JP2013528047A - 切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】(a)尖先部列Zはベース本体10に固定されたベース16から成る少なくとも一つの尖先部Wと、外側に突出する歯先13とを有し、この歯先13はロータRの回転方向12で先行する位置に運搬フランクFを有し、この運搬フランクFは外側尖先端14から移行部20へ延びているロータRと、(b)切断装置Sを通る運搬チャンネル3の下側の境界を形成する切断装置底面4と、(c)運搬チャンネル3を通って歯先13の進路の側面の所を切断装置の底面4から突出した切断ブレード5と、(d)尖先部列Zの間をベース本体11の外周縁部10の近くまで延びるロータRの後方に配置されたスクレーパー7とを有する農業機械用切断装置S。
【解決手段】ロータRの回転方向12で運搬フランクFの前方で、少なくとも尖先部Wのベース16の所に外側を向いた圧縮表面Gを有し、この圧縮表面Gが少なくともほぼ移行部20まで回転方向12とは反対方向に徐々に上昇し、上記運搬フランクFに至る。
【選択図】図3

Description

本発明は、請求項1の前提部分に記載の農業機械用の切断装置(cutting unit)に関するものである。
ベーラー(baler)、特にラウンドベーラー(round baler)の切断装置は穀物材料、例えばピックアップ装置によって供給された穀物材料を切断し、切断された穀物材料をベール(bale、梱)形成キャビティー中へ運搬しなければならない。ローディングワゴン(loading wagon、積込みワゴン)の切断装置は穀物材料、例えばピックアップ装置によって供給された穀物材料を切断し、切断された穀物をローディングワゴンの貯蔵ホッパまで運搬しなければならない。尖先部列(tine arrangement、フォーク状尖先部材の列)が供給された穀物を取込み、穀物を切断ブレード上へ押圧する。この切断ブレードは穀物材料を細かく切断する。この切断プロセス中および/または切断後に、切断された穀物材料はスクレーパーによって尖先部列から除去され、さらに、運搬チャンネルを通って運搬方向へ案内される。ラウンドベーラーの場合、この運搬チャンネルは互いにほぼインライン上にある入口と出口を有し、ロータが約180°回転した時に各尖先部列が穀物材料と係合する。ローディングワゴンの場合には運搬チャンネルの出口は上方へ向かって延び、各歯が約270°の範囲の角度で穀物材料と係合できるようになっている。
特許文献1(欧州特許第0815720 A号公報)で公知のラウンドベーラーの切断装置はロータのベース上に平行な複数の尖先部を有し、この尖先部は軸線方向に間隔を空けて配置されている。互いに隣接する尖先部の間には周方向の位相シフトが付けられている。各尖先部は2つのリング構造体から成り、各リング構造体は直径方向で互いに反対方向を向いた2つの三角形の尖先部(tine、尖先)を有する。切断ブレードは上記リング構造体の間および/またはリング構造体の片側面および/または両側面の所に挿入されている。この尖先部はいわゆる低ベース尖先部(low-base tine)である。これは各尖先部が一つの三角形の歯先と低ベースとを有し、この低ベースは例えば歯先の両方の周方向側面まで延びていることを意味する。ベースは尖先部をロータのベース部の周縁部に固定する。低ベースの外側輪郭はロータの軸線からの一定距離にある。例えば、軸線から尖先部列端までの半径方向距離の約半分の所にある。低ベース尖先部の利点は低ベース尖先部を有するロータを用いて切断装置で穀物材料を高流量で容易に処理できる点にある。
しかし、大抵のラウンドベーラーの場合のように穀物材料の供給方向が運搬チャンネルの出口方向とほぼインラインである切断装置では、切断前に各尖先部によって運搬された穀物材料がスクレーパーに対して強く押圧され、急勾配の切断エッジを有する切断ブレードの場合には尖先部によって穀物材料が切断エッジにほぼ直角に押圧される。さらに、ベースの外側輪郭形状はパッシブのままであるため、穀物材料は主として切断ブレードの切断エッジ上で圧搾作用によって切断される。一方、穀物材料は歯先とスクレーパーとによって切断エッジのみに切断エッジの曲率に対してほぼ直角に押し付けられる。従って、圧搾切断作用により多くのロータ駆動エネルギーを必要とするため、切断された穀物材料の品質が悪くなり、切断ブレードの切断エッジに局所的に集中した摩耗が生じる。
低ベース尖先部の代わりに、いわゆる高ベー尖先部(high-base tine)を有する切断装置のロータを備えたものも公知である。この場合にはロータの回転方向で歯先の前方にあるベースの外側輪郭形状の半径方向距離は一定であり、ロータの軸線からの歯先端の半径方向距離の約2/3にすることができる。高ベース尖先部の利点は各切断ブレード上での切断作用が低ベース尖先部を用いた場合よりも良くなる点にある。これは、切断時に穀物材料が切断ブレードの切断エッジに沿って少し摺動することを意味する。それによって切断作用が改善され、ロータ駆動エネルギーが減少し、穀物材料の圧搾作用が少なくなる。しかし、高ベース尖先部は低ベース尖先部ほど多くの穀物材料を運搬できず、残念なことに、切断装置を通る穀物材料の流量が制限される。
特許文献2(欧州特許第659 332 A号公報)、特許文献3(欧州特許第148 537 A号公報)、特許文献4(欧州特許第64112 A号公報)にはさらに別の従来の切断装置が開示されている。
ラウンドベーラーの処理能力が向上し、また、大容量ローディングワゴンへの迅速充填というニーズ等によって、最近では切断装置の容量を大きくしなければならなくなった。これまでは切断装置の穀物材料の流量能力は主としてロータの有効直径を増加させることによって増加させてきたが、そうするとる農業機械に問題が生じ、切断装置の取付空間が制限されることになる。ロータ直径を増加させると、自動的にロータ駆動トルクも高くする必要があり、フレーム構造体もより堅固にする必要がある。その結果、農業機械の全重量が重くなり、製造コストが高くなる。
欧州特許第0815720 A号公報 欧州特許第659 332 A号公報 欧州特許第148 537 A号公報 欧州特許第64112 A号公報
本発明の目的は、相対的に小さな直径のロータを有する切断装置での穀物材料運搬性能と切断性能を改良することにある。
本発明の上記目的は請求項1に記載の特徴を有する切断装置で達成される。
ラウンドベーラーと一体化された切断装置の概念的側面図。 [図1]の切断装置の斜視図。 [図2]の切断装置のロータの尖先部配列の拡大詳細平面図。 ロータの、所定の運転段階における切断装置の断面図。 別の運転段階における[図4]と同様な図。 さらに別の運転段階における[図4]と同様な図。 さらに別の運転段階における[図4]と同様な図。
圧縮表面をロータの回転方向で歯先の前方で徐々に上昇させ、圧縮表面を歯先よりかなり前方で開始させ、例えば歯先への移行部で終わらせるように各尖先部を設計することによって、ロータが供給された穀物材料を最大量で掻き取ることができ、また、斜めの切断作用または引っ張り切断作用によって穀物材料を切断ブレードの切断エッジに沿って有利に切断することが可能になる。本発明の尖先部デザインにすることによって切断装置の運搬性能および切断性能が改良され、切断ブレードの切断エッジのほぼ全長を使用して穀物材料を効果的に切断でき、切断作用時に穀物材料をほとんど圧搾せずに済む。最初に供給された多量の穀物材料の流れが圧縮表面の下側領域によってロータと切断ブレードの切断エッジとの間のテーパ間隙中に運ばれ、その後、徐々に上昇する圧縮表面が上記間隙領域中へ回転して行くので、ロータまでの穀物材料流量およびロータ後の穀物材料流量が相対的に高くなる。
切断ブレードの切断エッジでの間隙内で穀物材料に加わる圧縮表面の作用は徐々に上昇するので、追加の圧縮作用が生じ、切断エッジへ向かい且つ切断エッジに沿った穀物材料の強制移動が生じる。これらの圧縮作用および移動がより効率的な切断プロセスに寄与する。次いで、後に続く尖先部の運搬フランクは圧縮された穀物材料を切断ブレードの切断エッジに沿ってさらに押し進め、切断ブレードは斜めの切断作用または引っ張り切断作用によって穀物材料を切断する。それによって圧搾による切断穀物材料の品質低下を防ぐことができる。圧搾切断作用が起こると、斜めの切断作用または引っ張り切断作用の場合よりも大きな駆動力を投入しなければならない。従って、圧縮表面が徐々に上昇する尖先部はハイブリッド設計である。すなわち、本発明の尖先部は尖先部が穀物材料流と係合する前は低ベース尖先部の役目をし、係合および切断時には尖先部が徐々に上昇する圧縮表面と一緒に通常の高ベース尖先部よりもさらにうまく機能する。
本発明の好ましい実施例では圧縮表面は凸状に湾曲している。圧縮表面が凸状曲率することによって圧縮力が均一に増加し、穀物材料は強制的に変位される。この圧縮表面と運搬フランクの両者によって穀物材料は切断ブレードの切断エッジへ向かって、最終的にこの切断エッジを超えて且つ切断エッジに沿って運搬される。
本発明の別の好ましい実施例では、圧縮表面は円の弧の一部に従って延びる。この円の中心はベース本体の軸線と歯先との間に位置決めされ、円の半径はベース本体の外周縁部の半径より大きい。圧縮表面を円に形成することによって、例えば鋼板材料からレーザー切断またはガス切断で尖先部を容易に製造できる。変形例では、圧縮表面をほぼ直線にするか、わずかに凹状に湾曲した線に沿って延ばすことができる。
本発明に適した実施例では、軸線方向で測定したロータの圧縮表面の幅は歯先の運搬フランクの幅に少なくともほぼ対応する。圧縮表面は歯先と同一平面上にある穀物材料を「締め付け」るカラーのように作用するか、同一半径方向平面上にある2つの尖先部間のカラーのように作用する。
さらに好ましい実施例では、圧縮表面から運搬フランクまでの移行部が凹状に丸くなっている。この凹状に丸くなった移行部によって、穀物材料のスムーズな運搬を保証し、切断作用後に穀物材料が移行部に残るのを避けることができる。また、運搬フランクが凹状に丸くなった曲率を有することもできる。
尖先部列の圧縮表面は約60°〜約100°の角度範囲にわたって延びるのが好ましい。この角度に圧縮表面を延ばすことでロータの回転の広い角度範囲内で圧縮力を均一に高くでき、この広い角度範囲で穀物材料を変位させることができる。
圧縮表面のロータの軸線からの最大距離は歯端のロータの軸線からの距離の約2/3にすることができ、一方、圧縮表面の最小距離は歯端の軸線からの距離の約半分にすることができる。回転圧縮表面は例えば約60°〜100°の回転にわたって穀物材料を徐々に圧縮する。
本発明の好ましい実施例では、尖先部列は単一のまたは少なくとも2つの隣接したリング構造体で形成できる。各リング構造体は一つまたは二つ以上の周方向に分布した歯先と、それと同数の圧縮表面とを有する。尖先部列の2つのリング構造体はその間で切断ブレードが係合できるような距離だけ互いに離れて配置される。追加例または変形例では、切断ブレードは尖先部列の外側で係合できる。尖先部列のかくリング構造体の歯先は、周方向位相シフトなしで、ロータの軸線に沿った方向で互いに同相かつ合同にベース本体上に配置する。それぞれが少なくとも一つの歯先を有する3つ以上のリング構造体にもロータの各尖先部列を形成できる。これは、2つまたは3つの同相歯先および圧縮表面が同時に穀物材料を処理していることを意味する。
ロータの製造を容易にするために、それぞれのリング構造体を、それぞれが少なくとも一つの歯先とベースとを有する少なくとも2つの歯から構成できる。各歯はベース本体の周縁部上で約180°にわたって延びることができる。それぞれの圧縮表面は歯のベースの180°延長上の約80°にわたって延びることができる。
運搬フランクおよび歯先からの穀物材料のスムーズな除去を確実にするために、ロータの回転位置において歯先と協働する運搬フランクとスクレーパーを互いに対して約90°の相対角度で配置するのが適切である。ロータの回転位置では運搬フランクがベース本体の外周縁部に最も近いスクレーパー、好ましくはスクレーパーの端を横切る。スクレーパーは約90°またはそれ以上の角度によって穀物材料を通過する運搬フランクから容易に持ち上げることが保証される。
圧縮表面は、スクレーパーを通過するときに、スクレーパーと約135°以上の鈍角の開放角を成すのが好ましい。そうすることによって切断された穀物材料をスクレーパーにより容易な除去でき、切断エッジに対して穀物材料を良好に圧縮できる。
本発明の他の実施例では、運搬フランク、圧縮表面、尖先部に機能的に組み合わされる少なくとも一つの切断ブレードおよび切断装置の底面とが一緒になってロータ回転時に運搬方向の幅が減少する圧縮帯域を規定する。この圧縮帯域内では回転圧縮表面が穀物材料を切断ブレードの切断エッジへ向かって斜めの方向に既に徐々に圧縮している。圧縮表面の締め付け作用によって圧縮表面の後をついていく運搬フランクは切断エッジのほぼ全長に沿って圧縮穀物材料を一掃し、望ましい斜めの切断作用または引っ張り切断作用を行う。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を説明する。
[図1]は農業機械の一つの例としての切断装置Sを有するラウンドベーラーPの概念図である。ローディングワゴン(loading wagon)のような他の農業機械にも同様な切断装置を組み入れることができる。
このラウンドベーラーPは地表上を右から左へ向かって牽引され、地表上にある刈り草または飼料等の穀物材料をピックアップ装置Aによって集める。このピックアップ装置Aは集めた穀物材料を切断装置Sの運搬チャンネル3中へ供給する。切断装置Sは運搬チャンネル3中で横方向に延びた回転ロータRを収容している。必要な場合には、この回転ロータRの両端に収集オーガーQを設けることもできる。このオーガーQは広く集めた穀物材料の流れを運搬チャンネル3の横方向幅まで圧縮する役目をする。
切断装置SはラウンドベーラーPのケーシング1の下側の取付空間内に取り付けられている。運搬チャンネル3の入口および出口はこの出口がラウンドベーラーPの梱包チャンバKの開口部2とほぼインラインとなるように設計されている。切断装置Sの底面4はわずかに上方に傾いた運搬チャンネル3の下側境界を形成する。横方向に配列された切断ブレード5は切断装置Sの底面4の下側で支持され、上方へ突出し、ロータRの尖先部列6、Zとオーバーラップしている(重なっている)。切断ブレード5の切断エッジは凹状に湾曲し、運搬チャンネル3中の運搬方向と反対の方向を向き、ロータRの円筒形ベース本体へ向かって延びている。横方向に配列したスクレーパー7は、ロータRの回転方向で切断ブレード5の後方に取り付けられ、切断ブレード5およびロータRの尖先部列6、Zとオーバーラップしている(重なっている)。このスクレーパー7は切断ブレード5によって切断された穀物材料を尖先部列6、Zから除去する役目をする。
[図2]は切断装置Sの正面斜視図で、図を明瞭にするためにいくつかのハウジング部分を取り外してある。ロータRは略円筒形(例えば管状)のベース本体11を有し、このベース本体11はその外周縁部10に互いに間隔を空けて平行に配置された複数の尖先部列6、Zを支持している。各尖先部列6、Zは図示した実施例では互いに隣接した2つの平行なリング構造体31で構成されている。リング構造体31は例えば鋼板材料をレーザー切断またはガス切断して作られている。変形例では一つのリング構造体3だけにすることができ、また、単一尖先部Wまたは周方向に別れた複数尖先部Wにすることができる。リング構造体31は略平面で、ロータRの軸線Xに対して直角である。 [図2]ではロータRは左端で駆動シャフトを介して時計方向12に駆動される。各尖先部列6、Zを3つのリング構造体31で構成することもできる。互いに隣接する2つまたはそれ以上のリング構造体31は一枚の切断ブレード5との係合を容易にする間隔のみを残して隣接して配置されている。切断ブレード5は切断装置の底面4の溝9を通って突き出ている。案内リブ8を各溝9の両側の底面4に溶接することができる。スクレーパー7の配列は横方向クロスビーム7’によって支持されている。尖先部を取付けたロータRの回転方向は参照番号12で示され、運搬チャンネル3を通る運搬方向([図2]では前側から後側)を規定している。圧縮オーガーQもロータRのベース本体11に同様に取付けることができる。
図示していない切断装置Sの実施例では、[図2]に示した運搬フランクFよりやや幅広い部品を用いて少なくとも運搬フランクFおよび圧縮表面Gを形成することができる。これらの部品は鋼板の尖先部Wのエッジに例えば溶接で固定できる。この幅広い尖先部のデザインはローディングワゴンで有用である。
各リング構造体31は少なくとも一つの尖先部Wを有する。[図2]に示した実施例では各リング構造体31に直径方向でほぼ反対方向を向いた2つの尖先部Wが設けられている。あるいは、単一の尖先部Wを設けるか、周方向に分布した2つ以上の尖先部Wを設けることもできる(図示せず)。各尖先部Wは略三角形の歯先(tine tip)13と、前方の運搬フランクFと、ロータRの回転方向12で運搬フランクFの前方に延びた圧縮表面Gとを有している。歯先13はベース16と一体化している。すなわち、ベース16はロータの軸線Xの方向で歯先13の運搬フランクFと同じ厚さまたは軸線方向幅を有する。各尖先部Wはベース16に固定されている。例えば溶接によってベース本体11の外周縁部10上またはベース本体11内部に固定されている。ベース16はリングセグメント状をしており、尖先部Wをベース本体11に固定する役目をしている。
尖先部列6、Zは、互いに隣接する尖先部列6、Zが周方向に互いに位相シフトするようにベース本体11に配置されている。[図2]に示す実施例では左側の第1尖先部列6から始まり、それに続く各尖先部列は回転方向12とは逆方向の位相シフトで配置されている。従って、後続の歯先13は先行する尖先部列6、Zの歯先13の後にある。
[図3]はロータRの断面図で、尖先部Wのデザインをより詳細に示している。歯先13はベース16から歯端14へ向かって外側へ突き出ている。歯先13は運搬フランクF(ロータRの回転方向12で前方)とトレイリング(背向、後置)フランク15とを形成し、前方の運搬フランクFはベース16のセクション16aに対して例えば凸状曲率で延びている。一方、トレイリングフランク15はベース16のセクション16bに向かって延びている。[図3]に示す実施例では、ベース16はベース本体11の外周縁部10の約180°にわたって広がっている。運搬フランクFはベースセクション16aの輪郭形状17との移行部20を形成している。
本発明ではベースセクション16aの輪郭形状17は回転方向12とは逆方向に開始点18の所から終点19の所(例えば移行部20)まで徐々に上昇している。移行部20は凹状に丸くすることができる。歯端14は軸線Xから距離R1を有する。ベースセクション16aの輪郭形状17は尖先部Wの徐々に上昇する圧縮面Gを形成する。開始点18はロータRの軸線Xから半径方向距離R3を有し、終点19は軸線Xから半径方向距離R2を有する。圧縮面Gの曲率は円のセクションにすることができる。例えば[図3]に示す半径R4および軸線Xと歯先13との間にある中心Yを有する円のセクションにすることができる。あるいは、圧縮表面Gをほぼ真っ直ぐな尖先部に従うようにすることもできる(図示せず)。
半径方向距離R3は例えば半径方向距離R1の約半分にすることができる。半径方向距離R2は半径方向距離R1の約2/3にすることができる。ベース本体11の外周縁部10は半径Rを有する。圧縮表面Gの半径R4は半径Rよりやや大きい。圧縮表面Gは約60°〜約100°の角度範囲にわたって延び、図示した実施例では約80°である。尖先部Wの圧縮表面Gは、リング構造体31上に3つ以上の歯先13が存在する場合はより小さい角度範囲内で延びることができ、リング構造体31に単一の歯先13のみを有する単一の尖先部Wを設ける場合にはより大きい角度範囲にわたって延ばすことができる。図示した実施例では一つの尖先部列6、Z当たりに一対のリング構造体31を有し、歯先13と圧縮表面Gは周方向の位相シフトが全くない状態で同相の対で設けられている。すなわち、軸線Xの方向で見て互いに少なくともほぼ合同である。
[図3]のリング構造体31は2つ以上の尖先部Wで構成でき、これらの尖先部は外周縁部10に別々に固定されている。変形例ではリング構造体31は一体部品にすることができ、さらには3つ以上の部品を組み合わせることもできる。変形例ではさらに、各尖先部Wが2つ以上の歯先13と2つ以上の圧縮表面Gとを有することもできる。尖先部Wの上記寸法形状は一例であり、これに限定されるものではない。本発明の核心は歯先13の前方に圧縮表面Gを設けることにある。この圧縮表面Gは運搬フランクFへ向かって徐々に上昇し、従って、ロータRが回転した時に、ロータRの全回転の一定部分のみで穀物材料にアクティブに作用する。
[図3]では、各尖先部Wのトレイリング(背向、後置)ベースセクション16aは、左側歯先13の運搬フランクFの前方にある圧縮表面Gの各開始点18が右側の歯先13のトレイリング(背向、後置)ベースセクション16a上に来るように設計できる。これは圧縮表面Gが尖先部Wの両ベース16を共有することを意味する。
[図4]はロータRが軸線Xを中心に12の方向に回転する時の切断装置Sの所定運転段階を示している。運搬チャンネル3は入口領域に上方境界24を有する。この上方境界24は少なくとも一時的に切断装置の底面4の入口セクション4aに対してほぼ平行に延びる。この底面の出口セクション4bは入口セクション4aよりやや急勾配で上方へ傾いている。各切断ブレード5は切断装置の底面4の下方で吊り下げられており、物体が挟まった場合には押し戻されるようになっている。各切断ブレード5はロータRの回転方向12で定義される運搬チャンネル内での運搬方向23とは反対方向を向いた凹状湾曲切断エッジ22を有する。穀物材料Cは切断ブレードの切断エッジ22とロータRとの間に形成されたテーパギャップへ向って運搬チャンネル3中へ供給される。[図4]では右側の歯先13がスクレーパー7を通る直前である。このスクレーパー7はスクレーパーフィンガー21を有し、このスクレーパーフィンガー21は例えば固定クロスビーム7’からベース本体11の外周縁部10の領域へ延びている。切断エッジ22はスクレーパーフィンガー21と部分的に重なるか、スクレーパーフィンガー21の近くで終わらせることができる。左側の歯先13は運搬チャンネル3中にまだ入っておらず、左側の歯先13の圧縮表面Gは運搬チャンネル3に入り始めたばかりで、供給された穀物材料CはロータRと切断エッジ22との間のテーパギャップの所の圧縮帯域C1中で圧縮される。右側の歯先13のトレイリングベースセクション16bとトレイリングフランク15の半径方向高さは相対的に小さいので、([図4]に示すよりやや早くロータの回転位置にくる)穀物材料Cは圧縮帯域C1中に容易に前進して入り、供給穀物材料が右側の歯先13の圧縮表面Gと係合し始める。
[図4]は本発明の尖先部Wのデザインと従来の尖先部のデザインとの大きな違いも示している。[図4]の点線は従来の高ベース尖先部のデザインHを示している。この従来デザインHではパッシブなベースが軸線Xから一定の半径方向距離の所にある軸線Xを中心とした円を描く。この半径方向距離は例えば歯端14の軸線Xからの半径方向距離の約2/3に対応する。この点線の所にある高ベースのデザインHは運搬チャンネル3の入口領域が所定の幅に制限されることは明らかである。[図4]にはさらに、従来の低ベース尖先部のデザインLが一点鎖線で示してある。この低ベース尖先部のデザインLではパッシブベースセクション16aが軸線Xから一定の半径方向距離にあり、この半径方向距離は歯端14の軸線Xからの半径方向距離のほぼ半分に対応する。この低ベース尖先部のデザインLも、本発明のデザインで制限されるのとほぼ同じ程度だけ、運搬チャンネル13の幅を制限する。しかし、この低ベース尖先部のデザインLの場合には切断エッジ22上に圧搾切断作用が生じることは避けられない。すなわち、長い運搬フランクFが穀物材料Cをスクレーパー7に押圧し、それと同時に、切断エッジ22上にもほぼ直角に押付け、その結果、望ましくない圧搾切断作用が生じる。
[図4]は本発明の尖先部のデザインの大きな違いを単に説明のためのもので、高ベース尖先部のデザインHと低ベース尖先部のデザインLは強調して示してある。本発明の尖先部のデザインでは各歯先13の運搬フランクFの先端側で圧縮表面Gが徐々に上昇している。
[図5]は切断装置Sの運転段階を示し、右側歯先13がスクレーパー7またはスクレーパーフィンガー21と重なり、運搬フランクFが切断した穀物材料C2をスクレーパーフィンガー21に沿って運搬されている。ロータRのこの回転位置では、運搬フランクFがベース本体11の外周縁部10に近いスクレーパーフィンガー21の端部を横断し終わっている。この状態では運搬フランクFとスクレーパーフィンガー21とが約90°の角度を成し、圧縮表面Gはスクレーパーフィンガー21と約145°の鈍角の開放角を成しているので有利である。このことはロータが方向12へさらに回転する間に運搬フランクFと圧縮表面Gとがアクティブに協働して切断された穀物材料C2をスクレーパーフィンガー21に沿って協働して滑らか且つ容易に取り除くということを意味する。
[図6」は切断装置Sの初期運転段階を示し、この段階では供給された穀物材料と左側歯先13が係合を開始し、穀物材料は圧縮帯域C1で既に圧縮されており、回転圧縮表面Gとアクティブに係合し、切断エッジ22へ向かって斜めに移動されている。圧縮表面Gはほぼ切断装置の底面4を向いた矢印方向25の力を加え、一方、運搬フランクFは矢印方向25’の力を加える。矢印方向25、25’の力は切断エッジ22の全長に沿って穀物材料Cを効率的に押し進める。特に、圧縮された穀物材料の流れは切断エッジ22に沿って上方へ押し上げられ且つ切断エッジ22上で斜めに切断される。切断された穀物材料はスクレーパーフィンガー21と衝突して方向を変える。上記の圧縮表面Gの影響と、運搬フランクFが相対的に短いことと、矢印25、25’方向の圧縮力が加わることとによって、斜めの切断作用が生じ、また、引っ張るように断作用を生じる。このことは圧縮された穀物材料Cは切断されるとともに切断ブレード5の切断エッジ22全体に沿って送られるということを意味する。切断エッジ22は比較的に小さな切断抵抗力しか発生せず、そのほぼ全長が切断に用いられ、長期間シャープさを保ち、耐えるべき機械的負荷が減り、均一摩耗するため、耐用年数が延びる。その結果、ロータの駆動エネルギーをより効率的、経済的に用いることができる。
[図7]はロータRが360°回転した時の右側の尖先部Wの作用の最終運転段階で、矢印26で示す切断エッジ22に沿った斜めの切断作用または引っ張り切断作用で圧縮表面Gと運搬フランクFが圧縮された穀物材料をどのようにしてように押し進めるかを示している。上記の斜めの切断作用にすることによって、ほとんど絞らずに穀物材料を正しく規定された状態切断でき、ロータRの回転の相対的に大きな角度範囲にわたって切断エッジ22の局所的な集中摩耗を避けることができ、切断エッジ22全体に沿って切断作用を分配することができる。さらに、斜めの切断作用では必要なロータ駆動パワーが少ない。この運搬フランクFと圧縮表面Gの複合したアクティブ作用は、多量の穀物材料Cが切断エッジ22に近い領域まで供給された後に初めて作用し始める。従って、本発明の切断装置Sでは穀物材料流量を相対的に高くすることができる。

Claims (12)

  1. 下記(a)〜(d):
    (a)尖先部列(6、Z)を支持する少なくともほぼ円筒形のベース本体(11)を有するロータ(R)であって、上記尖先部列(6、Z)は軸線(X)に対して直角な平面内で互いに平行かつベース本体(11)の軸線(X)方向に中間距離を開けて分布し、ベース本体(10)に固定されたベース(16)から成る少なくとも一つの尖先部(W)と、外側に突出する少なくとも一つのほぼ三角形の歯先(13)とを有し、この歯先(13)はロータ(R)の回転方向(12)で先行する位置に運搬フランク(F)を有し、この運搬フランク(F)は外側尖先端(14)から移行部(20)へベース(16)まで延びているロータ(R)と、
    (b)切断装置(S)を通る運搬チャンネル(3)の下側の境界を形成するロータ(R)から離れた所にある切断装置底面(4)と、
    (c)運搬チャンネル(3)を通って歯先(13)の進路の側面の所を切断装置の底面(4)から突出した切断ブレードであって、ロータ(R)の回転方向(12)に規定される運搬チャンネル(3)中に運搬方向(23)とは反対方向を向いたその切断エッジ(22)を有する切断ブレード(5)と、
    (d)尖先部列(6、Z)の間をベース本体(11)の外周縁部(10)の近くまで延びる、運搬方向(23)でロータ(R)の後方に配置されたスクレーパー(7)と、
    を有する農業機械用、特にラウンドベーラー(P)またはローディングワゴンの切断装置(S)において、
    ロータ(R)の回転方向(12)で運搬フランク(F)の前方で、少なくとも尖先部(W)のベース(16)の所に外側を向いた圧縮表面(G)を有し、この圧縮表面(G)が少なくともほぼ移行部(20)まで回転方向(12)とは反対方向に徐々に上昇し、上記運搬フランク(F)に至ることを特徴とする切断装置。
  2. 圧縮表面(G)が凸状に湾曲している請求項1に記載の切断装置。
  3. 圧縮表面(G)が円の弧の一部であり、その円の中心(Y)はベース本体(11)の軸線(X)と歯先(13)との間の尖先部(W)の領域内にあり、その円の半径(R4)はベース本体(11)の外周縁部(10)の半径(R)より大きい請求項2に記載の方法。
  4. 軸線(X)の方向に測定した上記圧縮表面(G)の幅が運搬フランク(F)の幅に少なくともほぼ対応する請求項1に記載の切断装置。
  5. 圧縮表面(G)から運搬フランク(F)までの移行部(20)が凹状に丸くなっている請求項1に記載の切断装置。
  6. 圧縮表面(G)が約60°〜約100°の尖先部列(6、Z)の角度範囲(β)にわたって延びている請求項1に記載の切断装置。
  7. 尖先端(14)の軸線(X)からの距離(R1)に対して、圧縮表面(G)の軸線(X)からの最大距離(R2)が約2/3であり、圧縮表面(G)の軸線(X)からの最小距離(R3)が約半分である請求項1に記載の切断装置。
  8. 各尖先部列(6、Z)が、好ましくはその間の切断ブレード(5)の係合を可能にする距離だけ離れて配置された、少なくとも2つの隣接したリング構造体(31)から成り、各リング構造体(31)は一つまたは二つ以上の周方向に分布した歯先(13)と、それと同数の圧縮表面(G)とを有し、尖先部列(6、Z)の歯先(13)、運搬フランク(F)およびリング構造体(31)の圧縮表面(G)が、周方向に位相シフトなしに、尖先部列(6、Z)のロータ(R)の軸線(X)に沿った方向で同じ位相かつ合同に配置されている請求項1に記載の切断装置。
  9. リング構造体(31)が直径方向に反対側にある少なくとも2つの尖先部(W)を組み合わせて作られ、各尖先部は少なくとも一つの歯先(13)を有し、各尖先部(W)のベース(16)はベース本体(11)の外周縁部(10)上で約180°にわたって広がり、各尖先部(W)の圧縮表面(G)は約80°にわたって弓状に延びている請求項1に記載の切断装置。
  10. 運搬フランク(F)がスクレーパー(7)を横切る、好ましくはベース本体(11)の外周縁部(10)に近い所を横切るロータ(R)の回転位置で、運搬フランク(F)とスクレーパー(7)との間に約90°の角度(α)が規定される請求項1〜9の少なくとも一項に記載の切断装置。
  11. スクレーパー(7)を通過する時に、圧縮表面(G)がスクレーパー(7)と鈍角の開放角度、好ましくは約135°以上の角度を成す請求項1に記載の切断装置。
  12. 歯先(13)の運搬フランク(F)と、圧縮表面(G)と、少なくとも一つの切断ブレード(5)と組み合わされる尖先部(W)と、切断装置の底面(4)とが一緒になって運搬チャンネル(3)の圧縮帯域(C1)を規定し、この圧縮帯域(C1)の幅は運搬チャンネル(3)を通る穀物材料の運搬方向(23)で減少する請求項1〜11の少なくとも一項に記載の切断装置。
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