JP2013511192A - 無線ネットワークに含まれたコーディネーター、リレー装置、ソース装置及びデスティネーション装置の通信方法 - Google Patents

無線ネットワークに含まれたコーディネーター、リレー装置、ソース装置及びデスティネーション装置の通信方法 Download PDF

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Abstract

デスティネーション装置とソース装置との間の少なくとも1つのリレー装置の検索を要請するリレー検索要請フレームを受信するステップと、前記ソース装置が前記少なくとも1つのリレー装置のうちターゲットリレー装置を選択できるように前記リレー検索要請フレームに応答して前記少なくとも1つのリレー装置のリストを含むリレー検索応答フレームを送信するステップとを含むコーディネーターの通信方法が提供される。

Description

下記の実施形態は、競争基盤チャネルアクセスを支援する無線ネットワークに含まれたコーディネーター、リレー装置、ソース装置及びデスティネーション装置の通信方法に関する。
無線LAN(Wireless Local Area Network)あるいは無線PAN(Wireless Personal Area Network)環境で端末が全方向(omni−direction)で信号を送受信すると仮定してプロトコルを設計する場合、カバレッジ拡張のために中継(relaying)を介して信号を伝達してもプロトコルを修正することなく通信を行うことができる。
しかし、指向性アンテナ(directional antenna)を用いて通信する場合、送信装置は中継装置がどこにあるかを把握しなければ送信装置に向かう方向にデータを送信することができない。中継装置も受信装置がどこにあるかを把握できなければ、受信装置に向かう方向に通信を中継することができない。したがって、このような場合、装置間の通信を中継するために位置情報を取得する手続が必要である。
特に、最近標準化が進んでいる60GHz帯域のようなミリメートル波(mmWave)は簡単な変調方式によって約2GHz範囲の広帯域を用いて数Gbpsの送信率でデータを送信できる。一方、ミリメートル波は高周波の特性上、直進性が強く経路損失が大きいという短所がある。したがって、このような短所を補完するためには、指向性アンテナを用いて全方向にはない特定方向に送信電力を集めることで高いアンテナ利益を取得するということがある。
ここで、指向性アンテナの方向を送信端末と受信端末が互いに向かい合う方向に探したり、アレイアンテナを構成する各アンテナの振幅や位相を調整するビームフォーミング(ビーム形成)過程に基づいて探すことでアレイ利益を取得することができる。
本発明の一実施形態は、指向性アンテナを用いて競争基盤チャネルアクセスを行う場合、ネットワーク上の装置をスキャンして一般装置と中継装置の位置を互いに認識できる通信方法を提供する。
本発明の一実施形態は、ソース装置とデスティネーション装置との間の少なくとも1つのリレー装置のうちソース装置とデスティネーション装置との間の通信を中継するために、最適の中継装置を選択することのできる通信方法を提供する。
本発明の一実施形態に係るコーディネーターの通信方法は、デスティネーション装置とソース装置との間の少なくとも1つのリレー装置の検索を要請するリレー検索要請フレームを受信するステップと、前記ソース装置が前記少なくとも1つのリレー装置のうちターゲットリレー装置を選択できるように前記リレー検索要請フレームに応答して、前記少なくとも1つのリレー装置のリストを含むリレー検索応答フレームを送信するステップとを含む。
本発明の一実施形態に係るソース装置の通信方法は、デスティネーション装置とソース装置との間の少なくとも1つのリレー装置の検索を要請するリレー検索要請フレームをコーディネーターに送信するステップと、前記少なくとも1つのリレー装置のうちターゲットリレー装置を選択するために、前記リレー検索要請フレームに応答して前記少なくとも1つのリレー装置のリストを含むリレー検索応答フレームを前記コーディネーターから受信するステップとを含む。
本発明の一実施形態に係るデスティネーション装置の通信方法は、コーディネーターからデスティネーション装置とソース装置との間の少なくとも1つのリレー装置のリストを含むリレー検索応答フレームを受信するステップと、前記コーディネーターから、前記デスティネーション装置と前記少なくとも1つのリレー装置との間のリンクでビームフォーミングを行うためのリソースの割当を受けるステップと、前記割り当てられたリソースを用いて前記少なくとも1つのリレー装置とビームフォーミングを行うステップと、前記少なくとも1つのリレー装置のうちターゲットリレー装置を選択しようとする前記ソース装置の要請に応じて、前記コーディネーターから割り当てられたリソースを用いて前記ソース装置と前記デスティネーション装置との間のリンクでビームフォーミングを行うステップと、前記ビームフォーミングの結果に応じて取得した情報を前記ソース装置に送信するステップとを含む。
本発明のリレー装置の通信方法は、デスティネーション装置とソース装置との間の少なくとも1つのリレー装置の検索を要請したソース装置及び前記デスティネーション装置それぞれとのリンクでビームフォーミングを行うために、前記コーディネーターから割り当てられたリソースに関する情報を受信するステップと、前記割り当てられたリソースを用いて前記デスティネーション装置及び前記ソース装置それぞれとのリンクに対するビームフォーミングを行うステップと、前記ソース装置が前記少なくとも1つのリレー装置のうち、最適のリレー装置を選択できるように前記ビームフォーミングの結果に関連する情報を含む多重中継チャネル測定報告フレームを送信するステップとを含む。
本発明のコーディネーターの通信方法は、リレー装置にネットワーク上の装置に対するスキャンを行うか否かを尋ねるスキャン通知要請フレームを送信するステップと、前記要請に応答して前記リレー装置から受信したスキャン通知応答フレームに含まれたセクタ数に基づいて前記スキャンを予約する区間の大きさを決定するステップと、前記リレー装置に前記ネットワークの基本サービスセットに含まれた装置のリスト、前記装置の中継支援の有無及び前記装置の受容力に関する情報を含む装置情報報告を送信するステップと、前記リレー装置に前記予約したスキャン区間の開始時間、スキャン期間及び前記スキャンの反復回数を含むスキャン予約情報を通知するステップとを含む。
本発明のリレー装置の通信方法は、コーディネーターから受信した、ネットワークスキャンを行うか否かを尋ねるスキャン通知要請フレームに応答して自身が有するセクタ数を含むスキャン通知応答フレームを送信するステップと、前記コーディネーターから基本サービスセットに含まれた装置のリスト、前記装置の中継支援の有無及び前記装置の受容力に関する情報を含む装置情報報告を受信するステップと、前記コーディネーターから前記コーディネーターが予約したネットワークスキャン区間の開始時間、スキャン期間、及び前記ネットワークスキャンの反復回数を含むスキャン予約情報を受信するステップと、前記予約したネットワークスキャン区間で前記基本サービスセットに含まれた装置に装置スキャン要請フレームを放送するステップとを含む。
本発明の一実施形態に係るリレー装置の通信方法は、無線ネットワーク内でチャネルを取得したリレー装置がスキャン要請情報を含むスキャン要請フレームを放送するステップと、独立基本サービスセットに含まれた少なくとも1つの装置から前記放送に応答するスキャン応答フレームを受信するステップとを含む。
本発明の一実施形態によれば、デスティネーション装置とソース装置との間の少なくとも1つのリレー装置それぞれとのリンクについて行ったビームフォーミング結果に応じて、選択された最適のリレー装置を用いてソース装置とデスティネーション装置の通信を中継することによって、ソース装置とデスティネーション装置との間の通信を円滑に行うことができる。
本発明の一実施形態によれば、指向性アンテナを用いて競争基盤チャネルにアクセスする場合、最適のリレー装置によって通信を中継することによって各装置が希望する送信率で通信を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る無線ネットワークに含まれたコーディネーター、リレー装置、ソース装置及びデスティネーション装置間の動作を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るコーディネーターの通信方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るソース装置の通信方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るデスティネーション装置の通信方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るリレー装置の通信方法を示すフローチャートである。 WLAN infrastructure BSSモードで本発明の一実施形態に係るリレー装置のスキャン過程を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るコーディネーターの通信方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るリレー装置の通信方法を示すフローチャートである。 WLAN IBSSモードで本発明の一実施形態に係るリレー装置のスキャン過程を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る実施形態を添付する図面を参照しながら詳細に説明する。しかし、本発明が一実施形態によって制限されたり、限定されることはない。また、各図面に提示された同一の参照符号は同一の部材を示す。
ミリメートル波(mmWave)は人のような妨害物体が送信経路を遮断する場合、経路損失が極めて大きいため(普通20dB以上)、所望するデータ比(data rate)から離れたり、通信できなくなる場合がある。また、60GHz帯域の通信である場合、到達距離が10m内と制限されるが、これよりも遠い距離は、反射や貫通損失がないとしても距離による減衰が増大して信号が到達されない場合が大きい。
一般的に家庭(home)のような環境は幅が10m以上であり、5GHz以下の帯域で使用する無線LANの到達距離が数十mであるため、1つのネットワークで上記の到達距離を全てカバーできることに比べて60GHz帯域はそうではないことから、ユーザが不便さを感じる。さらに、扉や壁などにより可視距離が遮断される部屋と部屋、または部屋と居間の間の環境の場合、幅が10mよりも小さいものの1つのネットワークとしては構成し難い。
このような遮断(blocking)を移動させたり、カバレッジを拡張するためにはpeer−to−peer通信を補完するための中継装置を置いて信号中継することによって信号を安定に伝達することができる。
このような中継装置を使用する方法として、ECMA(European Computer Manufacturers Association)Internationalの387標準(High Rate 60 GHz PHY、MAC and HDMI PAL)に定義されたリレー動作が挙げられる。この方式は、1対のソース装置及びデスティネーション装置が中継装置を選択して相互の位置を認識するリレー設定ステップと、その後、データ送信のためにTDMA方式により割り当てられたタイムスロット(time slot)を用いてリレー装置によってデータ送信できるようにする手続ステップとから構成される。
しかし、この方法はデータ送信のためのタイムスロットが割り当てられた非競争区間のみを支援し、競争区間でソース装置とデスティネーション装置との間の直接通信の環境が充分ではないときには予約なしのリレー装置の中継は支援しない。
WLANとWPANでは非競争方式でデータを送信できる方法について提供する。すなわち、WLANのAP(Access Point)やWPANのPNC(Pico Net Coordinator)は時間区域を競争区間と非競争区間に分類し、非競争区間でAPあるいはPNCがポーリング方式またはスケジューリング情報を送信する方法などによって、端末がデータ送信のために非競争区間の特定の時間領域を独占に使えるようにする。
例えば、WLANは端末にリソースを割り当てるとき、Point Coordination Function(PCF)方式やHCF Controlled Channel Access(HCCA)方式でAPが最も高い優先順位にチャネルを占有した後、端末にポーリングメッセージを送信する。端末はポーリングメッセージを受信する即時にデータを送信する方式で端末に対する送信機会を提供する。このような方法は、一瞬に1つの端末についてのみポーリングを行うため、特定の時間区間を1つの端末が独占的に使用する。
WPANは非競争区間を数個の時間区間に分類し、時間区間に対するリソース割当情報をメッセージ形態で端末に通知するが、このときにも特定の時間区間を1つの端末に割り当てることによって独占的なリソース使用を許容する。
また、競争区間ではネットワークの全ての装置がチャネルを取得するため、主にCarrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance(CSMA/CA)方式で競争する。
発明の一実施形態では、競争区間における中継装置を通したデータの中継のためにネットワークをスキャンして装置の位置を認識する方法について説明する。例えば、WLANのDistributed Coordination Function(DCF)方式は全ての装置が同等な条件でチャネルアクセス機会を有するために競争する。チャネルアクセス機会を取得した装置はRTS(Request To Send)フレームとCTS(Clear To Send)フレームの交換によって周辺の装置にチャネルを直ちに使用するという予約情報を通知する。ここで、RTSフレームに含まれたdurationフィールド値を通して制御フレームの後に送信されるデータフレームと、これに対する承認(ACK)のために必要する時間に対するデータフレームの衝突を防止する。
競争区間において、データ送信中である装置1と装置2との間で障害物によって経路が遮断されて中継装置を介して迂回する場合にもRTS/CTSフレーム交換が行なわれてもよい。
特に、指向性通信が勧告される60GHz無線通信システムの場合、方向を異なるようにしてデータを送信すれば、これが先に使用中である周辺装置の通信に干渉を与える。装置2が装置1からの送信を把握していない場合、オムニ(omni)で受信待機しているため、データ送信に前もってこれを通知するRTS/CTSのようなコントロールフレームが必要である。
しかし、本来の規格でRTS/CTSフレームの交換を必ずしなければならないことはないため、このような制御フレームを送信することなく直ちにデータフレームを送信してもよい。ここで、中継装置は制御フレームやデータフレームのいずれのものを受信するに問わず、該当フレームを送信する装置2の位置を把握しなければ、その方向に装置1から受信したフレームを送信することができない。
したがって、中継装置は中継送信に参加する前にスキャニングを介して周辺のネットワーク装置に対する事前情報を把握する。このような事前情報には、周辺ネットワーク装置がある位置、方向、周辺のネットワーク装置の提供機能などを含んでもよい。
スキャンを行う方式は様々であるため、本発明の一実施形態では特定の方式に限定しない。ただ、次のような例示が可能である。
IEEE802.15.3c標準の場合に指向性アソシエーション(directional association)過程が代表的である。15.3c標準によれば、指向性通信を支援するためにPNCが疑似オムニ(quasi−omni)ビーコンをセクタごとに変えて送信し、その後のContention Access Period(CAP)でセクタごとにその応答を聞く(listen)。したがって、PNCは、送信した方向と一致する方向に入ってくるアソシエーションの応答フレームを受けるセクタ方向ごとに装置のアソシエーション過程を行う。
装置の立場からは、いずれか1のビーコン区間に自身のセクタを固定してビーコンを聞き、セクタをひと回りした後に最も信号の強いビーコンを選択し、そのビーコンのセクタ方向に該当のCAPスロットで応答フレームを送信する。その後、PNCは、周辺装置のうちいずれの装置がどのようなセクタの方向に位置するかを認識し、周辺装置も最も強いビーコンの方向にPNCに応答フレームを送信することでPNCの位置を認識し、該当方向にPNCと指向性通信を可能にする。普通、より高い利益を得るためにデータを送信する前にビームフォーミングの手続を行う。
スキャン過程の機能はリレー装置がスキャンフレームをセクタごとに分類して送信し、スキャン応答フレームもセクタごとに受信することによって装置の位置を把握する。このようにリレー装置が各装置の位置を把握すれば、セクタごとに装置のリストを生成できる。
その後、リレー装置に送信されるフレームのデスティネーションアドレス(destination address)が自身を指すことなくても該当装置はフレームを捨てず、デスティネーション装置のアドレスでリストを探索してセクタ方向を把握した後その方向にフレームを送信する。その後、送信したフレームがデスティネーション装置に円滑に送信されてデスティネーション装置がリレー装置を介して中継する場合に、デスティネーション装置は応答フレームを、リレー装置を経由してフレームを送信した装置(ソース装置と称する)に送信し、リレー装置はソース装置に対するセクタ方向を予め探索してフレームを受ければその方向に伝達する。このように装置に対する位置を予め把握することによって、リレー装置への中継が発生すれば予め把握した方向にフレームを迅速に中継することができる。
また、リレー装置を用いて通信を中継しようとする装置は、リレースキャンに参加するために各ソース−デスティネーションペア(source−destination pair)ごとにスキャンすることに比べて回数を減らし得る。しかし、スキャンの後にスキャンを開始したリレー装置やリレー装置を使用したい装置が移動する場合もあるため、リレー装置は再びスキャンを行う。ここで、他の装置は、ソース装置やデスティネーション装置が決定した後に動いた装置の方向を探すためのスキャン動作を開始し、リレー装置もスキャン動作に参加する。
しかし、スキャン動作は、コーディネーターが、自身が属するネットワークの装置にメッセージを放送したり、各装置から応答を受ける過程と類似し、この動作はコーディネーターのみが可能であるため、仲裁者のハンドオーバー(coordinator handover)を行った場合のみ行われる。
このような場合には、装置間に相互を発見(discovery)するために使用するビームフォーミング過程を用いてもよい。しかし、フルビームフォーミング(full beam forming)は長時間かかることから、ビームフォーミングステップ中に最初のステップであるセクタレベルで相互の位置を把握するためにセクタスウィップ(sector sweep)するセクタレベルトレーニング過程を行なってもよい。セクタレベルビームフォーミングを用いる場合の一実施形態は図1に示すとおりである。
図1は、本発明の一実施形態に係る無線ネットワークに含まれたコーディネーター、リレー装置、ソース装置及びデスティネーション装置間の動作を説明するための図である。
図1を参照すれば、無線ネットワークはソース装置101、コーディネーター103、リレー装置105及びデスティネーション装置107を備える。
ソース装置101は、コーディネーター103にデスティネーション装置107と通信時に中継を行うリレー装置105の探し(すなわち、リレースキャン)を要請するためにリレー検索要請(Relay Search Request)フレームを送信する(S111)。
コーディネーター103は、これに対する応答でソース装置101に中継を支援でき(Relay Supportable)、コーディネーター103に通知された装置(例えば、中継装置105)のリストを含むリレー検索応答フレームを送信する(S113)。コーディネーター103はソース装置101のみならず、デスティネーション装置107にもリレー検索応答フレームを送信する(S113)。
ここで、コーディネーター103は、リレー検索応答フレームの対話トークン(dialog token)を「0」に設定することによって、リストにある装置がリレー役割を行う装置であることを把握することができる。
すなわち、ビームフォーミングを要請した装置は、リレー検索応答フレームの対話トークンによってリストにある装置が中継することによって把握することができる。
コーディネーター103は、ソース装置101と少なくとも1つのリレー装置105との間のリンク及びデスティネーション装置107と少なくとも1つのリレー装置105との間のリンクでビームフォーミングを行うためのリソースを割り当て、各装置(ソース装置101、デスティネーション装置107及びリレー装置105)に通知する(S115)。
コーディネーター103はビームフォーミングを行うために、ソース装置101と少なくとも1つのリレー装置105との間のリンク(S−Rリンク)及びデスティネーション装置107と少なくとも1つのリレー装置105との間のリンク(D−Rリンク)に割り当てられたリソースに関連する情報を告知フレームまたはビーコンなどを用いて放送してもよい。
コーディネーター103によって割り当てられたリソースを用いてデスティネーション装置107がリレー装置105とデスティネーション装置107との間のリンク(R−Dリンク)でビームフォーミングを行い(S117)、その後、ソース装置101がソース装置101とリレー装置105との間のリンク(S−Rリンク)でビームフォーミングを行う(S119)。
2つの各リンクに対するビームフォーミングが完了すれば、ソース装置103はリレー装置105に多重中継チャネル測定要請フレームを送信する(S121)。リレー装置105は、多重中継チャネル測定要請フレームによって先の各ビームフォーミング過程がソース装置及びデスティネーション装置間のデータを中継するためのものであることを把握する。
リレー装置107は、多重中継チャネル測定要請フレームに応答して、ソース装置101が最適のリレー装置を選択できるようソース装置101にビームフォーミングの結果に関連する情報を含む多重中継チャネル測定報告フレームを送信する(S123)。
多重中継チャネル測定報告フレームは、リレー装置105とデスティネーション装置107との間のリンク(R−Dリンク)と、リレー装置105とソース装置101との間のリンク(R−Sリンク)それぞれに対するビームフォーミングの結果に基づいたものである。
多重中継チャネル測定報告フレームのチャネル測定情報フィールドにはデスティネーション装置107がリンクを測定した少なくとも1つのリレー装置105それぞれのAIDを含むデスティネーションAIDフィールド、デスティネーション装置107と少なくとも1つのリレー装置105との間の各リンクで測定した信号対雑音比(SNR)の値、少なくとも1つのリレー装置105それぞれとソース装置101間のリンク及び少なくとも1つのリレー装置105それぞれとデスティネーション装置107間のリンクの間の角度及び少なくとも1つのリレー装置105が判断したソース装置101とデスティネーション装置107ペアの中継に適するかの有無を表示する推薦フィールドのうち少なくとも1つを含んで、ソース装置101が最終的に1つのリレー装置(ターゲットリレー装置)を選択するときに参考できるようにする。
ソース装置101は、上述したようなビームフォーミングの結果に関連する情報を取得した後、コーディネーター103にソース装置101とデスティネーション装置107との間のリンクでビームフォーミングを行うためのリソースを要請し、コーディネーター103と交渉する(S125、S127)。
ソース装置101は、ビームフォーミングの結果に関連する情報を多重中継チャネル測定報告フレームによって取得してもよい。
コーディネーター103は、ソース装置101とデスティネーション装置107との間のリンクに割り当てられたリソースに関連する情報をソース装置101及びデスティネーション装置107にそれぞれ放送する(S129)。
ここで、ソース装置101とデスティネーション装置107との間のリンクに割り当てられたリソースに関連する情報はソース装置101とデスティネーション装置107との間のリンクで行われるビームフォーミングのスケジュールに関連する情報も含んでもよい。
コーディネーター103は、ソース装置101とデスティネーション装置107との間のリンクに割り当てられたリソースに関連する情報を告知フレームまたはビーコンなどを用いて放送する。
ソース装置101とデスティネーション装置107は、告知フレームまたはビーコンによって割り当てられた区間でビームフォーミングを行う(S131)。
ビームフォーミングの後、ソース装置101は無線ネットワークに含まれた少なくとも1つのリレー装置105それぞれとビームフォーミングを行った場合のリレー装置105とデスティネーション装置107間のリンク(R−Dリンク)に関する情報を取得するためにデスティネーション装置107に多重中継チャネル測定要請フレームを送信する(S133)。
デスティネーション装置107は、多重中継チャネル測定要請フレームによってソース装置101がデスティネーション装置107との通信を中継する最適のリレー装置を探していることが把握できる。
デスティネーション装置107は、ソース装置101が少なくとも1つのリレー装置105のうち最適のリレー装置を選択できるように、デスティネーション装置107に要請した多重中継チャネル測定要請フレームに応答し、ソース装置101に多重中継チャネル測定報告フレームを送信する(S135)。
ここで、多重中継チャネル測定報告フレームは、リレー検索応答フレームのリストに含まれた各リレー装置のうち、デスティネーション装置107とビームフォーミングを行ったリレー装置の各リンクに対するチャネル情報を含んでもよい。
ステップS135において、ソース装置101とデスティネーション装置107との間のリンクでビームフォーミングが完了しなくても以前のリレー装置105のビームフォーミングが成功することがある。このような場合に、ソース装置101は直接経路にデータを送信できないが、リレー装置105を経由してデータ送信できるため、リレー装置105によるカバレッジ拡張を行うことができる。
以下、表1〜表4を参照して通信中に用いられる各フレームの構造について説明する。
Figure 2013511192
表1は、多重中継チャネル測定要請フレームの構造を示す。
多重中継チャネル測定要請フレームは、中継動作を開始する装置(ここではソース装置101)が受信者装置(recipient STA)(ここで、リレー装置105またはデスティネーション装置107)に受信者装置と残り装置間のリンクのチャネル測定情報を取得するために送信するフレームである。
多重中継チャネル測定要請フレームは、カテゴリーフィールド、アクションフィールド、対話トークンフィールドのうち少なくとも1つを含んでもよい。
カテゴリーフィールドは、無線ネットワークで用いられるミリメートル波(mmWave)の範囲を設定するための領域である。
アクションフィールドは、多重中継チャネルに対する測定要請に関連する値を設定するための領域である。
対話トークンフィールドは、多重中継チャネルに対する測定要請及び応答間の処理を識別するために多重中継チャネル測定要請フレームを送信する装置によって選択された値が記載される領域である。
Figure 2013511192
表2は、多重中継チャネル測定報告フレームの構造を示す。
多重中継チャネル測定報告フレームは、多重中継チャネル測定要請フレームに対する応答に送信される。
多重中継チャネル測定報告フレームは、カテゴリーフィールド、アクションフィールド、対話トークンフィールド及び少なくとも1つのチャネル測定情報フィールドのうち少なくとも1つを含んでもよい。
カテゴリーフィールドは、無線ネットワークで用いられるミリメートル波(mmWave)の範囲を設定するための領域である。
対話トークンフィールドは、多重中継チャネル測定要請フレームに含まれた値に設定される領域である。もし、多重中継チャネル測定要請フレームを受けていないにも拘わらず多重中継チャネル測定報告フレームを送信する場合、対話トークンフィールドは「0」に設定されてもよい。
少なくとも1つのチャネル測定情報フィールドは下記の表3のような内容を含んでもよく、少なくとも1つのリレー装置105それぞれとの間のリンクに関する情報を含んでもよい。
もし、多重中継チャネル測定報告フレームを送信する装置(例えば、デスティネーション装置107)が数個のリレー装置それぞれとのリンクに対するチャネル情報を測定した場合、表2のようにチャネル測定情報フィールドには数個が含まれてもよい。
Figure 2013511192
表3はチャネル測定情報フィールドの構造を示す。
チャネル測定情報フィールドは上述したように該当装置とリレー装置それぞれとの間のリンクに関する情報を含んでもよく、デスティネーションAID(Peer STA AID)フィールド、信号対雑音比(SNR)フィールド、内部角度(Internal Angle)フィールド、および推薦(Recommend)フィールドのうち少なくとも1つを含んでもよい。
デスティネーションAID(Peer STA AID)フィールドは、デスティネーション装置107(または、ピア装置)がリンクを測定した少なくとも1つのリレー装置それぞれのAIDを含む領域である。
信号対雑音比(SNR)フィールドはピア装置に向かうリンク、すなわち、デスティネーション装置107と少なくとも1つのリレー装置105との間の各リンクで測定した信号対雑音比(SNR)の値を示すための領域である。
内部角度フィールドは、リレー装置105とリレー動作に参加した他の2つの装置とのリンクに向かう2つの方向の差(夾角)を示す。すなわち、内部角度は、少なくとも1つのリレー装置105それぞれとソース装置101との間のリンク及び少なくとも1つのリレー装置105それぞれとデスティネーション装置107との間のリンクが互いに形成する角度を示す。
推薦フィールドは、少なくとも1つのリレー装置が判断したソース装置101とデスティネーション装置107との間の中継に適するかの有無を表示する領域である。すなわち、推薦フィールドは、ピア装置(ここで、ソース装置101及びデスティネーション装置107)とのチャネル測定結果に基づいた中継動作に対する推薦有無を示す領域である。
推薦フィールドは、レポーティング装置(ここでは、リレー装置)が他の装置それぞれとのリンクのチャネルを測定した結果、中継動作を推薦する場合には「1」に設定され、推薦していない場合には「0」に設定される。
Figure 2013511192
表4は、中継機能を支援するために数個のアクションフレームを定義する。
表1及び表2に示したアクションフィールドで各アクションを区分するアクションフィールド値は表4の通りである。
ここで、リレー装置スキャン(Relay STA scan)に関連するアクションフィールドは5〜10までである。
図2は、本発明の一実施形態に係るコーディネーターの通信方法を示すフローチャートである。
図2を参照すれば、コーディネーターはデスティネーション装置とソース装置との間の少なくとも1つのリレー装置の検索を要請するリレー検索要請フレームを受信する(S210)。
リレー検索要請フレームは、無線ネットワークで用いられるミリメートル波(mmWave)の範囲を設定するためのカテゴリーフィールド、前記少なくとも1つのリレーに対する検索要請に関連する値を設定するためのアクションフィールド、リレー検索要請フレームを送信する装置によって選択された値が設定される対話トークンフィールド及びデスティネーション装置に対するAIDを設定するためのデスティネーション装置AIDフィールドのうち少なくとも1つを含んでもよい。
対話トークンフィールドには、少なくとも1つのリレーに対する検索要請及びそれに対応する応答間の処理を識別するために、リレー検索要請フレームを送信する装置によって選択された値が設定されてもよい。
コーディネーターは、ソース装置が少なくとも1つのリレー装置のうちターゲットリレー装置を選択できるようリレー検索要請フレームに応答し、少なくとも1つのリレー装置のリストを含むリレー検索応答フレームを送信する(S220)。
リレー検索応答フレームは、無線ネットワークで用いられるミリメートル波(mmWave)の範囲を設定するためのカテゴリーフィールド、少なくとも1つのリレーに対する検索要請に対応するリレー検索応答に関連する値を設定するためのアクションフィールド、リレー検索応答を生成したリレー検索要請フレームに関する値を設定する対話トークンフィールド、該当装置の中継可能の有無を示す状態コードを含む状態コードフィールド、及び該当装置に関する情報を示すリレー可能装置情報フィールドのうち少なくとも1つを含んでもよい。
リレー可能装置情報フィールドは状態コードフィールドに記載された、中継可能の有無を示す状態コードが「成功」である場合にリレー検索応答フレームに含まれる。
コーディネーターは、ソース装置と少なくとも1つのリレー装置との間のリンク(S−Rリンク)及びデスティネーション装置と少なくとも1つのリレー装置との間のリンク(D−Rリンク)でビームフォーミングを行うためのリソースを割り当てる(S230)。
コーディネーターは、ソース装置がビームフォーミングの結果に関連する情報を取得した後、ソース装置からソース装置とデスティネーション装置との間のリンクでビームフォーミングを行うためのリソース要請を受信し、リソース要請に応答する(S240)。
ソース装置が取得するビームフォーミングの結果に関連する情報は、多重中継チャネル測定報告フレームによって取得した情報であってもよい。
コーディネーターは、ソース装置とデスティネーション装置間のリンク(S−Dリンク)に割り当てられたリソースに関連する情報をソース装置及びデスティネーション装置に放送する(S250)。
図3は、本発明の一実施形態に係るソース装置の通信方法を示すフローチャートである。
図3を参照すれば、ソース装置はデスティネーション装置とソース装置との間の少なくとも1つのリレー装置の検索を要請するリレー検索要請フレームをコーディネーターに送信する(S310)。
ソース装置は、少なくとも1つのリレー装置のうちターゲットリレー装置を選択するためにリレー検索要請フレームに応答して少なくとも1つのリレー装置のリストを含むリレー検索応答フレームをコーディネーターから受信する(S320)。
ソース装置は、コーディネーターによって割り当てられたリソースを用いて少なくとも1つのリレー装置とソース装置との間のリンク(R−Sリンク)でビームフォーミングを行う(S330)。
ここで、ソース装置は、少なくとも1つのリレー装置とソース装置との間のリンク(R−Sリンク)でセクタ単位にビームフォーミングを行ってもよい。
ソース装置は、多重中継チャネル測定要請フレームを少なくとも1つのリレー装置に送信する(S340)。
多重中継チャネル測定要請フレームに対する詳細な説明は上述した表1の説明を参照する。
ソース装置は、多重中継チャネル測定要請フレームに応答して少なくとも1つのリレー装置から多重中継チャネル測定報告フレームを受信する(S350)。
多重中継チャネル測定報告フレームは、少なくとも1つのリレー装置それぞれとソース装置との間のリンク及び少なくとも1つのリレー装置それぞれとデスティネーション装置との間の各リンクで行われたビームフォーミングの結果に関連する情報を含んでもよい。
多重中継チャネル測定報告フレームに対する詳細な説明は上述した表2及び表3の説明を参照する。
ソース装置は、ビームフォーミングの結果に関連する情報を取得した後コーディネーターにソース装置とデスティネーション装置との間のリンク(S−Dリンク)でビームフォーミングを行うためのリソースを要請する(S360)。
ここで、ソース装置が取得したビームフォーミングの結果に関連する情報は多重中継チャネル測定報告フレームによって取得した情報であってもよい。
ソース装置は、コーディネーターから割り当てられたリソースを用いてデスティネーション装置とソース装置との間のリンク(S−Dリンク)に対するビームフォーミングを行う(S370)。
ソース装置は、デスティネーション装置から少なくとも1つのリレー装置のリストに含まれた各リレー装置のうち、デスティネーション装置とビームフォーミングを行ったリレー装置の各リンクに対するチャネル情報を含む多重中継チャネル測定報告フレームを受信する(S380)。
多重中継チャネル測定報告フレームは、ソース装置が少なくとも1つのリレー装置のうち最適のリレー装置を選択できるよう、デスティネーション装置に要請した多重中継チャネル測定要請フレームに応答したものであってもよい。
ソース装置は、少なくとも1つのリレー装置の位置及び各リンクに対するチャネル情報を用いて少なくとも1つのリレー装置のうち最適のリレー装置をターゲットリレー装置として選択する(S390)。
図4は、本発明の一実施形態に係るデスティネーション装置の通信方法を示すフローチャートである。
図4を参照すれば、デスティネーション装置は、コーディネーターからデスティネーション装置とソース装置との間の少なくとも1つのリレー装置のリストを含むリレー検索応答フレームを受信する(S410)。
リレー検索応答フレームは、コーディネーターが受信したデスティネーション装置とソース装置との間の少なくとも1つのリレー装置の検索を要請するリレー検索要請フレームに応答したものである。
デスティネーション装置はコーディネーターから、デスティネーション装置と少なくとも1つのリレー装との間のリンクでビームフォーミングを行うためのリソースが割り当てられる(S420)。
デスティネーション装置は、割り当てられたリソースを用いて少なくとも1つのリレー装置とビームフォーミングを行う(S430)。
デスティネーション装置は、少なくとも1つのリレー装置のうちターゲットリレー装置を選択しようとするソース装置の要請に応じて、コーディネーターから割り当てられたリソースを用いてソース装置とデスティネーション装置との間のリンク(S−Dリンク)でビームフォーミングを行う(S440)。
デスティネーション装置は、ビームフォーミングの結果に応じて取得した情報をソース装置に送信する(S450)。
デスティネーション装置は、ビームフォーミングの結果に応じて取得した情報を、多重中継チャネル測定報告フレームを用いてソース装置に送信してもよい。
図5は、本発明の一実施形態に係るリレー装置の通信方法を示すフローチャートである。
図5を参照すれば、リレー装置は、デスティネーション装置とソース装置との間の少なくとも1つのリレー装置の検索を要請したソース装置及びデスティネーション装置それぞれとのリンク(S−Dリンク)でビームフォーミングを行うために、コーディネーターから割り当てられたリソースに関する情報を受信する(S510)。
リレー装置は、割り当てられたリソースを用いてデスティネーション装置及びソース装置それぞれとのリンク(S−Rリンク及びR−Dリンク)に対するビームフォーミングを行う(S520)。
リレー装置は、ソース装置が少なくとも1つのリレー装置のうち最適のリレー装置を選択できるように、ビームフォーミングの結果に関連する情報を含む多重中継チャネル測定報告フレームをソース装置に送信する(S530)。
図6は、WLAN infrastructure BSSモードで本発明の一実施形態に係るリレー装置のスキャン過程を示すフローチャートである。
図6を参照すれば、WLAN infrastructure BSSモードで無線ネットワークは、リレー装置601、コーディネーター603及び他の装置605を備える。
リレー装置601は、無線ネットワーク内に含まれた装置に対するスキャン過程を行うためにコーディネーター603に自身がリレー装置であることを通知すると仮定する(S610)。ここで、コーディネーター603は、AP(Access Point)またはPNC(Pico Net Coordinator)であってもよい。
その後、コーディネーター603は、リレー装置601のネットワークスキャンが可能であれば、リレー装置601にスキャンを実施するかを尋ねるスキャン通知要請フレームを送信する(S615)。スキャン通知要請フレームを受信したリレー装置601は、中継する余裕があれば、状態コードを「成功」に設定し、自身(リレー装置601)が有するセクタ数を含んでスキャン通知応答フレームをコーディネーター603に送信する(S620)。
コーディネーター603は、セクタ数を基にスキャンを予約する区間の大きさ(scan reservation duration)を決定する。
スキャン通知応答フレームを受信したコーディネーター603は、リレー装置601に自身(コーディネーター603)のネットワークの基本サービスセット(Basic Service Set;BSS)に含まれた装置のリストと装置に関する情報を含む装置情報報告(STA Info Report)を送信する(S625)。
ここで、装置に関する情報は該当装置の中継支援の有無及び装置の受容力に関する情報を含んでもよい。
コーディネーター603は、リレー装置601に自身が予約したスキャン区間の開始時間とスキャン期間、そして何回のスキャンを繰り返すかを示すスキャンの反復回数を含むスキャン予約情報を通知する(S630)。
リレー装置601は、スキャン予約情報をビーコンに挿入したり、告知フレームなどを介して基本サービスセットに含まれた装置に通知する(S635)。リレー装置601と他の装置605は、スキャン予約情報によって通知したスキャン区間でリレー装置601のスキャン過程に参加する。
その後、リレー装置601は、予約しておいたスキャン区間で装置スキャン要請フレームを無線ネットワーク内の装置(コーディネーター603及び他の装置605)に放送する。
リレー装置601は、装置スキャン要請フレームを放送するとき、オムニ(omni)に一回送信できない場合には疑似オムニ(quasi−omni)のようにセクタごとに放送してもよく、スウィップ(sweep)すればオムニ(omni)のように全ての方向に送信するという効果を取得できる(640、645)。
ここで、リレー装置601は、装置スキャン要請フレームを介してセクタごとにIDを付与し、現在送信する要請が何回目のセクタであるかに関する情報及び要請に対して応答とする時間に対する開始時点と期間(duration)に関する情報を通知する。
ここで、応答区間は次のビーコン区間でも有効であるが、総回数は#of scan broadcastだけである。リレー装置601は、装置スキャン要請フレームを介して以前スキャンで応答を受けた装置のAID(STA AID)を送信し、自身(該当装置)がリレー装置リストに含まれているかの有無をチェックする。
また、装置スキャン要請フレームは、他の装置605にリレー装置601の選択に対する尺度を提供するためリレー受容力フィールドを含み、他の装置605とRLSした場合は該当ペアのAIDも含む。
装置スキャン要請フレームを受信した装置(コーディネーター603または他の装置605)は、装置スキャン要請フレームのうち信号の強度が最も強い装置スキャン要請フレームに対応する応答区間を用いて、リレー装置601に装置スキャン応答フレームを送信する(650、655)。ここで、各装置の識別にはAIDを使用する。
装置スキャン応答フレームを受信したリレー装置601はセクタごとに装置リストを構成する。
ここで、リレー装置601は応答(ここでは、装置スキャン応答フレーム)を聞くことができなかったり、応答を送っても他の装置のメッセージと衝突して応答(ここでは、装置スキャン応答フレーム)がリレー装置601に到達しない場合もある。したがって、装置スキャン応答フレームを送信した装置は同じ時間の次のビーコン区間の装置スキャン要請フレームを介して自身が装置リストに含まれているかを確認する。
以下は、表5〜表10を参照してWLAN infrastructure BSSモード及びWLAN IBSSモードで用いられる各フレーム及び各フレームに含まれる情報について説明する。
Figure 2013511192
表5はスキャン通知要請フレームの構造を示す。
スキャン通知要請フレームは、コーディネーター603がリレーポリシー(relaying policy)を有し、リレー検索要請した装置があれば、リレー装置601にスキャンを要請するときに使用する。
ここで、カテゴリー(Category)フィールドはWLANでアクションフレーム(Action frame)を区分する値として、使用しない値のうち1つを決めて使用し、アクションフィールドの値は上述した表4のリレー検索要請フレームを示す値を使用する。
Figure 2013511192
表6はスキャン通知応答フレームの構造を示す。
スキャン通知応答フレームにおいてリレー装置601が中継する余裕があれば、状態コードを「成功」にして送信し、自身の有するセクタ数を送信する。コーディネーター603は、セクタ数に基づいたスキャン予約期間を決定する。
Figure 2013511192
表7は装置情報報告フレームの構造を示す。
スキャン通知応答フレームを受信したコーディネーター603(例えば、AP)は、リレー装置601に自身の基本サービスセットにある装置に対するリストとその装置の情報を送信する。
ここで、装置の情報は、該当装置の中継支援の有無及び各種受容力に関連する情報などを含んでもよい。
Figure 2013511192
表8は、スキャン予約広告フレームの構造を示す。
スキャン通知応答フレームを受信したコーディネーター603は、スキャン予約広告フレームを介してリレー装置601に自身が予約したスキャン区間の開始時間と期間(duration)、そしてスキャンを何回繰り返すかに関する情報を含むスキャン予約情報を通知する。
また、スキャン予約情報は、ビーコンに挿入されたり、告知フレームなどを介してネットワークの基本サービスセットに含まれた装置にも通知される。
スキャン予約広告フレームに含まれたスキャン予約情報によってリレー装置601と他の装置605は通知したスキャン区間に参加してスキャン過程に参加することになる。
Figure 2013511192
表9は装置スキャン要請フレームの構造を示す。
リレー装置601が送信する装置スキャン要請フレームは、疑似オムニ(quasi−omni)のようにセクタごとに放送される。
リレー装置601は、装置スキャン要請フレームでセクタごとにIDを付与し、現在送信する要請が何回目のセクタのものであるかを通知する。
ここで、リレー装置601は、装置スキャン要請フレームを介してセクタごとにIDを付与し、現在送信する要請が何回目のセクタであるかに関する情報及び要請に対して応答とする時間の開始時点と期間に関する情報を通知する。
ここで、応答区間は次のビーコン区間でも有効であるが、総回数は#of scan broadcastだけである。リレー装置601は、装置スキャン要請フレームを介して以前スキャンで応答された装置のAID(STA AID)を送信し、自身(該当装置)がリレー装置リストに含まれたかの有無をチェックする。
Figure 2013511192
表10は装置スキャン応答フレームの構造を示す。装置スキャン要請フレームを受信した装置は、装置スキャン要請フレームのうち信号の強度が最も強い装置スキャン要請フレームに対応する応答区間を用いてリレー装置601に装置スキャン応答フレームを送信する。
ここで、各装置の識別はAIDを介して行う。
装置スキャン応答フレームを受信したリレー装置601はセクタごとに装置リストを構成する。
ここで、リレー装置601は、応答(ここでは、装置スキャン応答フレーム)を聞くことができなかったり、応答を送信しても他の装置のメッセージと衝突して応答(ここでは、装置スキャン応答フレーム)がリレー装置601に到達できない場合がある。したがって、装置スキャン応答フレームを送信した装置は、同じ時間の次のビーコン区間の装置スキャン要請フレームを介して自身が装置リストに含まれているかを確認する。
図7は、本発明の一実施形態に係るコーディネーターの通信方法を示すフローチャートである。
図7を参照すれば、コーディネーターは、リレー装置に無線ネットワーク上の装置に対するスキャンを行うか否かを尋ねるスキャン通知要請フレームを送信する(S710)。
コーディネーターはスキャン通知要請フレームに応答し、リレー装置から受信したスキャン通知応答フレームに含まれたセクタ数に基づいてスキャンを予約する区間の大きさを決定する(S720)。
コーディネーターは、リレー装置にネットワークの基本サービスセットに含まれた装置のリスト、装置の中継支援の有無、及び装置の受容力に関する情報を含む装置情報報告を送信する(S730)。
コーディネーターは、リレー装置に予約したスキャン区間の開始時間、スキャン期間(duration)及びスキャンの反復回数を含むスキャン予約情報を通知する(S740)。
図8は、本発明の一実施形態に係るリレー装置の通信方法を示すフローチャートである。
図8を参照すれば、リレー装置はコーディネーターから受信した、ネットワークスキャンを行うか否かを尋ねるスキャン通知要請フレームに応答して自身が有するセクタ数を含むスキャン通知応答フレームを送信する(S810)。
リレー装置は、コーディネーターから基本サービスセットに含まれた装置のリスト、装置の中継支援の有無及び装置の受容力に関する情報を含む装置情報報告を受信する(S820)。
リレー装置は、コーディネーターからコーディネーターが予約したネットワークスキャン区間の開始時間、スキャン期間、及びネットワークスキャンの反復回数を含むスキャン予約情報を受信する(S830)。
リレー装置は、予約したネットワークスキャン区間で基本サービスセットに含まれた装置に装置スキャン要請フレームを放送する(S840)。
ステップS840において、リレー装置は基本サービスセットに含まれた装置に装置スキャン要請フレームをオムニに1回送信できない場合、疑似オムニのようにセクタごとに放送してもよい。
リレー装置は疑似オムニでセクタごとに放送するときセクタごとにIDを付与し、現在の放送するセクタが装置スキャン要請フレームの何回目のセクタであるかを通知する。
また、リレー装置は、装置スキャン要請フレームに応答して、基本サービスセットに含まれた装置から装置スキャン要請フレームのうち信号の強度が最も強い装置スキャン要請フレームに対応する応答区間を用いて装置スキャン応答フレームを受信してもよい。
図9は、WLAN IBSSモードで本発明の一実施形態に係るリレー装置のスキャン過程を示すフローチャートである。
図9を参照すれば、WLAN IBSSモードで無線ネットワークは、リレー装置901、装置(1)903及び装置(2)905を備えてもよい。装置(1)903及び装置(2)905は独立基本サービスセット(Independent Basic Service Set;IBSS)に含まれた少なくとも1つの装置であってもよい。
独立基本サービスセットモードではコーディネーターがない場合、ネットワーク内の全ての装置がビーコンを送信する(S910)。したがって、リレー装置901も無線ネットワーク内で独立基本サービスセットに含まれた少なくとも1つの装置にビーコンを放送する(S910)。
無線ネットワーク内でチャネルを取得したリレー装置901は、少なくとも1つの装置(ここでは、装置(1)903及び装置(2)905)にスキャン要請情報を含むスキャン要請フレームまたはビーコンを放送する(S915)。
リレー装置901は、独立基本サービスセットに含まれた少なくとも1つの装置から放送に応答するスキャン応答フレームを受信する(S920、S925)。
ここで、リレー装置901は、無線ネットワークのコーディネーターからのハンドオーバーによって独立基本サービスセットに含まれた少なくとも1つの装置の位置を把握することができる。
ここで、スキャン応答フレームを送信する区間はIBSSで使用する指向性MACアクセス(directional MAC access)方法により決定されてもよい。例えば、IEEE802.15.3cWPANの場合、15.3cのMACは11とは異なって、コーディネーター(Pico Net Coordinator;PNC)のハンドオーバーを支援する。ハンドオーバーが発生する原因は様々であり、コーディネーター(PNC)と機器間の接続状態が良好ではない場合、コーディネーター(PNC)がパワーオフ(power off)する場合、さらに高い優先順位を有する装置が入ってくる場合である。さらに、リレー装置が加入した場合を追加してハンドオーバーを発生させる。ハンドオーバーによって新しいコーディネーターになったリレー装置は、ビーコンを介してネットワークに含まれた装置の位置把握を完了すれば、再びコーディネーター(PNC)にハンドオーバーを行う。
本発明に係る方法は、多様なコンピュータ手段を介して様々な処理を実行することができるプログラム命令の形態で実現され、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読取可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などの単独または組み合わせたものを含んでもよい。媒体に記録されるプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、光ディスクのような光磁気媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を格納して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれてもよい。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コード(machine code)だけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行され得る高級言語コード(higher level code)を含む。上述したハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェアのレイヤで動作するように構成されてもよい。
上述したように本発明を限定された実施形態と図面によって説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような実施形態から多様な修正及び変形が可能である。
したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定して定められるものではなく、特許請求の範囲だけではなく特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。
101 ソース装置(Source STA)
103 コーディネーター
105 リレー装置(Relay STA)
107 デスティネーション装置(Destination STA)

Claims (22)

  1. デスティネーション装置とソース装置との間の少なくとも1つのリレー装置の検索を要請するリレー検索要請フレームを受信するステップと、
    前記ソース装置が前記少なくとも1つのリレー装置のうちターゲットリレー装置を選択できるように前記リレー検索要請フレームに応答して、前記少なくとも1つのリレー装置のリストを含むリレー検索応答フレームを送信するステップと、
    を含むことを特徴とするコーディネーターの通信方法。
  2. 前記ソース装置と前記少なくとも1つのリレー装置との間のリンク及び前記デスティネーション装置と前記少なくとも1つのリレー装置との間のリンクでビームフォーミングを行うためのリソースを割り当てるステップと、
    前記ソース装置が前記ビームフォーミングの結果に関連する情報を取得した後に前記ソース装置から前記ソース装置と前記デスティネーション装置との間のリンクでビームフォーミングを行うためのリソース要請を受信し、前記リソース要請に応答するステップと、
    前記ソース装置と前記デスティネーション装置との間のリンクに割り当てられたリソースに関連する情報を前記ソース装置及び前記デスティネーション装置に放送するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のコーディネーターの通信方法。
  3. 前記リレー検索要請フレームは、無線ネットワークで用いられるミリメートル波の範囲を設定するためのカテゴリーフィールド、前記少なくとも1つのリレーに対する検索要請に関連する値を設定するためのアクションフィールド、前記リレー検索要請フレームを送信する装置によって選択された値が設定される対話トークンフィールド及び前記デスティネーション装置に対するAIDを設定するためのデスティネーション装置AIDフィールドのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のコーディネーターの通信方法。
  4. 前記リレー検索応答フレームは、無線ネットワークで用いられるミリメートル波の範囲を設定するためのカテゴリーフィールド、前記少なくとも1つのリレーに対する検索要請に対応するリレー検索応答に関連する値を設定するためのアクションフィールド、前記リレー検索応答を生成したリレー検索要請フレームに関する値を設定する対話トークンフィールド、該当装置の中継可能の有無を示す状態コードを含む状態コードフィールド、及び前記該当装置に関する情報を示すリレー可能装置情報フィールドのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のコーディネーターの通信方法。
  5. デスティネーション装置とソース装置との間の少なくとも1つのリレー装置の検索を要請するリレー検索要請フレームをコーディネーターに送信するステップと、
    前記少なくとも1つのリレー装置のうちターゲットリレー装置を選択するために、前記リレー検索要請フレームに応答して前記少なくとも1つのリレー装置のリストを含むリレー検索応答フレームを前記コーディネーターから受信するステップと、
    を含むことを特徴とするソース装置の通信方法。
  6. 前記コーディネーターによって割り当てられたリソースを用いて前記少なくとも1つのリレー装置と前記ソース装置との間のリンクでビームフォーミングを行うステップと、
    多重中継チャネル測定要請フレームを前記少なくとも1つのリレー装置に送信するステップと、
    前記多重中継チャネル測定要請フレームに応答して前記少なくとも1つのリレー装置から多重中継チャネル測定報告フレームを受信するステップと、
    を含み、
    前記多重中継チャネル測定報告フレームは、前記少なくとも1つのリレー装置それぞれと前記ソース装置との間のリンク及び前記少なくとも1つのリレー装置それぞれと前記デスティネーション装置との間の各リンクで行われたビームフォーミングの結果に関連する情報を含むことを特徴とする請求項5に記載のソース装置の通信方法。
  7. 前記ビームフォーミングの結果に関連する情報を取得した後、前記コーディネーターに前記ソース装置と前記デスティネーション装置との間のリンクでビームフォーミングを行うためのリソースを要請するステップと、
    前記コーディネーターから割り当てられたリソースを用いて前記デスティネーション装置と前記ソース装置との間のリンクに対するビームフォーミングを行うステップと、
    前記デスティネーション装置から前記少なくとも1つのリレー装置のリストに含まれた各リレー装置のうち前記デスティネーション装置とビームフォーミングを行ったリレー装置の各リンクに対するチャネル情報を含む多重中継チャネル測定報告フレームを受信するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項6に記載のソース装置の通信方法。
  8. 前記少なくとも1つのリレー装置の位置及び前記各リンクに対するチャネル情報を用いて前記少なくとも1つのリレー装置のうち最適のリレー装置をターゲットリレー装置として選択するステップをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載のソース装置の通信方法。
  9. 前記少なくとも1つのリレー装置と前記ソース装置との間のリンクでビームフォーミングを行うステップは、前記少なくとも1つのリレー装置と前記ソース装置との間のリンクでセクタ単位にビームフォーミングを行うステップであることを特徴とする請求項6に記載のソース装置の通信方法。
  10. 前記多重中継チャネル測定要請フレームは、無線ネットワークで用いられるミリメートル波の範囲を設定するためのカテゴリーフィールド、前記多重中継チャネル測定要請に関連する値を設定するためのアクションフィールド、前記多重中継チャネルに対する測定要請及び応答間の処理を識別するために前記多重中継チャネル測定要請フレームを送信する装置によって選択された値が記載される対話トークンフィールドのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項5に記載のソース装置の通信方法。
  11. 前記多重中継チャネル測定報告フレームは、無線ネットワークで用いられるミリメートル波の範囲を設定するためのカテゴリーフィールド、前記多重中継チャネル測定要請フレームに含まれた値に設定される対話トークンフィールド、及び前記少なくとも1つのリレー装置それぞれとの間のリンクに関する情報を含む少なくとも1つのチャネル測定情報フィールドのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項5に記載のソース装置の通信方法。
  12. 前記少なくとも1つのチャネル測定情報フィールドは、前記デスティネーション装置がリンクを測定した少なくとも1つのリレー装置それぞれのAIDを含むデスティネーションAIDフィールド、前記デスティネーション装置と前記少なくとも1つのリレー装置との間の各リンクで測定した信号対雑音比(SNR)の値、前記少なくとも1つのリレー装置それぞれと前記ソース装置との間のリンク及び前記少なくとも1つのリレー装置それぞれと前記デスティネーション装置との間のリンク間の角度、及び前記少なくとも1つのリレー装置が判断した前記ソース装置と前記デスティネーション装置との間の中継に適するかの有無を表示する推薦フィールドのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項11に記載のソース装置の通信方法。
  13. コーディネーターからデスティネーション装置とソース装置との間の少なくとも1つのリレー装置のリストを含むリレー検索応答フレームを受信するステップと、
    前記コーディネーターから、前記デスティネーション装置と前記少なくとも1つのリレー装置との間のリンクでビームフォーミングを行うためのリソースの割当を受けるステップと、
    前記割り当てられたリソースを用いて前記少なくとも1つのリレー装置とビームフォーミングを行うステップと、
    前記少なくとも1つのリレー装置のうちターゲットリレー装置を選択しようとする前記ソース装置の要請に応じて、前記コーディネーターから割り当てられたリソースを用いて前記ソース装置と前記デスティネーション装置との間のリンクでビームフォーミングを行うステップと、
    前記ビームフォーミングの結果に応じて取得した情報を前記ソース装置に送信するステップと、
    を含むことを特徴とするデスティネーション装置の通信方法。
  14. デスティネーション装置とソース装置との間の少なくとも1つのリレー装置の検索を要請したソース装置及び前記デスティネーション装置それぞれとのリンクでビームフォーミングを行うために、前記コーディネーターから割り当てられたリソースに関する情報を受信するステップと、
    前記割り当てられたリソースを用いて前記デスティネーション装置及び前記ソース装置それぞれとのリンクに対するビームフォーミングを行うステップと、
    前記ソース装置が前記少なくとも1つのリレー装置のうち、最適のリレー装置を選択できるように前記ビームフォーミングの結果に関連する情報を含む多重中継チャネル測定報告フレームを送信するステップと、
    を含むことを特徴とする無線ネットワークに含まれたリレー装置の通信方法。
  15. リレー装置にネットワーク上の装置に対するスキャンを行うか否かを尋ねるスキャン通知要請フレームを送信するステップと、
    前記要請に応答して前記リレー装置から受信したスキャン通知応答フレームに含まれたセクタ数に基づいて前記スキャンを予約する区間の大きさを決定するステップと、
    前記リレー装置に前記ネットワークの基本サービスセットに含まれた装置のリスト、前記装置の中継支援の有無及び前記装置の受容力に関する情報を含む装置情報報告を送信するステップと、
    前記リレー装置に前記予約したスキャン区間の開始時間、スキャン期間及び前記スキャンの反復回数を含むスキャン予約情報を通知するステップと、
    を含むことを特徴とするコーディネーターの通信方法。
  16. コーディネーターから受信した、ネットワークスキャンを行うか否かを尋ねるスキャン通知要請フレームに応答して自身が有するセクタ数を含むスキャン通知応答フレームを送信するステップと、
    前記コーディネーターから基本サービスセットに含まれた装置のリスト、前記装置の中継支援の有無及び前記装置の受容力に関する情報を含む装置情報報告を受信するステップと、
    前記コーディネーターから前記コーディネーターが予約したネットワークスキャン区間の開始時間、スキャン期間、及び前記ネットワークスキャンの反復回数を含むスキャン予約情報を受信するステップと、
    前記予約したネットワークスキャン区間で前記基本サービスセットに含まれた装置に装置スキャン要請フレームを放送するステップと、
    を含むことを特徴とするリレー装置の通信方法。
  17. 前記装置スキャン要請フレームを放送するステップは、前記基本サービスセットに含まれた装置に前記装置スキャン要請フレームをオムニにして1回に送信できない場合、疑似オムニするように各セクタごとに放送するステップであることを特徴とする請求項16に記載のリレー装置の通信方法。
  18. 前記疑似オムニで各セクタごとに放送するステップは、前記各セクタごとにIDを付与して、現在の放送するセクタが装置スキャン要請フレームの何回目のセクタであるかを通知するステップをさらに含むことを特徴とする請求項17に記載のリレー装置の通信方法。
  19. 前記装置スキャン要請フレームに応答して、前記基本サービスセットに含まれた装置から前記装置スキャン要請フレームのうち信号の強度が最も強い装置スキャン要請フレームに対応する応答区間を用いて装置スキャン応答フレームを受信するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載のリレー装置の通信方法。
  20. 無線ネットワーク内でチャネルを取得したリレー装置がスキャン要請情報を含むスキャン要請フレームを放送するステップと、
    独立基本サービスセットに含まれた少なくとも1つの装置から前記放送に応答するスキャン応答フレームを受信するステップと、
    を含むことを特徴とするリレー装置の通信方法。
  21. 前記無線ネットワーク内で前記独立基本サービスセットに含まれた少なくとも1つの装置にビーコンを放送するステップをさらに含むことを特徴とする請求項20に記載のリレー装置の通信方法。
  22. 前記無線ネットワークのコーディネーターからのハンドオーバーによって前記独立基本サービスセットに含まれた少なくとも1つの装置の位置を把握するステップをさらに含むことを特徴とする請求項20に記載のリレー装置の通信方法。
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