JP2013515775A - 仮着用セメントのための歯科用自動混合方法、用具、及び組成物 - Google Patents
仮着用セメントのための歯科用自動混合方法、用具、及び組成物 Download PDFInfo
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Abstract
Description
マルチパート硬化性歯科用組成物であって、
ペーストの形態でのパート(A)であって、
酸反応性ガラス粒子、並びに、水、1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有するモノマー、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される液体、を含む、ペーストの形態でのパート(A)と、
パート(B)であって、
水溶性多塩基酸、並びに、水、1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有するモノマー、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される液体を含む、パート(B)と、
を含み、
ここにおいて、
接着低減構成成分が、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれ、
水が、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれ、
1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有するモノマーが、パート(A)、パート(B)、又はパートに含まれ、
モノマーの重合を開始するための少なくとも1つの構成成分が、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれる、マルチパート硬化性歯科用組成物を提供することと、
パート(A)を含有する第1の貯留部及びパート(B)を含有する第2の貯留部と流体連通した静的ミキサを通して、組成物を押出しすることと、
を含み、ここにおいて、プランジャが、同時にパート(A)及びパート(B)を静的ミキサ中に押込み、組成物を、静的ミキサを通して押出しし、組成物を分注するために、各貯留部中に配置され、
ここで静的ミキサを通して、付属又は外部デバイスによって提供される機械的利点の補助なしに、組成物を押出しするために、試験方法Iに従った40重量ポンド(178ニュートン)未満の押出し力がプランジャに印加される。
請求項1に記載の硬化性歯科用組成物を、歯科用補綴物の表面、歯科用構造物の表面、又はそれらの組み合わせの上に分注することと、
補綴物を歯科用構造物上に配置することと、
歯科用組成物を硬化させて、仮着用歯科用セメントを形成することと、
を含み、ここで補綴物は、歯冠、ブリッジ、インレー、アンレー、ポスト、支台、ベニア、及び人工歯からなる群から選択され、
ここで歯科用構造物は、調製された歯又はインプラントである。
仮着用歯科用セメントを形成することができる、マルチパート硬化性歯科用組成物であって、
ペーストの形態でのパート(A)であって、
酸反応性ガラス粒子、並びに、水、1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有するモノマー、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される液体を含む、ペーストの形態でのパート(A)と、
パート(B)であって、
水溶性多塩基酸、並びに、水、1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有するモノマー、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される液体を含む、パート(B)と、
を含み、
式中、
接着低減構成成分が、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれ、
水が、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれ、
1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有するモノマーが、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれ、
モノマーの重合を開始するための少なくとも1つの構成成分が、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれる、組成物と、
パート(A)を含有する第1の貯留部と、
パート(B)を含有する第2の貯留部と、
第1及び第2の貯留部と流体連通した、又は第1及び第2の貯留部と流体連通して接続され得る静的ミキサと、
パート(A)及びパート(B)を静的ミキサ中に押込み、組成物を静的ミキサを通して押出しし、組成物を分注するために、各貯留部中に配置されたプランジャと、
を含み、ここで試験方法Iに従った40重量ポンド(178ニュートン)未満の押出し力は、組成物を、静的ミキサを通して、機械的利点を提供するための付属又は外部デバイスの補助なしに押出しするために必要とされる。
ペーストの形態でのパート(A)であって、
酸反応性ガラス粒子、並びに、水、1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有するモノマー、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される液体を含む、ペーストの形態でのパート(A)と、
パート(B)であって、
水溶性多塩基酸、並びに、水、1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有するモノマー、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される液体を含む、パート(B)と、
を含み、
ここにおいて、
接着低減構成成分が、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれ、
水が、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれ、
1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有するモノマーが、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれ、
モノマーの重合を開始するための少なくとも1つの構成成分が、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれ、
ここで組成物は、仮着用歯科用セメントを形成することができ、
ここで組成物は、パート(A)を含有する第1の貯留部及びパート(B)を含有する第2の貯留部と流体連通した静的ミキサを通して押出すことが可能であり、
ここでプランジャは、同時にパート(A)及びパート(B)を静的ミキサ中に押込み、組成物を、静的ミキサを通して押出しするために、各貯留部中に配置され、
組成物を、静的ミキサを通して、付属又は外部デバイスによって提供される機械的利点の補助なしに押出しするために、試験方法Iに従った40重量ポンド(178ニュートン)未満の押出し力がプランジャに印加される。
用語「仮着用セメント」は、調製された歯又はインプラントのような、デバイスの耐用年数にわたる正常な口腔の使用条件下で、歯科用材料を歯科用構造物上の定置に維持することができ、及び更に、必要とされる場合には、歯又はインプラントへの損傷なしにデバイスの簡便な取り外しを容易にする、歯科用補綴物、例えば、歯冠のような、セメントを指す。そのような仮着用セメントは、したがって、それらが、永久的であると考えられ得る長期間にわたって、又は一時的であると考えられ得る短期間にわたって使用されるかどうかに関わらず、簡便な取り外しを可能にする。
B(X)m(Y)n I
のものであり、式中、Bは、有機主鎖であり、各Xは独立して、水及び酸反応性ガラス粒子の存在下で凝結反応を経ることができるイオン基であり、各Yは独立して、非イオン性の重合可能な基であり、mは、少なくとも2であり、nは、少なくとも1である。これらの実施形態のある種について、Xは、−COOHであり、Yは、エチレン性不飽和基である。これらの実施形態のある種について、好ましくは主鎖Bは、炭素−炭素結合のオリゴマーの又はポリマーの主鎖であり、任意に酸素、窒素、又は硫黄ヘテロ原子のような非干渉置換基を含有する。用語「非干渉」は、イオン性又は非イオン性のいずれかの重合反応を過度に干渉しない置換基又は結合基を指す。これらの実施形態のある種について、好ましくはBは、炭化水素主鎖である。X及びY基は、主鎖Bに直接に、又は置換若しくは未置換アルキレン、アルキレンオキシアルキレン、アリーレン、アリーレンオキシアルキレン、アルキレンオキシアリーレン、アリーレンアルキレン、若しくはアルキレンアリーレン基のような、任意の非干渉結合基を用いて結合され得る。アルキレン及びアリーレンは、それぞれアルキル及びアリルの二価型を指す。結合基はまた、−OC(=O)−、−C(=O)NH−、−NH−C(=O)O−、−O−等、及びそれらの組み合わせのような連鎖を含んでもよく、ここでこれらの各々は、いずれの方向で使用されてもよい。これらの実施形態のある種について、Yは、Bにアミド連鎖を介して結合される。これらの実施形態のある種について、好ましくはYは、アクリロイルオキシ、メタクリロイルオキシ、アクリルアミド、又はメタクリルアミド基である。
中間自動混合チップを備えるMIXPAC注射器(Sulzer Chemtech,Switzerland)を使用して自動混合を行った。MIXPAC注射器は、複用量適用のための2連筒(1:1容量比率)を備える5mL注射器である。注射器パートのパート数及び混合チップは、次の通りであった:
押出し力は、(Instron 1123,Instron Corp.Canton,Mass.)を使用して、100mm/分のクロスヘッド速度で、中間混合チップを備える上述の5mL MIXPAC注射器上で試験した。一方の端部に中間混合チップ及び他方の端部に挿入されたプランジャを備えるMIXPAC注射器を、サンプルホルダー上の穴の中に挿入して、Mixpacが着実に保持されるようにした。プランジャを注射器中に押込んだとき、プランジャを14mmの距離で注射器中に押込みながら必要とされたピークの力(押出し力)を、重量ポンド(lb−f)(ニュートン)の単位で測定した。
圧縮強度は、最初に自動混合セメントサンプルを、4mm内径を有するガラス管中に注入することによって評価した。管の端部にシリコーン栓で栓をした。充填管を、0.275MPa圧力に5分間供した。次いでサンプルを37℃及び90%相対湿度のチャンバ中に配置し、1時間静置させた。次に硬化したサンプルを37℃の水中に1時間配置し、次いで7mmの長さに切断した。圧縮強度を、ISO規格7489に従って、1mm/分のクロスヘッド速度で動作させたINSTRON(商標)ユニバーサル試験機(Instron Corp.)を使用して決定した。結果をメガパスカル(MPa)で報告した。
レオロジー的特性を、TA器具AR G2上で、室温で単純せん断モードにより測定した。せん断速度20s−1の異なるペーストの粘度を、異なるペーストのバランスの取れた粘度の実証のために使用した。
抜歯したヒト大臼歯を、アクリル樹脂材料を使用して成形型に詰め、その後、顧問歯科医が歯科用ハンドピースを使用して調製した。歯を真鍮ブラシによって洗浄し、微細軽石によって研磨し、歯冠着座の前にDI水中に保管した。Protemp Plus系歯冠(3M ESPE)を、製造業者の指示により作製し、対応する歯に対して作製した。歯冠調製後、セメントを指示により使用して歯冠を着座させ、アセンブリを指定された清浄/凝結時間で37℃のオーブンに入れ、その後、過剰のセメントを歯科用探針によって除去し(清浄の簡便性に留意した)、アセンブリを37℃のDI水中に1週間入れた。歯冠取り外し期において、歯科医は、臨床条件によって止血鉗子を使用して歯冠をつかみ、歯冠取り外しの簡便性を、簡便〜困難の1〜5の尺度上で査定した。同時に、歯上に残ったセメント対歯冠の内側に保持されたセメントの百分率に関して注記を行った。いずれの3以下の取り外しスコア及び歯上の5%以下の残留セメントを、取り外しの観点から許容できると見なした。
ペーストAを、HEMA若しくはPEGDMA、DI水、HPC、ATU、及びDMAPEをカップ中に添加し、スピードミキサ(FlackTek Inc,Landrum,SC製)上で高速混合することによって調製して、透明の溶液を形成した。次いで残留した構成成分を処方に従って添加し、続いて300rpmで2分間高速混合した。ペースト混合の均一性を確認し、必要な場合、均一のペーストAが形成されるまで、混合を同じrpmで継続した。
Claims (32)
- 仮着用結合を形成することができる、硬化性歯科用組成物を分注する方法であって、
マルチパート硬化性歯科用組成物であって、
ペーストの形態でのパート(A)であって、
酸反応性ガラス粒子、並びに、水、1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有するモノマー、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される液体、を含む、ペーストの形態でのパート(A)と、
パート(B)であって、
水溶性多塩基酸、並びに、水、1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有するモノマー、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される液体を含む、パート(B)と、
を含み、
ここにおいて、
接着低減構成成分が、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれ、
水が、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれ、
1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有する前記モノマーが、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれ、
前記モノマーの重合を開始するための少なくとも1つの構成成分が、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれる、硬化性歯科用組成物を提供することと、
前記パート(A)を含有する第1の貯留部及び前記パート(B)を含有する第2の貯留部と流体連通した静的ミキサを通して、前記組成物を押出しすることと、を含み、
ここにおいて、プランジャが、同時にパート(A)及びパート(B)を前記静的ミキサ中に押込み、前記組成物を、前記静的ミキサを通して押出しし、前記組成物を分注するために、各貯留部中に配置され、
前記組成物を、前記静的ミキサを通して、付属又は外部デバイスによって提供される機械的利点の補助なしに押出しするために、試験方法Iに従った40重量ポンド(178ニュートン)未満の押出し力が前記プランジャに印加される、方法。 - 補綴物を、歯科用構造物に結合する方法であって、
請求項1に記載の硬化性歯科用組成物を、歯科用補綴物の表面、歯科用構造物の表面、又はそれらの組み合わせの上に分注することと、
前記補綴物を前記歯科用構造物上に配置することと、
前記歯科用組成物を硬化させて、仮着用結合であり得る結合を形成することと、
を含み、
前記補綴物が、歯冠、ブリッジ、インレー、アンレー、ポスト、支台、ベニア、及び人工歯からなる群から選択され、
前記歯科用構造物が、調製された歯又はインプラントである、方法。 - 歯科用具であって、
仮着用結合を形成することができるマルチパート硬化性歯科用組成物であって、ペーストの形態でのパート(A)であって、
酸反応性ガラス粒子、並びに、水、1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有するモノマー、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される液体を含む、ペーストの形態でのパート(A)と、
パート(B)であって、
水溶性多塩基酸、並びに、水、1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有するモノマー、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される液体を含む、パート(B)と、
を含み、
ここにおいて、
接着低減構成成分が、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれ、
水が、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれ、
1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有する前記モノマーが、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれ、
前記モノマーの重合を開始するための少なくとも1つの構成成分が、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれる、マルチパート硬化性歯科用組成物と、
前記パート(A)を含有する第1の貯留部と、
前記パート(B)を含有する第2の貯留部と、
前記第1及び第2の貯留部と流体連通した、又は前記第1及び第2の貯留部と流体連通して接続され得る静的ミキサと、
パート(A)及びパート(B)を静的ミキサ中に押込み、組成物を静的ミキサを通して押出しし、組成物を分注するために、各貯留部中に配置されたプランジャと、
を備え、
ここにおいて、試験方法Iに従った40重量ポンド(178ニュートン)未満の押出し力が、前記組成物を、前記静的ミキサを通して、機械的利点を提供するための付属又は外部デバイスの補助なしに押出しするために必要とされる、歯科用具。 - 請求項3に記載の歯科用具と、前記第1及び第2の貯留部との流体連通のために適合された複数個の静的ミキサと、を備える、歯科用キット。
- 仮着用結合を形成することができる、マルチパート硬化性歯科用組成物であって、
ペーストの形態でのパート(A)であって、
酸反応性ガラス粒子、並びに、水、1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有するモノマー、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される液体を含む、ペーストの形態でのパート(A)と、
パート(B)であって、
水溶性多塩基酸、並びに、水、1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有するモノマー、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される液体を含む、パート(B)と、
を含み、
ここにおいて、
接着低減構成成分が、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれ、
水が、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれ、
1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有する前記モノマーが、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれ、
前記モノマーの重合を開始するための少なくとも1つの構成成分が、パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及び(B)に含まれ、
ここにおいて、前記組成物は、前記パート(A)を含有する第1の貯留部及び前記パート(B)を含有する第2の貯留部と流体連通した静的ミキサを通して押出すことが可能であり、
ここにおいて、プランジャが、同時にパート(A)及びパート(B)を前記静的ミキサ中に押込み、前記組成物を、前記静的ミキサを通して押出しするために、各貯留部中に配置され、
ここにおいて、前記組成物を、前記静的ミキサを通して、付属又は外部デバイスによって提供される機械的利点の補助なしに押出しするために、試験方法Iに従った40重量ポンド(178ニュートン)未満の押出し力が前記プランジャに印加される、組成物。 - 前記静的ミキサが、少なくとも10個の混合要素を含む、請求項1若しくは請求項2に記載の方法、請求項3に記載の用具、請求項4に記載のキット、又は請求項5に記載の組成物。
- パート(A)がパート(B)と混合され、前記混合物が硬化するとき、結果として生じる硬化セメントの試験方法IIに従った剪断接着強度が、2.0MPa未満である、請求項1、2、及び6のいずれか一項に記載の方法、請求項3若しくは請求項6に記載の用具、請求項4若しくは請求項6に記載のキット、又は請求項5に若しくは請求項6記載の組成物。
- パートAが、
前記酸反応性ガラス粒子、並びに
1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有する水溶性モノマー、
水、及び
前記接着低減構成成分を含み、
パートBが、
前記多塩基酸及び
1モノマー分子当たり少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有する液体モノマーを含む、
請求項1、2、6、及び7のいずれか一項に記載の方法、請求項3、6、及び7のいずれか一項に記載の用具、請求項4、6、及び7のいずれか一項に記載のキット、又は請求項5、6、及び7のいずれか一項に記載の組成物。 - パートBが更に、1モノマー分子当たり少なくとも2つのエチレン性不飽和基を有し、かつBis−GMAの粘度以下の粘度を有する液体モノマーを含む、請求項8に記載の方法、請求項8に記載の用具、請求項8に記載のキット、又は請求項8に記載の組成物。
- パート(A)及びパート(B)が各々独立して、3パスカル秒(Pa・s)以上かつ50Pa・s以下の粘度を有し、パート(B)のパート(A)粘度に対する比率が、1:0.06〜1:13である、請求項1、2、及び6〜9のいずれか一項に記載の方法、請求項3及び6〜9のいずれか一項に記載の用具、請求項4及び6〜9のいずれか一項に記載のキット、又は請求項5〜9のいずれか一項に記載の組成物。
- パート(B)のパート(A)粘度に対する比率が、1:0.6〜1:3.5である、請求項10に記載の方法、請求項10に記載の用具、請求項10に記載のキット、又は請求項10に記載の組成物。
- 前記酸反応性ガラス粒子が、約2〜約30マイクロメートル超の平均粒径を有する、請求項1、2、及び6〜11のいずれか一項に記載の方法、請求項3及び6〜11のいずれか一項に記載の用具、請求項4及び6〜11のいずれか一項に記載のキット、又は請求項5〜11のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記酸反応性ガラス粒子が、パート(A)中に30〜70重量パーセントの量で存在する、請求項1、2、及び6〜12のいずれか一項に記載の方法、請求項3及び6〜12のいずれか一項に記載の用具、請求項4及び6〜12のいずれか一項に記載のキット、又は請求項5〜12のいずれか一項に記載の組成物。
- パート(A)が、水を含む、請求項1、2、6、7、及び請求項8に従属する場合を除く9〜13のいずれか一項に記載の方法、請求項3、6、7、及び請求項8に従属する場合を除く9〜13のいずれか一項に記載の用具、請求項4、6、7、及び請求項8に従属する場合を除く9〜13のいずれか一項に記載のキット、又は請求項5、6、7、及び請求項8に従属する場合を除く9〜13のいずれか一項に記載の組成物。
- パート(A)中の水の量が、パート(A)の総重量に基づいて5〜20重量パーセントである、請求項8、請求項8に従属するような9〜13、及び14のいずれか一項に記載の方法、請求項8、請求項8に従属するような9〜13、及び14のいずれか一項に記載の用具、請求項8、請求項8に従属するような9〜13、及び14のいずれか一項に記載のキット、又は請求項8、請求項8に従属するような9〜13、及び14のいずれか一項に記載の組成物。
- パート(A)、パート(B)、又はパート(A)及びパート(B)が更に、非反応性充填剤を、前記非反応性充填剤を含む前記パートの総重量に基づいて1〜50重量パーセントの量で含む、請求項1、2、及び6〜15のいずれか一項に記載の方法、請求項3及び6〜15のいずれか一項に記載の用具、請求項4及び6〜15のいずれか一項に記載のキット、又は請求項5〜15のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記非反応性充填剤が、無機材料、架橋された有機材料、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項16に記載の方法、請求項16に記載の用具、請求項16に記載のキット、又は請求項16に記載の組成物。
- パート(B)が、パート(B)の総重量に基づいて5〜45重量パーセントの量で前記非反応性充填剤を含む、請求項16若しくは請求項17に記載の方法、請求項16若しくは請求項17に記載の用具、請求項16若しくは請求項17に記載のキット、又は請求項16若しくは請求項17に記載の組成物。
- 前記非反応性充填剤が、ヒュームドシリカ、ジルコニア−シリカ、石英、非熱分解シリカ、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項20に記載の方法、請求項20に記載の用具、請求項20に記載のキット、又は請求項20に記載の組成物。
- パート(B)が、ペーストの形態である、請求項1、2、及び6〜19のいずれか一項に記載の方法、請求項3及び6〜19のいずれか一項に記載の用具、請求項4及び6〜19のいずれか一項に記載のキット、又は請求項5〜19のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記水溶性液体モノマーが、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、グリセロールモノメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ソルビトールメタクリレート、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項8及び請求項8に従属するような9〜20のいずれか一項に記載の方法、請求項8及び請求項8に従属するような9〜20のいずれか一項に記載の用具、請求項8及び請求項8に従属するような9〜20のいずれか一項に記載のキット、又は請求項8及び請求項8に従属するような9〜20のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記多塩基酸が、式:
B(X)m(Y)n
の多塩基酸であって、式中、Bが炭化水素主鎖であり、Xが−COOHであり、Yがエチレン性不飽和基であり、mが少なくとも2であり、nが少なくとも1であり、YがBにアミド連鎖を介して結合される、請求項1、2、及び6〜21のいずれか一項に記載の方法、請求項3及び6〜21のいずれか一項に記載の用具、請求項4及び6〜21のいずれか一項に記載のキット、又は請求項5〜21のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記多塩基酸が、ポリアクリル酸、アクリル酸及びイタコン酸のコポリマー、アクリル酸及びマレイン酸のコポリマー、メチルビニルエーテル及び無水マレイン酸又はマレイン酸のコポリマー、エチレン及び無水マレイン酸又はマレイン酸のコポリマー、スチレン及び無水マレイン酸又はマレイン酸のコポリマー、並びにそれらの組み合わせからなる群から選択されるからなる群から選択されるポリマーの、アクリロイルクロリド、メタクリロイルクロリド、ビニルアザラクトン、アリルイソシアネート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−アミノエチルメタクリレート、及び2−イソシアナトエチルメタクリレートからなる群から選択されるカップリング組成物との反応生成物で構成される群から選択される、請求項22に記載の方法、請求項22に記載の用具、請求項22に記載のキット、又は請求項22に記載の組成物。
- 前記多塩基酸が、1モノマー分子当たり少なくとも2つのエチレン性不飽和基を有する前記モノマー中で不溶性である、請求項9及び請求項9に従属するような10〜23のいずれか一項に記載の方法、請求項9及び請求項9に従属するような10〜23のいずれか一項に記載の用具、請求項9及び請求項9に従属するような10〜23のいずれか一項に記載のキット、又は請求項9及び請求項9に従属するような10〜23のいずれか一項に記載の組成物。
- 1モノマー分子当たり少なくとも2つのエチレン性不飽和基を有する前記モノマーが、ウレタンジメタクリレート、グリセロールジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項24に記載の方法、請求項24に記載の用具、請求項24に記載のキット、又は請求項24に記載の組成物。
- 前記酸反応性ガラスがFASガラスである、請求項1、2、及び6〜25のいずれか一項に記載の方法、請求項3及び6〜25のいずれか一項に記載の用具、請求項4及び6〜25のいずれか一項に記載のキット、又は請求項5〜25のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記パート(A)及びパート(B)が、1.2:1〜1:1.2の容量比率である、請求項1、2、及び6〜26のいずれか一項に記載の方法、請求項3及び6〜26のいずれか一項に記載の用具、請求項4及び6〜26のいずれか一項に記載のキット、又は請求項5〜26のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記力が、30重量ポンド(133ニュートン)未満である、請求項1、2、及び6〜27のいずれか一項に記載の方法、請求項3及び6〜27のいずれか一項に記載の用具、請求項4及び6〜27のいずれか一項に記載のキット、又は請求項5〜27のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記接着低減構成成分が、ポリエチレングリコール、グリセロール、
水溶性又は分散性セルロース、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1、2、及び6〜28のいずれか一項に記載の方法、請求項3及び6〜28のいずれか一項に記載の用具、請求項4及び6〜28のいずれか一項に記載のキット、又は請求項5〜28のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記マルチパート硬化性歯科用組成物が、光重合又はレドックス重合による硬化を経ることができる、請求項1、2、及び6〜29のいずれか一項に記載の方法、請求項3及び6〜29のいずれか一項に記載の用具、請求項4及び6〜29のいずれか一項に記載のキット、又は請求項5〜29のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記マルチパート硬化性歯科用組成物が、ライナー材、合着材、修復材、歯内療法材、及びシール材からなる群から選択される、請求項1、2、及び6〜30のいずれか一項に記載の方法、請求項3及び6〜30のいずれか一項に記載の用具、請求項4及び6〜30のいずれか一項に記載のキット、又は請求項5〜30のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記マルチパート硬化性歯科用組成物が、歯科矯正用ブラケット接着材又はバンドセメントである、請求項1、2、及び6〜31のいずれか一項に記載の方法、請求項3及び6〜31のいずれか一項に記載の用具、請求項4及び6〜31のいずれか一項に記載のキット、又は請求項5〜31のいずれか一項に記載の組成物。
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