JP2013526853A5

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Publication number: JP2013526853A5
Application number: JP2013505042A
Authority: JP
Filing date: 2011-04-12
Publication date: 2014-05-29
Anticipated expiration: 2031-04-12

Claims

配列番号１のアミノ酸配列に対し少なくとも９０％の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む単離されたプロテアーゼ変異体であって、前記プロテアーゼ変異体のアミノ酸配列が、配列番号１の位置７６、８７、１１８、１２８、１２９、１３０、１８８、及び２４４の各アミノ酸残基に異なるアミノ酸残基による置換を含み、各アミノ酸位置が、前記プロテアーゼ変異体のアミノ酸配列を配列番号２で示されるバチルス・アミロリケファシエンス（Bacillus amyloliquefaciens）のサブチリシンＢＰＮ’のアミノ酸配列と整列させることで決定される、前記バチルス・アミロリケファシエンスのサブチリシンＢＰＮ’のアミノ酸配列中の対応するアミノ酸位置に割り振られた番号に従って番号付けされる、単離されたプロテアーゼ変異体。
（ｉ）前記位置７６及び１８８のそれぞれのアミノ酸残基が、アスパラギン酸及びグルタミン酸からなる群から選択された負電荷をもつアミノ酸残基により置換され；
（ｉｉ）前記位置８７、１１８、及び２４４のそれぞれのアミノ酸残基が、アルギニン、ヒスチジン、及びリシンからなる群から選択された正電荷をもつアミノ酸残基により置換され；並びに
（ｉｉｉ）前記位置１２８、１２９、及び１３０のそれぞれのアミノ酸残基が、セリン、トレオニン、アスパラギン、グルタミン、アラニン、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、チロシン、及びバリンからなる群から選択された、中性のアミノ酸残基により置換されている、請求項１に記載のプロテアーゼ変異体。
前記プロテアーゼ変異体のアミノ酸配列が、アミノ酸置換Ｎ７６Ｄ＋Ｓ８７Ｒ＋Ｇ１１８Ｒ＋Ｓ１２８Ｌ＋Ｐ１２９Ｑ＋Ｓ１３０Ａ＋Ｓ１８８Ｄ＋Ｖ２４４Ｒを含む、請求項２に記載のプロテアーゼ変異体。
配列番号１のアミノ酸配列に対し少なくとも９０％の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む単離されたプロテアーゼ変異体であって、前記プロテアーゼ変異体のアミノ酸配列が、配列番号１に対する各アミノ酸位置７６、８７、１１８、１２８、１２９、及び１３０に異なるアミノ酸残基による置換を含み、かつ
（ｉ）アミノ酸位置１８８にセリン残基を含み、若しくは位置１８８にアスパラギン酸残基以外の異なるアミノ酸残基によるセリン残基の置換を含み、並びに／又は
（ｉｉ）アミノ酸位置２４８にアスパラギン残基を含み、若しくは位置２４８にアルギニン残基以外の異なるアミノ酸残基によるアスパラギン残基の置換を含み、
アミノ酸位置が、前記プロテアーゼ変異体のアミノ酸配列を配列番号２で示されるバチルス・アミロリケファシエンス（Bacillus amyloliquefaciens）のサブチリシンＢＰＮ’のアミノ酸配列と整列させることで決定される、前記バチルス・アミロリケファシエンスのサブチリシンＢＰＮ’のアミノ酸配列中の対応するアミノ酸位置に割り振られた番号に従って番号付けされる、単離されたプロテアーゼ変異体。
（ｉ）前記位置７６のアミノ酸残基が、アスパラギン酸及びグルタミン酸からなる群から選択された負電荷をもつアミノ酸残基により置換され、
（ｉｉ）前記位置８７及び１１８のそれぞれのアミノ酸残基が、アルギニン、ヒスチジン、及びリシンからなる群から選択された、正電荷をもつアミノ酸残基により置換され、並びに
（ｉｉｉ）前記位置１２８、１２９、及び１３０のそれぞれのアミノ酸残基が、セリン、トレオニン、アスパラギン、グルタミン、アラニン、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、チロシン、及びバリンからなる群から選択された非荷電のアミノ酸残基で置換される、請求項４に記載のプロテアーゼ変異体。
前記プロテアーゼ変異体の前記アミノ酸配列がアミノ酸置換Ｎ７６Ｄ＋Ｓ８７Ｒ＋Ｇ１１８Ｒ＋Ｓ１２８Ｌ＋Ｐ１２９Ｑ＋Ｓ１３０Ａを含む、請求項５に記載のプロテアーゼ変異体。
前記プロテアーゼ変異体が、配列番号７で示されるアミノ酸配列を含む、請求項６に記載のプロテアーゼ変異体。
前記プロテアーゼ変異体がサブチリシン変異体である、請求項１〜７のいずれか一項に記載のプロテアーゼ変異体。
前記プロテアーゼ変異体のアミノ酸配列が、（ｉ）アミノ酸位置１８８のセリン残基、若しくはアスパラギン酸残基ではない異なるアミノ酸残基による位置１８８のセリン残基の置換、並びに（ｉｉ）アルギニン残基による位置２４８のアスパラギン残基の置換を含む、請求項４又は５に記載のプロテアーゼ変異体。
前記プロテアーゼ変異体のアミノ酸配列が、アスパラギン酸残基による位置１８８のセリン残基の置換、並びに（ｉｉ）位置２４８のアスパラギン残基、若しくはアルギニン残基以外の異なるアミノ酸残基による位置２４８のアスパラギン残基の置換を含む、請求項４又は５に記載のプロテアーゼ変異体。
請求項１〜１０のいずれか一項に記載のプロテアーゼ変異体をコードしているポリヌクレオチド配列を含む、単離された核酸。
表面、物品若しくは対象物のクリーニング方法であって、クリーニングされる物品若しくは表面の少なくとも一部を、請求項１〜１０のいずれか一項に記載されるプロテアーゼ変異体の少なくとも１種に、所望される程度に前記物品又は表面をクリーニング又は洗浄するのに十分な時間にわたって及び／又は十分な若しくは有効な条件下で接触させる工程を含み、並びに所望により前記表面、物品又は対象物を水ですすぐ工程を更に含む、方法。