JP2013513259A - 擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法、デバイスおよびシステム - Google Patents

擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法、デバイスおよびシステム Download PDF

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Abstract

本発明の実施形態は擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法、デバイスおよびシステムに関し、本方法は:顧客エッジデバイスからサービストラヒックを受信すること(101)と;このサービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループを決定すること(102)と;この擬似ワイヤ集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介してローカル戦略にしたがって上記サービストラヒックをピアデバイスに転送することと;を含む。本発明の実施形態はサービストラヒックの平均収束速度を改善し、ネットワークに障害が発生したときの切り替え時間を短縮する。

Description

本出願は、全体として引例によってここに組み込まれている「method, device and system for processing service traffic based on pseudo wires」と題する2009年12月4日に中国特許庁に出願された中国特許出願第CN200910252928.8号に対して優先権を主張する。
本発明の実施形態は通信の技術分野に関し、また特に擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法、デバイスおよびシステムに関する。
擬似ワイヤ・エミュレーション・エッジツーエッジ(以後、PWE3と呼ばれる)は、非同期転送モード(以後、ATMと呼ばれる)、フレームリレー(以後、FRと呼ばれる)およびパケット交換網(以後、PSNと呼ばれる)上イーサネット(登録商標)といったサービスの本質的属性をエミュレートする機構である。PWE3は、運用費用(以後、OPEXと呼ばれる)を削減するために運用者が従来のサービスをPSNに移行させることを可能にする。
サービスの高い利用可能性を保証するためには、ネットワークの異なる層における冗長度をサポートすることが必要である。使用中のネットワークノード、リンクおよびチャネル等の資源に障害が発生した場合に、ネットワークによる連続的なサービス提供を保証するために他の冗長な利用可能資源に切り替えることが可能となる。活動中の擬似ワイヤ(以後、PWと呼ばれる)における障害の存在時にこの活動中PWを保護するために使用される待機中の擬似ワイヤが、PW冗長度により定義される。PW冗長度には複数のシーンが存在する;例えば2つの端部における顧客エッジ(以後、CEと呼ばれる)デバイスがプロバイダエッジ(以後、PEと呼ばれる)デバイスへの2重ホーミングアクセス中である;一方の端部におけるCEがPEに2重ホーミングアクセス中(in dual−homing access)であって他方の端部におけるCEがPEに単一ホーミングアクセス中(in single−homing access)である;2つの端部におけるCEが2つのPE間でマルチセッション擬似ワイヤ(以後、MS−PWと呼ばれる)を用いてPEに単一ホーミングアクセス中である;マルチテナント・ユニット(以後、MTUと呼ばれる)が階層的仮想私設LANサービス(以後、HVPLSと呼ばれる)におけるスポークPWといったPWによってPEに接続される。PW冗長度のこれらのシーンでは1つのPWは1つの活動中PWであり、他のPWは待機中PWである。
PWによって接続された2つの端部におけるPEを同期的に切り替えるためにインターネット・エンジニアリング・タスクフォース(以後、IETFと呼ばれる)はPWのローカルステータスを転送するためのラベル配信プロトコル(以後、LDPと呼ばれる)のステータスのタイプ長さ値(以後、TLVと呼ばれる)を定義し、そして新しいステータス:活動中/待機中ステータスを識別するための活動中/待機中ステータスを導入する。PEは、遠端部のローカルステータスと活動中/待機中ステータスとにしたがってどのPWが活動中であるかを選択する。2つの端部が両方とも活動中ステータスにあるPWだけがトラヒックを転送できる。PWが運用可能(operational up)であってサービスの流れを転送するために使用されるPWとして選択されているとき、このPWは活動中ステータスにある;PWが運用可能ではあるがサービスの流れを転送するために使用されるPWとして選択されていないとき、このPWは待機中ステータスにある。あるPWが活動中ステータスにあるときこのPWはサービスデータおよび運用管理および保守(以後、OAMと呼ばれる)データを受信および転送できる;PWが待機中ステータスにあるときこのPWはサービスデータを転送できないがOAMデータを転送および受信できる。
あるサービスに対応する冗長なPWは、活動中/待機中様式でだけ使用可能である。例えば1つだけの活動中PWがトラヒックを転送できて、待機中PWは負荷分散様式でネットワーク資源を十分に活用できない場合がある。CE2重ホーミングは、マルチシャーシ・リンク集約グループ(以後、MC−LAGと呼ばれる)負荷分散といった負荷分散様式よって同時には使用できない。
既存のPW冗長技術では、切り替え時間が長い。
本発明の実施形態は、既存のPW冗長技術における長い切り替え時間という問題を解決して切り替え時間を短縮するために、擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法、デバイスおよびシステムを提供する。
本発明の実施形態は:
顧客エッジデバイスからサービストラヒックを受信することと;
上記サービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループを決定することと;
上記サービストラヒックに対応する1つより多い擬似ワイヤを含む前記擬似ワイヤ集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介してローカル戦略にしたがって上記サービストラヒックをピアデバイスに転送することと;を含む、擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法を提供する。
本発明の実施形態は更に:
顧客エッジデバイスからサービストラヒックを受信するように構成された第1の受信モジュールと;
上記サービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループを決定するように構成された擬似ワイヤ集約グループモジュールと;
上記サービストラヒックに対応する1つより多い擬似ワイヤを含む擬似ワイヤ集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介してローカル戦略にしたがってサービストラヒックをピアデバイスに転送するように構成された第1の転送モジュールと;を備える、擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するためのデバイスを提供する。
本発明の実施形態は更に:
顧客エッジデバイスからサービストラヒックを受信する;上記サービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループを決定する;そして上記サービストラヒックに対応する1つより多い擬似ワイヤを含む擬似ワイヤ集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介してローカル戦略にしたがってサービストラヒックをピアデバイスに転送する;ように構成されたローカルデバイスと;
上記擬似ワイヤ集約グループ内の「受信中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介してローカルデバイスからサービストラヒックを受信して上記ローカルデバイスからのサービストラヒックを上記ピアデバイスに接続された顧客エッジデバイスに転送するように構成されたピアデバイスと;を含む、擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するためのシステムを提供する。
本発明の実施形態によって提供される、擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法、デバイスおよびシステムは、対応する擬似ワイヤ集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介してローカル戦略にしたがってサービストラヒックをピアデバイスに転送でき、それによってサービストラヒックの平均収束速度を改善し、擬似ワイヤに障害が発生したときの切り替え時間を短縮できる。
本発明による擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法の第1の実施形態の流れ図である。 本発明による擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法の第1の実施形態の概略図である。 本発明による擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法の第2の実施形態の概略図である。 本発明による擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法の第3の実施形態の概略図である。 本発明による擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法の第4の実施形態の概略図である。 本発明による擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法の第5の実施形態の概略図である。 本発明による擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するためのデバイスの実施形態の概略構造図である。 本発明による擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するためのシステムの実施形態の概略構造図である。
本発明の技術的解決法を、図面と実施形態とによって更に詳細に下記に説明する。
図1は、本発明による擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法の第1の実施形態の流れ図である。図1に示されているように擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法は:
顧客エッジ(customer edge)からトラヒックを受信するステップ101と;
上記サービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループを決定するステップ102と;
サービストラヒックに対応する1つより多い擬似ワイヤを含む擬似ワイヤ集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介してローカル戦略にしたがってサービストラヒックをピアデバイスに転送するステップ103と;を含む。
PW冗長技術ではプロバイダエッジ(provider edge:PE)デバイスといったローカルデバイスは、サービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループを含むメトロイーサネット(登録商標)(以後、METROと呼ばれる)によってピアPEに接続される。例えば、1つのサービス事例に対応する複数のPWは、1つのPW集約グループに集約される。例えばポイント・ツー・ポイントの場合には1つのAC(attachment circuit:付属回路)に対応する複数のPWは1つのPW集約グループに集約される;ポイント・ツー・マルチポイントの場合には1つのVPLS事例に対応する複数のPWは1つのPW集約グループに集約される。
ローカルPEがCEからサービストラヒックを受信した後に例えば、このサービストラヒックに対応するサービス事例が最初に決定され、それからこのサービス事例に対応する擬似ワイヤ集約グループがこのサービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループとして決定される。例えばポイント・ツー・ポイントの場合には、擬似ワイヤ集約グループとサービストラヒックを転送する付属回路(以後、ACと呼ばれる)とが1対1対応になり、そしてPEがACにしたがってサービストラヒックを転送するACに対応する擬似ワイヤ集約グループを決定できるということが設定され得るであろう。ACによって転送されたサービストラヒックを受信した後に、ローカルPEはサービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループを決定し、それから擬似ワイヤ集約グループにおける「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介してローカル戦略にしたがってサービストラヒックをピアPEに転送する。それからサービストラヒックは、ピアPEによってピアACに転送されるが、ここでACは2つの端部におけるPEとCEとの間のリンクを含む。図2は、本発明による擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法の第1の実施形態の概略図である。図2ではPE1がローカルPEである場合、CE_1とPE_1またはPE_4との間のネットワークはローカルACであり、CE_2とPE_2またはPE_3との間のネットワークはピアACである。例えばポイント・ツー・マルチポイントの場合には擬似ワイヤ集約グループと仮想私設LANサービス(以後、VPLSと呼ばれる)事例とは1対1対応になることも設定され得るであろう。ローカルPEがサービストラヒックを受信した後、サービストラヒックに対応するVPLS事例が最初に決定され、それからサービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループがVPLS事例に対応する擬似ワイヤ集約グループにしたがって決定され、そしてこのサービストラヒックは擬似ワイヤ集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介してピアPEに転送される。
更に、擬似ワイヤ集約グループ内の擬似ワイヤがピアデバイスによって転送されたサービスを受信する場合、サービストラヒックを処理するための方法は更に:
ピアデバイスによって転送されたサービストラヒックを擬似ワイヤ集約グループ内の「受信中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介して受信することと;
ピアデバイスのサービストラヒックを顧客エッジデバイスに転送することと;を含む。
具体的には図2に示されるように、METROではローカルデバイスPE_1は1つのサービスに対応する2つの擬似ワイヤ(PW):PW201およびPW202を確立するが、ここでPW201のピアデバイスはPE_2であり、PW202のピアデバイスはPE_3である。PE_1上でPW201とPW202は1つの擬似ワイヤ(PW)集約グループ20に集約される。ローカル戦略は負荷分散戦略(load sharing strategy)であり、負荷分散関係はPW集約グループ20内の擬似ワイヤの各々の間で形成されることが仮定されている。例えばPE_1がCE_1からトラヒックを受信するとこのトラヒックは、ハッシュ、1パケット当たり負荷分散、ランダム選択などを含むある一定の負荷分散戦略にしたがってPW201およびPW202の活動中ステータスのPWに転送されることが可能である。
図1を参照すると、ステップ103の前に各擬似ワイヤ集約グループ内の各擬似ワイヤのステータスを決定することが必要とされる。例えば特定の決定方法は:
ローカルデバイスのローカルステータスと各ピアデバイスのピアステータスとを取得することと;
ローカルステータスとピアステータスとにしたがって擬似ワイヤ集約グループ内の各擬似ワイヤのステータスを決定することと;を含む。
例えば、ローカルステータスとピアステータスとにしたがって擬似ワイヤ集約グループ内の各擬似ワイヤのステータスを決定するための方法は具体的に下記の状況を含み得る。
状況1:ローカルステータスが運用不能(operational down)ステータスである場合には擬似ワイヤ集約グループ内のすべての擬似ワイヤのステータスは障害ステータスであると決定される。
状況2:ローカルステータスが活動中ステータスであってピアステータスが活動中ステータスである場合には擬似ワイヤ集約グループ内のローカルデバイスとピアデバイスとの間の擬似ワイヤのステータスは活動中ステータスであると決定される。
状況3:ローカルステータスが活動中ステータスであってピアステータスが待機中ステータスである場合には擬似ワイヤ集約グループ内のローカルデバイスとピアデバイスとの間の擬似ワイヤのステータスは受信中ステータスであると決定される。
状況4:ローカルステータスが待機中ステータスであってピアステータスが活動中ステータスである場合には擬似ワイヤ集約グループ内のローカルデバイスとピアデバイスとの間の擬似ワイヤのステータスは転送中ステータスであると決定される。
状況5:ローカルステータスが待機中ステータスであってピアステータスが待機中ステータスである場合には擬似ワイヤ集約グループ内のローカルデバイスとピアデバイスとの間の擬似ワイヤのステータスは休止ステータスであると決定される。
状況6:擬似ワイヤ集約グループ内の擬似ワイヤの2つの端部におけるいずれかのデバイスまたはリンクが障害ステータスにある場合には擬似ワイヤ集約グループ内のすべての擬似ワイヤのステータスは障害ステータスであると決定される。
各サービスは、活動中ステータスと運用不能ステータスと待機中ステータスとを含むローカルステータスを有する。マルチシャーシ・リンク集約グループ(以後、MC−LAGと呼ばれる)、マルチシャーシ自動保護切り替え(以後、MC−APSと呼ばれる)およびリンク集約制御プロトコル(以後、LACPと呼ばれる)といったローカル戦略にしたがって、ローカルPEといったローカルデバイスは、ローカルステータスを活動中ステータス、待機中ステータスまたは運用不能ステータスであるように設定できる。通常、ACが障害を有するときローカルステータスは運用不能ステータスであり;ACステータスが運用可能であるときローカルステータスは待機中ステータスまたは活動中ステータスであり得る。例えばマルチシャーシ活動/待機選択プロトコル(MC−LAGといった)が採用されない場合には、ローカルステータスは待機中ステータスを含まない。ローカルステータスが活動中ステータスであるときトラヒックはPWから転送されて受信され得る;ローカルステータスが待機中ステータスであるときトラヒックはPWから受信されることはできないが、トラヒックはACから受信されることが可能であり、PWのピアステータスにしたがってトラヒックをPWに転送することができるかどうかを決定できる。ピアステータスが活動中ステータスである場合にはトラヒックはPWに転送されることが可能である。
ローカルステータスにしたがってローカルデバイスは、ローカルステータスを示す告知(announcement)をPWのピアデバイスに送信し、またピアデバイスは、ピアステータスを示す告知をPWのローカルデバイスに送信する。ローカルデバイスおよびピアデバイスは相対概念である。例えばセルサイト(基地局)ゲートウェイ(以後、CSGと呼ばれる)がローカルデバイスである場合にはリモートサイト(端末側)ゲートウェイ(以後、RSGと呼ばれる)はCSGのピアデバイスである;一方、RSGがローカルデバイスである場合にはCSGはRSGのピアデバイスである。ローカルデバイスによってピアデバイスに送信された告知は、目標ラベル配信プロトコル(Target Label Distribute Protocol)(以後、T−LDPと呼ばれる)の通知メッセージによって実現され得る。例えばRSGのローカルステータスが待機中ステータスであるとき、RSGはこのRSGが運用可能ステータスおよび待機中ステータスにあることを示すためのT−LDPの通知メッセージをピアCSGに転送する;RSGのローカルステータスが活動中ステータスであるとき、RSGはこのRSGが運用可能ステータスおよび活動中ステータスにあることを示すためのT−LDPの通知メッセージをCSGに転送する;RSGのローカルステータスが運用不能ステータスであるとき、RSGはこのRSGが運用不能ステータスにあることを示すためのT−LDPの通知メッセージをピアCSGに転送する。
ローカルデバイスがピアデバイスから通知メッセージを受信した場合、ローカルステータスと受信されたピアステータスとにしたがってローカルデバイスとピアデバイスとの間のPWのステータスを生成することが可能である。PWのステータスは、下記:障害ステータス、受信中ステータス、転送中ステータス、休止ステータス、および活動中ステータスを含むが、これらに限定されない。ローカルデバイスとピアデバイスとの間のPWのステータスを決定するためのルールは下記の例を採用できる。
例1:ローカルステータスが運用不能ステータスである場合には、上記の状況1のようにピアステータスが何であるかにかかわらずPWは障害ステータスにある。
例2:ローカルステータスが活動中ステータスである場合には、上記の状況2のように受信されたピアステータスが活動中ステータスである場合にPWのステータスは活動中ステータスであり;上記の状況3のように受信されたピアステータスが待機中ステータスである場合にPWのステータスは受信中ステータスである。
例3:ローカルステータスが待機中ステータスである場合には、上記の状況4のように受信されたピアステータスが活動中ステータスである場合にPWのステータスは転送中ステータスであり;上記の状況5のように受信されたピアステータスが待機中ステータスである場合にPWのステータスは休止ステータスである。
例4:PWの2つの端部におけるPE間のリンクまたはデバイスが障害を有するという理由で、例えばPWが機能しないことを検出するためにPW上で双方向転送検出(Bidirectional Forwarding Detection)(以後、BFDと呼ばれる)または多数プロトコルラベル切り替え(Multiple Protocol Label Switching)(以後、MPLSと呼ばれる)OAMが使用されるという理由でPWの転送が障害を有する場合には、上記の状況6のようにPWは障害ステータスにある。
活動中ステータスのPWはトラヒックを転送および受信することができる;休止ステータスおよび運用不能ステータスのPWはトラヒックを転送することも受信することもできない;転送中ステータスのPWはトラヒックを転送できるが受信できない;受信中ステータスのPWはトラヒックを受信できるが転送できない。更にPWの2つの端部におけるデバイスによって決定されたローカルステータスおよびピアステータスは必ずしも同じではないので、2つの方向におけるPWのステータスは異なり得る。例えばRSGによって決定されたローカルステータスが活動中ステータスである場合にはCSGによって決定されたローカルステータスは待機中ステータスである。それからRSGからCSGへのPWのステータスは受信中ステータスであるが、CSGからRSGへのPWのステータスは転送中ステータスである。
更に、本実施形態の方法を採用することによってローカル戦略は負荷分散戦略または活動/待機戦略であり得る;ローカル戦略が負荷分散戦略である場合には擬似ワイヤ集約グループ内の擬似ワイヤの各々の間の関係は負荷分散関係である;ローカル戦略が活動/待機戦略である場合には擬似ワイヤ集約グループ内の擬似ワイヤの各々の間の関係は活動/待機関係である。
更に、2重端部切り替え(dual end switching)が採用された場合には、例えばサービスをピアデバイスに転送するための経路とピアデバイスのサービスを受信するための経路とは同じに設定され得る;単一端部切り替えが採用された場合には、サービスをピアデバイスに転送するための経路とピアデバイスのサービスを受信するための経路とは異なるように設定され得る。
更に、例えばローカルデバイスが擬似ワイヤを介してサービストラヒックをピアデバイスに転送するとき、ピアデバイスによって擬似ワイヤからサービストラヒックを受信するための特定の方法は:
着信ラベルマップ(以後、ILMと呼ばれる)入力(incoming label map entry)にしたがってピアデバイスが擬似ワイヤからサービストラヒックを受信するように、同じサービストラヒックに対応する擬似ワイヤの各々に関して着信ラベルマップ入力をそれぞれ確立すること;または
着信ラベルマップ入力にしたがってピアデバイスが擬似ワイヤからサービストラヒックを受信するように、同じ着信ラベルマップ入力を同じサービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループ内のすべての擬似ワイヤに割り当てること;を含み得る。
例えば、1つのサービストラヒックに対応するPW集約グループ内に複数のPWが存在する場合には活動中ステータスおよび受信中ステータスのPWはサービストラヒックを受信できるが、これは2つの仕方によって実現される:第1の仕方は各PWの着信ラベルが異なっていて各PWがPWに転送されたサービストラヒックを受信するために着信ラベルマップ入力を確立することである;第2の仕方は同じ着信ラベルマップ入力が同じサービストラヒックに対応するすべてのPWに割り当てられて、すべてのPWが1つのILM入力を共有することである。1つのILM入力を共有する同じサービストラヒックに対応するすべてのPWの方法はラベル資源の占有と転送テーブル資源の占有とを減らすことができ、それによって好適なソリューションとなる。
図3は、本発明による擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法の第2の実施形態の概略図である。図3に示されているように、本発明の擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法の第1の実施形態に基づいて、イーサネット(登録商標)においてCSGおよびRSGは上記のルールにしたがってローカルステータスとピアステータスとPWのステータスとを生成する。
ローカルデバイスがACからトラヒックを受信する場合、トラヒックを転送するために活動中ステータスおよび転送中ステータスにあるPWといったトラヒックを転送することを許されたPWからローカル戦略にしたがって1つのPWが選択される。活動中ステータスおよび受信中ステータスにあるPW(これらのステータスの複数のPWが存在する可能性がある)といったトラヒックを受信することを許されたPWからローカルデバイスがトラヒックを受信した後に、トラヒックは対応するACに転送される。
図3に示されているように、セルサイト・ゲートウェイ(CSG)およびリモートサイト・ゲートウェイ(RSG)の両者ともPEに属している。CSG_1は、IPセルサイト_1のサービスを転送するため、およびサービスのためにRSG_1およびRSG_2それぞれにPW集約グループ30である2つのPW(PW301およびPW302)を確立するために使用される。CSG_2は、IPセルサイト_2のサービスを転送するため、およびサービスのためにRSG_1およびRSG_2それぞれに2つのPW(PW303およびPW304)を確立するために使用される。無線ネットワークコントローラ(以後、RNCと呼ばれる)は2つのリンク:リンク501およびリンク502を介してRSG_1およびRSG_2への2重ホーミングアクセスステータスにあり、LACPを使用することによってリンク501および502を論理リンクに結び付ける。LACPはまたRSG_1およびRSG_2からRNCへのリンクのためにも使用される。RSG_1とRSG_2とがRNCとの折衝によって運用可能になり得るように、同じシステムIDおよび異なるリンクIDが設定される。各PWに関して、対応するRSGがリンク集約グループ(以後、LAGと呼ばれる)のある一定の仮想ローカル・エリア・ネットワーク(以後、VLANと呼ばれる)に関連付けられる。VLAN(図示せず)はLAGと共に論理ACを構成する。
ローカル戦略は負荷分散戦略であり得る:CSG_1のACサイドにおいてリンク501および502が運用可能であるとき、PW301およびPW302はリンク501および502それぞれによってCSG_1とRNCとの間に2つの平行なチャネルを構成する。これら2つの平行なチャネルは、負荷分散を実現するためにIPセルサイト_1のサービストラヒック転送タスクを同時に引き受けることができ、それによってネットワーク資源を十分に活用するという目的を達成できる。IPセルサイト_1のすべてのトラヒックはまたPW301を使用することによって転送されることが可能であり、IPセルサイト_2のすべてのトラヒックもまたPW304を使用することによって転送されることが可能であって、負荷分散を実現してリンク501および502を同時に使用するためにRSG_1およびRSG_2それぞれを採用することによってこれらのセルサイトの一部のサービスを処理することができるであろう。例えばリンク501の障害はLACPおよび他の手段またはRNCおよびRSG_1によって検出され得る。リンク501が障害ステータスであるときRNCは直ちにすべてのトラヒックをリンク502に切り替え、RSG_2は如何なる自動保護切り替え(以後、APSと呼ばれる)プロトコルまたは通知信号伝達もせずにトラヒックをCSG_1に、それからIPセルサイト_1に正しく転送できる。この実施形態ではRSG_1はローカルステータスを運用不能ステータスに変更することができ、対応するPWステータスが運用不能ステータスであることを知らせるメッセージをピアCSGに送信できる。しかしながら従来技術ではトラヒックは、RSG_1がT−LDPの障害通知メッセージをCSGに転送し、CSG_1がこのメッセージを処理して活動中ステータスのPWをPW301からPW302に切り替えるまでセルサイトに正しく転送されることができない。顧客データは上記の一連の処置が完了する前に廃棄される。したがって従来技術と比較して本実施形態のサービストラヒックを処理するための方法は、サービス切り替えのために必要とされる時間を短縮できる。負荷分散戦略が使用されるときCSGは更に、トラヒックの乱れを避けるために顧客データストリームにしたがって転送するためにどの活動中PWが採用されるかを決定できる。例えばサービスの顧客データがIPストリームである場合にはIPの5個の要素<ソースIPアドレス、宛て先IPアドレス、ソースポート番号、宛て先ポート番号、IPプロトコル番号>にしたがってハッシュ演算が実行される、または異なるサービスが異なるVLAN優先順位を有する場合にはハッシュ演算はVLAN優先順位にしたがってPWに対して実行される。
リンク501が障害状態にあるとき、すべての論理VLANは障害状態にあり、すべての関連PWに通知することが必要である。CSG_1およびCSG_2はPW301およびPW302をそれぞれ障害ステータスに設定する。セルサイトからRNCへのトラヒックはPW302およびPW304それぞれを通り抜けて2つの状況に分割され得る:一方の状況は元のセルサイトからRNCへのトラヒックがPW302およびPW304を通り抜け、そこにはリンク501が障害になったときパケットの損失もなく、如何なる影響も存在しないという状況であり;他方の状況は元のセルサイトからRNCへのトラヒックがPW301およびPW303を通り抜け、そこにはリンク501が障害になったとき切り替え処理(例えばCSG_1に関してPWがPW301からPW302に切り替えられ;CSG_2に関してPWがPW303からPW304に切り替えられる)が完了するまで正常に転送され得ないという状況である。後者の状況ではパケット損失は従来技術の期間と同じある一定の期間中に発生する可能性がある。しかしながら一般に平均パケット損失期間は短縮され、収束速度は加速される。更に本発明の実施形態ではRNCは、複雑なMC−LAG技術なしに標準のLACPによってRSGに2重ホーミングされ得る。
更に、CSGからRNCへの経路およびRNCからCSGへの経路は同じまたは異なることがあり得るが、これはCSGおよびRNCのローカル戦略に依存する。
更に、ローカル戦略は活動/待機戦略であり得る。図3に示されているようにMC−LAGは、あるサービスのために活動/待機選択を行ってCSG_1に通知するために、RSG_1とRSG_2との間で採用される。RSG_1が活動中であると仮定すると、RSG_2は待機中であり、CSG_1のローカルステータスは活動中ステータスである。ルールによればCSG_1端部において2つのPWのうちのPW301は活動中ステータスにあり、PW302は受信中ステータスにある;RSG_1端部においてPW301は活動中ステータスにある;RSG_2端部においてPW302は転送中ステータスにある;ということが知られ得る。CSG_1は、活動中ステータスのPW301からトラヒックを転送し、RSG_1端部における活動中ステータスのPW301から、およびRSG_2端部における受信中ステータスのPW302からトラヒックを受信する。活動中RSG_1とRNCとの間のリンク501に障害が存在するときRNCはリンク502に直接切り替わる。RSG_2は待機中であるが、RSG_2端部におけるサービスに対応するPW302は転送中ステータスにあるので、ACのトラヒックはまだPW302に転送され得る。
更に、PWはトラヒックエンジニアリング(以後、TEと呼ばれる)高速経路切り替え(Fast Reroute)(以後、FRRと呼ばれる)またはラベル配信プロトコル(以後、LDPと呼ばれる)FRR技術を使用することによって保護され得る。ネットワークMETRO内のリンクまたはデバイスが障害状態になったとき、PWはPWのステータスを変更せずにTE FRRまたはLDP FRRによって待機中のLSPトンネルに切り替えられることが可能である。
更に例えば擬似ワイヤを設定するための方法は下記の通りであり得る。
方法1:予め確立された擬似ワイヤの一方の端部において第1のローカル転送等価クラス(転送等価クラス(Forwarding Equivalence Class)、以後FECと呼ばれる)情報を設定し、ピアデバイスを指定し、そして擬似ワイヤの他方の端部において第2のローカル転送等価クラス情報を設定することと;
第1のローカル転送等価クラス情報を含む擬似ワイヤ確立要求を擬似ワイヤの一方の端部におけるデバイスによって開始することと;
擬似ワイヤの他方の端部におけるデバイスが擬似ワイヤ確立要求を受信した後に、第1のローカル転送等価クラス情報が第2のローカル転送等価クラス情報と一致するかどうかを決定し、一致する場合には擬似ワイヤ確立要求を受け入れて擬似ワイヤを確立することと;を含む。
例えば、擬似ワイヤは転送等価クラス情報FEC128を採用することによって設定される。
図3を参照すると、RSG_1はPW IDとローカルACのカプセル封入タイプとを含むPW301のFEC情報を設定するためにFEC128を採用し、RSG_1のピアデバイスとしてCSG_1を指定することと;RSG_2もまたPW302のためにPW IDとローカルACのカプセル封入タイプとを設定して、ピアデバイスとしてCSG_1を指定することと;が仮定されている。しかしながらCSG_1はPW IDとローカルACのカプセル封入タイプとを設定するだけであって、ピアデバイスを指定しない。CSG_1がRSG_2の擬似ワイヤ確立要求(例えばLDP MAPPING)を受信すると、CSG_1は擬似ワイヤ確立要求内の転送等価クラス(FEC)情報を分析する。FEC情報128が採用されるので、擬似ワイヤ確立要求内に保持されているPW IDおよびカプセル封入タイプがCSG_1のローカルFEC情報と一致するかどうかを決定することだけが必要になる。これらが一致する場合にはPWは自動的に確立されるが、これらが一致しない場合にはPWは確立されない。したがってCSG_1はPW IDとPW301およびPW302のローカルACのカプセル封入タイプとを設定することだけを必要とし、ピアデバイスを指定することを必要としない。
方法2:予め確立された擬似ワイヤの一方の端部において第1のローカル転送等価クラス情報と第1のピア転送等価クラス情報とを設定して、擬似ワイヤの他方の端部において第2のローカル転送等価クラス情報を設定することと;
第1のローカル転送等価クラス情報と第1のピア転送等価クラス情報とを含む擬似ワイヤ確立要求を擬似ワイヤの一方の端部におけるデバイスによって開始することと;
擬似ワイヤの他方の端部におけるデバイスが擬似ワイヤ確立要求を受信した後に、第1のピア転送等価クラス情報が第2のローカル転送等価クラス情報と一致するかどうかを決定し、一致する場合には擬似ワイヤ確立要求を受け入れて擬似ワイヤを確立することと;を含む。
例えば、FEC129は擬似ワイヤを設定するために採用される。
図3を参照すると、CSG_1はPW301のピアFEC情報を設定しなくてもよく、ローカルFEC情報だけを設定すればよい。例えばAC ID、グローバルIDおよびプレフィックスのローカルFEC情報は、FEC129が採用されたときに設定される。PWは、ローカルFEC情報およびピアFEC情報(AC ID、グローバルIDおよびプレフィックス)がRSG_1およびRSG_2上で設定された場合に確立され得る。ピアFEC情報の一端が設定され、例えばRSG_1が擬似ワイヤ確立要求を最初に開始し、擬似ワイヤ確立要求を受信した後にCSG_1が擬似ワイヤ確立要求内のピアFEC情報とCSG_1ローカルFEC情報とにしたがって一致判定を実行し、一致が存在する場合にPWが自動的に確立される。各PWは一方の端部においてピアFEC情報を設定することだけを必要とする。ピアFEC情報設定は平均して半分に削減される。ピアFEC情報によって設定されない端部はピアデバイスを「自動的に発見する」が、これは全体として半自動発見方法である。
本実施形態ではローカルデバイスは、対応する擬似ワイヤ集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介してローカル戦略にしたがって顧客エッジデバイスからのサービストラヒックをピアデバイスに転送し、それによってサービストラヒックの平均収束速度を改善し、ネットワークに障害が発生したときの切り替え時間を短縮する;ローカル戦略が負荷分散戦略であるときには、更にPW集約グループ内のメンバーPWの間で負荷分散を実現してネットワーク資源を十分に活用することが可能である;サービスの単一端部切り替え(single−end switching)が実現され得る;MC−LAGといった複雑なマルチシャーシプロトコルは必要とされず、それによってネットワーク費用を削減する。
本実施形態ではイーサネット(登録商標)においてCSGは、短い収束時間と高い切り替え速度とで、対応する擬似ワイヤ集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介して負荷分散戦略にしたがってサービストラヒックをRSGに転送する。更にPW集約グループ内のメンバーPWの間で負荷分散を実現することと、ネットワーク資源を十分に活用することと、サービスの単一端部切り替えを実現することと、が可能であり;MC−LAGといった複雑なマルチシャーシプロトコルは必要とされず、それによってネットワーク費用を削減する。
図4は、本発明による擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法の第3の実施形態の概略図である。本実施形態では、セルサイトは時分割多重(以後、TDMと呼ばれる)およびATMリンクを使用することによってCSGに接続できる。RSGおよびRNCは、TDMおよびATMを使用することによって接続され得る。物理インタフェースは同期伝送モジュール(以後、STMと呼ばれる)−nであり得る。ATM、TDMタイプのPWはCSGとRSGとの間に確立される。イーサネット(登録商標)とは異なりTDMおよびATMにおけるローカル戦略として分散戦略を使用することはできないが、活動/待機戦略を採用できる、すなわちMC−APSを使用することによって2つのRSGのうちの一方を活動中、他方を待機中であるように選択することができる。
RSGが待機中であるように選択された場合には、RSGはRSGが待機中ステータスにあることを示すT−LDPの通知メッセージをピアCSGに転送する;RSGが活動中であるように選択された場合には、RSGはRSGが活動中ステータスにあることを示すT−LDPの通知メッセージをピアCSGに転送するということが仮定されている。CSGがRSGの通知メッセージを受信した後に、CSGのローカルステータスが運用可能ステータスである場合には、ピアRSGの待機中ステータスを受信したPWのステータスは受信中ステータスであって、ピアRSGの活動中ステータスを受信したPWのステータスは活動中ステータスである。同様に、RSGのローカルステータスが活動中ステータスである場合には、ピアCSGの待機中ステータスを受信したPWのステータスは受信中ステータスであって、ピアCSGの活動中ステータスを受信したPWのステータスは活動中ステータスである;RSGのローカルステータスが待機中ステータスである場合には、ピアCSGの待機中ステータスを受信したPWのステータスは休止ステータスであって、ピアCSGの活動中ステータスを受信したPWのステータスは転送中ステータスである。休止ステータスのPWは顧客メッセージを転送も受信もできず、また転送中ステータスのPWは顧客メッセージを転送できるが受信できない。図4ではCSG_1端部は活動中ステータスにあり、CSG_2端部は活動中ステータスにあり、RSG_1端部は活動中ステータスにあり、RSG_2端部は待機中ステータスにあることが仮定されており、CSG_1端部におけるPW401のステータスは活動中ステータスであり、CSG_1端部におけるPW402のステータスは受信中ステータスであり、CSG_2端部におけるPW403のステータスは転送中ステータスであり、CSG_2端部におけるPW404のステータスは休止ステータスであることが知られ得る。したがってCSG_1はサービストラヒックを転送するためにPW401を選択でき、CSG_2はサービストラヒックを転送するためにPW403を選択できる。RSG_1はPW401およびPW403からサービストラヒックを受信した後にサービストラヒックをリンク601に転送する。
RSGおよびRNCが2重端部切り替え(dual−end switching)である双方向サービスを持つように構成される場合にはサービストラヒックの2方向のトラヒックは同じルートを通過し、RSGとRNCとの間のリンクは障害がどの方向に発生しているかにかかわらずリンク障害と見做され、RSGは運用不能ステータスを示すためのT−LDPの通知メッセージをCSGに送信する;RSGとRNCとの間のリンクの2方向が正常であってMC−APSプロトコルにしたがって選択された結果が待機中ステータスである場合には、RSGは運用可能ステータスと待機中ステータスとを示すためのT−LDPの通知メッセージをCSGに送信する;RSGとRNCとの間のリンクの2方向が正常であってMC−APSプロトコルにしたがって選択された結果が活動中ステータスである場合には、RSGは他の実施形態と同様に運用可能ステータスと活動中ステータスとを示すためのT−LDPの通知メッセージをCSGに送信する。
RSGおよびRNCが単一端部切り替えである1方向サービスを持つように構成される場合には、サービストラヒックの2方向のトラヒックは図4に示されているように異なる経路を通過し、RSGはリンクのステータスを示すためにRSGからRNCの方向のリンク601および602の障害状況にしたがってT−LDPの通知メッセージをCSGに送信する;リンクが障害状態になく、このリンクがMC−APSによって活動リンクとして選択されている場合には運用可能ステータスと活動中ステータスとが示される;リンクが障害状態にある場合には運用不能ステータスが示される;リンクが障害状態になくこのリンクがMC−APSによって待機中リンクとして選択されている場合には運用可能ステータスと待機中ステータスとが示される。
RSGからRNCへの方向の活動リンク601が障害状態にあるとき、例えばRNCはRNCからRSG_1へのファイバが障害状態にあることを検出し、CSGに送信されるべきトラヒックはAPSプロトコルを介してリンク601からリンク602に切り替えられる。RSG_2がRNCのトラヒックを受信した後に、トラヒックはPW402がRSG_2端部において転送中ステータスにあるのでPW402に直接送信され得る。CSG_1がPW402のトラヒックを受信した後、PW402はCSG_1端部において受信中ステータスにあるのでCSG_1はこのトラヒックを受信して正常に処理できる;CSG_1はトラヒックをセルサイト_1に転送する。RNCからセルサイト_2へのトラヒックは同じ仕方で処理される。サービスを、RSG_1およびRSG_2上でRNCから受信されたトラヒック内の顧客識別情報(STM−nのチャネル番号といった)にしたがって区別することが可能であり、異なるサービスは異なるPWに関連付けられ得る。したがってRNCからセルサイトへのトラヒックは、如何なるAPSプロトコルもRSGとCSGとの間の告知信号伝達もせずにCSGに正しく転送され、それからセルサイトに転送されることが可能である。しかしながら従来技術では、RSG_1がT−LDPの障害通知メッセージをCSGに送信し、CSG_1がこのメッセージを処理して活動中ステータスのPWをPW401からPW402に切り替えるまで、セルサイトに正しくトラヒックを転送することができない。これら一連の処置が完了する前に顧客メッセージは廃棄される。
RNCからCSGへの方向のトラヒックに関しては、反対方向の類似の機構であり得るMC−APSによって活動/待機関係を調整して、これら2方向の活動/待機選択を引き受けることが必要である。2方向の選択結果は異なる可能性がある。RNCからCSGへの方向のトラヒックの処理は活動中/待機中RNCからCSGへの方向のトラヒックの処理と同じである。
RSGおよびRNCが2重端部切り替えを持つように構成される場合には、すなわちこの切り替えは送信端部と受信端部との折衝によって完了させられることを必要とする。上記の活動/待機および双方向切り替えは2重端部切り替えである。RSGはMC−APSをサポートし、RNCは1:1モードで動作するAPSをサポートすることが必要である。
RSGおよびRNCが単一端部切り替えを持つように構成される場合、すなわちこの切り替えが受信端部において完了させられることだけを必要とする場合、送信端部は2重送信ステータスにあって1+1モードで動作する。
図4に示されているようにRSGは、リンクのステータスを示すためにRSGからRNCへの方向のリンク601および602の障害状況にしたがってT−LDPの通知メッセージをCSGに送信する;リンクが障害状態になく、このリンクが選択調整プロトコル(selection coordination protocol)(このパラグラフの下記の部分における「選択調整プロトコル」の第2の半分である)によって活動リンクとして選択されている場合には活動中ステータスが示される;リンクが障害ステータスにある場合には運用不能ステータスが示される;リンクが障害状態になく、このリンクが選択調整プロトコルによって待機中リンクとして選択されている場合には待機中ステータスが示される。単純な選択調整プロトコルはRSGの間で必要とされる。RNCによって送信されたトラヒックを受信するためにRSG_1が選択され、RSG_2はRNCによって送信されたトラヒックを廃棄する(この場合RNCは2重送信ステータスにある)ことが仮定されている;一方ではCSGによって送信されたトラヒックを受信するためにRSG_2が選択され、RSG_1はRNCがリンク601からトラヒックを受信しないように障害指示情報(例えばこの指示情報はすべて1である)をRNCに送信することが仮定されている。
RSGからRNCへの方向の活動リンク601が障害状態にあるときRSG_1は運用不能ステータスを示すためのT−LDPの通知メッセージをCSGに送信し、RSG_2はこの障害(ICCPといった機構を使用してRSG_1によって告知され得る)を認識した後に運用可能ステータスと活動中ステータスとを示すためのT−LDPの通知メッセージをCSGに送信する。CSG1はT−LDPの通知メッセージを受信して処理した後にトラヒックをPW401からPW402に切り替え、CSG2は同様にトラヒックをPW403からPW404に切り替える。RSG_2はCSGから送信されたトラヒックを受信してリンク602を介してこのトラヒックをRNCに転送する。
RNCからRSGへの方向の活動リンク601が障害状態にあるとき、例えばRNC上のサービスが双方向であるので処理は変更されない。RSG_2はRNCによって送信されたトラヒックを受信し、この障害を認識した後にPW402を介してこのトラヒックをCSGに転送する(選択調整プロトコルは障害にしたがって新しい選択を行い、RSG_2は新しい活動デバイスになる)。ここでPW402はRSG_2端部において転送中ステータスにあるので、トラヒックはPW402に直接送信され得る。CSG_1がPW402のトラヒックを受信した後、PW402はCSG_1端部において受信中ステータスにあるのでCSG_1はトラヒックを受信して正常に処理することができる;CSG_1はトラヒックをセルサイト_1に転送する。RNCからセルサイト_2へのトラヒック処理はこれと同様である。サービスをRSG_1およびRSG_2上のRNCから受信されたトラヒック内の顧客識別情報(STM−nのチャネル番号といった)にしたがって区別することが可能であり、異なるサービスは異なるPWに関連付けられ得る。したがってRNCからセルサイトへのトラヒックは如何なるAPSもRSGとCSGとの間の告知信号伝達もせずにCSGに正しく転送され、それからセルサイトに転送されることが可能である。しかしながら従来技術では、RSG_1がT−LDPの障害通知メッセージをCSGに送信し、CSG_1がこのメッセージを処理して活動中ステータスのPWをPW401からPW402に切り替えるまで、トラヒックはセルサイトに正しく転送され得ない。これら一連の処置が完了する前に顧客メッセージは廃棄される。
この実施形態ではTDMおよびATMにおいてCSGは、対応するPW集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスのPWを介して活動/待機戦略にしたがってサービストラヒックをRSGに転送する。収束時間は短時間であり、切り替え速度は高速であり、単一端部切り替えが実現され得る。
図5は、本発明による擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法の第4の実施形態の概略図である。図5に示されているように本発明の擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法の第2および第3の実施形態に基づいて、CSGはユーザ向けプロバイダエッジ(User Facing Provider Edge)(以後、UPEと呼ばれる)デバイスに交換され、RSGはネットワーク向けプロバイダエッジ(以後、NPEと呼ばれる)デバイスに交換され、セルサイトはディジタル加入者線アクセスマルチプレクサ(以後、DSLAMと呼ばれる)に交換され、RNCはサービスルータ(以後、SRと呼ばれる)に交換されるが、ここでDSLAMは2つのUPE:UPE_1およびUPE_2に2重ホーミングされている。UPE端部およびNPE端部におけるPW確立および転送ルールは上記実施形態の説明を参考にすることができる。本実施形態ではSRからNPE_1およびNPE_2への2つのリンクばかりでなくDSLAMからUPE_1およびUPE_2への2つのリンクは、両方ともACである。
本実施形態では、複数のトラヒックはDSLAMを通り抜けた後の1つのサービストラヒックと同等であり、UPE_1およびUPE_2上で処理されたものもまたDSLAMがUPE_1およびUPE_2に2重ホーミングされているステータスになった後の1人の顧客のサービスと同等である。このときUPE_1上にはPW701およびPW702を含むPW集約グループが存在する。UPE_2上にはPW703およびPW704を含むPW集約グループが存在する。
従来技術では、MC−LAGは2つのUPEの間で活動中UPEと待機中UPEとを決定することを必要とする。ACのステータスが変更されず、元のPWが障害状態にある場合には、冗長性保護を与えるためにUPE間でシャーシ間バックアップ(inter−chassis backup)(以後、ICBと呼ばれる)PWを確立することによるか、NPE間でICB PWを確立することによって、トラヒックを方向変えすることが要求される。しかしながらこの実施形態ではトラヒックは、DSLAMの2つのリンクが同時に障害ステータスでない限り、現在使用されているPWに障害が生じた後にICB PWなしに他の利用可能なPWに迅速に集められ得る。図5に示されているように、NPE_1端部におけるPW701およびPW703の両者は活動中ステータスにあり、SRからDSLAMへのトラヒックはPW701から送信され、PW701が障害ステータスにあるときにはSRからDSLAMへのトラヒックはPW703から送信される。
本実施形態では、UPEは対応するPW集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介してローカル戦略にしたがってACDSLAMのサービストラヒックをNPEに転送するが、ここでは収束時間は短時間であり、切り替え速度は高速である。更に、PW集約グループ内のメンバーPWの間で負荷分散を実現してネットワーク資源を十分に活用することが可能であり、またサービスの単一端部切り替えも実現され得るであろう。
図6は、本発明による擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法の第5の実施形態の概略図である。図6に示されているようにUPE_1のCEデバイスはDSLAM_1であり、NPE_1のCEデバイスはSRである。2つのPW、PW801およびPW802はUPE_1とNPE_1との間で確立される。図6のPWは単一ホップ様式(single−hop manner)を採用でき、この様式では2つのPWのトンネルは異なっており、トンネルが通る物理リンクまたは中間デバイスは一般に異なる。PWはまたマルチホップ様式(multi−hop way)を採用することもでき、例えばPW801およびPW802はSPE_1デバイスおよびSPE_2デバイスをそれぞれ通り抜ける。
PWの接続性が障害状態にない場合、例えばBFDまたはMPLS OAMといったPW接続性検出によって障害が発見されない場合には、2つPWのステータスはUPE_1およびNPE_1のローカルステータスが同じであるので一致する。分散戦略にしたがって2つのPWは負荷分散PW集約グループを形成できる。
更に、UPE_1またはNPE_1はローカル状況にしたがって活動/待機戦略を採用でき、また単に活動中ステータスまたは転送中ステータスのある一定のPWからメッセージを送信する。ピアデバイスは、ピアデバイスからローカルデバイスへの方向のトラヒックの経路を変更するために信号伝達メッセージを介してPWの活動中/待機中ステータスを通知され得るであろう。例えばUPE_1はPW801の優先順位をPW802の優先順位より高く設定し、そしてPW801およびPW802は活動/待機作動モードを採用する。UPE_1のローカルステータスが活動中ステータスであるとき、UPE_1はPW801のローカルステータスが活動中ステータスであることを示すために通知メッセージをPW801のピアデバイスに送信し、同時にPW802のローカルステータスが待機中ステータスであることを示すために通知メッセージをPW802のピアデバイスに送信する。SPEは受信された通知メッセージを転送することを必要とする。NPE_1は同様の設定を有する:PW801は活動中であってPW802は待機中であり、対応する通知メッセージはUPE_1に送信される。設定の完了後にPW801の経路上でトラヒックを送信および受信することが好ましい。UPE_1およびNPE_1上で設定された活動中/待機中ステータスが不一致である場合には2つの方向のトラヒックはそれぞれ異なるPWを通り抜けるように、例えばUPE_1からNPE_1へPW801を通り抜け、NPE_1からUPE_1へPW802を通り抜けるように導かれる。
本実施形態ではUPEは、対応するPW集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介して分散戦略または活動/待機戦略にしたがってACDSLAMのサービストラヒックをNPEに転送するが、ここで収束時間は短時間であり、切り替え速度は高速である;分散戦略が使用されるときにはネットワーク計画にしたがってトラヒック配信を柔軟に変更し、PW集約グループ内のメンバーPWの間で負荷分散を実現し、ネットワーク資源を十分に活用することが可能である;活動/待機戦略が使用されるときには、トラヒックが通過するPWが接続性障害を有するときに活動中PWとして接続性障害を持たないPWの間で最も高い優先順位を有するPWを自動的に選択することが可能である;単一端部切り替えも同様に実現され得るであろう。
当分野に精通する人は上記実施形態の方法のステップの全部または一部がプログラムによって命令される関連ハードウエアによって実現され得ることを認めるであろう。前述のプログラムは、ROM、RAM、磁気ディスク、光ディスクなどといったプログラムコードを記憶できる種々の媒体を含むコンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。これらの実施形態の方法のステップはプログラムが実行されるときに実行される。
図7は、本発明による擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するためのデバイスの実施形態の概略構造図である。図7に示されているように擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するためのデバイスは、第1の受信モジュール71と擬似ワイヤ集約グループモジュール72と第1の転送モジュール73とを備えており、
上記第1の受信モジュール71は顧客エッジデバイスからサービストラヒックを受信するように構成されており;
上記擬似ワイヤ集約グループモジュール72はサービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループを決定するように構成されており;
上記第1の転送モジュール73はサービストラヒックに対応する1つより多い擬似ワイヤを含む擬似ワイヤ集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介してローカル戦略にしたがってサービストラヒックをピアデバイスに転送するように構成されている。
具体的にはPW冗長技術では、PEといった擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するためのデバイスはローカルデバイスとピアデバイスとに分割される。ローカルデバイスの第1の受信モジュール71が顧客エッジデバイスからサービストラヒックを受信した後に擬似ワイヤ集約グループモジュール72はこのサービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループを決定し、第1の転送モジュール73はこの擬似ワイヤ集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介してローカル戦略にしたがってサービストラヒックをピアデバイスに転送する。ローカル戦略は負荷分散戦略または活動/待機戦略であり得る。サービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループ内の擬似ワイヤの各々の間の関係は負荷分散関係または活動/待機関係である。擬似ワイヤ集約グループのタイプ、擬似ワイヤ集約グループ内の各擬似ワイヤのタイプ、およびACのタイプはイーサネット(登録商標)モード、非同期伝送モードまたは時分割多重モードであり得る。
更に、上記擬似ワイヤ集約グループモジュール72は:サービス事例サブモジュール721と擬似ワイヤ集約グループサブモジュール722とを含み、
上記サービス事例サブモジュール721はサービストラヒックに対応するサービス事例を決定するように構成されており;
上記擬似ワイヤ集約グループサブモジュール722はサービス事例に対応する擬似ワイヤ集約グループをサービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループであると決定するように構成されている。
更に、擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するためのデバイスは第2の受信モジュール74と第2の転送モジュール75とを含む可能性があり、
上記第2の受信モジュール74は擬似ワイヤ集約グループ内の受信中ステータスまたは活動中ステータスの擬似ワイヤを介してピアデバイスのサービストラヒックを受信するように構成されており;
上記第2の転送デバイス75はピアデバイスのサービストラヒックを顧客エッジデバイスに転送するように構成されている。
更に、擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するためのデバイスは擬似ワイヤ集約グループの各々における各擬似ワイヤのステータスを決定することを必要とし、それによって更に取得モジュール76と決定モジュール77とを含むことができ;
上記取得モジュール76はローカルデバイスのローカルステータスと各ピアデバイスのピアデバイスステータスとを取得するように構成されており;
上記決定モジュール77は上記ローカルステータスとピアステータスとにしたがって擬似ワイヤ集約グループ内の各擬似ワイヤのステータスを決定するように構成されている。
異なるルールにしたがって上記決定モジュール77は下記のモジュール:
ローカルステータスが運用不能ステータスである場合に擬似ワイヤ集約グループ内のすべての擬似ワイヤのステータスを障害ステータスであると決定するように構成された第1の決定サブモジュール771と;
ローカルステータスが活動中ステータスであってピアステータスが活動中ステータスである場合に擬似ワイヤ集約グループ内のローカルデバイスとピアデバイスとの間の擬似ワイヤのステータスを活動中ステータスであると決定するように構成された第2の決定サブモジュール772と;
ローカルステータスが活動中ステータスであってピアステータスが待機中ステータスである場合に擬似ワイヤ集約グループ内のローカルデバイスとピアデバイスとの間の擬似ワイヤのステータスを受信中ステータスであると決定するように構成された第3の決定サブモジュール773と;
ローカルステータスが待機中ステータスであってピアステータスが活動中ステータスである場合に擬似ワイヤ集約グループ内のローカルデバイスとピアデバイスとの間の擬似ワイヤのステータスを転送中ステータスであると決定するように構成された第4の決定サブモジュール774と;
ローカルステータスが待機中ステータスであってピアステータスが待機中ステータスである場合に擬似ワイヤ集約グループ内のローカルデバイスとピアデバイスとの間の擬似ワイヤのステータスを休止ステータスであると決定するように構成された第5の決定サブモジュール775と;
擬似ワイヤ集約グループ内の擬似ワイヤの2つの端部におけるいずれかのデバイスまたはリンクが障害ステータスである場合に擬似ワイヤ集約グループ内のすべての擬似ワイヤのステータスを障害ステータスであると決定するように構成された第6の決定サブモジュール776と;のうちのいずれか1つまたは複数のモジュールを含み得る。
擬似ワイヤのステータスを決定するための具体的方法は、本発明の擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法の第1の実施形態における状況1〜状況6と関連説明とを参考にできる。
更に、擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するためのデバイスはサービスをピアデバイスに転送するための経路とピアデバイスのサービスを受信するための経路とを同じであるように更に設定する可能性があり;またはサービスをピアデバイスに転送するための経路とピアデバイスのサービスを受信するための経路とを異なるように設定する可能性がある。
この実施形態では、第1の受信モジュールが顧客エッジデバイスからサービストラヒックを受信した後に擬似ワイヤ集約グループモジュールはこのサービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループを決定し、それから第1の転送モジュールは決定サブモジュールの各々によって決定された擬似ワイヤのステータスにしたがって、対応する擬似ワイヤ集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介してローカル戦略にしたがってサービストラヒックをピアデバイスに転送し得る。この実施形態はサービストラヒックの平均収束速度を改善し、ネットワークに障害が発生したときの切り替え時間を短縮し、ネットワーク資源を十分に活用し、そしてネットワーク費用を削減することができるであろう。
図8は、本発明による擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するためのシステムの実施形態の概略構造図である。図8に示されているように、擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するためのシステムは:ローカルデバイス81とピアデバイス82とを含んでおり:
上記ローカルデバイス81は、顧客エッジデバイスからサービストラヒックを受信し;このサービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループを決定し;サービストラヒックに対応する1つより多い擬似ワイヤを含む擬似ワイヤ集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介してローカル戦略にしたがってサービストラヒックをピアデバイス82に転送するように構成されており;
上記ピアデバイス82は、擬似ワイヤ集約グループ内の「受信中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介して上記ローカルデバイス81からサービストラヒックを受信し、そしてローカルデバイス81からピアデバイスに接続された顧客エッジデバイスにサービストラヒックを転送するように構成されている。
具体的には、ローカルデバイス81は対応する擬似ワイヤ集約グループ内の転送中ステータスまたは活動中ステータスの擬似ワイヤを介してローカル戦略にしたがって顧客エッジデバイスからのサービストラヒックをピアデバイス82に転送し;上記ピアデバイス82は、擬似ワイヤ集約グループ内の受信中ステータスまたは活動中ステータスの擬似ワイヤを介してローカルデバイス81のサービストラヒックを受信した後にローカルデバイス81のサービストラヒックをピアデバイス82に接続された顧客エッジデバイスに転送する。この実施形態におけるローカルデバイス81とピアデバイス82との構造は、本発明の実施形態の各々における擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するためのデバイスの構造のいずれか1つを採用できる。
上記の実施形態ではローカルデバイスは、対応するPW集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介してローカル戦略にしたがって顧客エッジデバイスからのサービストラヒックをピアデバイスに転送し、それによってサービストラヒックの平均収束速度を改善し、ネットワークに障害が発生したときの切り替え時間を短縮する。上記の実施形態はネットワーク資源を十分に活用してネットワーク費用を削減できであろう。
最後に、上記の実施形態が本発明の限定の代わりに本発明の技術的ソリューションを説明するためにだけ使用されていることは説明されるべきである。本発明は上記の実施形態を参照しながら詳細に説明されているが、当分野に精通する人々は前述の実施形態の各々において説明された技術的ソリューションが修正可能であり、または本発明の技術的特徴の一部が代用可能であることを認めるべきである。これらの修正または代用は、対応する技術的ソリューションを本発明の各実施形態の技術的ソリューションの範囲から逸脱させることはない。

Claims (14)

  1. 顧客エッジデバイスからサービストラヒックを受信することと、
    前記サービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループを決定することと、
    前記サービストラヒックに対応する1つより多い擬似ワイヤを含む前記擬似ワイヤ集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介してローカル戦略にしたがって前記サービストラヒックをピアデバイスに転送することと、を含む、擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法。
  2. 前記サービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループを決定することは、
    前記サービストラヒックに対応するサービス事例を決定することと、
    前記サービス事例に対応する擬似ワイヤ集約グループを前記サービストラヒックに対応する前記擬似ワイヤ集約グループであると決定することと、を含むことを特徴とする、請求項1に記載の擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法。
  3. 前記擬似ワイヤ集約グループ内の「受信中」または「活動中」ステータスの前記擬似ワイヤを介して前記ピアデバイスの前記サービストラヒックを受信することと、
    前記ピアデバイスのサービストラヒックを前記顧客エッジデバイスに転送することと、を更に含む、請求項1または請求項2に記載の擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法。
  4. 前記擬似ワイヤ集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの前記擬似ワイヤを介して前記ローカル戦略にしたがって前記サービストラヒックを前記ピアデバイスに転送することは、
    ローカルデバイスのローカルステータスと各ピアデバイスのピアデバイスステータスとを取得することと、
    前記ローカルステータスと前記ピアステータスとにしたがって前記擬似ワイヤ集約グループ内の各擬似ワイヤのステータスを決定することと、を含むことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法。
  5. 前記ローカルステータスと前記ピアステータスとにしたがって前記擬似ワイヤ集約グループ内の各擬似ワイヤのステータスを決定することは、
    前記ローカルステータスが運用不能ステータスである場合に前記擬似ワイヤ集約グループ内のすべての擬似ワイヤのステータスを障害ステータスであると決定すること、または
    前記ローカルステータスが活動中ステータスであって前記ピアステータスが活動中ステータスである場合に前記擬似ワイヤ集約グループ内の前記ローカルデバイスと前記ピアデバイスとの間の前記擬似ワイヤのステータスを活動中ステータスであると決定すること、または
    前記ローカルステータスが活動中ステータスであって前記ピアステータスが待機中ステータスである場合に前記擬似ワイヤ集約グループ内の前記ローカルデバイスと前記ピアデバイスとの間の前記擬似ワイヤのステータスを受信中ステータスであると決定すること、または
    前記ローカルステータスが待機中ステータスであって前記ピアステータスが活動中ステータスである場合に前記擬似ワイヤ集約グループ内の前記ローカルデバイスと前記ピアデバイスとの間の前記擬似ワイヤのステータスを転送中ステータスであると決定すること、または
    前記ローカルステータスが待機中ステータスであって前記ピアステータスが待機中ステータスである場合に前記擬似ワイヤ集約グループ内の前記ローカルデバイスと前記ピアデバイスとの間の前記擬似ワイヤのステータスを休止ステータスであると決定すること、または
    前記擬似ワイヤ集約グループ内の前記擬似ワイヤの2つの端部におけるいずれかのデバイスまたはリンクが障害を有する場合に前記擬似ワイヤ集約グループ内のすべての擬似ワイヤのステータスを障害ステータスであると決定すること、を含むことを特徴とする、請求項4に記載の擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法。
  6. 前記ピアデバイスが着信ラベルマップ入力にしたがって前記擬似ワイヤから前記サービストラヒックを受信するように同じサービストラヒックに対応する各擬似ワイヤに関してそれぞれ着信ラベルマップ入力を確立すること、または
    前記ピアデバイスが前記着信ラベルマップ入力にしたがって前記擬似ワイヤから前記サービストラヒックを受信するように同じサービストラヒックに対応する前記擬似ワイヤ集約グループ内のすべての擬似ワイヤに同じ着信ラベルマップ入力を割り当てること、を更に含む、請求項1、2または5に記載の擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法。
  7. 前記擬似ワイヤを設定するための方法は、
    予め確立された擬似ワイヤの一方の端部において第1のローカル転送等価クラス情報を設定し、前記ピアデバイスを指定し、そして前記擬似ワイヤの他方の端部において第2のローカル転送等価クラス情報を設定することと、
    前記第1のローカル転送等価クラス情報を含む擬似ワイヤ確立要求を前記擬似ワイヤの一方の端部におけるデバイスによって開始することと、
    前記擬似ワイヤの他方の端部におけるデバイスが前記擬似ワイヤ確立要求を受信した後に前記第1のローカル転送等価クラス情報が前記第2のローカル転送等価クラス情報に一致するかどうかを決定し、一致する場合には前記擬似ワイヤ確立要求を受け入れて前記擬似ワイヤを確立することと、を含むことを特徴とする、請求項1、2または5に記載の擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法。
  8. 前記擬似ワイヤを設定するための方法は、
    予め確立された擬似ワイヤの一方の端部において第1のローカル転送等価クラス情報と第1のピア転送等価クラス情報とを設定し、前記擬似ワイヤの他方の端部において第2のローカル転送等価クラス情報を設定することと、
    前記第1のローカル転送等価クラス情報と前記第1のピア転送等価クラス情報とを含む擬似ワイヤ確立要求を前記擬似ワイヤの一方の端部におけるデバイスによって開始することと、
    前記擬似ワイヤの他方の端部におけるデバイスが前記擬似ワイヤ確立要求を受信した後に前記第1のピア転送等価クラス情報が前記第2のローカル転送等価クラス情報に一致するかどうかを決定し、一致する場合には前記擬似ワイヤ確立要求を受け入れて前記擬似ワイヤを確立することと、を含むことを特徴とする、請求項1、2または5に記載の擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するための方法。
  9. 顧客エッジデバイスからサービストラヒックを受信するように構成された第1の受信モジュールと、
    前記サービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループを決定するように構成された擬似ワイヤ集約グループモジュールと、
    前記サービストラヒックに対応する1つより多い擬似ワイヤを含む前記擬似ワイヤ集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介してローカル戦略にしたがって前記サービストラヒックをピアデバイスに転送するように構成された第1の転送モジュールと、を備える、擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するためのデバイス。
  10. 前記擬似ワイヤ集約グループモジュールは、
    前記サービストラヒックに対応するサービス事例を決定するように構成されたサービス事例サブモジュールと、
    前記サービス事例に対応する擬似ワイヤ集約グループを前記サービストラヒックに対応する前記擬似ワイヤ集約グループであると決定するように構成された擬似ワイヤ集約グループサブモジュールと、を備えることを特徴とする、請求項9に記載の擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するためのデバイス。
  11. 前記擬似ワイヤ集約グループ内の「受信中」または「活動中」ステータスの前記擬似ワイヤを介して前記ピアデバイスの前記サービストラヒックを受信するように構成された第2の受信モジュールと、
    前記ピアデバイスの前記サービストラヒックを前記顧客エッジデバイスに転送するように構成された第2の転送モジュールと、を更に備える、請求項9または請求項10に記載の擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するためのデバイス。
  12. ローカルデバイスのローカルステータスと各ピアデバイスのピアデバイスステータスとを取得するように構成された取得モジュールと、
    前記ローカルステータスと前記ピアステータスとにしたがって前記擬似ワイヤ集約グループ内の各擬似ワイヤのステータスを決定するように構成された決定モジュールと、を更に備える、請求項9または請求項10に記載の擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するためのデバイス。
  13. 前記決定モジュールは、
    前記ローカルステータスが運用不能ステータスである場合に前記擬似ワイヤ集約グループ内のすべての擬似ワイヤのステータスを障害ステータスであると決定するように構成された第1の決定サブモジュールと、
    前記ローカルステータスが活動中ステータスであって前記ピアステータスが活動中ステータスである場合に前記擬似ワイヤ集約グループ内の前記ローカルデバイスと前記ピアデバイスとの間の前記擬似ワイヤのステータスを活動中ステータスであると決定するように構成された第2の決定サブモジュールと、
    前記ローカルステータスが活動中ステータスであって前記ピアステータスが待機中ステータスである場合に前記擬似ワイヤ集約グループ内の前記ローカルデバイスと前記ピアデバイスとの間の前記擬似ワイヤのステータスを受信中ステータスであると決定するように構成された第3の決定サブモジュールと、
    前記ローカルステータスが待機中ステータスであって前記ピアステータスが活動中ステータスである場合に前記擬似ワイヤ集約グループ内の前記ローカルデバイスと前記ピアデバイスとの間の前記擬似ワイヤのステータスを転送中ステータスであると決定するように構成された第4の決定サブモジュールと、
    前記ローカルステータスが待機中ステータスであって前記ピアステータスが待機中ステータスである場合に前記擬似ワイヤ集約グループ内の前記ローカルデバイスと前記ピアデバイスとの間の前記擬似ワイヤのステータスを休止ステータスであると決定するように構成された第5の決定サブモジュールと、
    前記擬似ワイヤ集約グループ内の前記擬似ワイヤの2つの端部におけるいずれかのデバイスまたはリンクが障害を有する場合に前記擬似ワイヤ集約グループ内のすべての擬似ワイヤのステータスを障害ステータスであると決定するように構成された第6の決定サブモジュールと、を備えることを特徴とする、請求項12に記載の擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するためのデバイス。
  14. 顧客エッジデバイスからサービストラヒックを受信する、前記サービストラヒックに対応する擬似ワイヤ集約グループを決定する、そして前記サービストラヒックに対応する1つより多い擬似ワイヤを含む前記擬似ワイヤ集約グループ内の「転送中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介してローカル戦略にしたがって前記サービストラヒックをピアデバイスに転送する、ように構成されたローカルデバイスと、
    前記擬似ワイヤ集約グループ内の「受信中」または「活動中」ステータスの擬似ワイヤを介して前記サービストラヒックを前記ローカルデバイスから受信し、前記ローカルデバイスからの前記サービストラヒックを前記ピアデバイスに接続された顧客エッジデバイスに転送するように構成されたピアデバイスと、を備える、擬似ワイヤに基づいてサービストラヒックを処理するためのシステム。
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