JP2013521978A - 骨の機械的一体性を決定するための診断デバイス - Google Patents

骨の機械的一体性を決定するための診断デバイス Download PDF

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Abstract

【課題】骨の機械的一体性を決定するための方法、及び骨の機械的一体性を決定するためのデバイスを提供する。
【解決手段】本発明の方法は、ねじ山を備えたロッドを骨に埋め込む工程と、ねじ山を備えたロッドを骨から抜き取る工程と、ねじ山を備えたロッドを骨から抜き取るのに必要な力を計測する工程とを含み、ねじ山を備えたロッドを抜き取るのに必要な力は、骨の機械的一体性を示す。本発明のデバイスは、ハウジングと、骨に埋め込んだねじ山を備えたロッドを保持するように形成された、ハウジングに取り付けられたロッドホルダと、ロッドホルダに引っ張り力を加え、ねじ山を備えたロッドを骨から抜き取る引っ張り力アプリケータと、ねじ山を備えたロッドを骨から抜き取るとき、引っ張り力アプリケータによってロッドホルダに加えられた引っ張り力を計測する引っ張り力計測機器とを含む。
【選択図】図1

Description

脆弱性骨折は、米国及び他の工業国の老人の病的状態の主な原因である。こうした骨折は、立った高さからしりもちをつくといった自然のあまり大きなエネルギを伴わない受傷機構を特徴とする。このような場合の機械的な力は、通常は、健康な成人では骨折を引き起こすことはない。脆弱性骨折は、最も一般的には、皮質骨が少なく海綿骨が多い骨幹端等の骨端の近くで生じる。
骨の優れた強度及び靱性は、骨の材料の無機ミネラル部分即ち骨塩部分と有機コラーゲン部分とのナノスケールの相互作用による。多くの疾病は、骨の骨塩部分、又はコラーゲン部分、又はこれらの両方を冒し、骨折し易くする。現在の臨床診療では、骨の疾病と関連した骨強度及び骨折の危険は、骨塩量の評価に基づいて推定される。この際、患者の年齢、性別、人種、及び骨折歴等の他の要因も考慮される。骨塩量の評価は、代表的には、二重エネルギX線吸収測定(DXA)スキャン等の非侵襲的手段によって行われる。適当である場合には、ビスホスホネート、選択的エストロゲン受容体調節因子(SERMs)、又は組み換え型副甲状腺ホルモン(PTH)注射の形態の治療を行うことができる。
残念なことに、骨強度及び骨折の危険を推定する上での異常DXAスキャンの的中率は、特に大腿骨近位骨折及び一般的な脆弱性骨折の多くに関し、比較的低い。更に、DXAスキャンを使用する場合、骨の有機部分を含む病理は過小評価されがちである。これは骨の骨塩成分しか評価されないためである。
更に、長期に亘るビスホスホネート治療により、普通でない「異常な」疲労骨折が生じるものと考えられると書かれた一連の文献で、ビスホスホネート薬剤治療の合併症が注目されてきた。これらの独特の骨折は、骨の強度を低下し、機械的疲労を受け易くする骨の機械的性質の変化により生じるものと考えられている。これらの「異常な」疲労骨折は、無機骨塩量の増大にも関わらず生じる。この場合も、DXAスキャンによる骨塩量の計測は、骨の機械的性質に関する全ての必要な情報を提供しない。脆弱性骨折の危険性を高める様々な要因の定量が困難であるということがわかっており、この危険を更に正確に予測する方法が必要とされている。
脆弱性骨折の患者の治療中、手術用ガイドワイヤを逆方向に通すことによって、即ちガイドワイヤを手で、又はバイスグリップ又はプライヤーで引っ張ることによってガイドワイヤを引き抜く。例えば、骨粗鬆症の股関節骨折の治療では、ガイドワイヤを大腿骨骨頭の中央部分に通し、横から取り出す。
ガイドワイヤを取り出すのに必要な力により、医師は、患者の骨強度の定性的計測値を得ることができる。この定性的評価は、医師によって異なり、日によって異なり、例えばDXAスキャンによって決定された患者の骨塩量と必ずしも相関しない。これは、(1)外科医の判断の感度が優れていない、(2)海綿骨の連結性の欠如等の骨の骨塩成分の構造の病理学的妨害、(3)骨の非骨塩構造構成要素、即ち骨の1型コラーゲン部分の欠陥といった理由によるものと考えられる。しかしながら、ねじ山を備えたガイドワイヤを取り外すのに必要な力がわかれば、患者にこれ以上の傷を付けることなく、例えば骨疾病の非侵襲的計測及び/又は患者が将来どのようなケアを必要とするのかの確認に使用できる生体力学的情報を得ることができる。このような情報は、骨の薬剤治療の効果の監視を含む骨の局所的特性の決定を必要とする研修で使用できる。
これに関し、骨の機械的一体性を決定するための例示の方法は、ねじ山を備えたロッドを骨に埋め込む工程と、ねじ山を備えたロッドを骨から抜き取る工程と、ねじ山を備えたロッドを骨から抜き取るのに必要な力を計測する工程とを含み、ねじ山を備えたロッドを抜き取るのに必要な力は、骨の機械的一体性を示す。更に、骨の機械的一体性を決定するためのデバイスは、ハウジングと、骨に埋め込んだねじ山を備えたロッドを保持するように形成された、ハウジングに取り付けられたロッドホルダと、ロッドホルダに引っ張り力を加え、ねじ山を備えたロッドを骨から抜き取る引っ張り力アプリケータと、ねじ山を備えたロッドを骨から抜き取るとき、引っ張り力アプリケータによってロッドホルダに加えられた引っ張り力を計測する引っ張り力計測機器とを含む。
この他の目的及び利点は、以下の例示の実施例の詳細な説明を添付図面と関連して読むことにより、当業者に明らかになるであろう。添付図面では、同様のエレメントに同様の参照番号が付してある。
図1は、ねじ山を備えたロッドと第1点係合した診断デバイスを前方から見た斜視図である。 図2は、第1実施例による診断デバイスの分解図である。 図3は、ねじ山を備えたロッドと係合した、カニューレ状チューブを取り除いた第1実施例による診断デバイスの部分断面斜視図である。 図4は、ねじ山を備えたロッドと第1点係合した、カニューレ状チューブを取り除いた診断デバイスの後側面図である。 図5A乃至図5Dは、例示の診断デバイスで使用するための例示のねじ山を備えたロッドの前部分の正面図及び側面図、後面図、及び後部分の後面図及び側面図である。 図6は、骨に埋め込んだねじ山を備えたロッドと係合した第1実施例による診断デバイスの前側面図である。 図7A乃至図7Cは、第1実施例による診断デバイスを使用する方法の部分断面図である。 図8は、第2実施例による診断デバイスの分解図である。 図9は、第2実施例による診断デバイスの前側面図である。 図10は、第2実施例による診断デバイスの部分断面図である。 図11は、骨に埋め込んだねじ山を備えたロッドと係合した第2実施例による診断デバイスの前側面図である。 図12A乃至図12Cは、第2実施例による診断デバイスを使用する方法の部分断面図である。
第1実施例による診断デバイス10を図1乃至図4に示す。デバイス10は、ハウジング20、ハウジング20に移動自在に取り付けられたロッドホルダ30、及びロッドホルダ30をハウジング20に対して引っ張り、ロッドホルダ30に加わる引っ張り力を計測するための以下に詳細に説明する機構を含む。
ハウジング20は中空円筒体で形成されていてもよく、ハンドル40がハウジング20の近位端のベアリングに取り付けられている。チップホルダ50が遠位端24に取り外し自在に固定されている。例示の実施例では、遠位端24の外面は、チップホルダ50に摩擦嵌めするのを補助するため、傾斜している。しかしながら、チップホルダ50は、螺合、ピン止め構成、又はバヨネット連結等の他の手段によって遠位端24に取り外し自在に固定されてもよい。ハウジング20の後側には、更に、ガイドスロット26が設けられており、前側にはアクセスウィンドウ28が設けられている。
ロッドホルダ30は、患者の骨から引き出されるようになったねじ山を備えたロッド100を解放自在に保持するように形成されている。例えば、ロッドホルダ30は、ねじ山を備えたロッド100を受け入れるための主ボア32、及び主ボア32に対して垂直なねじ山を備えたボアの夫々に螺着する一つ又はそれ以上の止めねじ34を含んでいてもよい。ねじ山を備えたロッド100に対して止めねじ34を締め付けることにより、ねじ山を備えたロッド100を主ボア32内に保持する。しかしながら、ロッドホルダ30は、チャック構成等の他の手段によってねじ山を備えたロッド100を保持するように形成されていてもよい。
ハンドル40は、ベアリング70と係合した主ボア42を含み、そのためハンドル40がハウジング20に回転自在に保持される。ハンドル40は、更に、主ねじ60と螺合するねじ山を備えたボア44を含む。主ねじ60は主ボア42を通って延び、ねじ山を備えたボア44に螺着し、以下に詳細に説明するようにハウジング内の一つ又はそれ以上の計測デバイスに作動的に連結されている。
主ねじ60は、ハウジング20内で並進移動しかできないように拘束されている。例えば、主ねじ60は、ガイドスロット26に沿って摺動するように構成されたガイドキー65に固定されていてもよい。ハンドル40及びかくして主ねじ60と螺合したねじ山を備えたボア44をハウジング20に関して回転すると、主ねじ60は、ハウジング20に関して回転できないため、ハウジング20に関して並進移動する。ねじ山を備えたボア44と主ねじ60との間の従来の配向の螺着について、ハンドル40を時計回り方向に回転すると、主ねじ60はハウジング20の近位端22に向かって移動し、ハンドル40を反時計回り方向に回転すると、主ねじ60はハウジング20の遠位端24に向かって移動する。
ロッドホルダ30は、主ねじ60と同様に、ロッドホルダ30がハウジング20に関して回転しないように、ガイドスロット26に沿って摺動するように構成されたガイドキー35に取り付けられていてもよい。ロッドホルダ30は、主ねじ60と同様の一つ又はそれ以上の計測デバイスに作動的に連結されている。
計測デバイスは、例えば、ばね秤80であってもよく、荷重の時刻歴を記録できるロードセルを使用してもよい。ばね秤80は、ハウジングのアクセスウィンドウ28を通してアクセスできる。
例示の実施例では、ばね秤80のスライドロッド82が主ねじ60に固定されているのに対し、ばね秤80の目盛り付きハウジング84がロッドホルダ30に固定されている。フランジ83がスライドロッド82の遠位端又はその近くに固定されている。フランジ83は、スライドロッド82の遠位端を目盛り付きハウジング84の中央に置き、その一部が目盛り付きハウジング84の計測スロット86内に突出している。目盛り付きハウジング84内のコイルばね88が、フランジ83と目盛り付きハウジング84の近位端との間に配置されており、これによって、フランジ83及びかくしてスライドロッド82を目盛り付きハウジング84の遠位端に向かって押圧する。スライドロッド82が目盛り付きハウジング84の近位端に向かって、例えばハンドル40を回したときに主ねじ60によって引っ張られると、コイルばね88が引っ張り力と対応する所定距離だけ圧縮される。更に、コイルばね88が目盛り付きハウジング84の近位端に押し付けられることにより、目盛り付きハウジング84はロッドホルダ30を近位方向に引っ張る。
ロッドホルダ30がハウジング20に関して並進移動しかしないように拘束するガイドスロット26とガイドキー35との間の相互作用のため、ねじ山を備えたロッド100を骨から抜き取るときにねじ山を備えたロッド100が捩じれて締まったり緩んだりしないないようにする。抜き取り時にハウジング20自体でなくハンドル40だけが回転するため、ねじ山を備えたロッド100は、骨から抜き取るときに並進移動しかしない。
計測スロット86と隣接した目盛り付きハウジング84の目盛り85は、スライドロッド82に加えられた力を示す。これは、フランジ83と隣接した目盛り85が、スライドロッド82に加えられた力に応じて変化し、その結果、スライドロッド82が目盛り付きハウジング84内で移動し、フランジ83が計測スロット86内で移動するためである。インジケータ87が計測スロット86に摺動自在に設置されていてもよい。インジケータ87は、スライドロッド82を近位方向に引っ張る作業中にフランジ83とともに移動でき、フランジ83の近位方向最大変位と位置合わせするようにフランジ83の近位側に配置されている。
上文中に論じたように、チップホルダ50の近位側は、ハウジング20の遠位端24に取り外し自在に固定されている。チップホルダを取り外すことにより、ハウジング20の遠位端24の開口部を通して負荷計測カートリッジ即ちロッドホルダ30、ばね秤80、及び主ねじ60を配置したり取り外したりできる。かくして、デバイスの特定の用途に応じて、負荷計測カートリッジを、負荷範囲が比較的高い又は低いものと取り替えることができる。更に、負荷計測カートリッジは、ロードセルを使用して容易に較正できる。詳細には、ロードセルを負荷計測カートリッジと直列に設けることができ、デバイスが正しく較正されていることを確かめるため、簡単な抜き取り試験を行うことができる。
チップホルダ50は円筒形形状であり、ねじ山を備えたロッド100の案内を補助するため、ガイド穴54を持つ衝合面52が遠位端に設けられている。チップホルダ50は、更に、チップホルダ50が所定の場所に設けられたデバイス20にねじ山を備えたロッド100を連結するとき、ねじ山を備えたロッド100に止めねじ34を締め付けるためのアクセスを許容する一つ又はそれ以上のアクセスウィンドウを含んでいてもよい。
ねじ山を備えたロッド100は、例えば図5に示すように、ねじ山を備えたキルシュナーワイヤであってもよい。例示のキルシュナーワイヤのねじ山102の外径は、そのシャンク104とほぼ同じである。この構成では、キルシュナーワイヤが埋設される深さに関わらず、ねじ山を備えた部分だけが骨に対して保持される。従って、例示のねじ山を備えたキルシュナーワイヤが、引き出し力の計測の再現性に関して役立つ。しかしながら、ねじ山を備えたロッドは、キルシュナーワイヤに限定されない。例えば、ねじ山を備えたロッドは、例えば、ねじ、又は外面にねじ山を備えたチューブやニードルであってもよい。
ハウジング20が患者に近づかないようにし、ねじ山を備えたロッドを抜き取るときに安定性を提供するため、支持チューブ90を使用してもよい。支持チューブ90は、そのカニューレ内にねじ山を備えたロッド100を受け入れるように形成されており、その長さは、ねじ山を備えたロッド100を埋め込んだ場所の骨にその遠位端が当接し、近位端がチップホルダ50の当接面52に当接するように選択される。
ハウジング20、ロッドホルダ30、チップホルダ50、主ねじ60、及びばね秤80等のデバイス10の様々な部分は、好ましくは、ステンレス鋼、又はオートクレーブ温度に耐えることができる他の材料で形成されており、そのため、デバイスを手術室で使用するために殺菌を行うことができる。オートクレーブ温度に耐えることができないロードセル又は他の構成要素を組み込んだ実施例については、オートクレーブ処理の前にこうした構成要素をデバイス10から取り外す。
使用では、ねじ山を備えたロッド100を骨に埋め込んだ後、支持チューブ90を骨に当接するようにねじ山を備えたロッド100に被せ、ロッドホルダ30及びチップホルダ50をねじ山を備えたロッド100に被せて配置し、支持チューブ90がチップホルダ50に当接するようにデバイス10を位置決めし、止めねじ34をねじ山を備えたロッド100に締め付ける。次いで、ハンドル40を回してねじ山を備えたロッド100を抜き取る。ばね秤80は、抜き取り中にねじ山を備えたロッド100に加わった最大力を表示する。ロードセルを使用した場合、ロードセルは、最大力並びに負荷の時刻歴を提供できる。図6は、埋め込んだねじ山を備えたロッド100と係合したデバイス10を示す。
海綿骨は、患者が脆弱性骨折に罹り易くする疾病による機械的弱体化の影響を受け易い。かくして、皮質骨でなく海綿骨の引き出し力を計測するのが有利である。図7A乃至図7Cに示す方法では、例えば大腿骨骨頭の中央部分等の海綿骨200が皮質骨300の表面の下にある場所を試験する。図7Aに示すように、ねじ山を備えたロッド100を皮質骨300を通して海綿骨200にねじ込む。好ましくは、ねじ山を備えたロッド100は、そのねじ山102が海綿骨200だけと係合し、皮質骨300とは係合しないように所定深さまで埋め込まれる。ねじ山を備えたロッド100を骨内で正確に位置決めするのにX線透視撮影法等の周知の方法を使用してもよい。図7Bに示すように、次いで、支持チューブ90をねじ山を備えたロッド100に被せ、皮質骨300の表面に当接する。次いで、図7Cに示すように、ねじ山を備えたロッド100を抜き取る。デバイスは、ねじ山を備えたロッド100を上文中に説明したように抜き取るのに必要な力を計測する。
第2実施例の診断デバイス510を図8乃至図10に示す。デバイス510は、ハウジング520、ハウジング520のフットプレート525間でハウジングに移動自在に取り付けられたロッドホルダ530、及びロッドホルダ530をハウジング520に対して回転することなくハウジング520に対して並進して引っ張り、ロッドホルダ530に加えられた引っ張り力を計測するための機構を含む。
ハウジング520は、例えば全体にコーキングガンのような形状をしており、固定ハンドル541に向かって枢動する移動自在のハンドル540を有する。例えば、移動自在のハンドル540及び固定ハンドル541を片手で引き絞ることができる。固定ハンドル541に取り付けられたトーションばね543が移動自在のハンドル540を固定ハンドル541から遠ざかる方向に押圧する。
ロッドホルダ530は、ねじ山を備えたロッド100を解放自在に保持するように、即ち患者の骨から引き出されるように形成されている。例えば、ロッドホルダ530は、ねじ山を備えたロッド100を受け入れるための主ボア532、及び主ボア532に対して垂直なねじ山を備えたボアの夫々に螺着する一つ又はそれ以上の止めねじ534を含む。ねじ山を備えたロッド100を主ボア532内に保持するため、ねじ山を備えたロッド100に対して止めねじ534を締め付けることができる。しかしながら、ロッドホルダ530は、チャック構成等の他の手段によってねじ山を備えたロッド100を保持するように形成されていてもよい。ロッドホルダ530は、デバイス510の引っ張り方向に対して垂直に延びる引っ張られ(pulled)フランジ536に固定されている。
ハンドル540は、好ましくは、ピニオンギヤ551と直接的に係合しているか或いはラチェット係合している。ピニオンギヤ551はラックギヤ553と係合し、ラックギヤ553は、デバイスの引っ張り方向に対して垂直に延びる引っ張り(pulling) フランジ555に固定されている。引っ張られフランジ536と引っ張りフランジ555との間には、ロードセル580が配置されている。ロードセル580は、引っ張りフランジ555が引っ張られフランジ536に加える引っ張り力を計測するように構成されている。
図11は、埋め込まれたねじ山を備えたロッド100と係合したデバイス510を示す。使用時には、ねじ山を備えたロッド100を骨に埋め込んだ後、ロッドホルダ530をねじ山を備えたロッド100に装着し、フットプレート525が骨に当接するようにデバイス510を位置決めし、ねじ山を備えたロッド100に止めねじ534を締め付ける。次いで、移動自在のハンドル540を作動してピニオンギヤ551を回転し、これによりラックギヤ553を引っ張り、引っ張りフランジ555を引っ張る。引っ張りフランジ555は引っ張られフランジ536を引っ張り、これによってロッドホルダ530を引っ張り、これによりねじ山を備えたロッド100を骨から抜き取る。ロッドホルダ530がハウジング520に関して並進態様のみで後方に移動するため、ねじ山を備えたロッド100は、骨から抜き取られるとき、並進移動しかしない。引っ張り力をロードセル580で計測する。図12A乃至図12Cは、この実施例のデバイス510を使用した抜き取り前、抜き取り中、及び抜き取り後のねじ山を備えたロッド100を示す。
様々な例示の実施例のうちの任意の実施例による診断デバイスを使用する例示の手術技術では、観血的整復固定術で一般的に行われているように、患者を仰臥位でフラクチャーテーブルに載せ、手術を行う肢部に牽引力を加える。骨粗鬆症近位大腿骨骨折の関節形成治療で一般的に使用されているように、変形例の側臥位も可能である。次いで、手術を行う太腿及び臀部を従来の手術のやり方で布で覆って準備をする。
適切な麻酔を施した後、大腿の近位側部に皮下組織の厚さに応じて大転子の先端の数cm遠位側に約1cm乃至1.5cmの長さの切開部を形成する。皮下組織を鋭く切開する。同様に、腸脛靱帯及びその下の外側広筋に長さが約1cm乃至1.5cmの切開部を形成する。次いで、骨を切開創の深さで特定する。
X線透視撮影下で前後に外側平面内で案内し、末端にねじ山を備えたロッドを大腿骨外側皮質を通してドリルのように打ち込み、チップを大腿骨骨頭の中央部分に差し向ける。次いで、デバイスが大腿骨外側皮質に載るように、デバイスを末端にねじ山を備えたロッドに取り付ける。次いでデバイスを手動で作動し、ねじ山を備えたロッドを骨から横方向に抜き取る。次いで、ねじ山を備えたロッドの取り出しに要した力を記録する。
次いで、ねじ山を備えたロッドからデバイスを外し、ロッドを患者の骨から手作業で取り外す。切開部を生理食塩水で洗浄し、通常通りの方法で閉じる。この手順は、更に強い麻酔を必要とする他の手術が予定されていない場合には、局所麻酔や静脈内鎮静法で行ってもよい。
手術の完了時に得られたデータを周知の基準値と比較し、骨の生体力学的品質に関する追加の情報を提供できる。この手順を他の手術手順及び露呈と組み合わせることができる。ダイナミックヒップスクリュー(DHS)を配置する大腿骨転子部骨折の手術による治療を受けている患者の場合には、ねじ山を備えたロッドの配置及び抜き取りは、一般的な手術による露呈により行うことができる。同様に、上文中に説明した経皮技術は、セファロメジュラリーネイル(cephalomedulary nail)を用いた大腿骨転子部骨折の治療中に行うことができる。ネイルの配置後、近位セファロメジュラリースクリュー、螺旋状ブレード、又はロックボルトを経皮的に配置する前に、ねじ山を備えたロッドを、上文中に説明したように、ネイルを通して配置し、抜き取ることができる。
デバイスは、骨の骨幹端部分で使用されるようになっている。上文中に説明した近位大腿骨以外の使用箇所には、遠位大腿骨、近位脛骨、遠位脛骨、踵骨、遠位とう骨、及び近位上腕骨が含まれるが、これらに限定されない。
体内で計測された引っ張り力は、生きている骨の機械的一体性を決定するのに使用できる。詳細には、引っ張り力を、当業者に周知の手段によって、経験的に得られたデータと比較できる。例えば、診断データは、骨折の危険があることがわかっている患者に使用でき、結果的に得られたデータを使用して標準正規分布(standardized normative tables) を形成できる。
本発明は、その精神又は要旨から逸脱することなく、他の特定の形態でも実施できるということは、当業者には理解されよう。従って、本明細書中に開示した例示の実施例は、全ての点に関し、例示であって、限定ではないと考えられる。
10 診断デバイス
20 ハウジング
24 遠位端
26 ガイドスロット
28 アクセスウィンドウ
30 ロッドホルダ
32 主ボア
34 止めねじ
40 ハンドル
42 主ボア
44 ボア
50 チップホルダ
60 主ねじ
65 ガイドキー
70 ベアリング
80 ばね秤
82 スライドロッド
83 フランジ
84 目盛り付きハウジング
88 コイルばね
100 ねじ山を備えたロッド

Claims (18)

  1. 骨の機械的一体性を決定するためのデバイスにおいて、
    ハウジングと、
    骨に埋め込んだねじ山を備えたロッドを保持するように形成された、前記ハウジングに取り付けられたロッドホルダと、
    前記ロッドホルダに引っ張り力を加え、前記ねじ山を備えたロッドを骨から抜き取る引っ張り力アプリケータと、
    前記ねじ山を備えたロッドを骨から抜き取るとき、前記引っ張り力アプリケータによって前記ロッドホルダに加えられた引っ張り力を計測する引っ張り力計測機器とを含む、デバイス。
  2. 請求項1に記載のデバイスにおいて、
    前記ロッドホルダは、引っ張り力が加えられたとき、前記ハウジングに対して並進移動するように形成されている、デバイス。
  3. 請求項1に記載のデバイスにおいて、更に、
    前記ハウジングと骨との間に一定の距離を維持するように形成されたスペーサを含む、デバイス。
  4. 請求項1に記載のデバイスにおいて、
    前記引っ張り力アプリケータは、前記ハウジングに移動自在に取り付けられたハンドルを含む、デバイス。
  5. 請求項4に記載のデバイスにおいて、
    前記ハンドルは前記ハウジングに回転自在に取り付けられている、デバイス。
  6. 請求項1に記載のデバイスにおいて、
    前記引っ張り力計測機器は、ロードセルを含む、デバイス。
  7. 請求項1に記載のデバイスにおいて、
    前記引っ張り力計測機器は、ばね秤を含む、デバイス。
  8. 請求項1に記載のデバイスにおいて、
    前記引っ張り力計測機器は、前記ねじ山を備えたロッドを骨から抜き取るのに必要な力を計測する、デバイス。
  9. ねじ山を備えたロッドを生きている骨から抜き取るのに必要な力を体内で決定するための方法において、
    前記ねじ山を備えたロッドを生きている骨に埋め込む工程と、
    前記ねじ山を備えたロッドを生きている骨から抜き取る工程と、
    前記ねじ山を備えたロッドを生きている骨から抜き取るのに必要な力を計測する工程とを含む、方法。
  10. 請求項9に記載の方法において、
    前記ねじ山を備えたロッドは、ねじ込み又はドリル穿孔によって生きている骨に埋め込まれる、方法。
  11. 請求項9に記載の方法において、
    前記ねじ山を備えたロッドを保持するロッドホルダに引っ張り力を加えることによって前記ねじ山を備えたロッドを生きている骨から抜き取る、方法。
  12. 請求項9に記載の方法において、
    前記ねじ山を備えたロッドを保持する前記ロッドホルダに加えられた引っ張り力を計測することによって、前記ねじ山を備えたロッドを生きている骨から抜き取るのに必要な力を計測する、方法。
  13. 請求項9に記載の方法において、
    前記ねじ山を備えたロッドは、生きている骨の海綿部分に埋め込まれる、方法。
  14. 骨の機械的一体性を決定するための方法において、
    ねじ山を備えたロッドを骨に埋め込む工程と、
    前記ねじ山を備えたロッドを骨から抜き取る工程と、
    前記ねじ山を備えたロッドを骨から抜き取るのに必要な力を計測する工程とを含み、
    前記ねじ山を備えたロッドを抜き取るのに必要な力は、骨の機械的一体性を示す、方法。
  15. 請求項14に記載の方法において、
    前記ねじ山を備えたロッドは、ねじ込み又はドリル穿孔によって骨に埋め込まれる、方法。
  16. 請求項14に記載の方法において、
    前記ねじ山を備えたロッドを保持するロッドホルダに引っ張り力を加えることによって、前記ねじ山を備えたロッドを骨から抜き取る、方法。
  17. 請求項14に記載の方法において、
    前記ねじ山を備えたロッドを保持するロッドホルダに加えられた引っ張り力を計測することによって、前記ねじ山を備えたロッドを骨から抜き取るのに必要な力を計測する、方法。
  18. 請求項14に記載の方法において、
    前記ねじ山を備えたロッドは、骨の海綿部分に埋め込まれる、方法。
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