JP2013505418A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. 廃棄物処理方法であって：
   チャンバ内に廃棄物を導入する工程、該廃棄物を高温に加熱して該廃棄物の熱分解をもたらす工程、該チャンバ内に酸素を導入して該廃棄物の燃焼をもたらす工程、および燃焼された廃棄物を該チャンバから取り除く工程を含み、
   ガスで該廃棄物を撹拌して燃焼を促進する工程をさらに含む、方法。
2. 前記チャンバ内に高圧のガスを導入し、燃焼の間、前記廃棄物を撹拌する工程を含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記チャンバ内の燃焼中の廃棄物の堆積を繰り返し撹拌し、該堆積中の廃棄物の燃焼を促進する工程を含む、請求項１または２に記載の方法。
4. ２０秒毎に少なくとも１回〜５分毎に少なくとも１回の頻度で前記廃棄物を撹拌する工程を含む、請求項１から３のいずれかに記載の方法。
5. 前記ガスが空気を含む、請求項１から４のいずれかに記載の方法。
6. ３気圧またはそれ以上の圧力で、前記チャンバ内に前記ガスを導入する工程を含み、好ましくは該ガスが５気圧またはそれ以上の圧力である、前記請求項のいずれかに記載の方法。
7. 燃焼中の廃棄物を、空気バーストで周期的に破壊し、該廃棄物の燃焼を促進する工程を含む、前記請求項のいずれかに記載の方法。
8. 請求項１から７のいずれかに記載の方法による廃棄物処理装置であって：
   密閉可能なチャンバ、
   該チャンバ内の廃棄物処理領域、
   該チャンバ内に廃棄物を導入するための導入口、
   処理後廃棄物を排出するための排出口、および
   加熱要素を備え、
   該装置が、該チャンバの壁に１以上の吸気口、高圧空気供給源および該高圧空気供給源に該吸気口を連結する１以上の導管をさらに備える、装置。
9. 前記１以上の吸気口が、前記チャンバの少なくとも半分より下の下壁部、または前記チャンバの底部に設置されたノズル形状である、請求項８に記載の装置。
10. 前記１以上の吸気口が、前記チャンバの底に向けて設置された燃焼中の廃棄物に、高圧の空気を送るための使用に適合される、請求項８または９のいずれかに記載の装置。
11. 前記１以上の吸気口を介して周期的に前記チャンバ内に空気を導入するように適合された制御ユニットを備える、請求項８から１０のいずれかに記載の装置。
12. 使用時に、少なくとも３気圧の圧力で前記チャンバ内に空気が導入され、好ましくは該空気が少なくとも５気圧の圧力でチャンバ内に導入される、請求項８から１１のいずれかに記載の装置。
13. 前記熱分解をもたらす温度が４００〜７００℃である、請求項１から７のいずれかに記載の方法。
14. 少なくとも４００℃の温度で燃焼を実施する工程を含む、請求項１から７のいずれかに記載の方法。
15. 廃棄物処理装置であって：
    密閉可能なチャンバ、
    該チャンバ内の廃棄物処理領域、
    該チャンバ内に廃棄物を導入するための導入口、
    処理後廃棄物を排出するための排出口、
    加熱要素、および
    該チャンバの壁あるいは床に設置された１以上の吸気口を備え、該１以上の吸気口が、チャンバ内に空気を導入するためにそのような該１以上の吸気口がそれぞれ独立して用いられ得るように、制御装置を介して空気供給器に連結され、そして該制御装置が、以下の様式：
    （i）該チャンバ内の廃棄物の熱分解の間に、該チャンバ内に空気が導入され、該チャンバから排出するオフガスを希釈する様式；
    （ii）該チャンバ内の廃棄物の燃焼の間に、バーストで該チャンバ内に空気が導入され、該廃棄物を撹拌して燃焼を促進する様式；および
    （iii）燃焼の間に、該チャンバ内に空気が導入され、蓄積された灰を除去する様式
    のうち少なくとも２つで実施するようにプログラムされている、装置。
16. 前記１以上の吸気口が、チャンバ内に空気または水を導入するためにそのような該１以上の吸気口がそれぞれ独立して用いられ得るように、制御装置を介して空気供給器および水供給器に連結され、そして該制御装置が、燃焼の間、チャンバ内に水が導入され、蓄積された灰を除去する様式（iv）で実施するようにもプログラムされている、請求項１５に記載の装置。
17. 廃棄物処理方法であって、請求項１から７のいずれかに記載の廃棄物を撹拌して燃焼を促進する工程、熱分解の間、チャンバ内に少量の空気を導入する工程、および該燃焼により生成された蓄積された灰を撹拌して該蓄積された灰を除去し、かつそれを該チャンバの出口に促す工程を含む、方法。