JP2013521560A - 時間的コンテキストを用いる臨床意志決定支援システム - Google Patents

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Abstract

臨床意志決定支援システムCDSSは、患者データ34及び臨床ガイドライン22を格納するよう構成されるデジタル処理デバイス10を含むCDSSモジュール20を有する。この臨床ガイドラインは、臨床ワークフローイベント、アクション又は決定を表す接続されたノードを有する。ここで、上記ノードの隣接するグループが、ケアフェーズ40へとグループ化される。CDSSモジュールは、上記臨床ガイドラインの上記ケアフェーズから選択される患者ケアフェーズを患者データに関連付け、上記患者ケアフェーズに関連付けられる上記患者データに関する取得日付情報に基づき、上記患者ケアフェーズに関する患者ケアフェーズ時間区間を決定するよう構成される。選択された患者ケアフェーズは、新しい患者データに関連付けられる臨床ガイドラインノードに関連付けられるケアフェーズとすることができるか、又は、新しい患者データに関する上記取得日付と整合する患者ケアフェーズとすることができる。

Description

本発明は、医療分野、臨床分野、医療診断分野、患者ケア分野及び関連する分野に関する。
臨床意志決定支援システム(CDSS)は、患者を診断及び治療する医師又は他の医療従事者に対して誘導を提供する対話的な電子システムである。CDSSの1つのタイプは、ノードの有向グラフとして表示されることができる臨床ガイドラインにより規定される。ここで、各ノードは、取られるべきアクション(例えば、実行する医療テスト又は治療)又はなされるべき決定を表す。決定ノードは通常、有向グラフにおける分岐ポイントであり、ここで決定ノードに後続して追従される分岐は、決定ノードでなされる決定に基づかれる。臨床ガイドラインは、非常に特有である(特有の医療状態に関する)か、又はより一般的である(適切な決定ノードの使用を介して種々の医療状態を含む)とすることができる。より一般的な臨床ガイドラインは有利なことに、より広い範囲の医療状態に関して有益である。更に、より一般的な臨床ガイドラインは、より多様な医療状態を含み、及び従って、それが、臨床ガイドラインの範囲の外側にあるからと言う理由で、診断又は決定を「逃す」ことがない。
しかしながら、ノードの数、決定点の数又は他の測定基準により測定される臨床ガイドラインのサイズは、臨床ガイドラインの範囲が拡張されるにつれて、実質的に増加する傾向がある。いくつかの臨床ガイドラインは、数十、数百又はこれ以上のノード及び決定点を含むことができる。更に、多くの臨床ガイドラインにおいて、類似するノードが、時には複数回繰り返される。例えば、腫瘍患者は、複数の放射線療法セッションを伴う放射線療法を受け、その後、放射線療法の有効性を評価するための診断検査が続き、追加的な放射線療法セッションを伴う更なる放射線療法が行われ、更なる診断検査が続くといったことが起こる。反復は類似するノードを含むことができるが、治療及び/又は患者データの臨床重要性は、異なる反復に対して非常に異なる場合がある。例えば、上述した第1の放射線療法は、治療的である、即ち、癌を除去することを目的とするが、一方、第2の放射線療法は、予防的であり、癌の再発を防止することを目的とすることができる。斯かる場合、第1の(治療的)放射線療法の間、癌の存在を示すポジティブテストの結果は「正常」であるが、第2の(予防的)放射線療法の間、癌の存在を示す同じテスト結果は、癌の予想外の再発を示す場合がある。
患者の経過を時間においてマッピングする有向グラフをノードが形成するという点で、臨床ガイドラインはスケジュールに従う。しかしながら、ノードの間の時間区間は、固定されていない。例えば、異なる腫瘍患者は、異なる期間に関して所与の癌ステージに留まる場合がある。更に、患者データは、必ずしも何らかの特定の順序で取得されるわけではない。ここで、様々なテストが、装置及び従事者の可用性に基づき、医師の判断又は他の要素に基づき、スケジュールされる。患者データ取得とこのデータのCDSSへの入力との間のレイテンシは、患者間で変化する可能性があり、反復される患者データ取得の場合、単一の患者に対して変化する可能性もある。患者データ取得及び入力におけるこれらの時間的変動は、問題を含む可能性がある。なぜなら、患者データの重要性が、それが取得されるときに精確に依存する可能性があるからである。
臨床ガイドラインの複雑さ並びに患者データ取得及びCDSSへの入力のいくらかアドホックな性質は、患者の現在の臨床状態の迅速かつ正確な評価を提供することに関して、CDSSの効果を実質的に減らす可能性がある。例えば、前述の腫瘍の例において、癌を示すポジティブテストが、第1の(治療)放射線療法の間に取得されるものの、患者が第2の(予防的な)放射線療法に進行するまで、CDSSに入力されない場合、医師は癌の再発を示すものとしてこのテスト結果を誤って解釈する場合がある。テスト結果が治療放射線療法のノードに関連付けられる場合であっても、斯かる誤解釈は起こりうる。なぜなら、治療及び予防的な放射線療法のノードは、類似する反復だからである。
より一般に、CDSSの目的は、臨床決定をする医師を支援するため、患者の状態及び関連する患者データの迅速で正確な評価を提供することである。既存のCDSS手法は、ガイドライン複雑さ並びに患者データ取得及び入力に関するアドホックな性質をより効果的に処理する改良された技術を提供することにより、実質的に改善される。
本願は、上述した問題及びその他を克服する新規で改善された装置及び方法を提供する。
1つの開示された側面によれば、ある装置が、臨床意志決定支援システム(CDSS)モジュールを有し、上記モジュールが、患者データと、臨床ワークフローイベント、アクション又は決定を表す接続されるノードを持つ臨床ガイドラインとを格納するよう構成されるデジタル処理デバイスを含む。ここで、このノードの隣接するグループが、ケアフェーズへとグループ化される。このCDSSモジュールは、上記臨床ガイドラインの上記ケアフェーズから選択される患者ケアフェーズと患者データとを関連付け、及び上記患者ケアフェーズに関連付けられる上記患者データに関する取得日付情報に基づき、上記患者ケアフェーズに関する患者ケアフェーズ時間区間を決定するよう構成される。
別の開示された側面によれば、ある方法が、臨床ワークフローを表すノードの有向グラフを含む臨床ガイドラインを使用する臨床意志決定支援システム(CDSS)において患者データを格納するステップであって、上記ノードの隣接するグループが、ケアフェーズへとグループ化される、ステップと、上記臨床ガイドラインの上記ケアフェーズから選択される患者ケアフェーズを格納された患者データに関連付けるステップと、(i)各患者ケアフェーズ時間区間が、上記患者ケアフェーズに関連付けられるすべての患者データの上記取得時間を含み、及び(ii)2つ以上の患者ケアフェーズ時間区間に含まれる時間点がないよう、上記患者ケアフェーズに関する患者ケアフェーズ時間区間を構築するステップとを有する。いくつかの実施形態において、上記方法は、デジタル処理デバイスにより実行される。
別の開示された側面によれば、ストレージ媒体が、臨床ワークフローを表すノードの有向グラフを含む臨床ガイドラインであって、上記ノードの隣接するグループが、ケアフェーズへとグループ化される、臨床ガイドラインと、一の方法を実行するようデジタル処理デバイスで実行可能な命令とを格納し、上記一の方法が、上記患者データに関する取得日付を受信することを含む上記臨床ガイドラインに基づき実行される患者ケアフェーズに関連付けられる患者データを受信するステップと、上記臨床ガイドラインの上記ケアフェーズから選択される患者ケアフェーズを上記患者データに関連付けるステップと、上記患者ケアフェーズに関する患者ケアフェーズ時間区間を作成又は更新するステップであって、上記作成又は更新された患者ケアフェーズ時間区間が、上記取得日付を含む、ステップとを含む。
1つの利点は、CDSSが患者状態及び患者データの重要性のより迅速で正確な評価を医師に提供する点にある。
別の利点は、医師又は他のデータ入力担当者によりCDSSに提供される情報の量において付随する実質的な増加なしに、これが、より迅速で正確な評価を提供する点にある。
別の利点は、CDSSを用いるとき、患者状態又は患者データの重要性の評価における誤りの可能性を減らす点にある。
更なる利点は、以下の詳細な説明を読み、及び理解する当業者には明らかであろう。
臨床意志決定支援システム(CDSS)を図式的に示す図である。 ケアフェーズ情報を含む、図1のCDSSにより適切に実現される臨床ガイドラインの部分を図式的に示す図である。 医師又は他のデータ入力担当者が臨床ガイドラインのノードに関連付けられる患者データを入力することができる、図1のCDSSのユーザ入力ダイアログウィンドウを図式的に示す図である。 患者データに対するケアフェーズの割当てを含む、図3のユーザ入力ダイアログウィンドウを用いた患者データの入力に関するフローチャートである。 医師又は他のデータ入力担当者が臨床ガイドラインのノードに関連付けられていない患者データを入力することができる、図1のCDSSのユーザ入力ダイアログウィンドウを図式的に示す図である。 患者データに対するケアフェーズの割当てを含む、図5のユーザ入力ダイアログウィンドウを用いた患者データの入力に関するフローチャートである。 患者データの取得日付と整合する1つ又は2つのケアフェーズの割当てを図式的に示す図である。 2つのケアフェーズが時間において重複する変形例の実施形態において、患者データの取得日付と整合する2つのケアフェーズの割当てを図式的に示す図である。 様々なケアフェーズの描写を含む、臨床ガイドラインを介して患者の経過を示す、図1のCDSSにより生成されるディスプレイウィンドウを図式的に示す図である。
図1を参照すると、説明的で例示的な臨床意志決定支援システム(CDSS)が、コンピュータ10、又はネットワークサーバ若しくは他のデジタル処理デバイスにおいて適切に実現される。図示されたコンピュータ10は、図示されたキーボード12及び/若しくはマウス、トラックボール、又は他のユーザ入力デバイス、並びに図示されたディスプレイ14及び/若しくはプリンタ、ボイスシンセサイザ、又は他の出力デバイスを含む。他のデジタル処理デバイスの場合、これら又は他の適切なユーザ入力及び出力デバイスが、適切に提供される(例えば、ネットワークサーバは、ユーザ入力/出力能力を提供する遠隔端末に動作可能に接続されることができる)。CDSSを実現するデジタル処理デバイスはオプションで、複数のコア、パラレルプロセッサ、有線及び/又は無線ネットワークを持つ複数のコンピュータ、グラフィック処理ユニット(GPU)、アナログデータ処理回路、又は他のデータ処理特徴又は拡張を含むことができる。
図1を引き続き参照し、更に図2を簡単に参照すると、デジタル処理デバイス10は、臨床ガイドライン22に関連して作動するCDSSモジュール20を実現する。これは、ノードの有向グラフである。ここで、各ノードは、取られるべきアクション(例えば、実行する医療テスト又は治療)又はなされるべき決定を表す。グラフの方向は、臨床ガイドラインに基づき実行される患者の治療の時間における進行を示す。図2に示される臨床ガイドライン22の実施形態の説明的な例において、ノードは、「胸部X線における肺病巣」ノードを含み、これは、「初期検査」ノードに導き、これは、「TB:調査手順」ノードに導き、これは、「初期診断?」決定ノードに導く。決定ノードにおいて、臨床ガイドラインを介する患者の経過の将来の経路を決定するため、人間の入力が求められる。図2の例において、医師又は他の人間のユーザは、「分岐#1」ノード、「分岐#2」ノード、又は「分岐#3」ノードという3つの利用可能な分岐の1つに従うよう、「初期診断?」決定ノードにおいて決定をする。この態様で、臨床ガイドライン22は、実行する関連テスト又は他の患者データ取得の特定、臨床決定がなされるべきポイントの特定、所与の決定点で利用可能なオプションの特定等を含む誘導を提供することができる。
臨床ガイドラインは、図2に示されるような適切なフォーマットでディスプレイ14に表示されることができ、このディスプレイは、各ノードに関連付けられる選択された情報を含むことができる。例えば、図2において、ノードは、各ノードで作業が完了された程度を示す「完了パーセント」インジケータを含む。図2において、臨床ガイドラインは、下に向かう「時間」方向、即ち、有向グラフの方向と共に表示される。しかしながら、他の構成が用いられることができる。例えば、「時間」方向を右への移動に対応させる、又はノードからノードへ右又は下方にエッジを追従させることで、時間におけるフォワード処理と組み合わせることが用いられる。
図1を引き続き参照すると、臨床ガイドライン22は、磁気ディスク、光学ディスク、サーバデータストレージ、リードオンリーメモリ(ROM)、フラッシュメモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)又はデジタル処理デバイス10に含まれるかアクセス可能な他のストレージ媒体に適切に格納される。臨床ガイドライン22は、様々な態様で生成されることができる。典型的な手法では、医師、医師のチーム又は他の医学関連従事者は、適切な設計ソフトウェア(図示省略)を用いて臨床ガイドライン22を構築する。このソフトウェアを用いて、これら関連従事者は、様々な臨床アクション(例えば、テスト、治療等)、臨床決定、及び臨床ガイドライン22の範囲に含まれる医療状態の処置の他の側面をマッピングアウトするため、ノードを規定し、及びノード間の有向エッジを規定することができる。オプションで、これらの関連従事者は、様々な情報をノードに関連付けることもできる。この様々な情報は例えば、ノードに関連付けられる、アクション、テスト等を実行するためのテキスト又はグラフィック命令、決定ノードに関連付けられる臨床決定を行うことを支援するアドバイス、「正常である」とみなされる患者テスト結果に関する値の範囲等を含む。
図1のCDSSモジュール20は、各患者に関する電子患者CDSSファイル30を維持する。説明のため、単一の患者に対する単一の電子患者CDSSファイル30が、説明的な例として図1に示される。しかしながら、一般に、CDSSは、各患者に関する電子患者CDSSファイルを維持する。例えば、CDSSが125人の異なる患者の治療に関する臨床誘導を提供するために用いられる場合、CDSSは、各患者に対して1つ、合計125の電子患者CDSSファイルを適切に維持する。更に、単一の患者に関する電子患者CDSSファイル30がオプションで、CDSSモジュール20による格納及び操作のため、複数のファイル又は他の論理的要素へと組織化されることができる点を理解されたい。
電子患者CDSSファイル30は、患者に関する情報を格納する。図示される実施形態において、この情報は、患者の名前、患者の識別(ID)番号、性、年齢等の患者特性、及び患者に関して使用される臨床ガイドラインを含む情報を格納する患者識別要素32を含む。この最後の説明的なアイテムに関して、図1は、単一の臨床ガイドライン22を示すが、いくつかの実施形態において、複数の利用可能な臨床ガイドラインが存在する場合があること、及び、医師は特定の患者に用いる臨床ガイドラインを選択することができることを理解されたい。例えば、明らかに喉頭がんを患っている患者は、喉頭がん臨床ガイドラインを用いて治療されることができ、明らかに肺癌を患っている患者は、肺癌臨床ガイドラインを用いて治療されることができる、等である。
電子患者CDSSファイル30は、患者データを格納する患者データ要素34を含む。このデータは例えば、医療テスト結果、医療画像(例えば、MR又はCT画像)、患者の医師又は他の医療従事者により入力される、テキストの注釈又はノート等を含む。図示される実施形態において、患者データはデータセットにより組織化され、各データセットは、その取得日によりタグ付けされ、オプションで臨床ガイドライン22のノードに関連付けられる。例えば、格納された「データセット#1」は、2009年2月2日の取得日でタグ付けされ、ノード「2」に関連付けられる。格納された「データセット#2」は、2009年2月11日の取得日でタグ付けされ、臨床ガイドラインのどのノードにも関連付けられていない。格納された「データセット#3」は、2009年2月17日の取得日でタグ付けされ、ノード「4」に関連付けられる、等となる。
CDSSの目的は、臨床決定を行う医師を支援するため、患者の状態及び関連する患者データの迅速で正確な評価を提供することである。このため、図1で図示されるCDSSにおいて、ノードの隣接するグループが、ケアフェーズ40のセットへとグループ化される。各ケアフェーズは、臨床ガイドライン22の接続されたノードの隣接するグループである。臨床ガイドライン22が時間スケールを持たないので、ケアフェーズ40は、時間的側面又は測定基準を持たない。しかしながら、接続されたノードの隣接するグループが、有向グラフにより規定されるシーケンスにおいて発生するアクション、イベント又は決定の連続するシーケンスを規定するので、接続されるノードの隣接するグループにより規定されるケアフェーズが、連続する(明らかでないが)時間区間に対応する。ケアフェーズ40のセットは、患者の状態及び関連する患者データの迅速で正確な評価を容易にするため、情報の臨床的に有益で意味があるグループ化を提供するよう好ましくは選ばれる。一般に、ケアフェーズは、臨床ガイドライン22において接続される(及び従って、時間的に連続する)ノードのグループとして規定される。これは、図2に示される。図2では、最初の3ノードが「初期検査」ケアフェーズとして一緒にグループ化され、一方、次の決定ノードは、「初期診断」ケアフェーズを有する1つのノードのグループを形成する。この後者の例により示されるように、ケアフェーズを規定する接続されたノードの隣接グループは、臨床ガイドライン22の単一のノードと同じくらい少数のノートを含むことができる。
ケアフェーズ40のセットは、臨床ガイドライン22のケアフェーズ40から選択される患者ケアフェーズへと、患者データをグループ化するために用いられる。患者ケアフェーズが、ある時間に治療が行われる患者に関連付けられるので、患者ケアフェーズは、関連付けられる患者ケアフェーズ時間区間を持つことができる。各患者ケアフェーズ時間区間は、その患者ケアフェーズに関連付けられるすべての患者データの取得日付を含む連続的な時間区間である。一般に、2つの隣接する又は時間的に隣接する患者ケアフェーズ間には、時間ギャップがあってもよいし、又はなくてもよい。いくつかの実施形態において、患者ケアフェーズ時間区間は、時間において重複しない。他の実施形態では、2つの隣接する又は時間的に隣接する患者ケアフェーズ時間区間は、時間において重複することができる。通常は、患者ケアフェーズ時間区間が重複する部分を持たないか(いくつかの実施形態において)、又は多くても2つの隣接する若しくは時間的に隣接する患者ケアフェーズ時間が時間において重複する(他のいくつかの実施形態において)ことが望ましい。
図1を引き続き参照すると、患者データ34の各データセットは、臨床ガイドライン22のケアフェーズ40のセットから選択される患者ケアフェーズに関連付けられる。説明的な例において、2009年2月2日に取得された「データセット#1」及び2009年2月11日に取得された「データセット#2」は共に、「初期検査」患者ケアフェーズに関連付けられる。一方、2009年2月17日に取得された「データセット#3」は、「初期診断」患者ケアフェーズに関連付けられる。患者ケアフェーズ42のテーブルも、電子患者CDSSファイル30の一部として格納される。患者ケアフェーズ42のテーブルは、患者ケアフェーズ及びそれらの対応する患者ケアフェーズ時間区間をリストする。「初期検査」患者ケアフェーズに関連付けられる患者データは、2009年2月2日及び2009年2月11日に取得された。「初期検査」患者ケアフェーズ時間区間は連続していなければならないので、「初期検査」患者ケアフェーズ時間区間は、区間[2009年2月2日、2009年2月11日]を少なくとも含まなければならないことになる。ここで、ハードブラケット[…]は、時間区間における端点の包含を表す。「初期診断」患者ケアフェーズは、単一の取得日付、即ち、2009年2月17日を持つ単一のデータセットにのみ関連付けられる。従って、「初期診断」患者ケアフェーズ時間区間は、少なくとも区間[2009年2月17日、2009年2月17日]を含まなければならない。これらの時間区間は、図1の患者ケアフェーズ42のテーブルにおいて示される。
患者ケアフェーズに対する患者データの割当ては、患者データをコンテキスト化する(contextualize)。患者データが臨床ガイドライン22の特定ノードに関連付けられない場合、割り当てられたケアフェーズが、患者データに関するコンテキスト化を提供する。患者データが臨床ガイドライン22の特定ノードに関連付けられる場合であっても、特定のケアフェーズに対する患者データの追加的な割当ては、例えば、関連付けられるノードが臨床ガイドライン22における異なるポイントで繰り返される他のノードに類似する場合、医師の役に立つことができる更なるコンテキスト化を提供することができる。
新しい患者データが取得されるとき、新しい患者データは、患者ケアフェーズに関連付けられ、対応する患者ケアフェーズ時間区間が、必要ならば作成又は更新される。その結果、患者ケアフェーズ時間区間は、新しい患者データの取得日付を含む。
図3を参照すると、1つの手法において、臨床ガイドライン22のノードに関連付けられる患者データを入力するのに、ダイアログウィンドウ50が用いられる。説明的なダイアログウィンドウ50の左側において、関連付けられるノード52が、臨床ガイドライン22の部分のグラフィカル表現において強調される。この強調は、色、(図示されるような)ボールドフェースによる輪郭化、フラッシング等の任意の特徴的な視覚効果を利用することができる。説明的な例において関連付けられるノードは、「初期検査」ノード52である。説明的なダイアログウィンドウ50の右側において、関連ノード52に関連付けられる患者データをユーザが入力することができるユーザ入力領域54が提供される。入力領域54は、図3におけるボックスとして図式的に示される。しかしながら、関連付けられるノード52が既知であるので、入力領域54はオプションで、ノード52に関連付けられると予想される患者データのタイプの入力のため特にフォーマット化される。更に、説明的なダイアログウィンドウ50の右側は、ノードの識別注釈56及びケアフェーズ注釈58により特定される。後者は、あるケアフェーズであり、このケアフェーズへと、関連付けられるノード52がグループ化される。
図4を参照すると、図3の説明的なダイアログウィンドウ50を介して受信される新しい患者データの処理が、説明される。動作60において、ユーザは臨床ガイドライン経路データ入力を選択し、動作62において、ユーザは関連付けられるノード52を選択する。いくつかの実施形態において、動作60、62は、関連付けられるノード52をダブルクリックすることにより、同時に実現される。いくつかの実施形態において、コンテキストに応じたメニューを表示させるため、動作62が、関連付けられるノード52で右クリックすることによりまず実行され、次に動作60が、コンテキストに応じたメニューからデータ入力オプションを選択することにより、実行される、等となる。他の手法も想定される。動作60、62は、図3のダイアログウィンドウ50を生成し、動作64において、ユーザは、取得日付を含む患者データを図3のダイアログウィンドウ50に入力する。動作66において、入力された(即ち、新しい)患者データが、関連ノード52に関連付けられる。これは直接的である。なぜなら、関連付けられるノード52が、ダイアログウィンドウ50を生成するため、動作62において選択されているからである。動作70において、入力された(即ち、新しい)患者データに関する患者ケアフェーズが、ケアフェーズとして選択される。このケアフェーズへと、関連付けられるノード52が、ケアフェーズ40のセットにおいてグループ化される。各ノードが1つのケアフェーズだけにグループ化される実施形態において、動作70は、直接的で明白である。ノードが2つの重複するケアフェーズへとグループ化されることができる実施形態において、動作70は、別のダイアログボックス(図示省略)を表示させることを適切に伴うことができる。この別のダイアログボックスは、関連付けられるノード52がグループ化される2つの異なるケアフェーズのうちどちらが新しい患者データに割り当てられるべきかを、ユーザに尋ねるものである。
動作72において、動作70において選択された患者ケアフェーズの患者ケアフェーズ時間区間が、作成され、又は必要であれば、患者ケアフェーズ時間区間が、入力された(即ち、新しい)患者データの取得日付を含むことを確実にするよう調整される。これが、動作70において選択される患者ケアフェーズに患者データが関連付けられる第1の例である場合、動作72は、対応する患者ケアフェーズ時間区間を作成し、これに値[tnew、tnew]を適切に割り当てる。ここで、時間tnewは、入力された(即ち、新しい)患者データに関連付けられる取得日付である。これが、患者ケアフェーズに患者データが関連付けられる第1の例でない場合(即ち、患者ケアフェーズ及び対応する患者ケアフェーズ時間区間がすでに存在する場合)、動作72は、患者ケアフェーズ時間区間が新しい患者データの取得日付を含むことを確実にするよう、患者ケアフェーズ時間区間を(必要に応じて)調整する。例えば、現在の(未調整の)患者ケアフェーズ時間区間が[t、t]であり、取得日付tnew<tが成り立つ場合、調整された患者ケアフェーズ時間区間は、適切に[tnew、t]となる。同様に、現在の(未調整の)患者ケアフェーズ時間区間が[t、t]であり、取得日付tnew>tが成り立つ場合、調整された患者ケアフェーズ時間区間は、適切に[t、tnew]となる。
図3及び図4の手法は、新しい患者データに対応する関連付けられるノードが存在すると仮定する。しかしながら、いくつかの例において、患者データは、いずれの特定ノードにも関連付けられていないか(例えば、図1の患者データ34における「データセット#2」を参照)、又は、医師若しくは他のデータ入力担当者が、関連付けられるノードを知ることができない、若しくは関連付けられるノードを特定する時間をとりたくない場合がある。斯かる例において、データ入力担当者が任意の関連付けられるノードを特定することなしに新しい患者データを入力することができる機構を提供することが、有利である。
図5を参照すると、斯かるデータ入力ダイアログウィンドウ80が示される。ダイアログウィンドウ80は、例えば、利用可能なデータタイプのドロップダウンリストを提供することができるデータタイプ(例えば、テスト)選択入力部82を含む。図示される例において、ユーザは、「血清カルシウム」テストデータ入力を選択した。データ入力領域84は、図5においてボックスにより図式的に示される。一般に、データ入力領域84は、選択入力部82を介してユーザにより選択されるデータタイプのため、適切にフォーマット化される。例えば、(図示されるように)選択入力部82を介して入力される血清カルシウムテストの選択は、データ入力領域84が、定量的血清カルシウム値を受信する単一のデジタルデータ入力を含むことをもたらすことができる。他方、ユーザが選択入力部82を介して撮像データタイプを選択した場合、データ入力領域84は、(i)画像を含むデータファイルをユーザが入力又は選択することができるファイル入力ダイアログ、及び(ii)選択された画像が表示される画像プレビューサブウィンドウを適切に含むことができる。これらは単に例であるにすぎない。ダイアログウィンドウ80は、ユーザが新しい患者データに関する取得日付を入力する取得日付入力部86も含む。ダイアログウィンドウ80は更に、ケアフェーズ選択入力部88を含む。この入力部を介して、ユーザがオプションで新しい入力患者データに関連付けるケアフェーズ40の1つを選択する。図示される例において、ケアフェーズ選択入力部88は、ケアフェーズ40をリストするドロップダウンリスト入力部である。デフォルト値は、<エントリなし>である。ユーザは、入力された患者データに関連付けられる患者ケアフェーズとして、臨床ガイドライン22のケアフェーズ40の1つを肯定的に選択するのに、ケアフェーズ選択入力部88を用いることを選択することができる。代替的に、ユーザがデフォルトの<エントリなし>で行く場合、入力部86を介して提供される取得日付が、患者ケアフェーズを選択するために用いられる。
図6を参照すると、図5のダイアログウィンドウ80を介して受信される新しい患者データの処理が、説明される。動作90において、ユーザは、ダイアログウィンドウ80を選択し、動作92において、ユーザは、エントリ82、84、86及びオプションでケアフェーズ入力部88を埋める。
図6を引き続き参照しつつ、図7及び図7Aを簡単に参照すると、動作94において、CDSSモジュール20は、取得日付入力部86(図5を参照)を介して入力される新しい患者データに関する取得日付と整合する1つ又は2つの患者ケアフェーズを決定する。患者ケアフェーズ42のテーブル(図1を参照)は、各患者ケアフェーズに対する患者ケアフェーズ時間区間を定めるため、各患者ケアフェーズの開始及び終了時間を格納する。図7の実施形態において、CDSSモジュール20は、2つの患者ケアフェーズが時間において重複しないことを確実にするよう構成される。取得日付が患者ケアフェーズ時間区間に含まれる場合、その取得日付は、ただ1つの患者ケアフェーズと整合する。即ち、患者ケアフェーズ時間区間が取得日付を含む患者の患者ケアフェーズと整合する。この状態の例は、図7に示される「テストデータA」に関する2009年2月8日の取得日付である。2009年2月8日の日付は、「初期検査」患者ケアフェーズ時間区間に含まれ、従って、2009年2月8日の取得日付は、「初期検査」患者ケアフェーズにのみ整合する。
取得日付が2つの隣接する患者ケアフェーズ時間区間の間にある場合、取得日付は、これらの2つの患者ケアフェーズのどちらかと整合する。この状態の例は、図7に示される「テストデータB」に関する2009年2月14日の取得日付である。2009年2月14日の日付は、「初期検査」患者ケアフェーズ時間区間及び「初期診断」患者ケアフェーズ時間区間の間にあり、従って、2009年2月14日の取得日付は、2つの患者ケアフェーズ、即ち、「初期検査」患者ケアフェーズ及び「初期診断」患者ケアフェーズと整合する。図7Aを簡単に参照すると、2つの患者ケアフェーズ時間区間が重複することができる実施形態において、所与の患者データ取得日付と整合する患者ケアフェーズが、まだ1つ又は多くても2つ存在する。
図6を引き続き参照すると、決定点96において、ユーザがケアフェーズ選択入力部88を介してケアフェーズを入力したかどうかが決定される。入力している場合、動作100が、(動作94において決定される)新しい患者データに関する取得日付が、ユーザが入力したケアフェーズと整合することを確認するためチェックする。入力されたケアフェーズが取得日付と整合すると動作100において決定される場合、動作102において、新しい患者データが、ユーザが入力したケアフェーズに関連付けられる。他方、入力されたケアフェーズが取得日付と整合していないと動作100において決定される場合、治療的な動作104が呼び出される。図示される実施形態において、治療的な動作104は、不一致を説明し、この不一致を解決するためにユーザ入力(例えば取得日付及び/又はケアフェーズの修正されたユーザ入力)を要求するユーザ・ダイアログ・ウィンドウを提供することを含む。
他方、決定点96において、ユーザが入力したケアフェーズがケアフェーズ選択入力部88を介して提供されていないと決定される場合、決定ブロック110は、動作94の出力を用いて、取得日付に基づき一意に特定された患者ケアフェーズを割り当てる試みを行う。動作94は、取得日付と整合する1つ又は2つの患者ケアフェーズを決定する。決定ブロック110において、ただ1つの患者ケアフェーズが、取得日付と整合する動作94において見つけ出される場合、決定ブロック110は、動作112へとフローを進める。この動作112において、新しい患者データが、取得日付と整合する単一の患者ケアフェーズに関連付けられる。他方、2つの患者ケアフェーズが、取得日付と整合する動作94において見つけ出される場合、治療的な動作104が、呼び出され、この動作はここでも図示された実施形態において、不一致を説明し、この不一致を解決するためにユーザ入力(例えば取得日付及び/又はケアフェーズの修正されたユーザ入力)を要求するユーザ・ダイアログ・ウィンドウを提供することを含む。
患者データが動作102又は動作112を介して患者ケアフェーズに割り当てられた後、動作114が、新しい患者データが割り当てられる患者ケアフェーズの患者ケアフェーズ時間区間を作成又は調整するために呼び出される。いくつかの例において、動作114は、何もしない。例えば、図7において、「テストデータA」の「初期検査」患者ケアフェーズへの割り当ては、「初期検査」患者ケアフェーズ時間区間の任意の作成又は調整を伴わない。なぜなら、2009年2月08日の取得日付が、「初期検査」患者ケアフェーズ時間区間にすでに含まれるからである。他方、「テストデータB」が、「初期検査」患者ケアフェーズに割り当てられる場合、「初期検査」患者ケアフェーズ時間区間の終了日付は、「テストデータB」の取得日付である2009年2月14日を含むよう適切に増加される。言い換えると、「初期検査」患者ケアフェーズ時間区間が、[2009年2月2日、2009年2月11日]から[2009年2月2日、2009年2月14日]に増加される。新しい患者データが、患者ケアフェーズに割り当てられる第1のデータであり、その結果、患者ケアフェーズが、新しい患者データに対応するよう作成される場合、新しく作成された患者ケアフェーズは、患者ケアフェーズ時間区間[d、d]が適切に与えられる。ここで、dは、新しい患者データの取得日付である。
図8を参照すると、患者ケアフェーズは、選択された時間区間に含まれる時間の関数として、格納された患者データの少なくともいくつかのディスプレイ120における読みやすさを改良するために用いられる。改良された読みやすさは、ディスプレイにおいて、選択された時間区間に含まれる又はこれに重なる患者ケアフェーズ時間区間を詳細に描写することにより提供される。図示されるディスプレイ120は、ディスプレイデバイス14(図1参照)に表示される患者データスケジュールである。ディスプレイ120において、4つの患者ケアフェーズ時間区間122、124、126、128(最後は一部が示される)が、陰線により詳細に描写される。ここで、テキストの患者ケアフェーズラベル130が、陰影のついた領域の上に示される。ラベル130を伴う詳細に描写された患者ケアフェーズ時間区間122、124、126、128は、患者データスケジュールの内容の医師による迅速で正確な評価を容易にする。配色、垂直描写線といった斯かる他の描写が用いられることができる点を理解されたい。
本出願は、1つ又は複数の好ましい実施形態を説明した。上記の詳細な説明を読み及び理解すると、第三者は、修正及び変更を思いつくことができる。それらの修正及び変更が添付の特許請求の範囲又はその均等物の範囲内にある限り、本発明は、すべての斯かる修正及び変更を含むものとして構築されることが意図される。

Claims (23)

  1. 臨床意志決定支援システムモジュールを有する装置であって、
    前記臨床意志決定支援システムモジュールが、患者データと、臨床ワークフローイベント、アクション又は決定を表す、接続されるノードを持つ臨床ガイドラインとを格納するよう構成されるデジタル処理デバイスであって、前記ノードの隣接するグループが、ケアフェーズへとグループ化される、デジタル処理デバイスを含み、
    前記臨床意志決定支援システムモジュールが、
    前記臨床ガイドラインの前記ケアフェーズから選択される患者ケアフェーズと患者データとを関連付け、及び
    前記患者ケアフェーズに関連付けられる前記患者データに関する取得日付情報に基づき、前記患者ケアフェーズに関する患者ケアフェーズ時間区間を決定するよう構成される、装置。
  2. ディスプレイデバイスを更に有し、
    前記臨床意志決定支援システムモジュールが更に、前記ディスプレイデバイスに患者データスケジュールを表示するよう構成され、前記患者ケアフェーズ時間区間は、前記表示された患者データスケジュールにおいて描写される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記装置が更に、ユーザ入力デバイスを有し、
    前記臨床意志決定支援システムモジュールは更に、
    前記ユーザ入力デバイスを介して、新しい患者データ及び前記新しい患者データに関する取得日付を受信し、
    前記臨床ガイドラインの前記ケアフェーズから選択された患者ケアフェーズと前記新しい患者データとを関連付け、及び
    前記新しい患者データに関する前記取得日付に基づき、前記新しい患者データに関連付けられる前記患者ケアフェーズに関する患者ケアフェーズ時間区間を作成又は更新する、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記臨床意志決定支援システムモジュールが、前記新しい患者データに関する関連ノード、前記新しい患者データ、及び前記新しい患者データに関する取得日付を受信するよう構成され、
    前記臨床意志決定支援システムモジュールは、前記新しい患者データに関連付けられる前記患者ケアフェーズを一のケアフェーズとして選択し、前記一のケアフェーズへと前記関連付けられるノードがグループ化される、請求項3に記載の装置。
  5. 前記臨床意志決定支援システムモジュールが、前記新しい患者データに関する前記取得日付と整合する患者ケアフェーズ時間区間を持つ患者ケアフェーズとして、前記新しい患者データに関連付けられる前記患者ケアフェーズを選択する、請求項3に記載の装置。
  6. 2つ以上の患者ケアフェーズ時間区間が任意の時間点で重複しないよう、前記臨床意志決定支援システムモジュールが、前記患者ケアフェーズに関する前記患者ケアフェーズ時間区間を決定するよう構成される、請求項1乃至5の任意の一項に記載の装置。
  7. 前記患者ケアフェーズ時間区間のいずれもが任意の時間点で重複しないよう、前記臨床意志決定支援システムモジュールが、前記患者ケアフェーズに関する前記患者ケアフェーズ時間区間を決定するよう構成される、請求項1乃至5の任意の一項に記載の装置。
  8. 各患者ケアフェーズ時間区間が、前記患者ケアフェーズに関連付けられる前記患者データに関するすべての取得日付を含むよう、前記臨床意志決定支援システムモジュールが、前記患者ケアフェーズに関する前記患者ケアフェーズ時間区間を決定するよう構成される、請求項1乃至7の任意の一項に記載の装置。
  9. 臨床ワークフローを表すノードの有向グラフを含む臨床ガイドラインを使用する臨床意志決定支援システムにおいて患者データを格納するステップであって、前記ノードの隣接するグループが、ケアフェーズへとグループ化される、ステップと、
    前記臨床ガイドラインの前記ケアフェーズから選択される患者ケアフェーズと格納された患者データとを関連付けるステップと、
    (i)各患者ケアフェーズ時間区間が、前記患者ケアフェーズに関連付けられるすべての患者データの前記取得時間を含み、及び(ii)2つ以上の患者ケアフェーズ時間区間に含まれる時間点がないよう、前記患者ケアフェーズに関する患者ケアフェーズ時間区間を構築するステップとを有する、方法。
  10. (ii')1つ以上の患者ケアフェーズ時間区間に含まれる時間点がないよう、前記患者ケアフェーズに関する前記患者ケアフェーズ時間区間が構築される、請求項9に記載の方法。
  11. 少なくともいくつかの患者データが、関連付けられるノードを持ち、関連付けられるノードを持つ患者データは、患者ケアフェーズとして、前記関連付けられるノードの前記ケアフェーズを持つ、請求項9又は10に記載の方法。
  12. 関連付けられる新しい患者データ取得時間を持つ新しい患者データを受信及び格納するステップと、
    前記新しい患者データ取得時間と整合する患者ケアフェーズ時間区間を持つ患者ケアフェーズと前記新しい患者データとを関連付けるステップとを更に有する、請求項9乃至11の任意の一項に記載の方法。
  13. 前記患者ケアフェーズを前記新しい患者データに関連付けるステップが、前記新しい患者データ取得時間を含むよう、前記関連付けられる患者ケアフェーズの前記患者ケアフェーズ時間区間を延長するステップを有する、請求項12に記載の方法。
  14. 選択された時間区間に含まれる時間の関数として、前記格納された患者データの少なくとも一部を表示するステップと、
    前記表示において、前記選択された時間区間に含まれる又はこれと重なる前記患者ケアフェーズ時間区間を描写するステップとを更に有する、請求項9乃至13の任意の一項に記載の方法。
  15. 前記方法が、デジタル処理デバイスにより実行される、請求項9乃至14の任意の一項に記載の方法。
  16. 臨床ワークフローを表すノードの有向グラフを含む臨床ガイドラインであって、前記ノードの隣接するグループが、ケアフェーズへとグループ化される、臨床ガイドラインと、
    一の方法を実行するようデジタル処理デバイスで実行可能な命令とを格納し、前記一の方法が、
    前記患者データに関する取得日付を受信することを含む、前記臨床ガイドラインに基づき実行される患者のケアに関連付けられる患者データを受信するステップと、
    前記臨床ガイドラインの前記ケアフェーズから選択される患者ケアフェーズと前記患者データとを関連付けるステップと、
    前記患者ケアフェーズに関する患者ケアフェーズ時間区間を作成又は更新するステップであって、前記作成又は更新された患者ケアフェーズ時間区間が、前記取得日付を含む、ステップとを含む、ストレージ媒体。
  17. 前記方法が更に、前記患者ケアフェーズ時間区間を描写することを含む、時間の関数として前記患者データをディスプレイデバイスに表示するステップを含む、請求項16に記載のストレージ媒体。
  18. 前記作成又は更新するステップが、前記取得日付が、前記患者ケアフェーズ時間区間の外にある場合、前記取得日付を含むよう、前記患者ケアフェーズ時間区間を延長するステップを有する、請求項16又は17に記載のストレージ媒体。
  19. 前記受信するステップが、前記臨床ガイドラインの関連付けられるノードを受信するステップと、前記関連付けられるノードに関するノード患者データを受信するステップとを含み、
    前記関連付けるステップは、一のケアフェーズとして前記ノード患者データに関する前記患者ケアフェーズを選択するステップを含み、前記一のケアフェーズへと、前記関連付けられるノードがグループ化される、請求項16乃至18の任意の一項に記載のストレージ媒体。
  20. 前記関連付けられるノードが、2つの異なるケアフェーズへとグループ化され、
    前記関連付けるステップは、前記2つの異なるケアフェーズの1つの選択をユーザから受信するステップと、前記2つの異なるケアフェーズの前記選択された1つとして前記ノード患者データに関する前記患者ケアフェーズを選択するステップとを含む、請求項19に記載のストレージ媒体。
  21. 前記関連付けるステップが、1つ又は複数の既存の患者ケアフェーズ時間区間と前記取得日付との比較に基づき、前記患者ケアフェーズを選択するステップを含む、請求項16乃至20の任意の一項に記載のストレージ媒体。
  22. 前記関連付けるステップが、
    前記取得日付と整合する既存の患者ケアフェーズ時間区間を持つ1つ又は2つの患者ケアフェーズを特定するステップと、
    前記特定された1つ又は2つの患者ケアフェーズの1つと前記患者データとを関連付けるステップとを含む、請求項21に記載のストレージ媒体。
  23. 前記関連付けるステップが、
    前記患者データを持つ特定されたケアフェーズを受信するステップと、
    前記特定されたケアフェーズが前記取得日付と整合するかを決定するステップと、
    前記特定されたケアフェーズが、前記取得日付と整合する場合、前記特定されたケアフェーズと前記患者データとを関連付けるステップとを含む、請求項21に記載のストレージ媒体。
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