JP2013514442A5 - - Google Patents

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表1で示すように、半芳香族コポリアミドおよび官能性ポリオレフィンを含んでなる組成物E1で製造された試験片は、組成物C1の比較試験片マッドと比較して、老化試験終了後、引張強さおよびMWの改善された保持率を示した。
本発明は以下の実施の態様を含むものである。
1. 冷媒流体を運搬するための中空構造の使用であって、前記中空構造が、1または2以上の半芳香族ポリアミドおよび1または2以上の官能性ポリオレフィンを含んでなる樹脂組成物でできた層を含んでなり、
前記1または2以上の半芳香族ポリアミドが、
a)i)8〜20個の炭素原子を有する芳香族ジカルボン酸、および4〜20個の炭素原子を有する脂肪族ジアミン、または
ii)6〜20個の炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸、および6〜20個の炭素原子を有する芳香族ジアミン、または
iii)7〜20個の炭素原子を有する芳香族アミノカルボン酸
から選択されるA群モノマー、ならびに
b)iv)6〜20個の炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸、および4〜20個の炭素原子を有する脂肪族ジアミン、または
v)4〜20個の炭素原子を有するラクタムおよび/または脂肪族アミノカルボン酸
から選択されるB群モノマー
でできたコポリアミドから選択され、
前記A群モノマーが、前記コポリアミドに基づき、10モルパーセントまたは約10モルパーセントから40モルパーセントまたは約40モルパーセントまでの量で存在し、前記B群モノマーが、前記コポリアミドに基づき、60モルパーセントまたは約60モルパーセントから90モルパーセントまたは約90モルパーセントまでの量で存在する、使用。
2. 前記1または2以上の官能性ポリオレフィンが、マレイン酸無水物グラフト化ポリオレフィンである、前記1に記載の使用。
3. 前記1または2以上の官能性ポリオレフィンが、マレイン酸無水物グラフト化ポリエチレン、マレイン酸無水物グラフト化ポリプロピレン、マレイン酸無水物グラフト化エチレンアルファ−オレフィンコポリマー、またはマレイン酸無水物グラフト化エチレン−プロピレンジエンゴム、およびそれらの混合物から選択される、前記1または2に記載の使用。
4. 前記1種または官能性ポリオレフィンが、前記組成物の全重量に基づく重量パーセントで、10重量パーセントから30重量パーセントまでの量で存在する、前記2または3に記載の使用。
5. 前記1または2以上の半芳香族ポリアミドが、
−a)テレフタル酸およびヘキサメチレンジアミン、テレフタル酸およびテトラメチレンジアミンから選択されるA群モノマー、ならびにb)アジピン酸およびテトラメチレンジアミン、アジピン酸およびヘキサメチレンジアミン、デカンニ酸およびヘキサメチレンジアミン、ドデカンニ酸およびヘキサメチレンジアミン、カプロラクタム、ラウロラクタム、11−アミノウンデカン酸から選択されるB群モノマー、
−a)テレフタル酸およびデカメチレンジアミンから選択されるA群モノマー、ならびにb)デカンニ酸およびデカメチレンジアミンから選択されるB群モノマー、
−a)アジピン酸およびm−キシリレンジアミンから選択されるA群モノマー、ならびにb)アジピン酸およびヘキサメチレンジアミンから選択されるB群モノマー、
−ならびにそれらの混合物
でできたコポリアミドから選択される、前記1〜4のいずれかに記載の使用。
6. 前記1または2以上の半芳香族ポリアミドが、a)テレフタル酸およびヘキサメチレンジアミンから選択されるA群モノマー、ならびにb)アジピン酸およびヘキサメチレンジアミンから選択されるB群モノマーでできたコポリアミドから選択される、前記5に記載の使用。
7. 前記樹脂組成物が、ポリエチレン、非官能性ポリプロピレン、非官能性エチレンアルファ−オレフィンコポリマー、非官能性エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)およびそれらの混合物から選択される1または2以上の非官能性ポリオレフィンをさらに含んでなる、前記1〜6のいずれかに記載の使用。
8. 前記樹脂組成物が、スルホンアミド、ヒドロキシ安息香酸のエステル、テトラヒドロフルフリルアルコールエステルまたはエーテル、クエン酸のエステルまたはヒドロキシマロン酸のエステルおよびそれらの混合物から選択される1または2以上の可塑剤をさらに含んでなる、前記1〜7のいずれかに記載の使用。
9. 前記中空構造が、前記樹脂組成物以外の材料でできた最内層をさらに含んでなる、前記1〜8のいずれかに記載の使用。
10. 前記中空構造が、前記樹脂組成物以外の材料でできた最外層をさらに含んでなる、前記1〜9のいずれかに記載の使用。
11. 前記中空構造が、1または2以上の機能層をさらに含んでなる、前記1〜10のいずれかに記載の使用。
12. 前記中空構造が、ホース、パイプ、ダクト、チューブ、チュービングまたはコンジットの形態である、前記1〜11のいずれかに記載の使用。
13. 前記冷媒流体が、ヒドロフルオロオレフィン(HFO)を含んでなる、前記1〜12のいずれかに記載の使用。
14. 前記ヒドロフルオロオレフィンが、2,3,3,3−テトラフルオロプロペンである、前記13に記載の使用。
15. 前記1〜12のいずれかに記載の中空構造を含んでなる冷却装置。
16. 1または2以上の半芳香族ポリアミドおよび1または2以上の官能性ポリオレフィンを含んでなる樹脂組成物でできた層を含んでなる中空構造に冷媒流体を通過させる工程を含んでなる、冷媒流体を運搬する方法であって、
前記1または2以上の半芳香族ポリアミドが、
a)i)8〜20個の炭素原子を有する芳香族ジカルボン酸、および4〜20個の炭素原子を有する脂肪族ジアミン、または
ii)6〜20個の炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸、および6〜20個の炭素原子を有する芳香族ジアミン、または
iii)7〜20個の炭素原子を有する芳香族アミノカルボン酸
から選択されるA群モノマー、ならびに
b)iii)6〜20個の炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸、および4〜20個の炭素原子を有する脂肪族ジアミン、または
iv)4〜20個の炭素原子を有するラクタムおよび/または脂肪族アミノカルボン酸
から選択されるB群モノマー
でできたコポリアミドから選択され、
i)前記A群モノマーが、前記コポリアミドに基づき、10モルパーセントまたは約10モルパーセントから40モルパーセントまたは約40モルパーセントまでの量で存在し、前記B群モノマーが、前記コポリアミドに基づき、60モルパーセントまたは約60モルパーセントから90モルパーセントまたは約90モルパーセントまでの量で存在する、方法。
17. 前記1または2以上の官能性ポリオレフィンが、マレイン酸無水物グラフト化ポリオレフィンである、前記16に記載の方法。
18. 前記1または2以上の官能性ポリオレフィンが、マレイン酸無水物グラフト化ポリエチレン、マレイン酸無水物グラフト化ポリプロピレン、マレイン酸無水物グラフト化エチレンアルファ−オレフィンコポリマー、またはマレイン酸無水物グラフト化エチレン−プロピレンジエンゴム、およびそれらの混合物から選択される、前記16に記載の方法。
19. 前記1種または官能性ポリオレフィンが、前記樹脂組成物の全重量に基づく重量パーセントで、10重量パーセントから30重量パーセントまでの量で存在する、前記16に記載の方法。
20. 前記1または2以上の半芳香族ポリアミドが、
−a)テレフタル酸およびヘキサメチレンジアミン、テレフタル酸およびテトラメチレンジアミンから選択されるA群モノマー、ならびにb)アジピン酸およびテトラメチレンジアミン、アジピン酸およびヘキサメチレンジアミン、デカンニ酸およびヘキサメチレンジアミン、ドデカンニ酸およびヘキサメチレンジアミン、カプロラクタム、ラウロラクタム、11−アミノウンデカン酸から選択されるB群モノマー、
−a)テレフタル酸およびデカメチレンジアミンから選択されるA群モノマー、ならびにb)デカンニ酸およびデカメチレンジアミンから選択されるB群モノマー、
−a)アジピン酸およびm−キシリレンジアミンから選択されるA群モノマー、ならびにb)アジピン酸およびヘキサメチレンジアミンから選択されるB群モノマー、
−ならびにそれらの混合物
でできたコポリアミドから選択される、前記16に記載の方法。
21. 前記1または2以上の半芳香族ポリアミドが、a)テレフタル酸およびヘキサメチレンジアミンから選択されるA群モノマー、ならびにb)アジピン酸およびヘキサメチレンジアミンから選択されるB群モノマーでできたコポリアミドから選択される、前記16に記載の方法。
22. 前記樹脂組成物が、ポリエチレン、非官能性ポリプロピレン、非官能性エチレンアルファ−オレフィンコポリマー、非官能性エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)およびそれらの混合物から選択される1または2以上の非官能性ポリオレフィンをさらに含んでなる、前記16に記載の方法。
23. 前記樹脂組成物が、1または2以上のイオノマーをさらに含んでなる、前記16に記載の方法。
24. 組成物樹脂が、スルホンアミド、ヒドロキシ安息香酸のエステル、テトラヒドロフルフリルアルコールエステルまたはエーテル、クエン酸のエステルまたはヒドロキシマロン酸のエステルおよびそれらの混合物から選択される1または2以上の可塑剤をさらに含んでなる、前記16に記載の方法。
25. 前記中空構造が、前記樹脂組成物以外の材料でできた最内層をさらに含んでなる、前記16に記載の方法。
26. 前記中空構造が、前記樹脂組成物以外の材料でできた最外層をさらに含んでなる、前記16に記載の方法。
27. 前記中空構造が、1または2以上の機能層をさらに含んでなる、前記16に記載の方法。
28. 前記中空構造が、ホース、パイプ、ダクト、チューブ、チュービングまたはコンジットの形態である、前記16に記載の方法。
29. 前記冷媒流体が、ヒドロフルオロオレフィン(HFO)を含んでなる、前記16に記載の方法。
30. 前記冷媒流体が、2,3,3,3−テトラフルオロプロペンを含んでなる、前記16に記載の方法。
31. 前記16に記載の中空構造を含んでなる冷却装置。

Claims (3)

  1. 冷媒流体を運搬するための中空構造の使用であって、前記中空構造が、1または2以上の半芳香族ポリアミドおよび1または2以上の官能性ポリオレフィンを含んでなる樹脂組成物でできた層を含んでなり、
    前記1または2以上の半芳香族ポリアミドが、
    a)i)8〜20個の炭素原子を有する芳香族ジカルボン酸、および4〜20個の炭素原子を有する脂肪族ジアミン、または
    ii)6〜20個の炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸、および6〜20個の炭素原子を有する芳香族ジアミン、または
    iii)7〜20個の炭素原子を有する芳香族アミノカルボン酸
    から選択されるA群モノマー、ならびに
    b)iv)6〜20個の炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸、および4〜20個の炭素原子を有する脂肪族ジアミン、または
    v)4〜20個の炭素原子を有するラクタムおよび/または脂肪族アミノカルボン酸
    から選択されるB群モノマー
    でできたコポリアミドから選択され、
    前記A群モノマーが、前記コポリアミドに基づき、10モルパーセントまたは約10モルパーセントから40モルパーセントまたは約40モルパーセントまでの量で存在し、前記B群モノマーが、前記コポリアミドに基づき、60モルパーセントまたは約60モルパーセントから90モルパーセントまたは約90モルパーセントまでの量で存在する、使用。
  2. 前記1または2以上の官能性ポリオレフィンが、マレイン酸無水物グラフト化ポリオレフィンである、請求項1に記載の使用。
  3. 前記1または2以上の官能性ポリオレフィンが、マレイン酸無水物グラフト化ポリエチレン、マレイン酸無水物グラフト化ポリプロピレン、マレイン酸無水物グラフト化エチレンアルファ−オレフィンコポリマー、またはマレイン酸無水物グラフト化エチレン−プロピレンジエンゴム、およびそれらの混合物から選択される、請求項1または2に記載の使用。
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