JP2013509232A - 骨盤スプリント - Google Patents

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Abstract

締付け可能な骨盤スプリントであって(a)収縮用歯止め機構 及び締付け用取手を備えるバックルと(b)バックルが有する対向する2つの端部でバックルに連結され、骨盤を取り囲むように適合された可撓性のバンドとを備える骨盤スプリントを提供する。締付け可能な骨盤スプリントは、歯止め機構を使用して前記バックルが有する対向する2つの端部間の間隔を収縮させることにより骨盤の周囲で締付けられるように適合され得る。
【選択図】図3A

Description

本発明は、骨盤スプリントに関する。本発明の幾つかの実施形態は、素早く締付けかつ緩める機構を備えた骨盤スプリントに関する。
外付けの骨盤スプリントは、骨盤骨折または股関節骨折を固定するために効果的であり、また腹部が損傷した場合に血腫及び出血を低減させるのにも効果的である。骨盤スプリントは、救急医療、例えば事故現場、戦場などでよく使用される。
股関節骨折の治療は、例えば、M. Tile (Ed.), D. L. Helfet (Edi.) and J. F. Kellam (Ed.), Fractures of the Pelvis and Acetabulum, Lippincott Williams & Wilkins, ISBN−13: 9780781732130に記載されている。股関節固定や骨盤用の器具は、例えば、股関節骨折や骨盤骨折を患っている被験者の骨盤部と骨盤部より下の四肢とを両方固定するように設計された股関節および骨盤スプリントシステムを開示した米国特許出願第2007/0197945号明細書に開示されている。米国特許第503217号明細書および米国特許第6793639号明細書の特許は、2つ以上の調節可能なストラップを用いて輪状の骨盤の整合性を固定および維持するための骨盤スプリントを開示している。
本発明の態様は、(介護人または骨盤スプリントを必要とする被験者が)片手の操作で素早く締付けることが可能な骨盤スプリントに関する。幾つかの実施形態によれば、骨盤スプリントは、解放用バネ止めにより緩められ得る。
骨盤スプリント(以下では「スプリント」と呼称する)は、骨折や衝撃損傷などの骨盤外傷を有する被験者に迅速に適合するように設計されている。迅速な固定は蘇生に重要であり得、血腫などの悪化を防ぎ得る。また、スプリントは、被験者が緊急治療を必要とするときにはスプリントが邪魔になる場合があり、即座に取り外せるように設計されている。さらに、スプリントは、被験者を安定させつつ被験者の検査ができるようにX線を透過するように設計されている。
幾つかの実施形態では、スプリントは、2つの特徴的な構成要素:(a)解放可能に歯止めする歯止め機構を有するバックルと、(b)バンドの長さに対して連結形態を有し、スプリントの外周を形成しながら、バックルの対向する2つの端部で、連結形態によりバックルに連結される可撓性のバンドとを備える。
バックルは、(a)対向する2つの端部間でバックルの幅を収縮させ、バンドを引っ張ることによりスプリントの外周を縮小させ、それにより被験者の周囲にあるバンドを締付け、歯止めした歯止めにより締付け位置(固定・閉じ位置)を維持する取手と、(b)作動することにより歯止めをはずし、それにより被験者の周囲のバンドを緩める(解除位置)バネ止めとを備える。
幾つかの実施形態では、歯止め機構は、互いに平行に取付けられ、移動可能な2つの歯部が付いた細長部材(「ロッド」)を備える。取手を回転させることにより、随意に弾性力に対抗して、ロッドはその間に重複範囲を増しながら互いに対して一方向に近づき、それによりバックルの端部間の距離が収縮する。ロッドは、歯止め機構を歯止め(固定)することにより離れないように抑制される。バネ止めを作動することにより歯止め機構の歯止めがはずれ、追加の弾性力を与えつつ随意に反動しながらロッドが解放される。
幾つかの実施形態では、バネ止めは、押付け、引っ張り、摺動、または回転などにより作動されるノブ、取手または他の任意の付属品、またはグリップである。幾つかの実施形態では、バネ止めは、例えば、取手の軸の辺りにあるプッシュダウン式ノブなど取手に一体化される。随意的または代替的に、取手も、取手を引く(または押す)こと、または代替的に、締付ける方向と反対方向に取手を回転させることにより作動されるバネ止めを構成する。
幾つかの実施形態では、スプリントは、別個になったバックルおよびバンドを備え、被験者に組み立てられる状態で提供される。組立ての可能性の1つとして、バンドは被験者の骨盤の周りに巻き付けられ、1つまたは複数の連結形態はバックルの一方の端部に連結され、バンドの長さに沿う1つまたは複数の連結形態はさらに、バックルが有する対向する端部に連結される。別の組立て可能性として、バンドの1つまたは複数の連結形態は、バックルの一方の端部に連結され、バンドが被験者の周りに巻き付けられた後、バンドの長さに沿う1つまたは複数の連結形態はさらに、バックルが有する対向する端部に連結される。
幾つかの実施形態では、スプリントは、連結形態により一方の端部で既にバンドに連結されているバックルを備える。被験者に組み立てるため、バンドは被験者の骨盤の周りに巻き付けられ、バンドの長さに沿う1つまたは複数の連結形態はさらに、バックルが有する対向する端部に連結される。
幾つかの実施形態では、被験者にスプリントを固定した後に、残る可能性としてバンドの結ばれていない端部は、バンドの長さに沿う1つまたは複数の連結形態を介して巻き付けられたバンドに締付けられる。
本発明の幾つかの好ましい実施形態では、バンドは折り畳むことができ、随意にバックルと共に堅く折り畳まれて提供される。
本発明の別の態様は、解除可能な固定用歯止め機構を有するバックルを収縮させる取手を用いて、バンドを解放可能に締付けることにより、可撓性のバンドを用いて被験者を固定する方法に関する。固定は、好ましくは随意に片手で一回の動作により簡単に実行される。
幾つかの実施形態では、スプリントは、随意にバンドの長さ及び/またはバックルの大きさを適合させることにより、他の部分、または被験者の体肢に好適であるか、または適合する。
幾つかの実施形態では、スプリントは、少なくとも1つのバックルおよび少なくとも1つのバンド、または複数のバックルおよび複数のバンドを備えるキットとして、提供される。様々なタイプの被験者、及び/または器官及び/または体肢のため、バンドは随意に種々の長さであり、かつ/またはバックルは種々の大きさである。
明細書および請求の範囲において、以下の用語、派生語、およびそれらの変化形は、他に特定しない限りまたは文脈から明らかでない限り、以下では、各々が限定されない特徴を意味する。
幾つかの実施形態によれば、被験者は、ヒト、対象者、負傷者またはけが人であり得る。
幾つかの実施形態によれば、歯止めは、動きがホイールまたはバーに付与されて一方向のみの効果的な動きが可能となるように、つめ(歯止め)が垂れ下がっているか、または突き出ている歯部を有するバーまたはホイール(または他の構造)を備える機構であり得る。
幾つかの実施形態によれば、バックルは、バンドまたはベルトの端部同士を保持するための器具であり得る。
幾つかの実施形態によれば、連結形態(単数または複数)は、連結形態(簡潔にするため「形態」とも呼称する)に、典型的には対応(嵌合、結合)する構造により別の物品に連結するように適合された構造部(単数または複数)及び/または開口部(単数または複数)であり得る。
幾つかの実施形態によれば、マッシュルームのようなボタン(単数または複数)は、脚として形成された構造(単数または複数)と、脚の端部に、脚よりも幅が広いか直径が大きい構造とであり得る(キノコ型のボタンとも呼称する)。
幾つかの実施形態によれば、取手は、レバーまたはスライダーなど手動で機構を操作するための構造であり得る。
本発明の幾つかの実施形態の態様によれば、締付け可能な骨盤スプリントであって、
収縮用歯止め機構および締付け用取手を備えるバックルと
前記バックルが有する対向する2つの端部で前記バックルに連結され、前記骨盤を取り囲むように適合された可撓性のバンドとを備える締付け可能な骨盤スプリントが提供される。
幾つかの実施形態では、スプリントは、歯止め機構を使用してバックルが有する対向する2つの端部間の間隔を収縮させることにより前記骨盤の周囲を締付けるように適合されている。
幾つかの実施形態では、スプリントは取手の動きにより締付けるように適合されており、取手が片手で操作可能である。
バックルはさらに、スプリントを締付け位置で固定するように適合された固定機構を備える請求項1に記載のスプリント。
幾つかの実施形態では、バックルはさらに、スプリントを緩めるように適合された解除用バネ止めを備える。
幾つかの実施形態では、バンドは、バックルに取り外し可能に連結されるように適合されている。
幾つかの実施形態では、バンドは、バンドの少なくとも一部分の長さに沿って連結形態を備え、連結形態は、バンドをバックルに連結させるように適合されている。
幾つかの実施形態では、バックルは、バンドの連結形態と嵌合するように適合された構造を備える。
幾つかの実施形態では、バックルはボタンを備え、バンドの連結形態はスリットを備え、ボタンは前記スリットにぴったりと合うように適合されており、それによりバンドがバックルに連結される。
幾つかの実施形態では、スプリントは実質的にX線を透過する。
スプリントは使い捨てることができる請求項1に記載のスプリント。
本発明の幾つかの実施形態の態様によれば、骨盤スプリントのためのキットであって、
収縮用歯止め機構および締付け用取手を備える少なくとも1つのバックルと、
バックルが有する対向する2つの端部で前記バックルに連結され、骨盤を取り囲むように適合された少なくとも1つの可撓性のバンドとを備えるキットが提供される。
幾つかの実施形態では、スプリントは、歯止め機構を使用してバックルが有する対向する2つの端部間の間隔を収縮させることにより骨盤の周囲を締付けるように適合されている。
幾つかの実施形態では、スプリントは、取手の動きにより締付けるように適合されており、取手が片手で操作可能である。
幾つかの実施形態では、バックルはさらに、スプリントを締付け位置で固定するために適合された固定機構を備える。
幾つかの実施形態では、バックルはさらに、スプリントを緩めるように適合された解除用バネ止めを備える。
幾つかの実施形態では、バンドは、バックルに取り外し可能に連結されるように適合されている。
幾つかの実施形態では、バンドは、バンドの少なくとも一部分の長さに沿って連結形態を備え、連結形態はバンドをバックルに連結させるように適合されている。
幾つかの実施形態では、バックルは、バンドの連結形態と嵌合するように適合された構造を備える。
幾つかの実施形態では、バックルはボタンを備え、バンドの連結形態はスリットを備え、ボタンはスリットにぴったりと合うように適合されており、それによりバンドがバックルに連結される。
幾つかの実施形態では、スプリントは実質的にX線を透過する。
幾つかの実施形態では、スプリントは使い捨てることができる。
本発明の限定されない例示的な幾つかの実施形態を以下の図面に示す。
1つまたは複数の図面で表示される同一、複写、等価または類似する構造、要素または部品は、一般的に同じ参照番号で標識され、類似の物体または物体の変形を区別するために随意に追加の文字または複数の文字を用いて標識され、繰り返して標識及び/または記載されない。
図に示される構成要素の大きさや特徴は、便宜または提示の明瞭さのために選択されており、必ずしも規模や実際の遠近を示すものではない。便宜または明瞭さのために、幾つかの要素若しくは構造は示されず、または部分的にのみ、若しくは異なる遠近で、若しくは異なる視点から示される。
なお、幾つかの図面は白黒の描画に変換されており、それにより特定の詳細、質感、または精密度を低減させるなど、絵的な品質を落としていることに留意されたい。
本発明の例示的な実施形態に係る、骨盤上の骨盤スプリントを概略的に示す図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、閉じ位置にある骨盤スプリント用のバックルを概略的に示す図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、解放位置にある骨盤スプリント用のバックルを概略的に示す図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、キノコ型のボタンを概略的に示す図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、スプリントのバックルを締付及び固定するための手動操作を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、骨盤スプリント用のバンドを概略的に示す図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、骨盤スプリント用のバンドの開口部である連結形態を概略的に示す図である。 本発明の例示的な実施形態に係る骨盤スプリント用のバンドの開口部である連結形態へのキノコ型のボタンの挿入を概略的に示す図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、骨盤スプリント用のバンドの開口部である連結形態へのキノコ型のボタンの固定を概略的に示す図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、折り畳まれた骨盤スプリントを概略的に示す図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、骨盤の周囲に巻きつけられた、一部分連結されたスプリントのバンドを概略的に示す図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、骨盤に巻きつけられた後の、スプリントのバンドのたるんだ部分の折り畳みを概略的に示す図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、骨盤に巻きつけられた後の、スプリントのバンドのたるんだ部分の固定を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、両端が同じ形のキノコ型のボタンを概略的に示す図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、スプリントの対称なバンドの一部を概略的に示す図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、骨盤上にスプリントを着用させるための一連の操作の概要を概略的に述べた図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、骨盤上にスプリントを着用させるための別の一連の操作の概要を概略的に述べた図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、異なる大きさの複数の骨盤スプリントを組み立てるためのキットを概略的に示す図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、同じ大きさのバックルを使用し、異なる大きさの複数の骨盤スプリントを組み立てるためのキットを概略的に示す図である。
以下の記載は、本発明の実施形態のうち、1つまたは複数の限定されない例に関する。本発明は、記載される実施形態または図面に限定されず、種々の方法、構成、または変更が実施され得る。本明細書で用いられる用語は、他に特定しない限り、限定するものとして解釈されるべきではない。
本明細書で用いられる限定されない見出し部分は便宜目的であり、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるものではない。
骨盤スプリント
図1は、本発明の例示的な実施形態に係る、骨盤上の骨盤スプリント100を概略的に示す。スプリントは、骨盤に対する歯止め機構を有する(破線のブラケットで指し示され、解放位置において示される)バックル200と、骨盤の周囲に巻きつけられ、それ故部分的にのみ示されるバンド300とを備える。
スプリント100は一般的に、以下の記載において限定されない例として使用される。
バックル
図2A及び図2Bは、それぞれ閉じ位置及び解放位置にある、本発明の例示的な実施形態に係る骨盤スプリント用のバックル200を概略的に示す。バックル200は、概ね平坦な対向する2つの側部領域(端部)214を有する。側部領域214はさらに、互いに平行し、互いに向かい合う歯部212を備えて構成された細長部材またはロッド204(204aおよび204bとして図示)を備えて構成、またはロッドに連結される。車軸、歯止め、弾性の付勢要素などの筐体210の内部に構成部材(不図示)と共に歯部を有するロッド204は、歯止め機構を備える。バックル200はさらに、(不図示の固定機構を随意に使用して)歯止め機構を収縮および固定するための回転可能な取手206と、固定された歯止め機構を解除するためのブッシュダウン式ノブ208として解除用バネ止めとを備える。
時計方向290に取手206を回転させることにより、ロッド204(隅括弧292でおおよそ示す)間の重なり合う範囲を増やしながら、かつ対向する側部領域214の間隔を収縮させながら、ロッド204は弾性力に対抗して互いに向かって平行に移動し、それによりバックル200は閉じ位置へと移る。取手206を離すと、歯止め機構の歯止めがその位置で機構を保持(固定)する。ノブ208を押すことにより歯止めが解放され、ロッド204間の重なり合う範囲292を減らしながらロッド204が弾性力を受けて撤退し、バックル200が拡張して解放される。
バックル200はさらに、以下に説明するバンドを連結させるために、各側部領域214に連結ボタン202を備える。ボタン202は、図2Cで概略的に示したキノコ型のボタンと同じように形成される。
図2Aおよび図2Bのバックル200は、限定されない例として以下でさらに言及される。
バンド
図2Aは、本発明の例示的な実施形態に係る、骨盤スプリント100のためのバンド300を概略的に示す。バンド300は、図3Bで概略的に示される広い区域と狭い区域を合わせた区域を備えて形成された開口部(カット部、スリット部)として連結形態302を有する、可撓性のシートとして形成される。
連結形態302は、形態302と嵌合または結合するキノコ型のボタン202によってバックル200の側部214に連結するために使用される。形態302の広い区域にボタン202を挿入し、狭い区域に押しやることによりバンド300がバックル200に連結および据付けられる(衣服のボタンとボタン穴の作用に等しい)。
形態302の広い区域へのキノコ型のボタン202の挿入は図3Cに概略的に示され、形態302の狭い区域への押付けは矢印390で示され、図3Dは、形態302の狭い区域に据付けられたキノコ型のボタン202を概略的に示す。なお、ボタン202および形態302によるバンド300のバックル200への連結は、ボタン202が形態302の広い区域(矢印390の反対方向)に押し出されて解放されるように、バンド300及び/またはバックル200を摺動させることにより簡単に取り外されることに留意されたい。
なお、スプリント100が被験者の股関節部の周囲で締付けられると、張力によって連結形態302の狭い区域にキノコ型のボタン202の据付けが支援されか、または据付けが引き起こされる。
図2B及び図3Aは、まだ端部が閉じていない骨盤スプリント100を形成している先に記載したように連結されたバックル200およびバンド300を概略的に示す。
幾つかの実施形態では、バンド300は、後述するように、取手206がスプリント100の折り畳みまたは展開を実行できるように形成された長さの開口部312を有する。幾つかの実施形態では、バンド300は、後述するように、組立てるために手動でバンド300を保持または把持することができ、被験者が着用できるように、その端部の辺りに形成された開口部314を有する。
図3Aのバンド300は、限定されない例としてさらに言及される。
組立ておよび装着
幾つかの実施形態では、スプリント100は折り畳まれた配置で提供され、バンド300は、開口部314が、図4で概略的に示されるように開口部314から突き出た取手206と互いに重なり合うように折り畳まれている。幾つかの実施形態では、折り畳まれたスプリント100はさらに、引き裂くことが可能な紙製の輪などで包装される。折り畳まれた配置のバックル・バンド300は、随意に、ボタン202と連結形態302とにより、少なくとも1つの側部214に連結される。
スプリント100を骨盤に着用させるための一般的な手順を記載する。バンド300は、例えば図3Aに示すように、バックル200の一方の側部領域214に連結されることが想定される。バックル200を解放位置に保ちながら、バンド300は、図5Aに示すように被験者の骨盤の周囲に巻き付けられ、バックル200の対向する側部領域214にあるボタンに最も近いか、または近くにある連結形態302を介して連結される。図5Bに示されるように、残っている可能性のある緩んだ長さのバンド300(たるんだ部分)300bは、骨盤に巻き付けられた部分300aを覆って後方に折り畳まれる。
幾つかの事例では、スプリント100または被験者の取り扱いに妨げとならないように緩んだ部分300bを維持することが好ましい。図5Cは、連結形態302が部分300aと部分300bとの間で少なくとも部分的に重なり合い、2つの部分300aと部分300bがキノコ型のボタン202、または図5Dに概略的に示される両端が同じ形のキノコ型のボタン502など、またはこれらのボタンに類似するボタンにより重なり合う形態302(例えば302p)を介して連結されるように、たるんだ部分300bが位置決めされる方法を示す。
スプリント100が骨盤に巻き付けられると、先述したように取手206は時計回りに回転され、骨盤の周囲にスプリント100を締付け、固定する。図2Dは、本発明の例示的な実施形態に係るスプリント100のバックル200を収縮および固定させるために、手動による取手206の回転を示す。
骨盤のスプリント100の締付けを緩めるために、先述したようにバネ止めノブ208が押されることにより歯止め機構の固定が解放され、バックル200が拡張する。
方法
図7Aは、本発明の例示的な実施形態に係る、骨盤にスプリントを着用させるための一連の操作を概略的に概説する。
バンドの一方の側にある端部がバックルの一方の端部に連結される(702a)。バンドが骨盤の周囲に巻き付けられる(704b)。バンドの他方の側が、骨盤の周囲でバンドを(適度に)締付けながらバックルの反対の端部に連結される(706)。スプリントが取手を操作(回転)することにより締付けられ、固定される(708)。続いて、必要に応じてスプリントがバネ止めを作動すること(例えばノブを押すこと)により解放される(710)。
図7Bは、本発明の例示的な実施形態に係る、図7Aの一連の操作のバリエーションを概略的に概説する。
バンドが骨盤の周囲に巻き付けられ(704b)、バンドの一方の側にある端部がバックルの一方の端部に連結される(702a)。702aの操作の後、図7Aの706〜710の操作が続いて行われる。
幾つかのバリエーション
幾つかの実施形態では、スプリント100は、異なる形状を有する取手206とバックル200を用いて締付けられ、随意に異なる方向に回転させることにより閉じられる。バックル200は、随意に、摺動、押出し、または引っ張りなど、別の動きにより随意に閉じられ、かつ/または固定される。
幾つかの実施形態では、バネ止め208は、別の形状に形成され、引張り式または押出し式の取手(可能性として取手206)を押付け、または引っ張るか、またはノブまたはレバーを回転または摺動させるなど異なる機構により随意に操作される。
幾つかの実施形態では、連結形態302と対応するボタン202とは異なる形状を有する。幾つかの実施形態では、他の方法または締結要素が、バンド300をバックル200に連結(およびバンド300の緩んだ端部を固定)するために使用される。例えば、マジックテープ(登録商標)、ピンおよびソケットの締結要素、または302など狭い区域の形態に据付けるための概ね平坦な回転式ボタン、または他の任意の締結要素など。
幾つかの実施形態では、連結形態302は、図6に概略的に示される302などバンド300の長さに関して左右対称(または、略対称)であり、二重矢印699で示すように交互方向にバンド300をバックル200に連結することができる。
幾つかの実施形態では、スプリント100またはこの変化形は、随意に異なる大きさのバックル200及び/またはバンド300を使用して骨盤の固定ではなく、または骨盤の固定に加えて他の器官を固定するために使用される。
本発明の幾つかの好ましい実施形態では、バンド及び/またはバックルは、少なくとも実質的にX線を透過し、被験者がスプリントを用いて固定されている間にX線またはCTによって被験者の検査が可能である。
幾つかの好ましい実施形態では、広範な医療または救急医療サービス及び/または多数の人口に対し、随意に使い捨てることができる物品として手頃なスプリントを提供するために、スプリントまたはその少なくとも一部は十分に低価格の材料からできており、かつ/または十分に費用がかからない工程(例えばプラスチック成型または棚状のプラスチックシートの切り出し)により行われる
キット
本発明の幾つかの実施形態では、スプリント100など骨盤スプリントは、随意に複数のバンド300及び/またはバックル200を備えるキットとして提供される。バンド300及び/またはバックル200は、随意に、異なる骨盤または異なる器官に適合する、同じ大きさまたは異なる大きさでできている。
図8Aは、本発明の例示的な実施形態に係る、バックル200a〜200cとバンド300a〜バンド300cとを対応させて用いることで、異なる大きさの複数の骨盤スプリントを組み立てるための(ドット付きのボックスで示される)キット800aを概略的に示す。
図8Bは、本発明の例示的な実施形態に係る、同じ大きさのバックル200dと、異なる大きさのバンド300a〜300cを使用して異なる大きさの複数の骨盤スプリントを組み立てるためのキット800bを概略的に示す。
利益
先述した骨盤スプリントの可能性および得られ得る利益は、少なくとも(a)応急処置のために迅速に固定しながら被験者に素早く適合させること、(b)治療のためなど骨盤にアクセスするため直ぐに解放されること、(c)スプリントを取り外すことなくX線/CTを用いて診断されること。
一般項目
以下の限定されない用語の特徴は、他に特定若しくは提示または文脈により明白に暗示されない限り、明細書および特許請求の範囲に適用され、用語は変化、派生語、変化形およびこれらの同根語も意味する。
「約(about)」、「近い(close)」、「ほぼ(approximate)」、および「実際に(practically)」という用語は、本発明で言及した用語、本発明の実施形態、作用、若しくは範囲について、逆の結果若しくは逆の効果を持たない効果を出す各々の関係、大きさ、量、質、または程度を意味する。
「実質的に(substantial)」、「相当な(considerable)」、「著しい(significant)」という用語(またはそれらの類語)は、言及した実体の大部分若しくはほとんど、または言及した実体に対して若しくは言及した対象主題に関して、少なくとも適度に効果的、はるかに効果的、非常に効果的、若しくは一層効果的な文脈を網羅する大きさ、量、質、または程度を意味する。
「類似する(similar)」、「似ている(resemble)」、「同類(like)」および接尾についた「様(like)」という用語は、言及した物体として、または言及した物体に近い物体と同じ程度に似ているか、または物体とみなされる形状及び/または構造、及び/または動作を意味する。
「一定の(constant)」、「均一の(uniform)」、「連続的な(continuous)」「同時的な(simultaneous)」、「同等の(equal)」という用語、及び一見して明確な他の用語は、「近い」または「ほぼ」といったそれぞれの用語も意味する。
「縦(vertical)」、「垂直(perpendicular)」、「平行(parallel)、「対向(opposite)」、「平坦(flat)」、「直線(straight)」という用語、並びに他の角度及び幾何学的関係は、機能的及び/または実質的といったそれぞれの用語も意味する。
「好ましい(preferred)」、「好ましくは(preferably)」、「典型的(typical)」または「典型的には(typically)という用語は、本発明または本発明の実施形態の範囲を限定するものではない。
「例示的に(examplary)」または「例(example)」という用語は、限定されない例示を意味し、本発明の範囲または本発明の実施形態を限定するものではない。
「含む(comprises)、含む(comprising)、備える(includes)、備える(including)、有する(having)、およびそれらの変化形および同根語は、「限定せずに含む」ことを意味する。
「〜でもよい(may)」という用語は、選択肢は本発明の少なくとも一部を構成するが、含む若しくは含まない、及び/または使用する若しくは使用されない、及び/または実行する若しくは実行されないという選択肢を意味する。
文脈が他に示さない限り、一つの形態の物体(例えば「物」または「前記物」)の言及は、複数形態(例えば「物(the things)を除く。
本発明は、例示方法により提供される実施形態の説明を用いて記載してきた。本発明は、本発明の範囲を限定または他の実施形態を排除することを意図しない。記載した実施形態は、種々の特徴を含むが、その全ての特徴が本発明の全ての実施形態に必ずしも必要とされるものではない。本発明の幾つかの実施形態は、幾つかの特徴のみを、または可能性として該特徴を組み合わせた特徴を使用する。代替的および追加的に、単一の装置として記載または示した本発明の一部分は、協調して作用、または記載若しくは示した機能を遂行するために作用する2つ以上の実体に属してよい。代替的および追加的に、2つ以上の別箇の物理的実体として記載および示した本発明の一部分は、記載/示した機能を遂行するために一つの実体に一体化されてよい。1つまたは複数の実施形態に対するバリエーションは、他の実施形態との可能な組み合わせ全てにおいて組み合わされてよい。
明細書および特許請求の範囲において、他に特別に特定しない限り、ある順序で操作、行為、または工程が記載される場合は、該順序は任意の実施方法で変更されてよい。
以下の請求の範囲における用語は明細書中で特定または記載された用語に限定されず解釈されるべきである。

Claims (22)

  1. 締付け可能な骨盤スプリントであって、
    (a)収縮用歯止め機構及び締付け用取手を備えるバックルと、
    (b)前記バックルが有する対向する2つの端部で前記バックルに連結され、前記骨盤を取り囲むように適合された可撓性のバンドとを備える骨盤スプリント。
  2. 前記歯止め機構を使用して前記バックルが有する対向する2つの端部間の間隔を収縮させることにより、前記骨盤の周囲を締付けるように適合されている請求項1に記載の骨盤スプリント。
  3. 前記スプリントは、前記取手の動きにより締付けられるように適合されており、前記取手が片手で操作可能である請求項2に記載の骨盤スプリント。
  4. 前記バックルは、締付け位置で前記スプリントを固定するように適合された固定機構をさらに備える請求項1に記載の骨盤スプリント。
  5. 前記バックルは、前記スプリントを緩めるように適合された解除用バネ止めをさらに備える請求項1に記載の骨盤スプリント。
  6. 前記バンドは、前記バックルに取り外し可能に連結されるように適合されている請求項1に記載の骨盤スプリント。
  7. 前記バンドは、前記バンドの少なくとも一部分の長さに沿って連結形態を備え、前記連結形態は、前記バンドを前記バックルに連結させるように適合されている請求項1に記載の骨盤スプリント。
  8. 前記バックルは、前記バンドの連結形態と嵌合するように適合された構造を備える請求項7に記載の骨盤スプリント。
  9. 前記バックルはボタンを備え、前記バンドの連結形態はスリットを備え、前記ボタンは前記スリットに適合し、それにより前記バンドが前記バックルに連結される請求項7に記載の骨盤スプリント。
  10. 前記スプリントは実質的にX線を透過する請求項1に記載の骨盤スプリント。
  11. 前記スプリントは使い捨てることができる請求項1に記載の骨盤スプリント。
  12. 骨盤スプリントのためのキットであって、
    (a)収縮用歯止め機構及び締付け用取手を備える少なくとも1つのバックルと、
    (b)前記バックルが有する対向する2つの端部で前記バックルに連結され、前記骨盤を取り囲むように適合された少なくとも1つの可撓性のバンドを備えるキット。
  13. 前記スプリントは、前記歯止め機構を使用して前記バックルが有する対向する2つの端部間の間隔を収縮させることにより前記骨盤の周囲を締付けるように適合されている請求項12に記載のキット。
  14. 前記スプリントは、取手の動きにより締付けられるように適合されており、前記取手が片手で操作可能である請求項12に記載のキット。
  15. 締付け位置で前記スプリントを固定するように適合された固定機構をさらに備える請求項12に記載のキット。
  16. 前記バックルは、前記スプリントを緩めるように適合された解除用バネ止めをさらに備える請求項12に記載のキット。
  17. 前記バンドは、前記バックルに取り外し可能に連結されるように適合されている請求項12に記載のキット。
  18. 前記バンドは前記バンドの少なくとも一部分の長さに沿って連結形態を備え、前記連結形態は前記バンドを前記バックルに連結させるように適合されている請求項12に記載のキット。
  19. 前記バックルは、前記バンドの連結形態と嵌合するように適合された構造を備える請求項18に記載のキット。
  20. 前記バックルはボタンを備え、前記バンドの連結形態はスリットを備え、前記ボタンは前記スリットに適合し、それにより前記バンドが前記バックルに連結される請求項18に記載のキット。
  21. 前記スプリントが実質的にX線を透過する請求項12に記載のキット。
  22. 前記スプリントが使い捨てることができる請求項12に記載のキット。
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