JP2013511335A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. 近位端と遠位端の設けられているグラフト材料のグラフト管と、
   前記グラフト管に取り付けられている複数のステントリングと、
   少なくとも第１と第２の直径拘束装置と
   を有し、
   前記第１の直径拘束装置は、前記グラフト管の前記近位端に又は前記近位端に近接して置かれて該近位端に取り付けられた第１のステントリングの直径を部分的に拘束するようにされており、
   少なくとも１つの前記第２の直径拘束装置は、前記グラフト管に沿った中間の位置に置かれて該中間の位置に取り付けられた第２のステントリングの直径を部分的に拘束するようにされており、
   前記第１と第２の直径拘束装置の間で、それら第１と第２の直径拘束装置によって拘束されていない前記グラフト管の領域が、前記第１と第２の直径拘束装置によって前記近位端及び前記中間の位置が拘束されているときに半径方向外側に拡張されて当該グラフト管の前記近位端及び前記中間の位置の間に膨張部分を形成し、それにより当該ステントリングの部分的に展開した形態を生じるようにすることができるステントグラフト。
2. 前記グラフト管の近位端から延びる裸ステントを含んでいる、請求項１に記載のステントグラフト。
3. 前記グラフト管は長さが６５ｍｍである、上記請求項２に記載のステントグラフト。
4. 前記グラフト管の前記近位端と前記遠位端の両方に裸ステントが設けられている、上記請求項２又は３に記載のステントグラフト。
5. 前記裸ステントは、前記グラフト管に対して外向きに張り出すように設計されている、請求項２乃至４の何れか一項に記載のステントグラフト。
6. 前記裸ステントは、グラフト管材料の周りに周方向に配設されていて、湾曲した頂端を有している一連の指状部分を提供する波状のステント構造で形成されている、請求項２乃至５のいずれか一項に記載のステントグラフト。
7. 前記裸ステントは、前記グラフト管材料から約１０ｍｍ延びている、請求項２乃至６の何れか一項に記載のステントグラフト。
8. 前記第２の直径拘束装置は、前記グラフト管に沿った実質的に半分の地点に置かれている、請求項１乃至７の何れか一項に記載のステントグラフト。
9. 前記拘束装置は、前記グラフト管の周りに周方向に配置されている直径収縮ループである、請求項１乃至８の何れか一項に記載のステントグラフト。
10. 前記グラフト管上に置かれている１つのステント又は前記グラフト管に沿った中間の位置に配置されている複数のステントの近位端と遠位端を拘束する働きをする少なくとも２つの第２の直径拘束装置が設けられている、請求項１乃至９の何れか一項に記載のステントグラフト。
11. 前記ステントグラフトには、前記グラフト管材料の前記遠位端から延びるステント区間が設けられている、請求項１乃至１０項の何れか一項に記載のステントグラフト。
12. 前記ステント区間は、前記グラフト区間と一体化されているものと別体構成要素のうちの一方である、請求項１１に記載のステントグラフト。
13. 前記グラフト管の近位端から延びる裸ステントが掛かり（barb）を備えない請求項２乃至１２のいずれか一項に記載のステントグラフト。
14. 掛かりを備えない請求項１３に記載のステントグラフト。
15. 請求項１に記載のステントグラフトを配備するための導入器アッセンブリにおいて、前記ステントグラフトを担持するための担持体と、前記担持体を覆う位置から当該担持体を露出する引き込み位置へ動かせる外シースと、を含んでおり、且つ前記シースの引き込み後に前記ステントグラフトの前記拘束装置を半径方向に圧縮された形態に維持するための複数の拘束要素を含んでいる、導入器アッセンブリ。
16. 前記拘束要素は、１つ又はそれ以上のトリガーワイヤを含んでいる、請求項１５に記載の導入器アッセンブリ。
17. 前記トリガーワイヤは、前記ステントグラフトの近位の裸ステント並びに拘束装置を拘束するようにし、そして前記拘束ワイヤが引き込まれるとそれらを最近位の拘束装置から最遠位の拘束装置へ向かう順に従って解放してゆくように、配設されている、請求項１６に記載の導入器アッセンブリ。
18. 前記拘束ワイヤは、前記ステントグラフトの前記遠位端も保持する、請求項１７に記載の導入器アッセンブリ。
19. 前記拘束装置がそれぞれ複数のトリガーワイヤを含んでいる、請求項１６に記載の導入器アッセンブリ。
20. 前記配備処置時に患者の心臓弁を通過させることのできる柔軟な拡張器先端を含んでいる、請求項１５に記載の導入器アッセンブリ。