JP2013524792A5 - - Google Patents

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  1. スフィンゴシン1−リン酸に結合することができるL−核酸分子であって、前記核酸分子は5’→3’の方向にヌクレオチドの第1の末端ストレッチと、ヌクレオチドの中心ストレッチと、ヌクレオチドの第2の末端ストレッチを含むか、または、5’→3’の方向にヌクレオチドの第2の末端ストレッチと、ヌクレオチドの中心ストレッチと、ヌクレオチドの第1の末端ストレッチを含み、
    前記ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが3〜6のヌクレオチドを含み、
    前記ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが3〜6のヌクレオチドを含み、
    前記ヌクレオチドの中心ストレッチが、
    5’ AAUAGCCGUUGAAACGCCUUUAGAGAAGCACUAG 3’、 5’ AAUAGCCGAUGAAACGCCUUUAGAGAAGCACUAG 3’、 および、
    5’ AAUAGCCGAAUGAAACGCCUUAAGAGAAGCACUAG 3’.
    からなる群から選択されるヌクレオチド配列を含む、L−核酸分子
  2. 前記核酸がスフィンゴシン1−リン酸によって媒介される活性のアンタゴニストである、請求項1に記載の核酸分子。
  3. 前記ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’XSUG3’のヌクレオチド配列を含み、および前記ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが5’CASX3’のヌクレオチド配列を含み、
    ここで、
    はAまたは不在であり、XはGまたは不在であり、XはSまたは不在であり、XはSまたは不在であり、XはCまたは不在であり、およびXはUまたは不在である、請求項1または2に記載の核酸分子。
  4. 前記ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’XSUG3’のヌクレオチド配列を含み、および前記ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが5’CASX3’のヌクレオチド配列を含み、
    ここで、
    a)XはAであり、XはGであり、XはSであり、XはSであり、XはCであり、およびXはUであり、または
    b)Xは不在であり、XはGであり、XはSであり、XはSであり、XはCであり、およびXはUであり、または
    c)XはAであり、XはGであり、XはSであり、XはSであり、XはCであり、およびXは不在であり、または
    d)Xは不在であり、XはGであり、XはSであり、XはSであり、XはCであり、およびXは不在である、請求項のいずれか1項に記載の核酸分子。
  5. 前記ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが、5’XSUG3’ヌクレオチド配列を含み、および前記ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが5’CASX3’のヌクレオチド配列を含み、
    ここで、
    a)Xは不在であり、Xは不在であり、XはSであり、XはSであり、XはCであり、およびXは不在であり、または
    b)Xは不存であり、XはGであり、XはSであり、XはSであり、Xは不在であり、およびXは不在であり、または
    c)Xは不在であり、Xは不在であり、XはSであり、XはSであり、Xは不在であり、およびXは不在である、請求項のいずれか1項に記載の核酸分子。
  6. 前記ヌクレオチドの第1の末端ストレッチが5’XSUG3’のヌクレオチド配列を含み、および前記ヌクレオチドの第2の末端ストレッチが5’CASX3’のヌクレオチド配列を含み、
    ここで、
    は不在であり、Xは不在であり、XはSまたは不在であり、XはSまたは不在であり、Xは不在であり、およびXは不在である、請求項のいずれか1項に記載の核酸分子。
  7. 前記核酸分子が、配列番号12〜26のいずれか1つに記載のヌクレオチド配列、好ましくは、配列番号12、13、15、18、19および23〜26のいずれか1つに記載のヌクレオチド配列、より好ましくは、配列番号12、18、23および4のいずれか1つに記載のヌクレオチド配列を含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の核酸分子。
  8. 前記核酸分子が、配列番号18に記載の核酸配列またはそれと相同である核酸分子を含み、その相同性が少なくとも85%である、請求項1〜のいずれか1項に記載の核酸分子。
  9. スフィンゴシン1−リン酸に結合することができるL−核酸分子であって、参照核酸分子と比較して、前記核酸分子の親和性が増加し、前記参照核酸分子が配列番号18に記載のヌクレオチド配列を含み、および前記参照核酸分子がリボヌクレオチドからなり、前記核酸分子が配列番号18に記載のヌクレオチド配列を含み、および配列番号18に記載のヌクレオチド配列の1つまたは複数のヌクレオチドがリボヌクレオチドよりはむしろデオキシリボヌクレオチドである、L−核酸分子。
  10. 前記核酸分子が、配列番号27〜37、39および40のいずれか1つに記載のヌクレオチド配列、好ましくは、配列番号30、34〜37、39および40のいずれか1つに記載のヌクレオチド配列、より好ましくは、配列番号36、37、39および40のいずれか1つに記載のヌクレオチド配列を含む、請求項に記載の核酸分子。
  11. 前記核酸分子が、配列番号36に記載の核酸配列またはそれと相同である核酸分子を含み、その相同性が少なくとも85%であり、前記相同核酸がリボヌクレオチドおよび少なくとも1つのデオキシリボヌクレオチドを含む、請求項10に記載の核酸分子。
  12. 前記核酸分子が修飾基を含み、生物体由来の前記修飾基を含む前記核酸分子の排泄速度が、前記修飾基を含まない核酸と比較して低下する、請求項1〜11のいずれか1項に記載の核酸分子。
  13. 前記核酸分子が修飾基を含み、前記修飾基を含む前記核酸分子が、前記修飾基を含まない核酸分子と比較して、生物体における滞留時間が増加する、請求項1〜11のいずれか1項に記載の核酸分子。
  14. 疾患の治療および/または予防のための方法で用いる、請求項1〜13のいずれか1項に記載の核酸分子。
  15. 請求項1〜13のいずれか1項に定義される核酸分子と、任意にさらなる成分とを含む医薬組成物であって、前記さらなる成分が、医薬的に許容される賦形剤、医薬的に許容される担体、および医薬的に活性な薬剤を含む群から選択される、医薬組成物。
  16. 薬物の製造のための、請求項1〜13のいずれか1項に記載の核酸分子の使用
  17. 診断手段の製造のための、請求項1〜13のいずれか1項に記載の核酸分子の使用
  18. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の核酸分子と、スフィンゴシン1−リン酸とを含む複合体であって、好ましくは、前記複合体が結晶性複合体である複合体。
  19. スフィンゴシン1−リン酸の検出のための請求項1〜13のいずれか1項に記載の核酸分子の使用
  20. スフィンゴシン1−リン酸またはスフィンゴシン1−リン酸の類似体によって媒介される活性のアンタゴニストをスクリーニングする方法であって、
    前記スフィンゴシン1−リン酸および/または前記スフィンゴシン1−リン酸の類似体によって媒介される活性の候補アンタゴニストを提供するステップと、
    請求項1〜13のいずれか1項に定義される核酸を提供するステップと、
    前記スフィンゴシン1−リン酸および/または前記スフィンゴシン1−リン酸の類似体によって媒介される活性のアンタゴニストの存在下でシグナルを供給する試験系を提供するステップと、
    前記スフィンゴシン1−リン酸によって媒介される活性の前記候補アンタゴニストが、前記スフィンゴシン1−リン酸および/または前記スフィンゴシン1−リン酸の類似体によって媒介される活性のアンタゴニストであるかどうかを決定するステップとを含む、方法。
  21. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の核酸分子を含むスフィンゴシン1−リン酸を検出するためのキット。
  22. 請求項1〜13のいずれか1項に定義される核酸を試料において検出する方法であって、前記方法が、
    a)捕捉プローブが請求項1〜13のいずれか1項に定義される核酸分子の第1の部分と少なくとも部分的に相補的である捕捉プローブと、請求項1〜13のいずれか1項に定義される核酸分子の第2の部分と少なくとも部分的に相補的である検出プローブとを、またはその代わりに、請求項1〜13のいずれか1項に定義される核酸分子の第2の部分と少なくとも部分的に相補的である捕捉プローブと、請求項1〜13いずれか1項に定義される核酸分子の第1の部分と少なくとも相補的である検出プローブとを提供するステップと;
    b)請求項1〜13のいずれか1項に定義される核酸分子を含有する、または請求項1〜13のいずれか1項に定義される核酸分子を含有すると推定される試料に、前記捕捉プローブおよび前記検出プローブを別々に、または組み合わせて添加するステップと;
    c)前記捕捉プローブおよび前記検出プローブが、請求項1〜13のいずれか1項に定義される核酸分子またはその一部と、同時にまたは任意の順番のいずれかで反応できるようにするステップと;
    d)前記捕捉プローブが、ステップa)で提供される請求項1〜13のいずれか1項に定義される核酸分子とハイブリッド形成するかどうかを任意に検出するステップと;
    e)請求項1〜13のいずれか1項に定義される前記核酸分子と、前記捕捉プローブと、前記検出プローブとからなる、ステップc)で形成される複合体を検出するステップとを含む方法。
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