JP7424491B2 - 伝送システムおよび伝送システムの中継方法 - Google Patents

伝送システムおよび伝送システムの中継方法 Download PDF

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Description

本発明は、伝送システムおよび伝送システムの中継方法に関する。
DC(Data Center)市場に広く普及する安価なブレード型SWをキャリア中継NWに活用することで、NWコストの低減が期待できる。
一般にブレード型SWは監視制御部やSW部が冗長化されていない。そのため、装置故障に対する信頼性を上げるためには、クライアント装置との接続装置をマルチブレード構成とする必要がある。
図26は、既存シェルフ型の伝送システムを示す図である。以降の説明において、伝送装置は、中継装置である。
図26に示す既存シェルフ型の伝送システムは、クライアント装置1010とクライアント装置1020間を、伝送装置1100aおよび伝送装置1100bを用いて接続する。伝送装置1100aおよび伝送装置1100bは、PTN(Packet Transport Node)であり、複数のCPU1111、複数のSW(スイッチ)1112、IF(インターフェイス)1113を備える。CPU1111は、装置全体を制御する。SW(スイッチ)1112は、CPU1111に基づき、フレームの伝送経路を切り替える。IF1113は、対向装置のIF1113との間で所定の伝送速度でフレームを送受信する。
伝送装置1100aと伝送装置1100bとの間が現用系(運用系)と予備系のネットワークで接続されている。ネットワークは冗長構成になっており、現用系(運用系)の障害時に予備系に切り替えて主信号が切断されるのを救済する。
ここで、以降の説明において、伝送装置1100aおよび伝送装置1100bに共通の事項を説明する場合は符号末尾のアルファベット記号を省略して伝送装置1110のように表記する。また、特定の伝送装置1100を示す場合はアルファベット記号を付加して例えば伝送装置1100aのように表記する。その他の同名のブロックについても同様の規則で表記する。
クライアント装置1010,1020と伝送装置1100a,1100b間のクライアント冗長は、1秒以下である。
伝送装置1100a,1100bのカード冗長は、50ms以下である。
伝送装置1100a,1100b間のネットワーク中継冗長は、50ms以下である。
図27は、シングルブレード構成の伝送システムを示す図である。
図27に示すシングルブレード構成の伝送システムは、伝送装置1100aおよび伝送装置1100bがブレード型SWであり、CPU1111およびSW(スイッチ)1112は、単一である。
クライアント装置1010,1020と伝送装置1100a,1100b間のLAG(Link Aggregation)冗長は、1秒以下である。
伝送装置1100a,1100b間の中継冗長リニアプロテクションは、50ms以下である。
シングルブレード構成の伝送システムの場合、伝送装置1100a,1100bのSW1112およびCPU1111が単一障害点となり信頼性が低下する。
キャリア中継NWへの適用において、従来の伝送システムと同等の冗長性を実現するためには、マルチブレード構成とリニアプロテクションを組み合わせた新たな冗長化方式の確立が必要である。
図28は、マルチブレード構成の伝送システムを示す図である。
図28に示すマルチブレード構成の伝送システムは、マルチブレード構成とリニアプロテクションを組み合わせる。例えば、クライアント装置1010側の伝送装置を伝送装置1100Cと伝送装置1100Dとし、クライアント装置1010側の伝送装置を伝送装置1100Eと伝送装置1100Fとするマルチブレード構成とする。伝送装置1100CのSW1112と伝送装置1100DのSW1112とは、経路1114で接続されている。同様に、伝送装置1100EのSW1112と伝送装置1100FのSW1112とは、経路1114で接続されている。
マルチブレード構成の伝送システムの場合、伝送装置が冗長構成であるため、シングルブレード構成の伝送システムに比べて信頼性が向上する。
Ethernet Linear Protection switching G.8031 [令和2年6月24日検索] ,インターネット〈https://www.itu.int/rec/T-REC-G.8031/en〉 Linear protection switching for MPLS transport profile G.8131[令和2年6月24日検索] ,インターネット〈https://www.itu.int/rec/T-REC-G.8131/en〉 Dual-Homing Protection for MPLS and the MPLS Transport Profile (MPLS-TP) Pseudowires RFC8184 [令和2年6月24日検索] ,インターネット〈https://tools.ietf.org/html/rfc8184〉
しかしながら、マルチブレード構成とリニアプロテクションを組み合わせた伝送システムにあっては、装置故障時の救済において下記の課題がある。
図29は、中継区間故障に対する救済例を示す図である。
図29では、伝送装置1100Cと伝送装置1100Eの中継区間が現用系パスのネットワーク、伝送装置1100Dと伝送装置1100F間の中継区間が予備系パスのネットワークであるとする。以降の説明において、現用系パスと予備系パスの位置関係は同じとして表記する。
また、現用系パスにおいて、伝送装置1100Cと伝送装置1100E間のネットワーク接続を第1パス11(図29太実線参照)、伝送装置1100Dから伝送装置1100Cおよび伝送装置1100Eを経由して伝送装置1100Fに繋がるネットワーク接続を第2パス12(図29細実線参照)とする。
また、予備系パスにおいて、伝送装置1100Cから伝送装置1100Dおよび伝送装置1100Fを経由して伝送装置1100Eに繋がるネットワーク接続を第3パス13(図29太破線参照)、伝送装置1100Dと伝送装置1100F間のネットワーク接続を第4パス14(図29細破線参照)とする。以降の説明において、第1パス11、第2パス12、第3パス13、および第4パス14は同じとして表記する。
クライアント装置1010Aとクライアント装置1020B間は、LAG(Link Aggregation)、ECMP(Equal Cost Multi Path)等でクライアント装置間冗長となっている。また、中継区間は、リニアプロテクションとなっている。
このため、図29の符号a3に示す中継区間故障時は、図29の符号b3に示すように、現用系パスの第1パス11を予備系パスの第3パス13に切り替えるリニアプロテクションで救済することができる。
図30は、装置故障に対する救済例を示す図である。
図30では、装置故障時はクライアント装置間冗長プロトコルにより、図30の符号c3に示すように、クライアント装置1010Aがパケット送信する伝送装置を切り替えることで装置故障に対する救済が可能である。
しかし、図30の符号d3に示すように、伝送装置1100Eが故障した場合、伝送装置1100Eにプロテクションの現用系パスと予備系パスの両端点が存在するので、中継区間での救済ができない。
このように、中継区間はリニアプロテクションにより冗長化し、装置故障(監視制御盤、SW部の故障)に対してクライアント装置間冗長を組む構成を採る。
しかし、クライアント装置と伝送装置(中継装置)間の故障と中継区間の故障が重なった場合に、救済できない場合がある。
図31は、クライアント装置と伝送装置間の故障と中継区間の故障が重なった場合に、救済できない場合を示す図である。
図31に示すように、クライアント装置1010Aと伝送装置1100D間の故障(図31の符号e3参照)と伝送装置1100E(図31の符号f3参照)の故障が重なった場合に救済ができない。すなわち、伝送装置1100C始点の伝送パスの終点は伝送装置1100Eのみであり、伝送装置1100Fにはないため、トラヒックはクライアント装置1010A→伝送装置1100C→伝送装置1100D→伝送装置1100F→クライアント装置1020Bの経路に切り替わらない(図31の符号g3参照)。
本課題の解消には、クライアント装置Aと中継装置区間の冗長、中継区間冗長、中継装置とクライアント装置B区間の冗長を独立にする必要がある。
また、クライアント区間冗長(例えば、LAG)とリニアプロテクション(G.8031)の状態を同期させて送信先を決めるという方式が提案されている(非特許文献1~非特許文献3参照)。
しかし、切替時にクライアント区間冗長(例えば、LAG)の状態とリニアプロテクション(G.8031)の状態を夫々対向装置と同期する必要があることから、切替時の状態管理・シーケンスが複雑となり、CPU処理が重くなる。つまり、従来の切替性能を実現するためにはCPU性能を上げる必要があり、コスト高になるという課題がある。
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、安価なブレード型スイッチを用いて信頼性の高い中継ネットワークを実現することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明は、送信ノードと受信ノードとの中継区間に設置される複数の伝送装置を有する伝送システムであって、前記送信ノード側でマルチブレード構成された一対の第1伝送装置および第2伝送装置と、一対の前記第1伝送装置および前記第2伝送装置と前記中継区間を挟んで対向し、前記受信ノード側でマルチブレード構成され、かつ、対向局の一対のマルチシャーシ構成装置である第3伝送装置および第4伝送装置と、を備え、前記伝送装置は、前記マルチシャーシ構成装置を構成する前記第3伝送装置と前記第4伝送装置間に渡り用パスを設定し、受信したトラヒックの送信先クライアントポートが異常の場合、前記渡り用パスを用いて前記第3伝送装置と前記第4伝送装置間でトラヒックを転送し、前記送信ノードから受信した主信号を優先度の高い論理パスへ接続するとき、前記中継区間には、第1優先の論理パスと、第2優先の論理パスと対向局の一対のマルチシャーシ構成装置の前記第1優先の論理パスおよび前記第2優先の論理パスが終端する伝送装置とは異なる伝送装置に対して第3優先の論理パスと、が設定され、前記第1優先の論理パスは、中継区間における第1パスおよび第3パスであり、前記第2優先の論理パスは、中継区間における第2パスおよび第4パスであり、前記第3優先の論理パスは、第1および第2優先の論理パスが終端する装置とは異なる装置間に設定される第5パスおよび第6パスであり、前記第1伝送装置が、前記送信ノードからパケットを受信した場合、前記第1伝送装置と前記第3伝送装置間論理パスを、前記第1優先の論理パスの前記第1パスとし、前記第1伝送装置と前記第2伝送装置と前記第4伝送装置と前記第3伝送装置間論理パスを、前記第2優先の論理パスの前記第2パスとし、前記第1伝送装置と前記第2伝送装置と前記第4伝送装置間論理パスを、前記第3優先の論理パスの前記第5パスとすることを特徴とする伝送システムとした。
本発明によれば、安価なブレード型スイッチを用いて信頼性の高い中継ネットワークを実現することができる。
本発明の実施形態に係る伝送システムを示す構成図である。 本実施形態に係る伝送システムの伝送装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る伝送システムのクライアント装置からパケット受信時のスイッチ部の制御シーケンスを示すフローチャートである。 本実施形態の伝送システムのパケットのフレーム構成例を示す図である。 本実施形態に係る伝送システムのNNI(中継パス用)ポートからパケット受信時のスイッチ部の制御シーケンスを示すフローチャートである。 本実施形態に係る伝送システムの渡り用パスポートからパケット受信時のスイッチ部の制御シーケンスを示すフローチャートである。 本実施形態に係る伝送システムの動作詳細を説明する図である。 本実施形態に係る伝送システムにおける効果(救済可否)を障害パターンに分けて表にまとめた図である。 本実施形態に係る伝送システムの初期状態を示す図である。 本実施形態に係る伝送システムの装置A-装置C間障害がある場合の切替動作を示す図である。 本実施形態に係る伝送システムの装置A-装置D間障害がある場合の切替動作を示す図である。 本実施形態に係る伝送システムの装置E-装置B間障害がある場合の切替動作を示す図である。 本実施形態に係る伝送システムの装置F-装置B間障害がある場合の切替動作を示す図である。 本実施形態に係る伝送システムの装置C-装置E間障害がある場合の切替動作を示す図である。 本実施形態に係る伝送システムの装置C-装置D間障害がある場合の切替動作を示す図である。 本実施形態に係る伝送システムの装置D-装置F間障害がある場合の切替動作を示す図である。 本実施形態に係る伝送システムの装置E-装置F間障害がある場合の切替動作を示す図である。 本実施形態に係る伝送システムの装置Cに障害がある場合の切替動作を示す図である。 本実施形態に係る伝送システムの装置Dに障害がある場合の切替動作を示す図である。 本実施形態に係る伝送システムの装置Eに障害がある場合の切替動作を示す図である。 本実施形態に係る伝送システムの装置Fに障害がある場合の切替動作を示す図である。 本実施形態に係る伝送システムの装置C-装置D間のMC-LAG跨ぎ用ポート障害がある場合の切替動作を示す図である。 本実施形態に係る伝送システムの装置E-装置F間MC-LAG跨ぎ用ポート障害がある場合の切替動作を示す図である。 本実施形態に係る伝送システムの装置A-装置D間および装置E障害がある場合の切替動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る伝送装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。 伝送システムの既存シェルフ型の伝送システムを示す図である。 伝送システムのシングルブレード構成の伝送システムを示す図である。 伝送システムのマルチブレード構成の伝送システムを示す図である。 中継区間故障に対する救済例を示す図である。 装置故障に対する救済例を示す図である。 クライアント装置と伝送装置(中継装置)間の故障と中継区間の故障が重なった場合に、救済できない場合を示す図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、「本実施形態」という)における伝送システム等について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る伝送システムを示す構成図である。図1の矢印aをトラヒックの流れる方向とする。
[伝送システム構成]
<4ノード構成>
本実施形態に係る伝送システム1は、「クライアント区間冗長と中継区間冗長連携」を基本構成とする。
図1に示すように、伝送システム1は、送信側のクライアント装置10A(送信ノード)に接続される一対の伝送装置100C(第1伝送装置)および伝送装置100D(第2伝送装置)と、一対の伝送装置100Cおよび伝送装置100Dにネットワーク中継され、受信側のクライアント装置10B(受信ノード)に接続される一対の伝送装置100E(第3伝送装置)および伝送装置100F(第4伝送装置)と、を備える。
すなわち、伝送システム1は、マルチブレードペア装置である一対の伝送装置100Cおよび伝送装置100Dと、マルチブレードペア装置である一対の伝送装置100Eおよび伝送装置100Fと、からなる4ノード構成のネットワーク中継装置である。また、伝送装置100Cおよび伝送装置100Dと、伝送装置100Eおよび伝送装置100Fとは、中継区間の伝送路を挟んで対向する対向局である。対向局としてみた場合、伝送装置100Eおよび伝送装置100Fは、一対のマルチシャーシ構成装置である。
なお、伝送装置100C~伝送装置100Fを特に区別しない場合、伝送装置100と総称する。
<第1~3優先の論理パス>
伝送装置100Cと伝送装置100Eの中継区間が現用系パスのネットワーク、伝送装置100Dと伝送装置100F間の中継区間が予備系パスのネットワークであるとする。以降の説明において、現用系パスと予備系パスの位置関係は同じとして表記する。
現用系パスにおいて、伝送装置100Cと伝送装置100E間のネットワーク接続を第1パス11(図1太実線参照)(第1優先の論理パス)、伝送装置100Cから伝送装置100Dおよび伝送装置100Fを経由して伝送装置100Eに繋がるネットワーク接続を第2パス12(図1細実線参照)(第2優先の論理パス)とする。
予備系パスにおいて、伝送装置100Dから伝送装置100Cを経由して伝送装置100Eに繋がるネットワーク接続を第3パス13(図1太破線参照)(第1優先の論理パス)、伝送装置100Dから伝送装置100Cおよび伝送装置100Eを経由して伝送装置100Fに繋がるネットワーク接続を第4パス14(図1細破線参照)(第2優先の論理パス)とする。
中継区間における第1パス11および第3パス13(第1優先の論理パス)は、リニアプロテクション(G.8031)におけるWorkingパスである。
中継区間における第2パス12および第4パス14(第2優先の論理パス)は、リニアプロテクション(G.8031)におけるProtectionパスである。
以上、中継区間における第1パス11および第3パス13(第1優先の論理パス)と第2パス12および第4パス14(第2優先の論理パス)は、リニアプロテクション(G.8031)における通常のWorkingパスとProtectionパスと同様である。
本実施形態に係る伝送システム1は、中継区間が通常のリニアプロテクション(G.8031)におけるWorkingパス(第1優先の論理パス)とProtectionパス(第2優先の論理パス)に加えて、新たに、対向局の一対のマルチシャーシ構成装置の第1および第2優先の論理パスが終端する装置とは異なる装置に対して(第3優先の論理パス)を設定する。
第3優先の論理パスについて説明する。
第3優先の論理パスは、一対の伝送装置100Cまたは伝送装置100Dのいずれかの装置から、対向局の一対のマルチシャーシ構成装置の第1および第2優先の論理パスが終端する装置とは異なる装置間に設定される論理パスである。図1では、伝送装置100C→伝送装置100D→伝送装置100Fの経路をつなぐ論理パスが第5パス15(図1太鎖線参照)(第3優先の論理パス)、伝送装置100D→伝送装置100Fの経路をつなぐ論理パスが第6パス16(図1細鎖線参照)(第3優先の論理パス)である。この例では、対向局の一対のマルチシャーシ構成装置は、伝送装置100Eおよび伝送装置100Fであり、第1および第2優先の論理パスが終端する装置は、伝送装置100Eである。また、伝送装置100Fが、対向局の一対のマルチシャーシ構成装置の第1および第2優先の論理パスが終端する装置とは異なる装置に対応する。
<渡り用パス>
本実施形態に係る伝送システム1は、上記第5パス15および第6パス16(第3優先の論理パス)に加えて、マルチブレードペア装置間に渡り用パス17を設定する。図1では、マルチブレードペア装置は、伝送装置100Cおよび伝送装置100Dと、伝送装置100Eおよび伝送装置100Fとであるが、第3優先の論理パスを用いて、マルチブレードペア装置のいずれか一方の装置の故障を救済する場合に必要となるのは、対向局の一対のマルチシャーシ構成装置における、マルチブレードペア装置間のトラヒックである。このため、図1に示すように、マルチシャーシ構成装置における、マルチブレードペア装置を構成する伝送装置100Eと伝送装置100F間に渡り用パス17を設定する。
なお、図1では、クライアント装置10Aからクライアント装置10Bにトラヒックを伝送する例(図1の矢印a参照)であり、対向局の一対のマルチシャーシ構成装置における、伝送装置100Eと伝送装置100F間に渡り用パス17を設定しているが、トラヒックが流れる方向が逆の場合(クライアント装置10Bからクライアント装置10Aにトラヒックを伝送する場合)、対向局の一対のマルチシャーシ構成装置は、伝送装置100Cと伝送装置100Dである。そこで、伝送装置100Cと伝送装置100D間に渡り用パス18(図7等参照)を設定する。実装上は、汎用性の観点からマルチブレードペア装置を構成する伝送装置間に、あらかじめ渡り用パスを設定しておくことが好ましい。
[伝送装置構成]
図2は、伝送システム1の伝送装置100の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、伝送装置100は、クライアント装置間障害監視部110と、パス障害監視部120と、スイッチ部130と、クライアントポート140と、NNI(Network Network Interface)ポート<1>150と、NNIポート<2>160と、渡りパス用ポート170と、を備える。
クライアント装置間障害監視部110は、PINGやLACP(Link Aggregation Control Protocol)を用いて定期的にクライアント装置間のリーチャビリティを監視し、クライアント装置との障害を検出した場合は、スイッチ部130へ通知する。
パス障害監視部120は、やConnectivity check(CC)パケットを用いて定期的にパス端点間の正常性を監視し、パスの障害を検出した場合は、スイッチ部130へ障害を通知する。パス障害監視部120は、障害が回復した場合は、スイッチ部130へ障害回復を通知する。
スイッチ部130は、パケットを装置の各ポート間へ転送する。
クライアントポート140は、クライアント装置と接続するポートである。
NNIポート<1>150およびNNIポート<2>160は、中継パス用のポートである。
渡りパス用ポート170は、渡りパス用のポートである。
以下、上述のように構成された伝送システムの動作について説明する。
[伝送装置の制御シーケンス]
まず、クライアント装置からパケット受信時のスイッチ部130の制御シーケンスについて述べる。
図3は、クライアント装置からパケット受信時のスイッチ部130の制御シーケンスを示すフローチャートである。
ステップS11でクライアントポート140(図2参照)は、パケットを受信する。
図4は、パケットのフレーム構成例を示す図である。
図4に示すように、パケットのフレーム200は、宛先MAC201、送信元MAC202、パスID(VLAN ID)203、…を有する。下記パス<1>~<3>は、中継パスである。
図3のフローに戻って、ステップS12でスイッチ部130(図2参照)は、パス<1>が正常か否かを判別する。
パス<1>が正常の場合(S12:Yes)、ステップS13でスイッチ部130は、パスID<1>(例えば、VLAN ID=1)を付与し、NNIポート<1>150(図2参照)へ送信して本フローの処理を終了する。
上記ステップS12でパス<1>が正常でない場合(S12:No)、ステップS14でスイッチ部130は、パス<2>が正常か否かを判別する。
パス<2>が正常の場合(S14:Yes)、ステップS15でスイッチ部130は、パスID<2>(例えば、VLAN ID2)を付与し、NNIポート<2>160(図2参照)へ送信して本フローの処理を終了する。
上記ステップS14でパス<2>が正常でない場合(S14:No)、ステップS16でスイッチ部130は、パス<3>が正常か否かを判別する。
パス<3>が正常の場合(S16:Yes)、ステップS17でスイッチ部130は、パスID<3>(例えば、VLAN ID3)を付与し、NNIポート<2>160へ送信して本フローを終了する。
上記ステップS16でパス<3>が正常でない場合(S16:No)、ステップS18でスイッチ部130は、パケットを廃棄して本フローの処理を終了する。
次に、NNI(中継パス用)ポートからパケット受信時のスイッチ部130の制御シーケンスについて述べる。
図5は、NNI(中継パス用)ポートからパケット受信時のスイッチ部130の制御シーケンスを示すフローチャートである。
ステップS21でクライアントポート140(図2参照)は、パケットを受信する。
ステップS22でスイッチ部130は、自装置のクライアントポート140がACT系(運用系)か否かを判別する。
自装置のクライアントポート140がACT系の場合(S22:Yes)、ステップS23でスイッチ部130は、クライアント装置とのリーチャビリティが正常か否かを判別する。
クライアント装置とのリーチャビリティが正常の場合(S23:Yes)、ステップS24でスイッチ部130は、パスIDを削除し、クライアントポート140へパケットを送信して本フローの処理を終了する。
上記ステップS22で自装置のクライアントポートがACT系でない場合(S22:No)、または上記ステップS23でクライアント装置とのリーチャビリティが正常でない場合(S23:No)、ステップS25でスイッチ部130は、渡り用パスが正常か否かを判別する。
渡り用パス17(図1参照)が正常の場合、ステップS26でスイッチ部130は、パスIDを削除し、渡りパス用ポート170へ送信して本フローを終了する。
渡り用パス17が正常でない場合(S25:No)、ステップS27でスイッチ部130は、パケットを廃棄して本フローの処理を終了する。
次に、渡り用パスポートからパケット受信時のスイッチ部の制御シーケンスについて述べる。
図6は、渡り用パスポートからパケット受信時のスイッチ部の制御シーケンスを示すフローチャートである。
ステップS31でスイッチ部130は、渡りパス用ポート170からパケットを受信する。
ステップS32でスイッチ部130は、クライアントポート140へパケットを送信して本フローの処理を終了する。
[伝送システムの動作概要]
図1を参照して、伝送システム1の動作概要を説明する。なお、動作の説明に当たり、本明細書および図面において、装置を下記のように省略して表記する。
クライアント装置10Aは、装置A、クライアント装置10Bは、装置Bに略記する。また、伝送装置100C、伝送装置100D、伝送装置100Eおよび伝送装置100Fは、装置C、装置D、装置Eおよび装置Fにそれぞれ略記する。例えば、装置C-装置D-装置F-装置E間とあるのは、伝送装置100C→伝送装置100D→伝送装置100→伝送装置100F→伝送装置100Eを表わしている。
1.図1の符号bに示すように、装置Aが送信先を、例えばLAG(Link Aggregation)を用いて振り分ける。
2.装置Aから受信した主信号を優先度の高い論理パスへ接続する。
ここで、第1優先の論理パスは、中継区間における第1パス11および第3パス13である。第2優先の論理パスは、中継区間における第2パス12および第4パス14である。第3優先の論理パスは、対向局の一対のマルチシャーシ構成装置の第1および第2優先の論理パスが終端する装置とは異なる装置間に設定される第5パス15および第6パス16である。
図1の符号cに示すように、装置Cは、優先度の高いパスが異常の場合は、一つ低い優先度の論理パスへ転送する。パスの正常性監視は、OAM(Operations, Administration, Maintenance)を利用する。また、装置Cは、装置Dとは独立して動作する。
以下、装置Cが装置Aから受信したケースでは、
第1優先:装置C-装置E間論理パス(第1パス11該当)
第2優先:装置C-装置D-装置F-装置E間論理パス(第2パス12該当)
第3優先:装置C-装置D-装置F間論理パス(第5パス15該当)
となる。
3.図1の符号dに示すように、上記2.について装置Dが装置Aから受信したケースでは、
第1優先:装置D-装置C-装置E間論理パス(第3パス13該当)
第2優先:装置D-装置C-装置E-装置F間論理パス(第4パス14該当)
第3優先:装置D-装置F間論理パス(第6パス16該当)
となる。
4.対向局の一対のマルチシャーシ構成装置の装置Eは、論理パスを終端する。
図1の符号eに示すように、装置Eは、クライアント先の状態に応じて、渡り用パス17(後記)/(以下「/」は、および/または、をいう)クライアント側ポートへ転送する。
具体的には、自装置のクライアント側のリーチャビリティ監視が正常またはACT(運用系)の場合、自装置のクライアント側から送信する。
また、自装置のクライアント側のリーチャビリティ監視が異常またはSBY(予備系)の場合、かつ、ペア装置が正常の場合、渡り用パス17を介してペア装置に転送する。ペア装置は、渡り用パス17から受信したトラヒックをクライアント側ポートへ送信する。
ここで、渡り用パスとクライアント装置間の監視方法組み合わせについて説明する。
渡り用パス17とクライアント装置間の監視方法組み合わせについて、例えば、以下のような方法がある。
・マルチシャーシLAG(Link Aggregation)プロトコルを使うケース
MC-LAGの渡り回線/LACP(Link Aggregation Control Protocol)を用いて、渡り用パス17とクライアント装置間の監視を行う。
・上記機能を具備していない低スペック装置の場合
「中継区間の論理パスと同じ方式(例えば、VLAN)」/PINGを用いて、渡り用パス17とクライアント装置間の監視を行う。
このように、本実施形態に係る伝送システム1は、「クライアント区間冗長と中継区間冗長連携」を基本構成とする。
中継区間は通常のG.8031におけるWorkingパス(第1優先の論理パス)とProtectionパス(第2優先の論理パス)に加えて、対向局の一対のマルチシャーシ構成装置の第1および第2優先の論理パスとは異なる装置に対して第3優先の論理パスを設定する。
さらに、受信装置は、 クライアント装置間のパケットリーチャビリティ監視方法とマルチブレードペア装置間に渡り用パス17を設定し、受信したトラヒックの送信先クライアントポートが異常の場合に、渡り用パス17を使ってペア装置にトラヒックを転送する。
このような構成を採ることで、クライアント区間障害と中継区間障害を独立に切替可能となり、より信頼性の高い中継ネットワークを安価なブレード型スイッチで構成可能となる。
[伝送システムの動作詳細]
以下、図7~図24を参照して伝送システムの動作詳細について説明する。
図7は、図1の伝送システム1の動作詳細を説明する図である。図1と同一構成部分には、同一符号を付している。図7の最太実線矢印は、ACTポート受信時のトラヒック経路21を示し、図7の最太破線白抜き矢印は、イレギュラーなケースとしてSBYポート受信時のトラヒック経路22を示す。また、図7の山かっこ(<>)は、切替動作を示しており、図7の山かっこの切替動作が、図8に示す表の項目に対応している。
図7に示すように、伝送システム1は、実装例として、装置C-装置D間のトラヒック用に通信路30が、また渡り用パス18のための通信路40が設定されている。同様に、装置E-装置F間のトラヒック用に通信路70が、また渡り用パス17のために通信路80が設定されている。
図8は、本実施形態に係る伝送システム1における効果(救済可否)を障害パターンに分けて表にまとめた図である。
図7および図8を参照しながら、障害パターンにおける切替動作についてする。なお、図7および図8の項目の<9>、<11>、<15>が、本伝送システム1により救済可能な障害パターンである。
<初期状態>
図9は、伝送システム1の初期状態を示す図である。
図9に示すように、障害の発生していない初期状態では、装置A-装置C-装置E-装置Bがトラヒック経路21となる。また、イレギュラーなケースとしてSBYポート受信時のトラヒック経路22がある。
<装置A-装置C間障害>
図10は、伝送システム1の装置A-装置C間障害がある場合の切替動作を示す図である。
1.装置Eは、Link Down検出する。
2.装置Aは、RF(Remote Fault)やLACP(Link Aggregation Control Protocol)を用いて、装置A-装置C間障害(図10の符号g参照)を検出する。
3.図10の符号hに示すように、装置Aは、LAG(Link Aggregation)のACTを装置A-装置D間に切替える。
4.装置Dは、装置Aから受信した主信号を第1優先の論理パス(装置D-装置C-装置E間論理パス)へ転送する(図10の符号i参照)。
5.装置Eは、論理パスを終端する。自装置のクライアント側ポートがACTであるため、自装置のクライアント側へ転送する(図10の符号j参照)。
<装置A-装置D間障害>
図11は、伝送システム1の装置A-装置D間障害がある場合の切替動作を示す図である。
1.装置Dは、Link Down検出する。
2.装置Aは、RFやLACPを用いて、装置A-装置D間障害(図11の符号k参照)を検出する。
3.障害がSBY系のため、LAGの切替動作はない。
<装置E-装置B間障害>
図12は、伝送システム1の装置E-装置B間障害がある場合の切替動作を示す図である。
1.装置Bは、Link Down検出する。
2.装置Eは、RFやLACPを用いて、装置E-装置B間障害(図12の符号l参照)を検出する。
3.装置Eが、MC-LAGのACT切替通知を装置Fへ送信する。装置Eおよび装置Fは、LAGのACTをF-B間に切替える(図12の符号m参照)。
4.装置Eは、論理パスを終端する。自装置のクライアント側ポートがSBYであるため、 MC-LAG用跨ぎポート(渡り用パス17)を介してペア装置に転送する。
5.装置Fは、MC-LAG用跨ぎポート(渡り用パス17)から受信した主信号フレームをクライアントポート140(図2参照)へ転送する(図12の符号n参照)。
<装置F-装置B間障害>
図13は、伝送システム1の装置F-装置B間障害がある場合の切替動作を示す図である。
1.装置Bは、Link Down検出する。
2.装置Fは、RFやLACPを用いて、装置F-装置B間障害(図13の符号o参照)を検出する。
3.障害がSBY系のため、LAGの切替動作はない。
<装置C-装置E間障害>
図14は、伝送システム1の装置C-装置E間障害がある場合の切替動作を示す図である。
1.装置Cは、第1優先パス(装置C-装置E間論理パス)の故障(図14の符号p参照)を検出する。
2.装置Cは、装置Aから受信した主信号を正常、かつ、優先度の高い論理パスへ転送する。本ケースでは第2優先パス(装置C-装置D-装置F-装置E間論理パス)へ転送する。
3.装置Eは、論理パスを終端する。自装置のクライアント側ポートがACTであるため、自装置のクライアント側へ転送する(図14の符号q参照)。
<装置C-装置D間障害>
図15は、伝送システム1の装置C-装置D間障害がある場合の切替動作を示す図である。
1.装置Cは、第2優先パス(装置C-装置D-装置F-装置E間論理パス)および第3優先パス(C-D-F間論理パス)の故障(図15の符号r参照)を検出する。第1優先パスは、正常であるため、切替は行わない。
<装置D-装置F間障害>
図16は、伝送システム1の装置D-装置F間障害がある場合の切替動作を示す図である。
1.装置Cは、第2優先パス(装置C-装置D-装置F-装置E間論理パス)の故障(図16の符号s参照)を検出する。第1優先パスは、正常であるため、切替は行わない。
<装置E-装置F間障害>
図17は、伝送システム1の装置E-装置F間障害がある場合の切替動作を示す図である。
1.第2優先パス(装置C-装置D-装置F-装置E間論理パス)および第2優先パス(装置D-装置C-装置E-装置F間論理パス)の故障(図17の符号t参照)を検出する。第1優先パスは、正常であるため、切替は行わない。
<装置C障害>
図18は、伝送システム1の装置Cに障害がある場合の切替動作を示す図である。
1.装置Cで故障(図18の符号u参照)が発生する。全ポートシャットダウンする。
2.装置Aは、LinkDownにより装置A-装置C間障害を検出する。
3.装置Aは、LAGのACTを装置A-装置D間に切替える(図18の符号v参照)。
4.装置Dは、第1優先パス(装置D-装置C-装置E間)、第2優先パス(装置D-装置C-装置E-装置F間)の障害を検出する。
5.装置Dは、装置Aから受信した主信号を正常、かつ、優先度の高い論理パスへ転送する。本ケースでは第3優先パス(D-F間論理パス)へ転送する。
6.装置Fは、論理パスを終端する。自装置のクライアント側ポートがSBYであるため、 MC-LAG用跨ぎポートを介してペア装置に転送する。
7.MC-LAG用跨ぎポートから受信した主信号フレームをクライアントポートへ転送する(図18の符号w参照)。
<装置D障害>
図19は、伝送システム1の装置Dに障害がある場合の切替動作を示す図である。
1.装置Dで故障(図19の符号x参照)が発生する。全ポートシャットダウンする。
2.装置Aは、LinkDownにより装置A-装置D間障害を検出する。
3.障害がSBY系のため、LAGの切替動作はない。
<装置E障害>
図20は、伝送システム1の装置Eに障害がある場合の切替動作を示す図である。
1.装置Cで故障(図20の符号y参照)が発生する。全ポートシャットダウンする。
2.第1優先パス(装置C-装置E間)、第2優先パス(装置C-装置D-装置F-装置E間)の障害を検出する。
3.装置Bは、LinkDownにより装置E-装置B間障害を検出する。
4.装置Aから受信した主信号を正常、かつ、優先度の高い論理パスへ転送。本ケースでは第3優先パス(装置D-装置F間論理パス)へ転送する。
5.装置Fは、LAGのACTをF-B間に切替える(図20の符号z参照)。
6.装置Fは、論理パスを終端する。自装置のクライアント側ポートがACTなので、自装置のクライアント側へ転送する(図20の符号a1参照)。
これにより、第3優先の論理パス15,16の設定だけでは、救済が困難な、第1優先の論理パス11,13および第2優先の論理パス12,14が終端する装置の故障であっても救済が可能となる。
<装置F障害>
図21は、伝送システム1の装置Fに障害がある場合の切替動作を示す図である。
1.装置Fで故障(図21の符号b1参照)が発生する。全ポートシャットダウンする。
2.装置Bは、LinkDownにより装置F-装置B間障害を検出する。
3.障害がSBY系のため、LAGの切替動作はない。
<装置C-装置D間のMC-LAG跨ぎ用ポート障害>
図22は、伝送システム1の装置C-装置D間のMC-LAG跨ぎ用ポート障害がある場合の切替動作を示す図である。
1.装置Cで故障(図22の符号c1参照)が発生する。トラヒックの切替はない。
2.MC-LAG跨ぎ用ポートのみ故障を検出する。トラヒック経路への影響はない。
<装置E-装置F間MC-LAG跨ぎ用ポート障害>
図23は、伝送システム1の装置E-装置F間MC-LAG跨ぎ用ポート障害がある場合の切替動作を示す図である。
1.装置Cで故障(図23の符号d1参照)が発生する。トラヒックの切替はない。
2.MC-LAG跨ぎ用ポートのみ故障を検出する。トラヒック経路への影響はない。
<装置A-装置D間および装置E障害>
図24は、伝送システム1の装置A-装置D間および装置E障害がある場合の切替動作を示す図である。
1.装置Eで故障(図24の符号e1参照)が発生する。全ポートシャットダウンする。
2.第1優先パス(装置C-装置E間)、第2優先パス(装置C-装置D-装置F-装置E間)の障害(図24の符号f1参照)を検出する。
3.装置Bは、LinkDownによりE-B間障害を検出する。
4.装置Aから受信した主信号を正常、かつ優先度の高い論理パスへ転送する。本ケースでは第3優先パス(装置D-装置F間論理パス)へ転送する。
5.装置Fは、LAGのACTをF-B間に切替える(図24の符号s2参照)。
6.装置Fは、論理パスを終端する。自装置のクライアント側ポートがACTなので、自装置のクライアント側へ転送する(図24の符号g1参照)。
以上説明したように、第3優先の論理パス15,16の設定だけでは、救済が困難な、第1優先の論理パス11,13および第2優先の論理パス12,14が終端する装置の故障であっても救済が可能となる。また、例えば、図24のように、A-D間障害と装置E障害とが重複した場合の故障であっても救済が可能となる。図24は、図31に示す従来例では、救済できなかった例である。
本実施形態では、クライアント装置と伝送装置(中継装置)間の故障と中継区間の故障が重なった場合であっても救済することができる。
[ハードウェア構成]
本実施形態に係る伝送装置100は、例えば図25に示すような構成の物理装置であるコンピュータ900によって実現される。
図25は、本発明の実施形態に係る伝送装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ900は、CPU(Central Processing Unit)901、ROM(Read Only Memory)902、RAM903、HDD(Hard Disk Drive)904、入出力I/F(Interface)905、通信I/F906およびメディアI/F907を有する。
CPU901は、ROM902またはHDD904に記憶されたプログラムに基づき作動し、図1に示す伝送装置100の制御部による制御を行う。ROM902は、コンピュータ900の起動時にCPU901により実行されるブートプログラムや、コンピュータ900のハードウェアに係るプログラム等を記憶する。
CPU901は、入出力I/F905を介して、マウスやキーボード等の入力装置910、および、ディスプレイ等の出力装置911を制御する。CPU901は、入出力I/F905を介して、入力装置910からデータを取得するともに、生成したデータを出力装置911へ出力する。なお、プロセッサとしてCPU901とともに、GPU(Graphics Processing Unit)等を用いてもよい。
HDD904は、CPU901により実行されるプログラムおよび当該プログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信I/F906は、通信網(例えば、NW(Network)920)を介して他の装置からデータを受信してCPU901へ出力し、また、CPU901が生成したデータを、通信網を介して他の装置へ送信する。
メディアI/F907は、記録媒体912に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM903を介してCPU901へ出力する。CPU901は、目的の処理に係るプログラムを、メディアI/F907を介して記録媒体912からRAM903上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体912は、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto Optical disk)等の光磁気記録媒体、磁気記録媒体、導体メモリテープ媒体又は半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ900が本実施形態に係る伝送装置として機能する場合、コンピュータ900のCPU901は、RAM903上にロードされたプログラムを実行することにより伝送装置100の機能を実現する。また、HDD904には、RAM903内のデータが記憶される。CPU901は、目的の処理に係るプログラムを記録媒体912から読み取って実行する。この他、CPU901は、他の装置から通信網(NW920)を介して目的の処理に係るプログラムを読み込んでもよい。
[効果]
以下、本発明に係る伝送システム等の効果について説明する。
本実施形態の伝送システム1は、送信ノードと受信ノードとの中継区間に設置される複数の伝送装置100を有する伝送システムであって、送信ノード側でマルチブレード構成された一対の第1伝送装置(伝送装置C)および第2伝送装置(伝送装置D)と、一対の第1伝送装置(伝送装置C)および第2伝送装置(伝送装置D)と中継区間を挟んで対向し、受信ノード側でマルチブレード構成され、かつ、対向局の一対のマルチシャーシ構成装置である第3伝送装置(伝送装置E)および第4伝送装置(伝送装置F)と、を備え、中継区間には、第1優先の論理パス11,13と、第2優先の論理パス12,14とが設定され、対向局の一対のマルチシャーシ構成装置の第1優先の論理パス11,13および第2優先の論理パス12,14が終端する伝送装置とは異なる伝送装置に対して第3優先の論理パス15,16を設定する。
このようにすることで、本発明に係る伝送システムは、クライアント区間障害と中継区間障害を独立に切替可能となるため、切替シーケンスは簡易となり、安価なブレード型スイッチを用いて信頼性の高い中継ネットワークを構成することが可能となる。
また、伝送装置100において、マルチシャーシ構成装置を構成する第3伝送装置(伝送装置E)と第4伝送装置(伝送装置F)間に渡り用パス17,18を設定し、受信したトラヒックの送信先クライアントポートが異常の場合、渡り用パス17,18を用いてペア装置にトラヒックを転送することを特徴とする。
このようにすることで、渡り用パス17,18を使ってペア装置にトラヒックを転送することができる。これにより、第3優先の論理パス15,16の設定だけでは、救済が困難な、第1優先の論理パス11,13および第2優先の論理パス12,14が終端する装置の故障であっても救済が可能となる。また、例えば、図24のように、A-D間障害と装置E障害とが重複した場合の故障であっても救済が可能となる。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上述文書中や図面中に示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行するためのソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、IC(Integrated Circuit)カード、SD(Secure Digital)カード、光ディスク等の記録媒体に保持することができる。また、本明細書において、時系列的な処理を記述する処理ステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)をも含むものである。
1 伝送システム
10A クライアント装置(送信ノード)
10B クライアント装置(受信ノード)
11 第1パス(第1優先の論理パス)
12 第2パス(第2優先の論理パス)
13 第1パス(第1優先の論理パス)
14 第2パス(第2優先の論理パス)
15 第5パス(第3優先の論理パス)
16 第6パス(第3優先の論理パス)
17,18 渡り用パス
100 伝送装置
100C 伝送装置(第1伝送装置)
100D 伝送装置(第2伝送装置)
100E 伝送装置(第3伝送装置)
100F 伝送装置(第4伝送装置)
110 クライアント装置間障害監視部
120 パス障害監視部
130 スイッチ部
140 クライアントポート
150 NNIポート<1>
160 NNIポート<2>
170 渡りパス用ポート

Claims (4)

  1. 送信ノードと受信ノードとの中継区間に設置される複数の伝送装置を有する伝送システムであって、
    前記送信ノード側でマルチブレード構成された一対の第1伝送装置および第2伝送装置と、
    一対の前記第1伝送装置および前記第2伝送装置と前記中継区間を挟んで対向し、前記受信ノード側でマルチブレード構成され、かつ、対向局の一対のマルチシャーシ構成装置である第3伝送装置および第4伝送装置と、を備え、
    前記伝送装置は、前記マルチシャーシ構成装置を構成する前記第3伝送装置と前記第4伝送装置間に渡り用パスを設定し、
    受信したトラヒックの送信先クライアントポートが異常の場合、前記渡り用パスを用いて前記第3伝送装置と前記第4伝送装置間でトラヒックを転送し、
    前記送信ノードから受信した主信号を優先度の高い論理パスへ接続するとき、
    前記中継区間には、第1優先の論理パスと、第2優先の論理パスと、
    対向局の一対のマルチシャーシ構成装置の前記第1優先の論理パスおよび前記第2優先の論理パスが終端する伝送装置とは異なる伝送装置に対して第3優先の論理パスと、が設定され、
    前記第1優先の論理パスは、中継区間における第1パスおよび第3パスであり、
    前記第2優先の論理パスは、中継区間における第2パスおよび第4パスであり、
    前記第3優先の論理パスは、第1および第2優先の論理パスが終端する装置とは異なる装置間に設定される第5パスおよび第6パスであり、
    前記第1伝送装置が、前記送信ノードからパケットを受信した場合、
    前記第1伝送装置と前記第3伝送装置間論理パスを、前記第1優先の論理パスの前記第1パスとし、
    前記第1伝送装置と前記第2伝送装置と前記第4伝送装置と前記第3伝送装置間論理パスを、前記第2優先の論理パスの前記第2パスとし、
    前記第1伝送装置と前記第2伝送装置と前記第4伝送装置間論理パスを、前記第3優先の論理パスの前記第5パスとする
    ことを特徴とする伝送システム。
  2. 送信ノードと受信ノードとの中継区間に設置される複数の伝送装置を有する伝送システムであって、
    前記送信ノード側でマルチブレード構成された一対の第1伝送装置および第2伝送装置と、
    一対の前記第1伝送装置および前記第2伝送装置と前記中継区間を挟んで対向し、前記受信ノード側でマルチブレード構成され、かつ、対向局の一対のマルチシャーシ構成装置である第3伝送装置および第4伝送装置と、を備え、
    前記伝送装置は、前記マルチシャーシ構成装置を構成する前記第3伝送装置と前記第4伝送装置間に渡り用パスを設定し、
    受信したトラヒックの送信先クライアントポートが異常の場合、前記渡り用パスを用いて前記第3伝送装置と前記第4伝送装置間でトラヒックを転送し、
    前記送信ノードから受信した主信号を優先度の高い論理パスへ接続するとき、
    前記中継区間には、第1優先の論理パスと、第2優先の論理パスと、
    対向局の一対のマルチシャーシ構成装置の前記第1優先の論理パスおよび前記第2優先の論理パスが終端する伝送装置とは異なる伝送装置に対して第3優先の論理パスと、が設定され、
    前記第1優先の論理パスは、中継区間における第1パスおよび第3パスであり、
    前記第2優先の論理パスは、中継区間における第2パスおよび第4パスであり、
    前記第3優先の論理パスは、第1および第2優先の論理パスが終端する装置とは異なる装置間に設定される第5パスおよび第6パスであり、
    前記第2伝送装置が、前記送信ノードからパケットを受信した場合、
    前記第2伝送装置と前記第1伝送装置と前記第3伝送装置間論理パスを、前記第1優先の論理パスの前記第3パスとし、
    前記第伝送装置と前記第伝送装置と前記第3伝送装置と前記第4伝送装置間論理パスを、前記第2優先の論理パスの前記第4パスとし、
    前記第伝送装置と前記第4伝送装置間論理パスを、前記第3優先の論理パスの前記第6パスとする
    ことを特徴とする伝送システム。
  3. 送信ノードと受信ノードとの中継区間に設置される複数の伝送装置を有する伝送システムの中継方法であって、
    前記送信ノード側でマルチブレード構成された一対の第1伝送装置および第2伝送装置と、
    一対の前記第1伝送装置および前記第2伝送装置と前記中継区間を挟んで対向し、前記受信ノード側でマルチブレード構成され、かつ、対向局の一対のマルチシャーシ構成装置である第3伝送装置および第4伝送装置と、を備え、
    前記伝送装置は、前記マルチシャーシ構成装置を構成する前記第3伝送装置と前記第4伝送装置間に渡り用パスを設定し、
    受信したトラヒックの送信先クライアントポートが異常の場合、前記渡り用パスを用いて前記第3伝送装置と前記第4伝送装置間でトラヒックを転送し、
    前記送信ノードから受信した主信号を優先度の高い論理パスへ接続するとき、
    前記中継区間には、第1優先の論理パスと、第2優先の論理パスとを設定する工程と、
    対向局の一対のマルチシャーシ構成装置の前記第1優先の論理パスおよび前記第2優先の論理パスが終端する伝送装置とは異なる伝送装置に対して第3優先の論理パスを設定する工程と、を有し、
    前記第1優先の論理パスは、中継区間における第1パスおよび第3パスであり、
    前記第2優先の論理パスは、中継区間における第2パスおよび第4パスであり、
    前記第3優先の論理パスは、第1および第2優先の論理パスが終端する装置とは異なる装置間に設定される第5パスおよび第6パスであり、
    前記第1伝送装置が、前記送信ノードからパケットを受信した場合、
    前記第1伝送装置と前記第3伝送装置間論理パスを、前記第1優先の論理パスの前記第1パスとし、
    前記第1伝送装置と前記第2伝送装置と前記第4伝送装置と前記第3伝送装置間論理パスを、前記第2優先の論理パスの前記第2パスとし、
    前記第1伝送装置と前記第2伝送装置と前記第4伝送装置間論理パスを、前記第3優先の論理パスの前記第5パスとする
    ことを特徴とする伝送システムの中継方法。
  4. 送信ノードと受信ノードとの中継区間に設置される複数の伝送装置を有する伝送システムの中継方法であって、
    前記送信ノード側でマルチブレード構成された一対の第1伝送装置および第2伝送装置と、
    一対の前記第1伝送装置および前記第2伝送装置と前記中継区間を挟んで対向し、前記受信ノード側でマルチブレード構成され、かつ、対向局の一対のマルチシャーシ構成装置である第3伝送装置および第4伝送装置と、を備え、
    前記伝送装置は、前記マルチシャーシ構成装置を構成する前記第3伝送装置と前記第4伝送装置間に渡り用パスを設定し、
    受信したトラヒックの送信先クライアントポートが異常の場合、前記渡り用パスを用いて前記第3伝送装置と前記第4伝送装置間でトラヒックを転送し、
    前記送信ノードから受信した主信号を優先度の高い論理パスへ接続するとき、
    前記中継区間には、第1優先の論理パスと、第2優先の論理パスとを設定する工程と、
    対向局の一対のマルチシャーシ構成装置の前記第1優先の論理パスおよび前記第2優先の論理パスが終端する伝送装置とは異なる伝送装置に対して第3優先の論理パスを設定する工程と、を有し、
    前記第1優先の論理パスは、中継区間における第1パスおよび第3パスであり、
    前記第2優先の論理パスは、中継区間における第2パスおよび第4パスであり、
    前記第3優先の論理パスは、第1および第2優先の論理パスが終端する装置とは異なる装置間に設定される第5パスおよび第6パスであり、
    前記第2伝送装置が、前記送信ノードからパケットを受信した場合、
    前記第2伝送装置と前記第1伝送装置と前記第3伝送装置間論理パスを、前記第1優先の論理パスの前記第3パスとし、
    前記第伝送装置と前記第伝送装置と前記第3伝送装置と前記第4伝送装置間論理パスを、前記第2優先の論理パスの前記第4パスとし、
    前記第伝送装置と前記第4伝送装置間論理パスを、前記第3優先の論理パスの前記第6パスとする
    ことを特徴とする伝送システムの中継方法。
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