JP2013510722A - 留め具付与装置 - Google Patents

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Abstract

留め具(11)をワークピースに付与するために、自身を通ってパンチ路が画定された本体と、少なくとも一部がパンチ路内にあるパンチ(6)とを備える留め具付与装置(1)。パンチ(6)は、後退位置と、留め具(11)をワークピースに向かって進めるために前方部分の先端がパンチ路の端部から延びる前進位置との間で往復動作可能である。留め具送り路(P)は、パンチ路に対して横方向に延び、一部が本体の表面(34)によって画定され、留め具送り路(P)は、留め具(11)の細長いキャリア(10)を受けるように配置される。装置(1)は、細長いキャリア(10)内に支持された留め具(11)を留め具送り路(P)に沿って順番に送り、パンチ路の端部と位置合わせする留め具供給デバイスをさらに備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、留め具を装置のパンチの路内に送る留め具供給デバイスを有する留め具付与装置に関し、パンチは留め具を付与し、任意選択でそれをワークピースに挿入するように駆動可能である。
「留め具」という用語は、本明細書では例えばリベット、ねじ、スラグ及び他のタイプの留め具を含むように使用される。「パンチ」という用語は、本明細書ではこのような留め具をワークピースに挿入する留め具挿入装置の任意の適切な部品を含むように使用される。
パンチリベッタなどの留め具挿入装置は、白物家電品や自動車などの多種多様なワークピースの構築に一般的に使用されている。留め具挿入装置は、往復並進パンチと、留め具をパンチの路内に送る供給デバイスとを含む。このような留め具挿入装置は、多くの場合、大規模な連続生産ラインに長期間にわたって使用される。したがって、留め具挿入装置は、大量の留め具をパンチの路に確実に提供することができる供給デバイスを装備することが望ましい。
供給デバイスは、予想された時に留め具が留め具挿入装置に供給されない、又は留め具がパンチの路に不正確に送られるなどの錯誤を回避するように確実に機能することが望ましい。このような錯誤の結果、生産が一時停止したり、留め具挿入装置がワークピースを不正確に締結したり、又はワークピース又は留め具自体のいずれかに損傷を与えたりすることがある。
生産一時停止は、本質的に費用がかかる遅延である。しかも、供給デバイス又は留め具挿入装置への損傷は、特に問題となる遅延の原因となることがある。何故なら、修理するために機械をオフラインにしなければならないからである。生産ラインの場合は、しばらく生産を停止する必要があり、多大な費用がかかる。したがって、供給デバイス及び留め具挿入装置は、修理又は交換の必要性による遅延の可能性を低下させるために、確実かつ頑強に機能しなければならない。
留め具は、多くの場合、テープなどの細長い可撓性キャリア内に支持された留め具挿入装置内に送られる。テープはその長さに沿って幾つかの離隔された穴を備え、留め具がその中に挿入されて、パンチの路内に送られる。こうしてパンチはテープから各留め具を順番に打ち込み、ワークピースに挿入する。
このようなテープで送る留め具挿入装置では、供給デバイスが留め具挿入装置を通してテープを送り、テープ内の各留め具はパンチの路に対し位置合わせされ、締結されるワークピースへとパンチによって挿入される。留め具挿入サイクル中にテープの移動のタイミングを合わせる問題の一般的な解決法は、パンチの往復運動を使用して供給デバイスを送ることである。
このような一例では、WO93/09918号として公開されたPCT特許出願に記載されたパンチで打ち込まれるリベット挿入装置は、中でパンチが移動するガイドブッシュと、装置を通してリベットのテープを送りパンチで打ち出す位置出しホイールと、リベットを挿入するワークピースに押し当てられるノーズピースとを組み込む。リベット挿入サイクル中に、パンチはガイドブッシュの端部から出て、位置出しホイールの中心を通るように画定された空洞を通って移動する。パンチは空洞を通過した後、リベットをテープからノーズピースに通し、ワークピースに打ち出す。パンチがリベットをワークピースに打ち出すとき、パンチの後方部分が位置出しホイールと係合し、位置出しホイールを回転させる。パンチによって位置出しホイールが回転すると、ホイールがテープに沿って位置出しする。位置出しホイールは、パンチが後退すると位置出しホイールが回転して元の位置に戻るように、ねじりばねによって付勢される。ホイールの戻り動作は、装置を通してテープをさらに送り、テープ上の次のリベットをパンチの路内に送る。幾つかの商業的実施形態では、ねじりばねの機能はストリッパばねによって実行され、これは主に、リベット挿入サイクルの最後にパンチが後退すると、ノーズピースを付勢してパンチから離すために装置内で使用される。このストリッパばねの二重の機能は、ストリッパばねと位置出しホイールの間にプッシュロッドを設けることによって達成される。
上記装置の1つの問題は、位置出しホイール内に画定された空洞を通ってパンチが移動する際、それが支持されていないことである。その結果、パンチが不正確に位置合わせされたリベットをノーズピースに対して打ち出すと、剪断応力がパンチに与えられることがあり、それが損傷を引き起こす可能性がある。
別の問題は、パンチが後退するとき、それがテープ上の次のリベットを捉え、外れるのに十分なほどリベットをテープから「持ち上げる」ことがあることである。したがって、そのリベットをパンチの路内に送り、その後にパンチすると、位置合わせ不良となって詰まりを引き起こすか、又は装置を損傷することもある。これは特に短いリベットで問題となる。何故ならリベットが持ち上げられてテープキャリアから完全に出ることがあるからである。
本発明の目的は、以上で概略した問題の少なくとも幾つかを取り除くか、又は軽減することである。他の目的は、改良型又は代替の留め具挿入装置を提供することである。
本発明の第1の態様によれば、留め具を付与する留め具付与装置(fastener dispensing apparatus)であって、内部にパンチ路が画定された本体と、少なくとも部分的にパンチ路内にあって、後退位置と、付与した位置に向かって留め具を進める(drive)ためにパンチ路の端部から延びる前進位置との間で往復動作可能であるパンチと、パンチ路に対して横向きに延び、細長い留め具キャリアを受けるように配置された留め具送り路と、パンチの往復動作によって本体に対して動作可能なアクチュエータと、細長いキャリア又はキャリア内の留め具と係合し、アクチュエータの動作に応答して本体に対して動作可能である少なくとも1つの係合部材とを備え、留め具が順番にパンチ路の端部と位置合わせされるように、細長い留め具を留め具送り路に沿って送る留め具供給デバイス(fastener feeding device)と、を備える留め具付与装置が提供される。
したがって、通常は直線方向である後退位置と前進位置との間のパンチの動作は、次の留め具をパンチ路と一直線上にするような細長いキャリアの送りを実行する。内部にパンチ路が画定された本体に対する少なくとも1つの係合部材の動作は、信頼性が高くてコンパクトな装置を提供する。
アクチュエータは本体内に設けることができ、パンチ路内の往復における適切な点でパンチの部分と接触することにより動作可能になり得る。アクチュエータは、少なくとも1つの係合部材に直接的又は間接的に結合することができる。アクチュエータはパンチ路内に少なくとも部分的に延在することができる。
留め具送り路は、少なくとも部分的に本体の表面によって画定することができる。これは、本体の表面が、装置及び細長いキャリアに対する留め具の移動を制限するので有利である。これはキャリア内の留め具が信頼性の高い方法でパンチの路内に確実に送られるようにする。例えば、表面は、後退中にパンチによって留め具が持ち上げられるか引っかけられることを実質的に防止し、したがって留め具挿入装置の性能の信頼性を改良する。留め具送り路は、本体を通って延びるか、又は一方端にて延びることができる。
1つの実施形態では、少なくとも1つの係合部材は、キャリア又は留め具から係合解除される後退位置と、留め具をパンチ路の端部と位置合わせするようにキャリアが前進する前進位置との間で往復動作可能である。係合部材がパンチの動作に応答して後退位置と前進位置との間で前後に動作すると、キャリア内の留め具の確実な位置出し(index)が提供される。これによって、キャリアのキンク又は望ましくない屈曲を防止するのに十分な大きい半径を有する円弧状送り路に沿ってキャリアが前進することができる一方、付与装置のコンパクトな配置構成が可能になる。特に、往復する係合部材は、回転するスプロケットホイールと比較して占有する空間形成面が非常に小さくなるように配置することができる。係合部材を、留め具よりもキャリアと係合するように配置すると、キャリアから有意に突出しない短い留め具で使用できるという利点がある。この種の往復係合部材の概念は、本体を通過する間にリベットの持ち上がりを防止するか、又はパンチを支持するためにどの措置をとるかに関係なく使用することができる。
動作時には、パンチはパンチ路に沿ってワークピースに向かう第1の方向に移動する。前進位置に到達すると、留め具を細長いキャリアから進めるように留め具送り路内に延びる。
ワークピースと係合するようにノーズを設けることができる。ノーズは、パンチによって留め具を細長いキャリア及び留め具送り路から取り出した後に、留め具をワークピースへと付与するために自身を通る留め具付与通路を有することができる。留め具送り路は、ノーズと本体との間のクリアランスによって少なくとも部分的に画定することができる。ノーズは本体に対して固定することが好ましい。ノーズは、ワークピースと接触する端面を有することができる。
アクチュエータは、パンチ路内のパンチと係合可能になるように本体内に設けられ、供給デバイスを送る問題に対してコンパクトな解決法を提供することができる。
アクチュエータは、留め具供給デバイス内で動作するために、パンチの部分と係合することができる。パンチがアクチュエータと係合すると、パンチ路に実質的に平行なアクチュエータの並進動作を引き起こすことができる。
アクチュエータは、初期位置に向かって付勢することができ、パンチがアクチュエータ端部と係合した後、この位置に戻る。アクチュエータがこのように戻ることは、アクチュエータを一方向にしか動かさなくてもよいことを意味し、これによってアクチュエータを両方向に動かさねばならない構造よりも簡単な構造になる。
付勢は、例えばばねなどの弾力的に圧縮可能な付勢部材によって提供することができる。係合したアクチュエータがパンチ路に平行にパンチから並進動作すると、付勢部材の圧縮を引き起こすことができる。
付勢部材は、アクチュエータに対して実質的にパンチ路を挟んだ反対側に設けることができる。
アクチュエータと別個に付勢部材を設けることにより、付勢部材自体の設計の自由度が上がる。これによって、アクチュエータの取り外し又は再配置を必要とせずに、付勢部材を整備し、交換することができる送り機構を設計することもでき、付勢部材がより容易にアクセス可能になる。
パンチは、前進位置で少なくとも一部がパンチ路から延びる第1の部分と、第2の部分とを有することができ、アクチュエータはパンチの第2の部分によって動作可能である。アクチュエータは第2の部分によって係合可能にすることができる。第1の部分はパンチロッドでよく、第2の部分はパンチヘッド又はボスでよい。
アクチュエータは、少なくとも1つの係合部材と機械的に結合することができる。少なくとも1つの係合部材は、本体と交差する、及び/又はパンチ路と交差する旋回軸周りに旋回することができる。少なくとも1つの係合部材は、アクチュエータと結合した第1の端部と、キャリア及び/又は留め具と係合する第2の端部とを有することができる。旋回軸は、第1の端部と第2の端部との間に配置することが好ましい。一方側でアクチュエータが旋回軸からオフセットし、反対側で付勢部材が旋回軸からオフセットしている状態で、付勢部材によってアクチュエータを付勢することができる。
本体は、パンチ路を画定する孔(bore)を有することができる。パンチ路又は孔は本体の支持表面によって画定することができ、パンチは、パンチ路に沿って孔内を往復するとき、その長さに沿って支持表面により支持することができる。このように、支持表面は挿入サイクルを通してパンチを支持し、パンチが位置合わせ不良の留め具と遭遇したり、損傷する可能性がある抵抗力がパンチに加えられる送り不良の場合に、支持表面がパンチへの損傷を防止するか、又は限定する。
パンチ路は、パンチが往復する中心であり、留め具送り路と交差するためにパンチが延びる始点となるパンチ路軸を画定することが好ましい。少なくとも1つの係合部材は、パンチ路軸に対して動作可能であることが好ましい。
少なくとも1つの係合部材は、本体の外側にあるか、又は本体内に装着することができる。少なくとも1つの係合部材は、本体に沿って延びる第1の部分、及び留め具送り路を占有する第2の部分を備える。
少なくとも1つの係合部材は、キャリア又は留め具と係合することができる。前者の場合、係合部材は、主要素及び主要素に対して動作可能な係合要素を備えることができる。主要素はアクチュエータによって操作することができ、係合要素は主要素に動作可能に装着することができる。係合部材は別の付勢部材を備えることができ、別の付勢部材は、使用時に係合要素をキャリアと係合する方向に付勢するように構成される。係合要素は、キャリアの穴又は凹部内に係合する歯の形態とすることができる。
係合要素は、本体に回転可能に装着することができる。このような配置構成は、キャリアに対して係合部材上の構成をより複雑に動作させることができるので有利である。この構成をキャリアに対して打ち込み位置にする(又は打ち込み位置から出す)ために係合部材全体を動かす必要はない。
少なくとも1つの係合部材は、キャリア内に支持された留め具と係合することができる。これは当接面を備えることができ、したがって使用時には、留め具を順番に送って孔の端部と位置合わせするように、当接面が、細長いキャリア内に支持された留め具の少なくとも1つと当接する。係合部材はテーパ状表面を有することができ、したがって使用時には、テーパ状表面が少なくとも1つの別の留め具と当接すると、少なくとも1つの係合部材が留め具の周囲に偏向する。
キャリア内の留め具を係合するのではなく、キャリアを係合することの利点は、キャリアから留め具がなくなっても、装置を通してキャリアを確実に位置出しすることである。さらに、装置を通して位置出しするために特定の形状にする必要がないので、より多様な留め具をキャリアで搬送することができる。
本体は、パンチを支持するガイドブッシュ(guide bush)を備えるか、又はパンチの上部分を受けるガイドブッシュに着脱式に接続することができる。ガイドブッシュは、油圧アクチュエータなどの駆動アクチュエータに接続可能とすることができる。
使用時に、留め具がパンチの路内にある場合に、留め具送り路に沿ったキャリアの逆転動作を防止するように、キャリアと係合可能であるロック部材を設けることができる。ロック部材は、送り路の下流部分に配置することができる。
本体は、留め具送り路内に当接面を画定することができ、当接面は、使用時に留め具がパンチ路を越えて送られ、位置合わせ不良となることを防止する働きをする。当接面はパンチ路の延長部でよい。
この留め具供給デバイスの構成によって、テープの方向にて比較的細いユニット内にパッケージングすることができる。これによって、アクセスが制限された区域で装置を使用することができる。これは、キャリアテープの駆動装置がテープに沿って配置されることが多い既存の挿入装置とは対照的である。
留め具送り路は、送り路に沿って動作しているキャリアを支持する少なくとも1つのキャリア支持体によって画定することができる。第1のキャリア支持体は、本体に対して留め具送り路の反対側に画定することができる。第1のキャリア支持体は、パンチ路の上流及び/又は下流に画定することができる。第2のキャリア支持体は、送り路及びパンチ路と同じ側に画定することができる。第2のキャリア支持体の少なくとも一部は、留め具供給デバイスによって、特に少なくとも1つの係合部材によって画定することができる。第2のキャリア支持体の少なくとも一部は、パンチ路の上流に画定することができる。少なくとも1つの係合部材は、細長いキャリアを第2のキャリア支持体と接触させるように配置することができる。第2のキャリア支持体は、少なくとも1つの係合部材によるキャリアの偏向に対応する凹部を画定することができる。
本発明の第2の態様によれば、留め具をワークピース内に付与する留め具付与装置であって、自身を通るパンチ路が画定された本体と、少なくとも部分的にパンチ路内にあって、後退位置と、付与に向かって留め具を進めるためにパンチ路の端部から延びる前進位置との間で往復動作可能であるパンチとを備え、本体が、パンチ路に沿って延びて、後退位置から前進位置へのパンチ路に沿った動作中にパンチを支持する支持表面を画定し、さらに、パンチ路に対して横向きに延び、細長い留め具キャリアを受けるように配置された留め具送り路を備え、パンチが前進位置で留め具送り路と交差し、さらに、留め具が順番にパンチ路の端部と位置合わせされるように、細長い留め具を留め具送り路に沿って送り、パンチの往復動作によって本体に対して動作可能なアクチュエータ、及び細長いキャリア又はキャリア内の留め具と係合し、支持表面に対して動作可能である少なくとも1つの係合部材を備える留め具供給デバイスとを備える留め具付与装置が提供される。
支持表面は、パンチ路を画定する本体の一部によって画定することができ、それは孔の形態でよい。本体は留め具送り路の一部も画定することができ、特に本体の端部は留め具送り路の境界となる表面を画定することができる。
本発明の任意の態様の装置は、留め具を付与した後、又は付与するのと同時にワークピースに挿入するように設計することができる。
以上で述べたような本発明の第1の態様の特徴は、個々に、及び組み合わせて本発明の第2の態様の特徴と容易に組み合わせることができることが一般的に理解される。
本発明の第3の態様によれば、留め具を付与する方法であって、細長い留め具キャリアを留め具送り路内に提供することと、パンチを本体内のパンチ路に沿って後退位置と前進位置との間で往復させて、細長い留め具キャリア内に配置された留め具と接触させることとを含み、留め具送り路がパンチの往復方向に対して横方向に延び、それによって留め具をキャリアから出して付与位置に向かって進め、さらに、留め具が順番にパンチ路の端部と位置合わせされるように、留め具送り路に沿って細長いキャリアを送るためにアクチュエータを使用することを含み、パンチの往復動作は本体に対するアクチュエータの動作を実行し、さらに、細長いキャリア又は細長いキャリア内の少なくとも1つの留め具を少なくとも1つの係合部材と係合させ、アクチュエータの動作に応答して本体に対して少なくとも1つの係合部材を動作させることと、留め具送り路の少なくとも一部を画定する本体の表面で、パンチ路に隣接する留め具を支持することとを含む方法が提供される。
本発明の第4の態様によれば、留め具を付与する方法であって、留め具送り内に細長い留め具キャリアを設けることと、パンチを本体内のパンチ路に沿って後退位置と前進位置との間で往復させて、細長い留め具キャリア内に配置された留め具と接触させることとを含み、留め具送り路がパンチの往復方向に対して横方向に延び、それによって留め具をキャリアから出して付与位置に向かって進め、さらに、パンチ路に沿って延び、パンチ路に沿って後退位置から前進位置へと動作する間にパンチを支持する支持表面でパンチを支持することと、留め具が順番にパンチ路の端部と位置合わせされるように、留め具送り路に沿って細長いキャリアを送るためにアクチュエータを使用することとを含み、パンチの往復動作は本体に対するアクチュエータの動作を実行し、さらに、細長いキャリア又は細長いキャリア内の少なくとも1つの留め具を少なくとも1つの係合部材と係合させ、アクチュエータの動作に応答して本体に対して少なくとも1つの係合部材を動作させることを含む方法が提供される。
本発明の方法態様のそれぞれで、留め具は、付与した後、又は付与するのと同時にワークピースに挿入することができる。
以上で概略した本発明の態様は、同じ供給デバイスを使用して留め具以外の構成要素の付与、配置又は挿入に適用できることを理解されたい。
次に、本発明の特定の実施形態を添付図面を参照しながら説明するが、これは単なる例示としてのものにすぎない。
パンチを含み、リベットのキャリアテープを装填した状態で示した本発明の態様による留め具挿入装置のある実施形態の(図4の線A−Aに沿った)断面側面図である。 リベットのキャリアテープがない状態で示した図1の留め具挿入装置の組立分解斜視図である。 図2の装置の一部の部分組立斜視図である。 矢印Bの方向で、リベットのキャリアテープがない状態で示した図1の留め具挿入装置の直角投影図である。 矢印Cの方向で、リベットのキャリアテープがない状態で示した図1の留め具挿入装置の端面図である。 図6A〜図6Eを含み、パンチを含み、リベットのキャリアテープを装填した状態で示した図1の留め具挿入装置の断面側面図であり、1つの留め具挿入サイクル中の送りプロセスの時系列順番を示す。 図6Aから図6Eの留め具挿入装置の断面側面図を示すが、リベットの詰まりを示す。 図6Aから図6Eの留め具挿入装置の断面側面図を示すが、パンチの後退中に持ち上げられているリベットを示す。 C字フレームに装着され、リベットのテープが装填された、本発明による留め具挿入装置の第2の実施形態の斜視図である。 図9の留め具挿入装置の下部分の斜視図である。 図10に示した留め具挿入装置と同じ部分を示すが、明快さを期して留め具供給デバイスの本体が除去されている。 図10に示した留め具挿入装置の部分の図13の線D−Dに沿った側断面図である。 図10の留め具挿入装置の部分の図12の線E−Eに沿った側断面図である。 図10の留め具挿入装置の部分の図13の線F−Fに沿った部分断面側面図であり、留め具供給デバイスが第1の位置にある。 図14に示した留め具挿入装置の部分の部分断面側面図であり、供給デバイスが回転位置にあり、供給デバイスを露出させるために本体が除去されている。 図15に示した留め具挿入装置の斜視図であるが、装置のノーズが追加して示されている。 本発明による留め具挿入装置の部分の第3の実施形態の断面側面図であり、明快さを期して本体が図示されていない。 本発明による留め具挿入装置の第4の実施形態の断面側面図であり、供給デバイスを露出させるために本体が図示されていない。 供給デバイスが部分的に回転した状態にある図18の留め具挿入装置を示す。 供給デバイスが完全に回転した状態にある図18の留め具挿入装置を示す。
次に図1から図5を参照すると、留め具挿入装置1は全体的に円筒形のガイドブッシュ2を備え、これはその中心縦軸に沿って対向する端部に画定された上部開口4と下部開口5との間に孔3を画定する。パンチ6が孔3内で往復運動で移動し、パンチ6は、上部開口4にてガイドブッシュ2に接続された適切なアクチュエータ(図示せず)によって駆動される。アクチュエータは、例えば油圧、空気圧又は電気など、任意の適切なタイプでよいことを理解されたい。ガイドブッシュ2の下端は1対の吊り下がった横壁5Aを有し、それは自身の間に、孔3と軸方向に位置合わせされるためにリベットが通過する路Pの部分を形成するチャネルを画定し、壁5Aはチャネルの一方端で統合されて、チャネルを閉鎖する円弧状の当接面5Bを形成する。当接面5Bは、孔3を画定する表面部分に小さい延長部を効果的に提供する。
ガイドブッシュ2の下端の下に全体的に円錐台形のノーズ7が設けられ、ノーズ7は、送り路Pのためにノーズ7とガイドブッシュ2との間にクリアランスを設けるように、ガイドブッシュ2から離隔される。ノーズ7は、ガイドブッシュ2の孔3と軸方向に位置合わせされた縦方向通路8を画定する。通路8の下端にて、ノーズ7は、締結されるワークピース(図示せず)と接触する全体的に環状の面9を画定する。
使用時には、リベット11を搬送するために穴10Aを画定するテープ10が、留め具送り機構によって壁5Aの間でガイドブッシュ2の下の路Pに沿って横方向に送られ、留め具送り機構は、以下でさらに詳細に説明するように、各リベット11がひいては孔3と、したがってパンチ6の路と軸方向に確実に位置合わせされるようにする。
次に、留め具挿入装置1の構造についてさらに詳細に説明する。孔3は、上部開口4に隣接する大径区間12と、下部開口5に隣接する小径区間13とに分割される。ガイドブッシュ2はこのように、孔3の広い区間12と狭い区間13の間の接合部にて内部環状肩14を画定する。
孔3に実質的に平行に通る空洞15が、ガイドブッシュ2の下端と孔3の大径区間12との間に延在し、その上端が内部口16において大径区間12と連結するが、内部口は、肩14の一部によって部分的に画定され、広い区間12の壁の一部によって部分的に画定されている。空洞15は、大径区間12の壁が内部口16の隣で空洞15内に当接面17を画定するほど十分に孔3から半径方向にオフセットしている。円筒形のアクチュエータ18が、空洞15内に摺動可能に配置される。エンドキャップ19(図2に示すピン19Aによって保持)が空洞15の下端を閉塞し、圧縮ばね20が、当接面17に対してアクチュエータ18を付勢するように、アクチュエータ18とエンドキャップ19の間で空洞15内に存在する。したがって、アクチュエータ18の一部が口16を通って孔3の大径区間12内に突出する。アクチュエータ18は、空洞14内でばね20の付勢に抗して、孔3の大径区間12内に突出しない位置へと摺動可能である。
ガイドブッシュ2内の2つの細長いスロット21が空洞15の長さの一部に沿って延在し、空洞15をガイドブッシュ2の外部に露出させる。作動ピン23を受けるように、穴22がアクチュエータ18を通って横方向に延在し、作動ピンの両端はスロット21を通ってガイドブッシュ2の外部へと延在する。したがって、アクチュエータ18が空洞15内で往復運動すると、作動ピン23がスロット21内で摺動する。作動ピン23の各端部は、ガイドブッシュ2の外部に装着された個々のキャッチャ24と機械的に係合する。以下で詳細に説明するキャッチャ24は、リベット10をパンチ8の路内に送るように、リベットと係合する。キャッチャ24自体は、孔3の下端の隣でガイドブッシュ2のいずれかの側から突出するガードピン24Aによって、パンチの路内へと進むことができない。
2つのキャッチャ24は、全体的に縦方向に延在し、横方向に延在するリップ25があるアームの形態である。キャッチャ24は旋回ピン26を介してガイドブッシュ2の外面の半径方向で対向する側に装着され、キャッチャ24の回転軸は孔3の主軸と交差する。各キャッチャ24の横方向に延在する先端25から離れた端部は、細長いスロット21の一方に隣接して位置特定され、細長いスロット21から突出する作動ピン23の端部と機械的に係合するためにスロット27を画定する。各キャッチャ24の反対側端部では、横方向に延在する先端25がガイドブッシュ2の下端をまたいで延在し、2つのキャッチャ24の横方向に延在する先端25は、路P内のガイドブッシュ2とノーズ7の間で相互に接触する。ガイドピン24Aは、下端の隣でガイドブッシュ2を通って延在し、その対向する端部はガイドブッシュ2の半径方向外面から突出する。キャッチャ24は、横方向に延在する先端25がパンチ6の路に入るのを防止するように、ガードピン24Aの対向する端部に当たる。
このように、留め具供給機構は、アクチュエータ18と、ばね20と、作動ピン23と、キャッチャ24と、旋回ピン26とを備える。アクチュエータは空洞15内で往復して、作動ピン23を搬送し、これは旋回ピン26周りでキャッチャ24を強制的に旋回させ、したがって横方向に延在する先端25は、最初にガードピン24Aから(第1の方向に)移動させられた後、ガードピン24Aに対して元の位置へと(反対の第2の方向に)戻る。
横方向に延在する各先端25は、横方向に延在する先端25が第1の方向に移動した場合に先導する前縁部28、及び対向する後縁部29を有する。前縁部28は、先端25の移動の第1の方向に対して斜角を呈するようにテーパ状になる。キャッチャ24は、先端25間にギャップを生成するように、応力がかかると相互から外側に偏向するほど十分に可撓性及び弾性を有する。応力がない場合は、キャッチャ24が弾力的に元の形状へと戻り、先端25が再びガイドブッシュ2とノーズ7の間で合う。したがって、先端25のテーパ状前縁部28が第1の方向に移動中に障害物に当接すると、先端25が(それによりキャッチャ24が)障害物を通過するように外側に偏向することが理解される。しかし、先端25の後縁部29が第2の方向に移動中に障害物に当接した場合は、これらの縁部29にテーパがないので、このような偏向は生じない。
キャリアテープ10の穴10Aは、その長さに沿って等間隔である。各リベット11は、テープと摩擦嵌めするようにテープ10の穴10Aよりわずかに大きい軸部30と、穴10Aより大きい断面寸法を有するヘッド31とを備える。このように、各リベット11は、軸部30がテープの穴10Aを通過して、リベットヘッド31がテープに当接し、テープ10からのリベット11の落下を防止するように、テープ10内に位置する。
使用時には図1に示すように、テープ10は、ガイドブッシュ2の下端とノーズ7の間の路Pに沿って通過するように、送り機構によって留め具挿入装置1を通して送られる。各リベットのヘッド31は、壁5A間に画定された路Pのチャネル部分を通過する。先端25が路Pを占有し、テープ10の下を通過するように、キャッチャ24がテープ10の各側に配置される。しかし、テープ10内のリベット11は、先端25がリベット11の軸部30の下を通過できないような寸法である。むしろ、先端25は連続するリベットの軸部30間に延在し、先端25が上述したように軸部30によって外側に偏向した場合にのみ、リベット11を越えて移動することができる。したがって、リベット11は、テーパ状前縁部28と当接してキャッチャ24を外側に偏向させることによって先端25を一方向に通過することができるが、他の方向には通過することができない。このことは、キャッチャ24とリベット11のテープ10との間に都合の良い位置出し機能を提供する。
パンチ6は、適切な駆動アクチュエータによってガイドブッシュ2の上部開口4を通して駆動可能であるピストンヘッド32と、ピストンヘッド32から延在するパンチロッド33とを備える。これは、パンチが(リベット挿入サイクルで)往復する間に、リベット11と係合してそれをワークピースに挿入するように、パンチロッド33の下端がガイドブッシュ2の下部開口5から出るような配置構成である。ピストンヘッド32の直径は孔3の広い区間12のそれと密接に対応し、パンチロッド33の直径は狭い区間13のそれと密接に対応する。したがって、ピストンヘッド32はガイドブッシュ2の広い区間12によって案内されて支持され、パンチロッド33が狭い区間13内を移動する間に、これもガイドブッシュ2によって案内されて支持される。孔3内でパンチ6に可能な並進の程度は、ピストンヘッド32が孔3の狭い区間13に入れないことによって制限される。パンチ6が孔3内で前進するとき、ピストンヘッド32がアクチュエータ18に当接し、これをばね20に対して強制的に摺動させ、アクチュエータ18を空洞15にさらに入れることを理解されたい。
動作時には、図6Aに示すようにリベット11Aは孔3の端部でパンチ6の路内に配置される。パンチロッド33は孔3内を前進し、下部開口5から出て路Pに入る。図6Bに示すように、パンチロッド33がテープ10を通過し、リベット11Aをテープ10の穴10Aから打ち出して、ノーズ7の通路8を通過させる。図6Cに示すように、パンチロッド33がリベット11Aを通路8の端部から出して、ワークピース(図示されていないが、ノーズ7の環状面9がこれに当てて位置決めされている)に挿入すると、ピストンヘッド32がアクチュエータ18と係合し、強制的にこれを空洞15内にさらに入れる。これによってキャッチャ24が旋回ピン26周りで旋回し、上述したようにキャッチャ24の横方向に延在する先端25を孔3から第1の方向に移動させる。テープ10は、テープ10の穴10Aを通るパンチロッド33の係合によってしっかり保持される。したがって、先端25のテーパ状前縁部28がテープ11の1つおいて次のリベット11Cと当接し、上述したようにキャッチャ24を外側に偏向させる。1つおいて次のリベット11Cを過ぎると、キャッチャ24は弾力的に元の形状へと戻って、1つおいて次のリベット11Cの背後に跳ね返り、したがって後縁部29がリベット11Cの軸部30に当接する。図6Dに示すようにリベット11Aをワークピースに挿入した後、パンチ6は後退し、ピストンヘッド32がアクチュエータ18を解放する。テープ10は最初に、キャリアテープ10の穴10Aを占有するパンチロッド33によって所定の位置に留まっている。この位置で、横方向に延在する先端25は、上述したように戻る方向で1つおいて次のリベットを通過することができない。したがって、キャッチャ24は、テープ10内のリベット11Cによって孔3から離れて保持される。次にキャッチャ24はばね20の弾性に抗して、空洞15内の所定の位置にアクチュエータ18を保持する。図6Eに示すように、パンチロッド33はその後、テープ10を解放するほど十分に後退し、したがってキャッチャ24は、ばね19と、孔3の広い区間12内に突出する位置へと戻るアクチュエータ18との影響で、旋回して元の位置へと戻ることができる。これによってキャッチャ24の横方向に延在する先端25は、元の位置へと(上記第2の方向に)移動され、次のリベット11Bが当接面5Bに接触してパンチ6の路内で孔3と位置合わせされるまで、1つおいて次のリベット11Cを押し、孔3を越えてテープ10を送る。
供給機構は、各リベットの挿入サイクル中にパンチ6の往復運動によって次のリベット11がパンチ6の路に送り込まれるので有利である。これは、リベット11をパンチ6の路に送り込むことの力とタイミングの問題にとって簡単で洗練された解決法である。キャッチャ24、アクチュエータ18,ガードピン24A及びテープ10は、キャッチャが運ばれて元の位置へと戻ると、次のリベット11Bがパンチ6の路と正確に位置合わせされるように構成される。しかし、これらの部品間の関係が変化した場合、例えばテープ10に欠陥がある場合は、当接面5Bが孔3を越えたリベット11Bの過度の送りを防止して、リベット11Bをパンチ6の路内に維持することが理解される。
ガイドブッシュ2の周囲で動作するキャッチャ24を設けることにより、パンチ6をその前進中に確実に支持する。特に、ガイドブッシュ2は、リベット11がテープ10から打ち出される点の近くまで延在する孔3を提供する。これは、パンチ6が延在するときに支持される場合、使用中にそれが損傷する可能性が低下するので有利である。さらに、パンチ6の路に送り込まれているリベット11は、ガイドブッシュ2の下端に近く、このことは、テープ10が開放した空間を通って動作する場合よりもリベット11の動作をさらに厳重に制御する。
本発明のこの実施形態の利点を例示する2つの例について、図7及び図8を参照しながら以下で説明する。
動作時には、リベット挿入装置内で発生し得る2つの動作不良は、リベットがパンチの路に十分に位置合わせされない部分送りと、パンチの戻り動作によってパンチが次のリベットを「持ち上げ」、それをテープに据えられた位置から外すリベット「持ち上げ」である。
図7は、位置合わせ不良のリベット11がパンチ6によって打ち込まれた場合に生じることを示す。パンチ6がリベット11と接触すると、リベット11が通路8の上縁部にてノーズ7に押しつけられ、詰まる。詰まったリベット11に対してパンチ6が加える力は、パンチロッド33内に剪断応力を誘発する。パンチの長さ方向に沿ってガイドブッシュが案内し、支持するので、パンチロッド33にかかる剪断応力の結果として、これらの応力下でパンチロッド33が曲がるか破損する可能性が低下する。代わりに、リベット11が簡単にパンチ6によって剪断される。
図8は、パンチ6の後退中にパンチロッド33によって持ち上げられているリベット11を示す。ガイドブッシュ2は、リベット11がテープ10から打ち出される点の近くまで延在する孔3を提供するが、これは、ガイドブッシュ2の下部開口5の周囲の表面34が、テープ10の路Pの一部を画定することを意味する。したがって、パンチ6がリベット11を持ち上げると、リベット11は、テープ10内の据え付けられた位置から外れるように十分に移動する前に、下部開口5に隣接する壁5Bの間でチャネルの底部の表面34に当接する。このことは、リベット11がテープ10から外れるのを防止し、リベットの詰まり及び位置合わせ不良を軽減する。
次に、装置を通してテープを移動させるように、リベットではなくテープと係合する留め具挿入装置の別の実施形態について、図9から図20を参照しながら説明する。第1の実施形態の特徴に対応する別の各実施形態の特徴は、参照番号が100刻みで増加している。実施形態の特徴は、本発明の以前の実施形態との違いを強調するように説明されている。
図9は、組み立てた状態で、フレーム135の下部アームに対向するC字フレーム135の上部アームに装着された留め具挿入装置101を示す。フレーム135の下部アームはダイ136を支持し、その上にワークピースが配置される。装置は油圧シリンダアクチュエータ138を備える。動作時には、アクチュエータが装置のノーズ107を駆動し、それがワークピースに接触して任意の適切な締め付け力プロフィールでワークピースを締め付け可能になるまで、ダイに向かって下降させる。次に、アクチュエータ138は、リベット111をワークピースに挿入するリベット挿入サイクルを実行するようにパンチ(図9では隠れている)を駆動する。
留め具挿入装置101は、縦方向のガイドブッシュ102Aと、その下に幾つかの送りアセンブリ部品を支持する本体Bを備える留め具送りアセンブリ102Bを有している。ノーズ107は留め具送りアセンブリ102Bの下に装着され、送りアセンブリの本体Bの孔103と軸方向に位置合わせされた通路108(図12参照)を画定する。次に図9から図16を参照すると、本体Bの内部側壁105Aの傾斜した底縁部の下で送りアセンブリ102Bを通る留め具送り路Pが画定され、孔103の下に円弧状の内部当接面105Bが画定される。この特定の実施形態では、リベットは、第1の実施形態のようにガイドブッシュ2とノーズピース7の間ではなく、留め具送りアセンブリ102B内に送られる。本体Bは比較的細く、キャリアテープ自体よりもわずかに広いだけであることが分かる。これによって、挿入装置をアクセスが制限された狭い区域内で使用することができる。
使用時には、リベット111(他の留め具を使用してもよい)のキャリアテープ110が送り路Pに沿って送られる。テープ110の対向する端部を受けるように、実質的に垂直の2本の管(図9にのみ図示)が留め具挿入装置の各側に1本ずつで支持体135の上部アームに装着される。したがって動作時には、リベット111が存在する状態のキャリアテープ110が管137の一方を通って装置101へと引っ張られ、そこで留め具送り路Pに沿って横方向に進む。リベットが打ち出された使用済みテープ110は、留め具挿入装置の他方側で留め具送り路Pを去り、他方の管137内へ進む。
本発明の第1の実施形態では、留め具供給機構18、20、23、24、26がガイドブッシュ2の中及びその周囲に配置されているが、この第2の実施形態では、ガイドブッシュ102Aの下に配置される別個の送りアセンブリ102Bが設けられる。ガイドブッシュと送りアセンブリを分離可能な部品として設けることの利点は、送りアセンブリの整備及び保守をさらに容易に実行できることである。さらに、異なるサイズの送りアセンブリをガイドブッシュ102Aに接続することができる。多くの態様で、留め具送りアセンブリ102Bは第1の実施形態の留め具送り機構と同じ方法で機能することを理解されたい。
特に、ガイドブッシュ102Aと送りアセンブリ102Bの両方が、リベットの挿入中にパンチ106が往復するとき、そのパンチ106を支持して案内することが理解される。パンチ106は、一部がガイドブッシュ102Aによって、一部が送りアセンブリ102Bによって画定された孔103内を往復する。第1の実施形態の孔の上部及び下部区間12、13と同様に、ガイドブッシュ102Aは孔103の広い区間(図示せず)を画定し、留め具送りアセンブリ102Bは孔の狭い方の区間を画定する。ガイドブッシュ102Aは図9にのみ図示されている。
図10から図16を参照すると、第1の実施形態のようにパンチ106はピストンヘッド132及びパンチロッド133を備えている。ピストンヘッド132及びパンチロッド133は、それぞれ孔103の広い区間及び狭い区間113の直径に対応する直径を有する。したがって、ピストンヘッド132が広すぎるので、パンチロッド133のみが孔103の狭い区間113に入ることができる。ロッド133はこのように、孔103の狭い区間113を画定する本体Bの部分によって、下降の最初から最後まで支持される。ガイドブッシュ102Aは基本的に管状部材であり、内部でピストンヘッド132が動作するピストンシリンダとして作用する。
留め具送りアセンブリの本体Bは、リベット111を路Pに送り込むようにパンチ106と係合する送り機構を収容する。本体Bは、環状上面114を画定する円筒形の上端を有し、その中心には孔103の狭い区間113の上部開口がある。環状表面114の外縁部には、ガイドブッシュ102Aと係合する周囲の外リム139が画定される。環状表面114の対向する側から上方向に突出する1対のねじ140を使用して、ガイドブッシュ102Aを送りアセンブリ102Bに固定する。
1対の位置出しアーム(indexing arms)141が、アーム141内に画定された個々の開口142に収容された旋回ピン126上で、本体Bに回転可能に装着される。位置出しアーム141は、第1の実施形態のキャッチャ24と同様の方法で装着され、同様の機能を実行するように同様の方法で動作する。しかしキャッチャ24とは対照的に、位置出しアーム141は送り装置アセンブリ102Bの本体B内に装着される。各位置出しアーム141は湾曲した縁部141Aを備え、これは使用時にはテープ110の上縁部に隣接している。各湾曲縁部141Aは、(送り路Pに対して)傾斜した上流の縁部及び直立した下流の縁部を有する1本の歯143を画定する。各歯143は、テープ110の縁部に向かって画定された対応する一連の等間隔の位置出し穴144と係合するように構成される。歯143の1本が位置出し穴144内にある場合は、歯143の直立した縁部が位置出し穴144の縁部と係合可能であり、したがって歯143を下流方向に動作させるような位置出しアーム141の回転は、歯143でテープ110を下流に駆動する。しかし、歯143が上流方向に動作するように位置出しアーム141が回転すると、歯143の傾斜した上流の縁部が位置出し穴144の縁部に当たって、歯143を穴144から持ち上げ、それによって歯143がテープ110の上面に沿って次の穴144へと摺動することができる。次に、(上述したように)歯143がその後も下流へと移動すると、歯143が次のこの穴144の縁部と係合し、テープ110を下流方向に駆動する。この方法で、位置出しアーム141は、装置101を通してテープ110を確実に位置出しするように前後に回転することができる。次に、位置出しアーム141を作動させる機構について説明する。
1対の細長いアクチュエータ145が、留め具送り路Pの上に並んで摺動可能に装着される。アクチュエータ145は、横向きの第1の負荷拡散バー146によって下端にて相互に接続される。後退位置で、アクチュエータ145の上端はピストンヘッド132に向かって環状表面114より上に延在する。第1の負荷拡散バー146は位置出しアーム141の下流部分に当接し、アクチュエータ145が拡張位置へと押し下げられると、歯143が上流方向に移動するように、第1の負荷拡散バー146が位置出しアーム141をピン126の周囲で強制的に回転させる。1対の圧縮ばね147が、送りアセンブリ102Bの上流側で空洞148内に設けられる。圧縮ばね147は、留め具送りアセンブリ102Bの上面に固定されたばね保持器147Aによって、空洞148内に保持される。圧縮ばね147は、第1の負荷拡散バー147に平行な第2の負荷拡散バー149によって下端にて相互に接合され、これはアーム141が上流方向に回転すると、位置出しアーム141の上流部分と係合する。したがって、アクチュエータ145が下流方向に移動すると、位置出しアーム141とエンドキャップ147Aの間で圧縮ばね147を圧縮するように、位置出しアーム141が回転する。位置出しアーム141がもはや圧縮ばね147の弾性に抗して保持されなくなると、ばね147が位置出しアーム141を付勢して最初の位置に向かって戻し、したがってアクチュエータ145が後退位置へと押し戻される。エンドキャップ147Aは、整備及び交換のために圧縮ばね147に容易にアクセスできる。アクチュエータ145は、リベット挿入サイクル中にパンチが下降及び後退するときに、拡張及び後退し、これによって位置出しアーム141が上述したように回転し、したがって装置101を通してテープを位置出しする。ガイドブッシュ102の下流側で、アクチュエータ145の隣には、位置出しアーム141が戻り(順方向)動作すると、その初期位置を越えて過剰回転するのを防止するように、位置出しアーム141の回転路内に静止止め部材150が設けられる。
パンチ106がリベット111をテープ110から打ち出す信頼性を改良するように、回転可能なテープ保持器151がアーム141の側面を固め、位置出しアーム141と一緒に回転するように同じ旋回ピン126上に支持される。テープ保持器151が位置出しアーム141と実質的に同じ輪郭を有し、テープ110の上面の縁部分に沿って進むがテープ110と係合するための歯は画定しない縁部141Aに隣接する縁部を有する。1対の壁156が各側でリベット路Pの側面を固め、保持器151の下に配置されるが、キャリアテープ110を収容するために小さいクリアランスがある。壁156の上面は路Pに沿ってテープの下側を案内する働きをし、テープ保持器は壁156に当ててテープを保持する。各壁の下部分は、保持器151の下及び下流側でテープを支持する働きをする肩153を有し、テープはその縁部に、テープを留め具送り路P内で位置合わせした状態を維持するように壁156の上縁部に当たって進む隆起部154を有する。
上流側では、テープ110が適切な角度で装置101に確実に送り込まれるようにするために、壁156の上面が適切な角度で傾斜している。壁156の上面はそれぞれ、テープ110が通路108及び孔103の上流で路Pから偏向できるように、凹部156A(図14及び図15で最もよく分かる)を画定する。これによって位置出しアーム141の回転につれて各位置出しアーム141の歯143がテープ110を偏向させて、凹部156Aに入れることができ、歯143がテープ110の上面で1つの位置出し穴144から別の穴へと上流に摺動することができる。テープ上でさらに上流に、各板の最長の縁部がテープ110の縁部の一部と接触するように、1対の離隔された三角板155を配置することができる。壁156は、送りアセンブリ102Bの本体Bと一緒に配置される。
テープ110を位置出しアーム141に向かって付勢する付勢部材(例えば弾性パッド)を凹部156A内に加えるなど、支持の信頼性及び/又は構築の容易性を改良するように、壁156に幾つかの修正を加えてよいことが理解される。あるいは、位置出しアーム141及び歯143がキャリアテープ110に加える力が壁156を横方向に動かすように、凹部156Aを省略して、壁156の上流部分を本体Bに対してパンチ軸から離れる横方向に移動可能にするように構成することができる。
図14及び図15に示すように、旋回ピン126に対して小さいクリアランスができるように、位置出しアーム141の旋回口142及び回転可能なテープ保持器151をわずかに細長くすることができ、それによって位置出しアーム141が回転するばかりでなく、ピンを横方向にわずかに移動させることができる。開口142のこの特徴には、二重の利点がある。第一に、位置出しアーム141がアクチュエータ145によって上流に回転すると、歯143がテープ110の穴144を無事通過するのを補助するように、歯143と位置出し穴144との係合が位置出しアーム141を押して、それをテープ110から離す方向でシフトさせる。第二に、テープ110を装置101に装填する(又はそこから外す)場合、テープ110を容易に挿入(又は取り出し)できるように、位置出しアームを送り路Pに触れずに手動で持ち上げることができる。
装置101によるリベット111の挿入の信頼性を改良するように、通路108を画定する複数の軸受け157をノーズ107に設ける。軸受け157は1つ又は複数のエラストマ(elastomeric)部材158によって内側に付勢され、通路108を通過するリベット111の転倒が防止され、ワークピースに正確に挿入される。
動作時には、第2の実施形態の留め具挿入装置101は以下の順序に従って機能する。第1のリベット111が孔103の下でパンチ106の路の所定の位置になるように、リベット111のキャリアテープ110を装填する。ワークピースを所定の位置に保持し、リベット挿入前、その最中、又はその後の任意の段階で任意選択で所望の締め付け力を加えるように、ワークピースを、パンチ106の路内でダイ136上に位置決めし、ノーズ107をワークピースに接触させる。パンチ106が軸方向下方に並進し、パンチロッド133がリベット111Aに当たって、これをテープ110から打ち出して通路108を下降させ、ワークピースに挿入する。テープ110の穴110Aを占有するパンチロッド133は、サイクルのその後にパンチ106が後退してテープ110から引っ込められるまで、テープの別の動作を防止する。
リベット111Aをテープ110から打ち出すためにパンチロッド133が下降する間、ピストンヘッド132がアクチュエータ145に当たって、アクチュエータ145を下方向に押す。アクチュエータ145が位置出しアーム141を押して、回転させ、歯143を上流方向に移動させて、それにより上述したように圧縮ばね147を圧縮する。歯143は位置出し穴144を出て、次の穴144の組を越えて上流に進行する。この時点で、装置101は図15に図示したようになる(ワークピース及びダイ136は図示せず)。次に、パンチ106が後退する。ピストンヘッド132はアクチュエータ145から引っ込められているが、パンチロッド133がテープ110を解放するまで、位置出しアーム141及び圧縮ばね147は張力を受けたままである。パンチロッド133がテープ110から引っ込むと、圧縮ばね147が伸張することにより、機構が元の位置へと戻る。アーム141の戻り動作により歯143がテープ110に向かって下方向に移動し、次の穴144の縁部と係合して、テープを下流方向に駆動する。位置出しアーム141の戻り動作は、(図14に示すように)止め部材150によって制限されるが、これは、位置出しアーム141が停止する時点で、次のリベット111Bがパンチ106の路の所定の位置にある点までテープ110が下流に送られているように位置決めされている。次に、次のリベット111Bをワークピースに挿入するように、挿入シーケンスを繰り返す。テープ110の凹凸などの問題がある場合、当接面105Bによってリベット111がパンチ106との位置合わせを越える過剰送りが防止されることが理解される。
図17に示す第3の実施形態では、留め具挿入装置201は第2の実施形態の留め具挿入装置の特徴をすべて有するが、パンチ206の路内でリベット211の位置に隣接して設けられたセンサ259を有する。このセンサは、テープ210に次のリベット211が存在するか存在しないか(又はさらに一般的にはその位置)を検出する。センサ259は制御システム(図示せず)に接続され、リベット211がパンチ206と正確に位置合わせされていない、又は失われている場合、センサ259がそれを検出し、制御システムが装置201を停止する。これは、装置201の損傷の防止に役立つが、最も重要なことは、パンチ206の路にリベット211がない場合に装置201がリベット挿入サイクルを実行するのを防止することであり、これにより装置201の動作ごとにリベット211が予想された場所でワークピースに挿入される可能性が大幅に増大する。これは、個々のワークピースが正確に締結されている確実性が向上するので有利である。
本発明による留め具挿入装置301の第4の実施形態を図18から図20に示す。第4の実施形態が第2の実施形態と主に異なるのは、位置出しアーム341が小さくなり、以前の実施形態のように旋回ピン26、126、226を介して送りアセンブリ302Bの本体Bに直接装着されるのではなく、回転可能なテープガイド351に回転可能に装着されることである。回転可能なテープガイド351は1次旋回ピン326に装着され、第2の実施形態の位置出しアーム141がアクチュエータ145及び圧縮ばね147と相互作用するのと機能的に同じ方法で、アクチュエータ345及び圧縮ばね147と相互作用する。各位置出しアーム341は、旋回ピン326の上流位置で回転可能なテープ保持器351の内面に画定された2次旋回ピン360を介して、回転可能なテープガイド351の1つに装着される。明快さを期し、理解を容易にするために、位置出しアーム341及びテープガイド351はそれぞれ1つのみ図示されている。特に、前景の位置出しアーム141が描かれて、背景のすぐ背後にある対応物を覆い隠す一方、背景のテープ保持器351のみが図示されて、前景の保持器351は位置出しアーム141が見えるように取り除かれている。各位置出しアーム341はその第1の端部が回転可能に装着され、その対向する端部は歯343を画定する(1次旋回ピン326から離れた)下縁部と、下縁部に対向する上縁部とを備え、これはばね362A(前景の対のみ図示)によって付勢されたプランジャ362と接触する軸受け面361を画定し、ばねは、プランジャと回転可能なテープガイド351の間で圧縮されている。したがって、回転可能なテープガイド351がアクチュエータ345によって移動していなかった場合、各位置出しアーム341上に画定された歯は付勢されて、テープ310の穴344に入る。したがって使用時には、図18に示すように、初期位置にて2つの位置出しアーム341の歯343は、以上の第2の実施形態に関して述べたように歯143が穴144と係合するのとほぼ同じ方法で付勢され、テープの位置出し穴344に入る。パンチ332、333が下降すると、ヘッド332が以前と同様にアクチュエータ345に作用する。しかし、アクチュエータは今度は、位置出しアーム341に直接作用するのではなく、回転可能なガイド351に作用し、ガイド351が図19に示すように1次ピン326周りで回転する。この動作は、歯343が穴344を越えて持ち上がるように2次ピン230及び位置出しアーム341を持ち上げる働きをする。ガイド351がさらに動作すると、位置出しアーム341が図20に示す位置へと動作し、ここで歯333はテープ310の下面を無事通過して、ばね362Aがプランジャ362を軸受け面361に押しつけ、位置出しアーム341(及び歯343)を押して、次の位置出し穴344との係合準備が整う後退位置へと戻す。パンチが後退するとガイド351が解放され、歯343が次の位置出し穴344の組と係合することができる。すなわち、図18に示す位置に戻るが、テープが路Pに沿って順方向に位置出しされている。これは、各歯343が穴344と位置合わせされ、その後にその中に落下するまで、キャリアテープの表面上で摺動できるような配置構成である。さらに、パンチがテープから後退すると、歯は穴344と十分に係合している。
位置出しアーム341は任意の適切な形態をとれることを理解されたい。1つの代替実施形態では、一体の歯がある平坦な捻りばねの形態をとることができる。
第4の実施形態の別の違いは、パンチ306の路の下流で、テープ310の下、さらにテープ310の一方側で位置出し穴344に位置合わせされ、回転可能に装着されたロック部材363が、細長いテープガイド352に設けられていることである。ロック部材363は、ノーズ307から突出した支持体365に装着された圧縮ばね364Aによって、テープに対して上方向に付勢されている。ばねは、ロック部材363に当たっているキャップ364に覆われている。ロック部材363は、テープ位置出し穴244と係合するために上縁部にて歯366を画定する。歯366は、上流側に傾斜し下流側に直立した縁部を有し、テープ310が下流方向に移動すると、ロック部材363が下方向に押されて、ばね364Aを圧縮する。したがって、テープ310が下流に移動すると、テープ310の位置出し穴344がロック部材363を越えて送り出される。テープ310の穴344、及びロック部材363の位置は、テープ310内のリベット311がパンチ106の路内にある場合、ロック部材363の歯366がテープ310の位置出し穴344内に位置し、歯366の直立した縁部と穴344の縁部との係合によってテープ310の上流への逆転運動を防止するような穴及び位置である。これは、パンチングの動作中に、パンチロッド333がテープ310を所定の位置に留めていなくても、装置301を通して(例えば位置出しアーム341の上流の動作によって)テープ310を引き戻すことができないので有利である。ロック部材363の特徴は他の実施形態のいずれにも追加できるので有利であることを理解されたい。
図9から図20の実施形態はすべて、送り路Pに沿って位置出しするためにテープと係合する送りアセンブリを有する。これは、キャリアテープ内に非常に短いリベットが存在する用途に有利である。何故なら、このようなリベットは、第1の実施形態のキャッチャなどの要素では係合しないからである。さらに、この配置構成によって、テープの真に最後のリベットも自動的に所定の位置に位置出しすることができる。
ドライブが永久的に係合している従来のスプロケットドライブと比較して、位置出しは、テープ又は留め具と係合解除し、再係合する位置出し機構によって実行される。
添付の特許請求の範囲によって定義されるような本発明の範囲から逸脱することなく、記載された実施形態に多くの修正ができることを理解されたい。特に、ばねで付勢したアクチュエータ及び1対のキャッチャ又は位置出しアームを備える留め具送りアセンブリ又は機構は、ガイドブッシュ及び/又は送りアセンブリに対するパンチの動作の結果として作動する限り、任意の所望の機構と交換できることを理解されたい。アクチュエータは、ガイドブッシュ又は送りアセンブリがパンチの動作範囲を越えて案内し、支持することができるように、ガイドブッシュ又は送りアセンブリ内に設けられる。様々な実施形態に関連して説明した特徴の多くは、本発明による留め具挿入装置の1つの実施形態に個別に、又は組み合わせて組み込めることを理解されたい。
本発明を図面及び以上の説明で図示し、詳細に説明してきたが、これは例示としてのものであり、制限的な性質ではないと見なされ、好ましい実施形態のみ図示し、説明しており、特許請求の範囲で定義されるような本発明の範囲に入るすべての変更及び修正は保護することが望ましいことを理解されたい。以上の説明で使用した好ましい、又はさらに好ましいなどの言葉の使用は、そのように述べた特徴がさらに望ましいことがあるが、それでもそうである必要はなく、そのように書かれていない実施形態も本発明の範囲に入ると想定され、範囲は特許請求の範囲によって定義されることを理解されたい。特許請求の範囲を読む際に、「ある」、「少なくとも1つ」又は「少なくとも1つの部分」などの言葉を使用する場合は、その請求項で反対のことが明記されていない限り、その請求項を1つの品目に制限する意図はないものとする。「少なくとも一部」及び/又は「一部」という言語を使用する場合は、反対のことが明記されていない限り、品目は一部及び/又は品目全体を含むことができる。

Claims (39)

  1. 留め具を付与する留め具付与装置であって、
    内部にパンチ路が画定された本体と、
    少なくとも部分的に前記パンチ路内に配置され、後退位置と、付与位置に向かって留め具を進めるためにパンチが前記パンチ路の端部から延びる前進位置との間で往復動作可能であるパンチと、
    前記パンチ路に対して横向きに延び、細長い留め具キャリアを受けるように配置された留め具送り路と、
    前記パンチの前記往復動作によって前記本体に対して動作可能なアクチュエータと、前記細長いキャリア又は前記キャリア内の留め具と係合し、前記アクチュエータの動作に応答して前記本体に対して動作可能である少なくとも1つの係合部材とを備え、前記留め具が順番に前記パンチ路の端部と位置合わせされるように、前記細長いキャリアを前記留め具送り路に沿って送る留め具供給デバイスと、
    を備え、
    前記留め具送り路は少なくとも部分的に前記本体の表面によって画定される、留め具付与装置。
  2. 前記アクチュエータは、前記本体内に設けられる、請求項1に記載の留め具付与装置。
  3. 前記留め具がその中に又はその上に付与されるワークピースと係合するノーズが設けられ、
    前記ノーズは、前記パンチによって前記細長いキャリアから取り出された後、前記留め具を前記ワークピースに送出するために通す留め具送出通路を有し、
    前記留め具送り路は、少なくとも部分的に前記ノーズと前記本体との間のクリアランスによって画定され、前記ノーズは前記本体に対して固定される、請求項1又は2に記載の留め具付与装置。
  4. 前記パンチは、少なくとも一部が前記前進位置で前記パンチ路から延びる第1の部分と、第2の部分とを有し、前記アクチュエータは前記パンチの前記第2の部分によって動作可能である、請求項1から3のいずれかに記載の留め具付与装置。
  5. 前記アクチュエータは、前記留め具供給デバイス内で動作するために前記パンチの前記第2の部分と係合する、請求項4に記載の留め具付与装置。
  6. 前記アクチュエータは付勢部材によって第1の位置に向かって付勢され、前記パンチの動作によって前記付勢力に抗して動作可能である、請求項1から5のいずれかに記載の留め具付与装置。
  7. 前記付勢部材は、前記アクチュエータに対して前記パンチ路の実質的に反対側に設けられる、請求項6に記載の留め具付与装置。
  8. 前記アクチュエータは、前記少なくとも1つの係合部材と機械的に結合する、請求項1から7のいずれかに記載の留め具付与装置。
  9. 前記少なくとも1つの係合部材は、前記本体と交差する旋回軸周りで旋回する、請求項1から8のいずれかに記載の留め具付与装置。
  10. 前記少なくとも1つの係合部材は、前記パンチ路と交差する旋回軸周りで旋回する、請求項1から8いずれかに記載の留め具付与装置。
  11. 前記アクチュエータは付勢部材によって付勢され、前記アクチュエータは一方側で前記旋回軸からオフセットし、前記付勢部材は反対側で前記旋回軸からオフセットしている、請求項9又は10に記載の留め具付与装置。
  12. 前記本体は、前記パンチ路を画定する孔を有する、請求項1から11のいずれかに記載の留め具付与装置。
  13. 前記パンチは、前記パンチ路に沿って孔内で往復するとき、その長さに沿って前記本体によって支持される、請求項12に記載の留め具付与装置。
  14. 前記パンチ路は、パンチ路軸に沿って前記パンチが往復し、且つパンチ路軸から前記パンチが延びて前記留め具送り路と交差するパンチ路軸を画定し、前記少なくとも1つの係合部材が前記パンチ軸に対して動作可能である、請求項1から13のいずれかに記載の留め具付与装置。
  15. 前記少なくとも1つの係合部材は、前記本体の外側にある、請求項1から14のいずれかに記載の留め具付与装置。
  16. 前記少なくとも1つの係合部材は、前記本体に沿って延びる第1の部分と、前記留め具送り路を占有する第2の部分とを備える、請求項1から14のいずれかに記載の留め具付与装置。
  17. 前記少なくとも1つの係合部材は、前記本体に装着される、請求項1から16のいずれかに記載の留め具付与装置。
  18. 前記少なくとも1つの係合部材は、前記キャリアと係合する、請求項1から17のいずれかに記載の留め具付与装置。
  19. 前記係合部材は、主要素と、前記主要素に対して動作可能である係合要素とを備える、請求項18に記載の留め具付与装置。
  20. 前記係合要素は、前記主要素に動作可能に装着される、請求項19に記載の留め具付与装置。
  21. 前記係合部材は、別の付勢部材を備え、前記別の付勢部材は、使用時に前記係合要素を前記キャリアと係合する方向に付勢するように構成される、請求項19又は20に記載の留め具付与装置。
  22. 前記少なくとも1つの係合部材は、前記キャリア内に支持された留め具と係合する、請求項1から19いずれかに記載の留め具付与装置。
  23. 前記少なくとも1つの係合部材は当接面を備え、使用時に、前記留め具を順番に送って前記孔の端部と位置合わせするように、前記当接面は前記細長いキャリア内に支持された前記留め具の少なくとも1つに当接する、請求項22に記載の留め具付与装置。
  24. 前記係合部材はテーパ状表面を備え、使用時に、前記テーパ状表面が少なくとも1つの別の留め具に当接すると、前記留め具の周囲に前記少なくとも1つの係合部材が偏向する、請求項23に記載の留め具付与装置。
  25. 前記本体は、前記パンチを支持するガイドブッシュを備える、請求項1から24のいずれかに記載の留め具付与装置。
  26. 前記本体は、前記パンチの上部分を受けるガイドブッシュに着脱式に接続される、請求項1から24いずれかに記載の留め具付与装置。
  27. 前記装置は、前記キャリアと係合可能なロック部材をさらに備え、使用時に、留め具が前記パンチ路内にある場合、前記ロック部材は前記留め具送り路に沿った前記キャリアの逆転動作を防止する、請求項1から26のいずれかに記載の留め具付与装置。
  28. 前記本体は前記留め具送り路内で当接面を画定し、前記当接面は、使用時に留め具が前記パンチ路を越えて送られて位置合わせ不良になるのを防止する、請求項1から27のいずれかに記載の留め具付与装置。
  29. 前記留め具送り路は、前記本体内で画定される、請求項1から28のいずれかに記載の留め具付与装置。
  30. 前記留め具送り路は、前記本体の一方端に画定される、請求項1から28いずれかに記載の留め具付与装置。
  31. 前記少なくとも1つの係合部材は、前記キャリア又は留め具から係合解除される後退位置と、留め具を前記パンチ路の端部と位置合わせするように、前記キャリアが前進する前進位置との間で往復動作可能である、請求項1から30のいずれかに記載の留め具付与装置。
  32. 留め具を付与する留め具付与装置であって、
    自身を通るパンチ路が画定された本体と、
    少なくとも部分的にパンチ路内に配置され、後退位置と、留め具に接触し留め具を付与位置に向かって進めるためにパンチが前記パンチ路の端部から延びる前進位置との間で往復動作可能であるパンチとを備え、
    前記本体は、前記パンチ路に沿って延び、前記後退位置から前記前進位置への前記パンチ路に沿った動作中に前記パンチを支持する支持表面を画定し、さらに、
    前記パンチ路に対して横向きに延び、細長い留め具キャリアを受けるように配置された留め具送り路を備え、
    前記パンチ路は、前記留め具送り路へと延び、前記パンチは前進位置で前記留め具送り路と交差し、さらに、
    前記パンチの前記往復動作によって前記本体に対して動作可能なアクチュエータと、前記細長いキャリア又は前記キャリア内の留め具と係合し、前記支持表面に対して動作可能である少なくとも1つの係合部材とを備え、留め具が順番に前記パンチ路の前記端部と位置合わせされるように、前記細長いキャリアを前記留め具送り路に沿って送る留め具供給デバイスと、
    を備える留め具付与装置。
  33. 前記支持表面は、前記本体を通って画定された孔の内面である、請求項32に記載の留め具付与装置。
  34. 前記本体の別の表面は、前記留め具送り路の一部を画定する、請求項32又は33に記載の留め具付与装置。
  35. 前記装置は、前記前進位置にて前記パンチが前記留め具を前記ワークピースに向かって進めてワークピースに挿入するように構成される、請求項1から34のいずれかに記載の留め具付与装置。
  36. 留め具を付与する方法であって、
    細長い留め具キャリアを留め具送り路内に提供することと、
    パンチを本体内のパンチ路に沿って後退位置と前進位置との間で往復させ、前記細長い留め具キャリア内に配置された留め具と接触させることとを含み、
    前記留め具送り路は前記パンチの前記往復方向に対して横方向に延び、それによって留め具を前記キャリアから出して付与位置に向かって進め、さらに、
    アクチュエータを使用して、留め具が順番に前記パンチ路の前記端部と位置合わせされるように、前記留め具送り路に沿って前記細長いキャリアを送ることを含み、
    前記パンチの前記往復動作は前記本体に対する前記アクチュエータの動作をもたらし、さらに、
    前記細長いキャリア又は前記細長いキャリア内の少なくとも1つの留め具を少なくとも1つの係合部材と係合させ、前記アクチュエータの動作に応答して前記本体に対して前記少なくとも1つの係合部材を動作させることと、
    前記留め具送り路の少なくとも部分を画定する前記本体の表面で、前記パンチ路に隣接する留め具を支持することと、
    を含む方法。
  37. 請求項36の方法に従って留め具を付与することと、前記パンチを使用して前記留め具を製品に挿入することと、
    を含む、製品製造方法。
  38. 留め具を付与する方法であって、
    細長い留め具キャリアを留め具送り内に提供することと、
    パンチを本体内のパンチ路に沿って後退位置と前進位置との間で往復させ、前記細長い留め具キャリア内に配置された留め具と接触させることとを含み、
    前記留め具送り路は前記パンチの前記往復方向に対して横方向に延び、それによって留め具を前記キャリアから出して付与位置に向かって進め、さらに、
    前記パンチ路に沿って延び、前記後退位置から前記前進位置へと前記パンチ路に沿って動作中に前記パンチを支持する支持表面で前記パンチを支持することと、
    アクチュエータを使用して、留め具が順番に前記パンチ路の前記端部と位置合わせされるように、前記留め具送り路に沿って前記細長いキャリアを送ることを含み、
    前記パンチの前記往復動作は前記本体に対する前記アクチュエータの動作をもたらし、さらに、
    前記細長いキャリア又は前記細長いキャリア内の少なくとも1つの留め具を少なくとも1つの係合部材と係合させ、前記アクチュエータの動作に応答して前記本体に対して前記少なくとも1つの係合部材を動作させることと、
    を含む方法。
  39. 請求項38の方法に従って留め具を付与することと、前記パンチを使用して前記留め具を製品に挿入することと、
    を含む、製品製造方法。
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