JP2013524883A - ハブ内に格納可能なロックを有する調理容器用旋回式取っ手 - Google Patents

ハブ内に格納可能なロックを有する調理容器用旋回式取っ手 Download PDF

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Abstract

本発明は、調理容器(2)のための旋回式取っ手(1)に関し、これは、取付基底部(3)と、前記基底部に第一のジャーナル(21)によって保持される把持部材(5)と、を備え、把持部材は第一のジャーナルを中心として、第一の把持用の角度位置と第二の不使用時の角度位置との間で傾けることができ、前記取っ手には、把持部材(5)が角度位置を変更できないようにするロック位置と、把持部材(5)がその第一の角度位置からその第二の角度位置へと移動できる解除位置との間で交互に移動できるように取り付けられた第一のロック(25)が設けられ、第一のジャーナル(21)は係合解除くぼみ(70)を有し、その中で、第一のロック(25)は少なくとも部分的に前記係合解除くぼみの内側に向かって移動して、そのロック位置からその解除位置へと移動することによって、その係合を解除できる。

Description

本発明は、食物の料理または調理用に設計されるあらゆる種類の調理容器の一般的技術分野に関し、より詳しくは、把持位置と、たとえば容器を収納しやすくするのに役立つ不使用時位置との間を交互に移動させるのに適した、1つまたは複数の枢着型取っ手が設けられた容器に関する。
本発明は、より詳しくは、調理容器用の枢着型取っ手に関し、前記取っ手は、前記取っ手を容器の壁に固定するための固定基底部と、少なくとも第一のスタブアクスルによって前記固定基底部に保持される把持部材と、を備え、第一のスタブアクスルの周囲で、把持部材は、使用者が容器を取り扱える把持可能な第一の角度位置から第一の角度位置とは異なる不使用時の第二の角度位置へと、またその逆へと、交互に旋回可能で、前記取っ手には少なくとも第一のラッチが設けられ、このラッチは、把持部材がその把持可能な第一の角度位置からその不使用時の第二の角度位置へと移動できないようにするロック位置と、ロック位置とは異なり、把持部材が第一の角度位置から第二の角度位置へと移動できるようにする解除位置との間で交互に移動するように取り付けられる。
本発明はまた、本発明の枢着型取っ手が設けられた調理容器に関する。
調理容器、特に皿、鍋、深型フライパン、または実際には圧力鍋には枢着型取っ手を設置できることが知られており、この取っ手は一般的には容器の外壁の両側に対で配置され、このような取っ手は、これらが実質的に容器の半径方向に延びる引上げ位置と、これらが下方に折り畳まれて、容器の全体的大きさが制限され、それによってその収納が容易となる不使用位置との間で移動するのに適している。
容器を取り扱う間の使用者の安全を保証するために、取っ手を、それがその引上げ位置にある時にロックできるようにするロック手段もまた設けられ、これはたとえば、基底部または取っ手の輪に設けてもよい停止面に当接する歯止めを形成する弾性の舌状部材による。
このような枢着型取っ手は一般的には十分であるが、特定の欠陥もありうる。
特に、ある公知のロック手段には、容器の取り扱い中、特に予期せず過剰な力が取っ手にかかった時に、ロックが偶発的に外れる危険性がありえ、このようにロックが外れることは当然、前記使用者の安全にとって有害である。
時々、取っ手の、およびロック機構の構成要素がある程度脆く、または複雑すぎることもまた、ロックがかからなくなる、またはロックの信頼性を損なうような故障の原因となりうる。
さらに、公知のロック手段は時折、容器の通常の使用によって、特に食物のかす、水、調理後の廃棄物、洗剤または、実際には衝撃に曝されることによって詰まったり、損傷を受けたりすることがあり、これはロック手段の動作に支障をきたし、またその信頼性を損なう可能性がある。
さらに、特定の公知のロック機構は、比較的かさばり、見た目が悪い場合がある。
最後に、特定の公知のロック手段の構成では、時々、たとえば使用者が手の指や手のひらを挟んでしまう危険に晒されることから、使用者にとってその扱いが厄介または危険でさえある。
したがって、本発明の目的は、上記の欠点を是正し、高信頼性化と長寿命化を実現しながら、特にシンプルでコンパクトな設計の新規な調理容器用枢着型取っ手を提案することである。
本発明の他の目的は、製造、組立および実際には修理が単純で低コストの新規な枢着型取っ手を提案することである。
本発明の他の目的は、操作が特に単純で、直感的で、安全である新規な枢着型取っ手を提案することである。
本発明の他の目的は、仕上がりが良好で、すっきりとした外観の新規な枢着型取っ手を提案することである。
本発明の他の目的は、使用時の位置におけるロックを強化した新規の枢着型取っ手を提案することである。
本発明の他の目的は、丈夫で、信頼性が高く、コンパクトであり、使用、取り扱いおよび特に収納がより容易で、特に直感的で、安全な新規の調理容器を提案することである。
本発明の目的は、調理容器用のある枢着型取っ手によって達成され、前記取っ手は、前記取っ手を容器の壁に固定できるようにする固定基底部と、前記固定基底部に少なくとも第一のスタブアクスルによって保持される把持部材と、を備え、第一のスタブアクスルの周囲で把持部材は、使用者が容器を取り扱える把持可能な第一の角度位置から、第一の角度位置とは異なる不使用時の第二の角度位置へと、およびその逆へと、交互に旋回可能であり、前記取っ手には、把持部材がその把持可能な第一の角度位置からその不使用時の第二の角度位置へと移動するのを防止するロック位置と、ロック位置とは異なり、把持部材がその第一の角度位置からその第二の角度位置へと移動できるようにする解除位置との間で交互に移動するように取り付けられた第一のラッチが少なくとも設けられ、前記取っ手は、第一のスタブアクスルに係合解除くぼみが設けられることを特徴とし、その中には第一のラッチが、前記係合解除くぼみの内側に向かって少なくとも部分的に移動させることによって格納されて、そのロック位置からその係合解除位置へと移動する。
本発明の目的はまた、本発明の枢着型取っ手が設けられた調理容器によって達成される。
本発明の他の目的、特徴、利点は、以下の説明を読み、単に非限定的な図として提供される添付の図面を参照すれば、より詳しくわかる。
本発明の第一の例示的実施形態による2つの取っ手が設けられた調理容器の、一方が把持可能な位置にあり、もう一方が不使用時の位置に折り畳まれている平面図である。 図1に示される調理容器の部分的側面図である。 図1と2の例示的実施形態に対応する枢着型取っ手の第一の例示的実施形態をどのように容器に組み付けるかを示す、分解時の部分斜視図である。 図1と2の例示的実施形態に対応する枢着型取っ手の第一の例示的実施形態をどのように容器に組み付けるかを示す、組立時の部分斜視図である。 把持可能位置にある本発明の取っ手の第二の例示的実施形態を示す、斜視図である。 把持可能位置にある本発明の取っ手の第二の例示的実施形態を示す、側方断面図である。 本発明の枢着型取っ手の第三の例示実施形態の、上から見た部分断面図である。 本発明の枢着型取っ手の第三の例示実施形態の、横から見た部分断面図である。
本発明は、調理容器2の枢着型取っ手1に関し、この取っ手は当然のことながら、無制限に、食物の料理、提供または調理のために設計された多くの種類の容器、たとえば皿、深型フライパン、片手鍋、煮込み鍋、圧力鍋等に応用するのに適している。
このために、取っ手1は、それを容器2の壁4に固定できるようにする固定基底部3を含む。
好ましくは、基底部3によって容器2に取っ手1を固定でき、壁4の穴あけや貫通は不要である。
このために、前記基底部3を壁4と一体に形成し、またはそこに取り外し不能に固定することが可能であるが、前記基底部3は好ましくは、有利な点として、壁4に取り外し可能に取り付けられ、組み付けられる別個の部品である。
このために、たとえば、固定ねじ7を使用でき、これは、壁から突出し、好ましくは、たとえばそこに溶接されることによってそこに取り付けられたねじ式ブラケット8の中に螺合して、前記基底部3を前記壁4に押し付ける。
以下の説明において、好ましくは、基底部3は固定された基準枠を形成すると考える。
容器2は、当然のことながら、いずれの形状であってもよく、特に、壁4は発熱器の軸(generator axis)を中心とした閉じた外形Cに沿って延びることが可能であり、この軸は好ましくは垂直方向(ZZ’)に対応し、以下の説明において、その方向と同じと考えることができ、その結果、実質的に円筒を形成し、その中の、容器の底を画定する底部は、たとえば実質的に円、楕円、多角形等であってもよい。
さらに、取っ手は把持部材5を含み、その形状は、当然のことながら一切限定されず、ただ、容器2を取り扱うために前記部材によって取っ手を持つことができればよい。
それゆえ、前記把持部材5は特に、長く、実質的に直線的か、あるいは湾曲していてもよい棒状の部材により形成してもよい。
好ましくは、図面に示されるように、前記把持部材5は、好ましくはその端6A、6Bに張り出し部、たとえば実質的に円筒形の張り出し部を有する輪6により形成され、前記輪は、有利な点として、前記端6A、6Bの各々を介して基底部3に、前記基底部の両側で接続され、その結果、前記基底部とともに、実質的に閉じた外形、たとえば環状または楕円状の閉じた外形を画定する。
本発明によれば、把持部材5は、前記固定基底部3に、図1と2の左側および図4、5、6に示されるような、使用者が容器2を持ち、取り扱うことのできる把持可能な第一の角度位置から、前記把持可能な第一の角度位置とは異なり、特に図1と2の右側に示されるような、不使用時の第二の角度位置へと交互に旋回可能に取り付けられる。
当然のことながら、この旋回は、有利な点として、逆転可能であり、前記把持部材5は、使用者がその目的のために取っ手1を適切に作動させれば、逆に第二の角度位置から第一の角度位置へと移動させるのに適している。
当然のことながら、本発明は一切、特定の旋回方向や特定の第一および第二の角度位置に限定されない。
しかしながら、把持可能な第一の角度位置は好ましくは、把持部材5、より詳しくは輪6が容器の発熱器の軸(generator axis)に関して実質的に半径方向に延びる位置に対応し、その一方で、不使用時の第二の位置は実質的に非半径方向の位置に対応する。
このために、ある例示的実施形態(図示せず)においては、旋回が実質的に垂直軸の周囲で行われるようにすることが可能であり、その結果、把持部材の経路は実質的に水平面内に含まれ、また前記把持部材は、それが壁に対して実質的に直角に突出し且つ垂直方向に対して実質的に平行に突出する第一の位置から、把持部材5が壁4の外形Cに対して実質的に接線方向に折り畳まれる状態に対応する第二の角度位置へと移動できる。
しかしながら好ましくは、前記旋回は、好ましくは外形Cに対して実質的に接線方向である実質的に水平な軸(XX’)を中心に行われ、その結果、把持部材5は、その不使用位置に置かれた時に壁4に沿って実質的に垂直に下垂し、これに対して、第一の角度位置は好ましくは、輪6が基底部からその自由部分に向かって、実質的に水平面に沿って、または若干上昇する面に沿って、たとえば水平面の下−10°の位置から水平面の上+20°〜+30°までの範囲にある方向に延びる位置に対応する。
有利な点として、いずれの場合も、第一の角度位置から第二の角度位置に移動することにより、取っ手1、より一般的には容器2の全体的な大きさが限定され、特に、食器洗い機に入れたり、または片付けたりしやすくなる。
本発明によれば、把持部材は、少なくとも第一のスタブアクスル21によって固定基底部3に保持され、第一のスタブアクスル21の周囲で、把持部材は第一の角度位置から第二の角度位置へ、およびその逆へと、交互に旋回できる。
「スタブアクスル」という用語は、基底部3と把持部材5の間を拘束的に枢着できる、すなわち、第一に基底部と前記基底部により担持される把持部材の間を永久的に連結し、第二にこれらの要素が相互に関して旋回するための動作ヒンジとなるような、あらゆる雄型部材を指すために使用される。
有利な点として、前記第一のスタブアクスル21は、好ましくは回転軸に対応し、輪6を基底部3に固定できるようにする旋回軸(XX’)を具現化する。
当然のことながら、前記第一のスタブアクスル21の配置には何の制限もなく、図7と8に対応する例示的実施形態においては、前記第一のスタブアクスルを基底部3に固定し、または実際にはこれと一体に形成して、前記基底部の側縁に円筒形の軸受面を形成し、その一方で、輪6の端6A、6Bには前記軸受面で自由に回転可能に嵌合させるのに適したブッシュ28等の雌型軸受27を設けるようにすることが可能である。
しかしながら、特に好ましくは、特に輪6の製造とそれを基底部3に取り付ける作業を単純化するために、第一のスタブアクスル21は把持手段5に固定され、特に好ましくは、これと一体に形成され、把持手段5が枢着部の雄型部材を担持する。
すると、把持手段5により担持される第一のスタブアクスル12は、有利な点として、基底部3に設けられた軸受27、より詳しくは図3〜6に示されるような、鋳造、穴あけまたは溝掘りによって得られる段差付の平滑な軸受と係合し、その中に案内される。
ここで検討中の実施形態にかかわらず、取っ手1は、少なくとも第一と第二のスタブアクスル21、22を有していてもよく、これらは実質的に同心で、好ましくは、基底部の両側にそれぞれ配置される。
それゆえ、輪6には、その端6A、6Bにおいて、スタブアクスル21、22を形成する役割を果たす突起または、任意で、嵌合等によって、それとの回転が制約されるような方法でこのスタブアクスルを受けるように設計されたソケットを設けてもよい。
さらに、取っ手1にはまた、前記把持部材5が把持可能な第一の角度位置から、不使用時の第二の角度位置に向かって、特にそこへと旋回するのに対抗できるように設計された保持手段10を設ける。
有利な点として、前記保持手段10は、把持部材5が偶発的に、または動くべき時ではない時にその不使用位置に向かって旋回するのを防止し、それによって容器を容易に、安全に持ち、扱うことが可能となる。
このために、本発明の取っ手には少なくとも第一のラッチ25が設けられ、これは、第一に、図2の左側と図6〜8に示される、把持部材5がその把持可能な第一の角度位置からその不使用時の第二の角度位置へと移動するのを防止するロック位置と、第二に、図2の右側に示される、ロック位置とは異なり、把持部材5がその第一の角度位置からその第二の角度位置へと移動できるようにする解除位置との間で交互に移動できるように取り付けられる。
さらに、本発明の重要な特徴によれば、第一のスタブアクスル21には、係合解除くぼみ70が形成され、その中には第一のラッチを、前記係合解除くぼみ70の内側に向かって少なくとも部分的に移動させて、そのロック位置からその解除位置へと移動させることによって、格納することができる。
有利な点として、本発明の係合解除くぼみ70は、第一のラッチ25を受け、それがその解除位置に移動するのに必要な格納が可能となるように設計される。
この格納とは、前記第一のラッチを構成する材料の少なくとも一部を前記係合解除くぼみ70の外側から内側に向かって移動させること、より詳しくは引込めることであり、この材料は、ラッチがロック位置にある時には前記係合解除くぼみ70から突出し、ラッチがその解除位置に移動すると、前記くぼみの中に戻る。
特に有利な方法では、このような係合解除くぼみ70がスタブアクスル21の中に直接設けられるため、ラッチ25は、実質的に取っ手のヒンジ機構の中央で移動でき、特に格納され、その結果、取っ手1と基底部3の全体的大きさを縮小し、それゆえ、シンプルでコンパクトな設計を実現することができる。
好ましくは、ラッチ25のほとんど、または実際には全部を係合解除くぼみ70に押し戻すことが可能である。より詳しくは、前記ラッチ25は、解除位置に引き込まれると、前記係合解除くぼみの境界に関して、突出した状態から、平坦な、または後退した状態へと移動するように設計してもよい。
好ましくは、第一のラッチ25により、それぞれ基底部と把持手段に関連する連続面の間の接触によって機械的ロックをかけることが可能となる。
このために、取っ手は、雌部を形成する少なくとも第一の受け部26を有し、その中に第一のラッチ25の「動作部」11が進入することによって、把持部材5の基底部3に関する回転運動が阻止され、また、前記動作部11がそこから引き戻ることによって、そのような回転運動が可能となる。
それゆえ、第一のラッチ25は、好ましくは拘束され、案内されて移動するのに適し、有利な点として、受け部26の壁を形成する少なくとも1つの接触面26Aと接触するように設計された、ラッチボルトタイプの可動部の形態であってもよく、前記接触面26Aは、有利な点として、第一のラッチ25が前記第一の受け部26と係合する移動方向(YY’)に関して横方向に配置され、前記方向(YY’)を略横切るような保持力をかけることにより、把持部材の回転運動を阻止する。
以下の説明において、第一のラッチ25はしたがって、「第一のラッチボルト25」と呼ぶ場合があり、これは本発明を一切限定しない。
それゆえ、解除位置に移動することは、ラッチボルトを駆動して格納されるようにすることであり、ラッチ25は係合解除くぼみ70の中に格納され、それによって動作部11は、それが受け部26から引き出され、それゆえ接触面から外せる位置まで十分に移動する。当然のことながら、くぼみ70の寸法は、このような格納が可能で、ラッチ25の部分に必要な移動量に実質的に対応する余分な量を収容できる寸法とする。
好ましくは、保持手段10、より詳しくは、第一のラッチ25は、把持部材5を実質的にその第一の角度位置に保持するように設計され、それゆえ、特に好ましくは、前記把持部材5を基底部3に関してその第一の角度位置に、少なくとも前記第一の角度位置から前記第二の角度位置への移動方向に対してロックすることを可能にする戻り防止手段を形成する。
さらに、前記保持手段10は、好ましくは自動戻り防止手段を形成し、第一のラッチ25は、把持部材5が実質的にその把持可能な第一の角度位置に移動され、または到達すると、自動的にロック位置に係合するように構成される。
このために、第一のラッチ25は、好ましくは、直接、または弾性プレストレス部材63、たとえばコイルばねによって間接的に、そのロック位置に駆動される。
さらに、取っ手1にはまた、把持部材5が前記第一の角度位置にある時に、前記把持部材5が反対方向に移動すること、すなわち、第二の角度位置から第一の角度位置へと移動することを阻止する障害物を形成するストッパ当接部13を設けてもよい。
換言すれば、前記ストッパ当接部13により、有利な点として、前記把持部材が引き上げられてその把持可能位置に到達すると、前記把持部材5の移動を停止させ、ブロックすることが可能である。
当然のことながら、この目的のために、把持部材5が容器の壁4または蓋(図示せず)と接触できるようにする、いずれのカムまたはラグシステムを使用することも可能である。
しかしながら、図に示されるように、前記ストッパ当接部13は好ましくは、基底部3に設けられ、輪6の、これに対応する端にある突出要素13が接触する肩部13Aによって形成される。
好ましくは、把持部材5が動くべき時ではない時には一切動かないようにするために、保持手段10、より詳しくは、ラッチ25は、使用者が作動可能、したがって制御可能な制御部材15の作用が及ぶようにする。
特に好ましい方法で、使用者の安全確保が直感的かつ最適に行われるようにするために、制御部材15は把持部材5と区別される。
さらに、取っ手は複数のラッチ25、30、25’、30’を含んでいてもよいため、制御部材は好ましくは、中央集中的に制御できるような単純で一般的な制御手段であり、それによって、必要であれば常に、前記ラッチのすべてを同時に制御することが可能となる。
好ましくは、制御部材15は押しボタン16を含み、これは好ましくは1つの一般的な押しボタンであり、有利な点として、使用者が容易に触れ、操作できるように、たとえば基底部3の、輪6の端6A、6Bの間の実質的に中央位置に配置される。
当然のことながら、ラッチ25と受け部26の配置は、いずれの特定の例示的実施形態にも限定されない。
特に、図7と8に示されるように、第一のラッチ25は、少なくとも、把持部材5の旋回軸となる第一のスタブアクスル21の軸(XX’)に実質的に平行な軸方向の部品の中で、または、基本的に、または実際にはそのような軸方向の部品の中だけで、軸(XX’)と共線的に移動するように設計されてもよい。
それゆえ、前記ラッチ25は、有利な点として、それ自体は基底部3と一体に(すなわち、単体の部品として)形成される前記第一のスタブアクスル21の端において、交互に格納および展開されてもよく、それによって、好ましくは軸(XX’)に実質的に平行に、そこに中央が合わされて設けられたスロットにより形成される係合解除くぼみ70の中に格納され、およびそこから伸展して、それ自体は把持部材5に、または少なくとも前記把持部材5との回転が制約される部分に、より詳しくは輪6のブッシュ28の端壁に設けられたくぼみによって形成される受け部26の中に、係合解除くぼみ70と整合し、そこからある距離だけ離れた位置で、実質的にスタブアクスル21と同軸の状態で係合する。
第一のラッチ25はそれゆえ、有利な点として、取っ手を所定の位置にロックすることができ、これは、基底部に設けられた係合解除くぼみ70から少なくとも部分的に引き出され、突出するようにされるか、または前進して、スタブアクスルの端面より、把持部材に到達して対応する受け部26と係合するのに十分な幅だけ、軸方向にさらに突出するようになされることによって行われる。
たとえば、ラッチ25は、実質的に長方形のブロックの形の舌状部材の形態であってもよく、あるいは、軸(XX’)に関して中心がずれていれば、円筒形のピンの形態であってもよい。
しかしながら、図1〜6の例示的実施形態に対応する好ましい特徴によれば、第一のラッチ25は、第一のスタブアクスル21の軸(XX’)を実質的に横切るような少なくとも半径方向の部品の中で、あるいは、基本的に、または実際にはこのような半径方向の部品の中でのみ移動するように設計される。
より詳しくは、ラッチ25は、実質的に直線的に、およびスタブアクスルの前記軸(XX’)に対して垂直に、好ましくは実質的にそこに中心を合わせて移動してもよく、すると、ラッチ25の経路は、図2と6に示されるように、前記軸(XX’)と交差する。
さらに、保持手段10を1つのラッチ25で構成することも可能であるが、前記保持手段は、好ましくは、それぞれ第一の受け部26と第二の受け部26’、31、31’と協働する少なくとも第一の可動ラッチ25と第二の可動ラッチ25’、30、30’(第二のラッチボルト)で構成され、第二のラッチ25’、30と第二の受け部26’、31の特徴は、好ましくは、第一のラッチ25と第一の受け部26の特徴から類推される。
好ましくは、枢着型取っ手1は実質的に対称な構成であり、より詳しくは、容器の発熱体の軸(generator axis)(ZZ’)に含まれる実質的に垂直な正中線上の中央面に関して対称であり、このような構成では、2つのスタブアクスル21、22がそれぞれ第一のラッチボルト25と第二のラッチボルト25’と協働し、これらのラッチボルトはそれぞれのスタブアクスルの移動可能性を制御する。
好ましくは、ラッチ25、25’、30、30’は1つまたは複数のスライド35によって担持され、特にこれと一体に形成され、スライド35は、好ましくは基底部3と前記基底部の内側によって並進運動するように案内される。
図1〜6の例において、スライド35は半径方向にあり、すなわち、スタブアクスル21、22の軸(XX’)を実質的に横切る、または実際にはこれに対して垂直な方向に並進運動するように案内される。
これとは逆に、それ自体が発明となりうる特徴によれば、スライド35は軸方向にあり、すなわち、スタブアクスル21、22の軸(XX’)と実質的に共線的で、特に好ましくはスタブアクスルと実質的に同軸の方向に並進運動するように案内されてもよく、これは図7と8に示される例示的実施形態に当てはまる。
さらに、第一のラッチボルトと第二のラッチボルトは協働して、実質的に同じ方向に、好ましくは実質的に平行な、または実際には同軸の経路に沿って移動することが可能である。
特に、2つのラッチ25、30は、相前後して、同じスライド35により担持され、または実際には、実質的に同じ幅で、同じ移動方向(YY’)に整列させることが可能であり、これは図1〜6に示される第一と第二の例示的実施形態に当てはまる。
これとは逆に、第一と第二のラッチボルトは、相互に関して反対に取り付けることができ、それによって実質的に平行であるか、または実際には一致するが、逆の方向に移動する。
当然のことながら、当業者は、上記の特徴のいずれも自由に組み合わせることができ、たとえば、同じスタブアクスルの中に、反対または星形に取り付けられ、前記スタブアクスルの外面で飛び出し、突出するように設計された複数のラッチボルトを実装することができる。
しかしながら、保持手段10を形成するために必要な小型化の努力を軽減し、ロックの信頼性と安全性を確保するために、反対にラッチボルトを取り付ける方法は、好ましくは、ラッチボルトが軸方向に移動するように取り付けられる構成に利用される。
好ましい特徴によれば、押しボタン16は、実質的にスライド35と整列して、より詳しくは、前記スライドの移動方向と整列して、好ましくは前記スライドと一体に設置されてもよく、これによって前記押しボタンは、前記スライド35を、有利な点としては直接移動させるように配置される。
好ましくは、第一の例示的実施形態と第二の例示的実施形態に当てはまるように、係合解除くぼみ70は、第一のスタブアクスル21のハブ40の端に、実質的にその軸(XX’)に沿って設置されたスリーブ型の管状空洞により形成される。
有利な点として、第一のラッチ25はそれゆえ、このようにくぼみが設けられたハブ40の中に格納でき、それによってスタブアクスル21、22は前記ラッチの周囲、より詳しくはその動作部11の周囲で回転運動できる。
有利な点として、ハブ40は、前記ラッチ25の全部ではなくてもほとんどを収容するのに空間的に十分な後退部分を形成し、その結果、ラッチ25はまず、前記ハブの中に格納されて、解除位置に入り、それによって把持部材5が回転運動できるようにし、その後、前記把持部材5を所定の位置にロックする必要が生じたら、再展開することができる。
好ましくは、第一のラッチ25の縁辺、特に縁辺の角部には斜面または丸みを付け、図2の右側に示されるように、前記ラッチが格納位置にある時に、前記ハブ40の中に納まり、前記ハブの前記ラッチ周囲での回転運動の障害とならないようにする。
さらに、格納運動は、好ましくは、少なくとも1つの半径方向の成分を含み、あるいは、実際に基本的に半径方向であり、すなわち、スタブアクスルの回転軸(XX’)を実質的に横切り、それゆえ、実質的に内側に向かう半径方向の運動に対応し、その間にラッチボルトはスタブアクスルの周縁からその中心に向かって移動する。
それゆえ、ラッチ25は、回転運動する要素、たとえば把持部材5またはスタブアクスル21、22の上にはなく、静止した基底部の中に保持され、そのロック位置とその解除位置の間で、好ましくはスタブアクスルの軸(XX’)と交差する横方向に行われる前後運動を、把持部材5およびスタブアクスル21、22の前記ラッチ25の周囲での回転運動全体と分離することが可能である。
好ましくは、図2、3、6に示されるように、ハブ40の空洞の縁辺には縁41があり、これは実質的に管状のスリーブを画定する。
有利な点として、このような構成は、スタブアクスル21、22に、その端から軸方向に穴を開け、実質的に円筒形の止まり穴を有する陥凹ハブ40を形成することによって実現してもよい。
好ましくは、第一の受け部26は、縁41の厚さの中に形成してもよい。
前記受け部26は、縁41の内面から形成される1つの止まり切欠き(blind notch)により形成してもよいが、前記受け部26は、好ましくは貫通穴であり、すなわち、縁41を半径方向に片面から反対面に貫通する。
このために、前記受け部26は、好ましくは、長さ方向の溝42によって形成される。
さらに、ハブ40は、好ましくは、スタブアクスル21の端において開放しており、すると、長さ方向の溝42は、好ましくは、縁41をその(半径方向の)厚さ全体にわたって、前記スタブアクスルの回転軸(XX’)に実質的に平行な方向に、前記タブアクスル21の端まで分割する。
この好ましい構成において、縁は、溝42の縁辺を形成する端面43となり、前記端面43は、受け部26の当接壁26Aを形成し、第一のラッチ25は、そのロック位置にある時、当接壁26Aに沿って、またはそれに対して係合することができる。
好ましくは、スライドは少なくとも第一の舌状部材35Aを有し、そこから、第一のラッチ25を形成する突起が突出し、前記舌状部材35Aは、実質的にスタブアクスル21の端に配置され、その結果、管状空洞70は前記第一の突起の周囲にフィットし、この第一の突起は、ハブの中に適合し、縁41から後退して、第一のラッチ25が解除位置にある時に、前記縁41の回転運動の障害とならないように構成される。
機構の安定性と堅牢性を改善するために、突起は、中実で実質的に長方形のブロックの形状であってもよく、移動方向(YY’)への長さが前記方向(YY’)を横切る半径方向への長さより長い。有利な点として、突起の長さは実質的に縁の内径と一致し、その幅は実質的に、溝42の幅から必要なクリアランスを差し引いたものと一致する。
さらに、それ自体が発明となりうる特徴によれば、前記端面43は、クリアランス開始斜面(clearance takeup ramp)44となる。
当然のことながら、前記斜面44の角度位置は、ラッチボルト25の移動方向に応じて設定され、それによって、前記ラッチボルトの動作部11は、把持部材5が所定の位置にロックされている間に、前記斜面44と係合し、その上へと進むことができ、その結果、楔のように、取っ手の製造と組立による寸法差を補償できる。
より詳しくは、図2、3、6に示されるように、前記斜面44は、実質的に、スタブアクスルの回転軸(XX’)に平行で、前記軸を横切る半径方向と交差する平面の中にあってもよく、より詳しくは、前記縁41の端面43によって形成されるストッパ面から縁の周辺に向かって延びる間に先細となる一種の傾斜部を形成する。
好ましくは、斜面44は、有利な点として、ラッチボルトの並進運動を制限する当接部を形成するように設計されてもよく、それによって、これらが飛び出すのが防止され、より詳しくは、押しボタン16が基底部3から完全に飛び出すのが防止される。
それ自体が発明となりうる好ましい特徴によれば、第一と第二のラッチボルト25、30は、2つの異なる受け部26、31の中で同時に動作するように配置されてもよく、これらの受け部は、特に直径方向に反対側にあり、同じスタブアクスル21、特に同じ縁41の中に形成される。
より詳しくは、図2と3に示されるように、同じスライド35を実質的にスタブアクスル21、22の端に、そこからある距離だけ離して、または前記スタブアクスルと接触するように、その軸(XX’)を実質的に横切る方向に配置してもよく、前記スライドは同じ第一の舌状部材35Aの上に第一と第二の突起を担持し、これらの突起は、スタブアクスル21の軸(XX’)に実質的に平行な方向に、前記スライドから、舌状部材の同じ側で横に突出し、相互に離間される。
縁41は、すると、片面から反対面にわたって分離されて、直径方向に反対側の第一と第二の受け部26、31を形成してもよく、その結果、スライドが移動すると、第一と第二のラッチ25、30、より詳しくはそれぞれの第一と第二の動作部11、12が第一と第二の受け部26、31と同時に係合するか、またはそれぞれ、その受け部26、31から同時に外れる。
有利な点として、スライドの表面の第一と第二の突起の間に設けられた空間によって、第一のラッチボルト25を取り囲む縁41は、ラッチボルト25、30が格納された時に、前記突起の間で自由に回転運動でき、それによって把持部材5が自由に回転運動できる。
有利な点として、このような構成により、スタブアクスル21、22の、およびしたがって把持部材5の回転軸の両側のロック位置の数を増やすことができ、その結果、故障の危険が大幅に制限されて、アセンブリ全体が非常に堅牢で、高い信頼性のものとなる。
さらに、当接部の冗長性により、把持手段5が把持可能な第一の角度位置にある時に、その非常に高い安定性が保証される。
好ましくは、取っ手が実質的に対称の構成であることから、上記の二重ラッチボルト構造は実質的に同じであり、どちらも図4または図5の左側にある第一のスタブアクスル21に面しており、また、同じ図面の正中線上の中心面の右側にある第二のスタブアクスル22においても同様である。
それゆえ、取っ手が、その第一と第二の端6A、6Bの各々が、それぞれ第一のスタブアクスル21と第二のスタブアクスルによって基底部に蝶着された輪6を形成することにより、スライド35は、少なくとも1つ、好ましくは2つの突起も担持する第二の舌状部材35Bを有していてもよく、これらの突起は、第一と第二のラッチとは異なり、これらと離れている第三のラッチ25’と第四のラッチ30’を形成し、前記第三と第四のラッチ25’、30’は、第二のスタブアクスル22、より詳しくは第三と第四の受け部26’、31’のそれぞれと協働し、これらの受け部26’、31’は、有利な点として、前記第二のスタブアクスルの中に、それぞれ前記第一と第二のラッチ25、30および受け部26、31の配置から類推できるような配置で設置される。
それゆえ、4つのラッチボルトを有するロック機構を得ることが可能であり、これは特に安定し、バランスがとれる。
有利な点として、図3から明瞭にわかるように、スライド35、より詳しくは舌状部材35A、35Bは、基底部3に設けられたレール37に沿って摺動させることによって案内され、そこに固定されるか、それと一体に形成されてもよい。
特に好ましくは、前記舌状部材は、U字型の引き出しスライドの両側の枝部を形成し、その横木または横材39は実質的に前記舌状部材に垂直で、有利な点として、押しボタン16を支持することのできるスペーサを形成する。
好ましくは、押しボタン16と横材39は、有利な点として、基底部3の、実質的に2つのスタブアクスル21、22の間の中央位置を占め、有利な点として、ボタン16は周囲と平坦に見えるようにして、容器の熱から保護されるようにするか、あるいは反対に、前記基底部の正面が切り取られた、実質的に相補的な形状の窓から突出させて、特に見やすいようにすることができる。
有利な点として、このような構成により、前記押しボタン16への案内を、安定して、スムーズに操作できるようにし、さらに、使用者に対して、基底部の前面の幅の大部分にわたるような、また前記押しボタンがより使いやすくなるような、大きな押圧領域が提供される。
特に有利な点として、取っ手1に与えられる人間工学的要素に応じて、より詳しくは、押しボタン16に与えられる構成に応じて、上記の機構は、図1〜4に示される第一の例示的実施形態に当てはまるように、実質的に半径方向で水平の方向に、あるいは、逆に、図5と6に示される第二の例示的実施形態に当てはまるように、実質的に垂直の方向に設置できる。
さらに、図1〜6に示される第一と第二の例示的実施形態により、有利な点として、取っ手1の取付が容易となることに注目すべきである。
基底部3を容器2に取り付ける前に、スライド35を前記基底部の中に挿入することが可能であり、そのためには、スライド35を一番奥まで押し込むことによって解除位置に到達させ、それから、輪を基底部3の後方に、容器の壁4に当接するように設計された基底部の壁に面するように位置付け、前記輪を逆転させ、すなわち、実質的にその把持位置に関して半回転だけ旋回させる。
それゆえ、当接部13の後退部分13Bは、摺動可能なスタブアクスル21、22を基底部の後ろから前に、軸受27に沿って、これらが前記軸受の端壁と接触するまで挿入する際の障害とならない。
溝42が縁41を直径方向に通過することから、この溝42により、ラッチ25、30は前記縁41を通って、最終的に第一のラッチ25はハブ40の中央に位置付けられる。
すると、取っ手を約半回転(図3と4において時計回りに)旋回させて、その第一および第二の動作時の角度位置のいずれか一方に移動させることができる。
図7と8に示される第三の例示的実施形態において、第一のラッチはブレード50によって形成されてもよく、これは実質的に長方形のブロックの形状であり、スタブアクスル21、22の前記軸(XX’)に実質的に平行な、または実際には前記軸と一致する方向に移動する。
好ましくは、押しボタン16は、前記ブレード50に対して横方向に配置され、容器2とスタブアクスル21、22の軸に関して実質的に半径方向の経路をたどり、ブレード50には、この目的のために、傾斜し、実質的に直線的な溝51が形成され、この溝はダブルランプ(double ramp)を形成し、これによって、押しボタン16に固定された、またはそれと一体に形成された動作指状片52が、押しボタン16を押し込む動きを、ラッチ25を格納させる並進運動に変換するか、また押しボタンが戻る動きを、ラッチ25を展開させる並進運動に変換できる。
特定の実施形態(図示せず)においては、第一のラッチボルト25と第二のラッチボルト30は、有利な点として、2つのブレード50によって形成されてもよく、これらのブレードは、実質的に長方形のブロックの形状であり、相互に面接触するように重ねられ、それらの端が受け部26、31に挿入されるような方法で反対に取り付けられ、受け部26、31は、有利な点として、対応するブッシュ28の端壁の開放したまっすぐの溝により形成されてもよい。
さらに、それ自体が発明となりうる特徴によれば、取っ手1、より詳しくはブッシュ28のいずれかまたは各々または、それぞれスタブアクスルのいずれかまたは各々に、2つの受け部を形成してもよく、これはたとえば、交差する方向に延び、たとえば、全体として、好ましくは軸(XX’)に対して実質的に垂直な面、特に当該のブッシュ28の端壁において、実質的に十字形の切欠きを形成するまっすぐの溝であり、これによって、ラッチボルト25、30のいずれかまたは各々および、好ましくは(少なくとも)同じラッチボルトが、把持部材5を、その把持可能な第一の角度位置とその不使用時の第二の角度位置の両方にロックすることができる。
有利な点として、押しボタン16は、たとえば、2つのブレードを取り囲み、2つの反対側の動作指状片52を有するクレビスを形成してもよく、これらの指状片の各々は、ブレードの一方の傾斜溝と協働して、ラッチ25、30を反対方向に同時に移動させる。
このために、より一般的には、弾性プレストレス部材63がラッチボルト25,30に直接、好ましくは実質的に前記ラッチボルトの移動方向と一致して作用し、または実際には、主として押しボタン16に作用してもよい点に注目すべきであり、押しボタン16はすると、前記応力をラッチボルトに伝え、前記押しボタンは、第一の例に当てはまるように、前記ラッチボルトに固定されるか、これと一体に形成されるか、あるいは、前記ラッチボルトに、いずれかの運動伝達機構、または実際にはいずれかの運動変換機構を介して接続される。
当然のことながら、本発明は、上記の例示的実施形態には一切限定されず、上記の教示は特に、相互に分離され、独立して実施されることにも、あるいは相互に組み合わせることにも適している。
さらに、好ましい特徴によれば、把持部材5および/または基底部3は、保護ケース20を画定することに注目するべきであり、その中に保持手段10、より詳しくはラッチ25、30の動作部11、12が、把持部材5が第一の角度位置にあるか、第二の角度位置にあるか、または実際には前記第一と第二の角度位置の間のいずれの中間位置にあるかを問わず、収容されたまま保たれる。
有利な点として、図中、一点鎖線で輪郭が示されているこのような保護ケース20により、把持部材5、基底部3、またはその組み合わせによって占められ、それらの外面により画定される体積の内側で、取っ手周辺の環境から動作部11、12を保護したまま保つことができる。
有利な点として、このような構成により、把持部材5をその把持可能な第一の角度位置に保持する際の有効性と信頼性を左右する動作部11、12の完全性を保ち、したがって、より一般的には、保持手段10が適正に操作されるように保つことが可能である。
その結果、さらに、前記動作部11、12または保持手段10が扱いにくくなる危険性や、これらと接触した時に切ったり、挟んだりすることで怪我をする危険性は、前記ケースによって、使用者がこれらの部材に触れるのが制限されるか、実際にはそのように触れることができなくなる限り、低減させうる。
当然のことながら、保護ケース20の配置および、したがって把持部材5、基底部3、およびそれらの間の連結部の配置は、必要な保護の度合いと、外的要素、たとえば塵埃、水、油脂または食物の噴霧または飛散、調理による廃棄物および容器2の洗浄に使用される洗剤等の性質に応じて調整でき、その中で、動作部11または、実際には保持手段10全体を、これが隔離されていない場合に、保護することが望まれる。
特に、保護ケース20の保護力を高めて、実質的に、または実際には完全に上記の要素の1つおよび/またはその他から遮断するバリアとするために、壁4と基底部3の間に、および/または基底部3と取っ手1の各種部材、特に前記基底部3に関して移動するように取り付けられた部材の間の連結部に、密閉継手、たとえば平型ガスケットまたはOリングシール材を設けることができる。
好ましくは、図に示されているように、動作部11、より一般的には保持手段10は、把持部材5と基底部3によって、好ましくは前記把持部材と前記基底部の連続的で切れ目のない壁によって完全に隠され、覆われ、その結果、保護効果だけでなく、取っ手の仕上がりや見た目の美しさも改善される。
さらに、押しボタン16は好ましくは、把持部材5以外で使用者から見え、操作できる唯一の部材であるため、本発明の取っ手1は、特に直感的に、安全に使用できる。
さらに、保護ケース20は、有利な点として、熱型の保護手段ともなりえ、基底部は、特に容器の高温となる壁に関する断熱バリアを形成し、それによって、必ずしも高温への耐熱性があるとは限らず、より安価である可能性のある材料を保持手段10の全部または一部に使用することが可能となることに注目すべきである。
当然のことながら、本発明は調理容器2そのものに関し、前記容器には、本発明による、上記の特徴の全部またはいくつかを有する少なくとも1つの枢着型取っ手1、好ましくは2つの枢着型取っ手が設けられている。
特に好ましくは、前記容器2は、家庭用圧力鍋タイプの、壁4の外部に固定された枢着型取っ手を有し、前記壁4により画定される調理空間の構造的完全性、特に密閉性を損なうことなく、加圧調理するための調理器具を構成する。
本発明の容器2に関連する枢着型取っ手1の動作を、好ましくは、第一の例示的実施形態と図2を参照しながら以下に説明する。
まず、容器2は、図2の右側に示されているように、取っ手1が下方に折り畳まれ、把持部材5が不使用時の第二の角度位置にある状態で置かれる。
有利な点として、第一のラッチボルト25はハブ40の中に収容され、縁41の2つの連続する扇形領域の間に、実質的に静止して保持される。
輪6は、それゆえ、第一の角度位置に向かって、第一の方向D1に、使用者が把持部材5を持ち、それを基底部3の周囲で、上方に向かう円弧状の経路に沿って移動させることができるように自由に旋回できる。
この上方への移動は、有利な点として、把持可能な第一の角度位置に対応する位置において、輪6の端の突出要素13Bが基底部3に設けられた肩部13Aに到達すると、ストッパ当接部13によって停止される。
この移動中、輪6により、その端6A、6Bに形成されたスタブアクスル21、22がそれと一緒に移動することが制約され、その結果、輪6によって第一と第二の受け部26、31が徐々に第一と第二のラッチボルト25、30の移動方向と一致する。
縁41はそれゆえ、徐々に移動して最終的に前記受け部26、31は実質的にスライド35およびレール37と整列し、それによって、ラッチボルトを解除するのに十分な経路が開き、これらが移動できるようになる。
弾性プレストレス部材63がかける圧力の効果により、スライド35は、基底部から半径方向に外側に推進され、横材39は引っ張り棒のように動作し、その後方のスライドを引っ張り、それゆえ、ラッチボルトを駆動して並進運動させ、それらがそれぞれの受け部に入るようにする。
それゆえ、「オールオアナシング」の係合運動により、二重の、および四重ものロックをかけることができ、特に安全なものとなる。
有利な点として、前記ラッチボルトの動作部11と12は前記受け部の中に進入し、より詳しくは、縁41の端面43と面接触することによって受け部の壁と係合し、それによって、把持部材5が反対の回転方向に少しも戻らないようにする。
好ましくは、ラッチボルトをその受け部にスナップ式に固定することによって、カチッという音が発生し、これが使用者に対し、取っ手が所望の位置に到達し、ロックがかかったことを知らせる。
さらに、ロックに必要な移動によって、好ましくは、押しボタン16のヘッドが、基底部3の外面に関して目立つように、明瞭に見えるように飛び出し、これが使用者に対し、保持手段10がトリガされたことを視覚的に知らせる。
さらに、スライド35は移動を続け、最終的に第一のラッチボルト25がクリアランス開始傾斜面44と係合し、それによって、把持部材5を第一の方向D1に回転する際、若干力が必要となるようにすることができ、それを第一のラッチボルト25とストッパ当接部13の両方に押し付けて、実質的にぴったりと適合させ、それによって把持部材5はロックされ、それが第一の方向D1または反対の第二の方向D2に少しも移動できないようにされる。
取っ手1は次に、特に図2の左側と図6に示されるように、その起こされた状態にロックされ、この状態により、容器2を安全に持ち、取り扱うことができる。
容器2の使用または洗浄後、使用者は取っ手1を下方に折り畳むことができ、それをたとえば、食器洗い機の中に入れ、または片付けやすくなる。
このために、使用者は、押しボタン16を弾性プレストレス部材63の力に対抗して押し、これによって、ラッチボルト25、30は、徐々にその受け部26、31から引き出され、格納される。
ラッチボルト25、30がそれぞれの受け部から外れ、より詳しくは、第一のラッチボルト25がハブ40の中に格納されると、縁41および、したがってスタブアクスル21の第二の方向D2への回転運動に対する障害物がなくなり、使用者は把持部材5を、基底部3の周囲で、第一の経路の実質的に逆の経路に沿って、下向に回転させることによって、折り畳むことができる。
それゆえ、本発明の取っ手により、あらゆる種類の調理容器2を人間工学的に優れたものとすることができ、その一方で、前記容器を容易に、安全に取り扱えることが保証される。
さらに、このような取っ手によって、優れた仕上がりレベルと、特に直感的、再生可能、および耐久性のある操作が提供される。
さらに、本発明の保護ケース20により提供される保護によって、保持手段10の機構、より一般的には取っ手1全体の機構を外的な攻撃から保護するだけでなく、使用者、より詳しくは使用者の指を保持手段10の可動部から保護することも可能となる。
さらに、このような取っ手には比較的単純な形状の機械的部品が少数だけ使用されることから、製造および組立のコストと時間および、あらゆる修理のコストと時間を大幅に削減することができる。
本発明は、産業上、調理容器の設計と製造に利用可能である。

Claims (19)

  1. 調理容器(2)用の枢着型取っ手(1)において、前記取っ手(1)は、前記取っ手を前記容器(2)の壁(2)に固定できるようにする固定基底部(3)と、前記固定基底部に少なくとも第一のスタブアクスル(21)によって保持される把持部材(5)と、を備え、前記第一のスタブアクスルの周囲で前記把持部材は、使用者が前記容器を取り扱うことのできる把持可能な第一の角度位置から、前記第一の角度位置とは異なる不使用時の第二の角度位置へと、およびその逆へと、交互に旋回可能であり、前記取っ手には、前記把持部材(5)がその把持可能な第一の角度位置からその不使用時の第二の角度位置へと移動するのを防止するロック位置と、前記ロック位置とは異なり、前記把持部材(5)がその第一の角度位置からその第二の角度位置へと移動できるようにする解除位置との間で交互に移動するように取り付けられた第一のラッチ(25)が少なくとも設けられ、前記取っ手は、前記第一のスタブアクスル(21)に係合解除くぼみ(70)が設けられることを特徴とし、その中には前記第一のラッチ(25)が、前記係合解除くぼみの内側に向かって少なくとも部分的に移動させることによって格納され、少なくとも、前記把持部材(5)の旋回軸となる前記第一のスタブアクスル(21)の軸(XX’)を実質的に横切る半径方向の部品の中で移動することにより、そのロック位置からその係合解除位置へと移動する、枢着型取っ手(1)。
  2. 前記第一のスタブアクスル(21)は、前記把持部材(5)に固定されるか、これと一体に形成され、好ましくは、それと単体の部品として形成されることを特徴とする、請求項1に記載の枢着型取っ手。
  3. 前記係合解除くぼみ(70)は、前記第一のスタブアクスル(21)のハブ(40)の端において、実質的にその前記軸(XX’)に沿って設けられたスリーブ型の管状空洞により形成されることを特徴とする、請求項1または2に記載の枢着型取っ手。
  4. 前記取っ手の前記空洞(40)の縁辺は縁(41)により画定され、その厚さの中に第一の受け部(26)が形成され、その中に、前記第一のラッチ(25)が進入すると、前記基底部(3)に関する前記把持部材(5)の回転運動を阻止し、そこから前記第一のラッチ(25)が引き戻ると、前記回転運動が解除されることを特徴とする、請求項3に記載の枢着型取っ手。
  5. 前記受け部(26)は長さ方向の溝(42)によって形成され、これが前記縁(41)を、その厚さ全体にわたり、前記スタブアクセルの前記端まで、その前記軸(XX’)に対して実質的に平行な方向に分割することを特徴とする、請求項4に記載の枢着型取っ手。
  6. 前記縁(41)は、前記溝(42)の縁辺を画定する縁面(43)となり、前記端面(43)は、前記第一のラッチがそのロック位置にある時にそれと係合できる前記受け部(26)の壁を形成し、クリアランス開始傾斜面(44)を有することを特徴とする、請求項5に記載の枢着型取っ手。
  7. 前記第一のラッチ(25)は、前記基底部(3)内で並進運動するように案内されるスライド(35)によって担持されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の枢着型取っ手。
  8. 前記スライドは、少なくとも第一の舌状部材を含み、そこから前記第一のラッチ(25)を形成する突起が突出することと、前記舌状部材は実質的に前記スタブアクスルの前記端に配置され、前記管状空洞が前記第一の突起の周囲にフィットし、前記第一の突起は、前記第一のラッチ(25)が前記解除位置にある時に、前記縁(41)の回転運動の障害とならないように、前記ハブの中に適合するように構成されていることを特徴とする、請求項4〜6、7のいずれか1項に記載の枢着型取っ手。
  9. 前記第一の舌状部材には、前記第一の突起と同じ側に、それからある距離だけ離れて突出する第二の突起が設けられて、第二のラッチ(30)を形成することと、前記縁(41)は一方の側ともう一方の側に分割されて、直径方向に反対の第一と第二の受け部を形成し、前記スライド(35)が移動することによって、前記第一と第二のラッチ(25、30)が前記第一と第二の受け部(26、31)と同時に係合するか、またはそれぞれ、前記動作部がそれぞれの受け部から同時に外れることを特徴とする、請求項8に記載の枢着型取っ手。
  10. 前記取っ手が、第一と第二のスタブアクスル(21、22)の一方によって前記基底部に蝶着されたその第一と第二の端(6A、6B)の各々を有する輪(6)を形成することと、前記スライド(35)には、同様に前記第二のスタブアクスル(22)と協働する第三と第四のラッチ(25’、30’)を形成する少なくとも1つ、好ましくは2つの突起を担持する第二の舌状部材が設けられていることを特徴とする、請求項8または9に記載の枢着型取っ手。
  11. 前記ラッチ(25、30、25’、30’)は、前記把持部材(5)とは異なり、使用者により作動される、1つの一般的な制御部材(15)によって制御されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の枢着型取っ手。
  12. 前記制御部材(15)は、前記輪(6)の前記端(6A、6B)の間に配置され、前記第一と第二の舌状部材を相互接続する横材を形成する押しボタン(16)を含むことを特徴とする、請求項10または11に記載の枢着型取っ手。
  13. 調理容器(2)用の枢着型取っ手(1)において、前記取っ手(1)は、前記取っ手を前記容器(2)の壁(2)に固定できるようにする固定基底部(3)と、前記固定基底部に少なくとも第一のスタブアクスル(21)によって保持される把持部材(5)と、を備え、前記第一のスタブアクスルの周囲で前記把持部材は、使用者が前記容器を操作できる把持可能な第一の角度位置から、前記第一の角度位置とは異なる不使用時の第二の角度位置へと、およびその逆へと、交互に旋回可能であり、前記取っ手には、前記把持部材(5)がその把持可能な第一の角度位置からその不使用時の第二の角度位置へと移動するのを防止するロック位置と、前記ロック位置とは異なり、前記把持部材(5)がその第一の角度位置からその第二の角度位置へと移動できるようにする解除位置との間で交互に移動するように取り付けられた少なくとも第一のラッチ(25)が設けられ、前記取っ手は、前記第一のスタブアクスル(21)に係合解除くぼみ(70)が設けられることを特徴とし、その中には前記第一のラッチ(25)が、前記係合解除くぼみの内側に向かって少なくとも部分的に移動させることによって格納され、少なくとも、前記把持部材(5)の旋回軸となる前記第一のスタブアクスル(21)の軸(XX’)に対して実質的に平行な軸方向の部品の中で移動することにより、そのロック位置からその係合解除位置へと移動する枢着型取っ手(1)。
  14. 前記第一のスタブアクスル(21)が前記基底部(3)に固定されていることと、前記ラッチ(25)が、前記第一のスタブアクスル(21)の前記端において、交互に、軸方向に格納され、および、展開して、前記把持部材(5)の中に前記スタブアクスルと同心に設置された受け部(26)と係合してもよいことを特徴とする、請求項13に記載の枢着型取っ手。
  15. 前記把持部材がループ(6)により形成され、前記ループの端(6A、6B)には、実質的に同心で前記基底部の両側に配置された第一と第二のスタブアクスル(21、22)の各々の周囲に自由に回転可能に適合するブッシュ(28)が設けられており、前記受け部(26)は、ブッシュ(28)の端壁に設けられた陥凹部により形成されることを特徴とする、請求項14に記載の枢着型取っ手。
  16. 前記第一のラッチ(25)は、実質的に長方形のブロックの形状で、前記スタブアクスル(21)の前記軸(XX’)に対して実質的に平行な方向に移動するブレード(50)によって形成され、これには、交差する方向に延び、実質的に十字形の陥凹部を形成する2つの受け部が設けられ、それによって、ラッチ(25)が前記把持部材(5)をその把持可能な第一の角度位置とその不使用時の第二の角度位置の両方にロックできることを特徴とする、請求項13〜15のいずれか1項に記載の枢着型取っ手。
  17. 前記第一のラッチ(25)は、実質的に長方形のブロックの形状であり、前記スタブアクスル(21)の前記軸(XX’)に対して実質的に平行な方向に移動するブレード(50)によって形成されることと、前記ラッチが、前記スタブアクスルの前記軸に関して実質的に半径方向の経路をたどる押しボタン(16)を含む制御部材(15)により制御されることを特徴とする、請求項13〜16のいずれか1項に記載の枢着型取っ手。
  18. 前記ラッチ(25)は、前記軸(XX’)に関して中心がずれている円筒形のピンの形態であることを特徴とする、請求項13〜15のいずれか1項に記載の枢着型突起。
  19. 少なくとも1つの、請求項1〜18のいずれか1項に記載の枢着型取っ手(1)を含むことを特徴とする調理容器(2)。
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