JP2013522518A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 隣接する羽根車の羽根間で連続的に増加する体積のチャンバー（１５）を形成するために、包囲する液体リング（１４）内で回転するように構成された偏心して取付けられた前記羽根車（１１）を有する、少なくとも１つの液封式回転ケーシング（１３）と、
   前記羽根車を回転させ、それによって本質的に等エントロピー的に膨張させるため、ガスとしての流体を前記チャンバーが狭められた前記羽根車へと高圧で噴出するための、前記羽根車の静的軸線方向穴（２３）内の流体入口（１９）と、
   前記流体を低圧且つ低温で放出することを可能とするための、前記羽根車の前記静的軸線方向穴内にあって前記流体入口から流体的に分離された流体出口（２０）と、を具備する回転液封式回転ケーシングガスタービン（１０）。
2. 前記羽根車及び前記ケーシングを同等の速度で回転させるために前記羽根車と前記ケーシングとの間に機械的結合部（１７、１８）を有する請求項１に記載のガスタービン。
3. 前記ガスが、当該ガスタービンの外部に配置された低温液体凝縮器（３５）に直接接触して凝縮されるように構成されている請求項１又は請求項２に記載のガスタービン。
4. 前記ガスが、当該ガスタービン内の低温液体噴出において凝縮するように構成された請求項１又は請求項２に記載のガスタービン。
5. 前記ガスの凝縮を制御するために液体リングが前記ガスよりも高温である請求項３又は請求項４に記載のガスタービン。
6. 前記流体が、運転時に圧縮する必要なくガスから液体へと相変化する請求項３から請求項５のいずれか１つに記載のガスタービン。
7. 前記液体リングが水と混合しない請求項３から請求項６のいずれか１つに記載のガスタービン。
8. 前記液体リングが水である請求項５に記載のガスタービン。
9. 前記液体リングがオイル又は塩水である請求項７に記載のガスタービン。
10. 請求項１から請求項９のいずれか１つに記載の回転液封式回転ケーシングのガスタービン（１０）を具備する熱機関（４０）。
11. タービンを使用してシャフト運動を生じさせるための方法であって、
    隣接する羽根車の羽根間で連続的に増加する体積のチャンバー（１５）を形成するために、包囲する液体リング（１４）内で回転するように構成された偏心して取付けられた羽根車（１１）を有する、少なくとも１つの液封式回転ケーシング（１３）を設けることと、
    前記羽根車を回転させ、それによって本質的に等エントロピー的に膨張させるため、ガスとしての流体を前記チャンバーが狭められた前記羽根車へと前記羽根車の静的軸線方向穴（２３）内の流体入口（１９）を介して高圧で噴射することと、
    前記流体を低圧且つ低温で前記羽根車の前記静的軸線方向穴内にあって前記流体入口から流体的に分離された流体出口（２０）を介して放出することを可能とすることと、を含む方法。
12. 前記羽根車及び前記ケーシングを同等の速度で回転させることを含む請求項１１に記載の方法。
13. 前記タービンの外部に配置された低温液体凝縮器（３５）に直接接触させることによって前記ガスを凝縮すること、又は、前記タービン内部における低温液体噴出において前記ガスを凝縮すること、を含む請求項１１又は請求項１２に記載の方法。
14. 前記液体リングとの接触時に前記ガスの凝縮を抑制するために前記液体リングを加熱することを含む請求項１３に記載の方法。
15. 高温水の地熱源から流体を生成することを含む請求項１１から請求項１４のいずれか１つに記載の方法。