JP2013502708A - インプリント・リソグラフィ用ビニルエーテル・レジスト組成物 - Google Patents

インプリント・リソグラフィ用ビニルエーテル・レジスト組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2013502708A
JP2013502708A JP2012525112A JP2012525112A JP2013502708A JP 2013502708 A JP2013502708 A JP 2013502708A JP 2012525112 A JP2012525112 A JP 2012525112A JP 2012525112 A JP2012525112 A JP 2012525112A JP 2013502708 A JP2013502708 A JP 2013502708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
tris
vinyl ether
ester
coating composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012525112A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5623528B2 (ja
Inventor
泰一 古川
スワンソン、サリー、アン
ハウル、フランシス、アン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JP2013502708A publication Critical patent/JP2013502708A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5623528B2 publication Critical patent/JP5623528B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/0002Lithographic processes using patterning methods other than those involving the exposure to radiation, e.g. by stamping
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y10/00Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y40/00Manufacture or treatment of nanostructures
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

【課題】 改善された安定剤を含むビニルエーテル・レジストを提供すること。
【解決手段】 本発明のレジスト組成物は、少なくとも2つのビニルエーテル基を有する少なくとも1つのビニルエーテル架橋剤と、単官能性ビニルエーテル化合物を含む少なくとも1つの希釈剤と、上記単官能性ビニルエーテル化合物及び上記少なくとも1つのビニルエーテル架橋剤のうちの選択された一方又は両方に可溶性の少なくとも1つの光酸発生剤と、エステル位置、又はアルファ位置及び前記エステル位置、のいずれかで置換基で選択的に置換されたエステル化合物を含む少なくとも1つの安定剤とを含む、UVインプリント・リソグラフィ用途に適したコーティング組成物である。当該レジスト組成物を用いたインプリント・プロセスによる像形成方法も開示される。
【選択図】 なし

Description

本発明は、ビニルエーテル・レジスト調合物のための安定剤に関し、より具体的には、インプリント・リソグラフィに適したビニルエーテル・ベースのコーティング組成物に適した安定剤に関する。
インプリント・リソグラフィは、より小さい構造部を低コストで印刷できるその能力のため、従来のフォトリソグラフィの見込みのある代替法として、種々の形で台頭してきている。UV硬化型ナノインプリント・リソグラフィは、高性能の半導体デバイスを製作するために必要な解像度及びオーバーレイの要件に適した、インプリント・リソグラフィの変種である。UV硬化型ナノインプリント・リソグラフィにおいては、浮彫りパターンを有する機械的に剛性の鋳型と基板との間で低粘度の感光性成形材料を成形し、次いでこれを化学線で露光する。得られた三次元パターンを有する硬化層は、例えば、インプリントされたパターンを下の基板に転写するためのエッチ・マスクとして用いることができる。
インプリント・リソグラフィは、均一な組成を有する高品質のパターン形成された膜を可能な限り短い成形時間内で得るために、低揮発性かつ低粘度のレジストを必要とする。硬化性材料の組成は、硬化度、鋳型表面への接着性、下面への接着性、硬化した材料の密着強度及びインプリントされた構造部の寸法安定性にその成分が影響を与えるので、非常に重要である。ビニルエーテル・ベースのレジストは、揮発性が低く、粘度が低いこと、及びこれらの材料が非常に速い硬化速度を有することから、この目的のために魅力的な化学系である。ビニルエーテル・ベースのレジスト調合物は、化学線で露光するとカチオン性硬化することができ、硬化化学反応は、酸素のようなフリーラジカル捕捉によって影響を受けないので、そのことにより、周囲の空気に対するプロセスの感受性は小さくなる。ビニルエーテル・ベースのレジストは周囲の塩基に対して敏感であるが、それらの反応は水蒸気によって阻害することができる。
従来技術のカチオン硬化性ビニルエーテル・ベースのインプリント・レジスト系は、典型的には、ビニルエーテル架橋剤、光酸発生剤(PAG)、光反応性ビニルエーテル希釈剤及び安定剤添加剤(一般に増感剤添加剤とも呼ばれる)を含む。
増感剤/安定剤添加剤、例えば、9−アントラセンメタノール、フェナンチアジン又はクマリン6は、典型的には、光非存在下でのPAGの分解によって引き起こされる酸誘導重合反応を阻害するために添加される。あいにく、上記のもののような現在入手可能な安定剤は、不適当である。例えば、9−アントラセンメタノール安定剤は、多くのビニルエーテル、特にケイ素含有ビニルエーテルに不溶である。また、9−アントラセンメタノール安定剤の場合、低温で貯蔵すると固化が生じることがあるので、貯蔵寿命に問題がある。フェナンチアジンに関しては、特定の種類のPAG(例えば、2−[2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロ−1−(ノナフルオロブチルスルホニルオキシイミノ)−ブチル]−フルオレン)との激しい反応が生じることが観察されている。同様に、クマリン6は、おそらくはクマリン6の塩基性に起因する、遅いカチオン重合が観察されている。
Menger,F.M.及びSorrells,J.L.、J.Am.Chem.Soc.2006年、第128巻、p.4960−4961 Tays,K.及びAtkinson,J.K.、Synthetic Communications、1998年、第28巻、第5号、p.903−912
従って、当該分野において、ビニルエーテル・レジストのための改善された安定剤が必要とされている。
少なくとも2つのビニルエーテル基を有する少なくとも1つのビニルエーテル架橋剤と、単官能性ビニルエーテル化合物を含む少なくとも1つの希釈剤と、i)上記単官能性ビニルエーテル化合物及びii)上記少なくとも1つのビニルエーテル架橋剤のうちの選択された一方又は両方に可溶性の少なくとも1つの光酸発生剤と、i)エステル位置又はii)アルファ位置及び前記エステル位置、のいずれかで置換基で選択的に置換されたエステル化合物を含む少なくとも1つの安定剤とを含む、従来技術の欠点が克服され、かつ、さらなる利点が提供された、コーティング組成物を提供する。
インプリント・プロセスは、少なくとも2つのビニルエーテル基を有する少なくとも1つのビニルエーテル架橋剤と、単官能性ビニルエーテル化合物を含む少なくとも1つの希釈剤と、i)上記単官能性ビニルエーテル化合物及びii)上記少なくとも1つのビニルエーテル架橋剤のうちの選択された一方又は両方に可溶性の少なくとも1つの光酸発生剤と、i)エステル位置又はii)アルファ位置及び前記エステル位置、のいずれかで選択的に置換基で置換されたエステル化合物を含む少なくとも1つの安定剤とを含む、ビニルエーテル・レジスト調合物で基板を被覆することと、浮彫り像を有する鋳型をビニルエーテル・レジスト調合物に押しつけることと、ビニルエーテル・レジスト調合物を光カチオン硬化して、前記鋳型内の前記浮彫り像の固化した反転像の複製を形成することと、硬化した有機ビニルエーテル・レジスト調合物から鋳型を取り外すこととを含む。
さらなる特徴及び利点が、本発明の技術を通じて実現される。本発明のその他の実施形態及び態様は、本明細書中で詳述され、特許請求される発明の一部とみなされる。本発明を利点及び特徴と共により良く理解するために、説明及び図面を参照されたい。
本発明であるとみなされる主題は、本明細書の結論部分にある特許請求の範囲において詳細に指示され、明確に特許請求される。上述及びその他の本発明の目的、特徴及び利点は、以下の詳細な説明を添付の図面と共に考慮すると明らかである。
例示的なインプリント・リソグラフィ・プロセスを示す。 正規化された安定剤の効率を本発明によるエステルベースの安定剤上の置換基の関数としてグラフで示す。
詳細な説明は、例として図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を利点及び特徴と共に説明する。
従来技術において知られた問題を克服する、改善された安定化をもたらすナノインプリント用途に適したビニルエーテル・ベースのレジスト調合物が本明細書において開示される。ビニルエーテル・レジスト・コーティング組成物は一般に、少なくとも1つのビニルエーテル架橋剤と、単官能性ビニルエーテル化合物を含む少なくとも1つの希釈剤と、少なくとも1つの置換エステル安定剤とを含む。1つの実施形態において、コーティング組成物は、295ケルビンにおいて100センチポアズ以下の粘度を有する。
置換エステル安定剤は、溶解度を高め、かつ低い揮発性を与えるために、アルファ及び/又はエステル位置に置換基を有する。1つの実施形態において、置換エステル安定剤は、次式(I)のものである。
Figure 2013502708

ここでR(すなわち、アルファ位置の置換)は、ヒドロカルビル置換基からなる群から独立して選択され、ヒドロカルビル置換基は、直鎖アルキル基、分枝アルキル基、シクロアルキル基、ビシクロアルキル基、フッ素化直鎖アルキル基、フッ素化分枝アルキル基、フッ素化シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルカリール基、アルケニル基、シクロアルケニル基、ジヒドロピラニル基、ジヒドロフラニル基、アルクアルケニル基、アルケニルアルキル基、アルキニル基、アルクアルキニル基、アルキニルアルキル基、トリフルオロメチル基、トリフルオロエチル基、トリフルオロプロピル基、シアノプロピル基、トリストリアルキルシリル基、トリス−トリアリールシリル基、トリス−トリアルカリールシリル基、トリス−トリアラルキルシリル基、トリス−トリアルケニルシリル基、トリス−トリフルオロアルキル基、トリス−トリアルキニルシリル基、トリス−トリフルオロメチルシリル基、トリス−トリフルオロエチルシリル基、トリス−トリフルオロプロピルシリル基、及びトリス−シアノプロピルシリル基からなる群から選択され、R(すなわち、エステル位置の置換)は、直鎖アルキル、直鎖アルコキシ基、直鎖アルコキシカルボニルメチル基、分枝アルキル、分枝アルコキシ基、分枝アルコキシカルボニルメチル基、シクロアルキル基、シクロアルコキシ又はビシクロアルコキシ基、フッ素化直鎖アルキル基、フッ素化分枝アルキル基、フッ素化シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルカリール基、アルケニル基、シクロアルケニル基、ジヒドロピラニル基、ジヒドロフラニル基、アルクアルケニル基、アルケニルアルキル基、アルキニル基、アルクアルキニル基、アルキニルアルキル基、トリフルオロメチル基、トリフルオロエチル基、トリフルオロプロピル基、シアノプロピル基、トリストリアルキルシリル基、トリス−トリアリールシリル基、トリス−トリアルカリールシリル基、トリス−トリアラルキルシリル基、トリス−トリアルケニルシリル基、トリス−トリフルオロアルキル基、トリス−トリアルキニルシリル基、トリス−トリフルオロメチルシリル基、トリス−トリフルオロエチルシリル基、トリス−トリフルオロプロピルシリル基、及びトリス−シアノプロピルシリル基からなる群から選択されるヒドロカルビル置換基からなる群から選択される。
置換エステル安定剤の例としては、アントラセンカルボン酸メチルエステル、アントラセンカルボン酸イソプロピルエステル、アントラセンカルボン酸ブチルエステル、アントラセンカルボン酸イソプロポキシカルボニルメチルエステル、アントラセンカルボン酸メトキシカルボニルメチルエステル、アントラセンカルボン酸tert−ブトキシカルボニルメチルエステル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸tert−ブチル、安息香酸メチルエステル、安息香酸イソプロピルエステル、安息香酸tert−ブチルエステル、それらの組合せなどが挙げられるが、これらに限定されない。
少なくとも1つの単官能性ビニルエーテル希釈剤であって、少なくとも1つの単官能性ビニルエーテル希釈剤が単一のビニルエーテル基(CR=CRO−)を有するものは、以下の構造(II)で表すことができる。
C(R)(R)=C(R)OC(R)(R) (II)
1つの実施形態において、少なくとも1つの単官能性ビニルエーテル希釈剤は、ケイ素及びフッ素置換基を含まない。
レジスト組成物はさらに、少なくとも2つのビニルエーテル基を有する少なくとも1つのビニルエーテル化合物も含み、多官能性ビニルエーテルは、以下の構造(III−V)で表すことができる。
Figure 2013502708
式(II)−(V)において、各mは、1から20の整数で表され、「m」は、直鎖又は環式若しくは多環式構造として配置されるものとすることができる。各nは、1から10の整数で表され、nで表されるC(R13)(R14)基の各々について、R13基及びR14基は、各出現箇所で独立して選択され、必ずしも同一である必要はないことが理解される。炭素骨格(nC)は、直鎖又は環式若しくは多環式構造として配置されるものとすることができる。各pは、1から10の整数で表され、pで表されるC(R25)(R26)基の各々について、R25基及びR26基は、各出現箇所で独立して選択され、必ずしも同一である必要はないことが理解される。炭素骨格(pC)は、直鎖又は環式若しくは多環式構造として配置されるものとすることができる。各qは、1から10の整数で表され、qで表されるC(R27)(R28)基の各々について、R27基及びR28基は、各出現箇所で独立して選択され、必ずしも同一である必要はないことが理解される。炭素骨格(qC)は、直鎖又は環式若しくは多環式構造として配置されるものとすることができる。各rは、1から10の整数で表される。各sは、0から10の整数で表され、sで表されるC(R39)(R40)基の各々について、R39基及びR40は、各出現箇所で独立して選択され、必ずしも同一である必要はないことが理解される。炭素骨格(sC)は、直鎖又は環式若しくは多環式構造として配置されるものとすることができる。各tは、1から10の整数で表され、tで表されるC(R41)(R42)基の各々について、R41基及びR42基は、各出現箇所で独立して選択され、必ずしも同一である必要はないことが理解される。炭素骨格(tC)は、直鎖又は環式若しくは多環式構造として配置されるものとすることができる。各uは、1から10の整数で表され、uで表されるC(R43)(R44)基の各々について、R43基及びR44基は、各出現箇所で独立して選択され、必ずしも同一である必要はないことが理解される。炭素骨格(uC)は、直鎖又は環式若しくは多環式構造として配置されるものとすることができる。各vは、0から10の整数で表される。各wは、2から6の整数で表される。
各々のR、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24、R25、R26、R27、R28、R29、R30、R31、R32、R33、R34、R35、R36、R37、R38、R39、R40、R41、R42、R43、及びR44(R−R44)は、各出現箇所で独立して、水素原子、又は第一級、第二級若しくは第三級炭素結合点を有するヒドロカルビル置換基であり、A基は、芳香族基である。
式(II−V)において、ヒドロカルビル置換基は、1−6個の炭素原子を有する直鎖アルキル又は直鎖アルコキシ基、2−12個の炭素原子を有する分枝アルキル又は分枝アルコキシ基、3−17個の炭素原子を有するシクロアルキル、ビシクロアルキル、シクロアルコキシ又はビシクロアルコキシ基、アリール基、アラルキル基、アルカリール基、アルケニル基、シクロアルケニル基、ジヒドロピラニル基、ジヒドロフラニル基、アルクアルケニル基、アルケニルアルキル基、アルキニル基、アルクアルキニル基、アルキニルアルキル基、及びシアノプロピル基からなる群から選択することができる。さらに、ヒドロカルビル基は、他のR基と連結して、3個から8個の炭素原子を有する炭素環を形成することができる。ヒドロカルビル置換基は、ビニルエーテル基である、C(R45)(R46)=C(R47)OC(R48)(R49)[C(R50)(R51)]n、及びC(R52)(R53)=C(R54)OC(R55)(R56)[C(R57)(R58)OC(R59)(R60)]から選択することもでき、ここで、各R45、R46、R47、R48、R49、R50、R51、R52、R53、R54、R55、R56、R57、R58、R59、R60(R45−R60)は、各出現箇所で独立して、水素原子、又は第一級、第二級若しくは第三級炭素結合点を有するヒドロカルビル置換基とすることができ、r及びnは、上記の通りである。好ましくは、ビニルエーテル架橋剤は、ケイ素及びフッ素置換基を含まない。
ビニルエーテル・レジスト組成物は、さらに、放射線官能性光酸発生剤(PAG)を含む。PAGは、化学線に露光されると酸を発生する化合物である。種々の実施形態において、イオン性及び非イオン性PAGを含む任意の適切な光酸発生剤を、選択された光酸発生剤がコーティング組成物中に十分に溶解し、かつ得られた溶液がディスペンス・プロセス又はスピンコーティングなどによって基板上に被膜を形成することができる限りにおいて用いることができる。本出願を読んだ後の当業者には周知のように、本発明の種々の実施形態において以下の例示的な光酸発生剤の種類を使用することができる。
典型的な光酸発生剤は、これらに限られないが、(1)スルホニウム塩、例えば、パーフルオロメタンスルホン酸トリフェニルスルホニウム(トリフェニルスルホニウムトリフレート)、パーフルオロブタンスルホン酸トリフェニルスルホニウム、パーフルオロペンタンスルホン酸トリフェニルスルホニウム、パーフルオロオクタンスルホン酸トリフェニルスルホニウム、ヘキサフルオロアンチモン酸トリフェニルスルホニウム、ヘキサフルオロ砒酸トリフェニルスルホニウム、ヘキサフルオロリン酸トリフェニルスルホニウム、臭化トリフェニルスルホニウム、塩化トリフェニルスルホニウム、ヨウ化トリフェニルスルホニウム、パーフルオロ−ブタンスルホン酸2,4,6−トリメチルフェニルジフェニルスルホニウム、ベンゼンスルホン酸2,4,6−トリメチルフェニルジフェニルスルホニウム、パーフルオロオクタンスルホン酸トリス(t−ブチルフェニル)スルホニウム、塩化ジフェニルエチルスルホニウム、及び塩化フェナシルジメチルスルホニウム、(2)ハロニウム塩、特に、パーフルオロメタンスルホン酸ジフェニルヨードニウム(ジフェニルヨードニウムトリフレート)、パーフルオロブタンスルホン酸ジフェニルヨードニウム、パーフルオロペンタンスルホン酸ジフェニルヨードニウム、パーフルオロオクタンスルホン酸ジフェニルヨードニウム、ヘキサフルオロアンチモン酸ジフェニルヨードニウム、ヘキサフルオロ砒酸ジフェニルヨードニウム、ビス−(t−ブチルフェニル)−ヨードニウムトリフレート、及びカンファニルスルホン酸ビス−(t−ブチルフェニル)−ヨードニウムを含む、ヨードニウム塩、(3)α,α’−ビス−スルホニル−ジアゾメタン、例えば、ビス(p−トルエンスルホニル)ジアゾメタン、メチルスルホニルp−トルエンスルホニルジアゾメタン、1−シクロへキシルスルホニル−1−(1,1−ジメチルエチルスルホニル)ジアゾメタン、及びビス(シクロへキシルスルホニル)ジアゾメタン、(4)イミド及びヒドロキシイミドのトリフルオロメタンスルホン酸エステル、例えば、α−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド(MDT)、(5)スルホン酸ニトロベンジルエステル、例えば、p−トルエンスルホン酸2−ニトロベンジル、p−トルエンスルホンサン2,6−ジニトロベンジル、及びp−トリフルオロメチルベンゼンスルホン酸2,4−ジニトロベンジル、(6)スルホニルオキシナフタルイミド、例えば、N−カンファースルホニルオキシナフタルイミド及びN−ペンタフルオロフェニルスルホニルオキシナフタルイミド、(7)ピロガロール誘導体(例えば、ピロガロールのトリメシレート)、(8)ナフトキノン−4−ジアジド、(9)ジスルホン酸アルキル、(10)s−トリアジン誘導体、及び(11)t−ブチルフェニル−α−(p−トルエンスルホニルオキシ)アセテート、t−ブチル−α−(p−トルエンスルホニルオキシ)アセテート、及びN−ヒドロキシナフタルイミドドデカンスルホネート(DDSN)、及びベンゾイントシレートを含む、その他のスルホン酸発生剤、を含む。
本明細書において提供されるコーティング組成物及び方法との組合せで有用なさらなる適切な光酸発生剤は、当業者に公知である。
例として、コーティング組成物のPAGは、以下の構造(VI−VIII)のうちの少なくとも1つを含むことができる。
Figure 2013502708
ビニルエーテル架橋剤と希釈剤との比は、およそ3:7から9.5:0.5である。他の実施形態において、ビニルエーテル架橋剤と希釈剤との比は、およそ5:5から9.5:0.5であり、さらに他の実施形態において、ビニルエーテル架橋剤と希釈剤との比は、およそ7:3から9.5:0.5である。
光酸発生剤は、架橋剤成分と希釈剤成分との総重量のおよそ0.1から5wt%で存在し、他の実施形態においては、光酸発生剤は、架橋剤成分と希釈剤成分との総重量のおよそ0.2から3wt%で存在する。
安定剤は、ビニルエーテル架橋剤成分と希釈剤成分との総重量のおよそ0.1から5wt%で存在し、他の実施形態においては、安定剤は、ビニルエーテル可溶剤成分と希釈財政分との総重量のおよそ0.2から3wt%で存在する。
1つの実施形態において、組成物中の全架橋剤は28.2から29.9wt%であり、このとき希釈剤は66.0から69.9wt%であり、光酸発生剤を含む安定剤は0.2から5.8wt%である。別の実施形態において、組成物中の全架橋剤は47.0から49.9wt%であり、このとき希釈剤は47.0から49.9wt%であり、光酸発生剤を含む安定剤は0.2から6.0wt%である。さらに別の実施形態において、組成物中の全架橋剤は66.0から69.9wt%であり、このとき希釈剤は28.2から29.9wt%であり、光酸発生剤を含む安定剤は0.2から5.8wt%である。
図1は、ビニルエーテル・レジスト調合物を使用した例示的なインプリント・プロセス10による像形成を示す。このプロセスは、最初に、本発明によるビニルエーテル・レジスト調合物をベース基板14上に塗布することを含む。ベース基板14を、最初に接着促進剤16で被覆することもできる。次に、表面にナノ構造を有する鋳型18とベース基板14とを位置合わせし、鋳型18を塗布されたレジスト12に押しつけるようにしてこれらの間の空隙を小さくする。鋳型は、剥離層(図示せず)を含んでいてもよい。次いで、鋳型18の裏側を通して、活性化放射20でビニルエーテル・レジスト12を照射して、ビニルエーテル・レジスト12を光カチオン硬化する。次いで、鋳型18を取り外して、鋳型内の浮彫りパターンの固化した反転像を表す比較的低アスペクト比の高解像度構造部を備えた、今まさに硬化されインプリントされた媒体を残す。実際には、層16とインプリントされた構造部との間に薄い均一な硬化フォトレジストの残留層(図示せず)が残ることがある。次いで、硬化されインプリントされた媒体をエッチングして、高アスペクト比の高解像度構造部をベース基板内に形成する。
以下の実施例は、例示のみの目的で提示されるものであり、本発明の範囲を限定することを意図するものではない。
以下の実施例において、シクロヘキシルビニルエーテル(CHVE)、2−エチルヘキシルビニルエーテル(EHVE)、ジエチレングリコールジビニルエーテル(DGDVE)及び9−アントラセンメタノール(9−AM)は、Aldrich Chemical Companyから入手した。1,4−ブタンジオールジビニルエーテル(BDVE)、トリメチレングリコールジビニルエーテル(TMPVE)、シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル(CHDVE)及びノナンジオールジビニルエーテル(NDVE)は、日本カーバイド工業株式会社から入手した。
1,3−ベンゼンジメチルジビニルエーテル(BDMDVE)を、500ml定圧滴下漏斗と、オーバーヘッドスターラと、熱電対と、窒素導入口とを備えた2リットルの3つ口丸底フラスコに、27g(0.74mol)の水素化アルミニウムリチウム(95%)及び1000mlの無水テトラヒドロフラン(THF)を入れた中で調製された1,3−ベンゼンジメタノールから合成した。滴下漏斗に、100g(0.493mol)の二塩化イソフタロイルを400mlの無水THF中に入れた溶液を仕込んだ。塩化ジアシルを、氷浴中で冷却しながら2時間かけてゆっくりと加えた。添加が完了したら、氷浴を取り去り、懸濁液を4時間かけて室温へと到達させ、この時点で再度冷却して、200mlの酢酸エチルをゆっくりと加えて、残った水素化物を分解した。滴下漏斗に200mlの2M NaOHを再度仕込み、次にこれを、続いて懸濁液が顆粒状の外観になるまで、激しく撹拌しながらゆっくりと加えた。懸濁液を濾過し、酢酸エチルで良く洗った。次いで、濾液と洗浄液とを合わせたものを塩水で洗い、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、ロータリーエバポレータで蒸発させると、64g(94%)の1,3−ベンゼンジメタノールが透明な無色の油状物として得られ、これは静置しておくと固化した。次にBDMDVEを、陽圧窒素導入口と磁気撹拌子とを備えた2リットル丸底フラスコに、64g(0.46mol)の1,3−ベンゼンジメタノール、10g(0.03mol)の酢酸水銀及び1リットルのエチルビニルエーテルを入れた中で調製した。溶液を室温で4日間撹拌し、この時点でこれを飽和重炭酸ナトリウム溶液及び塩水で良く洗った。次に、この溶液を20gの無水硫酸マグネシウム上で3日間撹拌し(反応は、酸性硫酸マグネシウム上で撹拌することによって完了へと進められる)、濾過し、ロータリーエバポレレータで蒸発させた。得られた油状物を、8インチのビグリュー管に2回通して蒸留し、1mmHgで沸点=84℃のBDMDVEを53g(60%)得た。
トリメチルシリルメチルビニルエーテル(TMSVE)を、磁気撹拌子と、熱電対と、窒素導入口を備えた500mLの3つ口丸底フラスコに、19.3g(0.185mol)のトリメチルシリルメタノール、300mLのエチルビニルエーテル及び2.25g(0.007mol)の酢酸水銀を入れた中で合成した。溶液を窒素下、室温で48時間撹拌し、その時点でこれを飽和重炭酸ナトリウム、水及び塩水でよく洗った。有機層を無水硫酸マグネシウム上で1時間乾燥し、濾過した。濾液を、固体炭酸ナトリウムから8インチのビグリュー管を通して周囲圧力で蒸留して、エチルビニルエーテルを除去し、その後、26mmHgで真空蒸留した。51℃で蒸留された生成物を18.3g(76%)を得た。
2−[(トリス−トリメチルシリル)シリル]エチルビニルエーテル(TMS3SiVE)を、氷浴と、オーバーヘッドスターラと、サーモウェルと、窒素導入口を備えた125mLの定圧滴下漏斗とを備えた1Lの4つ口丸底フラスコ内で調製された[(トリス−トリメチルシリル)シリル]エタノールから合成した。フラスコに、水素化アルミニウムリチウム(95%、7.6g、0.19mol)及び無水エーテル(800mL)を窒素雰囲気下で加えた。滴下漏斗に、酢酸(トリス−トリメチルシリル)シリルエチル(62.0g、0.185mol)を仕込んだ。フラスコを5℃まで冷却し、酢酸シリルをゆっくりと加え、温度を<10℃に維持した。懸濁液を室温まで到達させ、終夜撹拌した。次いで混合物を再度冷却し、重い顆粒状の固体が得られるまで、激しく撹拌しながら水をゆっくりと滴下した。固体を濾別し、エーテルで良く洗い、洗浄液を濾液と合わせて、ロータリーエバポレータで蒸発させた。このようにして得られた白色固体を、4回の追加量のエーテルと共に蒸発させ、その後これを500mLのエーテル中に取り、3×500mLの水で洗った。エーテル溶液をMgSO上で乾燥し、濾過し、ロータリーエバポレータで蒸発させ、窒素ブリードしながら40℃の減圧オーブン中で乾燥させて、52.5g(97%)の白色ワックス状固体を得た。上記酢酸(トリス−トリメチルシリル)シリルエチルは、熱電対制御式加熱マントルと、オーバーヘッドスターラと、サーモウェルと、窒素導入口を備えた還流冷却器と、125mL定圧滴下漏斗とを備えた1Lの4つ口丸底フラスコの中で調製した。ヘプタン(600mL)、酢酸ビニル(17.5g、0.202mol)、及びHPtCl触媒(40mg)をフラスコに加えた。滴下漏斗に、60g(74.6mL、0.24mol)の(トリス−トリメチルシリル)シランをシリンジを通じて仕込んだ。フラスコを撹拌しながら90℃までゆっくりと加熱している間に、シランを細い流れで添加した。反応系を90℃で2日間維持し、その期間の後、混合物をCeliteのプラグを通して濾過し、ロータリーエバポレータで蒸発させた。黄色残渣を12インチのビグリュー管を2回通して蒸留し、1mmHgで沸点95−98℃の透明粘稠液体を62g(91%)得た。次に、TMS3SiVEを、磁気撹拌子、サーモウェル及び窒素導入口を備えた250mLの3つ口丸底フラスコの中で調製した。2−[(トリス−トリメチルシリル)シリル]エタノール(5.0g、0.0017mol)、エチルビニルエーテル(75mL)及び酢酸水銀(0.18g、0.56mmol)をフラスコに加えた。溶液を窒素下、室温で48時間撹拌し、その時点でこれを飽和重炭酸ナトリウム、水及び塩水で良く洗った。有機層を無水MgSO上で1時間乾燥し、濾過した。濾液を、ロータリーエバポレータで蒸発させ、固体炭酸ナトリウムから蒸留し(0.5トルにて沸点94℃)、5.1g(94%)を得た。
ジメチルジビニルオキシメチルシラン(DDMSi)を、サーモウェルと、オーバーヘッドスターラと、還流冷却器とを備えた3Lの3つ口丸底フラスコの中で調製したジメチルジヒドロキシメチルシランから合成した。ジメチルジアセトキシメチルシラン(121g、0.6mol)、メタノール(2.2L)及び濃HCl(6mL)をフラスコに加え、溶液を撹拌しながら終夜還流した。溶液を冷却し、固体重炭酸ナトリウム(10g)を加えた。混合物をさらに3時間撹拌し、その時点で、ロータリーエバポレータで溶媒を除去した。得られた残渣を500mLの水中に取り、500mLのヘキサンで1回洗った。次に水層を塩化ナトリウムで飽和させ、500mLずつの酢酸エチルで3回抽出した。MgSO上で2時間乾燥させた後、溶媒をロータリーエバポレータで除去し、蒸留された生成物(1トルで沸点62℃)53g(74%)を透明無色粘稠液体として得た。上記ジメチルジアセトキシメチルシランは、オーバーヘッドスターラと、サーモウェルと、還流冷却器とを備えた1Lの3つ口丸底フラスコの中で調製した。ジメチルジクロロメチルシラン(100g、0.64mol)、酢酸カリウム(158g、1.6mol)及び氷酢酸(150mL)をフラスコに加え、混合物を撹拌しながら終夜還流した。冷却した懸濁液を、飽和重炭酸ナトリウム溶液(2L)に激しく撹拌しながら注意深く加えた。得られた混合物を500mLずつのジエチルエーテルで4回抽出し、合わせた有機層を水及び塩水で洗った。無水MgSO上で2時間乾燥した後、溶媒を除去して、透明無色液体として122g(95%)を得た。次にDDMSiを、磁気撹拌子と、サーモウェルと、窒素導入口とを備えた2Lの3つ口丸底フラスコの中で調製した。ジメチルジヒドロキシメチルシラン(43g、0.36mol)、エチルビニルエーテル(1500mL)、酢酸水銀(7.6g、0.0025mol)及びトリエチルアミン(4.8g、0.047mol)をフラスコに加えた。溶液を、窒素下、室温で48時間撹拌し、その時点でこれを飽和重炭酸ナトリウム、水及び塩水で良く洗った。有機層を、無水MgSO上で終夜乾燥し、濾過した。濾液を、固体炭酸ナトリウムから12インチビグリュー管を通して2回蒸留し(1トルで沸点65℃)、透明無色液体として30g(58%)を得た。およそ18gの環状アセタールも単離された。
酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸tert−ブチル、安息香酸メチルエステル、安息香酸イソプロピルエステル、安息香酸tert−ブチルエステルは、TCIAmericaから入手した。
レジストで用いられる種々の有機及びケイ素含有ビニルエーテル化合物の化学構造は以下の通りである。
Figure 2013502708

Figure 2013502708
残りの化合物は、以下で詳述するように合成された。
実施例1
この実施例において、アントラセンカルボン酸メチルエステルを非特許文献1に記載のように合成し、収率は89%であった。1HNMR(CDCL):8.76(s,1H)、8.05(m,4H)、7.56(m,4H)、4.21(s,3H)。
実施例2
この実施例において、アントラセンカルボン酸イソプロピルエステルを合成した。9−アントラセンカルボン酸(2.22g、10mmol)及びトリフルオロ酢酸(3.7mL、25.97mmol)を25mLトルエン中で80分間撹拌した。イソプロパノール(2.1mL、27mmol)を加え、溶液を室温で終夜撹拌した。次に、溶液を飽和NaHCO(33mL×3)で抽出し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、ロータリーエバポレータで乾固した。収率は、2.5gの金色結晶(95%)であった。1HNMR(CDCL):8.54(s,1H)、8.06(m,4H)、7.56(m,4H)、5.66(m,1H)、1.56(d,6H)。
実施例3
この実施例において、アントラセンカルボン酸tert−ブチルエステルを合成した。9−アントラセンカルボン酸(1.11g、5mmol)及びトリフルオロ酢酸(1.84mL、13mmol)を12.5mLトルエン中で60分間撹拌した。t−ブタノール(1.0g、13.5mmol)を加え、溶液を室温で終夜撹拌した。次に、溶液を飽和NaHCO(15mL×3)で抽出し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、ロータリーエバポレータで乾固した。収率は、0.21gの結晶(15%)であった。1HNMR(CDCL):8.51(s,1H)、8.05(dd,4H)、7.55(m,4H)、1.81(s,9H)。
実施例4
この実施例において、アントラセンカルボン酸イソプロポキシカルボニルメチルエステルを合成した。イソプロピルグリコレートを非特許文献2に記載のように合成した。グリコール酸(19.66g、258.5mmol)を、0.22g(1.14mmol)のp−トルエンスルホンサンを含む150mLのイソプロパノールに溶解した。溶液を、4オングストロームのモレキュラーシーブを入れたソックスレー抽出器を用いて、終夜還流させた。室温まで冷やした後、反応系を10%水性炭酸ナトリウムに注ぎ入れ、過剰のIPAをロータリーエバポレータで除去し、生成物を塩化メチレン(3×)内に抽出し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、ロータリーエバポレータで乾固した。イソプロピルグリコレートの収率は、9.07(30%)であった。1HNMR(CDCL):5.12(m,1H)、4.12(d,2H)、2.48(m,1H)、1.30(d,6H)。
9−アントラセンカルボン酸(1.11g、5mmol、1当量)、無水トリフルオロ酢酸(1.84mL、13mmol、2.6当量)及び12.5mLのトルエンをフラスコ内に入れ、1時間撹拌して溶解させた。反応系にイソプロピルグリコレート(1.54g、13mmol、2.6当量)を加え、終夜撹拌した。次に溶液を飽和NaHCO溶液(15mL×3)ずつで洗った。有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、ロータリーエバポレータで乾固し、その後、60℃の減圧オーブン内で終夜乾燥した。これにより、1.45gの2−イソプロポキシ−2−オキソエチルアントラセン−9−カルボキシレートが得られ、収率は90%であった。1HNMR(CDCL):8.59(s,1H)、8.36(d,2H)、8.05(d,2H)、7.60(m,4H)、5.29(m,1H)、5.07(s,2H)1.40(d,6H)。
実施例5
この実施例において、アントラセンカルボン酸メトキシカルボニルメチルエステルを合成した。9−アントラセンカルボン酸(1.11g、5mmol、1当量)、トリフルオロ酢酸無水物(1.84mL、13mmol、2.6当量)及び12.4mLのトルエンをフラスコ内に入れ、1時間撹拌して溶解させた。反応系にメチルグリコレート(1.04mL、13.5mmol、2.7当量)を加え、終夜撹拌した。次に溶液を飽和NaHCO溶液(15mL×3)ずつで洗った。有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、ロータリーエバポレータで乾固し、その後、60℃の減圧オーブン内で終夜乾燥した。これにより、1.27gの淡黄褐色結晶が得られ、収率は87%であった。1HNMR(CDCL):8.59(s,1H)、8.34(d,2H)、8.05(d,2H)、7.60(m,4H)、5.31(m,1H)、3.94(s,3H)1.58(s,6H)。
実施例6
この実施例において、アントラセンカルボン酸tert−ブトキシカルボニルメチルエステルを合成した。9−アントラセンカルボン酸(10.0g)、カリウムtert−ブトキシド(5.5g)及び無水ジメチルホルムアミドをフラスコ内に入れ、1時間撹拌して溶解させた。tert−ブチルブロモアセテート(10.0g)を反応系に加え、23℃で2時間撹拌した。酢酸エチル(20.0g)を溶液に注ぎ入れた。次に、溶液を水で洗った。有機層をロータリーエバポレータで乾固し、60℃の減圧オーブン内で終夜乾燥した。これにより、11.2gを得た。
実施例7
この実施例において、ビニルエーテル光硬化性レジスト調合物を調製して、種々の安定剤の効率を評価した。レジストは、ジエチレングリコールジビニルエーテル(DGDVE)と、商品名CGI1906でCiba Specialty Chemicalsから市販されている2−[2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロ−1−(ノナフルオロブチルスルホニルオキシイミノ)−ブチル]−フルオレン(濃度74mmol/L)及び濃度36mmol/Lの安定剤とで構成した。例として、アントラセンカルボン酸t−ブトキシカルボニルメチルエステル(9−ABM)についての試験調合物を、12.40mg(0.74mmol)CGI1906及び2.76mg(0.36mmol)のエステルとを0.25mLのジエチレングリコールジビニルエーテルに溶解することによって調製した。レジストを40℃で貯蔵し、固化の時間量を監視することによって、促進老化試験を行った。安定剤を含まないレジスト調合物に対する貯蔵寿命の改善、並びに代表的な従来技術の安定剤である9−アントラセンメタノールとの比較を提供する。結果を表1及び図2に示す。
Figure 2013502708
結果は、置換エステル安定剤は、いかなる安定剤も含まないビニルエーテル・レジスト調合物に比べて10%の貯蔵寿命の改善をもたらす9−アントラセンメタノール(9−AM)と少なくとも同じくらい有効であることを示す。試験された置換エステルの中でも、アントラセンカルボン酸−tert−ブトキシカルボニルメチルエステル(9−ABM)は、いかなる安定剤も含まない同じレジスト調合物に比べて160%の貯蔵寿命の改善をもたらした。従来技術の9−AMに比べて、9−ABM置換エステルは、貯蔵寿命の改善において130%を超える向上を示した。促進老化の研究は40℃で行ったので、室温及びそれ以下では有効性はさらに著しく大きいことが予期される。試験されたすべてのエステルが安定化のために有効であったが、酢酸エステルは、ある種の用途には適しているかもしれないとはいえ、比較的揮発性であり、貯蔵中に調合物からいくらかの蒸発を示すことがあるので、一般的にそれほど望ましいとはいえない。
実施例8
この実施例において、種々の有機及びケイ素含有ビニルエーテル中での9−アントラセンカルボン酸−tert−ブトキシカルボニルメチルエステル(9−ABM)の安定剤の溶解度を、9−アントラセンメタノール(9−AM)の溶解度と比較した。評価した結果及び濃度を表2及び表3に示す。
Figure 2013502708

Figure 2013502708

9−ABMは、1.4重量パーセントで、評価したすべてのビニルエーテルに可溶であった。対照的に、9−AMは、半分の濃度(0.7重量パーセント)で、ケイ素含有ビニルエーテルに可溶ではなかった。より高濃度の9−AMの場合、DGDVE(すなわちジエチレングリコールジビニルエーテル)以外の評価したすべてのビニルエーテルに対して不溶性が観察された。
実施例9
この実施例において、9−AM(すなわち、従来技術の9−アントラセンメタノール)又は9−ABM(すなわち、アントラセンカルボン酸−tert−ブトキシカルボニルメチルエステル)安定剤を含むビニルエーテル・レジスト調合物について、膜の平滑度を比較した。各ビニルエーテル・レジスト調合物は、PAG及び安定剤を含んでいた。PAGであるCGI1906の濃度は、架橋剤と希釈剤の重量を足したものの2.5wt%であった。安定剤である9−AM及び9−ABMの濃度は、架橋剤と希釈剤の重量を足したものの0.7wt%であった。
安定剤9−AM又は9−ABM(3.5mg)及び12.5mgのCGI1906を0.4gのDGDVEおよび0.1gのEHVEに溶解して、試験調合物を準備した。
新たに清浄化したシリコン基板を、最初に1mLのo−(ビニルオキシブチル)−n−(トリエトキシシリルプロピル)ウレタン接着促進剤で被覆し、カバーをかけた容器の中に入れて45秒間置き、ウェハを3,000rpmで60秒間スピンさせることによって乾燥させた。AlN剥離層を石英基板上にスパッタ堆積し、これはUV光に対して完全に透明であることを確認した。次いで、シリコン基板及び石英基板を乾燥窒素でパージしたグローブボックス内に置いた。特定のビニルエーテル・レジスト調合物をシリコン基板の接着促進剤上に置き、剥離層がビニルエーテル・レジスト調合物に直接接触するように、ただちに石英基板で覆った。この組立体をグローブボックスから取り出し、ただちに、フィルタを通した365nmHgランプ(Optical Associates,Inc.)の出力に220mJ/cmの線量で曝露した。硬化したら、石英基板をビニルエーテル・レジストから分離した。硬化したレジストのモルフォロジを、Veeco Dimension V 走査型プローブ顕微鏡を用いてタッピングモードで測定した。測定は、333kHzカンチレバーを用いて行った。硬化した膜の表面粗さを表4に示す。粗さの値は、9−AM又は9−ABMを含むレジスト調合物間でほぼ同じであり、これは許容できる平滑度である。
Figure 2013502708
実施例10
この実施例において、CoN剥離層の接着エネルギーを、上記の9−AM又は9−ABMを含む代表的なレジスト調合物について比較した。
接着エネルギーは、二重カンチレバービームモードで作動されるDTS層間剥離装置(Delaminator)を用いて測定した。試験片を、1つシリコン、1つは石英の、両方とも8mm×65mmの2つのバーを用いて準備した。石英バーは、スパッタリングによってCoN剥離層で被覆した。シリコンバーは、接着促進剤としてo−(ビニルオキシブチル)−n−(トリエトキシシリルプロピル)ウレタン(Gelest)で被覆した。両方のバーは一端にエポキシ化されたタブを有しており、これはバーのコーティングされていない側に取り付けられていた。バーを、乾燥窒素でパージしたグローブボックスの中に置いた。2−3マイクロリットルの選択された有機ビニルエーテル・レジストをシリコンバーの接着促進剤で被覆された側に滴下し、その後ただちに、CoNでコーティングされた側がレジスト組成物に接するように石英バーで覆った。レジストは均一に拡がった。このサンドイッチ構造体をグローブボックスから取り出し、ただちに、OAI中波長UVランプからの出力で240mJ/cmで照射した。CoNで被覆された膜は、UV光の約72%を透過した。タブが取り付けられた端部を層間剥離装置のグリップに固定し、脱着(debonding)測定を硬化の直後に開始した。層間剥離機は、室内の空気中に周囲湿度で置いた。層間剥離機の変位速度は、2ミクロン/秒で一定に保持した。データを分析して、G(J/mで表された臨界エネルギー剥離率)を得たが、これは、当業者に周知の従来のビーム力学で用いられる接着強度の尺度である。結果を表5に示す。
Figure 2013502708

データは、CoN剥離層と共に用いられた場合に、9−AM又は9−ABMを含むレジスト調合物が非常に低い破壊エネルギーを有することを示し、このことは、インプリントスタンプの取り外しには非常に望ましい。
図1の流れ図は単なる例である。本発明の真意から逸脱することなく、この図又はそこに記載されたステップ(若しくは動作)に対する多くの変形が存在し得る。例えば、ステップは異なる順序で行うことができ、又はステップを追加、削除又は改変することができる。これらの変形は、特許請求される発明の一部であるとみなされる。
上記の本発明の実施形態の説明は、例証及び説明のために提示されたものである。これは、網羅的であることも、本発明をまさに開示された通りのものに限定することも意図するものではなく、多くの改変及び変形が可能である。当業者には自明であり得るこのような改変及び変形は、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲内に含まれるものであることが意図される。
10:インプリント・プロセス
12:レジスト
14:ベース基板
16:接着促進剤
15:鋳型

Claims (22)

  1. 少なくとも2つのビニルエーテル基を有する少なくとも1つのビニルエーテル架橋剤と、
    単官能性ビニルエーテル化合物を含む少なくとも1つの希釈剤と、
    i)前記単官能性ビニルエーテル化合物及びii)前記少なくとも1つのビニルエーテル架橋剤のうちの選択された一方又は両方に可溶性の少なくとも1つの光酸発生剤と、
    i)エステル位置又はii)アルファ位置及び前記エステル位置、のいずれかで置換基で選択的に置換されたエステル化合物を含む、少なくとも1つの安定剤と
    を含む、コーティング組成物。
  2. 前記アルファ位置の前記置換基が、脂肪族又は芳香族である、請求項1に記載のコーティング組成物。
  3. 前記エステル位置の前記置換基が、脂肪族又は芳香族である、請求項1に記載のコーティング組成物。
  4. 前記アルファ位置の前記置換基が、メチル、ベンジル、アントラセニル、及びナフタレニルからなる群から選択される、請求項1に記載のコーティング組成物。
  5. 前記エステル位置の前記置換基が、メチル、イソプロピル、及び第三級ブチルからなる群から選択される、請求項1に記載のコーティング組成物。
  6. 前記少なくとも1つの安定剤が、前記光酸発生剤の15wt%未満で存在する、請求項1に記載のコーティング組成物。
  7. 前記少なくとも1つの安定剤が、前記ビニルエーテル架橋剤成分と前記希釈剤成分との総重量の約0.1から5wt%で存在する、請求項1に記載のコーティング組成物。
  8. 前記少なくとも1つの安定剤が、前記ビニルエーテル架橋剤成分と前記希釈剤成分との総重量の約0.2から3wt%で存在する、請求項1に記載のコーティング組成物。
  9. 前記少なくとも1つの安定剤が、次式
    Figure 2013502708
    のものであり、ここでRが、ヒドロカルビル置換基であり、前記ヒドロカルビル置換基が、直鎖アルキル基、分枝アルキル基、シクロアルキル基、ビシクロアルキル基、フッ素化直鎖アルキル基、フッ素化分枝アルキル基、フッ素化シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルカリール基、アルケニル基、シクロアルケニル基、ジヒドロピラニル基、ジヒドロフラニル基、アルクアルケニル基、アルケニルアルキル基、アルキニル基、アルクアルキニル基、アルキニルアルキル基、トリフルオロメチル基、トリフルオロエチル基、トリフルオロプロピル基、シアノプロピル基、トリストリアルキルシリル基、トリス−トリアリールシリル基、トリス−トリアルカリールシリル基、トリス−トリアラルキルシリル基、トリス−トリアルケニルシリル基、トリス−トリフルオロアルキル基、トリス−トリアルキニルシリル基、トリス−トリフルオロメチルシリル基、トリス−トリフルオロエチルシリル基、トリス−トリフルオロプロピルシリル基、及びトリス−シアノプロピルシリル基からなる群から選択され、Rが、直鎖アルキル、直鎖アルコキシ基、直鎖アルコキシカルボニルメチル基、分枝アルキル、分枝アルコキシ基、分枝アルコキシカルボニルメチル基、シクロアルキル基、シクロアルコキシ基、ビシクロアルコキシ基、フッ素化直鎖アルキル基、フッ素化分枝アルキル基、フッ素化シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルカリール基、アルケニル基、シクロアルケニル基、ジヒドロピラニル基、ジヒドロフラニル基、アルクアルケニル基、アルケニルアルキル基、アルキニル基、アルクアルケニル基、アルキニルアルキル基、トリフルオロメチル基、トリフルオロエチル基、トリフルオロプロピル基、シアノプロピル基、トリストリアルキルシリル基、トリス−トリアリールシリル基、トリス−トリアルカリールシリル基、トリス−トリアラルキルシリル基、トリス−トリアルケニルシリル基、トリス−トリフルオロアルキル基、トリス−トリアルキニルシリル基、トリス−トリフルオロメチルシリル基、トリス−トリフルオロエチルシリル基、トリス−トリフルオロプロピルシリル基、及びトリス−シアノプロピルシリル基からなる群から選択されるヒドロカルビル置換基からなる群から選択される、請求項1に記載のコーティング組成物。
  10. 前記少なくとも1つの安定剤が、アントラセンカルボン酸メチルエステル、アントラセンカルボン酸イソプロピルエステル、アントラセンカルボン酸ブチルエステル、アントラセンカルボン酸イソプロポキシカルボニルメチルエステル、アントラセンカルボン酸メトキシカルボニルメチルエステル、アントラセンカルボン酸tert−ブトキシカルボニルメチルエステル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸tert−ブチル、安息香酸メチルエステル、安息香酸イソプロピルエステル、安息香酸tert−ブチルエステル、及びそれらの組合せからなる群から選択される、請求項1に記載のコーティング組成物。
  11. 前記光酸発生剤が、非イオン性である、請求項1に記載のコーティング組成物。
  12. 前記少なくとも2つのビニルエーテル基を有する少なくとも1つのビニルエーテル架橋剤が、1つ又は複数の以下の構造
    Figure 2013502708
    のものを含み、ここで、各nは1から10の整数で表され、各pは1から10の整数で表され、各qは1から10の整数で表され、各rは1から10の整数で表され、各sは0から10の整数で表され、各tは1から10の整数で表され、各uは1から10の整数で表され、各vは0から10の整数で表され、各wは3から6の整数で表され、ここで各々のR、R、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24、R25、R26、R27、R28、R29、R30、R31、R32、R33、R34、R35、R36、R37、R38、R39、R40、R41、R42、R43、及びR44は、各出現箇所で独立して、水素原子、又は第一級、第二級若しくは第三級炭素結合点を有するヒドロカルビル置換基であり、A基は芳香族基である、請求項1に記載のコーティング組成物。
  13. 前記ヒドロカルビル置換基が、1−6個の炭素原子を有する直鎖アルキル基、1−6個の炭素原子を有する直鎖アルコキシ基、2−12個の炭素原子を有する分枝アルキル基、2−12個の炭素原子を有する分枝アルコキシ基、3−17個の炭素原子を有する、シクロアルキル、ビシクロアルキル、シクロアルコキシ、3−17個の炭素原子を有するビシクロアルコキシ基、アリール基、アラルキル基、アルカリール基、アルケニル基、シクロアルケニル基、ジヒドロピラニル基、ジヒドロフラニル基、アルクアルケニル基、アルケニルアルキル基、アルキニル基、アルクアルキニル基、アルキニルアルキル基、シアノプロピル基、C(R45)(R46)=C(R47)OC(R48)(R49)[C(R50)(R51)]n、及びC(R52)(R53)=C(R54)OC(R55)(R56)[C(R57)(R58)OC(R59)(R60)]からなる群から選択され、ここで、各R45、R46、R47、R48、R49、R50、R51、R52、R53、R54、R55、R56、R57、R58、R59、R60(R45−R60)は、各出現箇所で独立して、水素原子、又は前記ヒドロカルビル置換基のうちの選択された1つである、請求項12に記載のコーティング組成物。
  14. 前記単官能性ビニルエーテル化合物を含む少なくとも1つの希釈剤が、以下の構造
    C(R)(R)=C(R)OC(R)(R
    で表され、ここで、mが、1から20の整数であり、各R、R、R、R及びRが、各出現箇所で独立して、水素原子、又は第一級、第二級若しくは第三級炭素結合点を有するヒドロカルビル置換基である、請求項1に記載のコーティング組成物。
  15. 前記ヒドロカルビル置換基が、1−6個の炭素原子を有する直鎖アルキル基、1−6個の炭素原子を有する直鎖アルコキシ基、2−12個の炭素原子を有する分枝アルキル基、2−12個の炭素原子を有する分枝アルコキシ基、3−17個の炭素原子を有する、シクロアルキル、ビシクロアルキル、シクロアルコキシ、3−17個の炭素原子を有するビシクロアルコキシ基、アリール基、アラルキル基、アルカリール基、アルケニル基、シクロアルケニル基、ジヒドロピラニル基、ジヒドロフラニル基、アルクアルケニル基、アルケニルアルキル基、アルキニル基、アルクアルキニル基、アルキニルアルキル基、シアノプロピル基、C(R45)(R46)=C(R47)OC(R48)(R49)[C(R50)(R51)]n、及びC(R52)(R53)=C(R54)OC(R55)(R56)[C(R57)(R58)OC(R59)(R60)]からなる群から選択され、ここで、各R45、R46、R47、R48、R49、R50、R51、R52、R53、R54、R55、R56、R57、R58、R59、R60(R45−R60)は、各出現箇所で独立して、水素原子、又は前記ヒドロカルビル置換基のうちの選択された1つである、請求項14に記載のコーティング組成物。
  16. 前記少なくとも1つの単官能性ビニルエーテル化合物及び前記少なくとも1つのビニルエーテル架橋剤が、ケイ素及びフッ素置換基を含まない、請求項1に記載のコーティング組成物。
  17. 少なくとも2つのビニルエーテル基を有する少なくとも1つのビニルエーテル架橋剤と、単官能性ビニルエーテル化合物を含む少なくとも1つの希釈剤と、i)前記単官能性ビニルエーテル化合物及びii)前記少なくとも1つのビニルエーテル架橋剤のうちの選択された一方又は両方に可溶性の少なくとも1つの光酸発生剤と、i)エステル位置又はii)アルファ位置及び前記エステル位置、のいずれかで置換基で選択的に置換されたエステル化合物を含む少なくとも1つの安定剤とを含む、ビニルエーテル・レジスト調合物で基板を被覆することと、
    浮彫り像を有する鋳型を前記ビニルエーテル・レジスト調合物に押しつけることと、
    前記ビニルエーテル・レジスト調合物を光カチオン硬化して、前記鋳型内の前記浮彫り像の固化した反転像の複製を形成することと、
    前記硬化した有機ビニルエーテル・レジスト調合物から前記鋳型を取り外すことと
    を含む、インプリント・プロセスによる像形成方法。
  18. 前記少なくとも1つの安定剤が、前記ビニルエーテル架橋剤成分と前記希釈剤成分との総重量の約0.2から6wt%までで存在する、請求項17に記載のインプリント・プロセスによる像形成方法。
  19. 前記少なくとも1つの安定剤が、次式
    Figure 2013502708
    のものであり、ここでRが、ヒドロカルビル置換基であり、前記ヒドロカルビル置換基が、直鎖アルキル基、分枝アルキル基、シクロアルキル基、ビシクロアルキル基、フッ素化直鎖アルキル基、フッ素化分枝アルキル基、フッ素化シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルカリール基、アルケニル基、シクロアルケニル基、ジヒドロピラニル基、ジヒドロフラニル基、アルクアルケニル基、アルケニルアルキル基、アルキニル基、アルクアルキニル基、アルキニルアルキル基、トリフルオロメチル基、トリフルオロエチル基、トリフルオロプロピル基、シアノプロピル基、トリストリアルキルシリル基、トリス−トリアリールシリル基、トリス−トリアルカリールシリル基、トリス−トリアラルキルシリル基、トリス−トリアルケニルシリル基、トリス−トリフルオロアルキル基、トリス−トリアルキニルシリル基、トリス−トリフルオロメチルシリル基、トリス−トリフルオロエチルシリル基、トリス−トリフルオロプロピルシリル基、及びトリス−シアノプロピルシリル基からなる群から選択され、Rが、直鎖アルキル、直鎖アルコキシ基、直鎖アルコキシカルボニルメチル基、分枝アルキル、分枝アルコキシ基、分枝アルコキシカルボニルメチル基、シクロアルキル基、シクロアルコキシ基、ビシクロアルコキシ基、フッ素化直鎖アルキル基、フッ素化分枝アルキル基、フッ素化シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルカリール基、アルケニル基、シクロアルケニル基、ジヒドロピラニル基、ジヒドロフラニル基、アルクアルケニル基、アルケニルアルキル基、アルキニル基、アルクアルケニル基、アルキニルアルキル基、トリフルオロメチル基、トリフルオロエチル基、トリフルオロプロピル基、シアノプロピル基、トリストリアルキルシリル基、トリス−トリアリールシリル基、トリス−トリアルカリールシリル基、トリス−トリアラルキルシリル基、トリス−トリアルケニルシリル基、トリス−トリフルオロアルキル基、トリス−トリアルキニルシリル基、トリス−トリフルオロメチルシリル基、トリス−トリフルオロエチルシリル基、トリス−トリフルオロプロピルシリル基、及びトリス−シアノプロピルシリル基からなる群から選択されるヒドロカルビル置換基からなる群から選択される、請求項17に記載のインプリント・プロセスによる像形成方法。
  20. 前記少なくとも1つの安定剤が、アントラセンカルボン酸メチルエステル、アントラセンカルボン酸イソプロピルエステル、アントラセンカルボン酸ブチルエステル、アントラセンカルボン酸イソプロポキシカルボニルメチルエステル、アントラセンカルボン酸メトキシカルボニルメチルエステル、アントラセンカルボン酸tert−ブトキシカルボニルメチルエステル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸tert−ブチル、安息香酸メチルエステル、安息香酸イソプロピルエステル、安息香酸tert−ブチルエステル、及びそれらの組合せからなる群から選択される、請求項17に記載のインプリント・プロセスによる像形成方法。
  21. 前記ビニルエーテル・レジスト調合物を光カチオン硬化することが、前記ビニルエーテル・レジスト調合物を、前記ビニルエーテル・レジスト調合物を固化するのに有効な時間及びエネルギーで、紫外線照射で露光することを含む、請求項17に記載のインプリント・プロセスによる像形成方法。
  22. 粘度が、295ケルビンにおいて15センチポアズ以下である、請求項17に記載のインプリント・プロセスによる像形成方法。
JP2012525112A 2009-08-21 2010-07-23 インプリント・リソグラフィ用ビニルエーテル・レジスト組成物 Expired - Fee Related JP5623528B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/545,161 2009-08-21
US12/545,161 US8168109B2 (en) 2009-08-21 2009-08-21 Stabilizers for vinyl ether resist formulations for imprint lithography
PCT/EP2010/060719 WO2011020675A1 (en) 2009-08-21 2010-07-23 Stabilizers for vinyl ether resist formulations for imprint lithography

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013502708A true JP2013502708A (ja) 2013-01-24
JP5623528B2 JP5623528B2 (ja) 2014-11-12

Family

ID=42966865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012525112A Expired - Fee Related JP5623528B2 (ja) 2009-08-21 2010-07-23 インプリント・リソグラフィ用ビニルエーテル・レジスト組成物

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8168109B2 (ja)
JP (1) JP5623528B2 (ja)
CN (1) CN102597874B (ja)
DE (1) DE112010003347B4 (ja)
GB (1) GB2484837B (ja)
TW (1) TWI462980B (ja)
WO (1) WO2011020675A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022140506A (ja) * 2014-10-03 2022-09-26 シラトロニクス,インコーポレイテッド 官能化シラン及び電解質組成物及びこれらを含む電気化学デバイス

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014093385A (ja) * 2012-11-02 2014-05-19 Fujifilm Corp インプリント用密着膜の製造方法およびパターン形成方法
SG11201510349TA (en) * 2013-06-19 2016-01-28 Ev Group E Thallner Gmbh Embossing Material For Embossing Lithography
JP5985442B2 (ja) 2013-07-26 2016-09-06 株式会社東芝 レジスト材料及びそれを用いたパターン形成方法
TWI677765B (zh) * 2017-02-28 2019-11-21 日商東芝機械股份有限公司 轉印方法及轉印裝置
EP3889126A4 (en) * 2018-11-27 2022-08-17 Maruzen Petrochemical Co., Ltd. METHOD FOR PRODUCING DIVINE ETHER COMPOUND HAVING AN ALKYLENE SKELETON
US11549020B2 (en) 2019-09-23 2023-01-10 Canon Kabushiki Kaisha Curable composition for nano-fabrication

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5506087A (en) * 1991-02-27 1996-04-09 Alliedsignal Inc. Stereolithography using vinyl ether based polymers
JPH10502961A (ja) * 1994-07-13 1998-03-17 アライドシグナル・インコーポレーテッド ビニルエーテル基剤コーティング系用安定剤
JPH111505A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The 分散安定剤
JP2001172251A (ja) * 1999-10-06 2001-06-26 Shin Etsu Chem Co Ltd 新規オニウム塩、光酸発生剤、レジスト材料及びパターン形成方法
US20040116548A1 (en) * 2002-12-12 2004-06-17 Molecular Imprints, Inc. Compositions for dark-field polymerization and method of using the same for imprint lithography processes
JP2005535616A (ja) * 2002-06-21 2005-11-24 ハネウェル・スペシャルティ・ケミカルズ・ゼールツェ・ゲーエムベーハー アントラセンカルボン酸及びフェナントレンカルボン酸のシリルアルキルエステル
JP2007164148A (ja) * 2005-11-21 2007-06-28 Shin Etsu Chem Co Ltd エッチングマスク用ケイ素含有膜形成用組成物、エッチングマスク用ケイ素含有膜、及び、これを用いた基板加工中間体及び被加工基板の加工方法
US20070298176A1 (en) * 2006-06-26 2007-12-27 Dipietro Richard Anthony Aromatic vinyl ether based reverse-tone step and flash imprint lithography
JP2009529584A (ja) * 2006-03-10 2009-08-20 エイゼット・エレクトロニック・マテリアルズ・ユーエスエイ・コーポレイション フォトレジスト組成物用の塩基可能性ポリマー
JP2010114209A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Fujifilm Corp 光ナノインプリント用硬化性組成物、硬化物およびその製造方法
JP2010262980A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Jsr Corp ナノインプリントリソグラフィー用硬化性組成物及びナノインプリント方法
WO2012029758A1 (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 富士フイルム株式会社 感光性樹脂組成物、オキシムスルホネート化合物、硬化膜の形成方法、硬化膜、有機el表示装置、及び、液晶表示装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5650261A (en) 1989-10-27 1997-07-22 Rohm And Haas Company Positive acting photoresist comprising a photoacid, a photobase and a film forming acid-hardening resin system
US5070117A (en) 1990-06-25 1991-12-03 Loctite Corporation Aromatic vinyl ether compounds and compositions, and method of making the same
US5648194A (en) 1995-08-03 1997-07-15 Shipley Company, L.L.C. Photoresist composition comprising an alkali-soluble resin, a quinone diazide compound and a vinyl ether
US6458865B2 (en) 1999-01-15 2002-10-01 Curators Of The University Of Missouri Photopolymerizable vinyl ether based monomeric formulations and polymerizable compositions which may include certain novel spiroorthocarbonates
US6416928B1 (en) * 1999-10-06 2002-07-09 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Onium salts, photoacid generators, resist compositions, and patterning process
US6599682B2 (en) * 2000-04-26 2003-07-29 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Method for forming a finely patterned photoresist layer
JP2002122987A (ja) 2000-10-16 2002-04-26 Kansai Paint Co Ltd ネガ型感光性樹脂組成物、ネガ型感光性ドライフィルム、その組成物を使用して得られる材料及びパターン形成方法
GR1004163B (el) * 2001-11-01 2003-02-21 Πολυκυκλικα παραγωγα τροποποιησης των οπτικων ιδιοτητων και των ιδιοτητων αντοχης στο πλασμα των πολυμερων λιθογραφιας
CA2441246A1 (en) * 2002-09-23 2004-03-23 Hilti Aktiengesellschaft Two-component foam system for producing constructional foams and their use
US7041748B2 (en) 2003-01-08 2006-05-09 International Business Machines Corporation Patternable low dielectric constant materials and their use in ULSI interconnection
JP4510759B2 (ja) 2003-05-20 2010-07-28 東京応化工業株式会社 化学増幅型ポジ型ホトレジスト組成物の製造方法及びレジストパターン形成方法
US7300739B2 (en) 2003-05-29 2007-11-27 International Business Machines Corporation Negative resists based on a acid-catalyzed elimination of polar molecules
US7419611B2 (en) 2005-09-02 2008-09-02 International Business Machines Corporation Processes and materials for step and flash imprint lithography
US7488771B2 (en) 2005-09-02 2009-02-10 International Business Machines Corporation Stabilization of vinyl ether materials
US7678529B2 (en) * 2005-11-21 2010-03-16 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Silicon-containing film forming composition, silicon-containing film serving as etching mask, substrate processing intermediate, and substrate processing method
US7749422B2 (en) 2007-03-30 2010-07-06 International Business Machines Corporation Release layer for imprinted photocationic curable resins
US8168691B2 (en) 2009-02-09 2012-05-01 International Business Machines Corporation Vinyl ether resist formulations for imprint lithography and processes of use

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5506087A (en) * 1991-02-27 1996-04-09 Alliedsignal Inc. Stereolithography using vinyl ether based polymers
JPH10502961A (ja) * 1994-07-13 1998-03-17 アライドシグナル・インコーポレーテッド ビニルエーテル基剤コーティング系用安定剤
JPH111505A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The 分散安定剤
JP2001172251A (ja) * 1999-10-06 2001-06-26 Shin Etsu Chem Co Ltd 新規オニウム塩、光酸発生剤、レジスト材料及びパターン形成方法
JP2005535616A (ja) * 2002-06-21 2005-11-24 ハネウェル・スペシャルティ・ケミカルズ・ゼールツェ・ゲーエムベーハー アントラセンカルボン酸及びフェナントレンカルボン酸のシリルアルキルエステル
US20040116548A1 (en) * 2002-12-12 2004-06-17 Molecular Imprints, Inc. Compositions for dark-field polymerization and method of using the same for imprint lithography processes
JP2007164148A (ja) * 2005-11-21 2007-06-28 Shin Etsu Chem Co Ltd エッチングマスク用ケイ素含有膜形成用組成物、エッチングマスク用ケイ素含有膜、及び、これを用いた基板加工中間体及び被加工基板の加工方法
JP2009529584A (ja) * 2006-03-10 2009-08-20 エイゼット・エレクトロニック・マテリアルズ・ユーエスエイ・コーポレイション フォトレジスト組成物用の塩基可能性ポリマー
US20070298176A1 (en) * 2006-06-26 2007-12-27 Dipietro Richard Anthony Aromatic vinyl ether based reverse-tone step and flash imprint lithography
JP2010114209A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Fujifilm Corp 光ナノインプリント用硬化性組成物、硬化物およびその製造方法
JP2010262980A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Jsr Corp ナノインプリントリソグラフィー用硬化性組成物及びナノインプリント方法
WO2012029758A1 (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 富士フイルム株式会社 感光性樹脂組成物、オキシムスルホネート化合物、硬化膜の形成方法、硬化膜、有機el表示装置、及び、液晶表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022140506A (ja) * 2014-10-03 2022-09-26 シラトロニクス,インコーポレイテッド 官能化シラン及び電解質組成物及びこれらを含む電気化学デバイス

Also Published As

Publication number Publication date
CN102597874B (zh) 2014-09-24
TWI462980B (zh) 2014-12-01
GB2484837B (en) 2013-09-04
TW201111456A (en) 2011-04-01
WO2011020675A1 (en) 2011-02-24
DE112010003347B4 (de) 2022-02-03
GB2484837A (en) 2012-04-25
US20110042862A1 (en) 2011-02-24
GB201119376D0 (en) 2011-12-21
US8168109B2 (en) 2012-05-01
JP5623528B2 (ja) 2014-11-12
DE112010003347T5 (de) 2012-08-09
CN102597874A (zh) 2012-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5623528B2 (ja) インプリント・リソグラフィ用ビニルエーテル・レジスト組成物
TWI336819B (en) Pattern forming method
KR100881883B1 (ko) 레지스트 조성물 및 레지스트 패턴 형성 방법
WO2006027996A1 (ja) Euv用レジスト組成物およびレジストパターン形成方法
JP4397834B2 (ja) ポジ型レジスト組成物、レジストパターン形成方法および化合物
WO2006046383A1 (ja) レジスト組成物、レジストパターン形成方法および化合物
TWI263861B (en) Resist material and pattern forming method
JP2009058949A (ja) 新規なスルホニウム化合物を含有するポジ型レジスト組成物、該ポジ型レジスト組成物を用いたパターン形成方法及び新規なスルホニウム化合物
JP5796237B2 (ja) フェノール系分子性ガラス、およびフェノール系分子ガラスを含むフォトレジスト組成物、および基板上にレジスト像を発生させるための方法
JP6255210B2 (ja) レジスト下層膜形成組成物
JP4545524B2 (ja) 積層体、およびレジストパターン形成方法
US8168691B2 (en) Vinyl ether resist formulations for imprint lithography and processes of use
JP4772632B2 (ja) 電子線用ネガ型レジスト組成物およびレジストパターン形成方法
KR20070064243A (ko) 포토레지스트 형성용 화합물, 이를 포함하는 저분자포토레지스트 조성물 및 패턴 형성 방법
KR100711541B1 (ko) 포지티브형 레지스트 조성물 및 이것에 사용되는 화합물
TWI299816B (en) Positive resist composition
US20040224251A1 (en) Positive resist composition
JP2004139063A (ja) 化学増幅型ポジ型レジスト組成物
TWI477912B (zh) Photoresist composition and photoresist pattern formation method
JP2007210996A (ja) シロキサン化合物、これを含むフォトレジスト組成物、およびパターン形成方法
JP2008056597A (ja) 化合物、ポジ型レジスト組成物およびレジストパターン形成方法
JP2009151264A (ja) 化合物、ポジ型レジスト組成物およびレジストパターン形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140709

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140709

RD12 Notification of acceptance of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7432

Effective date: 20140709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140909

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140909

RD14 Notification of resignation of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7434

Effective date: 20140909

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140924

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5623528

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees