JP2013516931A - 通信システムにおけるバイナリマーキングを用いた明示的輻輳通知ベースのレート適応 - Google Patents

通信システムにおけるバイナリマーキングを用いた明示的輻輳通知ベースのレート適応 Download PDF

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Abstract

レート適応によって、通信システム内の輻輳レベルに応答するための方法、装置、およびコンピュータプログラム製品。輻輳状態は、データパケットをマーキングすることによって、示される。輻輳の指示の受信に応答して、データレートが、減少する。レート減少抑制タイマが始動され、レート減少抑制タイマが切れた後、輻輳が示される場合、さらにレート減少が開始される。レート増加タイマは、レート増加時間の間、輻輳の指示が受信されない場合、レート増加を開始するために使用される。

Description

(技術分野)
本開示は、概して、通信システムに関し、具体的には、通信システム内の輻輳に応答するための方法および装置に関する。
(背景)
モバイルまたは携帯電話システムは、エンドユーザ機器またはアプリケーションとネットワーク機器との間でデータの伝送および受信が可能な通信システムの実施例である。伝送および受信されるデータは、データパケットの形式であってもよい。伝送されるデータパケットは、種々のフォーマットであって、音声データ、バイナリデータ、ビデオデータ等を含む、種々の異なる種類のデータを含んでもよい。
モバイルまたは携帯電話通信システム等の通信システムでは、種々の方法を使用して、データパケットが、携帯電話等のユーザのモバイルデバイスとシステムの残りとの間で転送される、通信またはビットレートのレートを確立する。例えば、適応マルチレート(AMR)または適応マルチレート-広帯域(AMR-WB)伝送が使用される場合、呼設定では、モード設定は、セッション記述プロトコル(SDP)を通して、ネゴシエートされる。セッション記述プロトコルパラメータ「モード設定」は、呼の間に使用することができる、ビットレートのサブセットを表す、値をとる。値は、適応マルチレート伝送の場合、設定{0、...、7}から選択され、設定適応マルチレート-広帯域伝送の場合、{0、...、8}から選択される。使用されるべき値は、例えば、呼設定時、モバイルデバイスとネットワークの残りとの間で検出された信号強度に基づいて、選択されてもよい。送信機が、発話をエンコードする時、モード設定内のビットレートのうちの1つを使用しなければならない。次いで、エンコードするために使用されるモードは、リアルタイムトランスポートプロトコルペイロードのコーデックモード指示(CMI)フィールド内の受信機に示される。
ロングタームエボリューション(LTE)の場合、コーデックレート適応の観点における関連仕様は、IPマルチメディアサブシステム(MTSI)を介したマルチメディア電話サービスを規定する、3GPPTS26.114である。本仕様に含まれるのは、適応のいくつかの手段である。例えば、ビットレート、パケットあたりのフレーム数、およびパケットあたりの冗長フレームの量はすべて、エンコードされたメディアの受信機からの要求に従って、適応されてもよい。これらの要求は、概して、RTPコントロールプロトコルアプリケーション定義(RTCP APP)パケット内に含まれる。
システムを通した伝送のために、データパケットをタイムリーに処理するためのネットワークシステム上の需要が、ネットワーク容量を超える時、通信システムに、問題が生じる。そのような状況では、ネットワークは、輻輳を被っていると言える。そのような輻輳への典型的応答は、ネットワークに、ユーザアプリケーションまたは機器から受信される、またはそこに伝送され、ネットワークによって、タイムリーに処理することができない、パケットを単にドロップさせることである。
明示的輻輳通知(ECN)は、ネットワークが、ネットワークが輻輳を被っていることをユーザアプリケーションに示すための方法である。そのような通知の受信に応答して、ユーザアプリケーションまたは機器は、パケットがドロップされることを回避するために、その送信レートを減少させることができる。例えば、明示的輻輳通知は、パケットのインターネットプロトコル(IP)ヘッダ内の2ビットを「11」としてマーキングし、パケットを処理するネットワーク要素が、輻輳を被っていることを示すことによって、実装されてもよい。フィードバック機構を介して、パケットの送信機は、輻輳を通知され、次いで、その送信レートを減少させることができる。
最近まで、明示的輻輳通知をユーザデータグラムプロトコル(UDP)トラフィックに適用する方法について、規定されていなかった。ユーザデータグラムプロトコル自体は、フィードバック機構を含有しない。しかしながら、音声、ビデオ、リアルタイムテキスト等のほとんどのリアルタイムアプリケーションは、フィードバック機構、すなわちRTPコントロールプロトコル(RTCP)を有する、ユーザデータグラムプロトコルを介して、リアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)を使用する。明示的輻輳通知とリアルタイムトランスポートプロトコルの併用が提案されている。本提案では、「輻輳中」とマーキングされるインターネットプロトコルパケットの受信機は、RTPコントロールプロトコルフィードバックパケットを通して、送信機に本情報を通信する。次いで、送信機は、輻輳を軽減させるために、そのビットレートを減少させることができる。適応マルチレート(AMR)または適応マルチレート-広帯域(AMR-WB)伝送の場合、送信機は、その伝送モードを変更し、輻輳を軽減することができる。
代替として、「輻輳中」とマーキングされたパケットの受信機は、リアルタイムトランスポートプロトコルペイロード内のコーデックモード要求(CMR)フィールドを使用して、そのビットレートを減少させるよう要求してもよい。これは、どのパケットが「輻輳中」とマーキングされているかを送信機に通信するために、ネットワークが既に輻輳している時、付加的RTPコントロールプロトコルトラフィックが生成されないという利点を有する。データパケットフローが、一方向性である時、ビットレートを制御するために使用することができないという不利点を有する。リアルタイムトランスポートプロトコルペイロード内にコーデックモード要求フィールドを有していない、コーデックの場合、および他のメディア種類の場合、一時的最大メディアストリームビットレート要求(TMMBR)を使用して、そのビットレートを減少させるよう送信機に要求してもよいことが考えられる。
前述の問題ならびに可能性として考えられる他の問題の少なくともいくつかを考慮する、方法および装置を有することが有利であろう。
本明細書に開示される異なる実施形態は、いくつかの異なる配慮点を認識し、考慮する。例えば、開示される実施形態は、現在の通信システム仕様が、輻輳を被っていることを示すようにマーキングされたパケットが観察される時、送信機のビットレートが減少されるべき方法を記述していないことを認識し、考慮する。例えば、12.2kbps、7.4kbps、5.9kbps、および4.75kbpsのビットレートに対応するIPマルチメディアサブシステムに対して、マルチメディア電話サービスのための適応マルチレート発話コーデックおよびデフォルト適応マルチレートモード設定が使用されるシナリオを検討する。送信機が、現在、12.2kbpsビットレート使用しており、「輻輳中」とマーキングされたパケットが観察される場合、現在の仕様は、送信機が対応すべき方法を規定していない。この場合、応答選択肢は、4.75kbpsまで直ちにジャンプする、またはモード設定内の次の最低レートまで漸減させ、次いで、「輻輳中」とマーキングされたパケットが、継続して観察される場合、再び、漸減させるステップを含む。開示される実施形態は、現在の仕様が、輻輳が緩和する場合、ビットレートを戻すように適応されるべき方法を規定していないことを認識し、考慮する。さらに、開示される実施形態は、ユーザ優先および緊急呼が、明示的輻輳通知に応答して、ビットレートを適応するためのシステムまたは方法に照らして、対処されるべき方法を規定していないことを認識し、考慮する。
開示される実施形態は、明示的輻輳通知のための現在の解決策が、輻輳のオン/オフまたはバイナリ指示のみ、採用することを認識し、考慮する。いずれのデータパケットも、輻輳を被っている、またはそうではないことを示すようにマーキングされる。開示される実施形態は、ある機構が、明示的輻輳通知のために、バイナリ「輻輳中」マーキングを採用する、通信システム内のコーデック選択および適応のために要求されることを認識し、考慮する。
開示される実施形態は、UTRANまたはEUTRANネットワーク内のインターネットプロトコルトラフィックが、非常に動的であり得ることを認識し、考慮する。輻輳検出および検出に基づくデータパケットのバイナリ「輻輳中」マーキングは、非常に雑音が大きく、振動を受けやすくあり得る。これは、明示的輻輳通知を使用する、非常に不安定なコーデック適応ベースのネットワーク輻輳制御をもたらし得る。頻繁かつ不必要な適応は、ユーザによって知覚される質に悪影響を及ぼし得る。
本明細書に開示される実施形態は、受信端末が、「輻輳中」とマーキングされたまたはマーキングされていない、データパケットを受信する時、通信システム内のレート適応のためのシステムおよび方法を提供する。開示される実施形態によると、輻輳は、マーキングされたパケットの伝送によって検出されるように示され、輻輳は、マーキングされていないパケットの伝送によってクリアされる。マーキングされたまたはマーキングされていないパケットの検出に基づいて、データパケットの受信機は、ネットワークによって提供される、または受信機上に構成される、シーケンスに基づいて、レートの減少または増加を判定する。レート適応が、要求されると判定される場合、受信機は、コーデックレート変更要求を、判定されたレートとともに、送信機に送信してもよい。
本明細書に開示される実施形態は、特に、UMTS地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)または進化型UTRAN(E-UTRAN)において、バイナリ「輻輳中」マーキングを使用して、明示的輻輳通知ベースのコーデック適応のための機構に適応される。ロングタームエボリューション(LTE)の場合、コーデックレート適応の観点における関連仕様は、IPマルチメディアサブシステム(MTSI)を介したマルチメディア電話サービスを規定する、3GPPTS26.114である。例証的実施形態もまた、他の通信システムおよび無線または固定ネットワークにも適用可能である。
本明細書に説明される種々の実施形態のさらなる理解のため、かつそれらが実行され得る方法をより明確に示すために、単なる一例として、少なくとも1つの例証的実施形態を示す、付随の図面を参照する。
図1は、例証的実施形態による、無線ネットワークおよびユーザ機器を含む、無線通信システムの実施形態のブロック図である。 図2は、例証的実施形態による、無線ネットワークのブロック図である。 図3は、例証的実施形態による、ユーザ機器の実施形態のブロック図である。 図4は、図3におけるユーザ機器の通信サブシステム構成要素の実施形態のブロック図である。 図5は、例証的実施形態による、描写されるデータ処理システムのブロック図である。 図6は、例証的実施形態による、通信環境を例証する、ブロック図である。 図7は、例証的実施形態による、コーデックレート減少の実施例を例証する。 図8は、例証的実施形態による、コーデックレート増加の実施例を例証する。 図9は、例証的実施形態による、コーデックレート減少の方法の流れ図である。 図10は、例証的実施形態による、コーデックレート増加の方法の流れ図である。 図11は、例証的実施形態による、コーデックレート増加の別の方法の流れ図である。 図12は、例証的実施形態による、コーデックレート適応の方法の流れ図である。 図12は、例証的実施形態による、コーデックレート適応の方法の流れ図である。
(詳細な説明)
便宜上および例証を明確にするために、適切と考えられる場合、参照番号は、対応または類似要素を示すために、図間で反復され得ることを理解されるであろう。加えて、多数の具体的詳細が、本明細書に説明される実施形態の完全理解を提供するために、記載されている。しかしながら、本明細書に説明される実施形態が、これらの具体的詳細を伴うことなく、実践され得ることは、当業者によって理解されるであろう。他の事例では、周知の方法、プロシージャ、および構成要素は、本明細書に説明される実施形態を曖昧にしないように、詳細に説明されていない。また、説明は、本明細書に説明される実施形態の範囲を限定するものとして見なされるべきではない。
最初に、図1を参照すると、無線通信システムが、例証的実施形態に従って、描写される。無線通信システム100は、無線ネットワーク102を含む。無線ネットワーク102は、ネットワーク網を形成する、単一ネットワークまたは多重ネットワークを備えてもよい。無線ネットワーク102は、ユーザ機器104、106、および108と無線ネットワーク102との間に確立される、無線通信チャネル110、112、および114を介して、ユーザ機器104、106、および108によって、無線通信を提供する。以下により詳細に論じられるように、ユーザ機器104、106、および108の実施例として、ポケベル、携帯電話、スマートフォン、無線オルガナイザ、モバイル端末、コンピュータ、ラップトップ、ハンドヘルド無線通信デバイス、無線対応ノートブックコンピュータ等を含む、モバイル無線通信デバイスが挙げられる。3つのユーザ機器104、106、および108のみ、実施例として、図1に示されるが、無線ネットワーク102は、遥かに大きな数の種々の異なる種類のユーザ機器の使用をサポートし得る。
無線通信チャネル110、112、および114は、ユーザ機器104、106、および108と無線ネットワーク102の個々のノード116、118、および120との間に、動的に確立される。チャネル110、112、および114は、例えば、ユーザ機器104、106、および108のうちの1つへまたはそこから、呼が開始される時、確立されてもよい。通信チャネル110、112、および114のある特色は、呼設定において確立される。例えば、そのような特色は、呼の間、通信チャネル110、112、または114によって採用されるべき、コーデックを含んでもよい。例えば、使用されるべきコーデックは、呼設定において、ユーザ機器104、106、および108とネットワーク102のノード116、118、または120のうちの対応する1つとの間の信号強度または信号品質等の要因に基づいて、選択されてもよい。3つのノード116、118、および120のみ、実施例として、図1では示されるが、無線ネットワーク102は、より多くのそのようなノードを含んでもよい。
ネットワーク102は、ネットワークノード116、118、および120を使用して、ユーザ機器104、106、および108間において、データパケットを転送するように動作する。ネットワーク102はまた、ユーザ機器104、106、および108と、従来の公衆交換電話ネットワーク(PSTN)122等の他のネットワーク、またはインターネット等の他の公衆または私的ネットワーク124との間において、データパケットを転送するように動作してもよい。他のネットワーク122および124へおよびそこからのデータパケットの本転送もまた、ネットワークノード116、118、および120を使用する。ノード116、118、および120のうちの1つ以上を通したデータパケットトラフィックが、増加するのに伴って、ユーザ機器104、106、および108へおよびそこから、パケットをタイムリーに処理および転送するためのネットワーク102の容量を超え得る。この場合、ネットワーク102、あるいは1つ以上のネットワークノード116、118、または120は、輻輳していることになる。本明細書に開示される実施形態は、そのようなネットワーク輻輳が生じる時、知的かつより効果的に応答するための改善されたシステムおよび方法を提供する。
次に、図2を参照すると、例証的実施形態が実装され得る、無線ネットワーク102の実装のブロック図が、提示される。無線ネットワーク102は、例えば、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)であってもよい。しかしながら、例証的実施形態は、ロングタームエボリューション(LTE)技術を使用する無線ネットワーク等、他の類似または異なる通信ネットワーク内に実装されてもよい。例証的実施形態はまた、汎用パケット無線サービス(GPRS)およびモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))技術に準拠して構成される、無線ネットワーク内に実装されてもよい。
無線ネットワーク102は、ノード202を含む。本実施例では、ノード202は、図1のノード116、118、または120の実施例である。前述のように、実際は、無線ネットワーク102は、ノード202のうちの1つ以上を備える。例えば、ノード202は、UMTS地上波無線アクセスネットワーク内のノードBとして、またはロングタームエボリューションネットワーク内の進化型ノードB(eNodeB)として、実装されてもよい。
ノード202は、送受信基地局と称されてもよい。ノード202は、1つ以上の無線周波数送信機204と、1つ以上のアンテナ207と連結された受信機206と、を含む。送信機204および受信機206は、ノード202によって、無線通信チャネル110を介して、ユーザ機器104等のモバイルデバイスと直接通信するために使用される。ノード202は、一般的に、「セル」と称される、特定の受信可能範囲エリアに対して、無線ネットワーク受信可能範囲を提供する。ノード202はまた、ノード202によって提供される機能性を実装するために、コンピュータデータ処理システム等の1つ以上の処理システム208を含む。
ノード202は、無線ネットワークコントローラ210に連結され、それによって制御される。多重ノード202は、例証的実施形態によると、ネットワーク102内の無線ネットワークコントローラ210に連結されてもよい。無線ネットワークコントローラ210は、それに接続される、全ノード202の制御を担う。無線ネットワークコントローラ210は、無線チャネルの管理等の無線リソース管理およびいくつかの移動管理機能を施行する。無線ネットワークコントローラ210は、ユーザデータがユーザ機器104へおよびそこから送信される前に、暗号化が行われる地点であってもよい。
無線ネットワークコントローラ210は、コアネットワーク212に接続する。多重無線ネットワークコントローラ210は、コアネットワーク212に連結されてもよい。コアネットワーク212の主要機能は、ネットワーク102上のユーザ機器間、ならびにネットワーク102上のユーザ機器と公衆交換電話ネットワーク122等の他のネットワークおよびインターネット等の他の公衆または私的ネットワーク124上のユーザとの間において、データパケットのルーティングを提供することである。UMTSネットワーク内のコアネットワーク212によって提供される機能は、例えば、メディアゲートウェイおよびサービング汎用パケット無線サービス(GPRS)サポートノード(SGSN)によって、実装されてもよい。メディアゲートウェイは、異種電気通信ネットワーク間のデジタルメディアストリームを変換する、変換デバイスまたはサービスである。メディアゲートウェイは、非同期転送モード(ATM)およびインターネットプロトコル(IP)等の多重トランスポートプロトコルを介して、ネットワークにわたって、マルチメディア通信を可能にする。SGSNは、その地理的サービスエリア内において、モバイルユーザ機器からおよびそこへのデータパケットの送達を担う。そのタスクは、パケットルーティングおよび転送、移動管理、論理リンク管理、ならびに認証および課金機能を含んでもよい。ロングタームエボリューション(LTE)ネットワークでは、類似機能は、例えば、移動管理エンティティ(MME)、サービングゲートウェイ(SGW)、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)によって、コアネットワーク212内に提供されてもよい。
図2を参照して提示される構成要素のリストは、無線ネットワークの構成要素の排他的リストを意味するものではなく、むしろ、無線ネットワーク102を通した通信において一般的に使用される、構成要素のリストである。
ユーザ機器104は、前述のように、送受信局またはノードのネットワークを通して、他のユーザ機器またはコンピュータシステムと通信するための能力を含む、高度データ通信能力を伴う、双方向通信デバイスである。ユーザ機器104はまた、音声通信を可能にする能力を有してもよい。ユーザ機器104によって提供される機能性に応じて、電話能力の有無に関わらず、データメッセージングデバイス、双方向ポケベル、データメッセージング能力を伴う携帯電話、無線インターネット機器、またはデータ通信デバイスと称されてもよい。
図3に示されるのは、ユーザ機器300の例証的実施形態のブロック図である。本実施例では、ユーザ機器300は、図1および図2におけるユーザ機器104の実施例である。ユーザ機器300は、ユーザ機器300の全体的動作を制御する、メインプロセッサ302等、いくつかの構成要素を含む。データおよび音声通信を含む、通信機能は、通信サブシステム304を通して行われる。通信サブシステム304は、前述の無線ネットワーク102からメッセージを受信し、そこへメッセージを送信する。ユーザ機器300の本例証的実施形態では、通信サブシステム304は、UMTS地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)を使用するユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)技術または進化型UTRAN(E-UTRAN)を使用するロングタームエボリューション(LTE)技術に準拠して、構成されてもよい。代替として、通信サブシステム304は、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))および汎用パケット無線サービス(GPRS)規格に準拠して、構成されてもよい。新しい規格が、依然として、定義されているが、本明細書に説明される、ネットワーク挙動との類似性を有すると考えられ、また、本明細書に説明される実施形態が、将来、開発される任意の他の好適な規格を使用することが意図されることは、当業者によって理解されるであろう。
通信サブシステム304を無線ネットワーク102と接続する無線リンクは、採用される特定の通信技術のために規定される、定義されたプロトコルに従って動作する、1つ以上の異なる無線周波数(RF)チャネルを表す。より新しいネットワークプロトコルによって、これらのチャネルは、回路交換音声通信およびパケット交換データ通信の両方をサポート可能である。
他の無線ネットワークはまた、種々の実装において、ユーザ機器300と関連付けられてもよい。採用され得る、異なる種類の無線ネットワークとして、例えば、データ中心無線ネットワーク、音声中心無線ネットワーク、および同一の物理的基地局を介して、音声およびデータの両方の通信をサポートすることができる、デュアルモードネットワークが挙げられる。組み合わせられたデュアルモードネットワークとして、符号分割多重アクセス方式(CDMA)またはCDMA2000ネットワーク、前述のようなGSM(登録商標)/GPRSネットワーク、EDGEおよびUMTS等の第三世代(3G)ネットワーク、ならびにロングタームエボリューション(LTE)ネットワークが挙げられるが、それらに限定されない。データ中心ネットワークのいくつかの他の実施例として、WiFi802.11、MobitexTM、およびデータTACTMネットワーク通信システムが挙げられる。他の音声中心データネットワークの実施例として、GSM(登録商標)等のパーソナル通信システム(PCS)ネットワークおよび時分割多重アクセス(TDMA)システムが挙げられる。
メインプロセッサ302は、ランダムアクセスメモリ(RAM)306、フラッシュメモリ308、ディスプレイ310、補助入力/出力(I/O)サブシステム312、データポート314、キーボード316、スピーカ318、マイクロホン320、短距離通信322、および他のデバイスサブシステム324等の付加的サブシステムと相互作用する。
ユーザ機器300のサブシステムのうちのいくつかは、通信関連機能を行う一方、他のサブシステムは、「常駐」またはオンデバイス機能を提供してもよい。一例として、ディスプレイ310およびキーボード316は、ネットワーク102を介した伝送のためのテキストメッセージの入力等の通信関連機能と、計算機またはタスクリスト等のデバイス常駐機能の両方のために使用されてもよい。
ユーザ機器300は、要求されるネットワーク登録またはアクティブ化プロシージャ完了後、無線ネットワーク102を介して、通信信号を送信および受信することができる。ネットワークアクセスは、ユーザ機器300の加入者またはユーザと関連付けられる。加入者を識別するために、ユーザ機器300は、加入者識別モジュール(SIM)、またはネットワークと通信するために、SIM/RUIMインターフェース328に挿入される、可撤性ユーザ識別モジュール(RUIM)カード326を要求する。SIMまたはRUIMカード326は、とりわけ、ユーザ機器300の加入者を識別し、ユーザ機器300を個人化するために使用することができる、従来の「スマートカード」の一種である。SIMまたはRUIMカード326は、情報を記憶するためのプロセッサおよびメモリを含む。
カード326が無い場合、ユーザ機器300は、無線ネットワーク102と通信するために、完全に動作可能ではない。SIMまたはRUIMカード326をSIM/RUIMインターフェース328に挿入することによって、加入者は、全加入サービスにアクセスすることができる。サービスは、電子メール、ボイスメール、ショートメッセージサービス(SMS)、およびマルチメディアメッセージングサービス(MMS)等のウェブ閲覧およびメッセージングを含んでもよい。より高度なサービスとして、店舗販売時点情報管理、フィールドサービス、およびセールス・フォース・オートメーションを含んでもよい。SIMまたはRUIMカード326が、SIM/RUIMインターフェース328に挿入されると、メインプロセッサ302に連結される。加入者を識別するために、SIMまたはRUIMカード326は、国際モバイル加入者識別(IMSI)等のユーザパラメータを含むことができる。SIMまたはRUIMカード326を使用する利点は、加入者が、必ずしも、任意の単一の物理的ユーザ機器によって、拘束されないことである。SIMまたはRUIMカード326は、データブックまたはカレンダ情報および最近の呼情報を含む、ユーザ機器のための付加的加入者情報も同様に記憶してもよい。代替として、ユーザ識別情報はまた、フラッシュメモリ308にプログラムすることができる。
ユーザ機器300は、バッテリ駆動デバイスであって、1つ以上の再充電可能バッテリ330を受容するためのバッテリインターフェース332を含む。少なくともいくつかの実施形態では、バッテリ330は、内蔵マイクロプロセッサを伴う、スマートバッテリであってもよい。バッテリインターフェース332は、バッテリ330が電力V+をユーザ機器300に提供するのを補助する、レギュレータ(図示せず)に連結される。現在の技術は、バッテリ330を利用するが、マイクロ燃料電池等の将来的技術が、ユーザ機器300に電力を提供してもよい。
ユーザ機器300はまた、オペレーティングシステム334および他のプログラム336を含む。プログラム336は、以下により詳細に説明される。オペレーティングシステム334およびプログラム336は、メインプロセッサ302によって起動される、ソフトウェア構成要素として、実装されてもよい。オペレーティングシステム334およびプログラム336は、典型的には、メインプロセッサ302等のプロセッサによって、読取可能なメディア上のプログラムコードとして、記憶される。そのような可読ストレージメディアとして、フラッシュメモリ308等の永続的ストレージデバイスを含んでもよく、代替として、読取専用メモリ(ROM)または類似ストレージ要素であってもよい。当業者は、具体的デバイスアプリケーションまたはその一部等、オペレーティングシステム334およびプログラム336の一部が、一時的に、RAM306等の揮発性ストレージデバイスにロードされてもよいことを理解されるであろう。他のソフトウェア構成要素もまた、当業者に周知であるように、含まれてもよい。
データおよび音声通信アプリケーションを含む、基本的デバイス動作を制御する、プログラム336は、通常、その製造の際、ユーザ機器300にインストールされるであろう。他のプログラム336として、メッセージアプリケーション338が挙げられる。メッセージアプリケーション338は、ユーザ機器300のユーザに、電子的メッセージを送信および受信させる、任意の好適なソフトウェアプログラムであることができる。当業者に周知のように、種々の代替が、メッセージアプリケーション338のために存在する。ユーザによって送信または受信されたメッセージは、典型的には、ユーザ機器300のフラッシュメモリ308またはユーザ機器300内のいくつかの他の好適なストレージ要素内に記憶される。少なくともいくつかの実施形態では、送信および受信されたメッセージのいくつかは、ユーザ機器300が通信する、関連付けられたホストシステムのデータ記憶内等、ユーザ機器300から遠隔に記憶されてもよい。
プログラム336はさらに、デバイス状態モジュール340、パーソナル情報マネージャ(PIM)342、および他の好適なモジュールを含んでもよい。デバイス状態モジュール340は、永続性を提供する、すなわち、デバイス状態モジュール340は、ユーザ機器300がオフにされる、または電力を損失する時、データが喪失されないように、重要なデバイスデータが、フラッシュメモリ308等の永続的メモリ内に記憶されることを保証する。
PIM342は、電子メール、連絡先、カレンダイベント、ボイスメール、予定、およびタスクアイテム等であるが、それらに限定されない、ユーザの関心データアイテムを編成および管理するための機能性を含む。PIMアプリケーションは、無線ネットワーク102を介して、データアイテムを送信および受信するための能力を有する。PIMデータアイテムは、無線ネットワーク102を介して、記憶された、またはホストコンピュータシステムと関連付けられた、ユーザ機器加入者の対応するデータアイテムと、シームレスに統合され、同期され、更新されてもよい。本機能性は、そのようなアイテムに関して、ユーザ機器300上に鏡映されたホストコンピュータを生成する。これは、特に、ホストコンピュータシステムが、ユーザ機器加入者のオフィスのコンピュータシステムである時、有利であり得る。
ユーザ機器300はまた、接続モジュール344およびITポリシーモジュール346を含む。接続モジュール344は、ユーザ機器300が、無線インフラストラクチャと、ユーザ機器300が、インターフェースをとるために認証される、企業システム等の任意のホストシステムと、通信するために要求される、通信プロトコルを実装する。
接続モジュール344は、ユーザ機器300と統合され、ユーザ機器300に、企業システムと関連付けられた任意の数のサービスを使用させることができる、一式のAPIを含む。接続モジュール344は、ユーザ機器100に、ホストシステムとの認証された通信パイプである、終端間セキュリティを確立させる。接続モジュール344によってアクセスが提供される、アプリケーションのサブセットは、ホストシステムからユーザ機器300に、ITポリシーコマンドをパスするために使用することができる。これは、無線または有線方式で行うことができる。次いで、これらの命令は、ITポリシーモジュール346にパスされ、ユーザ機器300の構成を修正することができる。代替として、ある場合には、ITポリシー更新もまた、有線接続を介して、行うことができる。
ITポリシーモジュール346は、ITポリシーをエンコードする、ITポリシーデータを受信する。次いで、ITポリシーモジュール346は、ITポリシーデータが、ユーザ機器300によって認証されることを保証する。次いで、ITポリシーデータは、そのネイティブ形式でフラッシュメモリ306内に記憶することができる。ITポリシーデータが記憶された後、グローバル通知を、ITポリシーモジュール346によって、ユーザ機器300上に常駐するアプリケーションのすべてに送信することができる。次いで、ITポリシーを適用可能であり得る、アプリケーションは、ITポリシーデータを読み取り、適用可能であるITポリシーを検索することによって、応答する。ITポリシールールが、適用可能アプリケーションまたは構成ファイルに適用された後、ITポリシーモジュール346は、ホストシステムに肯定応答を返信し、ITポリシーデータが受信され、正常に適用されたことを示す。
開示される実施形態によると、輻輳応答モジュール348は、以下により詳細に論じられるように、ネットワーク102によって提供される、またはユーザ機器300上に構成される、1つ以上のレート適応シーケンスを使用して、「輻輳中」とマーキングされたパケットまたはマーキングされていないパケットの受信に応答して、ユーザ機器300のビットレートを適応するために提供されてもよい。輻輳応答モジュール348は、1つ以上の独立型モジュールを含んでもよく、あるいは接続モジュール344等の別のモジュールの一部として、全体的または部分的に、実装されてもよい。
他の種類のプログラムまたはソフトウェアアプリケーションもまた、ユーザ機器300にインストールされてもよい。これらのソフトウェアアプリケーションは、ユーザ機器300の製造後に追加される、第三者アプリケーションであってもよい。第三者アプリケーションの実施例として、ゲーム、計算機、ユーティリティ等が挙げられる。
付加的アプリケーションは、無線ネットワーク102、補助I/Oサブシステム312、データポート314、短距離通信サブシステム322、または任意の他の好適なデバイスサブシステム324のうちの少なくとも1つを通して、ユーザ機器300上にロードすることができる。アプリケーションインストールにおける本柔軟性は、ユーザ機器300の機能性を増加させ、向上されたオンデバイス機能、通信関連機能、または両方を提供し得る。例えば、セキュア通信アプリケーションは、ユーザ機器300を使用して、電子商取引機能および他のそのような財務取引を行うことを可能にしてもよい。
データポート314は、加入者に、外部デバイスまたはソフトウェアアプリケーションを通して、選好を設定させ、無線通信ネットワークを通してではなく、ユーザ機器300に情報またはソフトウェアダウンロードを提供することによって、ユーザ機器300の能力を拡張する。代替ダウンロードパスを使用して、例えば、ユーザ機器300上に暗号鍵をロードし、直接的、したがって、確実かつ信頼性のある接続を通して、セキュアデバイス通信を提供してもよい。
データポート314は、ユーザ機器300と別のコンピューティングデバイスとの間のデータ通信を可能にする、任意の好適なポートであることができる。データポート314は、直列または並列ポートであることができる。いくつかの事例では、データポート314は、データ転送のためのデータラインと、ユーザ機器300のバッテリ330を充電するための充電電流を提供することができる、供給ラインと、を含む、USBポートであることができる。
短距離通信サブシステム322は、無線ネットワーク102を使用することなく、ユーザ機器300と異なるシステムまたはデバイスとの間に通信を提供する。例えば、サブシステム322は、赤外線デバイスと、関連付けられた回路および短距離通信のための構成要素と、を含んでもよい。短距離通信規格の実施例として、赤外線データ通信協会(IrDA)によって開発された規格、Bluetooth(登録商標)、およびIEEEによって開発された規格の802.11ファミリーが挙げられる。
使用時、テキストメッセージ、電子メールメッセージ、またはウェブページダウンロード等の受信された信号は、通信サブシステム304によって処理され、メインプロセッサ302に入力されるであろう。次いで、メインプロセッサ302は、ディスプレイ310、または代替として、補助I/Oサブシステム312への出力のために、受信された信号を処理するであろう。加入者はまた、例えば、キーボード316を、ディスプレイ310および可能性として補助I/Oサブシステム312と併用して、電子メールメッセージ等のデータアイテムを構成してもよい。補助サブシステム312は、動的ボタン押下能力を伴う、タッチスクリーン、マウス、トラックボール、赤外線指紋検出器、またはローラーホイール等のデバイスを含んでもよい。キーボード316は、好ましくは、英数字キーボードまたは電話型キーパッドである。しかしながら、他の種類のキーボードもまた、使用されてもよい。構成されたアイテムは、通信サブシステム304を通して、無線ネットワーク102を介して、伝送されてもよい。
音声通信の場合、ユーザ機器300の全体的動作は、実質的に類似するが、受信された信号は、スピーカ318に出力され、伝送のための信号が、マイクロホン320によって生成される。音声メッセージ記録サブシステム等の代替音声またはオーディオI/Oサブシステムもまた、ユーザ機器300上に実装することができる。音声またはオーディオ信号出力は、主に、スピーカ318を通して達成されるが、ディスプレイ310はまた、発呼者の識別、音声呼の持続時間、または他の音声呼関連情報等、付加的情報を提供するために使用することができる。
次に、図4を参照すると、図3のユーザ機器300の通信サブシステム構成要素304のブロック図が、示される。通信サブシステム304は、受信機450および送信機452、ならびに1つ以上の内蔵または内部アンテナ要素454および456、局部発振器(LO)458、およびデジタル信号プロセッサ(DSP)460等の処理モジュール等の関連付けられた構成要素を含む。通信サブシステム304の特定の設計は、ユーザ機器300が動作するように意図される、通信ネットワーク102に依存する。したがって、図4に例証される設計は、一実施例としての役割を果たすに過ぎないことを理解されたい。
無線ネットワーク102を通して、アンテナ454によって受信された信号は、信号増幅、周波数下方変換、フィルタリング、チャネル選択、およびアナログ/デジタル(A/D)変換等の共通受信機機能を行い得る、受信機450に入力される。受信された信号のA/D変換は、DSP460内で行われるべき復調およびデコーティング等、より複雑な通信機能を可能にする。同様に、伝送されるべき信号は、DSP460によって、変調およびエンコーティングを含め、処理される。これらのDSP処理信号は、デジタル/アナログ(D/A)変換、周波数上方変換、フィルタリング、増幅、およびアンテナ456を経由しての無線ネットワーク102を介した伝送のために、送信機452に入力される。DSP460は、通信信号を処理するだけではなく、また、受信機および送信機制御も提供する。例えば、受信機450および送信機452内の通信信号に適用される利得は、DSP460内に実装される、自動利得制御アルゴリズムを通して、適応的に制御されてもよい。
ユーザ機器300と無線ネットワーク102との間の無線リンクは、1つ以上の異なるチャネル、典型的には、異なるRFチャネルと、ユーザ機器300と無線ネットワーク102との間で使用される、関連付けられたプロトコルと、を含有することができる。RFチャネルは、典型的には、全体的帯域幅制限およびユーザ機器300のバッテリ電力制限のため、節約されなければならない制限されたリソースである。
ユーザ機器300が、完全に動作可能である時、送信機452は、典型的には、鍵がかけられ、無線ネットワーク102に伝送している時のみ、オンにされ、そうでなければ、リソースを節約するために、オフにされる。同様に、受信機450は、指定される時間周期の間、信号または情報を受信するために必要とされるまで、電力を節約するために、周期的にオフにされる。
開示される実施形態のうちの1つ以上は、図1-4に関連して前述のもの以外の種類の通信および規格に適用されてもよい。例えば、制限することなく、異なる例証的実施形態は、LTEアドバンスドを使用して、実装されてもよい。加えて、例証される無線ネットワークは、4Gネットワークの形式をとる、またはそれを含んでもよい。
次に、図5を参照すると、例証的実施形態による、データ処理システム500の略図が、描写される。本実施例では、データ処理システム500は、図2におけるノード202内の処理システム208の一実装の実施例である。データ処理システム500またはその一部もまた、図3に例証されるように、ユーザ機器300の1つ以上の機能を実装するために使用されてもよい。本例証的実施例では、データ処理システム500は、プロセッサユニット504、メモリ506、永続的ストレージ508、通信ユニット510、入力/出力(I/O)ユニット512、およびディスプレイ514間に通信を提供する、通信構造502を含む。
プロセッサユニット504は、メモリ506内にロードされ得る、ソフトウェアのための命令を実行する役割を果たす。プロセッサユニット504は、特定の実装に応じて、一式の1つ以上のプロセッサであってもよく、またはマルチプロセッサコアであってもよい。さらに、プロセッサユニット504は、メインプロセッサが、単一チップ上に、二次プロセッサとともに存在する、1つ以上の異種プロセッサシステムを使用して、実装されてもよい。別の例証的実施例として、プロセッサユニット504は、同一種類の多重プロセッサを含有する、対称マルチプロセッサシステムであってもよい。
メモリ506および永続的ストレージ508は、ストレージデバイス516の実施例である。ストレージデバイスは、例えば、制限ではなく、データ、関数形式におけるプログラムコード、ならびに/あるいは一時的ベースおよび/または永続的ベースのいずれかに基づく、他の好適な情報等、情報を記憶可能なハードウェアの任意の一部である。メモリ506は、これらの実施例では、例えば、ランダムアクセスメモリ、あるいは任意の他の好適な揮発性または不揮発性ストレージデバイスであってもよい。永続的ストレージ508は、特定の実装に応じて、種々の形式をとってもよい。例えば、永続的ストレージ508は、1つ以上の構成要素またはデバイスを含有してもよい。例えば、永続的ストレージ508は、ハードドライブ、フラッシュメモリ、書換可能光ディスク、書換可能磁気テープ、または前述のいくつかの組み合わせであってもよい。永続的ストレージ508によって使用されるメディアは、可撤性であってもよい。例えば、可撤性ハードドライブが、永続的ストレージ508のために使用されてもよい。
通信ユニット510は、これらの実施例では、他のデータ処理システムまたはデバイスとの通信を提供する。これらの実施例では、通信ユニット510は、ネットワークインターフェースカードである。通信ユニット510は、物理的および無線通信リンクの一方または両方の使用を通して、通信を提供してもよい。
入力/出力ユニット512は、データ処理システム500に接続され得る、他のデバイスによる、データの入力および出力を可能にする。例えば、入力/出力ユニット512は、キーボード、マウス、および/またはいくつかの他の好適な入力デバイスを通して、ユーザ入力のための接続を提供してもよい。さらに、入力/出力ユニット512は、出力をプリンタに送信してもよい。ディスプレイ514は、ユーザに情報を表示するための機構を提供する。
オペレーティングシステム、アプリケーション、および/またはプログラムのための命令は、通信構造502を通して、プロセッサユニット504と通信する、ストレージデバイス516内に位置してもよい。これらの例証的実施例では、命令は、永続的ストレージ508上において、関数形式である。これらの命令は、プロセッサユニット504によって起動されるために、メモリ506にロードされてもよい。異なる実施形態のプロセスが、メモリ506等のメモリ内に位置し得る、コンピュータ実装命令を使用して、プロセッサユニット504によって、行われてもよい。
これらの命令は、プロセッサユニット504内のプロセッサによって、読取および起動され得る、プログラムコード、コンピュータ使用可能プログラムコード、またはコンピュータ可読プログラムコードと称される。プログラムコードは、異なる実施形態では、メモリ506または永続的ストレージ508等、異なる物理的あるいはコンピュータ可読ストレージメディア上で具現化されてもよい。
プログラムコード518は、選択的に可撤性である、コンピュータ可読メディア520上に、関数形式で位置し、データ処理システム500にロードまたは転送され、プロセッサユニット504によって起動されてもよい。プログラムコード518およびコンピュータ可読メディア520は、コンピュータプログラム製品522を形成する。一実施例では、コンピュータ可読メディア520は、コンピュータ可読ストレージメディア524またはコンピュータ可読信号メディア526であってもよい。コンピュータ可読ストレージメディア524は、例えば、ドライブ、または永続的ストレージ508の一部である、ハードドライブ等のストレージデバイスに転送するための永続的ストレージ508の一部である、他のデバイスに、挿入または定置される、光または磁気ディスクを含んでもよい。コンピュータ可読ストレージメディア524はまた、データ処理システム500に接続される、ハードドライブ、サムドライブ、またはフラッシュメモリ等、永続的ストレージの形式をとってもよい。いくつかの事例では、コンピュータ可読ストレージメディア524は、データ処理システム500から、可撤性でなくてもよい。
代替として、プログラムコード518は、コンピュータ可読信号メディア526を使用して、データ処理システム500に転送されてもよい。コンピュータ可読信号メディア526は、例えば、プログラムコード518を含有する、伝搬されるデータ信号であってもよい。例えば、コンピュータ可読信号メディア526は、電磁気信号、光信号、および/または任意の他の好適な種類の信号であってもよい。これらの信号は、無線通信リンク、光ファイバケーブル、同軸ケーブル、ワイヤ、および/または任意の他の好適な種類の通信リンク等、通信リンクを介して、伝送されてもよい。言い換えると、通信リンクおよび/または接続は、例証的実施例では、物理的または無線であってもよい。
いくつかの例証的実施形態では、プログラムコード518は、ネットワークを介して、データ処理システム500内で使用するためのコンピュータ可読信号メディア526を通して、別のデバイスまたはデータ処理システムから、永続的ストレージ508にダウンロードされてもよい。例えば、サーバデータ処理システムにおけるコンピュータ可読ストレージメディア内に記憶されるプログラムコードは、ネットワークを介して、サーバからデータ処理システム500にダウンロードされてもよい。プログラムコード518を提供する、データ処理システムは、サーバコンピュータ、クライアントコンピュータ、またはプログラムコード518を記憶および伝送可能ないくつかの他のデバイスであってもよい。
データ処理システム500のための例証される異なる構成要素は、異なる実施形態が実装され得る方式に、アーキテクチャ上の制限を提供することを意味するものではない。異なる例証的実施形態は、データ処理システム500のための例証されるものに加え、またはその代わりに、構成要素を含め、データ処理システム内に実装されてもよい。図5に示される他の構成要素は、示される例証的実施例から変更することができる。異なる実施形態は、プログラムコードを実行可能な任意のハードウェアデバイスまたはシステムを使用して、実装されてもよい。一実施例として、データ処理システム500は、無機構成要素と統合される、有機構成要素を含んでもよく、および/またはヒトを除く、有機構成要素から完全に構成されてもよい。例えば、ストレージデバイスは、有機半導体から構成されてもよい。
別の実施例として、データ処理システム500内のストレージデバイスは、データを記憶し得る、任意のハードウェア装置である。メモリ506、永続的ストレージ508、およびコンピュータ可読メディア520は、有形形式における、ストレージデバイスの実施例である。
別の実施例では、バスシステムを使用して、通信構造502を実装してもよく、システムバスまたは入力/出力バス等、1つ以上のバスから構成されてもよい。当然ながら、バスシステムは、異なる構成要素またはバスシステムにアタッチされるデバイス間のデータの転送を提供する、任意の好適な種類のアーキテクチャを使用して、実装されてもよい。加えて、通信ユニット510は、モデムまたはネットワークアダプタ等、データを伝送および受信するために使用される、1つ以上のデバイスを含んでもよい。さらに、メモリは、例えば、メモリ506、または通信構造502内に存在し得る、インターフェースおよびメモリコントローラハブにおいて見出されるようなキャッシュであってもよい。
図1-5におけるハードウェア構成要素の例証は、異なる例証的実施形態が実装され得る方式に、物理的またはアーキテクチャ上の制限を課すことを意味するものではない。例証されるものに加え、またはその代わりに、他の構成要素が、使用されてもよい。いくつかの構成要素は、いくつかの例証的実施形態では、不必要であってもよい。また、ブロックが、いくつかの機能構成要素を例証するために提示される。これらのブロックのうちの1つ以上は、異なる例証的実施形態において実装される時、組み合わせられる、または異なるブロックに分割されてもよい。
次に、図6を参照すると、例証的実施形態による、通信環境600を例証する、ブロック図が、描写される。図1の通信ネットワーク100は、図6の通信環境600の一実装の実施例である。通信環境600は、ユーザ機器604と関連付けられた、1つ以上のネットワーク602を含む。図1における無線ネットワーク102は、図6におけるネットワーク602の一実装の実施例である。図1におけるユーザ機器104および図3におけるユーザ機器300は、図6におけるユーザ機器604の実施例である。前述のように、ユーザ機器604は、ポケベル、携帯電話、スマートフォン、無線オルガナイザ、モバイル端末、コンピュータ、ラップトップ、ハンドヘルド無線通信デバイス、無線対応ノートブックコンピュータ等を含む、モバイル無線通信デバイス等、種々のデバイスを含んでもよい。動作時、ユーザ機器604は、前述のように、無線通信チャネル605を介して、ネットワーク602と通信する。したがって、ネットワーク602およびユーザ機器604は、無線チャネル605を介して、データパケットを交換する。
ネットワーク602は、1つ以上のネットワークノード606を含む。図2の無線ネットワークノード202は、図6のノード606の一実施例である。ノード606は、前述のように、送受信基地局を備えてもよい。一般的に、ノード606は、任意の機器、デバイス、デバイス群、あるいはネットワーク602を通過するのに伴って、データパケットを送信、受信、または別様に、処理する、機能性を含んでもよい。したがって、ノード606自体が、前述のように、ネットワーク602の一部である、またはそれと通信する、ユーザ機器を備えてもよい。
例証的実施形態によると、ノード606は、輻輳検出608の機能を果たすためのモジュールを含む。ネットワーク602上の輻輳を検出するための現在周知である、または周知となる、任意のシステムあるいは方法は、本機能を実装するために採用されてもよい。輻輳検出608は、好ましくは、ユーザ機器604に送達される、またはそこから受信される、データパケットのネットワーク602による処理に影響を及ぼし得る、ノード606あるいはネットワーク602内の任意の他の場所において、輻輳のレベルを継続的に予測するステップを含んでもよい。輻輳は、現在の輻輳レベルが、選択された閾値を上回る時、検出されたと見なされてもよい。輻輳は、現在の輻輳レベルが、選択された閾値未満である時、検出されない。
ノード606または別のネットワーク要素内の輻輳予測は、信号電力の無線関連測定、干渉、または他の無線関連測定、ならびにノード606内で処理されるべき待ち行列に入れられたデータの量、待ち行列遅延、または他の測定等の他の測定のうちの1つ以上等、入力として、多くの異なる測定と組み合わせられた測定であってもよい。輻輳予測または輻輳が検出されたと見なされるかどうかの判定の修正が、使用されてもよい。そのような修正は、輻輳予測のフィルタリング、輻輳閾値におけるヒステリシスの適用、または他の修正のうちの1つ以上を含んでもよい。輻輳予測方法および輻輳検出608のために採用される選択された閾値は、具体的ネットワークノード606、あるいは輻輳検出608が実装される、または輻輳が判定される、他の要素に応じて、異なってもよい。
例証的実施形態によると、ネットワークノード606は、データパケットマーキング610の機能を果たすためのモジュールを含む。データパケットマーキング610は、ユーザ機器604に伝送されるべきマーキングデータパケットを含む。データパケットは、輻輳が検出されたと見なされる場合、「輻輳中」を示す、マーカによって、マーキングされる。データパケットは、輻輳が検出されない場合、マーキングされない。
「輻輳中」を示す、パケットマーキングは、現在使用されている、または明示的輻輳通知のために提案される、マーキングの使用を含んでもよい。そのようなマーキングは、「11」として、パケットのインターネットプロトコル(IP)ヘッダ内に2ビットをマーキングするステップを含む。例証的実施形態による、パケットを「輻輳中」としてマーキングするステップは、伝送されるデータおよびパケットの種類に応じて、他のマーキング方式を採用してもよく、データパケットのヘッダおよび/または他の部分内にマーキングを含んでもよい。
ノード606は、無線通信チャネル605を介して、通常通り、ユーザ機器604に、マーキングされたおよびマーキングされていないパケットを含む、データパケット612を伝送するための構造および機能性を含む。同様に、ユーザ機器604は、通常通り、ネットワーク602から伝送される、データパケット618を受信するための構造および機能性を含む。
例証的実施形態によると、ネットワーク602とユーザ機器604との間のデータパケットの伝送は、1つ以上の適応可能コーデックレート620であってもよい。例証的実施形態によると、ノード606等の送信機およびユーザ機器604等の受信機は、多重コーデックレート620をサポートするうように、構築または適応および構成される。多重コーデックレート620はまた、モード設定と称されてもよい。多重コーデックレート620の実施例として、4.75kbps、7.4kbps、12.2kbps等の適応マルチレートコーデックレートが挙げられる。
例証的実施形態によると、ユーザ機器604は、輻輳応答モジュール622を含む。輻輳応答モジュール622の機能は、ユーザ機器604内に提供される、メインプロセッサまたは別のプロセッサ上で起動する、ソフトウェア等、ソフトウェア、ファームウェア等内に実装されてもよい。輻輳応答モジュール622の機能は、ユーザ機器604によって受信されたマーキングされたデータパケット624を検出する機能と、ユーザ機器604によって受信される、検出されたマーキングされたおよびマーキングされていないデータパケットに応答して、コーデックレート適応シーケンス626を実装する機能と、を含む。以下により詳細に論じられるように、コーデックレート適応シーケンス626は、コーデックレート減少シーケンス628およびコーデックレート増加シーケンス630を含んでもよい。
例証的実施形態によると、輻輳が存在せず、かつ明示的輻輳通知に関連しない任意の制約が無い時、送信機と受信機との間に確立される、モード設定内の最高コーデックレートは、送信機によって使用されると想定される。ユーザ機器604等の受信機が、ネットワーク602内の輻輳を示す、「輻輳中」とマーキングされたパケットを受信すると、受信機は、モード設定内のどのより低いレートコーデックに適応すべきかを決定する。輻輳に応答した本レート適応は、コーデックレート減少シーケンス628によって、定義される。輻輳がクリアにされると、マーキングされていないデータパケットは、受信機によって、受信および検出されるであろう。1つ以上のより高いコーデックレートが利用可能である場合、受信機は、どのより高いレートコーデックに適応すべきか、または現在のコーデックレートに留まるべきかを決定する。輻輳のクリアに応答した本レート適応は、コーデックレート増加シーケンス630によって、定義される。
コーデックレート減少シーケンス628およびコーデックレート増加シーケンス630を含む、コーデックレート適応シーケンス626は、ネットワーク602によって提供される、システムレベル構成パラメータを含んでもよい。ネットワーク提供コーデックレート適応シーケンス626は、静的または動的であってもよい。例えば、コーデックレート適応シーケンス626パラメータは、ネットワーク602の一部として、ホーム加入者システム(HSS)内に静的に記憶されてもよい。代替として、コーデックレート適応シーケンス626パラメータは、例えば、予測される輻輳ならびに対処要件および能力に従って、ネットワーク602上のパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)において、動的に判定されてもよい。ネットワーク602からのコーデックレート適応シーケンス626は、所与のユーザ機器604のための周知のパラメータとして、ネットワーク送信機およびユーザ機器604等の受信機終点内に記憶されてもよい。コーデックレート適応シーケンス626は、アタッチ、または追跡エリア更新(TAU)/ルーティングエリア更新(RAU)/位置エリア(LAU)応答に基づいて、終点に送信されてもよい。静的コーデックレート適応シーケンス626の場合、シーケンスパラメータは、1つの呼または複数の呼に対して、1度だけ、終点に送信されてもよい。コーデックレート適応シーケンス626パラメータは、システムメッセージを介して、ネットワーク602から、ユーザ機器604等の受信端末に送達されてもよい。例えば、コーデックレート適応シーケンス626パラメータは、ユーザ機器アタッチメント、ユーザ機器サービス要求、およびハンドオーバプロシージャを使用して、ユーザ機器604に送達されてもよい。
ネットワーク602によって提供される、レート適応シーケンス626の代替として、またはそれに加え、終点送信機およびユーザ機器604等の受信機は、好ましいコーデックレート適応シーケンス626によって、構成されてもよい。この場合、終点は、本明細書に説明されるような構成に従って、コーデックレートを適応してもよい。構成されたコーデックレート適応シーケンス626を伴う、ユーザ機器604等の受信機がまた、ネットワーク602から、コーデックレート適応シーケンス626を受信する場合、ネットワーク602から、または受信機604上で構成される、2つのコーデックレート適応シーケンス626もどちらが、優先されるべきかを判定するために、動作判定が行われてもよい。この場合、ネットワーク602は、受信機604に優先順位を通知してもよい、または優先順位が、受信機604上で構成されてもよい。コーデックレート適応シーケンス626または受信機604上で構成される優先順位情報のうちの1つ以上が、動作ポリシー下、オープンモバイルアライアンス(OMA)デバイス管理(DM)オブジェクトによって、提供されてもよい。
コーデックレート減少シーケンス628またはコーデックレート増加シーケンス630等のコーデックレート適応シーケンス626が、ネットワーク602によって、規定されていない、またはユーザ機器604上に構成されていない場合、デフォルトコーデックレート適応シーケンス626が、使用されてもよい。デフォルトコーデックレート適応シーケンス626は、呼設定において、ユーザ機器604とネットワーク602との間でネゴシエートされる、コーデック設定内のコーデックレートの順序に従ってもよい。例えば、ネゴシエートされるコーデックレート設定が、(4.75kbps、7.4kbps、12.2kbps)である場合、デフォルトコーデックレート減少シーケンス628は、(12.2kbps、7.4kbps、4.75kbps)であってもよく、デフォルトコーデックレート増加シーケンス630は、(4.75kbps、7.4kbps、12.2kbps)であってもよい。
コーデックレート適応シーケンス626のためのコーデックレートパラメータ値は、スカラー値として、示されてもよい。例えば、コーデックレート適応シーケンス626レートパラメータ値1、2、および3は、それぞれ、4.75kbps、7.4kbps、および12.2kbpsの対応するモード設定ビットレートを示してもよい。随意に、コーデックレート適応シーケンス626は、適応のための実際のコーデックレートを直接示してもよい。
コーデックレート減少シーケンス628およびコーデックレート増加シーケンス630は、そのそれぞれのレート適応シーケンスに対して、同一レート設定を使用するが、逆方向または順序であってもよい。例えば、コーデックレート増加シーケンス630が、輻輳クリアに応答して、コーデックレートを増加させるために、シーケンス(4.75kbps、7.4kbps、12.2kbps)を使用する場合、コーデックレート減少シーケンス628は、輻輳検出に応答して、コーデックレートを減少させるために、シーケンス(12.2kbps、7.4kbps、4.75kbps)を使用してもよい。
代替として、輻輳の検出に応答して、コーデックレートを減少させるためのレートの設定と、輻輳クリアに応答して、コーデックレートを増加させるためのコーデックレートの異なる設定の、2つの異なるレート設定が、コーデックレート減少シーケンス628およびコーデックレート増加シーケンス630のために構成されてもよい。例えば、コーデックレート減少シーケンス628は、(12.2kbps、4.75kbps)であって、コーデックレート増加シーケンス630は、(4.75kbps、7.4kbps、12.2kbps)であり得る。本実施例では、輻輳が検出されると、レートは、12.2kbpsから4.75kbpsに、1ステップで漸減する。しかしながら、輻輳がクリアになると、コーデックレートは、4.75kbpsから7.4kbpsおよび7.5kbpsから12.2kbpsと、2ステップで漸増する。
例証的実施形態によると、「輻輳中」とマーキングされたデータパケットが、ユーザ機器604等の受信端末によって受信される場合、コーデックレートは、ネゴシエートまたは規定されたコーデックレートの設定内の1ステップずつ、またはコーデックレート減少シーケンス628に従って、1ステップずつ、減少される。コーデックレート減少は、適切なコーデックレート変更要求648を生成し、ノード606に送信することによって、ユーザ機器604によって、実装されてもよい。本時点において、ユーザ機器604内に提供される、コーデックレート減少抑制タイマ632が、始動される。コーデックレート減少抑制タイマ632が起動中、コーデックレートは、本時間の間、別のマーキングされたデータパケットが受信される場合でも、さらに減少されないであろう。
始動された後、コーデックレート減少抑制タイマ632が、起動する時間の長さは、本明細書では、コーデックレート減少抑制時間634と称される。コーデックレート減少抑制時間634は、好ましくは、ノード606とユーザ機器604との間等、通信における2つの終点間の往復時間に、いくつかの付加的観察時間を加えた時間より長い、値に設定されるべきである。したがって、レート減少抑制時間634の設定は、受信機が、送信機から、減少されたコーデックレートを要求し、送信機が、減少されたレートに切り替え、次いで、輻輳を被り、データパケットを「輻輳中」としてマーキングした、ノード606等のネットワーク要素が、輻輳がクリアされたことを観察し、パケットのマーキングを停止するために十分な時間を可能にすべきである。任意の適切または所望の長さの時間が、例証的実施形態に従って、コーデックレート減少抑制時間634のために使用されてもよい。例証的実施形態によると、コーデックレート減少抑制時間634は、構成可能636または固定638であってもよい。コーデックレート減少抑制時間634は、非アクセス層(NAS)または呼設定メッセージ等を介して、ネットワーク602によって、動的に提供されてもよい。
レート減少が、ネットワーク602上の輻輳を緩和しない場合、ノード606は、コーデックレートにおけるさらなる減少をトリガするために、データパケットを継続してマーキングしてもよい。受信端末が、コーデックレート減少抑制タイマ632が時間切れ後、「輻輳中」とマーキングされたデータパケットを受信する場合、受信端末は、現在のコーデックレートが、モード設定において、最低ではない場合、コーデックレート減少シーケンス628等に従って、次のより低いレートコーデック適応を開始してもよい。
ネットワーク602上の輻輳状態が、ネットワーク602がコーデックレート減少をトリガした後、一定時間周期の間、改善されない場合、データパケットを「輻輳中」としてマーキングし、受信機に示し、輻輳制御のためのコーデックレート減少を開始することによって、ネットワーク602は、継続したコーデックレート減少の必要性を受信機に通知する必要があると判定してもよい。ネットワーク602は、コーデックレート適応継続に関する具体的通知を受信機に送信することによって、継続したコーデックレート減少の必要性をユーザ機器604等の受信機に通知し、ネットワーク輻輳を減少させてもよい。したがって、例証的実施形態によると、ノード606は、コーデックレート適応継続通知614を提供するためのモジュールまたは機能を含んでもよい。
コーデックレート適応継続通知の受信に応じて、ユーザ機器604等の受信機は、現在のコーデックレートが、最低なものでない場合、次のより低いレートコーデックレートに適応してもよい。ネットワーク602が、非常に輻輳している時等、ある特殊な状況では、コーデックレート適応継続通知は、最低コーデックレートを直ちに開始するように、受信機に通知してもよい。したがって、ノード606等のネットワーク602によって、例えば、ブロードキャストまたは具体的メッセージを介して、ユーザ機器604等のネットワーク終点に送信される、コーデックレート適応継続通知メッセージは、次に低いコーデックレートへのコーデックレート適応または最低コーデックレートへのコーデックレート適応のいずれかを示す、2つの値のうちの1つをとり得る、コーデックレート適応継続通知種類インジケータを含んでもよい。
受信機が、ノード606等の送信機への継続したコーデックレート減少を開始するために、ユーザ機器604等の受信機にコーデックレート適応継続通知を送信する以外、コーデックレート適応継続通知は、ネットワーク602によって、ノード606等の送信機に、直接送信することができる。このように、送信機は、受信機からの開始を伴うことなく、送信コーデックレートを減少させるために、直接通知されてもよい。これは、ある場合には、輻輳制御を加速させ得る。
例証的実施形態によると、輻輳を減少させるためのコーデックレート適応継続通知の使用は、前述のように、データパケットの「輻輳中」マーキングを使用する、輻輳減少のためのコーデックレート適応と両立的または排他的であってもよい。例証的実施形態による、継続したコーデックレート適応が、輻輳状態をクリアにするために不十分である場合、ネットワーク602は、パケットまたはサービスのドロップ等、輻輳制御のための他の種類の機構を採用してもよい。
例証的実施形態によると、コーデックレートが、ユーザ機器604の「輻輳中」とマーキングされたデータパケットの受信に応答して、減少されると、ユーザ機器604内に提供される、コーデックレート増加タイマ640が、始動されてもよい。コーデックレート増加タイマ640は、コーデックレート増加時間642を計時するように適応される。コーデックレート増加時間642は、典型的には、コーデックレート減少抑制時間634より遥かに長くあってもよい。例えば、コーデックレート増加時間642は、10秒以上となるように選択されてもよい。例証的実施形態によると、任意の他の適切または所望の長さの時間を使用が、コーデックレート増加時間642のために使用されてもよい。コーデックレート増加時間642のために、より長い時間周期を使用することは、輻輳がクリアされた後のコーデックレートの増加が、輻輳制御のためのタイムリーなコーデックレート減少より遥かに重要性が低いため、好ましい。より長いコーデックレート増加時間642の使用はまた、コーデックレート減少と増加との間のコーデック適応振動の潜在性を低減することができる。コーデックレート増加時間642の少なくとも一部は、ランダム644であってもよい。コーデックレート増加時間642内のランダム要素の使用もまた、ネットワークノードによってサポートされる多くのユーザデバイスが、その個々のコーデックレート増加時間が、同時に、切れるのに伴って、同時に、コーデックレート増加を要求する場合、もたらされ得る、コーデックレート減少と増加との間の振動を防止するのを支援する。
例証的実施形態によると、コーデックレート増加タイマ640が切れると、コーデックレートは、ネゴシエートされたコーデックレートの設定内の1ステップずつ、増加される、またはコーデックレート増加シーケンス630に従って、1ステップずつ、増加されてもよい。コーデックレート増加は、適切なコーデックレート変更要求648を生成し、ノード606に送信することによって、ユーザ機器604によって、実装されてもよい。「輻輳中」とマーキングされたデータパケットが、コーデックレート増加タイマ640が起動中に受信されると、ユーザ機器604等の受信機は、前述のように、コーデックレートを減少させ、コーデックレート増加タイマ640は、再始動するであろう646。加えて、コーデックレート増加タイマ640は、コーデックレート増加タイマ640が切れると、再び、コーデックレートを増加させるために、コーデックレート増加タイマ640が切れると、再始動するであろう646。このように、例証的実施形態は、コーデックレートが、任意の他の制約がない限り、その最高にまで、徐々に漸増することができる、機構を提供する。
例証的実施形態によると、コーデックレート減少抑制タイマ632およびコーデックレート増加タイマ640は、独立して、動作してもよい。代替として、コーデックレート増加タイマ640は、コーデックレート減少抑制タイマ632が起動中、リセット646されなくてもよい。しかしながら、コーデックレート減少抑制時間634は、コーデックレート増加時間642と比較して、非常に短い可能性があるため、2つの選択肢間の性能に差異は、ほとんどない可能性が高い。
代替例証的実施形態によると、ユーザ機器604によって受信される、「輻輳中」とマーキングされたデータパケットは、コーデックレート増加タイマ640が起動中、コーデックレート増加タイマ640を再始動する目的のために、無視されてもよい。この場合、コーデックレート増加タイマ640は、コーデックレート増加タイマ640が起動中、マーキングされたパケットが、受信されると、再始動されない。本代替実施形態では、コーデックレート増加タイマ640が切れると、ユーザ機器604は、マーキングされたパケットが、コーデックレート増加タイマ640が起動中に受信されたかどうかをチェックする。マーキングされたパケットが、コーデックレート増加タイマ640が起動中、受信されていない場合、コーデックレートは、増加されてもよく、コーデックレート増加タイマ640は、再始動されてもよい。しかしながら、マーキングされたパケットが、コーデックレート増加タイマ640が起動中、受信される場合、コーデックレート増加タイマ640は、コーデックレートを増加させることなく、再始動される。この場合、コーデックレートが増加されることができる、次の可能性のある時は、コーデックレート増加タイマ640が次に切れた時である。前述のように、マーキングされたパケットが、コーデックレート増加タイマ640が起動中、受信されると常に、コーデックレート増加タイマ640を再始動するアプロートと比較して、本代替アプローチは、より単純であり得る。しかしながら、マーキングされたパケットが、コーデックレート増加タイマ640が始動された直後に受信され、他のマーキングされたパケットが、コーデックレート増加タイマ640が起動中、受信されない場合、ユーザ機器604は、コーデックレートを増加させる前に、コーデックレート増加時間周期が切れるのに、その全体の略2倍、待機しなければならないため、本代替アプローチは、コーデックレートを増加させるための時間を略2倍にするという効果を有する。
本明細書に開示されるように、輻輳制御のための明示的輻輳通知ベースのコーデック適応は、壊滅的状況を除き、優先ユーザおよび優先または緊急サービスにとって、望ましくないであろう。したがって、例証的実施形態によると、ユーザ機器604は、優先/緊急対処650を提供するための適切な機能性を含んでもよい。
緊急サービスは、通常、緊急アタッチまたは緊急公衆データネットワーク(PDN)接続確立のいずれかによって確立される接続等、緊急ベアラを介して、搬送される。したがって、ネットワーク602は、緊急ベアラのための本明細書に説明される明示的輻輳通知を可能にしなくてもよく、ユーザ機器604のための優先/緊急対処650は、本明細書に説明されるコーデックレート適応が、緊急ベアラ上に適用されないであろうことを把握するステップを含んでもよい。
例証的実施形態によると、正常動作下、優先/緊急対処650は、本明細書に説明されるコーデックレート適応が、優先ユーザおよび優先/緊急サービスに適用されないことを条件とする。しかしながら、壊滅的状態が生じる場合、緊急呼等の大量の同時サービス要求が、システムに行われ得る。例証的実施形態によると、優先/緊急対処650は、そのような緊急呼の数が、具体的閾値数を超える、または緊急呼であるすべての呼の割合が、閾値割合を超える場合、本明細書に開示されるコーデックレート適応をそのような緊急呼に提供するステップを提供してもよい。そのような壊滅的状態が生じる時の緊急呼の対処は、壊滅的状態が生じる時、緊急サービスのためのパケット送達において、ネットワーク602データパケットを「輻輳中」としてマーキングし、そうでなければ、そのようなデータパケットをマーキングしないことによって、実現されてもよい。
例証的実施形態によると、優先/緊急対処650は、非常に特別なユーザによる、非常に高い優先ユーザ機器604が、ポリシー制御ルールに従って、本明細書に説明されるように、および/またはホーム公衆陸上モバイルネットワーク(HPLMN)オペレータによって認証されたように、コーデックレート減少を実装する必要はないことを条件としてもよい。非常に高い優先ユーザ機器は、訪問先公衆陸上モバイルネットワーク(VPLMN)オペレータによって、コーデックレート減少を無視することが可能ではない場合がある。
図6の例証は、異なる実施形態が実装され得る方式に対して、物理的またはアーキテクチャ上の制限を含意することを意味にするものではない。例証されるものに加えて、および/またはその代わりに、他の構成要素が、使用されてもよい。いくつかの構成要素は、いくつかの実施形態では、不必要であってもよい。また、ブロックは、いくつかの機能構成要素を例証するために提示される。これらのブロックのうちの1つ以上は、異なる有利な実施形態において実装されると、組み合わせられる、および/または異なるブロックに分割されてもよい。
例証的実施形態による、コーデックレート減少の実施例は、図7に例証される。図7に提示される実施例は、例証的実施形態による、ネットワークからユーザ機器へと、ダウンリンク方向における輻輳が、ネットワークノード内で検出される時のコーデックレート減少を例証する。最初に、送信機ピアIPマルチメディアサブシステム用マルチメディア電話サービス(MTSI)クライアント702からのデータパケットは、12.2kbpsのレートにおいて、eNodeBネットワークノード等のネットワーク704およびネットワークノード706を介して、ユーザ機器(UE)708内のMTSIクライアントに送達される。最初は、輻輳を被っておらず、したがって、データパケットは、ノード706によって、「輻輳中」(CE)とマーキングされていない。ある時間点において、輻輳が、ノード710内に検出される。輻輳の検出に応答して、ノード706は、データパケットを「輻輳中」とマーキングし始める。そのようなマーキングされたパケットは、ユーザ機器708によって、受信される。マーキングされたパケットの受信に応答して、ユーザ機器708は、1ステップずつ、コーデックレートを減少させる712。ユーザ機器708によるコーデックレート減少は、ノード706およびネットワーク704を通して、クライアント702に、7.4kbpsへのレート変更を要求する、コーデックモード要求(CMR)714とともに、パケットを送信するステップを含む。同時に、レート変更の要求に伴って、ユーザ機器708は、コーデックレート減少抑制時間716およびコーデックレート増加時間718の起動を始動する。
輻輳が、ノード706内に継続して検出されるため、データパケットは、継続して、マーキングされる。しかしながら、コーデックレート減少抑制時間716が起動中である限り、ユーザ機器708によって受信されたマーキングされたパケットは、さらなるレート減少をもたらさない。最終的に、要求されたレート変更が、クライアント720によって受信され、伝送レートが、ユーザ機器708によって要求されるように、7.4kbpsまで減少される。パケットは、最終的に、減少されたコーデックレートが、ノード706内の輻輳のクリアをもたらすまで、ノード706によって、継続してマーキングされる。ノード706は、輻輳722における本緩和を検出し、したがって、本時点において、パケットのマーキングを停止する。コーデックレート抑制時間716が切れた721時点において、輻輳がクリアされ、パケットは、ノード706によってマーキングされず、したがって、さらなるコーデックレート減少は、ユーザ機器708によって、開始されない。
例証的実施形態による、コーデックレート増加の実施例は、図8に例証される。図8に提示される実施例は、例証的実施形態による、輻輳が、ネットワークノード内で検出されない時のネットワークからユーザ機器へと、ダウンリンク方向における、コーデックレート増加を例証する。最初、送信機ピアIPマルチメディアサブシステム用マルチメディア電話サービス(MTSI)クライアント802からのデータパケットは、5.9kbpsのレートにおいて、eNodeBネットワークノード等のネットワーク804およびネットワークノード806を介して、ユーザ機器(UE)808内のMTSIクライアントに送達される。輻輳は、ノード812内に検出されず、したがって、データパケットは、ノード806によって、「輻輳中」(CE)とマーキングされない。コーデックレート増加タイマは、前のレート減少814の結果、起動中である。コーデックレート増加タイマが起動中である限り、クライアント808は、クライアント808によって受信されたデータパケットが、マーキングされておらず、輻輳を示さないが、コーデックレートの増加を試行しない。
最終的に、コーデックレート増加タイマは、切れる816。コーデックレート増加タイマが切れるのに応答して、ユーザ機器808は、1ステップずつ、コーデックレートを増加させる818。ユーザ機器808によるコーデックレート増加は、ノード806およびネットワーク804を介して、クライアント802に、7.4kbpsまでのレート増加を要求する、コーデックモード要求(CMR)820とともに、パケットを送信するステップを含む。同時に、レート増加の要求に伴って、ユーザ機器808は、コーデックレート増加タイマ822を再始動させる。最終的に、ユーザ機器808からのレート増加要求は、クライアント802によって受信され、クライアント802は、要求に応じて、伝送レートを7.4kbpsまで増加824させる。増加されたコーデックレートは、輻輳をもたらさず、したがって、データパケットは、継続して、マーキングされない。
最終的に、再始動されたコーデックレート増加タイマが切れる826。コーデックレート増加タイマが再び切れるのに応答して、ユーザ機器808は、別のステップ828によって、コーデックレートを増加させる。ユーザ機器808による本コーデックレート増加は、ノード806およびネットワーク804を介して、クライアント802に、12.2kbpsまでのレート増加を要求する、コーデックモード要求(CMR)830とともに、パケットを送信するステップを含む。同時に、レート増加の要求に伴って、ユーザ機器808は、コーデックレート増加タイマ832を再始動する。最終的に、ユーザ機器808からのレート増加要求は、クライアント802によって受信され、クライアント802は、要求に応じて、伝送レートを12.2kbps834まで増加させる。さらに増加されたコーデックレートは、輻輳をもたらさず、したがって、データパケットは、継続してマーキングされない。
図9の流れ図は、例証的実施形態による、コーデックレート減少のための例示的方法900を例証する。方法900は、例えば、図3のユーザ機器300等、ユーザ機器内に実装されてもよい。受信されたデータパケットは、好ましくは、「輻輳中」とマーキングされたパケットが検出される時を判定するために、継続して検証される(ステップ902)。マーキングされたパケットが検出されると、可能である場合、レートが減少される(ステップ904)。例えば、ステップ904は、一式のネゴシエートまたは規定されたコーデックレート内の1ステップずつ、またはコーデックレート減少シーケンスに従って、1ステップずつ、コーデックレートを減少させるステップを含んでもよい。コーデックレートが、既に、最低レートである場合、コーデックレートを減少させることは可能でない場合がある。ステップ904は、適切なコーデックレート変更要求を生成し、ユーザ機器からネットワークに、送信するステップを含んでもよい。コーデックレート減少抑制タイマは、好ましくは、ステップ904と実質的に同一時間または同時に、始動される(ステップ906)。ステップ904および906は、任意の順序で行われてもよい。コーデックレート減少抑制タイマが切れるまで、別のマーキングされたデータパケットが、本時間の間に、受信される場合でも、レートを減少させるためのさらなる措置は講じられない。コーデックレート減少抑制タイマが切れたと判定されると(ステップ908)、方法は、ステップ902に戻り、さらなるレート減少が要求されることを示す、マーキングされたデータパケットを検索する。
図10の流れ図は、例証的実施形態による、コーデックレート増加のための例示的方法1000を例証する。方法1000は、例えば、図3のユーザ機器300等、ユーザ機器内に実装されてもよい。方法1000は、コーデックレート増加タイマを始動することによって開始する(ステップ1002)。「輻輳中」とマーキングされたパケットが、コーデックレート増加タイマが起動中の時間の間、受信されたかどうか判定される(ステップ1004)。マーキングされたパケットが、コーデックレート増加タイマが起動中の時間の間、受信される場合、コーデックレート増加タイマは、ステップ1002に戻ることによって、再始動される。コーデックレート増加タイマが切れた時が判定される(ステップ1006)。コーデックレート増加時間が切れると、現在のレートが、最高レートであるかどうか判定される(ステップ1008)。現在のレートが、最高レートであると判定される場合、さらなるレート増加は不可能であって、コーデックレート増加タイマは、ステップ1002に戻ることによって、再始動される。現在のレートが、最高レートではないと判定される場合、コーデックレートは、増加される(ステップ1012)。ステップ1012は、一式のネゴシエートされたコーデックレート内の1ステップずつ、またはコーデックレート増加シーケンスに従って、1ステップずつ、コーデックレートを増加させるステップを含んでもよい。ステップ1012は、適切なコーデックレート変更要求を生成し、ユーザ機器から送信するステップを含んでもよい。コーデックレート増加タイマは、ステップ1002に戻ることによって、レートを増加させた後、再始動される。
図11の流れ図は、例証的実施形態による、コーデックレート増加のための別の方法1100の実施例を例証する。方法1100は、例えば、図3のユーザ機器300等、ユーザ機器内に実装されてもよい。方法1100は、コーデックレート増加タイマを始動することによって、開始する(ステップ1102)。コーデックレート増加タイマが切れた時が判定される(ステップ1104)。コーデックレート増加タイマが切れたと判定されると、「輻輳中」とマーキングされたパケットが、コーデックレート増加タイマによって計時されたレート増加時間の間、受信されたかどうか判定される(ステップ1106)。マーキングされたパケットが、レート増加時間の間、受信される場合、コーデックレート増加タイマは、ステップ1102に戻ることによって、再始動される。マーキングされたパケットが、レート増加時間の間、受信されない場合、現在のレートが、最高レートであるかどうか判定される(ステップ1108)。現在のレートが、最高レートである場合、レート内の増加は不可能であって、コーデックレート増加タイマは、ステップ1102に戻ることによって、再始動される。現在のレートが、最高レートではない場合、コーデックレートは、増加される(ステップ1112)。ステップ1112は、一式のネゴシエートされたコーデックレート内の1ステップずつ、またはコーデックレート増加シーケンスに従って、1ステップずつ、コーデックレートを増加するステップを含んでもよい。ステップ1112は、適切なコーデックレート変更要求を生成し、ユーザ機器から送信するステップを含んでもよい。コーデックレート増加タイマは、ステップ1002に戻ることによって、レートを増加させた後、再始動される。
図12の流れ図は、例証的実施形態による、レート適応のための方法1200の別の実施例を例証する。方法1200に従って、明示的輻輳通知(ECN)を使用するコーデックレートの適応は、2つのパラメータ、コードレート減少抑制時間およびコードレート増加時間によって、制御される。これらのパラメータは、例えば、オープンモバイルアライアンス-デバイス管理(OMA-DM)を使用する、オペレータポリシーに基づいて、IPマルチメディアサブシステム用マルチメディア電話サービス(MTSI)クライアントに構成されてもよい。パラメータが、構成されない場合、それぞれ200msおよび10秒のデフォルト値が、使用されてもよい。
ECNをサポートし、そのネゴシエートを行った、端末内の受信MTSIクライアントが、受信されたインターネットプロトコル/ユーザデータグラムプロトコル/リアルタイムトランスポートプロトコル(IP/UDP/RTP)パケット内のECN「輻輳中」(CE)マーキングを検出したかどうか、判定される(ステップ1202)。マーキングされたパケットが受信される場合、受信MTSIクライアントが、既に、最低コーデックレートで動作しているかどうか、判定される(ステップ1204)。MTSIクライアントが、既に、最低コーデックレートで動作していない場合、端末内の受信MTSIクライアントは、一式のネゴシエートされたコーデックレート内の1コーデックレートずつ、コーデックレートを減少させる(ステップ1206)。端末内の受信MTSIクライアントは、コーデックによってサポートされる場合、RTPペイロード内のコーデックモード要求(CMR)ビットを介して、およびコーデックのためのRTPペイロードが、CMRフィールドをサポートしない場合、一時的最大メディアストリームビットレート要求(TMMBR)メッセージを介して、送信機に、新しいコードレートを通知する(ステップ1208)。端末内の受信MTSIクライアントは、コーデックレート減少抑制時間の値を伴う、コーデックレート減少抑制タイマを始動する(ステップ1210)。端末内の受信MTSIクライアントは、コーデックレート増加時間の値を伴う、コーデックレート増加タイマを開始する、または、既に、起動を開始している場合、再始動する(ステップ1216)。
コーデックレート減少抑制タイマが起動中であるかどうか、判定される(ステップ1212)。コーデックレート減少抑制タイマが起動中である場合、端末内の受信MTSIクライアントは、受信されたIP/UDP/RTPパケットのECNマーキングに作用しないであろう(ステップ1214)。コーデックレート減少抑制タイマが切れる場合、端末内の受信MTSIクライアントは、再び、受信されたIP/UDP/RTPパケットのECNマーキングに作用するであろう。
コーデックレート増加タイマが切れたかどうか、判定される(ステップ1218)。その時間周期の間、ECN-CEマーキングされたIP/UDP/RTPパケットが受信されていないかどうか、判定される(ステップ1220)。レートが、既に、最高コーデックレートであるかどうか、判定される(ステップ1222)。コーデックレートタイマが切れ、その時間周期の間、ECN-CEマーキングされたIP/UDP/RTOパケットが受信されておらず、レートが、既に、最高コーデックレートではない場合、端末内のMTSIクライアントは、一式のネゴシエートされたコーデックレート内の1コーデックレートずつ、コーデックレートを増加させる(ステップ1224)。端末内の受信MTSIクライアントは、コーデックによってサポートされている場合、RTPペイロード内のCMRビットを介して、およびコーデックのためのRTPペイロードが、CMRフィールドをサポートしていない場合、TMMBRメッセージを介して、送信機に、新しいコーデックレートを通知する(ステップ1226)。次いで、端末内の受信MTSIクライアントは、コーデックレート増加時間の値を伴う、コーデックレート増加タイマを始動させる。
異なる描写される実施形態における流れ図およびブロック図は、異なる例証的実施形態における、装置および方法のいくつかの可能性のある実装のアーキテクチャ、機能性、ならびに動作を例証する。この点において、流れ図またはブロック図内の各ブロックは、モジュール、セグメント、機能、あるいは動作またはステップの一部を表してもよい。いくつかの代替実装では、ブロック内に記載される機能または複数の機能は、図面に記載される順序から外れて、生じてもよい。例えば、ある場合には、連続して示される2つのブロックは、伴われる機能性に応じて、実質的に並行して、実装されてもよく、またはブロックは、時として、逆の順番で実行されてもよい。
異なる例証的実施形態の説明が、例証および説明の目的のために提示されたが、排他的である、または実施形態を開示される形式に限定することを意図するものではない。多くの修正および変形例が、当業者には明白であろう。例証的実施例では、ユーザ機器は、携帯電話に関連して説明された。異なる例証的実施形態は、移動プラットフォーム、定常プラットフォーム、陸地ベースの構造、水域ベースの構造、宇宙ベースの構造、スマートフォン、携帯端末、デスクトップコンピュータ、サーバコンピュータ、セットトップボックス、ゲームコンソール、ワークステーション、および任意の他の好適なプラットフォーム等、説明されるものに加え、またはその代わりに、他の種類のプラットフォームに適用されてもよい。構成要素は、いくつかの異なる方法において、プラットフォーム内に含まれてもよい。例えば、構成要素は、プラットフォーム内、プラットフォーム外に位置する、プラットフォームの一部として形成される、プラットフォームに機械的に固定される、または別様に、プラットフォームと関連付けられてもよい。
選択される実施形態または複数の実施形態は、実施形態、実践的用途の原理を最良に説明し、かつ当業者が、企図される特定の使用に好適であるように、種々の修正を伴う、種々の実施形態のために、本開示を理解可能にするように、選択され、説明される。
本明細書に開示される実施形態は、特に、UMTS地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)または進化型UTRAN(E-UTRAN)において、バイナリ「輻輳中」マーキングを使用して、明示的輻輳通知ベースのコーデック適応のための機構に適応される。ロングタームエボリューション(LTE)の場合、コーデックレート適応の観点における関連仕様は、IPマルチメディアサブシステム(MTSI)を介したマルチメディア電話サービスを規定する、3GPPTS26.114である。例証的実施形態もまた、他の通信システムおよび無線または固定ネットワークにも適用可能である。
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)
ネットワーク上の輻輳を制御するためのコンピュータ実装方法であって、
ネットワーク上のノードにおける第1の輻輳の指示の受信に応答して、前記ネットワーク上のデータ転送レートを減少させることと、
前記ネットワーク上のデータ転送レートの減少に応答して、タイマを開始することと、
前記ネットワーク上での第2の輻輳の指示の受信に応答して、前記タイマが時間切れとなったかどうかを判定することと、
前記タイマが時間切れとなったことの判定に応答して、データ転送レート減少ポリシーに従って、前記ネットワーク上のデータ転送レートをさらに減少させることと、
を含む、コンピュータ実装方法。
(項目2)
前記ネットワーク上のデータ転送レートを減少させることは、
複数の規定されたデータ転送レートの第1のデータ転送レートから、前記第1のデータ転送レートと比較して、前記複数の規定されたデータ転送レートの次に低いデータ転送レートである、第2のデータ転送レートに、前記データ転送レートを減少させること
を含む、項目1に記載のコンピュータ実装方法。
(項目3)
データ転送レート減少ポリシーに従って、前記ネットワーク上のデータ転送レートをさらに減少させることは、
前記第2のデータ転送レートを、前記第2のデータ転送レートと比較して、前記複数の規定されたデータ転送レートの次に低いデータ転送レートである、第3のデータ転送レートまで減少させること
を含む、項目2に記載のコンピュータ実装方法。
(項目4)
データ転送レート減少ポリシーに従って、前記ネットワーク上のデータ転送レートをさらに減少させることは、
前記データ転送レートをさらに減少させるかどうかを判定することと、
前記データ転送レートをさらに減少されるという判定に応答して、前記データ転送レートをさらに減少させることと
を含む、項目2に記載のコンピュータ実装方法。
(項目5)
前記データ転送レートをさらに減少させることは、
前記第2のデータ転送レートを、前記第2のデータ転送レートと比較して、前記複数の規定されたデータ転送レートの次に低いデータ転送レートである、第3のデータ転送レートまで減少させること、または前記第2のデータ転送レートを、前記複数の規定されたデータ転送レートの最低データ転送レートまで減少させること
のうちの1つを含む、項目4に記載のコンピュータ実装方法。
(項目6)
前記タイマは、約100ミリ秒から約200ミリ秒以内に時間切れとなる、項目1に記載のコンピュータ実装方法。
(項目7)
前記タイマは、第1のタイマを含み、
前記ネットワーク上のデータ転送レートの減少に応答して、第2のタイマを開始することと、
前記ネットワーク上の輻輳が緩和されたという判定に応答して、かつ前記第2のタイマが時間切れになったという判定に応答して、データ転送レート増加ポリシーに従って、前記ネットワーク上のデータ転送レートを増加させることと
をさらに含む、項目1に記載のコンピュータ実装方法。
(項目8)
複数のデータ転送レートを規定することをさらに含み、データ転送レート増加ポリシーに従って、前記ネットワーク上のデータ転送レートを増加させることは、
前記複数の規定されたデータ転送レートの第1のデータ転送レートから、前記第1のデータ転送レートと比較して、前記複数の規定されたデータ転送レートの次に高いデータ転送レートである、第2のデータ転送レートに、前記データ転送レートを増加させること
を含む、項目7に記載のコンピュータ実装方法。
(項目9)
前記第2のタイマの開始後、前記ネットワーク上の輻輳の指示を受信することと、
前記第2のタイマの開始後、前記ネットワーク上の輻輳の指示の受信に応答して、前記輻輳の指示の受信に応じて、前記第2のタイマを再始動すること、または前記第2のタイマが時間切れになった後、前記第2のタイマを再始動することのうちの1つと
をさらに含む、項目7に記載のコンピュータ実装方法。
(項目10)
前記第2のタイマは、約10秒以上以内に時間切れとなる、項目7に記載のコンピュータ実装方法。
(項目11)
ネットワーク上の輻輳を制御するためのコンピュータ実装方法であって、
ネットワーク上のノードにおける輻輳の指示の受信に応答して、前記ネットワーク上のデータ転送レートを減少させることと、
前記ネットワーク上のデータ転送レートの減少に応答して、タイマを開始することと、
前記ネットワーク上の輻輳が緩和されたという指示の受信に応答して、前記タイマが時間切れとなったかどうかを判定することと、
前記タイマが時間切れとなったことの判定に応答して、データ転送レート増加ポリシーに従って、前記ネットワーク上のデータ転送レートを増加させることと
を含む、コンピュータ実装方法。
(項目12)
通信ネットワークと、
前記ネットワーク上でデータパケットを送信するように構成される、送信機と、
前記ネットワーク上の第1の輻輳の指示の受信に応答して、前記送信機によって、前記ネットワーク上で送信されたデータパケットのデータ転送レートを減少させるように構成される、輻輳応答モジュールと、
前記ネットワーク上で減少される前記データ転送レートに応答して開始される、タイマと
を含み、
前記輻輳応答モジュールは、前記ネットワーク上での第2の輻輳の指示の受信に応答して、かつ前記タイマの時間切れに応答して、データ転送レート減少ポリシーに従って、前記送信機によって、前記ネットワーク上で送信されたデータパケットの前記データ転送レートをさらに減少させるように構成される、装置。
(項目13)
前記輻輳応答モジュールは、複数の規定されたデータ転送レートの第1のデータ転送レートから、前記第1のデータ転送レートと比較して、前記複数の規定されたデータ転送レートの次に低いデータ転送レートである、第2のデータ転送レートに、前記データ転送レートを減少させるように構成される、項目12に記載の装置。
(項目14)
データ転送レート減少ポリシーに従って、前記送信機によって、前記ネットワーク上で送信されるデータパケットの前記データ転送レートをさらに減少させるように構成される、前記輻輳応答モジュールは、
前記データ転送レートをさらに減少させるという判定に応答して、前記送信機によって、前記ネットワーク上で送信されるデータパケットの前記データ転送レートをさらに減少させるように構成される、輻輳応答モジュール
を含む、項目13に記載の装置。
(項目15)
データ転送レート減少ポリシーに従って、前記送信機によって、前記ネットワーク上で送信されるデータパケットの前記データ転送レートをさらに減少させるように構成される、前記輻輳応答モジュールは、
前記第2のデータ転送レートを、前記第2のデータ転送レートと比較して、前記複数の規定されたデータ転送レートの次に低いデータ転送レートである、第3のデータ転送レートまで減少させること、または前記第2のデータ転送レートを、前記複数の規定されたデータ転送レートの最低データ転送レートまで減少させることのうちの1つを行うように構成される、輻輳応答モジュール
を含む、項目14に記載の装置。
(項目16)
前記タイマは、第1のタイマを含み、さらに、
前記ネットワーク上で減少される前記データ転送レートに応答して開始される、第2のタイマを含み、
前記輻輳応答モジュールは、前記ネットワーク上の輻輳が緩和されたという判定に応答して、かつ前記第2のタイマが時間切れになったという判定に応答して、データ転送レート増加ポリシーに従って、前記ネットワーク上のデータ転送レートを増加させるように構成される、項目12に記載の装置。
(項目17)
前記第1のタイマは、約100ミリ秒から約200ミリ秒以内に時間切れとなり、前記第2のタイマは、約10秒以上以内に時間切れとなる、項目16に記載の装置。
(項目18)
通信ネットワークと、
前記ネットワーク上でデータパケットを送信するように構成される、送信機と、
前記ネットワーク上の第1の輻輳の指示の受信に応答して、前記送信機によって、前記ネットワーク上で送信されたデータパケットのデータ転送レートを減少させるように構成される、輻輳応答モジュールと、
前記ネットワーク上で減少される前記データ転送レートに応答して開始される、タイマと
を含み、
前記輻輳応答モジュールは、前記ネットワーク上の輻輳が緩和されたという指示の受信に応答して、かつ前記タイマの時間切れに応答して、データ転送レート増加ポリシーに従って、前記送信機によって、前記ネットワーク上で送信されるデータパケットの前記データ転送レートを増加させるように構成される、装置。
(項目19)
ネットワーク上の輻輳を制御するためのコンピュータ実装方法であって、
明示的輻輳通知に応答して、送信機と受信機との間に、最高データ転送レートを確立することであって、前記最高データレートは、前記送信機によって使用されることが想定される、ことと、
輻輳の指示の受信に応答して、レート適応として設定される、より低いデータレートを判定することであって、前記レート適応は、レート適応シーケンスに基づいて、設定される、ことと
を含む、コンピュータ実装方法。
(項目20)
前記レート適応シーケンスは、システムレベル構成パラメータを含み、前記システムレベル構成パラメータは、ネットワークによって提供される、項目19に記載のコンピュータ実装方法。
(項目21)
前記システムレベル構成パラメータは、オープンモバイルアライアンス(OMA)管理オブジェクトを含む、項目20に記載のコンピュータ実装方法。
(項目22)
前記レート適応シーケンスは、送信機および受信機終点内に記憶される、項目19に記載のコンピュータ実装方法。
(項目23)
前記レート適応シーケンスは、前記より低いデータレートを判定する時に使用される、ビットレートのリストを含む、項目19に記載のコンピュータ実装方法。
(項目24)
前記ビットレートのリスト内の入力は、前記レート適応シーケンス内のデータレートに対応するスカラー値を含む、項目23に記載のコンピュータ実装方法。

Claims (24)

  1. ネットワーク上の輻輳を制御するためのコンピュータ実装方法であって、
    ネットワーク上のノードにおける第1の輻輳の指示の受信に応答して、前記ネットワーク上のデータ転送レートを減少させることと、
    前記ネットワーク上のデータ転送レートの減少に応答して、タイマを開始することと、
    前記ネットワーク上での第2の輻輳の指示の受信に応答して、前記タイマが時間切れとなったかどうかを判定することと、
    前記タイマが時間切れとなったことの判定に応答して、データ転送レート減少ポリシーに従って、前記ネットワーク上のデータ転送レートをさらに減少させることと、
    を含む、コンピュータ実装方法。
  2. 前記ネットワーク上のデータ転送レートを減少させることは、
    複数の規定されたデータ転送レートの第1のデータ転送レートから、前記第1のデータ転送レートと比較して、前記複数の規定されたデータ転送レートの次に低いデータ転送レートである、第2のデータ転送レートに、前記データ転送レートを減少させること
    を含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  3. データ転送レート減少ポリシーに従って、前記ネットワーク上のデータ転送レートをさらに減少させることは、
    前記第2のデータ転送レートを、前記第2のデータ転送レートと比較して、前記複数の規定されたデータ転送レートの次に低いデータ転送レートである、第3のデータ転送レートまで減少させること
    を含む、請求項2に記載のコンピュータ実装方法。
  4. データ転送レート減少ポリシーに従って、前記ネットワーク上のデータ転送レートをさらに減少させることは、
    前記データ転送レートをさらに減少させるかどうかを判定することと、
    前記データ転送レートをさらに減少されるという判定に応答して、前記データ転送レートをさらに減少させることと
    を含む、請求項2に記載のコンピュータ実装方法。
  5. 前記データ転送レートをさらに減少させることは、
    前記第2のデータ転送レートを、前記第2のデータ転送レートと比較して、前記複数の規定されたデータ転送レートの次に低いデータ転送レートである、第3のデータ転送レートまで減少させること、または前記第2のデータ転送レートを、前記複数の規定されたデータ転送レートの最低データ転送レートまで減少させること
    のうちの1つを含む、請求項4に記載のコンピュータ実装方法。
  6. 前記タイマは、約100ミリ秒から約200ミリ秒以内に時間切れとなる、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  7. 前記タイマは、第1のタイマを含み、
    前記ネットワーク上のデータ転送レートの減少に応答して、第2のタイマを開始することと、
    前記ネットワーク上の輻輳が緩和されたという判定に応答して、かつ前記第2のタイマが時間切れになったという判定に応答して、データ転送レート増加ポリシーに従って、前記ネットワーク上のデータ転送レートを増加させることと
    をさらに含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  8. 複数のデータ転送レートを規定することをさらに含み、データ転送レート増加ポリシーに従って、前記ネットワーク上のデータ転送レートを増加させることは、
    前記複数の規定されたデータ転送レートの第1のデータ転送レートから、前記第1のデータ転送レートと比較して、前記複数の規定されたデータ転送レートの次に高いデータ転送レートである、第2のデータ転送レートに、前記データ転送レートを増加させること
    を含む、請求項7に記載のコンピュータ実装方法。
  9. 前記第2のタイマの開始後、前記ネットワーク上の輻輳の指示を受信することと、
    前記第2のタイマの開始後、前記ネットワーク上の輻輳の指示の受信に応答して、前記輻輳の指示の受信に応じて、前記第2のタイマを再始動すること、または前記第2のタイマが時間切れになった後、前記第2のタイマを再始動することのうちの1つと
    をさらに含む、請求項7に記載のコンピュータ実装方法。
  10. 前記第2のタイマは、約10秒以上以内に時間切れとなる、請求項7に記載のコンピュータ実装方法。
  11. ネットワーク上の輻輳を制御するためのコンピュータ実装方法であって、
    ネットワーク上のノードにおける輻輳の指示の受信に応答して、前記ネットワーク上のデータ転送レートを減少させることと、
    前記ネットワーク上のデータ転送レートの減少に応答して、タイマを開始することと、
    前記ネットワーク上の輻輳が緩和されたという指示の受信に応答して、前記タイマが時間切れとなったかどうかを判定することと、
    前記タイマが時間切れとなったことの判定に応答して、データ転送レート増加ポリシーに従って、前記ネットワーク上のデータ転送レートを増加させることと
    を含む、コンピュータ実装方法。
  12. 通信ネットワークと、
    前記ネットワーク上でデータパケットを送信するように構成される、送信機と、
    前記ネットワーク上の第1の輻輳の指示の受信に応答して、前記送信機によって、前記ネットワーク上で送信されたデータパケットのデータ転送レートを減少させるように構成される、輻輳応答モジュールと、
    前記ネットワーク上で減少される前記データ転送レートに応答して開始される、タイマと
    を含み、
    前記輻輳応答モジュールは、前記ネットワーク上での第2の輻輳の指示の受信に応答して、かつ前記タイマの時間切れに応答して、データ転送レート減少ポリシーに従って、前記送信機によって、前記ネットワーク上で送信されたデータパケットの前記データ転送レートをさらに減少させるように構成される、装置。
  13. 前記輻輳応答モジュールは、複数の規定されたデータ転送レートの第1のデータ転送レートから、前記第1のデータ転送レートと比較して、前記複数の規定されたデータ転送レートの次に低いデータ転送レートである、第2のデータ転送レートに、前記データ転送レートを減少させるように構成される、請求項12に記載の装置。
  14. データ転送レート減少ポリシーに従って、前記送信機によって、前記ネットワーク上で送信されるデータパケットの前記データ転送レートをさらに減少させるように構成される、前記輻輳応答モジュールは、
    前記データ転送レートをさらに減少させるという判定に応答して、前記送信機によって、前記ネットワーク上で送信されるデータパケットの前記データ転送レートをさらに減少させるように構成される、輻輳応答モジュール
    を含む、請求項13に記載の装置。
  15. データ転送レート減少ポリシーに従って、前記送信機によって、前記ネットワーク上で送信されるデータパケットの前記データ転送レートをさらに減少させるように構成される、前記輻輳応答モジュールは、
    前記第2のデータ転送レートを、前記第2のデータ転送レートと比較して、前記複数の規定されたデータ転送レートの次に低いデータ転送レートである、第3のデータ転送レートまで減少させること、または前記第2のデータ転送レートを、前記複数の規定されたデータ転送レートの最低データ転送レートまで減少させることのうちの1つを行うように構成される、輻輳応答モジュール
    を含む、請求項14に記載の装置。
  16. 前記タイマは、第1のタイマを含み、さらに、
    前記ネットワーク上で減少される前記データ転送レートに応答して開始される、第2のタイマを含み、
    前記輻輳応答モジュールは、前記ネットワーク上の輻輳が緩和されたという判定に応答して、かつ前記第2のタイマが時間切れになったという判定に応答して、データ転送レート増加ポリシーに従って、前記ネットワーク上のデータ転送レートを増加させるように構成される、請求項12に記載の装置。
  17. 前記第1のタイマは、約100ミリ秒から約200ミリ秒以内に時間切れとなり、前記第2のタイマは、約10秒以上以内に時間切れとなる、請求項16に記載の装置。
  18. 通信ネットワークと、
    前記ネットワーク上でデータパケットを送信するように構成される、送信機と、
    前記ネットワーク上の第1の輻輳の指示の受信に応答して、前記送信機によって、前記ネットワーク上で送信されたデータパケットのデータ転送レートを減少させるように構成される、輻輳応答モジュールと、
    前記ネットワーク上で減少される前記データ転送レートに応答して開始される、タイマと
    を含み、
    前記輻輳応答モジュールは、前記ネットワーク上の輻輳が緩和されたという指示の受信に応答して、かつ前記タイマの時間切れに応答して、データ転送レート増加ポリシーに従って、前記送信機によって、前記ネットワーク上で送信されるデータパケットの前記データ転送レートを増加させるように構成される、装置。
  19. ネットワーク上の輻輳を制御するためのコンピュータ実装方法であって、
    明示的輻輳通知に応答して、送信機と受信機との間に、最高データ転送レートを確立することであって、前記最高データレートは、前記送信機によって使用されることが想定される、ことと、
    輻輳の指示の受信に応答して、レート適応として設定される、より低いデータレートを判定することであって、前記レート適応は、レート適応シーケンスに基づいて、設定される、ことと
    を含む、コンピュータ実装方法。
  20. 前記レート適応シーケンスは、システムレベル構成パラメータを含み、前記システムレベル構成パラメータは、ネットワークによって提供される、請求項19に記載のコンピュータ実装方法。
  21. 前記システムレベル構成パラメータは、オープンモバイルアライアンス(OMA)管理オブジェクトを含む、請求項20に記載のコンピュータ実装方法。
  22. 前記レート適応シーケンスは、送信機および受信機終点内に記憶される、請求項19に記載のコンピュータ実装方法。
  23. 前記レート適応シーケンスは、前記より低いデータレートを判定する時に使用される、ビットレートのリストを含む、請求項19に記載のコンピュータ実装方法。
  24. 前記ビットレートのリスト内の入力は、前記レート適応シーケンス内のデータレートに対応するスカラー値を含む、請求項23に記載のコンピュータ実装方法。
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