備える、請求項26に記載の方法。
  28. 前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術を決定することは、
    前記複数のキャリア上での前記データ送信に対するACK/NACKビットの総数が所定の値よりも多いとき、または、データ送信が受信されるキャリアの数が所定の閾値よりも多いときに、空間バンドリング技術を選択することを備える、請求項26に記載の方法。
  29. 前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術を決定することは、
    前記複数のキャリア上での前記データ送信に対するACK/NACKビットの総数が所定の値よりも多いとき、または、データ送信が受信されるキャリアの数が所定の閾値よりも多いときに、チャネル選択技術を選択することを備える、請求項26に記載の方法。
  30. 前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、データ送信が受信されるキャリアの数に基づいて選択される、請求項26に記載の方法。
  31. 前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、前記複数のキャリア上での前記データ送信に対するACK/NACKビットの総数に基づいて選択される請求項26に記載の方法。
  32. 前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、前記複数のキャリアのそれぞれに係るデータ送信フォーマットに基づいて選択される、請求項26に記載の方法。
  33. 前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、時分割多重(TDD)におけるアップリンクサブフレームに対するダウンリンクサブフレームの比に基づいて選択される、請求項26に記載の方法。
  34. 前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、前記複数のサポートされるACK/NACK送信技術の優先順位に基づいて選択される、請求項26に記載の方法。
  35. 前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、通常の長さよりも短い長さの直交系列を用いてACK/NACKビットを送るための直交系列削減技術を含む、請求項26に記載の方法。
  36. 前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、空間多重を用いてキャリア上で同時に送られる複数のデータ送信に対するACK/NACKビットをバンドルするための空間バンドリング技術を含む、請求項26に記載の方法。
  37. 前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、複数のリソースのうちの1つを用いてACK/NACK情報を送るためのチャネル選択技術を含む、請求項26に記載の方法。
  38. 前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、サブフレームにおける複数のキャリア上で送られる複数のパケットに対するACK/NACKビットをバンドルするためのキャリアバンドリング技術を含む、請求項26に記載の方法。
  39. 前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、複数のサブフレームにおけるキャリア上で送られる複数のパケットに対するACK/NACKビットをバンドルするためのサブフレームバンドリング技術を含む、請求項26に記載の方法。
  40. ユーザ機器(UE)による使用のために構成される複数のキャリア上でのデータ送信を受信するための手段と、
    前記UEにおいて、前記複数のキャリア上での前記データ送信に対する肯定応答/否定応答(ACK/NACK)ビットを決定するための手段と、
    ACK/NACK情報を送るための少なくとも1つのACK/NACK送信技術を決定するための手段、前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、マルチキャリア動作において前記UEに利用可能な複数のACK/NACK送信技術から選択される、と、
    前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術に基づいて、前記複数のキャリア上での前記データ送信に対する前記ACK/NACKビットを送るための手段と、
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  41. 前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、データ送信が受信されるキャリアの数、前記複数のキャリア上での前記データ送信に対するACK/NACKビットの総数、前記複数のキャリアのそれぞれに係るデータ送信フォーマット、時分割多重(TDD)におけるアップリンクサブフレームに対するダウンリンクサブフレームの比、前記複数のサポートされるACK/NACK送信技術の優先順位、または、これらの組合せに基づいて選択される、請求項40に記載の装置。
  42. 前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、直交系列削減技術、空間バンドリング技術、チャネル選択技術、キャリアバンドリング技術、サブフレームバンドリング技術、または、これらの組合せを含む、請求項40に記載の装置。
  43. ユーザ機器(UE)による使用のために構成される複数のキャリア上でのデータ送信を受信することと、
    前記複数のキャリア上の前記データ送信に対する肯定応答/否定応答(ACK/NACK)ビットを決定することと、
    ACK/NACK情報を送るための少なくとも1つのACK/NACK送信技術を決定すること、前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、マルチキャリア動作において前記UEに利用可能な複数のACK/NACK送信技術から選択される、と、
    前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術に基づいて、前記複数のキャリア上での前記データ送信に対する前記ACK/NACKビットを送ることと、
    のために構成される少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されるメモリと、
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  44. 前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、データ送信が受信されるキャリアの数、前記複数のキャリア上での前記データ送信に対するACK/NACKビットの総数、前記複数のキャリアのそれぞれに係るデータ送信フォーマット、時分割多重(TDD)におけるアップリンクサブフレームに対するダウンリンクサブフレームの比、前記複数のサポートされるACK/NACK送信技術の優先順位、または、これらの組合せに基づいて選択される、請求項43に記載の装置。
  45. 前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、直交系列削減技術、空間バンドリング技術、チャネル選択技術、キャリアバンドリング技術、サブフレームバンドリング技術、または、これらの組合せを含む、請求項43に記載の装置。
  46. 少なくとも1つのコンピュータに、ユーザ機器(UE)による使用のために構成される複数のキャリア上でのデータ送信を受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記複数のキャリア上での前記データ送信に対する肯定応答/否定応答(ACK/NACK)ビットを決定させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、ACK/NACK情報を送るための少なくとも1つのACK/NACK送信技術を決定させるためのコード、前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、マルチキャリア動作において前記UEに利用可能な複数のACK/NACK送信技術から選択される、と、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術に基づいて、前記複数のキャリア上での前記データ送信に対する前記ACK/NACKビットを送らせるためのコードと、
    を備える非一時的コンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。
  47. ユーザ機器(UE)に、前記UEによる使用のために構成される複数のキャリア上で、データ送信を送ることと、
    前記複数のキャリア上での前記データ送信に対応するACK/NACK情報を前記UEから受信することと、
    前記ACK/NACK情報を送るために前記UEによって使用される少なくとも1つのACK/NACK送信技術を決定すること、前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、マルチキャリア動作において前記UEに利用可能な複数のACK/NACK送信技術から選択される、と、
    前記ACK/NACK情報と前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術とに基づいて、前記複数のキャリア上での前記データ送信に対するACK/NACKビットを復元することと、を備える、ワイヤレス通信のための方法。
  48. 前記ACK/NACKビットに基づいて、前記複数のキャリア上での前記データ送信のそれぞれを終了するか、または継続するかを決定すること、
    をさらに備える、請求項47に記載の方法。
  49. ユーザ機器(UE)に、前記UEによる使用のために構成される複数のキャリア上でデータ送信を送るための手段と、
    前記複数のキャリア上での前記データ送信に対応するACK/NACK情報を、前記UEから受信するための手段と、
    前記ACK/NACK情報を送るために前記UEによって使用される少なくとも1つのACK/NACK送信技術を決定するための手段、前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術は、マルチキャリア動作において前記UEに利用可能な複数のACK/NACK送信技術から選択される、と、
    前記ACK/NACK情報と前記少なくとも1つのACK/NACK送信技術とに基づいて、前記複数のキャリア上での前記データ送信に対するACK/NACKビットを復元するための手段と、
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  50. 前記ACK/NACKビットに基づいて、前記複数のキャリア上での前記データ送信のそれぞれを終了するか、または継続するかを決定するための手段をさらに備える、請求項49に記載の装置。
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