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Description
本発明は、請求項1のプリアンブルに対応する自動車用静電容量検出アセンブリーに関する。
このような静電容量検出アセンブリー(静電容量検出器)は、電極としての少なくとも1つの(第1の)電気導電要素によって形成され、また、評価ユニットに接続されているあるいは接続される少なくとも1つの静電容量検出要素を有している。評価ユニットは、周囲ならびに少なくとも1つの(電位導出)電気基準導電要素に対する静電容量検出要素の静電結合に依存する少なくとも1つの測定パラメータを検出し、評価する。少なくとも1つの電気基準導電要素は、前記測定パラメータ、あるいはより一般的には、静電容量検出要素が周囲と静電結合している間における測定パラメータを決定する時に、電気基準電位(零電位)を形成あるいは規定し、また、静電容量検出要素、特に、第1の電気導電要素から離れて配置されている。“導電要素”という用語は、現時点では、一般的に、ケーブル、平導体、電気導電フィルムあるいは電気導電構成要素(電気導電アセンブリー)としての任意の他の形式で提供可能な1つあるいは複数の電気導電要素に対して用いられる。
割り当てられた評価ユニットは、特に、適切な自動車要素、例えば、自動車ボディの構成要素、自動車シートの構成要素あるいは電気発熱要素によって規定可能な基準電位に対する静電容量検出要素の静電結合に依存する測定値(例えば、測定電流)の変化を決定し、評価することができる。前記静電結合、したがって、前記測定値は、静電容量検出要素の周囲に自動車乗員あるいは他の物体が存在することによって影響を受ける。静電容量検出要素が自動車シートに統合されている場合には、例えば、シート上に位置する自動車乗員の存在を決定可能であり、また、乗員の状態を決定可能であり、あるいは、チャイルドシートを認識可能である。
静電容量検出要素を形成するために、電極としての少なくとも1つの電気導電要素を検出マット(sensor mat)に設けることは、米国特許第6563231号明細書により公知である。検出マットは、自動車の特定のシートが自動車乗員によって占有されていることを決定することができるようにするために、自動車部分に占有検出器(着座検出器)として配置されている。具体的には、検出マットは、静電容量検出要素として作用する電気導電要素とともに、例えば自動車シートのシート表面、特に、シートカバーとシートクッションの間、すなわち、ほぼシートカバーの下部およびクッション発砲体の上部に配置されている。自動車乗員がこのような検出器を備えている自動車シート上に位置するか否かを決定するために、検出マットと基準電位(零電位)、例えば、自動車フロア(アース)あるいは検出マット内に統合されている少なくとも一つの基準導電要素によって規定される基準電位のキャリア(carrier)との間の静電容量が決定される。これは、決して(直接の)静電容量測定によって直接に見出す必要はなく、前述した静電容量に関連付けられている任意の電気値の測定によって見出してもよい。その測定値は、(検出マットと基準電位のキャリアとの間の)静電容量に依存する。例えば、静電容量検出アセンブリーがステアリングホイール内に統合されているドイツ第10048956号特許明細書の場合のように、(静電容量検出要素として作用する電気導電要素内のあるいは電気導電要素への)電流の測定によって見出すことができる。
自動車乗員が対応する自動車シート上に位置すると、静静容量は、乗員の静電結合による影響を受けることになり、静電容量は、シート表面(あるいは、そこに設けられている静電容量検出要素)と自動車乗員との間の静電容量ならびに自動車乗員と基準電位との間の静電容量との結合(具体的な状態、例えばほぼ直列接続されている状態に依存する)に対応するものとなる。このため、他方の電極としての基準電位を有する基準導電要素を自動車シート内あるいは検出マット内に統合することによって、基準電位のキャリアと検出される自動車乗員との間の距離を減少させることができ、これにより、測定感度を向上させることができる。
このような配置を備えていることにより、自動車乗員が対応する自動車シート上に直接に位置(着座)しているか否か、あるいは幼児が占有するチャイルドシートが自動車シートに取り付けられているか否かを識別することができる。この決定は、例えば、チャイルドシートによる非占有あるいは占有によって、対応するシートに割り当てられている1つまたは複数のエアバッグを、任意選択的に非作動化させるために使用可能である。したがって、静電容量検出アセンブリーは、自動車の安全装置を作動(アクティベイト)あるいは停止(ディアクティベイト)させるためだけでなく、自動車の他の機能、例えば警報機能あるいは制御機能を作動(トリガー)させるための乗員検出器として使用することができる。
更に、検出要素として作用する少なくとも1つの電気導電要素のほかに検出マット上に、電気的に作動する発熱導電体を追加的に配置することは経験的に知られている。発熱導電体は、第1の電気導電要素から離れて配置され、また、ステアリングホイール、自動車シートあるいは他の自動車部分を加熱するために通電により熱を発生する。
静電容量検出要素のほかに少なくとも1つの電気発熱要素および/または少なくとも1つの基準導電要素を備える静電容量検出システムでは、静電容量検出要素を形成する(第1の)電気導電要素ならびに電気発熱要素あるいはそれぞれの基準導電要素を形成する発熱導電体の間の規定された間隔の順守は、シートが自動車乗員によって占有されている(自動車乗員が着座している)ことに関する信頼できる告知を得ることができるようにするために重要である。測定値における湿気および湿りの影響は、特に、検出要素と発熱要素あるいは検出要素と基準導電要素との間の距離に依存する。
本発明の課題は、前述した欠点を避ける自動車用静電容量検出アセンブリーを提供することである。
本発明では、この課題は、請求項1の特徴を有する静電容量検出アセンブリーを提供することによって解決される。
したがって、静電容量検出要素を形成する検出アセンブリーの第1の電気導電要素は、(長手方向に沿った)外部電電体として設けられ、また、内部導電体を形式する(また、外部導電体が延びている方向−曲がっていてもよい−に沿って続いている)、(電気基準電位を規定する)電気基準導電要素を囲んでいる。
これにより、基準導電要素に関する静電容量検出要素を形成する第1の電気導電要素の規定された配置は、簡単な方法で得られ。この配置は、特に、第1の電気導電要素(外部導電体)と基準導電要素(内部導電体)の間の距離が、動作時に常に一定に保持されるように設定可能であり、あるいは、任意の外部状態、例えば圧力に依存して、規定された距離変化が可能であるように設定可能である。それによって、基準導電要素(電位導出要素)は、特に(第1の導電要素に対応する電極として)各場合における(静電容量)測定に対する基準電位を規定する。
規定された状態を提供するために、特に、第1の導電要素および基準導電要素に交差(例えば、第1の導電要素と発熱導電体が延びている方向に対して実質的に垂直)する、検出アセンブリーの断面において、第1の導電要素が基準導電要素を完全に囲むように、したがって、断面において、閉じている曲線の形式で囲むように構成可能である。
検出アセンブリーの包括的な応用、例えば、周囲に人が存在することを検出することができるようにするためだけでなく、人の体格に関する告知を提供することができるようにするため、あるいは、チャイルドシートによってシートが占有されていることを認識することができるようにするために、第1の導電要素および基準導電要素と交差(例えば、実質的に垂直)している、検出アセンブリーの断面において延びている任意の直線が、断面における直線の空間方位に関係なく、断面において平行移動させることによって、基準導電要素と交差することなく第1の導電要素の曲線セカント(curve secant)を形成する位置に運ぶことができるように、基準導電要素および第1の導電要素が互いに離れて配置可能である。
基準導電要素(電位導出要素/内部導電体)は、変更に対応して、(自動車の構成要素を加熱するための)電気発熱導電体として同時に作用可能であり、適切な電流(加熱電流)で動作する。
本発明の好ましい実施の形態では、外部導電体としての第1の電気導電要素は、軸方向に沿ったカバ−を形成する。カバー内では、基準導電要素が、(長手方向に沿った)内部導電体として延びている。このような設計は、特に、シールドされた導電体あるいは、コアとしての基準導電要素および外部カバーとしての第1の導電要素を有する同軸ケーブルの形式に対応して実現可能である。
外部導電体の形式の第1の導電要素−ならびに、任意選択可能な、内部導電体の形式の基準導電要素−は、ケーブルネットワーク、電気導電フィルム等によって形成可能である。
本発明の変更例では、第2の導電要素が、外部導電体としての第1の導電要素と内部導電体としての基準導電要素との間に続いている。第2の導電要素は、特に第1の導電要素(外部導電体)と基準導電要素(内部導電体)を互いにシールドするために作用可能である。このため、第2の導電要素は、所謂電位制御されたシールド(駆動されるシールド)を形成することができる。このような構成は、特に、3軸ケーブル、より一般的にはn軸ケーブルの形式に対応して提供可能である。
内部の基準導電要素と外部の第1の導電要素との間に続いている(カバー形状の)第2の導電要素は、ケーブルネットワーク(cable network)、電気導電フィルム等として形成可能である。
したがって、基準導電要素および第2の導電要素は、有利には、第1および第2の導電要素ならびに基準導電要素と交差(例えば、実質的に垂直)している、検出アセンブリーの断面において延びている任意の直線を、断面における直線の空間方位に関係なく、断面において平行移動させることによって、基準導電要素と交差することなく第2の導電要素の曲線セカントを形成する位置に運ぶことができるように互いに離れて配置される。これは、基準導電要素および第1の導電要素に対して、すでに前もって提供されている距離に対応する。
内部導電体としての基準導電要素は、有利には、ガス、例えば空気によって、あるいは、(絶縁)固体によって形成可能である誘電体によって囲まれる。
変更例では、誘電体は、検出アセンブリーの構成が特に圧力に依存して変化可能であるように、外部圧力の影響によって圧縮可能であり、静電容量に影響を与え、検出アセンブリーの領域内の圧力状態に関する決定を許容する。これにより、材料は、任意の最小圧力以上の外部圧力下で実質的に変形し、例えば、検出アセンブリーを備えている自動車シートに座っている自動車乗員の重さに関する結果を許容する誘電体として使用可能である。これにより、エアバッグの特別な膨張動作の選択に対して重要である、より重いおよびより軽い自動車乗員の間の識別の外に、チャイルドシートによる占有と(小さい)自動車乗員による占有との間の識別がサポート可能である。
変更例では、誘電体の変形性は、例えば、異なる領域において基準導電要素を囲んでいる誘電体を形成するために異なる材料を使用することによって、位置依存とすることができる。
本発明の他の変更例では、材料は、検出アセンブリーの通常の動作時に発生する圧力、例えば、検出アセンブリーが自動車シート内に統合されている場合に、自動車乗員によって発生する圧力においては実質的に変形しない誘電体として使用される。これにより、(静電容量)測定が、圧力に依存しない結果を提供することが保証される。
検出アセンブリーと、特に、基準導電要素を囲んでいる誘電体を湿気から保護するために、少なくとも内部導電体としての基準導電要素(ならびに、任意選任可能な、基準導電要素を囲んでいる誘電体)を覆う(絶縁)保護カバーが設けられる。このような保護カバーは、例えば、外部導電体としての第1の導電要素と内部導電体としての基準導電要素との間あるいは外部導電体を越えて続いていてもよい。また、保護カバーは、検出アセンブリーの外表面上に(代わりにあるいは付加的に)続いていてもよい。保護カバーは、追加のカバー要素によって形成可能であり、あるいは、例えば、絶縁ラッカーの形式で、配置内に直接に統合可能である。
第1の導電要素は、特に、電流の実数部分、虚数部分および/または実行値を評価することによって湿気中においても信頼性のある結果を得るために、(測定電流としての)交流電流が供給可能である。
本発明の検出アセンブリーは、特に、シートの占有(着座)を認識することができるようにするために自動車シートの一部であってもよいし、あるいは、自動車運転手の手がステアリングホイール上に置かれていることを検出することができるようにするためにステアリングホイールの一部であってもよい。最後に、アセンブリーは、自動車の安全ベルトシステムあるいは他の自動車アセンブリーに統合することができる。
本発明のさらなる詳細および利点は、図面を用いて以下の実施の形態の説明によって明らかとなる。
図1は、シート台枠上に設けられているシートクッション101ならびにシート台枠に(折り畳み可能に)ヒンジ結合されているバックレスト106を備え、それによって自動車シート上の自動車乗員Iは、一方ではシートクッション101上に着座し、他方では背後をバックレスト106に背中が支持可能である自動車シート100が示されている。クッション101は、例えば、内張り102とカバー104を備えている。シートクッション101のシート表面の領域には、検出マット103が、シート内張り102とカバー104の間に配置されている。検出マット103は、少なくとも1つの静電容量検出要素を備えている。第1の電気導電要素(後では、単に、「第1の導電要素」あるいは「第1の電気導電体」として示される)が、検出マット内に統合可能である。第1の導電要素は、静電容量検出要素の電極を形成し、そして、検出マット103、より正確には、検出マット103上に配置される少なくとも1つの静電容量検出要素(電極)と自動車シートを含む自動車の基準電位との間の静電容量を決定することができるようにするために評価ユニット6に接続される。
評価ユニット6は、制御装置(図示されていない)と順に影響しあうことが可能であり、自動車シートが乗員Iによって占有される(着座する)ことに依存して、また、任意選択的に、乗員の大きさと重さに依存し、ならびに、対応する乗員が自動車シート100に直接に着座しているか否か、あるいは、幼児がチャイルドシートに収容されているか否かに依存して、自動車シートの割り当てられた安全装置、例えば、エアバッグを作動あるいは停止させる。
図1に示されている形式の配置では、検出マット103と基準電位との間の静電容量は、2つの静電容量、すなわち、検出マット103と自動車乗員Iとの間の静電容量CSIおよび自動車乗員Iと基準電位との間の静電容量CINの結合によって実質的に決定される。自動車シート100の占有状態の特に正確な決定が可能となるように自動車乗員Iと基準電位との適切な結合可能性ならびに(静電容量)測定に関しては、米国特許第6563231号に更に詳細に説明されている。
現時点では、シート占有を検出するために必要な静電容量測定に関係する検出マット103の電極を形成する電気導電体の設計は、特に重要である。
図2の断面図では、シートカバー104の下の検出マット103の部分として配置され、静電容量検出要素あるいは検出マットの電極を形成する第1の電気導電体は、内部導電体としての電気基準電位(後では、単に、「基準導電体3」として示される)を規定あるいは形成するために作用する電気基準導要素を収容し、基準導電要素を(完全に)カバー状に覆う外部導電体として構成される。これにより、内部導電体としての基準導電体3は、長手方向(図2の平面に対して直角)に延び、静電容量検出要素を形成する第1の導電体1は、基準導電要素3に沿って(同様に、図2の平面に対して直角)続いている。具体的には、外部導電体としての第1の導電体1および内部導電体としての基準導電体3は、図2の構成に対応して、シールドされた導電体、例えば、ケーブルコアとしての内部導電体と外部カバーとしての外部導電体を有する同軸ケーブルに対応する形式の配置を形成する。(シートに統合された)基準電位要素として作用し、また、(例えば、しばしば設けられている自動車の床面の代わりに)(静電容量決定のために)基準電位を形成/規定する基準導電体3は、現時点では、同時に(電流によって電気的に作動する)(シート100あるいはシートクッション101を加熱するための)発熱導電体として構成される。この時、検出マット103は、同時に、発熱マットを形成する。
基準導電体3および第1の導電体1は、第1の導電体1と基準導電体3に交差している、検出アセンブリーの断面において延びている任意の直線g(図2に破線で示されている)を、断面における直線gの空間方位に関係なく、断面において平行移動させることによって、基準導電体3と交差することなく第1の導電体1の曲線セカントsを形成する位置(断面において互いに離れて配置されている第1の導電体1の2つの点を接続する)に運ぶことができるように、互いに離れて配置される。
基準導電体3は、内部導電体としての基準導電体3と外部導電体としての第1の導電体1の間に延びており、実施の形態において、(耐湿気の)保護カバー5bによって外部の第1の導電体1の方向に囲まれている絶縁体あるいは誘電体4によって囲まれている。基準導電体3は、電流を加えることによって、同時に、熱を発生する発熱導電体として作用し、それによって、例えば、シートクッションのシート表面が加熱可能である。誘電体4の材料は、発熱導電体3内に生成される熱(誘電体4を通して逃げることができる)の十分な部分がシートクッション101を加熱するために提供されるように選択される。
カバー状の外部導電体として設けられる第1の導電体1は、保護カバー5bによって囲まれている、基準導電体3および誘電体4の(径方向)外側の近傍に存在する。第1の導電体は、現時点では、ケーブルネットワーク11の形式、あるいは、代わりに電気導電フィルムあるいは導電体パスの形式である導電材料によって形成される。(耐湿気)保護カバー5aが、外部の第1の導電体1の外側に設けられていてもよい。
結果として、図1のシート100に乗員Iが存在する場合、静電容量検出要素(第1の導電体1)と乗員Iあるいは検出要素に面している乗員の体部分は、(静電容量CSIを有する)第1の蓄電器を形成し、乗員Iならびに基準電位を規定する要素(ここでは、基準導電体3)は、(静電容量CINを有する)第2の蓄電器を形成する。2つの蓄電器は、ほぼ直列に接続される。
評価ユニット6は、検出アセンブリー1、3に接続され、自動車乗員Iによって生成される、静電容量検出要素(第1の導電体1)と(基準導電体3によって規定される)基準電位との間の静電結合の結果としての測定値(例えば、測定電流)あるいは測定値の変化を検出することができる。具体的には、例えば、測定電流の強さ、周波数、振幅および/または位相が決定可能である。評価ユニット6の可能な具体的な設計については、図4および対応する記述に示されている。
実施の形態では、内部導電体としての基準導電体3を囲んでいる誘電体4は、一方では、検出アセンブリーの通常の動作中に発生する力あるいは圧力によって変形しないように、十分に強固に設計される。通常の動作中に発生する力および圧力は、特に、自動車シート100に自動車乗員Iが着座することによって生じる。この場合、誘電体4によって、力あるいは圧力の衝撃が、(静電容量検出要素としての外部導電体1を使用することによって)実質的に静電容量に影響を与えないように、外部導電体としての第1の導電体1と内部導電体としての基準導電体3との間の(径方向の)距離が、対応する自動車シートの占有に依存せずに常に一定に維持される。
他方では、誘電体4に対して、自動車シート100に着座している自動車乗員の重さに依存して変形する(絶縁)材料を直接的に選択する可能性がある。このように、誘電体4の材料は、例えば、幼児を含むチャイルドシートの重さの動きによっては変形しないが、幼児を有するチャイルドシートの重さより大きく、例えば、小さい女性乗員(所謂、5%の女性)の重さに対応する力あるいは圧力の閾値においてのみ実質的に変形するように選択可能である。
外部導電体としての第1の導電体1と内部導電体としての基準導電体3との間の距離の変化は、誘電体4の変形に関係しているため、静電容量検出要素としての第1の導電体1に関係する静電容量の値も、対応して変化する。結果として、検出アセンブリーは、割り当てられた自動車シート100上に存在する自動車乗員に関する追加の情報を得るために、誘電体4を適切に選択することによって、圧力感応センサー(圧力センサー)として付加的に設計可能である。
必要であれば、検出アセンブリーの位置依存あるいは方向依存圧力感度が、誘電体4の異なる領域41、42、43、44に対して異なる(絶縁)材料を用いることによって達成可能である。領域41、42、43、44において、比較的大きい圧縮率(比較的大きい圧縮率あるいは小さい圧縮モジュール)を有する材料、ならびに、比較的小さい圧縮率(比較的に小さい圧縮率あるいは大きい圧縮モジュール)を有する材料が使用されることに依存して、外部導電体としての第1の導電体1と内部導電体としての基準導電体3との間の距離の変化が検出アセンブリーに印加される力の位置および/または方向に依存することが達成可能である。
材料が、(変形により)任意の時間遅れで圧力衝撃に反応する誘電体として使用されることにより、静電容量あるいは静電容量に関係する(したがって、静電容量に依存する)測定パラメータの時間依存測定によって、圧力の影響を観察、評価および考慮することができる。適切に反応遅れを選択することによって、特別なフェイスワイズ(phase-wise)測定が可能となる。すなわち、最初(衝撃力の印加により誘電体が遅れ変形する前)に、単なる静電結合の変化−シートの占有の結果として−が検出され、その後(誘電体の変形中あるいは変形後)、誘電体の変形による静電結合への影響が検出され、それによってシートの占有の検出に対する追加のデータならびに異なる大きい/重い自動車乗員の間の識別が提供される。
誘電体4の材料は、動作時に、検出アセンブリーの構成要素間、特に、静電容量検出要素として作用する外部の第1の導電体1と基準/発熱導電体3との間の距離が変化するように、温度変化において、すなわち、作動時における周囲の温度変化によっておよび/または基準/発熱導電体3によって発生する温度の変化によって、−温度増加あるいは温度減少が生じているか否かに依存して−伸びあるいは縮むように選択可能である。予め定められた状態(シートの占有あるいは非占有、ならびに、任意選択可能な、シートを占有している乗員の体格)において検出される静電容量における効果は、周囲の温度に関するあるいは−基準導電体3が発熱導電体として作動している時に−発熱導電体によって生成された温度における決定を許容することである。これにより、自動車の装置、例えば、発熱装置自身あるいは空調ユニットは、制御あるいは調節可能であり、他方では検出アセンブリーへの温度の影響を適切に考慮することができる。
図3は、追加の第2の導電体が、外部導電体としての第1の導電体1と内部導電体としての基準導電体3との間に延びている、図2の検出アセンブリーの変更例を示している。第2の導電体は、(同様に)ケーブルネットワーク21として形成され、基準導電体3および誘電体4をカバー状に囲んでいる。これにより、静電容量検出要素として作動する外部導電体の形式の第1の導電体1は、第1の導電体1と基準導電体3との間の距離変化が静電容量に実質的に影響を与えないように、内部導電体の形式の基準導電体3に対してシールド可能である。第2の導電体2によって形成されるシールドは、所謂電位制御シールド(駆動されるシールド)として形成可能である。
更に、さらなる(任意選択可能に、耐湿度)保護カバー5cが、第1の導電体1と第2の導電体2との間に続いている。実際には、図3に示されている3つの保護カバー5a、5b、5cの必要性に依存して1または複数の保護カバーを設けることができる。
要約すると、図3の検出アセンブリーは、ケーブルコアとしての基準導電体3、外部カバーとしての第1の導電体1および中間カバーとしての第2の導電体2を有する3軸ケーブルの形式に対応して形成される。第2の導電体2は、基準カバー3/ケーブルコアを取り囲んでおり、また、第1の導電体1によって形成される外部カバーによって順に取り囲まれている。
図4は、検出アセンブリー1、3によって発生される信号を評価するための、下流に配置された評価ユニット6とともに、検出マット103の部分としての、図2あるいは3の断面に示されている形式の検出アセンブリー1、3を示している。
評価ユニット6は、一方では、簡単な方法で基準電位に関して検出マット103の静電容量を検出するために作用する。静電容量は、対応する自動車シート100が自動車乗員Iにより占有されることによって、例えば、図1に示されているように、検出マット103と自動車乗員Iとの間の静電容量CSIならびに自動車乗員Iと基準電位との間の静電容量CINの接続(例えば、直列接続)によって決定される。
図4に示されている具体的な配置では、静電容量検出要素としての検出アセンブリーの第1の導電体1(外部導電体)は、交流電流、例えば、規定された約120kHzの周波数の正弦波信号が供給される。この目的のために、エネルギー供給装置65が、評価ユニット6に割り当てられる。そして、信号発生装置61内において、(正弦波状の)交流電流が、規定された位相および振幅を有して発生され、検出マット103あるいは検出アセンブリー1、3(より正確には、静電容量検出要素を形成する少なくとも1つの外部導電体1)に供給される。正弦波信号の発生は、評価ユニット6のマイクロプロセッサー60によって制御可能である。
検出アセンブリー1、3に接続されている電気接続線に統合され、実施の形態において、信号発生装置61と検出アセンブリー1、3あるいは検出マット103との間に配置されている測定装置62によって、実際に供給される交流電流が測定され、そして、測定結果が評価ユニット6のマイクロプロセッサー60に供給される。信号発生装置61内で発生される交流電流のパラメータ、例えば振幅および位相を、測定装置62で実際に測定された対応するパラメータ、例えば振幅および位相と比較することによって、検出マット103あるいは検出アセンブリー1、3によってもたらされる前記パラメータの変移、および周囲(例えば、自動車乗員)との間のその静電容量相互接続が決定される。
この理由により、例えば有効電流部分(すなわち、交流電圧の基準(basis)を形成する交流電流の相類似部分あるいは実数部分)が、特に、位相シフト、および/または無効電流部分(交流電流の虚数部分)、および/または電流の無効部分あるいは実効値を決定するための基準として、特に振幅を決定するための基準として検出される。
基準電位に関する検出アセンブリーの静電容量は、特に、シート内の湿度あるいは湿気によって生じる、振幅変位から、また、漏れ電流をもたらす位相の変位から決定可能である。
このため、測定した静電容量あるいは静電容量に関係する測定値を評価する時には、追加的に、シート内の湿度および湿気が、シートの占有、例えば“非占有”、“自動車乗員によって直接占有されている”ならびに“チャイルドシートによって収容されている幼児によって占有されている”状態を決定し、シート占有に関する測定結果の間違った判断を避けるために考慮可能である。
シート占有に関して得られた情報は、自動車システム、特に、乗員安全システム、例えばエアバッグシステムをその情報に依存して制御するために、インターフェース68を介して制御装置に転送可能である。
図5は、外部導電体の形式の静電容量検出要素1により構成され、内部導電体としての基準導電体3(任意選択可能に、発熱導電体として作用する)を取り囲んでおり、誘電体が、断面において内部導電体としての基準導電体3と外部導電体としての静電容量検出要素1との間に延びている、静電容量検出アセンブリーを示している。図5に示されている配置は、特に外部導電体としての第1の導電体1ならびに基準導電体3および誘電体4が、図5の平面に直角に延びている
本配置は、現時点では層により構成されているシステムであるという相違点を有しているが、図2の配置の原理構成に関しては対応している。本配置は、−平導電体の形式に対応し、−以下に詳細に説明されているように、互いにくっつけられている(例えば、積層される)複数層により構成されている。
図5には、外部の第1の導電体1、内部の基準導電体3ならびにそれらの間に配置されている誘電体4が、さらなる誘電体4’によって外側を囲まれており、誘電体4’に対して、再度電気導電要素1’が近傍に存在する配置が示されている。基本的には、電気導電体1、1’、…が、適切な絶縁層によって互いに分離された状態で、n回外側に配置可能である。
互いに重なって配置されている(互いに積層されている)層の間のインターフェースは、図5に破線で示されており、図5の検出アセンブリーを形成している。
最後に、図6は、静電容量検出アセンブリー203が配置されているステアリングホイールリムの領域内における、ステアングホイール200の断面を示している。
図6では、ステアリングホイール200は、リムの領域内において、カバー202、例えばステアリングホイール発泡体によって囲まれているスケルトン(骨組)201を備え、また、ステアリングホイールリムの外表面を規定するカバー204、例えば皮を有している。
カバー202の上で、しかしながら外表面(カバー204によって規定される)の下には、静電容量検出アセンブリー203が配置されている。検出アセンブリー203は、図2あるいは3あるいは5に示されている形式の多くの配置1、3、すなわち、各場合において、外部導電体として形成される容量性の要素と内部導電体としての基準導電体/発熱導電体により構成されている。
本願発明は、「自動車用静電容量検出アセンブリーであって、静電容量検出要素と、基準導電要素を備え、前記静電容量検出要素は、少なくとも1つの第1の電気導電要素により構成されているとともに、評価装置に接続されており、前記評価装置は、周囲に対する前記静電容量検出要素の静電結合に依存する少なくとも1つの測定値を検出および評価し、前記基準導電要素は、電気的な基準電位を規定するとともに、前記第1の電気導電要素から離れて配置されており、前記第1の電気導電要素(1)は、内部導電体としての前記基準導電要素(3)を囲んでいる外部導電要素として構成されていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様1)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記第1の導電要素(1)は、前記第1の導電要素(1)および前記基準導電要素(3)と交差している、検出アセンブリーの断面において、前記基準導電要素(3)を完全に囲んでいることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様2)を採り得る。
また、本願発明は、「態様2に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記第1の導電要素(1)は、前記第1の導電要素(1)および前記基準導電要素(3)と交差している、検出アセンブリーの断面において、閉じた曲線として前記基準導電要素(3)を囲んでいることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様3)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜3のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記第1の導電要素(1)および前記基準導電要素(3)と交差している、検出アセンブリーの断面において延びている任意の直線(g)を、断面における前記直線(g)の空間方位に関係なく、断面において平行移動させることによって、前記基準導電要素(3)と交差することなく前記第1の導電要素(1)の曲線セカント(s)を形成する位置に運ぶことができるように、前記基準導電要素(3)および前記第1の導電要素(1)が互いに離れて配置されていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様4)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜4のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、外部導電要素としての前記第1の導電要素(1)は、長手方向に延びるカバーを形成し、当該カバー内で、前記基準導電要素(3)が内部導電体として延びていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様5)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜5のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記第1の導電要素(1)は、ケーブルネットワークあるいは電気導電フィルムによって形成されていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様6)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜6のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、外部導電要素としての前記第1の導電要素(1)と内部導電体としての前記基準導電要素(3)は、同軸ケーブル設計を形成することを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様7)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜7のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、外部導電要素としての前記第1の導電要素(1)と内部導電体としての前記基準導電要素(3)は、シールドされたケーブル設計を形成することを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様8)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜8のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、第2の導電要素(2)が、外部導電体としての前記第1の導電要素(1)と内部導電体としての前記基準導電要素(3)の間に付加的に続いていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様9)を採り得る。
また、本願発明は、「態様9に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記第2の導電要素(2)は、前記第1の導電要素(1)と前記基準導電要素(3)を互いにシールドしていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様10)を採り得る。
また、本願発明尾は、「態様9または10に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記第2の導電要素(2)は、電位制御シールドとして設けられていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様11)を採り得る。
また、本願発明は、「態様7〜11のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記第1および第2の導電要素(1,2)ならびに前記基準導電要素(3)は、n軸ケーブル設計を形成することを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様12)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜12のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記基準導電要素(3)は、誘電体(4)によって少なくとも部分的に囲まれていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様13)を採り得る。
また、本願発明は、「態様13に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記誘電体(4)は、圧力下で圧縮可能であることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様14)を採り得る。
また、本願発明は、「態様14に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記誘電体(4)の圧縮性は、位置依存および/または方向依存であることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様15)を採り得る。
また、本願発明は、「態様15に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記誘電体(4)の異なる領域(41、42、43、44)は、異なる材料で構成されていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様16)を採り得る。
また、本願発明は、「態様14〜16のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記誘電体(4)は、前記誘電体(4)が、予め定められた閾値以上の圧力の影響下でのみ実質的に圧縮されるように、材料で構成されているとともに設計されていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様17)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜13のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記誘電体(4)は、検出アセンブリー(1、3)の通常の動作中に生じる圧力では実質的に変形しないことを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様18)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜18のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、検出アセンブリーは、少なくとも前記基準導電要素(3)を囲んでいる、少なくとも1つの耐湿気保護カバー(5a、5b、5c)により構成されていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様19)を採り得る。
また、本願発明は、「態様13〜19のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記保護カバー(5a、5b、5c)は、前記誘電体(4)を囲んでいることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様20)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜20のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記基準導電要素(3)は、同時に、少なくとも1つの自動車構成要素(100、101、106、200)を加熱する発熱導電体として作用することを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様21)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜21のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記第1の導電要素(1)は、交流電流が供給され、前記交流電流のパラメータを決定するための測定装置(62)が、前記交流電流への検出アセンブリー(1、3)の影響を決定するために設けられていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様22)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜22のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、検出アセンブリー(1、3)は、検出マット(103)の一部であることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様23)を採り得る。
また、本願発明は、「態様21〜23のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記検出マット(103)は、少なくとも1つの自動車構成要素(100、101、106、200)を加熱するための発熱マットとして作用することを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様24)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜24のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、検出アセンブリー(1、3)は、さらに、温度検出器を形成することを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様25)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜25のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、検出アセンブリーは、自動車乗員が特定のシートに存在することを認識するために、自動車の部分への組み付け用に形成および構成されていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様26)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜26のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、検出アセンブリーは、自動車シート(100)および/またはステアリングホイール(200)および/または安全ベルトシステムへの組み付け用に形成および構成されていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様27)を採り得る。
また、本願発明は、「シートフレームと、前記シートフレームに設けられた少なくとも1つのシートクッション(102)と、態様1〜27のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーを備える自動車シートであり、前記自動車用静電容量検出アセンブリーは、シートの占有を認識するように作用することを特徴とする自動車シート。」という態様(態様28)を採り得る。
また、本願発明は、「ステアリングホイールボディと、前記ステアリングホイールボディに設けられている、態様1〜27の少なくとも1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーを備える自動車ステアリングホイールであって、前記自動車用静電容量検出アセンブリーは、自動車運転手(I)がステアリングホイール上に手を置いていることを認識するように作用することを特徴とする自動車ステアリングホイール。」という態様(態様29)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記第1の導電要素(1)は、前記第1の導電要素(1)および前記基準導電要素(3)と交差している、検出アセンブリーの断面において、前記基準導電要素(3)を完全に囲んでいることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様2)を採り得る。
また、本願発明は、「態様2に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記第1の導電要素(1)は、前記第1の導電要素(1)および前記基準導電要素(3)と交差している、検出アセンブリーの断面において、閉じた曲線として前記基準導電要素(3)を囲んでいることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様3)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜3のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記第1の導電要素(1)および前記基準導電要素(3)と交差している、検出アセンブリーの断面において延びている任意の直線(g)を、断面における前記直線(g)の空間方位に関係なく、断面において平行移動させることによって、前記基準導電要素(3)と交差することなく前記第1の導電要素(1)の曲線セカント(s)を形成する位置に運ぶことができるように、前記基準導電要素(3)および前記第1の導電要素(1)が互いに離れて配置されていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様4)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜4のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、外部導電要素としての前記第1の導電要素(1)は、長手方向に延びるカバーを形成し、当該カバー内で、前記基準導電要素(3)が内部導電体として延びていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様5)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜5のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記第1の導電要素(1)は、ケーブルネットワークあるいは電気導電フィルムによって形成されていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様6)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜6のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、外部導電要素としての前記第1の導電要素(1)と内部導電体としての前記基準導電要素(3)は、同軸ケーブル設計を形成することを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様7)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜7のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、外部導電要素としての前記第1の導電要素(1)と内部導電体としての前記基準導電要素(3)は、シールドされたケーブル設計を形成することを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様8)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜8のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、第2の導電要素(2)が、外部導電体としての前記第1の導電要素(1)と内部導電体としての前記基準導電要素(3)の間に付加的に続いていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様9)を採り得る。
また、本願発明は、「態様9に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記第2の導電要素(2)は、前記第1の導電要素(1)と前記基準導電要素(3)を互いにシールドしていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様10)を採り得る。
また、本願発明尾は、「態様9または10に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記第2の導電要素(2)は、電位制御シールドとして設けられていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様11)を採り得る。
また、本願発明は、「態様7〜11のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記第1および第2の導電要素(1,2)ならびに前記基準導電要素(3)は、n軸ケーブル設計を形成することを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様12)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜12のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記基準導電要素(3)は、誘電体(4)によって少なくとも部分的に囲まれていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様13)を採り得る。
また、本願発明は、「態様13に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記誘電体(4)は、圧力下で圧縮可能であることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様14)を採り得る。
また、本願発明は、「態様14に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記誘電体(4)の圧縮性は、位置依存および/または方向依存であることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様15)を採り得る。
また、本願発明は、「態様15に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記誘電体(4)の異なる領域(41、42、43、44)は、異なる材料で構成されていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様16)を採り得る。
また、本願発明は、「態様14〜16のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記誘電体(4)は、前記誘電体(4)が、予め定められた閾値以上の圧力の影響下でのみ実質的に圧縮されるように、材料で構成されているとともに設計されていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様17)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜13のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記誘電体(4)は、検出アセンブリー(1、3)の通常の動作中に生じる圧力では実質的に変形しないことを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様18)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜18のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、検出アセンブリーは、少なくとも前記基準導電要素(3)を囲んでいる、少なくとも1つの耐湿気保護カバー(5a、5b、5c)により構成されていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様19)を採り得る。
また、本願発明は、「態様13〜19のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記保護カバー(5a、5b、5c)は、前記誘電体(4)を囲んでいることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様20)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜20のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記基準導電要素(3)は、同時に、少なくとも1つの自動車構成要素(100、101、106、200)を加熱する発熱導電体として作用することを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様21)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜21のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記第1の導電要素(1)は、交流電流が供給され、前記交流電流のパラメータを決定するための測定装置(62)が、前記交流電流への検出アセンブリー(1、3)の影響を決定するために設けられていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様22)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜22のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、検出アセンブリー(1、3)は、検出マット(103)の一部であることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様23)を採り得る。
また、本願発明は、「態様21〜23のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、前記検出マット(103)は、少なくとも1つの自動車構成要素(100、101、106、200)を加熱するための発熱マットとして作用することを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様24)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜24のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、検出アセンブリー(1、3)は、さらに、温度検出器を形成することを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様25)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜25のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、検出アセンブリーは、自動車乗員が特定のシートに存在することを認識するために、自動車の部分への組み付け用に形成および構成されていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様26)を採り得る。
また、本願発明は、「態様1〜26のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、検出アセンブリーは、自動車シート(100)および/またはステアリングホイール(200)および/または安全ベルトシステムへの組み付け用に形成および構成されていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。」という態様(態様27)を採り得る。
また、本願発明は、「シートフレームと、前記シートフレームに設けられた少なくとも1つのシートクッション(102)と、態様1〜27のいずれか1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーを備える自動車シートであり、前記自動車用静電容量検出アセンブリーは、シートの占有を認識するように作用することを特徴とする自動車シート。」という態様(態様28)を採り得る。
また、本願発明は、「ステアリングホイールボディと、前記ステアリングホイールボディに設けられている、態様1〜27の少なくとも1つに記載の自動車用静電容量検出アセンブリーを備える自動車ステアリングホイールであって、前記自動車用静電容量検出アセンブリーは、自動車運転手(I)がステアリングホイール上に手を置いていることを認識するように作用することを特徴とする自動車ステアリングホイール。」という態様(態様29)を採り得る。
Claims (11)
- 自動車用静電容量検出アセンブリーであって、
静電容量検出要素と、基準導電要素(3)を備え、
前記静電容量検出要素は、少なくとも一つの第1の電気導電要素(1)により構成されているとともに、評価装置(6)に接続されており、前記評価装置は、周囲に対する前記静電容量検出要素の静電結合に依存する少なくとも一つの測定値を検出および評価し、
前記基準導電要素(3)は、電気的な基準電位を規定するとともに、前記第1の電気導電要素(1)から離れて配置されており、
前記第1の電気導電要素(1)は、内部導電体としての前記基準導電要素(3)を囲んでいる外部導電要素として構成されており、
第2の導電要素(2)が、外部導電体としての前記第1の導電要素(1)と内部導電体としての前記基準導電要素(3)の間に付加的に続いており、
前記第1および第2の導電要素(1,2)ならびに前記基準導電要素(3)は、n軸ケーブル設計を形成することを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。 - 請求項1に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、
前記第1の導電要素(1)は、前記第1の導電要素(1)および前記基準導電要素(3)と交差している、検出アセンブリーの断面において、前記基準導電要素(3)を完全に囲んでおり、
前記第1の導電要素(1)は、前記第1の導電要素(1)および前記基準導電要素(3)と交差している、検出アセンブリーの断面において、閉じた曲線として前記基準導電要素(3)を囲んでいることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。 - 請求項1または2に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、
前記第1の導電要素(1)および前記基準導電要素(3)と交差している、検出アセンブリーの断面において延びる任意の直線(g)を、断面における前記直線(g)の空間方位に関係なく、断面において平行移動させることによって、前記基準導電要素(3)と交差することなく前記第1の導電要素(1)の曲線セカント(s)を形成する位置に運ぶことができるように、前記基準導電要素(3)および前記第1の導電要素(1)が互いに離れて配置されていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、
外部導電要素としての前記第1の導電要素(1)と内部導電体としての前記基準導電要素(3)は、同軸ケーブル設計を形成することを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、
前記第2の導電要素(2)は、前記第1の導電要素(1)と前記基準導電要素(3)を互いにシールドし、また、電位制御シールドとして構成されていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、
前記第1の導電要素(1)は、交流電流が供給され、
前記交流電流のパラメータを決定するための測定装置(62)が、前記交流電流への検出アセンブリー(1、3)の影響を決定するために設けられていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、
検出アセンブリー(1、3)は、さらに、温度検出器を形成することを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、
検出アセンブリーは、自動車乗員が特定のシートに存在することを認識するために、自動車の部分への組み付け用に形成および構成されていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。 - 請求項1〜8のいずれか1項に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーであって、
検出アセンブリーは、自動車シート(100)および/またはステアリングホイール(200)および/または安全ベルトシステムへの組み付け用に形成および構成されていることを特徴とする自動車用静電容量検出アセンブリー。 - シートフレームと、
前記シートフレームに設けられた少なくとも1つのシートクッション(102)と、
請求項1〜9のいずれか1項に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーを備える自動車シートであり、
前記自動車用静電容量検出アセンブリーは、シートの占有を認識するように作用することを特徴とする自動車シート。 - ステアリングホイールボディと、
前記ステアリングホイールボディに設けられている、請求項1〜9のいずれか1項に記載の自動車用静電容量検出アセンブリーを備える自動車ステアリングホイールであって、
前記自動車用静電容量検出アセンブリーは、自動車運転手(I)がステアリングホイール上に手を置いていることを認識するように作用することを特徴とする自動車ステアリングホイール。
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