JPS6335610Y2 - - Google Patents

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JPS6335610Y2
JPS6335610Y2 JP4623483U JP4623483U JPS6335610Y2 JP S6335610 Y2 JPS6335610 Y2 JP S6335610Y2 JP 4623483 U JP4623483 U JP 4623483U JP 4623483 U JP4623483 U JP 4623483U JP S6335610 Y2 JPS6335610 Y2 JP S6335610Y2
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JP
Japan
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belt
floating
rod
base frame
shaft
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Expired
Application number
JP4623483U
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JPS59150426U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は医療用の腰装具用ベルトの締結金具の
改良に関する。
医療用の腰椎牽引用の腰装具におけるベルトの
締結金具は、従来、第1図に示すように締め付け
ベルト1の短手方向の中央部の適宜位置に複数個
の小穴2をあけ、環3と掛け金具4とでなる環形
締結金具5の環3内に締め付けベルト1を貫通
し、掛け金具4を小穴2に選択貫通して腰装具を
締め付けベルト1で締め付け固定していた。
上述の様な環形締結金具を用いた締め付けベル
トで腰装具を締め付けるに際しては、掛け金具を
小穴へ差し込むことが煩わしく、また締め付けの
無段階な微調整が困難であつた。さらに腰装具の
腰部への着脱時には複数本の締め付けベルトをす
べて環形締結金具から抜いたり差し込んだりしな
ければならず着脱作業が煩わしく面倒であつた。
本考案は上述の不具合点を解消したもので、腰
装具用ベルトの締結が容易に行なえてしかもベル
トには適度な締め付け力が保持される腰装具用ベ
ルトの締結金具を提供することを目的としてなさ
れたものである。
即ち本考案はコ字形ベース枠体8の内側に解除
金具12を軸11で軸支してなり、該ベース枠体
8の上板9と下板10との間には前記軸11及び
固定棒17を掛け渡して固定し、また上板9と下
板10の固定棒17の反対側端部には鉤形に切り
込んだ開口部18を形成し、前記解除金具12は
押え部13の両側から平行に腕部14,14を延
設し、さらに該腕部14,14には内部に湾曲す
る遊動部15,15を延設してなり該遊動部1
5,15の両先端に遊動棒16を掛け渡して固着
してなり、腕部14と遊動部15との境界点は鋭
角に屈曲されると共に軸11でベース枠体8に軸
支されて組み込まれ、該軸11を支点にして固定
棒17に接触離反自在に回動する遊動部15は固
定棒17を回動半径内に有する長さとして構成さ
れ、押え部13をベース枠体8のコ字形内方へ押
えることによつて遊動棒16が固定棒17から離
反することを特徴とする腰装具用ベルトの締結金
具である。
以下本考案の実施例の構成を添付図面に基づい
て詳述する。
締結金具6はベルト7が緊張状態であつても締
結を容易に解除することができるものであつて、
該締結金具6は方形板体の両端を折り曲げてコ字
形にしたベース枠体8の上板9と下板10との間
の一方部位に軸11が掛け渡して止着される。
ベース枠体8に組み込まれる解除金具12の押
え部13の両端から一対に平行に延びた腕部1
4,14と該腕部14,14を延長した部位には
遊動部15,15を一体的に有し、該解除金具1
2の遊動部15,15基端は軸11に軸支されて
解除金具12は前記ベース枠体8に組み込まれ
る。解除金具12の遊動部15,15の先端部に
は遊動棒16が掛け渡されて取着される。
軸11を支点にして回動する遊動棒16の回動
範囲内であつてしかも遊動棒16に巻き回される
ベルト7の張力矢印イ方向側の適宜位置に固定棒
17が上板9と下板10とに掛け渡されて固定さ
れる。遊動棒16で巻き回したベルト7の先端部
は締結金具6中のベルト7位置を調節する自由端
27となされる。上板9と下板10の他方部位に
は同形状に鉤形の開口部18が切り欠かれる。
腰装具26は皮革等で作られて人体腰部の両側
に当接されるパツド19,19の夫々の外面に縫
い付けたベルト支持体20,20…に腰部を締め
付けるウエストベルト21を挿通し、さらに該ベ
ルト支持体20,20…に臀部を締め付けるピツ
プベルト22を挿通してなる。該ウエストベルト
21、ヒツプベルト22の夫々の一方端には両端
に大径部を有して棒体でなる掛止棒23が巻き回
されて保持され、前記ウエストベルト21、ヒツ
プベルト22の他方近くにはウエストベルト2
1、ヒツプベルト22が遊動棒16,16に巻き
回され締結金具6,6が取着される。
前記ベルト支持体20,20はパツド19,1
9の正面取付位置から下方向に延長されて牽引ベ
ルト24,24に一連に接続されさらに牽引ベル
ト24,24はUターンして該パツド19,19
の背面に取り付けられるベルト支持体20,20
に一連に接続される。該牽引ベルト24,24の
Uターン状屈曲位置にはD形の引掛け環25,2
5が外嵌される。
本考案の腰装具用ベルトの締結金具6を使用し
た牽引治療用の腰装具26の装着方法は、まずパ
ツド19,19を患者の腰部両側に当てがう。腹
部にてウエストベルト21、ヒツプベルト22に
取り付けられた締結金具6,6の開口部18,1
8に掛止棒23,23を夫々掛止し、ウエストベ
ルト21、ヒツプベルト22の夫々の自由端2
7,27を引つ張つてウエストベルト21、ヒツ
プベルト22を締め付けて腰装具26を患者の腰
部に装着する。
締結金具6の締結作用は、遊動棒16に巻き回
されたベルト7に張力が働くとこの張力により遊
動棒16は軸11を支点として固定棒17に接近
する方向に回動する。遊動部15に取着されて回
動する遊動棒16の回動半径よりわずか内側に固
定棒17が存しているので遊動棒16に巻き回さ
れるベルト7は固定棒17により屈曲される。該
固定棒17周辺の屈曲部分では矢印イ方向に張力
を有するベルト7と固定棒17とで遊動棒16を
巻き回してUターンしているベルト7を挾着して
いるので、この屈曲部分で生じる摩擦抵抗と、さ
らに固定棒17と遊動棒16とによるベルト7へ
の挾着力とによりベルト7は止着される。
腰装具26を装着した後適宜な方法で引掛け環
25を牽引して腰椎の牽引治療を行なう。
腰装具26を人体から外す時は解除金具12の
押え部13をベース枠体8の内部方向に押えるこ
とによつて行なう。押え部13を押えると押え部
13、腕部14、遊動部15へと順次押圧力が伝
導して遊動棒16は軸11を支点として固定棒1
7から離反する方向に回動する。遊動棒16が回
動するとベルト7の屈曲は直されてベルト7相互
間の摩擦抵抗は除去され、さらに遊動棒16と固
定棒17によるベルト7の挾着力は除去されベル
ト7は解除される。
以上の様に締結金具6は作用してウエストベル
ト21、ヒツプベルト22の締結金具6,6の締
結は解除され、掛止棒23,23をベース枠体
8,8の開口部18,18から外し腰装具26を
人体から離脱する。
以上の構成、作用の本考案の効果を以下に述べ
る。
腰装具を装着するときベルトの一方端に取り付
けた締結金具にベルトの他方端に取り付けた掛止
棒を掛止して、締結金具から引き出されたベルト
の自由端を引つ張るだけで極めて簡単に素早くベ
ルトを締結できるため、腰装具の装着に係る時
間、手数を縮少し作業効率を上昇せしめた。
またベルトは無段階にどの位置にでも適当な締
め付け力を患者に与えて締結できるため、締め過
ぎによる不快感やあるいは締め不足による巻き回
装具の位置ずれや位置ずれによる不快感を無くし
た。
また従来、ベルト固定用部材を保持するレバー
をベース枠体の内方へ押し込むことによりベルト
を締結し、レバーを引き出すことによりベルトを
解除する締結金具はあつたがワンタツチで片手で
も容易に解除することは困難であつた。ところが
本考案によれば腰装具を外すときは締結金具の解
除金具を押えるだけで患者でも施療者でも容易に
外せるので、緊急時のベルト解除には極めて有利
であり安心して腰装具を用いることができるよう
になつた。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案及び従来の実施例を示すもので、
第1図は従来の環形締結金具を用いた腰装具の正
面図、第2図以下は本考案締結金具の実施例を示
すもので第2図は外観図、第3図は締結金具の断
面図、第4図は第3図のA−A断面図、第5図は
本考案を用いた腰装具の正面図、第6図は第5図
の平面図、第7図は掛止棒の外観図である。 8……ベース枠体、9……上板、10……下
板、11……軸、12……解除金具、13……押
え部、14……腕部、15……遊動部、16……
遊動棒、17……固定棒、18……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コ字形ベース枠体8の内側に解除金具12を軸
    11で軸支してなり、該ベース枠体8の上板9と
    下板10との間には前記軸11及び固定棒17を
    掛け渡して固定し、また上板9と下板10の固定
    棒17の反対側端部には鉤形に切り込んだ開口部
    18を形成し、前記解除金具12は押え部13の
    両側から平行に腕部14,14を延設し、さらに
    該腕部14,14には内部に湾曲する遊動部1
    5,15を延設してなり該遊動部15,15の両
    先端に遊動棒16を掛け渡して固着してなり、腕
    部14と遊動部15との境界点は鋭角に屈曲され
    ると共に軸11でベース枠体8に軸支されて組み
    込まれ、該軸11を支点にして固定棒17に接触
    離反自在に回動する遊動部15は固定棒17を回
    動半径内に有する長さとして構成され、押え部1
    3をベース枠体8のコ字形内方へ押えることによ
    つて遊動棒16が固定棒17から離反することを
    特徴とする腰装具用ベルトの締結金具。
JP4623483U 1983-03-28 1983-03-28 腰装具用ベルトの締結金具 Granted JPS59150426U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4623483U JPS59150426U (ja) 1983-03-28 1983-03-28 腰装具用ベルトの締結金具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4623483U JPS59150426U (ja) 1983-03-28 1983-03-28 腰装具用ベルトの締結金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59150426U JPS59150426U (ja) 1984-10-08
JPS6335610Y2 true JPS6335610Y2 (ja) 1988-09-21

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ID=30176784

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JP4623483U Granted JPS59150426U (ja) 1983-03-28 1983-03-28 腰装具用ベルトの締結金具

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JPS59150426U (ja) 1984-10-08

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