JP2000257824A - 燃焼設備の制御方法及び装置 - Google Patents

燃焼設備の制御方法及び装置

Info

Publication number
JP2000257824A
JP2000257824A JP11063831A JP6383199A JP2000257824A JP 2000257824 A JP2000257824 A JP 2000257824A JP 11063831 A JP11063831 A JP 11063831A JP 6383199 A JP6383199 A JP 6383199A JP 2000257824 A JP2000257824 A JP 2000257824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
combustion
signal
target system
combustion furnace
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11063831A
Other languages
English (en)
Inventor
Bungo Takemura
文吾 竹村
Hiroshi Yamamoto
寛 山元
Koichiro Kai
公一郎 甲斐
Hiroshi Inushima
浩 犬島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP11063831A priority Critical patent/JP2000257824A/ja
Publication of JP2000257824A publication Critical patent/JP2000257824A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼設備に設けられた検出系及び調整系間の
因果関係を一般には正確に把握できない場合、数値化で
きない外乱によりPID制御ではオーバシュートが発生
する場合であっても、速やかに燃焼炉温度を目標値に安
定化できる乾溜ガス化焼却処理装置(バッチ炉)に好適
な燃焼設備の制御方法及び装置を提供する。 【解決手段】 乾溜ガス化焼却処理装置1における燃焼
炉の温度を測定し、PID制御部21が、前記燃焼炉の
温度の測定値と目標値との偏差に基づいてガス化空気ダ
ンパ3aを動作させて前記ガス化炉に供給するガス化空
気量をPID制御し、比率制御部22が、前記測定値に
基づいて2次燃焼空気ダンパ3bを動作させて前記燃焼
炉に供給する2次燃焼空気量を比率制御する一方で、コ
ンピュータ5が、PID制御部21及び比率制御部22
と協調して、前記測定値に基づいて該測定値を前記目標
値に一致させる制御を行なう構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾溜式のガス化炉
と、乾溜された可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉とを備え
た燃焼設備において燃焼炉温度を一定に保持すべく各炉
への燃焼空気量を制御する方法及びこの方法を用いた装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、特開平5−141638号公報
に開示されている従来の燃焼設備の構成を示すブロック
図である。図5において、1は乾溜ガス化焼却処理装置
であり、該乾溜ガス化焼却処理装置1は、ガス化炉1
1、燃焼炉12、冷却炉13、集塵サイクロン14、誘
引ファン15、排ガス分析計16、煙突17、及び押込
みファン18等を備えている。
【0003】ガス化炉11に投入されたゴミ等の燃焼物
は、押込みファン18からガス化空気ダンパ3aを介し
てガス化炉11へ供給されるガス化空気によって、その
一部を燃焼されつつ乾溜され、可燃性ガス及び灰に熱分
解された後で、可燃性ガスのみが燃焼炉12へ送られ
る。
【0004】燃焼炉12に送られた可燃性ガスは、押込
みファン18から2次燃焼空気ダンパ3bを介して燃焼
炉12へ供給される2次燃焼空気と混合され、燃焼炉1
2の立ち上げ時には、図示しないバーナによって、また
昇温後には、自然燃焼される。
【0005】燃焼炉12から排出される排ガスは、冷却
炉13に送られ、ここで冷却される。冷却された排ガス
は、集塵サイクロン14を通過する際に煤塵を除去され
た後で、排ガスを誘引する誘引ファン15を介して煙突
17から排出される。煙突17から排出される排ガス
は、直前に設けられた排ガス分析計16によって、その
成分を計測される。
【0006】なお、ガス化炉11に供給されるガス化空
気はガス化空気ダンパ3aにより、また燃焼炉12に供
給される2次燃焼空気は2次燃焼空気ダンパ3bによ
り、夫々流入量(第1及び第2空気量)を調整されるよ
うになっている。また、乾溜ガス化焼却処理装置1に
は、ガス化空気ダンパ3a及び2次燃焼空気ダンパ3b
を夫々制御する自動燃焼制御装置2に接続されている。
【0007】自動燃焼制御装置2は、PID制御部21
及び比率制御部22を備え、燃焼炉12に設けられた温
度計19から与えられる燃焼炉温度を各制御部への入力
とし、PID制御部21はガス化空気ダンパ3aを、比
率制御部22は2次燃焼制御ダンパ3bを夫々制御する
ようになっている。
【0008】具体的には、PID制御部21は、予め設
定された燃焼炉12の目標温度と、温度計19により測
定された燃焼炉12の実測温度との偏差に基づいて、ガ
ス化空気ダンパ3aのPID制御を行なう。例えば、実
測温度が目標温度よりも低い場合には、ガス化炉11へ
のガス化空気量を増大させて可燃性ガスの発生を促進す
る。これとは反対に、実測温度が目標温度よりも高い場
合には、ガス化炉11へのガス化空気量を減少させて可
燃性ガスの発生を抑制する。
【0009】比率制御部22は、温度計19により測定
された燃焼炉12の温度に応じて所定比率で2次燃焼空
気ダンパ3bを比率制御(比例制御ともいう)する。例
えば、可燃性ガスの発生量の増大に伴って燃焼炉12の
温度が上昇した場合には、このときの温度に応じた比率
で燃焼炉12への2次燃焼空気量を増大させる。これと
は反対に、可燃性ガスの発生量の減少に伴って燃焼炉1
2の温度が下降した場合には、このときの温度に応じた
比率で燃焼炉12への2次燃焼空気量を減少させ、これ
によって燃焼炉12内に導入された可燃性ガスを常時完
全燃焼させて、CO2 、NOx、及びダイオキシン等の
有害ガスの発生を抑制している。
【0010】この燃焼炉12における可燃性ガスの燃焼
によって生じる熱エネルギは、ボイラー、タービンエン
ジン等の熱源として用いられ、これによって燃焼物の焼
却処理という本来の目的に加えて、処理中に発生する熱
エネルギを副産物として利用している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した如
き従来の燃焼設備におけるPID制御及び比率制御にお
いては温度計によって測定された変数と、各ダンパを制
御する変数との因果関係を予め知る必要があり、これら
を組み合わせた因果関係についての深い知識と経験とを
必要とする。たとえ因果関係を知ることができたとして
も、この関係は固定的なものとなり、制御の目的を自由
に変更することはできない。また、これらの因果関係が
正しいとも限らない。因果関係がないと思われている変
数の間にも因果関係がある可能性もある。さらに、従来
の自動燃焼制御装置においては、測定変数の値をフィー
ドバックし、本質的にPID制御を行なうため、数式化
できない外乱等に対して速すぎる応答をするので、オー
バシュートすることが多いという問題もあった。
【0012】これらの問題点を解決すべく、特開昭62
−169920号公報には、前述した如きPID制御を
行ない、これによって空気操作量を求める一方、制御対
象システム全体をブラックボックスモデルとして扱い、
これに試験用信号をコンピュータを用いて発生させ、こ
れにより操作変数の変動を測定し、自己回帰モデルを用
いて多変数間の因果関係を知り得る方法が開示されてい
る。
【0013】また、特開平6−332501号公報に
は、前述した如きPID制御を行ない、これによって空
気操作量を求める一方、数式化できない外乱に対してニ
ューラルネットワークを用い、予め学習によって得られ
たネットワークにより空気操作量を求め、これらの空気
操作量の偏差に基づいて空気量を調整する方法が開示さ
れている。
【0014】しかし、これらの方法は、ストーカ式、流
動床式等の連続炉に対応するものであり、図5に示した
如き乾溜ガス化焼却処理装置(バッチ炉)に適用するも
のではなかった。
【0015】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、従来のPID制御及び比率制御における各制御
入力信号に例えば状態フィードバックに基づいた所定信
号を付加し、該所定信号に基づいて燃焼炉温度の実測値
を目標値に一致させる制御を、PID制御及び比率制御
と協調させることにより、燃焼設備に設けられた検出系
及び調整系間の因果関係を一般には正確に把握すること
ができないような場合、数値化できない外乱によりPI
D制御ではオーバシュートが発生するような場合であっ
ても、速やかに燃焼炉温度を目標値に安定化することが
できる燃焼設備の制御方法及び装置を提供することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る燃焼設備
の制御方法は、燃焼物を燃焼しつつ乾溜し、前記燃焼物
から可燃性ガスを発生させるガス化炉と、該ガス化炉で
発生した前記可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉とを備える
燃焼設備における前記燃焼炉の温度を測定し、該燃焼炉
の温度の測定値と目標値との偏差に基づいて前記ガス化
炉に供給する第1空気量をPID制御し、前記測定値に
基づいて前記燃焼炉に供給する第2空気量を比率制御す
る一方、所定信号に基づいて前記測定値を前記目標値に
一致させる制御を、前記PID制御及び比率制御と協調
することを特徴とする。
【0017】第2発明に係る燃焼設備の制御方法は、第
1発明の燃焼設備の制御方法において、前記所定信号を
入力とし、前記測定値を出力とするプロセスを制御対象
システムとした最適レギュレータを構築することによっ
て前記所定信号を求めることを特徴とする。
【0018】第3発明に係る燃焼設備の制御方法は、第
1発明の燃焼設備の制御方法において、前記燃焼炉から
排出される排ガス中に含まれた所定成分の量を測定し、
この測定量を可及的に少なくすべく協調制御を行なうこ
とを特徴とする。
【0019】第4発明に係る燃焼設備の制御方法は、第
3発明の燃焼設備の制御方法において、前記所定信号を
入力とし、前記測定量を出力とするプロセスを制御対象
システムとした最適レギュレータを構築することによっ
て前記所定信号を求めることを特徴とする。
【0020】第5発明に係る燃焼設備の制御方法は、第
2及び第4発明の燃焼設備の制御方法において、前記最
適レギュレータの状態推定器が、前記制御対象システム
の同一次元オブザーバであることを特徴とする。
【0021】第6発明に係る燃焼設備の制御方法は、第
5発明の燃焼設備の制御方法において、前記制御対象シ
ステムを励振すべくこれに入力した入力信号と、前記制
御対象システムの出力信号とを統計処理して前記制御対
象システムの数値モデルを作成することにより、前記同
一次元オブザーバを構築し、前記数値モデルとしてMA
RXモデルを用いてあることを特徴とする。
【0022】第7発明に係る燃焼設備の制御方法は、第
6発明の燃焼設備の制御方法において、前記入力信号
が、M系列信号であることを特徴とする。
【0023】第8発明に係る燃焼設備の制御装置は、燃
焼物を燃焼しつつ乾溜し、前記燃焼物から可燃性ガスを
発生させるガス化炉と、該ガス化炉で発生した前記可燃
性ガスを燃焼させる燃焼炉とを備える燃焼設備における
前記燃焼炉の温度を測定する温度計と、該温度計による
前記燃焼炉の温度の測定値と目標値との偏差に基づいて
前記ガス化炉に供給する第1空気量をPID制御するP
ID制御手段と、前記測定値に基づいて前記燃焼炉に供
給する第2空気量を比率制御する比率制御手段と、所定
信号に基づいて前記温度を前記目標値に一致させるべ
く、前記PID制御手段及び比率制御手段と協調制御す
る協調制御手段とを備えることを特徴とする。
【0024】第9発明に係る燃焼設備の制御装置は、第
8発明の燃焼設備の制御装置において、前記協調制御手
段が、前記所定信号を入力とし、前記測定値を出力とす
るプロセスを制御対象システムとした最適レギュレータ
を構築することによって前記所定信号を求めるべくなし
てあることを特徴とする。
【0025】第10発明に係る燃焼設備の制御装置は、
第8発明の燃焼設備の制御装置において、前記燃焼炉か
ら排出される排ガス中に含まれた所定成分の量を測定す
る成分量計を更に備え、前記協調制御手段が、前記成分
量計による測定量を可及的に少なくするように前記協調
制御を行なうべくなしてあることを特徴とする。
【0026】第11発明に係る燃焼設備の制御装置は、
第10発明の燃焼設備の制御装置において、前記協調制
御手段が、前記所定信号を入力とし、前記測定量を出力
とするプロセスを制御対象システムとした最適レギュレ
ータを構築することによって前記所定信号を求めるべく
なしてあることを特徴とする。
【0027】第12発明に係る燃焼設備の制御装置は、
第9及び第11発明の燃焼設備の制御装置において、前
記最適レギュレータの状態推定器が、前記制御対象シス
テムの同一次元オブザーバであることを特徴とする。
【0028】第13発明に係る燃焼設備の制御装置は、
第12発明の燃焼設備の制御装置において、前記協調制
御手段が、前記制御対象システムを励振すべくこれに入
力した入力信号と、前記制御対象システムの出力信号と
を統計処理する統計処理手段と、該統計処理手段による
処理結果に基づいて前記制御対象システムの数値モデル
を作成することにより、前記同一次元オブザーバを構築
するオブザーバ構築手段とを備え、前記数値モデルとし
てMARXモデルを用いてあることを特徴とする。
【0029】第14発明に係る燃焼設備の制御装置は、
第13発明の燃焼設備の制御装置において、前記入力信
号が、M系列信号であることを特徴とする。
【0030】本発明に係る燃焼設備の制御方法及び装置
の原理について以下に詳述する。図6は、フィードバッ
ク系を備えた一般的な制御対象システムのブロック線図
であり、この制御対象システムの状態方程式は、式
(1)で与えることができる。
【0031】
【数1】
【0032】ここで、x(t)∈Rn 、u(t)∈
r 、及びy(t)∈Rm は、時刻tにおける制御対象
システムの状態、入力、及び出力を夫々示す。また、A
∈Rn * n 、B∈Rn * r 、C∈Rm * n である。
【0033】図7は、図6に示した制御対象システムに
状態変数フィードバックを組み込んだ最適レギュレータ
を示すブロック線図である。図6に示したような制御系
においては、たとえ制御対象システム自体が安定であっ
ても、フィードバック系を備えることにより不安定とな
ることがある。このような不安定要因を動的最適化の観
点から解消する方法を最適制御という。最適制御では、
制御系設計仕様を評価規範で定量化し、制約条件を状態
方程式で与えて評価規範を最大又は最小とするような制
御則を求めるものである。この中で、評価規範としての
後述する2次形式評価関数Jを最小化するものを最適レ
ギュレータと呼んでいる。
【0034】最適レギュレータは、制御対象の状態変数
xをフィードバックする閉ループ系であって、制御対象
システムについて(A,B)が可制御対であれば、不安
定な制御対象システムを安定化することができる。
【0035】状態変数xが可観測であるとすれば、状態
変数フィードバック入力uは、状態変数xにレギュレー
タゲインKを乗じたu=−Kxとなる。レギュレータゲ
インKは、式(2)の代数リカッチ(Riccati )方程式
の解Pを用いて式(3)で与えることができる。
【0036】 P=At PA−At PB(Bt PB+R)-1t PA+Ct QC …(2) K=(Bt PB+R)-1t PA …(3)
【0037】ここで、Qを対称な準正定行列、Rを対称
な正定行列とすれば、レギュレータゲインKは、式
(4)の2次形式評価関数Jを最小にすることができ
る。
【0038】 J=Σ[y(t)t Qy(t)+u(t)t Ru(t)] …(4)
【0039】従って、Q、Rによって、y(t)の変動
量、u(t)の操作量を設定することができる。
【0040】実際の系では、制御対象システムの状態変
数xが全て可観測であることは希である。そこで、可観
測な状態変数から全状態量を再構築するための同一次元
オブザーバを用いて状態変数xを推定する。
【0041】図8は、図6に示した制御対象システムに
同一次元オブザーバを組み込んだ構成を示すブロック線
図である。同一次元オブザーバでは、式(5)によっ
て、x(t)の推定値を算出することができる。
【0042】
【数2】
【0043】ここで、同一次元オブザーバゲインLは、
式(6)に示す制御対象システムの双対システムの最適
レギュレータ問題に帰着し、式(7)の代数リカッチ方
程式の解を用いて式(8)で与えることができる。
【0044】
【数3】
【0045】このとき、Qを対称な準正定行列、Rを対
称な正定行列とすれば、オブザーバゲインLは、式
(9)の2次形式評価関数Jを最小にすることができ
る。
【0046】
【数4】
【0047】従って、Q、Rによってx(t)の変動
量、v(t)の操作量を設定することができる。
【0048】図9は、図6に示した制御対象システムに
図7に示した最適レギュレータと図8に示したオブザー
バとの両方を組み込んだ構成を示すブロック線図であ
る。このような最適レギュレータとオブザーバとを併用
した制御系では、制御対象システムを高い精度で数値モ
デル化してオブザーバを構築することが重要である。
【0049】そこで、制御対象システムの数値モデルを
作成するために、システム励振用の信号を入力したとき
に観測した入出力信号を統計処理して数値モデルを作成
するシステム同定の手法を用いる。なお、システム励振
用の信号には、擬似白色2値信号のM系列信号を用い
る。
【0050】図10は、M系列信号の演算アルゴリズム
を示すフローチャートである。まず、システム励振用の
信号の出力レンジを設定し(ステップ1)、前記信号の
出力周期を設定する(ステップ2)。次に、シフトレジ
スタ係数を設定し(ステップ3)、初期値を設定する
(ステップ4)。そして、出力値を演算し(ステップ
5)、この演算結果を出力し(ステップ6)、ステップ
5及び6を終了するまで繰り返す(ステップ7)。
【0051】システム同定は、制御対象システムをブラ
ックボックスモデルと看做して、その入力信号からブラ
ックボックスモデルのパラメータを推定するものであ
る。ブラックボックスモデルとしては、MARXモデル
(外部入力をもつ多変数自己回帰モデル)を適用する。
MARXモデルは式(10)の多項式で表現される。
【0052】 A(z)y(t)=B(z)u(t)+e(t) …(10)
【0053】ここで、入力数m、出力数pとすれば、入
力u(t)、出力y(t)、外部雑音e(t)は夫々
m、p、p次元のベクトル変数となる。A(z)、B
(z)は夫々遅れ演算子z-1の多項式である。式(1
0)から入力u(t)を用いて予測出力を式(11)の
ように求めることができる。
【0054】
【数5】
【0055】パラメータベクトル及び回帰ベクトルを式
(12)、式(13)に定義すると、式(11)は式
(14)に書き換えることができる。なお、Tは転置行
列である。
【0056】
【数6】
【0057】観測入出力u(t)、y(t)、t=1,
2,…,Nが与えられたとき、式(15)に示す、観測
出力y(t)とその予測出力との誤差の2乗和Jを最小
にするΘが最適なMARXモデルのパラメータとなる。
【0058】
【数7】
【0059】式(15)はΘの2次形式であるから、J
をΘについて偏微分して0とおけば、式(16)が得ら
れる。
【0060】
【数8】
【0061】式(16)から求められるMARXモデル
のパラメータは、式(17)のようになる。
【0062】
【数9】
【0063】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。
【0064】実施の形態1.図1は、本発明に係る実施
の形態1の燃焼設備のシステム同定実験の概念を示すブ
ロック図である。なお、図5に示した従来技術と同一部
分には同一の参照符号を付してその詳細な説明は省略す
る。本実施の形態においては、乾溜ガス化焼却処理装置
1、自動燃焼制御装置2、ガス化空気ダンパ3a、及び
2次燃焼空気ダンパ3bを制御対象システム4として構
成してある。
【0065】また、コンピュータ5を設けてあり、該コ
ンピュータ5は、図1において本実施の形態におけるシ
ステム同定実験用のM系列信号を演算・出力するように
なっている。
【0066】そして、自動燃焼制御装置2で演算された
ガス化空気ダンパ3aへのPID制御入力信号と、2次
燃焼空気ダンパ3bへの比率制御入力信号とに、コンピ
ュータ5で演算されたM系列信号を付加して制御対象シ
ステム4を励振するとともに、このときのM系列信号と
燃焼炉温度とを観測しておく。これによって、M系列信
号を入力とし、燃焼炉温度を出力としたMARXモデル
を作成し、同一次元オブザーバと最適レギュレータとを
図2の如く設計する。
【0067】図2は、本発明に係る実施の形態1の最適
レギュレータ燃焼制御系の概念を示すブロック図であ
る。図2におけるオブザーバとしての機能を有したコン
ピュータ5は、最適レギュレータによる状態フィードバ
ック入力信号を演算し、その信号を自動燃焼制御装置2
で演算されたガス化空気ダンパ3aと2次燃焼空気ダン
パ3bとの制御入力信号に付加するようになっている。
【0068】実施の形態2.図3は、本発明に係る実施
の形態2の燃焼設備のシステム同定実験の概念を示すブ
ロック図である。実施の形態1とは、乾溜ガス化焼却処
理装置1に設けられた排ガス分析計16による検出結果
を用いている点で異なっている。その他の構成及び動作
は実施の形態1と同様であり、重複する部分には同一の
参照符号を付してその他の説明は省略する。
【0069】なお、コンピュータ5は、図1と同様にシ
ステム同定実験用のM系列信号を演算・出力するように
なっている。
【0070】そして、自動燃焼制御装置2で演算された
ガス化空気ダンパ3aへのPID制御入力信号と、2次
燃焼空気ダンパ3bへの比率制御入力信号とに、コンピ
ュータ5で演算されたM系列信号を付加して制御対象シ
ステム4を励振するとともに、このときのM系列信号と
排ガス中に含まれる有害ガス(CO、NOx、ダイオキ
シン等)の濃度を排ガス分析計16により観測してお
く。これによって、M系列信号を入力とし、排ガス濃度
を出力としたMARXモデルを作成して、同一次元オブ
ザーバと最適レギュレータとを図4の如く設計する。
【0071】図4は、本発明に係る実施の形態2の最適
レギュレータ燃焼制御系の概念を示すブロック図であ
る。図4におけるオブザーバとしての機能を有したコン
ピュータ5は、図2と同様に、最適レギュレータによる
状態フィードバック入力信号を演算し、その信号を自動
燃焼制御装置2で演算されたガス化空気ダンパ3aと2
次燃焼空気ダンパ3bとの制御入力信号に付加するよう
になっている。
【0072】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1及び第8発明に
よれば、燃焼物を燃焼しつつ乾溜し、前記燃焼物から可
燃性ガスを発生させるガス化炉と、該ガス化炉で発生し
た前記可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉とを備える燃焼設
備における前記燃焼炉の温度を測定し、前記燃焼炉の温
度の測定値と目標値との偏差に基づいて前記ガス化炉に
供給する第1空気量をPID制御し、前記測定値に基づ
いて前記燃焼炉に供給する第2空気量を比率制御するこ
とにより、前記温度を前記目標値に一致させるようにす
る従来の方法に対して、前記PID制御及び比率制御の
各制御入力信号に所定信号を付加し、該所定信号に基づ
いて前記測定値を前記目標値に一致させる制御を、前記
PID制御及び比率制御と協調する構成としたので、燃
焼設備に設けられた検出系及び調整系間の因果関係を一
般には正確に把握することができないような場合、数値
化できない外乱によりPID制御ではオーバシュートが
発生するような場合であっても、速やかに燃焼炉温度を
前記目標値に安定化することができる。
【0073】第2及び第9発明によれば、前記所定信号
を入力とし、前記測定値を出力とするプロセスを制御対
象システムとした最適レギュレータを構築することによ
って前記所定信号を求める構成としたので、例えば自動
燃焼制御装置を含めた従来の燃焼設備全体(具体的に
は、乾溜ガス化焼却処理装置+自動燃焼制御装置+各ダ
ンパ)を1つの制御対象システムとして扱い、この制御
対象システムに最適レギュレータを組み込むことで、前
記所定信号を得ることができるようになる。
【0074】第3及び第10発明によれば、前記燃焼炉
から排出される排ガス中に含まれた所定成分の量を測定
し、この測定量を可及的に少なくすべく前述した協調制
御を行なう構成としたので、前述した協調制御の考え方
を排ガス中の特定成分を減少する目的で行ない、これに
よって例えば排ガス中に含まれ得るCO2 、NOx、ダ
イオキシン等の有害ガスを可及的に減少させることがで
きる。
【0075】第4及び第11発明によれば、上述の第3
及び第10発明において、前記所定信号を入力とし、前
記測定量を出力とするプロセスを制御対象システムとし
た最適レギュレータを構築することによって前記所定信
号を求める構成としたので、この特定成分の制御を第2
及び第9発明と同様の原理にて行なうことができる。
【0076】第5及び第12発明によれば、前記最適レ
ギュレータの状態推定器として、前記制御対象システム
の同一次元オブザーバを用いる構成としたので、より容
易に前記所定信号を得ることができるようになる。
【0077】第6及び第13発明によれば、上述の第5
及び第12発明において、前記制御対象システムを励振
すべくこれに入力した入力信号と、前記制御対象システ
ムの出力信号とを統計処理して前記制御対象システムの
数値モデルを作成することにより、前記同一次元オブザ
ーバを構築し、前記数値モデルとしてMARXモデルを
用いてある構成としたので、このように前記制御対象シ
ステムに前記入力信号を入力することによって前記制御
対象システムを励振させ、これによって行なうことがで
きるシステム同定実験に基づいて前記制御対象システム
を数値モデル化することができる。また、本発明におい
ては、前記数値化モデルにMARXモデルを特に用いて
いる。
【0078】第7及び第14発明によれば、上述の第6
及び第13発明において、前記入力信号として、M系列
信号を用いる構成としたので、上述した如きシステム同
定実験において用いられる白色信号を容易に得ることが
できる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1の燃焼設備のシス
テム同定実験の概念を示すブロック図である。
【図2】 本発明に係る実施の形態1の最適レギュレー
タ燃焼制御系の概念を説明するブロック図である。
【図3】 本発明に係る実施の形態2の燃焼設備のシス
テム同定実験の概念を示すブロック図である。
【図4】 本発明に係る実施の形態2の最適レギュレー
タ燃焼制御系の概念を説明するブロック図である。
【図5】 特開平5−141638号公報に開示されて
いる燃焼設備の構成を示すブロック図である。
【図6】 フィードバック系を備えた一般的な制御対象
システムのブロック線図である。
【図7】 図6に示した制御対象システムに状態変数フ
ィードバックを組み込んだ最適レギュレータを示すブロ
ック線図である。
【図8】 図6に示した制御対象システムに同一次元オ
ブザーバを組み込んだ構成を示すブロック線図である。
【図9】 図6に示した制御対象システムに図7に示し
た最適レギュレータと図8に示した同一次元オブザーバ
との両方を組み込んだ構成を示すブロック線図である。
【図10】 M系列信号の演算アルゴリズムを示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 乾溜ガス化焼却処理装置、2 自動燃焼制御装置、
3a ガス化空気ダンパ、3b 2次燃焼空気ダンパ、
4 制御対象システム、5 コンピュータ(M系列信号
演算、状態フィードバック入力演算)、11 ガス化
炉、12 燃焼炉、16 排ガス分析計、21 PID
制御部、22 比率制御部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G05B 13/02 G05B 13/02 C (72)発明者 甲斐 公一郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 犬島 浩 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3K061 AA24 AB02 AC01 BA02 CA07 FA10 FA21 FA23 3K062 AA24 AB02 AC01 BA02 CB03 DA01 DA21 DB06 DB09 5H004 GB20 HA01 HA04 HA16 HB01 HB04 JA14 JB21 KA71 KA72 KB02 KB04 KB06 KB37 KC08 KC17 KC26 KC28 KC44 KC45 LA12 LA15 LA18

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼物を燃焼しつつ乾溜し、前記燃焼物
    から可燃性ガスを発生させるガス化炉と、該ガス化炉で
    発生した前記可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉とを備える
    燃焼設備における前記燃焼炉の温度を測定し、該燃焼炉
    の温度の測定値と目標値との偏差に基づいて前記ガス化
    炉に供給する第1空気量をPID制御し、前記測定値に
    基づいて前記燃焼炉に供給する第2空気量を比率制御す
    る一方、所定信号に基づいて前記測定値を前記目標値に
    一致させる制御を、前記PID制御及び比率制御と協調
    することを特徴とする燃焼設備の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記所定信号を入力とし、前記測定値を
    出力とするプロセスを制御対象システムとした最適レギ
    ュレータを構築することによって前記所定信号を求める
    請求項1記載の燃焼設備の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記燃焼炉から排出される排ガス中に含
    まれた所定成分の量を測定し、この測定量を可及的に少
    なくすべく協調制御を行なう請求項1記載の燃焼設備の
    制御方法。
  4. 【請求項4】 前記所定信号を入力とし、前記測定量を
    出力とするプロセスを制御対象システムとした最適レギ
    ュレータを構築することによって前記所定信号を求める
    請求項3記載の燃焼設備の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記最適レギュレータの状態推定器は、
    前記制御対象システムの同一次元オブザーバである請求
    項2又は4記載の燃焼設備の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記制御対象システムを励振すべくこれ
    に入力した入力信号と、前記制御対象システムの出力信
    号とを統計処理して前記制御対象システムの数値モデル
    を作成することにより、前記同一次元オブザーバを構築
    し、前記数値モデルとしてMARXモデルを用いてある
    請求項5記載の燃焼設備の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記入力信号は、M系列信号である請求
    項6の燃焼設備の制御方法。
  8. 【請求項8】 燃焼物を燃焼しつつ乾溜し、前記燃焼物
    から可燃性ガスを発生させるガス化炉と、該ガス化炉で
    発生した前記可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉とを備える
    燃焼設備における前記燃焼炉の温度を測定する温度計
    と、該温度計による前記燃焼炉の温度の測定値と目標値
    との偏差に基づいて前記ガス化炉に供給する第1空気量
    をPID制御するPID制御手段と、前記測定値に基づ
    いて前記燃焼炉に供給する第2空気量を比率制御する比
    率制御手段と、所定信号に基づいて前記温度を前記目標
    値に一致させるべく、前記PID制御手段及び比率制御
    手段と協調制御する協調制御手段とを備えることを特徴
    とする燃焼設備の制御装置。
  9. 【請求項9】 前記協調制御手段は、前記所定信号を入
    力とし、前記測定値を出力とするプロセスを制御対象シ
    ステムとした最適レギュレータを構築することによって
    前記所定信号を求めるべくなしてある請求項8記載の燃
    焼設備の制御装置。
  10. 【請求項10】 前記燃焼炉から排出される排ガス中に
    含まれた所定成分の量を測定する成分量計を更に備え、
    前記協調制御手段は、前記成分量計による測定量を可及
    的に少なくするように前記協調制御を行なうべくなして
    ある請求項8記載の燃焼設備の制御装置。
  11. 【請求項11】 前記協調制御手段は、前記所定信号を
    入力とし、前記測定量を出力とするプロセスを制御対象
    システムとした最適レギュレータを構築することによっ
    て前記所定信号を求めるべくなしてある請求項10記載
    の燃焼設備の制御装置。
  12. 【請求項12】 前記最適レギュレータの状態推定器
    は、前記制御対象システムの同一次元オブザーバである
    請求項9又は11記載の燃焼設備の制御装置。
  13. 【請求項13】 前記協調制御手段は、前記制御対象シ
    ステムを励振すべくこれに入力した入力信号と、前記制
    御対象システムの出力信号とを統計処理する統計処理手
    段と、該統計処理手段による処理結果に基づいて前記制
    御対象システムの数値モデルを作成することにより、前
    記同一次元オブザーバを構築するオブザーバ構築手段と
    を備え、前記数値モデルとしてMARXモデルを用いて
    ある請求項12記載の燃焼設備の制御装置。
  14. 【請求項14】 前記入力信号は、M系列信号である請
    求項13の燃焼設備の制御装置。
JP11063831A 1999-03-10 1999-03-10 燃焼設備の制御方法及び装置 Pending JP2000257824A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11063831A JP2000257824A (ja) 1999-03-10 1999-03-10 燃焼設備の制御方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11063831A JP2000257824A (ja) 1999-03-10 1999-03-10 燃焼設備の制御方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000257824A true JP2000257824A (ja) 2000-09-22

Family

ID=13240702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11063831A Pending JP2000257824A (ja) 1999-03-10 1999-03-10 燃焼設備の制御方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000257824A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002181994A (ja) * 2000-12-19 2002-06-26 Fuji Electric Co Ltd 放射性廃棄物の減容装置およびその運転方法
JP2013505418A (ja) * 2009-09-18 2013-02-14 パイロピュア リミテッド 廃棄物処理装置および方法
CN106896721A (zh) * 2017-03-18 2017-06-27 北京化工大学 一种二元精馏塔集中式控制方法及系统
CN108571734A (zh) * 2018-04-12 2018-09-25 阮红艺 一种垃圾燃烧温度的控制装置
CN113587120A (zh) * 2021-07-29 2021-11-02 光大环保技术研究院(深圳)有限公司 一种等离子灰渣熔融炉的控制方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002181994A (ja) * 2000-12-19 2002-06-26 Fuji Electric Co Ltd 放射性廃棄物の減容装置およびその運転方法
JP2013505418A (ja) * 2009-09-18 2013-02-14 パイロピュア リミテッド 廃棄物処理装置および方法
CN106896721A (zh) * 2017-03-18 2017-06-27 北京化工大学 一种二元精馏塔集中式控制方法及系统
CN106896721B (zh) * 2017-03-18 2019-11-15 北京化工大学 一种二元精馏塔集中式控制方法
CN108571734A (zh) * 2018-04-12 2018-09-25 阮红艺 一种垃圾燃烧温度的控制装置
CN108571734B (zh) * 2018-04-12 2020-10-30 阮红艺 一种垃圾燃烧温度的控制装置
CN113587120A (zh) * 2021-07-29 2021-11-02 光大环保技术研究院(深圳)有限公司 一种等离子灰渣熔融炉的控制方法
CN113587120B (zh) * 2021-07-29 2023-08-29 光大环保技术研究院(深圳)有限公司 一种等离子灰渣熔融炉的控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6950711B2 (en) Method for optimizing a plant with multiple inputs
US6278899B1 (en) Method for on-line optimization of a plant
US8185216B2 (en) Plant controlling device and method, thermal power plant, and its control method
JP2009128972A (ja) プラントの制御装置、及び火力発電プラントの制御装置
CN110618706A (zh) 一种基于数据驱动的多级智能脱硝在线优化控制系统
JP5639613B2 (ja) プラントの制御装置及び火力発電プラントの制御装置
JP2000257824A (ja) 燃焼設備の制御方法及び装置
WO2019235377A1 (ja) 燃焼設備の状態量推定方法、燃焼制御方法、及び燃焼制御装置
JP7126215B2 (ja) システム制御装置及び制御方法
JP4201781B2 (ja) 焼却炉の制御方法及び装置、並びにプログラム
JP7427154B2 (ja) 固体燃料ベースの燃焼プロセスのフィードバック制御を改善するための動的熱発生計算
JP2009222332A (ja) ボイラを備えたプラントの制御装置、及びボイラを備えたプラントの制御方法
JP2008249214A (ja) 焼却炉の制御方法および装置、並びにプログラム
JPS62169920A (ja) ごみ焼却炉の多変数自動燃焼制御方法
JP3653599B2 (ja) 排煙脱硝設備のアンモニア注入量制御装置及び方法
Kusiak et al. Optimizing combustion efficiency of a circulating fluidized boiler: A data mining approach
JPH03238024A (ja) 排ガス脱硝制御装置
JP4942788B2 (ja) 焼却炉の制御装置
Liu et al. Adaptive predictive control of combustor NOx emissions
JP2019191687A (ja) プラントの制御装置、プラント、プラントの制御方法及びプラントの制御プログラム
JP4276146B2 (ja) 熱分解ガス化溶融処理プラントの制御方法及び装置、並びにプログラム
JP2007519089A (ja) 固形廃棄物焼却施設のための熱負荷の予測的評価の方法及び装置
Porzuczek On line diagnostics and self-tuning method for the fluidized bed temperature controller
Gabor et al. Closed Loop NOx Control and Optimisation Using Neural Networks
JP4381628B2 (ja) 濃縮設備の濃縮度制御装置及び濃縮度制御方法