JP2013503068A - 車両シート用取付具 - Google Patents
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Abstract
取付具は、歯車(16)とギアリム(17)との相対的な転がり動作をもたらすために駆動要素によって駆動される回転可能に装着される回転偏心器も有し、この転がり動作中に、1つの接点(K)において、歯車(16)の歯(16a)の歯面(16d)がギアリム(17)の歯(17a)の歯面(17d)と当接する。
接点(K)で互いに当接する歯車(16)およびギアリム(17)の歯(16a、17a)の歯面(16d、17d)はそれぞれ対応する対数螺旋の部分の経路に従う。
【選択図】 図1
Description
互いに当接することになる歯車および歯付きリングの歯面は、エボルベント歯(evolvent toothing)に従って構成される。
有利な形態が従属請求項の主題である。
接点で互いに当接する歯車および歯付きリングの歯の歯面が対数螺旋の部分の経路に従うという事実に起因して、接点における接触力が、ほぼ均一に所定方向で、有効レバーアームと共に円運動できる。
歯先および歯元が、可能な限り穏やかに、すなわち、連続的に且つ微分可能に隣接する。
対数螺旋の部分は、歯面の領域内に窪みをもたらすことができる。
すなわち、断面において、歯が、径方向内側ほど小さい幅を有し、径方向外側ほど大きい幅を有する。
遊星歯車システムと比べた中心ピニオンの節減が、取付部品の相対的な回転に重ね合わされる揺動動作の発生をもたらす。
例えば、スプリングによって離間して支えられる2つの楔セグメントを備える偏心器、または、鎌形状部材は、スライドベアリングに対向するその側、例えば、内側で、他の取付部品のカラー上に支持されるのが好ましい。
それらのために開発されてきた既知のギアユニットおよびフランク形状が、通常、歯車と歯付きリングとの間の1つの単一の接点、または、接触領域を処理する。
この転がり領域が、ほぼ常に、偏心度の延長に近い、すなわち、軸を接続する線に近い。
一般のギア取付具を用いると、軸距離の変化により、すなわち、歯車および歯付きリングを互いの方へ移動させることにより、(殆どの場合では、偏心器でバネ荷重システムを用いて)これが対応する状態で可能な限りにおいて、アイドル状態中にバックラッシュが無い状態が得られる。
極端な場合では、既知の歯形態において、1つの単一の歯は、その両方の歯面が偏心度の延長に正確に位置する。
軸減少力および接点がほぼ同じライン上にあるこの状態が、当然ながらむしろ安定であり、従って、本発明に従って回避される。
非常に安定な位置のため、歯は、バックラッシュが無い状態で接点間に直角程度の角度が存在するように形成される。
背もたれ4の傾きを調整するため、シート部3と背もたれ4との間の移行領域に水平に配置される駆動シャフト7が、手動で、例えば、ハンドホイール5により、あるいは、モータ駆動態様で、例えば、電気モータにより回転される。
車両シート1の両側には、駆動シャフト7が、後述する態様で、回転できるように取付具10に係合する。
駆動シャフト7が、円筒座標系の採用された方向データを規定する。
2つの取付部品11と取付部品12のそれぞれをほぼ円形ディスク形状に形成することができる。
2つの取付部品11と取付部品12が、少なくとも幾つかの領域で硬化され得る金属、特にスチールから成ることが好ましい。
軸方向に作用する力を吸収するため、すなわち、取付部品11と取付部品12を一緒に軸方向で保持するため、囲繞リング13が設けられる。
囲繞リングによって部品同士を保持するそのような方法が、US6,799,806B2に記載されている。
囲繞リング13は、好ましくは硬化されない金属、特にスチールから成ることが好ましい。
囲繞リング13が、略平坦なリング形状を有している。
囲繞リング13が、径方向内側に面している端面を用いて、2つの取付部品11と取付部品12の相対的な回転を妨げることなく、随意的には別個の摺動リングの介在により、2つの取付部品11と取付部品12のうちの他方上にわたって径方向外側で係合する。
また、互いに対向する2つの取付部品11と取付部品12の内面が、異物の侵入から保護されるとともに不純物および損傷から保護される。
その結果、構造的な観点から、2つの取付部品11と取付部品12が(囲繞リング13と)共同してディスク形状ユニットを形成する。
すなわち、第1の取付部品11が、背もたれ部品に対して固定される。
このとき、第2の取付部品12が、シート部3の構造体に強固に接続される。
すなわち、第2の取付部品12が、シート部に対して固定される。
しかしながら、取付部品11と取付部品12のこれらの割り当てを交換することもできる。
すなわち、この場合には、第1の取付部品11がシート部に対して固定され、第2の取付部品12が背もたれに対して固定される。
結果として、取付具10が、背もたれ4とシート部3との間の力の流れの中に位置される。
歯車16の外歯の歯先円の直径が、少なくとも1歯の深さ分だけ、歯付きリング17の内歯の歯元円の直径よりも小さい。
歯車16と歯付きリング17との歯数の少なくとも1歯の対応する違いが、歯車16上での歯付きリング17の転がり動作を許容する。
歯車16および歯付きリング17が、取付部品11と取付部品12をそれらの初期材料から同時に抜き打ち加工する1つの単一のスタンピング加工プロセスによって形成されるのが好ましい。
あるいは、取付部品11と取付部品12を同様の幾何学的形状および同じ機能を伴って、大量成形(好ましくは、コールドフロー成形、または、ホットフロー成形)によって製造することができる。
この場合では、歯車16が第2の取付部品12の径方向外縁部を形成している。
すなわち、第2の取付部品は径方向外側が歯車16と面一である。
カラー19が、カラー体として前記取付部品に一体形成され得る(前記取付部品と一部品を成して形成され得る)、あるいは、別個のスリーブの形態を成して前記取付部品に固定され得る。
ドライバ21がハブ22によってカラー19に回転可能に支持される。
ドライバ21はプラスチック材料から成ることが好ましい。
ドライバ21のハブ22には、駆動シャフト7を受けるための孔23が中心に設けられる。
孔23の形状が、この場合ではスプライン軸形状である駆動シャフト7の形状に適合するように設定される。
ドライバ21が、そのハブ22に隣接して、ハブ22と一部品を成して形成され且つハブ22よりも大きい直径を有する被覆ディスク25を有している。
このため、第1の取付部品のレセプタクルは、好ましくは回転が固定されるように押し込まれ且つ楔セグメント27の外面が当接するスライドベアリングブシュ28で覆われる。
「支持する」および「当接」なる概念は、取付具10による力の所定の流れ方向に限定されるべきではない。
これは、この方向が取付具10の装着によって決まるからである。
楔セグメント27の互いに対向する幅広い側面が、それぞれ材料の突出部により形成されるそれぞれの凹部によりオメガスプリング35のそれぞれの曲がった端部フィンガ35aを受ける。
スプリング35が、特に楔セグメントを押し離すために、楔セグメント27に周方向で作用し、それは、楔セグメント27の幅広い側面が互いに接触して作用する動作中に可能である。
固定リング43が、ハブ22の一部に沿って軸方向に延び、それにより、ハブ22が、カラー19の内面と直接に当接せず、固定リング43の介在によりカラー19内で支持される(また、その結果、ドライバ21が第2の取付部品12に支持される)。
スライドベアリングブシュ28を備える取付部品(この場合では、第1の取付部品11)の外側には、その径方向最も外側の縁部と被覆ディスク25との間にシールリング44が設けられ、そのようなシールリングが、例えばゴム、または、軟質プラスチック材料から成るとともに、被覆ディスク25に接続され、特にクリップ留めされる。
また、シールリング44を金属から形成して第1の取付部品11に強固に接続し、例えば溶接することもでき、このとき、被覆ディスク25が、シールリング44に対して移動できる。
2つの取付部品11と取付部品12間の取付空間内には、例えばプラスチック材料から成る分離リング45が、随意的に内部シールとして設けられている。
(数回)回転する回転駆動シャフト7によって駆動が行われると、まず最初にトルクがドライバ21へ伝えられ、その後、ドライバセグメント29により、そのように形成される偏心器にトルクが伝えられ、それにより、偏心器がスライドベアリングブシュ28に沿ってスライドし、そのため、偏心方向がシフトし、従って、歯付きリング17内での歯車16の噛み合い部位がシフトする。
これは、それ自体、揺動転がり動作として現れ、すなわち、重ね合わされた揺動動作を伴う相対回転として現れる。
結果として、背もたれ4の傾きを幾つかの使用位置間で連続的に調整できる。
保持リング51が、この場合では、第1の取付部品11に更なる歯付きリングとして形成される歯55と協働する。
好ましくはスライドベアリングブシュ28の軸方向突出部に支持される保持リング51が、その都度、楔セグメント27を非駆動状態でロックする(端部フィンガ35aに当接することによってスプリング35をロックする保持スプリング51により)とともに、駆動されるドライバ21によって解放される。
歯先16cに外接する歯先円および歯元16bが内接する歯元円が、この場合では偏心器のためのレセプタクルに対して同心的であり、そのようなレセプタクルがスライドベアリングブシュ28で覆われ、従って、歯車16の中心点M16および半径方向(円筒座標で)が規定される。
歯元16bが、歯元円に対する接点で1つにまとまる。
歯先16cの経路が、例えば、1つの歯面16d(連続的で微分可能)に隣接する半径、歯先円に当接する部分および他の歯面16dに隣接する鏡面対称半径によってもたらされる。
歯先16cが、それらの径方向最も外側の点で、歯先円に接する。
歯先17cが内接する歯先円および歯元17bに外接する歯元円が、この場合ではカラー19に対して同心的であり、従って、歯付きリング17の中心点M17および半径方向(円筒座標で)が規定される。
歯元17bおよび歯先17cの経路が、歯元16bおよび歯先16cの経路に一致することが好ましい。
歯元円に当接する部分が、歯車16のそれよりも僅かに長くてもよい。
歯車16の歯先16cの縁部の軌跡が、歯車16の完全な回転中に包絡線を形成する。
歯付きリング17の歯先17cは、少なくとも一部が、この包絡線に対して径方向で等しい距離を通ることが好ましい。
隣接する歯17aの歯元17bが、歯元円とのそれらの接点(それらの径方向最も外側の点の接点)で1つにまとまり、それにより、歯元によって取り囲まれる歯底が規定される。
歯先17cが、それらの径方向最も内側の点で歯先円に接する。
偏心器の偏心度eが、歯付きリング17の中心点M17と歯車16の中心点M16との間の距離である。
この実施例の螺旋歯では、歯面16dと歯面17dが、その後、1つの接点Kでそれぞれ、互いに当接するようになる。
すなわち、歯面が転がり動作に役立ち、一方、歯先16cと歯先17cおよび歯元16bと歯元17bをこれとは独立して形成できる。
取付具10が駆動されると、すなわち、転がり動作中、接点Kは、偏心度eの延長にはなく、歯車16の中心点M16に対して、それは、偏心度eの延長を越えて、10°〜55°、特に約35°〜50°の第1の角度αにある。
第1の角度αが、楔セグメント27の形状、特に楔角度に依存し、また、転がり動作中の楔セグメントの位置に依存する。
偏心度eの延長に関しては、接点Kと反対側に更なる接点が生じ、それにより、歯車16が3点(偏心点および2つの接点)で支持され、すなわち、安定化される。
以下、これを歯面16dのための対数螺旋を用いて説明するが、対応する説明は歯面17dの対数螺旋に適用される。
特別な場合では、両方の対数螺旋が互いに一致する。
r=aekφ
例えば歯車16の歯元円内に配置され得る漸近点Oは、一般に、図1に示されるように、偏心度eの延長を越えた角度にあり、そのような角度は歯車16の中心点M16に対して第1の角度αとは異なる。
従って、パラメータa、kと組み合わせて幾つかの選択の可能性を利用できる。
この所定の方向が、歯車16の中心点M16と接点Kとを接続する線に対して第2の角度βを成す。
第2の角度βが、接点Kが歯面16dに沿って移動するときに変化し、歯16aの歯面16dの最後の接点における接触力Fの方向が、隣の歯の歯面16dの最初の接点における接触力Fの方向に対応している。
第2の角度βが、例えば90°〜120°に相当する。
第2の角度βの変化は、歯車16の分割角度(partition angle)γ、すなわち、2πを歯16aの数で割ったものに対応することが好ましい。
有効レバーアームが、接触力Fの方向に対して垂直であり、すなわち、中心点M16と接点Kとを接続する線から逸れている。
この場合、kが、k=−tanβとなる(算術符号は、2つの鏡面対称歯面16dのうちのいずれが考慮されるかによって決まる)。
この場合、対数螺旋の角度φが、例えば−γ/2〜+γ/2の角度範囲にあり、それが図2に示されている。
このとき、図2の接点Kが、φ=0に対応する。
しかしながら、γよりも大きい円弧長、例えば2γを選択することもできる。
そのような形状が、高い剛性で、より大きな第1の角度αの領域での明確で確実な接触の達成に有利に働く。
これは、既知の歯面形状に起因する非常に小さい第1の角度αを用いると、望ましくない二次接触が生じ、それを避けるには、剛性を低下させる歯幅の減少によってのみ可能となる。
また、本発明に係る歯は、例えばDE4436101A1、または、DE19938666A1に記載されるようにその取付部品が径方向に突出するフランジを備える変形された取付具でも使用できる。
3 ・・・ シート部
4 ・・・ 背もたれ
5 ・・・ ハンドホイール
7 ・・・ 駆動シャフト
10、10’・・・ 取付具
11 ・・・ 第1の取付部品
12 ・・・ 第2の取付部品
13 ・・・ 囲繞リング
16 ・・・ 歯車
16a ・・・ 歯
16b ・・・ 歯元
16c ・・・ 歯先
16d ・・・ 歯面
17 ・・・ 歯付きリング
17a ・・・ 歯
17b ・・・ 歯元
17c ・・・ 歯先
17d ・・・ 歯面
19 ・・・ カラー
21 ・・・ ドライバ
22 ・・・ ハブ
23 ・・・ 孔
25 ・・・ 被覆ディスク
27 ・・・ 楔セグメント
28 ・・・ スライドベアリングブシュ
29 ・・・ ドライバセグメント
35 ・・・ スプリング
35a ・・・ 端部フィンガ
43 ・・・ 固定リング
44 ・・・ シールリング
45 ・・・ 分離リング
α ・・・ 第1の角度
β ・・・ 第2の角度
e ・・・ 偏心度
F ・・・ 接触力
K ・・・ 接点
M16 ・・・ 歯車の中心点
M17 ・・・ 歯付きリングの中心点
O ・・・ 対数螺旋の漸近点
r ・・・ 極座標における対数螺旋の半径
φ ・・・ 極座標における対数螺旋の角度
【発明の名称】車両シート用取付具
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前文の特徴を有する車両シート用取付具に関する。
【背景技術】
【0002】
このタイプの取付具はDE4034843C2から知られており、そのような取付具は背もたれ調整機構としての機能を果たす。
互いに当接することになる歯車および歯付きリングの歯面は、エボルベント歯(evolvent toothing)に従って構成される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、別の歯を有する冒頭で言及されたタイプの取付具を生み出すことである。
【課題を解決するための手段】
この目的は、請求項1の特徴を有する車両シート用取付具により本発明に従って達成される。
有利な形態が従属請求項の主題である。
【0004】
接点で互いに当接する歯車および歯付きリングの歯の歯面が対数螺旋の部分の経路に従うという事実に起因して、接点における接触力が、ほぼ均一に所定方向で、有効レバーアームと共に円運動できる。
歯先および歯元が、可能な限り穏やかに、すなわち、連続的に且つ微分可能に隣接する。
対数螺旋の部分は、歯面の領域内に窪みをもたらすことができる。
すなわち、断面において、歯が、径方向内側ほど小さい幅を有し、径方向外側ほど大きい幅を有する。
【0005】
車両シート用取付具における偏心遊星歯車システムの使用により、車両シートの背もたれの傾きを連続的に調整することができる。
遊星歯車システムと比べた中心ピニオンの節減が、取付部品の相対的な回転に重ね合わされる揺動動作の発生をもたらす。
例えば、スプリングによって離間して支えられる2つの楔セグメントを備える偏心器、または、鎌形状部材は、スライドベアリングに対向するその側、例えば、内側で、他の取付部品のカラー上に支持されるのが好ましい。
【0006】
他の境界条件を伴う他のギア用途のために開発されて最適化されてきた基本的な幾何学的形状である、直線、円弧、サイクロイド、トロコイド、または、フランク形状(エボルベント)がギア取付具において可能な限り良好に使用されて実際の条件に適合される既知の解決策とは異なり、本発明に係る解決策によれば、転がり動作中にギアユニットの所望の力状態を予め設定することができ、これから、それぞれの状況において必要とされる歯の表面輪郭を決定することができるとともに、必要とされる単一の幾何学的形状部分を配列することにより歯の全体の輪郭を段階的に形成することができる。
【0007】
従来のギア歯のフランク形状を使用するときに条件が通常は理想的ではなく物理的に正確に正しくないという事実の本質的な理由が、トルクを伝えるという通常の役目に加えて、自動ロックであるという要件、従って、そのアイドル状態において両方の荷重方向でブロックすると同時にバックラッシュが無いという要件も満たさなければならない調整可能ギアユニットの特別な要件である。
それらのために開発されてきた既知のギアユニットおよびフランク形状が、通常、歯車と歯付きリングとの間の1つの単一の接点、または、接触領域を処理する。
この転がり領域が、ほぼ常に、偏心度の延長に近い、すなわち、軸を接続する線に近い。
一般のギア取付具を用いると、軸距離の変化により、すなわち、歯車および歯付きリングを互いの方へ移動させることにより、(殆どの場合では、偏心器でバネ荷重システムを用いて)これが対応する状態で可能な限りにおいて、アイドル状態中にバックラッシュが無い状態が得られる。
極端な場合では、既知の歯形態において、1つの単一の歯は、その両方の歯面が偏心度の延長に正確に位置する。
軸減少力および接点がほぼ同じライン上にあるこの状態が、当然ながらむしろ安定であり、従って、本発明に従って回避される。
非常に安定な位置のため、歯は、バックラッシュが無い状態で接点間に直角程度の角度が存在するように形成される。
【0008】
以下、図面に示される典型的な実施例を参照して、本発明を更に詳しく説明する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】 典型的な実施例の歯車および歯付きリングの径方向断面。
【図2】 図1の拡大断面。
【図3】 典型的な実施例の軸断面。
【図4】 車両シート用取付具の分解図。
【図5】 車両シートの概略図。
【図6】 変形された車両シート用取付具の分解図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
自動車用の車両シート1がシート部3と背もたれ4とを有し、背もたれの傾きをシート部3に対して調整できる。
背もたれ4の傾きを調整するため、シート部3と背もたれ4との間の移行領域に水平に配置される駆動シャフト7が、手動で、例えば、ハンドホイール5により、あるいは、モータ駆動態様で、例えば、電気モータにより回転される。
車両シート1の両側には、駆動シャフト7が、後述する態様で、回転できるように車両シート用取付具10に係合する。
駆動シャフト7が、円筒座標系の採用された方向データを規定する。
【0011】
車両シート用取付具10が、互いに対して回転可能な第1の取付部品11および第2の取付部品12を有している。
2つの取付部品11と取付部品12のそれぞれをほぼ円形ディスク形状に形成することができる。
第1の取付部品11と第2の取付部品12が、少なくとも幾つかの領域で硬化され得る金属、特にスチールから成ることが好ましい。
軸方向に作用する力を吸収するため、すなわち、第1の取付部品11と第2の取付部品12を一緒に軸方向で保持するため、囲繞リング13が設けられる。
囲繞リング13によって部品同士を保持するそのような方法が、US6,799,806B2に記載されている。
囲繞リング13は、好ましくは硬化されない金属、特にスチールから成ることが好ましい。
囲繞リング13が、略平坦なリング形状を有している。
【0012】
囲繞リング13が、すなわちこの場合ではその外縁部が、第1の取付部品11と第2の取付部品12のうちの一方に対して、この場合では第1の取付部品11に対して強固に接続され、例えば、少なくとも部分的に周方向で溶接され、あるいは、ビード付けされる。
囲繞リング13が、径方向内側に面している端面を用いて、第1の取付部品11と第2の取付部品12の相対的な回転を妨げることなく、随意的には別個の摺動リングの介在により、第1の取付部品11と第2の取付部品12のうちの他方上にわたって径方向外側で係合する。
また、互いに対向する第1の取付部品11と第2の取付部品12の内面が、異物の侵入から保護されるとともに不純物および損傷から保護される。
【0013】
囲繞リング13および該囲繞リング13に強固に接続される第1の取付部品11または第2の取付部品12が、これらに対して移動可能な第1の取付部品11と第2の取付部品12のうちの他方を取り囲む。
その結果、構造的な観点から、第1の取付部品11と第2の取付部品12が、囲繞リング13と共同してディスク形状ユニットを形成する。
【0014】
車両シート用取付具10の装着状態では、第1の取付部品11が、例えば背もたれ4の構造体に強固に接続される。
すなわち、第1の取付部品11が、背もたれ部品に対して固定される。
このとき、第2の取付部品12が、シート部3の構造体に強固に接続される。
すなわち、第2の取付部品12が、シート部3に対して固定される。
しかしながら、第1の取付部品11と第2の取付部品12のこれらの割り当てを交換することもできる。
すなわち、この場合には、第1の取付部品11がシート部3に対して固定され、第2の取付部品12が背もたれ4に対して固定される。
結果として、車両シート用取付具10が、背もたれ4とシート部3との間の力の流れの中に位置される。
【0015】
車両シート用取付具10が、位置の移動および固定のためのギアユニットにより、具体的には、例えば、その関連する開示内容が明確に本願に組み入れられるDE4436101A1に記載されるこのケースでは自動ロックである偏心遊星歯車システムにより第1の取付部品11と第2の取付部品12とが互いに接続されるギア取付具の形態を成す。
【0016】
ギアユニットを形成するために、外歯車16が第2の取付部品12に形成されるとともに、内歯付きリング17が第1の取付部品11に形成され、歯車16と歯付きリング17とが互いに噛み合う。
歯車16の外歯の歯先円の直径が、少なくとも1歯の深さ分だけ、歯付きリング17の内歯の歯元円の直径よりも小さい。
歯車16と歯付きリング17との歯数の少なくとも1歯の対応する違いが、歯車16上での歯付きリング17の転がり動作を許容する。
歯車16および歯付きリング17が、第1の取付部品11と第2の取付部品12をそれらの初期材料から同時に抜き打ち加工する1つの単一のスタンピング加工プロセスによって形成されるのが好ましい。
あるいは、第1の取付部品11と第2の取付部品12を同様の幾何学的形状および同じ機能を伴って、大量成形、好ましくは、コールドフロー成形、または、ホットフロー成形によって製造することができる。
この場合では、歯車16が第2の取付部品12の径方向外縁部を形成している。
すなわち、第2の取付部品は径方向外側が歯車16と面一である。
【0017】
第1の取付部品11と第2の取付部品12の一方、この場合では第2の取付部品12が、歯車16と同軸的にカラー19を有している。
カラー19が、カラー体として前記取付部品に一体形成され得る、すなわち取付部品と一部品を成して形成され得る、あるいは、別個のスリーブの形態を成して取付部品に固定され得る。
ドライバ21がハブ22によってカラー19に回転可能に支持される。
ドライバ21はプラスチック材料から成ることが好ましい。
ドライバ21のハブ22には、駆動シャフト7を受けるための孔23が中心に設けられる。
孔23の形状が、この場合ではスプライン軸形状である駆動シャフト7の形状に適合するように設定される。
ドライバ21が、そのハブ22に隣接して、ハブ22と一部品を成して形成され且つハブ22よりも大きい直径を有する被覆ディスク25を有している。
【0018】
カラー19には、各湾曲内面を介して2つの楔セグメント27が支持されており、これらの楔セグメント27が、それらの湾曲外面により第1の取付部品11と第2の取付部品12のうちの他方、すなわち第1の取付部品11を支持する。
このため、第1の取付部品のレセプタクルは、好ましくは回転が固定されるように押し込まれ且つ楔セグメント27の外面が当接するスライドベアリングブシュ28で覆われる。
「支持する」および「当接」なる概念は、車両シート用取付具10による力の所定の流れ方向に限定されるべきではない。
これは、この方向が車両シート用取付具10の装着によって決まるからである。
【0019】
ドライバ21が、ハブ22から径方向に離間されて、ドライバセグメント29を有し、該ドライバセグメント29が、楔セグメント27の狭い側面間にクリアランスをもって係合するとともに、被覆ディスク25およびハブ22と一部品を成して形成されている。
楔セグメント27の互いに対向する幅広い側面が、それぞれ材料の突出部により形成されるそれぞれの凹部によりオメガスプリング35のそれぞれの曲がった端部フィンガ35aを受ける。
スプリング35が、特に楔セグメント27を押し離すために、楔セグメント27に周方向で作用し、それは、楔セグメント27の幅広い側面が互いに接触して作用する動作中に可能である。
【0020】
ドライバ21が、クリップ留めされるのが好ましい固定リング43により、カラー19を備える取付部品の外側に軸方向で固定される。
固定リング43が、ハブ22の一部に沿って軸方向に延び、それにより、ハブ22が、カラー19の内面と直接に当接せず、固定リング43の介在によりカラー19内で支持され、ドライバ21が第2の取付部品12に支持される。
スライドベアリングブシュ28を備える取付部品すなわち第1の取付部品11の外側には、その径方向最も外側の縁部と被覆ディスク25との間にシールリング44が設けられ、そのようなシールリングが、例えばゴム、または、軟質プラスチック材料から成るとともに、被覆ディスク25に接続され、特にクリップ留めされる。
また、シールリング44を金属から形成して第1の取付部品11に強固に接続し、例えば溶接することもでき、このとき、被覆ディスク25が、シールリング44に対して移動できる。
第1の取付部品11と第2の取付部品12間の取付空間内には、例えばプラスチック材料から成る分離リング45が、随意的に内部シールとして設けられている。
【0021】
楔セグメント27およびスプリング35が、周方向偏心器を形成し、該偏心器が、偏心方向の延長において、歯車16を歯付きリング17へと噛み合い部位で押し込む。
回転する回転駆動シャフト7によって駆動が行われると、まず最初にトルクがドライバ21へ伝えられ、その後、ドライバセグメント29により、周方向偏心器にトルクが伝えられ、周方向偏心器がスライドベアリングブシュ28に沿ってスライドし、そのため、偏心方向がシフトし、歯付きリング17内での歯車16の噛み合い部位がシフトする。
これは、それ自体、揺動転がり動作として現れ、すなわち、重ね合わされた揺動動作を伴う相対回転として現れる。
結果として、背もたれ4の傾きを幾つかの使用位置間で連続的に調整できる。
【0022】
動的な動作特性を向上させるため、例えばその開示内容が明確に本願に組み入れられるDE19548809C1に開示されるような保持リング51が好ましくはロック要素として更に設けられる。
保持リング51が、この場合では、第1の取付部品11に更なる歯付きリングとして形成される歯55と協働する。
好ましくはスライドベアリングブシュ28の軸方向突出部に支持される保持リング51が、その都度、楔セグメント27を非駆動状態でロックする(端部フィンガ35aに当接することによってスプリング35をロックする保持スプリング51により)とともに、駆動されるドライバ21によって解放される。
【0023】
歯車16の歯16aのそれぞれが、両側の径方向内側に歯元16bを有しているとともに径方向外側に歯先16cを有し、両側の歯元と歯先との間に1つの歯面16dをそれぞれ有している。
歯先16cに外接する歯先円および歯元16bが内接する歯元円が、周方向偏心器のためのレセプタクルに対して同心的であり、そのようなレセプタクルがスライドベアリングブシュ28で覆われ、円筒座標で歯車16の中心点M16および半径方向が規定される。
【0024】
2つの隣り合う歯元16bの経路が、例えば、1つの歯面16dすなわち連続的で微分可能な歯面に隣接する半径、歯元円の円弧形状部分、または、歯元円に接線方向で隣接する直線部分および歯面16dに隣接する鏡面対称半径によってもたらされる。
歯元16bが、歯元円に対する接点で1つにまとまる。
歯先16cの経路が、例えば、1つの歯面16dすなわち連続的で微分可能な歯面に隣接する半径、歯先円に当接する部分および他の歯面16dに隣接する鏡面対称半径によってもたらされる。
歯先16cが、それらの径方向の最も外側の点で、歯先円に接する。
【0025】
それに対応して、歯付きリング17の歯17aのそれぞれが、1つの歯元17bと、1つの歯先17cと、2つの歯面17dとを有している。
歯先17cが内接する歯先円および歯元17bに外接する歯元円が、この場合ではカラー19に対して同心的であり、円筒座標で歯付きリング17の中心点M17および半径方向が規定される。
歯元17bおよび歯先17cの経路が、歯元16bおよび歯先16cの経路に一致することが好ましい。
歯元円に当接する部分が、歯車16のそれよりも僅かに長くてもよい。
歯車16の歯先16cの縁部の軌跡が、歯車16の完全な回転中に包絡線を形成する。
歯付きリング17の歯先17cは、少なくとも一部が、この包絡線に対して径方向で等しい距離を通ることが好ましい。
隣接する歯17aの歯元17bが、歯元円とのそれらの接点すなわちそれらの径方向最も外側の点の接点で1つにまとまり、歯元によって取り囲まれる歯底が規定される。
歯先17cが、それらの径方向最も内側の点で歯先円に接する。
偏心器の偏心度eが、歯付きリング17の中心点M17と歯車16の中心点M16との間の距離である。
【0026】
歯16aと歯17aがどのように接触できるか、特にどの接線および接面に沿って接触できるかが、歯16aと歯17aの正確な形態によってもたらされる。
この実施例の螺旋歯では、歯面16dと歯面17dが、その後、1つの接点Kでそれぞれ、互いに当接するようになる。
すなわち、歯面が転がり動作に役立ち、一方、歯先16cと歯先17cおよび歯元16bと歯元17bをこれとは独立して形成できる。
車両シート用取付具10が駆動されると、すなわち、転がり動作中、接点Kは、偏心度eの延長にはなく、歯車16の中心点M16に対して、偏心度eの延長を越えて、10°〜55°、特に約35°〜50°の第1の角度αにある。
第1の角度αが、楔セグメント27の形状、特に楔角度に依存し、また、転がり動作中の楔セグメント27の位置に依存する。
偏心度eの延長に関しては、接点Kと反対側に更なる接点が生じ、歯車16が3点すなわち偏心点および2つの接点で支持されて安定化される。
【0027】
接点Kにおいて、歯面16dと歯面17dが、それぞれ好ましくは対数螺旋のそれぞれの部分の経路に従う。
以下、これを歯面16dのための対数螺旋を用いて説明するが、対応する説明は歯面17dの対数螺旋に適用される。
特別な場合では、両方の対数螺旋が互いに一致する。
【0028】
漸近点Oに関して、前記対数螺旋は動径r及び偏角φで規定される次式に従って延びている。
r=aekφ
例えば歯車16の歯元円内に配置され得る漸近点Oは、一般に、図1に示されるように、偏心度eの延長を越えた角度にあり、そのような角度は歯車16の中心点M16に対して第1の角度αとは異なる。
従って、パラメータa、kと組み合わせて幾つかの選択の可能性を利用できる。
【0029】
パラメータa、kは、接点Kにおける接触力Fの方向が所定の方向を向くように選択される。
この所定の方向が、歯車16の中心点M16と接点Kとを接続する線に対して第2の角度βを成す。
第2の角度βが、接点Kが歯面16dに沿って移動するときに変化し、歯16aの歯面16dの最後の接点における接触力Fの方向が、隣の歯の歯面16dの最初の接点における接触力Fの方向に対応している。
第2の角度βが、例えば90°〜120°、または70°〜110°、特に約85°〜95°に相当する。
第2の角度βの変化は、歯車16の分割角度(partition angle)γ、すなわち、2πを歯16aの数で割ったものに対応することが好ましい。
有効レバーアームが、接触力Fの方向に対して垂直であり、すなわち、中心点M16と接点Kとを接続する線から逸れている。
【0030】
パラメータa、kが、更に、歯車16の中心点M16と接点Kとを接続する直線上に漸近点Oがあるように選択することができる。
この場合、kが、k=−tanβとなり、算術符号は、2つの鏡面対称歯面16dのうちのいずれが考慮されるかによって決まる。
【0031】
歯面16dとしての役目を果たす対数螺旋の部分の円弧長が、歯車16の分割角度γ、すなわち2π/歯16aの数に対応することが好ましい。
この場合、対数螺旋の角度φが、例えば−γ/2〜+γ/2の角度範囲にあり、それが図2に示されている。
このとき、図2の接点Kが、φ=0に対応する。
しかしながら、γよりも大きい円弧長、例えば2γを選択することもできる。
【0032】
パラメータa、kおよび角度と角度範囲β、γ、ならびに、φとの前述した関係が、歯付きリング17の歯17aの歯面17dの対数螺旋にも対応して適用される。
【0033】
対数螺旋の部分(すなわち、φにおける角度範囲)の選択に応じて、歯車の歯面16d、および/または、歯付きリング17の歯面17dに窪みが生じる可能性があり、その結果、(ほぼ)台形の(蟻形)歯16a、および/または、17aが得られる。
そのような形状が、高い剛性で、より大きな第1の角度αの領域での明確で確実な接触の達成に有利に働く。
これは、既知の歯面形状に起因する非常に小さい第1の角度αを用いると、望ましくない二次接触が生じ、それを避けるには、剛性を低下させる歯幅の減少によってのみ可能となる。
【0034】
本発明に係る歯が、変形された取付具10´(偏心器のベアリングが逆)でも使用でき、その変形された車両シート用取付具10´の第1の取付部品11´には歯付きリング17とカラー19とが設けられ、また、その第2の取付部品12´には歯車16と周方向偏心器のためのレセプタクル(スライドベアリングブシュ28で覆われる)とが設けられる。
また、本発明に係る歯は、例えばDE4436101A1、または、DE19938666A1に記載されるようにその取付部品が径方向に突出するフランジを備える変形された車両シート用取付具でも使用できる。
【符号の説明】
【0035】
1 ・・・ 車両シート
3 ・・・ シート部
4 ・・・ 背もたれ
5 ・・・ ハンドホイール
7 ・・・ 駆動シャフト
10、10’・・・ 車両シート用取付具
11 ・・・ 第1の取付部品
12 ・・・ 第2の取付部品
13 ・・・ 囲繞リング
16 ・・・ 歯車
16a ・・・ 歯
16b ・・・ 歯元
16c ・・・ 歯先
16d ・・・ 歯面
17 ・・・ 歯付きリング
17a ・・・ 歯
17b ・・・ 歯元
17c ・・・ 歯先
17d ・・・ 歯面
19 ・・・ カラー
21 ・・・ ドライバ
22 ・・・ ハブ
23 ・・・ 孔
25 ・・・ 被覆ディスク
27 ・・・ 楔セグメント
28 ・・・ スライドベアリングブシュ
29 ・・・ ドライバセグメント
35 ・・・ スプリング
35a ・・・ 端部フィンガ
43 ・・・ 固定リング
44 ・・・ シールリング
45 ・・・ 分離リング
α ・・・ 第1の角度
β ・・・ 第2の角度
e ・・・ 偏心度
F ・・・ 接触力
K ・・・ 接点
M16 ・・・ 歯車の中心点
M17 ・・・ 歯付きリングの中心点
O ・・・ 対数螺旋の漸近点
r ・・・ 極座標における対数螺旋の半径(動径)
φ ・・・ 極座標における対数螺旋の角度(偏角)
Claims (13)
- 歯付きリング(17)が形成される第1の取付部品(11)と、前記歯付きリング(17)と噛み合う歯車(16)が形成される第2の取付部品(12)とを有し、その結果として、2つの取付部品(11、12)が互いにギア接続を形成し、前記歯車(16)と歯付きリング(17)との相対的な転がり動作をもたらすためにドライバ(21)によって駆動される回転可能に支持される周方向偏心器(27)を有し、この転がり動作中に、少なくとも1つの接点(K)において、前記歯車(16)の歯(16a)の歯面(16d)が歯付きリング(17)の歯(17a)の歯面(17d)と当接する車両シート用、特に自動車シート用の取付具であって、
前記接点(K)で互いに当接する歯車(16)および歯付きリング(17)の歯(16a、17a)の歯面(16d、17d)が、1つのそれぞれの対数螺旋の部分の経路に従うことを特徴とする取付具。 - 少なくとも1つの歯面(16d、17d)の円弧長が、前記歯車(16)または歯付きリング(17)の分割角度(γ)に少なくとも対応していることを特徴とする請求項1記載の取付具。
- 対数螺旋の少なくとも1つにおいて、漸近点(O)が、前記接点(K)と前記歯車(16)または歯付きリング(17)の中心点(M16、M17)とを接続する直線上にあることを特徴とする請求項1または請求項2記載の取付具。
- 前記歯車(16)および/または歯付きリング(17)の歯(16a、17a)が、前記歯面(16d、17d)の部分に径方向内側よりも径方向外側の方が大きい幅を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の取付具。
- 前記歯車(16)および/または歯付きリング(17)の歯(16a、17a)が、略台形であることを特徴とする請求項4記載の取付具。
- 前記歯車(16)および歯付きリング(17)の歯(16a、17a)が、前記接点(K)で互いに当接する状態では、前記歯付きリング(17)の歯(17a)の歯先(17c)が、少なくとも断面で、前記歯車(16)の完全な回転中に前記歯車(16)の歯先(16c)の縁部の軌跡によって形成される包絡線に対して等距離で延びていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の取付具。
- 前記歯車(16)および歯付きリング(17)が、2つの接点(K)で同時に互いに当接することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の取付具。
- 偏心度(e)が、前記歯付きリング(17)の中心点(M17)と前記歯車(16)の中心点(M16)との間の距離として規定されることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一つに記載の取付具。
- 前記接点(K)が、前記歯車(16)の中心点(M16)に対して偏心度(e)の延長を越えて第1の角度(α)にあることを特徴とする請求項8記載の取付具。
- 前記第1の角度(α)が、10°〜55°、特に約35°〜50°に相当することを特徴とする請求項9記載の取付具。
- 前記接点(K)における接触力(F)が、前記歯車(16)の中心点(M16)と前記接点(K)とを接続する線に対して第2の角度(β)を形成することを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれか一つに記載の取付具。
- 前記第2の角度(β)が、70°〜110°、特に約85°〜95°に相当することを特徴とする請求項11記載の取付具。
- シート部(3)と背もたれ(4)とを有し、請求項1乃至請求項12のいずれか一つに記載の少なくとも1つの取付具(10)によって背もたれの傾きを調整できることを特徴とする車両シート、特に自動車シート。
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